太田市議会 2021-02-15
令和 3年 3月定例会-02月15日-01号
令和 3年 3月
定例会-02月15日-01号令和 3年 3月定例会
令和3年3月
太田市議会定例会会議録(第1日)
令和3年2月15日(月曜日)
〇
出席議員 30名
1番 神 谷 大 輔 2番 石井 ひろみつ
3番 前 田 純 也 4番 松 川 翼
5番 長 ただすけ 6番 松 浦 武 志
7番 八 長 孝 之 8番 水 野 正 己
9番 高 橋 え み 10番 高 木 きよし
11番 板 橋 明 12番 今 井 俊 哉
13番 高 田 靖 14番 木 村 浩 明
15番 中 村 和 正 16番 渡 辺 謙一郎
17番 大 川 敬 道 18番 尾 内 謙 一
19番 星 野 一 広 20番 高 藤 幸 偉
21番 矢 部 伸 幸 22番 久保田 俊
23番 大 川 陽 一 24番 岩 崎 喜久雄
25番 斎 藤 光 男 26番 正 田 恭 子
27番 山 田 隆 史 28番 町 田 正 行
よって、選挙の方法は
指名推選によることとし、指名の方法につきましては、議長において指名し、補充員の順位につきましても議長に一任することに決定いたしました。
太田市
選挙管理委員に、お手元に配付の資料に記載のとおり、三牧文雄氏、伊藤洋子氏、大谷恒雄氏、大島政次氏、以上4名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました4名を太田市
選挙管理委員の当選人として定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました4名が太田市
選挙管理委員の当選人と決定いたしました。
次に、太田市
選挙管理委員補充員に、お手元に配付の資料に記載のとおり、第1順位、相澤一彦氏、第2順位、八代節子氏、第3順位、岡部正幸氏、第4順位、
川上みさい氏、以上4名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました4名を太田市
選挙管理委員補充員の当選人として定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました4名が太田市
選挙管理委員補充員の当選人と決定いたしました。
◎ 議 案 上 程
議案第1号 太田市
公平委員会委員選任の同意について
議案第2号 太田市
公平委員会委員選任の同意について
議案第3号 太田市
公平委員会委員選任の同意について
○議長(
久保田俊) 次に、日程第4、議案第1号から第3号までの3議案を
一括議題といたします。
◎
提案理由の説明
○議長(
久保田俊) 朗読を省略し、直ちに執行者から
提案理由の説明を求めます。
清水市長。
◎市長(
清水聖義) 議案第1号から議案第3号までの太田市
公平委員会委員選任の同意について、一括して
提案理由のご説明を申し上げます。
この3議案は、本市の
公平委員会委員であります
横山溥氏、
山岸栄子氏及び
菅野忠夫氏の3名が、令和3年4月27日をもちまして4年の任期が満了となりますので、その後任の委員の選任につきまして、議会の同意を得たく、ご提案申し上げる次第でございます。
初めに、議案第1号でございますが、
横山溥氏の後任として引き続き同氏を選任いたしたく、ご提案申し上げるものでございます。
横山氏は、合併前の平成15年10月から
公平委員会委員に就任され、また、平成17年5月からは同委員長に就任されており、その実績から
公平委員会委員としてふさわしい人格及び識見を有するということから、本市の
公平委員会委員として適任であると考え、再度選任したいと存じます。
続きまして、議案第2号でございますが、
山岸栄子氏の後任として引き続き同氏を選任いたしたく、ご提案申し上げるものでございます。
山岸氏は、平成29年4月から
公平委員会委員に就任されており、その実績から
公平委員会委員としてふさわしい人格及び識見を有しており、本市の
公平委員会委員として適任であると考え、再度選任したいと存じます。
続きまして、議案第3号でございますが、
菅野忠夫氏の後任として山岸稔氏を選任いたしたく、ご提案申し上げるものでございます。
山岸氏は、昭和57年に
富士重工業株式会社群馬製作所に入社され、平成16年から
富士重工業労働組合専従役員として、また、平成28年からは群馬県
労働委員会委員としてご活躍されております。同氏は、社会経験が豊富で、人格、
識見ともに優れており、
労務管理等について広範な知識を有することから、本市の
公平委員会委員として適任であると考え、選任したいと存じます。
以上でございますが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
◎ 質 疑(終局)
○議長(
久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎
委員会付託の省略
○議長(
久保田俊) お諮りいたします。
3議案につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、3議案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(
久保田俊) 議事の都合により、議案第1号から第3号までの3議案についての討論は一括とし、採決は
議案ごとといたします。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(
久保田俊) これより採決いたします。
最初に、議案第1号を採決いたします。
本案を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
久保田俊)
起立全員、よって本案は原案のとおり同意されました。
次に、議案第2号を採決いたします。
本案を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
久保田俊)
起立全員、よって本案は原案のとおり同意されました。
次に、議案第3号を採決いたします。
本案を原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
久保田俊)
起立全員、よって本案は原案のとおり同意されました。
◎ 議 案 上 程
議案第4号
人権擁護委員候補者の推薦について
議案第5号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
久保田俊) 次に、日程第5、議案第4号及び議案第5号の2議案を
一括議題といたします。
◎
提案理由の説明
○議長(
久保田俊) 朗読を省略し、直ちに執行者から
提案理由の説明を求めます。
清水市長。
◎市長(
清水聖義) 議案第4号及び議案第5号の
人権擁護委員候補者の推薦について、一括して
提案理由のご説明を申し上げます。
この2議案は、本市の
人権擁護委員であります松島茂氏及び
稲葉早百合氏の2名が令和3年6月30日をもちまして3年の任期が満了となりますので、その
後任候補者の推薦につきましてご提案申し上げる次第でございます。
初めに、議案第4号でございますが、松島茂氏の後任として、引き続き同氏を推薦したいと存じます。
松島氏は、平成24年7月から
人権擁護委員に就任されており、これまでの
相談活動実績は十分であります。また、人格、
識見ともに優れ、社会経験豊富で
人権擁護に対する深い理解を有しており、
人権擁護委員として適任であると考え、再度推薦するものでございます。
続きまして、議案第5号でございますが、
稲葉早百合氏の後任として塚田清美氏を推薦したいと存じます。
塚田氏は、昭和48年に藪塚本町に入職され、人権・
男女共同参画推進係長や
児童施設課長を歴任された後、平成27年に退職されました。また、退職後は
毛里田児童館や
大隅俊平美術館で勤務されるなど、広く活躍されてこられました。
このような職歴を通して、広く社会の実績に通じ、人格、
識見ともに優れた同氏は、
人権擁護委員として適任であると考え、推薦するものでございます。
以上でございますが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
◎ 質 疑(終局)
○議長(
久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎
委員会付託の省略
○議長(
久保田俊) お諮りいたします。
2議案につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、2議案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(
久保田俊) 議事の都合により、議案第4号及び議案第5号の2議案についての討論は一括とし、採決は
議案ごとといたします。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(
久保田俊) これより採決いたします。
最初に、議案第4号を採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
久保田俊)
起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第5号を採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
久保田俊)
起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 議 案 上 程
議案第11号 令和3年度太田市
一般会計予算について
議案第12号 令和3年度太田市
国民健康保険特別会計予算について
議案第13号 令和3年度太田市
住宅新築資金等貸付特別会計予算について
議案第14号 令和3年度太田市
後期高齢者医療特別会計予算について
議案第15号 令和3年度太田市八王子山
墓園特別会計予算について
議案第16号 令和3年度太田市
介護保険特別会計予算について
議案第17号 令和3年度太田市
太陽光発電事業特別会計予算について
議案第18号 令和3年度太田市
下水道事業等会計予算について
○議長(
久保田俊) 次に、日程第6、議案第11号から第18号までの8議案を
一括議題といたします。
◎ 施政並びに
財政方針の説明
○議長(
久保田俊) 市長から施政並びに
財政方針の説明を求めます。
清水市長。
◎市長(
清水聖義) 令和3年3月
市議会定例会の開会に当たり、令和3年度の施政並びに
財政方針について申し上げ、議員各位、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
令和2年は、
新型コロナウイルス感染症との闘いの年でした。そして今もその闘いが続いています。我々はこの闘いの中で多くのものを失いました。特に、祭りやイベントの中止、
社会生活や
経済活動の制限などにより、市民との対話や笑顔に触れる機会を数え切れないほど奪われてしまいました。何よりも大切にしてきたこれらの触れ合いの機会があったからこそ、市民の目線に立つことができたと改めて痛感しています。この困難な状況に立ち止まることなく市民に寄り添い続けていきたいと考えています。
そこで、市民の命、健康を考えたとき、令和3年度は新たに
福祉医療における
高校生世代医療費助成事業や
救急医療対策における
ドクターカー運営費補助事業に取り組む費用をこの予算に盛り込むことといたしました。
医療助成制度と
救急医療体制の拡充により、市民の命、健康を守っていく所存です。
さて、我が国の経済は、
新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあります。令和3年度においては、
感染拡大防止と
社会経済活動の両立を図りながら、
実質GDPの成長率を4.0%と見込み、コロナ前の水準に回帰することを見込んでいるところです。国の当初
予算規模は、過去最大を更新し続け、3年連続で100兆円を超えており、
感染拡大防止に万全を期しつつ、
デジタル社会、
グリーン社会、活力ある地方、
少子化対策など全
世代型社会保障制度等の中長期的な課題にも対応する予算としています。また、
地方財政計画においては、景気の落ち込みに伴う税収減を反映し、
予算規模は前年を下回ることが見込まれているところです。
こうした中、本市の令和3年度当初
予算編成の基本方針について申し上げますと、市税の大幅な減収が見込まれる中、第5次
実施計画の着実な推進などを考慮するとともに、主要施策や政策課題への積極的な取組を念頭に編成を行いました。
限りある財源の有効活用を図り、諸施策の実効性を最大限に高めるため、令和3年度
予算編成に当たっては、基本的な考え方を次のとおり定めました。
①第5次
実施計画事業の着実な推進を図る。
②市民満足度調査結果を予算に反映する。
③少子化対策、
子育て支援、障がい者支援、
高齢者支援などの「人にやさしい
まちづくり」、市民の身体や生命または財産を守るための防災対策や、
交通安全対策に係る施策を積極的に進める。
④公共施設等総合管理計画を踏まえた個別計画に対し、
実施計画と整合性を図りながら、予算の重点配分を行う。
⑤枠配分方式による
予算編成を行い、徹底した
事務事業の見直しや目的を達成した事業の廃止などによる歳出抑制を図る。
⑥国及び県の施策に対応した予算を編成する。
結果といたしまして、令和3年度
一般会計の当初
予算規模は、対前年度比0.5%減の842億円となりました。
また、6つの
特別会計並びに
下水道事業等会計を合わせますと、1,326億3,775万6,000円の
予算規模となっております。
次に、令和3年度において、重点的に推進しようとする施策につきまして、第2次太田市
総合計画における基本目標の6分野について申し上げます。
第1は、
教育文化の向上であります。
義務教育の推進につきましては、引き続きおお
たん教育支援隊による個別指導や不
登校専門員を配置するほか、
外国人児童生徒に対する
日本語指導事業の充実を図り、きめ細かな教育の推進、児童生徒の生きる力の育成に取り組みます。また、
外国語教育の充実及び
GIGAスクール構想の実現に向けたICTの環境整備、
学習活動の充実を図ります。さらに、学校施設の整備については、老朽化したトイレの大規模改修を実施するほか、
防災機能強化を図り、
教育環境の改善と安全・安心な
学習環境の整備を図ってまいります。
学校給食につきましては、第2子の半額助成を拡充し、第2子以降の全額助成とし、保護者の
経済的負担軽減を図る一方、悪質な
給食費滞納者へは、法的措置を行うなど、公平公正な
事業運営に努めてまいります。
奨学金制度につきましては、申請の機会を増やすなどさらなる充実を図ってまいります。
市立太田高校につきましては、新
武道館完成に伴う既存の
武道館解体工事や老朽化した校内設備・施設の改修工事を行うとともに、
校庭拡張用地の開発業務や道路付け替え工事に着手し、
教育環境の向上を図ってまいります。
青少年教育につきましては、
北海道稚内市、群馬県高山村への小中学生の派遣や青森県弘前市からの受入れにより交流・
体験活動等を通じて、心豊かでたくましい青少年の育成を図ります。また、非行防止や複雑・多様化する青少年問題に対応するため、相談・街頭補導・
環境浄化活動を行ってまいります。
スポーツの振興につきましては、
東京オリンピック・パラリンピックの開催を迎え、
国際スポーツキャンプや
各種スポーツ事業並びに
スポーツアカデミーの活動を通じて、
スポーツに対する関心・意欲をより一層高めるとともに、誰もが
スポーツを気軽に楽しめる機会の拡充を図ります。また、
スポーツ施設については、新たな
スポーツ拠点として(仮称)
市民体育館建設事業に工事着手し、
スポーツ環境の充実に努めてまいります。
社会教育につきましては、
各種市民教室等の開催や活動を通して、学びの機会を提供し、生涯学習の推進に努めてまいります。
芸術文化の振興につきましては、芸術と文化を身近に体感できる機会を市民に提供していくとともに、図書館では、図書・
学習環境の充実や地域の特色を生かした運営に努めます。また、芸術学校の活動を通じて、本市の芸術文化の質的向上を目指してまいります。
文化財の保護活用につきましては、国指定重要文化財である旧中島家住宅の耐震診断や保存活用計画、国指定史跡の新田荘遺跡反町館跡等の調査・整備を進めます。また、資料館や記念館等の適切な管理運営及び充実に努めてまいります。
第2は、福祉健康の増進であります。
高齢者福祉につきましては、地域包括支援センターを各圏域内に設置し、より身近な相談窓口として地域包括ケアの推進に努めるなど、高齢者ができるだけ住み慣れた地域で安全・安心に暮らせる
まちづくりへの取組を強化するとともに、介護が必要な高齢者へのサービスとその家族の負担軽減につながる必要なサービスを適切に提供し、介護保険制度の円滑な運営を図ります。また、老人福祉センターでは、高齢者の健康維持や生きがいづくりの場の提供に努めてまいります。
障がい者福祉につきましては、地域社会における共生の実現に向けて、日常生活及び
社会生活で必要とするサービスの提供や各種手当等の適正な支給を行うとともに、きめ細かい相談に対応できるよう相談支援センターを強化し、「親亡き後」を見据え、障がい者が地域で安心して暮らせるための施策を推進します。また、各地域活動支援センターでは、障がい者に対して生産活動の機会を提供し社会との交流等を促進するため、地域に根差した施設運営を行ってまいります。
地域福祉につきましては、生活保護において、被保護者健康管理支援事業の実施により、被保護者の生活習慣病の発症予防や重症化予防等を推進します。また、
新型コロナウイルス感染症の影響等による離職や休業等に伴い、住居を失うおそれのある方に対する住居確保給付金の支給により、安定した住まいの確保を支援してまいります。
児童福祉につきましては、幼児教育・保育の無償化の推進とともに、保育士確保事業や保育所等施設整備による受皿の確保を図ります。また、ICT化等の導入支援により保育の質の向上を図り、待機児童の
解消と保育環境の改善を図ります。さらに、子どもの家庭相談及び家庭支援の総合的な相談窓口として、子ども家庭総合支援拠点の設置・運営に向けた基盤整備を図ってまいります。
放課後児童対策につきましては、児童数増加の見込まれる宝泉小学校区に放課後児童クラブ室を建設するほか、引き続きこどもプラッツを小学校で開設し、児童の安全・安心な居場所づくりに努めてまいります。
疾病予防対策につきましては、骨髄移植等により予防接種の再接種が必要になった方を対象に、新たにその費用の一部助成を実施するほか、母子保健対策では、妊娠、出産期から就学前までの継続した
子育て支援のため、引き続き「子育て世代包括支援センター」事業の充実を図ってまいります。
第3は、生活環境の整備であります。
災害対策につきましては、大規模な自然災害に備え、強靭な地域づくりを推進するため、国土強靭化基本法に基づく太田市国土強靭化地域計画を策定してまいります。
地震対策につきましては、引き続き耐震診断者派遣・耐震改修相談事業、耐震改修補助事業などの補助事業を実施します。また、ブロック塀等の倒壊の未然防止のため、道路等に面する危険なブロック塀の除却補助事業を実施してまいります。
消防行政につきましては、地域防災の拠点となる消防施設の適正な維持管理を図るため、西部消防署(分署)庁舎等建設事業及び消防本部・中央消防署改修事業を実施するとともに、消防団の充実・強化を図るため、車庫詰所等整備事業及び消防ポンプ自動車整備事業を行います。また、住宅用火災警報器の設置率向上を積極的に推進するとともに、救急救命用訓練資器材の充実を図り、救急隊員及び救急救命士の質の維持、向上を目指してまいります。
防犯対策につきましては、防犯関係機関と連携し、防犯カメラの整備を進めるとともに、防犯灯の適正な維持管理を行い、市民が安全・安心して暮らせる
まちづくりを推進してまいります。
消費生活の安定につきましては、消費生活相談に対応し被害者救済に努め、啓発活動の充実と職員の資質向上に努めてまいります。
交通安全対策につきましては、「通学路安全推進会議」の指針に基づいて、通学路での交通指導員による街頭指導や路面標示等の整備など、引き続き安全確保に努めます。また、高齢者の自動車運転免許証自主返納に対する助成制度や区画線等の維持整備を引き続き実施し、交通事故撲滅に向けた取組を強化してまいります。
斎場につきましては、効率的な運営に向けて広域整備計画の検討を進めてまいります。
環境対策につきましては、2050年脱炭素社会の実現に向けて温室効果ガスの排出削減の取組を推進していくほか、クビアカツヤカミキリの防除対策事業を引き続き実施します。また、ごみ処理対策として、清掃センターの解体と資源ごみ分別のためのストックヤード建設を進めるとともに、ごみの減量と分別の徹底を市民に周知し、4月から本格稼働するクリーンプラザへのごみ搬入の減量化に努めてまいります。
第4は、産業経済の振興であります。
工業振興につきましては、さらなる産業の活性化を図るため、起業家支援事業として子ども向けのロボットプログラミング教室等を開催するほか、就労支援事業として女性の起業支援、中高生を対象としたキャリア教育支援を積極的に推進してまいります。
金融対策につきましては、引き続き利用しやすい融資制度を維持し、中小企業者の支援を図るとともに、利子補給等、新型コロナウイルスにより売上げ等が減少した事業者に対する支援に努めてまいります。
商業振興につきましては、地域経済の活性化を図るため、商店リフォーム支援事業や空き店舗対策支援事業などの補助事業を実施するとともに、市内での消費拡大のため、引き続き太田市金券を発行してまいります。
農業振興につきましては、農地集積による農業経営合理化と規模拡大化や新規就農を支援するとともに、新たに国の政策保険である収入保険制度の保険料等の一部を助成します。また、有害鳥獣対策として、各地区での捕獲を含めた共助対策を推進してまいります。
農業生産基盤整備につきましては、未整備地区の圃場整備事業を引き続き推進するほか、農業用排水路等の整備を進めるとともに、多面的機能支払交付金を活用し、地区の活性化を図ってまいります。
観光振興につきましては、SNSや観光キャンペーンのほか、太田市観光案内所を情報発信、観光誘客の拠点として活用し、関係人口の増加に取り組むとともに、観光案内看板や北部運動公園の園路、植栽など観光施設の整備、維持管理を進めてまいります。
第5は、都市基盤の整備であります。
道路等の整備につきましては、引き続き西部幹線道路等の整備を進め、
渋滞の緩和・
解消や防災上の基軸となる都市機能の充実を図ります。また、生活環境の改善や交通の利便性を向上させるため、引き続き道路新設改良事業や河川水路新設改良事業等を実施するとともに、狭あい道路整備事業も実施してまいります。
道路維持事業につきましては、舗装道路の維持・修繕に重点を置き、生活道路・排水路の維持整備を引き続き実施するとともに、1級・2級路線について計画的に舗装補修工事を行うほか、橋梁の定期点検・修繕事業を実施し、通行車両等の交通安全を図ってまいります。
公共交通対策につきましては、「太田市地域公共交通網形成計画」に基づき、
まちづくりと連携したネットワークの構築を図るほか、シティライナーおおた3路線、おうかがい市バス及び市営無料バス4路線の利用実態を検証し、利用者に適した制度の改善を図ってまいります。
都市計画行政につきましては、都市計画マスタープランに基づく長期的な都市づくりを計画的に推進するため、地形図の修正や都市計画基礎調査の実施など基礎資料の作成を進め、地域の特性を生かした土地利用を検討します。また、景観計画で定める景観形成重点地区などにおいて、重点的な景観づくりへの取組を進めてまいります。
建築指導行政につきましては、都市計画法・建築基準法令に基づき適切な許可、審査指導に努めてまいります。
まちづくりの推進につきましては、引き続き空家等除却補助事業を実施するとともに、協定団体と連携し空き家等の活用促進に努めるほか、都市機能の更新を図り、中心市街地を活性化させるため、市街地再開発事業の推進を図ってまいります。
土地区画整理事業につきましては、太田駅周辺の事業の見直しについて関係機関等と引き続き協議を進めるとともに、東矢島、宝泉南部は事業終盤に向けて効率的な事業推進を図るほか、組合施行である尾島東部も含め、土地の有効利用及び良好な居住環境の整備に努めてまいります。
公園整備につきましては、引き続き老朽化が著しい金山遊歩道の修繕を実施し、入山者の利便性や安全性の向上を図るとともに、公園施設の適切な維持管理に努め、トイレや遊具、フェンス等の改修を行い、安全で安心して利用できる環境を整えてまいります。
住宅政策につきましては、住宅リフォーム支援事業を引き続き実施するとともに、市営住宅では、公営住宅の集約促進として大島市営住宅大規模改修事業の設計業務を実施するほか、既存の市営住宅の維持管理に努め、安全な居住環境の推進と快適な住環境の整備を進めてまいります。
下水道事業につきましては、「太田市下水道事業等経営戦略」に基づき、投資の合理化や財源の適正化などに取り組むほか、処理施設の統廃合を図りながら、公共下水道及び合併処理浄化槽の整備を進めるとともに、接続率向上を図ってまいります。
第6は、健全な行政運営の推進であります。
市民の参画と協働につきましては、地域コミュニティーの活性化と特色ある
まちづくりを目的とした「1%
まちづくり事業」に引き続き取り組むとともに、各種コミュニティー支援事業を積極的に活用してまいります。
各地区行政センターにつきましては、市民の身近な市役所として、各種証明書の発行や収納業務、地域からの陳情・要望等の迅速な対応を行ってまいります。
広報活動につきましては、「広報おおた」をはじめ、市ホームページやSNS、エフエム太郎などを有効に活用し、市政情報の提供に努めるとともに、シティプロモーション事業を積極的に展開し、関係人口の増加や市のブランド力向上に取り組んでまいります。
情報化の推進につきましては、本市の情報基盤である住基系及び内部情報系システムの安全かつ確実な更新を図るとともに、AI・RPAや電子申請等の利活用を推進し、市民サービスの向上と庁内事務の効率化に努めます。また、大切な市民の情報資産を守るため、情報セキュリティー対策の強化に努めてまいります。
国内交流・国際交流・多文化共生事業につきましては、引き続き国内外の姉妹都市・友好都市との交流事業を推進するとともに、今後も増加が予想される外国人住民との多文化共生社会の実現に向けた施策の推進に努めてまいります。
人権の保護及び男女共同参画につきましては、各種啓発活動を実施するほか、豊かな地域社会づくりを推進するために、NPOなどの市民活動を支援してまいります。
行政運営につきましては、太田市マネジメントシステムにより、職員の意識改革と継続的改善による行政品質の向上に努めるほか、市域の均衡ある発展と次世代につなぐ
まちづくりを推進するため、(仮称)太田西複合拠点公共施設の整備に向けた設計業務を進めてまいります。
公共施設や公有財産等の管理につきましては、太田市公共施設等総合管理計画の基本方針に基づき、施設等の長寿命化と総量抑制による更新費の縮減、社会の変化と住民ニーズに対応した施設運営の見直しを推進してまいります。
市税の収納対策につきましては、キャッシュレス決済のさらなる拡充など納期内納付の推進により新規滞納の抑制を図るとともに、積極的な滞納処分に取り組み、滞納繰越額の縮減に努めてまいります。
以上、令和3年度の市政運営につきまして、所信の一端を申し述べました。
新型コロナウイルス感染症により世界は大きく変わりました。これからも変わりゆく中で、我々は市民の笑顔を絶やさぬように、今までと変わらず、
まちづくりに全力で取り組んでいく所存でございます。
今後とも、議員各位並びに市民の皆様方のご理解、ご協力とご指導を賜りますようお願い申し上げ、施政並びに
財政方針といたします。
ご清聴ありがとうございました。
○議長(
久保田俊) 以上で、施政並びに
財政方針の説明は終わりました。
◎ 款 別 説 明
○議長(
久保田俊) これより款別説明に入ります。
最初に、
一般会計予算について、高島
総務部長。
◎
総務部長(高島賢二) それでは、総務部が所管いたします議案第11号 令和3年度太田市
一般会計予算について、
提案理由のご説明を申し上げます。
別冊予算書の1ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和3年度太田市
一般会計予算の歳入歳出予算をはじめ、債務負担行為等について定めたもので、歳入歳出予算の総額を842億円とするものでございます。
次に、8ページをご覧ください。第2表債務負担行為では、太田市土地開発公社の借入金及び利子に対する債務保証の限度額を100億円と定めるほか、固定資産税路線価整備業務委託ほか1件につきまして、新たに期間と限度額を定めるものであります。
次に、第3表地方債につきましては、本庁舎保全改修事業から(仮称)
市民体育館建設事業までの30事業のほか、臨時財政対策債及び平成28年度に発行いたしましたおおた市民債の満期一括償還に伴う借換債の発行について、それぞれ限度額を定めるもので、その総額を70億300万円とするものであります。
続きまして、10ページをご覧ください。歳入歳出予算を事項別明細書に基づきご説明申し上げますが、10ページには歳入の総括を、11ページから12ページには歳出の総括をそれぞれ款別に記載いたしたもので、款全体につきましてはこちらでご確認をお願いいたします。
それでは、歳入予算についてご説明申し上げます。
13ページをご覧ください。1款市税につきましては、1項1目市民税個人は、前年度比4.0%減の117億1,709万6,000円とし、2目市民税法人は、法人の業績見込みや法人税割税率引下げ等を勘案し、前年度比38.9%減の19億3,375万2,000円を計上いたしました。
次に、15ページの2項1目固定資産税でありますが、負担調整措置及び評価替えの影響並びに
新型コロナウイルス感染症拡大による中小事業者等への減免措置などを勘案いたしまして、前年度比8.3%減の166億1,777万円を計上いたしました。
次に、19ページの6款法人事業税交付金につきましては、法人税割の税率引下げに伴い、その減収補填分として前年度比35.9%増の9億2,000万円を計上いたしました。
次に、21ページの10款2項には
新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金を新たに創設し、固定資産税及び都市計画税の減免分が交付されることから、14億円を計上するものであります。
11款地方交付税につきましては、普通交付税では主に令和2年度の税収見込みなどを勘案して前年度比82.0%増の9億1,000万円を、また、特別交付税では前年度と同額の6億円をそれぞれ計上いたしました。
次に、33ページからの15款国庫支出金につきましては、主に、35ページの1項国庫負担金の教育費国庫負担金の皆減や37ページの2項7目土木費国庫補助金の社会資本整備総合交付金の減などにより、前年度比2.8%の減となっております。
次に、39ページからの16款県支出金につきましては、前年度比0.4%の減となっております。
続きまして、47ページからの19款繰入金のうち、49ページの2項1目財政調整基金繰入金でありますが、市税の減分を補填する財源調整として対前年度比1億円増の45億円を計上いたしました。
続きまして、57ページ、22款市債では、冒頭の第3表地方債でご説明申し上げましたとおり、前年度比5.4%増の総額70億300万円を計上いたしました。
続きまして、歳出予算についてご説明申し上げます。
まず、2款総務費ですが、71ページをご覧ください。1項4目地域自治振興費のうち、1%
まちづくり事業では、地域コミュニティーの活性化に係る経費として6,100万円を計上いたしました。
また、77ページの8目企画費のうち、企画政策管理経費では、(仮称)太田西複合拠点公共施設の設計に係る経費として設計委託料7,000万円を計上するとともに、地盤調査のための調査委託料100万円を計上いたしました。
また、87ページからの14目行政センター等経費のうち、94ページでは韮川行政センターの駐車場舗装等改修として工事請負費350万円を、鳥之郷行政センターの空調・照明器具等大規模改修費として工事請負費7,000万円を、96ページでは休泊行政センターの外壁等大規模改修費として工事請負費7,000万円をそれぞれ計上いたしました。
続きまして、113ページからの5項選挙費では、115ページに7目衆議院議員選挙費として6,032万9,000円を計上いたしました。
続きまして、121ページからの3款民生費でありますが、135ページをご覧ください。1項9目
福祉医療費のうち、児童の健康管理の向上と保護者の
経済的負担軽減のための
福祉医療費助成金の対象に16歳から18歳までの高校生世代を追加するため、19億8,500万円を計上いたしました。
次に、2項1目児童福祉総務費のうち、138ページの放課後児童クラブ等対策事業では、宝泉小第2放課後児童クラブ室を建設するため、工事請負費4,300万円を計上いたしました。
また、140ページの第3子以降
子育て支援事業に1億8,189万2,000円を、給食費助成を拡充した第2子
子育て支援事業に4億7,155万9,000円を、こどもプラッツ推進事業に1億3,362万3,000円をそれぞれ計上いたしました。
次に、143ページ、2項4目保育管理費では、保育活動支援事業において、保育園等に対する民間児童福祉施設整備費補助金として3億9,377万6,000円を、施設型給付事業において、認定こども園等に対する施設型給付費負担金として55億1,258万3,000円をそれぞれ計上いたしました。
次に、150ページの3項1目高齢者福祉総務費では、敬老関連経費において、ごみ出し困難
高齢者支援事業委託料として192万6,000円を新たに計上いたしました。
続きまして、157ページの4款衛生費でございますが、1項1目保健衛生総務費のうち、
救急医療対策事業では、ドクターカーの運用を含む
救急医療対策事業補助金として2億5,063万4,000円を計上いたしました。
次に、4目保健事業費では、162ページの市民健康診断事業といたしまして各種検診等委託料5億3,500万円を計上いたしました。
次に、165ページの6目斎場管理費では、広域斎場整備事業として、基本計画等の策定を行うため、各種計画策定委託料として1,102万9,000円を計上いたしました。
また、169ページの2項1目清掃総務費のうち、清掃事業管理運営費では、リサイクルプラザ及びクリーンプラザの管理運営のための太田市外三町広域清掃組合負担金(管理運営費)7億8,860万2,000円を計上いたしました。
次に、171ページの2項2目ごみ処理費では、清掃センター解体事業として設計委託料3,300万円を新たに計上いたしました。
また、174ページでは、新炉建設に要した償還金等に係る経費として、太田市外三町広域清掃組合負担金(建設事業費)4億4,754万4,000円を計上いたしました。
続きまして、177ページからの6款農林水産業費でありますが、181ページをご覧ください。1項3目農業振興費では、収入保険制度加入促進事業助成金としまして500万円を新たに計上いたしました。
続きまして、7款商工費でありますが、193ページをご覧ください。1項2目商業振興費では、商店リフォーム支援事業補助金としまして1,000万円を計上いたしました。
次に、195ページの4目金融対策費では、新型コロナウイルス緊急対策資金分を含む経営安定資金融資貸付金としまして14億4,700万円を計上いたしました。
続きまして、199ページからの8款土木費でありますが、204ページをご覧ください。1項1目土木総務費のうち、空家等対策事業として、空家等除却補助金4,800万円を、206ページでは、住宅リフォーム支援事業として住宅リフォーム支援事業補助金1億円を計上いたしました。
次に、2項1目道路橋りょう総務費のうち、狭あい道路整備事業では、事業進捗を図るため1億円を計上いたしました。
さらに、市内各所における道路舗装の整備要望に対する経費として、2目道路維持費では2億7,372万2,000円を、207ページの3目道路新設改良費では6億1,514万4,000円を、6目幹線道路整備費では1億5,001万1,000円をそれぞれ計上いたしました。
次に、213ページの4項3目市街地整備費では、市街地再開発事業といたしまして、浜町第二地区及び太田駅南口第四地区に加えて、新たに太田駅南口第三地区の再開発事業に対する市街地再開発事業等補助金として8億1,340万円を計上いたしました。
さらに、225ページの5項2目公営住宅建設費のうち、市営住宅建設事業では大原市営住宅の解体工事費のほか、公営住宅の集約に向けた大島市営住宅の移転補償等として2,119万8,000円を計上いたしました。
続きまして、9款消防費でありますが、1項1目常備消防費のうち、230ページの通信指令費では、高機能消防指令センター中間更新事業としまして、各種業務委託料2億4,057万円を計上いたしました。
次に、233ページの3目消防施設費では、西部消防署(分署)庁舎等建設に係る経費としまして、設計委託料1,998万7,000円を新たに計上いたしました。
続きまして、235ページからの10款教育費でありますが、242ページをご覧ください。1項3目教育指導費では、
外国人児童生徒日本語指導事業としまして、バイリンガル教員及び日本語指導助手に係る人件費等1億760万円を計上いたしました。
次に、GIGAスクール関連経費といたしまして、ネット回線の通信費及び機器保守点検委託料といたしまして、245ページ、2項1目学校管理費のうち、小学校運営費に3,023万9,000円を、250ページ、3項1目学校管理費のうち中学校運営費に1,667万7,000円を、251ページ、4項2目学校管理費のうち、高等学校管理運営費に517万1,000円をそれぞれ計上いたしました。
また、254ページでは、
市立太田高校の文化棟空調設備等改修工事費5,460万4,000円のほか、旧
武道館解体工事費2,283万6,000円をそれぞれ計上いたしました。
次に、288ページ、7項2目保健体育施設費では、(仮称)
市民体育館建設事業としまして、工事監理業務委託料6,000万円及び工事請負費20億円をそれぞれ計上いたしました。
次に、291ページをご覧ください。12款公債費でありますが、1項1目元金では、償還元金といたしまして75億4,159万8,000円を、293ページ、2目利子では、償還利子としまして4億1,373万7,000円などをそれぞれ計上いたしました。
なお、295ページから302ページまでには給与費明細書、303ページから304ページには継続費に関する調書を、305ページから308ページには債務負担行為に関する調書、そして、309ページには地方債に関する調書をそれぞれ添付いたしましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。
以上、総務部が所管いたします1議案について、
提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
久保田俊) 次に、
国民健康保険特別会計予算、
後期高齢者医療特別会計予算及び
介護保険特別会計予算について、岡島
健康医療部長。
◎
健康医療部長(岡島善郎) それでは、
健康医療部が所管いたします議案第12号、第14号及び第16号の3議案について、
提案理由のご説明を申し上げます。
初めに、議案第12号 令和3年度太田市
国民健康保険特別会計予算について、別冊予算書の310ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和3年度太田市
国民健康保険特別会計予算の歳入歳出予算の総額を205億3,784万5,000円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。317ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、主な歳入といたしまして、1款1項国民健康保険税につきましては、被保険者数の減少を勘案し、見込み額を計上するものであります。
3款1項県補助金につきましては、普通交付金及び特別交付金の交付見込み額を計上するものであります。
319ページをご覧ください。5款1項他会計繰入金につきましては、
一般会計からの繰入れを計上するものであります。
323ページをご覧ください。続きまして、歳出でありますが、主な歳出といたしまして、1款1項総務管理費及び2項徴税費につきましては、事務的経費をそれぞれ計上するものであります。
325ページの2款1項療養諸費から328ページの2項高額療養費までにつきましては、医療費の保険者負担分の支出見込み額を計上するものであります。
331ページをご覧ください。3款1項医療給付費分から3項介護納付金分につきましては、群馬県への納付金額を計上するものであります。
333ページをご覧ください。6款1項2目疾病予防費につきましては、人間ドック助成金を、続いて335ページになりますが、6款2項1目特定健康診査等事業費につきましては、特定健康診査及び特定保健指導に係る支出見込み額をそれぞれ計上するものであります。
337ページをご覧ください。9款1項償還金及び還付加算金から340ページの10款1項予備費までにつきましては、それぞれの見込み額を計上するものであります。
なお、341ページから342ページに国保運営協議会の委員報酬の給与費明細書を添付いたしましたので、後ほどご覧ください。
次に、議案第14号 令和3年度太田市
後期高齢者医療特別会計予算について、別冊予算書の354ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和3年度太田市
後期高齢者医療特別会計予算の歳入歳出予算の総額を25億9,348万4,000円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。360ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、主な歳入といたしまして1款1項後期高齢者医療保険料につきましては、収納見込み額を計上するものであります。
次に、2款1項
一般会計繰入金につきましては、事務費分のほか、低所得者などの保険料軽減分の所要額をそれぞれ計上するものであります。
4款2項償還金及び還付加算金につきましては、見込み額を計上するものであります。
364ページをご覧ください。続きまして、歳出でありますが、主な歳出といたしまして、1款1項総務管理費及び2項徴収費につきましては、事務的経費をそれぞれ計上するものであります。
2款1項後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、制度に基づく所要額を計上するものであります。
366ページをご覧ください。3款1項償還金及び還付加算金につきましては、見込み額を計上するものであります。
次に、議案第16号 令和3年度太田市
介護保険特別会計予算について、別冊予算書の381ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和3年度太田市介護保険
特別会計の歳入歳出予算の総額を176億5,165万7,000円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。388ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、主な歳入といたしまして、1款1項介護保険料につきましては、第1号被保険者の保険料収納見込み額を計上するものであります。
2款1項国庫負担金から391ページの3款2項県補助金までにつきましては、国、県からの負担金等の交付見込み額をそれぞれ計上するものであります。
4款1項支払基金交付金につきましては、第2号被保険者分の負担を支払い基金からの交付見込み額として計上するものであります。
6款1項
一般会計繰入金につきましては、法定分の繰入額等を計上するものであります。
392ページをご覧ください。6款2項基金繰入金につきましては、介護保険基金からの繰入れ見込み額を計上するものであります。
396ページをご覧ください。続きまして、歳出でありますが、主な歳出といたしまして、1款1項総務管理費につきましては、職員給与費等を、同じく2項徴収費につきましては、賦課徴収に係る諸費用をそれぞれ計上するものであります。
398ページをご覧ください。1款3項介護認定審査会費につきましては、要介護認定に伴う諸費用を計上するものであります。
400ページをご覧ください。2款1項介護サービス等諸費から405ページの2款7項特定入所者介護サービス等費までにつきましては、介護給付に係る支出見込み額をそれぞれ計上するものであります。
406ページをご覧ください。4款1項介護予防・生活支援サービス事業費及び2項一般介護予防事業費につきましては、総合事業に係る事業費を計上するものであります。
408ページをご覧ください。同じく3項包括的支援事業・任意事業費につきましては、包括的支援事業及び任意事業並びに生活支援体制整備事業等に係る支出見込み額を計上するものであります。
なお、418ページから426ページには給与費明細書に関する調書を添付いたしましたので、後ほどご覧ください。
以上、
健康医療部が所管いたします3議案について、
提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
久保田俊) 次に、
住宅新築資金等貸付特別会計予算及び
下水道事業等会計予算について、越塚
都市政策部長。
◎
都市政策部長(越塚信夫) 都市政策部が所管いたします議案第13号及び第18号の2議案について、
提案理由のご説明を申し上げます。
初めに、議案第13号 令和3年度太田市
住宅新築資金等貸付特別会計予算について、別冊予算書の343ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和3年度太田市
住宅新築資金等貸付特別会計予算の歳入歳出予算の総額を758万7,000円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。349ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、1款1項の貸付金元利収入につきましては、借受者であります市民からの償還金でございます。1目住宅新築資金貸付金元利収入709万9,000円、2目住宅改修資金貸付金元利収入46万1,000円、3目宅地取得資金貸付金元利収入2万4,000円、合計で758万4,000円を計上いたしました。
次に、351ページをお開きください。歳出でありますが、1款1項の総務管理費につきましては、一般管理費として16万5,000円を計上いたしました。
2款1項の公債費につきましては、本事業を行うために借入れをしました市債の償還分として元金、利子を合わせまして69万9,000円を計上いたしました。
4款の予備費672万2,000円につきましては、歳入歳出額の調整を行うため計上するものであります。
続いて、353ページに地方債に関する調書を添付いたしましたので、後ほどご覧いただきたいと思います。
次に、議案第18号 令和3年度太田市
下水道事業等会計予算について、別冊予算書の444ページをご覧ください。第2条は、令和3年度における業務の予定量を設定するものでございます。
次に、445ページをご覧ください。第3条は、営業活動に伴い発生する収益と、これに対応する費用を計上するものでございます。収入につきましては、各事業とも営業収益が使用料、営業外収益が長期前受金戻入、
一般会計からの負担金及び補助金が主なものとなってございます。
支出につきましては、各事業とも営業費用は維持管理費等で、営業外費用は企業債等の支払い利息となっておるものでございます。
次に、446ページをご覧ください。第4条は、各事業における建設改良費と企業債償還金、これに要する企業債、国県補助金、受益者負担金及び工事負担金等を計上するものでございます。なお、住宅団地汚水処理事業につきましては、不明水対策事業として管渠の更生工事費用を新たに計上するものであります。
また、収入の不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等により充当するものでございます。
次に、447ページをご覧ください。第5条から第10条は、業務を遂行する上で必要な各経費について定めたものでございます。
なお、448ページ以降に
実施計画等の資料を添付してありますので、後ほどご覧いただきたいと思います。
以上、都市政策部が所管いたします2議案について、
提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
久保田俊) 次に、八王子山
墓園特別会計予算について、城代
行政事業部長。
◎
行政事業部長(城代秀一) 行政事業部が所管いたします議案第15号 令和3年度太田市八王子山
墓園特別会計予算について、
提案理由のご説明を申し上げます。
別冊の予算書368ページをご覧ください。本ページにおきましては、令和3年度太田市八王子山
墓園特別会計予算の歳入歳出予算の総額を4,254万5,000円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。374ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、1款1項1目墓地使用料につきましては、八王子山公園墓地の再分譲として5基分の使用料を275万円、また、納骨堂の使用料として1,000万円の合計1,275万円を計上いたしました。
1款2項1目墓地管理料につきましては、墓地使用許可実績と令和3年度の使用許可見込み数を勘案し、2,079万3,000円を計上いたしました。
次に、歳出でありますが、376ページをご覧ください。1款1項1目墓園管理費として2,475万8,000円を計上いたしました。
3款1項公債費につきましては、1目元金は償還元金として1,589万6,000円を計上いたしました。
次に、378ページにおきましては、2目利子は償還利子及び一時借入金利子として76万5,000円を計上いたしました。
5款1項1目予備費につきましては、112万4,000円を計上いたしました。
続いて、380ページに地方債に関する調書を添付させていただきましたので、後ほどご覧ください。
以上、行政事業部が所管いたします1議案について、
提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
久保田俊) 次に、
太陽光発電事業特別会計予算について、久保田
産業環境部長。
◎
産業環境部長(久保田均) それでは、産業環境部が所管いたします議案第17号 令和3年度太田市
太陽光発電事業特別会計予算について、
提案理由のご説明を申し上げます。
別冊予算書の427ページをご覧になってください。本ページにおきましては、令和3年度太田市
太陽光発電事業特別会計予算の歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億6,224万4,000円とするものでございます。
それでは、事項別明細書によりご説明申し上げます。433ページをご覧ください。初めに、歳入でありますが、1款1項1目売電収入につきましては、各発電所の売電収入の合計でございます。2億6,223万9,000円を計上いたしました。
続きまして、437ページをご覧になってください。歳出でありますが、1款1項1目一般管理費につきましては、1,748万円を計上いたしました。
続きまして、1款2項1目施設管理費につきましては、各発電所の経費の合計でありまして、1億9,530万1,000円を計上いたしました。
それでは、439ページをご覧になってください。2款1項1目利子につきましては、一時借入金利子として10万円を計上いたしました。
3款1項1目繰出金につきましては、
一般会計繰出金として4,500万円を計上いたしました。
4款1項1目予備費につきましては436万3,000円を計上いたしました。
なお、441ページから442ページには給与費明細書、そして443ページには債務負担行為に関する調書をそれぞれ添付いたしましたので、後ほどご覧になっていただければと思います。
以上、産業環境部が所管いたします1議案につきまして、
提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
久保田俊) 以上で
一般会計予算、各
特別会計予算及び事業会計予算の説明は終わりました。
◎ 散 会
○議長(
久保田俊) 以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。
明日は午前9時30分から会議を開きますので、ご出席願います。
本日はこれをもって散会いたします。
午前10時51分散会...