太田市議会 2020-12-15
令和 2年12月定例会−12月15日-05号
令和 2年12月定例会−12月15日-05号令和 2年12月定例会
令和2年12月
太田市議会定例会会議録(第5日)
令和2年12月15日(火曜日)
〇出席議員 30名
1番 神 谷 大 輔 2番 石井 ひろみつ
3番 前 田 純 也 4番 松 川 翼
5番 長 ただすけ 6番 松 浦 武 志
7番 八 長 孝 之 8番 水 野 正 己
9番 高 橋 え み 10番 高 木 きよし
11番 板 橋 明 12番 今 井 俊 哉
13番 高 田 靖 14番 木 村 浩 明
15番 中 村 和 正 16番 渡 辺 謙一郎
17番 大 川 敬 道 18番 尾 内 謙 一
19番 星 野 一 広 20番 高 藤 幸 偉
21番 矢 部 伸 幸 22番 久保田 俊
23番 大 川 陽 一 24番 岩 崎 喜久雄
25番 斎 藤 光 男 26番 正 田 恭 子
27番 山 田 隆 史 28番 町 田 正 行
29番 木 村 康 夫 30番 白 石 さと子
〇説明のため出席した者
市長 清 水 聖 義 副市長 木 村 正 一
教育長 恩 田 由 之 企画部長 栗 原 直 樹
総務部長 高 島 賢 二 市民生活部長 石 坂 之 敏
文化スポーツ部長 長谷川 幸 浩
福祉こども部長 荒 木 清
健康医療部長 岡 島 善 郎 産業環境部長 久保田 均
農政部長 高 田 進 都市政策部長 越 塚 信 夫
行政事業部長 城 代 秀 一 消防長 石 澤 光 之
教育部長 春 山 裕 企画部副部長 高 橋 亮
総務部副部長 岩 崎 公 則 企画部参事(企画政策課長)
前 原 郁
総務部参事(総務課長) 総務部参事(財政課長)
松 本 和 明 瀬 古 茂 雄
〇
事務局職員出席者
事務局長 吉 田 稔 副局長(議会総務課長)
野 村 洋
議会総務課長補佐(総務係長) 議事係長 中 村 絹 子
川 田 聡 美
係長代理 加 藤 正 晃
議 事 日 程(第5号)
令和2年12月15日午前9時30分開議
太田市議会議長 久保田 俊
第 1 議案第135号 太田市
体育施設条例の一部改正について───────────────┐
議案第136号 太田市
宝南センター条例の一部改正につ (市文委審査報告)│
いて
│
議案第144号 指定管理者の指定について(太田市斎場)──────────────┘
第 2 議案第137号 太田市災害弔慰金の支給等に関する条例───────────────┐
の一部改正について
│
議案第138号 太田市
国民健康保険税条例の一部改正に
│
ついて
│
議案第139号 太田市
福祉医療費支給に関する条例の一
│
部改正について
│
議案第146号 指定管理者の指定について(太田市藪塚 (
健福委審査報告)│
しゅん
らん地域活動支援センター)
│
議案第149号 指定管理者の指定について(太田市毛里
│
田小放課後児童クラブ)
│
議案第150号 指定管理者の指定について(太田市藪塚
│
本町南放課後児童クラブ・太田市藪塚本
│
町南第2
放課後児童クラブ)────────────────────┘
第 3 議案第145号 指定管理者の指定について(太田市福祉───────────────┐
会館)
│
議案第147号 指定管理者の指定について(太田市新田 (
健福委審査報告)│
福祉総合センター)
│
議案第148号 指定管理者の指定について(太田市尾島
│
健康福祉増進センター)──────────────────────┘
第 4 議案第151号 指定管理者の指定について(太田市総合
健康センター)──────────────────(
健福委審査報告)
第 5 議案第152号 指定管理者の指定について(太田市養護
老人ホーム)───────────────────(
健福委審査報告)
第 6 議案第140号 太田市地区計画の区域内における建築物───────────────┐
の制限に関する条例の一部改正について
│
議案第141号 太田市
道路占用料徴収条例の一部改正に
│
ついて (都産委審査報告)│
議案第142号 太田市公共物使用等に関する条例の一部
│
改正について
│
議案第143号
太田市営住宅条例の一部改正について────────────────┘
第 7 議案第130号 令和2年度太田市
一般会計補正予算(第
6号)について
第 8 請願第 7号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制───────────────┐
度2分の1復元をはかるための、令和3
│
年度政府予算に係る意見書提出に関する (市文委審査報告)│
ことについて───────────────────────────┘
請願第 8号 日本政府に
核兵器禁止条約の署名・批准
を求めることについて
第 9 請願第 6号 精神障がい者の
交通運賃割引制度の適用
に関する意見書提出のことについて─────────(
健福委審査報告)
第10 議会議案第3号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元を求める意見書
第11 議会議案第4号 日本政府に
核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書
第12 議会議案第5号 精神障がい者の
交通運賃割引制度の適用に関する意見書
第13 議案第155号 財産の取得について(
太田市立太田高等学校教育用情報端末)
第14
特別委員会継続調査の件
第15 特定事件の閉会中継続調査の付託
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
◎ 開 議
午前9時30分開議
○議長(久保田俊) これより本日の会議を開きます。
◎ 諸 般 報 告
○議長(久保田俊) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をさせます。
◎事務局長(吉田稔) ご報告申し上げます。
最初に、監査委員からの報告でございますが、今定例会開会後、議長宛てに報告がございましたのは、秘書室、企画部、総務部、会計課、
選挙管理委員会事務局、
公平委員会事務局及び
固定資産評価審査委員会事務局の定期監査結果報告、並びに10月分の例月出納検査結果報告でございます。
以上のことにつきましては、その都度、写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。
次に、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分でございますが、今定例会開会後、議長宛てに報告がございましたのは、損害賠償の額の決定及び和解について、1件の報告がございました。
以上のことにつきましては、写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。
以上でございます。
◎ 発 言 の 訂 正
○議長(久保田俊) 日程に入る前に、去る11月30日の長ただすけ議員の一般質問に対する答弁の中で、お手元に配付しました発言訂正申出書のとおり、「県とも合意をしたところであります」を「県に整備の要望をしているところであります」に、訂正したい旨の申し出が清水市長よりありましたので、これを許可いたします。
次に、12月2日の
石井ひろみつ議員の一般質問の中で、お手元に配付いたしました発言訂正申出書のとおり、「環境省」を「
一般社団法人燃料電池普及促進協会」に、訂正したい旨の申し出が
石井ひろみつ議員よりありましたので、これを許可いたします。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。
その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。
日程に入ります。
◎ 委 員 長 報 告
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。
令和2年12月8日
太田市議会議長
久 保 田 俊 様
市民文教委員長 渡 辺 謙一郎
記
┌───────┬────────────────────────────┬──────┐
│ 事件の
番号 │ 件 名
│ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第135号│太田市
体育施設条例の一部改正について
│ 原案可決 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第136号│太田市
宝南センター条例の一部改正について
│ 原案可決 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第144
号│指定管理者の指定について(太田市斎場)
│ 原案可決 │
└───────┴────────────────────────────┴──────┘
○議長(久保田俊) 日程第1、議案第135号及び議案第136号並びに議案第144号の3議案を一括議題といたします。
3議案は
市民文教委員会に付託いたしたものであります。
審査報告書の朗読を省略し、直ちに
渡辺謙一郎委員長から報告を求めます。
◎
市民文教委員長(渡辺謙一郎) ご指名によりまして、
市民文教委員長報告を申し上げます。
去る12月4日に本委員会に付託されました議案第135号、議案第136号及び議案第144号の3議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
本委員会は、12月8日に開催し、委員全員及び執行者の出席の下、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、12月2日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
初めに、議案第135号 太田市
体育施設条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。
本案は、老朽化した太田市尾島第2体育館の廃止に伴う規定の整備、太田市尾島体育館の供用開始に伴う使用料の新設等、所要の改正を行うものであります。
委員からは、太田市尾島第2体育館の廃止に伴う利用者への影響についての質疑があり、このことについては、太田市尾島第2体育館の解体時期を太田市尾島体育館の完成後とすることで利用者への影響が出ないよう考慮しているとのことでありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第136号 太田市
宝南センター条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。
本案は、太田市
宝南センターの施設のうち、老朽化が著しく、耐震上の問題もある屋内運動場の使用を中止するため、所要の改正を行うものであります。
委員からは、現在の屋内運動場の利用状況についての質疑があり、このことについては、現在、屋内運動場を利用する団体は12団体あり、主に卓球に利用されているとのことでありました。
また、当該施設の使用中止に伴う代替施設整備への考え方についての質疑があり、このことについては、太田市
公共施設等総合管理計画における総量抑制の考え方に則し廃止としたい。また、安全・安心の観点からも、予算の措置ができ次第、解体したいとのことでありました。
さらに、教育部において当該施設を所管するに至った経緯のこと、屋内運動場を利用する団体の今後の活動場所の確保のことについての質疑、要望がなされました。
挙手により採決を行った結果、賛成多数により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第144号 指定管理者の指定について、ご報告を申し上げます。
本案は、太田市斎場を太田市農業協同組合に令和3年4月1日から5年間、指定管理者として管理を行わせようとするものであります。
委員からは、選定方法を非公募にした理由とその妥当性についての質疑があり、このことについては、当該施設は建設から40年近くが経過しており、今後予定されている大規模改修においては、火葬炉等を稼働させながら改修工事を実施する必要があるため、工事と運転管理との連携を円滑に行う必要がある。施設の老朽化に伴う不具合等の問題点や特性を熟知している管理者を指定することで、設備の修繕等の件数が増加するリスクが軽減され、コストの抑制につながること、また、これまでの斎場運営においても問題がなく、引き続き安定した斎場運営の継続が期待できることなどから非公募としたとのことでありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、本委員会に付託されました3議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 討 論
○議長(久保田俊) 議事の都合により、議案第135号及び議案第136号並びに議案第144号の3議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
最初に、2番
石井ひろみつ議員。
◆2番(
石井ひろみつ) 日本共産党の
石井ひろみつです。
議案第136号 太田市
宝南センター条例の一部改正について、反対の立場から討論いたします。
議案第136号は、太田市
宝南センターに設置されている体育館を2020年度末をもって廃止しようとするものです。廃止の理由は、老朽化や耐震強度不足とされますが、同施設はこれまで地域の
スポーツ振興に寄与してきた住民密着型の屋内施設であり、その廃止は市民サービスの低下にほかなりません。将来にわたって、市民が地域でスポーツに親しむ場所や機会を地域の異世代交流の推進のためにも、今後も保障し、存続することが市には求められます。
現在、太田市
宝南センター屋内運動場は12団体が利用し、腕を磨き、スポーツを通じて交流を深めていると言えます。そうした地域住民に親しまれ、活用されている施設の廃止は、政府、総務省が進める公共施設の総合的な管理による老朽化対策の名の下に、政府に従って施設の削減を行うものと言えます。老朽化や耐震強度不足が問題であるならば、必要な改修あるいは建て替えを行うべきであり、その予算がないというのなら、54億5,000万円を投じる新市民体育館の建設を中止し、あるいはせめて一時凍結しても、
宝南センターの体育館の改修、あるいは建て替えを優先すべきと言えます。
市民体育館の建設には、国の交付金10億円や
企業版ふるさと納税、つまり寄附金として30億円があるといっても、寄附を申し出た企業名は、その企業の意向によって公表はされておらず、30億円の寄附は確定しているとは言えません。市民体育館の建設は、
スポーツ振興のためとはいえ、スポーツのための興行を主な目的としている点も否めず、莫大な税金が投入される可能性も否定できません。そう考えれば、
宝南センターの体育館の改修、あるいは建て替えこそ優先すべきと、地域での
スポーツ振興やコミュニティーの維持、活性化こそ重要であることを指摘して、反対討論を終わります。
○議長(久保田俊) 次に、5番長ただすけ議員。
◆5番(長ただすけ) 創政クラブの長ただすけでございます。
市民文教委員会に付託されました議案第136号 太田市
宝南センター条例の一部改正について、本案を可決すべきものとした委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。
本案は、太田市
宝南センター屋内運動場について、老朽化が著しく、耐震上の問題もあることから、建物の使用を中止するために条例の一部改正を行うものであります。
当該建物は、宝泉南小学校の体育館として昭和53年に建設され、平成3年、同校の新設移転により使用されなくなりました。そこで、公共施設の有効活用という観点から、社会教育施設として開放し、地域の方に利用されてきたものであります。しかしながら、竣工から約42年が経過しており、建物は全体的に老朽化し、水回り、照明など個別の設備においても経年劣化が進んでおります。また、建築当時は建築基準法の耐震基準にのっとり設計されましたが、その後、同基準の見直しが行われたことから、当該建物についても耐震診断を行ったところ、耐震性が低いと判定されているとのことであります。
公共施設において優先されることは、施設利用者の安全確保であり、建物の経年劣化の状況、耐震性の低さに鑑み、リスク管理上、当該施設の使用を中止することは必要な措置であるものと考えます。
以上の理由から、本案を可決すべきものとした
市民文教委員会の決定は妥当であることを申し上げまして、議案第136号についての委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。
◎ 討 論 終 局
○議長(久保田俊) 以上で通告による討論は終わりました。
他に討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
最初に、議案第135号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第136号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 多 数)
○議長(久保田俊) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第144号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
◎ 委 員 長 報 告
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。
令和2年12月9日
太田市議会議長
久 保 田 俊 様
健康福祉委員長 高 橋 え み
記
┌───────┬────────────────────────────┬──────┐
│ 事件の
番号 │ 件 名
│ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第137号│太田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について
│ 原案可決 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第138号│太田市
国民健康保険税条例の一部改正について
│ 原案可決 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第139号│太田市
福祉医療費支給に関する条例の一部改正について
│ 原案可決 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第146
号│指定管理者の指定について(太田市
藪塚しゅんらん地域活動支│ 原案可決 │
│ │援センター)
│ │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第149
号│指定管理者の指定について(太田市毛里田小放課後児童クラ
│ 原案可決 │
│
│ブ)
│ │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第150
号│指定管理者の指定について(太田市藪塚本町南放課後児童クラ
│ 原案可決 │
│
│ブ・太田市藪塚本町南第2
放課後児童クラブ)
│ │
└───────┴────────────────────────────┴──────┘
○議長(久保田俊) 次に、日程第2、議案第137号から第139号まで、議案第146号、議案第149号及び議案第150号の6議案を一括議題といたします。
6議案は健康福祉委員会に付託いたしたものであります。
審査報告書の朗読を省略し、直ちに高橋えみ委員長から報告を求めます。
◎
健康福祉委員長(高橋えみ) ご指名によりまして、
健康福祉委員長報告を申し上げます。
去る12月4日に本委員会に付託されました議案第137号から第139号まで、議案第146号、議案第149号、議案第150号の6議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
本委員会は、12月9日に委員全員及び執行者の出席の下に委員会を開催し、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、12月2日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
初めに、議案第137号 太田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。
本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部改正に伴い、本条例中の法律及び政令を引用した規定について、文言の整理を行うことにより、所要の改正を行うものであります。
委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第138号 太田市
国民健康保険税条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。
本案は、租税特別措置法の一部改正により、一定の低未利用土地等の譲渡に係る長期譲渡所得の特別控除に関する規定が設けられたことに伴い、国民健康保険税における長期譲渡所得の課税の特例に係る規定を整備するため、所要の改正を行うものであります。
委員からは、当該特別控除の適用時期についての質疑があり、このことについては、租税特別措置法において規定する期間である令和2年7月1日から令和4年12月31日までに譲渡した一定の低未利用土地等に係る長期譲渡所得について、令和3年度分以降の国民健康保険税に適用されるとのことでありました。
また、当該特別控除に該当する低未利用地等の譲渡の本市における状況と国民健康保険税収への影響についての確認がなされました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第139号 太田市
福祉医療費支給に関する条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。
本案は、対象児童を15歳までとする現行制度を拡大し、16歳から18歳までの児童に対し医療費の一部負担金分を助成する高校生世代医療費助成事業を実施するため、所要の規定の整備を行うものであります。
委員からは、当該助成に必要な予算についての質疑があり、このことについては、現行の15歳までの医療費一部負担に係る市の助成額は約4億2,000万円である。16歳から18歳までの高校生世代の医療費一部負担に係る市の助成額は約1億5,000万円を見込んでいることから、総額は約5億7,000万円になると考えられるとのことでありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第146号 指定管理者の指定について、ご報告を申し上げます。
本案は、太田市藪塚しゅん
らん地域活動支援センターについて、NPO法人しゅんらんに、令和3年4月1日から3年間、指定管理者として管理を行わせようとするものであります。
委員からは、指定管理者制度が当該施設に導入された時期と、制度導入以前の運営形態についての質疑があり、このことについては、指定管理者制度の導入は平成30年4月1日からである。制度導入以前は市の直営により運営されていたが、平成29年度は事業の一部をNPO法人しゅんらんに委託していたとのことでありました。
また、現在の指定管理者が指定管理者候補者となっていることを踏まえ、施設の運営状況についての質疑があり、このことについては、利用者アンケートの結果から良好な運営状況であることが推察されるが、利用定員に対し利用者数が少ない現状があり、法人に対し利用者数の増加を図るための工夫を依頼しているとのことでありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第149号及び議案第150号の指定管理者の指定について、ご報告を申し上げます。
これら2議案につきましては、太田市毛里
田小放課後児童クラブを毛里
田小放課後児童クラブ保護者会に、太田市藪塚
本町南放課後児童クラブ及び太田市藪塚本町南第2
放課後児童クラブを社会福祉法人善美会に、令和3年4月1日から5年間、指定管理者として管理を行わせようとするものであります。
委員からは、太田市毛里
田小放課後児童クラブの指定管理者候補者の選定理由についての質疑があり、このことについては、公募により2団体からの応募があり、太田市指定管理者候補者審査委員会において、これまでの運営実績及び組織体制等が評価され、当該団体が選定されるに至ったと考えるとのことでありました。
また、太田市藪塚
本町南放課後児童クラブ及び太田市藪塚本町南第2
放課後児童クラブを指定管理者による施設の管理運営とすることに至った経緯についての確認がなされました。
議案ごとに挙手により採決を行った結果、2議案とも賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、本委員会に付託されました6議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 討 論(終局)
○議長(久保田俊) 議事の都合により、議案第137号から第139号まで、議案第146号、議案第149号及び議案第150号の6議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
最初に、議案第137号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第138号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第139号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第146号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第149号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第150号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
◎ 委 員 長 報 告
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。
令和2年12月9日
太田市議会議長
久 保 田 俊 様
健康福祉委員 木 村 康 夫
記
┌───────┬────────────────────────────┬──────┐
│ 事件の
番号 │ 件 名
│ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第145
号│指定管理者の指定について(太田市福祉会館)
│ 原案可決 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第147
号│指定管理者の指定について(太田市新田
福祉総合センター)
│ 原案可決 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第148
号│指定管理者の指定について(太田市尾島健康福祉増進センタ
│ 原案可決 │
│
│ー)
│ │
└───────┴────────────────────────────┴──────┘
○議長(久保田俊) 次に、日程第3、議案第145号、議案第147号及び議案第148号の3議案を一括議題といたします。
◎ 除 斥
○議長(久保田俊) 地方自治法第117条の規定により、26番正田恭子副議長、4番松川翼議員、9番高橋えみ議員及び20番高藤幸偉議員の退席を求めます。
(正田恭子副議長、松川翼議員、高橋えみ議員、高藤幸偉議員退席)
○議長(久保田俊) 3議案は健康福祉委員会に付託いたしたものであります。
審査報告書の朗読を省略し、直ちに木村康夫委員から報告を求めます。
◎健康福祉委員(木村康夫) ご指名によりまして、
健康福祉委員長報告を申し上げます。
去る12月4日に本委員会に付託されました議案第145号、議案第147号及び議案第148号の3議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
本委員会は、12月9日に委員全員及び執行者の出席の下に委員会を開催いたしましたが、審査に当たり、高橋委員長、松川副委員長及び正田委員が社会福祉法人太田市社会福祉協議会の役員等であるため、除斥になったことから、4名の委員により審査を行いました。
初めに、議案第145号 指定管理者の指定について、ご報告を申し上げます。
本案は、太田市福祉会館について、社会福祉法人太田市社会福祉協議会に、令和3年4月1日から5年間、指定管理者として管理を行わせようとするものであります。
委員からは、新型コロナウイルスの影響による貸館業務の制限に伴い休業となった職員の人数と休業の期間についての確認がなされました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第147号及び議案第148号の指定管理者の指定について、ご報告を申し上げます。
これらの2議案につきましては、太田市新田
福祉総合センター及び太田市尾島
健康福祉増進センターについて、社会福祉法人太田市社会福祉協議会に、令和3年4月1日から5年間、指定管理者として管理を行わせようとするものであります。
委員からは、新型コロナウイルスの影響による両施設の休館期間における管理運営委託料の減額が、労働者の責めに帰すべき事由のない賃金の減額につながったのではないかと危惧する質疑があり、このことについては、今後は同様の事案が発生した際に指定管理者と協議できるよう、基本協定書に規定することを検討していきたいとのことでありました。
議案ごとに挙手により採決を行った結果、2議案とも賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、本委員会に付託されました3議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 討 論(終局)
○議長(久保田俊) 議事の都合により、議案第145号、議案第147号及び議案第148号の3議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
最初に、議案第145号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第147号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第148号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
◎ 除 斥 の 解 除
○議長(久保田俊) 26番正田恭子副議長、4番松川翼議員、9番高橋えみ議員及び20番高藤幸偉議員の入場を求めます。
(正田恭子副議長、松川翼議員、高橋えみ議員、高藤幸偉議員入場)
◎ 委 員 長 報 告
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。
令和2年12月9日
太田市議会議長
久 保 田 俊 様
健康福祉副委員長 松 川 翼
記
┌───────┬────────────────────────────┬──────┐
│ 事件の
番号 │ 件 名
│ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第151
号│指定管理者の指定について(太田市総合健康センター)
│ 原案可決 │
└───────┴────────────────────────────┴──────┘
○議長(久保田俊) 次に、日程第4、議案第151号を議題といたします。
◎ 議 長 交 代
○議長(久保田俊) 本案の審議に当たりましては、私も除斥の対象となりますので副議長と交代いたします。
(議長自席に着席、副議長議長席に着席)
○副議長(正田恭子) 議長と交代いたしました。
しばらくの間、議長の職を務めます。
◎ 除 斥
○副議長(正田恭子) 地方自治法第117条の規定により、22番久保田俊議長及び9番高橋えみ議員の退席を求めます。
(久保田俊議長、高橋えみ議員退席)
○副議長(正田恭子) 本案は健康福祉委員会に付託いたしたものであります。
審査報告書の朗読を省略し、直ちに松川翼副委員長から報告を求めます。
◎健康福祉副委員長(松川翼) ご指名によりまして、
健康福祉委員長報告を申し上げます。
去る12月4日に本委員会に付託されました議案第151号 指定管理者の指定について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
本委員会は、12月9日に委員全員及び執行者の出席の下に委員会を開催いたしましたが、審査に当たり、高橋委員長が一般財団法人太田市健診センターの評議員であるため、除斥になったことから、6名の委員により審査を行いました。
本案は、太田市総合健康センターについて、一般財団法人太田市健診センターに、令和3年4月1日から5年間、指定管理者として管理を行わせようとするものであります。
委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、本委員会に付託されました議案第151号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。
◎ 質 疑(終局)
○副議長(正田恭子) これより質疑に入ります。
ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○副議長(正田恭子) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 討 論(終局)
○副議長(正田恭子) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○副議長(正田恭子) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○副議長(正田恭子) これより採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○副議長(正田恭子) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
◎ 除 斥 の 解 除
○副議長(正田恭子) 22番久保田俊議長及び9番高橋えみ議員の入場を求めます。
(久保田俊議長、高橋えみ議員入場)
◎ 議 長 交 代
○副議長(正田恭子) 以上をもちまして、議長の職務を終了し、議長と交代します。
(副議長自席に着席、議長議長席に着席)
◎ 委 員 長 報 告
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。
令和2年12月9日
太田市議会議長
久 保 田 俊 様
健康福祉委員長 高 橋 え み
記
┌───────┬────────────────────────────┬──────┐
│ 事件の
番号 │ 件 名
│ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第152
号│指定管理者の指定について(太田市養護老人ホーム)
│ 原案可決 │
└───────┴────────────────────────────┴──────┘
○議長(久保田俊) 次に、日程第5、議案第152号を議題といたします。
◎ 除 斥
○議長(久保田俊) 地方自治法第117条の規定により、1番神谷大輔議員、5番長ただすけ議員、7番八長孝之議員及び21番矢部伸幸議員の退席を求めます。
(神谷大輔議員、長ただすけ議員、八長孝之議員、矢部伸幸議員退席)
○議長(久保田俊) 本案は健康福祉委員会に付託いたしたものであります。
審査報告書の朗読を省略し、直ちに高橋えみ委員長から報告を求めます。
◎
健康福祉委員長(高橋えみ) ご指名によりまして、
健康福祉委員長報告を申し上げます。
去る12月4日に本委員会に付託されました議案第152号 指定管理者の指定について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
本委員会は、12月9日に委員全員及び執行者の出席の下に委員会を開催し、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、12月2日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
本案は、太田市養護老人ホームについて、社会福祉法人同仁会に、令和3年4月1日から3年間、指定管理者として管理を行わせようとするものであります。
委員からは、現在の指定管理者が指定管理者候補者となっていることを踏まえ、施設にて実施された利用者アンケートにおいて、食事の満足度が低下している原因と今後の対応策についての質疑があり、このことについては、人件費の削減と業務の効率化を図るために、食事の提供方法を施設内での調理から給食センターでの調理へ変更したことによる味の変化が原因であると考えられる。現在も法人に対し、入所者の満足度向上につながる食事の提供等について様々な要望を伝えているが、今後も食事に係る課題点の改善を促していきたいとのことでありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、本委員会に付託されました議案第152号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 討 論(終局)
○議長(久保田俊) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
◎ 除 斥 の 解 除
○議長(久保田俊) 1番神谷大輔議員、5番長ただすけ議員、7番八長孝之議員及び21番矢部伸幸議員の入場を求めます。
(神谷大輔議員、長ただすけ議員、八長孝之議員、矢部伸幸議員入場)
◎ 委 員 長 報 告
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。
令和2年12月9日
太田市議会議長
久 保 田 俊 様
都市産業委員長 高 田 靖
記
┌───────┬────────────────────────────┬──────┐
│ 事件の
番号 │ 件 名
│ 議決の結果 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第140号│太田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の
│ 原案可決 │
│
│一部改正について
│ │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第141号│太田市
道路占用料徴収条例の一部改正について
│ 原案可決 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第142号│太田市公共物使用等に関する条例の一部改正について
│ 原案可決 │
├───────┼────────────────────────────┼──────┤
│議案第143号│
太田市営住宅条例の一部改正について
│ 原案可決 │
└───────┴────────────────────────────┴──────┘
○議長(久保田俊) 次に、日程第6、議案第140号から第143号までの4議案を一括議題といたします。
4議案は都市産業委員会に付託いたしたものであります。
審査報告書の朗読を省略し、直ちに高田靖委員長から報告を求めます。
◎都市産業委員長(高田靖) ご指名によりまして、都市産業委員長報告を申し上げます。
去る12月4日に本委員会に付託されました議案第140号から第143号までの4議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
本委員会は、12月9日に開催し、委員6名及び執行者の出席の下、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、12月2日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。
初めに、議案第140号 太田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。
本案は、都市計画の定期見直しによる市街化区域への編入に伴う地区計画の新規策定、規制内容の変更を伴う地区計画の変更、土地区画整理事業の廃止に伴う地区計画の新規策定及び関係法令の一部改正に伴う地区計画の変更を行うため、所要の改正を行うものであります。
委員からは、市街地の拡散の抑制等を趣旨とした改正都市計画法と本案における都市計画の定期見直しに伴う約201ヘクタールの市街化区域の編入との整合性についての質疑があり、このことについては、都市計画マスタープランに基づき、利便性が高い市中心部への居住誘導、公共交通網の利用促進、産業拠点の拡充等、政策的課題へ対応するために必要な都市計画の変更である。懸念される無秩序かつ拡散的な開発を助長するものではなく、改正都市計画法との整合は図られると考えているとのことでありました。
また、地区計画決定までの過程における住民からの意見反映についての質疑があり、このことについては、地権者説明会をはじめ、公聴会及び都市計画案の縦覧により意見聴取を実施し、都市計画審議会を経て決定となる。住民からは、建築物の制限の規定、固定資産税に係る影響、学校周辺環境への配慮等の声が挙げられたが、当該都市計画変更の趣旨に反しないものについては、地区計画に取り入れるよう、きめ細やかな対応を行ってきたとのことでありました。
さらに、本改正により商業系土地利用へ変更となる丸山地区周辺の今後の計画についての質疑があり、このことについては、利便性の向上による市街地の拡散が危惧されるため、改正都市計画法による無秩序な開発の抑制が求められる。今後、当該地区近隣の大規模指定既存集落区域を中心として、モデルエリアに指定し、地域コミュニティを維持していきたいとのことでありました。
さらに、地区計画における地区整備計画の規定のこと、本地区計画施行により既存不適格となる建築物の想定のこと、規定外の建築行為を行った際の罰則規定のこと、都市計画決定の告示日の時期のことなどについての質疑、確認がなされました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第141号 太田市
道路占用料徴収条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。
本案は、道路法施行令の一部が改正され、道路占用料の額の改定が行われたことに伴い、本市においても同様の対応を図るため、条例で定める占用料の改定を行うものであります。
委員からは、道路法施行令の一部改正が行われた背景として、消費税率が10%に引上げられたことによるものと思慮するが、他に挙げられる要因を問う質疑があり、このことについては、平成30年度の3年に1度の固定資産税評価額の評価替えを踏まえて見直しが実施されたと考える。国に倣い本条例を改正するものであるとのことでありました。
また、占用物件である電柱の改定率と本改正に伴う増収見込額についての質疑があり、このことについては、第1種から第3種までの電柱の平均改定率は17.2%であり、480万円程度の増収を見込んでいるとのことでありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第142号 太田市公共物使用等に関する条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。
本案は、行政財産の使用料の還付に係る取扱い及び公共物使用料と道路占用料の算定方法等の統一化を図るため、所要の規定の整備を行うものであります。
委員からは、公共物使用料の還付における規定の追加及び算定方法等を変更する理由についての質疑があり、このことについては、主な目的として、行政財産における取扱いを統一するためとのことでありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第143号
太田市営住宅条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。
本案は、市営住宅の住戸改善事業の実施により住み替えを必要とされる入居者が、建て替え事業を実施した場合と同様に入居資格や家賃等の特例を受けられるようにするため、所要の規定の整備を行うものであります。
委員からは、本事業の実施に当たり、先例である群馬県に倣い条例整備を行うこととした理由についての質疑があり、このことについては、本改正によって住戸改善事業の対象入居者の市営住宅間の移転が可能となり、市営住宅集約促進事業の円滑な推進が図られるためとのことでありました。
また、住戸改善事業における今後の具体的な計画、目的及び内容についての質疑があり、このことについては、大島市営住宅において単身・小規模世帯向けの住戸を中心とした全面改修工事に令和4年度から着手し、エレベーター設置等、快適な住環境を目指して5か年で計画を予定しているとのことでありました。
さらに、改修後の市営住宅への移転に伴う優先入居及び急激な家賃上昇への対応策についての質疑があり、このことについては、従前入居者が公募によらず優先的に戻って来られるよう配慮するとともに、家賃については、段階的に上昇し、6年目に正規の家賃とする緩和措置を取っていくとのことでありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、本委員会に付託されました4議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 討 論
○議長(久保田俊) 議事の都合により、議案第140号から議案第143号までの4議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
最初に、8番水野正己議員。
◆8番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第140号に対する反対討論を行います。
本案は、今年中とされてきた201ヘクタールもの都市計画の変更、すなわちそのほとんどが農地である市街化調整区域201ヘクタールの市街化区域への編入に伴うものです。この市街化編入によって、今後の土地の利用計画が制約を受けてしまう土地の所有者、利用者が生まれることは否定できません。具体的には、相続人による住宅建築、あるいは農地としての有効活用などが制限され、農業など生業を継続する上では、経過措置があるとはいっても、結局は固定資産税が上がり、都市計画税もかけられて負担増となります。さらには、今年6月に公布された改正都市計画法による開発許可基準の見直しとの整合性も問われることになります。開発許可基準の見直しは、市街地の拡散の抑制として、調整区域での開発基準の見直し、現行制度の厳格化、大規模指定既存集落及び地区計画を活用してのまちのまとまりの確保、維持を図ることなどとされています。そして、さらに丸山地区では、市街化編入を受けての商業施設の建設による急速な市街化促進、無秩序な開発を抑制するため、近隣の大規模指定既存集落区域を中心にモデルエリアにするとされています。
既に公布された改正都市計画法は、頻発、激甚化する自然災害に対応し、市街地の拡散を抑制することが目的とされます。安全なまちづくりのために、災害レッドゾーン、浸水エリア内などでの開発の抑制を図るとされています。こうした内容を持つ改正法を受けての太田市の開発許可基準の見直しが2年後の4月、つまり1年半もたたない後に施行されることになりますが、そもそも本案によって、飯塚東矢島地区では、開発によって市街地が拡散されることは想像に難くありません。そう考えるなら、そもそも201ヘクタールからの市街化調整区域を一気に市街化区域に編入しないほうがよほど現実的で効果的と言えます。
都市計画の変更に伴う本案を受けて、該当する計画区域内には、複数の調整池を整備する計画とされます。しかし、現在でも、その該当する計画区域とその周辺は、既に一体的に主に農地が調整池、遊水池の役割を果たしています。そうした既に調整池、遊水池の役割を果たしている区域の農地の一定部分を潰して開発して、そして開発される計画区域内に調整池を複数造ったとしても、都市計画の変更、地区計画の変更、用途変更によって一気に開発圧力が高まり、住宅や店舗、工場など、排水する建築物が一気に増え、集中豪雨による雨水と上流からの排水を十分貯水できる調整池の整備が可能かどうかは、どうしても疑問、懸念が残ることを指摘しなければなりません。幾ら調整池の断面、深さを確保しようとしても、一定の面積が必要になるのはもちろんですが、調整池の用地となる地面そのものは開発されることで面積が少なくなり、住宅や店舗、工場など、建築物の地下に調整池を造るわけにいかないことは、先日の議案質疑でも指摘したとおりです。
いい例が西部工業団地であって、県の設計で排水路の断面は十分確保したとして造成されましたが、集中豪雨の際の冠水は周知の事実です。同じ失敗は繰り返さないかもしれませんが、計画区域内に複数造る調整池までの排水路が十分整備されるかどうかも疑問が残ります。排水路や道路などは、宅地、店舗、工業用地を開発、造成する民間業者が造るとされているだけに、台風や集中豪雨、災害対策、交通安全対策、騒音対策についての不安要素は尽きないものと言えます。
加えて申し上げなければならないのは、本案の元となっている約201ヘクタールからの市街化編入の計画が具体的に示されたのは昨年の秋であるにもかかわらず、その2年から3年も前から、関東建設工業株式会社が該当する区域の農地を先行取得していることにも重大な疑惑が残ることを指摘しないわけにはいきません。関東建設工業が農地を先行取得しようとして用地買収の交渉をする際には、どこの会社がどのような工場を建てるかはもう決まっているという説明を受けたという地権者の証言もあるほどです。関東建設工業は、私が登記簿を取っただけでも既に数十ヘクタールもの農地を取得し、仮登記していますが、市街化編入される農地、調整区域、そのエリアを知っていなければ、とてもそんな危険な先行取得は企業としてできるとは思えません。しかも、関東建設工業は、2年から3年ほど前から先行取得した農地の一定部分を、農転申請が許可された上でではありますが、開発に着手していますが、大部分は未開発、未着手のままであり、農地として利用しているわけでもない、そういう農地が相当な面積残されているほどです。これでは、市街化編入を知っていて、それが決まるのを見越して広大な農地を取得して、市街化編入が決定するのを待っているという疑惑が膨らんでしまいます。
以上、本案に対する問題と矛盾、疑惑を指摘して、反対討論を終わります。
○議長(久保田俊) 次に、7番八長孝之議員。
◆7番(八長孝之) 太田クラブの八長孝之でございます。
都市産業委員会に付託されました議案第140号 太田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について、本案を可決すべきものとした委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。
本案は、都市計画の定期見直しによる市街化区域への編入に伴う地区計画の新規策定もしくは規制内容の変更を伴う地区計画の変更、土地区画整理事業の廃止に伴う地区計画の新規策定または関係法令の一部改正に伴う地区計画の変更を行うため、所要の改正を行おうとするものであります。
本案による建築物の制限については、建築基準法第68条の2の規定に基づき、地区計画の内容として定められたものを条例で定めるもので、これにより建築基準法が適用され、建築確認の際の審査及び完了検査の対象となるほか、建築主等に罰金を科すことが可能となるなど、地区計画の制限内容に実効性を持たせるものであることから、必要な改正であると考えます。
また、本案による建築物の制限の概要は、土地利用の純化を図り、地区の特性にふさわしい良好な環境の創出や保全を目的とし、用途地域での建築物等への制限のほか、地区計画により、よりきめ細やかな制限を設けるものであります。具体的には、住居系の土地利用となる地区では、工場、倉庫業倉庫や一定規模の店舗及び風俗遊戯施設などの制限を設けるなど良好な住環境への配慮がなされており、商業系地区においては、住宅や工場、倉庫業倉庫や風俗遊戯施設などについて制限を設けており、工業系地区では、住宅、店舗や風俗遊戯施設などについて制限を設けるなど周辺環境へ配慮したものであることから、妥当なものと考えます。
今回の都市計画の定期見直しによる市街化区域への編入は、無秩序かつ拡散的な開発を助長するものではなく、国、県との協議においてもしっかりと議論を重ねた結果によるものであり、利便性が非常に高い市中心部への居住誘導、公共交通網の利用促進と維持、あるいは、産業拠点の拡充や買物弱者への対応など、都市計画マスタープランに基づき、計画的に市が抱える政策的な課題に対応するために必要な都市計画の変更であることからも、この案件を含む本案は必要な改正であると考えます。
以上の理由から、本案を可決すべきものとした都市産業委員会の決定は妥当であることを申し上げまして、議案第140号についての委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。
○議長(久保田俊) 次に、1番神谷大輔議員。
◆1番(神谷大輔) 立憲民主党の神谷大輔です。議案第140号について、賛成討論を行います。
本議案は、令和2年10月12日開催の第29回都市計画審議会において、第8回定期見直し案として、計画案のとおりと決定された都市計画の変更に当たり、地区計画を新たに策定するために、建築基準法該当箇条に基づく地区計画区域内の建築物の制限を新たな地区計画区域内において付加するものであります。今回の第8回定期見直しにおいて、市街化区域への編入に伴う地区計画の新規策定もしくは変更を行う地区としては、8地区が本議案に掲げられておりますが、このうちの6地区は工業用利用が予定されております。工業用利用が予定されていないのは、商業用利用が予定される丸山地区と住居系利用が予定される飯塚東矢島地区となっており、このうち、住居系利用予定地として、現在お住まいの住民の皆様にとっても関心が高い飯塚東矢島地区について言及したいと考えます。
当地区は、現状においても一定程度の市街化を形成していることから、市街化区域への変更には合理性があり、土地利用の秩序化のための地区計画が必要であると考えられ、本議案の趣旨にかなうものであると認識します。また、地区計画による制限により、今後、容易に予想される人口増加に伴う交通対策や防犯対策といった公益的観点からも地区計画の適用が担保され得ると考えます。今後、地区計画に基づく住民の合意形成を通じた土地利用が遂行されるべきとして、本議案に対しても可決されるべきと考えます。しかしながら、該当地区の周辺までを視野に入れたまちづくりの観点から申し上げると、当該地区の住居系土地利用が促されることで生活排水の増加を招き、その生活排水は水路を通じて南に流れ、強雨、豪雨時に、古戸地区において内水氾濫を招くおそれが懸念できます。実際、昨年10月の令和元年東日本台風から半年余りが経過した本年5月の雷雨時にも、古戸地区では、用水路における急激な水位の上昇が地域の方から伝えられており、飯塚東矢島地区の市街化の促進には、地域計画区域外に及ぼす影響も考慮すべきであると考えます。
この点につきまして、都市計画課のほうで、飯塚東矢島地区の市街化区域への変更に当たり、県河川課との協議を通じて地区計画区域内に複数の調整池の整備を進めていただいており、同地区の水路の下流に位置する古戸地区の住民の方々にとっても安心できる方向であるとの認識を付言させていただき、また、今後の万全な治水対策を通じた多面的な観点からの適正なまちづくりが遂行されることを要望申し上げて、本議案についての賛成討論を終わります。
◎ 討 論 終 局
○議長(久保田俊) 以上で通告による討論は終わりました。
他に討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
最初に、議案第140号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 多 数)
○議長(久保田俊) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第141号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第142号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第143号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
◎ 持ち越し議案に対する質疑
議案第130号 令和2年度太田市
一般会計補正予算(第6号)について
○議長(久保田俊) 次に、日程第7、議案第130号を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、発言を許します。
8番水野正己議員。
◆8番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。
議案第130号、つまり
一般会計補正予算(第6号)について、最初に、産業環境部長に伺います。
この一般会計12月補正ですが、歳入でプレミアム金券販売代金を2億円増額した上で、歳出では商業振興費を1億1,500万円余り増額しているわけですが、この歳出の補正増の内訳として、1億1,500万円余り増額して、商業振興費が26億円余りとなるわけですけれども、小規模事業者応援給付金、これは家賃補助ですが、1億3,000万円余りの減額、それから自前店舗、事業所を持つ小規模事業者への10万円給付で5,300万円余り減額した上で、プレミアム金券の発行事業を3億円ほど増額したということになるわけです。そうすると、太田市のプレミアム金券の事業とすると、購入された分が9月補正で8億円増額して、今回の補正増を合わせると10億円ほどの購入分ということになるわけですけれども、そこで産業環境部長には、まず1点目に、プレミアム金券の購入世帯数と、プレミアム分を含めた購入額を伺います。
それから2点目は、新型コロナウイルス対策としてはこれで十分なのかということなのですが、12月2日の私の一般質問に対する産業環境部長の答弁は、今後の動向を注視していきたいという内容でした。したがって、今後の動向によっては追加の対策も考えるという意味になるわけですが、既に県が15日から28日までの酒類を出す飲食店での夜10時から翌朝5時までの時短要請をしているということも踏まえて、新型コロナウイルス第3波の現状にあって、太田市として新型コロナウイルスの経済対策はこれで十分かという点を伺います。
それから3点目ですけれども、プレミアム金券、5割プレミアムですから、コロナ禍で収入が減っている市民も少なくないということを踏まえた上でのプレミアム金券の発行ですから、そうすると、年越しに向けて年末年始にプレミアム金券での買物が増えて、1店舗当たりのプレミアム金券の使用する量、買物が高額になるということが予想されるわけです。
それで、太田市の金券の換金の振込は、10月までは毎月2回でしたが、プレミアム金券が始まった11月からは、商業観光課が大変配慮をして、換金の振込は11月から月3回になっているわけです。取扱店からは大変歓迎されているのですけれども、ただ、12月は、市役所の仕事納めが28日ということもあって、12月の換金の振込は10日と24日の2回とされているわけです。そうすると、24日に12月最後の換金手続分の振込がされた後の年末から年始にかけてのプレミアム金券の使用が相当数増えると、取扱店舗は、年末年始にかけて取り扱った金券が換金、要するに現金化されるまでは手元の現金が不足して、とりわけ飲食店の場合は、新型コロナウイルス対策として、3密対策、あるいは換気の対策で負担が増えている電気代など経費の支払いも苦しくなってしまうわけです。経費とか公共料金をプレミアム金券で金融機関に払ったり、その口座に振り込むことができないのは言うまでもありません。仕事納めの28日までの換金手続分を年明けの4日に振り込むことも含めて、取扱店舗の経営に支障が生じないように、運転資金がショートしないように、換金振込日を増やすことが必要ではないかということを伺って、以上3点伺って、1回目の質問を終わります。
○議長(久保田俊) 久保田産業環境部長。
◎産業環境部長(久保田均) それでは、議員からの3点の質問についてお答えを申し上げます。
まず1点目なのですが、プレミアム金券の購入世帯数につきましては4万7,184世帯でございます。また、購入金額は9億3,457万円でありまして、プレミアム分を含む発行総額は14億185万5,000円でございます。
続きまして、2点目、新型コロナウイルス対策についての考えということでございますが、これまで市独自の支援策につきまして、商店リフォーム支援事業、飲食店応援食事券の支給事業、先ほど議員がおっしゃいました小規模事業者応援給付金及び事業継続給付金の支給事業、それに融資制度の創設、またプレミアム金券の発行といった様々な支援策を実施してまいっている次第でございます。こういった中で、新型コロナウイルス対策につきましては、本来は国が行う事業と認識しております。国も雇用調整助成金や緊急小口資金の特別措置の延長など、そういった支援の継続を予定しておりますので、引き続き、国や県の動向を注視してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
そして3点目でございますが、プレミアム金券の年末年始の利用に伴う換金についてですが、年末年始に店舗等で利用されましたプレミアム金券等の換金につきましては、コロナ禍の状況を考慮いたしまして、会計課との協議の中で、1月4日の換金振込日を追加しております。具体的に申し上げますと、12月21日までに市役所の換金の手続をしていただければ1月4日の振込、そして、12月28日までに換金の手続をしていただければ1月12日の振込となります。なお、加盟店への周知につきましては、現在、ホームページに掲載しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(久保田俊) 水野正己議員。
◆8番(水野正己) 久保田部長にと申しますか、商業観光課には大変感謝の意を表したいなと。今の部長答弁を聞いていて、商業観光課は本当に頑張っているし、立派だと思いましたが、2回目は市長に伺います。
年末年始には、このようにプレミアム金券の換金振込日の設定をしていただいて、ホームページで周知しているということなので、漏れなく取扱店に伝わるように私もうんと宣伝して歩きたい、閉会後は飲食店回りをしていきたいと思っていますが、そういうふうにすると、28日までに商業観光課で手続を取った分を1月12日、12月21日までに手続を取った分を1月4日というと、商業観光課の職員は年末年始に休めなくなってしまうのではないかというくらい心配しているのです。土日の休みも、年末年始も、振替休日も満足に取れないかもしれないけれども業者のために頑張る、こういう職員がいることは私にとっても誇りだし、市長も鼻が高いだろうなと思います。
そういうことを申し上げた上で、ここで飲食店の新型コロナウイルス対策という点で言及しておきたいと思うのです。実は12月2日の私の一般質問で、群馬のGo To Eatの換金の手続から入金、要するに振込までの期間が2か月以上とされている、加盟店からそういう不安の声が寄せられていたので、これではあんまりだということで、私は市長に何か手だてをと申し上げたわけです。そうしたら、市長もこれは何とかしないとならない、太田市が立て替えることも含めて検討すると即座にお答えいただいたのは本当にありがたかったのです。ところが、これは自らの恥をさらすことにもなるのですが、私の質問の直後に、群馬のGo To Eatのホームページに、換金の回数も当初の5回から10回に増えていて、換金の請求から振込、入金までの期間も当初の2か月、あるいはそれ以上となっていたものが、最短で2週間、長くても25日間ほどで振込、入金がされる、こういうことが群馬のGo To Eatのホームページに掲載されていることが分かったのは、私の質問の後だったのです。
これは私が群馬のGo To Eatの事務局、事務局と直接電話でやり取りができない仕組みですけれども、コールセンターに電話1本かけていればよかったわけですが、ただ、Go To Eatのキャンペーンは、ネットでの予約も可能だというくらい、これでペッペッでネット予約も可能というくらいですから、重大な変更なりがあった場合は、分かりやすくホームページにネット上で掲載されているものだと思っていたのです。ところが、あそこのホームページは本当に分かりづらくて、まず、11月6日付で換金回数が当初の5回から10回に増やされて、請求から振込までの換金の期間も最短2週間、最長25日間ほどと、よくよく聞いてみると、ホームページに掲載されたのは11月6日だということなのです。11月6日にホームページに掲載されているのですけれども、その情報をホームページでどうやって見つけるかというと、まず、トップページの加盟店登録申請受付中と書かれているところをぴっとクリックして、移動して飛んだページのTOPICS、お知らせの2020年11月6日「加盟店様に対する、利用済お食事券代金振り込み回数を増やしました」を開くか、開いて、11月6日に改定された加盟店マニュアルの5ページを読むか、あるいは各種書類、要するに加盟店登録申請受付中のバナーをクリックして、各種書類のダウンロードのバナーをまたクリックして、11月25日改定版のマニュアルを読むか、それも5ページ目で、こうしないと分からない仕組みになっているのです。
私も、よもやでした。既にGo To Eatの加盟店として登録されている飲食店、加盟している飲食店が一番欲しい情報である請求から入金、振込までの期間のスケジュールの変更が、これからGo To Eatに加盟しようとしている申請を受付中というページに書かれているとは夢にも思わなかったのです。自分が電話1本かけなかった責任をGo To Eat事務局に転嫁しようとしているわけではないですけれども、もっと驚いたのは、これは本当に驚いたのですけれども、11月6日に換金の手続が5回から10回、換金の請求から入金までの期間が最短2週間、長くても25日ほどに短縮された、これが11月6日のホームページに掲載されているにもかかわらず、何と11月9日になって、加盟申請をした登録店にもろもろの資料、いわゆるスターターキットと呼ばれているものが、11月6日には換金の期間が短くなっているのに、換金期間は2か月です、換金の回数は5回ですと、こういう資料が発送されているのです。これは驚きですね。どうしてこういうことが起こったのかとGo To Eatのコールセンターに問い合わせても、全然納得のいかない、手続上そのようになってしまっていますと。
では、9日に発送したら、入金の期間、換金期間が短縮されたのを速やかに知らせなければ駄目ではないかと言ったら、ネットで加盟店申請をした業者には、遅まきながら、11月13日になってようやくメールを送り出した。ところが、ファックスで加盟店申請した加盟店には、12月の半ば頃にならないと郵送でその連絡文書を送らないというのです。なぜそんなに遅いかといったら、換金伝票の追加の残り5枚分の印刷が上がるのが12月の半ばだからと。期間が短くなった連絡だけでも早く送らなくては駄目ではないかと言ったら、伝票を送らないで連絡文書だけ送ったら加盟店から電話がいっぱい来て混乱しますからと、これはご都合主義だと私は怒ったのです。飲食店のことなんか何も考えていない。言ってみると、群馬のGo To Eat、農林水産省から委託して運営を取り扱っているJTB群馬支店は税金を食い物にしているとしか思えないよとはっきり群馬のGo To Eatのコールセンターに伝えてあるのですけれども、話が二転三転してどうしようもない。
こういう下で、今の11月25日の加盟店向けの最新版のマニュアルにも、当初配られた10月8日付の加盟店用マニュアルにも、思いのほか食事券の取扱いが多かった場合は取扱いをやめてもよいかという想定問答集、問いがあって、そこには、やめてもいいけれども、あらかじめ分かりやすく利用者に取扱いをやめることを周知するようにと書いてあるのです。そうやって飲食店に促しておいて、自分たちは飲食店に分かりづらい周知しかしていない。しかも、そういうことで、2か月も先に換金されるのではもたないといって取扱いをやめてしまった加盟店が、では、換金期間が短くなるからまた取扱いを再開しようと後で思ったって、お客さんは戻ってこないかもしれないわけです。
こういう状況にある下で、確かに換金期間は短くなって、今月の半ば頃といいますから、そろそろ飲食店、加盟店には必要な連絡が届くのでしょうけれども、もしかしたら取扱いをやめてしまった業者もいるかもしれない。そこにもってきて、新型コロナウイルスの第3波を受けて県が警戒レベルを3に引上げたのは当然所要の措置だと思っています。接待を伴う飲食店などで夜10時から翌朝5時まで、年末の直前でしょうか、年越しの前、15日から28日まで時短要請するのは私も必要だとは思っているのですけれども、そのときの協力金が28万円ということだと、やはりこの間の新聞報道にも、28万円で家賃や水光熱費を払うと残った分で1人分の人件費を払えるかどうか分からないという報道もあって、私もそういうスナックの声も聞いています。しかし、協力要請だから、時短要請に応えないで10時以降営業することもできるけれども、ほかの店が10時で閉めているのにうちの店だけ10時以降やっていたってお客さんは来てくれないかもしれない。一方で、新型コロナウイルス対策ということで、酒類提供店、スナック以外の店であっても、やはり夏は換気、冬も換気、冷房代、電気代がかさんでいるということもあって、昨日聞いた情報では、桐生市は県の時短要請協力金28万円に加えて10万円上乗せするのだそうです。太田市独自の10万円のときは桐生市は5万円でしたけれども、そういうことも踏まえて、やはり混乱の極みの中で、とにかく年を越しても営業を続けたいと頑張っている店舗、飲食店、事業者向けに、私は何がしか支援をしてあげたいと思うのです。市長、いかがでしょうか。
○議長(久保田俊) 清水市長。
◎市長(清水聖義) JTBの対応への愚痴から、最後はお金を出せという話で、最初からそれを言えば短く済んだのではないかと思いますけれども、うちは今のところプレミアム金券で、取りあえず新型コロナウイルスに対する金銭的な政策は終わりと、あとは国が今、Go Toキャンペーンをやめるということで、非常に正しい選択をしてくれて私もよかったと思っていますが、これでこれから対応をどうするかということになっていくのだと思いますが、あとは国にお任せをして、私たちは今発行したものの換金をスムーズに行えるように、また、市民の皆さんにはやはり市内で消費をしていただくように願っているということであります。
○議長(久保田俊) 水野正己議員。
◆8番(水野正己) 産業環境部長も答えたように、私も同感ですけれども、新型コロナウイルスは、経済対策であっても、医療対策、検査体制であっても、これは紛れもなく国の仕事なのです。国の仕事なのだけれども、その国がなかなか有効な対策を打たないから、群馬県も15日から28日までは酒類を出す店舗、接待をする店舗以外にお酒を出すところ、接待を伴う店だけにするかどうか、今見直しがあるかもしれませんけれども、国の出方を待っていられないということで、県も時短要請、28万円の協力金を決めたわけです。それで、Go Toトラベルが中止といっても、一時中止ですから、年末から1月10日くらいまでなのです。ずっとやめてしまったほうがよほどいいのに、年末、28日から1月11日だったと思いますけれども、その頃まで一時止めるだけで、しかも、東京と名古屋を目的地とするのは補助対象ではないけれども、東京、名古屋から、逆だったか、新聞をそこに置いてきてしまったな。要するに、東京、名古屋が感染の拡大が一番激しいということを受けてのことであるはずなのに、本来だったら東京、名古屋を目的地としても出発地としても補助対象から外さなくてはならないのに、やることが中途半端なわけです。だから、業者も混乱の極みなわけです。
そういう意味で、太田市として、今までにも既に数十億円規模で、医療機関への新型コロナウイルス対応補助ということもやっていますね。前橋市は、その金は市民からもらった寄附だけしか出していないなどという話もありますけれども、いろいろなことを太田市で既にやってきているのは重々承知の上なのですが、やはり太田市内で頑張ってやっている、何とか商売を続けようともがき苦しんでいる業者がいるときに、せめて国や県にもう少し協力金の上乗せをできないか、あるいは、市長は知事とそれなりにいろいろ言い合える関係ですよね。そういう関係も生かして、例えば県とすれば時短協力金28万円だけれども、そこに市町村と県でさらに上乗せ分を半分ずつ持って5万円とか10万円出すとか、そういうことも県と協議していく。何より国に、これでは業者が、市民が干上がってしまうではないか、もっと金を出せ、有効に使え、予算をつけろということを国に要求することも併せて、それでも県もそう簡単にはお金を出せなかったとしたら、あとは市長が、目が合ってしまったけれども、総務部長、財政課長を口説き落として、何だったら私も一緒に頭を下げに行くつもりでいますので、ぜひお考えいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(久保田俊) 清水市長。
◎市長(清水聖義) これは県が支援するのは1日2万円で28万円ということです。多分これが延長になるのではないのでしょうか。やはりその基準に基づいて、Go To Eatは、10時以降はやめてくれということで今後続くとすれば、この額はもっと増えてくのではないでしょうか。この額は国から全額来るわけですから、腹はちっとも痛まないのです。うちが出すと、まるっきり腹が痛むのです。ですから、来年度の予算にも結構響いてきますので、やはりこれは県にお願いして、足らない部分、本当は2万円が適切なのか、3万円がいいのか分かりませんけれども、一応この金額については、国はマックス120万円まで出すとか昨日テレビで言っていましたから、結構大盤振る舞いするのだったら、2万円なんていうけちなことを言わないで3万円にしてほしいというようなことは話はしてみたいと思います。結果については分かりませんけれども、いずれにしても、太田市で付加をしていく、さらに付け加えるということは今の段階では考えていないと、ぜひご理解いただきたいと思います。
◎ 質 疑 終 局
○議長(久保田俊) 以上で通告による質疑は終わりました。
他にご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 他にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委員会付託の省略
○議長(久保田俊) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(久保田俊) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 休 憩
午前11時8分休憩
○議長(久保田俊) この際、暫時休憩いたします。
◎ 再 開
午前11時30分再開
○議長(久保田俊) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎ 委 員 長 報 告
請 願 審 査 報 告 書
本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第143条の規定により報告します。
令和2年12月8日
太田市議会議長
久保田 俊 様
市民文教委員長 渡 辺 謙一郎
記
┌──────┬────────────────┬───────────────┬────┐
│ 受理番号 │ 件 名 │ 請願者の住所・氏名 │審査結果│
├──────┼────────────────┼───────────────┼────┤
│請願第7号 │
教職員定数改善と義務教育費国庫負│太田市新道町19
│採 択│
│ │担制度2分の1復元をはかるため │群馬県教職員組合太田支部 │ │
│ │の、令和3年度政府予算に係る意見│支部長 長山 満
│ │
│ │書提出に関することについて │
│ │
├──────┼────────────────┼───────────────┼────┤
│請願第8号 │日本政府に
核兵器禁止条約の署名・│太田市台之郷町664−4 │採 択│
│ │批准を求めることについて │太田市革新懇談会
│ │
│ │
│代表 松浦 昭延 ほか1名 │ │
└──────┴────────────────┴───────────────┴────┘
○議長(久保田俊) 次に、日程第8、請願第7号及び請願第8号の2件を一括議題といたします。
2件は
市民文教委員会に付託いたしたものであります。
審査報告書の朗読を省略し、直ちに
渡辺謙一郎委員長から報告を求めます。
◎
市民文教委員長(渡辺謙一郎) ご指名によりまして、
市民文教委員会に付託されました請願第7号及び請願第8号の2件につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
本委員会は、12月8日に委員全員及び執行者の出席の下に委員会を開催し、請願を審査いたしました。
請願の趣旨につきましては、今定例会初日に配付されました請願文書表のとおりでありますが、審査に当たり紹介議員の説明を聞くなどした後、それぞれ慎重に審査を行ったものであります。
初めに、請願第7号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、令和3年度政府予算に係る意見書提出に関することについて、ご報告申し上げます。
委員からは、過去に同内容で提出された請願の本市議会における取扱いについての質疑がなされました。
本請願の取扱いにつきましては、教職員定数については、少人数教育によって、子どもたちの豊かな学びを実現することや、教職員の働き方改革を実現するためにも抜本的な改善が必要である。また、
義務教育費国庫負担制度においては、国庫負担率の引下げにより、厳しい財政状況の中、独自財源での人的措置等を行うことになることから、教育条件の自治体間格差が拡大することが懸念され、義務教育が果たすべき役割である教育機会の均等化を担保するためには、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元は必要であることから、採択すべきとの意見がありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により、採択すべきものと決定いたしました。
次に、請願第8号 日本政府に
核兵器禁止条約の署名・批准を求めることについて、ご報告申し上げます。
委員からは、紹介議員に対し、この条約の批准の対象となる国・地域の数及びそれらの中で批准をしていない国・地域の数についての質疑、確認がなされました。
本請願の取扱いにつきましては、
核兵器禁止条約への批准国が50か国に達し、来年1月22日に条約の発効に至ったことは大きな前進であり、核兵器廃絶に向けて新たな段階に入ったものと考える。また、国内においても、署名・批准を求める自治体は年々増加し、その機運も高まっている。さらに、唯一の戦争被爆国として条約へ参加し、批准することを求めることは、核兵器の廃絶を願う本市の平和都市宣言の趣旨とも一致することから、本請願の趣旨は妥当であり、採択すべきとの意見がありました。
加えて、国として、核保有国をはじめ、当該条約の対象となる国・地域へ署名・批准を強く要請することも求めるべきとの意見がありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により、採択すべきものと決定いたしました。
以上、本委員会に付託されました請願第7号及び請願第8号の2件につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、委員会の決定のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げまして委員長報告といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 討 論(終局)
○議長(久保田俊) 議事の都合により、請願第7号及び請願第8号の2件についての討論は一括とし、採決は事件ごとといたします。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
最初に、請願第7号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、採択です。
本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本件は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、請願第8号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、採択です。
本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本件は委員長報告のとおり決定いたしました。
◎ 委 員 長 報 告
請 願 審 査 報 告 書
本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第143条の規定により報告します。
令和2年12月9日
太田市議会議長
久保田 俊 様
健康福祉委員長 高 橋 え み
記
┌──────┬────────────────┬───────────────┬────┐
│ 受理番号 │ 件 名 │ 請願者の住所・氏名 │審査結果│
├──────┼────────────────┼───────────────┼────┤
│請願第6号 │精神障がい者の
交通運賃割引制度の│太田市長手町26「麦の家」内 │採 択│
│ │適用に関する意見書提出のことにつ│太田精神障がい者を守る家族の会│ │
│ │いて
│(ひまわりの会)
│ │
│ │
│会長 岡部 典行
│ │
└──────┴────────────────┴───────────────┴────┘
○議長(久保田俊) 次に、日程第9、請願第6号を議題といたします。
本件は健康福祉委員会に付託いたしたものであります。
審査報告書の朗読を省略し、直ちに高橋えみ委員長から報告を求めます。
◎
健康福祉委員長(高橋えみ) ご指名によりまして、健康福祉委員会に付託されました請願第6号 精神障がい者の
交通運賃割引制度の適用に関する意見書提出のことについて、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
本委員会は、12月9日に委員全員及び執行者の出席の下に委員会を開催し、請願を審査いたしました。
本請願の趣旨につきましては、今定例会初日に配付されました請願文書表のとおりでありますが、審査に当たり、紹介議員の説明を聞いた後、慎重に審査を行ったものであります。
委員からは、紹介議員に対し、同趣旨の請願が既に国会において採択されているにもかかわらず、本市議会への請願の提出に至った経緯等についての質疑があり、このことについては、国会において請願が採択されているものの、今日に至っても交通事業者による交通運賃の割引制度の導入が十分に実現されない状況が続いていることから、国への意見書提出を求める請願の提出に至ったとのことでありました。
また、執行者への確認において、委員からは、精神障がい者の社会復帰や自立への支援の内容と、移動を伴う支援の有無についての質疑があり、このことについては、精神通院医療の給付により、継続的な支援が必要な場合に、支払われる医療費の一部が公費負担となる。移動を伴う支援については、障害者総合支援法に基づく通院等介助や移動支援などがあり、交通費は本人負担であるが、車であれば、福祉有償運送といった送迎サービスを適用し、実費相当額により比較的安価に利用できるとのことでありました。
また、本市における公共交通や民間の鉄道やバスにおける障がい者への割引適用の状況についての質疑があり、このことについては、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所有者は、通常は70歳以上が利用対象であるおうかがい市バスが、70歳未満であっても利用対象となる場合があるほか、手帳の提示により、シティライナーおおたの運賃が半額となり、県内の路線バスにおいても割引の適用がある。鉄道については、JR及び大手私鉄のほとんどが身体障がい者及び知的障がい者は乗車券代割引対象としているが、精神障がい者は割引対象外としているとのことでありました。
さらに、本市における精神障害者保健福祉手帳の交付状況のこと、市障がい福祉課が実施している障がい者の移動に対する支援のこと、精神障がい者の平均賃金のことについての質疑がなされました。
本請願の取扱いにつきましては、障害者基本法では、精神障害者も障害者と規定され、「全て障害者は、社会を構成する一員として社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会が確保されること」等を旨とした共生社会の実現について規定しており、精神障がい者の生活には移動を伴うものが多くあるが、
交通運賃割引制度については、身体障がい者、知的障がい者に比べて不十分な現状がある。公共交通機関を使用しての移動は障がい者の自立と社会参加にとって不可欠だと考えられることから、精神障がい者にも身体障がい者、知的障がい者と同等の交通運賃等の割引制度が必要と考える本請願の趣旨は妥当であり、採択すべきとの意見がありました。
挙手により採決を行った結果、賛成全員により、採択すべきものと決定いたしました。
以上、本委員会に付託されました請願第6号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、委員会の決定のとおりご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 討 論(終局)
○議長(久保田俊) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、採択です。
本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本件は委員長報告のとおり決定いたしました。
◎ 議 案 上 程
議会議案第3号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元を求める意見書
○議長(久保田俊) 次に、日程第10、議会議案第3号を議題といたします。
◎ 提案理由の説明
○議長(久保田俊) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。
16番渡辺謙一郎議員。
◎16番(渡辺謙一郎) 議会議案第3号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元を求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。
お手元の議案書の1ページをご覧いただきたいと思います。
本案の提出者は、私、渡辺謙一郎、賛成者は、長ただすけ、
石井ひろみつ、今井俊哉、星野一広、斎藤光男及び白石さと子であります。
本案は、先ほど請願第7号が採択されたことにより、ご提案申し上げるものであります。
義務教育費国庫負担制度は、これまで我が国の義務教育の水準向上に大きな役割を果たしてきましたが、平成18年度に義務教育費国庫負担金の負担割合が3分の1に縮小されたことなどから地方自治体において教育予算の確保が困難となっており、義務教育の円滑な推進に重大な影響を及ぼしております。
自治体の財政力の違いによって、子どもたちが受ける「教育水準」に格差があってはならず、義務教育の水準確保と地方教育行政の充実を図るためには、計画的な教職員定数の改善と教育予算の一層の拡充が必要であります。
以上のことから、国に対し、計画的な教職員定数の改善と、令和3年度政府予算編成において
義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元することを強く求めるため、意見書を提出しようとするものであります。
なお、本意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣及び文部科学大臣であります。
以上、本案の提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委員会付託の省略
○議長(久保田俊) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(久保田俊) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 議 案 上 程
議会議案第4号 日本政府に
核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書
○議長(久保田俊) 次に、日程第11、議会議案第4号を議題といたします。
◎ 提案理由の説明
○議長(久保田俊) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。
16番渡辺謙一郎議員。
◎16番(渡辺謙一郎) 議会議案第4号 日本政府に
核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。
お手元の議案書の3ページをご覧いただきたいと思います。
本案の提出者は、私、渡辺謙一郎、賛成者は、長ただすけ、
石井ひろみつ、今井俊哉、星野一広、斎藤光男及び白石さと子であります。
本案は、先ほど請願第8号が採択されたことにより、ご提案申し上げるものであります。
広島と長崎にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経た2017年7月7日に、国連において採択されました
核兵器禁止条約は、核兵器に関わるあらゆる活動を禁止するものとなっており、また、核保有国の条約への参加の道を規定するなど、核兵器完全廃絶への枠組みを示すと同時に、被爆者や核実験被害者への援助を行う責任も明記され、被爆者とともに私たち日本国民が長年にわたり熱望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものであります。
国際政治でも各国において前向きな変化が生まれており、条約署名国は、アジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカ、太平洋諸国の86か国となり、また、2020年10月24日に批准国が50か国となったことから、同条約は2021年1月22日に発効いたします。
日本は、唯一の戦争被爆国として、核兵器廃絶問題でも最も積極的な役割を果たすべき立場にあり、国際社会からもその働きが求められているにもかかわらず、日本政府がアメリカなどの核保有国とともに
核兵器禁止条約に反対の態度を取り続けていることは、被爆者をはじめ、核兵器廃絶を求める多くの国民の願いに反するものであります。そのため、国において
核兵器禁止条約の署名・批准を行うとともに、核保有国をはじめ、当該条約の対象となる国・地域への署名・批准を強く要請することにより、「核兵器のない世界」を目指す取組の先頭に立つことを強く求めるため、意見書を提出しようとするものであります。
なお、本意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣及び外務大臣であります。
以上、本案の提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委員会付託の省略
○議長(久保田俊) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(久保田俊) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 議 案 上 程
議会議案第5号 精神障がい者の
交通運賃割引制度の適用に関する意見書
○議長(久保田俊) 次に、日程第12、議会議案第5号を議題といたします。
◎ 提案理由の説明
○議長(久保田俊) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。
9番高橋えみ議員。
◎9番(高橋えみ) 議会議案第5号 精神障がい者の
交通運賃割引制度の適用に関する意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。
お手元の議案書の5ページをご覧いただきたいと思います。
本案の提出者は、私、高橋えみ、賛成者は、松川翼、水野正己、中村和正、大川陽一及び木村康夫であります。
本案は、先ほど請願第6号が採択されたことにより、ご提案申し上げるものであります。
障害者基本法は、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指し、障がい者の自立及び社会参加の支援等に向けた基本理念を定めています。また、同法において、精神障害者は、身体障害者、知的障害者と同様に「障害者」と定義され、障がい者支援施策により、社会参加や就労、雇用の促進が図られているにもかかわらず、身体障がい者、知的障がい者に適用される
交通運賃割引制度の対象から除外されており、交通費に係る経済的負担が大きいことは、精神障がい者の社会参加を促す上で大きな障壁となっています。
国内では、共生社会実現のため、改正障害者基本法に加え、障害者総合支援法、障害者差別解消法などの法整備がなされ、平成26年2月には、国連において障害者権利条約が締結されました。同条約第20条では、「障害者自身が、自ら選択する方法で、自ら選択する時に、かつ、負担しやすい費用で移動することを容易にすること。」とされています。これら一連の国内法や条約に照らし合わせれば、精神障がい者が
交通運賃割引制度の対象から除外されている現状は、とても看過できるものではありません。鉄道、バスをはじめとする公共交通機関においては、公共交通事業者の自主的な判断に基づき、障がい者に対する割引制度が設けられており、国においても平成24年に「一般乗合旅客自動車運送事業標準運送約款」を見直し、身体障がい者及び知的障がい者に関する規定と同様に、精神障がい者に対する割引についての規定を整備するなど、事業者に対する理解と協力を求めていますが、いまだ精神障がい者を対象としない事業者が多い状況が続いています。
以上のことから、国に対し、精神障がい者も身体障がい者及び知的障がい者と同等に
交通運賃割引制度の適用対象とするよう交通事業者に働きかけるなどの必要な措置を講ずることを求めるため、意見書を提出しようとするものであります。
なお、本意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣及び国土交通大臣であります。
以上、本案の提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委員会付託の省略
○議長(久保田俊) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(久保田俊) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 字句等の整理委任
○議長(久保田俊) お諮りいたします。
ただいま意見書が3件議決されましたが、字句・その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、字句・その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。
◎ 議 案 上 程
議案第155号 財産の取得について(
太田市立太田高等学校教育用情報端末)
○議長(久保田俊) 次に、日程第13、議案第155号を議題といたします。
◎ 提案理由の説明
○議長(久保田俊) 朗読を省略し、直ちに執行者から提案理由の説明を求めます。
春山教育部長。
◎教育部長(春山裕) 教育部が所管いたします議案第155号 財産の取得について、提案理由のご説明を申し上げます。
議案書その2の1ページをご覧ください。
本案は、GIGAスクール構想に基づき、太田市立太田高等学校に1人1台の教育用情報端末を3,117万8,202円で、東日本電信電話株式会社群馬支店より取得しようとするものであります。
なお、取得予定端末の詳細等につきましては、裏面に記載のとおりでございます。
以上、教育部が所管いたします1議案について、提案理由のご説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
◎ 質 疑(終局)
○議長(久保田俊) これより質疑に入ります。
ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委員会付託の省略
○議長(久保田俊) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(久保田俊) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(久保田俊) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(久保田俊) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(久保田俊) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎
特別委員会継続調査の件
閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書
本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第110条の規定により申し出ます。
令和2年12月14日
太田市議会議長
久保田 俊 様
公共交通対策調査特別委員長 中 村 和 正
記
1 事 件 交通利便性向上のための公共交通のあり方について、集中的に調査研究を行うことについて
2 理 由 なお調査を要するため
閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書
本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第110条の規定により申し出ます。
令和2年12月14日
太田市議会議長
久保田 俊 様
議会改革推進特別委員長 矢 部 伸 幸
記
1 事 件 市政に市民の意見を反映させ、更なる議会の活性化を図り、市民に分かりやすい開かれた議会を実現するための手法について、調査研究を行うことについて
2 理 由 なお調査を要するため
○議長(久保田俊) 次に、日程第14、
特別委員会継続調査の件を議題といたします。
公共交通対策調査特別委員長及び議会改革推進特別委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申出があります。
お諮りいたします。
両委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、両委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
◎ 特定事件の閉会中継続調査の付託
閉 会 中 継 続 調 査 申 出 一 覧 表
┌─────────┬───────────────────────────────────┐
│ 委 員 会 名 │ 件 名
│
├─────────┼───────────────────────────────────┤
│議会運営委員会 │ 1 議会の運営に関する事項について
│
│
│ 2 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について │
│
│ 3 議長の諮問に関する事項について
│
├─────────┼───────────────────────────────────┤
│総務企画委員会 │ 1 市行政の総合企画のことについて
│
│
│ 2 行政改革の推進のことについて
│
│
│ 3 行財政運営及び市有財産の管理のことについて
│
│
│ 4 防災対策のことについて
│
│
│ 5 市税の賦課等のことについて
│
│
│ 6 市税の徴収及び公金滞納整理のことについて
│
│
│ 7 消防・救急体制のことについて
│
├─────────┼───────────────────────────────────┤
│
市民文教委員会 │ 1 住民サービスの向上及び市民生活の支援・相談のことについて │
│
│ 2 公共交通体系のことについて
│
│
│ 3 地域コミュニティ及び行政センターのことについて
│
│
│ 4 文化振興、生涯学習及び社会教育のことについて
│
│
│ 5
スポーツ振興のことについて
│
│
│ 6 学校における教育環境の整備等のことについて
│
│
│ 7 青少年の健全育成のことについて
│
│
│ 8 文化財の保全及び活用のことについて
│
├─────────┼───────────────────────────────────┤
│健康福祉委員会 │ 1 社会福祉のことについて
│
│
│ 2 保険事業、医療年金及び保健衛生のことについて
│
├─────────┼───────────────────────────────────┤
│都市産業委員会 │ 1 商業・観光施策及び工業・労政施策のことについて
│
│
│ 2 環境衛生及び清掃事業のことについて
│
│
│ 3 農業施策のことについて
│
│
│ 4 都市計画の策定及び区画整理等の基盤整備のことについて │
│
│ 5 道路、住宅の整備及び維持管理のことについて
│
│
│ 6 下水道事業等のことについて
│
│
│ 7 公園、緑地の整備及び維持管理のことについて
│
│
│ 8 公有地の拡大及び取得のことについて
│
└─────────┴───────────────────────────────────┘
○議長(久保田俊) 次に、日程第15、特定事件の閉会中継続調査の付託を議題といたします。
議会運営委員長及び各常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。
各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(久保田俊) ご異議なしと認めます。
よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
◎ 議 長 挨 拶
○議長(久保田俊) 令和2年12月定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
本定例会は、11月30日から本日までの16日間にわたり開催されました。この間、一般会計の補正予算、各種条例の一部改正など、数多くの重要議案等について、慎重にご審議いただき、それぞれ適切、妥当な結果を得て、本日、無事閉会の運びとなりました。ここに議長といたしまして、議員各位の多大なるご支援と執行者各位のご協力に対しまして、深く感謝を申し上げる次第でございます。
今年は新型コロナウイルス感染症という未知のウイルスが日本だけでなく世界的に流行し、現在も収束の兆しが見えない状況です。私たちは、新しい生活様式に対応した働き方や経済活動の見直しを迫られ、ウイルスという見えないものに不安を感じて暮らしております。本市の感染者数は、初めて感染を確認された方から数えて250名を超えました。市民の皆さんは、3密回避を守り、感染拡大防止に取り組んでおられることと思いますが、年末年始を迎え、気が緩むことがあるかもしれません。改めて新しい生活様式が習慣化されているかどうかを見直していただきたいと思います。また、この新型コロナウイルス感染症は誰もが感染し得るウイルスです。皆さんには、正確な情報に基づいた思いやりを持った行動をお願いいたします。そして、現在も最前線で懸命に検査や治療を行っている医療従事者の方々に、この場をお借りして、そのご尽力に対し、心より敬意と感謝を申し上げます。
さて、私たち議員の活動の中心は、市民との対話の中で市に対する必要な施策を汲み取るものでありますが、このコロナ禍の中では、そのような活動は難しいのではないかと考えておりました。しかし、30人の議員は、地域に根差し、市民の声をいただき、今定例会においても、要望や提案として市政に届けることができたと感じています。執行者各位におかれましては、今回成立を見た議案並びに多岐にわたる議会における意見、要望等を十分に尊重され、今後の市政運営に反映いただきますとともに、より一層のご尽力をお願いするところであります。
最後になりますが、多くの方が、この気が休まることのない日々と、感染の不安に押し潰されそうになってはいないでしょうか。このような日常の中、皆さんは、夕焼けを見る余裕がありますか。寒くなり、空気が澄んでいるこの時期、刻々と色が変わる夕焼けの美しさに心が洗われます。顔を上げ、空を見上げてみる。皆さんも美しい夕焼けを見る余裕を持っていただき、気持ちの切り替えを上手に行っていただきたいと思います。そして、業務遂行に当たっては、全集中、太田市の呼吸で取り組んでいただくようお願いいたします。
令和2年も残すところわずかとなりました。来る令和3年が皆様にとりましてすばらしい1年になりますよう、また、議員並びに執行者各位のますますのご活躍をお祈り申し上げまして、12月定例会の閉会に当たっての挨拶といたします。ありがとうございました。
◎ 市 長 挨 拶
○議長(久保田俊) 続きまして、市長からご挨拶があります。
清水市長。
◎市長(清水聖義) 議長の言葉の中にとてもきれいなフレーズが入っていまして、私の原稿にはそれが書いていないのであります。夕日を見る余裕がないといいますか、そういう状況でもあります。
12月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。11月30日から16日間、補正予算を含め慎重なご審議をいただきました。また、全ての議案にご承認をいただきました。ありがとうございました。
税収減と追加経済対策の策定により、新規国債発行額は100兆円を超える見通しです。財政再建の道のりはさらに遠くなったという感があります。今年の最大の関心時は、新型コロナウイルス感染症のことでありました。私も強い関心を持ち、ツイッターをご覧になっている方は感じていただいていると思いますが、8月11日から、Go Toキャンペーンについていかがなものかということで疑問を投げかけてきたわけでありますが、今日の新聞を見て、昨日の首相の発言を聞いて安心しました。Go Toキャンペーンの一時停止であります。なぜ私がちょっと批判的だったかというのは、当然、新型コロナウイルスの感染者が本当に増えてきたということが一つでありますが、私たちは補助金がないと旅行に行けない、補助金がないと食べるものも食べない、こういう習慣になったら非常に困るということが一つありました。旅館が大変であるならば旅館に補助、支援をする、あるいは食堂が大変であるならば食堂に支援する。お金をもらって食べに行くのではなく、お金をもらって旅行に行くのではなく、それはやはり自らの意思で行うべきではないかということでもありました。私たちも、事業として市民や事業者に寄り添う独自施策も実施をしてきたところであります。
本会議の中で、脱炭素社会の構築、あるいはeスポーツの可能性は、私もそうだなと思いましたが、これらの今後の課題についてご意見をいただき、本当にありがとうございました。これからは脱コロナ社会も見据え、財源を有効に配分し、高校生医療費の助成、あるいは第2子給食費の助成に向けた準備を進めていきたいと思っております。また、民間の力をお借りしながら、北の杜学園開校に伴う学校の跡地利用や、収容人数5,000人規模の新体育館建設などの拠点整備を行い、交流人口を増やして地域の活性化につなげていきたいと思っています。そして、GIGAスクール構想など、学校では教育の在り方を大きく変える動きが加速しております。子どもの学力や生活習慣に影響を及ぼすため、丁寧な議論を重ねてまいります。
今後、経済の落ち込みにより非常に厳しい予算編成が見込まれております。企業誘致も順調に進んでおり、工業団地は全て埋まりました。そういったことにより財源確保、あるいはまた片方では行政改革を進めていきたいと思っています。
先ほど議論がありましたが、間もなく約201ヘクタールに及ぶ市街化区域の編入手続が終了します。これらの事業を含め、今年は次の世代につながる道筋を示すことができた年でもありました。各事業を具体化し、実現することで本市は大きく生まれ変わる。コロナ禍は続きますが、来年は飛躍の年、そして、厳しいのでありますが、その中であっても希望の年にしたいと思っております。
議員の皆様におかれましても、引き続き、市民福祉向上にお力添えをいただき、市民、地域、本市発展のためにご活躍されることをご期待申し上げ、挨拶とさせていただきます。ぜひいい年をお迎えいただきますように心からお祈り申し上げまして、ご挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。
◎ 閉 会
○議長(久保田俊) 以上をもちまして今定例会の議事全てを終了いたしましたので、これをもって閉会いたします。
午後0時7分閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
太田市議会議長 久 保 田 俊
太田市議会副議長 正 田 恭 子
太田市議会議員 大 川 敬 道
太田市議会議員 尾 内 謙 一...