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  1. 各務原市議会 1993-11-29
    平成 5年第 4回定例会−11月29日-01号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    平成 5年第 4回定例会−11月29日-01号平成 5年第 4回定例会             平成五年第四回各務原市議会定例会会議録        ───────────── ● ───────────── 各務原市告示第九十一号  平成五年第四回各務原市議会定例会を次のとおり招集する。   平成五年十一月二十二日                             各務原市長 平 野 喜 八 郎 一、期  日  平成五年十一月二十九日 一、場  所  各務原市議会議事堂        ───────────── ● ─────────────            議   事   日   程   (第一号)                     平成五年十一月二十九日(月)午前十時開議 第  一、会議録署名議員指名 第  二、会期決定 第  三、認第 二 号  平成年度各務原一般会計決算認定 第  四、認第 三 号  平成年度各務原国民健康保険事業特別会計決算認定説明 第  五、認第 四 号  平成年度各務原老人保健特別会計決算認定 第  六、認第 五 号  平成年度航空宇宙博物館用地取得事業特別会計決算認定 第  七、認第 六 号  平成年度各務原下水道事業特別会計決算認定 第  八、議第六十三号  各務原教育委員会委員任命
    第  九、議第六十四号  市道路線認定市道蘇北六六〇号線ほか一路線) 第  十、議第六十五号  市道路線認定市道鵜七三四号線) 第 十一、議第六十六号  平成年度各務原一般会計補正予算(第五号) 第 十二、議第六十七号  平成年度各務原国民健康保険事業特別会計補正予算(第三号) 第 十三、議第六十八号  平成年度各務原老人保健特別会計補正予算(第二号) 第 十四、議第六十九号  平成年度各務原下水道事業特別会計補正予算(第三号) 第 十五、議第 七十 号  平成年度各務原水道事業会計補正予算(第一号) 第 十六、請願第 三 号  高齢者障害者福祉手当実現に関する請願 第 十七、休会期間決定        ───────────── ● ───────────── 〇諸般報告 一、議案提出 一、請願提出 一、陳情等提出 一、例月出納検査の結果報告 一、専決処分報告        ───────────── ● ───────────── 〇本日の会議に付した事件 第  一、会議録署名議員指名 第  二、会期決定 第  三、認第 二 号  平成年度各務原一般会計決算認定 第  四、認第 三 号  平成年度各務原国民健康保険事業特別会計決算認定説明 第  五、認第 四 号  平成年度各務原老人保健特別会計決算認定 第  六、認第 五 号  平成年度航空宇宙博物館用地取得事業特別会計決算認定 第  七、認第 六 号  平成年度各務原下水道事業特別会計決算認定 第  八、議第六十三号  各務原教育委員会委員任命 第  九、議第六十四号  市道路線認定市道蘇北六六〇号線ほか一路線) 第  十、議第六十五号  市道路線認定市道鵜七三四号線) 第 十一、議第六十六号  平成年度各務原一般会計補正予算(第五号) 第 十二、議第六十七号  平成年度各務原国民健康保険事業特別会計補正予算(第三号) 第 十三、議第六十八号  平成年度各務原老人保健特別会計補正予算(第二号) 第 十四、議第六十九号  平成年度各務原下水道事業特別会計補正予算(第三号) 第 十五、議第 七十 号  平成年度各務原水道事業会計補正予算(第一号) 第 十六、請願第 三 号  高齢者障害者福祉手当実現に関する請願 一、委員会付託請願第三号) 第 十七、休会期間決定        ───────────── ● ───────────── 〇出席議員(三十名)                             一  番  関   浩 司 君                             二  番  小 沢 美佐子 君                             三  番  今 尾 泰 造 君                             四  番  神 谷 卓 男 君                             五  番  古 田 澄 信 君                             六  番  松 本 終 市 君                             七  番  平 松 幹 正 君                             八  番  後 藤 幸 夫 君                             九  番  小 島 軍 司 君                             十  番  横 山 隆一郎 君                             十一 番  阿 部 靖 弘 君                             十二 番  伊 藤 正 博 君                             十三 番  真 谷   碩 君                             十四 番  末 松 誠 栄 君                             十五 番  藤 井 国 雄 君                             十六 番  加 藤   操 君                             十七 番  大 野 泰 治 君                             十八 番  川 島 勝 弘 君                             十九 番  長 縄 博 光 君                             二十 番  河 田 久 和 君                             二十一番  中 村 幸 二 君                             二十二番  森     縋 君                             二十三番  相 沢 正 人 君                             二十四番  広 瀬 安 弘 君                             二十五番  足 立 勝 利 君                             二十六番  小 室 義 明 君                             二十七番  白 木   博 君                             二十八番  小 島   香 君                             二十九番  沢 野 美 得 君                             三十 番  足 立   匡 君        ───────────── ● ───────────── 〇欠席議員(なし)        ───────────── ● ───────────── 〇説明のため出席した者の職氏名                       市長          平 野 喜八郎 君                       助役          白 木 昭 二 君                       収入役         横 山 恒 雄 君                       企画財政部長      小 林 文 一 君                       総務部長        川 島 英 明 君                       市民部長        広 瀬   実 君                       民生部長        川 嶋 棟 治 君                       福祉部長        牧 田 正 明 君                       経済部長        山 口 仙 司 君                       建設部長        清 水 信 義 君                       都市計画部長      加 藤 経 夫 君                       水道部長        河 合 照 光 君                       選挙管理委員会監査委員事務局長                                   三 宅 吾 郎 君                       教育長         水 野 定 之 君                       消防長         仲   弘 智 君                       企画財政部次長財政課長坂 井 義 弘 君                       総務部次長総務課長  喜多川   紀 君                       選挙管理委員会委員長  小 島 大 司 君                       代表監査委員      阿 部 玉三郎 君                       教育委員会委員長    福 岡 雅 子 君        ───────────── ● ───────────── 〇職務のため出席した事務局職員                       議会事務局長      河 合   暁                       次長総務課長     尾 関 郁 雄                       総務課主幹       五 島 敬 行                       総括課長補佐庶務係長 金 武   久                       議事調査係長      小 川   周
                          主任書記        山 下 幸 二                       書記          小酒井   恵                       書記補         奥 山 善 子        ───────────── ● ───────────── (開会式) ◎議会事務局長河合暁) 御起立をお願いいたします。  ただ今から平成五年第四回各務原市議会定例会開会式を行います。 ◎市長平野喜八郎君) 大変朝晩寒くなりましたし、この平成五年もあと一カ月になりまして、大変議員の諸先生方におかれましても、公私ともに御多用の中でございますが、今回の平成五年第四回の各務原定例議会開会をお願い申し上げましたところ、全議員の御出席をいただきまして開会できましたことを心から御礼を申し上げます。  本議会には平成年度一般会計決算の御認定をいただく件を初めといたしまして、十三の議案を御提案申し上げております。何とぞ御審議をいただきまして、来る十七日までの非常に長い期間でございますけれども、よろしく御審議を賜りまして、御可決賜りますようにお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長足立勝利君) おはようございます。平成五年第四回市議会定例会を申し上げましたところ、全議員の方々に御参集を賜り、まことにありがとうございます。  さきに市長さんのあいさつにもありましたように、決算認定五件を含む十三案件が上程され、議員提案を含め大切な議案ばかりでございます。特に、平成年度決算認定等審議は、来年度予算編成につなぐべく重要な案件であります。年末を控え、何かと忙しい時期ではありますが、市民公共福祉増進のため、皆さんの闊達なる議論を御希望申し上げ、開会あいさつといたします。ありがとうございました。 ◎議会事務局長河合暁) これをもちまして開会式を終わります。  御着席をお願いいたします。        ───────────── ● ───────────── (開会) 時に午前十時四分 ○議長足立勝利君) ただ今から平成五年第四回各務原市議会定例会開会し、本日の会議を開きます。        ───────────── ● ───────────── ○議長足立勝利君) 日程に入るに先立って、諸般報告職員にいたさせます。           ───────────────────── (職員報告) 一、議案提出    市長から本日付をもって、認第二号から認第六号までと議第六十三号から議第七十号までの十三案件提出がありました。 一、請願提出    岐阜市江添町三丁目一八番地の八、在日本大韓民国居留民団岐阜地方本部団長 林采洪氏外一名から「高齢者障害者福祉手当実現に関する請願」の提出がありました。    内容については、お手元に配付した請願付託表のとおりであります。 一、陳情提出  1 岐阜市七軒町一五番地の五 岐阜合同法律事務所内、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟岐阜本部本部長 神戸照氏から「治安維持法犠牲者国家賠償法仮称)の制定についての陳情」と、  2 岐阜市六条南二丁目一一番地の一、岐阜木材需要拡大協議会会長 小林三之助氏外一名から「木材需要拡大に関する要望」と、  3 岐阜市五坪一四五〇番地の三九、各務原私立幼稚園連合会会長 石井亮一氏外一名から、「私立幼稚園に対する助成要望する要望」と、  4 各務原市蘇原東島町四丁目六番地の二 東海中央病院内、岐阜医療労働組合連合会執行委員長 堀江武人氏から「医療技術向上医療従事者処遇改善のための診療報酬引き上げ改善、および医療機関に対する感染症等対策補助金の支給に関する意見書議会採択についての要請」と、  5 東京都渋谷区代々木一丁目三七番地の二〇 酪農会館三〇八号、日本酪農政治連盟委員長 阿佐美昭一氏から「乳製品の輸入自由化の阻止並びに学校給食用牛乳補助金の確保についての陳情」と、  6 各務原市前渡西町一丁目二一番地の一、各務原市たんぽぽの会会長 足立正治氏から「精神障害者社会復帰福祉施策に関する陳情」と、  7 各務原金属団地一七三番地、岐阜金属工業団地協同組合代表理事 齋出光夫氏から「金属団地組合研修センター建設に伴う助成を求める陳情」の提出がありました。    内容については、お手元に配付した写しのとおりであります。 一、例月出納検査の結果報告    監査委員から、平成年度八月分、九月分の例月出納検査を執行した結果を、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定により報告がありました。    内容については、省略させていただきます。 一、専決処分報告    市長から、地方自治法第百八十条の規定により損害賠償の額を定めることについて専決処分した報告が七件ありました。    内容については、お手元に配付した写しのとおりであります。           ───────────────────── ○議長足立勝利君) 以上で諸般報告を終わります。        ───────────── ● ───────────── ○議長足立勝利君) 本日の日程はお手元に配付したとおり定めました。        ───────────── ● ───────────── △第一、会議録署名議員指名議長足立勝利君) 日程第一、会議録署名議員指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第八十条の規定により議長において、二十四番 広瀬安弘君、二十六番 小室義明君の両君を指名いたします。        ───────────── ● ───────────── △第二、会期決定議長足立勝利君) 日程第二、会期決定議題といたします。  おはかりいたします。今期定例会会期は、本日から十二月十七日までの十九日間と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長足立勝利君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会会期は、本日から十二月十七日までの十九日間と決しました。        ───────────── ● ───────────── △第三、認第二号から第十五、議第七十号まで ○議長足立勝利君) 日程第三、認第二号から日程第十五、議第七十号までの十三案件を一括し、議題といたします。           ─────────────────────                  【議案掲載省略】           ───────────────────── ○議長足立勝利君) 職員の朗読を省略し、提出者説明を求めます。  市長 平野喜八郎君。   (市長 平野喜八郎君登壇) ◎市長平野喜八郎君) 平成五年第四回各務原市議会定例会提出いたしました議案につきましての提案理由を御説明申し上げます。  今回、提出いたしました議案は、  ・ 決算認定            五件  ・ 人事の案件            一件  ・ 市道路線認定          二件  ・ 予算補正            五件 の合計十三案件であります。  まず、認第二号から認第六号までの五議案は、平成年度一般会計及び特別会計決算について、認定を得ようとするものであります。  それぞれの会計におきます収入済額支出済額及びその差引残高を申し上げますと、  認第二号一般会計決算は、   収入済額 四百十五億六千五百六十万六千二百二十七円   支出済額 四百二億二千百八十万五千九十七円   差引残額 十三億四千三百八十万一千百三十円  認第三号国民健康保険事業特別会計決算は、   収入済額 五十一億九千八百八十九万七千二十一円   支出済額 四十九億四千二百三十万五百七十二円   差引残額 二億五千六百五十九万六千四百四十九円  認第四号老人保健特別会計決算は、   収入済額 四十七億一千二百七十三万二千二百七円   支出済額 四十七億一千二百一万五千六十三円   差引残額 七十一万七千百四十四円  認第五号航空宇宙博物館用地取得事業特別会計決算は、   収入済額 二十七億六千百九十五万六千五百四十一円   支出済額 二十七億六千百九十五万六千三百四十一円   差引残額 二百円  認第六号下水道事業特別会計決算は、   収入済額 二十九億六千四百四十五万四百八十五円   支出済額 二十七億六千二百六十三万二千五百一円   差引残額 二億百八十一万七千九百八十四円 となっております。  各会計における事務事業の実績につきましては、別冊決算認定資料に、また、今回の決算提出に先立ちまして、各務原監査委員の慎重なる御審査をいただき、その監査結果につきましては、別冊決算審査意見書に、それぞれとりまとめまして御報告させていただいておりますので、よろしく御審議のほどお願いいたします。  なお、監査委員から御指摘を受けております事項につきましては、今後、十分検討を加えまして、その趣旨に沿いまして、適正かつ効果的な財政運営を基本とした健全な行財政運営の推進と住民福祉向上に、最善の努力をする所存であります。  次に、議第六十三号は、教育委員会委員任命に関するものでありまして、  教育委員会委員小島清旦氏の任期が十二月二十日をもって満了いたしますため、その後任として宮田徳邦氏を選任しようとするものであります。  同氏は、教育に関する高い識見と豊富な経験に加え、その高潔な人格と周囲の信望も厚い人柄は、教育行政の職責を全うするにふさわしい適任者であると存じますので、よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。  次に、議第六十四号及び議第六十五号は、市道路線認定に関するものでありまして、 議第六十四号は、蘇原新栄町一丁目及び二丁目地内の私道を
     議第六十五号は、鵜沼大伊木町二丁目地内の法定外道路をそれぞれ市道として認定しようとするものであります。  次に、議第六十六号から議第七十号までの五議案は、本年度予算補正に関するものであります。  議第六十六号は、一般会計補正予算(第五号)を定めようとするものでありまして、  平成八年三月の開館を目指しまして、航空宇宙博物館建設のための事業費を計上いたしておりましたが、実施設計の一部見直しに伴いまして、工事請負費を来年度に繰り延べするため減額いたすもののほか、懸案となっておりました(仮称財団法人各務原施設振興公社の設立のための出捐金への積立金地域福祉基金及び航空宇宙博物館建設基金への積立金市道用地など土地購入費及び現在の経済下における景気高揚対策として、県の中小企業振興資金融資に対する利子補給金を計上するなど当面の財政需要に対応するため、歳入歳出予算債務負担行為及び地方債補正繰越明許費について定めようとするものであります。  歳入歳出予算中、歳入の主なものは、  ・ 地方交付税       三億八千六十六万五千円  ・ 国庫支出金       七千四百六十万五千円  ・ 財産収入        二億二千七百七十七万六千円  ・ 繰入金      減額 七億円  ・ 市債       減額 十九億七千百十万円 などを計上いたしております。  一方、歳出におきましては、  ・ 航空宇宙博物館建設基金積立金      一億三千万円  ・ 航空宇宙博物館建設工事請負費   減額 二十六億九千五十万円  ・ 地域福祉基金積立金           二億円一千万円  ・ 市道用地購入費             一億九百参拾五万六千円  などを計上いたしております。  この結果、歳入歳出ともに十八億九千六百二万四千円を減額し、補正後の予算総額は、二百九十二億七千百七十一万一千円と相なります。  また、繰越明許費につきましては、都市計画街路岐阜稲羽線整備事業外一件を翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。  債務負担行為補正につきましては、航空宇宙博物館建設事業を、地方債補正につきましては、ブルースカイパーク建設事業をそれぞれ変更いたしております。  議第六十七号は、国民健康保険事業特別会計補正予算(第三号)を定めようとするものでありまして、  保険料収納率向上特別対策事業内容変更等により、歳入歳出ともに五百六万八千円を追加し、補正後の予算総額を五十四億七千四百二十九万円といたしております。  議第六十八号は、老人保健特別会計補正予算(第二号)を定めようとするものでありまして、  医療費適正化特別対策事業にかかる事務費等増額により、歳入歳出ともに七十二万七千円を追加し、補正後の予算総額を五十四億六千五百八十七万七千円といたしております。  議第六十九号は、下水道事業特別会計補正予算(第三号)を定めようとするものでありまして、  公共ます等設置工事請負費増額により、歳入歳出ともに一千二百六十万円を追加し、補正後の予算総額を三十億四千五百八十三万三千円といたしております。  議第七十号は、水道事業会計補正予算(第一号)を定めようとするものでありまして、  収益的収支におきましては、各種支障移転工事に伴う配水管補償工事給水新設工事増加等に伴い、収入及び支出額増額するものであります。  この結果、水道事業収益は八千百五十万六千円を増額し、二十二億九千七百五十七万円に、  また、水道事業費用は四千百五十四万五千円を増額し、二十一億六千三百八万五千円となります。  以上で提出議案説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議の上、ぜひ御賛意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長足立勝利君) 続いて、監査委員から、決算審査の意見並びにその経過について報告を求めます。  代表監査委員 阿部玉三郎君。   (代表監査委員 阿部玉三郎君登壇) ◎代表監査委員(阿部玉三郎君) 監査委員を代表いたしまして、平成年度各務原一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況の審査結果について、御報告申し上げます。  地方自治法規定によりまして、市長さんから審査に付されました平成年度各務原一般会計特別会計歳入歳出決算書及び基金運用状況調書など関係諸帳簿と照合いたしまして、計数の正確性を精査しますとともに、担当職員から事情を聴取いたしました。さらに抽出による現地調査を行うなど、平成年度予算が適正かつ効率的に執行されたか、慎重に審査をいたしてまいりました。その結果、いずれも関係法令に準拠して作成され、計数は関係諸帳簿と符合し、正確であることを確認いたしました。また、各会計の執行状況はおおむね適正かつ効率的に執行されているものと認めました。  決算の概要につきましては、一般会計特別会計とも黒字となっております。しかしながら、今後の財政運営を展望いたしますと、市民福祉の向上のための諸施策や、経常経費の増加が予測され、財政運営はさらに厳しさを増すものと考えられます。これらに対処するためには、財源の確保に努められますとともに、行財政の合理化・効率化に一層努力をされるよう要望する次第でございます。なお、審査意見につきましては、別冊にて御報告申し上げておりますので、御参照いただきたいと存じます。  まことに簡単ではございますが、以上をもちまして平成年度各務原一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況の審査をいたしました結果の報告といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長足立勝利君) 以上で説明並びに報告は終わりました。        ───────────── ● ───────────── △第十六、請願第三号 ○議長足立勝利君) 日程第十六、請願第三号を議題といたします。           ─────────────────────                  【議案掲載省略】           ───────────────────── ○議長足立勝利君) 職員の朗読を省略し、紹介議員説明を求めます。  請願第三号について、二十七番 白木博君。   (二十七番 白木博君登壇) ◆二十七番(白木博君) 請願第三号、ただ今上程されました高齢者障害者福祉手当実現に関する請願、この請願趣旨の朗読を説明にかえさせていただきます。  市政の発展と市民福祉増進、また地方議会の充実運営のため日夜御尽力されておられる議長様に対し心から敬意を表する次第であります。  私たち在日韓国人は、日韓協定締結以来、市当局の好意ある友好政策の具体的あらわれに対し、深謝しております。しかしながら、在日韓国人が置かれている社会的環境はいまだ十分と言えず、一部では今なお基本的人権と福祉の分野で多くの障害がもたらされていることを見過ごすことはできません。  私たちは本市に住む在日韓国人であります。私たちは市民の一人として、市民税を初めとする諸義務を日本人と全く同じように履行しながらも、諸権利に関しては外国人という理由で大きな制限を加えられております。  本市におきましては、このような不条理を是正すべく積極的に取り組んでいただいているところでありますが、現実的にはいまだ解決されずにいる問題もあることは、はなはだ残念に思います。  昨年一月十日、海部前首相の在日韓国人に対するメッセージの中に「在日韓国人の方々は、その特別な事情からいろいろと苦労を重ねて来られており、日本社会において、より安定した地位と待遇を必要としておられます。」と述べられておりますが、私たちも在日韓国人の福祉増進、民生安定が日韓両国の親善に寄与するものと信じております。  御承知のように、今や日本社会は、まさに高齢化時代であり、平均寿命の上昇、高齢福祉などの問題を抱えながらも、時代の趨勢とともに福祉は拡充されつつあります。  しかしながら、在日韓国人一世の高齢者は大変不安定な状態におかれております。それは戦後の激しい家族関係の変化、特に大家族生活から核家族化が進み、子供たちとも離れがちになり、孤独で不安定な立場に置かれることが多くなりました。その上、在日韓国人には福祉関係の諸法の適用処置がほとんどなされていないことも大きな問題があります。  特に、私たちが日本に住むに至った特殊な経緯と人道的立場からも、高齢福祉年金(手当)のような救済措置は地方自治体の自主的判断で実施できるものと考えられます。もちろん市の財政上の制限もありましょうが、既に全国ではさまざまな形で、高齢者福祉年金(手当)の支給が実施されております。戦前、戦後を通じて、半世紀以上も本市でともに生活してきた市民であることに思いをいたし、これら在日韓国人高齢者に「高齢者福祉手当」が速やかに実現できますようここに請願いたします。  また、同じように国民年金法の適用除外となっている重度身障者に対しても、同様の措置がとられますよう請願いたします。 【請願事項】 一、一九八二年の国民年金法の国籍条項撤廃の際、救済措置がとられなかった在日韓国・朝鮮人の高齢者と障害者に対して、市独自の福祉金の支給をお願いいたします。 二、法改正による救済措置をとられるよう国に対し、意見書提出をお願いいたします。  以上であります。どうぞ議員各位の御賛同をお願いし、採択していただきますようお願いを申し上げます。ありがとうございました。 ○議長足立勝利君) 以下で説明は終わりました。        ───────────── ● ───────────── 一、委員会付託請願第三号) ○議長足立勝利君) ただ今議題となっております請願第三号については、お手元に配付いたしました付託表のとおり、民生教育常任委員会に付託いたします。  なお、委員会は会期日程表のとおり開催する旨、委員長にかわって告知いたします。        ───────────── ● ───────────── △第十七、休会期間決定議長足立勝利君) 日程第十七、休会期間決定議題といたします。  おはかりいたします。議案精読のため、十一月三十日から十二月六日まで七日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長足立勝利君) 御異議なしと認めます。よって、十一月三十日から十二月六日まで七日間休会することに決しました。  なお、質問の発言通告書は十一月三十日午前十時までに、また質疑の発言通告書は十二月一日午前十時までにそれぞれ御提出ください。        ───────────── ● ───────────── 一、散会 ○議長足立勝利君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。 (散会) 時に午前十時二十九分        ───────────── ● ─────────────  右会議録の正当であることを認め左に署名する。                    各務原議会議長      足 立 勝 利                    各務原議会議員      広 瀬 安 弘                    各務原議会議員      小 室 義 明...