瑞浪市議会 2021-06-10
令和 3年第2回定例会(第2号 6月10日)
令和2
年度の
繰越の
理由に、
1つ目、
令和2
年度は
新型コロナウイルス感染症対策事業が多かった。国県が
繰越したために
瑞浪市もその
影響を受けて
繰越しせざるを得ないこと。
2つ目、
コロナによって工場が一時閉鎖になり、機器・
材料の納入が遅れたことと思われます。
建設工事は、コンクリート・鉄筋・機材など多くの
材料を使用するため、工期の延期が考えられます。しかし、「
材料を必要としない
事業」の工期が遅れる
理由はどのようでしょうか。
17ページ、上から3段目の「
瑞浪市
残土処分場調査事業」についてです。
令和2
年度の当初
予算では、
建設部の
新規事業として丁寧な説明を受けました。本
事業の概要は、今までの
受入れ残土の土質は硬岩のみでした。今度の
受入れ残土は硬岩を含む様々な土砂も受け入れる。土質の変更による、排水を初めとする
影響調査、
測量調査、
地質調査、
斜面安定計算などが必要であることを納得しました。
しかし、本
事業を
コロナの
影響で遅らせる
理由はないと考えています。どのような
理由で
事業を遅らせているのでしょうか。
要旨アになります。
瑞浪市
残土処分場調査事業を
繰越す
理由はどのようか。
建設部長、お願いいたします。
○
議長(
加藤輔之君)
建設部長 金森 悟君。
○
建設部長(
金森 悟君)
おはようございます。それでは、報第11号
令和2
年度瑞浪市
一般会計繰越明許費繰越計算書の
報告について、
要旨ア、
瑞浪市
残土処分場調査事業を
繰越す
理由はどのようかについてお答えします。
この
調査事業は、今
年度で
瑞浪超深
地層研究所からの
残土受入れが終了する
日吉町
半原地内の「
瑞浪市
残土処分場」について、
受入れ可能残余があるため、市内から発生する
公共残土などに
搬入土砂の変更を検討するものです。
処分場は、
地滑り危険箇所を含む砂防
指定地で、
盛土高も15メートルを超えるため、
土質工学に精通した
学識経験者として
大学教授、
地元関係者、行政関係
者などで組織する「
瑞浪市
半原公共残土処分場地滑り検討委員会」を設置し、
盛土形状などの再検討を行うこととしています。
令和2年5月に
建設コンサルタントへ委託して
調査検討を開始したところ、
学識経験者から、
盛土形状を適切に検討するため、
調査ボーリング抗内の
地下水位観測期間を
令和2年10月から
令和3年9月までの1年間行うよう意見をいただきました。このようなことから、
年度内の完了が見込めなくなり、
令和3
年度に
調査事業を繰り越したものであります。
以上、
答弁とさせていただきます。
○
議長(
加藤輔之君)
4番
柴田幸一郎君。
○4番(
柴田幸一郎君)
残土処分場調査は、
学識経験者、大学の先生によるアドバイスによって、より精度の高い
調査をする必要があることが分かりました。
一般的に
残土処分場は、運搬・敷きならし・転圧などの
整地事業です。つまり、「
材料を必要としない
事業」です。
コロナで
影響はないと考えます。
しかし、
残土処分場調査事業によって、ほかの
事業に
影響を与えたと考えられるものがあります。16ページ、下から2段目の「
瑞浪市
残土処分場管理経費」です。この
事業まで遅れる
理由はどのようでしょうか。
要旨イになります。
瑞浪市
残土処分場管理経費を
繰越す
理由はどのようか。
建設部長、お願いいたします。
○
議長(
加藤輔之君)
建設部長 金森 悟君。
○
建設部長(
金森 悟君)
それでは、
要旨イ、
瑞浪市
残土処分場管理経費を
繰越す
理由はどのようかについてお答えします。
この
残土処分場管理経費は、
要旨アで
答弁した
日吉町
半原地内の
瑞浪市
残土処分場の
管理経費で、超深
地層研究所から搬出される
残土について、
残土処分場内での
受入れ工事、施設
管理委託料、
光熱水費などです。
年度内の
受入れ完了を目指していましたが、
令和2年7月の
豪雨災害により、超深
地層研究所から
残土処分場への唯一の
運搬経路であります
市道半原・
宿洞線が通行不能となりました。直ちに
災害復旧工事を進め、7月下旬までに暫定的に
普通車の通行ができるようになりました。しかし、
残土を運搬する
大型車両は
災害復旧工事が完成する
令和3年3月まで通行できませんでした。このため
年度内の
残土受入れができなくなったため、
令和3
年度に
管理経費を繰り越したものであります。
以上、
答弁とさせていただきます。
○
議長(
加藤輔之君)
ほかに
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
ほかに
発言もないようですので、
質疑を終結します。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
○
議長(
加藤輔之君)
次に、
日程第3、承第2号
専決処分の
承認について(
令和2
年度専第16号
令和2
年度瑞
浪市一般会計補正予算(第15号))を
議題といたします。
質疑の通告があります。
15番
舘林辰郎君。
○15番(
舘林辰郎君)
それでは、ただ今、
議題となっています
専決処分の
承認について
質問をいたします。
この
提案は
総務部長が行われましたけども、今、この
衛生費の問題は非常に世間でも一番話題になっている
ワクチン接種の問題でありますので、
民生部次長に
答弁をお願いしたいと思いますけども、私はそういうふうに
答弁をお願いいたします。
そこで、問題の
質問の要旨ですけども、
衛生費の
ワクチン接種に関して、
繰越明許を今回の
専決処分で行われています。
この
ワクチン接種については、私の覚えでは1月26日に国が
予算を組んで、それから、各自治体にその
予算の
申請があったと思いますけども、そういう
経過の中で、この
ワクチン接種については、本市は3月の第1回
定例会に
補正予算の
提案がされておるわけです。これを3月24日に私たちが決定したわけでございます。
そして、その5日後、3月29日に
専決処分をして、あのときに
繰越予算は、
年度末ということもあって、2億円を
繰越すということで
議会は
承認したわけですけども、今も大変、
ワクチン接種でいろいろ混乱をしていますけども、まあ、やむを得んと。
年度内に
接種なんかできひんもんで、翌年に繰り越されて執行されてもいいと思っていたわけです。
しかし、それで、今日の状況を見ても、
大変混乱をしているわけですけども、その
経過について、今度の
専決処分で外されている、減額をされてきたわけです。1億6,844万4,000円が今度の
専決処分で減額されているわけです。
この
経過については全くあれは決めてないし、
議会は第1回
定例会で2億円繰り越されてもいいですという決定をしたわけですね。それが、5日後に
専決される。
私のいろんな思いですけども、既に1月26日に国が
予算を出すと、
ワクチン接種について
予算を出すということを決めておったわけですけども、それを受けて、市は
交付金の申告をされたと思います。
それで、我々は真剣になってそれを議論して、3月24日には「いいですよ」と。「繰り越されても仕方ないですよ」ということでやったわけですけども、それが5日後に変更される。
この
経過について、今回の
補正予算が
提案されています。あと、どうするかという。既に
ワクチン接種が始まったわけですから、
事業はどんどんやられていってるわけですけども、
議会がを決めたものを5日後に変更する。そのことについて、全く何の連絡も
なしにやられたということについて、私は一つ疑問があります。
今回の
予算の
提案についても、
補正予算でそのことが
提案されていますけども、その状況についても、例えば、この
専決処分について出されています2,603万6,000円の
繰越しをするということが出ているわけです。残りの552万円はどこへ行ったかということも分からないわけです。
今日の本
会議の中でその
経過について、
繰越すことと、それから、実際に市は国に対して
交付金の
申請をしたかどうかということも疑わしいわけです。そういうこともありますので、その辺の
経過ははっきりさせていきたいと思います。
ワクチン接種は非常に順調に行っとるということで、昨日もこのような
報告がありました。高齢
者は33%が第1回目の
接種が終わったと
報告を受けて、これは結構ですけども、
予算を決めた
議会、それから、それ以後、
専決をした
市長の責任というものはどうなるかということについて、私は非常に疑問を持っています。
その辺の詳しい
経過について
答弁をお願いしたいと思います。
○
議長(
加藤輔之君)
民生部次長 藤本敏子君。
○
民生部次長(
藤本敏子君)
おはようございます。それでは、承第2号
専決処分の
承認について(
令和2
年度専第16号
令和2
年度瑞
浪市一般会計補正予算(第15号))、
要旨ア、
衛生費の
ワクチン接種事業に関し、
繰越明許費の
補正に至った経緯はどのようかについてお答えします。
新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましては、3月中の
市民への
ワクチン接種開始を見込んで、
令和3年1月26日、
補正予算(第12号)において
全額国費を
財源とする2億円の
歳入歳出予算と、その全額を
繰越明許費として
専決処分いたしました。
しかしながら、
ワクチンの供給が遅れ、
年度内の執行ができず次
年度対応とするため、
令和3年3月29日の
補正予算(第15号)において、
当該年度予算の減額と合わせ、
繰越明許費についての
補正を
専決処分したものであります。
事業の
財源となる
国庫支出金の
ワクチン接種対策費国庫負担金の
交付申請を3月中に行うのか、次
年度予算に送られるのかにより市の
予算対応も変わりますが、結果として次
年度予算とするという判断が3月末までできなかったため、
議会閉会後での
専決処分となってしまいました。
補正予算(第15号)の
繰越明許費補正の内容につきましては、
補正前の2億円から2,603万6,000円に変更しておりますが、
ワクチン接種対策費国庫負担金を
財源とする
事業費全額1億6,844万4,000円の減額と、
ワクチン接種体制確保事業費補助金を
財源とする
事業3,155万6,000円から
事前準備のために要する552万円を除いた額2,603万6,000円を
繰越明許費としております。
以上、
答弁とさせていただきます。
○
議長(
加藤輔之君)
15番
舘林辰郎君。
○15番(
舘林辰郎君)
今の
答弁の中で、私の
質問について全く答えてないことがあるわけですけども、それは、僕は3月24日の
市議会では決定をしたと。繰り越してもいいですよと。2億円ですよ。繰り越してもいいですよと決定したにもかかわらず、今の
答弁やと、新
年度予算にするかどうか迷ったということを言われたので、どちらにするかは分からなんだもんでやったと言うけども。
では、一体全体、前の
補正予算の段階で国に対して
負担金の
申請をしたかどうかが問題です。しとらんのに、だから、しとらんからきっと迷ったと思うわけやね。そこで明らかになったわけですけども、これは我々にはそういう
予算を決めたけども、3月いっぱいには
申請ができなんだと。
だから、そういうことですか。3月いっぱいにはできなんだもんで、29日に
専決でやっちゃったと、そういうことですか。やらなんだということをはっきりさせたいと思いますけども。
○
議長(
加藤輔之君)
民生部次長 藤本敏子君。
○
民生部次長(
藤本敏子君)
令和2
年度中には
交付申請は行いませんでした。
以上です。
○
議長(
加藤輔之君)
そのほか、
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
ほかに
発言もないようですので、
質疑を終結します。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
○
議長(
加藤輔之君)
次に、
日程第4、承第3号
専決処分の
承認について(
令和2
年度専第17号
瑞浪市
税条例等の一部を改正する
条例の
制定について)、及び
日程第5、承第4号
専決処分の
承認について(
令和2
年度専第18号
瑞浪市
都市計画税条例の一部を改正する
条例の
制定について)の2議案を
一括議題といたします。
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
別段
発言もないようですので、
質疑を終結いたします。
ただ今、
議題となっています2議案については、
委員会付託を省略したいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議
なし」と呼ぶ
者あり〕
異議
なしと認めます。
したがって、本2議案は
委員会付託を省略することに決しました。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
○
議長(
加藤輔之君)
次に、
日程第6、議第42号
瑞浪市
税条例の一部を改正する
条例の
制定についてから、
日程第11、議第50号
訴えの
提起についてまでの6議案を
一括議題とします。
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
別段
発言もないようですので、
質疑を終結します。
ただ今、
議題となっております6議案については、お手元に配付してあります審査付託表のとおり、総務民生文教委員会へ付託いたします。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
○
議長(
加藤輔之君)
次に、
日程第12、議第49号
市道路線の認定について、及び
日程第13、議第51号 財産の取得についての2議案を
一括議題といたします。
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕