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03月18日-06号

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  1. 関市議会 2021-03-18
    03月18日-06号


    取得元: 関市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-29
    令和3年第1回定例会会議録議事日程 令和3年3月18日(木曜日)午前10時 開  議 第1 会議録署名議員の指名 第2 議案第7号 関市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を          定める条例の一部改正について 第3 議案第8号 関市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに          指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の          方法に関する基準を定める条例の一部改正について 第4 議案第9号 関市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条          例の一部改正について 第5 議案第10号 関市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等          に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例          の一部改正について 第6 議案第12号 アピセ・関条例の一部改正について 第7 議案第13号 関市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正につい          て 第8 議案第15号 市道路線の廃止について 第9 議案第16号 市道路線の認定について 第10 議案第17号 令和2年度関市一般会計補正予算(第15号) 第11 議案第18号 令和2年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 第12 議案第19号 令和2年度関市食肉センター事業特別会計補正予算(第1号) 第13 議案第30号 令和2年度関市一般会計補正予算(第16号) 第14 議案第20号 令和3年度関市一般会計予算 第15 議案第21号 令和3年度関市国民健康保険特別会計予算 第16 議案第22号 令和3年度関市財産区特別会計予算 第17 議案第23号 令和3年度関市中小企業従業員退職金共済事業特別会計予算 第18 議案第24号 令和3年度関市食肉センター事業特別会計予算 第19 議案第25号 令和3年度関市公設地方卸売市場事業特別会計予算 第20 議案第26号 令和3年度関市介護保険事業特別会計予算 第21 議案第27号 令和3年度関市後期高齢者医療特別会計予算 第22 議案第28号 令和3年度関市水道事業会計予算 第23 議案第29号 令和3年度関市下水道事業会計予算 第24 諮問第1号 関市教育委員会の教育長の任命について 第25 市議第1号 関市議会会議規則の一部改正について 第26 市議第2号 関市議会委員会条例の一部改正について議事日程追加    市議第3号 尾関健治市長の不適切発言に対し猛省を促す決議本日の会議に付した事件  1 議事日程第1から第26まで  2 議事日程追加 1件出席議員(22名)      1番   長 尾 一 郎 君        2番   池 村 真一郎 君      3番   林   裕 之 君        4番   武 藤 記 子 君      5番   浅 野 典 之 君        6番   田 中   巧 君      7番   後 藤 信 一 君        8番   渡 辺 英 人 君      9番   波多野 源 司 君        10番   鷲 見   勇 君      11番   村 山 景 一 君        12番   三 輪 正 善 君      13番   足 立 将 裕 君        14番   幅   永 典 君      15番   市 川 隆 也 君        17番   長 屋 和 伸 君      18番   栗 山   守 君        19番   土 屋 雅 義 君      20番   松 田 文 男 君        21番   小 森 敬 直 君      22番   猿 渡 直 樹 君        23番   石 原 教 雅 君欠席議員(なし)欠員(1名)説明のため出席した者 市     長    尾 関 健 治 君    副  市  長    山 下 清 司 君 教  育  長    吉 田 康 雄 君    市 長 公 室 長    森 川 哲 也 君 財 務 部 長    平 川 恭 介 君    協働推進部長     西 部 成 敏 君 健康福祉部長     後 藤 達 也 君    市民環境部長     市 原 克 美 君 産業経済部長     武 藤 好 人 君    基盤整備部長     後 藤 浩 孝 君 基盤整備部参事    大 西   勉 君    会 計 管 理 者    村 瀬 富喜子 君 教育委員会事務局長  西 部   靖 君出席した事務局職員 局     長    西 部 延 則      次     長    薮 下   彰 課 長 補 佐    林   良 広      係     長    長 尾 鮎 子     午前10時00分 開議 ○議長(波多野源司君)   皆さん、おはようございます。  これより令和3年関市議会第1回定例会第5日目の会議を開きます。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第77条の規定により、私から指名をいたします。  10番 鷲見勇君、11番 村山景一君のお二人にお願いいたします。  これより議案の審議に入ります。  日程第2、議案第7号から日程第13、議案第30号までの12件を一括議題といたします。  これら12件は、所管の各常任委員会に付託してございますので、その審査結果につきまして、各委員長から御報告をお願いいたします。  最初に、総務厚生委員長からお願いいたします。  8番 渡辺英人君、どうぞ。    (8番 渡辺英人君登壇) ◆8番(渡辺英人君)   皆さん、おはようございます。  御指名をいただきましたので、総務厚生委員会の審査結果の報告をさせていただきます。  今定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第7号、関市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第8号、関市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第9号、関市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第10号、関市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第13号、関市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について、議案第17号、令和2年度関市一般会計補正予算(第15号)の所管部分、議案第18号、令和2年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の所管部分、議案第30号、令和2年度関市一般会計補正予算(第16号)の所管部分の8件であります。  これらの案件を審査するため、3月8日、全委員出席の上、委員会を開催いたしました。  審査に当たりましては、関係部課長の出席を求め、当局の詳細な説明を受けた後、細部にわたって質疑し、慎重に審査いたしました。  主な質疑の内容についてですが、議案第13号、関市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてでは、今回の改正により、消防団員への出動手当の総支給額が結果的に減額になるのではないかとの質疑に対しまして、当局より、改正前の出動手当の区分における訓練は総合防災訓練を対象としており、消防操法大会に向けての訓練、年末夜警、火災予防広報活動等の日常的な訓練や出動に対しては、出動手当の対象外として支給していなかった。今回の改正により出動手当を2区分から3区分に細分化し、災害出動、警戒は1回につき2,000円、操法大会当日や総合防災訓練は、行事として1回につき1,000円、これまで支給していなかった日常的な訓練や出動は、訓練その他の出動として1回につき300円を支給することとした。  なお、これまでの出動を改正後の区分に当てはめると、出動手当の総支給額は1人当たり6,600円の増額となり、処遇改善になるとの答弁がありました。  また、消防団員の報酬、出動手当に係る地方交付税の基準財政需要額の算入額と市の予算額との差を問う質疑に対しまして、当局より、令和3年度の消防団員報酬に係る算入額は2,335万円に対し、市の予算額は2,389万2,000円でほぼ同額であるが、出動手当については、算入額が2,561万円に対し、市の予算額は1,180万円で約1,300万円の差がある。この差は、災害の出動手当の算入額が1回につき7,000円に対し、市は2,000円と、大きな開きがあることが原因である。関市の消防団員の報酬や出動手当が低いことは認識しており、今後も段階的に消防団員の処遇改善を図っていきたいとの答弁がありました。  なお、議案第7号、議案第8号、議案第13号の3件につきましては、討論がありました。  そして、採決の結果、議案第7号、議案第8号、議案第13号の3件は、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決し、議案第9号、議案第10号、議案第17号の所管部分、議案第18号の所管部分、議案第30号の所管部分の5件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で総務厚生委員会の審査結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   次に、文教経済委員長、お願いいたします。  6番 田中巧君、どうぞ。    (6番 田中 巧君登壇) ◆6番(田中巧君)   おはようございます。  御指名をいただきましたので、文教経済委員会の審査結果の報告をさせていただきます。  今定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第12号、アピセ・関条例の一部改正について、議案第17号、令和2年度関市一般会計補正予算(第15号)の所管部分、議案第19号、令和2年度関市食肉センター事業特別会計補正予算(第1号)、議案第30号、令和2年度関市一般会計補正予算(第16号)の所管部分の4件であります。  これらの案件を審査するため、3月4日、全委員出席の上、委員会を開催いたしました。  審査に当たりましては、教育長、関係部課長の出席を求め、当局の詳細な説明を受けた後、細部にわたって質疑し、慎重に審査をいたしました。  主な質疑の内容についてでございますが、議案第12号、アピセ・関条例の一部改正についてでは、研修室を新たに整備することとなった経緯を問う質疑に対しまして、当局より、これまでアピセ・関には内職相談等に使用していた相談室が2室あったが、ここで行っていた相談業務を市役所商工課内に設置したみんなの就職サポートセンターで行うこととしたため、アピセ・関内の相談室は使用されていなかった。そこで、この相談室を有効活用するため、相談室2室の間にある壁を取り払い、貸出し可能な1室の研修室として整備することとした。  なお、研修室整備のほか、エレベーターの設置や、冷暖房設備については、これまでの灯油式から電気式のものに切り替えるなど、本年8月からの供用開始に向けて現在改修工事を進めているとの答弁がございました。  また、議案第17号、令和2年度関市一般会計補正予算(第15号)の所管部分の繰越明許費補正では、小中学校におけるトイレ改修事業や空調改修等の事業について、翌年度に繰り越すこととなった理由を問う質疑に対しまして、当局より、小学校屋内運動場トイレ改修事業については、年度内に完了を予定していたが、入札不調により、再度の入札では適正な工期が取れないことによるもの。津保川中学校トイレ改修事業については、設計に時間を要したことで、十分な工期が取れなくなったことによるもの。安桜小学校職員室空調改修事業小学校空調機増設事業については、学校の稼働時に作業を行うことが難しく、休日を中心に作業を進めてきたが、今年度の残り時間では間に合わないことによるもの。  また、板取川中学校屋内運動場トイレ改修事業中学校空調更新事業についても同様に、学校稼働時に作業を行うことが難しく、休日を中心に作業をしていたが、物品、資材の調達が間に合わず、施工日数が不足することによるものとの答弁がありました。  そして、採決の結果、議案第12号、議案第17号の所管部分、議案第19号、議案第30号の所管部分の4件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で文教経済委員会の審査結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   次に、建設環境委員長、お願いいたします。  19番 土屋雅義君、どうぞ。    (19番 土屋雅義君登壇) ◆19番(土屋雅義君)   皆さん、おはようございます。  御指名をいただきましたので、建設環境委員会の審査結果の報告をさせていただきます。  今定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第15号、市道路線の廃止について、議案第16号、市道路線の認定について、議案第17号、令和2年度関市一般会計補正予算(第15号)の所管部分、議案第18号、令和2年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の所管部分、議案第30号、令和2年度関市一般会計補正予算(第16号)の所管部分の5件であります。  これらの案件を審査するため、3月5日、全委員出席の上、委員会を開催いたしました。  審査に当たりましては、関係部課長の出席を求め、当局の詳細な説明を受けた後、細部にわたって質疑し、慎重に審査いたしました。  そして、採決の結果、議案第15号、議案第16号、議案第17号の所管部分、議案第18号の所管部分、議案第30号の所管部分の5件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で建設環境委員会の審査結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   それでは、これより各委員長の審査結果の報告に対する質疑を行います。  質疑のある方はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようですので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論の通告がございますので、発言を許可いたします。  22番 猿渡直樹君、どうぞ。    (22番 猿渡直樹君登壇) ◆22番(猿渡直樹君)   私は日本共産党関市議員団を代表して、総務厚生委員長から報告のあった8件のうち、議案第7号、第8号、第13号の3件について反対討論を行います。  議案第7号、関市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について及び議案第8号、関市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、この2件は、いずれもそれぞれのサービス事業に関する基準を改定するものです。  改正内容のうち、人員配置等の基準の緩和並びに定員基準に関する基準の緩和に反対します。  これらの基準緩和は、より少ない人員でより多くの仕事を行うことを認める内容で、介護の現場で働く職員の負担をより重くすると考えられます。同時に、サービス提供を受ける利用者の立場に立ってみれば、サービス低下が懸念されるものです。  介護の現場の過重負担と低賃金に関して処遇改善の必要が指摘され、介護人材不足が課題となっている中で、また、深刻な感染症への対応が介護の現場にも求められている現在の困難な状況の下で、このような基準緩和は不適切であるとして反対するものです。  基準緩和による人件費の削減で介護予算の削減を図ろうとする考え方そのものを行政は改める必要があると考えます。  次に、議案第13号、関市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についての意見を述べます。  この改正は消防団員の報酬の改善等をするための提案で、支給方法、報酬、出動勤務について改善を図るものですが、部分的な改善にとどまり、抜本的な処遇改善には程遠い内容です。  支給方法について、団に一括支給するこれまでの方法を改め、年2回の団員への個人支給とする改善が図られることは歓迎するものです。しかし、報酬や出動手当の改定は不十分で問題があります。  報酬部分については、新たに副分団長、部長、班長の役職区分について、報酬をそれぞれ3,000円、2,000円、1,000円引き上げる改善が提案されています。しかし、今回、消防団員の基本報酬2万4,000円は、そのまま据え置かれています。この報酬額は、県下21市の中で下から6番目の低さであると委員会で答弁がありましたが、今回の報酬改定の対象になっていません。  一般消防団員の基本報酬は、2020年度の平均額で3万925円で、月額に換算して2,500円ほどと報道されています。関市の報酬は全国平均の3分の2という低い水準にあり、市内では、市から支給される報酬の低さを補うために、消防団員に自治会独自の手当を支給している例も見受けられる状況があります。  総務省消防庁の有識者会議では、現在、消防団員の労苦に報いるために、報酬、出動手当の引上げが検討されていますが、関市は政府の次の基準改定を待つような状況ではありません。一般消防団員の報酬引上げを直ちに行うべきです。  出動手当については、細かな変更が加えられました。出動手当の中で、これまで訓練手当の対象とされてこなかった日常訓練等について、新たに訓練その他の出動という区分を設けて、1回300円の手当が支給される改善が図られました。  他方、従来から訓練手当の対象であった総合防災訓練への出動は、2,000円の費用弁償であったものが、訓練から行事に区分変更されて1,000円に引き下げられます。なぜ引下げが必要なのでしょうか。このような引下げに合理的な根拠があるかどうか不明です。  特に問題があるのは、昼夜を問わず危険も伴う消火活動などに従事した際に支払われる災害出動に対する費用弁償の金額です。  災害出動、警戒の区分に関する団員への費用弁償は、1回2,000円のまま据え置かれています。総務省消防庁が定めている消防団の費用弁償に関する基準によると、出動手当の費用弁償は1回当たり7,000円です。関市の1回2,000円は国の定める基準の3割にも満たない額であり、あまりにも低過ぎます。関市は今後の政府の基準引上げを待つのではなく、現行の国の基準に照らして、災害出動手当2,000円という現状を改めるべきです。  火災や災害は、いつ発生するか分かりません。消防団員の報酬手当の改善を先送りにせず、新年度から抜本的な引上げを図るよう求めます。  以上の理由により、議案第7号、第8号、第13号の条例の一部改正に反対することを表明し、討論といたします。    (拍手・降壇) ○議長(波多野源司君)   ほかに討論の通告もございませんので、これで討論を終わります。  これより採決いたします。  採決は区分して行います。  最初に、議案第7号、関市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、議案第7号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第8号、関市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、議案第8号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第9号、関市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営等に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第9号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第10号、関市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第10号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第12号、アピセ・関条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第12号は文教経済委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第13号、関市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  本件は、総務厚生委員長の報告どおり決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、議案第13号は総務厚生委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第15号、市道路線の廃止についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第15号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第16号、市道路線の認定についてを採決いたします。  本件は、建設環境委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第16号は建設環境委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第17号、令和2年度関市一般会計補正予算(第15号)を採決いたします。  本件は、各常任委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第17号は各常任委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第18号、令和2年度関市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。  本件は、各常任委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第18号は各常任委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第19号、令和2年度関市食肉センター事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件は、文教経済委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第19号は文教経済委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第30号、令和2年度関市一般会計補正予算(第16号)を採決いたします。  本件は、各常任委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第30号は各常任委員長の報告どおり可決されました。  次に、日程第14、議案第20号から日程第23、議案第29号までの10件を一括議題といたします。  これら10件は、新年度予算特別委員会に付託してございますので、その審査結果につきまして、新年度予算特別委員長から御報告をお願いいたします。  12番 三輪正善君、どうぞ。    (12番 三輪正善君登壇) ◆12番(三輪正善君)   皆さん、おはようございます。  御指名をいただきましたので、新年度予算特別委員会の審査結果の報告をさせていただきます。  今定例会におきまして、当委員会に付託されました案件は、議案第20号、令和3年度関市一般会計予算、議案第21号、令和3年度関市国民健康保険特別会計予算、議案第22号、令和3年度関市財産区特別会計予算、議案第23号、令和3年度関市中小企業従業員退職金共済事業特別会計予算、議案第24号、令和3年度関市食肉センター事業特別会計予算、議案第25号、令和3年度関市公設地方卸売市場事業特別会計予算、議案第26号、令和3年度関市介護保険事業特別会計予算、議案第27号、令和3年度関市後期高齢者医療特別会計予算、議案第28号、令和3年度関市水道事業会計予算、議案第29号、令和3年度関市下水道事業会計予算の10件でございます。  これらの案件を審査するため、3月9日、10日、11日、15日の4日間、委員会を開催いたしました。  審査に当たりましては、副市長、教育長、関係部課長の出席を求め、当局の説明を受けた後、細部にわたって質疑し、その後、委員間の討議を行い、慎重に審査いたしました。  委員間の討議では、議案第20号、令和3年度関市一般会計予算において、次のような意見がありました。  マイナンバーカードを利用したコンビニ交付サービスについて、マイナンバーカードの交付率は増加しているものの、令和3年1月末の交付率は17.3%であり、また、コンビニ交付サービスの利用者は少なく、実施に係る経費が多額であることから、事業の見直しが必要ではないかとの意見に対し、国はマイナンバーカードを運転免許証や健康保険証として利用できるように進めており、今後、マイナンバーカードの交付は増加すると思われる。行政のデジタル化を進めている中で、既に市が実施しているコンビニ交付サービスを中断する必要はないとの意見がありました。  また、狩猟免許取得に係る事業補助金について、予算額は15万円であり、補助対象者が1名となる場合もあることから、免許取得者を増やすことを目的とするのであれば、予算が少額ではないかとの意見に対しまして、猟友会会員の高齢化が進み、また鳥獣被害が増加する中、免許取得に対する新たな補助事業は前向きな取組であり、進めていただきたい。  なお、補助制度については、自治会等、関係団体へ積極的に周知し、申請が多い場合は補正予算にて対応されたいとの意見がありました。  また、道の駅、温泉施設に対する指定管理料や鵜飼維持保存対策の事業補助金について、コロナ禍による収入の減少は指定管理者や事業者にとって影響が大きく、市として支援が必要ではないかとの意見に対し、道の駅、温泉施設、小瀬鵜飼は、観光資源の核となるものであり、コロナ禍という緊急事態の状況を踏まえて、指定管理料や事業補助金の算定方法についての見直しが必要であるとの意見がありました。  また、防災行政無線の戸別受信機購入補助について、当初の令和元年度から3年間で1,000台の設置見込みに対し、これまでの設置台数は、令和元年度4台、令和2年度ゼロという実績であり、今後の普及は大変厳しい状況である。また、武芸川地域に全戸配布してあるアナログ方式の戸別受信機が令和4年度に使用できなくなることから、令和3年度内に事業の見直しを行い、令和4年度からの戸別受信機購入補助についての市の方針や見直し内容等、具体的に示していただきたいとの意見がありました。  また、奨学資金貸付金について、コロナの影響により修学のための支援を必要としている学生に対し、令和2年度補正予算において追加支援策が講じられましたが、申込みは少なく実質的な効果はなかった。コロナ禍で家計が厳しい状態を乗り切るための特別な支援として、給付型の奨学金制度を考えるべきではないかとの意見に対し、給付型の奨学金制度を創設した場合、現在の貸与型の奨学金制度の利用者には不公平感があると思うが、例えば卒業後、関市内に就職した場合は、奨学金の返還を免除するといった条件付の給付型奨学金制度も考えられる。ただし、給付型の奨学金制度を実施するには、給付基準や審査方法などを厳格にしなければならないとの意見がありました。  また、GIGAスクール構想に係るモバイルルーター利用料について、昨年、教育委員会が実施した児童生徒の家庭におけるインターネットの環境調査で、インターネット環境が整っていない家庭に対しては、ルーターを無償で貸与することとしている。教育の機会均等の観点から、ルーターを無償で貸与することは必要であると思うが、インターネットが環境が整っていない全ての家庭にルーターを貸与し、一律に通信料を無料とすることには疑問がある。ルーターの貸出しについては、各家庭の状況を十分把握し、不公平が生じないようにしていただきたいとの意見がありました。  なお、議案第20号、議案第29号の2件につきましては、討論がありました。  そして、採決の結果、議案第20号、議案第29号の2件は、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決し、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号の8件は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で新年度予算特別委員会の審査結果の報告を終わります。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   報告が終わりました。  お諮りいたします。  ただいまの委員長報告に対する質疑は省略し、直ちに討論に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、質疑を省略いたします。  討論の通告がございますので、順次発言を許可いたします。  最初に、21番 小森敬直君、どうぞ。    (21番 小森敬直君登壇・拍手) ◆21番(小森敬直君)   ただいま議長さんから許可を得ましたので、新年度予算特別委員長から報告のあった議案に対する討論を日本共産党関市議員団を代表して行います。  議案第20号、令和3年度関市一般会計予算、そして議案第29号、令和3年度関市下水道事業会計予算の2件であります。  まず、一般会計予算についてであります。  財政運営では、臨時財政対策債の発行抑制が新年度も行われることになっています。コロナ禍の下で発行抑制する理由はありません。全額を発行して、関市が活用できる資金として管理する必要があると思います。  続いて、毎年、自衛隊の募集業務についての問題があると指摘をしてきました。今回、予算計上されておりません。その理由は、現在、自衛隊と協議中とのことです。令和2年度は、年2回実施していたのを1回に減らしたとのことでした。  高校、大学を卒業する若者について、毎年自衛隊は勧誘のためにはがきを送っています。名簿の閲覧、転記などの業務は、市民課で直接自衛隊にやってもらうことや、市が自衛隊からもらったものをわざわざ郵送業務を行うなどの不合理な点を改めるよう求めましたが、それは現在、自衛隊との検討中との答弁がありました。こうした前向きな姿勢で改善の努力をしていただけているようでありますので、一定の評価をし、成果を待ちたいと思います。  次に、消防団員の報酬、出動手当についての条例改正が今回上がっております。また、条例改正と併せて予算で処遇改善が図られています。報酬については、副分団長、部長、班長が年2万4,000円から、副分団長2万7,000円、部長2万6,000円、班長2万5,000円へ引上げです。  一方、手当も改正されます。これが災害出動、警戒、訓練が2,000円から、災害出動、警戒が2,000円に、行事その他の出動1,500円が行事1,000円となり、訓練その他の出動300円となります。これまでは、こうした手当は分団に支給されていたのが、個人に支給されることになるとのことであります。これは団員一人ひとりに報酬の自覚を促す上で適切かと思います。  消防団員の後継者不足の中で改善が図られたことについては大変評価をいたします。しかし、委員会審議の中で明らかになったのは、こうした手当などは国の交付税の対象となり、交付税算定額は7,000円となっています。関市の2,000円はあまりにも低過ぎます。当局は、基準財政需要額からすると、ほぼ同額と言われました。しかし、現に県内では7,000円に近い自治体もあるようです。これは当然、当初から引き上げるべきで、直ちに改善を図るべきだと考えます。  次に、戸別受信機の新規の購入補助の問題です。この補助は3年目を迎え、10台70万円が予算計上されております。当初3年間で1,000台を補助する計画でしたが、全く進んでいません。これに対する推進策も考えられておりません。まさに計画倒れと言わざるを得ません。3年目もこれまでと同様の事業と枠組みです。内容を再度見直し、改善を図った上で提案されるべきだと思います。  奨学金貸与の事業につきましては、例年どおりの提案となっておりますが、令和2年度にコロナ対策で奨学金の貸与の額や人数の増を図ると、そういう緊急対策も行われました。これも成果に乏しく、予算がつけられない結果となりました。新型コロナ禍の下で学生はアルバイトも減り、収入も減って家計も厳しいという状況です。やはりこういう学生を支援するという関市の考え方でありますから、何らかの対策を打つべきであって、従来どおりで済ませるということではいけないと思います。  奨学金については、給付制の支援制度を導入すれば、従来の貸与を受けた学生と不公平であるという見解が教育委員会から示されました。このような考え方では、どんな制度でも改善することが全くできなくなってしまいます。この考え方は改めるべきだと思います。  次に、消防無線談合についてであります。常備消防費に対応経費が含まれていると考える、こういう立場で反対をいたします。  尾関市長が消防組合の管理者として、昨年、訴訟を提起されました。これは、相手方はメーカーと施工業者2社です。設計会社の元社員から、設計会社も一緒に談合したという告発がありました。この告発証言を一度も取り上げることなく、設計会社を除外して訴訟に踏み切ったというのが現状であります。全く説明がつかないことを中濃消防組合はしていると言えます。そして、その管理者である関市は何ら有効な手だてを打たない。市議会で何回これを質問しても、市長は直接答弁しない、こんな状況は改めるべきであります。改善を求めます。  次に、ライフライン保全事業についてであります。この事業は3年計画で、2年目が終わろうとしているところであります。今年度、洞戸、板取の国道沿いで支障のある木が伐採されました。風による倒木によって停電を防ぐという事業の目的は果たせているのではないかと思いますが、現地を見ますと、山側では大変に乱雑に木が切り捨てられている。川側も見てみますと、搬出したものもあると思われますが、そうでなく幹とか枝葉がいっぱい捨ててあります。これは大雨が降ったとき、増水したときに流れ出して、支障が出るのではないかと思われます。  また、新年度事業にも関市は板取地区を中心に観光事業に力を入れているようですが、幹線道路を通る方から大変景観が悪いと言われております。これは県、関市、中電に後始末をする、こういう予算計上が含まれていないことが問題だと思います。今後、景観の面でどうなのか、防災上どうなのか。あるいは森林環境税の活用も含めて今後改善を図るべきだと思います。  最後に、合特法の事業の問題についてであります。これは例年取り上げております。関市下水道事業会計予算も関連しています。特に合特法は、昭和50年5月に制定された下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法の略称であります。  し尿くみ取りの仕事が水洗トイレの普及によってなくなっていた時代に、し尿くみ取り業者の仕事を確保するため、特別措置法として国が法律をつくりました。それが実施されてから既に46年たっております。期限がある法律でありますが、延長に次ぐ延長を重ね現在に至っています。ですから、この事業は既に実態的には法的根拠を失った事業であります。  新年度予算では総額で約5億7,000万円、市民環境部でごみ収集運搬、塵芥処理等で1億3,275万円、下水道課でし尿処理、汚泥運搬等で4億3,715万円の委託事業を3社に独占してやらせるというやり方です。こうしたことをこれ以上続ける理由は全くありません。当局は改善を図る姿勢は見られません。  下水道課所管の事業の委託ですが、令和2年度決算では、これを担っている会社は3社で、合特法の対象となる3社のうち関所在の業者は1社です。残りは他市の業者です。この3社に対して約5億7,000万円の事業を提供するという、まさに異常な事業形態であります。  もう一つは、こうした事業を民間に委託する際に、他の市の事業者は参入できない状況がもう何十年も続いていることであります。これは行政執行の在り方として大変問題があると思います。  では、こういう問題をなぜ見直さないかという問題です。この事業の根拠が、岐阜県のグランドルールにあるという答弁が審査の中でもありました。このグランドルールが法律よりも重いことであるということは、全く根拠はありません。  岐阜県自体も年数が相当経過しており、県は市町村の判断に任せるという態度を取っています。このグランドルールを正当化することができなくなっているということであります。ですから、この問題を改善する、そういうことは関市の責任ということであります。  一般会計の市民環境部と下水道課の合特法の委託事業、ぜひこの見直しを求めるわけであります。  以上の理由を述べまして、議案第20号と議案第29号に対する反対討論といたします。    (拍手・降壇) ○議長(波多野源司君)   次に、6番 田中巧君、どうぞ。    (6番 田中 巧君登壇) ◆6番(田中巧君)   議長さんよりお許しをいただきましたので、清流クラブを代表して、議案第20号、令和3年度関市一般会計予算について、原案に賛成する立場から討論をさせていただきます。  今定例会に提出されました令和3年度関市一般会計予算案につきましては、市長の施政方針にもありましたように、新型コロナウイルス感染症への対策などを含め、第5次総合計画の着実な推進に向けた3つの重点戦略に力を入れた市政運営を目指すものであります。  さきに開かれました新年度予算特別委員会においても、十分な予算審査と併せて活発な議員間討議を行い、当局各部や教育委員会からの提案に対し、各会派や各議員がそれぞれの立場から考えを述べて議論を重ねた上で、委員長報告のとおり賛成多数で可決すべきものとされました。  それでは、令和3年度関市一般会計予算案につきまして、本案に賛成する理由について2点述べさせていただきます。  1つ目として、終息の先行きの見えないコロナ禍において、本案がそれに関する事務事業の執行予算が含まれており、何をおいても優先的に取り組んでいただきたい思いから賛成するものであります。  医療、福祉、保健衛生に関する予算は当然でございますが、大きな打撃を受けている地域経済への支援策や生活弱者、高齢者や子どもたちへの支援など、どれも重要な事業予算であります。どれもスピード感を持って事業推進を図られたいと考えます。  2つ目に、こうしたコロナ関連予算の中でも、特に未来を担う子どもたちの健全な育成に関する政策の推進が上げられます。昨年来コロナ禍によって、子どもたちには一斉休校に始まり修学旅行や部活動の自粛、義務教育であるにもかかわらず、授業課程にも大きな影響が及びました。しかしながら、ICT技術の導入により学習の機会をできる限り確保するために、国を挙げてGIGAスクール事業が実施されており、子どもたちにはできる限り快適な環境で学んでほしいという強い思いを込めて新年度予算に計上されています。GIGAスクールの推進を着実に実行していただきたいと考えます。  人口減少や公共施設の老朽化など本市を取り巻く社会課題は山積し、これに対応する費用も増大していきますが、健全な財政運営の下、市民が安心して暮らせる行政運営に努めていただきたいと考えます。  先行きの見えない時代ではありますが、市民の幸せ実現に向けた議案第20号、令和3年度関市一般会計予算案に賛成の立場を表明いたしまして、清流クラブの賛成討論とさせていただきます。    (拍手・降壇) ○議長(波多野源司君)   ほかに討論の通告もございませんので、これで討論を終わります。  これより採決いたします。  採決は区分して行います。  最初に、議案第20号、令和3年度関市一般会計予算を採決いたします。  本件は、新年度予算特別委員長の報告どおり決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、議案第20号は新年度予算特別委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第21号、令和3年度関市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。  本件は、新年度予算特別委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第21号は新年度予算特別委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第22号、令和3年度関市財産区特別会計予算を採決いたします。  本件は、新年度予算特別委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第22号は新年度予算特別委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第23号、令和3年度関市中小企業従業員退職金共済事業特別会計予算を採決いたします。  本件は、新年度予算特別委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第23号は新年度予算特別委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第24号、令和3年度関市食肉センター事業特別会計予算を採決いたします。  本件は、新年度予算特別委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第24号は新年度予算特別委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第25号、令和3年度関市公設地方卸売市場事業特別会計予算を採決いたします。  本件は、新年度予算特別委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第25号は新年度予算特別委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第26号、令和3年度関市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。  本件は、新年度予算特別委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第26号は新年度予算特別委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第27号、令和3年度関市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。  本件は、新年度予算特別委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第27号は新年度予算特別委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第28号、令和3年度関市水道事業会計予算を採決いたします。  本件は、新年度予算特別委員長の報告どおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、議案第28号は新年度予算特別委員長の報告どおり可決されました。  次に、議案第29号、令和3年度関市下水道事業会計予算を採決いたします。  本件は、新年度予算特別委員長の報告どおり決することに賛成の方は挙手をお願いします。    (賛成者挙手)  賛成多数と認めます。  よって、議案第29号は新年度予算特別委員長の報告どおり可決されました。  次に、日程第24、諮問第1号、関市教育委員会の教育長の任命についてを議題といたします。  本件は直ちに当局の説明を求めます。  尾関市長、どうぞ。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   それでは、諮問第1号、関市教育委員会の教育長の任命についてでございます。  吉田康雄教育長が任期満了により令和3年3月31日をもって退任されることから、関市教育委員会の教育長に次の方を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものです。  同意を求める方は森正昭さんで、住所、生年月日は記載のとおりです。  森さんは、昭和57年に大学を御卒業後、同年4月から岐阜県の教諭として県内の小中学校、岐阜美濃教育事務所に勤務をされ、この間、武芸川中学校、旭ヶ丘中学校の校長を務められました。関市教育委員会では、学校教育課長として平成28年度から2年間勤められ、その後、美濃教育事務所長を経て退職をされまして、現在、市のまなびセンターで教職員の指導員として勤務しておられます。  森さんの任期は令和3年4月1日から3年間です。  なお、吉田教育長におかれましては、平成22年から3期11年の長きにわたり、私の就任当初から現在まで支えていただきました。  教育長就任以来、「夢のある明るい学校づくり」をスローガンに、関市学校教育夢プラン事業を展開され、特に次世代リーダーの育成としての中高校生の海外研修事業、子どもたちが市の伝統文化である小瀬鵜飼や日本刀鍛錬に触れるふるさと教育の充実、また安全・安心な環境づくりの取組の一つとして、全国に先駆けてマイサポーター制度を導入されるなど、市の教育行政全般にわたり大変な御尽力をいただきました。  この場をお借りして感謝を申し上げ、厚く御礼を申し上げます。  以上、諮問第1号につきましてよろしくお願いを申し上げます。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑のある方はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようですので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  討論のある方はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようですので、討論を終わります。  これより採決いたします。  本件は、これに同意することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、諮問第1号はこれに同意することに決しました。  それでは、ここで退任されます吉田教育長より御挨拶をいただきたいと思います。  吉田教育長、どうぞ。    (教育長 吉田康雄君登壇) ◎教育長(吉田康雄君)   議長さんよりお許しをいただきましたので、退任に当たり一言御挨拶申し上げます。  光陰矢のごとし、歳月人を待たず、平成22年4月に就任して以来、11年にわたり、誠に微力ではございましたが、関市の教育行政に邁進できましたことは、ひとえに尾関市長様、関市議会の議員の皆様方、執行部の皆様、多くの関係者の方々の温かい御指導、御支援のたまものであり、心より感謝申し上げます。  加えて、今年度はコロナ対策に関しまして格別の御支援をいただきました。改めて深く御礼申し上げます。ありがとうございました。  また、議会の皆様からは、代表質問、一般質問を多くいただき、私自身多くのことを学ばせていただきました。この場をお借りし厚く御礼申し上げます。  今、この11年を振り返りますと、児童生徒のこと、学校のこと、教育委員会のこと、あれがしていなかった、あれが足りなかった、ああしておけばよかったなど、私の判断、対応について悔やむことが多くございます。しかしながら、こうして皆様の前で退任の挨拶をさせていただきますと、僅かながらの安堵と大きな感謝の気持ちが込み上げてまいります。  ここで、僭越ながら、今年度退職される部長さん方も同じかと思いますが、私の現在の心境について一首申し上げます。  公職の幾多の試練乗り越えて、我が身ねぎらう定年の春。公職の幾多の試練乗り越えて、我が身ねぎらう退任の春。  結びに、関市政、そして関市学校教育のますますの発展と皆様方の一層の御健康と御活躍を心から御祈念申し上げます。  以上、意を尽くしませんが、退任に当たりお礼の挨拶とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。    (拍手・降壇) ○議長(波多野源司君)   御苦労さまでございました。ありがとうございました。  次に、日程第25、市議第1号、関市議会会議規則の一部改正について及び日程第26、市議第2号、関市議会委員会条例の一部改正についての2件を一括議題といたします。  これら2件は、直ちに提出議員代表の説明を求めます。  8番 渡辺英人君、どうぞ。    (8番 渡辺英人君登壇)
    ◆8番(渡辺英人君)   ただいま御指名をいただきましたので、市議第1号、関市議会会議規則の一部改正について説明させていただきます。  関市議会会議規則の一部を改正する規則を次のとおり制定するものでございます。  提案理由といたしましては、欠席等の理由に育児、看護、介護等を明記するとともに、出産を理由とする欠席について産前産後期間を明記するため、この規則を定めようとするものでございます。  改正内容といたしましては、第2条第1項において、議員が会議を欠席、遅刻、または早退する際の理由を「事故のため」と一括して総称していたところを「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため」に改めるもの。  また、同条第2項においては、出産を予定している女性議員が出産のため欠席する際の欠席期間として、産前8週、産後8週を上限として規定するものでございます。  また、この規則は公布の日から施行するというものでございます。  提出議員は、敬称を略して御紹介させていただきます。後藤信一、浅野典之、市川隆也、土屋雅義、猿渡直樹、石原教雅、不肖私、渡辺英人でございます。  次に、市議第2号、関市議会委員会条例の一部改正について御説明させていただきます。  関市議会委員会条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するものでございます。  提案理由といたしましては、欠席等の理由に育児、看護、介護等を明記するとともに、出産を理由とする欠席について産前産後期間を明記するため、この条例を定めようとするものでございます。  改正内容といたしましては、第12条第1項において、委員が会議を欠席、遅刻、または早退する際の理由を「事故のため」と一括して総称していたところを「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため」に改めるもの。  また、同条第2項においては、出産を予定している女性委員が出産のため欠席する際の欠席期間として、産前8週、産後8週を上限として規定するものでございます。  また、この条例は公布の日から施行するというものでございます。  提出議員は、敬称を略して御紹介させていただきます。後藤信一、浅野典之、市川隆也、土屋雅義、猿渡直樹、石原教雅、不肖私、渡辺英人でございます。  以上、御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   説明が終わりました。  お諮りいたします。  市議第1号及び市議第2号の2件については、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。  これより市議第1号及び市議第2号の2件を一括して採決いたします。  これら2件は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、市議第1号及び市議第2号は原案のとおり可決されました。    (「議長、動議、休憩をお願いします」と呼ぶ者あり) ○議長(波多野源司君)   ただいま鷲見勇君から休憩を求める動議がありました。  所定の賛成者がありますので、本動議は成立いたしました。  お諮りいたします。  暫時休憩をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、暫時休憩といたします。  なお、本会議は11時30分から再開いたします。     午前11時11分 休憩     午前11時30分 再開 ○議長(波多野源司君)   休憩前に引き続きまして、会議を開きます。  ただいま10番 鷲見勇君ほか8名から、尾関健治市長の不適切発言に対し猛省を促す決議の動議が提出されました。  所定の賛成者がありますので、本動議は成立いたしました。  この際、本件を日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。  それでは、市議第3号、尾関健治市長の不適切発言に対し猛省を促す決議を議題といたします。  本件は、直ちに提出議員代表の説明を求めます。  10番 鷲見勇君、どうぞ。    (10番 鷲見 勇君登壇) ◆10番(鷲見勇君)   御指名をいただきましたので、市議第3号、尾関健治市長の不適切発言に対し猛省を促す決議につきまして、案文を朗読して提案説明に代えさせていただきます。  尾関健治市長の不適切発言に対し猛省を促す決議(案)。  令和3年関市議会第1回定例会本会議3日目の一般質問に対して、市長は答弁の冒頭、質問中の「費用対効果」という部分を切り取り、「議会費に多額の歳費を計上している。議員自ら議会の費用対効果を説明していただきたい」という不適切な発言を行った。  議会は独立した議事機関であり、行政の長である市長には、議会の活動に対して指導・監督を行う権限はなく、議会への干渉は容認できるものではない。  地方自治体は、首長と議会議員をともに住民が直接選挙で選ぶという二元代表制を採っており、議会議員の評価は直接住民が判断するものである。この度の市長の議会に対する発言は議会の存在意義を否定するものであり、大変遺憾である。  よって、市長に猛省を促すとともに、今後の円滑な議会運営への協力を求めるものである。  以上、決議する。  令和3年3月18日。  岐阜県関市議会。  提出議員は、敬称を略し御紹介させていただきます。渡辺英人、後藤信一、田中巧、浅野典之、市川隆也、土屋雅義、猿渡直樹、石原教雅、不肖、鷲見勇です。  以上、御賛同賜りますようよろしくお願いします。    (降  壇) ○議長(波多野源司君)   説明が終わりました。  お諮りいたします。  本件については質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。  これより採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。  よって、市議第3号は原案のとおり可決されました。  次に、当局より発言を求められておりますのでこれを許可いたします。  山下副市長、どうぞ。 ◎副市長(山下清司君)   発言のお許しをいただきましたので、皆様のお手元に配付をさせていただきました専決第3号、損害賠償の額を定める件について御報告をさせていただきます。  これは地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしたものでございます。  専決日は、令和3年2月19日でございます。  内容といたしましては、令和2年12月16日午前8時35分頃、関市下有知5488番地6の清掃事務所の駐車場において、職員が公用車を停車する際に、次の方が所有する自動車に接触し、損害を与えましたので、記載のとおり賠償するものでございます。  損害賠償の相手方と損害賠償の額につきましては記載のとおりで、市の損失割合は100%、賠償額につきましては、全国市有物件災害共済会からの補填を受けるものでございます。  今後も、より一層注意義務を持って交通事故防止の徹底、指導に努めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。  続きまして、5,000万円以上の工事請負契約につきまして御報告をさせていただきます。  これは令和3年1月22日から令和3年3月4日までの契約分についてでございます。  事後審査型一般競争入札による当初契約2件、指名競争入札による変更契約1件の計3件で、工事名及び場所、工事概要、契約金額及び相手方、契約日及び工期、参加業者名、または選定業者名は記載のとおりでございます。  続きまして、条例の一部改正及び補正予算につきまして専決処分のお願いとその内容について御説明をさせていただきます。  現在、第204回国会において、地方税法等の一部を改正する法律案が審議をされておりまして、この法案が成立した場合、令和3年4月1日からの施行予定の改正部分に関して関市税条例、関市都市計画税条例の一部を改正する必要がございます。  また、介護保険及び国民健康保険制度につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る国の財政支援によって、今年度に引き続き令和3年度の保険料等の減免について実施が可能となったことから、関市介護保険条例及び関市国民健康保険税条例の一部を改正する必要がございます。  そのほか地方譲与税、その他の交付金等の確定などにより、今年度中に一般会計補正予算を編成する必要がございます。  また、来年度は新型コロナウイルスワクチン接種に係る経費につきまして、補正予算を編成する必要がございます。  これらにつきまして専決処分をさせていただき、事務の執行に支障がないように取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。  報告は以上でございます。 ○議長(波多野源司君)   次に、例月現金出納検査報告書1件につきまして、皆様に配付してございますので、御承知おき願います。  以上をもちまして、今定例会に提案になりました案件は全て議了いたしました。  これをもちまして、令和3年関市議会第1回定例会を閉会いたします。 ◎局長(西部延則君)   御起立をお願いいたします。  ただいまから閉会式を行います。  初めに、議長から御挨拶をいただきます。    (議長 波多野源司君登壇) ○議長(波多野源司君)   閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  議員各位には、31日間にわたる今定例会会期中、提出されました議案をはじめ、当面する市政の諸問題について終始熱心な御審議を賜り、ここに全ての案件を議了することができました。議員並びに執行部各位には、議事運営に格別の御協力をいただきましたことを心よりお礼を申し上げます。  今定例会では、条例の一部改正や新年度予算など様々な課題について議論をいただきました。執行部におかれましては、議員から出された意見、要望等は今後の市政発展の一助として尊重されますようお願い申し上げます。  さて、3月は年度末の締めくくりのときであり、また別れのときでもあります。3月末日をもって退職をされます職員の皆様におかれましては、長年にわたる行政への多大なる貢献に対し、議会を代表し、深く感謝を申し上げます。  議員の皆様、執行部の皆様には、御健康には特に留意され、今後も市政発展のための御尽力をお願いを申し上げ、今定例会の閉会の御挨拶といたします。  皆さん、連日にわたり誠に御苦労さまでございました。  ありがとうございました。    (降  壇) ◎局長(西部延則君)   続きまして、市長から御挨拶をいただきます。    (市長 尾関健治君登壇) ◎市長(尾関健治君)   令和3年関市議会第1回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今定例会で提案をさせていただきました新年度予算、その他諸議案につきまして、いずれも慎重に御審議を賜り、誠にありがとうございました。  本会議、あるいは各委員会におきまして議員の皆様方よりいただきました御意見や御提案を十分参考にさせていただき、今後の市政運営に取り組んでまいります。  また、ただいま波多野議長から議会を代表され、3月末で退任する職員に対して慰労の言葉をいただきましたことに感謝を申し上げます。  また、あえてこの機会に御報告申し上げますが、私は以前から市長の報酬の在り方について課題と捉えており、1期目の退職金を辞退したことは皆様も御承知のとおりです。  現在、近年の関市の人口動態、人口減少でございますが、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大により深刻な影響を被っている市民と事業者の状況を時宜と捉え、市長の報酬の妥当性について、来年度、令和3年度中に特別職報酬等審議会へ諮問をする予定です。特別職として、副市長をはじめ教育長、そして市議会議員の皆様の報酬の在り方についても議論されることをここで申し添えます。  なお、次回、令和3年関市議会第2回定例会は6月7日の開会を予定いたしたいと考えております。  最後になりましたが、議員の皆様方におかれましては、健康に十分御留意をいただき、さらに御活躍をされますことを御祈念申し上げて、御礼の御挨拶とさせていただきます。  誠にありがとうございました。    (降  壇) ◎局長(西部延則君)   以上をもちまして、閉会式を終わります。     午前11時43分 閉会上会議の顛末を記録し、相違ないことを証するために署名する。          関市議会議長       波 多 野   源   司          関市議会議員       鷲   見       勇          関市議会議員       村   山   景   一...