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  1. 大垣市議会 2015-03-02
    平成27年第1回定例会(第1日) 本文 2015-03-02


    取得元: 大垣市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成27年第1回定例会(第1日) 本文 2015-03-02 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 14 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長高橋 滋君) 選択 2 : ◯議長高橋 滋君) 選択 3 : ◯議長高橋 滋君) 選択 4 : ◯議長高橋 滋君) 選択 5 : ◯市長小川 敏君) 選択 6 : ◯議長高橋 滋君) 選択 7 : ◯議長高橋 滋君) 選択 8 : ◯議長高橋 滋君) 選択 9 : ◯市長小川 敏君) 選択 10 : ◯議長高橋 滋君) 選択 11 : ◯議長高橋 滋君) 選択 12 : ◯市長小川 敏君) 選択 13 : ◯議長高橋 滋君) 選択 14 : ◯議長高橋 滋君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              午前10時      開 会 ◯議長高橋 滋君)  ただいまから、平成27年第1回大垣市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  会議録署名議員の指名を議題といたします。  本日の会議録署名議員には、16番 岩井哲二君、17番 岡田まさあき君の御両君を指名いたします。  次に、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会会期は、本日から18日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 2: ◯議長高橋 滋君)  御異議なしと認めます。よって、今定例会会期は17日間と決定いたしました。  お諮りいたします。  この際、日程の順序を変更し、議第45号 大垣功労章を授与することについて及び議第46号 人権擁護委員候補者推薦についての両議案を先議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 3: ◯議長高橋 滋君)  御異議なしと認めます。よって、両議案は先議することに決定いたしました。  まず、議第45号 大垣功労章を授与することについてを議題といたします。            〔第9番 野田のりお君、第10番 笹田トヨ子君、第11
                番 石田 仁君、第12番 川上孝浩君 退席〕 4: ◯議長高橋 滋君)  市長提案理由説明を求めます。  市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 5: ◯市長小川 敏君)  皆さん、おはようございます。  ただいま御上程になりました議第45号 大垣功労章を授与することにつきましては、大垣功労者表彰条例の規定に基づき、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 山田明子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 木曽義尚さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 豊田充子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 槌谷恒樹さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 山川隆司さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 竹中裕紀さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 野田紀男さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 笹田トヨ子さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 川上孝浩さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 石田 仁さんにそれぞれ功労章を授与いたしたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 6: ◯議長高橋 滋君)  これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本案原案のとおり決するに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 7: ◯議長高橋 滋君)  御異議なしと認めます。よって、本案原案のとおり可決されました。            〔第9番 野田のりお君、第10番 笹田トヨ子君、第11             番 石田 仁君、第12番 川上孝浩君 着席〕 8: ◯議長高橋 滋君)  次に、議第46号 人権擁護委員候補者推薦についてを議題といたします。  市長提案理由説明を求めます。  市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 9: ◯市長小川 敏君)  ただいま御上程になりました議第46号 人権擁護委員候補者推薦につきましては、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 鈴木一朗さん、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 水谷あい子さんをそれぞれ推薦いたしたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 10: ◯議長高橋 滋君)  これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本案は同意することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 11: ◯議長高橋 滋君)  御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決定いたしました。  議第1号 平成27年度大垣一般会計予算から議第44号 大垣国民健康保険条例の一部改正についてに至る44議案及び議第47号 大垣市部設置条例の一部改正についての合わせて45議案一括議題といたします。  市長に提出議案並びに市政一般について説明を求めます。  市長。            〔市長 小川 敏君 登壇〕 12: ◯市長小川 敏君)  本日ここに、平成27年第1回市議会定例会が開会されるに当たり、提出いたしました平成27年度の予算及び条例その他の議案につきまして御審議を賜るものでございます。説明に先立ちまして、私の市政運営に対する所信の一端を述べさせていただきたいと思います。  昨年は、都市対抗野球大会において大垣市代表である西濃運輸硬式野球部が初優勝されたことや、大垣ミナモソフトボールクラブの活躍など、大垣が全国から注目される中、おおがき芭蕉生誕370年祭を初めとする諸事業が盛況のうちに実施できたことにつきまして、議員各位を初め市民の皆様の温かい御指導と御協力に厚く御礼申し上げます。  さて、我が国の経済は、緩やかな回復基調が続くとされており、緊急経済対策による個人消費の拡大、投資意欲の増加、雇用・所得環境の改善などにより景気回復が期待されております。一方で、国、地方自治体の財政は依然として厳しく、本市におきましても、歳入の根幹である市税が微減となるなど、厳しい財政状況が続いております。こうした中、国において、人口減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への過度の人口集中を是正する一方、地方の創生によって活力ある日本社会を維持することを目指すまち・ひと・しごと創生総合戦略が策定されたことに伴い、本市におきましても、国、県の総合戦略を勘案しながら、本市の特色を生かした大垣版総合戦略の策定に取り組んでまいりたいと考えております。  特にこれからの地方創生のためには、私も持続可能なまちづくりを目指し、増加の「増」を今年のテーマとしておりますが、やはり定住人口、交流人口、出生人口の増加が最も重要でございます。このため、すぐれた子育て支援策、医療・福祉の充実、環境・防災面での住みやすさ、保有する観光資源など、本市の魅力と優位性を積極的にアピールし、子育て世代を中心とした定住の促進を図り、安心して子供を産み育てていただき、また、多くの方に大垣を訪れていただけるよう奮励努力してまいります。とりわけ、大垣駅南街区市街地再開発事業につきましては、住宅部分の第1期分譲52戸が即日完売し、さい先のよいスタートを切れましたことを大変うれしく思っております。今後も引き続き再開発事業を推進し、まちの顔である中心市街地に活力とにぎわいを創出するとともに、名古屋圏からの移住促進に向け本市の魅力を積極的にアピールする都市プロモーションも実施し、定住人口の増加を図ってまいります。また、大垣城が築城480年を迎えることや、大垣祭のやま行事が国の重要無形民俗文化財に指定され、さらには、ユネスコ無形文化遺産の候補にも追加されることなどを受け、本市の歴史や文化を生かした各種の記念行事を開催し、文化都市大垣のイメージを国内外にアピールして、交流人口の増加を図ってまいります。さらに、安心して出産や子育てができる環境づくりを一層推進するため、妊婦健康診査の受診の促進や経済的負担の軽減、不妊治療費の補助などのほか、留守家庭児童教室の開設時間の延長など、子育て支援策をより一層拡充し、出生人口の増加を図ってまいります。  今後とも、第五次総合計画の施策を着実に進め、住んでみたい、住んでよかったと思われる日本一住みやすいまち大垣の実現に向け、魅力と活力あふれるまちづくりを推進してまいる所存でございます。議員各位を初め市民の皆様の一層の御指導と御支援を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、平成27年度の予算編成の基本的な考え方につきまして申し上げたいと存じます。  国の平成27年度の一般会計予算は、景気回復の成果を地方に届けるため地方創生を掲げ、平成26年度補正予算とあわせて、経済再生、財政再建の両立に重点を置いた予算編成となっております。また、地方自治体の予算編成の指針となります地方財政計画におきましては、地方が主体的に地方創生に取り組むためのまち・ひと・しごと創生事業費を新設し1兆円を計上したことなどにより、歳出合計は前年度比2.6%の増となっております。一方、本市の財政状況は、歳入の根幹となる市税につきましては、評価がえに伴う固定資産税の減少などにより全体で0.7%の減となりますが、地方消費税交付金が大幅に増加するため、一般財源の総額といたしましては2.5%の増となっております。歳出につきましては、学校耐震補強事業など重要施策の実施により公債費が増加傾向にあるほか、社会保障関係経費が依然として高い水準で推移しております。こうした中、各部局の自律的なコスト削減を促す枠配分予算を休止し、全ての事務事業を抜本的見直しの対象とすることにより、第五次総合計画・後期基本計画に基づく地域活力創造、安全・安心、環境・エネルギー、子育て日本一、かがやきライフの五つの重点プロジェクトに効率的に予算を配分いたしました。予算総額といたしましては前年度比5.6%の増とし、市街地再開発などの重要施策に取り組むとともに、本市の特色を全国にアピールする事業を実施する一方、子供や子育てをする方々が安心して暮らせる環境づくりを推進する「大垣だよ─全員集合!」予算といたしました。  それでは、平成27年度予算で取り組んでまいります主な事業の概要について御説明申し上げます。  まずは、優先的かつ重点的に取り組む五つの重点プロジェクトの概要につきまして申し上げます。  初めに、地域活力創造プロジェクトでは、定住人口増加の基礎となる中心市街地の再整備を進めるとともに、歴史や文化など地域の独自性を打ち出したまちづくりを推進してまいります。まず、子育て世代の定住を促進するため、本市に転入される方のうち、市内に親世帯がある方について、その転居費用の一部を助成してまいります。また、子育て世帯の市内への転入に対して実施している新築住宅等借入金に係る利子補給の対象地区等を拡大することにより幅広い定住促進を図ってまいります。さらに、国の史跡指定から15年を迎える昼飯大塚古墳、築城480年となる大垣城、国の重要無形民俗文化財に指定されることになった大垣祭のやま行事を記念したさまざまな事業を展開し、にぎわいを創出するとともに、本市の魅力をアピールしてまいります。また、日本を初め各国の代表チームが集うジャパンカップ国際女子ソフトボール大会を本市で開催し、スポーツのまち大垣を全国に発信してまいります。さらに、大垣市出身の方などが本市を応援していただくきっかけとするため、水都大垣ふるさと応援寄附金をいただいた方に、市内で製造、加工等をしている商品を贈呈し、本市の知名度の向上と故郷への愛着心の醸成を図ってまいります。  次に、二つ目の安全・安心プロジェクトでは、災害に強い安全なまちづくりを一層推進することにより、誰もが安全で安心して暮らせる環境の整備に引き続き努めてまいります。まず、防災拠点としての機能が発揮できる新庁舎の建設に向けては、多くの方々の意見や提案を取り入れながら、基本設計、実施設計に着手いたします。また、地域拠点避難所である小中学校屋内運動場等において、天井からの照明器具等の落下を防ぐ耐震対策を実施し、児童生徒を初め避難された方のさらなる安全確保を図ってまいります。さらに、老朽化の進む日新幼保園の改築に着手するほか、民間保育所の増改築事業を支援し、市内の保育施設における耐震化を推進してまいります。  三つ目の環境・エネルギープロジェクトでは、新エネルギーの導入や普及を促進するとともに、豊かな環境の保全を図ってまいります。まず、浄化センターにおいて、下水汚泥の消化工程で発生する消化ガスを利用した発電施設を整備し、新エネルギーの活用を進めてまいります。また、太陽光発電設備や蓄電池などの再生可能エネルギーシステムを荒崎小学校屋内運動場に導入し、災害時の電力供給源として活用いたします。さらに、家庭用蓄電池や地下水利用地中熱ヒートポンプ設備等の設置に対し引き続き支援するほか、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車などの次世代自動車につきまして、省エネルギー促進のほか、災害時の非常用電源として活用するための給電機能の装備に対し助成してまいります。また、民間も含めた市域全体の環境保全を一層推進するため、環境への取り組みの指針となる地球温暖化対策実行計画を策定してまいります。  続きまして、四つ目の子育て日本一プロジェクトでは、安心して子育てができるよう子育て支援策の充実を図るとともに、学校や地域での教育環境の整備を進めてまいります。まず、デジタル教科書や動画などを映し出す大型モニターを小中学校の各フロアに順次導入し、児童生徒の学習意欲の向上を図ってまいります。また、留守家庭児童教室の開設時間を延長し、保護者が安心して働くことのできる環境づくりを推進してまいります。さらに、学校ごとの児童生徒の実態や地域の特色に沿った職員研修会等をかがやきスクール経営事業としてモデル校5校で実施し、より魅力ある学校経営を目指してまいります。  五つ目のかがやきライフプロジェクトでは、市民の皆様のさまざまな活動を支援することにより地元への愛着を一層高め、市民一人一人が輝くことができる魅力あふれるまちづくりを進めてまいります。まず、30歳の節目を迎えた方を対象とした2分の3成人式を開催し、地域における人と人との出会いやつながりの機会を提供してまいります。また、本市出身の若手芸術家による美術作品展を開催し、文化活動の普及を促進してまいります。  以上、平成27年度予算の基本的な考え方の一端を申し述べさせていただきました。国が景気の好循環を地方へ拡大しようとする一方、円安等の外的要因など景気動向はいまだ不透明であり、本市としては今後も厳しい財政運営が続くと予想されますが、魅力ある事業を選り抜き、市民の満足度を高める施策に取り組んでまいりたいと存じますので、議員各位を初め市民の皆様の御理解を賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案につきまして御説明申し上げたいと存じます。  本日提案いたしまして御審議を願う案件は、予算関係26件、条例関係18件、その他1件でございます。  まず、当初予算関係議案の詳細につきまして御説明申し上げます。  平成27年度の予算規模は、一般会計598億9,000万円、特別会計537億4,000万円、企業会計384億3,300万円、総計1,520億6,300万円でございます。これを前年度当初予算と比較いたしますと、一般会計につきましては32億円、5.6%の増となります。  では、主要な事業につきまして、第五次総合計画の施策大綱に合わせて分野別に御説明申し上げます。  第1に、快適で機能的なまちづくりでございます。  まず、都市環境の整備では、大垣駅南街区市街地再開発事業において市街地再開発組合が行う工事等を引き続き支援するとともに、郭町東西街区再開発の事業化に向けた調査を実施してまいります。公園緑地の整備では、むろみ公園の整備を引き続き実施するほか、新たに昼飯東公園の整備に着手し、市民に憩いと潤いの場を提供してまいります。緑の保全・活用では、四季の里のフジの名所を再生するため、赤坂スポーツ公園におきまして藤棚の改修を実施してまいります。景観形成の推進では、市民団体と協働して景観遺産めぐりを実施するなど、景観遺産等を活用したまちづくりを進めてまいります。また、上下水道の整備につきましては、水道事業では緑園水源地等の建設改良を完成に向けて実施するほか、簡易水道事業では牧田浄水場の建設改良を実施し、安定した給水の確保に努めてまいります。公共下水道事業では、綾野、外渕など市街化調整区域内の整備により、人口普及率で大垣処理区87.3%、墨俣処理区71.8%を達成してまいります。そのほか、浸水被害を防止するため、鶴見ポンプ場の建設を継続してまいります。幹線道路の整備では、東海環状自動車道の大垣西インターチェンジ以北のルートを初め、神田神戸線などの市内幹線道路の整備促進を図ってまいります。橋梁の整備では、深川橋の耐震補強整備や浅中2号橋のかけかえを引き続き実施するほか、国指定の重要文化財である旧揖斐川橋梁の調査設計を行ってまいります。  第2に、にぎわいと活力みなぎるまちづくりでございます。  地域産業の振興では、活力ある産業都市としてさらなる発展を図るため、引き続き工場等設置奨励金などを活用し、企業立地の促進を図ってまいります。中心市街地活性化の推進では、好評をいただいております元気ハツラツ市のほか、商店街の皆様が講師となり専門的な知識等を伝えるまちゼミの開催を支援いたします。また、農業の振興につきましては、認定農業者や集落営農組織の育成を引き続き支援し、担い手の育成と確保を図ってまいります。さらに、国が農業用水の安定供給のため実施した西濃用水第二期地区のかんがい排水事業に係る負担金を一括償還いたします。観光交流の振興につきましては、漫画やアニメ文化を取り込んだ観光事業を展開し、若者をターゲットとした新たな誘客を促進してまいります。また、朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流会を開催し、交流人口の増加を図ってまいります。  第3に、安全で環境にやさしいまちづくりでございます。  治水対策につきましては、浸水対策事業として大井排水機場と本今調整池の整備を引き続き実施し、内水排除対策を図ってまいります。また、赤坂新田排水機場ポンプのオーバーホールや主要幹線排水路の改良を実施いたします。危機管理体制の整備では、地域防災力の向上を図るため、自主防災組織の防災資機材購入に助成するほか、市の備蓄用品に避難所トイレ用の消耗品を追加し、防災設備の充実を図ってまいります。さらに、防犯対策の推進では、引き続きさわやかみまもりEyeの地域安全活動を支援するほか、自治会が行う防犯カメラ等の設置に助成してまいります。ごみの発生・排出抑制では、ごみの減量化と資源の有効活用に関する啓発を推進するほか、クリーンセンターの延命化を図るため、長寿命化計画に基づく施設整備を引き続き実施してまいります。  第4に、健やかでぬくもりのあるまちづくりでございます。  まず、健康・医療の充実では、血液検査によりピロリ菌感染の有無などを確認できる胃がんリスク検診を導入し、市民の皆様の身体的負担の軽減を図り受診しやすい体制を整えてまいります。また、人工授精に係る保険適用外の不妊治療を受けられる方の経済的負担を軽減するため、費用の一部を助成してまいります。食育の推進では、親子で食を考える場を提供するため、地元農産物を使ったレシピを募集する地産地消アイデア料理コンテストを開催いたします。さらに、地域福祉の充実では、老朽化が著しい中川ふれあいセンターの空調設備の更新に着手し、快適な施設環境の整備に努めてまいります。生きがい・健康づくりの推進では、設立50周年を迎える大垣市老人クラブ連合会の記念事業を支援するほか、単位老人クラブの設立に係る費用の一部を助成し、高齢者活動の活性化を図ってまいります。高齢者福祉の推進では、ひとり暮らし高齢者等の宅内に緊急通報装置に接続する人感センサーをモデル的に設置し、緊急時の支援体制の強化を図ってまいります。そのほか、人権の尊重では、子供たちが人権問題について考える児童生徒人権サミットを開催し、子供たちの人権意識の高揚を図ってまいります。  第5に、豊かな心と人間性を育てるまちづくりでございます。  子育て支援の充実では、国の徴収基準に対する保育園保育料の軽減率を36%、2人以上同時入園の減額特例などを含めた全体の軽減率を40.2%とするなど、子育て家庭の負担の軽減を図ってまいります。また、子ども医療費の助成につきましても、高校生世代までを対象として継続することにより子育て家庭の負担軽減と子供の健全育成に努めてまいります。さらに、上石津地域の豊かな自然を体験するわくわく里山体験事業について、実施対象を保育園から幼稚園までに拡大し、子供の情操教育を幅広く推進してまいります。青少年健全育成では、家族の大切さを地域とともに考える機会として、リーフレットの配布などを通して家庭の日の普及促進に努めてまいります。学校教育の充実では、児童生徒の実態に合わせた補充学習や教材整備等を実施することにより、確かな学力の向上を図る水都っ子チャレンジ事業を推進してまいります。また、平成27年度から市内全ての小中学校で土曜授業を開始するとともに、本市の自然や歴史、産業、俳句文化などを学ぶふるさと大垣科を新設し、大垣に誇りと愛着を持てる子供の育成に努めてまいります。さらに、児童の体力向上を図るため、江東小学校をモデル校として小学生の体力・運動能力向上についての調査研究を実施してまいります。スポーツ環境の充実では、ジャパンカップ国際女子ソフトボール大会の試合会場となる北公園について、トイレの一部を改修いたします。芸術文化の振興では、連歌や俳諧文学の研究発表などを行う俳文学会全国大会を本市で開催し、俳句文化の普及を図るとともに、奥の細道むすびの地大垣を全国に発信してまいります。文化財の保護では、改修が完了いたしました赤坂宿最古級の町屋建築である旧清水家住宅の主屋等を一般公開するとともに、土蔵等の整備に向けた詳細設計に着手いたします。また、昼飯大塚古墳歴史公園に古墳の全体像が一目でわかる模型を設置するほか、歴史民俗資料館では、昼飯大塚古墳の調査成果を取り入れた展示改修を引き続き実施し、展示の充実と誘客の促進を図ってまいります。さらに、多文化共生の推進では、外国人市民向けの防災講座や外国人児童生徒への日本語指導など学習支援を継続し、外国人市民の皆様の生活を支援してまいります。  第6に、一人ひとりが輝く協働のまちづくりでございます。  市民協働の推進では、日本女子ソフトボールリーグ2部での大垣ミナモソフトボールクラブの試合観戦に来場された方に対するおもてなし事業を市民団体と協働で引き続き実施してまいります。行政経営の推進では、公共施設の実態把握を進めるとともに、長期的な視点に立った公共施設等総合管理計画を策定してまいります。また、平成28年1月から開始される社会保障・税番号制度に対応するため、業務システムの改修を行い円滑な業務対応を図ってまいります。そのほか、タブレット端末を活用した5ヵ国語対応の通訳サービスを導入し、外国人市民の皆様へのサービス向上に努めてまいります。さらに、行政経営の効率化では、第五次総合計画・後期基本計画に掲げた基本施策に対する市民意向調査を引き続き実施し、時流に合った市民ニーズの把握に努め、満足度の高い行政経営を推進してまいります。  以上が主要な事業を中心とする平成27年度予算の大要でございます。このうち、一般会計の財源といたしましては、市税262億4,000万円のほか、地方交付税45億円、国県支出金107億6,000万円余、財政調整基金等各種基金からの繰入金18億5,000万円余、地方交付税の代替財源であります臨時財政対策債25億7,000万円を含む市債61億7,030万円などを計上いたしました。  以上、平成27年度一般会計、特別会計、企業会計における予算編成の概要と施策の基本方針につきまして御説明申し上げました。平成27年度の予算は、消費税率の引き上げに対応した社会保障経費の急増により義務的経費の増加を余儀なくされ、非常に厳しい条件下でありましたが、職員一人一人が知恵を絞り、抜本的な事業見直しを行いながら、市民の皆さんがより魅力を感じることができるまちづくりを目指す予算として編成したものでございます。よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げますとともに、議員各位を初め市民の皆様の御理解と御指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  次に、議第22号 平成26年度大垣市一般会計補正予算から議第25号 平成26年度大垣市水道事業会計補正予算までにつきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計でございますが、経済の好循環を地方へ拡大する国の平成26年度補正予算に連動し、市民の皆様の生活支援や地域の活性化に係る事業費を計上いたしました。  総務費の総務管理費では、まち・ひと・しごと創生法の制定を受け、本市の人口の現状と将来展望を提示し、本市の実情に応じた目標や施策に関する基本方針を策定する大垣版総合戦略策定事業に560万円を計上いたしました。  また、民生費の児童福祉費では、出産祝金支給事業費2,000万円、子育てサロン事業費760万円、子育て講座事業費430万円をそれぞれ計上し、子育て支援施策を実施してまいります。  労働費の労働諸費では、地域雇用創出事業費580万円を計上し、市内企業によるリアル大垣合同企業展の開催を支援してまいります。  とりわけ、商工費では、プレミアム付商品券発行事業補助金として1億4,000万円を計上し、1万円で2,000円上乗せとなる商品券を大垣市商店街振興組合連合会加盟店のほか市内全域の参加登録店で利用していただくことにより、地域における消費の活性化を図ってまいります。また、情報産業人材育成支援事業費200万円、販路拡大支援事業費800万円、ものづくり人材育成講座開催支援事業費500万円、戦略的観光PR事業費1,090万円をそれぞれ計上し、産業と観光のさらなる振興を推進してまいります。  土木費の都市計画費では、定住人口の増加を図るため、子育て支援施策など本市の特色を市内外に向けてアピールするための事業費1,500万円を計上するとともに、住宅費では、空き家の有効利用による住みかえ支援事業費280万円を計上いたしております。  教育費の幼稚園費では、経年劣化した安井幼稚園の遊具更新のため、事業費540万円を計上いたしました。  なお、国の補正予算に伴う補正額の総額は2億3,240万円となりますが、いずれも年度内執行が見込めないため、全額を翌年度に繰り越すものでございます。  次に、総務費の一般管理費では、随時退職者の退職手当が不足してまいりましたので、5,930万円を計上いたしました。財産管理費では、将来の市庁舎の整備に充てるため、公共施設整備基金に4億円を積み立ててまいります。企画費では、市内外からお寄せいただきました水都大垣ふるさと応援寄附金240万円を御趣旨に沿って活用するため、基金に積み立ててまいります。諸費では、財政調整基金に6億円を積み立て、将来の財政基盤の強化を図ってまいります。  民生費の社会福祉費では、臨時福祉給付金につきまして支給対象者の減に伴い1億1,400万円を減額いたします。老人福祉費では、養老華園において入所者が減少してまいりましたので、管理委託料1,700万円を減額いたしております。また、特別養護老人ホームの事業者に対する地域介護・福祉空間整備推進事業補助金につきましては、市の間接補助から県の直接補助に切りかわったことにより4,800万円を減額いたします。児童福祉費では、支給対象者の減により児童手当3,840万円、子育て世帯臨時特例給付金1,400万円をそれぞれ減額いたします。なお、民間保育所増改築事業補助金につきましては、補助対象であるながさわ保育園改築工事の年度内完成が見込めないため、3億7,943万円を翌年度に繰り越すものでございます。  衛生費の保健衛生費では、補助件数の減に伴い、浄化槽設置整備事業補助金2,340万円を減額いたします。  農林水産業費の土地改良費では、県営事業費の確定などに伴い、県営たん水防除事業負担金1,290万円、県営中山間地域総合整備事業負担金960万円をそれぞれ減額いたしております。  商工費では、工場等設置奨励金450万円、雇用促進奨励金900万円を、事業費の確定に伴い、それぞれ減額するものでございます。  土木費の道路橋りょう費では、事業費の確定に伴い、道路新設改良事業費4,690万円を減額いたします。なお、大谷川の堤防道路拡幅工事委託料につきましては、県の河川改修事業の年度内完成が見込めないため、220万円を翌年度に繰り越すものでございます。河川水路費では、事業費の確定に伴い、排水機場改修事業費1,140万円、治水計画改定事業費1,400万円、小水路改良事業費3,400万円、浸水対策事業費850万円をそれぞれ減額いたしております。都市計画費では、補助件数の確定に伴い、木造住宅耐震補強工事費補助金2,400万円を、事業費の確定に伴い、県施行街路事業負担金6,060万円、街路整備関連事業費3,350万円、大垣駅南口広場再構築計画策定事業費1,100万円をそれぞれ減額するものでございます。  教育費の教育総務費では、随時退職者の退職手当が不足してまいりましたので、6,600万円を計上するほか、今後の教育施設の整備に充てるため、公共施設整備基金に4,000万円を積み立ててまいります。中学校費では江並中学校のプール改修事業費350万円を、幼稚園費では幼稚園就園奨励事業補助金990万円を、社会教育費では旧清水家住宅整備事業費300万円を、事業費の確定に伴いそれぞれ減額いたします。  災害復旧費では、平成24年度に被害が発生した林道幾利線と平成25年度に被害が発生した林道時山多賀線の復旧につきまして、年度内完成が見込めないため、7,790万円を翌年度に繰り越すものでございます。  次に、特別会計でございますが、国民健康保険事業会計では、保険基盤安定繰入金の額が確定したため、8,480万円につきまして、繰越金から一般会計繰入金へ財源更正を行うものでございます。公共下水道事業会計では、国の補正予算に伴い、補助事業に採択されました鶴見ポンプ場の雨水処理施設建設事業費1億3,190万円、浄化センター管理本館の耐震改修事業費8,800万円をそれぞれ計上いたしました。なお、これらの事業は年度内完成が見込めないため、全額を翌年度に繰り越すものでございます。また、下水管布設事業費につきましては、事業費の確定に伴い、1億円を減額いたします。  次に、企業会計でございますが、水道事業会計では、課税仕入控除額の減に伴い、消費税及び地方消費税1,000万円を増額いたしております。  以上、補正予算関係につきまして御説明申し上げましたが、今回の補正は、一般会計9億3,980万円の増、特別会計1億1,990万円の増、企業会計1,000万円の増、総額にして10億6,970万円の増となります。なお、一般会計の主な財源といたしましては、個人市民税3,500万円、法人市民税3億9,000万円、固定資産税5,300万円、県支出金4,833万円、繰越金4億6,430万円、市債1,900万円などを充当したほか、地方交付税6,500万円、国庫支出金3,993万円などを減額措置いたしました。  以上、一般会計、特別会計及び企業会計の補正予算につきまして概要を御説明申し上げました。  続きまして、条例関係等につきまして御説明申し上げます。  議第26号 大垣市旧清水家住宅条例の制定につきましては、市重要文化財である旧清水家住宅の保存と活用を図るため、設置及び管理について規定するものでございます。  議第27号 大垣市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制定につきましては、子ども・子育て支援法の制定に伴い、幼稚園、保育所等の利用者の負担額等に関し、必要な事項を規定するものでございます。  議第28号 大垣市指定介護予防支援事業者の指定に関する基準を定める条例の制定につきましては、介護保険法の一部改正に伴い、指定介護予防支援事業者の指定の基準について規定するものでございます。  議第29号 大垣市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定につきましては、介護保険法の一部改正に伴い、指定介護予防支援等の事業の基準について規定するものでございます。  議第30号 大垣市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の制定につきましては、介護保険法の一部改正に伴い、地域包括支援センターの包括的支援事業の基準について規定するものでございます。  議第31号 大垣市行政手続条例の一部改正につきましては、行政手続法の一部改正に準じ、行政指導に関する規定等について所要の改正を行うものでございます。  議第32号 大垣市に常時勤務を要する特別職の給与の特例に関する条例の一部改正につきましては、市長及び副市長の給料月額の減額の特例を平成27年度も継続するため、所要の改正を行うものでございます。  議第33号 大垣市職員の給与に関する条例等の一部改正につきましては、人事院勧告に準じ、職員の給与を減額するほか、所要の改正を行うものでございます。
     議第34号 大垣市職員退職手当条例の一部改正につきましては、平成25年度から実施している退職手当の段階的引き下げに伴い、退職手当の調整額について所要の改定を行うものでございます。  議第35号 大垣市手数料徴収条例の一部改正につきましては、長期優良住宅の認定等に係る手続の見直し等に伴い、必要な手数料を規定するほか所要の改正を行うものでございます。  議第36号 大垣市基金条例の一部改正につきましては、特定公共賃貸住宅整備基金を廃止することに伴い、所要の改正を行うものでございます。  議第37号 大垣市日本昭和音楽村条例の一部改正につきましては、日本昭和音楽村の施設の一部を廃止することに伴い、所要の改正を行うものでございます。  議第38号 大垣市体育諸施設の設置等に関する条例の一部改正につきましては、浅中公園総合グラウンドのソフトボール場に夜間照明設備を設置したことに伴い、夜間の利用料金等を規定するものでございます。  議第39号 大垣市介護保険条例の一部改正につきましては、介護保険法施行令の一部改正に伴い、第1号被保険者の保険料額を改定するほか、所要の改正を行うものでございます。  議第40号 大垣市特別用途地区建築条例の一部改正につきましては、建築基準法等の一部改正に伴い、所要の条文整備を行うものでございます。  議第41号 大垣輪中水防事務組合規約の変更に関する協議につきましては、大垣市議会議員の定数削減に合わせ、組合議会の議員定数を削減するものでございます。  議第42号 平成26年度大垣市一般会計補正予算につきましては、国の追加補助採択に伴い、教育費の中学校費において、市内中学校の教室に空調機を設置するための事業費3億6,000万円を計上し、生徒が快適に学習できる環境を整えてまいります。  議第43号 大垣市出産祝金支給条例の一部改正につきましては、子育て支援の充実と市内消費の活性化を図るため、出産祝い金にかえてプレミアム付商品券を支給することに伴い、所要の改正を行うものでございます。  議第44号 大垣国民健康保険条例の一部改正につきましては、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料の負担の公平を図るため、賦課限度額を引き上げるほか、所要の改正を行うものでございます。  議第47号 大垣市部設置条例の一部改正につきましては、少子高齢化の進展に的確に対応し、まち・ひと・しごと創生の戦略的推進等に向け事務体制を整備するため、所要の改正を行うものでございます。  以上、所信の一端を述べますとともに、提出いたしました諸議案につきまして御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議をいただき、適切な御議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 13: ◯議長高橋 滋君)  この際、請願が提出されておりますので、これを報告いたします。  請願第1号 米の需給・価格安定対策及び需要拡大を求める請願、請願者は、大垣市東前町955番地1 西美濃農業協同組合代表理事組合長 坂 英臣氏、紹介議員は、岡本敏美君、石田 仁君であります。  請願第2号 米価対策の意見書を求める請願及び請願第3号 TPP交渉に関する請願、両請願いずれも請願者は、岐阜市徹明通7丁目13番地 農民運動岐阜県連合会代表者 小寺 徹氏、紹介議員は、笹田トヨ子君であります。  ただいま報告いたしました請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、担当委員会に付託いたします。  お諮りいたします。  本日はこの程度をもって散会し、9日午前10時から本会議を再開して一般質問を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と言う者あり〕 14: ◯議長高橋 滋君)  御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会いたします。              午前10時52分   散 会            ──────────────────  以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。                  議   長    高   橋       滋                  議   員    岩   井   哲   二                  議   員    岡   田   まさあき 発言が指定されていません。 Copyright © Ogaki City Assembly Minutes, All Rights Reserved. ↑ 本文の先頭へ...