平田村議会 > 2021-03-09 >
03月09日-02号

  • 病院(/)
ツイート シェア
  1. 平田村議会 2021-03-09
    03月09日-02号


    取得元: 平田村議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-18
    令和 3年  3月 定例会(第1回)          令和3年平田村議会第1回定例会会議録(第2日目)◯議事日程(第2号)                     令和3年3月9日(火)午前10時開議     開議宣告日程第1 各常任委員会委員長報告日程第2 請願日程第3 議案第6号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第7号 平田村旅費条例の一部を改正する条例の制定について日程第5 議案第8号 平田村国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第9号 平田村介護保険条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 議案第10号 平田村道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について日程第8 議案第11号 村道路線の変更について日程第9 議案第12号 平田村公の施設に係る指定管理者の指定について日程第10 議案第13号 平田村公の施設に係る指定管理者の指定について日程第11 議案第14号 平田村公の施設に係る指定管理者の指定について日程第12 議案第15号 平田村公の施設に係る指定管理者の指定について日程第13 議案第16号 平田村公の施設に係る指定管理者の指定について日程第14 議案第17号 平田村公の施設に係る指定管理者の指定について日程第15 議案第18号 平田村公の施設に係る指定管理者の指定について日程第16 議案第19号 平田村公の施設に係る指定管理者の指定について日程第17 議案第20号 平田村公の施設に係る指定管理者の指定について日程第18 議案第21号 令和2年度平田村一般会計補正予算(第11号)日程第19 議案第22号 令和2年度平田村国民健康保険特別会計補正予算(第4号)日程第20 議案第23号 令和2年度平田村簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第21 議案第24号 令和2年度平田村農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)日程第22 議案第25号 令和2年度平田村後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)日程第23 議案第26号 令和2年度平田村介護保険事業特別会計補正予算(第3号)日程第24 議案第27号 令和3年度平田村一般会計予算日程第25 議案第28号 令和3年度平田村国民健康保険特別会計予算日程第26 議案第29号 令和3年度平田村簡易水道事業特別会計予算日程第27 議案第30号 令和3年度平田村農業集落排水事業特別会予算日程第28 議案第31号 令和3年度平田村後期高齢者医療特別会計予算日程第29 議案第32号 令和3年度平田村介護保険事業特別会計予算日程第30 同意案第1号 平田村固定資産評価番査委員会の委員の選任につき議会の同意を求めることについて追加日程第1 発議第1号 平田村議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について追加日程第2 発議第2号 平田村議会会議規則の一部を改正する規則の制定について追加日程第3 発議第3号 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書追加日程第4 議会閉会中における委員会の継続調査      閉会宣告---------------------------------------◯本日の会議に付した事件  議事日程に同じ---------------------------------------◯出席議員(12名)     1番  太田清実君      2番  永瀬成元君     3番  水野一彦君      4番  上遠野廣一君     5番  高橋七重君      6番  佐藤孝雄君     7番  上遠野健之助君    8番  阿部 清君     9番  荒川英義君     10番  遠藤正彦君    11番  三本松和美君    12番  吉田好之◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者  村長         澤村和明君   副村長        上遠野今朝光君  教育長        有賀真道君   代表監査委員     関根 猛君  会計管理者兼出納室長 渡邉敏男君   総務課長       三本松利政君  税務課長       熊谷洋子君   住民課長       横田博子君  健康福祉課長     鈴木保子君   産業課長兼農業委員会事務局長                                大方憲一君  地域整備課長     眞弓裕人君   教育課長       木村 伸君---------------------------------------◯事務局職員出席者  議会事務局長     吉田政吉    書記         太田ひろみ △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(吉田好之君) ただいまの出席議員は、事務局長から報告のとおり12人全員であります。 定足数に達しておりますので会議は成立します。 会期中における各常任委員会等の開催、ご苦労さまでした。 再開いたします。本日の会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1 各常任委員会委員長報告 ○議長(吉田好之君) 日程第1、各常任委員会委員長報告。 各常任委員会の審議の経過をご報告願います。 初めに、総務経済常任委員会委員長報告。 永瀬総務経済常任委員長、登壇。     〔総務経済常任委員長 永瀬成元君登壇〕 ◆総務経済常任委員長(永瀬成元君) 総務経済常任会報告を申し上げます。 令和3年第1回平田村議会定例会に提案されている議案等28件及び所管業務について、3月4日、5日に開催されました委員会で、関係各課長等から説明を受けました。 委員会所管現地視調査については、電気自動車充電設備設置工事(道の駅ひらた内)、河川災害復旧工事沢又川618号(下蓬田字打違内地内)、河川災害復旧工事六年銅川624号(下蓬田字乙空釜地内)、社会資本整備総合交付金事業道草場乙空釜線道路改良舗装工事西山字煙石地内)、河川災害復旧工事今出川620号(中倉字大川内地内)、村営住宅(入山団地・入山単独住宅)、河川災害復旧工事九生滝川619号(鴇子字沢名地内)の7か所を現地視察いたしました。 一昨年の台風第19号により発生した農用地・公共土木施設等災害復旧工事については、3月で完了見込みとなっているが、現在工事が進められている箇所もあることから、現場内安全に取り組み、工事が進められるよう要請します。 道路改良工事等の一部で繰越しとなる工事がありますが、村民が安全に通行できる道づくりのためにも早期完成を望みます。 新型コロナウイルス感染症拡大はまだまだ続いていることから、引き続き経済対策等各種事業への取り組みを要請します。 委員会に付託されました福島県最低賃金の引上げと早期発効を求める意見書提出請願につきましては、審議の結果、採択と決定しました。 以上、総務経済常任委員会の報告といたします。 以上です。 ○議長(吉田好之君) 永瀬総務経済常任委員長の報告を終わります。 次に、文教厚生常任委員会委員長報告太田文教厚生常任委員長、登壇。     〔文教厚生常任委員長 太田清実君登壇〕 ◆文教厚生常任委員長太田清実君) 文教厚生常任委員会の報告を申し上げます。 令和3年第1回平田村議会定例会に提案されている議案等28件及び所管業務について、3月4日、5日に開催されました委員会で、関係各課長等から説明を受けました。 委員会所管現地視察調査については、ひらたこども園(永田字広町地内)、よもぎた児童クラブ(上蓬田字上宿地内)の2か所を視察し、子供たちの生活の状況、施設の状況を確認いたしました。 教育施設の一部の工事で繰越しとなるものがありますが、子供たちの安全性・利便性の面からも早期完成を望みます。 令和3年度から工事が予定されている公民館・保健センターの複合施設については、工事期間中の村民への対応に最善を図られるよう要望いたします。 新型コロナウイルスワクチン接種については、村民が安心して接種できる体制づくりを行うとともに、引き続き感染症対策に取り組み、村民の健康維持に万全を期していただくよう要請します。 以上、文教厚生常任委員会の報告といたします。 ○議長(吉田好之君) 太田文教厚生常任委員長の報告を終わります。 以上で各常任委員会委員長からの報告を終了したわけですが、この際、各常任委員会委員長報告に対する質疑を許します。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。--------------------------------------- △日程第2 請願 ○議長(吉田好之君) 日程第2、請願を議題といたします。 請願第1号 福島県最低質金の引き上げと早期発効を求める意見害提出の請願を採決します。 先ほど付託されました総務経済常任委員長から、別紙請願文書表のとおり、採択の報告がありました。 この報告のとおり採択と決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、請願第1号 福島県最低質金の引き上げと早期発効を求める意見害提出の請願については、総務経済常任委員長報告のとおり、採決と決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 議案第6号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第3、議案第6号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第6号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第4 議案第7号の質疑、採決
    ○議長(吉田好之君) 日経第4、議案第7号 平田村旅費条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第7号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第5 議案第8号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第5、議案第8号 平田村国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第8号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第6 議案第9号の質疑、討論、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第6、議案第9号 平田村介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 5番、高橋議員。 ◆5番(高橋七重君) 保険料の算定に当たって、約3,400万円ある準備基金の取崩しが1,500万円、43.8%で、額にすると1人当たりたったの224円です。県内の26の自治体、半分弱ですけれども、50%以上の取崩しをしています。 県内では安いほうだと説明がありましたけれども、コロナ禍で何かと生活が大変なときです。また、年金生活者にとっても、少しずつ年金が減額されている中で、月600円、年間7,200円の値上げは、苦しい生活に追い打ちをかけるものになると思うんですが、もっと準備基金を取り崩して、住民に寄り添った金額にはできなかったんでしょうか。 ○議長(吉田好之君) 答弁。 村長。 ◎村長(澤村和明君) 担当課長のほうから答弁をさせます。 ○議長(吉田好之君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(鈴木保子君) お答えいたします。 議員おただしの介護給付費準備基金をもっと取り崩し、住民に寄り添った金額にすべきではないかについてですが、初めに、介護保険事業の運営は、3年計画を立てて、3年間の収支により行います。今回お示しさせていただいた介護保険料の額は、令和3年度から令和5年度の介護給付費及び地域支援事業費の総額の見込みを立てた保険料設定となっております。3年間の年度間の均衡と健全な運営を保つために、月600円、年額7,200円の増額とさせていただきました。 介護給付費準備基金をさらに取り崩してはどうかということですが、そもそも介護給付費準備基金とは、介護給付費の急増と不測の事態に備えることにより、介護保険事業の安定的な運営を確保することを目的に、運営上生じた黒字分を基金に積み立てているものです。例えば、施設入所希望者が1人増えると、約350万円前後、村として給付します。年間に5人増加すれば約2,000万円の増額となります。 このように、急激な増額にも対応できるように、基金には最低でも約2,000万円から3,000万円は積み立てておきたいと考えております。今後、よもぎ荘の増床の検討もしていく中で、少しでも介護給付費準備基金を蓄えておくことも必要かと考えております。 また、3年間で黒字が増えれば、次期計画で保険料を減額することも可能となりますが、なるべく、そのときに利用している方がそのときの保険料で賄えるように平準化していきたいと考えております。 ○議長(吉田好之君) 5番。 ◆5番(高橋七重君) 承知の上で聞いています。 12月議会の一般質問の答弁や常任委員会の説明では、地域支援事業とか介護事業とかが、かなり効果があったという話を聞いていましたので、これほどの値上げにならないだろうなとは思っていました。とても残念です。 この状況というのは、県下どこも同じような状況だと思うんですけれども、準備基金を使って値上げをした自治体は19あるんですね。幾ら県下で43番目だといっても、11.3%の値上げは大きいと思うんです。100%取り崩しているところも4つの自治体であるし、管内のことを、まずは管内の26番目が古殿で、37番目が玉川で、50番目が石川、57番目が浅川ということで説明をしていただきましたけれども、古殿は確かに平田村よりは金額が高いですけれども、59.5%取り崩していますし、石川に至っては97.1%、6.1%の値下げです。浅川に至っては62.5%で、5.3%の値下げになっています。本村は43.8%で、3,400万円のうちの1,500万円ですから、まだ1,000万円や、そのぐらいは取崩ししても大丈夫なのかなと思います。 確かに今後、施設が増えたり施設入所の人が増えれば、介護保険から出さなければならない金額が多くなるというのは分かりますけれども、このコロナ禍だからこそ、やらなければならないんじゃないかなと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(吉田好之君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(鈴木保子君) 今、議員おただしの件でございますけれども、準備基金につきましては、各町村それぞれが基金に積み立てている額は相当違いがございます。それを全て基金を取り崩す、あるいは一部を取り崩すということは、それぞれの町村で検討していることでございますので、他町村につきましてはお答えすることはできませんが、本村につきましては、なるべくそれぞれの3年ごとの計画策定のときの保険料につきましては、五、六百円程度の増減を検討しております。 他町村につきましては、基金が足りない、あるいは給付金が増えるということで、一気に1,000円、1,500円と保険料を上げている町村もございます。本村におきましては、なるべく一気に上げるということを少しでも避けるために、ある程度の基金の積立ては必要と考えます。 ○議長(吉田好之君) 5番、了解ですか。 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「討論あり」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 討論に入ります。 討論は、まず、法案に対し反対者の討論を求め、次に賛成者の討論を求め、さらに討論があれば、反対討論、賛成討論、交互に行います。 初めに、法案に対し、反対の討論を求めます。 5番、高橋議員。 ◆5番(高橋七重君) 質疑で述べたように、準備基金をもっと取り崩し、昨年同等か、または引下げにすべきだと思います。コロナ禍に住民生活を顧みない値上げには反対です。 ○議長(吉田好之君) 次に、本案に対し、賛成者の討論を求めます。 1番、太田議員。 ◆1番(太田清実君) 賛成の立場から申し上げます。 準備基金の取崩しにも限度や調整が必要かと思われることから、単年度ではなく長期的な計画の中で計画があるものと承知しますので、賛成いたします。 ○議長(吉田好之君) 次に、反対者の討論を求めます。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) ないようですので、討論を終わります。 採決に入ります。 この採決は起立により行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。     〔起立者 9人〕 ○議長(吉田好之君) 起立多数です。 したがいまして、議案第9号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第7 議案第10号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第7、議案第10号 平田村道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第10号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第8 議案第11号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第8、議案第11号 村道路線の変更についてを議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第11号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第9 議案第12号~日程第17 議案第20号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第9、議案第12号から日程第17、議案第20号までの平田村公の施設に係る指定管理者の指定についてを一括議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、一括採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 議案第12号から議案第20号まで9件を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第12号から議案第20号までの計9件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第18 議案第21号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第18、議案第21号 令和2年度平田村一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 5番、高橋議員。 ◆5番(高橋七重君) 補正予算書の人件費のところに係るところで、各課のやつを見ると、会計年度任用採用のところが大体マイナスに、減額になっているんですね。ですが、今庁内を見ると、ちょっと見慣れない職員が何人かいるようなんですが、聞くところによれば、4月から採用される予定の人たちだということをちょっと聞いたんですが、この人たちはどういった、何というんだろうか、どういう立場でじゃなくて、どういう取扱いしたらいいんだろうか。どういうつもりで入ってきているんでしょうか。 ○議長(吉田好之君) 答弁。 総務課長。 ◎総務課長三本松利政君) 3月から4人の会計年度任用職員、臨時というような形で採用してございますが、考え方としましては、まず健康福祉課でのワクチン予防接種、その準備作業に当たるということと、あと、住民課で3月途中から産休のために休む職員がいます。さらには、マイナンバーカード等の受付を行っておりますので、その産休に入られる方の代理としてということでございます。 あと、全体的な業務、年度末で非常に忙しく、もう一人総務課で、業者との指名願等の整理等について作業をしてもらうために、4人の方について、3月から採用しているところでございます。 なお、このうちの2人につきましては、4月以降、正規職員として採用予定でございます。 ○議長(吉田好之君) 了解ですか。 ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第21号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第19 議案第22号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第19、議案第22号 令和2年度平田村国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第22号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第20 議案第23号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第20、議案第23号 令和2年度平田村簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第23号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第21 議案第24号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第21、議案第24号 令和2年度平田村農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第24号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第22 議案第25号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第22、議案第25号 令和2年度平田村後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第25号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第23 議案第26号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第23、議案第26号 令和2年度平田村介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第26号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第24 議案第27号の質疑、討論、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第24、議案第27号 令和3年度平田村一般会計予算を議題といたします。 この際、村長の施政方針に対する質問も許します。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 11番。 ◆11番(三本松和美君) では、通告どおり、まず村長の施政方針、そして、令和3年度一般会計予算に関して質問していきたいと思います。 まず初めに、村長の施政方針ということで、まず1項目として、自主財源の確保や歳出予算の削減について。 自主財源の確保や歳出予算の削減に努めと述べていますが、令和3年度当初予算資料の3ページ図表では、村税は経常一般財源になるが、使用料、諸収入、繰入金、繰越金は一般財源でも不安定です。また、歳出の削減に努めるとありますが、令和元年度決算から比べると、義務的経費が3億4,000万円増で、中でも公債費が2億5,000万円増です。それ以外の経費では、物件費が1億円の伸びです。このことをどう考えていますか。 2つ目、令和3年度の主な事業について。 令和3年度の主な事業についての中で、第5次平田村総合計画の後期基本計画に触れています。 そこで、伺います。 ①空き家対策を含む居住環境の整備に公営住宅建て替え事業が含まれておりません。 ②魅力あふれる観光の振興に、ジュピアランド整備として駐車場、つり橋が含まれております。過去からの財政負担は10億円以上であります。財政負担が少なく、身近に触れられるジュピアランドの方向性を示すべきではないでしょうか。 ③学校教育の充実には、中学校隣接地に統合小学校の設置検討が示されております。財政面も考え、別な策を示すべきではないでしょうか。 議長、予算の関係は後でよろしいでしょうか。 じゃ、これをよろしくお願いいたします。 ○議長(吉田好之君) 答弁に入ります。 村長。 ◎村長(澤村和明君) それでは、施政方針についての問合せでございますので、私のほうからまず答弁をさせていただきまして、それぞれ担当課のほうで、細かい数字的なものであるとか、そういうふうな部分があったときには、担当のほうで答弁する形を取りたいと思います。 まず、歳出の削減に努めるという言葉をどう考えているんだということですね。 義務的経費が3億4,000万円から増になっている、中でも公債費が2億5,000万円増の伸びをしているが、どう考えるかということでございますけれども、統合中学校の新築など、いわゆる大型事業を始める時点で計画しておりました起債の返済時期が来まして、予定どおり増額したということでございます。いわゆる、計画どおりと申し上げたいと思います。 計画段階から、この時期に公債費が増額になるということは、皆さんに申し上げてありました。そして、その上で、議会の議決をいただいて事業を進めて、今に至っているということでございます。 それと、義務的経費は削減できない経費でございますので、歳出の削減に努めるという発言を義務的経費が増えているというようなことでの対比して質問されても、的外れの質問と申し上げるしかございません。 そしてまた、2番目に、3年度の主な事業という中に、公営住宅の建て替え事業が入っていないというような話ですけれども、3年度は建て替えるという予定はございません。 そして、その2、②になりますね、魅力あふれる環境の振興という部分でございますけれども、いわゆる過去から財政負担が多い少ないという議論は、長期的な視野で村政を考えていくときに、不毛の議論になりかねません。執行者は必要だと考え、議員さんは不要だと考えているわけでございますから、考えがかみ合わないということだと思います。 総合計画の中に夢のある話が入っていても、もしその計画を具体化したいと思ったときには、議会のほうに改めて提案をして、賛否を諮ったりするわけですよ。計画することすら駄目だとか言っていましたら、考えること自体が駄目だということと同じ意味になってしまいかねません。そういうふうなことになったときに、こうしたらどうだろう、ああしたらどうだろうというようなことを考えること自体、駄目だというようなことにつながりかねません。 ですから、村の発展を望もうと思えば、いろいろな方からお話が出たり、我々が発想したり、そのものを計画的な部分に上げても、それを100%実行するというものではないはずです。総合計画なんか特に、10年間にわたっての計画などからスタートしていくわけですよ。ですから、そこのところは、まず勘違いしないでいただきたい。総合計画に何か入っていたから、夢なような話が入っていたからとんでもないという話は、これはおかしい話だと私は考えております。 それから、③番、いわゆる学校教育の充実ですね。 この件に関しましては、いわゆる中学校隣接に統合小学校を造る予定だろうということでございますが、教育につきましては、私は財政面を前面に出して考えていくものじゃないと思っています。児童・生徒にとってどうなのかということを考えるべきだと私は思っています。 財政面も考え、別な策を示すべきではないかということでございますけれども、当時の統合検討委員会等の意見を考慮した上で、設置検討が示されているわけでございます。その時期が来たときに、今後、何年後になるか分かりませんけれども、小学校を新築しなくちゃいけないというような状態になってきたときに、どのような考え方が主流になるのかは、今の段階では分かりませんよね。ですから、今の段階で一番、先々も見据えた中で、これがいいだろうというような考え方で計画を練っておくのが当然だと私は思うんです。 これから先々のときに、後輩の皆さん方が、今の時代はこういうほうがいいんじゃないかというような議論が出たら、そこで議論を尽くして、村民の皆さんと共に、新しい考え方が出た場合には、それで執行していくというのが、私は本当の姿だと思うんです。 だから、今の段階で、別な考えを示すべきだというようなことを言っても、その別な考えを示したものが、必ず後年になって実行されるとは限らないということですよね、先々のことに関しましては。ですから、今の段階で別な考えを示すべきだということを言われましても、それはできない相談です。計画はあくまでも計画でございます。 ですから、具体化しようと提案しても、そのときになって、道の駅の駐車場のようなことになるかもしれないじゃないですか。ですから、計画であるとか、そういうものは、ある程度の余裕を持った中で、いろいろ計画を出したりして、それがその時代にできるかできないかということは、また別問題だというふうに私は思っています。ですから、極力いい方向で、今の段階で考え得る一番いい方法での計画ですとか、そういうふうなものを立てていくべきだと思っております。 以上でございます。あとは、細かい部分については、ただいまお話しさせていただいた中、課長のほうから答弁させます。 ○議長(吉田好之君) 総務課長。 ◎総務課長三本松利政君) 三本松議員おただしの歳出の削減に努める、中でも、令和元年の決算と比較をして、義務的経費の3億4,000万円増についてどう考えるかということについてお答えいたします。 義務的経費は歳出のうち、その支出が義務づけられ、任意に削減することが困難な経費を言い、極めて硬直性の強い経費であります。例えば、職員の給与等の人件費、生活保護費等の扶助費及び地方債の元利償還金等の公債費が含まれます。 義務的経費につきましては、通常、前年度当初予算と比較されるところですが、議員おただしの令和元年度決算と比べた令和3年度予算は3億4,593万6,000円の差額があります。内訳につきましては、公債費が2億5,010万6,000円増、人件費が1億6,188万6,000円の増、扶助費が6,605万6,000円の減となっております。 公債費につきましては、ひらた清風中学校建設事業等の過疎対策事業債の償還が昨年、令和2年度から始まり、元年度に比べ2億4,741万円増加しているため、大幅な増加になっておりますが、令和2年度予算と比べては8,962万1,000円の増加であります。これらの公債費の伸びは、先ほど村長が申し述べましたとおり、各事業予算を既決いただき、執行された結果であり、予定どおりでございます。 そのほか、人件費につきましては、職員数の増員及び会計年度任用職員制度の導入に伴いまして、令和元年度から性質分類上、物件費から支出しておりましたが、令和2年度から人件費から支出したために増えたものでございます。 なお、物件費につきましては、令和3年度当初予算に、100%の交付金事業であります広葉樹林再生事業3,160万円の増、ふくしま森林再生事業2,035万円の増と、このほかに、小平こども園の解体1,723万9,000円及び入山住宅解体事業としまして1,000万円が令和3年度と比べて増加をしております。これらが伸びた要因でございます。 ○議長(吉田好之君) 地域整備課長。 ◎地域整備課長(眞弓裕人君) それでは、私のほうから、2項目めの令和3年度の主な事業について、1点目の空き家対策を含む住環境の整備について、公営住宅建て替え事業が含まれていない点についてお答えいたします。 昨年の第4回定例会の答弁でも述べましたとおり、現在、第5次平田村総合計画を基に、村内の住環境の質の向上に向け整備を進めており、後期基本計画においても同様に取組を進めていく考えでありますので、ご理解をお願いいたします。 以上です。 ○議長(吉田好之君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(大方憲一君) それでは、私のほうから、令和3年度の主要な事業についての2点目についてお答えしたいと思います。 総合計画の後期基本計画におけるジュピアランドの整備として、財政負担が少なく、身近に触れられるジュピアランドの方向性を示すべきではないかとのご質問ですが、そもそも総合計画とは、おおむね10年の地域づくりの方針を示す基本構想を基に、自治体の将来目標や夢を主要施策や主要事業として計画立案するものであります。 魅力あふれる観光の振興として、ジュピアランドの施設整備の充実は今後も重要な将来目標の一つであると認識しており、令和7年度の目標指標でもあります観光集客者数12万人に向け、施策の推進を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(吉田好之君) 教育課長。 ◎教育課長(木村伸君) 3点目の統合小学校の設置検討についてお答えします。 村では平成23年1月、平田村学校統廃合推進委員会から村教育委員会へ学校等の統廃合推進についての提言を受け、平成23年3月、第4次平田村総合計画の後期基本計画に小・中学校の統合を加え、その中で、中学校統合後、隣接地に統合小学校の建設と計画に記載しました。また、この提言を受け、村教育委員会でも平田村学校等整備の基本計画を策定し、中学校隣接地に統合小学校の設置検討と目標を掲げております。 基本的には、これらの計画に基づいて進めていきたいと思いますが、計画の具現化に当たりましては、関係諸機関や地域などとの連絡調整を図り、有利な財源の確保に努め、慎重に検討していきたいと思います。 以上です。 ○議長(吉田好之君) 11番。 ◆11番(三本松和美君) かなり長い説明、答弁になっていたわけなんですけれども、全体としては、まず1つ目の自主財源の確保や歳出予算の削減の件で、村長は予定どおりというふうなことで発言をされました。 当時私も、この問題では、かなりの財政負担になるということで、私なりの行動をした経過はありましたけれども、今回、なぜこういうふうな質問をしたかといいますと、確かに計画どおりやったからと。そのとおりだということですが、その結果、かなりの財政的な厳しい状況が起きているということにもなっているということも、たしか自覚をしているはずだと思うんです。 ですから、当然、自主財源の確保といっても、お分かりのように、経常一般財源的なものは本当に少ないものですよね。地方税とか6億、7億程度ですし、あと、使用料やその他の繰越金にしても、あるいは繰入金にしても、そのときの財政の状況によって動かすように、動いていくというありさまですから、本当に安定した収入という部分では、一体、本当に自主財源の確保というものをどのように考えているのかを言ってもらえばよかったんですけれども、全然違う話で、逆に的外れだなんて言われる部分もあったりして、困惑しているんです。 ですから、もう一度やっぱりその点を、現実に今の状態を見た場合にどうでしょうという、本当に自主財源が安定して確保できる状況下にあるのかどうかを含めて話をしていただきたいと思います。 また、歳出の削減では、義務的経費部分を強調されましたが、私はそのほかに、物件費の流れも入れておきました。確かに言うように、義務的経費は人件費や扶助費、そして、必ず払わなきゃいけない公債費、そういうものですから、当然簡単には、この部分を削減するということになれば、人件費をどうするかという思い切った戦略をしない限りは減らすことはできないわけですよね。 ですから、要は物件費に当たる部分、委託料などなどがありますけれども、そういった努力をしていくことによって、やはり歳出の削減に努めるという部分になるのかなというふうに思ったわけなんですが、そこは触れていただけないものですから、実際に本当に歳出の削減に対して、これだけの伸びをしているものに対して、本当に削減をしていくというふうな考えがないのかなというふうに思ってしまったのですが、その辺をやはり、もう一度答えていただきたいと思います。 2つ目ですが、これは第5次平田村総合計画の後期基本計画ということで出されてきたものですよね。それで、私は一つは、公営住宅の関係で、私が見た限りでは、そういった方向性が示されていなかったものでしたから、やはりこういった形で質問しましたが、今課長が答弁していただいたように、考えていくというふうな流れになっていますので、それはこれでいいと思います。 2つ目のジュピアランドの整備に関してでありますけれども、確かに村長と私は、何というんでしょうね。それぞれがかみ合わないような議論になっているというふうな意味合いの中で、マッチした形で見ていただくことは決してなかったんですけれども、やはり私は質問は、やはり財政的なものも含めて、やはり今後、身近に触れるジュピアランドの方向性を示そうという考え方もしているのは分かりますが、そういった部分をより分かりやすく、計画の中に入れておいてもいいのではないかという思いがあったわけです。 いまだにつり橋とか、当時2億円じゃないかとか、駐車場に関しては、まだ諦めずに、もっともっと拡張していくのかなと思ってしまうわけです。ですから、その辺を実際はどうなのかなということで、やはり財政、サッテバ財政と言われるんですけれども、私、いろいろと今年度の予算の流れを見ていくと、かなり心配な部分があって話をしているわけです。 ですから、こういった面で、やはり計画ですから、何か計画に関しては、計画は計画だとか、何かそのときによっていろいろと、それも流れによってはそうですけれども、あまり計画軽視していってしまうと、そのときそのときによって対応できるという理屈にもなって、予想外の支出をしたりとか、そういうこともできるというふうにも考えざるを得ないんですね。 ですから、計画が、絵に描いたぼた餅のようになっては困るわけなんです。お金をかけて、きちんとこれだけのものを計画しているわけです。中には本当に重要な計画もいっぱい入っていますから、ですから、そういった点を考えたときは、やはり重視はしているんでしょうが、今村長が言っている部分というのは、案外軽く見てしまっているのかなというふうな印象を受けていますので、やはりその辺は、かみ合うようにお互い、私も努力しますので、やはりこの辺の方向性を、ぜひ総合計画、あと5年後、5年間のことですので、ぜひ考えていくべきではないかと。今計画中ですから、幾らでも記入もできますから、村長がいろいろ考えている具体的なこともあれば、それに近いものも入れたらどうでしょうか。 あと、学校の件なんですけれども、これも、あそこで42億以上支出をしていますよね、お金がどうこうという。私は当時、大反対をするような方向に行ってしまったんですけれども、結局、いずれ小・中が一つになるべきではないかというふうな考えがあったんですね。 でも、あの場所では、そんなのはあり得ないということがあって、しかもお金がかかると、造成費だって十六、七億が吹っ飛んでしまったわけですから。だったらば、場所によっては、そんなに造成がかからなくて、広く取れる場所もあったんですよね、当時ね。むしろそこでやっておいたら、幾らでもその可能性があったのに、またいっぱいお金かけて、あの付近だとかなりの土量を必要とする工事費になりますからね。 ですから、そうやって、これでは財政的にもたなくなるんじゃないかなとか、計画だから、そこまで深く考えることはないというふうに言っていますけれども、でも、計画を相当重んじるというのは、だって、せっかくそうやって造るんですもの、私らからすれば、相当村の方向性だなと思うのは当たり前ですから、そういったことでもやはり考えていったわけですし、ただ村長は、児童や生徒にとって、そういう立場で考えていくということを言っているのであれば、やはり、むしろ内部の部分、要するに、子供たちの教育の具体的な、人材的な問題でお金を投入したほうがむしろいいので、そういうものを位置づけをしたらどうでしょうか。 まず、そういった点、お互いやり取りするのは大変難しいんですけれども、答弁をお願いします。 ○議長(吉田好之君) 村長、簡単明瞭に答弁してください。 ◎村長(澤村和明君) 簡単明瞭に言うと、全く予定どおりですということを申し上げるしかありませんけれども、ただ、話を聞いていますと支離滅裂なんですよ。つり橋が入っている計画、とんでもない話でしょう。それなのに、今おっしゃるのは、村長の考えをもっと入れたらどうだというようなこと言うでしょう。どっちが本当なんだか、本当、支離滅裂で分からないでしょう、話が。 そして、まず、何はともあれ、財政的に心配だ、財政的に心配だという話しか出てこない。あそこの中学校を造ったときに、30名以上からの検討委員会の皆さんが全員一致で、ここがいいと答申してきてくれたんですね。それをあなたの考えで、絶対あそこは駄目だということを聞いて、検討委員会の提言を無視して、村住民の皆様と共にやっていけますか。それはできないでしょう。 あなた一人が、あのとき物すごい抵抗していました。ですけれども、それは検討委員会の皆さん方が、30人以上の方が全員一致で、ここがいいということになったものを無視したら、それ以降、いろんな各種委員だとか、検討委員だとかなんていうのは成り手がなくなりますよ。村民の皆さんと一緒に村づくりやっていきましょうというような話と、真っ向反対の話になっちゃうんじゃないですか。 ですから、私とあなたの歯車がかみ合わないということでしょうけれども、これはもうどうしようもないことですよ。ですから、あなたのおっしゃっているような形の中でやろうと思ったら、私が支離滅裂なこと言っている、やっているということに言われかねませんので、これは、あなたの言っている私に対する指導は、ちょっと受け入れることはできないということなんです。 以上です。 ○議長(吉田好之君) 11番、簡単明瞭に質疑、質問してください。3回目です。 ◆11番(三本松和美君) では、村長はそのように答えているんですけれども、私が質問しているのはそういうことではないということだけ、もう一度言います。 まず、ここにも通告しているとおり、この辺をどう考えているかということですけれども、数字的にも表していますし、やはり今の財政にとってはどうなのかなという、本当にどこでどう、どれだけのことを努めているかとかいうことを示していただいていませんので、あるいは削減に関しても、示した話をしてくれていませんので、むしろ私のほうが困っています。議長、どうするんですか。答えてくれないんですか。 あと、2番目に関してとの関係でも、これは同じような繰り返しのようにも思われますけれども、やはりかなりのジュピアに関しての支出もしていましたから、それをやはり考えながら、もっと多くの方に来てもらえるようにとか、それは願っていますから、そういう前向きな気持ちで計画をつくってもらえれば、なおさらいいのになという思いを察して、感じていただくことができなかったのかなと思っています。 学校の問題にしても、やはり大事なことは、やはりこれからの人づくりということもありますから、私はそちらに重点を置いていくということ、ちゃんと村長も言っているわけですから、やはりそういったものも含めたものを計画として入れれば、やはりその方向での財政的な方向性も示されていくので、そういったことで考えていただければなという思いがありました。 答弁は要りません。最後にいろんなこと言うから、これでいいです。 ○議長(吉田好之君) 村長。 ◎村長(澤村和明君) 前向きな考えで、よりお客さんが来るような形をジュピアランドにも考えたらいいじゃないかということをおっしゃっていますけれども、あなたが日頃質問している話と、全く真逆の質問じゃないですか、それは。ですから、あなたの望むような答弁はできませんよ。 あそこにあまり金かけ過ぎるとか、子供の遊具反対だとかやっていて、それで、もっと人が来るようにしろという話と、どこに整合性がありますか。ですから、あなたが望むような答弁は絶対できないと思いますよ、私は。 以上です。 ○議長(吉田好之君) ここで10分間休憩といたします。 △休憩 午前11時01分
    △再開 午前11時10分 ○議長(吉田好之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑ありませんか。 5番、高橋議員。 ◆5番(高橋七重君) 3点について伺いたいと思います。 まず一つ、ジュピアランドの法人化に係る質問なんですが、常任委員会で非営利一般財団法人という組織の説明を受けても、なかなか理解できなかったんですね。 改めてお尋ねしたいと思うんですが、法人化の目的は何なのか、また、非営利一般財団法人という形を取るのはなぜなのか。まずこの2点、お尋ねします。 ○議長(吉田好之君) 答弁。 村長。 ◎村長(澤村和明君) 担当課のほうから答弁させます。 ○議長(吉田好之君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(大方憲一君) それでは、お答えいたします。 法人化の目的につきましては、現在村で行っているジュピアランドひらたの管理運営を村から公社、法人に移行することにより、より効率的な運営に向けた体制づくりを整え、ジュピアランドひらたを単なる一つの集客施設ではなく、雇用の創出や平田村の産業・農業・商業の育成と村のPRにまで関わる総合的なプロジェクトとして位置づけ、村全体の活性化につなげることを目的としております。 また、非営利型一般財団法人とは、税法上の分類として普通型と非営利型に分けられ、今回、村としては、非営利型タイプの一般財団法人として設立を計画するものであります。 非営利型タイプの一般財団法人の特徴としては、株式会社のように剰余金の配分を目的としないことが挙げられます。また、一定の税制優遇措置を受けられるとともに、最大の特徴としては、基本的にどのような事業でも自由に行うことができることです。 今後のジュピアランドひらたの年間を通したイベント等の事業を計画するに当たり、最も適した法人のスタイルであると考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(吉田好之君) 5番。 ◆5番(高橋七重君) 今の話を聞くと、わざわざ法人化せずとも、これまでのジュピアの運営でできていたんじゃないかなと思うんですね。ただ、できていないのは、会計上の問題なのかなと思うんですね。だから、私は、会計上の問題が、きちっと村から切り離された形で健全なものであったならば、別に法人化する必要はないかなと思うんですが。 例えば、法人化するといっても、指定管理料を払うわけですよね。さらには、管理運営を法人のほうに任せると言いましたけれども、シバザクラよりアジサイの維持修繕管理費、樹里庵の管理、それから育苗センターの管理運営の年間経費5,285万3,000円は、これは村が出すという話でしたよね。 では、この法人化した組織というのは、何をもって運営するのかといったら、年間通じてのイベントということでしたよね。でも、年間通じてのイベントといっても、春のシバザクラ、ゆり園、アジサイ、それから、イロハモミジがもし大きくなれば紅葉の季節で、それができるぐらいで、冬の間、何をするんだろうかと。 昨年から中止になったひらた冬まつりは、担当課の説明では、採算が取れないからということでしたよね。それを法人化したところで、今度、法人化なりのやり方に変わっていけば、じゃもっと人が呼べるのかという話になると思うんですが、私はなかなか寒いところには、よっぽど魅力のあるものがなければ、ジュピアには行かないような気がするんですが。それはいいとして、来年の、今のところ、その法人の何をもって運営するのかというのは、今の点で間違いないのかということ一つと、それから、来年の4月には法人化したいので、それまでいろいろ検討していきたいという言い方をしていたんですが、実際、そういう言い方ってあるだろうかと思ったんですね。 何かを立ち上げようとするときには、それに向かっていくわけであって、どういう形になるか分からないけれども、それを探り検討しながらやっていくという、でも、形は非営利一般財団法人という形で決まっている。だけれども、どういうふうなやり方になるか分からないから、それを模索していく、来年の4月には立ち上げというか、スタートしたいというような話ですよね。 頂いた資料のメリットの欄には、基本的に、今課長が説明してくれたように、基本的にどのような事業も行うことができる。設立後も監督庁がなく、事業報告などの義務もないと書かれているんですね。つまり、法人化した後、こんな施設を造りたいとか、もっと規模を広げたいとかということが話が出たときは、公設民営という話もありましたので、村が予算を出すわけですよね。 そうすると、何というんだろうか。こういうのをやりたい、ああいうのをやりたいという意見が出たら、それに従って村が予算化しなければならないということになってくると、法人化した意味って何なんだろうかという、村の財政にどんな影響が出るのかなと、物すごい心配になるんですが、その辺はどうですか。 ○議長(吉田好之君) 産業課長。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(大方憲一君) 一つ訂正があります。 常任委員会の中で、5,200万円ということでのジュピアランド育苗センター樹里庵の経費としてご説明した金額につきましては、令和3年度の、今年度の村で管理している年度分でのご説明でありまして、法人化の事業計画収支計画ということでは、今回の当初予算におきまして、準備段階の準備の費用ということで計上させていただきまして、その費用をもちまして、今後の方向性、令和4年度以降の事業の方向性、計画、収支予算計画案を、非営利型の一般財団法人の公社としての様々な決まり事をこれからつくっていくということでお示しした次第でございます。 今後、特にジュピアランドにつきましては、1年間を通した事業計画が必要だということで、様々な事業、いろんな事業を展開する上で、こちらの一般財団法人で取り組む場合に、自由にいろんな事業が取り込めるということが一番のメリットということで考えて、今のところ進めていきたいと思っております。 ◆5番(高橋七重君) ですから、一般財団法人組織が、ジュピアにこんな施設を造りたいとか、それから規模を広げたいとかという話が出たときは、公設民営という形を取るわけですから、村が予算を出すのかという質問。 ◎産業課長兼農業委員会事務局長(大方憲一君) そちらの件につきましても、常任委員会の中でも申し上げましたが、公設民営ということで、特にハード系としましての建物とか拡張に係る部分につきましては、当然、底地が平田村ですので、村が公設の部分ということで、村の予算として計上する計画であります。あくまで、管理運営ということでの指定管理を予定する公社法人については、管理運営の部分での、イベント等事業ということでは、そういったものは管理運営に含まれますが、そちらの分については、指定管理料の中での事業の内容ということで考えるところであります。 ○議長(吉田好之君) 5番。 ◆5番(高橋七重君) ちょっとまとめたいと思うんですけれども、管理運営の年間経費の5,285万円、これは、令和3年度は村で、4年度以降は、組織化された場合は今度、その部分も法人がやると。そうすると、法人は何をもって運営するかというと、イベントを企画する、それによって、来場者がいるので駐車料金、それから村からの指定管理料、それと、あとは何かイベントやるごとにという、それが収入ということになるんですよね。 その中から、管理運営費の5,200万円であるとか、それから雇用、人を雇っていればその分であるとか、そういったものも、それでペイできるということになるわけですね。仮に、また村長に言われそうですけれども、赤字になった場合のことも何か書いてあったようですけれども、赤字になった場合は、当然村が補填していくということになるんですか。 だって、人を雇ったり、いろんなイベントしているわけですから、お金は払わなきゃいけないわけですよね。そういった場合の赤字になったときにはどうするのかということと、一つ。 それと、もし道の駅のように、株式会社になっても行政からの支援を受けるというやり方、例えば地域振興施設という農産物直売所があるので、これは当然だと言われるかもしれませんけれども、でも一応、株式会社化しているので、企業努力というのは問われると思うんですね。年間通してジュピアに人を呼びたいと考えているようなんですけれども、それでも採算が取れない、人が集まらない、集められないというような場合には、村が責任を負わなければならないというようなことであるんだったら、いっそのこと、村とは完全に切り離した法人組織にすべきではないかと思うんですが、その辺はどのように考えていますか。 ○議長(吉田好之君) 村長。 ◎村長(澤村和明君) 法人化したいというような話につきましては、後ほどの通告があります三本松議員さんのほうにも、事細かくずらっと出ていますので、そのときにそれぞれに対して、私、お話ししようと思っておりましたんですが、いわゆる、そのときの話は別にしまして、法人化をなぜしたいかということにつきましては、じゃ今のままでいいのかということをまず考えていただきたいんです。 役場の職員が、それでなくても忙しい仕事の中の合間を縫って、一生懸命あそこの仕事もやってくれているというようなこと、これはやっぱり、本来の地方公共自治体の力を入れて、職員を使ってああいうところを一生懸命やるという姿は、いかがなものかというふうに私は思っております。ですから、職員は本来の職員としての仕事をしっかりやってもらうためにも、いわゆる指定管理制度を利用させていただいて、法人化していくのが一番理想的であろうということが、まず一つスタートですね。 そして、あと一つは、やっぱりああいう施設というのは、そこで定年退職まで一生骨を埋める覚悟で、いつも毎日毎日あそこへ勤めていくというようなタイプの方たちが絶対に必要だと私は思っています。役場の職員さんみたいに、3年、4年で次々替わるという形ではなくて、あそこで骨を埋められるような、そういうふうな方があそこを一生懸命やっていくということが、私は一番の理想だなというふうに思っています。 そのときにどういうふうな形があるかと、道の駅みたいな株式会社ということもあるでしょうし、また、あるいは、今考えているような公社化という方法もあるでしょうし、そのうちでどれがいいかという検討を今、一生懸命しているわけですね。 ですから、ただ、こういうふうな話も何も、やっぱりいろいろ検討していく時期が必要なわけですね。いきなりぽんと、公社化しますのでという予算をいきなり出してやったって、絶対皆さん、何で今までの間に説明しなかったんだみたいな話になるのは目に見えているわけですね。ですから、今年、いわゆる今度の新年度に公社化できるとか、するとかという話はしていないはずです。その後の年度ということを申し上げているはずです。 ですから、この1年は、そういうふうな準備、どういうふうな形のものが一番理想的かということをいろいろ検討する期間として、いわゆる予備、助走路としてやらせていただきたいという予算を計上しているということでございますので、そこのところは理解していただきたいんです。 先ほど言ったように、まず、あそこで一生懸命、例えば花の苗なんかもあそこで作って、それを販売にかけるとか、そういうふうないろいろなことまで考えるには、やっぱり若い高卒の農業高校でも出たような方なんかが、私は一番適当だなというような感じはしているんですけれども、そういう皆さんが、花であるとか、いろんなものを作り上げて、ジュピアランドにおいでになる方、道の駅に出店して売るとか、いろんな事業ができるだろうというような希望を持っているわけでございまして、まず法人化、公社化、いかがなものかというところの検討、準備はちょっとさせていただきたいということでございますので、ひとつご理解を賜りたいなと思っております。 ◆5番(高橋七重君) 今、新たに村長が答弁してくれたので、もう一回質問させてください。 ○議長(吉田好之君) 3回目終わっています。 ◆5番(高橋七重君) 4回目です。だから、許してくださいと、もう一個あるので。大事な点じゃないですか、これ。 ○議長(吉田好之君) じゃ、特別。 5番。 ◆5番(高橋七重君) ありがとうございます。 今ので法人化する意味の、若干は分かりました。だけれども、ここで、村とは切り離しては考えられないのかなと。 このままでいくと、さっきの5次計画の中にもあるんですけれども、三本松議員が言われていましたので、私も覚悟の上で聞くんですけれども、確かに計画ですから、いろんなことを挙げておくのは当然だと思うんです。だけれども、私が思うには、ユリ、それからアジサイ、それからシバザクラにしても、とにかく管理が大変だと。その管理で、人も大変苦労もするだろうし、いろんな工夫をしなければならないという状況の中で、これ以上規模を広げず、今ある規模の中できれいな花を、とにかく咲かせるということに集中するとすると、いろんなものを造る、施設を造ったりだとか、そういったものにお金をかける必要は、かけてはいけないんじゃないかなと思うんですね。 そこに、最初の構想からあったつり橋があったり、それから、駐車場を整備するということもまだ書かれていましたので、もしかすると、それが法人化した後に、法人から、ここをやりたいからこういう予算を取ってくれとなったときに、村は出さなければならないのかなという思いがあるので、もしやるのであれば、全く村とは関係のない法人としてやったらいかがかなというふうに思いますが。 ○議長(吉田好之君) 村長。 ◎村長(澤村和明君) 先ほど質問した中で、赤字になったらどうするんだというところも、私は答弁していなかったと思いますので、答弁しなくちゃいけないと思います。 いわゆる、赤字になったとき、どうするんだという話ですけれども、今現時点で、あそこの場所に幾らぐらい、村で維持管理なんかにかかっているかということをまず考えていただきたいんです。それで、法人化したら、いきなり黒字になるなんていう、そういうふうな簡単な話じゃないですね、経済界は、実際のところ言いますと。 ですから、法人化されてすぐ黒字なんていうことは、一切我々は考えてもいません。それは難しい話です。ただ、あそこのシバザクラで、約1か月間お客さんを呼べます。じゃ、それだけでいいのかというところが、いろいろやるべきだというスタートです。11か月間、手入れだけしていて、1か月間見せるために、11か月間をただ手入れしているだけでいいのかということを、皆さん考えていただきたいんです。 ですから、どうせだったら季節をずらして、いろんな花なり何なりで飾ったほうが、シバザクラが終わりました、さあ、ユリが咲きます、あるいはアジサイが咲きますというふうにしたほうが、お客さんは、シバザクラのとき来た方がまた来てくれるなり何なり、お客さんの数が増えることは当たり前なんですね。 ですから、シバザクラはこれでよしとして、それでいいと、あと11か月は人夫使って手入れしていますという形でいいのかというところから、ほかのものもやっぱりやるべきじゃないのか。できれば、12か月間お客さんが来られるような姿だったら一番いいんじゃないのかというところを、やっぱり発想しているということですね。ですから、冬はこれはできないだろう、だから駄目だとかという議論じゃなくて、やっぱり、冬はこれが駄目だったら、じゃこういうのはどうだろうかみたいなものを共に考えていただけませんか。私はそう思っています。 ですから、まず赤字だ、黒字だ、実を言いますと、実際、自治体というのは、金もうけをしようということは、やっぱりちょっと控えざるを得ないことなんです、金もうけをしようということに関しましては。ですけれども、あそこのところを、全く第三者に売却するなり何なりしちゃって、それで村民の皆さん納得するかというと、私は逆に、あれが平田村民にとってのやっぱり誇りの施設だというようなことは、既に村民の皆さん、そう思っていますよ。それを、お金がかかるから手放しますみたいな、そういうふうな話は、ちょっと私はいかがなものかなというふうに思っていますので、そのことは、私の今の段階では、全く第三者に譲ってということは考えておりませんので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(吉田好之君) ほかに。 5番。 ◆5番(高橋七重君) 2つ目、総務課から説明のあった若者や転入者の住宅取得支援や結婚新生活支援に係る質問なんですが、県の事業を利用し、さらにそこに村独自の支援を上乗せして、若者の定住施策を取るということはよいと思うのですが、さらに支援策を足してみてはどうでしょうかということなんですが、まず、これらの事業は、家を建てるわけですから、ほとんどの人は、頭金を用意してローンを組むということになると思うんですね。逆に言えば、頭金のない人が家を持つことは、返済が大変だということになってくると思うんです。 しかし、前から言っているように、村が建てた住宅に一定の年数を住んだときに、その家は、例えば20年なら20年住んだら、あなたのものになりますよというような条件も、そういう支援もこの新事業の中に、もう一個組み入れたらどうかなと思ったんですね。 頭金がなくても家を持つことができるというのは、私はとても魅力的だと思うんですね。この方法は、前にも言いましたけれども、多くの自治体がやっていて、毎年宅地を二、三戸ずつ造成しているという話も聞いているし、住民と話しをしていると、そういう方法は絶対必要だよねという、意外と賛同得られる意見なんですね。 村所有の土地を有効活用するためにも、若者向けの住宅を建てて、若者限定で住んでもらうというのをやってみてはどうでしょうか。 ○議長(吉田好之君) 答弁、村長。 ◎村長(澤村和明君) 担当課長のほうから答弁させます。 ○議長(吉田好之君) 総務課長。 ◎総務課長三本松利政君) 高橋議員おただしの、村が建てた住宅に一定の年数住んだら、あなたのものとなる支援策を追加してはどうかということでありますが、定住施策の目玉として、県外の一部の町村で行われておりますが、家賃を5万円程度支払い、20年から25年住み続けることなどが条件となっております。 村ではこれまで、大規模災害などにより取り組みのできませんでした定住促進住宅取得支援事業や結婚新生活支援事業を令和3年度から新規事業として予算計上し、まだスタートしていない事業でありますので、まずは住民の皆様の自分の住みたい家を持つという夢をかなえる支援をしてまいりたいと思います。 高橋議員ご提案の追加支援につきましても、定住施策の効果検証等を行いながら、今後検討してまいりますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(吉田好之君) 5番。 ◆5番(高橋七重君) 複合施設建設に関する質問をしたいと思います。 当初、複合施設建設は、本村にとって大きな事業は最後になるので、過疎指定になっているうちに有利な起債を活用したいという説明でした。しかし、今は、建設費の財源は30年間で返済する最適化事業債というのを充てるということで話が進んでいます。 過疎指定になることは間違いないのに、なぜ過疎債の利用をしないのでしょうか。 ○議長(吉田好之君) 答弁、村長。 ◎村長(澤村和明君) 担当課長のほうから答弁させます。 ○議長(吉田好之君) 総務課長。 ◎総務課長三本松利政君) 3項目めの複合施設整備を公共施設等適正管理推進事業債ではなく、過疎債での対応をしてはどうかということにつきましては、遠藤議員の一般質問で答弁したとおり、複合施設のような建物は、今後多くの住民の皆様が長く利用する施設となりますので、住民の皆様には、現世代だけでなく公平な負担をお願いし、財政の将来負担や負担の平準化を図り、安定的な財政運営を図るため、複合施設整備事業につきましては、公共施設等適正管理推進事業債を活用したいと考えております。 ○議長(吉田好之君) 5番。 ◆5番(高橋七重君) 公共施設は、別にこの複合施設に限らず、誰もが長く、誰もが使用する施設だと思うので、複合施設に限らずだと思うんですけれども、説明の中で、確かに最適化事業債の返済期間は30年と長いので、支払いの額も年間2,600万円と安くなるのは分かるんですが、総体的に返済総額で見ると、最終的には、やっぱり過疎債のほうが断然有利なわけですよね。 だけれども、ここでまた過疎債を使った事業を実施した場合には、令和7年度以降の返済額がさらに多額になって、それこそ財政的にも行き詰まり、危ない状態になるのかなと心配になるので、であれば、令和7年の8億の返済のピークが過ぎてから、建設に取りかかってもいいのではないかと思うんですが、取り壊して新しい建物ができるまでに、事務所は旧永田幼稚園、それから、事業は空いている学校等に分散して実施していくという説明もありましたので、少々不便かもしれませんけれども、いつ災害が起こるか分からない状況の中で、財調も積んでは取り崩し、積んでは取り崩しの繰り返しで、非常に逼迫した財政状況であるわけですから、災害等にも十分にちゃんと対応できるように、少し建設を私は延ばしたほうがよいのかと思うんですが、それはどうでしょうか。 ○議長(吉田好之君) 総務課長。 ◎総務課長三本松利政君) まず、中央公民館講堂につきましては、先日、遠藤議員にも申し上げましたが、例えば、今、高橋議員からありましたように、いつ災害が起きてもということがございました。公民館講堂部分につきましては、耐震基準を満たしていないということでありますので、災害等に対応するためにも、今回建て替えを行うものでございます。 なお、仮に過疎債等で対応した場合でございましても、今のところの見通しとしましては、例えば健全化判断比率のうちの実質公債費比率、この18%、地方債の協議でありますとか許可制度、そういうふうなものが必要になるところまではいかないというふうに考えてございます。 ただ、今後、継続的に村では、道路等の整備、さらには舗装等の維持修繕等も出てきます。年間4億程度の、やはりこれまでと同様に整備事業が必要なのではないかなというふうに考えているところでございます。こういった部分につきましては、住民からも非常に要望の強い事業でございますので、それらに応えるためにも、今後間違いなくそれらがクリアできるように公的債を活用したいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉田好之君) 5番。 ◆5番(高橋七重君) 大きな事業は最後というふうに、一番最初の質問で言いましたけれども、また長期計画の後半部分の見直しの内部にちょっと戻っちゃうんですが、幾つかこの中に大きな事業が載せてあります。 これを財政的な余裕があったり、必要であれば事業をやるというような、さっきの村長の答弁だったんですが、よもやこういう事業をやるために、複合施設の建設は過疎債を使わないでやるというようなことはありませんよね。 ○議長(吉田好之君) 村長。 ◎村長(澤村和明君) また大きな事業をやるためにという、いわゆる皆さん今考えていらっしゃる、今課長も答弁しましたけれども、道路のことであるとか、ごくごく当然の形のものをやるにしても、実は皆さんご存じのように、過疎、今度見直しになりました。緩和されて、ようやく平田村はなったんです、たまたま、緩和していただいたためにね。そういうふうなことで、実はこの最適化事業債のほうも、あと2年しか期間がございません。あとは、この起債は一切なくなります。 それと同じように、今、皆さんもご存じのように、何十兆円もコロナのために使っている、これは日本の財政そのものばかりじゃなくて、世界中ですよね、世界中が大変な財政危機に見舞われているわけですね。ですから、もし今の段階で、最適化のほうの起債を利用できるのはここ一、二年しかないという中で、それを利用させていただいて、そして、必要であるそのほかの事業関係に過疎債を充てていこうというような計画になったということなんですよ。 それで、過疎債のほうも、今までいただいていたとおり、申請した部分いただけるかというと、それも大変、私は厳しくなるだろうと思っております。ですから、これから何年後に事業をやったらいいだろうというときに、財源の手当てがつかなくなる可能性も大いにあり得るだろうというように、私は今の世界中の、日本の財政状況を考えたときに、そういう危惧もいたします。 ですから、今現時点で、県・国のほうと折衝の上、財源の確保ができるという今が、やはりこの機会を逃さず、財源を確保することが肝要だというふうに、実は判断しているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。いつでも、今と同じように要望したら財源をいただけるというような時代は、どんどん私は厳しくなってくるというふうに考えております。 ○議長(吉田好之君) ほかに質疑ありませんか。 11番、簡単明瞭にお願いします。 ◆11番(三本松和美君) 通告どおり言います。 ○議長(吉田好之君) お願いします。 ◆11番(三本松和美君) では、通告どおり、令和3年度平田村一般会計予算の中で、4項目について質問をいたします。 まず、第1点は、令和3年度予算における財政について。 ①今年度予算の財政不足はどのぐらいか。 ②予算の中での経常一般財源はどのくらいか。 ③予算の中で経常経費額はどのくらいか。 ④コロナ禍の状況なので、繰入金を減債基金から取り崩し、財政調整基金に余裕を持たせてはどうか。 2点目、ジュピアランド法人化について。 ①入場料の管理と支出はどうなるか。 ②運営費はどうなるか。 ③事業費はどうなるか。 ④イベント関係はどうなるか。 ⑤村などへの寄附はできるのか。 ⑥指定管理料を考えているが、どのくらいを考えているのか。 ⑦役員報酬はどのくらいまで可能か。また、どこから支払われるのか。 ⑧村長は役員に就くのか。 ⑨村職員の関わりは従来どおりか。 ⑩2期連続資産が300万未満になった場合は解散するとあるが、赤字補填をすると大丈夫になるのか。 3点目、保健センター公民館複合施設整備について。 ①有利な財源の活用から公共施設等管理適正化事業債ではなく、過疎債で対応してはどうか。 4点目、防災施設整備事業について。 ①令和4年度に新田の消防搭載車を更新する計画であるが、今後も6台が対象になっているということで、この事業を今後も継続するのか。 ②過去に継続事業として行われた防火貯水槽は、今後どのように考えているのか。 この点を伺います。 ○議長(吉田好之君) 村長。 ◎村長(澤村和明君) それでは、1、2、3、4という項目がございますので、まず1項目めにつきましては、担当課のほうから答弁をさせます。 ○議長(吉田好之君) 総務課長。 ◎総務課長三本松利政君) 1項目めの今年度予算の財政不足はどのくらいかにつきましては、今年度を令和3年度、さらには、財政不足を一般財源不足額と読み替えてお答えいたします。 通常の予算編成では、事業を精査し、一般財源が不足する場合には、村の貯金に当たる財政調整基金を取り崩しております。そのほか、村債償還金に充てるため積立てをしている減債基金を取り崩す場合もあります。 令和3年度当初予算では、財政調整基金を1億9,800万円、減債基金を3,000万円、合わせて2億2,800万円を取り崩す予定を見込んでおりますが、貯金としての財政調整基金や償還金に充てるための減債基金でありますので、一般財源は不足していないものと考えます。 ②の予算の中で、経常一般財源額は幾らかについてお答えいたします。 常任委員会の際、三本松議員からお示しのありました経常的一般財源28億3,000万円の積算内訳は把握しておりませんが、令和元年度決算額、歳出決算額47億7,789万円、経常的一般財源26億2,923万2,000円を参考に試算をしますと、令和3年度当初予算の経常的一般財源は27億5,000万円前後になる見込みであります。 なお、正確な数値は、令和3年度決算後に決算統計を基にご報告させていただきます。 ③の予算の中で経常経費額はどのくらいかについてお答えいたします。 常任委員会の際にもお答えいたしましたが、現段階では決算前で積算していないため、お答えできませんが、令和3年度一般会計当初予算に昨年度の経常経費割合を掛けますと、29億9,000万円になります。ただし、決算統計に準じて分類しておりませんので、あくまでも試算額であることをご理解いただきたいと思います。 ④繰入金を減債基金から取り崩し、財政調整基金に余裕を持たせてはどうかについてお答えいたします。 減債基金につきまして、起債償還金に充てるための基金であります。今後、令和7年度に償還のピークを迎えるため、計画的な積立てと取崩しを行ってまいりたいと考えております。 財政調整基金につきましては、年度間の調整を図るための基金であります。1点目でお答えいたしました考え方で、今後も基金を活用したいと考えております。 なお、減債基金同様に計画的な積立てと取崩しを行い、財政の健全運営に努めてまいります。 ○議長(吉田好之君) 2項目め、答弁。 村長。 ◎村長(澤村和明君) まず、ジュピアランド法人化についてということでございますので、私のほうから答弁をさせていただきます。 ジュピアランドは、平成元年度に、ふるさと創生1億円事業により、蓬田岳山麓観光レクリエーション開発基本構想に策定されて、平成6年度の事業完了まで、約10億円を投じ整備されたものでございます。 設置の目的は、平田村のシンボルである蓬田岳の自然を生かし、村民の憩いと安らぎの場として、また、都市生活者には、日常体験することのできない潤いのある野外活動を体験する場、そして交流の場として設置されたものでございます。 その後、平成9年度に、シバザクラ植栽事業として3,200万円を投じ、シバザクラを植栽し、現在は、芝桜まつりやあじさい園として、村内外から多くの来場者が訪れております。また、開園中は、道の駅をはじめ、イベント出展者や商店街、農業者など、地域経済に及ぼす経済波及効果は大変大きいものと思っております。 この施設は、そもそも営利を目的とした施設ではありません。そうしたことから、施設の管理運営費は全て村が負担してきたところでございます。議会の皆様からも、収益が上がらない施設に税金を投入するなというご意見もございますが、施設を維持していくには、人件費をはじめ、シバザクラの更新や既存施設の補修・更新に係る費用が毎年発生いたします。 地方自治体は、行政サービスを行い、住民の福祉の向上に努めることを目的としており、収益事業を行うことは、地方自治法上、思わしくないものと認識しております。こうしたことから、村では実行委員会組織を立ち上げ、シバザクラやあじさいまつりなど、様々なイベントなどを開催し、多くの村外の来場者から入園料を頂き、実行委員会からの寄附により施設の維持管理の一部に役立たせていただいているところでございます。 実行委員会組織はイベント期間中だけの組織でありますので、1年を通してのイベント開催等による収益の確保や施設の効率的な管理運営が行える組織が必要であると考えております。そのためには、まず、ジュピアランドひらたの管理運営を村から公社に移行し、より効率的な運営に向けた体制づくりを整えていきたいと、実は考えております。 また、公社化により、ジュピアランドひらたを単なる一つの集客施設ではなく、雇用の創出や、平田村産の産業・農業・商業の育成と村のPRにまで関わる総合的なプロジェクトとして位置づけ、村全体の活性化につなげていきたいと考えているところでございます。 設立に関する予算を計上するということは、設立に向けた事業経計画や収支計画等を作成し、議会にお示しし、ご意見を伺うということだと思っております。予算を計上しないで事業を進めるということこそ、議会軽視だと思っております。 10項目の質問がございましたが、詳細につきましては、議決後に全庁体制で、持続可能な公社となるよう、現在の管理運営体制より、よりよい管理運営体制となるよう検討してまいる所存であります。この10項目につきましては、しっかりとこれから計画を立てていくということでございますので、一つ一つ、これは幾ら、これは幾らというような答弁は控えさせていただきます。 まずは、設立に向けた予算を提出し、予算が承認されましたら、今年の12月までには、公社化の具体的な事業計画、収支計画などを議会へお示しし、現在の管理運営体制が望ましいのか、公社化が望ましいのかをご検討いただき、同意がいただける場合には設立したいと考えております。何が何でも設立するんだという考えではございませんので、ご理解をお願いいたします。 また、公社化が実現できたとしても、人材育成、効率的な管理運営方法、販売戦略などなど、広範な領域における体制づくりを含むために、短期的に成果が見込めるものばかりではないと思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。 今後は、議会をはじめ、村民の皆様のご協力を得ながら、持続可能なジュピアランドひらたの管理運営体制を構築してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解、ご協力くださいますようお願いをするところでございます。 2項目めについては以上でございます。 ○議長(吉田好之君) 3項目め、答弁。 村長。 ◎村長(澤村和明君) 担当課長のほうから答弁をさせます。 ○議長(吉田好之君) 総務課長。 ◎総務課長三本松利政君) 3項目めにつきましては、先ほど遠藤議員並びに高橋議員にお答えしたとおりでございます。 ○議長(吉田好之君) 4項目め、答弁。 村長。 ◎村長(澤村和明君) 担当課長のほうから答弁をさせます。 ○議長(吉田好之君) 住民課長。 ◎住民課長(横田博子君) 4点目の防災施設整備事業についてお答えいたします。 初めに、①番の令和4年度に新田の消防搭載車を更新する計画について、今後も事業を継続するのかについてお答えいたします。 平田村消防団には、現在20台の消防自動車がございますが、更新を計画している消防車両は、購入から20年以上経過しているものを対象とし、現在7台の車両がございます。今回更新を予定しております蓬田新田の消防車両は、中でも一番古く、25年を経過しておることから、令和4年度に購入をするものであります。 更新に係る財源は、石油貯蔵施設立地対策等交付金であり、令和2年度から3年間、基金の積立てを行いまして、小型ポンプ積載車を導入いたします。ほかの6台につきましても、順次更新するよう予定をしております。 ②番目の継続事業で行われた防火水槽はどうするのかについてお答えします。 防火水槽は、行政区からの要望を受け、これまでに25基設置しております。この事業につきましても、石油貯蔵施設立地対策等交付金を活用し、設置を行うものでもあります。 議員おただしの消防車両の更新並びに防火水槽の設置につきましては、どちらも交付金を活用し実施する重点事業でありますので、今後も更新の緊急度や財政状況等を総合的に判断し、事業を継続してまいります。 ○議長(吉田好之君) ここで、午後1時まで休憩します。 △休憩 午前11時59分 △再開 午後零時58分 ○議長(吉田好之君) それでは、再開いたします。 休憩前に引き続き会議を開きます。 11番、三本松議員。 ◆11番(三本松和美君) では、先ほどの答弁に対して、改めて質問をしていきたいと思います。 まず、1点目の令和3年度予算における財政についての関係ですけれども、今年度予算の財政不足に対しては、見方なんでしょうが、不足していないというふうな見方をしております。確かに一般財源の一部ですから、財調にしても減債基金にしても、そういう見方はあるんですが、通常は、私の見方というか、普通は、必ず入る収入、経常一般財源と、そして臨時的に入る収入という部分に、一般財源の場合は分けられるんですけれども、そうした中で、実際に予算を組むということになりますし、それで今回、2億3,000万ほどの繰入金が計上されているということは、どうしてもその部分が、そういった見方からすれば、通常からすれば、足りない編成の仕方になっているので、それらの貯金を崩したというふうに見ています。 やはり財政力というのを考えると、経常一般財源が基本的に当てにできるお金ですから、そういう部分で今後の運営をしていかなければ、やはり予算を組んでいく上でも問題ではないかと思います。 つい最近では、新聞にも県の予算が発表されていますけれども、県では、やはり当然、県税収入が6%減もしているということも含めて、財源不足を678億だというふうに明らかにしています。また、そのほかの自治体にしても、やはり今は、大分そういった財政不足が起きているということで引締めをして、先ほど村長も言いました、義務的経費というものは全然動かせないと言いながらも、その領域にも入っていくような総人件費の抑制とか、あるいは公共施設の在り方の見直しや大型公共事業の一時中止をするとか、そういった方向で考える自治体がどんどん出てきています。 ですから、私は、表現の仕方は不足していないというふうな見方をしていますが、やはり当たり前に考えれば、要するに不足していると。もし、極論で申し訳ないんですが、財調もあるいは減債基金もない状態であれば、これは借りるしかない理屈ですから。その辺をやはり見方を変えていただいて、今後の対策を講じていくというか、財政の組み方を考えていただきたいというふうに思っています。その点、もしあれば、その点で聞きたいと思います。 また、予算の中での経常一般財源等でも、前年度の令和2年度の数字を言っていただいたりとか、経常経費もそうですが、やはり今回も私も、これ以上に予想しています。つまり、それだけ前よりは増えてはいるものの、かなり支出も出ているということ、これがやっぱり明らかになっているなということですので、やはりその辺の見方も、実際に予算の中でさえも十分にその数字をはじき出して、そして、今後の運営をどうするかを考えるべきではないかと思っています。 また、コロナ禍で私がこのような提案をしたわけは、今もやはり残念ながら、福島県の場合はコロナ禍の影響が出ています。平田村も増えてきています。私も影響を受けてしまいました。 そういう状態であるということは、今後もっと支出が増えていく可能性があると。そういう場合、柔軟に対応できるようにするのには、やはり今回の場合は、財調の部分をもう少し少なめにしておいて余裕をつくって、減債基金でもって8億支払うんですから、そういうふうな流れで対応するということが、むしろ柔軟な財政の運用になるというふうに考えております。これが第1点の考え方でした。 第2点についてのジュピアランドの法人化についてでありますけれども、村長は①の部分、入場料の管理と支出はどうなるかという点の部分では、1年を通して管理するという公社化への道を述べております。その方向で行きたいからですが、この部分が正直言って、今回高橋議員も触れていましたし、過去に私も触れていた入場料などなどの収入の在り方という問題にはなるので、これは見逃せないなと思いました。 やはりこの部分をきちっと捉えながら、進めていきたいということなんだなというふうなことは分かりましたが、あとの②番から⑩番までの問題点については、確かに今後、これを公社化する上で検討していくポイントになるということなので、その中で答えを出していくというふうに、ある意味では、さっとかわされてしまったかなとは思ってはいるんですが、考えようによっては、それもそうなんだなというふうにも思ったりはしているんですが。 ただ、村長は、やはりこういった村のジュピアランドの施設の場合は、営利を目的としていないこと、それから、いろいろと村の負担に関して、やはり考えることが、考えてもいいというふうな考え方を示しておりますので、この辺がどのくらいの度合いなのかということが、具体的に示すためには、それ以降の項目、例えば運営費関係だけを責任持ってやるのか。事業費は、かなりお金がかかったりする場合もありますので、それは村にやってもらうのか、村からの支出でできるようにするのか。イベントは今言ったように、そういった収入の中でやってきていますから、その中でやっていくということは誰もが知っています。あと、寄附の問題も、今回の公社化はやれなくなってきているはずです。 指定管理料に関しては、今、高橋議員も触れてはいますけれども、この部分で見ていっただけでも分かるように、今年度の予算を考えただけでも5,280万、大体6,000万程度の支出をしていくということが出ていますから、今現在のところは、やっぱりそういったペースでいく可能性があるということを想定していった場合、支出がそれだけいくということは、収入の面で、どれだけ幅を少なくして対応できるかというのが焦点になると思うんです。これが、公社化で全てを担当してやれば、絶対赤字ですよね、今の状態は。 ですから、この辺、そこまでして公社化するということは、先ほどの答弁でも考えていないような気がしましたので、実際に収入としての入場料や、あとは事業収益もありますから、そして、なおかつ指定管理料というものがあるので、そのあんばい具合というのは、その数字の中で、ある程度積算できるはずです。今までの過去のデータから見れば。 ですから、これはやはり我々議員のほうにも、実際に今現在の状態がどのような状態になっているかということは、やはり数字として明かしておくことが必要じゃないでしょうか。その辺をもう一度確認したいと思います。 また、役員報酬に関してなども、公社化にすることで結構金額を上げることも、役員の中でも決めることが可能らしいということで、道の駅とは違うパターンにはなるんではないかというふうに予想しています。そして、答えてはいただけませんでしたが、ジュピアに関して、村長はかなり力を入れている方ですから、今後、要するに道の駅でも、社長としての立場ではやっていますけれども、言われなくても、私は村長が就くのではないかと。そして、夢を果たしていきたいというふうな思いがあるんではないかということなので、何もこれは後でなくても、今はっきり答えていただいてもよろしいのではないかと思っています。 あとは、赤字に関する問題とかがありますけれども、今言った収入の過程でも、それでも赤字になっていくということも想定している、高橋議員のほうからもそういった話も出ていますけれども、やはり誰もがやはり、そこも気になります。 ですから、そういった場合にも柔軟に、村のほうで赤字補填ができるというふうな仕組みなのか、あるいはやっぱり、そこはそうではないんだというふうな、自力で何とかやっていこうというふうな、そういう考えがあるのかということを、やはりどうしても聞きたい部分があったもので、このようにしたわけです。 そういった部分で、やはり答えていただきたいと。質問回数が多いから、そちらも大変ですけれども、お互い同じです。 ○議長(吉田好之君) 11番議員さん、きめ細かく、狭くして質問してください。 ◆11番(三本松和美君) 質問をしたことに対して聞いたから、逆に話をしているの。どのようにやればいいんですか。 ○議長(吉田好之君) 同じような話をしないで、短くお願いします。 ◆11番(三本松和美君) でも、項目ごとには言わなきゃいけないんですよ。 ○議長(吉田好之君) 行政側としても答弁は済んでいますから……     〔発言する人あり〕 ◆11番(三本松和美君) 阿部さん、じゃどのように…… ○議長(吉田好之君) いや、発言は駄目です。 ◆11番(三本松和美君) 阿部さんも横から出さないで。 じゃ、次、3点目の保健センター・公民館複合施設についてですけれども、私はやはり過疎債でやるべきだと。常任委員会総務課長が、約2億から1億8,000万くらいの違いがあるというふうに、話として出したと思います。 確かに公的債でいけば、毎年の支払額は十分、2,000万台なので。それから比べて、8千数百万に対して5,000万程度は対応できるんだと、それが道路などとか、先ほども言ったような、そういう形に活用できるということですが、やはり全体を見れば、それだけのもったいないことが起きる可能性があるので、やはり中央公民館に関しては、何でかんで今回やる必要ないのでないかというふうに思います。 確かに2年しかないという、公的債の期限も初めて言ってくれましたけれども、しかし、じゃその2年ぎりぎりで待つか、あるいは、ある程度の一般財源を積立てしながら、過疎債の十分な可能性のある時期を見計らって、そして、効率のよい仕事に持っていくということも必要じゃないでしょうか。そのほうがむしろ、村民への負担を少なくして、あの施設を可能にできると、そういう可能性が出てくると思います。 あと、最後の4点目ですけれども、防災施設整理事業についての中で、今回、新田に対して消防搭載車をやるために、ここ2年、3年と、国・県から来ている交付金になっているようですけれども、それが基で、今後実施されることはいいことだと思いますけれども、反面、村民の安全・安心のために防火貯水槽というか、そういった、いざ火事になっても水利の条件の悪いところに設置していく、これも大事なんです。 これをやはり、片方、要するに搭載車の関係でも6台があるということは、毎年3年から4年かけてお金をためてやっていれば、単純に相当の時間がかかってしまいます。そして、防火貯水槽に関しては、全く今の予算の組み方でいえばやらないわけですから、これでは村民の安心・安全に対して応えないことになります。 したがって、これはやはり、いろんな財政の面をよく見ながら、確実に計画を持っているわけですから、両面を含めて実施すべきではないかというふうに考えています。 以上です。答弁をお願いします。 ○議長(吉田好之君) 村長。 ◎村長(澤村和明君) まず、1項目めの令和3年度予算における財政についてということでございますが、議員のほうからは常に、心配だ、心配だ、心配だ、こうすべきだ、ああすべきだというようなご意見はございますけれども、財政は執行者としましては、全く心配しておりません。本当に容易でない財政の中での、いろいろなことを勘案して立てた予算でございますので、心配しないでください。 次に、2番目のジュピアランドの法人化についてでございますが、こちらのほうも、これから決めようとするものを、今数字出せという話はお答えできません。 それと、保健センターの施設ですね、これも全く見解の相違ですよ。どっちの予算を使うかということも、つぶさに、これから将来にわたってのことを考えながら、今計画しているほうがよりいいという結論を出して上程しているわけで、それを絶対駄目だと、こっちのほうがいいんだという主張をなさるのは結構でございますが、そのようにするつもりはございませんので、これも何ぼ、あともう一回なんて聞かれても、あと2回も3回聞かれても、答弁は同じでございますので、ご理解ください。 それと、防災施設整備事業、こちらのほうも計画に基づいて、議員さんの場合に、こちらのほうに何ぼでもお金使っていいような話をなさっているようですが、やっぱり全体的なバランスを考えた上で、予算は組んでいるわけでございます。ですから、そういうふうな意味で、今議員さんが申し上げたことに対して、そのようにするという気はさらさらございませんので、はっきり申し上げておきます。 それと、できましたら、常任委員会で聞いて済むことは、常任委員会の席でお願いいたします。もしそうでなければ、常任委員会はなしという形に、私のほうからは議会の皆さん方にお願いしたいぐらいでございます。 ○議長(吉田好之君) 11番。 ◆11番(三本松和美君) まず1点目ですが、心配をしないでください。なるほどね、そういう言い方もあるんですね。 今回の予算、振り返ってみますと、取崩し分が2億3,000万、例えば今回の事業で大きいのは、中央公民館・保健センター複合施設ですね、7億数千万。そのうちの6億5,000万円が要するに起債で、残り8千数百万が一般財源と。その8,000万程度を差し引いても、1億5,000万円がやはり繰入金として必要です。 じゃ、もう一つ、ジュピアに関しての経費6,000万程度差し引いたとしますと、9,000万ぐらいある、運営としてね。そうしますと、あとはどこから減らしていくと、実際に、ある程度心配のない運営ができそうなのか。 つまり、私が言っているのは、貯金、財調などに関しては、今は5億台のお金があるというふうなことでありますけれども、このように引くと、あっという間に3億台とかになっていくと。今後の経費の取り方にもよりますけれども、しかし、予算上の考えの中では、捻出できる、何か大事な事業もありますから、どこを一体今後、そういう部分で削減をしていったらいいのかと考えたときに、8,000万以上のお金が宙に浮くような気がしてならない。つまり、財政的にかなり運用が容易でない状態なんだなというふうに見るしかないわけなんです。 私の見方は、あなたはあなた、私は私というふうに言ってしまうのか分かりませんけれども、入るお金と出るお金というのは大変大事な話でありますから、やっぱりそういった点では、心配しないでくださいと言ってくれましても心配しております。 2点目のジュピアランド法人化についてでありますけれども、高橋議員の質問の中においては、入場料や運営費や事業費というものが、指定管理、あるいは入場料で料金、あとは事業収益、そして、赤字の場合は赤字で補填するというような感じに思えてならない、そういうふうに感じました。 あとのことは、具体的に示していただけないので、こうやってやり取りはできないんですけれども、そうすると、この辺が、やはり私ども、そんなに代わり映えのしない法人化ではないのではないかと思ってしまうんです。これだという道筋があるからこそ、非営利による法人化を考えたはずですから、これだという部分を私どもに言ってもらいたいというか、それを示していただきたいと思います。 次、あとは、2点、3点になるかな。 保健センター・公民館複合施設整備についてでありますけれども、やはり運用が容易でないんですか。5,000万の幅をかなり重視しているようですけれども、2千数百万のほうが確かに払うのはいいんだと思いますが、8千数百万払って、短期間に払うわけなんですが、もしかすると、そういった支出をすると、別な仕事ができなくなるという心配をしているんですか。それだけ伺います。 ○議長(吉田好之君) 総務課長。 ◎総務課長三本松利政君) 私のほうから、1項目めと3項目めについてお答えをさせていただきたいと思いますが、例えば複合施設を取りやめる、そういうふうなことを考えて、あと8,000万どうするんだということでありますが、基本的に予算を組めない、当初予算を組めないというような事態に陥ったときには、それは初めて財源不足であるというように考えています。 例えば、予算につきましては、やはりやらなければいけない各種事業の積み重ねであるというふうなことを先日説明をさせていただきましたが、議員がおっしゃる経常一般財源、村税等も含む、さらには交付税を含めた標準財政規模、さらには国・県の補助金、起債、あと受益者負担、基金等の取崩し、そういうものをもって当初予算を編成をするものであり、なお、今回、本村においては、過疎債の過疎地域の指定を受けるということが見込まれておりますが、この部分については確定をしていないということで、財調の取崩しを行っています。8,000万足りないというふうなことでありますが、財源の振替えとして、過疎債は1億2,000万程度を見ておりますので、こういった点についてはご理解をいただきたいというふうに思います。 あと、3点目になりますが、例えば複合施設につきましては、一番最初に申し上げましたように、既存の施設については耐震基準を満たしておりません。これについては、急ぎやらなければいけないということもございます。そして、例えば過疎債で行ったほうがいいということでございますが、先ほど村長も申し上げましたように、新型コロナ等において財源不足に陥っています。 例えば、過疎債の配分率100%のものを要求したものに対して、令和2年度は78.5%です。例えば、中央公民館、複合施設ですね、7億のものを8割しかつかなかったということであれば、一般財源で1億4,000万を持つことになります。そうすると、例えば、2割減でその程度でありますから、そんなに公的債と変わらないというふうになってきておりますし、過疎債の中でも、義務教育施設、清風中学校の建設が終わった後なんですが、ああいった施設については、償還期間の考え方が変わりまして、今は25年償還になっています。ですから、今回造るものにつきましては、やはり誰もが長く使うということでありますので、先ほど申し上げましたように、公的債を活用させていただきたいと思ってございます。 あくまでも100%つけばいいわけなんですが、途中で7割しか来ませんよというふうな場合には、あべこべ、逆転をしてしまうというふうなことも考えられますので、今回こういった計上、メリット・デメリットそれぞれありますが、こちらを選択させていただいたものでございます。 ○議長(吉田好之君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略して採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「討論あり」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 討論に入ります。 討論は、まず、本案に対し反対者の討論を求め、次に賛成者の討論を求め、さらに討論があれば、反対討論、賛成討論を交互に行います。 初めに、本案に対し、反対の討論を求めます。 5番、高橋議員。 ◆5番(高橋七重君) 令和3年度一般会計予算において、反対の立場で討論をしたいと思います。 若者向け住宅支援事業を新たに立ち上げた点や財政難にもかかわらず、これまでの子育て支援などを予算化した点については大いに評価したいと思います。 しかし、今、質疑の中で答弁があったわけですけれども、法人化に向けた取組については、いまいち曖昧さや不明な点が多く、とても5百数十万円の予算を認めることはできません。また、複合施設建設に係る財政への影響を考えると、公債費のピークを過ぎた後に建設に取りかかることを再度申し上げて、大きく2点をもって反対とします。 ○議長(吉田好之君) 次に、本案に対し、賛成者の討論を求めます。 2番、永瀬議員。 ◆2番(永瀬成元君) では、令和3年度平田村一般会計予算について、賛成討論いたします。 ジュピアランドひらた非営利型一般財団法人化のための取組に必要な予算で、妥当なものと考えます。 また、複合施設建設については、現在の建物は耐震化工事が必要です。10年前の東日本大震災及び2月の同様の地震が発生すれば、安全性に問題が生じる可能性があるので、建て替えが必要です。そのためにも、過疎債よりは償還期限の長い公共施設等管理適正化事業債を利用したほうが財政負担が軽減されるので、令和3年度一般会計予算に賛成します。 ○議長(吉田好之君) 次に、反対者の討論を求めます。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) ないようですので、討論を終わります。 採決に入ります。 この採決は起立により行います。 本案を原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。     〔起立者 9人〕 ○議長(吉田好之君) 起立多数。 したがいまして、議案第27号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第25 議案第28号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第25、議案第28号 令和3年度平田村国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 質疑に入ります。 5番、高橋七重議員。 ◆5番(高橋七重君) コロナ禍で受診を控えたり、冬のインフルエンザがマスクをしているためか、罹患者が少なく病院にかからなかったのか、医療費は抑制されています。よって、1人当たりの負担額も6%ほど安くなっています。 本算定は6月ですけれども、現時点では県が示した数字で説明を受けました。大幅な値上げになっています。このまま何の手だてもしないということはないと信じていますが、せめて昨年並みの額にする、もしくは引下げをするために、今後、基金の取崩し、または剰余金の繰入れをすべきと思っています。 質問なんですが、4月から庁内の課の変更に伴い、国保事業の一部が住民課に移行するという説明でした。当然、保健師も異動になると思うのですが、それは1人なのか、2人なのか。また、2025年の団塊の世代を迎える前に、サロンの充実や介護予防の展開が必要と、介護保険のほうでは言っているんですが、その多くの事業をやっていると思うんですけれども、そのうち、社会福祉協議会へ委託している事業はどのぐらいあるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(吉田好之君) 村長。 ◎村長(澤村和明君) 担当のほうから答弁をさせます。 ○議長(吉田好之君) 総務課長。 ◎総務課長三本松利政君) 保健師等の何人増やすのかというふうなことでありますが、それは人事につきましては、これから発表となるところでございますので、ただ、国保事業等については、事後指導等も含めて一貫してやっていきたいというふうに考えて、それに合わせた人事配置となります。 ○議長(吉田好之君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(鈴木保子君) 今ほどのサロンの充実等について、社会福祉協議会へ委託している事業はどのくらいありますかということに関してお答えいたします。 介護保険事業の中で、平成27年度まで委託しておりました元気クラブにつきましては、本人さんたちが継続して利用できるようにするために、平成28年度から通所サービス、デイサービスの緩和型と位置づけ、委託ではなくデイサービス事業となりました。平成28年度から地域支援事業が強化され、地域包括ケアシステムの構築により、市町村独自の事業を展開されております。 本村では、社会福祉協議会に委託している事業として、1つには、地域包括支援センターの運営を委託しております。要支援者のケアマネジメントを行ったり、村内の居宅支援事業者のケアマネジャーの支援を行っております。2つ目には、生活支援体制整備事業を委託し、ちょこっと助け隊の運営や各ボランティアの養成講座などを生活支援コーディネーターに委託しております。 多くの事業を委託するために、同一規模の他市町村では、1人のコーディネーター配置となっておりますが、本村では、平成28年度に1人だったものを2人に増員して配置しております。その分の人件費を増額しております。 また、3つ目には、認知症施策といたしまして、カフェひだまりの運営のほかに、認知症初期集中支援チーム員として、保健師と共に、認知症の方を早期に適正な医療受診や介護サービス利用に結びつけております。 以上のような事業を4人の包括支援センター職員に委託しておりますが、それぞれの事業が軌道に乗るまで、介護保険担当者及び保健師も現在は一緒に活動しております。 以上です。 ○議長(吉田好之君) 5番。
    ◆5番(高橋七重君) すみません。質問の仕方が悪かったのか、介護のほうの特別会計のほうの質問になってしまいまして、すみません。 国保の事業が一部移行するということだったので、国保のほうの、どういう事業が住民課のほうに移るのかということを聞きたかったんです。ごめんなさい。そこをもう一回いいですか。 ○議長(吉田好之君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(鈴木保子君) 住民課のほうに国保事業ということで移るものでございますけれども、今現在、特定健康診査と特定保健指導というものを健康福祉課のほうで実施しております。 特定健康診査につきましては、国保と一緒に実施をしております。さらには、重症化予防というものも、このほかに入っております。このように、特定保健指導と重症化予防、これが国保のほうに移行となります。 ○議長(吉田好之君) 了解ですか。 住民課長。 ◎住民課長(横田博子君) 保険税を昨年度並みに引き下げるため、6月の本算定において、基金の取崩し、または剰余金を繰入れすべきではないかについてお答えいたします。 県が示す標準保険税額からの引下げについては、基金や剰余金の財源を活用して、毎年度引下げを行ってまいりました。また、令和2年度からは、子供の保険税均等割額の免除も実施しております。 保険税の使途につきましては、県への納付金が大半を占め、納付金の額は過去3年間、今年度、令和3年度につきましては、29年度から令和元年度、こちらの3か年間の医療費の実績値など複雑な計算式により算出されます。 令和3年度の納付金が増加した要因としましては、総医療費、被保険者数、共に減少しておりますが、1人当たりに換算しますと1万7,000円ほど増加していることにより、納付金が増額となっております。 本村では、令和11年度からの県内保険税水準の統一に向け、急激な保険税上昇を抑制するためにも、保険税額は段階的に引上げを行っていかなければならないと考えておりますが、常任委員会でも申し上げましたとおり、今後、6月の本算定に向け、基金の取崩しや剰余金の活用を検討し、適正な保険税の算定に努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(吉田好之君) 了解ですか。 ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略して採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第28号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第26 議案第29号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第26、議案第29号 令和3年度平田村簡易水道事業特別会計予算を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略して採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第29号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第27 議案第30号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第27、議案第30号 令和3年度平田村農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略して採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第30号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第28 議案第31号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第28、議案第31号 令和3年度平田村後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略して採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第31号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第29 議案第32号の質疑、採決 ○議長(吉田好之君) 日程第29、議案第32号 令和3年度平田村介護保険事業特別会計予算を議題といたします。 質疑に入ります。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。討論を省略して採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、議案第32号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第30 同意案第1号の採決 ○議長(吉田好之君) 日程第30、同意案第1号 平田村固定資産評価審査委員会の委員の選任につき議会の同意を求めることについてを議題といたします。 本案は人事案件ですので、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 同意案第1号 平田村固定資産評価審査委員会の委員の選任につき議会の同意を求めることについてを原案のとおり同意する議員の起立を求めます。     〔起立者 11人〕 ○議長(吉田好之君) 起立多数。 したがいまして、同意案第1号は原案のとおり同意することに決定いたしました。---------------------------------------追加日程について ○議長(吉田好之君) 追加日程を議題としたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。---------------------------------------追加日程第1 発議第1号の上程、採決 ○議長(吉田好之君) 追加日程第1、発議第1号 平田村議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 発議第1号について提案の理由の説明を求めます。 7番、上遠野健之助議員、登壇。     〔7番 上遠野健之助君登壇〕 ◆7番(上遠野健之助君) それでは、発議第1号 平田村議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。 本案につきましては、地方自治法第112条、そして、平田村議会会議規則第14条第1項の規定に基づいて提出するものであります。 理由については、平田村課設置条例の改正に伴い、議会常任委員会の所管を並行して改めるものであります。 どうぞ満場のご賛同をいただきたいと、このように思います。 ○議長(吉田好之君) 提案理由の説明を終わります。 発議第1号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、発議第1号は原案のとおり可決されました。---------------------------------------追加日程第2 発議第2号の上程、採決 ○議長(吉田好之君) 追加日程第2、発議第2号 平田村議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを議題といたします。 発議第2号につき提案の理由の説明を求めます。 6番、佐藤孝雄議員、登壇。     〔6番 佐藤孝雄君登壇〕 ◆6番(佐藤孝雄君) 平田村議会会議規則の一部を改正する規則の制定についての提出理由を申し上げます。 議員活動と家庭生活との両立支援策をはじめ、男女の職員が活動しやすい環境整備の一環として、出産・育児・介護など、議員として活動するに当たっての諸要因に配慮するため、育児・介護など議会への欠席事由を整備するとともに、出産については、母性保護の観点から、出産に係る産前・産後の欠席期間を規定するものであります。 また、請願者の利便性の向上を図るため、議会への請願手続について、請願者に一律に求めている押印の義務づけを見直し、署名または記名押印に改めるものであります。 以上です。 ○議長(吉田好之君) 提案理由の説明を終わります。 発議第2号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 本案を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、発議第2号は原案のとおり可決されました。---------------------------------------追加日程第3 発議第3号の採決 ○議長(吉田好之君) 追加日程第3、発議第3号 福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書を議題といたします。 発議第3号につきましては、請願採択に伴い提出されたものでありますので、議案の朗読、趣旨説明及び質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 採決いたします。 発議第3号を原案のとおり決定することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、発議第3号は原案のとおり可決されました。---------------------------------------追加日程第4 議会閉会中における委員会の継続調査について ○議長(吉田好之君) 追加日程第4、議会閉会中における委員会の継続調査についてを議題といたします。 会議規則第75条の規定により、各委員長から議会閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りいたします。各委員長から申出のとおり、議会閉会中における継続調査とすることに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(吉田好之君) 全員異議ないものと認めます。 したがいまして、各委員長から申出のとおり、議会閉会中における継続調査とすることに決定いたしました。 以上で、本日予定されました日程は全て終了しました。--------------------------------------- △村長挨拶 ○議長(吉田好之君) ここで、村長から挨拶をしたい旨の申出がありますので、これを許します。 村長。 ◎村長(澤村和明君) 令和3年第1回議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る3日の開会から本日まで7日間にわたりまして、令和3年度当初予算をはじめ条例の改正など、重要案件につきまして熱心にご審議され、いずれも原案のとおり可決、同意を賜り、誠にありがとうございました。 新型コロナ禍で財政が厳しい中にあっても、村民生活の向上策など各種事業に取り組んでいくものであり、今定例会の中でいただきました貴重なご意見、ご提言などを十分検討いたしまして、令和3年度の行財政を執行してまいりますので、議員各位のご理解とご協力をよろしくお願いを申し上げます。 3月に入りまして、春の訪れが感じられる季節となりました。議員の皆様には、健康に十分留意されますとともに、ますますのご活躍をお祈り申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。 どうもありがとうございました。 ○議長(吉田好之君) 村長の挨拶を終わります。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(吉田好之君) これで、令和3年第1回平田村議会定例会を閉会といたします。 △閉会 午後1時48分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    平田村議会議長    吉田好之    平田村議会議員    上遠野健之助    平田村議会議員    阿部 清...