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09月09日-02号

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  1. 塙町議会 2022-09-09
    09月09日-02号


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    令和 4年  9月 定例会(第5回)          令和4年第5回塙町議会定例会会議録議事日程(第2号)                     令和4年9月9日(金)午前10時開議日程第1 議案の一括説明(認定第1号~認定第7号)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(13名)     1番  金澤太郎君      2番  菊地哲也君     3番  鈴木元久君      4番  吉村守広君     5番  七宮広樹君      6番  下重義人君     7番  吉田広明君      8番  青砥與藏君     9番  吉田克則君     10番  鈴木 茂君    11番  藤田一男君     12番  鈴木孝則君    13番  割貝寿一君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長        宮田秀利君     教育長       秦 公男君  総務課長      江田一寛君     町民課長      近藤正伸君  健康福祉課長    星 周児君     農林推進課長    大寺弘文君  まち振興課長    吉成知温君     まち整備課長    大森淳一君  生活環境課長    鈴木康夫君     会計管理者     松本崇司君  農業委員会事務局長 大寺弘文君     学校教育課長    菊池和弘君  生涯学習課長    鈴木サキ子君    選挙管理委員会書記長                                江田一寛君  代表監査委員    金澤忠良君     監査書記      藤成寛味君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長    藤成寛味      書記        関根宏二               開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(割貝寿一君) ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(割貝寿一君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(割貝寿一君) これから諸般の報告を行います。 9月8日付で、鈴木茂君ほか4名から発議第2号 衆議院議員小選挙区における地域の実情を踏まえた区割りの改定を求める意見書案の提出がありました。その写しをお手元に配りました。 これで諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △認定第1号~認定第7号の一括説明 ○議長(割貝寿一君) 日程第1、議案の一括説明を行います。 認定第1号 令和3年度塙町一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第7号 令和3年度塙町上水道事業会計決算の認定についてまでの内容説明を行います。 会計管理者、松本崇司君。     〔会計管理者 松本崇司君登壇〕 ◎会計管理者(松本崇司君) それでは、認定第1号 令和3年度塙町一般会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。 議案つづりは12ページになります。 歳入歳出決算書及び歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書によりご説明申し上げます。 なお、歳出につきましては、項まで私のほうから説明申し上げ、事項別明細及び事業実績につきましては、決算に係る事業実績等資料によりまして、各担当課等の長よりそれぞれご説明申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。 歳入についてご説明申し上げます。 表紙に令和3年度歳入歳出決算書一般会計、特別会計、令和3年度歳入歳出決算事項別明細書一般会計と記載のある資料をご覧ください。 歳入歳出決算書1ページ、2ページ、事項別明細書についても1ページ、2ページをお開き願います。 1款町税、款計で調定額9億4,590万4,618円、収入済額9億429万9,266円、不納欠損額89万6,778円、収入未済額4,070万8,574円であります。 1項町民税、調定額3億9,263万6,148円、収入済額3億7,955万2,853円、不納欠損額20万1,178円、収入未済額1,288万2,117円であります。収入未済額の内訳につきましては、参考資料として別に配付いたしました令和3年度決算資料収入未済額一覧表(一般会計・特別会計)をご覧いただきたいと思います。 決算書に戻ります。 2項固定資産税、調定額4億6,766万6,712円、収入済額4億4,069万5,373円、不納欠損額65万4,700円、収入未済額2,631万6,639円であります。 3項軽自動車税、調定額3,611万3,598円、収入済額3,456万2,880円、不納欠損額4万900円、収入未済額150万9,818円であります。 4項町たばこ税、調定額4,293万210円に対し、同額収入済みであります。 5項鉱産税、調定額2万200円に対し、同額収入済みであります。 6項入湯税、調定額653万7,750円に対し、同額収入済みであります。 町税の収納率でございますが、現年課税分99.3%、滞納繰越分28.9%であります。 事項別明細書は3ページ、4ページになります。 2款地方譲与税、款計で調定額8,368万3,000円に対し、同額収入済みであります。 1項地方揮発油譲与税1,405万7,000円、2項自動車重量譲与税4,019万円、3項森林環境譲与税2,943万6,000円であります。 3款1項利子割交付金、調定額58万2,000円に対し、同額収入済みであります。 4款1項配当割交付金、調定額404万円に対し、同額収入済みであります。 5款1項株式等譲渡所得割交付金、調定額426万5,000円に対し、同額収入済みであります。 6款1項法人事業税交付金、調定額1,327万円に対し、同額収入済みであります。 事項別明細書は5ページ、6ページになります。 7款1項地方消費税交付金、調定額2億1,875万9,000円に対し、同額収入済みであります。 8款1項環境性能割交付金、調定額349万5,340円に対し、同額収入済みであります。 9款1項地方特例交付金、調定額1,278万7,000円に対し、同額収入済みであります。 10款1項地方交付税、調定額29億5,896万7,000円に対し、同額収入済みであります。 11款1項交通安全対策特別交付金、調定額66万6,000円に対し、同額収入済みであります。 12款分担金及び負担金、款計で調定額2,664万4,005円、収入済額2,656万9,005円、収入未済額7万5,000円であります。 歳入歳出決算書は3ページ、4ページになります。 1項分担金、調定額1,002万4,025円、収入済額994万9,025円、収入未済額7万5,000円であります。収入未済額の内訳は、IP告知システム加入申込金2万5,000円、地域情報通信設備移設等分担金5万円で、それぞれ滞納繰越分であります。 事項別明細書は7ページ、8ページになります。 2項負担金、調定額1,661万9,980円に対し、同額収入済みであります。 13款使用料及び手数料、款計で調定額6,884万593円、収入済額6,672万8,825円、収入未済額211万1,768円であります。 1項使用料、調定額6,476万553円、収入済額6,264万8,785円、収入未済額211万1,768円であります。 事項別明細書は9ページから12ページになります。 収入未済額の内訳は、IP告知システム使用料の現年度分30万3,600円、同滞納繰越分76万2,300円、地上デジタル再送信システム使用料の現年度分7万2,000円、同滞納繰越分19万800円、住宅使用料の現年度分16万9,220円、同滞納繰越分61万3,848円であります。 2項手数料、調定額408万40円に対し、同額収入済みであります。 14款国庫支出金、款計で調定額9億4,124万9,485円、収入済額8億2,731万6,485円、収入未済額1億1,393万3,000円であります。 1項国庫負担金、調定額2億3,804万1,938円に対し、同額収入済みであります。 事項別明細書は13ページから18ページになります。 2項国庫補助金、調定額6億9,964万6,776円、収入済額5億8,571万3,776円、収入未済額1億1,393万3,000円であります。収入未済額の内訳は、令和4年度への繰越明許費による繰越事業分でありまして、その内訳は、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の事務費分として508万9,000円、事業費分として5,450万円、防災・安全社会資本整備交付金2,275万1,000円、道路メンテナンス事業補助金3,159万3,000円となっております。 3項委託金、調定額356万771円に対し、同額収入済みであります。 15款県支出金、款計で調定額6億2,813万4,958円、収入済額6億1,659万9,958円、収入未済額1,153万5,000円であります。 事項別明細書は19ページから26ページになります。 1項県負担金、調定額1億2,675万9,356円に対し、同額収入済みであります。 2項県補助金、調定額4億6,979万8,807円、収入済額4億5,826万3,807円、収入未済額1,153万5,000円であります。収入未済額の内訳は、令和4年度への繰越明許費による繰越事業分の地籍調査事業費補助金の1,153万5,000円であります。 3項委託金、調定額3,157万6,795円に対し、同額収入済みであります。 16款財産収入、款計で調定額8,299万3,483円、収入済額8,299万3,147円、収入未済額336円であります。 1項財産運用収入、調定額3,060万8,057円、収入済額3,060万7,721円、収入未済額336円であります。収入未済額の内訳は、普通財産貸付収入金336円であります。 事項別明細書は27ページから28ページになります。 2項財産売払収入、調定額5,238万5,426円に対し、同額収入済みであります。 17款1項寄附金、調定額1,028万6,000円に対し、同額収入済みであります。 事項別明細書は29ページから30ページになります。 18款繰入金、款計で調定額1,017万8,070円に対し、同額収入済みであります。 1項基金繰入金1,017万8,001円、2項他会計繰入金69円であります。 19款1項繰越金、調定額2億5,419万6,796円に対し、同額収入済みであります。 事項別明細書は31ページから34ページになります。 20款諸収入、款計で調定額3億1,583万8,214円に対し、同額収入済みであります。 1項延滞金及び加算金491万1,838円、2項町預金利子2万5,931円、3項受託事業収入599万555円、4項雑入3億490万9,890円であります。 事項別明細書は35ページから38ページになります。 21款1項町債、調定額11億7,040万円に対し、同額収入済みであります。 歳入歳出決算書は5ページ、6ページになります。 22款1項自動車取得税交付金については、収入はありませんでした。 歳入合計は、調定額77億5,518万562円、収入済額75億8,592万106円、不納欠損額89万6,778円、収入未済額1億6,836万3,678円であります。 以上が歳入でございます。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。 歳入歳出決算書の7ページ、8ページをお開き願います。 事項別明細書は39ページからになります。 1款1項議会費、支出済額6,832万3,551円であります。 2款総務費、款計で支出済額19億3,550万2,179円、翌年度繰越額264万円であります。 1項総務管理費、支出済額17億9,779万5,073円、2項徴税費、支出済額7,553万9,139円、3項戸籍住民基本台帳費、支出済額3,602万3,075円、翌年度繰越額264万円であります。 4項選挙費、支出済額1,688万8,361円、5項統計調査費、支出済額85万4,641円、6項監査委員費、支出済額840万1,890円であります。 3款民生費、款計で支出済額12億9,312万9,567円、翌年度繰越額5,985万円であります。 1項社会福祉費、支出済額9億1,401万3,178円、翌年度繰越額5,952万円であります。 2項児童福祉費、支出済額3億7,911万6,389円、翌年度繰越額33万円であります。 3項災害救助費については、支出はありませんでした。 4款衛生費、款計で支出済額5億2,063万4,547円、翌年度繰越額2,468万3,000円であります。 1項保健衛生費、支出済額3億6,079万6,547円、翌年度繰越額2,468万3,000円であります。 2項清掃費、支出済額1億5,983万8,000円であります。 5款1項労働諸費、支出済額448万9,000円であります。 6款農林水産業費、款計で支出済額8億9,107万1,286円、翌年度繰越額7,084万2,000円であります。 1項農業費、支出済額4億3,945万8,136円、翌年度繰越額7,084万2,000円であります。 2項林業費、支出済額4億5,161万3,150円であります。 7款1項商工費、支出済額3億19万3,059円、翌年度繰越額1,218万円であります。 8款土木費、款計で支出済額8億7,420万8,653円、翌年度繰越額1億6,202万4,000円であります。 1項土木管理費、支出済額5,750万4,237円であります。 2項道路橋梁費、支出済額4億8,922万115円であります。翌年度繰越額1億6,202万4,000円であります。 3項河川費、支出済額1億4,130万8,890円、4項都市計画費、支出済額1億5,090万5,354円、5項住宅費、支出済額3,527万57円であります。 決算書の9ページ、10ページをお開きください。 9款1項消防費、支出済額1億9,236万7,080円、翌年度繰越額2,035万円であります。 10款教育費、款計で支出済額6億1,993万2,570円、翌年度繰越額3,000万円であります。 1項教育総務費、支出済額9,250万7,235円、2項小学校費、支出済額8,731万1,708円、3項中学校費、支出済額6,261万4,429円、4項幼稚園費、支出済額1億4,352万5,227円、翌年度繰越額3,000万円であります。 5項社会教育費、支出済額8,910万6,587円、6項保健体育費、支出済額1億4,486万7,384円であります。 11款災害復旧費、款計で支出済額2万290円であります。 1項公共土木施設災害復旧費、支出済額2万290円、2項農林水産施設災害復旧費、3項教育施設災害復旧費、4項公共施設災害復旧費については、支出はありませんでした。 12款1項公債費、支出済額6億8,244万7,345円であります。 13款諸支出金及び14款予備費については、支出はありませんでした。 歳出合計は、支出済額73億8,231万9,127円、翌年度繰越額3億8,256万9,000円であります。 以上が歳出でございます。 歳入歳出差引残額につきましては2億360万979円となっております。同額を翌年度繰越額として決算を行っております。 次に、事項別明細書の107ページをお開き願います。 実質収支に関する調書でございます。 1、歳入総額75億8,592万106円、2、歳出総額73億8,231万9,127円、3、歳入歳出差引額2億360万979円、4、翌年度へ繰り越すべき財源、(2)繰越明許費繰越額6,645万3,000円、5、実質収支額は1億3,714万7,979円であります。 事項別明細書の108ページ、109ページをお開き願いたいと思います。 財産に関する調書でございます。 1、公有財産、(1)土地及び建物の総括でございます。区分の欄の本庁舎から公共用財産までは行政財産であります。山林から下の欄は普通財産であります。ここでは、公有財産の土地、建物につきまして、合計のみ申し上げます。 土地の決算年度中の増減高は4万4,210.76平方メートルの減であり、決算年度末現在高は174万7,846.35平方メートルであります。 建物につきましては、木造延べ面積、非木造延べ面積、延べ面積計と記載されております。建物の延べ面積の合計で申し上げます。決算年度中の増減高は1万4,812.67平方メートルの減であり、決算年度末現在高は6万8,238.63平方メートルであります。 110ページ、111ページをお開きください。 行政財産の土地、建物に関する異動状況であります。土地のうち、公共用財産、その他の施設では、旧塙保育園敷地、南原住宅団地敷地の用途変更による減と塙消防分署敷地の用途変更による増を通算しまして66.02平方メートル減少しております。 建物の木造につきましては、旧塙保育園建物、塙字材木町地内建物の用途変更により、40.56平方メートルの減となっております。 非木造につきましては、旧塙保育園建物の用途変更、塙町コミュニティプラザ建物の面積錯誤により785.87平方メートルの減となっております。 次に、112、113ページをお開き願います。 普通財産の土地、建物に関する異動状況の主なものを申し上げます。土地については、集会所敷地の国土調査による地籍更正、旧すみれ会館敷地の購入などによる増と塙消防分署敷地の用途変更、板庭工業団地の売却等による減を通算しまして4万4,144.74平方メートル減少しております。建物につきましては、材木町地内建物の行政財産からの用途変更により、木造については30.63平方メートル増加しております。非木造については、板庭工業団地建物の売却等により1万4,016.87平方メートル減となっております。 次に、114、115ページをお開きください。 (2)山林であります。町有林として所有しているもの、さらに森林管理者との分収契約により分収林として保持しているものでございます。町有林の面積の減は町有林の一部売却によるものでございます。分収林につきましては、分収契約の終了による減でございます。 次に、116ページをお開きください。 (3)有価証券であります。4件ございます。決算年度中の増減はなく、決算年度末現在高は前年度と変更はありません。 続きまして、(4)出資による権利であります。出資による権利についても、決算年度中の増減はなく、決算年度末現在高は前年度と変更ありません。 次に、(5)その他の権利であります。前年度と変更ありません。 続きまして、117から118ページをご覧ください。 2、物品であります。昨年度は、車両の寄附、購入、廃車等がございました。車両台数としては前年度と変更はありません。乗用車を1台廃車、軽乗用車が1台寄附、1台を譲渡、道路管理用自動車を1台購入しました。その結果、118ページの上記の分類計の項目に記載のとおり、決算年度末現在高は、一般車両等41台、消防用車両32台、消防ポンプ32台、その他35台となっております。 続きまして、119ページになります。 3、債権であります。これは、歳入歳出外現金として給与所得者の町県民税を各事業者に特別徴収していただいた分を保管しているものと決算年度中に株式会社塙振興公社経営安定化貸付金が新たに加わったものです。決算年度末現在高は7,086万6,400円であります。 続きまして、4、基金であります。(1)塙町財政調整基金から、次のページの(13)塙工業高等学校奨学資金貸与基金までの13基金をそれぞれ記載しております。このうちの現金の決算年度末現在高は合計で29億7,224万8,543円であります。 次に、121ページ、122ページをお開きください。 土地及び建物の行政財産、普通財産別の異動事由書であります。さきにご説明いたしました土地及び建物の異動について詳細に記載してあります。それぞれの事由に関しては、右側の増減事由をご確認願います。 以上で認定第1号 令和3年度塙町一般会計歳入歳出決算の認定について、内容の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) それでは、お手元にあります令和3年度決算に係る事業実績等資料と記載のある資料にてご説明をさせていただきますので、11ページをお開きください。 説明に先立ちまして、1点、説明とお願いをしておきたい点がございます。資料中の財源内訳の特定財源のその他についてでございますが、令和3年度決算に係る事業実績その他の財源内訳集計表(一般会計)という資料で整理をしてございますので、各課等の長の説明の中で、その他の特定財源についての説明は省略させていただきますので、ご了承をお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 議会事務局長。 ◎議会事務局長(藤成寛味君) それでは、令和3年度決算に係る事業実績等資料に基づきましてご説明を申し上げます。 ただいまの資料の11ページになりますけれども、1款1項1目議会費6,832万4,000円の決算額でありまして、ほとんどが議員13名と職員1名の人件費となります。昨年度より約23万9,000円の増額となりました。 実績でございますが、事業実績の欄をご覧願いたいと思います。 まず、1、定例会・臨時会の運営であります。開催日数は合わせて20日でございました。 次に、(2)審議した事件数でありますが、町長提出、議員等提出を合わせまして100件の議案審議をしてまいりました。 以下、一般質問、委員会等、議員研修等については記載のとおりであります。 施策の成果としましては、議会基本条例に基づきまして情報の公開に努め、延べ31名が一般質問を行っております。また、年4回の議会だよりを遅滞なく発行することができました。また、コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から控えておりました視察研修を令和3年11月に新庁舎建設事業関連、それと原子力処理水問題関連で実施することができまして、議会活動に役立てております。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) 続きまして、13ページになります。 2款1項1目一般管理費であります。3億1,087万7,000円の決算額でございます。主なものといたしまして、特別職及び職員18名の人件費をはじめ、福利厚生事業で職員の生活習慣病の検診を実施するなど、職員の健康維持を図っております。また、各種研修への計画的参加を図りまして、職員の資質向上に努めております。そのほか、今年は道路管理用公用車として、シングルキャブトラックを1台購入いたしました。さらに、事務用システムの安定稼働とセキュリティ強靱化のために機器等を更新しております。行政区長報償金といたしまして631万円を支出しております。令和3年度につきましては、区長研修会は中止といたしましたが、議会傍聴を行いました。 続きまして、資料は13ページから15ページにかけてとなります。 2目文書広報費であります。8億260万2,000円の決算額でございます。主なものといたしまして、IP告知システム機器更改業務委託を6億7,919万5,000円で実施いたしまして、テレビ電話型端末を新しくいたしました。この事業は矢祭町との共同でございます。また、例年どおり、光ファイバー網保守業務、地域情報通信施設保守業務等を委託しておりまして、IP告知システムや地上デジタル放送再送信システムの安定稼働の確保と広報はなわを11回、毎月発行しておりまして、町民の皆様が必要とする情報の発信に努め、住民サービスの維持に努めました。 続きまして、資料は16ページにかけてとなります。 3目財産管理費であります。5億5,908万9,000円の決算額でございます。主なものといたしまして、役場本庁舎、防災センター、農村勤労福祉会館等の維持管理の経費であります。施設の光熱水費をはじめ、修繕料、警備、清掃、保守、保安等の業務委託を行い、適切な管理に努めました。また、各基金への積立てを行うとともに、基金の目的に沿った管理を行いました。繰越明許事業といたしまして、庁舎建設に伴う地質調査や基本設計及び実施設計、脱炭素、再生可能エネルギーに係る調査を実施いたしました。さらに、地域集会施設の管理を地区に委託し、地域の方々の利便性の向上を図っているところであります。 4目財政管理費であります。454万6,000円の決算額でございます。主なものといたしまして、指定金融機関への事務取扱手数料と公共施設等総合管理計画の更新業務委託料となっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 資料は16ページから17ページになります。 5目企画費でございます。決算額は5,355万6,000円でございます。施策の成果といたしまして、八溝山周辺地域及び白河地域の各種定住自立圏連携事業の取組を行いました。また、地域の日常生活に必要な生活交通対策といたしまして、バス運行費の助成、町内全域において、各地域ごとに設定いたしました定額料金を超えた分を助成し、利便性の高い移動サービスの検証を実施いたしました。実績の主なものは、第6次長期総合計画策定支援等業務委託746万9,000円、市町村生活交通対策事業運行といたしまして、福島交通へ3,598万8,000円の委託をしてございます。 続きまして、6目地域振興費でございます。決算額は3,493万6,000円でございます。施策の成果といたしまして、町民の参加と共同による地域振興・活性化を目指して、町民による自主的な事業に対しまして交付金事業を実施してございます。また、地域おこし協力隊6名に委嘱をいたしまして、ダリア、自転車活用の町づくり、空き家対策等の任務を実施してございます。実績の主なものは、塙町地域振興事業交付金といたしまして、19団体に535万円の交付をいたしております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木康夫君) 18ページをご覧ください。 7目交通安全対策費、決算額は353万1,000円であります。実績の主なものは、各種団体への負担金や運営費の補助金、2名の交通教育専門員の報酬、交通安全啓発用品の購入、道路反射鏡修繕が1基、沿道整備事業3地区の実施などを実施しまして、交通安全を推進し、危険箇所の解消と安全確保に努めました。 以上でございます。
    ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(近藤正伸君) 続きまして、8目人権相談費、決算額3万2,000円でございます。人権擁護委員協議会負担金と人権擁護委員4名の人権啓発活動に係るものでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木康夫君) 続きまして、9目諸費1,867万3,000円であります。実績の主なものは、防災マップの作成業務委託、総合情報通信ネットワーク各種負担金、防犯灯設置・修繕、防犯灯電気料、地域集会所運営費補助金、地域集会所建設補助金などであります。町民の安全・安心の確保のため事業を実施いたしました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 資料は19ページになります。 10目コミュニティプラザ管理費でございます。決算額は435万8,000円でございます。施策の成果といたしまして、施設の運営や各種展示、イベントなどを開催いたしまして、町のPRに努めたところでございます。実績の主なものは、塙町コミュニティプラザの管理業務を230万円で一般社団法人塙町観光協会に委託を行っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) 続きまして、11目社会保障・税番号制度システム整備費であります。559万6,000円の決算額でございます。主なものといたしまして、地方公共団体情報システム機構という団体に対し、マイナンバーカード関連事務交付金及び電子計算機設置等関連事務委任交付金を支出しました。これはマイナンバーカードの関連の中間サーバプラットフォームの機器更改と運用費用となっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(近藤正伸君) 続きまして、2項1目税務総務費、決算額5,738万1,000円でございます。職員人件費のほか、課税関連システムソフトのレンタル料など、記載のとおりでございます。10番の町税還付金792万2,000円のうち476万9,000円は固定資産税誤課税に係る還付金でございます。 続きまして、2目賦課徴収費、決算額1,815万8,000円でございます。こちらの事業実績並びに施策の成果につきましては、19ページから22ページに記載のとおりでございます。21ページに、町税全税目に係る調定額、収入済額、不納欠損額、収入未済額、収納率につきまして、前年度との比較を含めましてまとめてございます。収納率は現年度分99.3%、滞納繰越分28.9%、合計95.6%と、前年度と比べて1.1ポイントの上昇となりました。 続きまして、23ページ、3項1目戸籍住民基本台帳費、決算額3,602万3,000円でございます。職員人件費のほか、戸籍システム並びに住民基本台帳システムに係るコンピューターリース料、電算業務委託料が主なものでございます。マイナンバーカードの交付状況につきましては、令和3年度中の交付が902件、令和3年度末までの累計が2,310件、交付率は27.3%と、前年度対比で11%の増となってございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 選管書記長。 ◎選挙管理委員会書記長(江田一寛君) 続きまして、24ページになります。 4項1目選挙管理委員会費であります。839万4,000円の決算額でございます。職員1名の人件費のほか、選挙管理委員会を9回開催いたしまして、選挙の適正な管理執行に努めたところであります。 2目明るい選挙推進費であります。2万3,000円の決算額でございます。明るい選挙推進協議会の経費になっております。協議会は書面開催となってしまいましたが、期日前投票時の立会人としてご協力をいただくとともに、新成人への選挙啓発を行いました。 3目衆議院議員総選挙費であります。847万2,000円の決算額でございます。昨年10月31日に執行した衆議院議員総選挙に要した費用であります。開票事務用として、読取分類機を購入いたしました。投票率は70.96%でありました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 続きまして、5項1目統計調査費でございます。決算額は85万5,000円でございます。施策の成果といたしまして、塙町統計調査員協議会を組織いたしまして、各種統計調査の実施をしてございます。実績の主なものにつきましては、各種統計調査に係ります調査員報酬といたしまして40万7,000円を支出してございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 監査書記。 ◎監査書記(藤成寛味君) 6項1目監査委員費であります。決算額は840万2,000円です。監査委員2名と職員1名の人件費が主なものとなっております。事業実績といたしましては、定期監査10日のほか、記載のとおり監査、検査を実施しております。町政の公正性と効率性の確保を図ってまいりました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 休憩します。               休憩 午前10時50分               再開 午前11時00分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(星周児君) それでは、25ページをお開き願いたいと思います。 3款1項1目社会福祉総務費、決算額4億3,409万4,000円でございます。主な事業実績ですが、職員人件費のほか、社会福祉事業費助成事業補助金としまして、塙町社会福祉協議会へ2,679万1,000円、ほか各種事業委託等により福祉の向上に努めました。また、国民健康保険特別会計へ1億1,008万1,000円、介護保険特別会計へ1億8,660万6,000円を繰り出しし、各保険制度の安定運営に努めました。また、住民税非課税世帯に対し、臨時特別給付金を給付いたしました。給付実績は785世帯、7,850万円です。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(近藤正伸君) 続きまして、資料は26ページになります。 2目国民年金費、決算額80万3,000円でございます。国民年金法施行令等の改正に伴うシステム改修費が主なものでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(星周児君) 3目老人福祉費です。26ページから27ページになります。決算額2億3,227万5,000円でございます。主な内容でございますが、百歳賀寿・米寿祝い金を贈呈し、長寿をお祝いいたしました。塙町デイサービスセンター指定管理料600万円を支出し、施設の管理に努めました。高齢者にやさしい住まいづくり助成金に165万3,000円を支出しました。地域敬老行事につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、実施が12行政区となりましたが、対象の方には敬老祝い金、記念品を贈呈いたしました。 27ページになりますが、高齢者外出支援タクシー料金事業に1,043万5,000円と、高齢者福祉対策に取り組みました。ほか、緊急通報装置貸与事業、紙おむつ給付事業、後期高齢者医療に係ります負担金、繰出金と老人保護措置費等、老人福祉に係る事業が主な事業となります。内訳につきましては、記載のとおりでございます。 続きまして、4目障がい者支援事業費、決算額2億4,684万1,000円でございます。障がい者に関わる事業でございます。 28ページにまたがりますが、障がい福祉サービス事業等に1億9,211万9,000円、ほか記載のとおり各種福祉サービスを提供し、負担の軽減、福祉の向上に努めました。 続きまして、2項1目児童福祉総務費1億4,460万2,000円の決算額でございます。こども医療費に対する助成費が主なものとなりますが、それぞれ社保と国保がありますが、18歳未満の子供、それから妊産婦の医療費を助成いたしまして、子育てに伴う経済的負担の軽減を図りました。その他、誕生祝い品の贈呈、子育て世帯応援ポイントカード事業、乳幼児子育て用品支援事業など、子育て支援事業に取り組みました。 続きまして、29ページになります。 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた子育て世帯に臨時特別給付金、収入減少や子育て経費の負担が増加した低所得の子育て世帯に生活支援特別給付金を支給いたしました。木育キャラバンは昨年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止となりましたが、子育て支援施設に木製遊具を購入し、木育事業に取り組みました。 2目児童措置費でございます。決算額1億1,077万4,000円でございますが、こちらにつきましては、児童手当に係る部分で、内訳については記載のとおりでございます。 3目ひとり親福祉費、決算額163万5,000円でございますが、ひとり親家庭医療費の助成であります。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(菊池和弘君) 続きまして、29ページから30ページにかけてになりますが、4目こども園保育部費でございます。9,876万5,000円の決算額でございます。こども園保育部に要した経費でございまして、保育を必要とする生後6か月から2歳までの乳幼児につきまして、家庭や地域社会と連携を保ちながら、健康・安全で情緒の安定した生活ができるような環境を整えまして、家庭教育の補完に努めたところでございます。主なものとしましては、保育部職員の人件費、それから会計年度任用職員の報酬、それから給食賄い材料等でございます。 続きまして、5目児童福祉施設運営事業費でございます。2,335万円の決算額でございます。塙町放課後児童健全育成事業施設、旧塙幼稚園になりますが、こちらに要した経費でございまして、主なものは、施設の運営管理業務委託、借地料、それから施設の改修工事等でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(星周児君) 続きまして、31ページから32ページをご覧いただきたいと思います。 4款1項1目保健衛生総務費、決算額8,859万4,000円でございます。これらにつきましては、地域医療事業といたしまして、献血事業でございますが、各事業所のご協力を得まして実施いたしました。塙厚生病院を救急医療病院として救急医療体制支援運営費負担金としまして1,134万6,000円を支出しております。母子保健事業につきましては、妊婦健康診査、新生児の健康診査を行っております。乳幼児健康診査におきましては、4か月児から各年代における健康診査、さらには虫歯予防のフッ化物洗口を実施いたしました。健診の内訳につきましては記載のとおりでございます。子育て支援では、にこにこ教室、子育てサロン等の経費でございます。 32ページになります。 こどもの健康づくり連携事業、自殺対策事業を実施いたしました。 2目予防費、決算額8,994万4,000円でございます。33ページにわたりますが、記載のとおり、予防接種事業に取り組み、感染症の予防と重症化予防に努めました。新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業では、体制を整備し、集団接種を実施いたしました。また、狂犬病予防法に基づき、狂犬病予防接種の集合予防注射を実施しました。内訳については記載のとおりでございます。 3目保健事業費、決算額3,195万3,000円でございます。33ページから34ページになりますが、保健事業費は、住民の検診、いわゆるがん検診事業で、検診の内容につきましては記載のとおりでございますが、特定健診事業は例年各地でやっている健康診査の内訳になりますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、会場を福祉会館1か所で実施いたしました。また、特定健康診査受診後に特定保健指導ということで、動機づけの支援や積極的支援を実施しております。それから、健康増進事業ということで、要観察者等々の医療機関を受診しない方への受診の勧奨、それから健診と併せまして減塩についての健康教育を実施しました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木康夫君) 続きまして、4目環境衛生費、決算額は828万1,000円であります。実績の主なものは、合併処理浄化槽設置整備事業補助金、11基分であります。ほかにアメリカシロヒトリ防除業務委託、環境美化推進員謝金、不法投棄ごみ収集委託、町堀排水路内洗浄業務委託などを実施し、環境美化に努めました。 35ページをお開きください。 5目公害対策費は支出がございませんでした。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(星周児君) 6目健康づくり推進事業費、決算額225万5,000円でございます。保健推進員関係の経費、それからはなわ健康チャレンジ応援事業、健康カレンダー作成費で、町民への健康管理を周知いたしました。 続きまして、7目上水道事業費、決算額1億1,000万円でございます。こちらは上水道事業の高料金対策及び資本費負担軽減を図るため上水道事業への補助金を支出しております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木康夫君) 続きまして、8目給水施設管理費、決算額は2,976万9,000円であります。実績の主なものは、給水施設の改良検討業務委託、給水施設の水質検査の業務委託及び施設修繕3件を実施したものであります。安定した水供給を図っていきたいというふうに考えて実施をしております。 続きまして、2項1目清掃総務費、決算額は1億5,983万8,000円であります。実績は東白衛生組合分担金でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 資料は36ページになります。 5款1項1目労働諸費でございます。決算額は448万9,000円でございます。施策の成果といたしまして、地域産業を支える人材を地域で育成することにより、将来にわたる産業の担い手づくりを行うため、新規高卒者等の雇用をいたしました町内に事業所を有する企業5社、8名分の補助を行っております。実績の主なものにつきましては、塙町シルバー人材センター運営事業補助金、また先ほどご説明いたしました塙町雇用拡大奨励補助金のほうの支出をしてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(大寺弘文君) それでは、37ページをお開き願います。 6款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費でございます。755万6,000円の決算額でございます。これは農業委員15名と推進委員14名の年間報酬が主な支出の内容でございます。委員会の開催状況につきましては、総会招集回数が12回、内容といたしましては、農地法第3条が33件、第4条3件、第5条36件、うち2件の県への進達でございます。現況確認が9件の計81件の内容でございました。研修、調査等の状況につきましては、研修会が2回、農地管理パトロールが1回、農地転用等現地調査事情聴取等が12回でございます。農地の生前一括贈与につきましては3件でございました。次に、農業者年金加入者及び地権者の状況でございますが、年金受給者につきましては、経営移譲年金が69名、老齢年金が35名という状況でございます。このほか、東白川地方農業委員会連合会負担金が28万7,000円、塙町農業青年会議所補助金でございますが5万円、塙町農業者年金協議会補助が3万円でございます。 資料の38ページをお開きください。 次に、2目農業委員会事務局費でございます。1,380万3,000円の決算額でございます。これは事務局に要した人件費、事務費等でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(大寺弘文君) 続きまして、3目農業総務費でございます。決算額は2,196万2,000円でございます。主な事業実績といたしましては、農業行政に関する職員の人件費でございます。 続きまして、4目農業振興費でございます。決算額は1億4,509万4,000円でございます。主な事業実績といたしましては、イノシシによる被害を防ぐため、捕獲団体に1頭当たり5万円の助成を行うとともに、有害鳥獣被害防止措置牧柵設置事業で22団体に補助を行いました。さらに、中山間地域等直接支払交付金を36協定集落、多面的機能支払交付金は10地区におきまして実施いたしました。また、都市交流事業が実施できない環境になったため、「はなマ」サイトを開設し、ぬか床をキーとして事業を実施いたしました。そのほか、国県支出金を活用し、各種農業振興事業の推進に努めました。 5目畜産業費でございます。決算額は380万円でございます。肉用牛振興対策事業として200万円の補助、さらに未来の畜産創生事業として181万8,000円の補助を行いました。 続きまして、資料は39ページになります。 6目直接支払推進事業費でございます。決算額は478万3,000円でございます。106件の経営安定所得対策制度交付申請者に対し国より交付金を支出いたしまして、農家所得の向上に努めました。 続きまして、7目農業施設改良費でございます。決算額は1億2,703万6,000円でございます。主な事業実績といたしましては、農道維持補修用の砕石等の原材料費を611万1,000円支出し、町単独土地改良事業補助金として5団体に318万7,000円を支出しております。さらに、繰越明許事業で水元地区のため池廃止に伴う水路の測量設計を357万5,000円で行うとともに、同工事を442万7,000円で実施しております。また、農業用の用排水路の合理的な機能保全を図るため、上渋井地区機能保全計画策定業務を2,002万円で実施いたしました。 続きまして、8目農業集落排水処理事業費でございます。決算額は7,807万3,000円でございます。農業集落排水処理事業特別会計への繰出金でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) 資料は40ページになります。 9目地籍調査費でございます。1,721万9,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、令和2年度からの繰越明許事業で、湯岐2地区の0.7平方キロメートル、川上10地区の0.21平方キロメートルの地籍図作成業務を実施したほか、川上11地区の0.26平方キロメートル、湯岐3地区の0.48平方キロメートルの測量業務を実施し、地籍の明確化を図りました。また、現年度予算分で実施いたしました片貝1地区の0.29平方キロメートルの測量業務については、国有林野の境界検測業務の関係で基準点測量のみ実施をいたしました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(大寺弘文君) 続きまして、10目農業構造改善センター管理費、決算額は8万5,000円でございます。現在は未使用状態でございますが、必要最低限の維持管理ということで、建物の保険料とあと草刈りなどの除草の作業業務の委託を行っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 続きまして、11目地域資源活用総合交流促進施設管理費でございます。決算額は288万円でございます。施策の成果といたしまして、古民家、ダリア園の施設の適正管理を推進してございます。実績といたしまして、指定管理委託料として、株式会社塙町振興公社に280万円の指定管理を行いました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(大寺弘文君) 続きまして、12目農林水産物直売・食材供給施設管理費でございます。決算額は1,708万7,000円でございます。主な事業実績といたしましては、道の駅はなわの指定管理料1,036万円、集荷システム実施委託料200万円、令和4年度実施の空調設備及び災害時に備えたガスバルクタンク改修に向けて設計業務を支出しております。また、新型コロナウイルス感染症対策として、洗面所水栓を修繕し、町観光施設の拠点としての適正な管理に努めました。 続きまして、資料は41ページになります。 2項1目林業総務費でございます。決算額は1,842万5,000円でございます。主な事業実績といたしましては、林業行政に関する職員の人件費のほか、町有林の森林保険料として17万1,000円、山林調査用タブレット購入2台分を支出いたしました。 続きまして、2目林業振興費でございます。決算額は3億3,130万9,000円でございます。主な事業実績といたしましては、ふくしま森林再生事業により、施業箇所10か所、森林整備面積129.76ヘクタール、路網整備3万1,751.7メートルを実施いたしまして、荒廃森林の解消に努めました。また、森林環境交付金事業では、森林整備を1か所行うとともに、6団体に補助を行い、さらには小学生を対象とした森林学習も実施いたしまして、森林環境に対する理解を深めることに努めました。さらに、森林環境譲与税事業では2,943万6,000円を基金に積立てを行いました。 続きまして、3目林道維持費でございます。資料は41ページから42ページとなります。決算額は6,491万1,000円でございます。主な事業実績といたしましては、林道愛護会作業謝金を18団体に対し94万3,000円を支出し、林道舗装補修工事等を大日向線ほか4路線において合計3,287万2,000円で実施し、小規模な林道修繕工事を23か所で実施し716万7,000円を支出いたしました。県単林道改良事業として、湯岐線の改良工事のため測量設計を実施いたしました。また、林道維持に係る砕石等の原材料として97万7,000円を支出し、重機による除草に456万5,000円を支出し、通行の安全確保と森林整備の一助となるように努めました。 続きまして、4目松くい虫防除事業費でございます。決算額は502万7,000円でございます。主な事業実績といたしましては、松くい虫による被害木調査委託を101万2,000円、被害木の伐倒委託を401万5,000円で実施いたしまして、被害の蔓延防止と森林資源の保護を行いました。 5目治山事業費でございます。決算額は1,688万4,000円でございます。主な事業実績といたしましては、片貝地区治山施設工事を1,273万5,000円で実施し、繰越明許事業として上町地区治山施設排水路工事を実施し237万7,000円を支出しておりまして、町民生活の安全に努めました。 続きまして、6目林道開設事業費でございます。決算額は1,505万7,000円でございます。主な事業実績といたしましては、林業専用道の白石沢線の工事を繰越明許事業で進めまして、森林整備専用の推進を図るために林業専用道の整備に努めました。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 資料は43ページになります。 7款1項1目商工総務費でございます。決算額は1,464万8,000円でございます。商工関係職員の人件費でございます。 続きまして、2目商工業振興費でございます。決算額は1億3,856万3,000円でございます。施策の成果といたしまして、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、経済的影響を低減するために、町民を対象に商品券の交付を行い、地域経済の活性化につなげました。また、商工関係機関に補助金を交付いたしまして、商工業の振興を図っております。事業の主なものは、塙町商工振興活動事業補助金といたしまして、塙町商工会に800万円の補助金を交付しております。また、新型コロナ関連の事業といたしまして、塙町エール商品券1億2,499万1,000円の交付を行っております。 続きまして、3目企業誘致推進事業費でございます。決算額は1,248万4,000円でございます。施策の成果といたしまして、塙林間工業団地の保全管理を実施してございます。また、長年懸案事項でございました旧薩摩酒造の土地、建物を売却いたしまして、新たな焼酎工場の企業誘致を行うことができました。事業の主なものといたしまして、塙林間工業団地調整池整備業務23万1,000円、町所有でありました旧薩摩酒造売払いのため、アスベスト含有分析調査を実施してございます。 続きまして、4目観光交流費でございます。決算額は4,815万6,000円でございます。施策の成果といたしまして、自転車を活用した交流人口の拡大、はなわのダリアを首都圏でPR、ダリアを含めた農産物の販路拡大を図ってございます。事業の主なものは、各団体に補助金、業務委託を行いまして、観光交流の充実を図っております。また、自転車を活用した観光づくりを進め、自転車を核とした郡内連携も図られたところでございます。 資料は44ページになります。 5目自然公園管理費でございます。決算額は109万5,000円でございます。施策の成果といたしまして、まち振興課で所管いたします公園等の維持管理を行いまして、景観の維持と利用者の利便を図ってございます。事業の主なものにつきましては、台宿のふれあいの森などの土地の借地料となってございます。 続きまして、6目湯遊ランドはなわ施設管理費でございます。決算額は8,524万7,000円でございます。施策の成果といたしまして、指定管理により施設の適正な管理を図ってございます。また、塙町振興公社事業運営及び業務改善支援等業務委託を行いまして、経理方法の改善、宿泊予約のOTA化、ホームページの改修等を行いまして業務改善につなげました。事業の主なものにつきましては、指定管理料2,500万円、塙町振興公社事業運営及び業務改善支援等業務委託605万円、設備改修工事15件で1,337万9,000円、施設維持修繕工事といたしまして44件、403万8,000円、株式会社塙町振興公社経営安定化資金貸付金3,000万円でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) 続きまして、資料は45ページになります。 8款1項1目土木総務費でございます。5,750万4,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、土木行政に関係する職員の人件費でございます。 続きまして、2項1目道路橋梁総務費でございます。263万6,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、道路台帳修正等業務委託料のほか、道路照明灯の電気料や各種協議会の負担金などでございます。 続きまして、資料は45ページから46ページになります。 2目道路維持費でございます。2億786万7,000円の決算額でございます。主な事業といたしましては、町道折戸西之内線ほか9路線の舗装補修工事を実施したほか、道路維持工事を実施いたしました。また、道路愛護会作業謝金のほか、道路環境整備のための草刈り業務や除雪用重機借り上げを行いました。さらに、令和2年度からの繰越明許事業で、町道折篭南線ほか5路線ののり面補修工事などを実施いたしました。 続きまして、資料は46ページから47ページになります。 3目道路新設改良費でございます。2億3,573万円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、町道川上・東河内線の橋梁上部工(製作・架設)工事や町道川上・谷川線ほか2路線の道路改良工事を実施したほか、自転車空間整備工事を実施いたしました。また、町道北野・松岡線改良事業に伴う物件調査及び用地幅杭設置測量業務のほか、次年度以降に改良計画を予定している町道湯遊ランド線などの道路改良測量業務を実施いたしました。さらに、令和2年度からの繰越明許事業で、町道川上・東河内線及び塙・棚倉線の道路改良工事のほか、町道北野・松岡線改良事業に伴う用地測量業務を実施いたしました。 続きまして、4目橋梁維持費でございます。4,298万8,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、令和2年度からの繰越明許事業で、田中橋ほか4橋の橋梁補修工事を実施いたしました。 続きまして、資料は48ページになります。 3項1目河川総務費でございます。1億4,130万9,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、金堀沢川ほか5河川の河川浚渫工事を実施したほか、河川環境整備のための草刈り業務などを実施いたしました。また、令和2年度からの繰越明許事業で、松塚川ほか11か所の河川改修、浚渫工事を実施いたしました。 続きまして、4項1目都市計画総務費でございます。490万2,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、令和2年度に引き続き、都市計画マスタープラン作成業務を実施したほか、空き家対策総合支援事業により、適切な管理が行われていない老朽空き家の除却解体工事を実施いたしました。 続きまして、資料は49ページになります。 2目公共下水道整備費でございます。1億2,756万9,000円の決算額でございます。公共下水道事業特別会計への繰出金でございます。 続きまして、3目公園費でございます。70万9,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、栄町児童公園ほか3施設の維持管理などに要する経費でございます。 続きまして、4目狭あい道路整備事業費でございます。891万8,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、上町及び桜木町地内の狭あい道路整備工事を実施したほか、道路拡幅のための測量業務を実施いたしました。 続きまして、5目排水路事業費でございます。880万8,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、特定環境保全公共下水道雨水計画策定業務を実施したほか、土砂撤去工事など排水路の維持管理に要する経費でございます。 続きまして、資料は50ページになります。 5項1目住宅管理費でございます。1,361万2,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、町営住宅の修繕料や借地料のほか、高木伐採工事などの町営住宅の維持管理に要する経費でございます。 続きまして、2目住宅整備費でございます。1,430万5,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、町営住宅長寿命化計画に基づく北原住宅改修工事を実施したほか、火災報知器取替工事、屋根塗装工事を実施いたしました。 続きまして、3目住宅振興費でございます。725万6,000円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、住宅浸水対策改修工事補助のほか、さくらタウン末広における分譲地購入補助及び分譲地住宅取得補助を行いました。令和3年度につきましては2区画が販売となり、令和3年度末では22区画中21区画が販売となりました。なお、最後の1区画については、令和4年5月6日付で契約となり、完売となってございます。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 続きまして、4目南原住宅団地管理費でございます。決算額は9万7,000円でございます。南原住宅団地内の調整池の雑木、雑草の刈り払いを実施してございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木康夫君) 説明資料は51ページから52ページになります。 9款1項1目常備消防費、決算額は1億5,023万3,000円であります。事業の実績は、白河地方広域市町村圏整備組合常備消防負担金でございます。 続きまして、2目非常備消防費、決算額は3,082万8,000円であります。昨年は秋季検閲訓練は中止となりましたが、防火思想の普及、高揚を図る活動を実施したことにより、訓練の充実と士気の高揚が図られました。実績の主なものは、消防団員340名の報酬、火災及び訓練等の出動手当など記載のとおりであります。その他、消防車両整備運営謝金、団員のはっぴ購入、福祉共済掛金、公務災害補償・退職報償金負担金などで、消防団運営に係る事業を実施し、予防消防に努めました。 続きまして、3目消防施設費、決算額は1,111万4,000円であります。実績の主なものは、消防屯所光熱費、消防自動車車検修繕、屯所修繕等のほか、消防用資機材の購入、消火栓の設置負担金、屯所の新設工事設計業務委託を行い、消防力の充実強化を図りました。 続きまして、52ページになります。 4目水防費、決算額は19万2,000円であります。実績の主なものは、災害発生時における応急対策活動を円滑に行うため、水門等管理を委託し、水防活動用救命胴衣の配備を図りました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(菊池和弘君) 53ページをお開きください。 続きまして、10款1項1目教育委員会費でございます。76万円の決算額となります。こちらは教育委員会の運営に要した経費でございまして、教育に関する事務の適正管理、執行及び各学校における教育実態を確認、把握をし、教育行政の充実を図ってきたところでございます。主なものにつきましては、委員の報酬、それから研修費等の費用でございます。 続きまして、2目事務局費でございます。7,066万7,000円の決算額でございます。こちらは教育委員会の事務局の運営に要する経費でございまして、教育長並びに学校教育課職員の人件費、それから事務局運営に伴う事務経費等でございます。 続きまして、3目スクールバス運行管理費でございます。2,108万1,000円の決算額でございます。こちらはスクールバスの運行に要した経費でございまして、毎日の各学校、幼稚園、こども園の定期運行及び校外学習活動等の支援を行いました。主なものにつきましては、バスの運転手の賃金、それから燃料費並びに運行業務委託、こちらはダリア観光に委託をしておるところですが、委託料等になります。 続きまして、2項1目小学校の学校管理費でございます。3,303万4,000円の決算額となります。こちらは町内に2つあります小学校の管理運営に使用した経費でございます。主なものとしましては、塙小学校の網戸取付工事、それから笹原小学校の網戸取付工事、それから2つの小学校の学校統合型校務支援システム、昨年度導入しましたが、その運用業務委託と設定業務委託等を実施いたしまして、小学校の安全性の確保並びに学習環境の整備を行ったところでございます。 資料は53ページから54ページにかけてになります。 2目教育振興費でございます。4,048万3,000円の決算額でございます。こちらは町内2つの小学校の教育振興に要した経費でございまして、主なものとしましては、電子黒板の購入、それから支援員の配置並びに異文化体験研修事業等を実施いたしまして、教育振興に努めてきたところでございます。 続いて、3目放課後児童健全育成事業費でございます。1,379万5,000円の決算額でございます。2つの学校単位で、塙、それから笹原の2地区で放課後学童保育を実施しておりますが、その運営に要した経費でございます。核家族等が進みまして、帰宅しても保護者がいない児童が増えておりまして、その居場所を確保するということで、児童の健全な育成を図りました。主なものにつきましては、支援員の報酬、それからおやつ等でございます。 続きまして、3項1目中学校の学校管理費になります。2,039万5,000円の決算額でございました。こちらは中学校の管理運営に要した経費でございまして、施設の維持管理、それから情報教育の振興、学習環境の整備を図ってきたところでございます。主なものとしましては、網戸取付工事、それからファンヒーターの修繕工事、それから令和2年度に導入しました学校統合型校務支援システム運用業務の委託、それから設定業務委託等を実施いたしまして、中学校の安全性の確保並びに学習環境の整備を行ってきたところでございます。 資料は54ページから55ページにかけてになります。 2目中学校の教育振興費となります。3,154万9,000円の決算額でございます。こちらは中学校の教育振興に要した経費でございます。主なものとしましては、電子黒板の購入、それから支援員の配置、スクールソーシャルワーカーの配置等を実施いたしまして、教育振興に努めてきたところでございます。 3目語学指導事業費でございます。1,067万円の決算額でございます。こちらは2名の英語指導助手を配置しまして、幼稚園、小学校、中学校で英語授業の補助、それから英語能力の育成と英語教育の向上に努めたところでございます。 資料は55ページから56ページとなります。 4項1目幼稚園費でございます。1億4,352万5,000円の決算額でございます。こちらははなわこども園幼稚部、それから笹原幼稚園2園の管理運営に要した経費でございます。主なものとしましては、職員の人件費、支援員の配置、それからこども園の木製遊具設置工事等を実施いたしまして、園児の保育、教育、家庭における健全な心身の発達を支援したところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 休憩します。               休憩 午前11時48分               再開 午後1時10分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで、農林推進課長から発言を求められておりますので、これを許します。 農林推進課長。 ◎農林推進課長(大寺弘文君) 先ほどの決算の事業実績説明時におきまして、6款1項4目農業振興費で、イノシシの捕獲助成金を1頭5万円とご説明いたしましたが、1頭2万円の誤りでございました。ここに訂正をさせていただきます。大変申し訳ありませんでした。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) これで農林推進課長の発言を終わります。 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(鈴木サキ子君) では、56ページ下段から57ページをご覧ください。 5項1目社会教育総務費2,652万4,000円の決算額でございます。生涯学習の推進に係る経費で、青少年教育につきましては、青少年育成町民会議活動や地域学校協働本部事業を実施しております。芸術・文化につきましては、講師に女優、短期大学客員教授の菊池桃子氏を招き、文化講演会を開催しました。コロナ禍により人数制限を行いましたが、98名の町民の方に聴講いただきました。補助金につきましては、青少年育成町民会議、婦人会活動事業に支出しております。 続きまして、58ページにまたがりますが、2目公民館費2,800万8,000円の決算額でございます。公民館事業や施設の維持管理等に要した経費で、各種講座や教室、第60回町文化祭、2年分の成人式を開催しております。各種講座の実施状況、参加者数及び公民館、地区館、分館の利用回数、利用者数につきましては、表に記載のとおりであります。また、常豊地区公民館の駐車場整備工事を実施しております。 続きまして、3目文化財保護費322万2,000円の決算額でございます。文化財保護関係に要した経費で、町指定文化財の常世観音堂において、文化財防御訓練を実施いたしました。また、上渋井板碑説明板設置工事や向ヶ丘公園の桜樹勢回復工事等を行いました。補助金につきましては、子育て地蔵尊発展事業に支出をしております。 続きまして、59ページをご覧ください。 4目図書館費2,728万7,000円の決算額でございます。図書館事業や施設の維持管理等に要した経費で、図書資料等の購入につきましては、合計で2,426冊、405万8,000円でございます。図書館の利用者及び貸出しの状況につきましては、記載のとおり、利用者数7,208人、貸出し冊数3万1,652冊、入館者数2万8,422人でございました。図書館業務委託は内田洋行株式会社に委託し、施設の運営を行っております。また、故金沢彌平氏からの遺贈金を原資とする図書館基金200万円を繰入れし、1,269冊の図書を購入して、金沢彌平文庫コーナーの充実を図りました。 次に、5目美術館管理費406万5,000円の決算額でございます。美術館施設の維持経費等でございます。絵画や書、写真等を展示しております。企画展については10回開催し、年間来館者数は2,713名でした。 次に、60ページから62ページになります。 6項1目保健体育総務費3,994万2,000円の決算額でございます。生涯スポーツの振興に要した経費であります。塙町体育施設及び山村広場施設の管理は指定管理としております。補助金につきましては、塙町体育協会育成事業のほか4事業に合計で699万円を支出してございます。体育施設の利用状況につきましては、61ページから62ページの表に記載のとおりで、合計で1,659回、1万9,304名の利用でした。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(菊池和弘君) 続きまして、2目学校給食センター費でございます。9,602万2,000円の決算額でございます。小・中学校、幼稚園及びこども園幼稚部の給食に要した経費でございます。児童生徒、園児が生涯にわたり健康で充実した生活を送る能力や態度を育むために、心身の健全な発達を図るとともに、正しい食習慣の形成に努めてまいりました。主なものとしましては、職員の人件費、それから学校給食副食加工業務委託並びに賄い材料費等でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(鈴木サキ子君) 続きまして、3目海洋センター管理費890万3,000円の決算額でございます。B&G海洋センター運営及び施設の維持管理等に要した経費で、6,046名の利用がありました。町民が水に親しむ機会を設け、健康増進と体力向上の場を提供いたしました。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(大森淳一君) 続きまして、資料は64ページになります。 11款1項1目現年災土木施設災害復旧費でございます。2万円の決算額でございます。主な事業実績といたしましては、災害査定参考図書の購入費でございます。 続きまして、2目過年災土木施設災害復旧費でございます。1,000円の決算額でございます。令和2年度公共土木施設災害復旧事業費の確定に伴う国庫負担金の返還金でございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(江田一寛君) 続きまして、65ページになります。 12款1項1目元金6億6,830万5,000円の決算額でございます。 2目利子1,414万2,000円の決算額でございます。令和3年度に償還した額でありまして、実績につきまして、区分の償還額で申し上げたいと思います。1、普通債、元金6億6,352万4,000円、利子1,397万6,000円、2、災害復旧債、元金478万1,000円、利子16万6,000円、合計で、元金が6億6,830万5,000円、利子が1,414万2,000円でございます。令和3年度末現在高を申し上げます。普通債につきましては68億1,498万3,000円、災害復旧債につきましては7,013万1,000円、合計で68億8,511万4,000円でございます。 続きまして、66ページになります。 13款1項1目土地取得費であります。存目計上で、支出はありませんでした。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 健康福祉課長。     〔健康福祉課長 星 周児君登壇〕 ◎健康福祉課長(星周児君) 続きまして、認定第2号 令和3年度塙町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。 議案つづりは13ページとなります。 歳入歳出決算書の11ページ、12ページをお開き願います。 歳入でございます。 1款1項国民健康保険税、調定額2億3,156万5,168円、収入済額1億9,692万7,091円、不納欠損額69万8,359円、収入未済額3,393万9,718円でございます。 なお、不納欠損額、収入未済額の内訳件数につきましては、別冊、令和3年度決算資料、収入未済額一覧表をご覧いただければと思います。 2款以降につきましては、調定額と収入済額が同額でございますので、収入済額によりご説明いたします。 2款1項国庫補助金45万2,000円です。災害臨時特例補助金、システム整備補助金でございます。 3款県支出金は6億847万370円で、1項県補助金です。 2項財政安定化基金交付金はございませんでした。県補助金は医療費給付に係る県からの交付金でございます。 4款1項財産運用収入は596円です。基金の預金利子分でございます。 5款繰入金は1億2,621万6,912円です。 1項他会計繰入金は1億1,347万8,912円で、保険基盤安定繰入金や職員給与費繰入金等の一般会計からの繰入金でございます。 2項基金繰入金は1,273万8,000円でございますが、国民健康保険給付費支払準備基金からの繰入金でございます。 6款1項繰越金は3,580万4,291円で、前年度の繰越金でございます。 7款諸収入は878万4,144円です。 1項延滞金加算金及び過料は678万4,827円、国保税の延滞金です。 2項預金利子685円、3項雑入は199万8,632円でございます。 歳入合計は、予算現額9億7,162万4,000円、調定額10億1,129万3,481円、収入済額9億7,665万5,404円、不納欠損額69万8,359円、収入未済額3,393万9,718円でございます。 次に、決算書の13ページ、14ページをご覧願います。 歳出となります。 各科目とも支出済額を申し上げ、歳出の主な内容につきましては、決算に係る事業実績等の資料によりご説明いたします。 1款総務費は4,668万1,034円でございます。1項総務管理費は2,537万1,670円、2項徴税費は2,103万9,634円、3項運営協議会費は4万5,000円、4項趣旨普及費は22万4,730円です。 2款保険給付費は5億9,545万7,696円でございます。1項療養諸費は5億1,834万6,458円、2項高額療養費は7,488万398円、3項移送費の支出はありませんでした。4項出産育児諸費は168万840円、5項葬祭諸費は55万円です。6項傷病手当金の支出はございませんでした。 3款国民健康保険事業費納付金は2億5,693万7,300円でございます。1項医療給付分は1億7,023万6,892円、2項後期高齢者支援金等分は5,416万1,766円、3項介護納付金分は3,253万8,642円です。 4款1項財政安定化基金拠出金は、支出はございませんでした。 5款保健事業費は1,013万4,899円でございます。1項特定健康診査等事業費は914万9,806円、2項保健事業費は98万5,093円です。 6款1項基金積立金は3,628万4,887円でございました。 7款諸支出金は66万100円でございます。1項償還金及び還付加算金です。 2項延滞金の支出はございませんでした。 8款1項予備費の支出もございませんでした。 歳出合計は、予算現額9億7,162万4,000円、支出済額9億4,615万5,916円、不用額2,546万8,084円、歳入歳出差引残額は3,049万9,488円、翌年度繰越額も同額でございます。 次に、別冊になっております特別会計歳入歳出決算事項別明細書、特別会計19ページをご覧ください。 実質収支に関する調書です。 歳入歳出差引額は3,049万9,488円、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は同じく3,049万9,488円でございます。 次に、20ページをご覧願います。 財産に関する調書です。 1、公有財産、(1)出資による権利です。国保基金預託金でございますが、決算年度中増減はありませんでした。福島県国保連合会に対する預託金で、決算年度末現在高は264万5,000円です。 次に、2、基金です。(1)塙町国民健康保険給付費支払準備基金ですが、表の最下段の年度末実質残高欄の決算年度中増減高は2,354万6,887円の増額となり、決算年度末現在高は6,204万2,629円となります。 次に、事業実績の内容についてご説明申し上げますので、決算に係る事業実績等資料の67ページをお開き願います。 なお、特定財源のその他につきましては、一般会計からの繰入れによるものでございますので、科目ごとの説明は省略させていただきます。 1款1項1目一般管理費は2,426万2,000円の決算額でございますが、こちらは職員の人件費と電算処理委託料が主な内容となっております。 なお、世帯数、被保険者数は表のとおりでございますが、世帯数1,242世帯につきましては前年度より4世帯の増加、被保険者数は合計で2,038人となっており、前年度より63人減少している状況でございます。 2目連合会負担金111万円の決算額で、国民健康保険団体連合会負担金です。 2項1目賦課徴収費2,103万9,000円の決算額でございます。徴収担当職員の人件費、それから賦課徴収に係る電算処理等の費用となっております。保険税の賦課収納状況につきましては表のとおりとなっており、収納率は向上しております。 続きまして、68ページになります。 3項1目運営協議会費4万5,000円の決算額でございますが、運営協議会に係る経費で、令和3年度につきましては協議会を2回開催しております。 4項趣旨普及費22万5,000円の決算額でございますが、こちらは啓蒙用のパンフレットを作成し、制度の推進を図ってまいりました。 2款1項1目一般被保険者療養給付費5億1,363万2,000円の決算額でございます。対前年比で97.1%です。一般被保険者の状況は右の表のとおりでございます。 2目一般被保険者療養費322万9,000円の決算額です。 3目審査支払手数料148万5,000円の決算額ですが、診療報酬審査支払件数が2万2,896件、審査の件数が571件となっております。 4目退職被保険者等療養給付費の支出はございませんでした。 続きまして、69ページになります。 5目退職被保険者等療養費の支出はございませんでした。 2項1目一般被保険者高額療養費7,483万6,000円の決算額でございます。対前年比で96.5%ですが、こちらにつきましては高額療養費の状況ということで、右の表の記載のとおりとなっておりますので、ご覧いただければと思います。 続きまして、70ページになります。 2目一般被保険者高額介護合算療養費は4万4,000円の決算額でした。 3目退職被保険者等高額療養費、4目退職被保険者等高額介護合算療養費の支出はございませんでした。 3項移送費でございますが、こちらにつきましては1目、2目とも支出はございませんでした。 4項1目出産育児一時金でございますが、168万1,000円の決算額で、4件の支給をしております。 5項1目葬祭費でございますが、55万円の実績でございますが、葬祭費といたしまして1件5万円で11件の支給をしております。 6項1目傷病手当金の支出はございませんでした。 続きまして、71ページになります。 3款1項1目一般被保険者医療給付費分1億7,023万7,000円の決算額です。前年と比較しまして、前年比で97.5%です。 2目退職被保険者医療給付費分は支出はございませんでした。 2項1目一般被保険者後期高齢者支援金等分は5,416万2,000円の決算額となっております。 2目退職被保険者後期高齢者支援金等分の支出はございませんでした。 3項1目介護納付金分は3,253万9,000円となっておりますが、介護給付に係る納付金でございます。 4款1項1目財政安定化基金拠出金の支出はございませんでした。 続きまして、72ページになります。 5款1項1目特定健康診査等事業費915万円の決算額でありますが、こちらにつきましては、国保によります健康管理のデータシステムの保守料、それから特定健康診査等の事業費が主なものとなっております。 2項1目保健衛生普及費12万3,000円、国保分としまして、健康カレンダーを印刷し、各家庭に配布し、健康づくりの啓蒙を行いました。 2目疾病予防費86万2,000円です。こちらにつきましては、ジェネリック等の医薬品の差額通知といたしまして、後発医薬品の普及に努めてまいりました。また、42歳、52歳の働き盛りの被保険者を対象に脳ドックを実施しまして、疾病の早期発見を促しているところでございます。 6款1項1目国保基金積立金3,628万5,000円でございますが、国民健康保険給付費支払準備基金への積立金であります。 続いて、73ページになります。 7款1項1目一般被保険者保険税還付金62万8,000円の決算額でございますが、こちらは国民健康保険税の還付金でございます。 2目償還金、3万円の決算額でございますが、前年度分の特定健康診査分の精算返納金でございます。 3目一般被保険者還付加算金2,000円でございますが、こちらは国民健康保険税還付加算金となっております。 2項1目延滞金につきましては、支出はございませんでした。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長、鈴木康夫君。     〔生活環境課長 鈴木康夫君登壇〕 ◎生活環境課長(鈴木康夫君) それでは、認定第3号 令和3年度塙町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についての内容をご説明申し上げます。 決算書は15、16ページ、事項別明細書は21、22ページをお開き願います。 歳入であります。 1款1項分担金、調定額15万4,500円に対し、収入済額は同額です。これは新設分担金3戸分であります。 2款1項使用料、調定額3,304万2,771円に対し、収入済額3,197万9,175円です。加入戸数は862戸です。収入未済額は106万3,596円で、内訳は現年分12万9,360円、滞納繰越分93万4,236円であります。収入未済額につきましては、令和3年度決算資料、収入未済額一覧表を参考にしてください。 3款1項他会計繰入金、調定額7,807万3,000円に対し、収入済額は同額です。これは4地区の施設管理費及び4施設の元利償還金として、一般会計からの繰入れであります。 4款1項繰越金、調定額12万4,408円に対し、収入済額も同額です。これは前年度繰越金であります。 5款1項雑入、調定額110円に対し、収入済額も同額です。これは預金利子であります。 事項別明細書は23、24ページにかけてになります。 6款1項国庫補助金、調定額2,065万円に対し、収入済額も同額です。これは土地改良施設維持管理適正化事業補助金です。 7款1項町債、調定額3,200万円に対し、収入済額も同額です。これは補助事業に係るものと公営企業移行準備に係るものであります。 歳入合計としまして、予算現額1億6,948万円、調定額1億6,944万4,789円、収入済額1億6,838万1,193円、不納欠損額はございませんでした。収入未済額106万3,596円であります。 次に、歳出でございます。 決算書は17、18ページを、事項別明細書は25、26ページをお開き願います。 1款1項総務管理費、支出済額1億388万2,630円であります。 2款1項公債費、支出済額6,432万7,191円であります。 3款1項予備費、支出済額はございませんでした。 歳出合計、予算現額1億6,948万円、支出済額1億6,820万9,821円、不用額127万179円であります。 歳入歳出差引残額17万1,372円、翌年度繰越額も同額でございます。 続きまして、事項別明細書は29ページをお開き願います。 実質収支に関する調書でございます。 1、歳入総額1億6,838万1,193円、2、歳出総額1億6,820万9,821円、3、歳入歳出差引額17万1,372円、4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額17万1,372円となります。 続きまして、30、31ページをお開き願います。 財産に関する調書でございます。 1、公有財産、(1)土地及び建物です。決算年度中増減高は土地及び建物ともにございませんでした。 続きまして、事業実績等資料に移らせていただきます。 決算に係る事業実績等の資料の74ページ、75ページをお開き願います。 1款1項1目集落排水施設管理費、決算額は5,170万9,000円であります。台宿、北野、伊香、川上4施設の維持管理に要した経費で、主なものは機械修繕、処理施設ポンプ場電気料、汚泥処理量、浄化槽維持管理業務委託料、地方公営企業法適用移行支援業務委託料などでございます。特定財源その他は一般会計からの繰入れであります。施策の成果としまして、各施設の加入人口と加入戸数を記載してございますのでご覧ください。 2目集落排水施設整備費、決算額は5,217万4,000円であります。台宿地区処理場及び管路の修繕、補修を実施しました。特定財源その他は前年度からの繰入金でございます。 2款1項1目元金、決算額は5,555万3,000円であります。4施設の事業実施に伴い借り入れた町債の元金償還金です。特定財源その他は、排水設備新設分担金と一般会計からの繰入金です。 2目利子、決算額は877万4,000円であります。町債の利子分の償還金です。特定財源その他は一般会計からの繰入金です。 町債の状況で、令和3年度末現在高は4億5,099万2,000円であります。なお、借入先別償還及び現在高も記載のとおりでございます。 以上であります。よろしくお願いします。 続きまして、認定第4号 令和3年度塙町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての内容をご説明申し上げます。 決算書につきましては19ページ、20ページを、事項別明細書は32ページ、33ページをお開き願います。 歳入であります。 1款1項負担金、調定額1,252万円に対し、収入済額399万円、収入未済額853万円であります。 収入済額の内訳は、1目負担金で現年分396万円であります。滞納繰越額は3万円であります。収入未済額は滞納繰越分853万円であります。 なお、令和3年度決算資料、収入未済額一覧表もご覧いただきたいと思います。 2款1項使用料は、調定額4,066万9,386円に対し、収入済額4,017万2,163円、不納欠損額はございませんでした。収入未済額49万7,223円であります。 収入済額の内訳は、1目下水道使用料現年分で3,997万6,113円、滞納繰越分18万7,809円及び2目行政財産使用料で、気象観測所敷地使用料等8,241円であります。収入未済額は49万7,223円で、内訳は現年分8,007円、滞納繰越分48万9,216円であります。 2項手数料、調定額10万円に対し、収入済額は同額です。これは下水道排水設備指定工事店申請手数料で、新規申込分1件分であります。 3款1項他会計繰入金、調定額1億2,756万9,000円に対し、収入済額は同額です。これは一般会計繰入金であります。 4款1項繰越金、調定額24万9,864円に対し、収入済額は同額で、前年度繰越金であります。 5款1項雑入、調定額187円に対し、収入済額は同額であります。これは1目預金利子であります。 事項別明細書は34ページ、35ページをお開き願います。 6款国庫支出金、7款県支出金はございませんでした。 8款町債、調定額6,330万円に対し、収入済額は同額であります。これは補助事業に係るものと公営企業移行準備に係るものであります。 歳入合計としまして、予算現額2億3,596万9,000円、調定額2億4,440万8,437円、収入済額2億3,538万1,214円、不納欠損額はございませんでした。収入未済額902万7,223円であります。 続きまして、歳出でございます。 決算書は21ページ、22ページを、事項別明細書は36ページ、37ページをお開き願います。 1款1項総務管理費、支出済額1億4,306万4,332円であります。 2款1項下水道事業、支出済額440万6,250円であります。 事項別明細書は38ページ、39ページをお開き願います。 3款1項公債費、支出済額8,764万2,153円であります。 4款1項予備費、支出済額はございませんでした。 歳出合計、予算現額2億3,596万9,000円、支出済額2億3,511万2,735円、不用額85万6,265円であります。 歳入歳出差引残額26万8,479円、翌年度繰越額も同額でございます。 事項別明細書の40ページをご覧ください。 実質収支に関する調書です。 1、歳入総額2億3,538万1,214円、2、歳出総額2億3,511万2,735円、3、歳入歳出差引額26万8,479円、4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支は26万8,479円となります。 続きまして、41ページ、42ページをお開き願います。 財産に関する調書でございます。 1、公有財産、(1)土地及び建物です。土地及び建物とも決算年度中増減高はございませんでした。 続きまして、(2)債権であります。受益者負担金で、決算年度中3万円の減となりました。そのうち、不納欠損額はございませんでした。決算年度末現在高は853万円となりました。 続きまして、実績等資料に移らせていただきます。 76ページ、77ページをお開き願います。 1款1項1目一般管理費、決算額2,531万3,000円です。主なものは上水道事業会計への公共下水道使用料徴収及び収納業務負担金、受益者負担金早期加入者奨励補助金10件分、地方公営企業法適用移行支援業務委託であります。施策の成果は記載のとおりであります。接続率は88.6%となっております。特定財源その他は一般会計からの繰入金であります。 2目終末処理場施設管理費、決算額1億1,775万1,000円です。これは塙浄化センターの維持管理費用であります。主なものは塙浄化センター及びマンホールポンプの維持管理業務委託料、電気料、汚泥処理管理委託料、下水道管渠清掃及びテレビカメラ調査業務委託、各種設備の点検業務、修繕などでございます。なお、施策の成果は記載のとおりであります。特定財源その他は行政財産使用料と一般会計からの繰入金であります。 2款1項1目特定環境保全公共下水道事業、決算額440万6,000円であります。マンホール及び管渠の修繕工事及び新築住宅分の公共ます設置工事2か所分であります。特定財源その他は一般会計からの繰入金であります。 3款1項1目元金、決算額7,206万2,000円及び2目利子、決算額1,558万1,000円であります。これは事業に伴い借り入れた町債の元金及び利子の償還額であります。特定財源その他は受益者負担金と一般会計からの繰入金であります。また、町債の令和3年度末現在高は町債の状況表右下になりますが、9億1,165万5,000円であります。なお、借入先償還及び現在高につきましては、記載のとおりであります。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 休憩します。               休憩 午後2時04分               再開 午後2時15分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 健康福祉課長、星周児君。     〔健康福祉課長 星 周児君登壇〕 ◎健康福祉課長(星周児君) それでは、認定第5号 令和3年度塙町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について内容のご説明を申し上げます。 議案つづりは16ページになります。 決算書は23ページ、24ページをお開き願います。 歳入です。 1款1項介護保険料、調定額1億9,824万9,109円、収入済額1億9,695万3,646円、不納欠損額38万5,743円、収入未済額90万9,720円です。なお、不納欠損額、収入未済額の内訳、件数等につきましては、令和3年度決算資料、収入未済額一覧表をご覧いただきたいと思います。 2款以降は、調定額と収入済額が同額でございますので、収入済額によりご説明いたします。 2款国庫支出金は2億8,504万1,884円です。 1項国庫負担金1億7,005万5,711円は、介護給付費に対する国庫負担金です。 2項国庫補助金は1億1,498万6,173円、主に財政調整交付金です。 3款1項支払基金交付金は2億8,305万7,208円です。主に社会保険診療報酬支払基金からの介護給付費交付金です。 4款県支出金は1億6,032万811円です。 1項県負担金は1億5,170万9,000円、介護給付費に対する県負担金です。 2項県補助金は861万1,811円、地域支援事業に対する県補助金でございます。 5款1項財産運用収入は3,033円、預金利子です。 6款繰入金は2億1,760万5,840円です。 1項一般会計繰入金は1億8,660万5,840円です。 2項基金繰入金は3,100万円、介護保険給付費支払準備基金からの繰入金です。 7款1項繰越金は2,420万2,519円で、前年度の繰越金です。 8款諸収入は8万9,331円です。 1項延滞金加算金及び過料は3万8,300円、介護保険料の延滞金です。 2項預金利子は516円、3項雑入は5万515円でした。 歳入合計は、予算現額11億6,852万8,000円、調定額11億6,856万9,735円、収入済額11億6,727万4,272円、不納欠損額38万5,743円、収入未済額90万9,720円です。 次に、決算書25ページ、26ページをご覧ください。 歳出になります。 支出済額を申し上げ、歳出の主な内容につきましては、決算に係る事業実績等の資料によりご説明いたします。 1款総務費は4,223万4,571円です。 1項総務管理費は2,489万2,142円、2項徴収費は152万8,508円、3項介護認定審査会費は1,578万3,921円、4項運営協議会費は3万円でした。 2款保険給付費は10億562万9,835円です。 1項介護サービス等諸費は8億9,251万4,087円、2項介護予防サービス等諸費は1,854万2,482円、3項その他諸費は83万403円、4項高額介護サービス等費は2,156万825円、5項高額医療合算介護サービス等費は188万1,389円、6項特定入所者介護サービス等費は7,030万649円。 3款1項基金積立金は1,383万6,427円です。 4款地域支援事業費は5,009万475円です。 1項介護予防・日常生活支援総合事業費は2,806万9,817円、2項包括的支援事業・任意事業費は2,192万6,095円、3項その他諸費は9万4,563円です。 5款諸支出金は1,265万6,693円で、1項償還金及び還付加算金1,259万4,323円です。 2項延滞金の支出はございませんでした。 3項繰出金は6万2,370円でした。 6款1項予備費の支出はございませんでした。 歳出合計は、予算現額11億6,852万8,000円、支出済額11億2,444万8,001円、不用額は4,407万9,999円です。歳入歳出差引残額は4,282万6,271円、翌年度繰越額も同額です。 次に、特別会計歳入歳出決算事項別明細書、65ページをお開き願います。 実質収支に関する調書です。 歳入歳出差引額4,282万6,271円、翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額は同じく4,282万6,271円です。 66ページをご覧願います。 財産に関する調書です。 1、基金、(1)塙町介護保険給付費支払準備基金です。 決算年度中増減高は1,716万3,573円の減額となり、決算年度末現在高は1億5,209万7,993円です。 次に、事業実績の内容についてご説明申し上げます。 決算に係る事業実績等、78ページをお開き願います。 なお、特定財源のその他につきましては、一般会計からの繰入金及び社会保険診療報酬支払基金からの交付金によるものでございますので、科目ごとの説明は省略させていただきます。 1款1項1目一般管理費2,489万2,000円の決算額です。職員の人件費、電算処理業務委託料が主なものとなっております。高齢者世帯等は右の表となっておりますが、前年度に対して高齢者世帯数で20世帯、高齢者数で28人の増加となっております。 2項1目賦課徴収費152万8,000円の決算額です。介護保険料の徴収に係る費用でございます。介護保険料賦課収納状況は表のとおりでございます。収納率の合計は99.3%でございます。 続きまして、79ページになります。 3項1目認定調査等費1,121万5,000円の決算額でございますが、認定調査に要しました費用でございます。要支援、要介護の認定者数は表のとおりでございます。 なお、令和4年3月31日現在の人数となっております。合計717人で、前年度に比べまして22名の増加となっております。 2目認定審査会共同設置費456万8,000円ですが、こちらは白河地方広域圏の共同設置の分担金でございます。 4項1目運営協議会費は3万円、協議会を1回開催しております。 2款1項1目介護サービス給付費2億8,507万4,000円の決算額でございますが、居宅介護サービスに係るものでございます。訪問介護サービス給付費ほか、記載のとおりでございます。居宅介護サービス受給者数ですが、右の表のとおりとなっておりますが、合計で385名、昨年と比べまして88名の減となっております。 続きまして、80ページになります。 2目特例介護サービス給付費、こちらにつきましては支出はございませんでした。 3目地域密着型介護サービス給付費8,255万2,000円の決算額でございます。地域密着型の介護サービス給付費でございますが、事業実績につきましては、記載のとおりでございます。合計121名で、昨年に比べまして31名の増となっております。 4目特例地域密着型介護サービス給付費の支出はございませんでした。 5目施設介護サービス給付費4億7,926万3,000円、こちらは施設入所者へのサービスとなっております。施設介護サービス受給者数でございますが、229名ですが、こちらは昨年に対しまして24名の増加となっております。 続きまして、81ページになります。 6目特例施設介護サービス給付費の支出はございませんでした。 7目居宅介護福祉用具給付費97万9,000円の決算額でございます。居宅の介護福祉用具給付費で35件となっております。昨年度より3件の減少でございます。 8目居宅介護住宅改修費148万5,000円の決算額ですが、住宅の改修費22件となっております。昨年より1件増加しております。 9目居宅介護サービス計画給付費4,316万円の決算額でございます。こちらはケアプラン作成等に係る経費でございます。昨年度より19人増加しております。 10目特例居宅介護サービス計画給付費の支出はございませんでした。 2項1目介護予防サービス給付費、決算額は1,321万1,000円ですが、こちらにつきましては、介護予防サービスに係る費用でございます。内訳につきましては記載のとおりでございます。受給者実績は82ページになりますが、昨年度より1名減少しております。 2目特例介護予防サービス給付費の支出はございませんでした。 3目地域密着型介護予防サービス給付費86万7,000円でございます。 4目特例地域密着型介護予防サービス給付費の支出はございませんでした。 5目介護予防福祉用具購入費、こちらは9件で21万1,000円の決算額となっております。昨年と同数でございます。 6目介護予防住宅改修費は15件で93万7,000円の決算額でございます。昨年度より4件の増加となっております。 7目介護予防サービス計画給付費331万6,000円です。こちらにつきましても居宅介護予防ケアプランの作成等にかかった費用でございます。利用者は86人で、前年と同数となっております。 続きまして、83ページになります。 8目特例介護予防サービス計画給付費の支出はございませんでした。 3項1目審査支払手数料83万円の決算額ですが、こちらは介護保険の審査の支払手数料で、こちらにつきましては国保連合会に支払った手数料となっております。 4項1目高額介護サービス費2,156万1,000円の決算額となっております。 2目高額介護予防サービス費の支出はございませんでした。 5項1目高額医療合算介護サービス費は188万1,000円となっております。 2目高額医療合算介護予防サービス費の支出はございませんでした。 6項1目特定入居者介護サービス費は7,030万1,000円の決算額でございますが、こちらにつきましては、低所得者の施設入所の場合は一部給付しております。 2目特例特定入所者介護サービス費は、支出はございませんでした。 続きまして、84ページになります。 3目特定入所者介護予防サービス費は、支出はございませんでした。 4目特例特定入所者介護予防サービス費は、こちらも支出はございませんでした。 3款1項1目介護給付費準備基金積立金1,383万6,000円の決算額でございます。基金積立金及び利子でございます。 4款1項1目介護予防・生活支援サービス事業費2,725万1,000円の決算額でございます。要支援1、要支援2を対象とした介護予防ケアマネジメント、ケアプランの作成等に係る費用でございます。 続きまして、85ページになります。 2目介護予防一般高齢者施策事業費81万8,000円の決算額でございます。こちらは介護予防教室に係るものでございます。12回開催しております。参加者は延べ人数ですが、181名となっております。 2項1目権利擁護事業費の支出はございませんでした。 2目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費1,832万7,000円の決算額でございますが、こちらは地域包括支援センターへの事業委託料でございます。 3目任意事業費14万円の決算額でございます。介護給付費の通知の費用でございます。 4目在宅医療・介護連携推進事業費は3万8,000円の決算額です。手帳カバーの購入費です。それから地域ケア会議は新型コロナウイルス感染症拡大に伴いまして中止といたしました。 続きまして、86ページになります。 5目生活支援体制整備事業費323万3,000円の決算額です。介護予防の包括的ケアとして、地域の生活支援を検討し、お手伝いサービス事業の体制をつくりました。 6目認知症総合支援事業1万6,000円の決算額です。こちらは研修旅費となっております。 7目地域ケア会議事業費6万円の決算額です。包括支援センター運営協議会・地域ケア会議を2回開催しております。 8目自立支援型ケア個別会議事業費11万2,000円の決算額ですが、こちらは4回開催し、個別事例を専門的知見から助言をいただきまして、資質の向上に努めました。 3項1目審査支払手数料は9万5,000円の決算額です。 5款1項1目第1号被保険者保険料還付金1万1,000円、介護保険料の還付金となっております。 続きまして、87ページになります。 2目償還金1,258万3,000円でございますが、こちらはそれぞれの事業の精算によります返還金となっております。内訳につきましては実績のとおりでございます。 3目第1号被保険者還付加算金、2項1目延滞金の支出はございませんでした。 3項1目繰出金6万2,000円の決算額でございます。こちらは一般会計の繰出金となっております。 以上でございます。 それでは続きまして、認定第6号 令和3年度塙町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について内容のご説明を申し上げます。 議案つづりは17ページとなっております。 決算書は27ページ、28ページをお開き願います。 歳入です。 1款1項後期高齢者医療保険料、調定額7,952万8,510円、収入済額7,937万7,530円、不納欠損額2,700円、収入未済額14万8,280円です。なお、不納欠損額、収入未済額の内訳、件数等につきましては、令和3年度決算資料、収入未済額一覧表をご覧いただきたいと思います。 2款以降は調定額と収入済額が同額でございますので、収入済額によりご説明いたします。 2款1項手数料はございませんでした。 3款1項一般会計繰入金は3,215万77円です。 4款1項繰越金は6万6,090円です。前年度の繰越金です。 5款諸収入の収入済額は17万3,469円です。 1項延滞金、加算金及び過料はございませんでした。 2項償還金及び還付加算金は17万3,400円、3項預金利子は69円です。 4項雑入はございませんでした。 歳入合計は、予算現額1億1,201万9,000円、調定済額1億1,191万8,146円、収入済額1億1,176万7,166円、不納欠損額2,700円、収入未済額14万8,280円です。 次に、決算書の29ページ、30ページをご覧願います。 歳出となります。 各科目とも支出済額を申し上げます。なお、歳出の主な内容につきましては、決算に係る事業実績等の資料によりご説明いたします。 1款総務費は225万8,310円です。 1項総務管理費は109万4,135円、2項徴収費は116万4,175円です。 2款1項後期高齢者医療広域連合納付金は1億917万2,307円。 3款諸支出金は17万3,469円です。 1項償還金及び還付加算金は17万3,400円、2項繰出金は69円です。 4款1項予備費の支出はございません。 歳出合計は、予算現額1億1,201万9,000円、支出済額1億1,160万4,086円、不用額41万4,914円、歳入歳出差引残額16万3,080円、翌年度繰越額も同額です。 次に、別冊の特別会計歳入歳出決算事項別明細書、75ページをお開き願います。 実質収支に関する調書です。 歳入歳出差引額は16万3,080円、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は同じく16万3,080円です。 次に、事業実績の内容についてご説明申し上げます。 決算に係る事業実績等資料、88ページからお開き願います。 なお、特定財源その他につきましては、一般会計の繰入金でございますので、科目ごとの説明は省略させていただきます。 1款1項1目一般管理費109万4,000円の決算額でございますが、こちらは郵便料、電算処理業務費用が主なものとなっております。被保険者数は昨年度に対して56名の減となっております。 2項1目徴収費は116万4,000円の決算額でございますが、徴収に関する費用となっております。後期高齢者医療保険料賦課収納状況は表のとおりでございます。収納率は合計で99.8%となっております。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金1億917万2,000円の決算額でございます。こちらは保険料の負担金となっております。 89ページをご覧ください。 3款1項1目保険料還付金17万3,000円の決算額でございます。 2目還付加算金の支出はございませんでした。 2項1目他会計繰出金は1,000円の決算額となっております。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長、鈴木康夫君。     〔生活環境課長 鈴木康夫君登壇〕 ◎生活環境課長(鈴木康夫君) それでは、認定第7号 令和3年度塙町上水道事業会計決算の認定について内容をご説明申し上げます。 別冊の令和3年度塙町上水道事業会計決算報告書の1ページ、2ページをお開き願います。 (1)収益的収入及び支出でありますが、収入の第1款水道事業収益の予算額合計2億6,404万6,000円に対しまして、決算額で2億6,675万1,888円となりました。 次に、支出でありますが、第1款水道事業費用の予算額合計2億5,265万1,000円に対しまして、決算額で2億4,059万379円となりました。 次に、3ページ、4ページをお開き願います。 (2)の資本的収入及び支出でありますが、第1款資本的収入の予算額合計570万円に対しまして、決算額は442万2,000円でした。 次に、支出でありますが、第1款資本的支出の予算額合計9,721万8,000円に対しまして、決算額で9,320万2,564円となりました。 表外になりますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額8,878万564円につきましては、過年度分損益勘定留保資金8,712万1,024円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額165万9,540円で補填をしております。 内容につきましては、明細書によりご説明申し上げますので、19ページをお開き願います。 令和3年度塙町上水道事業収益費用明細です。なお、金額につきまして、決算報告書につきましては税込みでありましたが、明細書は税抜きの金額となっております。 水道事業収益2億5,731万6,302円であります。内訳としまして、営業収益は9,993万3,808円であり、主なものは給水収益の水道使用料9,076万9,860円と量水器使用料362万4,520円、その他営業収益の雑収益553万9,428円などであります。雑収益は農業集落排水事業及び公共下水道事業の各特別会計からの料金統一による使用料の算定、賦課収納業務負担金であります。 次に、営業外収益1億5,738万2,373円となっており、主なものは他会計補助金の一般会計補助金1億1,000万円と長期前受金戻入の補助金4,528万9,822円であります。 次に、水道事業費用2億3,293万7,449円でありますが、内訳としまして、営業費用で2億1,914万2,853円となり、内容は原水及び浄水費で2,980万137円であり、主なものは水質検査などの委託料、修繕費及び電気料などの動力費であります。 続きまして、19ページ下段から20ページ上段となります。 配水及び給水費で1,039万2,541円となっており、主なものは通信運搬費委託料、修繕費及び各施設の動力費でございます。 総係費4,622万7,263円でありますが、主なものは職員4名の人件費、メーター検針の委託料、水道料金システムなどの賃借料、福島県市町村総合事務組合への負担金であります。 続きまして、減価償却費につきましては1億3,234万5,775円であります。 資産減耗費につきましては37万7,137円であります。 続きまして、営業外費用1,379万3,276円でありますが、企業債に対する利息が主なものであります。 続きまして、特別損失の1,320円でありますが、過年度損益修正損で、水道料金精算分の伝票重複による振替によるものであります。 続きまして、21ページになります。 令和3年度塙町上水道事業資本的収支明細書であります。 資本的収入442万2,000円でありますが、企業債と他会計負担金であります。 次に、資本的支出9,144万1,024円でありますが、内訳としましては、建設改良費で2,290万8,744円であり、内容は職員1名の人件費、委託料と工事費となっており、水道施設整備事業で実施した工事で、内容につきましては13ページ下段に2、工事等、(1)主な改良工事等の概況として記載してありますのでご覧ください。 固定資産購入費はございませんでした。 続きまして、企業債償還金6,853万2,280円でありますが、企業債元金の償還金であります。 続きまして、5ページに戻っていただきまして、令和3年度塙町上水道事業損益計算書であります。損益計算書とは、年度期間の純利益とその原因を分かりやすくするため、収益とそれに対する費用を一つの表に表したものですが、内容につきましてはこれまで説明したとおりであります。 その結果から、下から4行目をご覧いただきたいと思います。損益計算の結果、当年度純利益は2,437万8,853円、前年度繰越利益剰余金、その他未処分利益剰余金変動額はありませんでしたので、当年度未処分利益剰余金は当年度純利益と同額、2,437万8,853円となったところでございます。 続きまして、6ページ、7ページをご覧願います。 令和3年度塙町上水道事業会計剰余金計算書ですが、剰余金には資本剰余金と利益剰余金があり、年度中にそれぞれどう増減、変動したのか、内容を表す計算書であります。 資本金は前年度末残高7億9,477万3,287円で、前年度処分額はございませんでした。当年度末残高は7億9,477万3,287円となります。 資本剰余金は355万1,633円で、当年度末残高は前年度末残高と同額です。 利益剰余金は前年度末残高が2億927万3,343円で、当年度純利益2,437万8,853円を加え、当年度末残高は2億3,365万2,196円であります。 資本合計は、前年度末残高10億759万8,263円に当年度変動額2,437万8,853円を加え、当年度末残高は10億3,197万7,116円となりました。 続きまして、8ページをお開き願います。 令和3年度塙町上水道事業剰余金処分計算書でありますが、当年度未処分利益剰余金2,437万8,853円について、塙町上水道の剰余金の処分等に関する条例第2条により、減債積立金に137万8,853円を、建設改良積立金に2,300万円を積み立て、繰越利益剰余金をゼロ円とするものであります。 続きまして、9ページをお開き願います。 令和3年度塙町上水道事業貸借対照表であります。 先に資産の部ですが、1の固定資産合計22億8,579万8,293円、2の流動資産合計3億2,630万129円、資産合計26億1,209万8,422円で決算をしております。 続きまして、10ページをご覧願います。 負債の部、固定負債合計7億2,381万6,655円、流動負債合計7,343万3,112円、繰延収益合計7億8,287万1,539円となり、負債合計は15億8,012万1,306円で決算をしております。 資本の部、資本金合計は7億9,477万3,287円、剰余金合計は2億3,720万3,829円、資本合計10億3,197万7,116円で決算をしております。負債資本合計は、資産合計と同額の26億1,209万8,422円でございます。 以上が決算の内容であります。 続きまして、附属資料についてご説明いたします。 12ページより17ページまで事業報告となっておりますので、ご覧いただきたいと思います。 続きまして、18ページをお開き願います。 令和3年度塙町上水道事業キャッシュ・フロー計算書であります。地方公営企業会計制度の改正により、平成26年度から決算報告が義務づけられたものであります。キャッシュ・フローとは、業務活動、投資活動、財務活動によって生じる現金の流れを表したものであります。 1、業務活動によるキャッシュ・フローは1億969万1,604円となり、2、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス2,202万599円、財務活動によるキャッシュ・フローはマイナス6,523万2,280円、資金増加額は2,243万8,725円です。資金期首残高2億9,754万3,182円、資金期末残高は3億1,998万1,907円でございます。 また、19ページから25ページまで各明細書を添付してございますので、ご覧いただきたいと思います。 以上のとおり、令和3年度塙町上水道事業会計決算の認定について内容の説明を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(割貝寿一君) ここで、監査委員に審査結果について報告を求めます。 各会計決算の審査意見書が提出されておりますが、その内容について報告願います。 監査委員、金澤忠良君、登壇願います。     〔代表監査委員 金澤忠良君登壇〕 ◎代表監査委員(金澤忠良君) 去る7月21日より8月5日まで、町職員各位のご協力の下、一般会計、特別会計決算及び基金運用状況、そして上水道事業会計決算の審査をさせていただきました。 それでは、今回の審査の結果につきまして、早速ご報告を申し上げます。 まず、令和3年度塙町一般会計・特別会計決算及び基金運用状況審査意見書に基づきましてご報告を申し上げます。 お手元の1ページをお開きください。 目次がございます。第1、審査対象、第2、審査期間、第3、審査要領が載っております。これらは特に説明を要しませんので、省略とさせていただきます。 第4、決算概況から第8、基金運用状況調書まで、ページにしますと3ページから19ページまでになります。これらは各種の決算統計、それから分析の資料となっております。こちらにつきましては、各課からの決算報告とダブる部分がございますので、省略とさせていただきます。 第9、審査意見、20ページからになります。5ページほどになりますが、こちらは決算の概要、特徴、それから課題等を網羅したつもりでございます。 時間の都合上、審査意見の朗読をもって報告とさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。また、朗読の際、数字等の読み違い等があった場合には、報告書のほうが正しいと、単なる読み違いだということでご判断いただくように事前にお願いしておきます。 早速でありますが、20ページ、第9、審査意見。 審査結果。 提出された書類はいずれも関係法令に基づき作成されており各会計の収支決算、財産及び基金の状況を正しく示しており適正なものと認める。また、予算執行状況についてもおおむね適正・適切に行われているものと認める。 審査意見。 1、決算概況。 (1)予算執行と決算の概要。 令和3年度の歳入歳出当初予算は、一般会計・特別会計合わせて90億5,400万円で、前年度をやや上回る規模であった。宮田町政による「魅力と活力にあふれる町」「生き生きと暮らせる町」「心豊かな人を育む町」「家庭と地域に安全な町」「町民みんなが主役の町」の実現に向け、少子高齢化と増大する社会保障費負担に対応しつつ、農林業を中心とした地域産業の振興育成・子育てや福祉に関する事業・町道をはじめとしたインフラの整備充実等に従前に引き続き取り組む。予算編成として特にIP告知システム通信機器等更改事業、高齢者外出支援タクシー料金助成事業、排水路整備事業、消防施設整備事業等が特徴となっている。以後、数次の予算補正を経て、最終的な年度末の予算現額は106億4,200万円となった。 これに対し一般会計、特別会計を合わせた決算額は歳入が102億4,500万円、歳出は99億6,700万円となり前年度比で歳入歳出とも約4億円減の決算規模であった。歳入歳出の収支差額は2億7,700万円、次年度繰越財源6,600万円を控除した実質収支額は2億1,100万円で前年度比1,500万円増加した。この結果、実質収支比率(特別会計を除く)は3.4%と前年度比0.2%下降するも一応は適正な水準にある。 予算現額に対する執行率は歳入96.2%、歳出93.6%でともに前年度より若干上昇した。 また、純計決算においては5特別会計全て赤字となっているが、一般会計から総額5億3,800万円の繰入れにより全会計で黒字となっている。 なお、今回の決算審査において各部門別の年度間予算執行、事業実績等について前回に引き続き自己評価の提出を求め聴取した。今後も継続し、より充実したものとしたい。 (2)収入未済額及び不納欠損額の状況。 収入未済額は、国庫補助金、県補助金の収入未済分もあり、全体で前年度比4億5,300万円減少し2億1,300万円となった。うち滞納による収入未済額は年度末8,800万円であった。町税や国保税等の過年度分滞納3,500万円は回収したが、不納欠損処理額は約200万円となった。 滞納管理に関しては、ここ数年間において収入未済額が減少し改善著しい。また不納欠損処理額については近年増減を繰り返している状況にあるが関係法令にのっとった正しい処理が定着しつつある。 なお、滞納状況について広域圏内の収納率を見ると、近年各市町村とも総じて高水準にあり当町が優位にあるとは言えない。ただし注目すべきは滞納繰越分の収納率で、現年度の納付率にこだわることなく過年度分の古いものから順に整理対象としている。このことは消滅時効の抑制等にもつながる適切な処理であり評価に値する。 (3)不用額の状況。 不用額は2億9,200万円で前年度比8,900万円増加した。発生要因としては執行努力や契約差金による場合もあると思われるが、いずれにしても不用額の多額計上は好ましくなく引き続き改善を求める。今後も、予算積算の精度向上と不用額の早期把握による財源の効率配分を追求されたい。 (4)町債の状況。 年度中12億6,500万円の起債に対し、元金償還額は7億9,600万円で差引き4億6,900万円増加し、一般会計、特別会計合わせた年度末残高は82億4,800万円となった。なお、このうち75.8%(1年間の元金償還額では74.8%)に当たる62億5,200万円が、臨時財政対策債、過疎債等の交付税措置対象となっており、町の実質負担額は町債の24%程度となっている。今後とも慎重かつ有利な起債と適切な残高管理により、将来負担の軽減に努められたい。 (5)主な財政指標。 実質収支比率3.4%、前年度比0.2%下降するも適正水準の範囲内。 自主財源比率22%、おおむね22から30%の低水準にて推移しており、自立性、安定性に欠け国県への依存性が高い歳入構造にある。 財政力支出0.28、0.01下降した。依然理想値の1.00には遠く低水準にある。財政需要に比し税収財源が少なく、財政力不足と財政環境の厳しさを示している。 経常収支比率87.7%、経常的収入が経常的費用(固定的費用)にほとんど充当される財政構造の硬直性を示している。26、27年度と90%を超過したため県より財政計画策定団体として改善計画を求められた経緯があり、28年、29年度は辛うじてクリアしているものの本年度は、前年度比2.5%改善した。 実質公債費比率9.3%、本年度は、前年度比0.4%上昇した。この比率が高いほど財政硬直化の一因となるものとされており、10%を越さないことが望ましいとされている。 2、決算内容と今後の課題等について(金額、係数は地方財政状況調査表による)。 (1)一般会計歳入の状況。 歳入総額75億8,000万円で前年度比6億3,000万円(7.7%)減少した。 この結果、歳入構成で自主財源比率が22.0%と前年度比1.4%下降した。 (2)一般会計歳出の状況。 総額73億7,600万円で前年度比5億7,900万円(7.3%)減少した。 主に増加したのは民生費1億9,900万円、土木費1億9,300万円、減少したのは災害復旧費マイナス3億200万円、商工費マイナス2億5,800万円、総務費マイナス1億6,900万円、教育費マイナス1億5,400万円であった。 これらを性質別構成割合で見ると人件費と扶助費が若干増加し、相対的には義務的経費割合は32.7%と5%増加した。 また、人件費は町税収入額を超え対町税額比率は121.9%(前年116.0%)となっている。これは、前年度より会計年度任用職員の人件費が従来、その他の経費に計上していたことが要因である。 投資的経費割合は、IP告知システム機器更改事業により金額的には3億7,600万円構成比で6.3%増加した。 なお、歳出については以下の件、引き続き留意の上改善するよう要望する。 各種事務処理機器やシステムの必要性、費用対効果等の綿密な分析検討と支出の抑制。 各種補助金の必要性、有効性、算定根拠の検証・見直し及び取扱要綱の改定。 随意契約における経済性、有利性の追求。 落札価格の重視尊重及び安易な理由による工事代金変更(増額)。 会計年度任用職員採用時の必要性の慎重な検討。 3、特別会計の状況と今後の課題について。 (1)国民健康保険。 4年前より県に運営が移管されたが町の事業内容や事務取扱、財政規模に特段の変化は見られていない。 国民健康保険税の収納状況については、収納率96.6%、収入未済額3,400万円と前年度比改善されたものの、依然深刻な状況にある。不納欠損額は69万8,000円で前年度比155万8,000円減少した。 医療費抑制策については健康診断、保健指導、後発薬品利用促進等において一通りの事業が実施されているが、より一層の活動充実による今後の成果を期待する。 (2)農業集落排水、公共下水。 両会計とも当面接続率の向上と滞納使用料取組が課題であり、特に懸案の公共下水受益者負担金の徴収整理については長期化し不納欠損も発生しつつあるので、一段の整理回収努力を求める。また歳入のほぼ50%を一般会計繰入金(両会計合計2億500万円)に依存する収支構造は人口減少と設備の老朽化が進行する中で、将来とも町財政にとって大きな足かせとなることを懸念する。 収支実態の把握と経営効率化に資するよう令和5年度を目標に公営企業会計へ移行予定であり、スムーズな実施を要望する。 (3)介護保険・後期高齢者。 介護保険料の引上げと一般財源からの繰入増を極力抑制するために、高齢者の介護・医療予防に力を入れ健康寿命を延ばすよう引き続き努められたい。 4、財産及び積立基金の状況及び管理について。 (1)財産。 土地については、旧塙保育園敷地の用途変更・売却、塙消防分署敷地の用途変更、旧すみれ会館敷地購入、南原住宅団地敷地の用途変更・売却、板庭工業団地売却、子育て若者定住促進住宅団地・分譲地販売、桜木町空き家敷地差押え財産買受等により差引きでマイナス4万4,210.76平米。建物については、旧塙保育園の用途変更・売却、旧すみれ会館購入、板庭工業団地の面積錯誤・売却、はなわ林間工業団地売却未報告分の修正、桜木町空き家差押え財産買受・解体等により、差引きでマイナス1万4,812.67平米。 また物品では一般車両1台廃車し1台購入、1台寄附、1台譲渡。 公会計制度導入に伴う公有財産の調査により不動産、物品、備品等の固定資産や債権等がほぼ正確に把握されたものと推量し、今後とも厳正な公有財産管理がなされることを願う。 なお、保険対象物件については付保漏れや契約内容相違等のないよう検証を励行されたい。 また、従前からの課題である町有土地の所有権未登記整理については、依然として多数が未処理状態にある。公有財産保全の観点からもなお一層整理推進に努められたい。 (2)積立基金。 主に増加したのは、財政調整基金(6,800万円)、減債基金(3億3,700万円)、振興基金(3,300万円)、森林環境譲与税基金(2,100万円)、ふるさと応援基金(600万円)、国保給付費支払準備基金(2,300万円)、減少したのは図書館基金(マイナス200万円)、介護保険給付費支払準備基金(マイナス1,700万円)であった。この結果積立基金全体では差引き4億7,100万円増加し年度末残高は34億5,700万円となった。他に学校林として山林・立木を所有している。 5、定額運用基金の状況。 (1)塙町土地開発基金。 本年度は、庁舎敷地の取得及び町道北野・松岡線の用地取得を行った。 土地8,965.77平米(6,000万円)、現金残(4,172万1,000円)。 (2)塙町奨学資金貸付基金。 令和3年度中大学生4名に貸付け276万円に対し、償還額713万7,000円で年度末現金残高は1,856万4,000円、貸付金残高は32名で4,284万1,000円、基金総額6,140万5,000円であった。 この結果、貸付金残高比率(運用率)は69.7%で制度利用度が若干低下した。 回収面では長期延滞分の整理が著しく過年度分の償還遅延額14万4,000円(3名)は全額回収された。 しかし、当年度分の償還遅延金が新たに24万円(2名)が発生して対応中とのことではあるが初期の対応が大切である。引き続き制度の活用と健全な基金運用に努められるよう期待する。 (3)塙町塙工業高等学校奨学資金貸与基金。 令和2年度より新設され、初年度の奨学生は3名、貸付金残高は81万円、本年度は4名に総額114万円の貸与を行った。(うち1名は転校したため6万円全額返還を受けた)。 貸付金189万円(6名)、現金531万円、基金総額720万円であった。 6、事務取扱の状況と内部統制について。 各種電算処理システムの導入活用により事務の正確性、効率性は高まりつつあるものの、操作するのは人である。幸い、今回決算審査において特に大きな誤りや訂正は見られなかった。 しかし、全国的には人為的なミスによる重大な事案の報道を耳にするときがある。原因として業務取扱の繁忙がよく挙げられるが、今後の行財政環境を展望すれば職員数は減るとも増えることは考え難い。政府が進める働き方改革と相まって、これまでの事務取扱の見直し検証と法令や原理原則を見極めた上で前例や慣習にとらわれない思い切った効率化、省力化への取組、改善が求められる。同時に国、自治体、企業等あらゆる組織において昨今内部統制が課題となっているが、当町においても組織や管理体制面での整備・改革が極めて重要な課題である。 人口減少や少子高齢化が進行し、主要財源である税収や地方交付税等が先細り傾向にある状況下において健全財政を維持するために、歳入については財源不足を補うべく引き続き有利な町債の活用と国県補助金等獲得への積極的取組が求められる。また歳出面では個々の事業のコスト節減努力は当然のこと、多様な全ての行政需要に応えることは難しいので資金配分にめり張りをつけることが肝要と思われる。 一方で絶え間ない行財政改革の推進など、財政マネジメントの強化が求められるが、平成27年1月の総務大臣通知により全ての地方公共団体において地方公会計制度が導入することとなった。 そして、令和元年8月には統一的な基準による地方公会計マニュアルが改訂され、財務情報の透明性を高め財政の効率化・適正化を図るために地方公会計制度の導入が待ったなしとなった。これを機に職員の原価意識、経営感覚の向上など期待される職員の育成を一層図られたい。同時に適切なコストで無駄のない良質な町民へのサービスをスピード感を持って実行することにより、町民がふるさと塙町に愛着と誇りを感じ、誰もが幸せを実感できる町が実現されるよう願う。 そのためにも町政のかじ取り役である町長の下、職員一人一人が既存の考え方にとらわれることなく、新しい発想と改革意識を持って職責を果たすよう期待する。 以上であります。 続きまして、塙町上水道事業会計決算審査意見書に基づき、決算審査の結果についてご報告申し上げます。 表紙に目次が載っております。先ほどと同じように、第1、審査の対象、第2、審査の期間、第3、提出を受けた書類、第4、審査の要領につきましては、特に説明を要しませんので、省略とさせていただきます。 第5、審査の概要、1から7まで、ページにしますと2ページから8ページになります。これらは町水道事業の実態がよく理解できる数字的なものが全て載っております。今後の水道事業を考える上でのよい資料でございます。 時間の都合上、第6の審査意見、9ページから11ページまで、朗読をもってご報告とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 第6、審査意見。 1、審査結果。 審査に付された決算報告書、財務諸表、事業報告書及び附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成され、経営成績及び財務状態が適正に表示されているものと認める。 (1)業務概要。 給水人口は59名減少するも、給水世帯数は、31世帯増加したことにより普及率が前年度比0.8ポイント増加した。 しかし、配水量が0.5%減少したのに対し、有収水量も2.1%減少したため有収率79.0%と前年度比1.3%悪化した。1立法メートル当たりの給水収益は、前年度比0.2%増加した。これは、老朽化した水道本管の漏水を修繕したことが主な要因である。 建設改良事業では、主に水源地及び配水池各水道施設の電気設備及び機械装置の更新工事を施工した。 (2)決算及び予算執行状況(当初予算比、消費税含む)。 ①収益的収支。 営業収益は予算を150万円上回り、営業外収益も予算を120万円上回ったことより収入合計では予算を270万円上回った。支出は営業、営業外費用合わせて1,200万円予算を下回った。この結果収入合計2億6,600万円、支出合計2億4,000万円、収支差引額は2,600万円で予算比1,500万円の増額であった。 ②資本的収支。 資本的収入は企業債330万円、消火栓設置に伴う一般会計からの負担金112万2,000円で合計442万2,000円。支出は建設改良費の2,467万円と企業債償還金の6,853万2,000円で、9,320万2,000円であった。この結果、収支差額はマイナス8,878万円となった。なお、この収支不足額については、消費税等資本的収支調整額及び損益勘定留保資金にて補填されている。 (3)損益の状況。 営業収支は収益が前年度より200万円減少したのに対し、営業費用は総係費が481万9,000円増加したが、原水及び浄水費178万7,000円減少、配水及び給水費521万5,000円減少、減価償却費が321万2,000円減少したため、営業損失は1億1,900万円で前年度比377万7,000円赤字額が減少した。これにより、営業外収益で一般会計補助金が1億1,000万円(前年比300万円増)と支払利息の減少等あり、最終的な当年度純利益は2,400万円となり前年度比800万円の増益となった。 (4)資産負債及び資本の状況。 固定資産は大きな設備投資がなく、減価償却費を差し引き前年度比1億900万円減少し22億8,600万円となった。また流動資産は2,200万円増加して3億2,600万円となり、資産合計は前年度比8,700万円減少し26億1,200万円となった。 一方、負債では企業債が当年度発行300万円、償還分を差し引き6,500万円減少し年度末残高7億9,200万円となった。他に未払金100万円や長期前受金7億8,300万円等を加えた負債総額は15億8,000万円となり、前年度比1億1,100万円減少した。 以上の結果、当期利益2,400万円を含めた剰余金2億3,300万円、資本金7億9,500万円を加えた資本の部の総額は10億3,200万円となった。 (5)事業の現状、今後の課題等。 有収率は79.0%と前年比1.3ポイント悪化するも一定水準に達しており、今後とも上昇改善を期待する。 水道料の滞納未収金及び不納欠損額は、ここ数年縮小傾向にある。今後も、特に長期多額滞納者に対して給水停止措置等の取組強化により、回収促進するよう願う。 一般会計よりの補助金については1億1,000万円で前年度比300万円増加した。依存率は42.7%で類似団体平均の(12.3%)には程遠い実情を認識し、当面さらなる圧縮に挑戦するよう期待する。 給水費用が水道料金にてどの程度賄われているかを示す料金回収率(供給単価/給水原価)については、これまでも問題視されてきたが、類似団体平均が82.8%であるのに対し当町は50.3%程度で極端な不採算を示している。他に比し費用は1.4倍かけているが、水道料金は1割7分ほど安い実態にある。 2、まとめ。 公営企業経営の基本原則は企業の経済性の発揮及び公共福祉の増進である。住民生活に欠かすことができない水道水の安全・安心な供給とサービスの充実のために、経営信頼度の向上や事業の将来にわたる安定のための健全経営の確保が求められる。 ここ数年における業務面での料金収納方法の効率化、滞納管理強化、有収率の向上、収支面では経費節減等による収益性の向上、事務処理面での企業会計への適応、これらの地道な改善努力の跡は認められるところである。 しかしながら現状は依然高コスト・低料金に起因する明らかな不採算構造にあり、一般会計補助金による多額の損失補填が恒常化している。 コストダウン努力もさることながら、減価償却費のみでも給水収益を大幅に上回る現実に目を背けることはできない。利用者である住民に負担を強いることにはなるが料金体系の全面的な見直しは避けられない状況にある。 水道は住民生活の重要なライフラインである。地震、台風、豪雨など最近の異常気象による自然災害への対応等、体制の強化に努め、町民に対しいつでも安全・安心で良質な水道水を供給し、次世代へ確実に引き継いでいかなければならない。 町民に対し、水道施設等の現状や課題についての理解や協力を求め将来にわたり持続可能な水道事業となるよう取り組んでいただきたい。 以上。 以上をもちまして、令和3年度の決算審査報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(割貝寿一君) これで監査委員報告を終わります。 以上で議案の一括説明を終わります。 お諮りします。 認定第1号から認定第7号までの決算については委員会に付託して審査することとし、質疑を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 よって、認定第1号から認定第7号までの質疑は省略することに決定しました。 お諮りします。 認定第1号から認定第7号までの決算については、予算決算常任委員会に付託して審査することにしたいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 よって、認定第1号から日程第7号まで予算決算常任委員会に付託して審査することに決定しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(割貝寿一君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。               散会 午後3時42分...