塙町議会 2022-06-13
06月13日-03号
令和 4年 6月 定例会(第3回) 令和4年第3回
塙町議会定例会会議録議事日程(第3号) 令和4年6月13日(月)午前9時開議日程第1
一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(13名) 1番 金澤太郎君 2番 菊地哲也君 3番 鈴木元久君 4番 吉村守広君 5番 七宮広樹君 6番 下重義人君 7番 吉田広明君 8番 青砥與藏君 9番 吉田克則君 10番 鈴木 茂君 11番 藤田一男君 12番 鈴木孝則君 13番 割貝寿一君欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長 宮田秀利君 教育長 秦 公男君 総務課長 江田一寛君 町民課長 近藤正伸君
健康福祉課長 星 周児君
農林推進課長 大寺弘文君
まち振興課長 吉成知温君
まち整備課長 大森淳一君
生活環境課長 鈴木康夫君
会計管理者 松本崇司君
農業委員会事務局長 大寺弘文君
学校教育課長 菊池和弘君 生涯学習課長 鈴木サキ子君
選挙管理委員会書記長 江田一寛君
代表監査委員 金澤忠良君 監査書記 藤成寛味君
---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 藤成寛味 書記 関根宏二 開議 午前9時00分
△開議の宣告
○議長(割貝寿一君) ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(割貝寿一君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。
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△諸般の報告
○議長(割貝寿一君) これから諸般の報告を行います。 6月10日付で鈴木茂君ほか4名から発議書1件が提出されました。その写しをお手元に配りました。 これで諸般の報告を終わります。
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△一般質問
○議長(割貝寿一君) 日程第1、10日に引き続き一般質問を行います。
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△七宮広樹君
○議長(割貝寿一君) 5番、七宮広樹君、登壇願います。 持ち時間は10時1分までです。 七宮広樹君。 〔5番 七宮広樹君登壇〕
◆5番(七宮広樹君) おはようございます。5番議員、七宮広樹です。 お忙しいところ、宮川県議には東白川郡4町村の
議会傍聴活動に歩かれ、塙町の定例会にようこそおいでいただきました。 さて、このたびも不肖ながら町民の代理人の議員の一人として、町民の思いと塙町発展のために通告いたしました5項目を質問してまいります。 それでは、質問に入ります。 塙町の諸課題についてであります。 ニュースで全国的に話題になりました山口県阿武町の誤送金問題を受け、塙町でもこのようなことがあるのか、また、給付金をはじめ補助金など各種送金の手順をお尋ねします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員のご質問にお答えを申し上げます。 まず、今回の山口県阿武町の誤送金問題については、同じ公金を取り扱う者として、あってはならないことであるとこのように考えております。また、今回は
支払手続等は人的な誤りにより発生した問題であり、全国どこの自治体でも起こり得るとこのように認識しておるところであります。大変危機感を感じたところでもあります。
各種送金手続とのおただしでありますので、担当課長より説明をいたさせますとともに、前段の質問についても課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) 七宮議員のご質問にお答えいたします。 おただしの誤送金はなかったのかという点でございますが、現時点と6月1日の
議会運営委員会の中でのご質問に対しまして、私が回答した内容に2点ほど訂正が必要となりましたので、併せて説明をさせていただきます。 1点目は、塙町における誤送金でございます。
議会運営委員会の時点では、現在のところ誤送金はございませんと回答したところでございましたが、その後、次のような誤送金が生じてしまいました。 ある会議にご出席をいただいた5名の方に1人5,000円の
出席者謝金をお支払いしたところですが、その中の1名の方が、同じ大字地域の中に同姓同名の方がいらっしゃいまして、性別も同じ、使用している漢字も全く同じ、小字も1文字のみ違うというお二方がその地区にいらっしゃいまして、今回は会議に出席していない方のほうへ謝金を振り込んでしまったという案件が生じてしまいました。状況的にこのお二方は日頃から郵便物、宅配便の
配送間違い等が多々あるとのことで、今回もすぐに、
振込通知はがきが届いてから、自分ではなくもう一人の方ですよと連絡をいただいたため間違いがすぐに判明したものですが、これが黙殺されていたら誤送金が確認されるまでもっと時間を要したことになり、返金が難しい状況になるケースも考えられました。 このお二方については、ある程度職員の中で同地域に全く字も同じ同姓同名の方がいて注意が必要と情報共有されていた状況もありましたが、職員の全てに情報共有が徹底されていなかったという点に問題がございました。 また、当然、支出伝票の入力、そして決裁の際に住所を確認するという点がおろそかであったと考えられます。非常に単純なミスではありますが、これが人間の犯すミスであるということを再認識したところでございます。 今回の件につきましては弁解の余地もなく、公金を扱う者として誠に恥ずかしい限りでございます。今後は、
チェック機能の強化と誤った
事務処理事例として今回の件を情報共有を図ってまいりたいと思います。また、担当者には厳しく厳重注意をしたところでございます。 町の公金を扱う事務を行う職員を代表いたしまして、深くおわびを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。 2点目は、
フロッピーディスクの使用に関してであります。
議会運営委員会の中で、現在
フロッピーディスクは使っていないのかというご質問をいただきました。私は、公金処理に関するものと思わないで、役場内の
パソコン等の事務に関するものと勘違いし、現在は使っておりません、USBも制限されておりますと回答したところであります。しかしながら、後刻、冷静になって考えてみますと、このご質問された議員さんの意図は、阿武町の新聞記事やニュースから
フロッピーディスクが誤送金に関係していたことを知り確認したかったものと考え、私が間違った認識で誤った回答をしてしまったと認識しました。 塙町では現在、公会計システムというもので出伝票入力、作成したり紙にプリントアウトしたりという内部事務では
フロッピーディスクは使用いたしません。しかしながら、支払日の3日前に行う事務処理のときには、毎回
指定金融機関への何百件という
支払いデータの送信をすることになりますので、公会計システムで入力した
支払いデータを
フロッピーディスクに一度落として、
指定金融機関のシステムに電話回線を使用して送信をかけるという作業がありまして、そのときに
フロッピーディスクを使用している状況がございます。 以上、
議会運営委員会の皆様、委員の皆様には一度誤った回答をしたことになってしまいましたこと、深く深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。 それでは、おただしの送金手続でありますが、
支払い処理のためにまずは町の
各種支払い手続を行います。担当者が公会計システムによりまして伝票の入力作成、併せて
支払い書類の作成を行いましたら、係長、課長補佐、課長の確認、決裁の後、
会計管理者の審査を受けて
支払い日ごとに整理されます。また、主に金額の大きい支払い等については、さらに財政係長、
総務課長補佐、総務課長への合い議を行い確認を受けます。さらに、金額、課目によっては町長の確認、決裁の後、
会計管理者の審査を受け
支払いごとに整理されます。その後、支払い日の3日前に毎回、
指定金融機関への
支払いデータの送信を行います。公会計システムで入力した
支払いデータを
フロッピーディスクに落として
指定金融機関のシステムに電話回線を使用して送信をかけるという作業であります。送信されるデータはシステム内で入力され、プリントアウトされ決済されたものでございますので、入力段階の誤りが見過ごされれば支払いもそのまま間違ったままであることになります。何よりも伝票の
チェック機能を高めることが重要でございます。 なお、今回の問題を受け、文書によりまして職員への注意喚起を行ったところでございまして、複数の職員による
支払い処理の確認等についても指示しております。 長くなりました、以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 役場の会計室には東邦銀行の女性社員が派遣され入金業務を行っておりますが、どのような経緯と取決めで派遣がされているのか。また、会計室での入金処理と
チェック体制をお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君)
会計管理者。
◎
会計管理者(松本崇司君) それでは、議員のご質問にお答えいたします。 現在、東邦銀行とは昭和46年に契約しました
指定金融機関の指定及び預金契約書ということで契約をして現在に至っております。当然、契約をしておりますので手数料等もこちらのほう発生しますので、こちらのほうで支払いをしております。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 誤りはないにこしたことはありませんが、
ヒューマンエラーはどこにでもあり得ることです。大切なことは、緊張感を持ってたくさんの方の目でチェックし、ミスを一人で抱えずに業務遂行に当たることだと思います。 次に、3月16日23時36分に発生いたしました揺れの激しい地震がありましたが、その後の町施設の被害の修復状況をお尋ねします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) それでは、議員のご質問にお答えを申し上げます。 詳細につきましては
まち整備課、そして教育長、そして総務課長、各担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木康夫君) それでは、七宮議員のご質問にお答えいたします。 施設の被害状況及び修復状況につきましては、
生活環境課において取りまとめをしましたので、私のほうから説明のほうをさせていただきます。 まず、町内施設においての被害状況につきましてご説明いたします。 林道におきまして
のり面崩落が1か所、林道川辺・折篭線です。町道におきまして路面亀裂が2か所、
南原ニュータウン内の町道南原11号線と南原12号線です。同じく町道におきまして
のり面崩落が1か所、町道真名畑・八溝線です。町営住宅におきまして金砂住宅7戸で内外壁の亀裂、
胡桃下団地集会所で外壁などに軽微な損傷。 教育施設におきましては、笹原幼稚園で遊戯室天井の破損が1か所。塙中学校では4件被害がありまして、2階1年生教室内で壁と柱の間に隙間が生じました。1階理科室の壁で亀裂が2か所入りました。校舎と体育館の2階渡り廊下の外壁の一部の崩落、体育館の壁に貼り付けているボードの一部が浮く被害がありました。 塙町公民館におきましては、大研修室の天井の一部に亀裂、破損部の破片の落下と埋め込み通気口の損壊の被害が生じました。 また、民家におきまして瓦屋根損壊が2棟発生しました。 以上が施設の被害状況でございます。 続きまして、修復状況ですが、塙中学校の校舎と体育館の2階渡り廊下の外壁の一部の崩落につきましては、現在工事施工中で6月30日に完成予定となっております。また、塙町公民館の大研修室の被害につきましては、5月31日に修繕が完了してございます。そのほかの被害箇所につきましては、道路におきましては通行等に支障がなく、また、施設におきましても構造上問題がないことから、現在経過観察中でございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 詳細よく分かりました。
東日本大震災以降も大中小規模の地震が頻繁に発生していますが、町民の利用も多い
公民館本館の在り方と今後の計画やお考えをお尋ねします。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、七宮議員のご質問にお答えをいたします。 お尋ねの利用が多い
公民館本館の在り方と今後の考えと計画でございますが、令和3年度は、コロナ禍にもかかわらず約8,318名の方に塙町公民館を利用していただきました。地域の方々の交流の場や
文化団体等の学習の場として幅広く活用をしていただいておるところでございます。 塙町公民館は昭和57年に建築されまして40年がたちました。令和3年8月に雨漏りが確認され外壁についても老朽化が目立ってきております。平成18年度に
屋根防水工事を行っており、以降16年が経過していることから、塙町
振興計画令和6年度に
施設改修工事設計業務委託として上げております。今後は計画的に改修していく予定でございます。 多数の方に利用していただいているため、長期にわたり利用を停止することは大変難しい状態でありますので、利用者の妨げになることのないよう、その都度メンテナンスを行いながら、皆様に安全に使用していただけるよう施設維持に努めていく考えでございます。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) しっかり協議を重ね、よりよい方向を定めていただきたいと思います。 次に、塙町では毎年職員を採用していますが、林業や農業、建築や測量などの分野に精通した
実務経験者がおりますと即戦力となり、そのような人材が必要かと思いますが、宮田町長のお考えをお尋ねします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) それでは、議員のご質問にお答えを申し上げます。 今、
議員お話しのように、町では現在、主に
一般行政職の採用を行っております。お話しのように林業、農業、
建築分野等に専門的な知識を有する職員を採用した場合、それぞれの業務、より効果的に遂行できるとこのように思っております。 ただ、当町のような小さな自治体にあっては、人事異動により各課で様々な経験を積みながら、併せて研修等の講習、これによってより知識を広げ専門的な業務に対応できるよう努めておる、これが現況であります。
スペシャリスト、これも大変必要と私は思っております。ですが、それに併せてゼネラリストであることも重要であるというような考えで今進んでおるところでありますけれども、これからの様々な社会状況、社会情勢を鑑みながら採用には当たっていきたいとこのように思っておるところであります。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) この精通した人材を確保するには、転職を希望する会社員なども積極的に中途採用で受け入れる、そのようなお考えがあるのかもお尋ねをいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員承知かとは思うんですが、ここ数年間、皆社会経験を持っておる方を何名か採用しております。今年4月には保健師さんも中途採用というか、職業を持っておったというか、職場を持っておった方が職員として入庁されております。 こういう流れの中でありますので、大変社会的に、一通り、社会の波の中におった方ですから、新しい意味でのこの役場庁舎の中の業務というんですか、事務体制の中に新しい風を吹き込んでくれる、こういうことも期待はしておりますし、ここ三、四年の間に、私、こういうふうに就任してから三、四名、四、五名になりますか、
社会人経験と申し上げますか、一度社会に出た方で、社会経験のある方を採用しておることはご承知をいただければと思っております。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 町長言われるように、
スペシャリスト、実務経験のあるそういう人材が塙町役場の中に入っていただきますと、言われるように新しい風が吹かれると思いますので、これからも取り組んでいただきたいと思います。 次に、国は
マイナンバーカード普及率を促すために最大2万円分の
ポイント還元事業として6月30日から受付を始め、
カード交付申請締切りを9月30日まで設けていますが、町は町民の申請殺到に対応した準備ができているのかお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お尋ねの
マイナンバーカード交付申請の受付体制についてのおただしでございますので、大変実務的なことでありますので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君) 町民課長。
◎町民課長(近藤正伸君) それでは、お答えを申し上げます。 おただしの
マイナンバーカード交付申請の受付体制についてでございますが、
マイナンバーカードの普及促進、そして消費の活性化などを目的としまして、国の施策、マイナポイント第2弾ということで2022年1月よりスタートしてございます。6月30日からはそのポイントの付与が始まるということになっておりまして、それ以降、
マイナンバーカードの取得の申請もしくは問合せ、そういったものが増加するということは見込んでおります。 カードの取得の方法としましては、本人が郵便で請求する、あとはご自分で写真を撮っていただくのは当然なんですが、
スマートフォンなどそういったオンラインの申請ということがございまして、基本的に役場に来なくてもできる仕組みになってございます。 それでも説明を受けながら申請をしたいという方はいらっしゃいますので、そういった方々につきましては
マイナ・アシストというものがございまして、そちらで対応しているというふうになってございます。対応の時間としましては1人当たり大体10分ぐらいということになりますので、多少お待ちいただくこともあるかと思いますが、これまでの申請状況からも今のところ土日とかそういったことは考えておらず、現状の体制で十分対応できるというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) サラリーマンですとか若い方は、通常平日はお仕事に行っておるので、その
マイナ・アシストですか、
マイナ・アシストを受けるための、役場の土日を対応できるようなお考え方があるのかをお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町民課長。
◎町民課長(近藤正伸君) お答えを申し上げます。 若い世代になりますと、先ほど言いましたオンラインのほうの普及がかなりいっておりまして、操作のほうも十分対応できるというふうに考えておりますので、土日に関しましては今までどおり対応しないということで考えております。ただ、要望があれば臨機応変に対応はしていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 要望があればということなので、状況を見ながらしっかり対応していただきたいと思います。 以前の定例会の一般質問で、下重議員からも
マイナンバーカード全般についての質問が行われましたが、現在の塙町の普及率と町民への周知の方法などを改めてお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町民課長。
◎町民課長(近藤正伸君) それでは、お答えを申し上げます。 まず、交付率についてでございますが、5月末現在で28.6%というふうになってございます。こちらにつきましては東白川郡内で2番目の高さ、低いほうではあるんですが2番目の高さというふうになってございます。 あと、広報につきましては、現在もIPのほうで流れているかと思いますが、そういったIPの告知、もしくは、今予定してございますのは、来月の広報のほうに掲載をしまして普及活動を図っていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 引き続き、町民への周知徹底を図り
普及率アップに努めていただきたいと思います。 それでは、次の質問に入ります。 防災協定を結ぶ葛飾区、練馬区に備蓄倉庫を促す誘致活動についてであります。 東京都は
首都直下地震被害想定を10年ぶりに見直しました。防災協定を結ぶ葛飾区、練馬区に対し、
首都直下地震等の大規模災害時にはどのような手順で支援や対応を行うのかをお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員のご質問にお答えを申し上げます。 災害時における応急対策及び災害復旧に関わる
相互援助協定であります。相手方より
応急物資応援の要請があった場合は、相互信頼に基づき要請に応えるものでもあります。災害時の状況によりましては数々の対応が、どのような対応ということでありますので、対応が考えられます。大規模な災害で幹線道路が通行できなかったりなど様々な状況を考えますと、その状況の最新の情報の収集、この収集を最優先に、その時点でできる限りのことを考えてそして実行していくと、これが一番その現実に即したやり方ではないかなとこのように思っておりますので、まず私は情報の収集を最優先にとこのような考えを持っております。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 現在、塙町は両区に対しどのような備えをしているのかもお尋ねをいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現在、町では両区に対して特別な備えはしておりません。ですが、町で災害に備えている備品ですか、備蓄品や、応援の要請があった場合に確保できる調達物資から応援していくと。このような次第になる、このように思っております。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 塙町では不測の事態に備え、両区と協議などを行っているのかお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この協議、このコロナ禍以前には相互に何度か打合せ等もやっておったはずです。その資料を持っておるかとは思うんですが、担当課より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木康夫君) 七宮議員の質問にお答えいたします。 今、町長から話がありましたが、コロナ前の両区との話合いという形で、
担当者同士で話のほうは、4月人事異動があった場合に、両区の担当の方と担当が替わったということで話をしながら今後の防災協定についての話合いは、年に1回程度になってしまうんですが、話合いのほうはしております。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 今回のこのコロナ禍もありますけれども、東京都は被害想定10年ぶりに見直したということですので、早急にお互いに協議をされることを願うところであります。 葛飾区、練馬区に対し、塙町に米や災害時用の食品を確保する備蓄倉庫を誘致するそのような考え方があるのかお伺いいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現時点では両区からの備蓄倉庫についての申出等はございませんので、誘致も進めてはおりません。 ですが、蛇足ながら、江戸川区からは、まだきちっとした防災協定は結んではおらないのですが、いざというときには区民を預かってもらえないだろうかという話をいただきました。一番先に私、頭に浮かんだのは、1週間、半月、1か月という日数の中で1,000人、2,000人という単位の方を預かったとしたら、まずはお米が一番問題だろうということで、ちょっと話はさせていただいたんです。その備蓄倉庫を町が用意します、そのときにお米を買ってそこに備蓄するようなことはご検討いただけるんですかという話をしておったんですが、十分、向こうでもいい話なので検討するというような話まで行っておったのですが、その相互協定を結ぶ前にコロナになってしまって、今は頓挫というわけではないですけれども、本当に今のところは前に進んでおらぬ状況でございます。 これは、町の米の生産者からもして安定した供給源になるというのですか、その供出源になるということで、できたらその倉庫を造って、当然維持費等は区に負担していただく、大きな倉庫を造って3区を全て、米を保管して、1年ないし2年保管した後に区民にお配りする、そして新しい米を入れるというような、そういうシステムができたらいいなというふうな思いを持っておりますので、これからも東京へ行く機会をつくることができるようになれば、ぜひ行って話は進めたいと、ぜひやりたいなという思いは持っております。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 塙町は比較的災害に強い町だと言われています。都心からもそれほど遠くなく気候もよいところです。勿来インターまでのアクセス道路の国道289号も道路改良工事も着々と進み、那倉地区までの所要時間は20分から25分弱で到着することができます。 この強みを塙町のPRに活用し、米の備蓄倉庫、木材の仮設住宅キット倉庫、一時避難エリア、訓練所、ヘリポートを備えた総合防災拠点構想を那倉地区に描き、それこそ県や国に誘致を呼びかけるお考えをお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員のご質問にお答えを申し上げます。
議員お話しのように、確かに那倉から勿来インターまでの道路の改良が進んでおり、総合防災拠点構想は、その想定しているエリアはかなり広範になるのかとは思っておりますが、まずはこのような構想を県・国の担当者にお伝えをしながら情報を集め検討すべきかとこのように思っておりますし、令和4年度から令和6年度の3か年で、議員ご承知のようにB&G財団の防災拠点設置及び災害時相互支援体制構築事業を実施いたしまして、常豊地区運動場に防災倉庫の設置を予定しており、防災拠点として整備いたす予定でおります。まずは町の防災拠点の整備を進めながら、議員提案の構想も絡めまして、国・県のほうへ、町ではこういう体制で進んでおると、ぜひご一考いただきたいということでお話ができればと思っております。 幸いにも県議もいらっしゃいますので、ぜひ耳にお留めくださるようよろしくお願いします。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 宮田町長には、塙町発展のためにどんなことでも積極的に県や国に出向き種をまいていただくトップセールスを期待いたします。 それでは、次の質問に入ります。 自転車を活用した町づくりについてであります。 台風19号からの復旧・復興と久慈川サイクリングロードの舗装など、宮川県議にも大変お世話になりました。先月、内堀知事が来町され、宮田町長とともに自転車と徒歩で視察されている記事と写真を拝見いたしました。知事も自転車を活用した取組を高く評価され、県もしっかり支援をしていくことに言及されたようですが、道路の整備状況と標識などの設置状況をお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員のご質問にお答えを申し上げます。 ご承知のように、東白川地域が広域で取り組んでおります東白川地方自転車活用推進計画及びネットワーク計画に基づきまして、4町村が道路整備の要望、統一したデザイン等の標識を設置することとしております。 国県道につきましては、県が道路整備、標識を設置する方向で、道路については令和2年度より、標識は令和4年度より整備がされる予定であるとこのように聞いております。 詳細を担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 議員のおただしにお答えしたいと思います。 東白川地方自転車ネットワーク計画に基づきまして、国県道の整備状況を申し上げます。 まず初めに、舗装の補修の整備状況になります。令和3年度、棚倉・鮫川線において876メートル、国道349号において8,028メートルの舗装打ち替えを実施しております。事業費で5,700万円と聞いております。 続いて、令和4年度、棚倉・鮫川線において2,863メートルの舗装打ち替えが計画されております。事業費で1億5,000万円と聞いております。 続いて、標識などの整備状況になります。令和3年度から令和4年度にかけて国道349号などにおいて矢羽根標準型424か所、矢羽根コンパクト型462か所、ブルーライン約5,000メートル、標識50か所の整備が計画されております。事業費で3,700万円と伺っております。 続いて、町道の整備状況を申し上げます。令和3年度において、町道木戸場石堀子線に矢羽根型路面標示を1か所当たり15メートルで計10か所実施しております。令和4年度においても、川上東河内線の舗装打ち替えを予定している1.8キロメートルの区間において同様の矢羽根型路面標示の整備を計画しております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 自転車によりそれだけの整備がされたというところは非常に驚いております。自転車の町づくり、確かに効果が出ているのかというような実感をいたします。 自転車関連で県内外からの来町者数、また、県民との交流活動もお尋ねをいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員のおただしにお答えを申し上げます。 具体的なおただしなので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) ご質問にお答えいたします。 まず、平成30年度から塙町におきましては、ツール・ド・はなわというレースから始まりまして、その後、自転車を活用した町づくりということで進めてまいっております。イベント関係だけで4年間で約1,030名の方が来町されてございます。 参考でございますが、一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが行っておりますサイクリストの国勢調査というものがございます。前回2018年と直近2021年で比較いたしますと、サイクリングイベント、全国でですが、サイクリストが全国で181.8%増加するという数字が出てございます。 議員のおただしの中でも、塙町におきましても週末になりますと多くのサイクリストを見かける機会が増えてございます。大変申し訳ございません、正確な数字についてはちょっと把握してございません。本年度も実施しております町内の春の久慈川サイクリング、2回実施しておりましたが、町民を主に事業を進めて推進を行っております。 あと、毎年秋に実施しておりますポタリングはなわ、三角形の道を活用したイベントですが、もみじを育てる会、こちらの皆様のご協力をいただきながら、豚汁やコーヒーなどの提供、また、地元の野菜販売等、徐々にではございますが交流ができる環境づくりにも力を入れてございます。 また、本年度から地域おこし協力隊におきましては、町内の子供も含めてですけれども自転車教室というものを開催してございます。 あと、今年ですが4町村の東白川の協議会のほうでは8月から、ロゲイニングといいまして、郡内のポイントを決めながらそこを歩くイベントなんですが、通常は1日で終わるイベントなんですけれども、これを約3か月間ぐらい開催する予定になっています。これによりまして町内の飲食店、また観光施設を巡りまして、塙町をはじめ東白川郡を巡る機会をつくりますことで町民との交流、また、機会を増やしまして地域経済の向上を進めていくという考えでございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 自転車を活用した町づくりに、これは私の見方ですけれども、町民の熱がいま一つ感じられないところがあります。様々な取組と地道な活動で盛り上げを試みていることは承知していますが、今後どのように町民意識を高めていくのか、お考えをお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 県によって令和3年度から道路整備計画が進められております。久慈川サイクリングロードをはじめ、これを中心に道路整備が進んでおります。今後は看板設置、そして道路標示等も進んでいくため、目に見える形で自転車活用推進の成果が町民の中にも見えるものが出てくるだろうとこのようにも考えております。 自転車活用、これは町外から人を呼び込むことにもつながるために、観光施設そして飲食店なども立ち寄っていただく施策、そしてロゲイニングイベント、そしてモンベルフレンドショップのPRを講じることで、町の活性化、そして町民への、サイクリングと申し上げますか、自転車を使っての町おこし、このご理解を進めていければとこのようにも思っておるところであります。 ただあまり、私個人的な考えなんですけれども、一遍にわっとやってしまって、後でしぼんでしまうようなことのないように、少しずつではありますけれども、地道であってもしっかりと地に着いた、その推進運動を進めていくべきとこのように思っておりますので、これからも担当課長等ともよく相談をしながら、方向的には地道でもしっかりとした歩みを続けていきたいとこのようには思っております。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 町長言われるように、継続は力なり、これからも地道な町民意識を高めていく活動をしていただきたいと思います。 町民の方も健康維持を意識したライフスタイルを送る傾向がありますが、自転車活用に特化した取組や計画があればお聞かせ願います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 具体的な内容のおただしですので、各担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) それでは、七宮議員のご質問にお答えいたします。 自転車は、ウオーキングそれからランニングと並んで手軽にできる運動であります。そこで、町のほうでは福島県のチャレンジふくしま県民運動と連携したはなわ健康チャレンジ応援事業を実施しております。この中で毎日の健康行動や健診受診、それから地域活動への参加など、それぞれの行動をポイント制にして健康づくりを応援しております。日常生活の中でサイクリングに出かける、それから車を使わずに自転車で買物に行くなどは健康行動として、意欲的に健康行動に取り組んでいただくことで、はなわ健康チャレンジ応援事業が活用できると考えております。 また、地域で開催される自転車イベントに参加することは、この健康チャレンジ応援事業と合致することでありますから、自転車で健康づくりを今後も推奨してまいります。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) 自転車活用の所管でありますまち振興課のほうからもお答えをしたいと思います。 いわゆる自転車でどのような健康効果があるのかというのをまずは可視化させるということが、町民の皆様にお知らせするということが必要だというふうに思っております。そこで自転車活用の機運が高まるのかなというふうに考えてございます。 実際に、令和3年度より日本ウオーキング協会と幾度か打合せを行わせていただいておりまして、町民の健康について協議させていただいているところでございます。本年度につきましては、若手職員を中心といたしましたプロジェクトチームを立ち上げまして、日本ウオーキング協会と連携いたしまして、自転車をはじめウオーキングを通じた健康増進プログラムなどについて協議を進めていくことになってございます。 令和5年度からは、国の地方創生交付金という事業がございます、そちらを活用いたしまして、専門家によります科学的根拠、いわゆるエビデンスというような言われ方しておりますが、に基づきまして、町民の健康づくりに寄与するプログラムづくり、こちらに着手する予定になってございます。将来的には町民の健康づくりにどう寄与したのか数値化いたしまして、常にアップデートしながら町民の健康づくりの一環として定着させていければというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 健康維持とは違った事例ですが、鳥取県米子市内では、今、通学用自転車にクロスバイクを選ぶ生徒が増えているようです。ファッション性も兼ねた流行だとニュースの記事を読みました。安心・安全に重きを置き、塙町の特性を生かした枠にとらわれない取組に期待をいたします。 久慈川サイクリングロードは舗装工事が終わり、自転車も安全に走らせることができ、ロケーションもよい誇れるサイクリングロードです。今後のさらなる展開として、コースの案内板や休憩所の設置、来町者が着替えたり自転車を組み立てたりする拠点整備の考え方をお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 具体的な内容のおただしでありますので、各担当課長から答弁をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) まず初めに、県管理の久慈川サイクリングロードの整備計画を申し上げます。 休憩施設についてですが、新たに設置する予定はありませんが、既設の、今ある施設の休憩室のリニューアルするための委託を今年発注する予定でおります。サイクルステーション、休憩室です、それらの施設充実の整備が今後進められる計画でおります。 続いて、町についてですが、町には町道に案内標識が10か所整備されております。その案内標識に奥久慈街道などの表示が追加できないかを今後検討していければと思っております。 以上であります。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) まち振興課所管及び東白川自転車活用推進協議会の4町村の事務局、塙町になってございます。私のほうで把握している部分でございますが、コース案内板につきましては道路標識と併せまして、国県道については先ほど
まち整備課長がご回答いたしましたけれども、4町村統一のデザインで本年度より本格的に施行される予定となってございます。 その他、不足する箇所につきましては、今後、町道路整備担当課や関係課と情報を共有しながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。 既存の久慈川サイクリングロード、塙町分の休憩所、ちょうどそちら右側になりますが、本年度県で改修いただく予定となってございます。 あと、いわゆる山間部に休憩所がないというのが一番ネックになってございますが、今現在、協議進めておりますが、当地方の貴重価値でありますコンニャク生産時に活用していた火室、これを休憩所にできないか検討してございます。空き家対策と併せまして、今後、山間部の休憩所の設置については検討してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 課長言われた火室、非常に面白いアイデアだと思います。それと、現在使用頻度がないこのシェアハウスの活用も視野に入れる、そういうところもお考えを入れるか、協議するのかお尋ねをいたします。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) おただしのシェアハウスの利用関係でございます。 シェアハウスの利用につきましては、こちらももう今、協議しているところなんですが、那須にあるプロチーム、こちらの練習会場にこちらの地域を使っていただいて、非常に安く使用できますので、そちらについて今、プロチームのほうにいろいろ協議を進めているというところでございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) ぜひ、一歩ずつ確実に前に進めていただきたいと思います。 町長ご存じのように、自転車には用途、目的によって種類があります。ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、ツーリングバイク、ミニベロ、折り畳み自転車、シティーサイクル、電動アシスト自転車です。塙町の自然と山を生かしたマウンテンバイク用のオフロードコース開設のお考えをお尋ねします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 東白川地方4町村が所有するサイクリングコース、ご承知のようにこれは国土交通省認定モデルコース、奥久慈街道を中心としたエリア、アウトドア大手のモンベルと提携をいたしまして、同社が設定しておりますジャパンエコトラックに認定されております。同エリア内には未舗装の林道を活用したマウンテンバイクルートが設定されております。 町を含めまして東白川地域、森林が大変多うございます。各町村で林道の整備も進んでおります。町にあっては旧笹原財産区ですか、町有林約80ヘクタールの森林がありまして、林内は作業道も整備されております。ぜひ町内の自然を生かしたアウトドアスポーツとサイクリングが楽しめるコースづくりとして活用も考えていきたいとこのように考えております。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) このマウンテンバイク愛好者の人口も非常に多いと聞きます。ぜひ塙町の自然の宝庫で、塙でしか体験できない特別な場所づくり、ぜひつくっていただきたいと思います。 自転車活用の町づくりは内堀知事もお墨つき、ご理解と評価を得ています。そして、塙町は町民の健康づくりに向け、B&G海洋センターや湯遊ランドはなわ施設内にも健康増進設備の充実を図り取り組んでまいりました。塙町の町民憲章の一文に「心身をきたえ、活力ある町をつくりましょう」と記されていますが、宮田町長の町民憲章を踏まえ次の発展とさらなる意気込みについてお聞かせ願います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この町民憲章の中に自転車を盛り込むというようなお話だろうかと思います。 実際、町民憲章の中には健康というキーワードは入っておりません。町民憲章の趣旨にのっとり具体的な宣言として、これは自転車は別建てで、サイクルツーリズム協議会などが自転車で健康づくりの町、これを打ち出すほうがその方向性としてはよろしいのではないかなという思いもございます。 具体的に担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) お答えいたします。 町民憲章の関係でございますが、現在、4町村の協議会の中では自転車活用を通じまして、本年度から3か年で地域住民の理解を深め官民一体となった自転車活用の推進の実現というのを目指してございます。3か年で実施いたしますが、その中で当然、健康増進プログラムなんかも実施してまいりますが、自転車活用の推進と併せまして、いわゆるスポーツによる町民の健康づくり、こちらも本年度から始まってまいりますので、先ほど町長ご答弁いたしましたけれども、自転車に特化した形ではなくて、町の施策の中で、スポーツで健康づくりの町宣言などについても併せて検討させていただきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 街の住みここちランキング、このようなものがあるようですけれども、上位を目指して移住者受入れにつながることを期待いたします。 それでは、次の質問に入ります。 農業振興地域の見直しについてであります。 農業振興地域指定の経過を見ますと、昭和48年3月23日に農業振興地域指定が行われ、翌年に整備計画策定と記されています。時代の流れの中で数回、特別管理策定が行われてきましたが、昭和、平成、令和の時代の流れに、変化に対応した大きな見直しが必要だと思いますが、宮田町長の見解をお尋ねします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お尋ねの、農業振興地域の見直しということでございましょう。これは昭和48年3月に指定をされ、昭和54年、平成7年に追加指定されまして、平成10年4月に最終の認可がされておるところでございます。それを必要に応じ随時変更を行っておるとこのように聞いております。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 町の発展や活性化を促すためにも、1級町道をはじめ国県道沿いの農振指定を外すべきだと思いますが、宮田町長の見解をお尋ねします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 1級国道、国県道の農業指定、これを外すべき云々の話でありますけれども、本来、農地ですか、これは農業生産地としての基本、農業生産に供することが基本であるとこのように、農振に指定されるべきものであるとは考えております。 ただ、一律にこの縛りの中で進めるのではなく、私の個人的な見解ではあるんですけれども、やはりこの農振の除外等々につきましては、その地域で暮らす人たちが一番その必要性と申し上げますか、その必要な部分、必要でない部分というのは判断できるわけですから、もうちょっとその自治体自体にしっかりと、その権限と申し上げますか、これを出してくれればいいなとは思っておるんですが、それでも、どっちであっても必要な場合には随時変更により指示を外すことも可能ではありますので、今の時点では、今の決められた、定められた枠の中で進めていきたいなとこのようには思っております。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君。
◆5番(七宮広樹君) 他市町村ではもう既に行政指導で見直しが進められていますけれども、塙町では今後どのような道筋で取り組んでいくのかもお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今後の町としての農業振興地域の見直しということでありますが、現在のところ、総合的に見直しを行う予定はございません。今後、国土調査が進みまして、農地の情報が確定するにつれまして見直しが行いやすくなるだろうということから、その時点で総合見直しを行う、もしくは基盤整備等の実施により大幅に地番等が変更になった場合に実施する、これが適当ではないかとこのように考えております。
○議長(割貝寿一君) 七宮広樹君、時間ですが延長しますか。いいですか。
◆5番(七宮広樹君) ぜひ、塙町が掲げる豊かな自然と和の心、未来につなぐにぎわいの里塙のためにも、宮田町長の決断を期待いたします。 地域公共交通活性化協議会につきましては、時間がありませんので9月の一般質問に回したいと思います。申し訳ございません。 これをもちまして、塙町の発展と町民の幸せを願い、5番議員、七宮広樹の一般質問を終わります。
○議長(割貝寿一君) これで、5番、七宮広樹君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前10時03分 再開 午前10時15分
○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△吉村守広君
○議長(割貝寿一君) 4番、吉村守広君、登壇願います。 持ち時間は11時15分までです。 吉村守広君。 〔4番 吉村守広君登壇〕
◆4番(吉村守広君) 4番議員、吉村守広です。 通告順に従いまして一般質問します。 まず最初に、庁舎建築についてということで、令和4年2月の全員協議会において総務課長から、最初の予算が15億5,000万円だったのに対し、概算予算で28億円余りになるというような説明がありました。議会の中でも予算についての議論が錯綜しました。 そこで、3月の定例会の一般質問の答弁で、工事費の圧縮、工法の見直し等をして当初の15億5,000万円に近い予算で実施したいというような答弁がありました。コロナ禍のため町でも町民に対し建築の説明会等がなかなか開ける状況にはないと思いますので、ここで改めて今回伺いたいと思います。 また、過日、情報公開制度によって公募型プロポーザル実施要領を取り寄せましたので、その内容についてもお伺いしたいと思います。 まず、庁舎建築に至った判断の経緯を確認したいと思います。 現在の庁舎は耐用年数が50年以上過ぎているということで、大分経過していると。それと、耐震改修を行っていない建物だったということで間違いないでしょうか。町長、お願いします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員のご質問にお答えを申し上げます。 お話しのように、今年で52年という月日が経過しております。この間、耐震工事等々は実施されておりません。 以上であります。
○議長(割貝寿一君) 吉村守広君。
◆4番(吉村守広君) また、平成29年度から振興計画に計上し耐震工事を検討していたようですが、耐震工事を行う場合に仮設庁舎の建設が必要で、内部の改修や仮設の取壊しなどを含めると多額の経費約7億6,000万円ほどが見込まれたために改築も検討されたということで間違いないでしょうか、お伺いします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 お話しのように、29年振興計画で庁舎の改修の計画を計上しておりました。その中で、今お話しのように7億円以上、8億円近いお金がかかってしまうということは掌握をいたしておりまして、この時点で建て替えについてもという話も出ておったことも事実であります。
○議長(割貝寿一君) 吉村守広君。
◆4番(吉村守広君) 改修、改築ということも検討されたということですが、いろんな検討を重ねた結果、国からの市町村役場機能緊急保全事業が該当するということを国に確認でき、改築の場合には起債が借りられるということが分かり、この起債を利用することによって公有施設等整備基金の取崩しが少なくて済み、町の財政負担が軽減されるということを聞きましたが、それで間違いないでしょうか。町長、お願いします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。
議員お話しのように、国の市町村支援事業の一環といたしまして、市町村役場機能緊急保全事業、これが時限立法で出されたわけです。これはご承知のように、ふだんであれば、通常であれば庁舎の建て替え、これは全部自己資金で建て替えなければならないということが基本であります。一切、起債というか借金ですか、借金はできない、国の補助もないというそういうふうな条件の中で庁舎の建て替えは行わなければならない。こんな中にありまして、熊本大地震ですか、この流れもありまして、今お話しをいたしました保全事業、これが国のほうから提案されたわけであります。 たまたまこの町は50年以上の、経年劣化も含めての築後50年以上ある、それから耐震工事をやっておらんということで、その事業の中に該当するということで、緊急ではあったんですけれども、町の財政、今お話しのように、を考えますと、起債を起こせる、分割でお支払いができる、かつ国から若干の補助がもらえるということで、町の財政にとっては大変ありがたい制度でありましたので、その制度にしっかりと、依存という言い方はないんですけれども、乗っかる形で事業を開始したわけであります。 以上であります。
○議長(割貝寿一君) 吉村守広君。
◆4番(吉村守広君) こういった国の助成があるような起債が借りられるということで、いろんな庁舎建築会議とか検討委員会や、それから全協による意見等を参考にし、建て替えという方針に決定したということを聞いております。そのほかにも、経年劣化が進み修繕費も増えたり、それからここは浸水地域にもなっていると、そのためにかさ上げも必要になってくるとか、また、障害者のトイレやエレベーターがないということで障害者や老人に対しちょっと配慮が足りないような庁舎であったということも原因になっているのかなとは思います。そういったことも含めまして、改築という方針に決定になったということでありますね。 次に、役場庁舎建設基本設計・実施設計業務委託の公募型プロポーザル実施要領について伺います。 ここに記載されている事業費13億6,000万円とありますが、この金額には本体工事、外構工事、関連施設工事、解体工事含むと書かれておりますが、それで間違いないでしょうか。お尋ねします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員の質問にお答えを申し上げます。 塙町役場庁舎建設基本設計・実施設計業務委託公募型プロポーザル実施要領の業務の概要において、概算事業費13億6,000万円と示しておることには間違いがございません。
○議長(割貝寿一君) 吉村守広君。
◆4番(吉村守広君) この13億6,000万円とプロポーザルの要領には書いてありますが、なぜ2月の全員協議会で28億円というような金額が出てきたのか。設計者はこの金額を無視してこういった金額になってきたように思われてなりません。なぜこんな金額になってきたのかということで本当に疑問に思うところであります。 そのために、工事費の圧縮とか工法の見直しをするということで、今、取り組んでいるところだとは思いますけれども、工事費の圧縮に向けて設計プランの見直し、階高を下げるとかという話は聞いておりますけれども、そのほか太陽光や地中熱空調システム、また、地盤調査も行っているようですので、その調査の結果を受けて何か変更があるのか、その辺のところをお伺いしたいと思います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ちょっと余談になるんでありますが、その13億6,000万円ですか、この数字、これは町がプロポーザル公募をするときに示した工事費でありますから、当然、設計する側にあってはその13億6,000万円をめどに、その基本プランを町に提出しておるわけであります。ですから、基本的にはこの13億6,000万円の数字はこれからもしっかりと生きてこなければならないと。 ただ、そんな中で、このような状況を誰が予想したわけでもありませんけれども、本当に、コロナそしてウクライナ・ロシア問題ということで大変な状況になっておることもこれまた事実であります。その中にあっても、やはりこの計画を立て、図面を作り、そして起債を起こすという段階を経ておりますので、これからもこの基本的な部分を変えることなく庁舎建築にはしっかりと向かっていかなければならない、こんなふうに思っておるところであります。 こんな中にありまして、私もそれまではこの計画立案、そして選定のメンバーには私は入っておりませんでした。これは、どうしても私が出かけて話をしますとそれで決定するような方向づけというのは大変心配されましたので、みんなの話をよく聞きながら、よく話をもんで、そして計画を立ち上げるということが基本であるということで、私はその席には立ち会わないでおったんですが、
議員お話しの二十数億円というような数字が出てきたので、びっくりして私も出かけて行って、誰がと。どうやら出元はその設計士のようでありますけれども、あまりにも無責任ではないかという話はさせていただきました。 そのための、まず私がやるべきことは、この数字では難しいとなったらば、こういう方向で設計変更する必要がございますというような提案が先じゃないのかと、こんなふうな話はさせていただいたわけであります。 そんな中にあっても現状が現状でありますから、何かできることがないかということで、私は階高を下げる、天井を下げなさい、それから面積を下げなさいと、使用する材料もできるだけ安価にする方向でやってほしい、それから、ALCですか、これの利用なんかも本当に正面にやるだけでいいだろうと。 私としては、基本的には町のシンボルタワー的な建物でなくとも、まずは快適に事務が執れる、これは夏涼しく冬暖かい建物、それから町民ホール、これはどうしても敷居が高い、役場の中に入るのが敷居が高いというふうなお話をいただきますので、町民ホールはふだん使いできるようなホールであって、そこに出入りをしながら役場の中をしっかりと利用できるようなそういうふうなシステムをつくりたかったものですから、そこだけはしっかり力を入れてやってほしい。それから、一通り材料も見させていただきました。中で使う壁材等々、私も多少の知識はありますので、これはぜひこういう形がいいだろうというような提案はあえてさせていただきました。基本的な部分ではなくて、材料、その工事費を落とすということでお話はしっかりとさせていただいたわけであります。 それで、前の質問の中でも、多分答弁、担当課でしておったとは思うんですが、階高を下げる、それから屋根の形状を変える、そして車庫を小さくする、それから仕上げ材の変更等々、しっかりとした対応、どこまでできるかやってみる、そしてできるだけ13億6,000万円に近いものに見積りが出てくることを今待っておるところでありまして、当然その方向でやってくれるものと、私は今のところは思っておるところであります。 ちょっと抜けたので申し訳ないです。設備等、地中熱ヒートポンプ、これは中止をいたしました。そして、電気設備では自動車の充電設備の取りやめ等々、まず大きく変更のないと申し上げますか、支障のない限りで縮小していくということは進めてまいりますし、また、後段になって、これから先必要であればまたその時点で施設設置も考えればよろしいかなと思っておりますので、今この緊急の事態、ウクライナ問題そしてコロナ問題を抱えての役場庁舎ということでありますので、本当にしっかりとした対応を考えながら進めてまいりたいとこのようには思っておるところであります。
○議長(割貝寿一君) 吉村守広君。
◆4番(吉村守広君) 次に、この公募型プロポーザルの2次審査における技術提案のテーマ4というところに、環境に優しい経済的で機能的な庁舎とするため、塙町地球温暖化対策実行計画に基づく温室効果ガス排出の削減、自然エネルギーを活用するZEB Ready認証を踏まえた実現性の高い省エネルギー対策による環境負荷低減とライフサイクルコストの縮減の考え方ということで、この中にZEB Readyというのが入ってくるんですよね。 これについて、私もちょっと詳しく分からなかったものですから調べてみたんですけれども、ZEBというのはネット・ゼロ・エネルギー・ビルディングという、建物のエネルギー消費量を省エネや太陽光とかで発電し、いわゆる創エネでエネルギーの消費量を正味、ネットでゼロにする建物ということらしいです。これには3段階ありまして、ZEBというのが今言ったように100%以上エネルギーの消費量を削減している建物、次にNearly ZEBと、これは75%以上エネルギーの消費量を削減している建物と、ここに出てくるZEB Ready、これは50%以上エネルギーの消費量を削減している建物ということになるそうです。 国でも地球温暖化対策のため、2030年までに新築建物の平均でZEB Ready相当となることを目指すとしていて、地方公共団体でも国の計画の指針を踏まえた率先的な取組が期待されると。また、省エネとか、これは空調とか換気とか照明、給湯、エレベーターとかいろんなエネルギーを使っているわけですけれども、そのエネルギーを省エネで少なくしていくというような技術と、それから太陽光のような創エネの技術、これを導入するためにも国では補助金を出しますよということが書かれています。 今回の庁舎改築の場合、このZEB Readyについての考え方はどのようなものになっているかお伺いします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 内容的なものでありますので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 役場庁舎、公共施設でございますので、議員がおっしゃるように地球温暖化対策として世界で目指している脱炭素社会、カーボンニュートラル等の実現に向けた取組の姿勢をまず見せなければならないというところは、こういう公共施設でありますので間違いないところでございます。 そういった中で、ZEB関係で、やはりZEBそのものはかなりハードルが高い、Nearly ZEBも結構高いという中で、ZEB Ready、省エネ50%、これを目指すのがやはり妥当ではないかということで検討しているものでございます。 これは、この庁舎建設の中では断熱材であったり複層ガラス、あと高性能窓、配管、ダクトの保温材、ヒートポンプ、業務用エアコンなどの空調機、太陽光発電などの再生可能エネルギー機器、蓄電システム、配管配線全般で、こういったところに補助対象ということになっていくことでございます。ただ、これらをやることによって工事費が上がるということも当然ございます。ですが、これでその工事費の半分、2分の1を補助いただけるのであれば、町の持ち出しは若干少なくなるということもございます。 ただ、総体的に13億6,000万円という目標がございますので、そこの中でこの今言ったいろいろな、断熱材であったり複層ガラスであったりそういったものはできていくのか、そこら辺を見極めながら、補助はもらわなければならないし、ZEB Readyの考え方も取り組まなければならない。ですがやはり全体の工事費は圧縮しなければならないというそのせめぎ合いの中で、最終的に結論を出していきたいなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 吉村守広君。
◆4番(吉村守広君) この国の補助、工事費の2分の1だったり最大5億円とか大分大きな金額が組み込まれているようではありますけれども、その辺のところ、予算と工事費の圧縮との問題とで難しいかなとは思いますけれども、よく検討していただきたいと思います。 次の質問になります。 現在の進捗状況と、議会への説明日程をということでお聞きしたいと思ったんですが、前の議員の、鈴木議員や菊地議員にもその内容があり、6月末までには積算し7月には説明できるでしょうということでしたので、私の質問は割愛させていただきます。 いずれにしましても、庁舎建築にはさっき言ったようにカーボンニュートラル、脱炭素社会のためにもこのZEB Readyという考えは入れていったほうがいいのかなとは思うのでありますが、予算の問題がやはり一番大きいのかなと思っております。このZEB Ready認証には大きな省エネと大量の創エネが必要ということになりますので、その初期投資と補助金のバランス、この辺をよく検討して実施されるよう希望します。 では、次にまいります。 次に、駅周辺の対策ということで、まず、駅裏の空き家対策について伺いたいと思います。 全国的には1960年代から70年代にかけて、いわゆる高度成長期には住宅戸数は5年で20%増え続けたということであります。近年では伸び率は3%までに落ちているそうですが、そのストックとして積み上がった住宅、これに対し、最近では人口の減少が始まり空き家が増加している状況にあります。平成30年住宅・土地統計調査によりますと、住宅総数6,242万戸、そのうち空き家は846万戸、率にして13.6%もあるそうです。塙町でも300戸ぐらいあるそうです。 空き家の持ち主にすれば、解体して更地にすると固定資産税の負担が急激にアップするという税務上のリスクがあります。これは、建物が建っているときには税金が軽減されていましたが、通常に戻ると4倍にもなる場合があるとも言われています。そこで解体をためらっている家主さんもいるようだと思います。 また、空き家は空き巣などのリスクが、防犯上のリスクが高くなったり、老朽化により強風でものが飛ばされて近隣の住宅やたまたま通った通行人などに被害が及ぶ可能性があったりします。さらに、地域の美観や景観を損ね住環境の悪化にもつながります。個人だけでなく地域の問題にも波及してくると思われます。 私が住んでいる6区でも、駅裏に老朽化した、今にも倒れそうな危険な空き家が3棟か4棟あります。歴代の区長が何度か持ち主に解体をお願いしてきたところではありますが、なかなか予算の問題等で実行されませんでした。昨年の6区の陳情にも、何とかなりませんかと町のほうに上げたわけですけれども、町としては個人の問題であり手は出せないというような回答をいただきました。 町として、個人に対して助成はできないのは十分承知しておりますが、行政区単位でもなかなか対応が難しいところがあります。近隣住民に被害があってからでは遅いので、何か対策が考えられないのか、その辺のところを町にお伺いしたいと思います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員の質問にお答えを申し上げます。 適切な管理が行われていない空き家等が、防災性、景観等、地域住民の生活環境に及ぼす影響、これは地域住民の生命、身体、財産の保護、生活環境の保全、空き家等の活用の対応が必要となってまいります。
議員お話しのように、塙駅東側の空き家につきましては、お話しのように地域住民そして行政区から、対応について町に相談、陳情が寄せられております。かなり老朽化が進んでおりまして、道路沿いにあるために危険性も危惧され、駅からの景観も大変悪く、担当課において建物所有者へは撤去等のお願いはしておるところであります。しかしながら、あくまで個人の財産、議員のお話しのように個人の財産であり、現在のところ町で対処できる物件ではないとこのように報告はいただいております。 お話しのように、今後もこのような空き家が増加することも想定され、また懸念されますが、町としまして危険な状態になる前に空き家の解体費用等への助成制度、これを担当課と話をしております。これから十分に検討を重ねていきまして、助成制度をつくることで解体を促すというような方向も1つの手段ではないかと、このような方向で考えておることもございます。 これからも大変な問題だなとは思うのですが、しっかりと取組は進めてまいります。
○議長(割貝寿一君) 吉村守広君。
◆4番(吉村守広君) 全ての空き家に対して対応するのは難しいかとは思います。近隣住民や通行人等を守るためにということで、また、駅周辺の景観や美観のためにも対策には必要があるのかなと思いますが、よろしく検討のほうをしてくれることを望みます。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) すみません、まだ、前段と後段がありまして、ちょっと抜けちゃいましたので。 今の対応等について、
まち整備課そして
生活環境課等から説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 吉村議員の質問にお答えしたいと思います。
まち整備課としましては、道路沿いで倒壊のおそれのある危険な空き家を対応するようになると思います。いわゆる特定空き家に認定しませんと危険だという判断ができません。今後、条例が制定されまして特定空き家の定義をしっかりさせて、特定空き家の指定に結びつけていきながら危険な空き家の対策を進めていければと思っております。 以上です。
○議長(割貝寿一君)
生活環境課長。
◎
生活環境課長(鈴木康夫君) 吉村議員のご質問にお答えいたします。
生活環境課としましては、老朽化した空き家は防災また防犯の面からも、おっしゃるとおり大変危険でございます。地震による倒壊、放火等による火災の原因となったり大変危険な存在でございます。防災、防犯の面から、消防団による防火診断、また防犯協会による防犯診断の実施の際に連携をしながら、定期的に空き家の状況を確認していきたいと思っております。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 吉村守広君。
◆4番(吉村守広君) 確かに倒壊の危険や、それから火災等の危険もございますので、各課で今後検討されることを希望します。 次に、駅にある水防倉庫について伺います。 駅には貨車を利用した水防倉庫が2つあります。塗装が剥げていて、ダリアの写真は貼ってあるんですけれども、何か見た目が新しくない、景観が悪いです。水郡線を利用する人が見たときなどあまりいい印象は持たず、町のイメージダウンにつながると思われます。 駅は言わば町の顔であります。水郡線を利用する人にいい印象を与えられるように対策すべきかなと思っていますが、町の考えをお伺いいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答え申し上げます。 議員ご指摘のように、私も見てえっと思ったんですが、水防倉庫、これは平成21年度、平成22年1月に2棟、塗装、修繕はしております。塗装いたしまして12年が経過しており、この間、塗装、修繕等は実施しておりませんので、現在まで雨漏り等の不具合は出ておりませんでしたが、今後、塗装、修繕につきましては十分検討させていただきます。
○議長(割貝寿一君) 吉村守広君。
◆4番(吉村守広君) 早期の対応を期待しております。 続きまして、移住定住について質問をさせていただきます。 今年4月1日現在で塙町の人口は8,264人となっています。少子高齢化等により人口減少に歯止めがかからない状況にあります。3月の定例会において一般質問の答弁に具体策があればということでしたので、1つの案として提案したいと思います。それは、小規模住宅プランと住宅用地の無償譲渡策です。 平成29年度の国土交通白書によれば、三大都市圏の20代の4人に1人が地方移住に関心を持っているとされています。その理由は、田舎でのんびり暮らしたいとか、田舎の自然豊かな環境で子育てがしたいとか、農業を始めたいと、それぞれいろんな理由があるそうです。そこで、移住者のターゲットを今回は若者に絞ってみてはどうでしょうか。もちろん独身、既婚に関わらずです。 定年後に田舎暮らしを始める人は退職金等で資金的に余裕があるかと思われます。しかし、若者は少ない資金で何とか移住できないかと考えているんじゃないかなと思います。そこで、移住者に対する仕事や住まい、生活に関する支援が必要となると思います。中でもまずは住宅だと思います。木のまちはなわの特色を生かして木造の安価な小規模住宅でモデルルーム的に建築して、移住者にその住宅を提供するというような案でございます。 そして、塙町に移住してきた方がその住宅をおしゃれで自由にDIYできるような住宅がいいのかなと思っております。そして、町に定住してもらい、数年後にはその土地を移住者に無償譲渡するというような考えであります。近年では積極的に移住者を受け入れている市町村がたくさんあります。その市町村に負けないような、移住者に関心がある、注目されるような政策になるのではないでしょうか。 また、移住者だけでなく子供の支援も考えてみてはどうでしょうか。県の「住んでふくしま」空き家対策支援事業、これはあくまで空き家対策ですけれども、その中にも改修費250万円のほかに加算金として1人10万円、最大5人までというような補助があります。このように、移住者だけでなくてその子供にまで支援するような案ではありますが、そのような考えを提案したいと思いますけれども、町長の考えはいかがでしょうか。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員の質問にお答えを申し上げます。 議員のお話、多々いただきまして本当にそのとおりと思います。そして、お話の中でありました少子高齢化、これ進みまして人口が減少する中、これは全国どの自治体も思いは一緒だろうとは思うんですが、少しでも歯止めをかけるために町外からの移住定住者を受け入れるということは大変有効な手段と考えております。 そのために、住宅と仕事などを案内しまして、その後、サポートする体制づくり、これを進めなければ、本当に仏造って魂入れずになりますので、基本的に来てくれる方なら誰でもいいということではなく、町になじんでくれてその地域に一緒に活動してくれる人でなければなりません。 これは特に若い世代の移住を推進できれば、そのための先ほどの提案、居住環境、これが大切でありますので、そのほかに子育ての環境、それからこの町の特性であります地震に強い等々も、これも立派な売りになるかなとは思うんです。本当に大きな地震を体験した方はすごいトラウマがあるそうですから、地震で揺れないということも大きな売りになるだろうと思っております。そして小規模住宅、そしてそこに住んでいただいて一定期間暮らしていただいた後、無償譲渡、これも大変結構な政策だろうと私は思っております。 そして、空き家につきましても、空き家はこれはリフォーム、結構おっつけ仕事になりますので、空き家って意外に直すとお金はかかるんですけれども、これも古い家がいいなんていう方もいらっしゃるわけですから、現実として空き家の利用、これも町としては考えていかなければなりません。ただ、現況ではなかなか、空き家対策進んでおらない現況を考えるとなかなか難しいという思いも持っております。 先ほどご案内の小規模住宅についてでありますが、木のまちはなわ、ご指摘のように、町産材を利用しまして小さな住宅を建設しまして移住希望者にお貸しする、まずはこの町をよく知っていただく、そしてここの空気ですか、生活習慣等になじんでいただくということも大切なことでありますので、そのお試し用の住宅の建設、これはぜひ考えてみたいと思っております。 例えば、子供がいる世帯の希望者ならば夏休みを利用しての一定期間滞在していただく、その後、移住希望があればどのような地域で暮らしてみたいのか聞き取りをする、そして町有地もしくは土地等を町があっせんすることも想定されます。跡地の無償譲渡については土地賃貸料を低く設定いたしまして10年後に町が無償譲渡する、これも先ほど来話はしておりますが、これなんかもすごく有効な方法だろうとこんなふうに思っております。 何よりもこの町のいいところというのは、前にこんな話があったんです。東京から、江戸川の方だったですけれども、前にもこの議場で話したことあるかと思うんですが、お祭りのときたまたまいらっしゃって、そして若いお母さんに声をかけたらしいんです、どうですかこの町はと言ったら、大変住みやすい町、子供にも優しい町ですと。すごいねとその方に言われたんですけれども、そういうふうに褒めていただく町というのは大したものだねと。どんどん東京から来るような施策もしてみたらという話もいただいたんですけれども、本当に興味を持っていただいたということで、まずはこれも一つ後押しになっている部分もあります。 この後、町の人口まだまだ少なくなっていくということは考えられるんでありますが、関係者、町含め、町の関係者が一体となって取組を進めていきたいとこのように思っております。 なお、
まち整備課長よりも追加の答弁をさせます。
○議長(割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 住宅用地の無償譲渡ということですので、私のほうからその部分についてお話ししたいと思います。 皆さんご存じのように、町で手がけましたさくらタウン末広は無償譲渡ではございませんでした。分譲22区画中全て現在完売しているところであります。この流れを考えますと、都市計画区域内についてはまだまだ住宅の需要はあるのかなと考えております。 しかし、先ほど町長も申し上げましたが、今後町の人口が減少していくことが推測されますので、町外から町内への転入を促進し、人口減少対策を図るためにも新たな住宅地の整備に向けた土地の有効活用や、安全で快適な住宅地形成に向けた方策も検討が必要かと考えております。 そうした中、昨年度策定しました塙町都市計画マスタープランにおいて、常豊、笹原地区の土地利用方針としまして、既存集落と新規住宅が共存する定住地域の形成を目指すということがうたわれております。拠点性の低下が懸念されておりますが、先ほど町長言いましたように災害安全性の高い地域でございますので、そちらに土地の低額での貸付け、居住後10年等で譲渡といったような取組が今後できるのか、そういった工夫も考えながら検討していければと思っております。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 吉村守広君。
◆4番(吉村守広君) 確かに今、都市計画、地域内にもそういった計画が盛り込まれているということですので、ぜひそういった方向でできればなと考えております。 また、泉崎なんかも土地の無償譲渡ということで8区画ですか、これはもう全て完売したというような実例もございますので、塙でも来て住んでよかったと言われるような町になるように、私は思うんですけれども、結局塙というのは給食無償化とかいろんな、子育てに関しては支援があって住みやすい町なのかなと思っております。ですから、そういった面をよくアピールし、そういったところを移住者に向けて説明等とかを開いてやっていけば多少なりとも移住者が増えてくるのかなと思っております。今後の検討になりますけれども、その辺のところも考慮して検討していただきたいと思います。 以上で私の一般質問を終わります。
○議長(割貝寿一君) これで、4番、吉村守広君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前11時00分 再開 午前11時10分
○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△吉田克則君
○議長(割貝寿一君) 次に、9番、吉田克則君、登壇願います。 持ち時間は12時10分までです。 吉田克則君。 〔9番 吉田克則君登壇〕
◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。ただいまから一般質問をさせていただきます。 質問内容につきましては、他の議員の方が質問している項目もありますが、重複しての質問になる場合がありますがご了承願いたいというふうに思ってございます。 最初に、宮田町長の町づくりと施策についての質問を行います。 宮田町長にお伺いいたします。町づくりの基本をどのように考えているのか、お考えをお聞きいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) それでは、議員の質問にお答えを申し上げます。 町づくりの考え方ということでありますが、私の考えの一番の基本と申し上げますか、根本的な部分、これはこの塙町、この町を確実に次世代へ引き継いでいくこと、そして今、我々が置かれた立場の中での大切な役割を果たしていくこと、そして町民の日々の生活の安寧のためにしっかりとした行財政執行に努めること、これが私が考える町づくりの基本であります。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 基本になるところをお聞きしたんですが、それで、6月号広報はなわ、この中に、17ページですか、内堀県知事が来町、宮田町長と意見交換ということで広報はなわに載っていたんですが、その中で、宮田町長は自転車による町づくりというようなことで積極的に町づくりのために進めていると思っております。 そんな中で、内堀知事が来町して町長と意見交換をしたというようなことでありますが、この中では道の駅はなわの研修室で意見交換されたというようなことで書いてありますが、自転車による町づくりの関係と、あとは意見交換の内容を、どのような意見交換がなされたのかお聞きしたいというふうに思ってございます。詳しくはちょっと載っていなかったものですから、よろしくお願いします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 基本的には、今、議員がおっしゃいましたように自転車での町づくり、これは県のほうでも推奨かつ率先してこれからの県土づくりにかみ合わせていくというようなお話もございましたので、その思いに合致しておるというようなお話をさせていただきました。これはただ塙町だけのことではなく、この東白川郡4町村がしっかり1つになって1つのことをなしていくことでこの地域をしっかり守っていこうと、こういうふうな思いも強く持っておる旨の話もさせていただきました。 なにより、私お話しさせていただいたのは、災害対策、県のご理解をいただきながら、出先機関の省庁はじめそれなりの立場の方々のご支援をいただきながら、こんなふうにしっかりと、河川断面の確保に努めていただいた等々、お話はさせていただきましたが、細かい内容につきましては、これは差し障りのあることは全くないのでありますが、二人だけの話、これは報道機関も入っておりませんでしたので、個人的な見解の話もございました。これはここではお話しするわけにはまいらんかなと思っておりますので、ご容赦をいただければと思っております。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 私はこの広報はなわを見て、これはすばらしいことだなというふうに思ったんですが、町長も見ているかと思うんですが、これカラーだったらば最高ですよ、これ。内堀知事も手挙げて笑顔で自転車乗っているというようなことでありまして、こういう写真とかいろいろ、中にダリアの写真を使ったウエアというんですか、これは大分、塙町をアピールするのに大変いいウエアだなというふうに私は見たんですが、せっかくなやつを、白黒写真でちょっとあまり分からないような感じも見受けるんですが、中には、こういうウエアあるならば私もそれ買ってみたいというか、デザインもいいからという話も、町民の方からそういう話も聞いたので、これはまさか内堀知事が来町したために作ったやつではないと思うので、もしそれ、町で売っているものなのか、あるいはPR活動に今後使用していくものなのか、その辺、大変いいものですからお話をちょっと聞かせていただければなというふうに思います。あとは価格ですね。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細については、私もその辺きちっとつかんでおらないものですから、価格等ありますので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) おただしの、知事が来町されたときに着たジャージのお話でございます。 こちらについては、塙町ダリア切花生産等推進協議会のほうで、いろいろな各地でPR活動を行っておりますそのときに、関係者、職員とかが着て塙町のPRを行っております。職員にいわゆる被服の貸与、お貸ししているという形でなってございます。 こちらのダリアの写真は、塙町のダリアの写真の中によく出てきます野口勝宏さん、猪苗代町出身の方が塙のダリアを毎年撮りに来ていただいて、その素材を、全部ジャージの素材は塙のダリアでございます。ジャージについては福島市にあります障害者の施設がございまして、そこで作っているジャージでございます。生地についてもかなりいい生地を使っておりまして、値段的には1着1万1,000円ほどかかっています。かなり、洗っても色が落ちないというものでございます。 先ほど議員の中でウエアを購入してみたいというお話あったんですが、ちょっと高額になりますので、やはり一回何着か、池袋でダリアの華展ってやっているのですけれども、そこで販売してみたらやはり一着も売れないと、ちょっと高過ぎるということで、かなり素材はいい素材なんですが、できればやはりダリアの町ですので、議員さんからもすごくいいジャージだというお話もありましたから、もうちょっと価格安くできてダリアのプリントできるようなやつも、ちょっとこれから販促品で検討させていただければというふうに思います。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) PRには一番有効かなと思ったものですから、質問させていただきました。 あと、町づくりの施策関係でありますが、子育て支援とかいろいろ、各議員のほうでも質問したので、私のほうから生活支援ということでお話をさせていただいて質問してというふうに思っています。 町民の方からちょっとメッセージが私のほうに来たものですから、一般質問でお話ししてくださいということでありましたので、ちょっと読み上げさせていただきます。 塙町の人口が減少しているので、人口増のために、若い女性が結婚して妊娠して出産で休暇している場合、町独自で給付金の支給を考えてみませんか、病院の費用は全額負担を要請します、塙厚生病院に特に産婦人科医師と小児科医師の2人増の確保をお願いいたします、2人体制でというようなことでの町民の声ということで来ました、来ましたというかメッセージをもらったところですが、町民のこのような声があるということで、町長としてこの声、今言った声、どのように受け止めて、施策の中に取り入れていただければなというふうに考えているんですが、どう感じたか、あるいは捉えたのか、ご答弁をお願いしたいというふうに思います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 まず、最初のおただしであります。子育て給付金とその類になるのかとは思います。現実に検討してみようということでお話をさせていただいておるのは、こども園を利用しないで自前と申し上げますか、自身で子育てを家の中でやっておるお母さん、この方には何らかの助成があってもいいのではないかと。こども園に入れば給食の無償化等々、ある程度の特典と申し上げますか、多少負担はあるんですが、その恩恵はいただく。ただ、家庭で育てておる家庭にはなかなかそこまでの、国からの子育て、子供さんへの手当はあるんですけれども、これは町として、1つの助成策として考えてもよろしいんではないかという話はしております。ぜひいろんな形で、ご苦労なさっておる子育て中のお母さん、特に出産間際のお母さんには助成できればというような思いもございます。 それと、小児科医の確保、これは本当に再三再四、これが主眼となって、福島医大、そして厚生連に再三、郡の首長さん方全員で出向いて何度も何度もお願いをしておりますが、どうしても福島県の場合は特に小児科、それから産婦人科、これは大野病院の問題がありましたよね、ご記憶があろうかと思うんですが、それが大きな引き金になってなかなか定着が難しいというようなこともあるようであります。それがずっと尾を引いているということもございまして、なかなか小児科それから産科医、この確保が難しい。 ただ、手をこまねいているわけではなくて、いつ、本当にしつこいぐらい話はさせていただいております。つい最近も福島医大の事務局に行ってその話はしっかりさせていただいてきております。なかなか根本的な解決策というのは提示されないのが現況であります。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) この中では町独自の給付金の支給というようなことでもありましたが、国民健康保険の中では出産一時金ということで40万8,000円でしたか、一時金として支給されているようなふうになっていますが、この国民健康保険に加入していない、俗に言うサラリーマンとかあるいは町職員の場合、この出産一時給付金ですか、町関係の職員は実際はどのようになっているのかお尋ねいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私の記憶に間違いがなければですけれども、この出産費用の負担は国策としてやっていると私はこのように記憶しております。そして、国ではこの費用を増額するような方向で進んでおるとも認識はいたしております。 詳細につきまして担当課より、課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) では、議員のお尋ねの出産一時金ということですが、町職員は市町村共済ということで、その共済組合、加入している健康保険のほうから出産一時金というものが支給されます。 以上でございます。
◆9番(吉田克則君) 額は。
◎
健康福祉課長(星周児君) ほぼ同額です。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 国の動きとしても、国から支出するようなことで検討されているようなふうには聞いておりますが、そういう支援を求めているというのが町民の方からの要望というか希望というか、そういうふうになっているかと思います。 あと、生活支援になるかはあれなんですが、今回、令和3年度の補正予算の中で健康福祉費の灯油購入等助成金72万円が減額されて補正に今回かかったというようなことで、せっかく灯油の購入のための、高騰だからというのですか、そういうやつを予算上げておきながら72万円も減額をするということは、町民の方にとっては、これも灯油高とか燃料高ということで、生活支援ということで町のほうでは考えていたんだけれども、3年度の今回の補正の減になっている。これはなぜそれ減になったんだかちょっと分からないのですが、私が言いたいのは、そういう関係者というんですか、交付先は町では把握しているのか。 前は行政は手挙げ式だなんていうことでよく、こういう制度がありますからこれに参加するとか、申し込みたい方は手を挙げてくれよというような手挙げ方式、これで、そういう方法でこの灯油購入等助成金が減額されてきたものなのかちょっと分かりませんけれども、町ではある程度は掌握していると思うんですが、そこら辺、掌握しているかしていないかも含めてなんですが。 あと今回、所管事務調査でIP告知システムの事務調査も行った中に減免措置というんですか、非課税世帯あるいは60歳以上の独り暮らし、高齢者のみの世帯などは申請により使用料を免除しているというようなことで、申請で。その申請するのにも要するに、こういう減免制度があるというのはちょっと私も分からなかったんですが、今回初めてそういう、60歳以上の独り暮らしとかそういう方が該当になっているということなので、そういう人のリストアップ、該当者を町のほうでは把握しているんであれば、逆にIP告知システムの3,300円の使用料は、あなたは免除のほうに該当しますからご連絡します、そして申請をしてくださいということが、やっぱり町民に対する行政サービスでもあると思うんですがそのようなことを、町では実際リストアップをされていて、そこまで町民からすればやってもらいたいんですが、私も初めて今回その事務調査の中でそういうのを見たものですから、またそういう生活支援の中の情報発信の中にもそういうのをやっぱり積極的に町民の方に知らせる必要があるんじゃないかなということで質問しました。実態をお伺いいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員の質問にお答えを申し上げます。 灯油の支援、私の記憶する限りでは、県がまず先行して灯油の支援を行うということで、町もそれに準じて、町も一緒にやろうということで、県プラス町のお金で増額してお支払いをすると申し上げますか、支援するということで進めたという記憶はございます。その詳細については担当から説明をいたさせます。 そして、IP告知、この減免についても担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) それでは、ご質問にお答えいたします。 灯油購入の助成金の減額ということですが、こちら1件当たり5,000円の補助です。なぜこれ余ったのかということなんですが、先ほど町長からもお話がありました県から来るお金でありまして、予算要求の際には若干余裕を持って多めに予算を要求しております。こちらのほう、対象となる世帯には助成のほうは終わっております。ですから、ちょっと予算取りの段階で若干多めの要求となっておりますので、この分の減額ということになっております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 IP関係の減免措置の関係でございますが、今の灯油のほうもございましたが、議員がおっしゃる手挙げ方式なのかプッシュ方式なのかと、町のほうでも把握していてその方々に通知をするものだということで考えますと、IPはどちらかというと手挙げ方式になっております。一番最初の導入の段階、元の導入の段階はこういう減免措置がありますよというPRをしてきたところで、それで発信したところでございますが、その後、なかなかそういった減免措置が、相談を受けた場合、ご説明はしておるんですが、実際こういった対象者をリストアップしてその方々に通知しているという状況はございません。と申しますのも、私は払いたいんだという方も中には実際いらっしゃいます。ただ、片方が減免の申請をしておいて片方がならないという不公平感もございますでしょうから、今後そういった減免措置の該当者のリストアップ等を進めて、町のほうで積極的にPRをしてまいりたいというふうに考えたところでございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 議員活動の中で、町民が望むことということで町民の方に聞いたんですが、やっぱり行政サービスがよくて、税金が安く、安全・安心な暮らしの実現を望むということで、多くの町民の方はそういうふうに思っているので、一番先に来た行政サービス、これも、今言ったのは行政サービスの一環だと思うので、できるだけ町民のためにやっていただけるような施策をお願いしたい、望むものでございます。 次に、町有施設の管理も含めてなんですが、塙町公共施設等総合管理計画というのがございまして、何か町でちょっこらいろいろ、そういう施策でなくて、建物を新しくするんだとか、今日も公民館ですか、こういうのも話も出てきて、これ何回もここに持ち出しているんですが、やはり管理も含めて計画的に、町有施設の在り方あるいは計画を進めるべきだと思うんですが、町長はこの計画の在り方、これも含めてどう考えているものなのか質問をいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 基本的にはその計画がベースになるべきだろうと私は思っておりますが、ただ、このような事態と申し上げますか、突発的な事業の発生と申し上げますか、その事業の提案、意見、これをお話しだろうとは思うのでありますが、本当に長い時間、ずっと以前からその先々が見通せるものであれば完璧な計画、基本計画をつくってそれにのっとって行うということは可能だろうと思います。ただ、世の中、このウクライナ・ロシア問題、そしてコロナ問題も含めて、多々その変革は一定しておるわけではないそういう状況でありますから、その時代に即応した方法、そして必要なものを選択していく、これは全く問題がないだろうと私は思っております。 本当にこの世の中、私が申し上げるのも何ですが、本当に、もっともっと安定した形で問題なく、20年後、30年後まで見通せるような状況が続くんであればそういうものもしっかり守られると申し上げますか、基本に忠実に進めることができる、これもまた一番楽な方法と申し上げますか、町にとっては計画も出しやすいということもありますのできっといいものになるだろうと思いますが、今の世情を考えますと、その時々に合わせた方法で、その時代に合った最大限有効な方法をもって時代に即したものの対応をしていくと、これが私は最良であるとこのようには思っております。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 役場庁舎建設基本計画、それも今現在、工事の計画が全然違っているようなそんな計画書にもなっておるように見て、そんな状況になっています、その計画書。 あと、塙町の総合管理計画書についても、再三申し上げているのですがいまだに直っていないというか、公共施設一覧表、塙小学校、1972年に建築した。そして役場庁舎、1970年。これはどちらかが間違っているということは分かっているんでしょうけれども、町のほうでは分かっていても、計画書を見直したり、あるいは今後の施設管理において管理計画を改定するなり、全然そういう作業をやっていない。これはどうなんですかね。はなわこども園も造りましたけれども、そういういつ造ったのだかも、これにはみんな、管理計画には入るのですよね。あるいはシェアハウスというんですかね、あれ。そういうやつなんかも全然抜けている。今後どうやってそれ10年、20年先に管理していくのだか、全然管理計画がなされていない。これはやっぱりやるべき、改正するなら改正してやるべきじゃないんですかね。これ指針になるものですよ。その辺をお伺いいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その数値の管理、そして設備の管理、記録というのはこれは大切なものでありますので、その内容的なものは担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) 議員おただしの公共施設等総合管理計画でございますが、お示しがちょっと遅れているという部分はございますが、令和4年3月に見直しておりまして、新しい計画ができております。その中で、今言った小学校の部分が直っているかというのはちょっと確認できないんですが、こども園であったりそういったものを含めて3月に改定しておりますので、随時その辺の見直しはしている、作業はしているところでございます。 それと、それぞれの施設の計画は個別計画と申しまして、それもやはり現状にそぐわないものはそれぞれ改定をお願いして流しているものでございます。ただ、それを議員の皆様にお示しをしていないという状態が一番の問題なのかなということでございまして、直るたびに皆様に印刷してお渡しするような体制をしていきたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 政策の中に町長肝煎りの行財政改革、そういう計画書をつくって管理していると前に議会にも報告があったんですが、進捗状況、またどういう検証をしているのか、それについてお伺いいたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 行財政改革、大きな目途として政策等々進めておるところであります。現実には私も民間人であります、こういうふうな行財政の中と申し上げますか、官公庁の中での行財政改革というのはまた別な意味でいろんな縛り等々あるなという思いもございますが、私、自分でできることからですか、一番自分で把握できるところからということで、町の公債台帳というのがございます。結構な厚みがあって大変な量なんですけれども、これを全てに目を通させていただきました。全部掌握しているわけではないんですが、その中でピックアップして、これから返すべき起債の返済等々、かなり詳細に自分なりに計算をいたしまして、この町を次に進めていくためには一体どこでこの借金を、次の事業を起こすか等々、そういうふうな基本的なことは自分なりに進めております。ただ、こういう管理機関の中でありますから、皆さんにしっかりお示ししなければならない部分も含めて、しっかりとした行財政改革はつくっていかなければならないということで、実際に形式的なものじゃなくて、現実に即した形での内容、これを明快に出せることが一番よろしいのかと思います。 行財政改革については担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) 行財政改革の進捗というようなことでございますが、行財政改革、これ終わりがあるものではないというふうに考えております。常に事務職員はこれを念頭に事務事業執行に当たるというのが基本でございます。 そういった中で、今、例えば何をやっているんだというようなこともございますでしょうが、一番分かりやすい話でいえば、今回の令和3年の専決予算で減債基金に3億円という額を積み増しいたしました。それはやはり健全な財政運営ということで、返せる起債があればこれは返して、それでその分の利息を払わないでおこうというようなことでございます。今現在、その資料が手元にございませんが、3億5,000万円ぐらい返せる可能な起債がございますので、それを返しますと約566万円と記憶しておりますが、そのぐらいの利息を払わないで済むということになって、そういったことを取り組んでいるところでございます。 あと、今年については退職者が多かったものですから、かなり大幅な人事異動がございました。その結果、かなり超過勤務が増えております。そういった部分を減らしていこうということで、それらを減らすことによって、光熱水費やそういったところにも影響ございますので、それを何とか削減していこうというような取組を今年は目標にしております。 最初の話に戻りますが、行財政改革、終わりというものはありません。常にこれを頭に置きながら事務事業に当たるということが職員の基本というふうに考えております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 次に、人事管理について質問していきます。 今定例会でも管理職の人事異動がかなりあったというようなことで報告がありますけれども、町長の考える管理職の人事の考え方についてお伺いいたします。新陳代謝とかいろいろ、退職者があるとか、あるかと思うんですけれども、基本的な管理職の人事の考え方、これについて質問をさせていただきます。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 基本的な人事管理、これ一番の基本はやっぱりその能力があるかどうかということだろうと。これは議員も民間でお勤めになってそれなりの管理職におった方ですから、当然その意味は分かっていただけると思っております。 何よりも、やはり若いと申し上げますか、私も基本的には50代前半ぐらいで課長職になってほしいと、それは今、実践しております。これはやはりある程度弾力的な物の考えができる、それから、先々まだまだやらなきゃならない、あと5年、10年と働かなきゃならんという大きな思いの中で、やはり管理職としての責任、この重さを痛感してもらえればいいなということで、ほとんど、一部その人的なものもありますけれども、皆さん50代前半で管理職という方向で進めておるところであります。私の基本的な考え方はそういうことでご理解をいただければと思っております。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) この人事によって職員のやる気とか、この管理職の皆さんは別でしょうけれども、一般職員も含めてはやっぱり、人事によって、地方公務員としてのやる気とか、あるいはそういう仕事上に支障を来すことがあってはならないので、基本的な考えを町長に聞いたわけであります。 町長は全職員と面談をして人事管理をしているようなことを前回お話聞いたんですが、その目的というか、私は、町長が全職員と面談をする、それは町長のやるべき仕事ではないのかなと。これは人事担当の、塙町役場でいえば総務課長以下担当者が、人事に関してはそういう係がおると思うので、その中でやっていると思うんですが、どうなんですかね、それ。町長が、町長から言われれば職員だって縮んでしまうというか、思い切ったことも話せない方もいるし、そういう行為自体がどうなんですかね。そこちょっと疑問に思っているものですから質問させていただきます。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 大変ご助言ありがとうございます。お答えを申し上げます。 これは私の考えと申し上げますか、やはりこの組織全体を考えたときには、それぞれに、職員百数十名おりますが、適材適所という言葉でいいますか、それぞれに個性的な、それぞれの個性を持っておりますし、その人の人的なものもございます。性格それからもろもろございます。やっぱりその職員が一番働きやすいと申し上げますか、最大限力を発揮してくれる場を提供するのが、ここを預かる者としての私の仕事であるとこんなふうな考えの下に全員とお話をさせていただいております。 一般質問の中にありました、答弁の中にありました保健師さん、保健師の資格を持った職員さんの派遣と申し上げますか、その職場ですね、これもその話の中から出てきたものであります。と申し上げますのは、お母さんに相談を受ける、そうすると、こども園の先生方がさて困った、保健師さんに電話してそして判断を仰いで、そしてお母さんに答えるというような、二重、三重の電話かけておったようでありますし、現況大変好評だと。と申し上げますのは、その現場でお母さん、子供さんを連れてきて、お母さんそれから保護者、それから先生、そして保健師さんが三位一体になって子供たちを見守ることができるということで、保健師さんはまた別な職場で学ぶものがある、それからこども園の先生方は別な意味で負担が少なくなることで、また別なほうにいろんな思いを傾注できるというふうなプラスの面も多々ある。 それから事務職、それから現場職、これいろんな特性があるわけですから、私は現場は、自分がやりたいんですと思うことは、それは職員がやはりそれに向いたものを持っております。集中、全てにそういうものを持っているということで、一人一人、これはこの役場、限られたエリアの中での、皆さん職場の交代ということになるわけですから、今の考え方というのはあくまでも適材適所、そして最大限職員を働かせると言っていいと思うんです。そういう職場環境をつくるための面談でありますので、これからもやめるつもりはございませんし、人によっては年に2回やってください、そして現況をお話ししながら改善したい、そういう人もおりますので、これからもこの個人面談は続けてまいります。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君、残り10分なのでそこを配慮して。 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 私も一町民なんですが、町長がやるべき仕事というのは、県のほうに行って予算あるいは事業を塙に持ってくるとか、そういう外的というか外へ向けての仕事を、内部じゃなくて外へ向かっての、予算の獲得とか、あるいは国へ行っての交渉とかそういうのに時間を使っていただきたい。一町民としてはそういうふうに思ってございます。 時間もありませんので、次の質問に代えさせていただきます。 塙町における大規模太陽光発電施設工事と町としての関わりについて質問いたします。 太陽光発電施設については、今、常豊地区で大規模に工事を進めておりますが、許可とかいろいろあると思うので、林地開発については県のほうで許可をするとかそういうふうになっているみたいですが、設置に関連する手続、どのような手続の下に、この特に大型太陽光発電施設、定義があるかないかはちょっと分からないんですが、その点も含めて質問いたします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員の質問にお答えを申し上げます。
議員お話しのように一定の規制がございます。1ヘクタールを超える山林に太陽光発電施設等を設置する場合については、森林法第10条の2の規定により、福島県知事の林地開発許可が必要となります。この林地開発許可は災害防止のため切土、盛土などを行う場合には崩落、崩壊のおそれのないように設計し、必要に応じて排水施設の設置が適切であるか等々、これを福島県が審査して許可することとなっております。 以上、詳細については担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 吉田議員のおただしにお答えします。
まち整備課のほうは土地利用関連の届出関係になります。設置者が設置計画に基づく土地取引を行う場合は、面積によって国土利用計画法による事後届出が必要になります。面積要件ですが、都市計画区域内ですと0.5ヘクタール以上、区域外、その他の区域については1ヘクタール以上となります。 事後届出とは、土地の売買の契約締結後2週間以内の届出が必要になります。町のほうで受理をしまして、法規制上の意見を付しまして福島県へ進達いたします。県のほうは届出に対して助言や指導を行うものであります。 続いて、太陽光発電のみの場合になりますが、パネルだけですと都市計画法による開発許可は不要です。ですけれども、メガソーラーみたく管理棟とかが付随するものになりますと、面積によって開発行為の許可が必要になります。面積要件ですが、都市計画区域内ですと0.3ヘクタール以上、その他の区域ですと1ヘクタール以上については開発行為の許可が必要になります。これも先ほどと同様、町で受理をしまして、法規制上の意見を付して福島県へ進達いたします。開発許可は福島県になります。 また、設置に伴いまして、県では福島県景観条例というのがございます。県の景観計画区域、塙町は全域含まれておりますので、大規模な行為の場合、この県の景観条例は0.3ヘクタール以上の開発行為については別に、町経由ではなくて景観条例の申請を福島県へ届けることになります。これは県のほうで受理した後に町に対して意見の照会が来るものであります。 整備課関係は以上です。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 町としてのどのような関わりが今後あるのかということをちょっとお聞きしたいのは、今、常豊地区の発電所、送電線はどこ通っていくんだかさっぱり分からないような状況で、そういうふうなのはどのようになっているのか、もし分かればというようなことと。 あとは、この太陽光発電関係に係る施設は固定資産に入っていくものなのか、償却資産に入っていくものなのか、町のほうで課税する場合が出てくると思うんですね。その辺はどのようなふうになっているものなのか。 あとは、リサイクルの義務化ということで、2024年には法制化するようなことで新聞に載っておりましたけれども、地域住民の中でも、20年後は廃棄物になってきたけれどもこれは大変だなんていうことで、処理の仕方もまだ決まっていないような状況なので、その点、分かればお聞きしたいんですが。 議長、ちょっと時間延長はいいんですが、今言ったやつを聞いて、あと給付金の誤って振り込んだやつで、これちょっと捉え方ですね、町の。それを質問して、あとは答弁を聞くだけにしたいと思うんですが、よろしいですか。
○議長(割貝寿一君) 時間は5分でいいですか。
◆9番(吉田克則君) いや、別に大丈夫です。5分いただけるんですか。
○議長(割貝寿一君) 5分まで、自分の責任もありますので、10分はあげられません。5分です。
◆9番(吉田克則君) じゃ、質問を。誤って振込みというか、送金ということもあるんですが、事故の取扱いはちょっと分からないんですが、社会的に問題になったんですが、他県で振り込んじゃって、そのお金がこっちの口座に振り込まれて、その方は、使ったのも悪いんですけれども、振り込んだほうですね、町で振り込んでおいてその方は犯罪者になって逮捕されちゃったんですよね。その方は実際は振り込まれなければ、送金されなければそういう犯罪者にならなかったんですよね。それで、これは大きな問題と思うんです、結果的には。誤って町が振り込んで、あるいは送金したやつが、その方に対して犯罪者にしちゃったわけなので、この辺は町のほうでは、塙町では、あってはならないんですけれどもどういうふうに思っているのか。犯罪者になっちゃった、しちゃった。町長の考えだけでいいです、それは。 あと、事務処理の未然防止、コンプライアンスマニュアルに今後こういう事件というか問題を明文化していくのか。あるいは規則とかそういうものに、文書化にして、職員なら職員に徹底させていくのか、その辺も含めて、太陽光とあと給付金関係のやつの質問に代えさせていただきます。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 時間がないようなので、簡単に申し上げます。 町としての関わり、これはさっきから申し上げましたように、開発許可は福島県知事であります。町としては造成工事箇所、災害が発生した際の県への災害報告、また土地周辺者からの要望や苦情等があったときには県へつなぐ役割を果たしまして、県をはじめとした関係機関の指導をいただきながら町としての対応をしてまいりたいとこのように思っております。 それと、私のお答えの分の、その犯罪者について云々というのは、コメントはございません。 あと、詳細は担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君) 町民課長。
◎町民課長(近藤正伸君) それでは、私のほうから太陽光施設の資産に係るものが固定資産、償却資産、その施設の状況に応じまして償却資産に該当するものがあれば、固定資産のほうに該当するものありますので、その状況に応じて課税のほうはしてまいりたいというふうに考えております。 あと、わがまち特例というものがございまして、太陽光発電に係る設備につきましては、該当すれば4分の3が減額になるという規定がございますので、そちらのほうが町としての関わりというふうになっていくのかと思います。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) 太陽光関係でございますが、こちらは町としては、町長が申し上げましたように監視をしっかりしていくということで、地元の方から通報があった際は速やかに対応して、県と一緒に対応していくということだと思います。それ以上でもそれ以下でもないのかなというふうに思いますので、何かございましたらぜひ町のほうにご連絡をいただきたいというふうに思っております。 それと、誤送金問題で職員の関係というか、事務処理の関係でございますが、先ほども申し上げましたとおり、まずは最初の担当者がしっかり書類を作っていくこと、そしてそれをチェックする者が複数で必ずチェックして決裁していくことというようなことが重要なのかなというふうに思っております。 なお、今回の件を受けまして、町では総務課長名で各課等の長に支出決定の手続等についてということで、事務処理をしっかりやれよということで通知を出している状態でございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(大森淳一君) 太陽光発電のどこを通るのかということで、それは整備課の部分になるかと思うんですけれども、ちょっと詳しい資料ないんですが、私の記憶ですと、ちょうど川島屋から工業団地に抜ける塩沢線、ここに本来、最初は電柱での建柱しての接続で、最終的には工業団地内の機械センターのところで接続と聞いていますが、塩沢線については電柱を置かれちゃうとその後の町道改良の際に町で負担をして電柱を移転することになってしまいますので、地中埋設を条件に許可をしていると、私、記憶しております。ですので、塩沢線を通って最終的には工業団地内の東北電力の機械センターの脇での接続だと思っております。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 先ほどコメントないと言ったんですけれども、ちょっとだけ付け加えさせてください。 私の知っている方で、誤送金ではないんですけれども、通帳に数千万円の金が間違って入っておったと。記帳して返ってきたらば2,000万円だか3,000万円のお金が増えていたと、たまげて銀行に行って間違っていますと、これが普通の人だろうと私は思います。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。
◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則、以上で一般質問を終わります。
○議長(割貝寿一君) これで、9番、吉田克則君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午後零時16分 再開 午後1時20分
○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△下重義人君
○議長(割貝寿一君) 次に、6番、下重義人君、登壇願います。 持ち時間は2時20分までです。 下重義人君。 〔6番 下重義人君登壇〕
◆6番(下重義人君) 6番議員、下重義人です。ただいまから通告に沿って一般質問を行ってまいりたいと思いますが、今回は通告者が今までになく多いので、速やかな質問になるよう進めてまいりたいと思います。 まず、1、町が発注を行っている委託業務の選定基準及び重要性に関して伺いたいと思います。 1、選定基準の定め方に関してということで、一口に委託業務と言ってもいろいろとあり、派遣業務委託、事務委託、管理委託、草刈り委託など多種多様に富んでいるのが実態です。また、内情によって委託金が何億円から何万円、何千円と様々であります。委託金の金額にかかわらず、大なり小なり選定基準は定められていると思います。そこで、委託業務を発注する際にはどのような基準の下で選定を行っているのか伺います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員のご質問にお答えします。 具体的な内容についてのおただしですので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) 議員のご質問にお答えします。 町では多種多様な事務事業を実施しておりまして、町が直接実施するよりも委託業者等に実施させることのほうが効率的であるもの、すなわち特殊の技術、設備等を必要とする、あるいは高度な専門的な知識を必要とする事務事業、調査、研究といったものを業務委託等により事務事業をしているところでございます。 議員おただしの選定基準ということでございますが、例えば測量業者さん、10者ほどこの町に入札参加願いを出しているうちから5者を選ぶという場合があったときに、どういった選定基準かということにもなるかと思うんですが、特にそこの中では設けておりません。当然、業者さんが役所のほうに営業に来られて名刺なんかを置いていくといった場合が多いということで、実際そういった測量の場合であれば、ちゃんとした資格を持っていればどこを指名してもいいということではありますが、そういったことで例えば入札を執行したいという場合は、各担当課が5者なら5者を決めてきて、それを工事等指名委員会のほうで審査して、それでこの5者でいいかというような具体的な、そういった流れがあって業者を選定しているというようなことになっております。 当然、事務事業の内容や法例等により事業を委託するかどうかという判断もございますけれども、大きな流れとしてはそういったことで業者を選定しているということになります。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 下重義人君。
◆6番(下重義人君) 委託業務の中には、もちろん職種によっては資格の有無の確認が必要だと思いますけれども、今、総務課長が言ったように、測量業務委託などはもちろんこれは資格が必要であると思います。この資格の必要な、資格の確認などは行っているのか、もちろん行っていると思いますけれども、行っているのか伺いたいと思います。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 入札参加資格の確認ということで、書類を2年に一度出していただくようになっておりまして、随時受け付けておるわけですが、基本的には2年に一度受け付けているという状態で、その資格を確認しているということになっております。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 下重義人君。
◆6番(下重義人君) 私が言うのは、委託の中でも本当に億単位になるような委託もありますし、町内に置かれている管理委託、その場所場所に置かれた管理委託等々に関しての、仕事の職種によっては危険な委託もあるかとは思います。そういう委託の中でも町が発注した業務の委託の中で今までに突発的な事故及びけが等の事例の報告はあったのか、伺いたいと思います。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 委託業務にもいろいろございまして、多分議員が心配なされておるのはかなり小規模な委託業務などを、例えば地元区民とかその地区の団体とかにお願いした場合、そういったところで事故とかけががあった場合どうなのかなというところをご心配なさっているのかなというふうに思います。 実際、そういった委託業務がいろいろございまして、例えばある施設の管理をするということで草刈り業務を含んでいたりそういったことが考えられます。そういった場合、草刈り作業中に例えば足を切ってしまった、けがをしてしまったというようなとき、どうなるかと申しますと、当然これは委託業務でございますので、その団体の中で処理してもらうしかないということになってしまいます。ですから、そういった地域の団体が草刈り講習を受けて、そういった草刈り業務の免許というか資格を持っているのかどうかというところをしっかり把握しなければならないと思うんですが、町内のそういった任意団体の資格とかそういったものまではちょっと把握していないケースはかなりあるんではないかなと思われます。 それと、今まで事故があったかというと、その点についてはちょっと把握はしておりませんが、もしかするとあって、委託を請け負ったその団体の中で処理しているのかもしれません。基本的に町が総合賠償保険とかで面倒を見るというか責任を持つのは、道路愛護の活動の謝金であったり、そういった活動のときのけが等については責任を負うということで考えてやっております。そういった地域の小さな委託業務については、あくまでその請け負った団体との契約の中で事故等の処理はしていただくということになってしまうと思います。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 下重義人君。
◆6番(下重義人君) これは来月ですよね、恐らく、今、課長が言われた道路愛護ですか、その中で、あれは委託とはまた違うというような認識なんですか。確かに、あの作業中は恐らくけがすればそれなりの保険に入っているというような形なのかなとは思いますけれども、私が心配するのは、やはり丸投げ状態で委託を発注しておいて、けが等々で何かしら、発注の内容によってなんですけれども、けがでもされると補償問題とかそういうのに関わってくるのかなとちょっと心配している面がありまして。職種によって危険を伴う委託もあると思いますが、けがと弁当は自分持ちなんていうような時代ではありませんので、この資格の確認、あと職種によっての指導、これは怠らないようにして、よりよい委託業務に進めてもらいたいと思います。 次にいきます。 県立高校改革の一環で、塙工業高等学校の統合、再編終了後の在り方に関して伺いたいと思います。 県教育委員会は、少子化による生徒数の減少を受け、県立高校改革の前期実施計画、2019年から2023年度までの計画ですが、残念ながら本町にある塙工業高等学校も少子化の大きな渦に巻き込まれ、集約する形で再編されることになってしまいました。 そこで、県立高校改革の前期実施計画終了後の2年間の高校名と、あと校舎方式の内容ということで先に伺いたいと思います。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、下重議員さんのご質問にお答えをいたします。 お尋ねの県立高校改革の前期実施計画終了後の2年間の校名と校舎方式の内容についてでございますが、現在の塙工業高校の2年生及び1年生は令和5年度より白河実業高校生となります。今、塙工業で学んでいる子供たちは白河実業高校塙校舎での授業というふうになります。授業の実施場所につきましては、卒業まで現塙工業高校の校舎において受ける形となっております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 下重義人君。
◆6番(下重義人君) そうすると、校名というのは別段、どういう形になるのか。いいですか、もし。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 繰り返しますが、白河実業高校塙校舎、ですから白河実業高校には間違いございません。塙校舎で学ぶという形ですので、塙工業高校生ではなく白河実業高校生となるということでございます。
○議長(割貝寿一君) 下重義人君。
◆6番(下重義人君) それが校舎名というような形になるかと思います。塙工業高等学校、塙高校、校舎の利活用をどのように考えていくかということで、その前に、今後の統合、編成が終了した後、後期実施計画、2024年から2028年度に移行した場合、塙工業高等学校は完全に閉鎖されてしまうのか伺います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この塙工業高等学校の校舎の利活用とのおただしであります。議員もご承知のように、現在は県の財産でございます。まして就業中の生徒さんがおる中でのその後の利活用云々の話、これは私個人的な見解もあるんですが、生徒さん方に礼を失するとも思えますので、その時期になってからの課題としていただけると大変ありがたいかなと、こんなふうな思いを持っております。
○議長(割貝寿一君) 下重義人君。
◆6番(下重義人君) 確かに、今、町長言ったようにそういう、今在学している高校生もいますから、その利活用というのも確かに考えるのも、ちょっと考えものかなというのもありますけれども、隣の高校なんかもやはりかなり、しばらく残された校舎のままであったわけで、県立高校だったですよね。それが周りの住民から騒がれて、今現在取り壊されたということで、莫大な金額をかけて取り壊したということで、ですから塙高校も、これは確かに在学生の子供たちのことも考えればなかなか難しいかなと思いますけれども、やはり考えておかなければ、その段になって高校生がいなくなって、あと校舎だけがぽつんと残されるような形になると、やはり周辺、そして利活用等も考えておけば対応が早くて済むのかなと思います。 この質問中にちょっと考えたんですけれども、高校の存続に向けた署名運動した組織、存続に向けての組織で皆さん署名をいただいたんですけれども、その組織というのはその後どのような形になっているのか、もし分かるんであればお願いします。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、お答えを申し上げます。 この組織は今でも生きている状況でありますが、県立高校、福島県の担当からその後の変更といいますか、我々が要望してきた内容についての変更はございませんので、今後、折を見てもう一度、今立ち上がっている組織で話合いを持つということも考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 下重義人君。
◆6番(下重義人君) 本当に、塙高校は後々になくなるということで、少子化の渦に巻き込まれても何とか存続に向けて残ってもらえればと思ったんですけれども、だんだんあらゆるものが塙から消えていくのかなというようなそういう心配も考えております。塙高等学校が後に町民にとってよき思いの場所でもあり、町民の活性化につながる場になるよう願い、次の質問にまいりたいと思います。 大きい3番です。 県は、本年度から農繁期の担い手確保に着手するとありましたが、これは本町の担い手不足の対応もどのように考えていくのかということで、これは実際はいわきのほうの計画だと思います。町はこれに関してどのように考えていくのかお聞きしたいと思います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員の質問にお答えを申し上げます。 県では年間新規農業者数、7年連続で200名を上回っているそうであります。それでも担い手の減少には追いついてはおらんというのが現況とも聞いております。新規就農者を長年確保できない町村もあり、農業を守る上での担い手確保、これは喫緊の課題となっております。コロナ禍、この時期において地方回帰、そして非農家出身者の雇用、就業での新規就農者増加の流れを受け止めまして、自営就農やその過程として農業法人等での雇用、就農を促進する必要があるとこのようには考えております。 詳しい内容につきましては、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
農林推進課長。
◎
農林推進課長(大寺弘文君) 議員さんのご質問にお答えいたします。 新聞報道ですが、福島県は浜通り地区で農繁期の担い手確保のモデルづくりをして効果を検証した上で、3年をかけて全県に取組を広げていくという取組を始めました。これまで農繁期には農業者自身が隣近所に頼んだりシルバー人材センターを活用していたりしていましたが、高齢化などから個人での対応が困難になってきたため、農繁期に安定して労働力を確保、供給できる仕組みを構築していくことが産地を維持していく上で必要になったためです。 具体的には、野菜や果物それぞれの品種の農繁期に合わせて実施し、農業者と担い手双方の需要調査、農場のスケジュール管理、農作業の技術指導について検討を進めていき、今後、農業者団体からプロポーザルで事業計画を募り、品目や労働期間などの制度の詳細を詰める、また、首都圏の若者を対象に農作業体験と地域交流を併せたツアーも実施し、新規就農や浜通りでの仕事に興味を持つ人に参加を呼びかけ関係人口を増やすといった内容です。 塙町におきましても、このモデル構築の検証結果を踏まえ、関係機関と連携して対応していきたいと考えております。関係人口増加は塙町でも農都交流の農業体験ツアーは実施しており、日本航空などの企業や埼玉女子短期大学などの大学生が来町し、塙町農業に対する理解や興味を深めていただき、効果を期待するところでございます。 また、福島県とJA福島
中央会、県農業振興公社、県農業会議、県農業共済組合、うつくしまふくしま農業法人協会、県指導農業士会の8団体で新規就農者等担い手の確保・育成に向けた連携に関する協定を締結いたしました。これに伴い、県南地域新規就農者等担い手確保育成連携会議が設置され、塙町も構成員として参加しています。相談窓口を県内7か所の農林事務所に配置したコーディネーターらが各市町村の支援組織などと情報を共有しながら就農希望者の相談に対応し、定着を支援するものでございます。就農者に寄り添った身近な伴走支援を目指すとされています。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 下重義人君。
◆6番(下重義人君) 今、いわきの話でもありましたけれども、県南地区も今後そういう組織の形とか担い手問題とか、そんな問題を踏まえて考えていかなければならないのかなと。 私らが言うのは、前回も前々回も、こういう農業の話って何回もしているわけなんですけれども、末端で考えるとこの耕作放棄地が、平場でさえ、街の周辺でさえ耕作放棄地が年々増えているわけなので、この問題は県全体の悩みでもありますけれども、塙町でも担い手問題、あと担い手問題ばかりじゃなくて人手不足に陥り、営農に大きく影響も出始めているということで、ここに来て肥料の値上げ、値上げ全体、肥料の値上げから農薬、そして燃料等々、値上がりばかりが続いて、肝腎要の米は安価のままで本当にやりづらい農業になってきているのかなと。 そこで、町も本気を出して、このアドバイス的な、指導的なものが何かあれば、町の考えがあれば伺いたいと思います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 若干、私の持論もあるんですが、今年はロシア・ウクライナ問題、この中で食糧不足ということが今、大きくクローズアップされてきております。こんな中で国でも自給自足という言葉が少しずつお話されるようになってまいりました。 こういう状況下ですから、前にもちょっとこんなお話はしたんですが、この農業政策、これは防衛政策と同じぐらいの重みがある、昔読んだ本にそんなことが書いてあったんです、それがまさに今、現実化してきておる。まず、腹が減っては戦にならないではないですけれども、しっかりと、国民を飢えさせないことがやっぱり国を守る、国全体の外郭を守ることと同じぐらいに大事なことであるということとなれば、防衛施設増強というふうな話も出ていますけれども、それに併せて食糧、これもしっかり国内生産、そのためのお金を提供する、こういう姿勢は必要になってきておると。 そうでなければ、まず就農、これは昔から一次産業、なかなか採算が取れないと。その一端には、自分たちが作るものは生産者価格、買うものは販売価格、この格差は永遠に埋まらないと、こんな持論を持った学者もおったんですが、やはりこれからのことを考えれば、国がもっと真剣に取り組むべきだろうと。私はこれから国会議員の先生方にもその話はしていこうと思います。今まさに地方の農家も含めて、農業生産、これが国の根幹を揺るがしている状態をもっと認識しなきゃいかんだろうという話はしてみたいと思っております。 それと、町にあっては、まずその目前にある話としてさせていただければ、やはり今一番販売力と申し上げますか、集客力と申し上げますか、年間20万人を超すお客さんがいらっしゃる道の駅、これを利活用しない手はないということで、販売量を増やす、増やすことで収入を増やす、そして生活の一助とするというような生産性を上げるための組織立て、そして町として本当にやらなければならない、しかもこれから5年、10年先まで見据えた上で、必要なお金をそこへ投下していくというこの作業をしっかりとやってみたいとこのように思っております。決して無策、そして先々を考えていないことではなくて、それをしっかり踏まえながらこの町の農業政策は進めていきたい。 幸いに、前にもお話を答弁でさせていただきましたが、東京の方、首都圏の方からは本当に御飯がおいしい、野菜がおいしいという評価をいただいておりますので、これをもっともっと伸ばしてあげたいとこのようには思っておるところであります。ぜひこの辺をご理解いただければとこのようには思っております。
○議長(割貝寿一君) 下重義人君。
◆6番(下重義人君) 米農家で食べていかれるならいいですけれども、米は米でも、今、皆さん推進しているのは飼料米とか、もしかしたらこれから田んぼに麦を植えたり大豆を植えたりということで、転作を奨励していますので、残念ながらそういう生き残り作戦というのですか、生き残りの考えを、自分の身は自分で守るでなくてもやはり考えていかなければならないのかなと思います。 時間はたっぷりまだまだあるんですけれども、この今後の大きな課題の1つでも痛感しておりますので、また9月の時期の一般質問の中でまた通告、何かいい話があるようでしたら質問してみたいと思いますので、よろしくお願いします。 これをもちまして、6番議員、下重義人、一般質問を終了させていただきます。
○議長(割貝寿一君) これで、6番、下重義人君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午後1時50分 再開 午後2時00分
○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△鈴木元久君
○議長(割貝寿一君) 次に、3番、鈴木元久君、登壇願います。 持ち時間は3時までです。 鈴木元久君。 〔3番 鈴木元久君登壇〕
◆3番(鈴木元久君) 3番議員、鈴木元久、通告によって質問をいたします。 まず、自転車の保険について。 昨年4月時点で、32都道府県で自転車の保険加入が義務づけられました。福島県では今年4月1日から自転車損害賠償責任保険等の加入が義務となりました。県内の自転車利用者の保険加入率は50%弱で全国平均の13%下回っていることが調査で分かっています。事故を起こせば高額の損害賠償を命ぜられる可能性があり、事例が全国で相次いでいるそうです。昨年11月18日、いわき市で歩行者専用道路を歩いていた83歳の男性が坂道を下ってきた高校生が乗っていた自転車と衝突、死亡。また、平成25年4月4日に自転車乗車中の11歳の男子小学生が夜間帰宅途中、62歳の女性歩行者と衝突、歩行者が意識不明のこととなった事例で、神戸裁判所は9,521万円の高額賠償の事例もありました。また、多くの事故が発生しているそうです。 質問ですが、町が所有している自転車及び町全体の保険加入状況を伺います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員の質問にお答えをいたします。 福島県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例、これが県で制定され、県において本年4月1日より自転車損害賠償責任保険等への加入が義務化されております。
議員お話しのとおりであります。 それ以前から、町が所有しておる自転車、観光協会やら町振興公社で管理しておるレンタサイクルに関しては全て導入当初からTSマーク附帯保険に加入しております。なお、保険の詳細につきましては担当課長から説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) 自転車関係の保険についてお答えいたします。 ただいま町長答弁いたしましたように、町の所有自転車2台ございますが、そのほかに観光協会とか振興公社のレンタサイクルについても、ただいま申し上げましたTSマーク附帯保険、この保険は自転車自体に掛ける保険でございまして、年1回の保険更新の際には自転車の安全整備士による点検整備を実施する決まりになっているため、法制定によりまして努力義務化された点検整備も兼ねている大変有用な保険でございます。 また、町全体の保険の加入状況でございますが、個人賠償責任保険、あとは共済団体保険、先ほど申し上げましたTSマーク附帯保険、あとはクレジットカードに附帯した保険など様々な種類と加入先がございまして、塙町民の皆様や町民が所有する自転車がどれだけ自転車保険に加入しているかの実態を調べるということはちょっと現段階では困難でございます。 先ほど議員が県内の自転車保険の加入率、50%弱というお話でございましたが、こちらにつきましても、本年度4月1日の地方紙で自転車保険の義務化と福島県の自転車保険加入率が掲載されてございました。こちらの数字なんですが、いわゆる大手損害保険会社のアンケート調査と、あと、県が自転車条例づくりの際の調査の数字でございます。このアンケート調査は県内185人分の加入率でアンケートをして、そこから何%加入しているかという結果で49.7%と。県も条例改正に伴いましてアンケート調査やっておりまして、こちらも回答者が217名、加入率44.3%という数字でございますので、先ほど申し上げましたように、かなり自転車保険、いろいろなところで各種保険がございますので、保険加入率の全体把握というのは現段階では困難であるというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 本当に保険の種類にはいろいろあります。私たち、自動車保険会社の保険に入っていて、保険会社から自転車は持っていますか、自転車を持っていれば入ることができますと、そういう保険もあります。そして、先ほど言った自転車本体に係る保険なんですけれども、TSマークつきの保険なんですけれども、青色TSマークは補償額が1,000万円、そして赤色TSマークの補償額が1億円、これ町長、貼ってありました、玄関で見ました。 それで、2種類あるんですが有効期間が1年間で、ですのでその有効期間を忘れないようにしていますか。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) お答えいたします。 有効期間につきましては、今、議員がおっしゃられたとおり1年という保険期間でございますので、その辺につきましては、忘れないようにしっかり担当のほうで近隣の自転車屋さんのほうで、町もそうですし、観光協会、あとは湯遊ランドのレンタサイクルについても点検とともに保険の加入のほうを行ってございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) そのほかに、施設所有者賠償責任保険なんですけれども、これは運転者のミスによる事故は一般的に補償外、これは事業者の整備、管理上にミスがあった場合です。それで、保険会社等に保険の内容を確認する必要があると書いてありますけれども、確認していますか。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) そちらにつきましては、確認してございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 町では、ツール・ド・はなわ、ポタリングはなわ等の各種大会が実施されています。その中で参加している人、町内外で保険加入状況はどのようにして把握しているか。罰則はなかったんですけれども昨年はどのようだったか、また、今年はどのようにするか、お尋ねします。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) 各イベントの際の自転車の保険の加入というおただしだと思います。 こちらにつきましては、あくまで個人が入るということが義務化されていますので、町のほうではそこの保険については入ってございませんが、必ずイベントやるときにはイベント保険というものを掛けてございます。 ただ、議員がおっしゃられたようにこの4月1日から義務化ですので、努力義務ではないので、例えば茨城県の方が福島県に自転車に今、結構、サイクリングロードで来ますよね。それで保険に入っていないというのはまずいんです、今度義務化ですから入らなくてはならない。だから、その辺についてもやはり周知をしなければならないのかなというふうには考えてございます。ですから、道の駅とか立ち寄るようなところで、福島県は自転車の保険が義務化されていますということで、自転車の保険に入ってくださいというような普及啓蒙は町としてもやらなくちゃいけないのかなと。 ちょっと担当ともそのイベントの関係も話したんですが、やはりそこのイベントをやるときも、福島県はあくまでも義務化されていますので、自転車保険には入ってくださいというようなことも、今年のこれからのレースとか8月とかにございますから、そういう部分では私のほうで普及をかけていきたいというようには考えてございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 参加の人数が1,800人だとか言っていましたけれども、その1,800人の参加する住所氏名だとかいうのは、町に届けがあったんですか。4年からはあるようにして、そのときに連絡して保険の加入をしたらどうでしょうか、伺います。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) 参加する方の住所氏名とかの話なんですが、通常、レースの場合ですともうインターネットで予約になりますから、住所氏名、生年月日、全て、町のほうでも保険入りますので、イベント保険みたいな形で。そのときにあります。 今年も、先ほどもお話ししたように、レース参加するときに、保険義務化されていますので、そちらが参加条件ということもやるべきではないかという話は今のところ進んでおります。レースの場合は道を閉鎖するので、通常、自転車同士の事故はあり得ますが、歩行者とはほとんどないと。ただ、久慈川サイクリングロードでやるようなイベントについては、当然、久慈川サイクリングロード、歩行者の方も結構いらっしゃいますので、ぜひ、その自転車保険に入っていないとこれからは参加できませんというような形でやっていかないと、やはりこの加入率も増えていかないのかなと。 先ほど議員おっしゃられたように、本当に高額な賠償になります。高校生の事故なんかも多分入っていなかった場合には個人負担になってしまいますので、かなりやはりそこの部分については、これから町のほうも自転車活用で町づくりというところありますので、保険加入については広報紙なんかも使って、強くこれから普及をかけていきたいというふうには考えてございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 今、課長が言ったとおり、町長も町も、町を挙げて自転車の観光を目指していますので、一件の事故もないようにくれぐれも注意して、万が一に備えた保険を必ず入れるようにお願いします。 続きまして、教育長、中学生の自転車通学はいますか、何名くらいいますか、伺います。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、鈴木議員のご質問にお答えをいたします。 お尋ねの中学生の自転車通学の有無及び人数についてでございますが、塙中学校自転車通学に関しましては、入学時に個人の申請により許可をしており、現在1年生20名、2年生17名、3年生18名の計55名に許可をしております。しかし、許可者には夏季休業中、夏休み中のみ利用するという生徒などもおりまして、実際の通学状況には全員55名が全部自転車を利用しているという状況ではないようでございます。平日の自転車通学者は約10名程度となっております。 なお、自転車通学のヘルメットについては町より支給をしております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 中学生の通学はいるということで、人数も分かりました。もし事故等があった場合の補償はどのようにされているのですか、伺います。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 中学生が保護者と一緒に保険に入っているだろうと思いますので、そちらのほうは保護者対応という形になります。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) PTA保険総合補償制度等があるんですけれども、それには入っていないんですか。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) PTA関係の保険ももちろん保護者が入っておりまして、何らかが、事故等があればその対応をできるというふうになっております。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) では、自転車については保護者が子供たちに入れるということでよろしいんですか。この4月1日からそういう保険制度になったということを保護者に周知しているんですか。確認します。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) お答えします。 保護者には周知しております。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 大事な子供たち、学校の先生また保護者の皆さんの協力で事故のないように指導をお願いいたしたいと思います。 質問ですが、13歳未満の児童、園児には、自転車に乗るときはヘルメット着用努力の義務になっています。笹原地区では半額の補助を出すようですが、その他の地域の状況はどのようになっていますか。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それでは、お尋ねの笹原地区以外の補助の状況についてでございますが、笹原地区につきましては、今、鈴木議員がおっしゃったように、笹原小学校に通学する児童で希望する者に対し交通安全協会笹原支部及び育成会より約半分の助成がされております。しかしながら、笹原地区以外の地区につきましては、同様の助成の実績は今のところはございません。したがって個人対応ということでございます。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 着用の努力義務といっているんですけれども、3歳、4歳の子供を後ろに乗せて、分からないでお母さんが子供を落として事故を起こしたとかそういう事例もあります。買物等でもあると思うんですけれども、やはり保護者にその旨を言って、家庭でも、自宅に帰っても、乗るときはヘルメットをつけなさいと学校側から徹底した指導をお願いしたいんですけれども、どうでしょうか。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 塙小学校で先日、交通安全・地域安全鼓笛パレードを実施いたしましたが、その際にも啓蒙するようなお話をしてあります。家族と一緒に乗るということであれば、やはり家族がしっかりそのことを理解した上で子供に同乗させるとかあるいは乗せていくというのは基本です。それにしたがって町でも様々な形で啓蒙を図っていくというのが大事だと思いますので、教育機関としましても、学校あるいはこども園、幼稚園等にも啓蒙していくような形でやっていきたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 4番目で、今後、保険の加入をすべきではないか、町ではどのようなことを考えているのか。まだ保険について浸透されていないのが現状だと思います。広報はなわやIP電話等で呼びかけたらどうでしょうか、伺います。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほど来お話ししていますように、県のほうの方針というか決まりもできましたので、この責任保険等への加入義務化ということで、特に町や町に関わる機関、この不特定多数が乗る可能性がある自転車には今後もTSマーク附帯保険の加入を進めてまいります。 また、全国的にも、先ほど来、議員からお話がありましたように事故が増加しておりまして、歩行者と自転車による重大な事故も発生しておる。自転車は軽車両ということで、自転車が原因で相手方に被害を生じさせた場合には多額の賠償が必要となるケースもあります。これは場合によっては、保険に入っていないと家が破綻するような状況も出てくるだろうと大変心配される状況でありますので、これからも町民の皆様には、先ほど議員から話がありました広報等を利用して、こういうふうな保険加入の重要さというものはしっかりと啓蒙を進めてまいりたいと思いますし、また、ヘルメットですか、この件なんかももうちょっと突っ込んだ形でいろいろ検証してみたいということで、担当課長より説明いたさせます。
○議長(割貝寿一君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) 先ほど議員のほうからご質問の中で、13歳未満のヘルメット着用の努力義務のお話あったんですが、福島県につきましては13歳未満という特定をしないで、自転車に乗る人全員が努力義務になってございます。これは平成24年1月1日から。 先ほど来から、県の条例でいわゆる保険の義務化というふうになりましたので、ぜひ、今、町長申し上げたように広報とかそういう部分で、自転車活用の特集も組んでいくんですが、この保険とかヘルメット着用、これの重要性について周知を図っていくということがやはり必要かなと。事故を起こしてからでは、本当に多額の賠償責任とか生ずる場合ありますので、ぜひそちらについては積極的に広報とかで啓蒙啓発、またはうちのほうに地域おこし協力隊、自転車の元プロがいらっしゃいますから、その2人に自転車教室なんかも含めて、あとは自転車の簡単なメンテナンス方法とかも含めて、本年度から実施してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 今後の保険加入についてでございますが、保険の加入については、現在保護者が個別に対応していただいております。加入の有無については教育委員会でも把握しておりませんが、これまで令和2年度末までは学校において保険会社が来て取りまとめを行っておりました。しかしながら、希望者がおらず、令和3年度以降取りまとめはしておりません。今後、保険加入への周知についてしっかり図っていき、保険の加入を進めてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 小学生、中学生、園児、幼児はいいんですけれども、高校生も一番危ないのかなと思って。今、スマホを持って片手運転をしている高校生が多いと聞いています。この辺ではあまりないと思うんですけれども、ないこともないと思いますので、そういうことも保護者に徹底して事故のないように、塙町が事故を起こさないようにしてほしいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、ワクチン接種について。 この頃、コロナ感染者数が減少していることはよいことだと思います。そして、このまま減少して収束というような形を取れば一番いいんですけれども、なかなかそれはそうもいかないと思います。 そして、ワクチン接種の全国的に見た数値ですが、1回目は全人口の81.8%接種、2回目は80.6%の接種、ちょっと減っていますけれども、3回目は6月6日現在で59.8%の接種となっています。そして、町では3回目の接種の進捗状況と、16歳と書いてあるのですけれども、係長に聞いたら18歳前後で、未満と以上ということで、その報告をお願いします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 質問の内容でありますが、具体的な数値についてのおただしでありますので、担当課長から答弁をいたさせます。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) それでは、鈴木元久議員のご質問にお答えいたします。 3回目のワクチンの接種状況ということで、塙町では3回目の集団接種を令和4年1月29日から開始しまして、令和4年4月19日で集団接種のほうは終了しております。未接種者につきましては、各医療機関においての個別接種で現在も対応しております。 接種状況ですが、令和4年6月8日現在での数値となります。また、割合につきましては人口に対する割合でございます。まず、65歳以上の方は2,898人で90.65%、18歳から64歳の方は3,181人で79.13%、それから18歳未満ですが、12歳から17歳の方につきましては62人で15.04%となっております。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 3回接種した人の中で、3回目、私も終わったんですけれども、私の場合は次の日37度4分の熱が出て、左手の指2本がしびれて動かなかったと、そして1日寝込んだという状態でした。2日間も寝込んだという人も出ています。 愛知県では68件の人に医療費の半額の242万円を見舞金として支給したと書かれていました。入院したのかは細部は分かりませんけれども、こういう状態があったんですけれども、塙町の接種後の副反応のあった人はいるのか。また、どういう状態で副反応になったのかお聞きします。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) 副反応のお話ですけれども、今、議員さんも発熱だというお話でした。副反応のほうですが、一番多いのが疼痛、痛みです、患部の痛み。あと倦怠感、筋肉痛、頭痛というのが占める割合が高くて、あとやっぱりおっしゃいました37.5度以上の発熱という方も人数は、発熱者はかなりいたと聞いております。 どういった関係ということですね、この因果関係まではちょっと把握できていないところが現状です。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 3回目は全部終わったと思います、終わったんですよね。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) 先ほども申し上げましたが、まだ3回目、終わっていない方おります。いろいろ、その接種予定日に体調不良でできなかった、あと中には感染してしまってそれから2か月空けるとかそういったことがありまして、まだ3回終わっていない方がおりますので、今現在も厚生病院、つちやクリニック、それから車田病院で個別接種という形で対応しております。おおむね、7月22日をめどに終了を予定しております。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 7月22日、分かりました。 あと、1回目、2回目、3回目のワクチンの種類は何だったんですか。ファイザーか。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) 種類はファイザーとモデルナです。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) また接種のほうなんですけれども、5歳から11歳の子供の接種はあったんですか。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) 5歳から11歳、いわゆる小児接種、こちらのほうは1回目が195人で47.1%、2回目が45人で10.87%となっております。こちらの小児接種のほうなんですが、今年3月から塙町、矢祭町、鮫川村合同で実施しておりまして、塙厚生病院の小児科で実施しております。こちらは7月末を予定しております。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 大事な子供たちなので、優しくやるように伝えてください。 次に、4回目の接種はいつ頃始めるか、また、いつ頃終了するか伺います。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) それでは、4回目の接種についてお答えいたします。 4回目の接種は、これまでと同様に集団接種の方法で7月16日から開始を予定しております。終了は9月の中旬となっております。 また、これまでもそうなんですが、集団接種できなかった方につきましては医療機関での個別接種で対応いたします。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 4回目で、アレルギーや熱が出た人が大分いるみたいなので、新しいノババックス製のワクチンを希望する人を聞いています。ノババックス製のワクチンの、塙町におけるワクチンはどのようになりますか。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) 4回目の接種なんですが、ワクチンのメーカーのほうなんですが、ファイザーが約36%、モデルナが約64%の割合になると見込んでおります。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) このパーセンテージだと100%になるので、ノババックスのワクチンは使わないということですか。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) 失礼しました、この2種類で対応しますので、ノババックスは使用しないということになります。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) アレルギーだとか出た人は、もう打ちたくないと言っている人も出ているんですけれども、4回目から打たなくても構わないんですか。
○議長(割貝寿一君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(星周児君) 今回の4回目の接種のほうなんですが、対象となる方がまずは60歳以上の方、または18歳以上59歳までの方で基礎疾患のある方、その他重症化リスクが高いと医師が認めた方となっております。もちろん3回目接種を終えて5か月以上たった方となっておりまして、強制ではなくあくまでも希望という形になりますので、打ちたくないなという方であれば、打たなくても、問題というか、それは大丈夫となっております。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) そういうことなので、その言われた人に伝えておきます。 続きまして、IP電話設置状況について。 設置していない家庭はというのは、総務常任委員会の報告で134件あるということを知りました。そして、この134件の人の今後をどのようにするのかお伺いします。
○議長(割貝寿一君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 議員の質問にお答えを申し上げます。 具体的な内容についてのおただしなので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 IP電話については、導入を始めた平成23年度から、使用料が発生するという理由により、希望する世帯、事業所等にIP電話を設置することとして進めてまいりました。基本的には今後も希望する世帯、事業所等にIP電話を設置したいというふうに考えておりまして、おやめになった家庭、当初から入っていない家庭等いろいろございますが、無理に勧めるというようなことは考えておりません。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 無理に勧めない、そうすると連絡が届かない。緊急時のときはどのように連絡を取るようにするんですか。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 自宅にIP電話がなくても、当然、災害情報等そういったものはテレビ、
スマートフォン、そういったものに情報は届くようになっておりますし、今回クラウド化ということをしたんですけれども、その場合、IP告知端末、同じ情報が
スマートフォンから見られるようになっております。 基本的に自宅にある方とひもづけしておるわけなんですが、例えばどうしても経済的な理由とかで自宅にIP電話は置けない、だけれども隣の人が入っている、隣の人がまだ
スマートフォンを使える枠があったとしたとすれば、その家庭との共有をしていただいて、共同利用をいただければ
スマートフォンでも見られるようにはなるということになりますので、基本的にはIP電話の設置はあくまで希望者のみでいいかなというふうには考えております。 以上です。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 隣の人が、共有の枠が空いているというのは、それは本人が隣の人に言うということなんですか。町からその人に頼むということなんですか。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 口が足らず申し訳ございませんでした。基本的にはそのお借りしたい人が隣の人とお話をしていただくというのが基本でございます。町でそこを、この人空いているからどうですかとかいうお勧めはいたしません。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 隣の人が嫌がったら駄目ですよね。私もそう思います。 次に、料金の支払い体系も総務常任委員会の調査で年額3,300円一括となっていましたけれども、当初は無料、なぜ有料にしたのか。そして、無料化にする考えはないんですか。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 IP電話の使用料でございますが、当初は3,600円だったんです。それを途中から3,300円と減額して、年1回納付とした経過でございます。 無料にする考えはということでございましたが、当然、現在IP告知システム、運営する中でかなりのコストがかかっております。システム保守料でありましたり、当然いろいろな修繕料、あと光ファイバー等の移設、新設、あと電柱への添架料とかいろいろかかっております。そういったところを考えますと、幾らかでもご負担を今後もお願いしていくという形しかないのかなというふうに思っております。 先ほど9番議員さんのお話もありましたように、減免措置がございますので、非課税世帯であったり、60歳以上の独り暮らしであったり、高齢者のみの世帯であったり、障害者手帳を持っている方、こちらの方については、こちら側から減免措置をされてはどうですかというふうなお話をして、そういった方を中心に無料ということで対応していきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 減免者が多数いるので、それはしようがないかなと思います。 あと、高齢者が今のIP電話は使い方が難しいと言って、高齢者から電話来て、画面に黄色い三角マークがあったんです。私はすぐ行って見たんですけれども、その三角マークが何か分からなくて役場に電話して、携帯で。ここを長く押してください、後ろを長く押してください、そして画面を、ここを押してくださいと。そういう感じで、直ったんですけれども、高齢者はこれは言っても分からないと思うんですよ、直し方なんて。そして、入力はしないと思うんですけれども、ローマ字。それで、説明員か役場の職員が、電話来たら、どうですか、こう直すんです、そういうサービスもしてはどうかなと私なりに考えているんですけれども、どうでしょうか。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) お答えいたします。 IP告知端末、不具合時々ございます。パソコンのようなものでございますので、当然フリーズという、固まったりいろいろございます。先ほどの三角マークもそういった状態でございます。 もし可能でしたら、ご自宅の固定電話なり携帯電話から役場のほうに電話いただければ、職員が今も対応にそれぞれ伺っております。IPの導入当初は地域情報推進員という方々を設けて対応しておったんですが、それも時間の経過とともにもう大体大丈夫かなということでやめてきた経過がございます。基本的には、現在いろいろなトラブル、役場のほうに電話をいただければ企画情報係のほうで係員が現場に出向くという形を取っておりますので、その辺、宣伝していただければ助かります。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。
◆3番(鈴木元久君) 通告外なんですけれども、1つ質問させていただいていいですか。
○議長(割貝寿一君) 簡単に。
◆3番(鈴木元久君) 4月29日、停電がありました。6時から9時まで、お客さんが来た人もいます。ろうそくどこにあるんだと。そしていろんな人から電話来ました、ついているかいと。長岡は駄目、大蕨は駄目、笹原も駄目、雨谷も駄目、そして雨谷の人に聞いたら、竹之内はついていると、だけれども雨谷は駄目と。丸光電気さんにかけたらここも駄目、原因は分からない。 そして、役場に電話しました。役場に電話して、当直の人だと思うんですけれども、役場はついている、どこがついているか分からないという報告だったんです。だから、私もそういう形で電話来た人にはかけ直して、そういう状態ですと。 だけれども、3時間、そしてIPも使えません。9時になりました。IPで連絡してもよかったんじゃないかなと。私は、つい最近です、原因が分かったのが。原因は何だったのですか。知らない人もいるからお願いします。
○議長(割貝寿一君) 総務課長。
◎総務課長(江田一寛君) お答えしたいと思います。 お答えというか、申し訳ございません、宿直の者からも、その日この地区で停電しているとかいう報告がちょっと上がってこなかったものですから、その晩のうちに何とも対応できませんでした、申し訳ございません。 原因のほうも今の段階では私も聞いておりませんし、4月29日のその3時間の停電というのも今初めてここで聞いた状態でございますので、原因等分かれば、議員から教えていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。通告外ですので、ただ返答だけで。
◆3番(鈴木元久君) 当直は分かっているんですけれども、名前は出しません。 以上で3番議員の質問を終わります。
○議長(割貝寿一君) これで、3番、鈴木元久君の一般質問を終わります。
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△散会の宣告
○議長(割貝寿一君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。 散会 午後2時51分...