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09月15日-04号

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  1. 塙町議会 2020-09-15
    09月15日-04号


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    令和 2年  9月 定例会(第6回)          令和2年第6回塙町議会定例会会議録議事日程(第4号)                     令和2年9月15日(火)午前9時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(13名)     1番  金澤太郎君      2番  菊地哲也君     3番  鈴木元久君      4番  吉村守広君     5番  七宮広樹君      6番  下重義人君     7番  吉田広明君      8番  青砥與藏君     9番  吉田克則君     10番  鈴木 茂君    11番  藤田一男君     12番  鈴木孝則君    13番  割貝寿一君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長        宮田秀利君     副町長       佐藤要一君  教育長       秦 公男君     総務課長      白石憲男君  町民課長      生田目敏夫君    健康福祉課長    藤成寛味君  農林推進課長    江田一寛君     まち振興課長    吉成知温君  まち整備課長    藤田衛昌君     生活環境課長    鈴木義房君  会計管理者     星 忠吉君     農業委員会事務局長 小野 浩君  学校教育課長    佐藤光一君     生涯学習課長    金澤祐介君  選挙管理委員会書記長          代表監査委員    金澤忠良君            白石憲男君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長    藤田淳一      書記        根本雅士               開議 午前9時00分 △開議の宣告 ○議長(割貝寿一君) ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(割貝寿一君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。 本日の会議のビデオ映像は、後日、インターネットにて配信する予定となっておりますので、ご了承願います。 また、会議規則に従い、議場内では携帯電話等の電源をお切り願います。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(割貝寿一君) 日程第1、一般質問を行います。 昨日に引き続き、通告順に従い、発言を許します。--------------------------------------- △下重義人君 ○議長(割貝寿一君) 6番、下重義人君、登壇願います。 持ち時間は10時ちょうどです。 下重義人君。     〔6番 下重義人君登壇〕 ◆6番(下重義人君) おはようございます。 昨日の一般質問に続き、通告順に沿って質問してまいりたいと思います。 今月9月で東日本大震災から早くも9年6か月が過ぎ、また、1923年、大正12年9月1日午前11時48分に相模湾北部を震源とする海溝型大型地震が発生し、現在の貨幣で換算すると約320兆円という被害をもたらした関東大震災が過去に発生しております。これから先30年以内に起きる発生確率80%に引き上げられた南海トラフ地震北海道根室沖での地震が懸念されております。 そこで、町の財産でもあり、宝でもある子供たちをこのような災害から守るためにも、質問してまいりたいと思います。 まず、1番から入ります。塙町立各学校及びはなわこども園、笹原幼稚園の安全面、環境面に関して伺いたいと思います。 各学校、こども園、幼稚園での安全面での指導は徹底しているのか、まず先に伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員のご質問、教育関係のことでございますので、教育長より答弁をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、下重議員のご質問にお答えをいたします。 各小中学校、こども園及び幼稚園において、安全指導計画等に基づき、避難訓練、交通安全教室、防犯教室等を実施し、安全教育を指導しております。 また、毎朝の登校時には、校門前等で立哨指導を実施しております。 さらに、毎月1日の教師による街頭指導や、春、秋の交通安全運動期間中の教師による街頭指導を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 質問が飛び飛びとなるかもしれませんけれども、対応のほうよろしくお願いしまして、笹原幼稚園のフェンス改良工事がなされましたが、あれは環境面でのフェンスなのか、防犯対策のためのフェンスだったのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、お答えいたします。 笹原幼稚園のフェンスの設置工事でございますが、当初の設置されておりましたフェンスにつきましては、腰高の低いフェンスでございました。そうなると、一般の方というか、どなたでも乗り越えることができるということで、それをちょっと高めのフェンスにして、防犯対策を行ったということでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 防犯対策でフェンスを少し高くしたということで、やはり人が乗り越えられるようなフェンスでは防犯にはたどり着きませんので、そのような考えでフェンスの改修工事が行われたということであると思います。 今年度から一部スクールバスの運行が数台か増えましたけれども、各乗車時、下車箇所の管理はどのように行われているのか伺います。
    ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) スクールバスの運行についてでございますが、詳細について担当課長から説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、お答えいたします。 まず最初に、このスクールバスの運行の中で、各地区に停留所を設けております。登園、登校の停留所につきましては61か所、降園、下校については60か所を設定しております。 その中で、まず学校からの指導でございます。学校からは、停留所での保護者の送迎、その停留所までの送迎をお願いしたいという旨のお話はされているそうです。これによって、まず低学年の父母、祖父母、そういった方の送迎が見られるということでございます。 また、学校からは、停留所ごとの班長さん、そこに集まる子供たちの中からの班長さんを通知しております。 また、学校からの下校の際でございますが、下校の際には、乗車前に各方面別に整列をさせましてバスに乗車させていると。また、低学年が乗車するスクールバスには先生が同乗しているということでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 当地区、私の地区でも、今年度からの、4月からスクールバスが運行となりましたけれども、やはり今、子供たちもまだ6か月ぐらいなので、何かと落ち着かない点もあるかと思いますけれども、やはりいろいろと時が過ぎれば子供たちもだんだん落ち着くような感じかなとは思うんですけれども、やはり防犯面も含めて、今、課長の説明にあったように、見回りとか登校時に送ってくるとかすれば、やはり防犯対策には、いろんな犯罪とか防犯とかには、多少は心配はありますけれども、抑止力にはなるかとは思います。 塙中学校の登校、下校の際に、保護者の車での送り迎えが多いようですが、中学校のロータリー部分防犯カメラは設置されたのか、また、防犯対策、要するにあそこに、入り口辺りには、昨日4番議員がカメラの話をされたときに、ちょっとあの周辺にあるような説明もありましたけれども、校舎内には防犯カメラが設置されているのか、また、防犯対策は中学校内ではされているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) ただいまのご質問、中学校の防犯対策ということだと思います。 それではまず、中学校の中の防犯カメラの件でございますが、中学校の校門の横断歩道の脇のところに、町のほうで設置した防犯カメラが1台、1基設置されております。中学校の内部というか敷地内の防犯カメラでございますが、これについては設置はされておりません。それと……     〔「されております」と言う人あり〕 ◎学校教育課長(佐藤光一君) されておりません。 防犯の対策でございますが、学校内に不審者が侵入する、そういったことも予想されますので、セキュリティーの面に関しましては、入り口のところに来校者用のインターホンを設置して、そこで確認しながら施錠を開けて対応するというようなこととなっております。 あと、安全面で申しますと、登校、下校時のスクールバスが運行する際には担当の先生方が立って誘導して、あるいはお迎えの保護者の車が来るときも、一方通行で回って子供たちを乗せていただくような指導をしてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 私もこの塙中学校に孫が登校しているので、何度か登下校には行ったことあるんですけれども、もしあそこに不審者が入ってもちょっと気がつかないんじゃないかなと、そういうことはあっては困るんですけれどもね。防犯カメラを設置しろとは言いませんけれども、ちょっと心配な面もありましたので質問させてもらいました。 今後、防犯カメラは設置する予定があるのか伺いたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) ただいまの現在の段階でいきますと、設置する予定はございません。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) あってからでは困るので、そのような設置をするような考えも持ってみてはいかがかなと思いますので、一つの要望として質問させてもらいます。 続き、塙中学校の質問ですけれども、自転車での通学学生はいるのか、安全指導などはまたなされているのか。というのは、私らの中学校時代はかなりの方が自転車登校したわけなんですけれども、今現在、自転車での登校をする子供さんというのか、中学生、学生さんあまり見受けられないので、安全指導とか、また何人ぐらいいるのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) 塙中学校の自転車の通学についてのご質問でございます。 塙中学校の自転車での通学者、合計で29名ございます。方面別に申しますと、常豊方面が5名、台宿方面が7名、笹原方面が8名、上渋井方面が5名、塙方面が4名となっております。 それに対しまして、子供たちの指導はどうなっているかということでございますが、交通安全指導計画に基づく指導を行っております。これは4月の交通教室において実施するもので、内容としては、交通道徳並びに交通法規の指導、通学路の確認、自転車道、歩道の確認、自転車の正しい乗り方の指導、自転車の点検整備の指導等を行っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 今、各方面の自転車通学の方の人数ですね。ただ、これは中学校が許可出している人数だと思います。ただ、現在はこれ皆さん自転車で登校しているんですか。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) ただいま議員さんのおっしゃったとおり、29名というのは学校のほうで把握している登録している人数でございますが、現在、全ての生徒が自転車で登校しているということではないかと思います。学校の自転車置場に行っても29台はない場合が多いので、やはり現在はまた別な方法で登校していると思われます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) やはり自転車登校でも、夏の間はいいですけれども、冬場、冬期間はまた登校しろというのも、私らもかなりつらい面も、苦労した面もありましたので、保護者の方がやはり天気が悪いから送っていくとか、安全面も勘案して送っていくとか、そういうことをしてもらえれば、なお、自転車よりはやはり車での登校というのか送り迎えのほうが安全かなとは思います。 はなわこども園には防犯カメラは設置されているのか。同じような質問なんですけれども、こども園、6か月過ぎました。防犯カメラ等のカメラがついているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) はなわこども園の防犯カメラの設置状況というご質問でございますが、はなわこども園には現在5台の防犯カメラが設置されております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 園内には5台の防犯カメラがついている。その中で、防犯カメラがついていますけれども、園内での園児の事故並びにけがなどは今まで報告されたものがあるのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) 現時点では、大きなけが等については報告がございませんでしたので、ないというふうに思われます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) (2)番にいきます。 火災、震災、水害などの災害に関して、避難訓練年間実施計画並びに避難訓練を実施しているのか伺いますが、各学校並びにこども園、笹原幼稚園の避難訓練、この年間実施計画というのは各学校ごとに出しているのか、その辺も伺います。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、避難訓練等の安全指導ということでございますので、私のほうからお答えをいたします。 まず、各幼稚園、小中学校におきましては、それぞれ消防計画、あるいは学校安全全体計画、それから安全指導計画及び防災教育全体計画等を作成しております。さらに、危機管理マニュアルを策定し、園児、児童、生徒の安全の確保を図っておるところでございます。 避難訓練につきましては、こども園、笹原幼稚園及び各小中学校とも複数回避難訓練を実施しておりまして、それぞれのこども園、それぞれの小中学校で、場所等のものもありますので、独自に作成をして実施しておるところでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) これ年間実施計画書というのは、今、教育長が述べたとおりに、各学校ごとにいろいろとやはりございますから、場所等、環境等もありますから、それはみんな同じのわけないとは思うんですね。 この避難訓練に関してということで、たまたま通告書出した後に、広報はなわの中に、8月6日にはなわこども園の保育部で避難訓練を実施しましたという、広報はなわのほうに載っていましたので、実施しているんだなということで分かった次第であります。 塙小学校は、洪水ハザードマップで見ると、今度の新しい、来年度あたり新しく発行されるやつの内容はちょっと分からないんですけれども、前発行された洪水ハザードマップを見ると、土石流危険箇所、そして、はなわこども園なんかは50センチ以下の浸水箇所エリアにもあると思います。 あくまで、これは1日雨量が大体174ミリの降雨を前提としたシミュレーションではありますけれども、これらの対応はどのようにしているのか。場所的に塙小学校、あと、はなわこども園なんかはそういうようなほかと違った危険性もあるかと思いますので、これに関して質問します。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) それでは、お答えをいたします。 塙小学校におきましては、ハザードマップで土石流の危険があるということでございます。 まず、これまでのことを考えますと、たまたま昨年度は、台風19号、休みの日にありましたので、避難ということはせずに済んだわけでございますが、これが授業日で子供たちが登校しているという状況の中でおきましては、まずは速やかな避難ということで、保護者のお迎えをしていただいたり、状況によっては休みにすると、休校にするというようなことで対応していく。子供たちの安全をまず第一に考えた行動を、学校としても、また教育委員会としても指示をしていきたいというふうに考えております。 これまでも過去に台風等の接近によりまして、久慈川が、非常に多くの水が、大水が出て危険な部分がございましたので、その場合は速やかに保護者に依頼しましてお迎えをしていただきながら、児童生徒の安全を確保したということもございますので、これらにのっとりながら、まずは子供たちの安全を確保するように速やかな対応をしていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 今、教育長が答弁されたように、台風なんかは前もって分かるし、前回は確かに、台風19号のときは休みでしたね、確かに。 ですけれども、やはり今、子供たちが学校にいる間にゲリラ豪雨とか、ああいう災害というのか、とんでもないような雨量の場合、はなわこども園の場合には、水害による避難場所は、はなわこども園の水害、あの辺もよく、交差点にあるスーパー辺りなんかは浸水箇所であって、今後、想定外の雨が降った場合、あの辺の水害による避難場所、これなぜ質問するかというのは、高台のほうにやはり水郡線が通っていますよね。ということは、やはり水郡線を渡って高いほうに逃げるとか避難するとかといった場合、どうしてもやはり危険も伴ってきます。一応、避難場所は設定されているのか、考えているのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、はなわこども園の避難場所ということでご質問だと思いますが、まず避難経路でございます。 まず、1次避難、例えば火災、地震、そういった水害等が起こった場合の第1次避難といたしましては、園庭に集合する。園庭に集合して、2次避難場所、これも設定しております。2次避難場所は駐車場なんですが、それには2か所設けまして、こども園の駐車場と、もう一つの2次避難場所として駅前の駐車場あるいは図書館の駐車場を設けてあります。 この2か所という設定なんでございますが、例えば、火災の場所によっては、逃げられないという判断ができた場合には駅前のほうに逃げるとか、あるいは風向きで、どうしても南から来る風であれば違う方向とか、そういったことも想定して2次避難所を設けております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) あらゆる災害を想定して、そのように駅のほうに逃げるとか、水郡線を越えて反対側のほうに逃げるというのはかなりの降雨量になるかと思いますので、そこまでは降らないとは思うんですけれども、何が起きるか分からないので、いろんなことを想定して避難場所とか避難経路というのもやはり考えておいたほうがいいかなとは思います。 これ、前回、広報はなわに載っていた保育部の避難訓練だったんですけれども、保育部、ゼロ歳から2歳ですよね。そういう子供たちの避難はどういうふうにされたのか、話だけお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、はなわこども園の保育部の避難の方法についてご説明をさせていただきます。 こども園の保育部におきましては、避難訓練の年間計画、先ほど教育長が説明したとおりに作成をしております。防犯訓練を含めまして年間12回の計画をしているところです。 それで、4月から毎月これを実施していくわけなんですが、どうしても保育部ですので、ゼロ歳児から2歳児まで、小さなお子様がいらっしゃいますので、まず最初に、4月に当たっては、避難方法の指導ということでの訓練を行っております。火災の恐ろしさを知らせることとか、避難の合図、方法等、そういった約束事を子供たちに知っていただくと。 5月の避難訓練においては、今度は地震の避難訓練になりますので、地震の恐ろしさを知らせる。あとは、保育士の指導をよく聞いて慌てずに避難できるような指導をしております。 それから、だんだんステップアップしていきまして、実際に園庭に出ていくとか、あとはだんだん月を経るごとに、例えば、幼稚部もございますので、幼稚部との合同避難訓練等も実施しております。 こういった保育部の子供たちの避難の方法なんですが、ゼロ歳児、1歳の低月齢児でございますと、歩くことがまだできない子供もいらっしゃいますので、お散歩カーというカート的なものにその園児を乗せて避難すると。あとは、1歳の高月齢児、2歳児、歩くことができる子供たちについては、保育士の指導によって一緒に歩いて避難するというような形を取っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) はなわこども園の年間実施計画表の中に、指導目標という欄に、避難中は「おかしも」の約束を守り行動すると、これ分からないから聞くんですけれども、「おかしも」って何なんですか。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) 避難の合図、「おはしも」なんですが、これは一つの約束事の合い言葉的なものです。まず、「お」は押さない、「は」は走らない、「し」はしゃべらない、「も」は戻らないの頭文字を取って、「おはしも」の約束という形になっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 私が持っている計画表には「おか」なんですよ、かきくけこの「か」なんですけれども、「は」じゃなくて。駆けないとかという意味ですかね、今の話からすると。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) 申し訳ございません。私のほうで把握している保育部のお約束事は「おはしも」となっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 私が持っているのは「おかしも」ですから、その辺は後でゆっくりお話ししましょう。 職員の消火器による消火訓練は行っているのか、消火器を使っての。要するにこれは消火器を使うということは火を使うところですから、何かやはり給食とか、ふだん、室内辺りはそんなに火災は発生しないとは思うんですけれども、取りあえず消火器を使っての消火訓練は行っているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) このはなわこども園保育部の年間計画表によりますと、初期消火の訓練をするという形で入っておりますので、消火訓練は実施しているということになるかと思います。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) あらゆることを想定して、消火器は使わないことにこしたことはないですから。 (3)番に入ります。 6か月が経過したこども園の周辺環境並びに道路状況ということで、昨日4番議員がちょっとやはり同じような質問をしましたけれども、同じような質問を私なりにしていきます。 ちょうど、塙・棚倉線から、はなわこども園の東方を通り、JR塙駅前の鈴木輪店さんの付近で、先月、自動車同士の事故が発生しました。このはなわこども園が開園され、ますますあの辺は危険度が増すのではないかと懸念しておりますけれども、その危険箇所を促すような対策が必要ではないかということで、昨日、整備課長が答弁したと思います。 私なりに考えると、あそこは大変やはり、かなり私も通りますので、スピードを出してきます。それはやはりある程度、危険箇所を促すようなということで、今のじゃなくて前の保育園の周辺にあった道路にあったかまぼこ形のちょっと危険箇所を促すようなものをやはりあそこにも、できれば鈴木輪店さんの塙駅前に出る辺りとか、あの辺に設置することができないのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(藤田衛昌君) ただいま議員さんからご質問ありましたかまぼこ形の施設ということで、通称は我々ハンプという言い方をしておりますが、ちょうど塙南線、この路線にございます。 この路線の効果を検証といいますか、感じているところでございますが、ハンプだけをしてあるんですが、確かにそこで減速する車もあるんですが、ここの路線に限っては、片方の車を側溝側に置いて、片方の車をハンプで、そこで減速しないで走っている車をよく見かけます。ですので、あそこもだんだん慣れてくると同じことになりはしないかという心配を実は多く持っているところでございます。 それを防ぐためにはどうするかということなんですが、南湖公園に同じような施設があるかと思いますが、あそこはハンプ、こういうぽこんというかまぼこ形だけではなくて、その脇にポールを立てて、もう1台しか通れない、そこしか通れないというふうにしておるんです。ですので、対面通行はもちろんできませんし、そこで必ず減速するということで、非常に効果があるというふうに考えておるところでございます。 その方法をあの路線に適用していけば減速はするというふうに感じているところでございますが、現在の通行状況を見ますと、特に朝なんですが、こども園の東側からこども園側に入っていくという一方通行で、多分、園内を一方通行に今しておると思います。そうしますと、踏切側からも来る、駅側からも行く、それがあそこから入るということで大変混み合っている状況を、私、実は現場を見てございます。そういった中で、ぎゅっと絞ってくる、そういったことをした場合に、一般の車両が今度通行する、それを考えますと、かえって混雑はしないかという心配をしております。 それで、今の段階では、昨日申し上げましたように、案内表示あるいは路面標示、そういったことで対応してはどうかというふうに考えているところでございます。まるっきりハンプを考えないということではございませんが、まずは一つ一つ試して、一つ一つ整備していきたいと、そのように考えているところでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) やはり今後何らかの対応は考えていかなければならないんじゃないかなと思います。 また、やはりJR塙駅前の駐輪場北側にあるあずまやと言っていいんですかね、付近の道路及び縁石の、車で走行すると、なぜか北側のほうから入ってくると、どちらからでもですね、対向車が来ると、どうもあの辺って不自然な、要するにこども園のほうはかなり幅員が広くなったせいか、道路が広くなったせいか、あそこでぐっと絞られるような感じなので、幅員を広げる、あの辺を少し改良するような考えがあるのか。 また、よく見ると、あずまやに車が接触したような形跡があるんですよね。あの建物というのは町のものなのかJRのものなのか。また、もしその縁石を若干幅員すると、やはりあずまやのあの角が、それでなくても当たっている形跡があるので、あの辺は幅員を広げる、そういうような何か改良するような考えがあるのかだけお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長(藤田衛昌君) あそこにございますあずまや、四角錐の屋根の建物かと思います。あれにつきましては町管理の施設になっております。 それで、議員さんご指摘のように、あの一部分、ほんの小さいクランクになっているような形で、多分、高いトラックとかそういったものが通ると、非常にぎりぎり通ると危険な状況で、ちょっと外れるとあの建物に当たる可能性がある、そのような感じをしておるところでございます。 一応、あそこについては、建物の範囲までは建物の敷地であって、それから西側が道路敷ということでございますので、ちょうどあそこが建築限界の道路境界の境目にあるということでございまして、それを西側に広げられるかどうかということだろうというふうに思いますが、それについては今後の通行状況を考えながら検討してまいりたいと思います。 議員さんご指摘のように、今まではあの先が狭い同じような幅員で行っておりましたので、それほど気にならなかったのですが、今度、北側を拡幅したそのせいもあって、非常に目立つようになっております。何らかの対応を検討できないか、これから考えて、何らかの対応を今後検討してまいりたいとは思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) あらゆるものを想定して、そして防災面、災害面から子供たちを守っていってもらいたいと思います。 大きい2番に入ります。 塙町教育委員会令和2年度教育要覧全般に関して伺うということで、塙町には、県指定の文化財が2か所、また町指定の文化財が13か所とありますが、管理体制はどのように行っているのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 教育長。 ◎教育長(秦公男君) お答えいたします。 文化財指定、先ほどお話をいただいたとおり、県指定2件、それから町指定が13件ございます。 詳細につきましては、担当課長から説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) それでは、文化財関係の管理についてお答え申し上げます。 ただいま教育長が説明しましたが、このうち町が直接管理している文化財は2件ございます。その2件は陸奥代官塙陣屋跡と向ヶ岡公園の史跡、2か所であります。この2か所は町が管理しております。 それ以外の仏像、建造物等については、地元の区長やお寺の住職が管理を行っております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 町自体が管理しているところは2か所あるということで、少なくとも年に一度ぐらいは指定されている文化財の状況を確認しているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) 町管理の史跡2か所につきましては、定期的に担当職員が現状確認を行っております。それ以外の文化財につきましては、各管理者に任せてはおりますが、年に1回くらいは、文化財の現状の確認ということで、担当職員と文化財保護審議会委員のほうで確認をしていきたいとは考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 管理者が町の文化財というのは向ヶ岡公園、あそこの、ちょっと細かい話になるかもしれませんけれども、モミジの木って途中から折れましたよね、枝が。 この前、私もこの調査をするということでちょっと見に行ったら、近くの人が、あの近辺の人が出てきて、やはりこのモミジは後々枯れますよということで、よく見ると、先のほう、もう葉が落ちて枯れて、要するに、また枝が、枝といってもかなり太い枝なんですけれども、この前は、前回は道路側のほうに倒れてフェンスが破壊されているような状態なんですけれども、ああいう管理もやはり町で行っていくのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) ただいまご指摘の向ヶ丘公園にありますイロハモミジという木でございますけれども、これにつきましては8月末に途中から枝が折れております。 その現状を確認してもらったところ、芯までも穴が空いている状況だということで、教育長とも話をしまして、元から切ったほうが安全だろうと、台風が来る前に切らないと危ない可能性があるということで、実は昨日、造園屋さんに元から木を切っていただきました。今は株だけが残っている状態になっています。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) じゃ、私、切る前に調査に行ったんですね。そのとき、よく上から下までかなり写真は撮ってきたんですけれども、いい記念になると思います、それ、もう切っちゃったのでは。 文化財保護審議会ってありますよね、これ。教育要覧にも載っていますけれども、これは現在どのように活動しているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) 塙町文化財保護審議会の関係でございます。 文化財保護審議会は、教育委員会の諮問に応じて文化財の保存及び活用に関する重要事項について調査審議をし、これらの事項等に関して教育委員会に答申または建議をする組織でございます。 審議会は、規則によりまして、委員が5人以内で組織して、教育委員会が任命しており、委員の任期は3年間でございます。 現在の委員につきましては、今年の令和2年3月31日で任期が切れております。そこで、来週になりますが、23日に開催します教育委員会定例会におきまして、委員の任命議案を提出し、10月1日から5名の委員を任命する予定となっております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 昨年10月12日から13日に発生した台風19号による災害に見舞われた文化財はあったのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) 昨年の台風19号関係で、文化財につきましては直接な被害はございませんでした。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 私の調査の中ではあったかとは思われますけれども、なかったんですか、今後の対応はと聞こうと思ったんですけれども。もう一度聞きます。本当になかったのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(金澤祐介君) 多分、上渋井の板碑の関係だと思いますけれども、上渋井に文化財の中で上渋井区が管理しています板碑というのがございます。これにつきましては石の石塔になりますけれども、あそこに4つ並んでおりますが、そのうち文化財指定になっておりますのは一番右側の1基だけでございます。 現在、それを覆っている屋根につきましては、多分、昨年の台風のときに木が倒れて壊れている状況だと思います。直接は板碑の文化財には被害はございませんでした。 ただ、その屋根の補修等につきましては、管理者である上渋井区長と協議をして、今後直していきたいとは考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) どことかは言わなかったんですけれども、課長が言ったもので、一応、文化財そのものは被害は被ってはおりませんでしたが、その屋根の部分ですね。その隣にある説明書き、その歴史なんかも書かれたものは、やはり屋根が飛んで、雨風を受けて、やはりかなり見づらくなったようなことになっておりますので、この上渋井ばかりじゃなくて、あらゆる文化財がありますので、保護管理のほうに努めてほしいと思います。 また、この令和2年の教育要覧を読んで、教育の歩み、そして塙町の歴史、沿革、要するに物事の移り変わりというのがよく書かれていました。先人の皆様の苦労がよく伝わり、町の表面しか見ていない私もすごく反省しております。 今回、文化財のことを質問しましたけれども、この自分の町である塙の歴史に興味のある方は、また勉強してみたい方は、教育委員会が発行しているこのような「羽黒山城Ⅰ」、これは1次、2次、3次発掘調査の報告ということですね。あと「時代(とき)の響き」、これは塙町の文化財も載っていますので、こういうものを読んで、私も今現在、読んで勉強中なんですけれども、こういう議員になれば、ある程度こういう塙の歴史も勉強しておくべきではないかと私は強く思っていますので、これは教育委員会で発行していますので、教育委員会でも販売していますし、町の図書館にも置いてありますので、閲覧もできますので、ぜひとも皆さん勉強してみてはいいんじゃないかと思います。 次にまいります。 このような本です。 3番にいきます。 昨年6月定例会で一般質問を行った空き家対策のことに関して、同じような質問になろうかと思いますけれども、これはそのときに、空き家対策の計画、実施計画を制定し、協議会は今後設置するという答弁だったんですね、昨年6月の議会ですか。ですけれども、これはまた協議会は設置されない。今後設置する予定であるとは思うんですけれども、いつ頃設置するのか先に伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの件でありますが、町では平成30年度に塙町空家等対策計画を策定しております。適切な管理が行われていない空き家等が、防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に影響を及ぼしており、地域住民の生命、身体、財産の保護、生活環境の保全、空き家等の活用の対応が必要となったことから、空き家等の対策を推進するために空家等対策計画を策定し、空き家等対策に取り組むこととしております。 条例の制定及び協議会の設置につきましては、本計画で令和3年度より審議を開始することとしておりますので、条例につきましては本年度中に制定を予定しており、特定空家等の検討は次年度以降に本格実施の予定であります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 今現在じゃなくて、これは昨年ですね、令和元年5月31日現在、建物総数が3,747件で、空き家は322件で、空き家率8.6%、昨年、令和元年5月1日現在ということですけれども、その後はどのような空き家率になっているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 数値的なことでありますので、担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長
    まち振興課長(吉成知温君) おただしの空き家率の関係でございます。 先ほどの空き家数322件、こちらにつきましては空家等対策計画をつくる段階で調査を行っております。その後以降、空き家の件数については現在のところ調査は行ってございません。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 現在は行っていないということですけれども、恐らくこれ以上に増えても、減ってはいないと思います、空き家率。 その空き家の中でも、まだ利用可能な空き家と完全に放置状態な空き家とあると思われますけれども、その実態などは把握しているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 先ほどの空家等対策計画の中で、外観の判断になります、調査委託、中には入れないものですから。一戸建て、長屋建て、共同住宅等の調査を行った中で、特に危険なので早期の対応が必要だと、いわゆる特定空家と言われている空き家になろうかと思いますが、こちらについては17件ということになってございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) その17件のうち、道路沿いに建っている放置状態な危険な空き家、どことは言いませんけれども、走っていると気がつく場所の危険な空き家もあるかと思いますけれども、こういう空き家の実態を町ではある程度把握しているのか、また指導しているのか。要するに、同じ放置状態な空き家でも、ある程度、危険を及ぼさないような場所であればいいとは言いません、空き家ですからね。ただ、道路沿いに建っているということは、今後、危険を及ぼす可能性もあると思いますので、そのような場所の空き家は、町ではそういう実態を把握しているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) いわゆる道路沿いと、または倒壊のおそれのある危険な空き家ということかと思いますが、先ほど答弁いたしましたように、17件の危険空き家ということ、また、道路沿いで危険だということで、住民の方からどうにかならないかというようなご連絡が来て、担当課のほうでそちらについては対応してございますが、現在、先ほどから出ております条例を制定して、協議会を設置して、いわゆる特定空家に認定をしないと、なかなかそこの部分については危険だという判断ができませんので、先ほど町長答弁いたしましたが、本年度中に条例制定をいたしまして、来年度、協議会を設置しまして、特定空家、いわゆる塙町特定空家の定義をしっかりつけながら、今後、特定空家の指定に結びつけながら、そういう危険な空き家の対策について進めていくということになろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 今後、特に道路沿いに建っている危険な空き家に関しては早急な対策を願い、これをもちまして、6番議員、下重義人、一般質問を終わります。 ○議長(割貝寿一君) これで、6番、下重義人君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前10時00分               再開 午前10時15分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △鈴木元久君 ○議長(割貝寿一君) 次に、3番、鈴木元久君、登壇願います。 持ち時間は11時15分までです。 鈴木元久君。     〔3番 鈴木元久君登壇〕 ◆3番(鈴木元久君) 3番、鈴木元久、一般質問を行います。 本日は、フラワーキングのことについて質問します。6月の広報はなわで、町民の皆様が見て、細部、何が何だか分からないということで、一般質問をしてくれということを頼まれて。 小学校統合から2年が経過し、これまで未使用であった旧常豊小学校の跡地利用に、農業生産物流法人株式会社フラワーキングが、農業振興と新たな企業誘致に対し、賃貸借契約により、今年度から収入の確保と維持管理費の一部を削減できることはよいことだと思います。 それで、質問です。 町とフラワーキングとの会社はどのような契約になっているか伺います、町長。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 塙町とフラワーキングの契約の内容ということでありますので、事務的なことでもありますので、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) フラワーキングさんと町との契約の内容ということでございますが、ご承知のように、町は昨年度の会計で出資金60万円を支出しておりまして、町がために農業生産等を行っていただくというような契約になっております。そして、塙町の花卉等を海外のほうに輸出していただけるような、そういった契約というか、そこのお願いをしているわけでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 花卉利用という、輸出ということを聞きました。 それで、今年度から3年間に限り使用料を2分の1とし、年間60万円とする。なぜこれは2分の1で60万円なのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 当初算出したときに、やはり当初の走り出しというんですかね、出だしはやはりお金がいろいろかかるということで、町としても出資して応援していくという形を取っているわけですから、使用料は3年間に限って半分にして、それ以降は普通にもらっていこうというようなことで、企業を応援する意味で減額したものでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 分かりました。 あと、フラワーキングの本社はどこにあるんですか。そして、資本金は幾らくらいあるのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 本社は塙町大字常豊北野字八幡120番地1に設置しております。常豊小学校跡地ということになります。 資本金の額ですが、3,200万円となっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 賃貸面積の拡大により随時変更があると言っているが、実際にあったのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 株式会社フラワーキングさんと5月1日付で建物貸付契約書を締結した時点では、校舎1階の一部、468平米の貸付けでした。 その後、花卉取扱量が増加してまいりまして、作業及び保管場所が不足する事態が予測されたため、普通財産借受け変更申込みがありまして、8月17日付で143平米を増加した建物貸付変更契約書を締結しております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) じゃ、面積は増えたということで、あと小学校の備品、7月までに地元優先に、地元の人に販売すると言っていたが、販売はなされたんですか。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 旧常豊小学校の備品関係ですが、前に地元の方を優先に販売等で処分をということで話しておりましたが、このコロナの関係で、なかなかその開催の部分がちょっとめどが立ってはおりませんが、一応、地元の方といいますか町民の方に、備品については希望者にお分けするような形で対応することでは予定しております。 ただ、時期についてですが、できるだけ秋口といいますか、早いうちに行いたいという考えではいます。コロナの状況と対応等を考えながら進めたいということでご理解ください。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 分かりました。 電気料、水道料はフラワーキングが支払うとなっているが、賃貸料は納入されたか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 賃貸料ですが、当初の契約で64万7,155円契約しております。これについては5月27日に納入済みです。8月17日で追加されました分で、13万4,311円が追加として使用料発生しますが、今月中が納入期限ということで、まだそれについては納入はなっておりません。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 電気料の査定の仕方ですけれども、電気料のメーターは別に取り付けたんですか。それとも一緒で、トータルしてそういう計算なんですか。また、水道料の量、これもどういうふうな形で量っているか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 建物の貸付けの契約に合わせまして、光熱水費の負担に関する協定を締結しております。 電気料金については、貸付けのエリアの電気使用量子メーターをつけて測定しておりまして、使用実績に応じて負担を求めることとしております。 水道料金については超過料金分を、農業集落排水処理施設料については貸付エリアの面積割合に応じて、それぞれ負担を求めるということとしております。 一応、使用料等については、上期、下期という2期に分けて、それぞれの実績に応じて請求をする予定ですので、9月末までのかかった費用について請求をして、10月に納入していただくという予定にしております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) なぜ町が60万円をフラワーキングに出資したのかお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの60万円の出資につきまして、これは令和元年9月定例会で説明をいたしましたが、要約し、再度ご説明をいたします。 現在、国内の花卉販売も、人口減少、また、販売の低迷等によりまして、ほとんどの花卉価格が低迷しております。このような現状の中、町はダリアを平成30年から中国への輸出を開始いたしました。昨年度につきましても、中国国内や、新たに香港市場の開拓が進みました。さらに、海外向けのオリジナルダリアの販売につきましても、既に新たな品種選定に入っており、需要はますます増加するものと、このように考えております。 町がフラワーキングに出資した目的は、企業活動を支援することでの生産体制の確立、そして雇用の創出推進のためであります。 ご承知のように、町内の生産者も高齢化が進み、生産が減少傾向にあります。しかしながら、海外への輸出量は増加傾向にあり、ダリアの生産量を増加するには体制をさらに強化していかなければなりません。その対応の一環としての法人化への協力を進めました。 また、ダリア以外にも、輸出向けの切り花や花木についても町外からの受入れ体制を構築し、輸送コストの低減化を図り、生産者に優位な仕組みづくりをしていくことも必要であると、このように考えております。 そして、今回の出資契約締結によりまして、常豊小学校、先ほど議員のお話の中にもありましたが、有効活用にもつながり、町には使用料も入り、使用した光熱水費はフラワーキングさんが当然負担いただいておりますし、生産者や協力団体も含めまして、町内にはお金が還流し始めていることを見ますと、かなりの経済効果が出ておると、このように考えております。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) あるところでは、60万円、株式会社の株を買ったとかいう話を聞いているんですけれども、どうでしょうか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細、担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 株式会社でございますし、出資したということで、株を購入したということになります。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 1株幾らで何株買ったのかをちょっと教えてください。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 1株1万円で60株ということになります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 1株1万円、60株、分かりました。 次、1週間に1,000本のドウダンツツジを切って、日曜日の夜に東京大田市場に持っていき、中国に輸出すると言っていますが、新型コロナウイルスの感染には影響はないのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 フラワーキングの町内での企業活動につきましては、ダリアの育成、出荷に加えまして、今お話しのドウダンツツジの出荷等については、町内での作業になりますので、直接の影響はないと、このように捉えております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 今、町内でやっていると言ったんですけれども、広報はなわには、東京大田市場に持っていき、中国に輸出すると書いてあったんですけれども、これはやっていないんですか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 現在、そういった形で、大田市場のほうに持っていって出荷というか輸出しております。そこはほかの農産物と同じというふうにお考えいただければというふうに思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 分かりました。 フラワーキングの従業員は何名で、どのような業務を担っているか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 具体的な数値に関するものでありますので、担当課長より答弁をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 従業員は8名と聞いております。当然、遠藤氏を除く形になります。 内訳は、事務が1名、伐採業務1名、その他6名はダリアハウスでの作業及び出荷業務でございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 従業員8名。確認します。8名で、事務が1名、伐採者が1名、あとはダリア関係。伐採者1名で間に合っているんですか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 ドウダンツツジの伐採を行っているということでございますが、観光協会とそこは契約を締結しまして、観光協会のほうでその作業を担っているという形になっております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 分かりました。 町観光協会の職員が作業に関わっていると聞くが、どのような理由で、今言ったとおり伐採に関わっていると、何名で、また、賃金は誰が負担しているのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 観光協会が関わっておる作業、ドウダンツツジの伐採と、これと搬出作業ですね。その内訳でありますが、町は塙町観光協会に観光資源整備事業補助金、これを交付しております。1年を通しまして、観光施設及びその周辺の草刈りや整備を行っております。今年5月から6月にかけまして、塙町多目的広場である台宿ふれあいの森遊歩道整備と山林の整備を当事業で実施いたしました。 一方で、フラワーキングでは、中国の富裕層や店舗、ホテル等での人気の高い日本のドウダンツツジを現状以上の量を中国に輸出したいという計画を持っておりました。今までであれば、下刈りをして切り捨てたままにしておいたドウダンツツジ、これが商品としての価値が判明をいたしました。 観光協会と覚書を締結いたしまして、ドウダンツツジの下刈りの搬出の許可を出すとともに、観光協会職員の作業代金を除いたドウダンツツジ代金を町に納入することといたしました。 また、観光協会は、フラワーキングとの間に下刈り、搬出作業の業務委託契約を締結し、作業代金とドウダンツツジ代を含んだ金額の支払いを受けることで、観光協会といたしましては、貴重な自主財源を確保できる絶好の機会となったわけであります。 協会の作業員、月15日勤務となっておりまして、その15日で町観光資源整備を行い、勤務日以外においてはフラワーキングからアルバイトの体系で雇入れを受け、賃金の支払いを受けております。観光協会の作業員の収入が今までより増加したことになり、観光協会作業員の確保、雇用の継続が容易になったという状況もございます。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) ちょっと分かりづらかったので、端的に賃金は誰が払っているんですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細につきましては、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 観光協会への作業代金はフラワーキングさんが払っているということになります。 あと、先ほど人数の関係が漏れていましたので説明しますと、観光協会、毎日異動はありますけれども、最大の人数で9名でやっておりました。観光協会の作業員3名、臨時アルバイト6名でやっていたというふうに聞いております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 端的に答えてありがとうございます。 次に、ドウダンツツジを管理しながら、10年に分けて切って、資源を枯渇させないように育てながら出荷し、また、適正な価格で買い取り、生産者に還元したいと考えていますと言っていましたが、ドウダンツツジ、今現在、民間地を切っています。その還元する支払いはどのようになっていますか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細につきましては、担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) 民有地の刈り払ったものを譲っていただいて出荷したという形になっておりますので、その代金ですが、今月中にお支払いしたいということで聞いております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 支払い金額というのは1本幾らなのか、1反歩幾らなのか、1町歩幾らなのか、どのような査定をしているんですか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 1町歩当たり5万円ということで計算しているようでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 1町歩5万円、分かりました。 これは面積に対してですよね。切った部分の面積じゃないですよね。所有地の面積ですよね。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) ドウダンツツジの発生、発育というんですかね、自生しているところが点々と点在しております。ですから、その民有地の地番そのものの面積ではなくて、やはりドウダンツツジの生育していた面積、それで計算しているということになります。よろしいでしょうか。 以上です。
    ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 私も見てきたんですけれども、その切った面積は誰が測るんですか、伺います。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) それは観光協会の主任が精査していると聞いております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 民有地、大分切っているんですけれども、今月中に払うというか測るのは大変かなと。もう測っていると思うんですけれども、よろしくお願いします。 現在、ドウダンツツジを切っている場所、面積、どこでどのくらいあるのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの件でありますが、具体的な数値に関するものでありますので、担当課長より答弁をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 町有地分は塙ふれあいの森公園敷地でありまして、山林約11.6ヘクタールの一部、住所は台宿字大久保地内であります。一部と申し上げましたのは、対象地の面積は広大でありますが、先ほど申し上げましたように、ドウダンツツジの自生地は尾根周辺の適度な日影の場所となっておりますので、採取できる場所は限られているということでございます。 そのほか、民有地の場所で自生しているところを刈っているというところでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 今まで、町の収入、支払いはないと思うんですけれども、面積どのくらいで収入はどのくらいあったか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの件、具体的な数字ということでございますので、担当課長に答弁をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 塙町観光協会の収入額240万480円から作業代金を引いた額116万9,147円がドウダンツツジ分として町に入っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 240万480円と116万147円、これどういうことですか、もう一度お願いします。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 すみません、説明が下手なもので申し訳ございませんでした。 観光協会にその240万480円が、フラワーキングさんから、当然、作業代と搬出代、そういったことで、あと材料代というかドウダンツツジ分として一括して振り込まれて、それで観光協会の作業員さんの賃金分、作業代分を引いた額、結局その作業代分が123万1,333円になりますが、そちらを引いて残った分が町の土地に生えていたドウダンツツジの分であるということで、116万9,147円を町に観光協会から納めていただいたという形になっております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) よく分かりました。 民有地を無断で使っていると聞くが、所有者には説明したのか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの件でありますが、民有地につきましては、当然のことながら、所有者に説明し、承諾を得ていると聞いておりましたが、議員からの一般質問の通告をいただきましたので、改めて調査を指示しましたところ、間違って民有地の枝を伐採してしまった箇所があったとの報告を受けました。 そのため、当該地所有者には誠意を持って謝罪するようにしたところでもありますし、民有地の使用は十分に注意を払って行うようにとの指示も出させていただきました。 詳細につきましては、担当課長からお話をさせていただきます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 民有地については、当然のことながら、所有者に説明をして承諾を得てから作業に入るようにしておりまして、無断で伐採していることはないと認識しておりましたが、議員さんから一般質問の通告をいただきましたので、改めて、伐採、搬出作業を行っていた観光協会に詳細な調査を依頼したところ、昨日、一部承諾を得ていない民有地の枝を作業員の錯誤によりまして伐採してしまった箇所があったとの報告を受けました。 原因としては、町有地の境界はしっかりとカラースプレー等でマークするとともに、境界ぐいを全て確認した後に作業に入るようにいたしましたが、現在は、作業員が歩いたり、低木等を下刈りして見通しがよい状況がありますが、作業開始当初はかなり見通しの悪いやぶ状態でございました。作業に集中するあまり、境界を越えて入ってしまったようであります。 さらには、作業員の朝のミーティングとかでその辺の周知、それと監督が不十分であったことや、作業員が山でのそういった作業での経験不足などもあったと理解しております。 錯誤で伐採をしてしまった民有地の所有者さんにつきましては、至急、丁寧に謝罪を行うように指示するとともに、町としても改めて謝罪したいと考えております。 また、今後は細心の注意を持って作業に当たるように努めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 私もそれは見てきました。 あと、保安林のことなんですけれども、保安林は17種類の保安林があるんです。そして、福島県は5つ該当しなくて、12の保安林があります。 それで、塙町の保安林は、風水害、水源の確保、景観を保つくらいかなと思うんですけれども、どういう保安林になっているか伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 大変事務的な質問でございますので、担当課長より答弁をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 場所にもよりますけれども、基本的には、水源涵養と土砂流出防止というのが保安林の基本的な指定の目的だというふうに解しております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 法律では、保安林は、立木を切っちゃいけないと、そして倒すことは禁止または制限されている森林のことですが、ドウダンツツジは途中から切っているからいいのではないかと私なりに判断していますけれども、どうでしょうか。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 保安林の立木伐採には許可を要しますが、森林法施行規則第60条第1項第4号で、灌木、いわゆる低木の伐採は許可を要しない要件となっておりますので、ドウダンツツジの枝打ち、伐採作業は許可を要しない場合に当たります。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 私が思っていたとおりです。 あと、法人税の支払いについてはどのように考えていますか、お伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 株式会社フラワーキングに係る法人町民税についてお答えを申し上げます。 株式会社フラワーキングの法人町民税につきましては、申告納付されております。 そして、ちょっと時間をいただきましてお話をさせていただきます。 このドウダンツツジなんですが、今後は、山主さんと協同しまして、新しい町の産品としてドウダンツツジの見直し、先ほど議員がおっしゃられましたように、計画的な採取の方法、この確立によりまして、長期的に採取できるようなシステム、これをしっかりと立ち上げていきたいと、このようにも考えております。 お話を聞きますと、私、現場に行っていなくて申し訳ないんですが、採取後の現場では既に幾つもの幼木がそこに所在するということで、これからその幼木が育つことで、また切って、採取して、販売することができるということでありますので、新しい産品の一つとしてしっかり後押しをしていきたいなと、このように思っております。 なお、法人税につきましては、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(生田目敏夫君) それでは、詳細というほどまではいきませんが、お答えを申し上げたいと思います。 株式会社フラワーキングにおける法人町民税でございますが、株式会社フラワーキング、こちらのほうの事業年度は4月1日から翌年の3月31日ということになっております。その3月の決算を基に、本年度でいきますと5月に法人町民税分が申告納付をされているというようなことになってございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 3月31日の申告で法人税が決定と、分かりました。 次に、私なりに課長に航空写真を頂きました。それで、これは、どこの人がいるのか、固定資産税一覧表を閲覧し、名前と住所を調べて作りました。 私は約20名の人から住所を探して、東京に1人連絡が取れませんでした。入院が3名、住所が分からなかった人3名、口頭でオーケーした人が5名、絶対に切っちゃ駄目という人が1名、何も言ってこないという人が7名、計20名でした。 職員の人たちが遠藤社長と来て、切っていいですかと口約束だけで、契約書も持ってこないで切り始まりました。私も4回ほど山に上がって、100枚ほど写真を撮ってきました。実際に切っていました。本当であれば、契約書を渡して、幾ら幾らですと、そういう形で支払って初めて切ることができると思います。 あとは、共有林の土地に対しては、地権者全員から同意書をもらって、代表者に契約書を渡して、幾ら幾ら、面積が幾ら幾ら、これで金額でお願いしますと言って切るのが通例です。しかし、今まで、10月の今月末に支払うと言っていましたけれども、誰も1銭ももらっていないそうです。 そして、職員の皆様も、境界をはっきりして、ここに入っていいのか聞いてから入って、契約を結んでから切るようにしてください。不安に思っています、皆さんは。 共有地の代表者のところに行ってきました。私は高齢で山に登れないし、鈴木君ちょっと行ってきてくれんかと、上がってきました。あとは言いません。 そういうことで、町長、民有地の境界は行ったことがありますか。また、担当職員の人たちも境界を見に行ったことがありますか、ドウダンツツジ切り始まって。伺います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私、この作業が始まってからは山には入ってはおりませんが、昨年ですか、一昨年ですか、ゴヨウマツではなくて、山に咲くシャクナゲですか、シャクナゲの群生地、これを探して山道を13キロほど、万歩計でやったんですけれども、歩かせていただきました。 その中で、大変、今言うドウダンツツジ、かなり密集しておって、歩きにくいというふうな思いはあったんですけれども、私の個人的な私見でありますけれども、今までただ切り捨てておったものがこうしてお金に換算できる、換金できるという状況下でありますので、先ほど申し上げたように、その民有地を持っている方、それから町の土地も含めて、10年と先ほど議員おっしゃいましたけれども、その10年を一つの流れ、パターンにして、毎年1年ごとに切って、そして10年後にまた新たに切り始まると、そういうようなしっかりとした新しい産物というか産業としてですか、事業としてしっかり組立てができればと考えておりますので、これからは今言うところの民有地含めて、その土地、地主さんとよく話合いをしながら、しっかりとその契約書も当然作るべきだろうと思っております、私も。いろんな後で錯誤がないようにということで、これはやっていくべきだろうと思っておりますので、そういう方向で私は進めるべきだろうと、このように考えております。 職員の山の云々は、職員のほうから説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長(江田一寛君) お答えいたします。 まず、町有地については、当然職員が出向いて境界を指示して、ここまでですよというふうに、くい等で確認をしております。議員も歩かれたということなので、スプレーで赤くなっていたりしたのは見たかというふうに思いますけれども、民有地でございますが、民有地、基本的に一人所有、いわゆる持分所有じゃないものを、基本的には町のほうと会社のほうで現場を見まして、一人持分のところだけを今回カラーしていただいております。 ただ、先ほどおわび申し上げましたように、共有地の一部に、町の境界で、尾根の部分で、若干やぶでちょっと食い込んでしまったと先ほどおわび申し上げましたが、共有地はそこ1か所です。それ以外は個人の持分の山しか切っておりません。 なかなか、書面でということで、町としてフラワーキングさんにその辺の指導をできなかったのはちょっと甘かったのかもしれませんが、今後どういうふうに契約書を作ればいいのかという、実際、切ってみて何ぼという部分もありますので、その辺しっかり調査をした後で、何本あるのでこのぐらい切らせてくださいということで契約するとか、その辺は指導のほうを徹底していきたいと思います。 基本的に、民有地は一人持ちのところしか切っていない。あと、誤って共有地の一部を少し切ってしまった。共有地はそのところだけだということでご理解いただければというふうに思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 最後に、今後10年間、伐採を予定していると思いますが、職員が仲買に入っているので、最後まで町民の皆様に対応していただきたいと思います。 以上で3番議員の質問を終わります。 ○議長(割貝寿一君) これで、3番、鈴木元久君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(割貝寿一君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会いたします。               散会 午前11時06分...