塙町議会 2019-06-13
06月13日-02号
令和 1年 6月 定例会(第3回) 令和元年第3回
塙町議会定例会会議録議事日程(第2号) 令和元年6月13日(木)午前9時開議日程第1
一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(13名) 1番 七宮広樹君 2番 下重義人君 3番 吉田広明君 4番 青砥與藏君 5番 高縁 光君 6番 吉田克則君 7番 鈴木 茂君 8番
鈴木安次君 9番 小峰由久君 10番 割貝寿一君 12番 藤田一男君 13番 鈴木孝則君 14番
大縄武夫君欠席議員(1名) 11番 小林達信君
---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長 宮田秀利君 副町長 佐藤要一君 教育長 秦 公男君 総務課長 白石憲男君 町民課長
生田目敏夫君
健康福祉課長 藤成寛味君
まち振興課長 吉成知温君
まち整備課長 藤田衛昌君
生活環境課長 鈴木義房君 保育園長 品川亮助君
会計管理者 江田一寛君
農業委員会事務局長 小野 浩君
学校教育課長 佐藤光一君 生涯学習課長 金澤祐介君
学校給食センター所長 代表監査委員 金澤忠良君 齋藤 智君
---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 藤田淳一 書記 根本雅士 開議 午前9時00分
△開議の宣告
○議長(
大縄武夫君) おはようございます。 ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(
大縄武夫君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。 なお、本日の会議は
ビデオ撮影をいたします。後日、インターネットにて配信する予定となっておりますので、ご了承願います。 また、会議規則に従い、議場内では
携帯電話等の電源をお切り願います。
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△諸般の報告
○議長(
大縄武夫君) これから諸般の報告を行います。 6月12日付で割貝寿一君ほか4名から、発議1号 新たな
過疎対策法の制定に関する意見書案の提出がありました。その写しをお手元に配りました。 次に、11番、小林達信君から本日の会議を欠席する旨、届け出がありました。 これで、諸般の報告を終わります。
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△一般質問
○議長(
大縄武夫君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順に従い、発言を許します。
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△
鈴木安次君
○議長(
大縄武夫君) 8番、鈴木安次君、登壇願います。 持ち時間は10時1分までです。 鈴木安次君。 〔8番 鈴木安次君登壇〕
◆8番(
鈴木安次君) ただいまより一般質問に入りますが、令和になって最初の一般質問であります。簡潔明瞭な町長答弁を期待して、一般質問に入ります。 まず第1点目、塙町職員採用及び人事異動について伺ってまいります。 塙町は昨年度5人の退職者でありましたが、新採用は
任期つき採用を含めると10人と、近年にない大人数の採用でありました。町長はどのような意図を持ってこの大人数の採用を決定したのか、まず伺ってまいりたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その前に、多くの傍聴者の皆様、
大変ご苦労さまでございます。 それでは、お答えを申し上げます。 今、こども園、はなわ
こども園開設に向かって、内部組織の強化ということで、今まで
任期つき職員として就業なさっていただいておった幼稚園、保育園の先生ですか、この身分の安定と申し上げますか、そのために
任期つき採用の職員さんを正採用にして、その就業環境を改善し、なおかつどうしても、この環境下の中で実際に働いている方が、大変足元が緩いと申し上げますか、なかなかしっかりとした職業位置といいますか、これが認められていない。要するに今まで任期つきの職員の環境整備のために、これを正職員に採用するという方向で進めたわけであります。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 平成30年度、昨年度の塙町の出生者数は40人でありました。塙保育園のゼロ歳児は4人、1歳児は20人、2歳児は14人、3歳児は25人です。これまで、少子化に備えて
幼稚園教諭や保育士の正採用を前任者は極力控えてまいりました。そんな中で、塙町が示している人口推計を見れば、本当に少子化はおのずとわかっているので、前の町長は正採用は極力控えて任期つきあるいは臨時職員で対応してきたということであります。ますます少子化が進む中で、5年後、10年後、今回正採用した保育士や
幼稚園教諭の仕事をどのように確保していくのか。今はよくても、これから先を考えた採用でなければならないと思うわけであります。その辺をどのように町長は考えて採用したのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 先ほどの話とも類するのでありますが、この正採用、これはどうしても
任期つき職員さん、定着率が悪いと申し上げますか、より条件のいいところに移動してしまうということもありましたので、これからの子供たちの就業環境といいますか、
子育て環境を考えたときには、ぜひにもここにしっかり定着していただいて、その組織、その施設の運営に当たってもらうべく、しっかりとした身分の保障と申し上げますか、このために正採用をいたしました。 この後、子供たちがどのように推移していくかということで、その職員をどうするかということでありますが、
棚倉あたりのお話を聞きますと、職員さん、保母さんとか
幼稚園教諭という立場で採用された方も、庁舎内を1年、2年程度回って、町全体、組織全体のことを勉強してもらってから、その辺等々の施設に出向くというか、就業するというふうな話も聞いております。 そういうことも含めますと、当然町の職員でありますので、この後、教育関係の就業場所ですね、学教もしくは生涯学習課等、それから子育て等に類するところに異動ということも、将来的には考えていかなければならないだろうと、こんなふうに考えております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) では、昨年あるいは一昨年で保育園、幼稚園の臨時職員でやめた人は何人いますか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 はっきりした数字はここに持ち合わせてはないんですが、四、五人の方が離職なさったと、このようには話は聞いております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 質問事項がいっぱいあるので、ここばかりにとどまっていられないので先に進めますが、塙幼稚園の園長、今年度新しい方になったわけですが、この園長は常勤なのか非常勤なのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 身分は非常勤の特別職ということになります。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) なぜ常勤で採用できなかったんですか。 時間がないので、すぐに答弁してください。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 常勤にするという話もあったんですが、今の現況の中では常勤までは必要ないだろうと、そして幼稚園を新しい目で見ていただくということで、外部と申し上げますか、同じ
教育関係者ではありますけれども、最高位の校長先生までやった方でありますので、この方に見てもらうことで多少なりとも新しい形での出発ができるような、これはこども園とも絡んできますので、そういうふうな組織体制をしっかりと見直すというような意味で、非常勤の形で就業していただいたということであります。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 町長は自分の人事なんですから、人に相談することなく簡潔に短時間で答弁してください、時間が限られているので。
幼稚園教諭あるいは保育士10人も大量に採用したので、その弊害で常勤にできなかったということはないですか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) そういうことは全くありません。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) では、幼稚園長が不在時に、最近頻繁にあります幼稚園、保育園での事故、事件が起きた場合のとき、誰がどのようにして対応するのか、責任は誰がとるのか、町長に伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 対応は、当然そこにおる職員が対応するということになります。当然、教育委員のほうにも、教育長のほうにも連絡が入る等々、そして対応は進めるべきだろうと、このように思っております。 〔「責任は」と言う人あり〕
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 責任は
教育委員会ということになります。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 今年度4月に新採用した
幼稚園教諭が休んでいると聞いていますが、本当に休んでいるのかどうか、また、休んでいるとすれば休んでいる理由を伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) その子細は私よりは教育長が承知しておりますので、教育長よりお話をさせていただきます。
○議長(
大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) お答えをさせていただきます。 本年度採用した
幼稚園教諭は、病休のために1カ月間の診断書が出ておりますので、ただいま病休中でございます。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 差し支えなければ、その病名を伺いたいと思います。
○議長(
大縄武夫君)
鈴木安次君に申し上げます。それはできないと思います。 教育長。
◎教育長(秦公男君) 病名については差し控えさせていただきます。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 次にいきます。 平成30年12月に提示された第5次
行財政改革大綱案にも、職員配置の適正化というのがあります。
地域活性化のための戦略的な事業への職員配置を重点的に行うとともに、最少の職員数で最大の効果を上げるよう職員の適正配置を行います。また、引き続き職員数の削減に努めますと大綱案に載せているにもかかわらず、職員数をふやしたのは、町長みずから大綱案を否定していると捉えられます。また、町には定数条例があります。人口規模に合った職員採用をすべきにもかかわらず大量採用した理由を町長に伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 職員の定数、条例定数は133人であります。現在就業している職員は115人ということになりますので、その話にはそぐわないだろうと思います。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 今回の
行財政改革大綱案を提示している中で、その案が出てからでも十分採用はできたのではないかと。近年になく5人やめて10人も採用するというのは、本当に今までの町政の整合性がとれていないのではないかという疑いを持たれても仕方がないという状況だと思います。 また、4月の人事異動で
健康福祉課の課長補佐を2名にした意図はどこにあるのか、町長に伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その前に、この1つ前の質問の中で、115人、これは任期つきの採用職員さんもいらっしゃいます。この方々が正採用になったということで、内部での異動はされていないと、その身分を変えたというふうな方向で進めたわけであります。 それから、課長補佐2名にした、これは業務推進のための一つの手段として実行したもので、これは何ら問題があることではなく、それ自体には問題はないと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 一番先のことで心配しているのは、臨時職員を正採用にしたということで、将来的に塙町の人件費の増加と、昨日も
所管事務調査で申し上げましたように、固定費が増大しているという中で、正採用したことによると人件費の増加も見込まれると。今後とも税収の増が見込まれない中での正採用だということが一番心配されるわけです。その辺を勘案して正採用にしたのか。企業誘致はやらないという町長の考え、税収が見込まれない中で、その辺の考えはどのように整合性をとるのか町長に伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 先ほどもお話をいたしましたように、まず職員の身分を保障することで、ほかの施設に異動するというんですか、退職して出ていかれると言ったらあれなんですけれども、退職されるというのは、これからのこども園の運営に関しても大変な支障になるということで、身分を保障することでこの施設にとどまっていただく、この施設で働いていただくというふうな方向づけでやっておるわけであります。 そして、さっき子供が少なくなってきたらどうするんだという話、先ほどもお話ししましたように、やはりそこの職場で培ったもの、これを生かせるような部署に当然異動してもらうという、そういうふうな異動をしてもらうということも将来は考えていくべきだろうと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 人件費の増加はどう考えたんだということで話を聞いたわけです。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 人件費、新採用というか、採用数が当然減ってくるだろうということになります。その中にいる方を部分異動することで、人の均衡を図っていくということになるだろうと、このように思います。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 先ほどの
健康福祉課の課長補佐を2名にしたのは問題ないと。でも、
健康福祉課はそれほど、今まで1名でも十分やれていたはずなのに何で2名にしたのか、それほどの仕事がふえた理由がわからない。 本来であれば、今担当している
教育委員会が
学校教育専門に当たるべきであって、はなわ
こども園建設は
健康福祉課が担当し、他課工事で
まち整備課が
こども園建設に取り組むというものと思っていました。そうなれば
学校教育課を2名にすべきという思いはあるわけですが、なぜ一番負担のかかる学校教育を担当すべきところに
こども園建設を負担させて、余り仕事がふえていないような
健康福祉課を2名にしたのか、その考え、どのような意図を持ってやったのか町長に伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 まず、子供たちの
子育て環境の整備、そして高齢者の皆様方の健康寿命を延ばすというような、そういう大きな目的の中で、担当する補佐にはそれを専従できるような形でやってほしいということで、2名体制ということにしたわけであります。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君)
教育委員会は補佐1名、
学校教育課長のところは補佐1名で、
十分こども園建設を
学校教育課は賄えるという判断のもとにやったわけですか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 そのように理解していただいて結構です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) はなわこども園、
予定どおり来年度開園できると町長は考えているわけですか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。
予定どおり進めていくというふうな考えでおります。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 時間がありますので次にいきます。
株式会社塙町
振興公社湯遊ランドはなわについてにいきます。 近年、
オリンピック絡みもあるんですが、「望まない
受動喫煙防止を図るために、多数の者が利用する施設等の区分に応じ、
当該施設等の一定の場所を除き喫煙を禁止するとともに、
当該施設等の管理について権限を有する者が講ずべき措置について定める。」とありますが、町は
株式会社塙町
振興公社湯遊ランドはなわとの協定でどのような対策をとっているのか、まず町長に伺ってまいりたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 政府の方針等々もありますので、施設を管理する者として、これからしっかりとその対応をとっていきたいと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 対応って、今、施設は動いているわけですから、
受動喫煙防止の対策の責任はどこあるのか、誰にあるのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 今のご質問、
まち振興課長が承知をしておりますので、お答えをさせていただきます。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) それでは、ただいまの議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
改正健康増進法の体系ということで、まず
湯遊ランドの施設、こちらにつきましては、町の施設ですので町の管理下にございます。
湯遊ランドにつきましては、第2種施設に区分けされまして、原則屋内は禁煙となります。こちらにつきましては2020年4月1日、来年度の施行になりますが、現在施設につきましては、宿泊棟については全面禁煙、日帰りのところに屋内に喫煙所があるため、そちら等については今後対策をしていくこととなるかというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君)
湯遊ランドはなわはしばらく支配人がいないわけですが、いつまで不在にしておくのか町長に伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 支配人ですね。今、江面部長がその任務を代理しているというか、担っておるということでありますけれども、それ以上に、取締役5人が一丸となって施設の改善のために、それから収益改善のために努力を重ねておるところでありますので、本当に集団体制でやっておるというようなご理解をいただいてもよろしいかと思いますが、直接的な管理、その統括は江面部長に担っていただいております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 代理でなく、支配人をいつまで不在にしておくのかということだったんで。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 当面もう少し、この施設の先々のめどがつくまでは、支配人は今のところ置くことは考えておりません。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) これ以上言うと堂々めぐりにまたなりますので、次に進めます。 3月議会において、
湯遊ランドはなわの施設内にある山に
天体望遠鏡を設置するという予算が可決されました。今も
湯遊ランドはなわの敷地内にある山に
天体望遠鏡を設置するという考えに変わりはないのかどうか町長に伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今の時点ではその方向で進んでおりますが、子細については担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) ただいま議員の
天体望遠鏡の設置のおただしの件でございます。 現在、
湯遊ランドのほうに、
繰り越し事業になってございますが、補助金の支出をいたしまして、設計の段階まで進んでおります。できれば夏休みに入る前に設置をしたいというふうには考えておりますが、7月もしくは8月ぐらいに完成の予定となってございます。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) その
天体望遠鏡はどこから譲られてくるのか、また、有償なのか無償なのかあわせて伺います。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君)
天体望遠鏡をどこから持ってくるのかというおただしの件でございます。 今は解体が終わりましたが、白河の関の森公園です。そちらに個人で、もともと帝京大学にありました
天体望遠鏡、約5メートルぐらいの
天体望遠鏡になりますが、その施設を地域の子供たちのために今までやってございましたが、少子化の問題でなかなか子供がいないということで、そちらについて、この
天体望遠鏡を、たまたま塙町に来たときに、
湯遊ランドのほうに設置できたらすごくすばらしいのではないかというお話をいただいたところから、この話が始まっております。
天体望遠鏡については、解体費については無償のボランティアで、そちらの皆様がやっていただくということで、こちらに運ぶ運送賃等について、あと中の
天体望遠鏡本体、そちらも譲っていただけるということで約20万円ぐらいの、そちらについては有償でということで試算をしてございます。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 確認なんですが、本当にさびて使い物にならないのではないかというような話も聞いたわけですが、その中で解体費、向こうでやってくれるということですが、今後設置する上で修理代が発生しないのかどうか。また、
天体望遠鏡を予算計上するに当たって、これまででも町長はその実物を町長が実際自分の目で確認しているのかどうか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現物は見ておりません。なかなか時間がとれなかったものですから、写真等では拝見はいたしております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君)
天体望遠鏡、予算計上するに当たって見てもいないやつを予算計上すると。何かあったら、本当に使い物になるかどうかわからない中での予算計上だと。また、予算は可決されたんですが、
湯遊ランドはなわの前の山にどのような方法で
天体望遠鏡を運び込んで設置するのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 子細につきましてお答えを申し上げます。それについては担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) それでは、先ほどのご質問についてまだご答弁しておりませんので、修理代の件です。私
ども担当課の職員4名ほど現場のほうを、今、解体は終わっていますが見てまいりまして、稼働状況、それらについて確認をしてございます。今までの持ち主の方にお聞きしますと、オイルをやったりとか、そういう
メンテナンス程度で済むというふうにお聞きをしてございます。 設置場所については、ちょうど
湯遊ランドのダリア園の反対側になります。森がありますが、あずまやの建っている、若干左側にそれますが、そちらを考えてございます。そちらには
アクセス道が必要になってきますので、こちらについても車の入る道路、あとは下から階段が、既存の階段がございますので、そちらを上がっていくような形で現在考えてございます。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君)
アクセス道路をつくるということなんですが、せっかくツツジ山というか、きれいな見ごろになったツツジ、それが道路をつくることによって台なしになってしまわないのかという心配がされるわけであります。そういった中で、それでもあそこに
天体望遠鏡を設置するという考えなのかどうか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お話を聞いておりますと、既存の道路、これを拡幅するという方向で施工するということでありますので、その辺、担当課の課長、説明をお願いします。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) お答えしたいと思います。 まず、議員のおっしゃっているとおり、あそこは今、非常に見事なツツジが咲いて、ちょうど風呂山公園の後、時期をずらしてあそこでツツジが観賞できて、すばらしい景観を保っているというふうに考えております。 今回、グラウンドがございます、ソフトボールとかゲートボールができる、そちらのほうに既存の道路あるんですが、そちらの入り口付近がかなり急斜面という部分で、そこの部分の若干の地ならし程度なんですが、そのほかに、上まで道路がつながっておりますので、ツツジ等を傷めないような形で工事のほうを施工させていただきたいというふうに考えております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君)
天体望遠鏡を設置しようとする場所から男子の露天風呂が丸見えになるという話も言われております。そのような対策はどのようにとっていくのか伺います。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) ただいまのご質問のように、あずまやがちょうどお風呂のところからあります。その位置ですと、やはりお風呂のほうが若干見えてしまうということで、左側、あそこが一番高くて一番いいんですが、若干下げて、そちらについても、男性用のお風呂のほうが見えないような形で対策をとっていきたいというか、今、その形で設計のほうをしてございます。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 余り疑わしいところには設置しないほうがいい。風評というのもあるんですが、もしかすると、場所によって女子の露天風呂も見えるのではないかといううわさにもなっているわけです。そういったときに風評被害、
天体望遠鏡は星空が見えないで女子の露天風呂が見えるというような風評も考えられるという中での設置は、
天体望遠鏡の場所をずらしても山は動かないわけですから、そういった場所はよろしくないと思うんですが、その辺、もう一度考え直す考えがないのかどうか伺います。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) 確かにおっしゃるとおり、見えないとこちらで言っていても、お客様からは見えるんじゃないかという疑いを持たれるということが、やはり風評被害とかそういうのにつながるというふうに考えますので、景観を損なわないような、例えば町では竹事業で竹がかなりありますので、竹の柵とか、そういうもので覆うという対策については、検討させていただくというか、やっていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) また、天体観測には光が一番邪魔なわけです。前の予算審議のときにも言ったわけですが、
湯遊ランドはお客様が泊まっている場所なので、光はどうしてもあります。そのような対策、もう一度、一般質問の場でお聞きしたいと思います。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) ただいまのおただしの件です。確かに
天体望遠鏡は、ドーム型の中に望遠鏡を置いて、星のところ、このくらいの幅ですが動いて見えるようになりますが、光がやはり一番問題だということで、今回設置するに当たりまして、先ほどもお話しいたしました白河のほうで
天体望遠鏡の先生、那須申子青少年自然の家なんかを教えている先生なんですが、天体関係で。その先生にも現場を確認していただいております。あそこの山の位置なら大丈夫だということで、何カ所か検討はしたんですが、やはりあそこがいいということで、今回あそこの設置についての話となってございます。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 天体観測の講師、那須申子の先生だということですが、前の話だと、
湯遊ランドに夜は泊まっていただくということで、新たな
湯遊ランドの負担になるのではないかという思いと、あと、
天体望遠鏡を設置してどのぐらいの新たな誘客が望めると試算しているのか、あわせて伺いたいと思います。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) まず、おただしの第1点目の、その先生に土日来ていただいて、
天体望遠鏡のほうの観測ツアー等について説明をしていただくということでの
湯遊ランド側の負担の件でございます。先生のほうに謝金とかそういう部分でお話はさせていただいたところ、まずガソリン代程度、あとは、当然夜遅くなりますので宿泊というか、従業員の部屋になるかどうか、これからの話になりますが、宿泊をいただくということで、負担については1回1万円弱ということになろうかというふうに考えてございます。 また、誘客の部分でございます。
湯遊ランドはいろいろな形で今、誘客を図ろうというふうに考えてございます。議員もご承知のとおり、塙町は葛飾区と総合
防災協定を結んでございます。葛飾のほうにも天体関係の博物館がございまして、そちらについても、今月、葛飾区の区役所の職員がこちらに見えまして、今年度というか、来年度以降の話になりますが、そういうところで交流をできないかというお話もさせていただいております。 あと、ちょっと長くなって申しわけありませんが、ダリア関係で知り合った方が折り紙の大先生なんですが、この方が今現在、国立天文台、こちらの技師になってございます。こちらの方にもお話をして、今後、星の講演会とか、そういうものを集めながら誘客に努めていくということで、特に
湯遊ランドの近辺、冬の星空がすごくきれいです。冬のお客様が少ない時期、星空ツアーということで今年度から取り組まさせていただくようなことで考えてございます。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 平成31年4月1日付で、塙町は
株式会社塙町
振興公社湯遊ランドはなわに年間2,500万円の指定管理料を払う協定書が締結されましたが、協定は甲、塙町長宮田秀利代理者塙町副町長佐藤要一、乙、
株式会社塙町振興公社代表取締役宮田秀利との間で取り交わされています。これは利益相反に当たらないのかどうか、町長に見解を伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 出資金2分の1以上の出資を町がしておりますので、それにはひっかかることはないというか、それに抵触することはないと、このように考えております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 利益相反を疑われないためにも、甲乙どちらも宮田秀利名義ではなく、例えば
株式会社塙町振興公社代表取締役を副町長名にする考えはないのかどうか伺います。また、地方自治法第153条第1項の規定に基づく町長の権限に属する職務の一部を副町長に委任する規則を定めてから協定を締結すべきと思っていますが、その辺の町長の見解を伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今まで慣例でずっと長が代表取締役という形で進んできましたが、いろんな形があるということで検討は加えていきたいと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 実際に最近、利益相反、たびたび言われるわけですし、指定管理料ということで、これまでとは違った町の税金を
湯遊ランドに投入するわけですから、そういう利益相反を疑われないような、ちゃんと法律があるんですから、地方自治法第153条第1項の規定にあるので、実際に大熊町では結んでいるんです。町長の権限に属する事務の一部を副町長に委任する。塙町では町長の職務代理者は総務課長に規定されているんです。副町長ではないんです。その辺はやっぱり整合性をとるためにも、町長の権限に属する事務の一部を早急に副町長に委任する規則を定めるべきと思いますが、町長の見解をもう一度伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 基本的な部分、しっかり調べた上で、ぜひ検討を加えてみたいと思っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 今年度から指定管理料2,500万円を支出するわけですが、塙町が
湯遊ランドはなわの改善計画を策定しないで税金を投入することは、町民の理解を得られないと思います。いつまでに
湯遊ランドはなわの改善計画を策定する考えなのか、町長に伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 改善計画、これは3カ年計画で立案をしております。今期は22期ですから、23期から25期の間に大きな改善策を履行していくということで進んでおります。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) その改善計画、いつまでに議会に提出するんですか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 8月を目途に進めておるところであります。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 次にいきます、時間がなくなってきたので。 (仮称)はなわこども園開園に伴う諸課題についてということですが、
所管事務調査でも報告しましたが、ことし5月8日に滋賀県大津市で園児2名が死亡する痛ましい事故があり、また15日には、千葉県市原市の公園で遊んでいるところに車が突っ込み、園児をかばった保育士が重傷を負った事故がありました。 こども園開園予定地のところは道幅が狭く危険なので、その後、新たな対策を考えているのかどうか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) これは安全管理というふうな類になるだろうと、このように思っております。詳細については担当課の課長より説明をいたさせますが、それは当然、この施設をつくるに当たっては最重要事項というふうな部分もありますので、取り組みはしっかりしていきたいと、このように思っております。 子細については担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいまの件につきましてお答えをいたします。 まず、子供たちの安全管理でございます。こども園内の安全管理について説明をさせていただきます。 こども園内には、スクールバス等が登園・降園時に入ってくるわけなんですけれども、そのスクールバスの乗降経路に合わせて園内を一方通行として、園内での安全管理を図っていきたいというふうに考えております。 また、隣接いたします町道塙・棚倉線、町道栄町・宮田線の交通について、関係機関と協議し、安全確保に努めてまいりたいと思います。なお、ただいま申しました町道塙・棚倉線、町道栄町・宮田線につきましては、ゾーン30というような速度規制がなされていますので、60キロ、70キロで走る車はまずないとは考えております。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) こども園が開園した場合に施設管理者は誰になるのか。また、管理者とは別に園長を置くのかどうか。また、開園前は誰が責任者なのか、開園後は誰が責任者になるのか。時間がないのであわせて伺います。
○議長(
大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) お答えをいたします。 管理監督関係につきましては、塙町
教育委員会教育長ということになります。 以上でございます。 〔「園長は」と言う人あり〕
◎教育長(秦公男君) 園長を置く予定でございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 4番、棚倉消防署塙分署新庁舎建設についてということで、塙分署新庁舎建設について、用地取得について、どこから話がきたのか、まずここから話を伺っていきたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 子細につきましては、担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) それでは、棚倉消防署塙分署の建設について、どこから話が来たのかという部分で、これは白河広域消防本部のほうで、震災で被災した管内の消防署について、矢吹、西郷、塙、鮫川、東の5カ所の建設計画があると。それで塙の部分について、大体千四、五百平米の敷地、建物については約300平米の分署の建設を計画したいということでお話がありました。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 4月の
所管事務調査のときには、民間の土地を想定しているような内容の話だったと思うんですが、今の場所ではなぜだめなのか、まず伺っていきたい。
○議長(
大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) 基本的に現在の土地にあります分署を建てかえるということですと、建てかえの間、分署機能という部分が仮設なり何なりの対応になってしまうという部分がございます。基本的に広域消防本部のほうとしては、現在の場所ではなく、新たな土地を確保していただければそこに建て、完成した後、現在の分署については取り壊しをして、更地にするという計画で進めたいということでのお話があったということです。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 表郷の消防庁舎は壊して仮設でやって、あそこは建てたんですよね。何で塙だけできないのかなと思います。 また、昨年の11月19日に行われた上石井地区の説明会で、町は買収する計画であると説明したと聞いております。なぜ賃貸になったのか。本当にそのような話は、前の所管のときには、前総務課長は話をしていないということだったんですが、昨日、
所管事務調査の報告をしたとおり、上石井地区の人は買収する計画だと聞いたと言っておりますので、その辺のことも改めて伺いたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) それでは、現在の場所ではなぜだめなのかという部分なんですが、広域消防本部のほうで千四、五百平米ということで希望があったと。現在の場所はそれよりかなり狭い部分ということで、ある程度余裕のある敷地ということで、新たな部分を探したということです。 現在建設を予定しているところが、その買収が賃貸に変わったのではないかというようなおただしですが、基本的に町内部のほうで、新しい土地の部分について、二十五、六年分署がたった場合に、また建てかえ等になったときには、土地についてはお返しするということで、取得ではなく賃貸で地権者と交渉していいかというような内部の話し合いの中で、地権者のほうと協議をして同意を得て、地権者のほうから賃貸でいいという同意を得た後、上石井区に建設を行いますという説明をしていますので、区会、区の説明会の中で、土地については買い取りますとか賃貸ですとかという話ではなく、あくまで分署の建設について、こういうふうな考えで進めますという説明を行ったということですので、町が買収をするというのが賃貸になったという部分については、その区民の方がどういうふうに解釈したかという部分はちょっとわかりませんが、基本的には買収という説明はしていないということになりますので、そこについては言った言わないの話ではないでしょうけれども、町としては、あくまで地権者とは賃貸として交渉を進めて了解を得ていますので、その後の区の説明会で買収の話が出るというのは、ちょっと考えられないのかなというふうに思います。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) そのような答弁も想定して、調査した人に、水かけ論になるので議会に出てきて話をしていただけますかと、喜んで行きますということなので、ここで話を聞いてもだめなので、その辺の取り扱いは今後議運に委ねたいと思いますので、議運を開いていただきたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君、本人を呼んで話を聞くというのは、先ほども申し上げたとおり言った言わないの話ですから、町側はそういうことを言っていないということですから、その人をこっちに呼んで話を聞く必要は私としてはないと思います。 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) じゃ地権者にいつ説明して、賃貸の金額、また何年契約になっているのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) 地権者とは、平成30年10月16日に貸していただきたいということで依頼を申し上げました。同日、貸すことについては同意するというような形で内諾を得ております。 あと、白河消防本部のほうで、補助金の申請関係で土地の確保の部分で、土地の貸与の依頼というものが平成30年12月にありましたので、31年1月17日に賃貸の内諾の承諾書を地権者のほうからいただいております。 土地については、令和元年5月30日に賃貸契約を締結しております。年間の借地料は95万ということで、今年度についてはそれを12分の10ということで、6月1日から3月31日までの10カ月間という部分での借地となっております。 借地期間ですが、契約書上は分署の用途として使う間というような形で、本来であれば債務負担行為等の契約という部分が出てはくるんですが、3年に一度、契約の金額について協議をするというような形ですので、契約書上で予算化ができなかった場合には、契約については破棄をするというような文言で、とりあえず単年度ごとの支払いというような形の契約となっております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木安次君。
◆8番(
鈴木安次君) 以上で一般質問を終わります。
○議長(
大縄武夫君) 8番、
鈴木安次君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前9時59分 再開 午前10時10分
○議長(
大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△鈴木茂君
○議長(
大縄武夫君) 次に、7番、鈴木茂君、登壇願います。 持ち時間は11時10分までです。 鈴木茂君。 〔7番 鈴木 茂君登壇〕
◆7番(鈴木茂君) 7番、鈴木茂です。ただいまより一般質問を行います。 本日の一般質問は、塙町人口ビジョン及び地方版総合戦略の検証を相対的に行いたいと思います。 これは、ことし2月、我々議会が意見交換会をした際に、人口ビジョン、地方版総合戦略の検証を議会ではやっているのかというような質問がございまして、これは個人的にやっていますよというふうなことを私が答弁したものですから、責任を持って、これが平成28年につくられ、5年間の計画です。平成31年、令和元年、ことし5年間ですから、ことしでこの目標が終わる年でございますから、達成されているか、できないかできたかというのは大体もうわかる年でございます、最終年度に入っているわけですから。そこで検証をしたいなということでございます。 この中にいろいろと、安倍政権の地方創生の一環で、こういう人口ビジョンと地方版総合戦略を策定しなさいというようなことも言われましたが、この中には塙町の人口の問題、農林業の産業の問題、それから道の駅の問題、若い人の結婚・出産・子育て、若者と高齢者の住まい確保とか足確保とか、非常に重要な中身が含まれているんです。高額なお金をかけてこども園なんかつくるよりも、この中のことを確実に実行したほうがよっぽど町のためになるし町民のためになる、私はそう思っています。 これを検証することが一般質問に値しないと言っている議員がおるそうですが、この中身の重要さをわかっていない。所管事務でたくさんだと、そういうことを言っているそうですが、それでは町長の考えが聞けないわけです。私はきょうここで町長の考えを聞くわけですから、一般質問でなければこれはだめじゃないかと思います。 まず、平成28年2月に我々に総務課より示された戦略、人口ビジョンの計画なんですが、町長は平成28年7月15日に登庁したと思いますが、その任の前にできていますから、この戦略版をいつ内容を把握したのか、まずお伺いします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 いつと言われても、きちっと記憶しているわけではありませんが、この中身で特に興味のある部分というのは、目を通していたわけであります。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 記憶にないということでございますが、非常に中身、重要なことを書かれていますが、これを5年後に達成するという責任、一番は町長にあるわけなんですね。総務課でつくりましたが、町長は責任を持ってこの中身を、目標を達成させなければならないと、私はこう思うんですが、これを見てから、この中身を5年後に達成するように努力するようにというような、関係課長等を集めて会議を開いたかどうかお伺いします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この地方版総合戦略、これに特化した形での課長との話し合いはありませんが、その部署部署で、この中で必要なものは課長との話し合いをやっております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) これに関した会議を私は持つのが本当だと思います。こんなの1日かけてやらなければ、簡単にできない、中身は多岐にわたっていますから、ばらばらに話をしたってまとまりつかない。関係課長を集めて、総務課主体で、これを達成するためには今後どのようにやっていくか。これは就任した年にできているやつですから、4年間というと、ことしまでで町長が1期目の任を終える期間です。その間には成果としてあらわれることなので、そのときそのときでやっていて、果たして課長らがうまく指示できてきたか、私はちょっと疑問だと思います。 まず人口ビジョンの問題で話をしますが、地方創生の中で、東京一極集中を防ぐようにして、少子高齢化を地方ではおくらせなさいと、そのための対策をとるようにと政府で言ったわけです。ですから、何とか少子高齢化をおくらせて防ぐようなそういう対策、これが人口ビジョンの中に盛り込まれているんですが、実際に現在の塙町の人口は8,676人です。この中で示されているのは、2020年、来年で8,921人にすると、そういうような計画でやりますと、こういうふうに載せているんですけれども、全くだめですよね。 先ほども言いましたが、昨年の子供の出生数が40人です。亡くなる方は月に10人以上亡くなっているので、流出・流入の人は別として、亡くなる方と生まれる子供の差だけで年間100人以上出ますから、100人以上減っているんです。10年間で1,500人、塙町は人口が減ったと言われていますが、確実に減っていく。それをおくらせる施策がこの中に、いろいろと4つくらい載せて、これをやれば毎年17人の社会増を目指しますということですが、絵に描いた餅と同じで、全くできていないような状況なんです。この件に関して町長はどういうふうにお考えになりますか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この計画をつくった時点では、十分にその手応えはあったのかなと、このようには思っておりますが、やはり今の社会情勢、決して塙町ばかりではないだろうと、ほかの多くの市町村が同じような問題に直面しているだろうということで、社会情勢の急激な変化、これがやっぱり大きな一つのマイナス要因になっているんだろうなと、こんなふうには捉えております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 社会情勢はほかもそうですが、そんな減らない町も村もあるわけです。全国の中には、それなりの施策を講じて、これは大変なんですがやっているところもある。しかし塙町は全くほかの町村と、それ以外の町村と同じで何もできなかったと、結果的にはそういうふうに私は今の答弁で考えます。 これは総務課が主催して人口ビジョンを考えてやったんですが、全然効果があらわれない原因に、私は、総務課長が毎年かわっているという、それが一つ原因じゃないかと思っているんです。町長が就任して、総務課長は1年に1人ずつ交代しているんです。3年で3人かわりました。1年で総務課長がかわってしまうわけですから、腰を落ちつけて仕事ができない、こんなことに取り組む時間がないです。まず決算をやって、次に予算をやってとやっていると、4月に異動だということで、3人かわっているんですが、この点ねそういうせいがあるとは町長は考えていませんか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 この業務自体が総務課長一人でやっているわけではありませんので、それを取り囲む部下がおって、そしてピラミッドででき上がっている組織でありますので、課長がかわったとしても、その意思、それからその事業内容は下に十分に伝達されているだろうと、このように理解しております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 今まで私、前代未聞だと思うんですが、2年以下で1年で交代したことは、恐らく塙町でも、総務課長、何か特殊な事情があればあったと思いますが、それ以外で1年で交代する、3年で3人かわるなんていうことは、まず今までなかったんじゃないかと思います。 この件に関連して聞きますけれども、町長、3年で3人かわっていますから、来年も総務課長はかわるということでいいんですか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現総務課長、本当によくやっていただいておりますので、これよりももっともっとしっかりと取り組むことで、来年もぜひやってほしいなというふうな思いは、現時点ではしっかりと持っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 総務課長、来年の総務課長の席が担保されましたので、ぜひ職務に励んでいただきたいなと思います。いろいろ失敗なんかするとわかりませんので、よく頑張ってやってください。 町長から担当課に、一生懸命やっているということで聞いていただきたいんですが、今後、この人口問題にどのように総務課長は取り組んでいくかお聞きします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私の見解とすれば、どんな手段を使っても人口増という方向で進めていきたいと思っておりますが、総務課長の思いもあるだろうと思いますので、総務課長の思いをお話しさせていただきたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) それでは、議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 人口減少の部分で、どのような形で取り組んでいくのかということでございますが、塙町人口ビジョン及び地方版総合戦略の中で、これまで5カ年の部分で、地方版の補助金を使うのに18の取り組み、あと、その取り組みに対して35の目標というような形で、これらを達成すれば、少しでも減少に歯どめといいますか、増というよりは減少を緩やかにできるのではないかということで取り組んできている部分ではあります。 そういう意味では、35項目の目標のうち、3月末までに11の目標についてはほぼ達成はしていると。ただ、約3割の部分といいますか、3分の1程度の達成ということで、全てが目標をクリアしているわけではないという現状ではあります。 ただ、目標を達成したからといって人口減少が抑制されるのかという部分は、確かに難しい点はあろうかなというふうには思います。そういう意味では、町行政としましても、できる限り住みやすい町という部分をつくって定住していただくことをふやす、あとは人口がふえるような形で、少子化に歯どめがかかるようないろんな施策を当然町としてもやっております。そういう部分で、塙町のよさというものを町民の人がもっとよく知っていただいて、住んでいる町民がいいと思える町は、やはり周りから見てもいい町というふうに見られるのかなというふうに思います。そういう意味では、皆さんが誇れるような町づくりを目指して一歩一歩進めていきたいなというふうに考えております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) この後で出ますけれども、地方版総合戦略の部分と人口減少の部分は、私は別な問題として考えているんですが、それはそれで取り組まなければ、施策としてかぶっている部分もありますけれども、特に人口の問題は非常に大きな問題ですから、なかなか一筋縄でいく問題ではございませんので、この中の施策が仮に全部できたとしても、人口がふえるということは余りない。 人口の問題については、どうしたら少子高齢化・人口減少を防げるかというと、まず1点目は若者の流出を防ぐということです。定住してもらう。そして結婚して子供を産んでもらうということがまず第1点で、大きな4つの問題がある。2つ目は、子育ての支援を充実してやらないと、ほかの町へ行っちゃうおそれがある、子供さんを持った親が。3つ目は、移住者をふやすことをしなさいと言っているんです。政府でも、都会からIターン、Uターンの人を移住させなさいと。4つ目は、高齢者が元気で長生きする。それをしないと大変なことになるということで、全部大切な問題なんですが、塙町が特に取り組んでいない点、まず1点だけ質問しますが、移住の取り組み、若い人の移住、それからある程度リタイアした人も移住しますが、この移住に対する取り組みは全然やっていないと思うんですが、今、町でどのようなことをやっていますかお聞きします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細については担当課のほうから説明をいたさせますが、ちょっといい話があります。と申し上げますのは、地域おこし協力隊、新しい若い30代前半の方が応募ということで、塙町に来たいというようなお話をいただいております。これも塙町を見た上で、ぜひ暮らしてみたいということでいらっしゃるということで、こういう方がぜひ町にとどまっていただけるような施策ができればと、このように思っております。 現在の取り組み、担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) 議員さんのおただしの移住の取り組み、塙町でどのようにやっているのかという部分ですが、移住に関して専門的に担当している部署という形ではなく、塙町の場合、まち振興課ですと、空き家等を利用した移住の部分と、あとは、
まち整備課でいえば定住促進の団地の開発等、ハード的な部分での対応、あとは
健康福祉課のほうで、子育て等で支援等というPRで呼び込むというふうな形で、各課それぞれの分野の事業の中で移住に関しての取り組みをしていると。そういう意味では、移住専門の窓口的な部分はないということで、過去に地域おこし協力隊の募集の中で、移住に向けた協力隊の募集等も行ってはまいりましたが、なかなか応募者等がなかったという現状があります。 あとは、空き家の活用という部分では、さらなる利活用に向けて、まち振興課のほうで新たな事業の取り組みもしておりますので、そういう意味では各課協力しながら、移住者が住みやすいような形、受け入れができるような体制づくりというものを、議員さんのおっしゃるように、窓口をある程度整理をして対応できるような形を今後検討していければというふうに考えております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 今、話がありましたけれども、横の連携はやっているんですが、窓口がないんです、担当者がいない、それでは責任が誰もないですよね。責任がないということは進まないということになります。移住専門の担当者がいないということが一番の私は欠点だと思います。 移住に熱心な県とか市町村は、東京日暮里にふるさと回帰支援センターという移住希望者が相談する場所があるんです。そこにブースを出すんです。市町村の職員が行って、ぜひ我が町に移住してくださいと。そこには、東京都とか関東あたりで移住を希望する人、また興味のある人が行って、話を聞きにいっぱい来るわけです。そこに、本当に我が町に移住者をふやそうと職員を1名、2名送り込んでいるわけです。それだけ熱心なところもある。 それから、それをやらなくても、町に職員の担当者のほかに移住コーディネーターというのを置くんです。これは県でも置いているんですが、棚倉町さんも置いております。矢祭さんも多分、移住者のためのボランティア活動をする女の方がいると思います。そういう方が塙町には全くいないんです。ですから進まないんです。必ず移住者は空き家を使うということではないですが、どうしても、来てどこに入りたいかといったら、アパートに入るより空き家を改築したようなところのほうが、都会の人は田舎の古民家に住みたいなんていう希望の人が多いですけれども、そういう関係で、空き家ばかりではないんですけれども、そういう担当、専門の方がいない。 先日、テレビを見ていたんですが、福島テレビですが、旧南郷村、南会津町ですか、そこには南郷トマト、今ブランドですごく有名なんですが、その南郷トマトを栽培したいという若い夫婦の方が移住してこられて、ことしから栽培を始めますという、そういう若い30代前半のご夫婦の方が来ていると。特に奥様が希望で来たというような話もありますけれども、そういったすごい場所もあるわけなんです。 ですから、ぜひこれ、どういった形がいいか、専門部署をどのようにするか、町長、早いところ専門部署をつくるということをお願いしたいんですが、どうですか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ちょっと関連するので、さっき話せばよかったんですが、お話をさせていただきます。今度、若者向けの定住促進のための分譲地ということで販売をいたしました。16家族というんですか、申し込みがありまして、その中で町外の方が5組いらっしゃいます。そして県外が1組ということで、これも立派な定住促進ですし、町に住んでいただくための施策だろうと、こういうふうにも思っております。 そして、つい最近ですけれども、昭和村のからむし織の織姫の話を聞く機会がありまして、やはりこれも、かなり高学歴な女性が昭和村にいらっしゃって、そのまま居ついてお嫁さんになった方も多数いらっしゃるというふうな例もありますので、そういうものも含めて、この町の特性、自分たちが認識ができていないではありますけれども、よそから来ればとってもいい町だとお褒めの言葉をいただく部分がたくさんありますので、その掘り起こし等も含めて、そういう担当部署もしくはその担当者ですか、これは正式な職員ではなくとも臨時等、それからその扱いはあれですけれども、そういうふうな縛られない形での活動、計画立案等々できる人間がおってもいいのかなという思いは持っておりますので、この後、担当課等々とお話をした上で、少しでも前に進めるようなことをやってみたいと思っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) そういう人がいてもいいのかなじゃなくて必要なんです。ぜひ必要ですからやってください。 この後の部分ですが、人口は非常に難しいものですが、総合戦略ですね。さきに総務課長が言ったように、3分の1ぐらいは目標を達成して、3分の2はできていないということで、非常に多くの取り組みの5年後の目標達成をここに書いてあるわけなんですが、非常に多岐にわたりますので、なかなか肩押しということはないですが、中身で一番多いのが、まち振興課関係が一番多いです。どうしても多くなっちゃうのかな。
健康福祉課関係、それから生涯学習課は1点、それから
教育委員会関係があります。 達成されたことから言いますが、
教育委員会関係はこども園の整備、待機児童解消、放課後児童クラブの完全実施と、これは完全に、5年前にまだできていなかったかどうかわからないですが、完全にこれは達成されているということで、これは問題ない。 問題があるのは達成されていない戦略ですから、その点をまず伺いますが、一番多いのはまち振興課なんですが、達成できていないのは、「は☆竹まる」生産農家50人増加とか、道の駅アンテナショップ3,000万円売り上げ増加、ダリアの出荷額2,000万円増加、新たな加工品10件製作、出荷者5人増加。これは農業振興の部分なんですが、これらは達成されていないと思いますが、どうでしょうか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細については担当課の町より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) まず、おただしの件で「は☆竹まる」の農産物の生産拡大ということで、目標が50人増加ということでございます。現在、道の駅を中心に、竹パウダー使用生産者につきましては57名という形で数字を把握してございます。小規模の農家も含めてですが、ただ中高壮年の子育て世代の女性の新規生産者、こちらについては新規生産者がなかなかいないという状況で、こちらについては目標が現在のところ達成されてございません。 続きまして、特産品の販路拡大という部分でございます。こちらは道の駅はなわの販売の拡大とアンテナショップを活用したということで、こちらにつきましては、まず道の駅はなわにおける販売の拡大ということでございますが、平成30年度、道の駅全体の販売額が3億6,000万円という数字になってございます。目標の3,000万円増加という部分につきましては、数字的にはほど遠いという数字になってございます。 続きまして、ダリアの産業拡大でございます。こちらにつきましては、町のほうで生産指導の体制等を構築してございますが、現在、やはり生産者が減ってきているという現状の中で、ダリアの出荷額については、2,000万円の増加ということは目標が達成されてございません。 続きまして、6次産業化の推進でございます。こちらにつきましては、葛飾の東京聖栄大学と、いろいろな検討というか、レシピ開発を依頼してございます。現在のところ、目標数字でございます新たな商品化数10件ということで目標を定めておりましたが、現在、道の駅を中心に23件の商品化がされて、現在、販売まで実施されてございます。 続きまして木材の部分に移らせいただきます。 〔「そこまでで」と言う人あり〕
◎
まち振興課長(吉成知温君) よろしいですか。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 加工品なんかは、つくればいいというものではなくて、売れるかどうかが問題なんですけれども、後で出てきますが、婚活の部分も、ただ婚活をやればいいというものでなく、結果的にカップルができなかったら何も成果はなしということに、やることはやりました、婚活はやりましたと、その部分はあります。 地方創生アンケートって、民報でアンケートを3月25日にとっているんですけれども、地方版総合戦略の進捗状況はということで、塙町、どちらかといえば計画どおりに進んでいないということで、ここでもできていないというようなこと。これは誰が答えたのか、町長が答えたのか総務課長が答えたのかわかりませんが、塙町はできていないということで、出ております。 その後に林業の研修所の修了生とかありますけれども、これにつきましては後で質問する方がいますので、これは控えます。 それから空き家対策、ウッドスタート事業につきましても、達成はしていますけれども、質問者がおりますので、この点には触れません。 次に新交通システムの整備です。これをやるというようなことがあったんですが、この問題と、これは先ほどと絡みますが、道の駅に定住する人へのPR窓口の開設、これができていないと、これは観光協会にやらせる考えだったのかどうかわかりませんが、これができていない。 それから、婚活に関する成果についてもちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 子細については、担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) まず、初めに新交通システムの整備ということで、先ほどの質問の中でもございましたが、昨今、高齢者ドライバーによる悲惨な事故が毎日のように新聞・テレビ等で報道されている現状でございます。また、高齢者の自動車免許の返納などにより、今後、高齢者の皆様の移動手段の確保について早急な検討が必要な時期ということでございますが、町ではこれまで、塙町公共交通活性化協議会のほうにおきまして、実証運行ということでデマンドタクシー、また高城地区で昨年度タクシーの実証運行、今年度につきましては全町でタクシーの実証運行ということで、塙町は福島交通のバス路線がかなり多く入っておりまして、なかなか新しい新交通システムという部分が難しいんですが、こちらのタクシー実証運行なんかをうまく使いながら、これからの塙町に合った交通システムという部分について、今後、公共交通関係担当課、まち振興課になりますが、また高齢者の担当課、学校関係担当課など関係部署により協議をして、進めさせていただきたいというふうに考えてございます。 次に、定住促進で道の駅に案内所を置くということでございますが、既に観光協会で、あちらに観光案内所、また農業案内所という形で置かせていただいております。平成30年度、塙町では空き家等の対策計画、320件ぐらい空き家がございますが、そちらについてこれからお貸ししていただける人とか、そういうものの調査を実施しております。 昨年度、福島県の宅建協会と協定を結びまして、現在、件数的にはまだ少ない状態ですが、申し込みのあった空き家の持ち主さんから町のほうにご相談をいただいて、ホームページのほうでそちらの空き家物件については紹介できる仕組みづくり、そちらについては本年、来月になりますが、7月にホームページができるようになります。 道の駅では、なかなか空き家の、先ほど議員さん言われているように専門家ではないので、そこの人材を育てるのに、地域おこし協力隊とかをこれからやろうとはしていたんですが、あちらの中でもホームページ、道の駅で見れることになります。また、福島県の宅建協会のみでは情報発信ができないということも言われて…… 〔「結構です」と言う人あり〕
◎
まち振興課長(吉成知温君) いいですか。そういう形で今後進めていきたいというふうに思います。 あと婚活関係でございます。婚活関係につきましても、結婚促進協議会という協議会が町のほうにございまして、その中で事業計画等を定めていろいろなことをやっていますが、外部に委託して、いろいろな婚活の出会いの事業とか、そういう部分だけで終わっていますので、なかなか結婚まで結びついていかないということで、ここの部分については方向を変えながら考えていかないと、今までの事業を踏襲していても、なかなか実績が上がらないというのが現実でございますので、ここら辺につきましてはこれから役場内でも検討いたしますが、どうやったら若い世代の方たちが結婚に結びつけられるのかという部分については、大きな課題でありますので、引き続き検討させていただきたいというふうに考えております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 新交通システムの問題ですが、質問はしますが、先日、新聞報道にあったのは、福島交通は空っぽのバスを歩かせていて5億円黒字だというような見出しが出ていました。余りにも補助金が多過ぎるんじゃないかというような見出しがありましたが、これはどういうことなのかなとは思いますが、塙町における新交通システム、これはいつごろをめどに行うのか、全くめどが立っていないのか、まず1点お聞きします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私といたしましては、タクシーの実証運行試験、これがこの地域には一番マッチングしているんじゃないかというふうな思いを強く持っております。そういうこともありまして、全町にわたっての実証実験、これを少し長期間実施することで、高齢者の皆様方に利用方法を習熟していただく。そして本当になれて使えば利便性がすごく上がるだろうということも考えておりますので、実証運行試験、これをもうちょっと長い間続けて様子を見たいと、このように思っております。これを当面の課題にしていきたいと思っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 次に、問題は婚活なんですが、結婚促進協議会もありまして、外部委託をして、商工会青年部でしたか、外部委託して婚活イベントをやってもらったりしたんですが、ここ5年間でカップルが誕生した成果はあるんですか、お聞きします。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) ただいまのカップルについてですが、そちらについては、恐らく5年間の中でなかったというふうにお聞きしております。毎年約20回ぐらいのイベントはやっているんですが、なかなかそちらまで結びついていないという現状で、先ほど言いましたように、ここの部分については検討しなければならないということでございます。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) これは非常に難しい問題ではあります。皆さん若い人か独身の男女がそれぞれ積極的というか、結びついてくれて結婚してくれればありがたいんですが、なかなか独身で暮らす人が多いという中で、仲人さんも今ほとんどやる人がいなくなったと。仲人をやろうとすると、私もちょっとかじったりしているんですが、まず親御さんに言うんですけれども、親と子は全然その話はしないんです。するとけんかになったり、どこかへ行っちゃうとかということで、直接息子さん、娘さんと話をしようといったって、なかなかコンタクトが難しいんです。昔は親御さんに言えば話は通じて、会わせることもできたと思うんですが、会わせる段階で非常に困難な状態になる、仲人をしようと思うと。ネット等で結びつくという人もありますけれども、まだまだそこまではいっていないし、ある程度高齢になってくると、男女とも面倒くさくなってきて結婚に意欲がなくなってくるというんですか、だんだん年とともになくなってくるみたいな感じで、独身の男女が多いということも、もちろん子供が少ないことなんですが、そこのところを、今言ったことを打破していかないと、ずっと独身の男女がいっぱい町内にはいて子供はいないという、そういう状態になるのかなと思います。 次に、まち振興課以外のことで、非常に今後の問題で大事な点は、今、高齢者向けの公営住宅建設、シェアハウスとか何かその問題が出て、きのうですか、説明が
健康福祉課のほうからあったんですが、高齢者の冬場だけの部屋をつくって入りますかどうかとアンケートをとったそうです。このアンケート、高齢者全員ではないでしょうが、はいと答えた人が30%、私はそういうのに入らないと答えた人が60%。ただし、これは月10万円ぐらいかかるという想定のもとに聞いたということで、なぜ月10万円かかるか、一般的な施設が10万円前後だということで10万円と言ったんですが、お一人の高齢者がだんだんふえてくるんです。それも山合いの山間地の方が特に今後大変な生活、冬場大変になるということで、除雪の問題もありますし、高齢者向けの公営住宅建設、これは今後どう進めていくのか町長にお伺いします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これはあくまでも将来的な考え方ではあるんですが、町営住宅、かなりの数、塙町では持っております。分散しているというか、散らばっているんですが、それをある部分、集約的に、町営住宅を集合的というか、1カ所に集約することで計画を立てる、その中に戸建ての高齢者向けの賃貸といいますか、町営住宅をつくることで、ある程度の住まいを確保するというような方向は、これからぜひ考えていくべきだろうということで、そういうふうな基本的な考え方は、進め方としては町営住宅を集合することと、そこに高齢者向けの住宅をセッティングするということで進めていくべきだろうと、このようには思っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) ということは、既存の施設ではなくて、新たな施設をつくってお年寄りを冬場確保すると、そういう考えでいくということですか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 既存の住宅、建てて、かなり経年というんですか、年数がたっておりまして、かなり古くて傷んでおりますし、これからは建てかえなきゃならないという時期にも来ております。そういうこともありまして、全て新しい建物をつくった上でその対応をするべきだろうと、このようにも思っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) あと1点お伺いしますが、これも先日の話で出てきたんですが、戦略の目標の中にボランティアセンター機能の整備、またはボランティア組織の整備ということがあるんですが、担当は
健康福祉課、生涯学習課と2つあるんですが、全然まだ進んでいないと思うんですが、町長。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これがボランティア組織として認知されるかどうかは別なんでありますが、今、各地域で、そこで住んでいらっしゃる若い方が高齢者の皆さんを集めて健康体操等々、そういうふうな時間を持っておると、これは立派なボランティアだろうと、こういうふうな形で、きちっと組織化されたものでなくても、地域でボランティアというか、自発的にそういうふうな活動をやっているところも立派なボランティアだということで、これからこういうふうな組織をどのようにフォローしていくか、こういうことも考えていくべきだろうと思いますが、今の現況、担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(藤成寛味君) それでは、現在の状況についてお話をさせていただきますが、まず1つ、高齢者の部分につきましては、昨年、先ほどのアンケートの話にもありましたけれども、塙町生活支援体制整備促進協議会というのを結成いたしました。その中で高齢者のニーズについて調査をしたわけでございますが、それらを高齢者の方々がどういう形でやっていけるのか、そういうことについて、今ボランティアというお話がありましたけれども、今年度、有償ボランティア制度というものについて勉強しながら、その組織づくりを考えていきたいということで今動いております。 それから、子育ての部分につきましての一時預かりのボランティアでございますけれども、これは現在、子育てサロンというのを実施しておりますが、その中で、今年度10月から一時預かりに向けてちょっと試行してみようということで、現在取り組んでいる段階でございます。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) このボランティア組織、
健康福祉課なんですが、町全体でのボランティア組織というふうに一つにまとめるとか、そういう考えはないですか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ボランティアという組織体制ですか、これはどうしても自発的という部分がかなり重用されるというか、それを重視をしなければならないということであれば、あくまでも町は陰の人というんですか、後ろからバックアップするという形で対応するのが一番だろうと。これを全体をまとめ切って町がその頭に立った瞬間に、ボランティアとしての基本的な部分が崩れてしまうのではないかと。ですから、地区の皆さんの、それから町民の皆さんの思いをしっかり受けとめた上で、それをしっかりフォローしていくということで徹していくべきだろうと、私は基本的には思っています。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 一般的なボランティアに対しては町がフォローしていくということで、今言っている
健康福祉課のボランティアは大体有償だと思うんです。今行っている傾聴ボランティアとかいろいろありますが、読み聞かせは無償ですか。今後立ち上げていくボランティアは全て、一時預かりにしろ有償でやっていくと、そういうことでよろしいんですか。
○議長(
大縄武夫君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(藤成寛味君) 有償ボランティアという形で組織をしていきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 中身が多岐にわたるものですから、いろいろ個別的には質問してきたんですが、これが5年目ですからことし、これで終わるわけなんですが、町長にお伺いしますが、これが終わった段階で町としての検証を行うのか、行うとすればいつ行うのか、それをお聞きします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 細かい内容等、担当課の長が持っておるということでありますので、説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) それでは、人口ビジョン及び地方版総合戦略等の内容等について、外部有識者懇談会の委員によりまして、地方創生交付金事業の評価会議というようなことで、昨年も30年の6月に行っております。外部有識者の方にお集まりいただき、その年度の内容等についてご説明申し上げ、ご意見をいただいて、評価の内容等についてまとめているというのが現状でございます。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) 現在でも3分の1ぐらいしか達成していないわけですから、ほとんどが達成していないということですので、あと残りありますけれども、外部有識者の意見を聞くということですが、戦略の最後に書いてあります。大切なのは総合戦略をつくることではなく、少子高齢化に本気で向かい合おうとする覚悟と意思であると、このように示されているので、町で検証をして、課題や反省点を見つけ出し、本気になってこの対策に取り組まなければ、町は衰退の一途をたどっていくのみです。少子化は、本当に坂道に拍車がかかっているほど子供が生まれない状態になっていますので、しっかりとこの中の課題達成に取り組んで、少子化、人口減少を防ぐと、そういうことをやらなければならないと思いますが、最後に町長のお考えをお伺いします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどもお話はさせていただきましたが、我々が気づかないこの町のよさ、これは大変ありがたい話なんですが、昨年11月だと思ったんですが、出羽神社の大祭のときに、江戸川から町内会の役員の皆さん、塙をご訪問いただきました。その中で会長さんが、若いお母さんでしょうけれども、子供さんを連れたお母さんに、この町はどうですかと聞いた。そしたら、とっても住みやすくていい町ですと。大したものですねと褒められました。そんなふうに言ってもらえる町ってすごいねと、その町内会長さんからお話をいただきまして、その町内会自体も、江戸川の方々ですけれども、町に大変な好印象を持っていただけたようであります。 こういうことも考えますと、この町の持っている底力というんですか、持っているよさというのをもっと引っ張り出すと申し上げますか、もっともっと表へ、前面に出した上で、町づくりは考えていくべきだろうと、このように思っております。なかなかそれが、これだというところまではたどり着くのは難しい、これは十分にあるんですが、でもそれはそれなりにじたばたするべきだろうと、目いっぱいじたばたして、町の将来をしっかりと考えていかなきゃならないと、こんなふうにも思っておるところであります。 もう一度みんなでこの町のよさを再認識できるような、そういうふうな町づくりをしていければと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 鈴木茂君。
◆7番(鈴木茂君) ぜひ町長にはしっかりと取り組んでいただくよう申し上げまして、私の一般質問を終わります。
○議長(
大縄武夫君) これで、7番、鈴木茂君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午前11時05分 再開 午前11時15分
○議長(
大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△小峰由久君
○議長(
大縄武夫君) 次に、9番、小峰由久君、登壇願います。 持ち時間は11時45分までです。 小峰由久君。 〔9番 小峰由久君登壇〕
◆9番(小峰由久君) 声患いが長引いていまして、相当聞きづらいとは思いますが、1点だけお聞きしたいと思います。 去る3月19日の新聞報道によりますと、県は林業従業者確保のために、その育成を目的とした林業アカデミーの設立を目指すとありましたが、この記事を読んで町長はどう感じたか、まず感想をお聞かせください。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 かねがね私は、この町自体が森林面積が町全体の8割ということもあります。そして人工林が本当にたくさんありまして、特産物という言葉がいいかどうかですけれども、この地域の利、これを生かしていくべきだろうというふうな考え方でおりました。実際に町の林業、特に今期にわたっては森林再生事業ということで、大変追い風の部分もありまして、林業関係者の皆さんにとっては大変ありがたい制度が進行しておるところであります。 こんな中にありまして、やはりこの町自体、木を利用しながら生きていくという部分ですか、その主要な産業の一端を担うということであれば、林業というのはもっともっとしっかりと取り組んでいかなければならないという思いは当初より強く持っておりました。そんな中にありまして、支えるための技術者の育成等々の林業アカデミー、これはこの町にとっては大変ありがたい組織と申し上げますか、事業体になるだろうと、こんなふうに思っておったわけであります。ぜひ塙に欲しいと思ったのがそのときの感想であります。
○議長(
大縄武夫君) 小峰由久君。
◆9番(小峰由久君) 先日、町村会で県のほうに陳情をしたというのが記事に出ていましたが、県の対応はどのようだったでしょうか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その場で結論というわけにはまいらなかったのでありますが、相当職の方が、10人まではなかったですか、七、八人の役職の方々が対応していただきました。本当にこっちの熱い思いは伝えてきたわけであります。 もう一つ補足してなんですけれども、県のほうに要望活動に出向くに当たって、東白川郡としての体制、これは自分でぜひやってほしいといった面もあるんですが、アカデミーに関してはできれば塙町に欲しいという意思表示は町村会ではやっております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 小峰由久君。
◆9番(小峰由久君) 塙町に林業関係の従事者といいますか、どのぐらいいると町長は考えていますか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 大変申しわけありません。正確な数値はつかんでおりませんが、真名畑林業さんあたりだと30人を超えるくらいの方が働いていらっしゃるというふうな認識は持っておりますが、その細かい数値は、申しわけないですが、今ここで持ってはおりません。
○議長(
大縄武夫君) 小峰由久君。
◆9番(小峰由久君) 1社で30人というお話でしたが、協和さんでは100人を超えると。それから製材工場ですか、工場従業員まで合わせると200人を超えると。それから運送業者の製材を運んでいる方、それから製品を運ぶ方、それからその他の林業会社、合わせれば300人ぐらいになっちゃうんじゃないかというふうに、大変塙町にとっての基幹産業、基幹企業であるというふうに考えています。 この県の計画で、アカデミーで10人ぐらいの人数を1年間教育するというような計画があったように聞いております。棚倉の林業事務所の所長さんが大変熱心に誘致したいという考えでいると。それで、塙町はどういうふうな考えを持っているのかぜひ聞かせてほしいと、県のほうから逆に聞かれている始末ですというようなお話も聞いております。塙町が具体的にやりたいことを計画して誘致運動を展開するという余裕はあるのか、それをお聞きします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 塙町は、林業アカデミーを誘致するにはかなり条件がそろっておると、こういう認識は持っております。誘致するためには教育機関としての教室等々が必要でありますから、これなんかは旧常豊小学校等々、これは教室、多目的室、事務室、校庭等ありますので、新たに新築の校舎が必要ない。 それから、この学校自体がちょうど中間地点ぐらいにありますので、山林、製材所等、この出入りも比較的安易であると。 それから森林事業体、これが複数ありますので、外部講師といいますか、教育を、先生という言葉でいいと思うんですけれども、これが豊富にいらっしゃる。現場をよく熟知した先生方というか、外部講師がたくさんおるということで、かなり実践的な教育ができるだろうと。 そしてもう一つ、林業の実習、これは町に所有の、元笹原財産区林でもありましたが、この活用、これを十分に利用しながら、現場実習をそこでもできるという。それと、県南地区は福島県下の中にあっても最大の人工林がある地域であると、こういうことを考えますと、ここの有意性というのは他には絶対負けていないというふうな強い思いを持っておりますので、この辺を強く訴えながら、林業アカデミーの誘致を進めていきたいと、努力していきたいと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 小峰由久君。
◆9番(小峰由久君) 強い意欲を持っているというお話でしたが、ぜひ具体的な運動に発展させていただきたいと思います。 確かに常豊小学校、薩摩酒造、あいている施設がたくさんあります。塙高校も存続の危機に陥っているというような状態の中で、大変重要な企業誘致になるというふうに考えます。企業誘致を進めるということは非常に難しい時代に入っておりますが、県のほうも方針が出た、それが決まる前に塙町が動き始めないと、手を挙げて先に進むということが非常に大事だと思うんですが、具体的にそれを組織して進む気はあるのかどうかお願いします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 今、組織化ということでありますが、これも考えていくべきだろうと思いますけれども、行政の役場といたしましても、関係課長と副町長も行ってきたんですが、本庁への要望活動にも出向いております。そして、先ほど申し上げましたように町村会での要望等々、できることからということで努力は重ねております。役場の中に関係者も含めたそういうふうな推進協議会と申し上げますか、そういう立ち上げもぜひ検討していきたいと思っております。
○議長(
大縄武夫君) 小峰由久君。
◆9番(小峰由久君) ぜひ県下に塙町は誘致運動を展開するんだということを声高らかに訴えて、まず一番先に塙町が熱心に取り組むんだということを展開してもらうためにも、ここは一つ派手にのろしを上げていただきいと思いますが、考えはありますか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今ほど申し上げましたように、考えられるエリアの中で一生懸命運動をやっているつもりですが、ぜひお知恵がありましたらば議員さんもアドバイスをいただければ、こういう方法もあるだろうというようなことを議会の中でもご進言をいただければありがたいと、このように思っておりますので、ぜひ、町というだけでなく議会も一緒に共同して進めていくという方向でお願いをしたいなと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 小峰由久君。
◆7番(鈴木茂君) 組織づくりについては腹案がないわけではありません。ぜひ報道機関なりを呼んで、にぎやかに花火を打ち上げていただきたいというふうに考えます。 これは重要な塙町にとっては企業誘致に当たると考えますので、担当課、それから担当者をきちっと決めて、担当者には、塙町に帰ってくるなと、この企業誘致と一緒に帰ってこいというぐらいの覚悟を持たせて運動を展開するというような、先ほど7番議員の鈴木茂君も申しておりましたが、責任ある担当者を決めないと、何だかわからないまま流れてしまうというようなことが往々にして起こっております。ぜひ担当者をきちっと決める、そういうことを約束していただけないかどうかお願いします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどもちょっとお話ししたんですが、なかなか職員自体はかなり多種にわたっての仕事を持っておりますので、専念するのが難しいということであれば、そういうふうな業務といいますか、仕事に専念というか、そういう仕事をやっておったような方をお願いをして、臨時の職員等々でお雇いをして働いていただいて、その方に専従してもらうというのはいいのかなと、こんなふうにも思っておりますので、これも含めてよく担当課等と相談をした上で考えていきたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 小峰由久君。
◆9番(小峰由久君) 私の病気が町長にもうつったようで申しわけないんですが、ぜひ議会と町と力を合わせてこの誘致活動を展開したいと思います。ぜひ議長と相談の上、一体となった誘致活動を進めていただけるようにお願いして、短いですが終わります。 ありがとうございました。
○議長(
大縄武夫君) これで9番、小峰由久君の一般質問を終わります。
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△下重義人君
○議長(
大縄武夫君) 次に、2番、下重義人君、登壇願います。 持ち時間なんですが、ある程度になったらば午後にまたがりますので。 下重義人君。 〔2番 下重義人君登壇〕
◆2番(下重義人君) 2番議員、下重義人です。 昨日提出した通告書の順番で質問を行ってまいりたいと思います。 まず初めに、町道北野・松岡線に関する質問ですが、この件に関する私の質問、この内容の質問に関して、平成28年12月の定例会を初めに今回で5回目であります。いかに私がこの道を重要視しているか、またわかっていただくためにも今回も質問したいと思います。 そこで、北野・松岡線の概略的な計画路線はできているのか、まずは伺いたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) それでは、下重議員の質問にお答えを申し上げます。 お尋ねの件ですが、昨年度、測量及び概略設計を行い、地元説明会で地元の皆さんのご意見を参考に、おおよその路線は決定したところであります。今年度は、詳細設計を行うとともに、用地協力が得られれば路線の最終決定ができるよう、福島県、JRなどの関係機関との協議を図っていきたいと、このように考えております。 詳細につきましては担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) 概略の計画路線はできたのかというおただしでございます。ただいま町長が申し上げましたように、昨年度、概略設計を行っているところでございます。これにつきましては、渋井と118号線をつなぐということで、当初3案、現在の北野・松岡線を通るルートと、あとは渋井から国道118号へ真っすぐつなぐルート、あるいは、今、交差点となっておりますガソリンスタンドがある付近を目指すルートということで、3案を検討したところでございます。これについては、渋井の地元の説明会でもご説明したところでございますが、その中で、JRあるいは国道の取りつけ等々を考えますと、最短で結ぶコースが一番いいのではないかということで、説明をさせていただいたところでございます。 そのようなことで、本当に大まかな設計はできておりますが、今度は取りつけの設計、国道との接続をどのようにするか、あるいはJR水郡線との交差角度をどのようにするか、あとは衛生組合に行きます取りつけ道路や、あるいは渋井地内に町道がございますが、その辺の取りつけ道路をどのようにするか、そのようなことを検討してまいりたいと考えているところでございます。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。 持ち時間は12時32分までと、とりあえずお伝えしておきます。
◆2番(下重義人君) わかりました。 この北野・松岡線の計画は、今後、町の発展にもつながるとともに、笹原地区、常豊地区の人々のためにも、町民の皆さんがみんな望んでいると思っております。幾度も起きているスーパーエコス前の交差点での事故、この前、たまたまあそこを通りかかったときに、どちらかの信号無視で車が横転したところに私はちょうど出くわしたものですから、事故車両を起こし安全なところに誘導しました。大事に至らなかったのですが、このような事故がエコス前では頻繁に起きております。 また、こども園が開園された後には、なお一層危険度合いが増すのかと懸念しておりますので、このような状況を町長は把握しているのか伺いたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ご指摘のお話、十分に認識はいたしているつもりであります。当然この計画の中で、重要性というんですか、それは十分認識した上での事業進行ということで考えております。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 続いて、先ほども水郡線の話も出ましたが、2番の交差する予定のJR水郡線水戸支社との交渉状況を伺いたいと思いますが、交渉状況の中で、JR水郡線の塙管内での踏切の数を何カ所か減らさなければならないと聞いております。その理由を1つと、また予定している箇所、減らす箇所を考えているのか伺いたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 JRと交渉中というのが現況でありますので、細かな交渉内容については担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) JRとの交渉ということでございますが、これまでに平成29年から始まりまして5回ほど協議をしているところでございます。その中で、踏切の廃止という話が出ているのではないかというようなおただしでございますが、その減の理由といいますか、箇所ということでございます。 今回、JR水郡線をまたぐということで交渉しているところでございますが、その中で踏切の廃止云々というのは出されているところでございます。ただ、一方で、踏切の廃止につきましては、私のほうの知る限りでは、平成22年のころから第4種踏切、いわゆる警報機、遮断機がない踏切、これについては廃止の方向でJRは進めたいので、廃止してほしいということで再三要請は来ております。その都度、町といたしましては、地域住民の方にお話をさせていただきまして、その中でご意見をいただいたということでございますが、その中で、全て今の段階では廃止してほしくないというような回答をいただいておりますので、そのような旨をJRに伝えてきたというのが、これまでの経過でございます。 その理由といたしましては、第4種踏切、いわゆる警報機がない、遮断機がない踏切での事故がJR管内で多発しているということが理由かと思います。踏切に関しましては、消防署前から入る、上石井の東側に入るJRの跨線橋がございますが、30年以上前につくった橋梁かと思いますが、その当時も、あれをつくるなら踏切を廃止してほしいということで要請があったというふうに聞いておりますので、JRとしては、そもそも4種踏切は廃止の方向ということは間違いないだろうというふうに思っております。 対象となる踏切ということで、今回の道路整備とは別に考えていただきたいんですが、現在、塙町の中にあります踏切、第4種踏切は全部で6カ所ございます。南からいきますと上石井地内に2カ所、大字塙地内に2カ所、上渋井地内に2カ所ございます。これらをいずれも廃止の方向で検討してほしいということで言われておりまして、町といたしましては、6月5日にJR水郡線の沿線の区長さん方にその旨は説明をいたしまして、区内の意見をまとめていただけませんかということでお願いをしているといった状況でございます。 そこで、さらに今回、渋井地内にJR水郡線と交差するということでございますので、当然、その付近の踏切は廃止となるということは間違いないだろうと。ただ、新しい踏切をつくりますので、それについては代替踏切になりますが、場合によっては、それ以外の踏切も廃止してほしいという要請が来る可能性があるということで、町といたしましては、先ほどお話ししました6カ所の踏切を廃止してほしいということで、これは道路とはまた別の形でお願いをしているところでございます。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 道路のほうに関連しての交渉状況はどのように進んでいるのか、今の課長答弁は、あくまでも踏切の廃止、道路に関係なくというような答弁だったと思いますけれども、道路に絡んでの交渉状況がどのように進んでいるのか、もし進んでいることがあればお聞きしたいと思います。
○議長(
大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) それでは、道路に関してのJR等の交渉状況ということでございますが、まずJRとの交渉の過程の中で、JR水郡線と道路を交差させるためには立体交差にしてほしいということを要望されておりました。ただ交渉、先ほど言いましたように5回、大子を入れますと6回ほど交渉しておりますが、状況の説明、いわゆるJRの本数の問題、あとは通る道路の等級、いわゆる町道であるという問題と、あとはそこが立体交差になることによって周辺の農地に日陰ができる関係、あとは用地が多く潰れるというような関係を説明したところ、平面交差でも可ということで、今、口頭ではございますが、了承をいただいているところでございます。 平面交差の場合は踏切ができるということでございますので、先ほどもおっしゃいましたように、現在ある踏切の一部は当然廃止して、踏切のつけかえという形になるだろうと思っております。あとは、踏切の交差角度でございますが、できれば90度にしてほしいということでございまして、それらを勘案して、現在、最終線形を検討していると、そういった状況でございます。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 大変わかりました。 (3)にいきます。計画路線の南側、上渋井胡桃下地内の開発を考えていくのかという質問なんですが、この質問は、20年前に作成されました塙町都市計画マスタープランにも載っていましたが、まだ実行されていませんので、今後、上渋井胡桃下地内団地北側、松ノ木田、胡桃下、久保田、寄居下周辺の開発を考えていくのか町長に伺いたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今説明がありましたように、現在計画しております北野・松岡線、上渋井と松岡を直線で結ぶルートで検討を進めておりますが、道路が整備されれば、当然土地利用もおのずと変わってくるだろうと、このように考えております。 ご質問の計画路線の南側、胡桃下のほかに今ご説明のありました寄居下、久保田、松ノ木田等々で約10ヘクタールの農地がございます。農業振興地域、いわゆる農振地域として指定はされておりますので、開発にはまず農振地域の見直しを行うことが必要です。今後の情勢を十分に検討した上で、土地利用を検討していきたいと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 今言われた道路計画されている南側、20年前に作成された塙町都市計画マスタープランにも載っていまして、20年も過ぎていまして、何らかの形でこの道路ができればちょうどいいタイミングではなかろうかと思いますので、1つの理由としては、あの辺の開発の中でも、町営住宅の経年による老朽化の際に、塙町町営住宅の移転及び建てかえの際に、塙町の駅に近く、厚生病院にも近く、また、来年開園されるこども園にも近く、便利な場所ではないかと思っております。 2点目の私の質問の理由としては、現在、存続が問題視されている県立塙工業高等学校の存続のように、塙厚生病院も今後、何らかの形で対策を考えていかなければならないと思います。白河厚生病院は新しく建てかえられ、会津坂下にある厚生病院なんかは建てかえる計画には入っているようです。そう遠くないうちに塙厚生病院もそういう話は出てくるかと思いますので、その話が出てくる前に、場所の選定、塙町自体はこういう場所の選定で確保しているんですよと、そういう考え、意気込みも伝えておけば、話が出た際に通じるものが早いのではないかと思っておりますので、町長、そういう私の2つの理由の件に関して、町長の考えも踏まえて聞かせてもらえればと思いますので、質問したいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどの質問の中でも若干触れました。町営住宅の集約ということで、古くなった町営住宅ですか、これを建てかえる段にはなってきておりますので、町営住宅の再編を検討しております。今お話がありましたように、候補地の一つとして十分に調査してまいりたいと考えております。 先ほどはお話ししなかったんですが、現在、町営住宅、町の中に200戸の住宅が分散しております。特に上石井、若宮、台宿、南原は耐用年数を超え、建てかえの時期に来ております。今後、ますます増加するであろう高齢者が便利に安心して暮らすために、歩いて買い物ができ、すぐに病院に行けるということは、大変重要な課題でもあります。このエリアは、これらの条件を十分に満たすエリアであるということで、高齢者に限らず、生活する上でも大変条件がいい場所ではないかと、このように思っております。また、この近くには胡桃下団地もあり、町営住宅を集約していくという点からは、大変絶好の場所であると、このように捉えてはおります。 そして厚生病院、これも10ヘクタールの中に、そういうことも考えなければならないのかなという思いもあるんですが、建てかえについては、これはうちのほうでやるわけではなくて厚生連のほうでやるわけですから、お話は聞いてはおりませんが、やはり中核病院として絶対に失うことのできない施設でありますので、そういうことも頭の中に置きながら、厚生病院も移転というところまでいくかどうかなんですけれども、これも十分に考えの中に入れた上で、厚生連とのそういう話し合いの機会の中で、一つの提案として話してみることも必要なのかと、こんなふうにも考えておるところであります。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) ぜひとも後手に回らないように、早目の対策というんですか、考えてもらって、1番の質問の中で、北野・松岡線の道路において、前回、私が平成28年10月27日、平日です、午前7時から午後7時まで、寄居下地内で12時間の交通量調査を行ったわけですけれども、町道塙・棚倉線の上りで1,220台、下りで1,214台、計2,434台という交通量です。これは歩行者、自転車、バイク、普通乗用車、大型トラック等々の全部合わせての、ただ歩行者も含まれているんですけれども、現在では子供さんは通学していないわけですけれども、今、上渋井地区の子供たちは農道を使って、幅員が狭いあの道路を歩かせるには危険があるということで、農道を歩かせているんですけれども、こういうような実態であります。また今後、来年こども園が開園された後には、交通量がなお一層ふえるのではないかと私は懸念しておりますけれども、この実態を把握するために、来年、私は、ちょうどこの時期、日の長い時期に交通量調査を計画しておりますけれども、町のほうでも道路状況というものを把握するために交通量調査を実施する考えはあるのか、伺いたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 当然エリアとして考えてくるわけですから、その相対的な数量、これはぜひつかんでおくべきだろうと思っておりますので、実施する方向で進めていきたいと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 今の質問、
まち整備課長にもお聞きしたいと思います。
○議長(
大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) ただいま町長が申し上げたとおりでございます。 ただ、先ほど議員からお話ありました28年10月27日、このデータをもとに、今、実は概略設計を進めているということでございます。ですので、最終的にもう一度町といたしまして調査を実施いたしまして、特に大型車がどの程度通っているのか実態を把握してまいりたいと思っております。 基本的に台数的には、これが大きく、現在2,500台ぐらい通っておりますが、1,500台から4,000台の間が一つの町道の規格決定の台数でございますので、多分4,000台まではないだろうと考えておりますが、大型車が多い場合には、例えば右折レーンの待機延長をどのぐらいにするとかという決定の要因になりますので、そのような点で調査をしてまいりたいと考えているところでございます。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) トータルで上り下り合わせて2,434台ということで、ぜひとも町も交通量調査を行ってもらいまして、道路状況を把握してもらって、町道北野・松岡線実現に向けてスピードアップを図ってもらいたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 下重議員、ここで休憩して。
◆2番(下重義人君) わかりました。ちょうど2番にいくところなので、切れ目のいいところなので、大丈夫です。
○議長(
大縄武夫君) 休憩します。 休憩 午前11時55分 再開 午後1時15分
○議長(
大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 2番、下重義人君、登壇願います。 持ち時間は1時52分までです。 下重義人君。 〔2番 下重義人君登壇〕
◆2番(下重義人君) 休憩前に引き続きまして一般質問を続けてまいります。 2番から、空き家バンクの状況についてということで、1番は終わっていますので、ここから進めてまいりたいと思います。 それで、令和元年、現在の塙町の空き家の状況をまずは先に伺いたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 空き家の現状でありますが、塙町の建物総数が3,747件、この中で空き家は322件、空き家率8.6%というのが現状であります。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) その中で空き家バンクに登録されている件数は、今現在で何件登録されているか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 5月31日現在で4件であります。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 空き家バンクに登録すると、現在4件入っているということなんですけれども、何かいい点、要するに特典的なものはあるのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 内容の詳細につきましては、担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。 空き家バンク、先ほど町長のほうでも4件ということで、登録されていますが、うち現在2件が、昨年、福島県宅建協会と協定を結びまして始まっております。2件につきましては、今、宅建協会のほうで、その2件の物件、どういう物件なのかというのを調査いたしまして、これから空き家情報ということで、7月中にホームページのほうに登録されるような形になっていくことになります。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 7月にホームページに登録されるということですけれども、この特典、要するに空き家バンクには、それは皆さんにPRというんですか、空き家バンクがあるということですけれども、何かその特典、空き家バンクに登録すると特典というのは改まってないのか、例えば空き家バンクに登録すると補助金等とか何かあるのか伺います。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) ただいま特典というお話でございます。特に特典はございませんが、本来、民間の方が不動産屋さんに頼んで、空き家に入っていただける方を探すという手間が省ける部分が特典なのかなと。あとは、不動産屋さんがその部分をしっかり、どういう物件だという紹介をしていただけるところでしょうか。あと、補助金等についてはございません。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 補助金等はないということなんですけれども、住宅取得支援事業補助金みたいなのとか、そういうのは空き家バンクとはまた違う補助なのか、そういう補助金というのは空き家バンク等とはまた違う補助金なのか伺います。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) ただいまのご質問ですが、大変申しわけございませんが、訂正させていただきたい部分がございます。先ほど2件が空き家バンクのほうに登録されているということでございますが、現在、宅建協会のほうで物件調査した後に登録になりますので、2件については検討されているという形になります。 あと、県関係の補助金等については、空き家バンクとはまた全然別の問題というふうになっております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 住宅取得支援事業補助金は最大200万円ですね。あと多世代同居・近居支援事業補助金、これは最大50万円ということで、これは県からの補助金なのかわかりませんけれども、そういう補助金があるかどうかは、まち振興課のほうでも調べてもらいまして、もしそういう補助金があるなら、こういう補助金を生かしてPRして、今現在、空き家バンクに登録してホームページとかに載せたり、これからまして、空き家の事情というのはふえても減らない、こういう状況であると思いますので、ぜひとも宣伝の一環にそういう補助金とか、空き家バンクに登録するとそういう利点がありますよとかという、ぜひともお願いしてもらいたいと思います。 何せ320件ですか、今現在空き家が、正確にいうと320件以上あると思いますけれども、何らかの対応、対策を練っていかなければ、これから本当に、これから固定資産税のことでちょっとお話に入っていこうかと思うんですけれども、この辺の対応を進めなければならないと思いますので、空き家バンクの取り組み、あり方、実態、町民がまだわかっていない、そういうバンクがあるというのをわかっていない方が多いと思いますので、これから町のほうで、まち振興課のほうで何か考えがあるのか、これに関して伺ってみたいと思います。
○議長(
大縄武夫君)
まち整備課長。
◎
まち整備課長(藤田衛昌君) それでは私のほうから、補助金の関係ということでお話がございましたので、ご説明をいたしたいと思いますが、ただいま議員さんお尋ねの事業につきまして、空き家のリフォーム補助等々につきましては、県の事業としてございまして、それと空き家バンクとは別になります。例えば空き家バンクに登録してあるからその補助を使うということではなくて、今の空き家対策の一環として空き家のリフォーム補助と空き家の取得、住宅取得の補助等々があるということで、ご理解をいただければと思います。 空き家バンクにつきましては、後ほど
まち振興課長が説明しますが、どちらかというと、例えば、空き家を空き家の所有者が利用するのではなくて、いろんな方に利用していただこうというのが趣旨なんだろうというふうに思います。こういう物件がありますよという一種の空き家不動産、それを公的にやっていると、不動産業みたいなことをやっているというふうに理解されたほうがよろしいのかなと。それを今度はリフォームする、あるいはそれを取得する、そういった場合には補助があるということでご理解いただければというふうに思います。 空き家バンクにつきましては、まち振興課のほうで所管しております。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) 先ほどのご質問の周知方法等についてでございますが、昨年、平成30年に塙町空家等対策計画という計画を立ててございます。その中で方針でございますが、空き家等の適切な管理の促進、こちらは先ほど来からご説明していますホームページ等を活用した情報発信の部分になります。 方針2で空き家活用の促進ということで、空き家バンクの活用の促進とか、店舗のリノベーションの関係をこちらのほうで取り組んでいくと。 あと、方針3で特定空き家に対する措置ということで、こちらは条例の制定が必要になりますが、こちらの部分についても今後検討していくと。あとは、空き家対策に係る体制の整備ということで、先ほど
まち整備課長のほうから補助金関係のご説明がありましたけれども、庁内各課における連絡体制の整備を行っていきたいというふうに考えてございます。 町民の皆様へご周知ですが、ただいま申し上げました塙町空家等対策計画、また空き家バンクについてのチラシを年内に全戸配布する予定でございます。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 今言われたように年内に全戸配布ということで、空き家になる主な理由ですね、通勤の都合や仕事の都合、高齢化と人口減少、空き家になるさまざまな原因があるかと思いますけれども、空き家を放置しないで、空き家バンクの加入登録をぜひともそういう全戸配布とかで皆さんに知ってもらいまして、空き家バンクの登録加入のほうに努めてもらいたいと思います。 次にまいります。固定資産税等の住宅用地特例に関する措置について伺ってまいりたいと思います。 住宅用地の特例措置とはどのような措置なのか、まずは伺ってまいりたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 特定空き家等に対する措置と固定資産税の関係についてということであると思います。市町村長が特定空き家等の所有者に対して除却、修繕、立ち木・竹の伐採、その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置をとることを勧告した場合は、当該特定空き家等に係る敷地については固定資産税の住宅用地特例の対象から除外されると、こういうことになっております。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 特例の対象から除外されるということなんですけれども、除外されると、もちろん税金にかかわってくるかなと思うんですけれども、固定資産税はどのような体系になっていくのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 法律的なものもありますので、担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君) 町民課長。
◎町民課長(
生田目敏夫君) それではお答えをいたします。 まず、固定資産税の課税標準の特例についてご説明を申し上げます。居住用家屋が建っております敷地については住宅用地ということで、一般住宅用地、家屋の床面積の10倍の面積までということになりますが、こちらの住宅用地の課税標準額については、課税標準となる価格の3分の1とするというのがまず1つでございます。それから、小規模住宅用地としまして、住宅用地のうち200平方メートルまでの住宅用地については、課税標準となる価格の6分の1とするということで、課税標準額が3分の1、6分の1ということで課税がされているというような形になります。 先ほど町長からありましたように、除却等必要な措置をとることを勧告、勧告までいくとかなりになるんですが、その場合を除くというふうに地方税法のほうで規定がされているところでありますので、結果として、勧告までされた敷地については、先ほどの3分の1、それから6分の1の特例が受けられなくなりますので、固定資産税のほうは増額になるというような形になります。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) その特定空き家等を指定するのは、まずどのような組織が指定するのか伺いたいと思います。
○議長(
大縄武夫君)
まち振興課長。
◎
まち振興課長(吉成知温君) 特定空き家の指定についてでございます。 まず、特定空き家というお話が出ていますので、ちょっとご説明させていただきますが、平成25年5月26日の法律施行、空き家等対策特別措置法という法律が施行されまして、空き家の定義でございます特定空家とは、そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態、著しく衛生上有害となるおそれのある状態、適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態、その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態に認められる空き家等をいうということになってございます。 町では、先ほどご説明いたしましたように、塙町空家等対策計画を策定しております。こちらの計画は令和元年度から令和10年度までの10年間の計画となってございます。今後、町では、この空家等対策計画に基づきまして、条例の制定をして協議をしていく協議会というものを設置していくことになります。協議会のメンバーでございますが、法務、不動産、建築、福祉などの専門家や地域の方々を中心として構成していくことを予定してございます。現在の計画でございますが、令和3年度より特定空き家等に対する審議を開始する予定になっているということで、町が指定するということになります。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 特定空き家等に指定されると、今現在3分の1とか6分の1という税金で納めているのが外されるということは、100%税金がかかるというのは、それでなくても、固定資産税の何年かに見直しをするのはことしですか、3年に一遍か4年に一遍か、ちょっと忘れたのでその答弁と、あと、ことしなのか来年なのか、最後にお聞きしたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 担当課のほうで説明をいただきたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町民課長。
◎町民課長(
生田目敏夫君) お答えをいたします。 評価がえにおきましては3年に一度でございます。本年がその評価の算定、それの調査というような形になってございます。これをもとに来年度、県のほうと突き合わせをしまして、令和3年1月1日基準ということで、令和3年度からが新しい評価に基づいた課税ということになります。 以上であります。
○議長(
大縄武夫君) 下重義人君。
◆2番(下重義人君) 大変わかりました。 特定空き家等に指定される前、そういうふうに指定される前の何かしらの対策を強く望んで、私の一般質問をこれで終了します。
○議長(
大縄武夫君) これで、2番、下重義人君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午後1時36分 再開 午後1時45分
○議長(
大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△吉田克則君
○議長(
大縄武夫君) 次に、6番、吉田克則君、登壇願います。 持ち時間は2時45分までです。 吉田克則君。 〔6番 吉田克則君登壇〕
◆6番(吉田克則君) 6番、吉田克則です。ただいまから一般質問をさせていただきます。大きくは4点ほどあるわけなんですが、1点ずつ質問をしてまいりたいと考えております。 まず最初は、はなわこども園に係る幼児教育方針及びこども園の運営についての質問でございます。来年4月に開園予定ということでありまして、開園に伴う基本方針等をお聞きしたいというふうに思ってございます。 まず最初に幼児教育でありますが、幼児期における教育の重要性について、町長はどのように考えているのかご質問いたします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 重要性、これは当然、これからの地域、町、国、世界を担っていくという大変大きな役目を担っておるというのが子供の一番の育て方の基本だろうと私は思っております。当然、人として地域を、そして国をしっかり担っていく。できたらですけれども、私個人的な見解といたしましては、特に塙で暮らしていただきたいという思いも強いのでありまして、この町を愛し、この町のために、しっかりとこの町で生きていってくれるような子供、こういうふうな子供を育て上げられたらなというような思いは強く持っておりますが、やはり先々には世界まで担うような子供たちを育てなければならないというのが一番基本の考え方だと思っております。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 次に、幼児教育の意義及び役割について、その考えを、今度、はなわこども園ができるというようなことで、幼児教育の意義と役割、これについてどのように考えているのか、これは教育長に質問いたします。
○議長(
大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それではお答えをいたします。 幼児教育の意義ということでございますが、まず幼稚園というのは、3歳以上の幼児を対象としまして幼児を保育し、適当な環境を与え、その心身の発達を助長するということが学校教育法第77条ということで目的としてございます。幼児教育は、次代を担う子供たちが人間として心豊かにたくましく生きる力を身につけられるよう、生涯にわたる人間形成の基礎を培う普遍的かつ重要な役割を持っております。そういった意義があります。 その中で、子供たちには、これからの知識、技能、そういったものに加えて、思考力、判断力、表現力などの確かな学力や豊かな人間性、たくましく生きるための健康・体力から成る生きる力の基礎を育成するという役割を持っていると考えております。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 幼児教育の重要性あるいはその意義、それは聞いたわけなんですが、今度開園するこども園についてなんですが、せっかくつくる施設でありますので、ほかにない施設というんですか、全国にただ塙にしかない、特徴あるはなわこども園でなければならないと思いますので、新設されるはなわこども園で特徴があれば、考えていることなどあればお聞かせ願いたいというふうに思っています。
○議長(
大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 塙町の将来を担う子供たちのために、せっかくつくっていただくこども園ですので、いろいろなことを経験をさせて、将来の塙町を担っていけるようにしていきたいと思っております。 大きな特徴というものは、ほかのところもございますので果たして特徴となるかどうかわかりませんが、現在私自身が考えていることは、子供たちが安心して安全な中で生活ができる、保育を受けることができると。 そして、2つ目は健康・体力ということで、早寝早起き朝ご飯、そして基本的な生活の習慣の確立とか、あるいは食の指導、運動や遊び、そのようなものを通して子供が生きる基礎となる健康・体力を維持していきたい、そういったものをいろいろな面で子供たちにやっていきたいなと思っています。具体的にこういうものをというのは、これからさらに煮詰めていくところでございます。 3点目でございますが、心の教育、特に今お話があったように、子供たちに生き抜く力をぜひつけていきたい。どういうことかと申しますと、小学校就学前の教育というのは非常に大事だというのは誰でもご存じだと思いますし、人の一生を左右すると、こういう大切な時期でございます。そういったことを言う研究者も多数ございまして、それらをもとにしながら幼稚園の教育要領等もつくられているわけでございます。その中で一番大事にしていきたいのは生き抜く力、すなわち心の教育でありますが、これが非常に大事だというふうに考えております。 どこでどういうものをというのは、これからのことになりますけれども、全体を通して生き抜く力、例えば自制心、我慢する心ですね、それからやり抜く力、遠い先のゴールについても自分で興味を失わずに努力していこうと、そういう心をつくっていきたいと。これらを全ての保育とか、あるいは教育活動の中で育成していきたいなと思っています。 それから、特徴的なのは、当然、保育部と幼稚部が同じ屋根の下で保育や教育をするわけでございますので、ぜひその中での連携、そしてさらには家庭とか小学校、地域、関係機関との連携をしっかりやりたいと。ぜひ家庭教育においては、しつけをしっかりやっていけるように啓蒙を図っていきたいと。例えば、子供にとっての基本的なモラルというのは、うそをついてはいけないとか、あるいは他人に親切にするとか、ルールを守るとか、勉強をしっかりするというような、そういったものを身につけさせることによって勤勉性が育んでいけるのではないかと。これもこども園だけでなくて、笹原幼稚園もございますので、そこも含めていろいろな面で合同しながら、行事等も含めながらやっていきたいなと、そういうふうに思っております。 大きな特徴というところまではいけないんですが、現在考えているところはそのようなところでございます。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) それでは、続いて体制ですね、運営体制というんですか、こども園の。来年の4月ともなればすぐということなんですが、まず体制の中では、幼児の受け入れ人数ですか、それと今、待機児童とか少なくはなったということでありますけれども、まず、はなわこども園の入園を受け入れる人数についてお答えをお願いしたいというふうに思います。
○議長(
大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 全協のほうでもお話をさせていただいたとおりでございますが、現時点ではゼロ歳児を18名、1歳児を36名、2歳児も36名、ここまでが保育部でございます。幼稚部のほうは3年保育ということに変更いたしまして、3歳児、4歳児、5歳児ともに60名と、合わせまして270名の定員ということを考えております。あわせまして、笹原幼稚園におきましても3年保育ということで、3歳児、4歳児、5歳児の園児を受け入れるというようにしていきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 保育部と幼稚部ということで分かれての入園数ということで聞いたんですが、こども園ということなので、保育部に入ればずっと6歳児まで入っていられるというか、そういう施設であるのか。俗に、今まで保育園だと入園式とか、あるいは幼稚園になれば入園式ですか、そういうことでやっていたんですが、今回、こども園に関してはどんなふうな扱いで、ずっと一回入れば入っていられるものだか、その辺どのような体制になっているのかわからないものですから、お聞きいたします。
○議長(
大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) それではお答えをいたします。 まず、保育部のほうももちろん入園式というものを行いますし、卒園式も行います。引き続き、はなわこども園の幼稚部に進学といいますか、入る場合は、また入園式を行って、終わりに卒園式を行うというふうな形になります。 なお、学区というのはございませんけれども、笹原に住んでいる子供さんは笹原幼稚園のほうに入園をするというようなことで案内をすると、そういう形にしていきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 今までですと、保育園卒園式が終わって幼稚園の入園式まで、保育園の卒園式が終わるとそこで責任が終わるみたいなふうになっていて、こども園になることによって、ずっとそのお子さんは継続して預かり保育とか見てもらえると私は思っているんですが、今現在は、保育園を卒園してしまうと預かり保育も見てもらえないような話を聞いているものですから、こども園としてやる場合については、そのお子さんが幼稚部に入るまでについては預かり保育というのは可能だと思うんですが、どういう考えなのかお聞きいたします。
○議長(
大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 今後検討すべき内容だと思います。現在、こども園運営会議を月1回行っておりまして、
健康福祉課、それから保育園、塙幼稚園・保育園、笹原幼稚園、
学校教育課担当等とともに、そういった懸案事項につきまして、これからどういうふうに運営を行えばよいかということを検討している最中でございます。ただいまお話をいただいたことも検討の中に含めて、今後検討していきたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 続いて、運営体制の中の職員の人員体制でありますが、どのような配置計画を持っているのか、人数あるいは職員の配置体制、これについてお伺いいたします。
○議長(
大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) 人数的なこと等について、細かく
学校教育課長のほうに答えをさせていただきます。
○議長(
大縄武夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 はなわこども園の運営体制でございますが、大きく3つの部署に分け、保育部、幼稚部、園の管理や事務を担当する係とする考えでおります。 職員の配置でございますが、こども園園長、保育部と幼稚部にそれぞれ園長を補佐する職員、保育部には保育士、栄養士、調理師、幼稚部には教諭、園の管理や事務を担当する係には係長、係員等を配置することを検討を進めております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) そうすると全員で何名になるんですか。
○議長(
大縄武夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) ただいま必要な職員、教諭、保育士等を勘案しますと31という数字が出ますが、このほかに預かり保育であったり、あるいは支援を要する子供たちにつける補助員とか、そういったものを加えますと、もうちょっと多くなるかと考えております。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 今回、定例議会において、はなわこども園の設置条例というのが出ておりますが、その中においても、預かり保育に関すること、あるいは在宅で育てている家庭の子供の支援に関すること、あとは乳幼児の育成に資することということで、事業の内容等も書いてあったわけなんですが、そんな中で、預かり保育については保育標準時間認定とか、あるいは延長保育事業実施、このようなこともやっていくのか。それとあと、先ほど申し上げました家庭での育児をしている支援、その中に一時預かり、そういうものも検討しているのか。特に家庭で育児をしている場合、一時預かりが必要になる場面が出てくるものですから、これについては、新しくできるこども園についてはやっていく必要があるというふうに思っているんですが、どのように考えているのか質問いたします。
○議長(
大縄武夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) まず、きのうですが、塙町立はなわこども園条例の制定でお示ししました内容でございますが、その中で第3条の実施事業の中でうたっております。(1)に関しましては、児童福祉法第24条第1項に定める乳幼児に対する保育に関すること、これは保育部で行う事業、(2)の幼稚園教育要領に従って編成された教育課程に基づく幼児教育に関すること、これについては幼稚部で行うこと、それと(3)の預かり保育に関することというのは、これは現在もやっております幼稚部でやっているもの、(4)の在宅で子育てを行う家庭の支援に関することの中で、一時預かりを検討している段階、それと(5)でございますが、その他、乳幼児の育成に資することとしては、各種健診や子育てサロン等を行うというようなことを考えております。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 在宅で育てている家庭の支援に関することで、一時預かりですね、町税を使ってはなわこども園ができるということなので、やはり住民の方に全てが利用できるような体制づくりが必要だと思いますので、この一時預かりについては特に必要かなというふうに思っておるものですから、運営の中で検討に入れていただいて、実施できるような方向で検討を進めていただければなというふうに思ってございます。 続きまして、2項目めの米全量全袋検査について町長の考えを質問いたしたいというふうに思います。 原発事故があって8年経過した中での風評被害は、まだまだ続いているような状況であります。そんな中で、町長は米全量全袋検査をどのように捉えているのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの米全量全袋検査につきましては、これは福島県独自で行っている検査体制でありまして、我々日本人の主食である米の安全・安心を担保するための必要な施策であったと認識はいたしております。 ご承知のように、福島第一原発の事故に起因しました放射性物質の拡散により、県内の農産物への影響が大変大きく、米についても、県内で国の定める放射性物質が国の定める基準値を超える米が検出される等により、福島県産の価格低迷、風評被害により、販売量の低下となりましたことはご承知のとおりであります。 議員お話しのように、現在も風評被害は続いておりまして、震災前の米価には戻っておりません。徐々に価格の安定傾向という方向ではあるんですが、決して前が明るい状況下ではないというふうに考えております。これは米の全量全袋検査の実施によりまして、福島県産米の安全等をPR、証明してきた生産者の皆様、そして関係者の皆様のご努力によるものであろうと思います、少しずつ回復しているというのは。 そのような中で、検査、これは生産者の皆様にとっては過大な負担となっております。自主流通米、それから自家用米、全ての検査が必要なことから、搬入、バーコードの張りつけ等のご負担をおかけしておるのが現況であります。複数年、基準値を超過していない本県の状況を鑑みますと、現在県で示しております他の農産物と同様、モニタリング方式に移行することも検討が必要であろうと、このようには考えております。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) この全量全袋検査なんですが、安全を証明するのは、生産された米全てを検査して、安全の証明というようなことでやる必要が私はあると思うんです。 そんな中で、今言った抽出検査、サンプリングによる検査が検討されているということでありますが、やはり全量全袋検査、これは必要だと思います。そんな中で、それ経費がかかるということで、福島県産の米の抽出検査、サンプリング検査に入っていくというような話も表面に出ていますので、やはり町としては全量全袋検査が必要だというふうに思うので、その考え方について町長はどのように思っているのかお聞きいたします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 決して今の現状を否定するということではありません。ただ、将来的にはモニタリング方式への移行も考えの中に入れていかなければならないというふうなことでお話をさせていただきました。私も議員同様、現況の中では全袋検査してほしいなと、こういうふうな思いでおります。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 新聞によりますと、実際どの自治体が切りかえるかは地元の意向を踏まえ、県が各自治体と協議し、来年春ごろ最終的に判断するという記事が載っておりました。そんな中で、県との協議があったのかないのかちょっとわからないんですが、あった場合については、原発事故があって風評被害がまだある中、廃炉も進んでいない状況の中で、今までどおりの全量全袋検査が必要と思っておりますが、そういう県との話し合いはあったのかないのか、それについてお伺いいたします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 県との直接の打ち合わせ等の話し合いは、私の段でもありませんし、担当者レベルも今のところないということであります。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 話がまだないということでありますが、もしそういう段階になってきましたらば、ぜひとも全量全袋、これは必須でありますので、そのように訴えて、今までどおり実施するような方向でお話し願えればなというふうに思います。 続きまして、次の質問に移らせていただきます。 役場入り口にある看板の管理でございまして、なぜか5メートルか10メートルかの塔が真っ白な状態で立っているというようなことで、その管理はどのようになっているのか。あと、同じく入り口に、寺西代官の八カ条を示した看板というか、表示板というか、それがあるんですが、今現在、黒くなって字も見えないような状況で、裏側に行ってみますと余計真っ黒で、何が書いてあるかさっぱりわからない。逆に、町のPRするものが不透明というか、片方は白くて片方は真っ黒だというような状況なので、あの看板はどのような管理をしているのかお伺いいたします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 看板の管理、その利用ということだろうと思います。この看板ですが、国道118号線の高規格道路整備推進のための表示、当初はその表示がされておりました。それから変わりまして、交通安全標語の表示、その後、国道118号線整備促進期成同盟会の標語が表示されておりましたが、現在、コンパネが老朽化しまして文字等が読みづらくなったために、平成26年にアクリル板での補修をいたしまして、その後、特定な表示はされていないというのが現状であります。
○議長(
大縄武夫君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(金澤祐介君) 役場の入り口にございます寺西八カ条の看板の件でございますが、あの看板につきましては、設置者、管理は塙町婦人会のほうで管理しております。県のサポート事業を活用しまして看板を設置しました。今年度、生涯学習課から塙町婦人会のほうに補助金を支出しまして、看板を新たにきれいな形で見えるような形に修繕する計画となっております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) まず白い看板のほうなんですが、そうすると、今後の利用ということでありますが、せっかく塙町の役場の入り口なので、積極的に利用しなければもったいない、そういう看板だと思いますので、いろいろ以前には使ったふうになっていますが、やはり活用を考えるべきだと思うんですが、その点は、この質問を受けて考えたのか何だかわからないんですけれども、そういう考えはあるかないかお聞かせ願いたいというふうに思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 大変立派な看板でありますので、あのまま、寝せておくという形はおかしいんですが、放置するのは甚だもったいないということで、利用はしたいと、このように考えております。ただ、今までみたいに直接文字等を書き込むことで、なかなか切りかえが難しいというふうなこともありますので、簡単に標語を交換できる、その時々に合わせて利用できるような方法がないかということで検討を加えておるところでありますので、ぜひこの後は有効利用を進めてまいります。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) あと、寺西代官の看板につきましてはきれいにしていくということでありますが、あの看板は、桜木町の公園ですか、あとは何カ所あるんですか、あれは。
○議長(
大縄武夫君) 生涯学習課長。
◎生涯学習課長(金澤祐介君) 寺西八カ条看板につきましては町内に3カ所ございます。役場以外に塙代官所跡に1枚、あと向ケ岡公園に1枚と、全部で3カ所ございます。その3カ所とも若干見づらくなっておりますので、今年度改修する計画となっております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 新しくしたり、あるいは利用するには、県の補助金とかあったんですが、いずれにしても管理の経費の出し方については町費ということになるのか、その点についてもお伺いいたします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 これは、町費でやるということになろうかと思います。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 特に役場入り口のでっかい看板、これは、塙町の玄関の玄関ですから、早急に取り組みをお願いできればなというふうに思っています。 以上で、看板の管理については質問を終わりたいというふうに思います。 4番目に、町が使用しているパソコンあるいは端末機の危機管理等について質問をしたいというふうに思います。 まず最初に、町が使用しているパソコン台数、端末機の台数、リースなのか、町が直接購入したものなのか、購入かリース別にその台数についてお伺いいたします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 庁舎内のパソコンの使用状況でありますが、住民基本台帳や町税、福祉等のシステム用のノートパソコンが34台、LGWANに接続されている事務用パソコンは144台、インターネット接続専用パソコンが32台、いずれもリースではなく購入しております。 そのほかに、入国管理システムなど各課等の個別の業務で利用しているパソコンが27台ございます。この27台のうち、購入が13台、リースが5台、国からの貸与が9台となっております。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 職員の机を見ますと、全てノートパソコンが載っているような状況でありまして、職員1台にはパソコンがいっているのかなというふうには思うんですが、学校関係についてはどうなんですか。その台数についてもお伺いいたします。
○議長(
大縄武夫君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(佐藤光一君) それでは、学校関係のパソコンの台数につきましてお答えいたします。 まず公務用のノートパソコンですが、これについては塙小が26、笹原小が19、塙中が38。それとは別に児童・生徒用のものがあります。デスクトップとタブレットになっております。デスクトップが塙小22、笹原小26、塙中40、タブレットについては塙小20、笹原小が5でございます。いずれも購入となっております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) かなりの台数があって、ほとんどがインターネットにつながっているとは思うんですが、そんな中で一番問題なのは、個人情報の流出等があった場合、大変なものですから、そういう危機管理体制はどうなっているものなのか。あと、よく個人用パソコンを車の中に入れていたらば、個人の情報が入ったパソコンが盗まれたとか、あるいはユニバーサル・シリアル・バス、USBメモリーですね、これもポケットに入れていたらば、どこかに紛失したなんていう個人情報の流出もあったものですから、危機管理体制、これはどのような管理のもとに体制づくりをしているのかお伺いいたします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今おただしの個人情報流出防止のための取り組みということで、マイナンバーなどの個人番号を利用する事務系のパソコンにつきましては、国のセキュリティ強靭化方針を受けて整備が必須となりました。これを受けましてネットワーク監視システムを導入しております。また、ご指摘のUSBメモリーなどの外部記憶装置の接続、これは使用を制限しておりまして、外部から持ち込んだ記憶装置は接続できないような設定をしておる等の方法を施行しているわけであります。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 前に、はなわこども園の設計というんですか、有機物が入って基礎単価を算出するのに、
学校教育課の職員が
まち整備課にあるシステムのほうを利用して積算をしたということで答弁があったんですが、そういう職員とか部署とか、そういうやつに対する、誰がその端末機あるいはパソコンを使ったのか、そういうのはどのようになっているのか、どの職員がどのパソコンを利用したものなのか、そういう体制はちゃんとしているのでしょうか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) そのような管理システム、これは担当課のほうで掌握しておりますので、担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) それでは、議員さんのご質問にお答えします。 セキュリティ強靭化計画を受けまして、ネットワーク監視システムを導入していますのは、マイナンバー等の個人情報が入っている部分については静脈認証で職員が登録されておりますので、誰がそこにアクセスしたかということでは認証でわかりますし、いつどのような内容でどういうものを出したかというのは、全て記録に残るようなセキュリティーの監視システムになっております。 ただ、先ほどおただしの積算システム、これに関しては、個人情報的なものではなくて、あくまで土木の積算システムということで、設計業者から上がってきたデータを変換して金額をはじくためのパソコンということで、塙町では
まち整備課のほうに1台、そのパソコンが置いてありますので、そこについては各課の職員が行って積算業務を行っているというような形になっておりますので、そこについては個人情報等がないので、アクセス者という部分ではないですが、ただ、基本的にはパスワードの管理になっていますので、誰が行っても使えるということにはなっていないということで、職員の中ではきちんとした形でのセキュリティーを保っているということでご理解いただければと思います。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 職員がパソコンを使ってほかの、要するに話を聞くと、誰でも職員は、パスワードを入れればどこのパソコンも使えるような話に今聞いたんですが、役場職員でも、仮に町長がアクセスできる部分、あるいは副町長とか課長がアクセスする、重要な部分ですね、システムあるいはパソコン内には人事情報とかいろいろあると思うんです。そういう管理というんですか、そういう面も含めてどうなんですか。誰もがどこの部署に行ってもアクセスできるような状態になっているということは、ちょっと不自然かなというふうに思うんですが、その点をお聞かせ願いたいというふうに思います。
○議長(
大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) それではご質問にお答えしますが、先ほどの私の説明がちょっと口が短かったといいますか、単純な形でご説明申し上げましたので、大変申しわけありませんでした。 先ほど申しました積算システム関係のパソコンというのが塙町に1台ありまして、それが
まち整備課で管理されておりまして、そこに関しては、パスワードの管理で積算業務を行う職員が共用して使うようには確かになっております。ただ、議員さんがご心配のいろんな権限に関する部分、あとは各役場職員が事務の上で使っているパソコン、それぞれに個人のパスワードが入っておりますので、誰もが使えるということではありません。 ただ、システムの中で積算システム的なものとか、あと企画振興課にありますレーダー高速でのデータで地図データ等を出すとかという部分は、各課のそこにしかないパソコンですので、そこの担当課に行って出していただく、または積算業務だと、わかる職員でパスワードをそれぞれ共有してやっているというような形のパソコンというふうな形で、セキュリティーの重いものに関しては静脈認証で誰がアクセスしたかわかる、個人個人で使っているパソコンについては個々のセキュリティーのパスワードで管理をされている、あとは職員が共用して使うパソコンというふうな形で、パソコンの業務の内容に応じて、若干ですがセキュリティーの部分については変わってきているということで、誰もが全てのパソコンにアクセスできるということではないというのは、ご理解いただければと思います。 ただ、業務の関係上、職員であれば使用ができるパソコンが何台かはあると。ただ、それは個人情報等につながっているようなパソコンとは違うということでご理解いただければと思います。
○議長(
大縄武夫君) 吉田克則君。
◆6番(吉田克則君) 以上で、6番、吉田克則、一般質問を終わります。
○議長(
大縄武夫君) これで、6番、吉田克則君の一般質問を終わります。 休憩します。 休憩 午後2時37分 再開 午後2時50分
○議長(
大縄武夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△七宮広樹君
○議長(
大縄武夫君) 次に、1番、七宮広樹君、登壇願います。 持ち時間は3時50分までです。 七宮広樹君。 〔1番 七宮広樹君登壇〕
◆1番(七宮広樹君) 本日最後の質問者、1番議員、七宮広樹です。 このたびも決めぜりふから始めさせていただきます。 不肖ながら、町民の代表の議員の一人として、町民の思いと塙町発展のために通告いたしました5項目、役場庁舎内と町が管理する施設への受動喫煙対策について、はなわこども園開園後の塙保育園の跡地利用について、代官所跡地周辺の整備と支援について、ウッドスタート宣言後の活動について、観光庁設立団体認定の「自転車の道」について質問いたします。 それでは早速質問に入ります。役場庁舎内と町が管理する施設への受動喫煙対策についてであります。 近年、受動喫煙の規制が厳しくなっていますが、これはオリンピックとたばこに深い関係があります。IOCはたばこのないオリンピックを掲げ、オリンピックのIOCの意向に向け、開催国の喫煙を法規制するのが通例となっています。例えばリオデジャネイロのブラジルやロンドンのイギリスでは、学校や病院といった公共施設だけでなく飲食店は全て禁煙で、罰則つきの法律で厳しく定めています。 2016年にWHO、世界保健機関の上級政策顧問が東京オリンピック・パラリンピックに向けて視察のために来日しています。東京オリンピック・パラリンピック開催を契機に、世界の基準からするとまだまだ甘い規制でありますが、対応が迫られています。 では、当塙町の役場庁舎内と町が管理する施設の受動喫煙対策の現状と対策について伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 まず現状でありますが、役場庁舎と農村勤労福祉会館は屋内禁煙といたしております。対策といたしましては、屋外に喫煙所をセッティングをいたしまして、しかも不特定多数の人が通ることの少ない場所を喫煙所として利用しております。これが対策であります。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 塙町の学校関係、中学校、小学校では敷地内全てが禁煙になっているかと思いますが、確認のために教育長、お答え願います。
○議長(
大縄武夫君) 教育長。
◎教育長(秦公男君) お答えをいたします。 ただいま七宮議員のご指摘のとおり、敷地内禁煙というふうになっております。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) それではこの庁舎内、国や県から受動喫煙対策の協議または指導、要綱が示されているのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 細かな内容につきましてですが、担当課の長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君) 総務課長。
◎総務課長(白石憲男君) それではお答えします。
改正健康増進法の公布に基づきまして、県では、受動喫煙対策として各役所の担当者に、こういうふうな形で法律の改正がされているので対応をしてほしいというようなことで、内容の説明等について、町職員が行って会議には出席しております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) それではぜひ、来年4月1日より法規制が始まりますので、情報収集と素早い対応のほうを切に願うところであります。 役場庁舎内にも定められた喫煙所らしき場所がありますが、今後の対応として環境を整え、喫煙場所や喫煙ブースの設置の考えがあるのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員お話しのように、改正されました健康増進法では、敷地内禁煙とする場合であっても、屋外で、しかも必要な措置がとられた場所に屋外特定喫煙所を設置することができます。塙町の本庁舎の場合、庁舎の屋上への設置を検討しております。これは、屋外特定喫煙場所の案内の設置等により、経費をかけずに整備することができると考えられるからであります。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 町長、確認なんですけれども、早々に庁舎の屋上にそのようなブースを建てるというようなことでよろしいんでしょうか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今考えておりますのは、看板の設置のみであります。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 町職員、例えば議員もたばこを吸われる方はおります。そのほかにも来庁者というんですか、サービスを受ける来庁者もたばこを吸うユーザーがいらっしゃいます。その方々のサービスという点を考えたときには、それらしき施設というんですか、ブースというか建物をつくられて、それこそ今お声がありました冷暖房完備もあるのではないか。というのは、たばこの税収というのは、この町にとっても相当の金額が入っておりますので、その方々もないがしろにはできないのではないかということで、町長のお考え、改めて伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今の議員の意見、軽んじることなく担当課等と話し合いをしてみたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) ぜひ、来庁者と職員の喫煙ユーザーの対応も含め早急に取り組んで、お考えをまとめて早急に実施していただきたいと思います。 それでは、次の質問に入ります。はなわこども園開園後の塙保育園の跡地利用についてであります。 昨年の12月定例会で同様の一般質問をいたしました。議場での私の質問と町長の答弁のやりとりはこうであります。七宮、はなわこども園完成後、塙保育園の跡地利用の考えは。町長、用地は借地であり、建物は解体し地主へ返すことを基本に考えているでした。役場にも近く、利便性のよい場所であり、塙町のグランドデザインの中で将来を見据えた住民サービスのための利用を考えるべきだと私は思います。 改めて、宮田町長のお考えを伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ご承知のように、施設の老朽化、耐震性、そして敷地が借地等の理由から、施設は解体して地主さんへ返すことを基本に考えている、これは前回の答えと一緒なのでありますが、住民サービスとなるような有効な活用が可能かどうか、検討は必要であると考えておりますので、もう少し時間をいただきたいと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 私は12月の定例会で、町民サービスの充実を図る町民の健康維持に役立つ施設や、学童保育を利用しない子供たちが集える児童館や、高齢者用の給食センターなどをと提案させていただきましたが、町民目線で、町民の要望に沿える利用を検討する協議会を立ち上げるべきだと思いますが、改めて町長のお考えを伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現時点では、利用目的のための協議会等の立ち上げは考えてはおりませんが、こども園の完成等々、周りの環境が一定の鎮静化というんですか、安定した状況になったときに再利用、このことを考えてみたいと。そのときには、このような組織の立ち上げも十分検討されるべきだろうと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 塙町の将来像を見据え、「みんなが主役 しあわせ実感のまち はなわ」の実現のために、ぜひ協議会の立ち上げを検討していただきたいと切に願うところであります。 次の質問に入ります。代官所跡地周辺の整備と支援についてであります。 近年、代官所跡地周辺の空き地、空き店舗を取り壊し、環境改善も進み、地域
防災協定を結ぶ東京練馬区から寄贈の練馬のカガミツツジも植栽されています。また、地域の振興を根差す団体、はなわ代官にぎわい座の地域会によって井戸が設置され、いろいろなイベントが開催され、地域のにぎわいを仕掛けています。 塙町の重要な史跡である代官所跡地と周辺を広域に都市公園と位置づけ、整備を整え、環境を整え、整備していく考えがあるのか、宮田町長のお考えを伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今のおただしの中で、一番の問題になりますのが代官所跡地周辺の空き家の状況、これは既に議員ご承知のことかとは思いますが、平成30年度に塙町空家等対策計画の調査の中で11件の空き家が確認されております。町では、塙町空家等対策計画の実施見直しに関する意見を聴取することを目的に条例を制定し、協議会を設置していくこととなります。協議会は法務、不動産、建築、福祉などの専門家や地域の方々を中心に構成することとなります。 町が、おただしの地域の開発を行う計画となった場合、空き家の活用等を含めて協議することとなりますので、現在の計画では令和3年度より特定空き家等に対する協議を開始する予定となっておりますので、その後にその考え方も一緒についてくるのかなと、このようにも思っております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 私も都市計画の審議委員の一人でございます。今、都市計画を協議している中ですが、この中で、都市計画の中に都市公園の位置づけというものが可能なのかどうかお伺いいたします。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの都市計画区域内における都市施設としての公園を都市公園と称するわけですが、本町におきましては栄町児童公園が都市公園と位置づけられており、これ以外に都市公園を新たにつくる計画は現在のところありません。今年度から次年度にかけて都市計画マスタープランの見直しを行う予定ですが、その中で必要に応じ検討されるものと認識しております。 なお、人口減少・少子高齢化社会を迎え、都市計画を初め、この地域の土地利用計画の見直しは重要です。空き家対策、農地の荒廃、一方では農地の宅地化などが進む中、秩序だった土地利用政策が求められるところでありますので、土地所有者の意向に大きく左右されるところもあります。代官所の周辺整備については、関係する団体、機関と調整の上、町の計画に位置づけて進めるものであると、このように考えております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 掘り下げて質問いたします。塙町の歴史の中で、幕府直轄の天領として代官所が置かれ、町の貴重な史跡でもあり、訪れる人たちもいますが、残念な言葉しか伝わってきません。代官所跡地の雰囲気を醸し出すような工夫で、庭園や緑化広場など町民の憩いの場として、また、訪れる人たちにも心に残る環境整備に取り組む考えがあるのか、改めて伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 代官所跡地の再生と申し上げますか、再利用ということで、大変興味深く感じておるところであります。 お尋ねの史跡としての緑化広場、庭園、駐車場、そのほか町民の憩いの場にするということの意味合いだろうと思います。ご承知のように、代官所の陣屋跡、昭和51年2月に町の文化財に史跡指定、銅造地蔵尊半跏像、いわゆる子育て地蔵尊は、昭和51年9月に町指定の有形文化財に指定しております。平成17年に子育て地蔵尊の建物が再建され、その後、隣接に駐車場や屋外トイレを整備しておりますが、今年度は文化財指定の表示板の改修工事を行うこととなっておりますが、跡地は現状のまま景観を乱さず維持し、町民から愛される身近な憩いの場所として利用されるよう管理をしていきたいなと、このように思っております。先々のことではありますが、もうちょっと景観を代官所跡地らしくということもぜひ頭の中にはしっかりと置きたいと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 代官所跡地広場では、はなわ代官にぎわい座を初め、さまざまな団体がいろいろなイベントを開催し、交流人口増加を図り、地域を盛り上げています。また、若者たちの表現の場としても活用されています。町は、次世代を担う地元の若者や地域のリーダーをどのように育て支援していくのか、宮田町長のお考えをお聞かせください。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 地域おこしをしている地元の若者をどのように育てていくのかというおただしでありますが、はなわ代官にぎわい座のように地域を超えて活動されていることは、大変、町おこし、地域づくりには重要な取り組みであると強く認識しております。継続し、安定した活動のためには、組織の強化がもっと必要だとも考えてもおります。町といたしましても、地域の担い手づくりの施策のために、今後、第六次長期総合計画に取り入れ、地域協働、若者の魅力ある町づくり等を町全体の計画に組み入れていきたいと、そのように考えております。 町の支援についてでありますが、県等の補助事業の活用や、本年度から町が実施しております地域振興事業活動支援交付金の活用等をしていただければと、このようにも考えておるところであります。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 今年度から町のほうで仕掛けていただきます塙町地域振興事業、これはあす4番議員が質問に立ちますので、そこの部分で多く触れていただきたいと思います。 町長、次世代を担う若者や地域のリーダーを育てる仕組みづくりというのは、これは町長の大きな務めの一つでもありますので、ぜひ、地域づくりもそうですけれども、人材を育てるというところまで踏み込んで町政を運営していただきたいというふうに思います。 それでは、次の質問に入ります。ウッドスタート宣言後の活動についてであります。 ことしも、今月6月の15、16日に第4回目の木育キャラバンinはなわが開催されることは、私個人としても非常にうれしく思う次第であります。町でつくっていただきました立派なチラシというんですか、多くの若いお母さんたちがこれを持って楽しみにしているんだというお話は聞いております。塙町以外の他町村からも毎年大勢の子供たちと保護者が集い、盛大に開催されていることは私も承知しています。町長も常に開催のたびに出席されている姿も見ております。 昨年の1月に塙町と東京おもちゃ美術館によるウッドスタート宣言調印式が行われ、1年5カ月が過ぎました。「「木」と触れ合い豊かな心を育む町の実現へ」を掲げ、取り組んでいますが、改めてビジョンと現状について伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員お話しのように、昨年、30年1月22日、県内では3番目、全国では35番目のウッドスタートを宣言いたしました。いわゆる木育でありますが、子供を初めとする全ての人が木と触れ合い、木に学び、木と生きる取り組みであり、子供のころから木を身近に使っていくことを通して、人と木や森とのかかわりを主体的に考えられる豊かな心を育む、これを大きな目的といたしております。誕生祝い品としての木の積み木の贈呈を初め、「木のまち、はなわ」にふさわしい木に関連する事業を進め、赤ちゃんから大人まで、町民の皆様の心を豊かにする木育を増進してまいりたいと、このように考えております。 なお、現状について担当課長より説明をいたさせます。
○議長(
大縄武夫君)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(藤成寛味君) それでは私のほうから、現状の一端ということにつきましてご説明をさせていただきたいと思いますが、まず誕生祝い品でございますけれども、贈呈につきましては平成29年度から始まっておりまして、平成29年度は46人、平成30年度は48人、今年度も、平成31年度、令和元年度も継続して行っている状態でございます。また、町民を対象といたしました木育インストラクターの養成につきましても、町が受講料を助成いたしまして、現在、8名の方が講座を受講して、認定証を交付されておる状況でございます。 なお、今年度新たな取り組みといたしまして、8月15日開催の第90回塙流灯花火大会に、学校の協力を得て、町内小学6年生に昔のような木の灯籠を製作していただきまして、流す計画をしております。大会前には、道の駅はなわや公共施設等で製作した灯籠を展示しながら、町内外に流灯大会及び木育事業を広くPRをしていきたいというふうに考えております。 なお、これらの取り組みも、
教育委員会、まち振興課、それから商工会等々と連携してできるものであるというふうに考えております。今後も多方面と連携をとりながら進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 塙町ではウッドスタート宣言をしております。力を入れて、「木のまち、はなわ」ということで、誇りを持ちながら進めておるんですけれども、やはりいろんなところで人手不足というんですか、これをもうちょっと進めるためには、地域おこし協力隊というところでウッドスタート宣言に携わっていただけるような人材を確保できないだろうかということで、計画があればお話ししていただきたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 現況の中では、地域おこし協力隊等の考えは持っておりませんが、ウッドスタート宣言、木育ですか、これがもっと軌道に乗って、もうちょっとしっかりしたものとなってきたときには、そういう関係者の若い方をお呼びをして、ぜひここに来ていただいて、一緒に木育をやっていただくようなことを大いに考えてみたいと思っております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) ぜひ、地域おこし協力隊のメンバーを塙町に連れてきていただけるような取り組みに取りかかっていただきたいと思います。 ウッドスタート宣言後、誕生祝い品事業、木育インストラクターの養成、木育円卓会議、木育キャラバンの開催、子育てサロンの木育化事業を展開していますが、課題と成果、改めて目標について伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、議員さんからお話がありましたように、木育キャラバン、誕生祝い品贈呈、先ほど課長から説明がありましたインストラクターの養成等に取り組んではおります。木工職人の育成や都市交流への拡大等課題はあるんですが、誕生祝い品の花の積み木を贈られた子育て世代の親からは、積み木のにおいがとてもいい、子供の情操教育にいいとの声も聞かれ、木に触れ合い、ぬくもりを感じながらこの町で育ってほしいなど、木育への関心を高めることができてきていると、このように感じておるところであります。 そのほかに、町民の中に意識的に木の製品を利用していただく。数例ではありますが、代官にぎわい座のゴルフコンペの木製のトロフィー、そして生活支援体制整備推進協議会スポーツ交流会の木製盾等、利用いただいておることもご報告を申し上げます。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 木育キャラバンinはなわの開催は、県の補助金で実施されているのが現状だと思いますが、今後の見通しと、また、今後の対応として、県の補助金に左右されることなく、塙町は「木のまち、はなわ」の誇りとウッドスタート宣言をした町として、開催継続と今後の展開、最終的な目標について、宮田町長の熱い思いをお聞かせください。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) 先ほどからお話の中で出ておりますように、今年度で4回目の開催となります。本年度も6月15、16日、2日間にわたっての開催を予定しております。昨年は延べ1,200人の来場がございまして、大変皆さんに興味をいただけてきている、そして関心度が高まっているという中でありますので、県の補助金が終了後も、補助金がなくなっても継続して開催していきたいと、このように考えております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 町長の心強い答弁、ありがたく思います。これからも継続的に木育キャラバン、実施していただきたいと思います。 木育は全国的に広がりを見せております。ウッドスタート宣言は、町長が先ほど答弁されたように、県内で3番目、全国で35番目に宣言をした塙町です。「木のまち、はなわ」として、今後、使用されていない町所有の施設を活用し、児童教育の一環として、地元材をふんだんに使用し、つくったおもちゃで木育を学ぶ東京おもちゃ美術館監修の木育施設を考えるべきだと私は思います。木育キャラバンinはなわの実績と木育インストラクターの有識者もふえてまいりました。宮田町長のお考えをお聞かせください。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ご指摘のように、東北では由利本荘市ですか、ここにおもちゃの美術館、鳥海山木のおもちゃ美術館が昨年の7月開館しております。岩手県花巻は2020年2月に開館を予定しておるということであります。当面、塙町にありましては、こども園の子育て支援エリア、ここに木のボールプールや木製遊具を設置いたしまして、ボリュームアップしながら、当初、この空間をおもちゃの美術館等の雰囲気の中で利用させていただくかなと、このように考えておるところであります。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) これからできるこども園にそのような場所ができるということは、非常にうれしいことでございますが、はなわこども園ですと、限られたお子様しか利用ができないということになりますので、そうではなくて、常設的に木育キャラバンができるような町所有の施設を活用して、多くのお子様が木育が学べるような、そのようなものをつくられたらどうですかというところで私は考えております。 町長、それはどうでしょうか。そのような常設するような施設。今、空き施設がたくさんありますので、その中の一つということで、交流人口もふえます。塙町の魅力がまだまだ伝わる施設になるかと思いますので、そのお考えをお聞かせください。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 私も東京の木のおもちゃ美術館に行ってまいりました。とても若いお母さん方と子供さん方がたくさんいらっしゃって、本当に楽しそうにしておる姿、しっかり目に焼きついております。当然、塙町もその利用度というんですか、関心度が高まってきた時点で、機が熟せばそのことも十分に検討されるべきであろうと、このように思っておりますので、十分頭の中にこのことは置きたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 町長の心強い答弁、うれしく思います。 最後の質問に入ります。観光庁設立団体認定の「自転車の道」についてであります。 塙の地元紙は当然でありますが、こちらに民報、民友、大きく取り上げていただいております。福島民報には、自転車の町、新たな魅力、東日本初、優良コースにと大きく取り上げられ、また福島民友には、「塙「自転車の道」認定 東日本初、自然との一体感評価」と、これまた大きく取り上げられました。交流人口増加にもつながり、今後の展開が楽しみでありますが、逆にハード面の整備とソフト面の対応について、町長はどのように考えておるのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 国では、平成28年に自転車活用推進法に基づき、平成30年6月に自転車の活用の推進に関する基本計画が策定されております。国の計画の中にも、サイクルツーリズムの振興による健康長寿社会の実現、観光立国の実現を推進しているところであります。このような中で、町では昨年度、本格的な自転車によるサイクリングレースの開催を実施したところであります。 おただしの今年度の一般社団法人ランナーズインフォメーション研究所により認定されました三角形の道のハード面の整備とソフト面の対応についてでございますが、ハード面については、コースの起点となる看板を
湯遊ランド入り口付近に設置を予定しております。コースの大半は県所管の国道、県道のため、今後、コースの利用状況を踏まえ、安全面に配慮した整備や看板や道路への案内表示等の設置について、県当局と協議していきたいと思っております。 次に、ソフト面でありますが、10月から11月にかけて、このコースを活用しましたポタリングのイベント開催を予定しております。次年度以降は、継続的にコースを活用したイベントの開催を検討していきたいと思っております。 なお、県当局とは、直接、事務調整会議という会議がつい最近ございまして、その中でこの話を話題にしており、県との協力、それから連絡等々、しっかりととった上で対応をとっていくというふうな話で進めております。 以上です。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 具体的に道路の整備ですとか、看板の設置もあるんでしょうけれども、あの地域だけの整備またはソフト面の対応でよろしいのか。というのは、自転車を運ぶのに、JRを使って水郡線で運ばれるような取り組みも考えておられるというようなお話を聞きました。自転車を積んで塙の駅をおりて、そこから現地に向かうということになれば、町を通って、または道の駅に寄って、各商店で食事をしながら現場に向かうということを考えますと、町の中にもそのような大きな看板ですとか、ウエルカム的ないろいろな仕組みを立てるべきだと思いますが、町長のお考えを伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 当然、めぐってきたチャンスという言葉がいいかどうかは別なんでありますが、本当にいろんな投げかけをいただきながら、新しい面での町の創造というか、観光地づくり等々の大きな力で後押しになるというふうなコース認定であると、このようにも考えております。 それから、ツール・ド・はなわも含めてなんですが、自転車に関係した町おこし、町づくり、そして地域づくりが本当にチャンスとしてめぐってきておりますので、できる限りの宣伝等々、惜しむことなくやっていきたいなと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 先ほど6番議員の一般質問の中にもありましたが、役場入り口に立つ何も書かれていない大きな看板があります。まだどのような使い道ということで決まっていないようなんですけれども、私の提案としては、ぜひ「東日本初 自転車の道認定」などと書き、塙町を最大限にPRしていただきたいと思いますが、町長、この提案、どうでしょうか。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 大変ありがたい申し入れだと、このように感じております。三角形の道の最大限のPRについてでありますが、塙町への交流人口増加に大いに役立つものと考えております。道の案内を含めて、案内板の整備等については早急な対応が必要だと認識しております。現在、担当課において表示等について早急に検討、実施するよう指示しております。大型看板の場所への案内塔設置についても検討させていただきます。 先ほどお話ししましたように、その場その場で入れかえができるような大型看板ですか、役場の入り口の看板は、その時期というか、そのイベントに合わせて張りかえができるような方法で進められればなと、このようなことも考えておりますので、大いに宣伝に役立てていきたいと思っております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 役場入り口のあの大きな看板は、私は一丁目一番地の看板だと思っています。非常に目立つ場所でありますし、国道を走るドライバーの方々にも目に入りやすい場所であります。ぜひ、塙町のすばらしさを発信する看板として役立てていただきたいと切に思うところであります。 また、今年度、ランナーズインフォメーション研究所からの自転車の道の認定と、私も思いがありましたモンベルフレンドタウンはなわも加わり、交流人口拡大に拍車がかかり、期待も最大限であります。町の対応と受け入れの体制についても伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの交流人口拡大に対する受け入れ体制についてでございますが、交流人口を拡大するため、今後、長期的な視点に立ちまして、自転車愛好家に絞り、プロモーションを展開する予定であります。 昨年開催いたしましたツール・ド・はなわの参加者のうち、6割の方が県外からの参加者であったことも踏まえ、本コースのPRも含めて広域からの交流人口拡大を目指すものとしてまいります。そのためのPR手段も、ホームページや動画、SNSが中心であると想定しておりますが、より確実に効果を上げるために、本年度は専門家、WEBプロモーション、WEBマーケティングを招致しての勉強会なども検討しております。その上で、本コースを活用する来町者のニーズに合った受け入れ体制を整備していきたいと、このように考えております。 また、全国のサイクリング人口、これは関東圏が全体の43.6%を占めておりますことから、関東圏を中心に情報発信を実施してまいりたいと、このように思っております。サイクリング人口は約300万人ほどおりますので、その40%というのはすごい数になりますので、関東を中心に宣伝をしていきたいなというのが今のところの考えであります。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) ランナーズインフォメーション研究所からの自転車の道の認定、それからモンベルというところで看板がつきまして、この夏にでも大勢の方々が塙町に来られるという予測ができます。また、塙町は都会からも近く、来やすい場所というところなので、東京からもそんなに時間がかからず来れると。それを考えますと、もうこの夏には来ますので、早々の準備が必要だと思います。悠長なことは言っていられず、もうすぐにでも段取りを組んで進めていかなければ、来られる方にがっかりされてしまいますので、リピーターも考えながらも取り組んでいただきたいと思いますが、町長、もう一度本腰の答弁をいただきたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その前にちょっと、さっき数字を間違えました。全国のサイクリング人口は680万人ということでありますから、その半分近いので300万人近いというのは、関東の中で300万人ぐらいのサイクリング人口があるということでありますので、訂正を申し上げます。 そして、この受け入れ体制、大変私も危惧しております。ですから、これをどんな方法で解決していくか、私個人的な意見ではあるんですが、この認定をいただいた東京大学の千葉学教授等々、このイベント、それからコース設定に対しての専門的な知識をお持ちの方にアドバイスをいただきながら、そのコースの明確な明示といいますか、その標識といいますか、そういうものはつくっていくべきだろうと、このようには考えておりますので、先ほど申し上げました相談機構ともよく相談をしながら、早急な体制づくり、そして受け入れるための施設の拡充と申し上げますか、整備を早急に進めていきたいと、このように考えておるところであります。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 自転車の道とモンベルフレンドタウンはなわによって、交流人口の拡大は町に活気をもたらし、にぎわいを取り戻させると、経済的にも期待ができます。町全体で盛り上げる雰囲気づくり、また、行政、観光協会、商工会、他団体、町民が連携を図り、訪れる人たちをもてなし、塙町のすばらしさPRをしていく必要がありますが、その町民意識というんですか、看板はつきました、町民の中ではまだまだ浸透していない部分があります。その町民への意識の浸透のさせ方、これもまた大事なことであります。 町長、何か策があればお話ししていただきたいと思います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの交流人口増加に対する策、その前にお話がありました各関係機関の連携、町を初めといたします関係団体と連絡をいたしまして、スポーツツーリズム、サイクルツーリズムを推進する組織を早急に設立する予定であります。その組織が今後、ツール・ド・はなわ、三角形の道、久慈川サイクリングロードを初めとする自転車関連のイベントを運営する方向で検討をいたします。 そして関係団体、行政、観光協会、商工会、ほか団体、町民の連携についてでありますが、官民一体となった取り組みによりまして、交流人口の拡大、地域経済への波及効果、町の知名度の向上、地域住民のスポーツ活動の活性化につなげていかなければならないと、このようにも考えております。 また、重要であると考えておりますのは、各コースの近隣の地域住民の皆様との連携であります。イベント時はにぎやかになり、多くのお客様が来町しますが、通年を通してコース周辺の整備や緑化活動等も必要となります。関係者の皆様も今後組織します団体に加入をいただきながら、町全体での取り組みとなるよう進めてまいりたいと考えております。 ただ、湯岐の集会でこの話をいたしましたときに、そんなにいっぱいよそから人が来るのでは、地域をきちんと整備しておかなきゃならないよなというような話をもらったので、町の地域の方にとってもこのイベント自体が大変な刺激になるだろうといえそうな、いい意味での展開も想定できるのかなというふうな思いも持っておりますので、まず地域の方によくご理解をいただくというところも強く打ち出していきたいと、このように思っております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 塙町に来られる方々、ゲストですね、がっかりさせないような、そのような体制づくり、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 また、町長お話しになられた久慈川のサイクリングロード、塙町を中心にしながら矢祭、棚倉と、立派なサイクリングロードがあります。これまた非常に交流人口を呼べるだけの立派なサイクリングロードですので、これは3町村というんですか、最終的にはこの東白川郡全体がそれに取りかかるような、4町村でタッグしながらPRしていく、そんな必要があるのではないかと思いますが、そのようなことは、町長、4町村の長での会議の中にはお話は出ているのか伺います。
○議長(
大縄武夫君) 町長。
◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 特段にそういう話はないのでありますけれども、かねがね、久慈川サイクリングロードですか、この利活用をしないというのは本当にもったいない話だということで、先ほど議員からお話がありましたように、水郡線に自転車を載せて運べるような、そういうふうなスペースをつくるというような話もありますので、現実に棚倉から矢祭まで自転車で行って、矢祭から塙に戻ってくるというようなことも可能になってくるということであれば、素人でも下っていく分には下っていけますけれども、矢祭から棚倉まで来るのはかなりきついですけれども、そういうこともできるようになるかなと思っておりますので、ぜひ担当する課、係等にも、連携を持って久慈川サイクリングロードの利用、その先々にありますのは、この東白川郡、これを鮫川まで当然取り込んだコースの設定、これも県の調整会議の中でお話をさせていただいておりますが、計73キロのコースがセッティングできます。これも将来的には、プロと申し上げますか、上級者コースとして提案をしていくような段取りも考えておりますので、この塙町だけで終わらせることなく、矢祭、棚倉、鮫川、全部4町村が一体になった地域づくりを進めるべきだろうということでお話は進めていきたいと、またご理解もいただけるものと、そういうふうに思っております。
○議長(
大縄武夫君) 七宮広樹君。
◆1番(七宮広樹君) 自転車の道、モンベルフレンドタウンはなわ、それからダリアのオリンピックに向けてのお花、メダリストレガシー、今、塙町にとっては追い風が吹きつつあるんだと私は思っています。このチャンスを無駄にすることなく、塙町が活気ある町になるためにも、議会、町、町民全ての方がオール塙チームで取りかかるべきだと私は思います。 これをもちまして、塙町の発展と町民の幸せを願い、1番議員、七宮広樹の一般質問を終わります。
○議長(
大縄武夫君) これで、1番、七宮広樹君の一般質問を終わります。
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△延会の宣告
○議長(
大縄武夫君) お諮りします。 本日の会議はこれで延会したいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
大縄武夫君) 異議なしと認めます。 本日はこれで延会することに決定しました。 本日はこれで延会します。 ご苦労さまでした。 延会 午後3時45分...