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09月15日-03号

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  1. 矢祭町議会 2021-09-15
    09月15日-03号


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    令和 3年  9月 定例会(第5回)          令和3年第5回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第3号)                    令和3年9月15日(水)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  藤井隆治君      2番  片野一也君     3番  大森泰幸君      4番  藤田玄夫君     5番  本多勇也君      6番  郡司浩子君     7番  鈴木正美君      8番  鈴木 一君     9番  鈴木敏男君     10番  緑川裕之君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         佐川正一郎君  副町長        大串 肇君  自立総務課長     鈴木直人君   町民福祉課長     大森秀一君  事業課長       古市 賢君   教育課長       高橋竜一君  会計管理者      菊池基之君   代表監査委員     鈴木邦美君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     増子智巳    会計年度任用職員   星 優香 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(藤田玄夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(藤田玄夫君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 傍聴人の方々に申し上げます。 矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、スマートフォン、携帯電話をお持ちの方は、電源をお切りになるか、マナーモードに切り替えて静粛を保ち、傍聴されますようお願いいたします。 鈴木邦美町代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(藤田玄夫君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたらば、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間の制限の関係から、簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いします。 通告がありましたので、順次発言を許します。---------------------------------------郡司浩子君 ○議長(藤田玄夫君) 6番、郡司浩子君、登壇願います。 持ち時間は80分ですので、11時21分までです。     〔6番 郡司浩子君登壇〕 ◆6番(郡司浩子君) おはようございます。6番、郡司浩子でございます。 本日も第5波のコロナ禍の中、本当に町民の経済的なこと、それからあらゆる面で制約がある中でありますけれども、その中でも未来に向けて町民に資する形で質問をさせていただきたいと思います。マスクを取って質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。 まず第一に、健康福祉行政。やはり、我々は一番心配である新型コロナ感染症の対策についてということで、まずは質問させていただきたいと思います。 1番として、残念ながら8月に矢祭町でもとうとう出てしまったかというか、いずれしようがないという形はありましたけれども、本当に町内をこの情報が駆け巡り、いろんな意味で心配したところでございます。 そこで、発症者が出た場合、町の対応について、昨日は個人情報なのでという形で、福祉課長のほうから連絡はありましたけれども、県南保健所との連携、自宅療養者が出た場合の安否確認の支援などについて伺っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えいたします。 発症者が出た場合の町の対応について県南保健所との連携や自宅療養者があるときの安否確認や支援についてお答えをいたします。 まず、自宅療養者につきましては、ほとんどが軽症者等で外出しないことを前提に自宅での安静療養を行うように保健所にて指導を受けておりますので、町では特に支援等は行っていない状況でございます。また、安否確認につきましては、保健所で健康状態の聴取を最低1日1回行っているというような状況でございます。 なお、町の対応といたしましては、町民の皆様に今まで以上に各個人に感染対策の徹底を広報しております。また、あわせて感染者に対する差別や誹謗中傷を絶対にしないようにお願いする広報をしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 確かに町としてもしっかりとした告知というか、注意喚起をしていたというふうに私自身も伺っております。その中でどうしてもやはり心配がありました。ここのほうに書いてあったんですけれども、まずはうわさではないとは思うのですけれども、実際自宅療養者であった方が外に、個人情報なので本当は分からないのが一番ベストなんですけれども、どうしても小さい町ですので出てくる部分がありまして、その中で外出をしていたと車がなかったと、という情報が入っておりました。町としてはどうしているのかというふうな部分が少し伺い知れたところがありまして、本当は県南事務所とやり取りをして安否確認はしているはずなので、その辺はないということでお話はしてはおりますが、その中でもやはり動いてしまうところがある面があったのかなという部分がありました。 実は、先々日、月曜日のNHKの報道ニュースのほうで、本来であれば自治体のほうで情報が分からない状態であるというのが大前提なんですけれども、海老名市の事例が取り上げられておりました。どのような形かといいますと、自宅療養者が出た場合、代行業務という形で進めた、市がですね、行政のほうが進めていた、その情報はどんな形で出てくるのかという形ではちょっとそこは詳しくは出てはいませんでしたけれど、恐らく保健所から出ているわけではなく、恐らく療養者が出たときに、電話1本をすれば、例えば生活必需品だったりとか、食べ物だったりとか、ご親戚がいれば置くこともある可能性はあるんですけれども、そういった面で生活に必要な物が手に入らなくて外出してしまうのかなというふうな部分も思ったところでございますので、そういった物の届けるサービスというか代行業務をしている、電話をすると翌日には届ける形、ただそれは電話をするというのは恐らく保健所と連携をしていただいて、市の行政のほうに連絡をしていただければ持っていきますよという形にしたのかなというふうには思いますけれども。 ぜひ町民の不安だったりとか、本人、実際自宅療養者になった場合、基本的には自宅療養者じゃなくて、まずは自宅療養者になった場合にそういった手当てができないものか伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 福島県のほうで、どのように行っているか正確にちょっと私のほうで確認は取れていないのですけれども、基本的に感染症法の第44条の3第4項におきまして、都道府県知事等は必要に応じ、食事の提供、それから日用品の支給、その他日常生活を営むために必要なサービスの提供または物品の支給に努めなければならないということになっておりますので、恐らくそれは県のほうで通常は対応するのかなというふうに考えているところでございます。それで、その海老名市につきましては、県のほうから海老名市のほうに委託をしてやっているのかもしれませんけれども、そこはすみません、分からないところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。
    ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。 今、県のその第44条のほうに入っているということでございますので、どうしても県だと県南である矢祭町、本当は保健所なんでしょうけれども、そうなってくると保健所のほうでそこまで把握して広域で白河のほうの保健所のほうが、今は棚倉の保健所がなくなってしまいましたので、できるかどうか、やはり町として、何かしら、やはりこれは県のほうで決まっているんだけれども、町長どうでしょうかね、もし、ないほうが一番いいんですけれど、万が一に比べて町長の採決でできないものか、その辺はちょっと相談していただけないでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 郡司議員の言われていること、大変心配というかそういった思いからの質問だと思いますけれど、今の課長、担当課で申されたように、やっぱり保健所管轄というようなことですから、私も実質やっぱり同様の心配はしていました。買物支援とかそういったものはどうなのかなということで、これも県のほうに対応で電話でかけるわけにもやっぱりいかないということで、あくまでもやっぱり個人情報の保護、守秘というか、守っていかなければならないということですから、当然その当事者も県からの指導を受けながら生活支援等のものはあったと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 町長のほうもなかなかそこまで踏み込めないという状況ではあるという気持ちを吐露していただきましたけれども、何とかそこの方策、情報を提供してもらうのではなくて、本人から連絡があったら、できる状況であれば、個人情報なんだけれども本人は個人情報開いてもいいですよという形にはなってはいるので、そういった何かツールができないのかなというふうに思うところなんですが、その辺ちょっと深めていただけないでしょうか。どのようなものでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 その個人情報ということなんですが、本人から情報を提供してもいいよということで県のほうに、県南保健所ですかね、ここら辺では、のほうに話があれば、その情報については町のほうに開示されることになっています。ただ本人がそれは望まないよということであれば、それは町のほうでは知ることができないというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 状況が分かりましたけれども、何とかその辺の網目をくぐったところで支援ができないのかというところが、この小さな町ですのでね、たまたま軽症から重症にならずに済んだということだけでは本当に安堵するところでございますが、やはりその辺もちょっと念頭に置いていただいて、張り巡らせていただきたいなというふうに思うところでございます。この件は、ちょっとまた、いろんな意味で私も勉強させていただきながらやっていきたいと思いますので、町のほうもどうぞよろしくお願いいたします。 さて、その中で、今度は家庭内感染を防ぐための手だてという策定が必要なのかな、これは県なのか、町でできるのかどうかということなんです。たまたま3人家族で1人が例えば男の方がかかってしまって、3人家族で奥様がいて子供がいるというパターンのときに、その旦那さんが軽症で家にいなきゃいけない、それで子供と奥様がいらっしゃるような家庭の場合どのように対応するのかなというふうに、自宅療養進められても、現在のところそういった場合は療養施設みたいな所には入れないものなのでしょうか。入院という形もならないんでしょうか、現実問題。その辺は分かりますか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 ご家族の中で感染者が出た場合ということなんですが、まず基本的にはその住んでいる家によるんですけれども、まずはその空間といいますか、生活する区間を分けてくださいよというのが大前提かと思います。その中でももし無理だというようなことがあれば、保健所との対応の中で、例えばお子さんがいるよと、どうしてもちょっと部屋がなくて分けられないよということがあれば、例えばホテル療養とかそういう部分には分けられることはできるかと思います。それは、その程度によってそれぞれ振り分けられるのかなと考えております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) そうなりますと、情報がやはり、それは保健所が全て対応するか、今の話だと、先ほどの話から引き続くと、保健所で対応する話になるんだけれども、そういう場合って、行政としてはどういう立場でどういう助言ができるんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えします。 まず、行政としては、保健所のほうの指導の下に行ってもらっているということでございますので、何か保健所と県等から要請等がございましたら対応はできるかと思うんですが、それ以外の部分につきましては、できるだけ町民の方に感染防止対策を呼びかける、そういうようなことしかできない、そういうことしかというか、それは大事だと思うんですけれども、そういうことをしていくということでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) なかなか今の時代は、個人情報ということで難しく踏み込めないところがあるので、その辺が曖昧なところになってしまうのかなと思うところが感じられるところでございます。 実はその中で思ったんですけれど、ちょっとここで出すのも大変かなと思いながらも、ホテル療養と今おっしゃっていましたけれども、例えばユーパル矢祭なんかは空いてあれば、あそこだとあれはできるのでどうなのかなと思ったりとか。実はうちも旅館業やっておりまして、旅館組合のほうから療養施設にいかがでしょうかという形で案内来ました。何せ小さな旅館なものですから、隔離はできない状態でありますので、できませんということでお断りしたところでございますので、ユーパルなんかは比較的広くて隔離もできる状況、そこのところ合わせれば駄目なのでどうなのかなと思ったところなので、その辺はお勧めはしているのでしょうか。余計な話かと思いますけれども。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 まずは基本的に県のほうでホテル療養するようなところは、施設にやってもらえないかということで要請を出して、受けたところがその指定になっているのかなと思います。ただユーパルに関してそれがあったかどうかについては、私のほうではちょっと存じておりません。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) そういったユーパルの活用もあるのかなと思いながらもちょっとこの中に入れさせていただいたところでございますが、何せやはり昨日も実はNHKの報道のほうでまたあったんですけれども、自宅療養者のつらさ、本当に自分で、例えば保健所のほうから確認の電話が毎日かかってくるんですけれども、息苦しさがありますかとただ単に言われるそうなんです。その息苦しさというのは、だんだんに息苦しくなっているので、どこが息苦しいのか分からなくて答えられなくて何とか大丈夫ですというふうな話をNHKのデスクと言われる、結局監督する立場の方が、かかった人の実際の話をされていました。 その中で、息苦しさはありますかと言われたときに、後でいろんな質問をされている中で、療養が終わって1か月半がたって、昨日そのテレビで証言されていたのですけれども、具体的にその息苦しさってどの程度かというのを後で医者に聞いたところ、1分間に呼吸数が大体普通の人が10回から18回とか20回までいかないぐらい、15、6回が程度なんだそうなんです。息苦しいというのは30回、呼吸を測って30回ほどなんだそうなんです。それが息苦しい状態であるから、まず回数を数えること。それから、100メートルを走った後のぜいぜいと息が浅いとかというところあるんです、こうぜいぜいなるとか。それが、ちょっと歩いただけでも、5メーター、10メーター歩いただけでも走ったような感覚になるかどうかというチェックの仕方があるそうなので、まずその辺も何かもしあれであれば町民のほうに知らせていただいたりとか、そういうのをしていただきたいなというふうに思うところでございます。 本当に、その方は結局は入院して重症になってしまって、6日間人工呼吸器をつけて回復されたということでございますので、やはりかからないのが一番。そのためにはやっぱり予防なんですけれども、その上で知った情報をしっかりと皆さんが共有できる状況になっていくのがいいのかなと思いましたので、ちょっとこの参考にというか、何かの折にお話しすることがあればしていただけたらな、多分もっと詳しいことがいっぱい出ておりますので、闘病記みたいのがありましたので見ていただけたらなと、担当課の福祉課長、どうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えします。 その件につきましては、ちょっと検討させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 以上、新型コロナ感染対策症について質問させていただきました。ぜひ善処していただけますようよろしくお願いいたします。 続きまして、防災行政について質問させていただきたいと思います。 ここに先般、昨日の議員さんの中でも熱海市の発生という形で発生した太陽光発電設備の設置に起因する甚大な被害がありました。それを鑑み、やはりどこであってもおかしくない状態ではありますので、当町においても今後のためにも、自然環境を保全するために景観保護条例というのが、出しちゃっていますけれども、簡単に言えばある意味景観を損なわないよう、実際のところ前から問題になっていますけれども、裸になってしまってそこが土砂がどうなのかというのも前の議会の中でも話題になったりとか、皆さんが考えているところではございます。それに伴って、自然環境を保全するために景観保護条例を策定して、太陽光発電等の設備の設置、太陽光発電等というのは、等というと太陽光発電だけじゃなくていろんなものがあると思いますので、設置に関する条例等を策定すべきだと考えております。 現実に、私なぜそれを話をしますかというと、資料が後でお渡ししたいなと思っていますけれども、大玉村で大規模太陽光発電所があそこはあるわけなんですけれども、自然環境の調和に関する宣言を出して、その上で、それが令和元年ですね、令和元年の12月に今度は大玉村の自然環境保全と調和に関する条例というのをつくられているそうです。その中を簡単に説明しますと、自然環境保全というのは、再生エネルギーは利用推進として自然に環境に大きな負荷がかかっていると、屋上の太陽光発電や、また当町でもやっぱり代替エネルギーという形で、再生エネルギーという形で支援が行われているけれども、自然景観に著しく違和感を与えるようなものに関してあるので、傾斜地での造成、山林の大規模伐採による土砂災害の危惧、発電事業終了の廃棄物の処理、将来への負の遺産となり得る懸念を払拭することを何とか避けたいという思いの宣言を出した上で、条例としては事業者の責務をお願いしているようです。 事業者は実施に当たり村の施策に協力してもらう、村というかその行政の、自然環境、景観、生活環境との調和並び災害の発生を防止するための事業区域を常時安全かつ良好な状態に維持する必要な措置を講じなければならないというような形でうたっておりまして、なるほどやはり矢祭町にも結構できておりますので、土砂が出てきたりとか心配になっております。 まねをするというわけではないんですけれども、やはり土砂災害を防ぐためにも、隣の隣家の例えば暑さだったりとかその辺を、その前にもちろん設置するときには行政にきちんと自治体のほうに許可を取るというようなものをきちんと定めて自然環境保全という形の条例をつくっているわけなんでございますが、その件に関して、災害を防止するという意味でどうでしょうか、町長。検討していただけないでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 去る7月3日に静岡県熱海市で発生しました大規模な土砂災害につきましては、産業廃棄物等の不法投棄を含む条例等に反した不適切な工法による盛土が原因で、太陽光発電設備の設置に起因するものというような認識はしてございませんけれども、平成24年7月に再生可能エネルギー固定価格買取制度が始まって以降、林地への太陽光発電設備の設置が増加しており、地域によっては土砂の流出や景観への影響、動植物の生息、生育環境等の悪化が懸念されているというような状況は、私どもでも承知をしているところでございます。 このため林野庁のほうでは、令和元年12月に太陽光発電設備の設置を目的とした開発行為の許可基準の運用細目というものを定めまして、森林の適切な利用が確保されるよう、この運用細目の適正かつ円滑な実施につきまして、都道府県並びに各市町村のほうに周知があったというところでございます。したがいまして、地域森林計画、民有林等で太陽光発電設備の設置を含む開発行為を行う場合には、こちらは開発面積によりまして1ヘクタール未満ですと市町村への小規模林地開発計画の提出、1ヘクタール以上でございますと県への林地開発許可申請が必要となりますので、まずはこの届出や許可申請があった際に、林野庁が定めましたこの太陽光発電施設の設置を目的とした開発行為の許可基準の運用細目を遵守するように、申請者に対しまして周知、指導を徹底してまいりたいというふうに考えておるところでございますが、さらに環境等の悪化が懸念されるというような状況でございましたらば、やはり本町におきましても、太陽光発電設備等の規制に関する条例等の制定につきましてもしっかり検討していかなければならないというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 実は、この話もあれなんですけれども、前、やはり残土というか廃棄、上のほうでありましたので、そういったところもなかなか町として踏み込めない、県のほうがやっておりますのでという形で、見守るしかないことがありました。ですので、やはり踏み込めないことに、やはり我々も不安を感じて、その廃棄物が上にあったので流れてきたらどうだろうかという皆さんの心配があって、議会としても町のほうにお願いいたしまして管理、監視をしていただいたところでございます。ですので、そのこともありましたものですからこういったものがあれば、恐らく町のほうも直接きちんと向き合うことができるし、事業者のほうもできるし、みんなそれぞれの住民にとってもベストな方法ではないかなと思いまして、防災の面でお願いしたいという面でお話しました。どうぞ検討よろしくお願いします。 では、続きまして、ハザードマップについて伺います。 この間、新しい、先ほども配っていただきましたけれども、ありがとうございました。もうハザードマップ、ハザードマップと私はずっと申し上げておりまして、やっとできたかという形で、とてもきれいで、住民からいいのができたね、よく見ているよというふうに話をさせていただいたところでございます。ところが、いろいろあって見やすくていいのですが、全町の15番、15ページ、16ページに矢祭町の全図というのがあるんですね、ここで何があれかなと思ったら、以前の3ページ、4ページのところに防災全体図があって、ちょっと小さかったんですけれど、全体の地図が書いてあって防災の施設、昨日も質問されていましたけれども、その避難所がきちんと明示はされていたんです、ある程度。ところが、今回のは開いてちょうど真ん中ぐらいなのでさっと開きやすいと思うんですけれども、ページ数が書いてあるだけでその防災の場所だけがついていなかったなというふうに思うのですが、これはどういった経緯で省いてしまったのか、ちょっと伺ってもよろしいでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 防災ハザードマップの矢祭町全図に危険箇所及び避難場所が明示されていないという点についてお答えをいたします。 矢祭町全図につきましては、あくまでも自宅がどの位置にあり、詳細図がハザードマップの何ページにあるのかを見やすくするため、あえて明示はしておりません。また、詳細な情報を確認してほしいという観点からも明示しておりません。全体像が理解しにくいという点については、今後の課題とさせていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 確かにめくるということで、作業で、大体これ配られるのは町の住民なので、ある程度何がどこにあるかということは、山村開発センターはどこ、福祉センターはどこというのがよく分かるのであれなんですが、見た面でやはりずっといる方はあれですけれど、途中で入ってきた、大体どの辺なのかなと思うのがあってもいいのかなというふうに思ったところでございました。 これは冊子なので、閉じて本棚に入れたりとかなるべく自分の備蓄できて矢祭町からきた本棚に入れたりとかするんですけれども、やはりぱっとめくってできるのは、皆さんがご自宅に向かうと矢祭町の健康カレンダーが必ずぶら下がっているんですね、ほぼ大体の家庭で。そこに、前もお話はしたんですけれど、一番最後に予防接種の日程だったりとか保健事業が書いてあるんですけれど、そこのところと、もう1枚ぐらいちょっと冊子を空けていただいて、めくるとその地図が全体地図が出てくる。実際のところ、前お話ししたと思うんですけれど、鮫川村の健康カレンダーがそのようになっているんですね。だから、ちょっとその辺1ページ、今だから間に合うかなと思いながらお話しさせていただいているところなんですけれど、どうでしょうかね、検討いただけないですかね。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 議員さんがおっしゃった質問につきましては、令和元年12月の定例でお話しした内容かなと思いますけれども、まず矢祭町健康カレンダーにつきましては、月ごとに各種町の行事予定や主な保健事業や休日当番医を掲載してございます。それとは別に、後ろのほうのページに予防接種、健康診査、献血及び母子健康事業の日程等をお知らせしているもので、町民の健康に寄与しているものになってございます。議員さんのおっしゃるとおりでございます。 それで、こちらの町の健康カレンダーにつきましてはB4サイズで27ページのボリュームになっておりまして、町の防災ハザードマップにつきましてはA4で42ページ分の情報をプラスして掲載することにつきましては、ページ数や情報が多すぎて分かりづらいというものになるかなということで懸念されることが私のほうでは考えているところでございます。 できれば、町の防災ハザードマップは保存版として、今年度作成しましたので防災に関する情報本として、県からの「ふくしまマイ避難ノート」と併せてご活用いただければというふうに考えているところでございます。議員さん提案の健康カレンダーへの防災ハザードマップ情報の掲載につきましては、レイアウトやスペースの課題がありますので、参考にさせていただければというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 全部防災の情報を入れるんじゃなくて、全体図を1ページだけ入れるという考えです。実際、鮫川さんのを見せていただければ多分分かるかと思うんですけれども、今度写真でも撮ってあれしたいと思います。まだ今年もやっていました。なので、1ページだけなんです。全面あの大きさをそのままなので、これよりかなり大きいあれになるのかなというふうに思いますので、ぜひ私も情報がちょっと持っていなくて申し訳ないんですけれど、その絵図を後で提供させていただきたいと思いますので、ぜひ検討していただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 あともう1つなんですけれど、防災行政についてということの関連で10月12日には防災の日ということで、何か考えてはおられるんですか、イベント。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えします。 防災の日の制定につきましては、10月12日ということでございますけれども、今コロナ禍ということでございまして、当初は講演会等を設けて防災について周知をしていきたいなと考えているところなんですが、コロナ禍ということでそれは中止ということになりますので、その防災の日につきまして、町民の方にホームページとか広報、それから夕刊等を通じて広報してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) こちら、やはり防災というのはやはりすごく我々も意識しなければいけない、本当に命を守らなければいけないということ。ここに実は、わが家の「防災・緊急情報」メモとかそういうところがあるんですね。ぜひそこのところを防災の日に、講演会をやるのがベストなんですけれども、非常時の持出品の準備&チェック、これをしてもらえるように通知というか告知していただいてぜひ全町、自宅でできるその防災に関する持出物、11ページ、12ページあります。せっかくこれ保存版で作りましたので、非常時持出品の準備&チェック、それからわが家の「防災・緊急情報」メモを書いてみませんかという形で、書きましょうという形でぜひお願いしたいということでどうでしょうかね、広報やまつりなんかで入れてみたりとか、本当にIP電話で連絡したりとかという形ができるのかなというふうに思ったところですが、いかがでしょうか。活用してください。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 大変いいことだと思いますので、前向きにちょっと検討して進めていければと考えております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) せっかくそこに置いて、ああよかった、あるだけでよかったというより、やはり活用してもらえるような方法をお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。 では、続きまして、まちの駅の有効活用についてということで質問させていただきたいと思います。 現在、土日がお休みになっているんですね、また、17時以降になってしまうと閉まってしまう営業体制になっているようです。以前は、土日でも開いているときがあって、そのときには地域おこし協力隊が開けていた状況ではあったのかなと思いますけれども、町民にとってなじんできたようです。ほかの他町村から来町される方にとってもシンボルになる、今のところ施設だとは思っておりますので、結構皆さんが出入りしているなというのはすごく思っています。 土、日曜日も閉めずに人流に合わせて開いていただき、矢祭町の農産物、お土産も入手、PRできる施設にしてもよいのではと考えておりますが、いかがでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 観光情報の発信や町内外の人たちが気軽に立ち寄って交流ができる場所として、土曜日や日曜日も開いていることが理想だとは思っておりますが、現在の3名の職員体制ですと営業日でも買物代行や移動販売で職員が出払うことが多く、シフトを組み替えることが困難な状況でございます。また、フリースペースにおいては、現在、作品の展示等でご利用いただいておりますけれども、農産物やお土産の販売となりますと在庫のスペースがないという課題がございます。今後、買物代行等も含めて運営を任せられる団体ができないものか検討していきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 買物の買ってくっぺ便のほうですね、買物の拠点にはなっているということで、その3人の職員にお願いをして一緒にそこをまちの駅を留守番をしながらやっていて職員としてやっていただいているということだとは思います。例えば月曜日お休みにしていただいて、せめて土日のどちらかを開けるとか、例えば図書館がそうだと思うんですね、やはり土曜日か日曜日、それとも例えば買物を買ってくっぺ便にしても毎日というわけでもなくてもうまくシフトもできないのか、毎日やっているとは話は聞いていなかったので毎日まずは運行、買ってくっぺ便はやっているのかどうか。その辺はどうなんですか、伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 買物代行につきましては、月曜日から金曜日まで毎日やっておりまして、移動販売については月から木曜日の4日間ということで実行しております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。では、月曜日を休みにしてということは不可能なところなんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) そのような方法も取れるかと思いますが、ちょっと職員の家庭の事情がありまして、小さいお子さんがいたり、高齢の親御さんがいたりということで、土日面倒を見なくちゃいけないという事情もございまして、その辺のこともあってちょっと難しい状況でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) せめて、では土曜日勤めていただいて日月の連休を取ってもらうとかというふうな、何かいろいろ方策を職員の方と考えていただければなというふうに思っています。 やはり、今はオフの時期はいいんですけれども、あそこを東舘なんかいかにも矢祭町じゃないなという人が通る、見かけることが何度か私目にしているんです、車でですけれどもね。あ、そうかそうか、やっぱり来てあそこ、まちの駅と書いてあるので、情報を知りたくて来ているなというところが見てとれるところがあって、例えばオンシーズンですか、ゴールデンウイーク、それから夏のちょっととか、あとは秋のそのシーズンでももしかしたらいいのかなと、その辺ちょっと考えていただいて、毎週ではなくてシーズンが始まったときにはそういうふうにしてお願いをしてやってもらうとか、代休を取ってもらう形で、毎日というと多分もしかして負担かかっちゃう、まずはそれが第一歩なのかなと思っております。 その辺を考えていただけることはどうでしょうか、事業課長。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) できる限り、町民のサービスになるかと思いますので、検討はしていきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ありがとうございます。 あと、狭いので確かに今スペースがすごくきれいでおひな様あったりとかいろんな形で、この間は端午の節句だったりとか、いろんな形でやっていただいている、本当に行ってみたくなるような場所にはなっているなというふうに私は感じております。 そこでやはり、せめてあれなんですけれど、農業の生産物だったりとか、その辺は入手はできない、スペース問題があるからというふうにおっしゃっていたんですけれども、発信のできる場所だと思うんです。例えば今タブレットとか、いろいろ何かデジタルのテレビみたいな画面を置いていただいて、そこで検索できるように、例えばコンニャクが欲しいと言えば、例えば太郎の四季に買いに行けば大丈夫、あとはコンニャク工場を見学したいと言えば町長のところできるとかね、そういうふうなタブレットみたいなところを検索をして、あとは例えばおまんじゅうが買いたいと言えば丸越製菓のところの案内が出たりとかというところのそういうものを置いていただいて、有機的にそこから拠点になって、場所に行きたい、お米が買いたいと言えばお米の販売している場所だったりとか、そこを案内できるような形でできるのではないかな、タブレット置いていただいてタッチをしてという形はどうなんでしょうかね、そういう考えはないでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 情報発信の拠点ということでもまちの駅の意味はあると思いますので、実際に物を置かなくても、そういうもので情報発信できるようにちょっと工夫は考えてみたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) あそこのスペースですから、私もやっぱり、でも飾りでそれでこれが町のお花が置いてあったりとかしますので、例として置いてあれば1品ずつ、それで、じゃこれが入手するのには、そうすると有機的に人は動きますので、そういった拠点という形でぜひ考えていただきたいなというふうに思っています。 あと、先ほど3人の職員と言っていましたけれども、これ嘱託職員でやっているんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 会計年度任用職員3名でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。 なかなか大変だと思いますけれども、ぜひうまく上手にやって褒めていただきながら、こんなことやってもらってありがたいというような形で感謝しながら、事業課長のほうもぜひ皆さん働いていただけるようによろしくお願いします。 あと、なかなか買ってくっぺ便も忙しいのかな、年数今出てきましたので、毎日大体何件ぐらい注文があるんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 2桁になることはなかなかないんですが、お総菜を販売するとき、月曜日には10件超える注文はあるようです。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 10件を超える注文が出るようになったということは、なかなかあれだと思いますけれども、あとそれから町の業者がどうしても入って少ないような話はしているので、再度町の業者に協力いただけるように案内してもらえたらいいのかなって、どこのタイミング、実は商工会のほうに私も所属しておりまして、どのタイミングで、前は様子見をするという形で、何だかなというところがあったらしいんですけれど、興味を持たれる方も徐々にちょっとおられるので、ぜひ町の業者を使っていただくような形も今後考えていただきたいというふうに思うんですけれど、事業課長どうですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 利用が増えてきておりまして、町の商店の方も改めて興味を持っていただいているということは承知しておりますので、このことは既に担当職員のほうには伝えてあります。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ではぜひ、いつでも説明に伺いますよという形で、説明と発信をしていただいて、その業者も入っていただくように努めていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、地域おこし協力隊の支援ということで質問させていただきたいと思います。 昨日の議員のほうもお話ししていました。8月18日に開催された協力隊の報告会での話を伺いまして、問題解決、課題解決のために一生懸命彼らたち考えているなというふうに思っています。IDOBATAにしてもなかなか見つからないということで、とにかくどういうニーズが欲しいかという形で動いて、その中からIDOBATAを通してゲストハウスにつなげたいという形の話だったりとか、伺ったりとか、それからラズベリーだったりとか、いろんな農業に携わる形ではあるんですけれども、その支援できる、支援の必要が、事案があったように私思いまして、協力隊が生き生き活動できるために町としての考えを伺うということで、まずは1つですね、昨日も片野議員のほうがおっしゃっていましたけれども、空き家がどうも見つからないような、自分で探さなければいけない状況であるというところがあって、どこまで町がお手伝いしてくれるか、自分で折衝する。なかなかほかの人は、もしかしたらあの人に頼めばうまくいく事案が、なかなか自分から行くもんだから後ろ盾がないもんですから断られてしまうような事案があるようにも聞くんです、考えるんですけれども、その件に関して、まずはゲストハウスについてどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 空き家等につきましては、町のほうでもまだ情報が足りないということもございますが、協力隊が毎週1回IDOBATAスタンドということで東館駅前を中心にやっていて町民の方と交流する中で、自分たちがこういう活動を考えているんだという話をする中で、あそこにこういう物件があるよとか、そういうところで情報収集もできているようです。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 情報収集の場所であるということですね。確かに本当にいろんな方とお話ができるような形でいろんなところに出没されていて、楽しんでいただいているなというふうに思うところでございますが、実際にその物件を、やはり今は東館駅だったりとか、この間はもったいない図書館だったり、矢祭小学校の庭とかいう形で活動されていますが、やはり最初のゲストハウスプロジェクトというのは3年前でしたか、のときに何か町の人たちが集まって、その後井戸端会議という形になっていたので、やはり地域おこし協力隊としてはそういうベースがあるからこそ来ているのではないかなというところがあるので、どうしてもそこの空き家とか使ってもいいところを自分でなかなか探すのが大変なのではないかというふうに私自身思うんです。 実際のところ、本当に空き家が、取りあえず空き家はベースが、多分調べて平成31年ぐらいでしたか、が終わったと私は承知しているんですけれども、平成32年、令和になるぐらいかな、その辺はどうなんですか。終わっていたような気が、調査はしました、ただ地権者の問題でベース化できないと話はしていたような気がするんですけれど、その件に関しては、その情報だったりとかそういうのもうまく活用できないのかなと思ったところです。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 空き家の実態調査については平成28年度に実施をしまして、その際空き家と思われる物件122件ございました。その物件に対して、所有者に対して、空き家のアンケートを行って、空き家バンクの登録に前向きだというところでは39件から回答を得たというところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ありがとうございます。そういうのは、その中から勧めるということは、案内するということはできないもんでしょうかね。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) その前向きな回答を得た39件についての追跡調査がまだ済んでいないということもあって、情報提供できる段階ではなかったというところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) やはり空き家だったり、空き店舗だったりいろいろあるとは思うんですけれども、その辺をうまくちょっとアドバイスしていただきながら誘導していただいて、矢祭に来たい、興味があって残って何かしらお手伝いしたい、PRしたいという形で来られているんでしょうから、その辺大変でも、本当に業務大変なの分かるんですけれども、ぜひお願いしたいなというふうに思っているところでございます。 あともう1つですね、今IDOBATA、ゲストハウスプロジェクトに関してなんですけれど、あとは、今度は農業に携わってやっている方、フランボワーズですか、ラズベリー、もう本当にこんな形ね、取り組んでいただいて、あるところでやっている、この福島県の情報で、とっても頑張って、この間はテレビには出ておりましたし、本当にいろいろやっていただいているなと思った中で、1人シャインマスカットか何かをという形で作られている方がおりますけれども、どのように多分進めたらいいのかという形でなかなか大変そうな話も伺ったところでございますが、事業課としてはどこまで支援ができる予定ではおられるんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、郡司議員の地域おこし協力隊の支援策というようなことで、8月18日発表会ということで、私も最後まで7名の隊員の経過報告を述べられて、協力隊の一人一人のビジョンもしっかり明確に発表されていました。今後、町との関わりというのは当然地域に関わって地域のために地域を活性化するというのが隊員の役目ですから、それに対する我々行政のほうもしっかり今空き家の対策したり、今後就農支援というか、隊員の中の1人ももう矢祭に定住したいということも明確にしていますので、農地を買って自分の農園を造りたいというようなことも明確に出ていますから、また、町との関わりである隊員も町へ提言ですね、やっぱりこういうふうにしたほうが観光地としての今後のそういう資源の活用にはこういった方法もあるというようなこともはっきり明言されていますから、やっぱりああいう言葉を聞いて、現に自分で実際に現場に入ってもう携わっていますから、もうできる限り私も協力隊に対するそういう支援はしっかり考えていきたいと思っております。 また、もったいない図書館も、今度10月1日に隊員がコーディネーターで就任します。また、来年も4月1日にまた1人、もったいない図書館のコーディネーターということで就任しますから、そういった隊員の思いというか、いろんなやっぱり知識とかそういう図書館に関わった思いとかありますから、そういったものを図書館の活性化のほうにもつなげていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 町長、ありがとうございます。 本当に大きな、町長の言葉というのは地域おこし協力隊にとっては力になるかと思います。 実は、協力隊の設置状況というのを私ネットで調べましたところ、矢祭町が現在で6月1日で7名なんですね。そこに2人なので、本当に一生懸命こんな全体図があって、今日はこうやって持ってきましたけれど、なっているので、一生懸命戦略的なこれから人口を減らないようなのを進めていくという気持ちが分かりました。 そこで、せっかくですので、十分な支援という形がある中で、町には例規集の中に地域おこし協力隊の身分のところが実はなかったりとかして、ほぼほかの地区ではそこ出てはいないんですけれど、私今年地域おこし隊の支援という形で、いろんな話を聞いて調べていたところ、茂木町では地域おこし協力隊の設置規則みたいなのもつくりまして、こんな形で出ているんですけれども、それをうまくやりますよ、支援しますよというふうのをきちんと設置しております。その中でこれだけ来ているので、何年度までというのは、今これから多分、総務省なんかも進めてきた案件ですから、恐らく今さら戦略的な人口が東京一極集中にならないようにという形で国として定めているものだと思いますので、矢祭町でもせっかくこれだけ皆さん来ていただくので、そういったものも後ろ盾というものをしっかりとつくっていただくのもいいのかなというふうに思っています。 その中で、昨年度までは支援をしていただくという形だったんですけれど、矢祭アカデミーがありまして、創業支援という形で多分計上が400万ぐらいになっていて、1人当たり100万でしたか、ぐらいが支給の形だと思うんですけれども、アカデミーがなくなりまして、今後その辺についてはどのように考えているんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) ただいまのご質問でございますが、創業者支援金等について今後どうなるかということでよろしいでしょうか。     〔「はい、そうですね」と言う人あり〕 ◎自立総務課長(鈴木直人君) 昨年度で一応アカデミーのほうの活動休止、今年度は休止をしているという状況でございますが、支援金につきましては今年度も計上をしております。それは、昨年度までに受講された方で今後開業を、自分で起業したいというような方がいた場合にということで、予算のほうを計上しておるものでございますが、なかなかこのコロナ禍ということで起業に踏み切れない方もおいでになりますので、次年度以降につきましてもこの予算については計上させていただいてご活用していただける、矢祭町で起業していただける方がいれば交付をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) その事業が終了しても、それを学んだ方がいるのでその方のためにと、いや実はなぜその質問しましたかと申しますと、今駅前で起業しているあおちゃん家ですか、のところはアカデミー卒業生という形で支援を受けながらって話を聞いておりました。その中で、地域おこし協力隊の方がやっぱり受講している話も聞いておりましたので、その辺はどうなのかな。ただ、今度アカデミーがなくなってしまいますので、今年度は、それを受講しなかった地域おこし協力隊の件についても伺いたいなというふうに思っております。その支援について、実際のところ経済的な支援だったりとか、創業した場合の地域おこし協力隊終わってからの定住するための、先ほど農業だったりとかするのでという形で創業支援だったりとか、県とかいろんなものがあるかと思いますけれども、町としては何か考えていますか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、創業者支援とかのこれも青樹君ですね、そういう形で定住していいということですから、町としてもしっかり支援をしていきたいと思っております。
    ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) その支援をしていきたいということがあるので、いろいろ今具体的にはなかなかできないのかなというところはありますので。 あともう1つ、支援のうちの1つとして、今地域おこし協力隊の方で古民家に移られている方がいるんですね。もしかしたら、そういった今アパートに住まれている方も多かったりとかして、ぜひ先ほどの空き家だったりとかそういうのの整備をしっかりとしていただいて、そういうところに住んでうまく利用してもらえるように、多分地域おこし協力隊、自分たちで田舎暮らしがしたいという形で来ているかと思いますので、そういったところも案内したりとかして、そうするとほかの小さなアパートより、例えば自分の地元から、千葉だったりとか神奈川だったりとか多分いろんな地元があると思いますので、そんなところから来ていただけるようなスペースを、そうするとまた活性化で矢祭町を来てもらう人たちも増えるのかなと思いますので、住まいについてもぜひ、今は支援をしていただいていると思いますけれど、本人の意向あるかもしれませんけれど、空き家もありますよという形で支援していただくのもいいのかなと思うんですけれど、今できることはすぐはできるのかな、すぐというか、あまり時間かからずにできそうな感じはするんですけれど、どう思いますでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 今事業課で進めております空き家バンクの登録について、先ほど39件の意向、物件があるというお話させていただきましたが、それについて現在改めて所有者の方の意向を再確認しているところでして、その中で現在2件の方が登録してもいいというような意向を持っておられますので、そういうところから速やかに登録していけるようにしていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ありがとうございます。なかなかその事前の段階で、そこまで紹介できないよというのが事情が分かったところでございますが、何とかそこは、空き家、それこそ地域おこし協力隊のような形で空き家バンクの整備をするような形をお願いするとか、なんかそういうのもできないのかなというふうな部分もありますが、今日はここまでぐらいに質問させていただきたいと思います。 以上、とにかく町長は支援していただくということが、本当に明確になりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。 あともう1つ、この間地域おこし協力隊のブログみたいなのを見ていて、ほかで、さっきは茂木町だったんですけれども、益子町でやはり果樹の観光をやりたいという形で起業した方がいるんですけれども、あそこは参考程度で行っていただければいいんですけれども、町がやっている地域おこし協力隊の身分であるうちに後継の果樹園のところのなるという形で援助していただきながら町として支援して、そこを購入とまではいかないけれどしっかりと提携をしていただいて、終わった時点でそれを地域おこし協力隊のものとして、形としてできる状態を整えるという形もできているということなので、支援ができているのかなというふうに思っていますので、ぜひその辺も考えに置いていただければなというふうに思います。 以上です。 続きまして、一般行政について伺いたいと思います。 こちらにLGBTってタイトルあるんですけれども、今回パラリンピックを見させていただきまして、本当に前々から気にはなっていたことではございましたけれども、多様性のある社会というのが実はあれなんですけれど、何かこれが一番上になっちゃってちょっとあれなんですけれど、多様性のある社会に向けてというふうに読み替えてください。 その中で、LGBTの対応についてという形なんですけれども、いろんな方がおられると思います。まずは、具体的には婚姻届と書きましたけれども、そんな中で町としては何かそんなことが今まであったのかもしれないですけれども、皆さんも遠慮してそこまではという形でありますけれども、そういったことがあった場合に対応はどう考えておられるか、見解を伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 今の質問は、LGBTの方々による婚姻届等の提出があった場合に対応ということなんですが、これは同性カップルの結婚届の提出についての質問ということでよろしいでしょうか。     〔「そうですね」と言う人あり〕 ◎町民福祉課長(大森秀一君) この件につきましては、不受理をせざるを得ないと考えております。それというのは、憲法や民法及び戸籍法の改正がなされない限り、日本国内における同性婚は現行法では認められないということでございますので、不受理ということになるかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 多分そうだろうなと思いながらも質問させていただきましたけれども、やはり多様性という形であるといろんな意味でオリンピックでもやっぱりLGBTの方が、重量挙げですか、そちらのほうにも出られていたりとか、女性として男性の出ていたとか、そういったこともあって、こんなに世界ってなっているんだなって、オリンピックって本当にいろんな問題がありましたけれども、そういう課題がありましたけれども、そういった課題もまた一つ多様性のある社会ってこういうものなんだなというふうに思いながら観覧しておりました、テレビを通して。ぜひ何かこの機会に考えていただければなというふうには、ちょっと頭の片隅にでも置いていただければなというふうに思っております。 では続きまして、これは教育に関係すると思うんですけれども、制服のある団体生活を送らなければならない場合について。そういった自分は何者かって思う頃が中学生だったりだとかしますけれども、こういった思春期の制服について、特に女子の制服ではスカートの着用を決められている形であります。パンツスタイル等の導入があってもどうなのでしょうかという形が、現実の問題、制服は子供たちが自分たちで決めて、25年前ですかね、ファッションショーみたいにして決めた制服だったんです。なので、なかなか斬新的にあの頃ブレザーの形ですばらしいなというふうに思って、私も一町民として見ておりました。その中で、そのことについて、昔は本当に紺色のでどこでも皆さんが着ているような中で、その中に実はパンツスタイルもあったんです。女性、パンツスタイルが選べたんですね。新しい制服になってパンツスタイルがなくなってしまったなというのはすごく感じていたところに、先日新しくできた高校だったりとかいろんなところでパンツスタイルができましたよというのが新聞なんかで見ていて、あ、うっかりしてたというふうに思ったところで、ここに並べて書かせていただいたところなんですけれども、ある意味、あさか開成高校だったりとかもパンツスタイルがあります。その中には、校長が決めたりとかしている部分はあるんですけれども、今の時代、やっぱりいろんな多種な、多様な方たちがいるので選べる状態にしたいという思いが書いてあって、その上防寒にもなるという形で、実際子供たちにタイツをはいてくれと言われても、タイツオーケーでもはかないんですね、女性は。もうそういった面も考えて、自分が自分の子供が中学生のときに、もうちょっとここを掘り下げておけばよかったなというふうに思ったぐらいで、多様性という形でここ入れさせていただきました。どうでしょうか、教育委員会のほうでは。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問の件でございますが、議員ご指摘のとおりLGBTの観点に限らず、女子用制服のスカートについては、その動きやすさや防寒対策そういったもの、また自転車乗車時の安全対策等でパンツスタイルを望む声も、具体的に今聞こえているわけではないようなんですが、そういった要望は潜在的にあるんじゃないかなというふうに推察をしているところでございます。全国的にもそういった事情に配慮して、制服の選択制やジェンダーレス制服の導入みたいな形で、女性でも、男性用女性用ではないAスタイルBスタイルというような形で、極端な話、男性がスカートを選ぶこともできるというようなそういった動きに取り組んでいる事例というのもあるように聞いております。 矢祭中学校の制服をどうしていくかという点につきましては、まずは学校現場としての判断があると思いますので、この場で具体的にどうするというようなお話は避けたいと思いますけれども、学校サイドで制服の見直しに関する機運が盛り上がった際には、教育委員会としてもそういった視点があるというようなことも情報提供していきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 実際、私が学校に関わっていた頃に、やはり私は女なんだけど嫌なんだというようなお子さんが、生徒がいました、現実問題。ここで、もう随分前の話ですからお話ししますけれども、それでその生徒が自分の性というものがどうも理解できなくて保健室に支援に形でつながっているようなお子さんもいて、そこを出せないお子さんも実際、子供というのは目の前にある世界が全てなので、規制がある程度かかっておりますので、言ってはどうなのかなというのがありますので、ぜひその辺も、校長の判断もいろいろあるとは思いますけれども、大きな観点でちょっと調査していただければ、調査というか話を伺っていただけたらなという思いもありましてこの話をさせていただいているところです。 防寒という形で本当にタイツだったりとか、本当にはかないんですね、あれは不思議です。あんなに寒いのに、はかないんです。やっと高校で何とかタイツ、やっぱり嫌がって、昔、埴輪スタイルというのがあってスカートの中にジャージをはいて、現実問題皆さんそうやっているようでありますので、そんなところもやはり自分たちで考えてもらうような、教育委員会としてはぜひ生徒の中から上がってくれば一番いいんですけれども、実際、制服が生徒たちで盛り上がってあの制服になったというのがありますので、そこも大事だと思いますので、ぜひその辺の観点でお願いしたいと思っております。よろしくお願いいたします。 それでは次に進みまして、町民からの要望等への対応についてという形で、ちょっと大まかな形でさせていただきました。 各課への要望が電話や直接あろうと思いますが、年間、把握してはいないでしょうかね、前もこれ聞いたことがあるような気がするんですよ、私、年間どのぐらいあるのかなと思いました。また、今後、町民のために共にある役場を目指していただきたい、そういうふうに思っているかと思いますので、煩雑さを避けるために電話が出なかったりとか、メールでできる状態になっているんでしたか。それともアプリなどを導入しては、考えてはどうかというふうに思いまして質問させていただいております。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) それでは、ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。 各行政区とか、各種団体等からの陳情並びに要請活動等につきましては、今年度は若干多い状況ではございますが、例年ですと5、6件程度の陳情や要望活動があるという状況でございます。また、電話やメール、来庁などによる個別の問合せや要望につきましては、こちらは各課、日々相当数いただいておる状況であるとは思いますが、それぞれ各担当等で対応できる場合も多い状況でございますので、件数等の集計、今年度私どもで集計等というものを行っておりませんでしたので、何件あったのかということにつきましては、正確な数字は把握しておらないというような状況でございます。 また、煩雑さを避けるためのアプリの導入について、こちらのご質問でございますが、こちらは議員がどのようなものを想定されているのかというのが、ちょっと私どもで分かりかねる部分もございますけれども、現時点でも町のホームページのほうに町民の皆様からご意見、ご要望をいただけるような形には、問合せを受付できるような形にはなっております。 また、今年度、LINEの公式アカウントを活用しましたチャットボットというものがあるそうなんですが、こちらの運用を開始する予定となっております。こちらは、全ての問合せ、質問等に対応できるわけではございませんが、多くの人とのコミュニケーションが可能になり24時間対応が可能になるということで、問合せ等の対応や返信等の業務の効率化が図られるものというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 分かりました。 アプリというのは、今、もしかしたらチャットボットみたいなものかもしれません、私が考えているのは。例えば、要望だったりとかというのを、前も事業課のほうにお願いしたことがあったんですけれど、道路がちょっとこういったところが困っているとか土砂崩れなったよというのが写真を撮って送れる状態。わざわざ事業課のほうで職員が駆けつけなくても、一瞬にして分かって、まとめて見れる、巡回ができる状況を私はあったらいいのかなというふうにずっと思っておりまして、そうすると煩雑さが一度手間じゃなくて、二度三度行くところを一度で済むというところもあるので、そういうなものに写真とかそういうなものをできたらいいなというふうに思っておりましてお願いしているところなんですけれど、どうでしょうかね、そのチャットボットにはそういった写真なんかは添付できるんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) こちらのチャットボットでございますが、基本的にはある程度の質問、町民からの質問を想定いたしまして、事前に回答を町のほうで用意してあるというものでございます。ですので、特定のキーワードが入ったものについて、それに対する回答がLINEのチャットのような形で利用できるというようなことなんですけれども、さらに、そのチャットボットの中から町のホームページにアクセスできるような、リンクをするような形も対応も可能かとは思いますので、そういったところで写真をメール等で送っていただけるとかいうような形は取れるのかなというふうには思いますので、ちょっとその辺についても詳しく調べて、対応できるものについては対応していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ありがとうございます。 若い人たちは、比較的年齢のそれなりの方々は直接行ったりとか電話で、知っていますからね、いろんな職員は知っていたり、町長とお見知りおきだったりとか、課長が知っているから行くよというのがありますけれど、なかなかハードルが高い役場ではあると思いますので、ぜひそういったところで若い方々もこの町に住んでよかったなと思うようなものにしていただきたいというふうに思います。 あともう1つなんですけれど、先ほど陳情って話を、今年は多かったなんていう形がありましたけれども、実際陳情では何か多かったなと私も夕刊なんかで見て思うんですけれど、何か事情があって多かったんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長、鈴木直人君。 ◎自立総務課長(鈴木直人君) 本年度、要望活動等が多いということでございますが、昨年、一昨年につきましては、町づくり懇談会、行政懇談会という形で町のほうで各行政区を回って、町民の皆様のご意見をいただいたというところでございますが、今年度につきましてはコロナ禍ということもございまして、そういった対応を取っていないということもあります。そういったこともあって、やはり各行政区のほういろいろ抱えている課題等、問題等があって、ぜひ町のほうで対応してほしいということが今年は、昨年、一昨年そういった活動を、町のほうの対応があったものに代わって、されているのかなというふうに感じておるところではございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 開かれた町行政という形の1つの一環なのかなというふうに思っております。その中で私も危惧していたのは、まとまった人じゃないと要望活動ができないとこではなくて、今、話、チャットボットだったりとかして、電話なりメールなんかで来ているって話も数えられないぐらいあるということもありましたので、そこは安心いたしました。なので、ぜひ声なき声もちょっと拾っていただき、全部が全部でありませんけれども、まとまったようなものはぜひ対応して町民へ寄り添った町政、寄り添うというかよい町づくりの1つにしていただければと思います。 以上、私の質問とさせていただきます。真摯にいろいろ教えていただきましてありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 6番、郡司浩子君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時30分といたします。 △休憩 午前11時18分 △再開 午前11時30分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。---------------------------------------本多勇也君 ○議長(藤田玄夫君) 5番、本多勇也君、登壇願います。 持ち時間は60分です。     〔5番 本多勇也君登壇〕 ◆5番(本多勇也君) 5番、本多勇也です。よろしくお願いします。 通告に従いまして質問したいと思います。 まず最初に、健康福祉行政について質問したいと思います。 この質問は、数多くの議員の方々の質問もありました。重複する部分もあるかと思いますが、関連して質問したいと思いますのでよろしくお願いいたします。 新型コロナウイルスのデルタ株の影響で、10代以下の子供の感染が近隣町村でも確認、拡大しております。やはり、本町ではまだ10歳未満の子供が感染しているという確認はありませんが、やはり学校や保育所で必要な対策を取るべきだと思います。特に学校での感染リスクが高い給食時の配膳とか食べ方、その辺のことを本町の学校ではどのように行っているか、まず最初にお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 学校現場のほうに改めて給食や配膳時の応対について確認をいたしましたが、教育委員会のほうで指導しているとおり、園、小中ともに給食配膳前の手洗いや消毒のほうを徹底するとともに、食事中はアクリル板や対面を避けるなどの方法で感染対策を図りながら、黙食を指導しているということでございました。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 基本的にやはりマスクの着用、あとは食べるとかしゃべるとか集まるという場面の感染リスク、ある町では全員前を見て、以前は子供たちが1つの円のような感じで食べて楽しい給食時間というのを行っていたと思います。やはり黙って食べるとか、前を向いて食べる、あるいは窓を開けて換気を取るとか、非常に基本的なことで感染リスクを低くし、対策を取っているとは思います。 また、特に小学校、中学校でも先生方のワクチン接種、昨日も質問がありましたが、優先的に取っているということで、やはり小学校の子供、低学年、やはり家庭に帰っての家庭感染とかその辺のリスクもあると思います。 また、こども園の保育部で行っているおむつ交換とかだっことか、その辺のこども園での対策などはどのようにしているか、お伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) 園におけるおむつ交換、だっこ等の対応についてでございますが、まずおむつ交換についてですが、おむつ交換前後の手指消毒に加えて、作業時にはゴム手袋を必ず着用する、園児ごとにそのゴム手袋は交換するなどの方法で感染対策を図っているということでございます。だっこにつきましては、こちらについては避けられない接触となるためなかなか対策の取りようがないということではございますが、家庭内での健康観察を徹底し、風邪の症状が見られる園児の登園を控えてもらうなどの協力をお願いしているということでございました。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 今、課長のほうからやっぱり学校に行く前の健康確認、非常に大切だと思います。少しでも体調の異変を感じたら、学校を休むというようなことも必要なのではないかと思います。 特に小学校の6年生、あるいは中学校の3年生などは受験を控えているという時期で、やはり体調が悪くて学校を休むということにはかなり勇気が必要で、やはり受験の内申書の欠席と、あるいは出席停止という文言ではまるっきり、内申書重視の今の受験体制の中ではあると思います。その辺のこの体調不良で休むということは欠席扱いになるのか、あるいは、インフルエンザなんかもそうですけれど出席停止ということである程度大目に見られる部分があるとは思うんですけれども、その辺の考えはいかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいま議員ご質問の件でございますが、体調不良による自主判断による欠席であってもそちらについては出席停止で扱うということで、保護者宛てに通知をしておりますので、その辺りについてはご心配ないかと思います。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 分かりました。 昨日も抗原検査キット、課長のほうから30回分配付されてきたと、これはやはり学校医とか保健福祉センターの専門の人がいないとできない、できないというか使用するのには難しいというようなことで、やはり陰性であるか、例えば高熱で38度ぐらいの熱が出たときに陰性であるか、あるいは陽性であるか、それをいち早くやはり保護者も、あるいは関係者の方も知りたいと思うんですよね。その辺の抗原キットの、昨日の質問とダブるかもしれないですけれども、今後どのように使っていくのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまご質問ありました、いわゆる学校内で子供が急に発熱をしたというような場合の対応についてですが、確かに抗原キットのほうも配られておりますが、そちらを使用するというよりも学校医のほうと話をしまして、そういった場合には、基本的には親が付き添って連れていくという形になりますが、親が対応できないときには、学校のいわゆる管理者が連れていくというような体制についても同意が取れておりますので、まずは真っ先に学校医のほうに対応していただいてしかるべき措置を取ってもらうというようなことを考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり保護者の同意とかを得ないとなかなか前に進まないような問題ではあると思います。 あともう1つ、町長のほうにお聞きしたいのは、東白川町村会のほうで塙厚生病院に外来のPCR検査をつくったということで、これは一応郡内の町民の方は簡単に外来に行けば使えるのかなと思って行ったんですけれど使えないと、結局病院からの紹介とか何かがないと使えないんで、県南は平田村の平田中央病院に行かないと使えないと、検査できないと、それもなんか金額が1万4、5千円かかるということでなかなかみんなためらっていると。何か当初、やはり厚生病院の裏のプレハブに行けば簡単に何かでやってくれると思ったけれども、違うみたいなんですけれども、その辺の見解はいかがなんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えします。 議員さんおっしゃったとおり、東白川地方地域外来検査センターにつきましては、まずはかかりつけ医等に行って、そこからの紹介で受けるということでございますので、熱があるよ、じゃPCR検査してくれよ、それで受けさせてくれるということはないというようなことになっているかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) そういうことで、かなり迷っている地域の方がいました。やはりPCR検査がこんなに平田村の病院まで行って1万4、5千円取られて、今後やはり町のほうの補助とかそういうことは考えているのかいないのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、本多議員の東白のPCRの検査ということで、非常に利用者がいないのが現実で、8月もゼロで7月が1件、6月もゼロというようなことで、非常にこう、でも年度内は開所していこうということで、来年度はまた検討するというようなそういう状況で今います。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) それに対する、今後、やはりPCR検査1万4、5千円かかって高いというようなことも考えられます。先ほど質問した抗原検査キット、これは3,000円ぐらい、多分、という話もちらっと聞いたんですけれども、今後、町の行事、成人式、あるいはその他、敬老会は中止になりましたけれども、成人式とかそういうのでやはり、昨年も行いましたけれども、やはりこういう陰性であるというのが分かれば不安なく参加もできるし、お互いに楽しいあれができると思うんですけれども、その辺の考えはいかがでしょう、その抗原キット補助するとか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 非常にやっぱりコロナ禍の社会で、これからもこういう社会が続くと思いますから、今金額1回1万円という非常に高額なあれもありますから、今後、今安心のためには低額で受けられるような構築も必要だと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはりウィズコロナ、これからコロナと一緒に生活じゃないですけれど、付き合っていかなくちゃならないという世の中になるかと思います。 それで、ワクチンパスポートという、要するにワクチンを2回終わったという証拠、証明、あるいは陰性証明というような、今後やはり居酒屋とか飲み屋さん辺りに出たときに、やはり受けていますよというのを見せてくださいというようなこともないとは限らないと思うんです。恐らく11月頃にはどうのこうのという話もあるんですけれども、その件に関して町のほうの考えはどのようになっているでしょう。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) まず、ワクチンパスポートについては、こちら外国に行かれる方についての証明ということになっています。保健福祉センターのほうで、それは発行している今状況でございます、町のほうとして。 それから通常の証明ということであれば、保健福祉センターで受けた場合には、受けた場合というかどこでもそうなんですが、接種券というのが皆さん持っていると思うんで、2回受ければ。そうするとシールが2つ貼ってあって、いついつどこどこで接種を1回目2回目受けましたよというのがありますんで、それが証明書代わりになるのかなというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 確かに証明書に使ってくださいということは、担当から伺いました。ただあの紙を年中ポケットに入れて持って飲み屋に行って見せるというのも、何かこういまいち何か抵抗は感じるし、また逆に2回ワクチンを受けていない人も尊重しなくちゃならないんで、やはり受けていないから店に入れませんとかそういうふうな差別もしたくないというような話も聞きます。あるところでは、簡単に缶バッジみたいな、議員バッジのような高価なものではないですけれど、2回接種を受けていますとか、私は安全ですみたいな感じの何かを作ってやっている町村もあるらしいんですけれど、そういうあれなんかは、考えはないですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えします。 缶バッジは多分いわき市だったんですかね、新聞に出ていたかと思うんですけれども、うちのほうで特に今のところ、そういうものをやる予定はしておりません。もしあれでしたら、接種券なんですけれども、例えば今、スマホで写真を撮りましてそれを見せてもその代わりになるのかなというふうに考えておりますので、そういう対応でしたら常時携帯は今持っていらっしゃるのかと思いますので、大丈夫かなと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 分かりました。 取りあえず、この次の子供をコロナから守るという意識が大切だということで、やはり家庭内に感染のあれを持ち込まないということで、やはり私たち大人も今後、酒飲みに出て歩いて夜遅くまで飲んだり、またワクチン接種を極力受けるようにして、家族の中で家族感染が起きないように、防止対策として努めていかなければならないと思います。 特に、子供の心のケア、結局授業以外にやはり特別活動ということで、遠足とかその他の子供たち楽しみにしている行事が自粛、あるいは中止とかそのようになっているんですけれども、その辺の今後の、やはり今10代の子供たちが感染が広がっているということで、今後どのようにするのか、簡単にお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) 学校行事に関するご質問でございますが、学校行事の最終的な実施判断については、現在学校長の判断を尊重しているというところでございます。 各学校長のほうも感染対策を取りつつ、できる限り行事については実施をしたいという意向で日程をずらしたり、またはバスを増便したり、そういったところについて教育委員会に相談をかけながら、教育委員会としましても可能な限り支援をしながら行っているというのが現状でございます。一つ一つ細かい点につきましては、ちょっと持ち合わせがございませんけれども、今後もできる限りそういう形で、学校行事についてできる限り子供たちの成長に資するやり方で実施をしていけたらというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) ひとつ防止対策を徹底して、やはり子供たち学校楽しみにしていますので、今後とも先生方と行政、あるいは地域が一緒になって見守っていきたいと思います。 次に、防災行政について質問したいと思います。 これは、6月の定例の一般質問で抜けてしまいましたので、再度質問する場面もありますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 地域の防災意識と安全への意識高揚についてということで、8月30日から9月5日まで防災期間ということで、梅雨の豪雨による西日本を中心とする線状降水帯の発生で広い被害が出ました。また、今週の週末、台風14号が沖縄からフィリピンのほうに行ったんですけれども、何を思ったか日本本島のほうへ向きを変えて向かってきていると、やはり勢力は大分落ちてはいるんですけれども、やはり風とか被害が出ないことを祈っているところです。 そんな中、やはり先ほど質問がありました防災ハザードマップ、かなり立派でお金もかかっていると思います。また、福島のマイ避難ノート、これセットで各家庭に配ってあるんですけれども、これをやはり古雑誌の下のほうさ置くんじゃなくて、やはり一度家庭で子供から高齢者のおじいちゃんおばあちゃんまで、一緒になって避難所の確認とか災害のリスクとかいろいろしていただきたいと思うんですけれども、町のほうの考えを再度お伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、本多議員の地域の防災意識と安全の意識高揚ということで質問がありまして、8月は西日本を中心に大変な豪雨災害もまた本年も起きて、特に8月2日の熱海市の盛土の土砂災害ということで、非常に、26名の方が亡くなって、いまだ1名が行方不明という、災害史上また残念な災害というようなことで、熱海市の勧告指示、指示の仕方というか、ちょっと遅れたんじゃないかというようなことで、後でマスコミにも書かれておりましたですけれど、非常にやっぱりこれから本町も一昨年の台風19号の町民も防災の意識はかなりまた高まっているとともにこのハザードマップ、マイ避難というようなものも、今議員がおっしゃったように家庭でやっぱり自分ところの周りの状況を把握しながら、災害の状況は各家庭、住むところでみんな銘々違いますから、特に川沿いの方はしっかり考えていただいていくべきだと思っております。やっぱり災害は町民の生命を一番安全に守っていかなければならないという、これは強く私も思っておりますから、今後このハザードマップを中心に防災の日というものを設置しながら、町民に理解をいただきたいというようなことがあります。 特にやっぱり高齢者というか、独り暮らしの高齢者の場合の避難リストを今後やっぱり作っておくべきだと思います。行政でもしっかりその高齢者、特に独り暮らしの方の場所、場所というか避難、どういう形ということはリストを必ず、これから高齢化の社会に入ってそういう方もたくさんいらっしゃると思いますから、しっかりその高齢者のサポートも今後は考えていかなければならないものだと強く思っておりますから、リストを作って避難ルート、やっぱりそういうものもしっかり教えながらやっていかなければならないということがありますから、またここで消防団の活躍というかそういったものも連携しながらやっていきたいと思っております。 10月10日の県南の防災訓練も今回もまた中止で、もう2年続きで矢祭が担当の町なんですが、今回もコロナで中止ですけれど、来年はまた矢祭で防災訓練をやるというようなことで県のほうにも通達しながらやっぱり防災の意識の高揚、そういったものもしっかりつくっていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはりこのコロナ禍の中で本格的な台風シーズンを迎えるんですけれども、やはり今町長が言った高齢者、本人は自分は大丈夫だよと、あとはいざとなったらば考えるから大丈夫だよという、そういうことでやはり危険を回避できていないと。 一昨年の台風19号でやはり関岡、飯野、あるいは天神沢の一部なんですけれども、やはり道路沿いの家なんかはもう10時半になったら表に出れないと、県道が冠水しちゃってもう歩ける状態でないと、あとはもう黙って待っているしかないと、飯野の人からうちに来たらいいべって言ったら、行けるのには行けないと、もうボートでもないと行けないような状態で、そういうときにやはり道ケ作の家の人なんかは、隣町の高城の昔の公民館の避難所、あそこに行くという方法も可能なんですかね。その前に例えば高城構造改善センター、あるいは近くの避難所に行ける状態ならばいいですけれど、そのいざとなったときの自分の身を守るというときに、やはり広域避難所ということで隣町だろうがその辺の、いいですよとは多分言うと思うんですけれども、そういう選択もいいのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えします。 隣の町の避難所ということかと思うんですけれども、それはそこに行けば入れてもらえるとは思うんですけれども、通常ですとまずは日頃から、議員さんおっしゃっていたとおり、例えばそういうときにはどこに避難するかというのをまず防災ハザードマップとかに記入していただいて、例えばそこじゃなくても親戚の家に行くとか、近くの例えば高台に行くとか、そういう考えを持って、自分がそういうときにはどういうふうに行動すればいいかというのをまず考えていてもらえれば、スムーズに動けるのかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり今言われたように早めの避難、当然久慈川の水が増水すればどういうふうになるかという、そのハザードマップなどで確認しながら早め早めの避難ということで、対応するようにはお話はしてみたいと思います。 次に、子供たちの目線でやはり命や地域を守る防災教育ということで、やはり自分の命は自分で守る、やはりそういう教育をしているとは思うんですけれども、小学校の授業などで防災マップを子供なりに作って家庭でおじいちゃんと話をしながら、こういうときはこうするんだよと教わってきたとかというような家庭の家庭教育というようなことも考えてはどうかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) ただいま議員ご指摘ありました家庭における防災教育、子供目線での防災教育という視点でございますが、まず、小中学校における防災教育というものは、こちらは毎年実践をしているということでございますが、それに加えて学校のみならず家庭、地域が連携した防災意識の向上というような観点から、このたびGIGAスクール構想推進の一環としてではありますが、防災マップの作成をテーマとして、それらをSTEAM教育という形で多角的な学びを提供するというようなモデル授業のほうを取り組みたいというふうに考えております。このことを通じて、児童生徒が複合的な視点で防災について考える契機とするとともに、改めて地域の防災について気づくきっかけになればというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり今の課長おっしゃいました学校と家庭、そして地域が連携し、今のGIGAスクールのあれを使いながら子供たちに地域の防災力を高める大切さなどを教えるようなことということだと思うんですけれども、それでよろしいですか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。 ◎教育課長(高橋竜一君) おっしゃるとおりでございまして、防災というものを学ぶことでそれを複合的にいろいろと学校で学んでいる算数であったり理科であったり社会、こういったものと含めながらより自分に身近なものとして学んでいってもらいたいというのがテーマでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり町民の生命を守るという町、行政、地域もそうですけれども、全ての町民がそういう思いで、やはり本町から被害の犠牲者を出さないような取組を今後一層意識の向上を図りながら行っていってはと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 暫時休憩します。 再開は午後1時零分といたします。 △休憩 午後0時00分 △再開 午後1時00分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。 本多勇也君、登壇願います。 残り時間は30分ですので、1時30分までです。     〔5番 本多勇也君登壇〕 ◆5番(本多勇也君) それでは、次の質問に入りたいと思います。 教育行政について、新聞を読んで見聞を広めようという事業ということで、先日、東白川ロータリークラブより矢祭中学校に新聞の贈呈があったということなんですが、その件についてお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま本多議員から、新聞を読んで見聞を広めようということで、先日東白川のロータリークラブからのご厚意で2年生を対象に民報、民友5部ずつ2学期間だけを贈呈してくれるというようなことで、非常に私もうれしく思っております。 教育は新聞からというようなことで、今NIEの実践校なんですね、今全国で今年度541校がNIEの実践というようなことで、それを矢祭中学校の特別支援学級が入っております。支援学級では日本で初めてのNIE教育ということで、非常にこの前知事が来たときも対談の中でそのお話をしまして、すぐ教育委員会のほうから資料が欲しいというようなことで、教育委員会のほうから資料がいって、今NIEも全国ですね、来年度からですか、成人年齢が引き下がりますから18歳ということで、今識者教育もこれから非常に大事な教育になってくると思います。選挙権も18からというようなことになっていますからね、今後やっぱり新聞からの教育というのは、非常に見聞を広めるというか、そういった読解力をつけるというのには私は最適なものがあると思いますから、このNIE教育はしっかり私も教育委員会と共に支援していきたいと思っております。 全国のNIE教育というのは今年で26回目で、今年は8月16日札幌で全国大会が開かれて、ウェブ会議でちょっと私見てあれしたんですが、講演者がノンフィクション作家の梯久美子さんという方が講演で、「硫黄島からの手紙」をあれですね、「散るぞ悲しき」という題で初めて賞をとったあれなんですけれど、非常にその方もやっぱり新聞から学んだということで、新聞を広げればもう世界が見えて、畳んで積み重ねれば歴史が分かるというような話の内容でしたから、しっかりその点、子供たちにも新聞の大切さというか、伝えていきたいと思っております。 日本の新聞教育というのは、発行部数が世界で1、2番は、読売が1番約800万部ですか、2位の朝日が500万部ですから、大体世界の上位10位はほとんどもうアジア系、インド、中国が入っていますから、そこに今度朝日新聞が入ってきますから、1、2番は日本ということで、非常に識字率もやっぱり日本は高いのと、あとは毎日家庭に宅配するというそういう制度が日本はありますから、これだけの部数が重なったと思います。なかなかほかの国ではこういう毎朝配達するという習慣がないですから、どうしてもアメリカ、ヨーロッパも日本から見ればかなりニューヨークタイムズといっても、そんなに大きい部数ではないみたいですから、そういったものをこれから今後、子供たちというか、そういった方にも教育しながら、新聞の大切さを広めていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 今の町長おっしゃいましたように、やっぱり昨年やはり矢祭中の特別支援学級がNIEに取り組んで、県のNIE推進協議会の実践校指定校に選ばれたと。今年、日本新聞協会のほうですか、のほうからもあれで、取りあえず県内で特別支援学級に特化した指定というのは初めてだと、本町にとってすばらしいことだと思います。 新聞の活用が生徒の長所を引き出し、社会参加がより一層進むよう願うというようなことで推進しておるわけですが、新聞には世界情勢から地域の話題まで多くの情報が掲載され、特に小学校新聞、あるいはジュニア新聞とか小学生、中学生にも分かりやすく解説してあるので、今後やはり授業とかで利用できれば幸いかなと思います。また、先生方の研修といいますか、新聞を使って国語の国語力、読解力や文章を書く力、あるいは想像力を養うとかいったそういう教材として、今後利用して使ってほしいと思っております。 次に、通学路の安全点検について質問します。 これは、8番議員も昨日質問しましたが、やはり6月28日に千葉県の八街市の道路で飲酒運転のトラックが子供の列に突っ込んで2人が亡くなったと。本当に痛ましい、小学校1年生、本当にかわいい、本当に無邪気な子供が飲酒運転のトラックにはねられたと。私も昔トラックの運転をやっていましたけれども、やはり運転手には基本的なルールというのが当然あるんで、やはり自覚のなさとか無責任さというのにやはり憤りを禁じ得ないと思います。 本町でも私が小学校役員の頃、40年ぐらい前、女の子がやはり飲酒運転でひき逃げされて亡くなっております。いまだに地域、町挙げて観音様を造って二度とこのような事故がないようにと祈祷しているわけです。 それでやはり、昨日も8番議員さんの質問にありましたが、やはり今まで山野井のカーブ、取りあえず通学路で使っている使わない別にしてもとにかく危ないということで、県のほうから改修をするということで一歩前進はしました。そのほかにやはり町内のちょっとした危険箇所あると思います。町のほうでは、昨日も話がありましたが、どのぐらい把握しているかお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長、高橋竜一君。
    ◎教育課長(高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 昨日も答弁の中で触れさせていただきましたが、八街市の事故を受けまして小学校、中学校、PTAや生徒の協力も得ながら危険箇所の洗い出しを行いました。箇所数につきましては、現在資料整備中でございますが、9月27日に向けて12、3か所危険箇所を抽出して点検をしたいと思っております。 なお、9月28日だったかと思いますが、通学路安全点検の委員会がございますので、そちらのほうで関係機関と協議をして対策についても論じていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) やはり交通弱者、あるいは通学路とか高齢者が買物で利用する生活道路、やはり道路の整備の優先順位というのがあると思うんですけれども、やはりいろいろPTA、あるいは関係各位と議論し必要な見直しを図って、やはり二度とこのような事故がないように、町を挙げて。 なお、最後に、災害のない町というのは、矢祭町、特化していると思うんですけれども、やはり魅力ある町の1つなので、今後やはりそういう面を表面に出して新しい移住、あるいは人口が増えるように願って、私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 5番、本多勇也君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は1時15分といたします。 △休憩 午後1時10分 △再開 午後1時15分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。--------------------------------------- △鈴木正美君 ○議長(藤田玄夫君) 7番、鈴木正美君、登壇願います。 持ち時間は60分です。2時15分までです。     〔7番 鈴木正美君登壇〕 ◆7番(鈴木正美君) 7番、鈴木でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 通告によりましてということになりますが、土木行政についてお伺いをいたします。 道路の補修等についてということで出ておりますが、ユーパルから南側に向けたいわゆる町道だと思うんですが、近年大きなバスとか大型車の通行が大分多くなりまして、あそこの道路の地盤沈下と申しますか、わだちができてしまったり、あるいはひびが入ってしまったりということで、実はあそこに隣接する圃場のほうもこの道路に沿ってU字溝が入っているものですから、どうもその地盤沈下とともにそのU字溝までもがゆがんで接続部にひびが入っておるようなんです。それがために、秋に落水をいたしましても雨水等がどんどん圃場に年中流れ込んでしまうという関係があって、実はその隣接する圃場がその枕部のほうが常に水が多いものですから軟弱になって、いわゆる今の大型農業機械が埋まってしまうような状況も近年出てまいりました。今回のこのコロナの時期から、某企業の送迎だと思うんですが大型のバスも朝晩走っておりますし、あるいは商工業関係の材木を積んだ大型のトラックも通ってまいります。 そういったことを考えますと、今のあの道路の強度といいますか、それは果たしてそういうものに耐え得るものだったのかどうかということがちょっと疑問になってくるわけです。あるいは、それに耐え得るものであったのかもしれませんが、現状はそれに耐えられていない。近年、その台風19号によって、あの周辺が水害に遭った際に、実際あそこのくぼんだ道路で車両が沈んだわけですよ。水害に遭って止まってしまって、その車両も使えなくなってしまった。こういうことにもなっておりますので、道路の危険の問題、それからその周辺圃場に対する悪影響の問題、それからこういった水害時の対策の問題、係るようなことからここの道路補修が急務であろうと、ましてユーパル矢祭という我が町唯一の施設に向かう道路でありますから、ここの道路をきちんと整備しないとやはりお客様にとっても失礼だし心配なこともあるということなので、今後の誘客、あるいは安全性等々の観点からこの道路の補修を急ぐ必要があるだろうと考えますが、担当部署のお考えをお伺いしたい、あるいは町長のお考えをお伺いしたい。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま鈴木議員から道路の補修ということで、ユーパル前、当然これ私もちょうど前で会社のトラックも通ったりしていますから、確かに誰が見ても地盤沈下して、雨が降ると水はけも悪いということで、今言ったように用水路のU字溝もちょっと下がっているというようなことで、確かに農業の大型化とともにやっぱりなかなかあの辺の水はけが悪いですから、ちょっとそういう機械類もかなり傷んでしまうというような話も聞いていますから、当然今言われたようにユーパルも抱える、そしてあそこは町道といいながらもいろんな意味ではもう幹線道路みたいな役割もしておりますから、トラックも当然通っていますから、やっぱりそもそも農道でそういう対象ですから、全くこの田んぼの道路の構造が違うっていうのも当然のことですから、今後私が見てももうあの辺は地盤沈下もしていますから、道路の補修というか補強も兼ねながら、そういう検討はもうしなければならないとは思っております。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。 せんだってこの質問通告をしました後に、多分この関係だろうと思うんですが、グループ長が検分に来ておったというような姿を見ておりますので、どうか先ほど申し上げましたような理由を早期に解決する意味から、町長が取り組むとおっしゃってくれておりますので、早急な着工をお願いしておきたいと思います。どうかよろしくお願いをいたします。 次の質問に入ります。 あわせて蔵屋敷地内、駅舎から見ますと北西側になるんですかね、駅の線路に沿って北側に向かう農道が先々行き止まりになるところがあるんですが、あそこの用水路のU字溝付近、例年あのU字溝に水を通しますと、あそこはもともと、町長もご存じだと思うんですが、あの近辺の土地柄というのは昔から水が湧いたところなんですよね。そういうことで大きな水たまりが例年続く時期がありまして、それがために、あそこの道路側の町道がこれもまたその水によって浸食されて、どんどんアスファルトの下の採石がさらわれてしまっているというそういう状況でございます。 近隣住民が、ここがこういうことなんで修繕をお願いしたいということを話したということを申しております。これに対してのときに、紹介議員を立てて陳情してくれということを言われたと。この場所の検分には佐川町長も立ち会ってくれたこともあって、この状況は理解しているはずなんだと。それが、一般の町民が議員を立てて陳情してくれなどと言われても、非常に大変なプレッシャーを感じてしまうということなんですよ。先ほど6番議員も申しましたが、陳情の在り方ということなんですが、確かに大きなプロジェクトのようなことを取り組もうと、その部落なり地域が、そういうときは確かにそういった手順も必要だと思うんです、それは。町は通常の事業要諦の中で進んでおりますから、なかなか気づかない部分もある。ただ、この日常管理的に見えるところに対して、一町民に対して、議員立てて陳情しろと、そうしないとあたかもその事業に取り組まないように聞こえたらしいんですよ。大変甚だ失礼な話だと。私は住民に寄り添う町の立場のなせる言葉ではないなと思いますので、この辺の経過とともにここの補修計画についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) お答えいたします。 当該の箇所は水生植物も生えておりまして、慢性的に水たまりができているようです。 昨年、近隣の方から用水路から漏水した水が道路脇にたまっているとの連絡をいただきまして、現地を確認しましたところ、用水路の目地から漏水を確認したというところで、用水組合の代表者の方に修繕のお願いをしたところです。さらに、その近隣の住民の方からも用水組合に対しては修繕を依頼しており、用水組合でも修繕を行っておりますが、それが改善されないということで、今年改めて町のほうに、用水路からまた水が漏れているんだけれどもということで町に相談があったということです。 このやり取りの中で、今後近隣住民で話合いをして町への陳情書の提出を考えているんだというお話を伺いました。そういうこともありましたので、私のほうでは参考にほかの地区での陳情書をお見せしてしてあげたらどうだということで担当に伝えたんですが、担当のほうからその近隣住民の方にこれから持っていきたいと思うんですけれどということで連絡を差し上げたら、まだそこまではいいよということだったものですから、その電話の中で、陳情ということであれば区長さんにも話を通したほうがいいんではないですかということ、ほかの地区の事例だと議員さんも陳情に同行していますよということをお伝えしたということでございます。 これについて町の対応ということですけれども、現在昨年度からの繰越事業なんですが、水利施設等保全高度化事業というもので、道ケ作堰と堰から中央団地間の間の水路について老朽化の調査を今やっているところです。この調査をして、今後事業化に向けて計画を立てていきたいと思っているんですが、中央団地から南側についても来年度の事業採択に向けて今、手を挙げているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) その陳情云々のやり取りについては、私は当事者ではありませんのでこの辺にしておきますが、ただ私の思いとしましては、やはり陳情というのは、こういった日常的に判断できる部位のようなものについては陳情までする必要はないんじゃないかと思うんです。担当部署への連絡、そして、まして佐川町長が現地を見ていらっしゃる、この2つの事実をもってもし事業として取り上げられないんであれば、それこそ何でもかんでも陳情しないと事業はできないということになってしまいますから、やはり住民にそのような余計な負担をかけることなく、現場を判断して対応していくというそういう姿勢が必要なんじゃないかと思うんです。 それからもう1つ、今の話だと用水組合のU字溝から漏れてくるという話がありました。当然これも原因の1つです。ただ、先ほどユーパルから南の道路の件で申し上げましたが、あそこの地盤が、先ほど申し上げましたように、もともと水の湧く軟弱地盤ですから、その用水組合のU字溝という理由も確かにありますが、これは二次的な話で、もともとあそこは地盤が悪いのでそういうことになりやすい地域であるということでありますので、用水組合は地域の稲作産業のためにみんなが懐から金を出し合って助け合いの精神で草刈りをやって一生懸命維持をしているんです。ですから、それで足りない、地盤が軟弱なようなところは、これはやはり町がその下を対策をしてあげて、用水組合の人にその上物のほうの維持管理費を持っていただくというそういう考えにできないのかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 町道と排水路を挟んで向こう側が線路敷なものですから、そちらまでとなるとJRとの協議が必要になってくるのかなというふうに思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 分かりました。 そこは、ひとつ担当部署のほうでよく調査と意見を交わしていただいて進めていただきますように、お願いをしたいと思います。 次に移ります。産業行政であります。 年度当初の中で、今年度水稲農家の価格低迷等々に対する対策として苗代を助成するというお話を聞いております。具体的にまだ行われていないと思うんですが、実はこの質問の通告をした後に、今年産米の価格暴落のニュースが入ってまいりました。先般のNHKのテレビで会津の農家がデモ行進をやったと、このままでは米の稲作農家は食っていけないということですので、これは事後になってのそういう状況の話でございますが、それほど今の稲作農家、大変な状況の中で自分の懐から金を出して米を作っているというそういう価格構成になっておりますので、せめてこの当初に計画した苗代の補助、早急にやはり農家救済の意味からも実行してほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 今年度、主食用米の価格下落に対する支援としまして、町内在住の生産者が令和3年米の作付をするに当たり、種もみに要した経費程度の助成ということで考えております。各生産者の作付根拠は共済組合の営農計画書の情報と、営農計画書の提出外生産者については町で現地確認を併せて実施しまして、生産者全員を対象とするようにしていきたいと考えております。 助成額につきましては1反当たり2,000円としまして、その根拠は一般的なコシヒカリの箱苗代と、コシヒカリ1反当たりに使用する箱苗数で計算した平均値でございます。町が把握した作付面積により、各対象者の振込口座を取りまとめた後に振込ということの流れを検討しておりまして、年内の振込を目指しているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ぜひ、早急な事務処理をお願いしたい、といいますのはやはり出来秋になりますと、小さな米農家等々は自分が作っていただいている方への支払い、あるいは乾燥調製、刈取りをするJA等々の団体への支払い、こういったものが立て続けになりますので、幾らかでもそういった方々の役に立てばと、なおいいなということでありますので、どうか早急な手続きをお願いしたい。 あわせて、この稲作の件で一つ町長にお尋ねしたいんですが、前の資料で農協のライスセンターを石井に移転をする話をどこかで説明を受けました。石井の特産センター跡でありますと、あそこの用地は町の用地になると思うんですが、それをこのまま継続で貸したところへライスセンターを移転するという話でよろしいのでしょうか。あるいはその実施時期はいつ頃お考えですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、今鈴木議員のライスセンターの移転ということで、特産センターを予定していたんです。そこで町村会で担当で調べてもらったら、あそこは4町村の所有になっているんですね、あの土地は。だから勝手に矢祭だけで承諾できないというようなことで、町村会の中で棚倉、塙、鮫川の了解を得て、じゃ空いている倉庫にライスセンターを造ろうというようなのが当初の予定だったんですが、最近になって農協のほうで見積りとかいろいろ試算出したら、現地点のところでそれを造るということとなり、粉じん対策とああいうその対策をして、特産センターでは負担が大きくなってしまうというようなことで、また現状に戻したものですから、町村会でそういう連絡をしてくれということで、流れとしてはそういう流れでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 町長、ありがとうございます。 私その話が消えたということは、ちょっと存じてなかったものですから、理解をいたしました。実は、このことが大きく気になったのは町の誘致企業のSMC、精密機器を作っている中で、ライスセンターが乾燥機稼働調整期には粉じんがSMCのほうに飛んできて、精密機器梱包に大変支障が出るんだという話を前々から私聞いておりました。それがために、第2工場のほうへそういった部分をシフト少しずつしたということもあって、ちょうどライスセンターの移築は理にかなったことだったなと思ったんですが、また元に戻るということなんで、今町長の話の中でも触れられたように、どうかその粉じん対策しっかりなされて、やはりSMCは我が矢祭町にとっては看板企業ですから、どうかそこに支障を与えるようなことのないように、ひとつご配慮と手引きをお願いしておきたいと思います。 次に移ります。空き家バンクについてということでございます。 さきに6番議員も触れておりますが、私これ実は前に質問しておるんですよ。当時は、高橋課長が答弁をしてくれたと思います。その時期に、ほぼほぼ調査についてはまとまってきたのでという話を受けましたが、いまだにこれができていないというのはこれは問題だなと思っているんです、私。というのは、その間に私のところにも矢祭町の空き家を検討したいんだけれどどうなんでしょうという人がいたんですよ、実質的に3人ほど。その人たちに話ができなかった。その人たちはいわゆるほかの町村のそういった空き家状況を調べて、そこに移られた。結局、矢祭町が損しているんですよ。一生懸命、交流人口なり云々って幾らテーマを掲げても、その一番の基本となるこういうことがこんなに何年かかっても整備されていないということは、これは問題ですよ。半年、1年の話じゃないですから。空き家などこれからどんどん毎年増えるんですから、増える中で調査がまだ終わんない終わんないなんて言っていたら、いつまでも空き家バンクなんかできない。こういうチャンスが巡ってきたときにその人に紹介さえできない矢祭町、何やっているんですかって言われるわけですから、せっかく来ようと思った人から。これはもう、年次を決めて仕上げてくれないと、もう5年、6年かかっているんじゃないですか、これ。何人の職員が何時間費やしたか分かんないけど、いまだに2件しかないというさっきの答弁、バンクになんないでしょう、そんなの。ちょっと課長、この状況、答えてください。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) これまでの経過を含めてお答えさせていただきます。 平成28年度の空き家実態調査によりまして、空き家所有者に対するアンケートを実施しまして、空き家バンク活用に前向きな回答を39件得ることができました。また、平成30年度において、空き家等の適正管理及び活用促進に関する条例の制定や、矢祭町空き家等対策計画の策定、福島県宅地取引協議会との空き家バンクに関する協定締結も済んでおりまして、この辺りまでは他の町村と足並みがそろっていたのかなというふうに思っております。その後、令和元年の台風19号発生以降、災害復旧に人員を集中させたため、その後の手続が滞っていましたが、工事発注が一段落ついたこともあり今年2月から改めて、前向きな回答をいただいていました39件の物件について調査を行ったところです。 4月からは事業課事業グループも1名増員していただきましたので、そういうこともありまして現在2件の物件において、空き家バンクの活用をしたいという意向を確認したところです。今後、登録の申込みをしていただきまして、宅建業者と共にその現地調査を行った後に、空き家バンクの登録を進めていきたいと思っております。そのほかの物件についても、速やかに意向確認調査をして、登録していきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ぜひ、お願いいたしますよ。言葉きつく申し上げて大変申し訳ないとは思います。おわびを申し上げますが、しかし、やはりこれは住民の期待値でもありますし、毎年毎年の目標でもありますから、この空き家バンクは。それによって少しでもここに住む方が増える可能性があるんであればそれにかけようというのがこの事業ですから。それがいつまでもいつまでも、毎年毎年、これがただスローガンを繰り返して身のないものになっている、これはやはりまずい、そう言わざるを得ないと思うので、どうか体制整備、町長のほうにもお願いしておきますが、どうかこれは早急にお進めください。そして、それを公開することによって我々議員も、あるいは町職員も一緒となって、そういう人たちに声かけができるというそういう環境整備をまずしていただきたい、そう思っております。 これと共に、先ほど空き家の利用について6番議員からもありましたが、そのゲストハウスですか、このゲストハウスも町民目線から見たらやはり期待外れなんですよ。町民的にもやはりゲストハウスというと、ゲストハウスができて、そこに交流する人たちを呼んで、いろんな矢祭町のいいことを見せる、体験をさせるとか、そういうことをどうしてもイメージしてしまうんですね。だから、そこは伝え方が間違ったのか、あるいは本当に当初の計画が狂ったのか、隣の茨城県の大子町の例を申し上げて大変甚だ恐縮ですが、あそこには左貫というお茶畑の産地があるんです。その左貫の瓦屋根の中二階の古民家、これを立派に改築して駐車場を整備して、今ゲストハウスが出来上がっております。多分間もなくオープンの運びとなると思いますが、やはり我々町民とすれば、近隣町村でゲストハウスというときには、そういうことをやっているという実例を目の当たりに見ておりますから、ここの町もゲストハウスというものがなんか町民の期待外れに終わらないように、ひとつ見直しをするなり、あるいはゲストハウスでないのであれば、そういうコミュニティー交流みたいな名前に変えるとか、そういうことにして町民にちゃんと理解が得られるような方向にしたらいいかなと思いますが、町長いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今の大子町の例ですね、私も前の元町長の自宅を改造して、今食事も出すような、それは茶の里公園の近くですから、非常に今大子の話がちょうど出たものですから、高梨町長にもいろいろ話しして大子も今空き家対策の、大子結構進んでいます、やっぱり町内あれだけの大きい町で、空き家を今とうのぎさんとかみんないろいろ旧関東銀行とか、最近ではドレメの洋裁学校の跡に、今美術館ができていますから。そういうオーナーになる方がやっぱりしっかりビジョンを持って提案してくれれば、行政のほうは改築とかいろんな、大子はそういう例を挙げて改築費用とか、そういう住むための支援はしているんだというようなことは言っていましたですから。当然今議員が言われたように、本町の空き家バンクの対策はちょっと遅れているというか、ちょっと携わるのがなかったものですから、こういう機会に、人員も増えたということもありますから、なかなか手の回らないことには私は理由にはしたくないですけれど、今後、協力隊のゲストハウスもしかり、そういう本町の空き家も今こうやって上がってきていますから、有効活用しながら、町の活性化にはつなげていきたいと思っています。 なかなかこの福島県の空き家というとどうしても会津とか向こうのほうが視点が皆さん行っちゃうんですけれど、矢祭のやっぱりこれからの空き家のそういう魅力というか、この自然の魅力とかいろんなやっぱりコンセプトを持たせていかないと訴えるものがないです。ただ空いているものを貸すだけとは、それではなかなか前へ進みませんから、しっかり町のそういうイメージと、あとは借り手側と貸す側のやっぱりそのああいうマッチングはしないとこれ駄目ですから、そういったもので建物も有効かつ利用できるもので、何がそこで果たしてどういうものができるかとかね、そういうところまでやっぱり1軒1軒の空き家を利用していくというか、ただ空いているから使ってくれでは、全然目的がまたいろいろ変わってしまいますから、大子のああいう銀行跡とか、あとはトノイケさんの昔の江戸時代の建物ですから、当然そういったものというのはまた民芸とかいろんなものを使うっていうか、必ず建物とその人とのマッチングする何かがないと前さ進まない面があるから、その辺は慎重に考慮しながらやっていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。矢祭町の空き家も年々やっぱりこれから増えていくだろうというのは懸念をされます。しかも、農家の昔ながらの立派な材料を使った家が、私の部落の中でも、そういう家がどーんと空き家になったりしているんですが、本当にもったいない限りです。特にこの町には、これは紹介というか申し上げておきたいのですが、小田川の佐川邸、非常に文化財になるぐらいのいい家なんですよ。だからああいうものが滅びないような手だても併せて考えながら、ひとつ今回の空き家バンクといいますか、進めていただきたいと思いますので、それをあわせて最後にお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 7番、鈴木正美君の一般質問を終わります。 これで本日の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、明日4日目の9月16日は午前10時から第1会議室において決算特別委員会が開催されます。 また、5日目、9月17日の定例会の開議の時間は午前10時といたします。 本日はこれにて散会します。 ご苦労さまでした。 △散会 午後1時44分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容16番 郡司浩子1.健康福祉行政について(町長) (1)新型コロナ感染症対策について ①発症者が出た場合の町の対応について、県南保健所との連携や自宅療養者がある時の安否確認や支援について伺います。 ②家庭内感染を防ぐための手立ての支援の策定が必要だと思うが、見解を伺います。 2.防災行政について(町長) (1)景観保護条例等の策定について ①先般、静岡県熱海市で発生した太陽光発電設備の設置に起因する甚大な被害を鑑み、当町においても今後のためにも自然環境を保全するために、景観保護条例を策定し、また、太陽光発電設備等への設置に関する条例等も策定すべきであろうと考えるが、見解を伺います。 (2)ハザードマップについて ①先般、回覧にて各戸に配布され、町民より大変参考になり気を引き締めねばならないとの言葉を耳にします。しかし、その中に全体像がよく理解しにくいとの感想も聞かれます。考察すると、町全体の地図の中に概略での危険箇所と避難場所が明示されていないことにあるようです。この件に関して、以前提案しましたように、町民カレンダーへの掲載をしてはいかがかと考えますが、いかがでしょうか。 3.観光行政について(町長) (1)町の駅の有効活用について ①現在、土日が休み、また17時以降になると閉まってしまう営業体制になっているようです。町民にとって馴染んできた町の駅、また他町村から来町される方にとってもシンボルになる施設だと考えられます。土・日曜日にも閉めずに人流に合わせて開き、矢祭町の農産物等、お土産も入手できる施設にしても良いのではと考えますが、いかがでしょうか。 4.産業行政について(町長) (1)地域おこし協力隊への支援について ①8月18日に開催された協力隊の報告会での話を伺い、課題解決のために町としても支援できる、支援する必要のある事案があったように思います。協力隊が生き生きと活動できるようにするための町としての考えを伺います。 5.一般行政について(町長) (1)LGBT(性的マイノリティ)対応について ①多様性のある社会が求められる中で、LGBT(性的マイノリティ)対応について伺います。今後、LGBTの方々の婚姻届等があった場合の対応について伺います。 ②制服のある団体生活等を送らなければならない場合について、例えば発現しやすいであろう思春期(中学校)頃における制服について、特に女子の制服ではスカートの着用を決められている形であるので、パンツスタイル等の導入があっても然るべきかと考えますが、いかがでしょうか。 (2)町民からの要望等への対応について ①各課への要望が電話や直接あろうかと思いますが、年間どのくらいあるのか。また、今後のために町民と共にある役場を目指して頂くために、煩雑さを避けるために、アプリ等を導入してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。25番 本多勇也1.健康福祉行政について(町長) (1)新型コロナ感染による子供の感染急増について ①変異株による感染力の強いデルタ株が確認、報告され、10代、20代への感染が拡大し、集団感染を防ぐための対策が急務と考える。感染リスクが高い給食の配膳をどのように対策しているのか伺う。また、こども園の保育部の「オムツ交換」、「抱っこ」といった行為は感染リスクがあるが、保育従事者の対応はどうなっているのか伺う。 (2)学校でのマスク必須・黙食・窓開け・手洗いについて ①「食べる」「喋る」「集まる」場面はリスクが高いが、指導はどのようになっているのか伺う。 ②朝、学校に行く前の健康確認も大切なので、体調の異変を感じたら休むことに対する指導はどうなっているのか伺う。 ③「子どもをコロナから守る」意識が大切と考えるが町の考えを伺う。 2.防災行政について(町長) (1)地域の防災意識と安全への意識高揚について ①8月30日~9月5日まで「防災週間」。梅雨の豪雨により西日本を中心に線状降水帯の発生で広い地域で被害が出ている。命を守る行動を取るように「緊急安全確保」レベル5が発令された地域もあった。警戒レベルが発令された地域では安全・確実な早めの避難を、また、ハザードマップで災害リスクを知り避難場所・避難経路を確認し、正確な情報を知り得ることも大切だと考えます。高齢者はインターネットに不慣れなため、子供や孫が一緒に避難だけでなく、普段から利用する道路の安全確認と防災意識の向上を図り、実際に歩いてみて確認してはと思うが、いかがか。 (2)子供たちの目線で命や地域を守る防災教育について ①小学校の授業等で「防災マップ」を作成したり、学校での防災教育はどのように行っているか伺う。 ②学校と家庭、そして地域が連携し、災害弱者や子供たちと共通の防災意識を持つ大切さを考え、地域の防災力を高めてはどうか伺う。 3.教育行政について(町長) (1)「新聞を読んで見聞を広めよう」事業について ①新聞を活用し「見る」、「読解力」、「読む」ことにより、社会情勢を勉強し、想像力を養うことに役立て、日々の出来事に目を向けてもらいたいとの事だが、学校ではどのように利用するのか伺う。 (2)通学路の安全点検について ①千葉県で児童5人が死傷した悲惨な事故があった。本町でも通学路で子供たちを事故から守るため、安全対策・指導をどのようにしているか伺う。37番 鈴木正美1.土木行政について(町長) (1)道路補修等について ①ユーパル矢祭前から南の国道118号線に向かう町道が、近年の大型車通行等の影響で部分沈下が続き、雨による大きな水たまりや、隣接する用水路U字溝をも沈下させ圃場に流れ込んでいる可能性がある。早急な調査と対応について伺う。 ②蔵屋敷51付近の町道が湧き水等により路側が浸食されている。町長・町当局が現地を確認していると聞くが、紹介議員をつけて陳情を出せとはどういうことなのか伺う。 2.産業行政について(町長) (1)苗代金の補助内容について ①価格下落による稲作農家救済として、苗代の補助を今年度実施するとのことだが、実行内容はどのようなものか伺う。 (2)空き家バンクについて ①空き家バンクについては各町村が取り組んでおり、インターネット等で利用促進を図っている。本町の取組みを以前にも質問していたが未だに公開にすら至っていない。定着人口や交流人口を増やそうと推進する中にあたって、他の町村と本町は何が違うのか伺う。...