矢祭町議会 > 2016-12-14 >
12月14日-02号

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  1. 矢祭町議会 2016-12-14
    12月14日-02号


    取得元: 矢祭町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    平成28年 12月 定例会(第8回)          平成28年第8回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第2号)                  平成28年12月14日(水)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  青砥安彦君      2番  本多勇也君     3番  佐川正一郎君     4番  鈴木敏男君     5番  郡司浩子君      6番  緑川裕之君     7番  鈴木正美君      8番  菊池淳之君     9番  鈴木 一君     10番  藤田玄夫君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         古張 允君   副町長        大串 肇君  教育長        古張金一君   自立総務課長     菊池嘉宣君  町民福祉課長     寺島正一君   事業課長農業委員会事務局長                                高橋竜一君  教育課長       片野一也君   会計管理者      片野順子君  代表監査委員     鈴木邦美---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     石井公子    事務嘱託       菊池真由美 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(鈴木敏男君) ただいま出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(鈴木敏男君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(鈴木敏男君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 傍聴人の方々に申し上げます。 矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、携帯電話をお持ちの方は、携帯電話の電源をお切りになるかマナーモードに切りかえて、静粛を保ち傍聴されますようお願いいたします。 鈴木邦美代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。---------------------------------------一般質問 ○議長(鈴木敏男君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたら、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間制限の関係から簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いいたします。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。---------------------------------------青砥安彦君 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君、登壇願います。 持ち時間は80分ですので、11時20分までです。     〔1番 青砥安彦君登壇〕 ◆1番(青砥安彦君) おはようございます。 私、今度で3回目の一般質問になります。まだまだ1年生議員で大変緊張しております。本当にここに立つと身が引き締まる思いで、なかなか思ったことが発言できません。そんな中で、今回もまたトップバッターを切らせていただきます。事前に通告しました順序に従いまして質問させていただきます。 最初に、一般行政についてご質問します。 まず1つ、新年度予算編成についてです。現在、役場職員事務担当レベルで新年度の予算編成事務の積算をしている段階かなと思います。そうした中で町の施政方針重点施策についてお伺いします。 町長お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) ただいま議員おっしゃったとおり、来年度に向けてつい先日予算編成スタートをしたところでありまして、まだまだそうした基本方針以外は固まっておりませんけれども、来年度につきましても第5次総合計画にのっとりながら集中と選択、そうした意味合いのもとに町政を執行してまいりたいと。まず、ハード事業としては、先般からいろいろご協議をいただいております石井小学校跡地保健福祉センターと、それからケアハウスの建設、これが大きな事業になると思っております。 そして、またソフト事業といたしましては、社会人大学スタートを予定しておりまして、町民あるいは町外の方々から企業広告を出す方にしっかりと勉強をしていただきまして、矢祭町に定着できるような、そうした方向性を見出していただけるように運営をしてまいりたいと思っております。 矢祭町は、従来から子供の声が聞こえる町づくりキャッチコピーとして町政を進めておりまして、子供の出生率はほぼ横ばいから右肩上がりに推移しております。本年度は、昨年度の反動かなという気もしますけれども、少し出生率は落ちておりますけれども、来年またかなりの出生数が見込めるんではないか、高齢化社会を迎えて矢祭町が人口減少を食いとめるためには、やはり若い方々に子供さんをたくさん産んでいただいて、矢祭町の将来に備えていただけると、そういう施策が肝要かと思いますので、子育てサポート日本一を目指しながらしっかりと町政運営をしていきたいと、そういう思いで現在、来年度構想を練っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) わかりました。大方の方針なりが固まっているようなので、その実現に向けて努力をお願いしたいと思います。 それから、計画が今度2年度に入ります。初年度終わりました。終わりましたというか、まだ現在進行中ですけれども、それらの評価については、どういう感想を持っているかちょっとお話しいただければありがたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 初年度の計画につきましては、ほぼ予定どおりに執行できていると、そういうふうに思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。
    ◆1番(青砥安彦君) わかりました。 次の質問に移ります。 先ほども申し上げましたが、現在予算の積算中だということで予想していますが、その中で、私、町の補助金関係あります。単独の補助金ありますが、これの増額を要望したいんです。特に補助金といいましても各種いろいろありますが、農林水産業、商工業、文化、スポーツ、そういった団体への特にソフト事業への町単独の補助金の増です。各種団体に過去から補助金を出している経緯がありますが、年々予算が厳しいということで減らしてきております。かなり当初から見ると減っています。それと合わせるように各種団体の活動が低調になっているというようなイメージ、印象を持っています。これはやっぱり補助金を減らしている経過があらわれているような思いがします。いかがでしょうか、まず町長、感想なり考えをお伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 補助金につきましては、やはり町の単独財源でありますから、非常に町としては厳しい状況であろうと思います。今年度は交付税も予定どおりありましたけれども、来年度はかなりの減額になると、そういう予想をしております。 そしてまた、加えて、今年度SMCの為替差損によりまして1億6,000万円ほどの町税の減収が見込まれております。今回の予算にも計上しておりますけれども、そういうことで、来年につきましてもやはりかなり厳しい財政運営を余儀なくされると思いますので、来年度につきましても、各種の補助金現状どおりということでお願いしたいと思っております。 矢祭町は、独立独歩の町づくりを進める上で、平成15年に行財政の大改革をやりました。そのときから各種団体につきましては、自主運営自助努力でやっていただこうということで、かなり議員おっしゃるとおり補助金の減額はしております。それをずっと継続しておるということでありまして、そうしたものの効果もあって矢祭町の財政状況はかなりいい状況であると私は思っておりますけれども、将来に備えましてできる限り財政支出は控えてまいりたいと、そういうふうに思っておりますので、補助金につきましても現状維持をお願いしたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 町長おっしゃるとおり、過去からそういった経緯でやってきております。その小さな補助金ですが、その小さな補助金でさえ自主財源だということで削減してきているわけですけれども、仮にハード事業であると、例えば、今回建設しました小学校、これについての当初計画から見た倍の想定外のお金がかかっているわけです。莫大なお金を投じて学校をつくっていますが、そういったことから思えば一般町民、私自身でさえも小さな、町民が体を使ったり、頭を使って運動したりストレスを解消したりする場、そういった場、機会を、その補助金が減らすことによって失われているよ、やる気をなくしているような雰囲気があるんです。ですから、私は膨大な補助金を要求はしません。一割でも二割でもいいですから、少しでもいいからアップして、そういった団体の皆さんに元気になってもらいたい。先ほど町長言いましたけれども、元気な子供の声、私は前回の議会でも言いましたが、元気な町民の声を聞きたいんです。そういったことで、この町に生まれてよかったって、そういった町民づくりをしていきたいんです。そういう思いで今回この要望をしているわけですけれども、いかがでしょうか、もう一度、町長、前向きに検討していただけないでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 町民が元気をなくしているというお話でありますけれども、例えて言えばどういうことでありましょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 例えば、スポーツ団体です。町には体育協会という組織がありました。以前は、各種スポーツに団体、女性も男性もいろいろスポーツ、野球、ソフト、バレー、そのほかのスポーツに活発に運動していました。大会もいろいろありました。現在は、本当に静かになってしまいました。残念です。 例えばの話ですが、こういった例があります。どうでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 今の体育の話でありますけれども、人口の減少、高齢化とともに競技人口が減っていることは矢祭町だけではないと思います。全国的にそうした傾向あるんではないかと、補助金を少しふやしたから競技人口がふえるという、そういう予想は、私はしておりませんので、これからも現状の補助金の範囲内で活躍をお願いしたいと、各そうした団体があれば自助努力でお願いをしたいというふうに思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 今おっしゃいましたが、確かに少子高齢化が進んでいるし、団体活動も今はどちらかというと個別化されていると、それから運動に対しても考え方が昔と違って変わってきたという考え方ももちろんあるんですが、でも、やり方、指導の仕方、これは社会体育行政にもなりますけれども、そういったもののやり方なり、引っ張り方によっては幾らでも活発化するし、ああこういうおもしろいことがあったのか、ああストレス解消できたというような場があってもいいと思うんです。私はそういった積極的な行政をお願いしたいなと思って、今回この補助金要望しているわけですけれども、だめでしょうか。もう一度お願いいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 先ほど申し上げたとおりであります。自助努力で活動の場を見つけていただきたいと、そう思います。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) はい、わかりましたというか、わかりました。じゃ、これで終わります。 次の質問に移ります。 第5次矢祭町の総合計画についてです。矢祭町の総合計画スタートしました。それについての事業進捗と今後の見通しをお伺いしたいと思いましたが、前段の質問の中で一部触れておりますが、今後の見通しについてです。いかがでしょうか、今後の見通しとして、あと4年間残っておるというか、始まったばかりですけれども、4年間の見通し、どういうふうに考えているか、町長のほうからお願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 先ほども申し上げましたけれども、計画に沿って、着々と、粛々と実行してまいりたいと、そう思います。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 町の総合計画基本構想の中で、矢祭町の将来像ということで、一番のメーンというか、基本構想の中でうたっています。それをちょっと私見てきたんですけれども、ちょっと読ませていただきます。 矢祭町の将来像。人口減少少子高齢化社会が進む中、身体面の健康だけではなく、人々が生きがいを感じ、豊かな生活を送れる町づくりを推進し、恵まれた自然環境の中で夢を持って安心して子育てができ、高齢になっても元気に暮らせる社会を目指しますというような将来像で、この5年間の計画を立てているわけです。今お聞きになってどういう感想を持たれたでしょうか。ここにいる議員の皆さん、執行部の皆さん、何かちょっと現実が離れているような私はイメージを持ったんですが、町長、何回もすみませんがもう一度お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) ただいまいろいろ読み上げていただきましたけれども、違うというのはあなたの考えと、私の考えに差があるということであって、町民が夢も希望もなくなっているという、そういう問題ではないと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 町民がなくなっているとは言いません。矢祭が目指す5年後の将来像というのは、こういった社会をつくっていくんだということを目指すということで、ちゃんと言い切っているんです、この計画。この計画は勝手につくっているわけじゃありません。それに向かっていくんであれば、そういった前向きの姿勢、行政施策なりを打ち出して、どんどん町民に高齢になっても元気に暮らせる町をつくっていただきたいということですので、こういったことを繰り返しますが、前向きな行政施策をお願いしたいです。どうですか、町長。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 各種団体補助金をふやせば町民が生き生きとして元気になる。私はそうは思っておりません。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 私、今ここでは補助金だけではないです。補助金は前段の質問で伺いましたけれども、あれも一つの方法だと思います。そのほかにもいろいろあると思うんですが、そういった向きでお願いしているわけですけれども、そういう町長が思いであれば、とりあえず今回わかりました。 次の質問に移ります。 次は、福祉行政に関係する問題を質問させていただきます。その中で、一つ、敬老会です。今回、私、議員という立場で初めて敬老会のほうに案内をいただいて、出席いたしました。ところが、私のイメージはかなりの高齢者の皆さんが出席して、にぎやかな雰囲気なんだろうという予想をしてきたんですが、会場に入るとなぜか寂しい感じがしました。席もぽつぽつあいていて、ちょっと予想したのとはイメージが変わってしまいました。あの出席率というのは、ここ数年同じなんでしょうか。それをまずお伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長寺島正一君。 ◎町民福祉課長寺島正一君) 敬老会の出席率につきましては、例年、招待者の2割程度ということでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 案内した人の2割と、高齢者の中には病気がちの方、施設に入っている方もいると思いますけれども、仮に半分が元気に暮らしているということであっても、2割しか出席しないというのはどういう理由があるんでしょうか。何か執行部のほうで考えていることがあったらお知らせください。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長寺島正一君) ことしの敬老会、招待客は1,245名でございました。出席者の人数を数えているわけではありませんが、大体ことしは250人から300名程度の方がご出席なさったのかなというふうに思っております。これは、敬老会への出席者が少なくなったというのは本町だけではなくて、郡内はもとより全県的な問題として捉えております。 理由としましては、やはりまだまだ元気な高齢者がふえたことによりまして、高齢者というカテゴリーに入ることを嫌う方もいらっしゃいますし、あとは、価値観の多様化によりまして、敬老会というような場を好まない方もいらっしゃるということでございます。 町といたしましても、なるべく出席していただけるように今年度も公用車を利用しまして、ご希望の方については敬老会への送迎を行っておりました。ただ、送迎の際に、終わった後にお帰りになるときに、宴会終わってからにしてくれとか、お風呂入ってからにしてくれというような要望がございまして、議員御存じのように欠席者への記念品の配布を、敬老会が終わった後に町の職員が行っております。そういうのにも影響が出ますので、来年度以降はちょっと送迎はやめようかなと思っております。送迎も一部の地区に偏っておりまして、なかなか希望者が多くいないというのも現状でございます。ほかの町村の動向を見ますと、棚倉町さんでは抽せん会等のようなことをやっておりますので、本町も他町村の動向を見ながら、来年度以降どのような方法がいいか検討はしてまいりたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 担当課長から今お話聞きましたけれども、棚倉町の抽せん会というのは何ですか。もう一度お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長寺島正一君) 28年度の県内の敬老会実施状況を見ますと、棚倉町さんは、敬老会の際に表彰をしたり、アトラクション、あとお楽しみ抽せん会をやっているということでございます。 本町につきましては、式典と表彰と、あと芸能団体によりますアトラクションということでございます。ですから、他町村の動向等を見ながら、出席者がふえるような方法も今後検討していかなければならないのかなというふうには思っております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) わかりました。他町村でもいろいろなことを考えながら、高齢者の出席率を上げたいというような思いはどこも同じだと思うんです、やっぱり。矢祭町もやっぱり、こういうものだからしようがないということじゃなくて、前向きにやっぱりこれも考えていただきたいです。多くの皆さんに出席いただいて、町を挙げてお祝いをしてあげたいという思いを持ちました。 今回、この質問をさせていただいているんですが、そこで一つ私から提案があるんですが、敬老会で現在やっているアトラクション、プラスアルファでも結構です。もう一つ入れていただけないかなというふうに考えました。それは何かというと、お笑いの場を一つ設けてもらいたい。お笑いの場というか、笑ってもらえるようなアトラクションを一つ入れてもらえないかと。例えば、落語家とかそういった方に来てもらって出席者みんなに笑ってもらって、ストレスを解消して、ストレスということはないですけれども、笑うことは健康に非常にいいことなんです。そういう場が、敬老会に行くと、ああ今回おもしろかった、じゃ、来年もまた行こうと、来年は誰が来るのかなというような楽しみも出てくると思うんです。そういったことを、これも前向きに検討していただけないでしょうか。お願いします。 町長、どうですか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) そのお話といいますか、落語、漫才、以前もお話おばさんを招聘しまして、そうした催しはやっておりましたけれども、今と大した変わらない出席者だったかなと、数年続けたと思いますけれども効果がなかったということでやめております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 以前にやったということですけれども、もう少し著名のあるような方に招聘してもらって、来てもらってやってもらえばどうでしょうか。それによってはまた全然違うんじゃないかなと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 全国的に敬老会日程一緒ですから、かなり以前から予約しないとそうした方々はとれないのかなという気はしますけれども、今後の検討課題としてお聞きしておきたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) わかりました。今後の検討課題ということで、前向きに検討をお願いしたいと思います。 次の質問に移ります。 健康行政についてお伺いします。 町の健康づくりと触れ合いを目的としたウォーキング大会の開催をここで提案したいと。これについては、9月の定例議会でも質問させていただきました。町長からは、検討課題の一つとして受けとめたいというような答弁をいただいております。検討していただいたでしょうか、まず伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) このウォーキング大会、確かに健康維持の一つにはなると思いますけれども、年に1回か2回やっても町民全体の健康の押し上げには大した変化はないのかなと、現在は保健師、あるいは教育委員会、あるいは地域包括支援センター、そうしたところでウォーキング、あるいは健康体操、そうしたものをこまめにやっておりますから、そうしたものを充実したほうが町民の健康維持のためには非常にいいのかなという気はしております。そうした運動、どの程度の量をやっているのかは担当課のほうから説明させますが、年に1回、2回のものよりは、週1回、月何回かのそうした運動のほうが効果的にはあるのかなという気はしております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 確かに大会は年に1回ですが、そういうみんなで歩けるような場があることで、年に1回参加した人が、これはおもしろい、いいことを体験した。じゃ、来年も参加しよう。じゃ、これ少し歩いてみようかなというような刺激になるはずです。大会やって、最初から200人も300人もわっと集まってくるようなことであれば最高ですけれども、なかなか最初はいかないと思います。 でも、県内各地いろいろな大会やっています。ものすごい人が集まります。もちろんそれはその町だけじゃなくて、町外からも募集をかけますけれども、かなり定員が2,000人であっても締め切りするような人気なんです。それだけ運動効果があるし、やっている参加者、やっている経験をした人がいいんだということをわかってくれているんです。 矢祭町も以前はナイトハイキングなんていうのをやりました。ものすごい人が参加しました。深夜に大子から歩いてくる。それでもあれだけの多くの方々が歩いていました。今は時代が変わったからといえばそれまでですけれども、今、健康に関する興味はみんな持っているはずです。そういった場を町として企画していただければ、何かの刺激になって、それが芽生えてふえていくんじゃないかというような思いがするんですが、まして今当初予算の編成時期ですので、こういったことをひとつ前向きに企画していただけないでしょうか、もう一度お願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 確かに議員のおっしゃることもわかるんですけれども、それよりもこまめに少人数を何回も集めて、そして効果的な運動をしたほうがいいのかなという気はしております。教育委員会主催でやっているやつかな、担当課のほうから説明させます。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長片野一也君。 ◎教育課長片野一也君) 教育委員会の所管として実施している事業をざっと述べてみたいと思いますけれども、これに類似する大会といいますか、イベントといたしましては、平成26年度からハイキングを実施しております。定員120名で募集をかけておりますけれども、ほぼ定員どおりの参加者が集まって、盛会に開催されているという状況ございます。平成28年度で3回目の実施を図ったというところでございます。 さらに申し上げますけれども、そのほかのイベントとしては、冬季のスキー教室、それから初夏のさわやかサイクリング、それから師走のふれあい駅伝競走大会等々、町のほうとして実施しているスポーツイベントが現存するということでございますので、申し上げたいと思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) ただいま課長から話を聞きましたけれども、それらについては以前からやっているようなこともありますし、そういった場を設けることで、参加した人たちは満足していると思います。ですから、私はそういった場を企画して、町民に一人でも多く誘ってきてもらってきた結果、これはいいということで、繰り返しになりますが、芽生えてもらえればその効果は出てくると思います。 とにかく繰り返しますけれども、二足歩行する人間だけのこの運動機能、これを続けることは大変健康効果が高いです。私ももう20年近くやっています。おかげで健康です。私は、以前に大病しましたけれども、今は本当に健康です。それはなぜかというと、食生活もありますけれども、運動効果です。標準体重よりも低いです。歩いているからです。単純に歩くだけです。苦痛は何もありません。不思議と遅いリズムでジョギング、走ると300メートル、400メートル走っただけでもう息が切れてしまうんです。ところが、歩くのは5キロ、10キロ歩いても何でもないんです。本当に何の用具も必要ありません。ただ単純に歩くだけです。そんなに予算的にかかるものでもありませんので、本当に前向きに検討してください。いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 同じようなウォーキング、福祉課のほうでもいろいろやっております。福祉課のほうからも説明させます。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長寺島正一君) ウォーキングでございますけれども、ただいま町民福祉課のほうで、私のウォーキングコースということで、町民の皆様に募集をしているところでございます。身近な場所でウォーキングを楽しむための情報提供をしたいというふうに考えております。これについては、今、議員おっしゃるように、確かに毎日歩くことが健康の秘訣でございますので、毎日の運動の積み重ねが大事だというふうに感じております。この募集しましたウォーキングコースにつきましては、町のホームページや八溝山周辺地域定住自立圏推進協議会のポータルサイトにも載せたいというふうに考えております。 あと、介護予防事業のほうで年2回ほどウォーキングを行っているのと、さらには毎週運動教室を保健師のほうで行っております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) はい、わかりました。この質問はこれで終わります。 もう一つ、健康づくりですが、これも同じようなことになりますけれども、先ほども話しましたけれど、私は町民誰もがみんな元気な町をつくっていただきたい、そういう思いです。みんな全て共通してくることです。健康な町、健康な町民、これをつくるために、前向きにそういった健康福祉行政のほうを前向きに取り組んでいただきたいということでお願いしたいです。これ繰り返しになります。町長のお考え大体わかりますけれども、もう一度だけお願いします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) この高齢者に向けては、保健師のほうでスインピアで水の中でのウォーキング、そうしたものを進めておりますし、メタボ予防のための健康体操ですか、そうしたものをやっております。 なお、これからも充実させながら、そうしたものをやっていって、町民の健康はやはり最も大事な部分であります。国保税の高騰を抑えるにもやはり健康であってほしいと思っておりますから、議員の言うそのウォーキング大会もわかりますけれども、そうしたこまめな運動をしていただいて、町民が一人ずつ自覚を持ってもらえるような、そうした町政を進めていきたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) よろしくお願いします。 それと、そういった参加者の声を町民の皆さんにわかってもらうような場、知らせるようなことを考えてください、例えば、そういう人たちの感想なりを広報に載せるとか、IP告知で簡単に流してみて聞いてもらうような場でもいいですけれども、そういった場をつくってください。これ要望して終わります。 次の質問に移ります。 教育行政についてお伺いします。 矢祭町は、小学校の統合により子供たちはバス通学となりました。毎朝バス停で待機していますが、天候のいい日はいいんです。これから冬になりましたけれども、寒い日、雪の日があります。そういった子供たちが、バスが来るまで待っている時間というのは大変つらいものというか、大変だと思いますが、何か教育委員会で今後の対策を考えているか伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長。 ◎教育課長片野一也君) ただいまの質問でございますけれども、スクールバスについては定刻どおりに運行されているということでございまして、待ち時間もごくごくわずかでございます。また、児童の増減、それから分布状況によっては、停留所の場所も変わるということになりますので、乗降場所も変わってくるということで、現状においてこれ以上の対策は難しいと考えております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 現状のままだということですね。私、繰り返します、これも。雪が降っている、北風がびゅうびゅう吹いて、吹雪のような状態でも保護者はそこでつきっきりで待っている場合もあるし、私が心配するのはこれから、そういった場合に直接自分の車で学校まで送ってきちゃうんじゃないかということも予想されるんです。それがちょっと心配なんです。 仮にそういう風当たりの悪い、周りに何もないようなところで待機しているというか、スクールバスを待っているという場合、子供たちは非常に厳しいです。昔だったらこんなの当たり前かもしれませんけれども、今の子供たちには厳しいと思います。そういった対策なり、それから、私心配しているような、保護者が直接送ってくる。我が子だけであればいいんですが、中には、一緒にそこから乗る子供たちも一緒に、じゃ、一緒に行くんだから乗せていくからといって直接行ったりするようなことが出てきてしまうんじゃないかと、ちょっと過剰な心配をしているわけですけれども、いかがでしょうか、こういったこと。教育委員会では心配していたでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長。 ◎教育課長片野一也君) スクールバスについては、利便性もありますけれども、何よりも子供たちの安全性を最重要視しているということでございます。今、議員のほうで保護者が雨の日、荒天の日に直接送ってしまうんじゃないかと、これは予想されないわけじゃありませんけれども、保護者のモラルに訴えていくしか、これは方法がないと思います。スクールバスの乗降場所については、ただ単に近いところだけじゃなくて、安全性を考えて、十分そこに配慮して決定をして、子供たちも以前の話かもしれませんけれども、多少の雨風に関しては季節感も感じていただきながら、耐えるとかそういう思いも子供たちに養わせるということは非常に大切なことだと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 耐える思い、本当にそれはわかるんです。でも今どきですから、今どきだから、そういった保護者のモラルに訴えるといっても、やっぱり出てきそうな気がしてしようがないんです。それが一人やると次から次へと波及していくという心配をしているわけですけれども、であれば徹底的にという表現をしてはちょっときついかもしれませんけれども、保護者にそういったことをきちっと訴えてください。伝えてください。絶対にそういうことはしないでくださいというふうなことで、この矢祭小学校の登下校の運営をしていただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育課長。 ◎教育課長片野一也君) これは保護者のモラルに訴えるということを継続していく、これがことしの開校からスクールバス運行されているわけでして、それまでも原則スクールバス利用の子供たちについては、保護者の送迎はしないようにということを強く訴えてきております。それで、これまでにトラブルが発生したという話は聞いてはおりません。ですから、これからも引き続き、今議員のおっしゃるようなことがないように、さらに強く保護者のほうには訴えてまいりたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) そのようにお願いいたします。 次の質問に移ります。 福島県は、虫歯の対策としてフッ素洗口を学校現場に導入するように求めているようです。しかし、その判断は市町村と教育委員会に委ねられているというふうに聞いています。矢祭町はどういう対応をするのかお伺いします。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長、古張金一君。 ◎教育長(古張金一君) フッ化物洗口については、教育委員会は東白川歯科医の主催する研修会に教育委員、それから養護教諭が参加いたしまして、県の虫歯の状況等々とフッ化物洗口に係る研修をしてきたところでございます。その中では、フッ化物によって酸に強い歯にする、そういうことが今までの取り組みの中では弱かったのではないかというふうなことを認識してきております。フッ化物洗口が虫歯全てを防ぐということにはなりませんが、研修の中でも歯磨き、それから適切な甘味の摂取、いわゆる食事、それから当然強い歯、いわゆるフッ化物洗口による歯の質を高めていく、そういうことが虫歯予防にもつながっていく、そういうことを強調された研修会でありました。 フッ化物洗口については、町といたしましても今まで取り組みがなかったものでありますので、虫歯の予防には有効であるということは町内の歯科医師からも指摘をされているというところでございますので、虫歯を少なくするということについては有効な手段であるというふうに考えております。実際、こども園でも9月からは年長児と年中児の虫歯予防のためにフッ化物による洗口を週2回程度実施しているということでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) こども園のほうで実施している。小学校はどうですか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長。 ◎教育長(古張金一君) 現在小学校のほうでは町民福祉課のほうと協議をして、校長のほうに聞き取りをして、現在検討中で実施には至っていないところです。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 今お話聞きましたけれども、こども園で週2回実施しているということで、ちょっと私心配になりました。私、ちょっと調べたところでは、フッ素洗口液、液体でもぐもぐうがいをするんですが、あれは医薬品です。そして、成分を見るとフッ化ナトリウムという毒物なんです。工業用の試薬として製造しているメーカーは、フッ素洗口で何が起きても責任を持たないという注意書きで断言しています。子供ですから、幾ら薄めた液でも、それを間違って飲み込んだり、やってしまいます。体の健康を害します。そういった事故が国内では結構発生しているようです。私は、それは矢祭町に限らず本当は福島県にもやめていただきたいんですが、福島県は県では責任を持ちません。市町村に委ねますということで言っているわけです。市町村がどういう判断をしたかというと、今お話聞いたようなこども園でもう既に実施しているというようなことで、とても心配です。確かに歯科医師から医療行為になるんです。歯科医師の指導のもとにやるんであればいいんですが、ただ学校の先生なり、保育士からやりなさいと、虫歯減っていいですよというようなことでやってもらうのは、非常に私は危険を感じます。やめていただきたいと思います。 教育の場では、虫歯予防は歯磨きをすること、食べ物に注意をしてくださいと、そういった指導をする場だと思うんです。そこでフッ素洗口が口でもぐもぐやれば虫歯がなくなるとか、減るとか、丈夫になるとか、そういうことを教える場ではないと思います。あくまで教育の場です。逆に考えちゃうと、子供たちは歯磨きをしなくてもフッ素洗口をしていれば虫歯にならないんだというような安易な考えに陥ってしまうような心配があります。どうですか、教育長。私はやめてほしいんです。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長。 ◎教育長(古張金一君) 確かにフッ化物については、皆さん御存じない部分があって不安があるということでございます。フッ化物については、自然界に存在するものです。通常野菜とかからも摂取される。わずかな量であるということでございます。 今回は、まず保護者に説明会を開催し、それから歯科医師から説明を行って、それから希望者を募って、それから医師の指示書、歯科医師の指示書に従って実際にフッ化物による洗口を行っているところでございます。1人5ミリグラム、5ミリリットルですか、5ミリリットルというと小さじ1杯程度、それを口に含んでぶくぶくうがいをするということでございます。全員です。今のところする子供については年長児、それから年中児、全員が希望をして行っているということです。 県のほうの健康増進課の説明でも、だからそれを間違って1回飲み込んでしまっても健康に害はないというような判断をしていることを聞いております。当然、間違った量を飲めばそういうことになりますが、現在行っている状況の中では、歯科医師の指示書どおりに行っておるところでございますので、実際に40人分を一遍に飲むようなことが起これば、それは非常にいろんな症状が出てくるものと考えますが、そういうことはあり得ないという状況であるということで、特に当然、歯磨きはとても重要であります。さらに食事、それから歯の質を高めるということで、この3つのバランスをとることによって、虫歯を少なくしていく、そういうことが非常に大切なのかなというふうには考えております。もちろん強制的にやるということではなく、希望者を募ってやるということで、全体でやることによっていわゆる家庭の状況の格差による虫歯状況を防げる部分もあるのかなというふうには考えているところでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) わかりましたが、学校現場の先生方の指導なり対応は、どういう感想なり、要望、意見なんかあったらばお聞かせください。何も現場から声は上がってきていませんか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長。 ◎教育長(古張金一君) まだ今のところ現場からの声は上がってきておりませんが、なかなか週2回といってもほかの行事で行われたりして、当然、週2回実施できない。週1回の場合もあるということでございます。保健師が薬剤を持っていって、養護教諭がそのメモリに従って調合してやっているということで、現在のところそれに対する苦情等は聞いておりません。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。 ◆1番(青砥安彦君) 今後、小学校なり導入するのであれば、必ず保護者から同意を得た上で、それと歯科医師の指導のもとで行ってください。やるのであれば。どうしても導入するのであればそういうことを約束してください。どうでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 教育長。 ◎教育長(古張金一君) 小学校への導入については、先生方についても不安があるということでございますので、来年、山村開発センターで歯科医師、それから県のほうの担当者を招いて説明会を開く予定だというふうに聞いておりますので、ぜひそちらのほうにも参加いただければと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 青砥安彦君。
    ◆1番(青砥安彦君) わかりました。じゃ、私の質問はこれで終わります。 ありがとうございました。 ○議長(鈴木敏男君) 1番、青砥安彦君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時とします。 △休憩 午前10時51分 △再開 午前10時59分 ○議長(鈴木敏男君) 再開します。--------------------------------------- △鈴木一君 ○議長(鈴木敏男君) 9番、鈴木一君登壇願います。 持ち時間は30分ですので、11時30分までです。     〔9番 鈴木 一君登壇〕 ◆9番(鈴木一君) 9番の鈴木です。ちょっと風邪も引いておりまして喉がちょっと痛いものですから、声が余り出ないかもしれませんが、よろしく30分おつき合いのほどよろしくお願いいたします。 通告順序に従いまして質問させていただきます。 町長は、常に地域の環境整備とあわせて、安心・安全な町づくりを念頭に置いて町政執行に当たっておられます。このことから、交通事故防止並びに環境整備のための建設行政について質問させていただきます。 まず初めに、町道の整備であります。矢祭中学校の北側にあります加羅沢・太子沢線から東慶寺線へ行く道路であります。この道路の沿線には、昨年と今年に新築された家が3軒ほどあります。周りには、全部合わせますと、1軒が空き屋でございますから12軒、現在あります。車で通り抜けできますので、利用する車も多くなっております。のり面がある上で道路東側に小さな側溝がありますが、側溝にふたがかかっていないせいか、道路幅も狭く感じられますが、ふたのかかる側溝にしまして、のり面をとれば車両交差ができると思います。そしてまた、道路幅が5メートルはとれるかなと私は思っているところであります。 現在は、砂利道でありまして、砕石は敷いてありますが凹凸もあります。この道路は中学校も近いためか、生徒たちも部活活動にも利用されておりますし、生徒たちの安全を考えるためにもふたのかかる側溝と舗装の整備が必要と思いますが、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) ただいま議員のおっしゃる道路でありますけれども、これは平成15年だったと思いますけれども、中学校の父兄などからの陳情がありまして、国道を通って町営グラウンドへ行くのは非常に危険なので、あの辺へ近道できるように歩道でもいいから道路をつくっていただけないかというお話がありまして、前町長時代でありますけれども、現在の道路ができております。 今、議員がおっしゃったように、近年住宅地として活用される向きがあるようでありまして、非常に農振もかかっておりませんし、有望な土地ではあると思いますけれども、町道の認定もまだしておりません。これから住宅地として開発されるであろうという予想は十分できますから、その他の町道との整合性も考えながら、町道認定を行ってからそうした事業に着手できるのかなという気がしております。とりあえず、現在のままで使用していただいて、当時はあそこを車が通るということは余り想定していなかった道路でありまして、宅地化が進んで初めてああした交通の量がふえたということでありますので、今後、町道全体の見直しを行う中で、あの道路も検討してまいりたいと、そういうふうに思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) 今、答弁をいただきましたけれども、私の考えも少ししゃべらせていただきまして、今、町長が言ったとおり、この先考えられますのは、住宅地になる場所でもあります。生活環境にも適しているというか、よいところであると思います。リオンドールだのコメリだのができていまして。そして、今現在、里山再生事業補助金を利用しまして、第2の花見山を目指して事業展開しているようでございますし、そのためにも、排水路的な役目がある側溝の整備が必要かなと思いました。欲を言えば、加羅沢・太子沢線にかかる橋梁、橋と道路の拡幅できれば今まで以上によくなるのかなと私は思っておりますので、その辺のことを考えていただいて執行していただければありがたいなと思っておりますが、その辺はいかがでございますか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 議員おっしゃるとおり里山開発期成同盟会ですか、里山が現在進行中でありまして、近い将来には福島の花見山、矢祭の花見山になる可能性もあるのかなという気がしております。数町歩に及ぶ開発を予定しているようでありまして、地域のボランティアの皆さんに敬意を表したいと思います。そうしたことで、あそこの交通量もふえるのは当然予想されるわけでありますから、ただいま議員がおっしゃった加羅沢にかかる橋なども非常に鋭角で使いにくい橋であることは承知しておりますけれども、何せ橋につきましては金のかかることでありますので、先ほど申し上げましたように、町道の認定を行った後に対策を考えていきたいと、そういうふうに思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) 認定されまして、町道になれれば何とか開発できるのかなと、町長のお話もそのような考えでいいんですか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 町道につきましては、認定いたしましても優先順位がいろいろありますから、議員のおっしゃるとおり、認定したらすぐできるというものではないと思いますけれども、町内全体を考えながら開発していきたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) あと一つありましたので、現在、舘本地区の排水路も水郡線をまたぐ鉄橋ですか、全く小さな鉄橋でありまして、狭くて、台風やゲリラ豪雨がありますと飲み切れなくて、水路の上をかなりの水が出てしまうのでございまして、そういうためにも、今言った道路から、東慶寺線から矢沢側までですか、ある程度大きな側溝を入れていただければ、少しは洪水の緩和も防げるのかなと思ったものですから、このこともつけ加えてお願いしたいなという考えをしておりますが、その辺はどうでございますか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 排水につきましては、これから住宅地等もふえる可能性がありますので、担当のほうでよく現地を見られて検討したいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) よろしく検討いただいて、実現するようよろしくお願いいたします。 次の質問に入らせていただきます。 橋梁の長寿命化と耐震化についてでございます。第5次総合計画の中でもうたっておりまして、町道、橋梁は現在73の橋があるということであります。このうち建設後50年を経過する橋梁は14%あると、これから20年後には80%に増加してしまうということでございます。修繕やかけかえに要する費用が増大するおそれがありますし、道路交通安全性を確保するためにも計画的かつ予防的な対応に転ずる必要があります。そして、橋梁の早期改修によりコスト削減を図りながら、老朽化した橋梁について長寿命化修繕計画に基づいて修繕を行いますと第5次計画の中でうたっておりますので、その中で町道桃の木・滝ノ沢線の中にある東橋であります。これは、昭和38年3月に竣工いたしまして50年以上たっております。この橋の欄干の鉄の部分は塗装が塗られてありまして、きれいになっているようであります。道路の部分のコンクリが亀甲状にクラック、ひび割れが入っていまして、強度的にどうなのか心配をするところであります。また、橋桁、橋梁の耐震的にはどうなっているのかを町の考えをお伺いいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) ただいまご質問のありました東橋についてですが、平成23年に橋梁調査のほうを一斉に実施した際に確認しておりますが、あくまで舗装部分に関しての亀裂が認められておりますが、構造的な影響のある状態ではないというふうに判断されているところでございます。表面の亀裂につきましては、走行性の問題もございますので、モルタル注入等々で補修等を行っておりますが、まだちょっと手の回っていないところもございますので、それについても、順次走行性の観点から修繕を行っていきたいというふうに考えております。 また、あわせてご質問のありました耐震性ということでございます。これについては、50年前の設計ということですので、当時そういった耐震基準等々が現在の大震災、そういったものに見合うものがあったわけではございませんので、大震災規模のものに耐えられますというようなことはちょっと言い切れないという状況ではございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) 今、答弁いただきました。東橋の結果は、この長寿命化計画というんですか、それに書いてありましたので一応見ておりますが、東橋ばっかりでなくて4橋が定期診断の結果を見ると、平成24年度に実施されております。橋梁全体の判定区分というのが4つ、3相当のやつが4点あります。早期処置段階。状態は、構造物の機能に支障が生じる可能性がありであります。早期処置を講ずる状態と診断されております。ですから、できれば早く診断のとおりに早く支障がないように早く工事をすれば、またかなりの寿命が延びるのではないかと、この計画書の中にも書いてありますので、できればその辺を考えていただければ幸いかなと思いますが、町長どうですか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長。 ◎町長(古張允君) 東橋、50年経過しております。私もまだ若いときだったんでありますけれども、あの橋の橋桁をつくる工事を堤防を利用してつくっていたのを記憶しております。50年経過しても橋本体には今のところ何ら問題はないということでありますけれども、課長が答弁しましたように、これからもメンテナンスを加えながら、できる限り長い寿命が保てるようにしていきたいと思います。私も毎日あそこを通っておりますので、表面の亀裂等は十分承知しておりまして、担当課へも話はしているんですけれども、なかなか手が回らないということでありますけれども、5年半前の東日本大震災、あの地震でびくともしなかったということでありますので、これからそれが立て続けに来ればどうかなという気はしますけれども、当分は躯体そのものはもつんではないかと、表面のコンクリのひび割れ等を補修しながら、できる限り長寿命化を図っていきたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) そうですね。この前ちょこっと私も見てきておりますが、橋桁の部分が1スパンとすると、滝ノ沢から1つ、2つ、2つ目までがちょっとひどい状態であろうと私は見てきました。かなり亀割り状態になっているみたいで、それは多分地震のときになったのかはちょっとわかりませんが、地震があってからそれ以来橋梁のほうは手はつけていないんですよね。確かに。課長。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 橋梁点検全体の話もございましたので、含めて答弁させていただきますが、東橋に関しては、まだ手をつけていないということで、先ほど申し上げたモルタル部分の部分修繕にとどまっているということでございます。橋梁に関して、議員も長寿命化計画のほうはごらんになったのかなと推測しておりますが、確かに全てそのとおり直せればそれにこしたことはないんですが、なかなか予算も莫大になってくるということで、現在、黒助橋のほうを補助金も使いながら修繕をしております。第5次総合計画の中でも4橋上げておりますが、できるだけ早く予算を確保して、安全性を保てるようにというのは、これは国の方針でもございますので、その辺は粛々と進めていきたいということでご理解賜れればと思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) 今、課長さんが言われたように、橋梁は一応交付金が出るのでありますか。町道の橋梁の場合。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 直せば簡単に出るということではなく、やはりこちらもすべきことをしないと国もお金くれないということで、いろいろと体制整備含めて頑張っているところでございまして、幸い黒助橋については補助金のほうもいただいて、補助金というか交付金ですね。交付金のほうを充てることができておりますので、このほかの橋についてもできるだけこういったお金を使えるように、国と県と協議しながら進めていきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) 今、これ黒助橋は補助金やったというの、どの辺やったんですか。今年10月11日に参議院本会議で可決され成立した第2次補正予算社会資本整備総合交付金の中の橋梁の長寿命化と耐震化の対策の推進というところに交付金が入っているんですが、福島県の中で9億6,800万円で、大体県を混ぜて52件分ですか、矢祭町に来ると1,000万円か、1,500万円ぐらいしかならないのかなと私は勘ぐってはいたんですが、その辺はどうですか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) すいません。今期の額ちょっと手元に正確には持っておりませんが、一応、2分の1強が率としてはその程度いただけるということですので、大体工事費の2分の1ですので、2,500万とか2,000万とか、そのぐらいになってくるかなというふうに思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) ありがとうございます。そういうことでありますので、できるだけ交付金を使いながら橋梁を早く直していただきたいと思います。町長、よろしくお願いいたします。 次に、最後の質問になってしまいました。 放射線監視装置、モニタリングポストについてでございます。 平成23年3月11日に起きました東日本大震災から5年9カ月がたちまして、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、炉心溶融、メルトダウンも進み、まだまだ収束がつかめない状態でありますので、放射線の不安もまだ残っておりますし、風評被害もまだ払拭されておりません。それに1号機、2号機、3号機の原子炉の中には溶融燃料、燃料デブリがありますから、何らかの原因で冷却停止しますと放射物質の拡散が懸念されますので、まだまだ安心はできないと私は思っておるところであります。 それで、9月の定例会ですか、9月ですか、除染状況重点調査解除になりましたが、今後、放射線監視装置、モニタリングポストはどのようにこれから扱われていくのか、町の考えを伺います。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長寺島正一君) モニタリングポストでございますけれども、平成23年に文部科学省が町内19カ所に設置しております。これは、放射能空間線量を測定しまして、リアルタイムで10分ごとに原子力規制委員会のホームページで確認できるようになっております。今、議員ご指摘のように、汚染状況重点調査地域がことしの9月18日に解除になりましたけれども、モニタリングポストの設置は現在のまま設置していく予定で、撤去の予定はございません。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) 撤去しないということで、ありがとうございます。 新聞などを見ますと、3号機の注水が1時間とまったり、2、3号機のプールが、冷却機能が6時間以上もとまったりしておりますので、またこれからも人為的なミスが何かあるかもしれませんので、モニタリングポストはまだまだあったほうがいいと思いますので、検討していただきたいと思います。町に大きな監視装置は矢祭町役場にも1つありまして、健康ふれあいセンターですか、仲町、あそこにもでかい、結構ついているやつだと思います。あとは矢祭山に、駐車場に1つある。それは直結に行っているやつなんですか。モニタリングポスト。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長寺島正一君) モニタリングポストは、各公民館、集会場、小学校、中学校、役場等に19カ所設置されております。これは先ほどもお答えしましたけれども、10分ごとに測定をしまして原子力規制委員会のホームページのほうに送信されております。管理は、原子力規制庁の福島県放射線監視室というところで管理をしております。 以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木一君。 ◆9番(鈴木一君) ありがとうございます。 ホームページを見ていなかったものですから、すいません。 安全が本当に大事でありますので、県議会でもいろいろ新聞には載っておりましたが、本当に重大な問題になりますので、福島県にとっては、これからも監視体制をよろしくお願いをしまして、私の質問を終わります。 ○議長(鈴木敏男君) 9番、鈴木一君の一般質問を終わります。---------------------------------------鈴木正美君 ○議長(鈴木敏男君) 次に、7番、鈴木正美君登壇願います。 持ち時間は80分ですが、お昼がまたがりますので12時20分になりましたら暫時休憩いたします。よろしくお願いします。     〔7番 鈴木正美君登壇〕 ◆7番(鈴木正美君) 7番、鈴木正美でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 通告順に従いまして質問させていただきますが、初めに、一般行政についてお伺いをいたします。 IP電話及び町のホームページの情報発信についてをお伺いしたいと思いますが、今般、町民のほうより私のほうにも何件か、今回の台風あるいは地震の際の情報発信が出ておらないのではないかというような話を賜っております。町外に目をやりますと、隣町のほうでは防災無線等々が入っておりますので、屋外にいてもそういった情報発信の情報が受けられるという状況にございます。 当町におきましては、IP電話という手法を使っておりますが、これは屋内の情報媒体ということでございますので、そういった関係で耳に入らなかった可能性もあるのかなというふうに考えております。前段での町民からの質問の内容ですが、この被害の予想検知状況といいますか、こういった安全対策からの情報発信はどのような場合に行っておりますでしょうか。町長あるいは担当部署のほうでお答えをお願いいたします。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長寺島正一君。 ◎町民福祉課長寺島正一君) IP告知端末でございますけれども、まず気象情報につきましては、総務省消防庁の全国瞬時警報システム、いわゆるJ-ALERTに接続されておりまして、竜巻情報等ではよく流れるんですけれども、異常警報が発生した場合、気象庁が消防庁に流しまして、消防庁からJ-ALERTを通じて直接IP告知端末のほうに接続されております。そのほかに、12月7日に起きました火災の情報とかは流しております。今、議員ご指摘の今回の地震等については流されていなかったと思いますので、今後、住民に知らせるべきものにつきましては、IP告知端末を利用しまして広く告知をしたいと思っております。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。 町民のほうの不安払拭という意味もございますので、火災、その他、住民に危険の及ぶ予見、予知があった場合にはぜひ細かにIP端末を通じて、ひとつ告知をお願いしたいなということでお願いをしたいと思います。 もう一つのほうのホームページのほうでございます。実はこのホームページ、町のを見てみますと、トップページの中で、町の概要がちょっと情報の発信が足りないのではないのかなという感じが私いたしております。と申しますのは、町外の方から矢祭町どういう町なんですかというふうに聞かれた場合、やっぱりこういう時代ですから、特に若い方を中心にホームページで検索という手法がとられると思うんです。その場合に、ホームページのトップページあるいは検索ページを進める中で、町の情報が事細かに出ていることは、これは町にとっても大事なことだろうと考えているんです。そういったことから、残念ながら当町のホームページ、住民の数が知らされておらなかったり、いろんな統計資料が出ておらないんです。そういう関係から私も聞かれた場合に困りますので、実は前般、課の担当の方にお尋ねをして、自分なりに持ってはおりますが、こういったことはやはり公の場でやはりきちんと示されるべきだろうと思いますので、これは担当課のほうでしょうから、総務課長にこの件について見解をお尋ねしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長菊池嘉宣君。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますけれども、議員のおっしゃるように、現在そういった統計の情報が不足しているということについては、私も確認してそのとおりだと思っております。今後につきましては、町の概要、人口、世帯など統計情報の掲載に今後努めまして、充実を図りたいというふうに考えております。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。町民福祉課、総務課ともにひとつ情報伝達の方法、再度検討いただいてよろしくお願い申し上げます。 次の質問に移らさせていただきます。 福祉行政について。この中で今年度実施をいたしました買い物支援事業についてお尋ねをしたいと思います。この内容、実は私が議員になる以前から事業計画をなされていたというような状況でありまして、その流れについても含めて確認をさせていただきたいと存じます。 まず初めに、この買い物支援の施設整備事業、この費用を含む総事業費が幾らぐらいかかったのかをお尋ねしたいと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長高橋竜一君。 ◎事業課長高橋竜一君) 今回、買い物支援事業、名称としては地域見守りふれあい拠点事業という名称でスタートさせていただきましたが、これについては平成26年度の交付金を使いまして、1,600万程度の額がかかっております。それに加えまして、推進費としまして300万を別途予算化、これは町民福祉課のほうでございますが、しているという状況でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 町民福祉課のほうの300万の予算、これは今年度の計画の中で立案、実施されているものだと思いますので、これは了解をしております。 非常に多額の金額をこの施設整備に費やしているということでありますので、これは国・県からの補助金を使っての事業ですか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) こちらについては国の交付金、これが100%ということでございます。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) これは何という交付金が使われておりますか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 交付金の名称でございますが、地域住民生活等緊急支援交付金ということで予算計上しております。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) この交付金総額とこの交付金の内訳はどのような金額になっておりますか。金額は結構です。この交付金がどういった事業に使用されたか、その内容をお聞かせください。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますが、これの使用の内訳としましては、プレミアム商品券の部分、それから拠点整備事業、総合戦略計画の策定、以上でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。 先ほど事業課長が、この事業費は国からの補助金で平成26年度のものだというようなつながりの回答をいただいておりますが、そうしますとこれ28年度の実施ということは、27年から28年に2年間ぐらい繰り越されたということですか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) ただいま26年度の予算と申し上げましたが、正確には平成26年の補正予算ということでございまして、こちらのほうは平成27年1月から2月にかけて国のほうでも予算化されたということで、これを平成27年度に繰り越して執行するというような流れで進められていました。先ほどの1,600万、拠点整備に関しましては平成27年度中の整備ということで、予算に関しては27年度に完了したということになっております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 中身についてお尋ねをいたしますが、この買い物支援ということに今回絞っておりますので、この買い物支援事業のハードとソフトにもし分類するとしたら、これの大枠の金額はどのような割合になっておりますか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) ハードとソフト、この切り分けにつきましては、国の要綱に基づいて行っておりますが、全体事業費のうちの2分の1以内がハードになるようにという、もともとそういうルールになっておりましたので、おおよそ1対1ということで、800万弱がハード事業、800万強がソフト事業というような割合になっております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) そうしますと、約800万のハード、それから約800万前後のソフト、これらを使用して今回事業がスタートしたということですが、現状は、私の耳に入ってきておりますのは、この事業の利用率が甚だ低調だと、利用者一人しかいないんじゃないかというような話が入ってきております。かかる費用をかけて、民間の場合ですとよく費用対効果とか申しますが、これが公共事業だから何でもいいんだということではまずないんだと思うんです。この辺の利用者の進捗状況といいますか、事業の進みぐあいの内容はいかがになっておりますか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) まず費用対効果というご指摘については当然そのとおりでございまして、現時点ではまだ少ないということでございますが、長期的に必要な施策ということで、これについては長期的に判断していきたいというふうに考えておりますが、現在地域見守りふれあい拠点事業という全体のスキームのうち、買い物支援、特に買い物弱者というような言われ方をされます独居世帯であったり、老々世帯、こちらに対するサービスのほうがようやくスタートしたというような状況で、こちらについてはまだまだこれからヒアリングなんかも行いましたが、今すぐではないが今後必要になるかもしれないというような弱い事業であるということは確かということでございますので、今後につきましては、そこに今回のふれあい拠点事業につきましては地産地消の観点を入れて、ぜひこういった地元のものをそういった買い物弱者に届けると同時に、一般の方にも広く使っていただきたい。そのための先行投資というふうに考えておりますので、まだまだ事業化に少し時間がかかっているのはそのとおりでございますが、行政需要として必要なものに対する支出と考えておりますので、結果の出るように進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 私もこの事業については、議会が全員で賛同した事業ですので、今この時点で結果を云々ということではないんだと思うんです。今、事業課長がおっしゃったように、今後どうするかという観点がむしろ大事なんだろうなというふうに考えております。そこに立ちますと、じゃ、スタートした時点で事業課がこれをスタートして、途中からスイッチバックしたように、町民福祉課のほうにこの事業が、福祉関連とかぶさって事業が進行されていると、これ町民福祉課にお尋ねしたいんですが、その現場でこの事業を今まで携わってきた。そういう中で、現実は低調であるというものがあるわけです。現場で統括している課長としては、この事業の今のその低調な理由というのは、どういうものかお感じになっていますか。 ○議長(鈴木敏男君) 町民福祉課長。 ◎町民福祉課長寺島正一君) 今、高橋事業課長も答弁いたしましたけれども、今年度の9月から買い物支援事業がスタートしているわけですけれども、当初は独居世帯向けということで、9月に始まる前にいわゆるアンケート調査を行っているところでございます。やはりアンケート調査を行ったときに、やはり買い物に自分で行っているという方が約半分まだいらっしゃると、さらには家族に連れていってもらうという方も20%おりまして、議員おっしゃるように現在の利用は低迷しているのは現状でございますけれども、今後、老々世帯、約200世帯ぐらい本町にはあるんですけれども、その老々世帯を対象に事業の拡大を図ってまいりたいというふうに考えております。やはりこれ、買い物弱者への福祉サービスということでございますので、やはり黒字経営化というのは、これは望めないものだというふうに考えておりますけれども、多額の補助金、交付金等を投入しておりますので、事業の拡大に努めてまいりたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) そのお考えの方向で、具体的な要望をしておきたいんですが、やはり、今、担当課長お二人がおっしゃったように、今後の取り組みを具体的にどう進めるかというのをきちんと精査しながらやっていただきたい。私が感じているのは、この事業が余りにも国・県の補助金があった、来た、事を性急に進めてしまって、中身の計画性が薄かったのが一つの今回の要因ではないのかなと思っているんですね。 だから、補助事業をいただくというのは、確かにタイムリーに申請をしないともらえないということもあると思うので、決してそれ自体をどうのこうの言う気はないんですが、ただ、もらった事業に対して、きちんとやっぱり計画性、その実行の中でもうちょっと煮詰めをしっかりとやっていただかないといけないなと、そんな気がしているんです。 あとは、一部の人の話ではなくて、もうちょっと裾野を広くいろんな話を聞いていただけないかな。先ほど青砥議員や何やらのあの話もありましたが、いろんな声があることも事実ですから、自分たちの考えに沿った人ばかりの集合体の話だけではなくて、広く裾野を広げていろんな方の意見を吸い上げた中で、今後の反省材料に生かしていただけないかなと、私、多分議員のほうも一生懸命これはバックアップすると思うんです。ですから、今後新しい地場産品の届け出も含めてということで考えていらっしゃるならば、その中でしっかりと今後の方向性を見つめて、議論を中心にどうか内容の濃いものに仕上げていただきたい。 そこで事業課長に伺いますが、新たなものを付加するという場合に、予算は発生しないんですか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) ただいまのご質問でございますが、確かに買い物弱者支援と地産地消の複合的な施策ということで、町民福祉課と事業課で連携して進めるということでスタートしたとこでございますが、かえってそのことがわかりにくかったのかなということで、関係者として、現在町、社協、そして商工会、三者交えて話をしましたが、正直申し上げますと皆さんの理解が一つにまとまるのに大分時間がかかったというところは正直ございます。ただ、最近ようやくそういったところについても理解を得てきたところでございまして、その中でもう少し巻き込む人をふやそうという話も出てきておりますので、そういった方向で検討したいと。 そのときに予算がかかるんじゃないかというご質問でございますが、それについては確かに予算獲得したいということがございますので、ほかに補助金、交付金がないかというのも正直申し上げますと探しているところでございます。単費で出すということに安易に考えるんではなく、そういった我々の考えている方向性というものがマッチする交付金も国のほうであるというふうにわかってきましたので、それを活用することで裾野のほうを広げながらより充実した事業にしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。 いわゆる単費のほうは300万の持ち出しを決定しておるわけですから、その前段、この事業をやる中でも賛否両論は実際はあったんです。ただ、あったけれどもそれは話し合いですから、話し合いの結果、ゴーということになったので、その単費についても私はある一定の理解は示しておるんです。ただ、これがうまくいかないからという理由で、また単費からの持ち出しが出るというのは、これは甚だちょっと方向性がおかしくなってくるような気がいたしますので、もしかかることを解消しようとして今後新たな角度を付加するのであれば、やはり今、課長のおっしゃったように、国・県の補助金を何らかのを見つけて、できるだけ町の単費負担にならないような方向でやっていただけないかなというのが希望なんですが、そういう路線で今進むということでよろしいんでしょうか。
    ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) 今回、事業を進めるに当たって、やはりできるだけ多くの人の意見を聞きたいということでございます。その分、やはりスタート時点から費用をいわゆる最適化すると申しますか、圧縮していくということはなかなか難しいというところはございますので、その分検討に必要な、いわゆるモラトリアム的な部分で予算が必要になるというように痛感しているところでございます。それを安易に単費に頼るのではなく、できるだけ交付金を使っていきたいということでございますが、最初から費用を最小化するということについては、意識はしておりますがなかなか難しい。ですので、徐々に最適化できるように多くの人を巻き込みながら進めていきたいということについてご理解を賜れればというふうに思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) それは方向としては理解できます。ただその単費がうまくいかないからといって雪だるまのようにふえていくというのは、これは町民理解を超えますので、その辺のボーダーラインはきちんと刻み込んでやっていただきたいなと。 先ほど青砥議員の質問にもあったように、町長も答弁されておりますが、やはり予算が厳しいわけですから、そういった細かいものにもなかなか出せないという状況があるわけですから、この事業だから幾ら使ってもいいんだということではないと思いますので、その辺はひとつ肝に銘じた中で今後進めていきたいと。町民もそうでないと理解しないと思うんです。ほら見たことか、利用者いないじゃないか、町で300万も出したじゃないか、まだ出すのかよ。町民目線はこういうことだと思うんです。我々も一生懸命町民には説明はいたしますが、ただそれだけで済む問題でもない。だからそれは町執行部のほうもきちんと積算をされて、最小限の費用の中で提案をしていただくということになろうかと思いますけれども。そういう考えでよろしいでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 事業課長。 ◎事業課長高橋竜一君) そういった町民からの目線というのは当然だと思います。そういった視線を意識しながらできるだけ理解の得られる、そういった執行を心がけるということについては、そのとおりというふうに思います。 以上です。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 町長にお伺いいたしますが、この買い物支援事業、必要だということで進めてらっしゃいますが、この低迷を一長一短に解消するというのはなかなか難しいんじゃないのかなという考えも一方であるわけです。 それに対して、今事業をしている現場のほうでは、ちょっと費用が今後かかるかもしれないというようなことなんです。そうしますと、執行者として予算の支出を伴うことも今後予想されるわけですから、町長としてはこの事業にかける予算というのは、どれぐらいを上限として捉えてらっしゃいますか。 ○議長(鈴木敏男君) 町長、古張允君。 ◎町長(古張允君) 高齢者、独居老人、老々世帯、そうした社会の弱者の支援でありますから、まだそうした支出の額が幾らになるのか試算はしておりませんし、これから事業課長が言いましたようにしっかりと3つの事業を合わせながらしていくと。見守り事業につきましては、収益を見込めない事業でありますから、そうしたものは当然のことながら多少の財政支出はやむを得ない。物販、それから配達、そうしたものについてはできる限りペイするような方向で一生懸命頑張ってもらうと。今ここで幾らまで上限だというような答弁はできないと思います。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。 町長のお考えのとおりなんだと思うんです。福祉関連のほうは、これは先ほど担当課長もおっしゃったように、これは黒字なんていうことを狙ってやれる事業ではないので、ただ、今町長がおっしゃったように、物販のほうについてはできるだけペイするようにということですので、その辺が先ほど私が事業課長に申し上げた感覚の問題だと思うんです。ひとつ執行者として、この事業がさらに先ほど言ったような雪だるま方式でふえていくというようなことのないように再度お願いをしたいということで、次の質問に移らせていただきます。 一般行政について。 これは前回、ほか議員の質問のあと私もちょっとつけ加えて質問いたしましたが、会計整理期間内における積立金の取り崩しがあったということです。特にこれは町民福祉が関係する健康保険の関係なんでございますが、その際に私が申し上げたことを再度確認をさせていただきたい。私は民間なものですから、町のこういった財政の決算のやり方について不勉強な点もございますので、これは町民の方もそうだと思うんです。なかなかわかりづらい。なので、そういったことについて行政の立場からひとつご説明を願いたいということでお願いをしたいと思うんですが、まず、総務課長にお尋ねするんですが、矢祭町地域振興基金設置条例というのがありますが、これは今回の住民福祉課の基金とは関係ございません。ただ、同じ基金という名目でありますのでお尋ねをいたしますが、この基金の取り崩しが発生するというのは、どういうときにどういう形で行うというのが筋なんでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますが、基金は積み立てる目的がございます。その目的がございまして、その運営に不足等が生じるときに取り崩してそれに充当するという考えでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) これは特別会計も一般も一緒ですね、基金についての考え方は。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) はい、そのとおりです。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。 次に話を移しますが、3月31日で決算が締め切られると、いわゆる決算が締め切られるというよりは伝票が締め切られる。私たち一般企業の場合ですと、決算というのは、前回も申し上げましたように、1年間の事業ボリュームを明確にあらわすことだ。これは企業の責任であって社会への責任でもある。ここにうそがあるとお互いの信頼が損なわれてしまうという大事な作業なんです。 その中で、決算年度の末日を過ぎてからこの基金を取り崩して充当する。いわゆる赤字補填ですよね。この方法がどうも僕には納得がいかないんです。そこが多分、町会計と一般会計の違いだと思うんですが、私の感覚は、決算というのは、3月31日を過ぎたらこの年度に関係するものの金額は動かしてはいけませんよ。現金、預金、有価証券、そういったものは動かしてはいけませんよ。3月31日の数字で確定するんですよということだろうと思うんです。ところが、今回のことについては、これができるんだというお答えだったもので、私も実は白河のほうまで足を向けて調べたりもしたんです。これが会計整理期間内に基金を取り崩して充当することができるんだということは、これ大変失礼な話になるかもしれないので、少し離して聞いてほしいんですが、実は北海道の夕張市が破綻したというのは、会計整理期間の中で借入金を償還し直してしまうんです。それでもってあたかも債務がないように見せかけて破綻をしたと。そのときに夕張破綻というお書物の中で、じゃ、何が反省ですかということに夕張の新しい市長がお答えになっていた。やっぱりこれ一番必要だったのは、市民への情報開示が足りなかったんだと。そういうやりくりの借り入れで毎年毎年乗り切るんではなくて、きちんとこういう赤字で建設債がどんどん膨らんでしまったということをもっと早く市民に伝えて、その中で議論をして新たな事業をすればよかったんだというような反省を申し上げておりました。 私は不勉強なもので、会計整理期間の中の金銭の移動というのが本当に危険なものなんだというふうに、私の中で、あの本を読んだので理解をしておったわけです。そうしたら今般会計整理期間の中で積立金を取り崩してこれに充当したということなので、これは間違いなく認められている行為なんでしょうか。これは仮に認められていたとしても、こういうやり方は本当に、認められてはいるけれども、余りやらないほうがいいんだという部類なのか、それともこれは当然どこでも通常こういう形でやっているような作業なのか、その辺について、おぼろげな質問の仕方でありますけれども、感覚的なことで失礼ですけれども、その辺をちょっとお尋ねしたい。いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますが、3月31日現在につきましては、私が町民福祉課長ということでいたものですから私のほうからお答えさせていただきますが、この手続きにつきましては、行政実例などを解説しております町で持っております本などを見ましても、これについては適法であるというふうに解説をされております。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 適法であるという解説が記載されておるということですね。積立金を取り崩すということは、そういうことであれば認められているんだなということなんでしょうけれども、事務課としてこういった事業予算を執行する場合には、起案をして事業計画にのせなくちゃいけないというのが一方で発生するんじゃないですか。それについてはいかがですか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますが、この手続につきましては、起案をして決済をしていただいております。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 起案というのは、この基金を取り崩して充当しますよという起案ではないんですか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) そういうことです。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 私が申し上げているのは、予算を執行する以上、事業予算としてきちんと数字が歳入のほうに入ってきて、歳出のほうに入ってきて、そういうことをきちんとやらないといけないんではないですかという質問を今している。いかがですか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) 当時のことについて若干申し上げますと、国保の療養給付につきましては、不足が見込まれておりました。この財源の確保のために基金を取り崩してこれに充てるということで調定をしてございます。もちろん先ほどの、まず町長決済をいただいて、そして調定という手続きをしております。それで実際は、4月以降の出納整理期間でございますから、国民健康保険税が納税されてまいりますので、それが十分に納税されれば、それについては基金を使わなくてもこの医療費に充てられるという状況が発生いたします。そのために、基金の調定はいたしましたけれども、その税の納入が十分にあれば、これについては減額をしまして調定の変更をするという考えは持っていたところでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 私が申し上げた起案をして、歳入歳出の予算にきちんと計上をして、そしてそれをその後の議会で専決処分にかける、これがきちんと事業を遂行するという形ではないんでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) ただいまのご質問でございますけれども、それにつきましては、国民健康保険税が納入されるということを見込んでいたということでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) 3月31日現在で起案をした。あるいは調定書をつくったということでありますが、3月31日でその、今総務課長のおっしゃる、入ってくるものが入ってこないとわかったから起案をなさったということですよね、そうなると。であれば3月31日にこういうことで歳入歳出で専決しますよという、そういう起案ができたのではないですか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) 先ほど申し上げて繰り返しで恐縮ですけれども、それについては、税収が入れば、これについては調定の減額をするという手続を考えておりました。それで予算化はしなかったということでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) そこがちょっとわからないんですが、私が申し上げているのは、3月31日でもう既に入ってこないというのがわかったから町長に起案をして調定書をつくったということじゃないですか。だったらもうその時点で入ってこないというのはわかっていたんですよね。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 この答弁をもって中断してもよろしいですか。 ◆7番(鈴木正美君) 議長すみません、多分そんなにあとかからないと思うんです。いかがでしょうか。 ○議長(鈴木敏男君) 続けます。 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) 3月31日でございますので、出納整理期間というのが5月いっぱいまでございまして、その間の税収については、あくまでも見込みといいますか、これは予測できない部分もありますので、3月31日で税収不足が確定したという意味ではございません。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) そこがどうも僕の解釈とちょっと違うんです。3月31日で入ってこないというのがわかったから僕は調定書をつくった、あるいは基金取り崩しを提案をなさったという行為なのかなと私は思うんですが、その時点ではわかっていなかったんだけれども、調定書で書いて基金を取り崩すというのはもう3月31日で切っちゃっていたということですか、そうすると。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) 3月31日で不足が予測されるということが担当からありましたので、それに対応するためにこの財源確保を図るために調定をしておきました。ただし、4月、5月でどれだけ納入になるかについては、その時点では確定はできなかったという意味でございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) わかりました。これについては、僕の勉強不足ということもありまして、ちょっとこの答弁をもって検討といいますか、勉強をさせていただきます。 最後に1点だけ、こういった会計事ですので質問させていただきますが、平成28年度、今年の一般企業会計移行に向けて作業をなさっているという話を聞きましたが、これは平成29年度から一般企業会計に矢祭町役場の財政も移行されるということの解釈でよろしいですか。 ○議長(鈴木敏男君) 自立総務課長。 ◎自立総務課長菊池嘉宣君) ただいまの質問でございますが、そのとおり平成29年度から企業会計として適用するという考えでございます。 ○議長(鈴木敏男君) 鈴木正美君。 ◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。 非常にこの単式簿記というのは、一般の方にはなかなかなじめないんです。これを導入しているのは、恐らくは行政関連しかほとんどないと、今ここに代表監査もいらっしゃいますが、金融機関にしても企業にしてもほとんどは複式簿記だと。非常に一般の人にはわかりづらい方式なので、これが一般企業会計方式に今度移行されるということは、私たちにとっても非常にありがたいことなので、どうか、移行作業大変でありますでしょうけれども、どうかきちんとされて、来年度の会計がスムーズに進行できるようなご尽力をお願いして、私の質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(鈴木敏男君) 7番、鈴木正美君の一般質問を終わります。 これで本日の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(鈴木敏男君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、あす4日目、12月15日の定例会の開会は午前10時00分といたします。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後0時05分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容11番 青砥安彦1.一般行政について(町長) (1)新年度予算編成について ①新年度予算編成に向けての施政方針重点施策について伺いたい。 ②各種団体(農林漁業、商工業、文化、スポーツ)への補助金増額を要望したい。町の考えを伺いたい。 (2)第5次矢祭町総合計画について ①第5次矢祭町総合計画スタートした。初年度の事業進捗状況と今後の見通しについて伺いたい。 2.福祉行政について(町長) (1)敬老会について ①敬老会への出席者が少なく非常に残念だった。次年度に向けての考えを伺いたい。 3.保健行政について(町長) (1)健康づくりについて ①町民の健康づくりとふれあいを目的としたウォーキング大会の開催を提案したい。町の考えを伺いたい。 ②活気のある町は、町民誰もが皆元気で健康なことである。そんな町民を育てる事業を企画実施していただきたい。町の考えを伺いたい。 4.教育行政について(教育長) (1)小学生は統合によりバス通学となった。毎朝、バス停で待機しているが、天候の悪い日や冬場はたいへんである。何か対策を考えているのか伺いたい。 (2)県はむし歯対策として「フッ素洗口」を学校現場に導入するよう求めている。しかし、その判断対応は市町村と教育委員会に委ねられている。本町の対応はどうなっているのか伺いたい。29番 鈴木 一1.建設行政について(町長) (1)町道の整備(生活環境)について ①加羅沢・太子沢線から東慶寺線への道路について  矢祭中学校の北側にある砂利道の道路ですが、法面がある上、側溝もあり、蓋がないため道幅が狭く感じます。この道路は中学校の生徒たちも部活動にも利用されていますので、道路の整備が必要と思いますが、町の考えをお伺いいたします。 (2)橋梁の長寿命化と耐震対策について ①町道桃の木・滝ノ沢線にある「東橋」について  昭和38年3月に竣工して50年以上たっておりまして、橋の欄干の鉄の部分は塗装がなされておりますが、道路の部分のコンクリが亀甲状にひびが入っていますし、強度的にはどうなのか、また橋桁(橋梁)は耐震的にはどうなのか、町の考えをお伺いいたします。 2.環境行政について(町長) (1)放射線監視装置について ①モニタリングポストについて  汚染状況重点調査地域の解除(9月)がされておりますが、今後放射線監視装置「モニタリングポスト」は、どのように扱われるのか、町の考えをお伺いいたします。37番 鈴木正美1.一般行政について(町長) (1)IP電話・HPの情報発信について ①情報発信の内容のあり方について 2.福祉行政について(町長) (1)買い物支援事業について ①施設整備事業費を含む年間総事業費について ②事業開始後の進捗状況について 3.一般行政について(町長) (1)会計整理期間内における基金取り崩しについて...