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09月09日-03号

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  1. 矢祭町議会 2020-09-09
    09月09日-03号


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    令和 2年  9月 定例会(第6回)          令和2年第6回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第3号)                     令和2年9月9日(水)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  藤井隆治君      2番  片野一也君     3番  大森泰幸君      4番  藤田玄夫君     5番  本多勇也君      6番  郡司浩子君     7番  鈴木正美君      8番  鈴木 一君     9番  鈴木敏男君     10番  緑川裕之欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         佐川正一郎君  副町長        大串 肇君  教育長        片野宗和君   自立総務課長     鈴木直人君  町民福祉課長     大森秀一君   事業課長       古市 賢君  教育課長       高橋竜一君   会計管理者      菊池基之君  代表監査委員     鈴木邦美---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     増子智巳    会計年度任用職員   星 優香 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(藤田玄夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(藤田玄夫君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 傍聴人の方々に申し上げます。 矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、スマートフォン、携帯をお持ちの方は、電源をお切りになるか、マナーモードに切り替えて静粛を保ち、傍聴されるようお願いいたします。 鈴木邦美代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。---------------------------------------一般質問 ○議長(藤田玄夫君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたらば、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間の制限の関係から、簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いします。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。---------------------------------------鈴木敏男君 ○議長(藤田玄夫君) 9番、鈴木敏男君、登壇願います。 持ち時間は60分です。     〔9番 鈴木敏男君登壇〕 ◆9番(鈴木敏男君) おはようございます。 通告に従いまして、一般質問を行いたいと思います。 まず初めに、環境行政について伺いたいと思います。 共有地の維持管理についてですが、私たちの大ぬかりにも共有地がありまして、今大きな問題となっております。 まずは、高齢化に伴い維持していくのが大変だというようなことで、今後どのようにしていったらいいのかということで、皆思案をしているところでございます。そういうことで、各地域でもこのような共有地を持っているところがたくさんあると思いますが、どのぐらいの地区でこの共有地の維持に当たっているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま鈴木議員の共有地の管理、維持ということでの質問なんですが、共有地は民間のやっぱり民地なものですから、今現在では町の対応というものは考えてはおりません。 しかしながら、この人口減の中での共有の山林維持ということも大変ご苦労もされるということもありますから、今後、行政の課題として考えていくべきものでもあるということは認識しております。ただ、今現在ではやっぱり民地の対応ですから、行政側としては現在のところ考えてはおりません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) これは高齢化になりまして、急を要する問題かと思います。今回、私のところの共有地では、年齢に伴い、そして後継ぎもいないということで2名の方が脱退をするということで、いろいろと手続をしましてやるわけなんですが、2名の脱退で司法書士に払うお金が1人1万5,000円から2万円かかるというお話でございました。共有地の方は1万5,000円のほうがいいんじゃないかというようなことでやったんですが、先日の日曜日に司法書士の人に来ていただきまして、それで幾らですかということで、高いほうの2万円ということで請求をされました。 1人2万円というと、大体40ちょっとおりまして八十何万かかるんですね。現在のところ、うちの共有地でも650万ぐらいの貯金はあるわけなんですが、年間やっぱり100万近くかかるということで。今まで農道整備とか森林再生事業でかなりお金があったんですけれども、今後、材料が売れるというようなお話もありませんで、脱退する人も1人10万円というような少ない数字で脱退するというようなことでございました。本人にすればもっと多く欲しかったのかなと思うんですけれども、今後のことを考えれば、あまりそのようなお金は出せないというようなことで決定したわけでございます。 ですから、この山に関しては、若い人たちは、何も要らないから脱退したいという方がほとんどでございまして、今後、町というか部落で維持していくのは本当に困難な状況になってきています。そういうことで、町でもぜひ早めに対応していただきたいと思っております。 固定資産税も毎年32万円ほどかかっておりまして、なかなかそれもネックになっております。牧野組合のほうは何の収入もございませんで、2年に1回ぐらい手から出して維持、管理をしているというようなことでございまして、町のほうでもしっかりと税金を減免するとか、そういうことをしていただかないと今後の維持、管理ができないわけでございますので、そこら辺、町長、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 所有者の山林の維持というのも、これからの大ぬかり地区だけじゃなくても、各地のいろんな共有者の資産ですから、大変な管理もありますが、町としても今現在は、やっぱり民地の対応というのも、これからやっぱりよく検討してまいりたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。
    ◆9番(鈴木敏男君) そういうことで、民有地でありまして、保安林もありまして、そこら辺は無税でやっておりまして、ですから、それを全部保安林にしてしまおうなんていう考えもあるわけでございますが、そういうことができるのかどうかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 保安林の指定につきましては、県知事が申請するわけですけれども、その際には所有者の意向を確認しまして、県知事が申請して農林水産省の許可を得るという流れになるかと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それで、今後、このような事態でございますので、町のほうでもいち早くその対応策を取っていただきたいと思います。 次に、産廃問題についてですが、これも持ち切れなくなってしまった馬渡戸地区の方々、1戸100万円というようなことでお金を頂いて、そして東京の方に売ってしまったというような経緯もございます。ですから、馬渡戸地区の場合、なぜこのような状況になってしまったのかということで、町の対応は全然、売ってしまうというようなことが全然分かんなかったのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) これまでの経緯ですと、平成28年頃から牧野についての問合せがあったそうです。平成28年度末になると牧野組合の指定した場所を名指しして牧場開設に必要な許可についていろいろな問合せがあった。 町としては、いろいろ地元の方からの情報を得ておりましたけれども、結果として、個人の方に売却が行われたということでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 買われてしまったのは仕方ないですけれども、その後、関東地方のダンプカーが来て、そして産廃を捨てて、その上に土をかぶせて、何ら異常がないようなことで推移していったんですけれども、その後、産廃問題はどのようになっているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。まず、平成30年1月22日に県南地方振興局の職員2名の方が、埼玉県の川口市にありますセイカ工業本社のほうに出向きまして、社長と土地の所有者に対しまして指導、調査を行ったということでございます。その中で、撤去計画についてつくるようにと通知書を交付したというようなことになっています。 その後、平成30年2月7日に、今度は県の産業廃棄物課の職員、それから県南地方振興局の職員、警察署の職員の方が現地で立ち会いまして、土地の所有者に対して指導を実施したということでございます。 その後なんですが、昨年の令和元年9月には廃棄物撤去の文書を、指示の文書ですね、こちらをセイカ工業と土地の所有者に送ったというような状況になってございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) その後、町ではちゃんと見てきたのかどうかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) 今年の6月に地元の方から何台かの車が出入りしているというような情報がありまして、そのときに不動産会社のほうから町側のほうに問合せとかがありまして、考えられるのは所有者のほうから転売等が考えられましたので、現地のほうは確認してまいりました。現地のほうは新たな産廃が入ったとかということはなく、もともと置いてあった産廃につきましては撤去していないような状況だということは確認いたしました。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それで、台風19号の影響で、我々議員も行きそびれてしまったんですけれども、この土地を買った方が、いろいろなあれで何かをしたいということであったんですが、大城さんという方なんだと思うんですが、この方のご容体のほうはどうなんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) すみません、大城さんの体調につきましては、町のほうでちょっと把握しておりません、申し訳ありません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 我々も行こうとしたんですが、この方が拒否されまして、現場を見に行けなかったということでございまして、ぜひとも私たちも現場に行って、どのような状況になっているのか確認したいという思いであります。ですから、連絡を取って、現場を見に行けるのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) 現場を見に行けるかということでよろしいでしょうか。 それは、こちらのほうで確認を取りまして、その際には見られるような方向で進めていきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうことでですね、町長は見に行ったことはございますか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 昨年とあと今年度、鈴木議員の質問がありましたから、現地を見てまいりました。 やっぱり去年ですか、今、大森課長がおっしゃったように振興局が来まして、これは産業廃棄物違反ということで指導を所有者にしているということで。ちゃんとごみとあれを分けろという文書で伝えたということで、そういう報告がありまして、現場を見に行ったら、フレコンで確かにごみは7つか8つぐらいの鉄くずとか、瀬戸物のかけらとか、あとは木片とかいろんな、本当に分けたんだか分けていないんだか分かんないような感じの状態であって、その後、振興局もその所有者にお電話しても、なかなか体調が悪いということでつながらなかったり、体調不良ということであまり進んでいない。 現時点では、県は指導中だということですから、やっぱり産業廃棄物違反ということで言っていますから。現場を見る限りでは荒れた状態ではあります。今後、これ町の対応といってもなかなかあれですから、やっぱり県との対応でこの問題は進めていきたいと思っております。 担当課にも、県には必ず電話で連絡等の情報交換をしっかりやっぱりしていかないと。だからあのままの状態で、私も議員のときにはあれだったんですが、最初にいろんな経緯を見ると、家畜のそういう団地を造るというので申請したというものが、変更、変更ということですから、行政、我々はこれからは、民間の土地ですから、この売買というものにはもちろんこれは介入はできませんが、その後の問題等はしっかり、やっぱり疑念というかそういう、今の時期になかなかそういう牧場を造るといってもなかなか、そういう真意は違うんじゃないかなという、そういう思いもやっぱりしっかり考えて進めていかないと、こういう形になってしまったということで、非常にもうちょっと対応をしっかり、県も町もするべきではなかったかと私は思っています。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それで、その後、その業者はかなり山を削って平らにしたり、あとは木を伐採してそのままになっている状況なんですが、あの山を見てどのようにお感じになったか、町長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 確かに、町の土地もその前に買ったということで、約18町歩のこういう形になって、出入り口の前を町で買っていますから、そうすると、この辺の後ろから今出入りをするような段取りもしていますけれども、もうあの状態では、今後どういうふうに植林するか、整備するかというようなことで、そういったもので対応、連絡等ちょっと取ってみます。どういう状態で、あのままの状態では山は非常に危険だということで言っていますから。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 見に行っていただいたということで了解いたしました。 そういうことで、産業廃棄物を捨てられてしまうということで、今、町長おっしゃったように、古張町長の時代に18ヘクタール、道をふさぐのに1,300万かけてすぐに買ったわけですが、その18ヘクタールのその現場状況はどのようなところかは見に行かれましたか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) はい、見てきましたよ、しっかり買ったところの土地を。 ただ、これを今利用するというと、なかなか開発とかそういうのは、もちろんこれはあれでないですから、自然の活用というのは、やっぱり開発目的じゃなくて、水源の涵養機能というか、そういったものに活用していくというのが今の判断しかできないと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 今の民間の20ヘクタールですか、それも何ら手つかずということで、今後どのようになっていくのか心配なんですけれども、できましたらあの土地を町で購入して何か利活用できないかなという、私の考えなんですけれども。 あれだけ広ければ、本当に山のてっぺんですから、いろんな事業ができるんじゃないかと思うんですが、この後にそういう話があるんですが、では3番目のほうで伺いたいと思います。 ですから、ただ合わせますと40町歩、40ヘクタールもの広い土地になるわけですね。そういうことですから、何とか転売される前に、その大城さんと折衝して、どのぐらいかかるか分かりませんけれども、スポーツ振興ゴルフ場の跡地の18億円かかったところを5,000万で買えるようなこともできますので、ぜひとも町長のお力添えで、一番てっぺんですから、何とか民間ではなくて町の土地にしていただきたいと思うんですが、そのようなお考えはあるかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、そういう選択肢が全く、今の鈴木議員の言葉で、ああ、こういう方法もあるのかなと思うぐらいのあれですが。今後また、所有者はあくまでも相手の方のもので、今、県とのやっぱりやり取りがありますから、それがやっぱり決まらないうちは、まだ産業廃棄物の違反で片づけろというような指令を出していますから、その辺がまず片づかない限りは進めないと思うんですけれど。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 県との兼ね合いもありますけれども、取得した後の考えなんかも皆さんと考えていきたいと思っております。45町歩ありますと大子の広域公園よりもかなり広い土地でございますので、活用するのには本当に、山のてっぺんですから、住宅を造ってもいいような感じもするんですが、東京で退職した人らがこっちで百姓できるような、農家づくりもいいのかなというような考えを持っております。 それで、追分は山が急なものですから、どのようなやつをやっていいのか私は分かりませんが、もし公園みたいなものを造るとすれば、町ではどのような考えがあるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、確かにやっぱり滝川の源流というか、そういった水源地のやっぱり機能ということもありますから、これはちょっと長期的に、やっぱりいろいろ参考意見をしっかり取りながら、県との対応もしっかり立てて、今、鈴木議員がおっしゃったことも考えながら進めてまいりたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 追分に関しては、いろいろとやっていくのにも支障があるんではないかと思うんですが、私が思うのには、下関河内ですか、先ほど言ったように18億円の土地を5,000万で買ったという残り153町歩ですか、最初買ったのはね。153町歩で第2SMCがあそこを買って、残りあと134町歩あるということですが、そういうのを利活用について何か町の考えがあるのか、ないのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、私も具体的にどういう場所か分からなかったものですから、この質問があるときに、こういうSMCの、これが今町有林の、残りが大体136町歩ありますから。これを見ると、以前ですか、何か運動公園とかそういう話もあったというんですけれど、かなり急で、もともとこれゴルフ場の用地で買ったあれですから、このSMCというのはまだ比較的条件のいいところにこの工業団地を造ったという経緯も聞いておりますから、将来、これだけのやっぱり140町歩の町有林があるんですから、これは一つの財産として何かの活用ですね、そういったものはしっかり考えていきたいと思います。 ただ、近隣で、私も栃木県の茂木の町長などに挨拶に行ったときは、ちょうどやっぱり山の上がツインリンクで、やっぱりモーターですね、ああいう感じで町の活性化。あれを入れたおかげで今度はホンダのテストコースとか日産のテストコースとか、いろんな誘致ができたということで。 ただ、私はあそこも仕事柄いつも行っているところなんですけれど、ちょっとあのブームの時期になるともう大渋滞というか、もうすごい渋滞と、あとは、我々もあまり騒音に慣れていない地区ですから、かなりカーレースのときには相当な音がしますね。そういった感じもあるから、これだけの山の価値を生かすのには、もっともっといろいろ参考意見、いろんな情報を取りながら、しっかりこの財産の活用は考えていきたいとは思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ぜひお願いしたいと思います。 ツインリンクもてぎには私も何度か行ったことがございまして、スポーツ、自動車レースをやるときには本当に混むんですね。全然車が動かないということで、道路整備が先なのかなとは思ってみたりしてきましたけれども。 中にはやはりモータースポーツの施設もありますが、いろんな車の展示場とか、かなり何百台という昔からの車が置いてあって、客なんかも結構入っているようなわけでございますので、ぜひとも、そこまではやろうと思ってもなかなか無理でございますので、ゴルフ場跡地でございますので、その急なところもございますが、下関から入ったところは、宗夫さん家の辺りから入ったところは結構畑もあって、昔ね、平らなところもかなり多いわけなんですね。ですから、そこに道1本つけて、今後どのようなやつに持っていくかということで。 やっぱり道路がないと全然行けないということでございますので、ぜひとも道路1本、見てどこがいいか、道路をつけてやってくれれば一番いいんですけれども、今やっているバイパスがちょうど町有地にかかっていってくれれば最高だったんですが、それがそれてしまったということで、新たに町で道路を造らなければならないということなんですが、ぜひとも道路をつけていただきたいと思っております。 それに関連しまして、建設行政なんですが、工事現場残土捨て場の確保についてということなんですが、道をつけていただいて、いろいろ建設会社の方も残土を捨て場に苦慮しているわけでございます。今、下関工区の中山やっているんですけれども、あそこも捨て場がないものですから、青野のほうへ持って行ったり、棚倉のほうに持って行ったりと、かなり遠いところに持って行っているわけで、工事の進み具合があまり芳しくないということで、台風のときも残土捨て場がないということで、堤防に仮置場という名で置いてしまったというようなこともございますので、ぜひとも町で残土捨て場を確保していただきたいということなんですが。 下関河内ゴルフ場跡地も結構、谷間も多くあるわけで、そういうところに道を1本つけていただければ、残土捨て場にも利用できるんではないかと私は考えているわけなんですが、町長のお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 町で公共工事として発注している工事の残土処分につきましては、運搬経費等を設計で見ておりまして、当初設計では2キロメートルで計上しております。請負業者において残土捨て場を確保しておりますが、2キロメートルの範囲内で見つからないときは、協議により設計変更して対応しております。 現在のところ、町発注工事においては、ほぼ残土捨て場は確保できているというふうに聞いております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 2キロ以内で残土捨て場を確保する、そう簡単にはないと思うんですね。なかなか無理なお話だと思います。それで建設業者に頼んで、建設業者はその捨て場を見つけるというお話でございますけれども、やっぱり早く工事を進めるには、そういう場もなければならないと思っております。建設業者からは、そういう残土捨て場を町で確保していただければもっと早い工事ができるというようなお話もいただいておりますので、ぜひともこのような町有地があるわけですから、そういうところを利用して、ぜひとも残土捨て場を造っていただいて。塙では今、前は残土捨て場を確保して、立米幾らで残土を捨てていたんですね。そういうわけで、かなりのお金も入ったということでございますので、そういう町有林に捨てれば、1台幾らで町に入ってくるわけですから、そういうのも有効活用してやっていただきたいと思いますが、町長、どうですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、これから公共事業とかでそういったものも、今、災害の復旧とかありますから、確かに今、議員言われたように、残土置場の確保というのは、また新たな、しなければならないとは思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ぜひとも前向きに考えて、やっていただきたいと思います。 最後に、重機の購入なんですけれども、重機を町で購入して、ぜひ町民サービスをやってはいかがかというふうに考えております。 まちづくり懇談会に私も、町長、課長さんと一緒に出席しまして、いろんなお話を聞いてきたんですけれども、沢の土取りとか本当に身近なことでございます。そういうことで、町でバックホーと2トン車や4トン車辺りを用意していただければ、町民に言われれば、はい分かりましたというようなことで、すぐに出向いて解消できるんじゃないかというふうに思っております。 今回の補正でも、重機借入れが150万ぐらいあるわけです。遺跡発掘とか、そういうものあったように思われます。そういうところで、わざわざ業者に頼んでやるんではなくて、補正でもやっぱり150万ぐらい使っているわけですから、年間にすれば1台、2台は買えるんじゃないかというふうに考えております。 そういうことであれば、側溝の土さらいをお願いしますと言っても、これは県の仕事だから県と相談しましてというふうなことになってしまうんですけれども、そういうことであれば、ちょこっとしたところであれば、町の重機を使って、すぐに撤去できるということになれば、町民の方にも喜んでいただけるんではないかと私は思っておるんですが、その重機購入については、町長はどのようにお考えか、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 本町におきましては、集中豪雨等により道路や水路に堆積した土砂の撤去や、除雪の際に重機を使用しておりますが、重機の購入となりますと、職員数が少なく、万が一の事故等のリスクや維持管理経費等を勘案いたしますと、現在行っている建設業者からの機械借上げ料として、オペレーターの経費を含めて町が負担していくやり方がいいのではないかというふうに考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それは今までの町の考え方であって、もっと一歩を踏み込んで、ぜひやっていただきたいと私は思って、このような質問をしているわけでございます。 別に、職員に重機を運転しろとか、そういうことではなくて、建設会社を退職して重機に慣れている人、そういう人もたくさんおりますので、そういう人に嘱託でやっていただいて、町民サービスに努めていただきたいと思うんですが。 普通の人に貸しますとすぐ壊れますから、やっぱり1人か2人のちゃんとしたオペレーターを雇ってやれば、何ら支障はないと思います。役場職員少ないわけですから、それにまた、町民サービスのために今日はバックホーで外に出て行くとかそういうことになれば、事務のほうがおろそかになるわけですから、ぜひとも役場職員じゃなくて嘱託の人に、プロの方にお願いして、そしてやるようにすればよろしいのではないかと思っております。 本当にまちづくり懇談会のお話は大きな問題はあまりないんですね。そういうことで、町民サービスのために、やっぱり買っといて、そしてやっていただければありがたいなと。 これから高齢化率も40%近くに多分なると思います。そうすれば、いろんなところで支障が出てきまして、自分でやるということは無理なわけですから、そういうことを鑑みて、高齢化社会を考えて、ぜひとも町のほうでも重機を買っていただいて、そして町民サービスをしていただきたいと思っております。私も建設機械の免許を持っておりますので、職がなくなりましたらぜひ町で雇っていただいて、そして頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 重機購入について、最後に町長、いかがお考えか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、鈴木議員の思いは、やっぱりこの災害、側溝とか、身近なものですね。やっぱりスピード感を持った対応というのが一つの考え方だと思いますから、非常に、今後こういった形で専門職を置いて住民サービスというか、やっぱり身近なものにすぐに対応するというものも大事なことですから、私も以前ちょっとそういう話もしたこともあったんですが、これはなかなか実現するというのも不可能なわけではあったんですが、今後、あれだけ災害が毎年のように出てきますと、そういった行政のほうの専門職ですね、やっぱりそういう専門職の方を置いて早急に対応するということも、これからのやっぱりそういう防災災害行政の中に視野としては入れておくべきかもしれないと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 前向きなお答え、ありがとうございました。 いろいろと質問いたしましたが、それぞれにしっかりと宿題を出しておきますので、ぜひとも前向きに各科目についてやっていただきますよう、お願いを申し上げたいと思います。 また、議会でも要望すると思うんですが、いつ馬渡戸地区の視察ですか、これができるように町民福祉課のほうで段取りして、一日も早くどのような状況になっているのかをもう一度確認したいと思いますので、よろしくお願いいたしまして、以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 9番、鈴木敏男君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は10時50分とします。 △休憩 午前10時40分 △再開 午前10時50分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。---------------------------------------緑川裕之君 ○議長(藤田玄夫君) 10番、緑川裕之君、登壇願います。 持ち時間は30分です。     〔10番 緑川裕之君登壇〕 ◆10番(緑川裕之君) 10番、緑川裕之でございます。 通告順に従いまして質問をさせていただきますので、答弁よろしくお願いいたします。 まず初めに、個人等の土地財産についてお伺いしたいと思います。 当町においても末婚率の増加により相続者不在等の土地が増加する懸念があると想定されますが、個人等の土地財産についてまず伺わせていただきます。 まず、当町における共有林、牧野組合等の箇所数をお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 町内の共有林及び牧野組合等の箇所数についてのご質問でございますけれども、箇所数ということではちょっと把握しておりませんので、筆数、土地の筆数でお答えをさせていただきますと、748筆というふうになっております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) それで、町外在住の方の所有する町内の土地の面積、あとは町の全面積の割合がどのぐらいあるのか、ちょっとお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 登記名義人のほうの住所が町外となっている町内の土地ということでお答えをさせていただきますと、面積のほうが876万5,794平方メートルとなっております。町の面積の割合で言いますと16.47%でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) あとでちょっと質問あれなんですけれど、その中で外国の方が持っている土地なんかはあるんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 大変申し訳ございません。外国人の方が所有しているかどうかについては、ちょっとこちらでデータ持ち合わせておりませんので、後ほどちょっと確認できましたらばお答えをさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 分かりました。 それでは、相続人不明または固定資産税徴収不能の件数、また金額等をお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) ただ今のご質問でございますが、相続放棄をされている方の件数が7件、また相続人調査中というものが現在2件、所在不明となっておりますものが1件でございまして、合わせて10件の相続人不明または固定資産税徴収不能の件数がございます。金額で言いますと26万4,000円となっております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) はい、分かりました。 それで、決算書によりますと、元年度収入未済額ですか、固定資産税の。661万8,440円で、滞納額と合わせると約5,790万円になります。このままいくと7年後には1億円に達するかと思われますが、また、多分同一人物かとは、私の考えでは推測されるのですが、未納者の特徴というものがあるのかお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 税全般にわたって滞納されている方というのは、全ての税と言いますか、多くの税について滞納されている方が多い。特定の税だけが未納という方はあまり少ないような状況かというふうに判断はしております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 先ほどの相続放棄の方が7件ということなんですが、または調査中が2件、その他1件ですか、それで26万4,000円という、金額的にすると少ないんですが、昨年度の未済額ですか、661万8,440円と高額にわたるわけなんですが、町外に住んでいる方と言うか、その辺の人数というのは把握はできているんでしょうか。 多分、その登記者本人に行っているんじゃなくて、家族とかその辺に請求が行っているのかと思われますが、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) ただいまのご質問でございますが、納税者につきましては、所有者等がお亡くなりになっておる場合には当然納税管理人ということで別の方に、土地を管理されている方に通知のほうをお出しさせていただいておるところでございますが、大変申し訳ございません、その人数が、町外の方が何名かということで言いますと、現在、今回ちょっと確認をしておらなくて申し訳ございませんが、筆数的には4,500ほどの筆数が、町外の方がお持ちの土地であったり、納税管理人となられている土地であるということでございますので、その内数にはなるかとは思いますけれども、ちょっとすみません、人数等までは把握してございません。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 分かりました。 通告にちょっと細かく入れてなかったんで、あとでお知らせください。 続きまして、9番議員さんと少しだぶるかもしれませんが、共有林等の組合員の町外在住等がますます増加の傾向にあり、固定資産税の徴収が大変難しくなっております。税の減免措置を行ってはどうかということで、先ほど町長からも、民間の土地ということで、現在のところは考えていないということだったんですが、私の地元にもやっぱり牧野組合とか共有林とかがあるわけなんですが、今牧野はちょっと清算中ということで、組合の解散の手続きを踏んでいるわけなんですが、買手がないというか、杉も生えていない昔の草刈り場、カヤ場とか、屋根の吹き替えのカヤを刈るところだったんですが、そのようなところがありまして、税金が、20町歩ぐらいあるので、税金は固定資産税毎年8万円ぐらい支払っているわけですが、先ほども9番議員さんもおっしゃったように、徴収がやっぱり難しくなっているというか、地元にやっぱりいない人がどんどん増えてきまして、町外に流出というか県外に流出と言うか、そういう方が増えておりまして、困っているのが現状であります。 ネットの不動産屋に売るという手もあるかもしれませんが、最終的にどこの人に渡るかは知りません。海外の人に渡る可能性も考えられます。現に北海道では、外国人に土地を買い占められて、その国名の村と言われるほどの地域があると聞いております。 また、林野庁の、30年1月から12月までで、全国で373町歩、外国籍の方に土地が渡ったというのが。18年から30年度だと、2,076町歩。とにかく日本国籍の人の土地じゃない土地がますます増えているということで、矢祭でもその辺をちょっと考えて、いろいろ対策を取っていかなければならないことは、私はつくづく考えておるわけなんですが、今後の町の対応としまして、町長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) ただいまの共有林の固定資産税等の減免等についてのご質問でございますけれども、確かに外国籍の方が所有することによって、また県外の方が所有することによって乱開発であったり、さらには産業廃棄物の処理であったりというようなことで問題が起きてくるということも考えられるわけでございますけれども、税の減免につきましては、やはり税の徴収が町外の方であるので、共有林の構成員の方が町外の方であるから徴収が大変だということで、そういった理由のみで減免をするということは、やはり税の負担の公平性というものから考えますと、なかなか難しいのではないかなというふうに考えておるところでございまして、現在のところは先ほど町長からもお答えをさせていただいたように、減免等については考えておらないという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 税金のことに対しては、わかりました。 そこで、先ほど9番議員さんからも同じくありましたが、馬渡戸の共有地を売買するということは、やっぱり民間なので、町に相談しなくても売っていいというか、私とすれば、良心的にはちょっとそれはどうかなと思いますが、その辺は黙って売るっていうか、民間のことなので問題ないというか、町のほうは、後処理というか、後処理をやりますということか、そういう状態になるのかどうか、その辺ちょっとお考え、お伺いします。
    ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま緑川議員の共有の民有林の売買というようなことですが、これは民地ですから、行政が売っちゃ駄目だとか、そういうものではなくて、別に契約等は何ら問題は、私は個人的には考えていますが、その後の、これは追分地区のああいった協定違反みたいなので、ああいう開発して、今度は産業廃棄物を捨てるというのは、これは完全に違法と言うか、一番厳しい、罰せられますから。 そういったものを承知で契約しちゃうとなかなか大変なものがありますから、しっかり売買するときには、責任を持った確認をしながらお願いしたいのは、私の個人的な考えがあるわけです。 確かに、民地は、これは行政でそういう売買には介入することができないんですが、その後の、そういう使用では今度は行政、県のほうもこれは指導は入ってくると思います、今度は。ああいう、また牧場を造るとか言って開発するうちに、また計画変更だなんていうのもありますから、そういうところはやっぱり疑念を持つというか、ちょっと外の1歩下がった考え方をやっぱり持ちながら対応していくのが私の個人的な考えになりますけれど、よろしくお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 買ってくれる人がいれば、その組合としても一番いいんでしょうが、誰もいない、維持ができない、そうなったときに税金滞納でもないけれども、そういう状態も起きてくるというか、その辺がやっぱり一番問題だと私は思っております。やっぱり地域で維持してほしいんであれば、それなりのやっぱり町の恩典というか、その辺も考えていかなくちゃいけないのかとは私は思っておりますが。 馬渡戸地区のようなあのような売買ですか、あと北海道の千歳空港の脇あたりにも、ちょっと町の名前忘れましたけれど、牧場の跡を、三百何十町歩を、中国企業というか中国資本の方と契約中のときに、町でやっぱり気がついて、全部町で買い受けたとか、それもちょっとインターネットのほうに載っていまして、同じだなと思った次第でございます。 何かうまい予防措置とかあれば一番いいんでしょうが、個人の売買のことですので、町であまり感知はできないということもあるんでしょうが、後の祭りにならないように、やっぱりこの地域の組合の方々とある程度よく相談していただいて、今後進めていかないと、また二の舞、三の舞というか、そういうあれが。 安ければいいでしょうけれど、高く買って転売みたいな目的とか、実際に山野井のカーブみたいに、あのような状態はいつできるか分からないので、その辺、町長、もう一度お考えをお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、これ、なかなか人口減の社会ですから、いろんな産業にも、いろんなこういう、年ごとに諸問題が出てくるのも、これはやむを得ないところもありますが、行政でもやっぱりできる範囲のことはしっかり考えてやっていきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) この場でどうのこうのというのはちょっとできないかわからないですけれど、喫緊の問題もありますんで、その辺はまた後で改めてお話したいと思います。 続きまして、2番目の空き家調査の現在の状況について、現在どのようになっているのか。 昨日もちょっと7番議員さんからご質問あったかと思うんですが、その辺もう一度、お願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 空き家調査の現在の状況についてお答えいたします。 空き家対策につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づきまして、本町においても平成28年度に空き家実態調査を実施し、平成30年度には空き家等の適正管理及び活用促進に関する条例を制定し、特定空き家等に対する措置や事項を定めました。同じく、空き家に対しての基本方針や取組を示すものとして、空き家等対策計画を策定しております。 空き家等の実態調査においては、空き家等の可能性の高い建物は125件あり、そのうち空き家等の候補となる建物は38件ありました。 今後は、空き家調査アンケートの結果をもとに意向調査を行いまして、福島県住宅建物取引業協会による空き家バンクの登録を進め、空き家を貸したい所有者と借りたい人がマッチングできるよう、ホームページ等で広く情報提供していきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 全体で125件、候補で38件ということですが、その38件というのは、そんなに改修しなくてもすぐに入れるような住宅なのでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 議員おっしゃったとおり、使用に耐え得るような状態にある建物でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) なかなか、空き家を貸すといっても、貸しちゃうと今度はその家から出た人が今度帰ってくるところがないとか、その辺もあってちょっといろいろ、結構中には難しいようなあれも、ちょっと大子町辺りでもそういうのがあって、貸してもらえないとか。なかなか難しいところもあるようですが、コロナ感染対策としてテレワークによる働き方改革が推進されており、既に移住者誘致を進めている市町村もあります。安心・安全な当町でも空き家を利用して取り組んではどうか、お伺いいたします。これも昨日、7番議員から質問がありましたので、少しダブるかもしれませんが、答弁の方またよろしくお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 福島県の東京事務所の仲介によりまして、都内のIT企業がシステムの運用保守などを行うバックオフィスを矢祭町に持ってきたいということで、先月、町内の空き店舗等を数か所案内いたしました。その際に、ワーケーションについても事業展開をしていきたいという考えを伺っております。ワーケーションとは、ワークとバケーションを組み合わせた造語であり、休暇などで滞在している観光地や帰省先でテレワークを行う働き方です。町内の宿泊施設を利用しながら、昼間はセキュリティー環境の整ったワークスペースで仕事ができるようになります。 本町にはIP電話の光ファイバー網が整備されておりますので、このIT企業の進出が空き家活用のきっかけになるよう町としても取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 県内でもテレワーク施設を整備しているところが、この辺だと白河市ですか、あと田村市と浜だといわき市、広野町、あとは会津ですか、西会津、会津若松市、テレワーク施設を町のほうで整備して、そこでサテライトというかそういうことをやっているところがあります。 これも早い者勝ちというか、早く手を上げたほうが町のためにも、あとは移住者誘致にもいいのではないかと思います。提案でもないですけれど、矢祭でも関岡小学校とか空いているところがありますので、今のところ使う予定はあるんですか、関岡は。使う予定というのは。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 旧関岡小学校の跡地利用についてのご質問でございますが、現在のところはこれといった形で明確に利用するというものはございません。現在検討中でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 今のところないということで、関岡小学校あたりを改築して利用するというのも一つの手ではないかと思いますが、その辺、町長の考えをお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 確かにコロナ渦の社会と空き家対策ということで、非常に政府も分散型の都市づくりということで進めてきております。昨年、私も町村会で、銀座ですか、有楽町の東京回帰センターというところで福島県のコーナー、あれは全国のコーナーありますから、やっぱり移住ですね、Iターン、Uターン、そういった方を取り次ぐということで、最近はもう非常に、このコロナになってから混んでいるということで。 今、秋田県が大分、県を挙げて移住者の促進というか、空き家対策も兼ねた、そういったものが新聞等で報道されていますから、先日、担当の課長とも話しして、今度、議会終了後もし時間あったときには、東京の回帰センターの所長にもちょっとお会いして、福島県の対応と本町の対応も、こういった考えだということで動いてきてみたいとは思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 先日の新聞ですけれど、東京のパソナという人材派遣大手のグループなんですが、これが兵庫県の淡路島に本社機能を移しまして、社員1,200人を常駐させる見通しということで、今月半ば頃からいろいろ始まるようなことがあります。やっぱりコロナ感染対策ですか、それで地方移住と、あと本社機能移転とか、その辺がどんどん出てくるかと思いますので、ぜひ矢祭町でも進めていただきたいと思います。 それでは、次に、住宅用火災警報器の町内の設置状況についてお伺いします。 先日、春先ぐらいですか、コロナが蔓延する前、消防署のほうで住宅用火災警報器の設置状況を、各家庭を訪問して調べるということがあり、コロナウイルスの関係で、それが没になり電話で調査するということがありましたが、その辺の状況はどうなっているのかお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) 住宅用火災報知器の町内の設置状況についてございますが、矢祭町内における住宅用火災報知器の設置状況につきましては、先ほど議員さんおっしゃられた最近の結果についてはちょっとうちのほうで把握していなかったんですけれども、平成30年10月に町内の全世帯を対象に実施しました住宅用火災報知器設置状況調査、こちらは矢祭分署のほうで実施しているものなんですけれども、それをもとに回答のほうをさせていただければと思っております。 調査につきましては、2,055世帯を対象に実施しまして、回収世帯数が1,022件回収しております。そのうち、消防法に適合した世帯数が46%、設置しているが一部のみというのが40%、設置していないが14%という結果でございました。 調査の結果から見ますと、住宅に一部でも設置している世帯については8割を超えるという状況でございますが、消防法に適合した世帯につきましては全体の50%未満というような状況でございました。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 10年前だと思うんですけれども、町の消防団にご尽力いただき各家庭に設置された火災警報器が本年交換時期を迎えております。電池交換でもいいのでしょうが、素人が電池交換やって、あと何か問題が起きるとあれなんで、メーカーさんでも器具の交換ということを進めているような話で、悲惨な焼死者を出さないためにも助成金を出して交換を進めてはどうか、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) それでは、火災報知器の助成を出して交換を進めてはどうかというような質問でございますけれども、住宅用火災報知器の交換につきましては、町のほうでも推進を進めていく必要があると認識しているところでございます。 しかしながら、10年前に火災報知器の設置の際にも助成は出しておりませんで、交換に対して助成をするということにつきましては、新しく設置及び交換の助成についても併せての検討が必要かというふうに考えております。 なお、現在火災報知器の設置及び交換につきましては、推進する方向で消防団と協力いたしまして、町内全世帯へ推進チラシの配布を予定しておりまして、住宅管理者自らの維持管理を促す予定でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 緑川裕之君。 ◆10番(緑川裕之君) 10年前に消防団に付けていただいたわけですが、消防士じゃないので消防法とかがちょっと分からないということもないですけれど、その個人宅でここだけでいいよとか、そういうのが結構ありましたので、法令に準じていないというのがやっぱり40%とか、そういうのが出てきたかと思いますが、今度交換するときにはその辺もちょっと徹底していただき、ぜひ助成金を出していただいて、悲惨な焼死者を出さないよう、町当局としても、消防団にぜひとも活動していっていただきたいと思います。 これで私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(藤田玄夫君) 10番、緑川裕之君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時30分とします。 △休憩 午前11時20分 △再開 午前11時30分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。---------------------------------------郡司浩子君 ○議長(藤田玄夫君) 6番、郡司浩子君、登壇願います。 持ち時間は80分です。     〔6番 郡司浩子君登壇〕 ◆6番(郡司浩子君) それでは、6番、郡司浩子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、通告順に従いまして質問をさせていただきたいと思います。 一般行政のカテゴリーで、第6次総合計画について伺いたいと思います。 先般、町民へのアンケート調査が行われました。様々な意見が集約されてきたことと思います。その中で、住民とともにつくり上げる計画をということを考えておりますが、審議委員の公募、または男女共同参画という視点での女性のもう少し登用をしていただいて、いろんな意見が入るようなもの、老若男女の意見が入るようなものにしていただきたいというふうに思っておりますが、それについて見解を伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま郡司議員の質問の中で、第6次総合計画というのが来年度から5か年ということで、来年の2月までには作成する予定でございます。今まで公募というのはこの審議委員の中ではなかったんですが、今回、これはコロナ渦の社会の中で新しい生活様式を取り入れて、社会全体がやっぱり変わってくるということもありますから、学識経験者を踏まえたバランスの取れた公募をする予定ではおります。やっぱりこの第6次総合計画というのも、ちょうどこういう災害の後の計画ですから、このコロナ渦の社会の中の第6次総合計画ということは、非常に町民の女性、男性ももちろん、学識から、そういった幅広い意見ですね、やっぱりそういうのを取り入れてしっかり先を見据えた、この変化の時代の流れに沿った計画というものを具体的に私はつくりたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、町長のお話を伺いまして、安心しているところでございます。ぜひ幅広い意見を聴取してよいものをつくり上げたい、そしてよい町にしたいという意気込みを感じましたので、どうぞお願いしたいと思います。 そこで、ちょっと1つだけ付け加えさせていただきたいと思います。 今まで、審議委員の中に女性の人数を数えましたら7人だったと思うんですね。やはり3分の1にも満たっていないと、全体の中で。やはりせめて、以前は3割と言っておりましたが、今はもう少し、今回も9月7日までに男女共同、国のそういったリサーチもありまして、やはりもう少し上げるべきではないかという部分もあります。当町においても、もう少し先進的に、当然だと思うのですが、やはり男女がいて矢祭町が成り立っていると思いますので、もうちょっと人数を上げるのもどうなのかなと思いますけれど、その件について伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、審議委員の人数的なものですが、これは増やせば増やすほどなかなか意見等は聞けてもまとまりにくい、意見も出しにくいという点も、前回、桃木の町政懇談会の中でも、審議委員の方がなかなか意見が出しにくいというような。もっと意見が出せるような雰囲気づくりもやっぱり必要ではないかというような指摘もあったものですから。 私、これからの審議委員の人数的にもちょっと担当らとのそういった形で、私のそういった思いで、あまり人数は増やしてもなかなか、意見等だけの話であれですから、もうちょっと、話せる、そういう環境の場をつくるのには、もうちょっと人数を私は下げてもよろしいんじゃないかと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、すみません、人数を増やしてほしいではなく、例えば30人であれば、その中で枠が28人、27人くらいだったと思いますけれど、30%ではなく40%ぐらいの女性がその中に入っていただいて、また、そのやり方についても、バズセッションみたいな感じができるような、そういった、ぐるっとコの字ではなく、できるのも。多分町長がそういうイメージでおっしゃっているんだと思いますので、女性の比率を若干上げてもいいのかなというふうに提案したところでございますが、その件に関してお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、女性の件もあれですから、これはちょっとバランスを見て、ここで何割という返答はちょっと控えながら検討していきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) どうぞ前向きに検討よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、役場庁舎の窓口業務についてということで、これに関して、窓口のほうも町民も入りやすくなり、いろんな面でよくなったかと思いますけれども、その中でどうしても、以前に比べたら本当に皆さん、とても落ち着いた雰囲気の中で対応していただいていると思いますが、来訪する住民の利便性向上のためにも、ここでは案内係の配置という形でお願いしたいなというふうに思っておるところでございます。 現在、先日行きましたところ、1人の方の机が南向きになっていたんです。そうしましたら、総務課だと思うんですけれど、なぜですかと伺ったところ、町民の顔が見えるように、すぐ対応できるようにという形でこのように机がなりましたと。これはすばらしいことだし、顔が見えるということが町民も声をかけやすいのかなというふうに思ったところでございます。 ただ、そういう考え、やはり皆さんの気持ちが、職員の気持ちが分かったところでございますが、それでも町民の中には、ええ、というふうに、ちょっと愛想が、こういう簡単に言えば愛想が悪いというふうにおっしゃる方がいて、いや、それでもだいぶよくなったんじゃないんですかなんて話はするんですが、それを解消するためにも、例えば案内係というのも一つなんですけれど、これがなかなか業務が忙しくて難しいというのであれば、もう一つ提案として、誰か一人、こんにちは、おはようございますと言うのを来た方に声をかける係を毎日順繰りとつくるだけでも、例えば銀行に行けばいらっしゃいませと、郵便局でもいらっしゃいませ、おはようございますという形であります。全員が仕事していますので、なかなか難しいと思います。具体的に言えば、そういった一歩踏み込んだ、おはようございます係を毎日交換するとか、そんなふうにしていくのは、この質問を書きながら、案内係がいると、コンシェルジュがいるといいなという思いもあったんですが、現実問題、皆さんお忙しいのはとてもよく分かりますので、そういったちょっとした形でできないものか検討願いたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) ただいまの窓口業務等の対応等についてのご質問でございますが、現在の役場の職員の人数や窓口の執務スペースでの状況等を勘案いたしますと、なかなか新たに、議員おっしゃるとおり案内係というものを設けられればお客様の、町民への対応等、安心していただくという意味では大変よろしいことなのかなとは思いますけれども、なかなか難しい状況ではございます。 そういったことを踏まえまして、議員おっしゃるように、そういった挨拶係ではないですが、まず一声をかけるということは、町民の皆様に安心していただく上でも大変重要なことなのかなというふうに私どものほうでも認識をしておりまして、現在は、先ほど議員からありましたように、税務グループのほうでは机の配置、レイアウト等を見直しまして、お客様の顔がすぐ見えるような形で、挨拶もそういったことでできるようにということでレイアウトの見直し等も行っております。 また、直接窓口に近い職員については、お客様が、町民の方がおいでになれば、すぐご挨拶、おはようございます、こんにちはというような挨拶を、お客さんのほうからかけられるのではなく、職員のほうからお声がけをするような対応をするようにということで指導もしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、総務課としても努力されているということが分かりましたので、ぜひ、それでも声をかけるのがなかなか、かけにくい職員の方もおりますので、全員が大変だから私からちょっと提案したのが1人、今日はあなたが、何々さんがこの1週間とかという形で、そうすると、もっとやりやすくなるのかなというふうに思います。結局みんな業務やっていますので下向いていますから、来るのが分からないですよね。その辺を解消するためにも、今週1週間は誰々さんという形にもう一応担当割りを、それ以外に気づいたらおはようございますって後づけでもいいですので、そういう形にすると、とても明るい庁舎、これからの未来の子供たちが、今日も中学生が、昨日でしたか、職場体験に来ていますけれど、そういったのにもいい影響も与えると思いますので、どうぞ検討よろしくお願いいたします。 続きまして、空き家対策という形で、空き家について、昨日と今日と皆さん、議員さんのほうで空き家の件について伺ったところでございますが、先ほどの事業課の報告でも空き家のほうを実用化したいと。実際のところ、立ち上げていくという38件でしたね、あるということですので、それをネット上でやっていくということでございますが、それを聞きまして、30年度に出来上がって、どうなっているのかなと本当に待っていましたところで、その中にやはり実際のところ、先行している南会津なんかでは、議員のほうで研修に行きまして、当時、こういったものが、ツールができているものでございますから、こういったものがやはり町民にも活用してもらえるような空き家バンクシステムという形をしっかりと立ち上げていただきたいというふうに思っています。ネット上だけではなく、やはりこういったもの、紙の配布という形で、紹介してもらう形で実はお渡ししているという形でございます。 空き家バンクのところに、その後いろんな話を聞きましたところ、空き家をお貸しすると、その方にある程度お金が少しだけ貸し賃という形で行くような、南会津のほうではやっているというふうな話をしておりました。 そういったやり方もありますので、そういったツールを使った恩恵というものがないと、やはり貸す側もどうなのかなということもありますので、そういうやり方で、私が今回聞いてきたのは、南会津の方にちょっと電話のほうで、今回行けませんでしたので電話のほうで確認したらそういったやり方でやっているという話もありますので、そんなことも、先進の地区のことを学んで、ぜひやっていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 空き家計画を立てたのが平成30年度で、昨年度、空き家バンクの立ち上げを進めていく予定だったんですが、台風等がございまして先送り、今年度に移ってきております。今年度について、まだ災害対応ということが残っておりますが、先進事例等を参考にしながら、空き家バンクについて登録を進めていきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、昨年できる予定だったが、ほかの優先課題が出てしまったということでございますので、しっかりと、やはり町民も気になっているし、またその有効活用、今コロナ渦において、先ほどもお話伺いましたけれども、ワーケーションというような形で、この町でも使えるのかなというふうに思っておりますので、ぜひ推進していただけたらと思います。 続きまして、土木行政についてに移らせていただきたいと思います。 山野井地区の急カーブ解消と書いてありますが、この問題についてという形でございます。 こちらのほうも昨日の一般質問のほうで、他の議員さんが質問されておりましたが、私はこの件に関して、まずは夕刊矢祭で実は当局の様子を知ったということが、まずは説明がなかったなという思いがございます。こういったものがある場合には、ぜひお願いしたいなということもありますので、ご説明をお願いしたいということと、まずは、そして一番大事なのは、歩行者や自転車通学等の生徒たちが安全に通行できる道路にしてほしいという願いでございます。 その辺は、町のやはり、昨年ですか、転んだ生徒がおりましたので、やっぱりそういうことが、ちょこちょこと度々あるような感じがいたします。安全に歩行できるということでございますので、その辺もきちんと入れ込んだ構想が入った道路になっていただきたいと思っているところでございますが、その辺の要望等、その辺はどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 今年度の地元での説明会を受けまして、測量設計を行う予定になっております。この設計においては、当然山野井の急カーブの解消に併せて歩道等も設置されて、歩行者や自転車を利用する方にとっても配慮された設計になるかと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) そういたしますと、やはりこちらが今話を聞いて、自転車も歩行者も通行できる歩道が設置されるということであれば大変安心でございます。大体どのぐらいまでかかる予定でありますでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 今後の予定といたしましては、令和2年度に測量設計、地元説明会を行って、令和3年度で用地調査、これは用地調査完了後、用地交渉に着手する予定だということでございます。当面の予定は、伺っているところはそのスケジュールです。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 承知いたしました。 今年度は設計で、来年度は用地調査、用地を調査してという形で、それ以降が工事になると令和4年度に、このまま着々と進めばよろしいんですけれども、やはりそれまでにも、やはり今現在使っている生徒たちもおりますので、まずはお願いしたいのは、あそこが通りやすい、やはり下草があったり見えにくくなっていたりとかしますので、引き続きしっかりとその辺の施策を、子供たち、それから歩行者が通りやすいようにしていただきたい、道路の整備をぜひやっていただきたいというふうにお願いしたいところでございます。お願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 町としても早期改良に向けて引き続き要望を重ねていきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 私が言っているのは、それに至るまでに、下草があったりとか、道路の改修が必要であったりとか、そういう部分が出てくると思います。歩道と側道、国道とその境目だったりというところがありますので、その辺の修繕だったりとか改善をしっかりと進めていただきたいということでございますが、どうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 修繕箇所等につきましては、その都度県のほうに要望してまいりたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) どうぞよろしくお願いいたします。 それに関連しておりますけれども、横断歩道・道路の補修についてということで、関連はしてございます。 今、その都度ということでございますが、今回、横断歩道は、こちらは前もお話ししました所でございます。小田川の349と118号とJAの所ですね、あそこの歩道が消えております、白線が。あとこちらのほうも消えていたりとかしていますので、その辺を、やはり早急にまずはお願いしたいということ。 それから、損傷のある道路と書いてありますけれど、これは町道なんですけれども、ここにはちゃんと書けばよかったんですが、担当課のほうには話はしたところでございますが、商工会前からこども園に向かう、新道と言われるところですね。そちらの道路の損傷部分をしっかりと直していただきたい。子供たちが歩くところもありますので、その辺も歩けるような状況にしていただきたいということの補修。 それから、以前に話はしたところでございますが、町道で役場から矢祭小学校へ抜ける道があるかと思います。あそこも町道だということでございます。やはりあそこを使っている住民もおりますので、どうしてもあそこは傷んでいて、側溝もグレーチングもない、側溝そのままあるところでございます。結構傷んでおりますので、その辺についてどうであるか、お願いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) 郡司議員のご質問にお答えしたいと思います。 まず、横断歩道につきまして早急な対応を求めたいというような質問でございますけれども、こちらは小田川の農協前の横断歩道ということで、前からお話があった件かと思います。 この件につきましては、今年の5月に公安委員会のほうに要望として提出をさせていただいております。その結果なんですけれども、県内で優先順位をつけまして、それに伴いまして優先順位の高いものから順次行われるというような回答をいただいておりまして、ただ、小田川がすぐにできるかというところまでの返事はいただいていないところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 町道における損傷箇所の補修についてということで、今2つの路線でございますが、まず商工会前からこども園に抜ける町道につきまして、これは桃木区におけるまちづくり懇談会でも話をいただきました。現場を確認させていただいて補修いたしますよというような、その場では回答させていただきました。こちらについても各地区、町道等優先順位をつけながらということになりますが、対応していきたいと考えております。 また、役場から小学校へ抜ける道路、こちら非常に狭い道路でして、損傷しているということも現場確認しております。また、側溝の水が排水し切れないというような相談も受けておりますので、こちらも施工箇所が狭い中での工事となりますので、どのような工法で進めるかということを今後検討していきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) まずは優先順位をつけてということでございますが、実際のところ、桃木の前の新道のところは子供たちが通学で歩いておりますので、以前もあそこにあった電柱というか標示板を移動していただいた経緯もありますが、実際のところ本当に使っておりますので、安全のためにお願いしたいということと、あと、以前もお話しして、今回、教育委員会からの資料のほうに出ていたのですが、キッズゾーンという形をやはりこの際しっかりと、あの部分をすることによって、結構車の通りが激しいものですから、歩道は狭いし、30センチあるか、ぎりぎり多分30センチになると思うんです、恐らく。やはりその中を歩いて行く、その後こども園に向かう親御さんの車があったりという形なので、キッズゾーンの設定をしていただいて、色の標識をしたりとか、色できちんとそういったのを、通行ができるように、歩行者は安全に通れて、車でも気をつけて注意をしながらできるようなキッズゾーンということも考えられるのではないかと思いまして、ちょうど見ましたところ、教育委員会の資料のほうにもやはり、これは考えるべきではないかというような課題に上がっておりましたので、それとともに併せて考えていただきたいなと思うところでございますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 教育委員会等の意見も踏まえまして、検討していきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今そのキッズゾーンに関しては、国の多分あれが子供たちの安全という形であるかと思いますので、その辺も調べていただきながら事業を進めることもあるんではないかと思いますので、どうぞご検討お願いいたします。 続きまして、フラワーラインの推進についてという形で出させていただきました。 何度か国道のところが、せっかくの花埋めの場所のところが、植え込みのところが雑草が生い茂ってしまって手入れが行き届かなくなり、コンクリートになってしまったというような悲しい現実があって、これは国のものだからあれなんだということではありますけれども、実際そういったところはもうどうしようもありませんので、フラワーラインの推進というのは、心の情操、子供たちの情操教育にもなるし、矢祭のイメージアップにもつながるかと思って提案させていただいております。 どうしても道路が、脇には雑草が生えてしまい除草がされております。町の建設業者の皆様には協力を頂戴して、毎回、定期的に除草しているところでございますので、可能な場所に町を挙げて花を植え、訪れる方々に好意を抱いてもらえるようなフラワーライン等の推進をしてはどうかと思うが見解を伺います。 これは道路行政、それから一般行政にも入ってくるかと思いますけれども、例えば私がイメージするのは、恐らく中島村に入るときに、こちらから118号を行って、中島村、棚倉・矢吹線のところなんですけれども、入り口に、道路のところに橋があって、そこからフラワーラインというか、すっと入っていくんです。とてもきれいなんです。ああ、こういう場所にこんなことが、あることもできるんだと。そうすると、その町がきらびやかに、きらきらと輝いて見えるものなので、全部が全部ということはできないと思うんです。 なので、なかなか大変で、これは話を伺ったところ、地元住民の手が必要だということでございますので、そういったお願いをして、どうなのかなというふうに思ったところでございますが、見解を伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 現在、国道118号の戸塚農村公園入り口付近と、国道349号小田川のため池付近で地域の皆様方のご協力により花の植付けを行い、道路維持景観づくりを行っていただいております。以前は、関岡江戸塚や中石井黒助地内においても道路脇の花壇の整備をしていただいておりましたが、維持管理が困難になったため、現在はコンクリートで覆ってしまっております。 議員おっしゃるように、中島村や玉川村のほうでも、国道脇に団体ごとに区分けされて花が植え付けられ、きれいに管理されているのを見ておりますけれども、地域の方々で管理をしていただけるところがございましたら、花の苗等は県のほうで用意していただけますので、ぜひお願いをしたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 事業課のほうで調べていただきましてありがとうございます。ぜひこれは、郷土愛を育む一つの、また、そしてこれから空き家対策と、それから先ほど言ったワーケーションなどでも訪れる人々の心に豊かな気持ちになってもらう一つの施策でもあります。 もう一つ、毎年クリーンアップ作戦という形で、各地区でお掃除作業をしているところでございますが、その中に花植えという一つのあれも入れてもいいのかなというふうに私自身は、あのとき本当に大勢の方が集まってきますので、あってもいいのかなと思いますので、その辺ちょっと工夫していただいて、告知だったりPRだったりをお願いしたいと思うところでございますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 町民福祉課等とも連携しながら検討していきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 検討していただきながら、心をはぐくむ郷土愛溢れる矢祭町にしていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 暫時休憩します。 再開は午後1時00分とします。 △休憩 午前11時58分 △再開 午後1時00分
    ○議長(藤田玄夫君) 再開します。 6番、郡司浩子議員、登壇願います。     〔6番 郡司浩子君登壇〕 ◆6番(郡司浩子君) そうしましたら、午前に引き続きよろしくお願いいたします。 3番の質問事項、3番として上げております。産業行政について伺っていきたいと思います。 地域資源の活用と活性化という形でテーマ上げておりますが、今回はPRだったり、その方法という形で具体的なことで伺わせていただきます。 地場産品が、町のホームページにアクセスすれば表示できるようにしてみてはどうかという形で思っております。昨日も町長が、やはりネット販売をという話をしていたかと思います。その中でも、やはり町に関するものにアクセスすることによって地場産品が掲示され、見る人にこんなものがあるんだという形で覚えていただくということも活性化に寄与するものと考えますが、今後検討していくべきだと思います。見解を伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 地場産品のPRということでございますが、町のホームページの観光のメニューから入っていただきますと、特産品としまして、ユズ、地酒、イチゴ、コンニャク、それから久慈川の鮎等が紹介されております。このほか、町の駅で実施しております買物支援事業においても、ポータルサイト構築を検討しておりますので、お互いにリンクを貼ることで広く地場産品の紹介をしていきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今そういった形で町の特産品という形で入っているのは存じているところでございますが、ほかに埋もれているものとかもあるかと思うんですね。ですので、例えば町民でそういったものを掲示してほしいという意見があれば、意見というかお願いがあれば、ぜひ町のほうからもそちらのほうどうかということで、掲示ができるから参加してみてはいかがかというようなことで、掲示するような、PRできるような方法も取るべきなのかなと逆に思ったところでございますが、いかがでしょうか。せっかく町の駅ともリンクするということでございますので。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まだまだ町内には発掘されていない、知られていない特産品があるかと思います。それに、現在、地域おこし協力隊でラズベリーを収穫している段階でありますし、新規就農者である茗荷地区の増子君なんかもシャインマスカットを栽培しておりますので、そういうのも含めてさらに新しい情報も取り入れていきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ぜひ新しいものを、新しいではなく、もともとあるものが結構あるかと思います。それこそ花であり、とにかく生活必需品なものがたくさんありますので、ぜひその辺もしっかりと分かっていただいてPRに努めていただければと思います。 それとですね、見やすいページでお願いいたします。付け加えます。 それから、続きまして、矢祭山の親水公園についてという形で質問させていただきたいと思います。 現在の工事が親水公園という形で芝で、昨日も出ておりましたけれども、遊歩道を造ってという形の計画があるかと思いますが、今後、やはり大変すばらしいロケーションのところができたかと思います。ただ、親子のみならず多くの来訪者が楽しめる施設、公園とするために次の計画ということが、やはり何もないのもいいのかも、あずまやが1つあるだけなんで、来た方々が、とにかく私の耳に入ってくるのが、若い親子、それから子供たちが遊ぶスペースがないということがありますので、その辺も鑑みて、そういった計画ということをしっかりと取り組んでほしいというふうに、親水公園のみならず全体を考えたものを造っていくべきではないかと思っているところでございますが、お考えを伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 親水広場の整備につきましては、今年度は3期工事といたしまして、親水公園の西側、入り口付近の造成工事を予定しておりまして、現在その設計を組んでいるところでございます。矢祭山の風景に溶け込むよう、遊具等は置かずに植栽等により水辺の憩える場所として整備していきたいと考えております。 平成29年度に観光資源管理計画を策定しておりますが、この計画を矢祭山公園整備の基本方針とし、長期的な視点を持って計画的な公園整備に努めていきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 遊具等は置かずにという形で考えているところなんですかね。 分かりました。 でも、実際のところ、来る方が、木でできたような、何か1つ、2つあってもいいのかなというところが、やはりお子さんをお持ちの親御さんはそのような形で思っているところが、すごく私のところでは聞こえてきます。ぜひとも、今、観光資源管理計画書という形で、それに基づいて進めているところとは思いますが、今、現状それを進めるに当たって、考えをつくり上げているのは、大体どなたがその頭のイメージでやっているのでございましょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) これは第1期工事からの継続事業として、当初からの計画を基に検討して3期工事まで進めて参っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) ここで町長、提案があるんです。今、若いお母さんたち、お父さんたち、若い方々がこういったものが欲しいというものがあるんですね。ぜひそういったものを聞く機会、例えば幼稚園、小学校、中学校にお通いの方々のご意見を、全部は可能ではないけれども、こういったところには何か自由にできるようなスペースだったりとかがあれば、欲しいという形をリサーチ、聞いていただきたいというふうに思うんです。その辺に関して町長、どうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) これだけの町の代表する観光資源の親水公園ということで、完成間近の中で、やっぱりいろんな人が来ていただいて、そういう幸せ感を感じたり、いろいろする公園にしたいと思っていますから、今、郡司議員が言われたような、そういう目線からの視点もしっかり捉えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、町長の言葉を聞いて安心しました。ぜひそれを現実のものとして、私もこの後、そういう方々にお話ししていきたいというふうに、全員が全員はと思いますが、代表になる方とか、そういった形でぜひ耳を傾けていただきたいと思いますので、どうぞ担当事業課としてもどうぞよろしくお願いいたします。 あと、付け加えまして、イベントというか、恐らくあの場所でイベントスペース、例えば物産を販売したりとか、そんなことも必要なのかなというふうには思っておりますが、その件に関してもどうでしょうか、考えてはいるところでございますか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 3期工事が完了した暁には、何かしらのイベントは検討する必要があるかというふうには思っておりますが、具体的に今何をするかということはまだ決まっておりません。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、策定をしなければいけない、これから考えていかなきゃいけないということはありますので、若い方々のご意見に耳を傾けながら、実のある、また、町をPRできるスペースになっていただくように、今後とも計画をよろしくお願いしたいと思います。 では、続きまして、次に進みたいと思います。 町営住宅の修繕等についてという形で出させていただいておりました。 私、不勉強でございまして、何度か町営住宅に関してはお話を伺ってきたところでございましたが、いろいろ、以前より町営住宅の修繕だったり、そのような方をお願いいたしまして直していただいたところはありますが、現在の生活様式に即したものではないということが、実はこの間知りまして、どんなことかと言いますと、お風呂がどうやら自分で設置しなければいけないという状況であるということを伺いまして、ちょっとびっくりしたところなんですね。 今現在、例えば古いところとかがあれば、今入っている方はあれなんですけれども、そういったお風呂、自分でバスタブをちゃんと入れてから、それから昔ながらのやり方でというふうに聞いたところでございますが、その辺りはどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) お風呂につきましては、入居者の負担において設置していただいておりまして、退去する際にも撤去していただいております。と言いますのも、町営住宅につきましては、公営住宅法に基づいて設置しておるものでございまして、法に基づきますと、最低限の健康で文化的な生活を送ることができるよう低所得者に対して住居を提供するものですので、水道、電気、トイレを設置しており、浴槽については入居者の負担で設置していただいているというような現状でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 法令に従って、昭和30年代、40年代に造られた、特に古い方は特にそういった形にはなっているかと思います。 確認ですが、大寄団地やそういったところも同じような形になっていますか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 町営住宅については取扱いはそのようにしております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 今、やはりそういったことを伺いまして、今の現在の生活様式というのは、やはりお風呂だけが今ちょっと問題だなというふうに思いました。今、様々なところで町営住宅の改築、改修をして始まっているところ、また会津の話になっちゃいますけれども、そちらのほうではやはり改築、改修、リノベーションしてという形でやっているところは、やはり今の現在の様式に合った町営住宅になっているようでございます。それが魅力として、要するに低所得者でも入れるという形になっていて、とても魅力あるものになっているものですから、いろんな方がやっぱり入居したいという形で出てくるところもあります。それがまたいいものであるから、お家賃ですか、そういったものもしっかりと払っていくような感じもあるのかなというふうに思うところではありますので、ぜひ、その水回りということは、当時の必要最低限と現在の必要最低限のレベルというのが若干変わってきているのではないかと思いますので、その辺をぜひ精査していただいて、今は町としてはそういう法令に準じてやっておりますが、よその地区では、やはりそこを解釈をしまして、最低限の水回りという形ではやっているかと思います。その辺をちょっと検討していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 浴槽につきましては、やはり前の入居者が使っていたものをそのまま使うということも、次に入居した方にとっては抵抗があるところもあるようでございます。そういうところも踏まえて、他町村の例も参考にはさせていただきたいと思いますが、前の人が残していっても次の人がまた新しい浴槽がいいということであれば、前の人に撤去していただいているということはございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) その辺は分かるところでございますが、通常のアパートとか、普通の民間でやっているアパートなんかのお風呂はそのままの状況であるかと思います。何十年かに1回ぐらい改装するという形にはなっているところでございますので、そんなに前に使ったのが嫌だというのは、恐らくかなり古くなっているからという形で、敷金、礼金があるから、その中で家主が交換するということでありますが、でも、やはりそれは水回りはワンセットなのではないかなというふうに思っているところでございます。 ぜひ、他町村を、先進地区等をちょっと調査していただいて、この町に合ったものにしていただきたいなというふうに思っております。どうぞお願いいたします。 それから、次に進みたいと思います。 新型コロナウイルス感染症対応についてという形で、様々な不安があります。これからの季節、台風等の自然災害を含め、町の対策を住民へ早急に知らせていただきたいという形で上げておりますが、これは避難所だったり、それから、どの時点で避難をしていいかという、そういったいわゆるタイムライン防災みたいな、そのところをしっかりと提供していただきたいということ。 それから、避難所。去年は本当に、ほとんど避難所に行くようなことは今まではありませんでしたので、そこまでは詰めようとは思わなかったんですが、やはりこれから想定外のことが、結局、昨年度もありましたので、これからのことを考えて質問させていただいております。 この中で、特に避難所に関してのマニュアルは、その避難所に行くマニュアルだったりとか手順、それから避難所の職員の配置、それから昨日もありましたけれども、職員の配置、それから、いろいろやっていただくのに住民同士でも自分たちでやってほしいと話をしておりましたけれども、そういったものが明確に文書化だったりとか、イメージできているか、そういったマニュアルが出来上がっているか、まずは伺いたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) ただいまの質問でございますが、今おっしゃったとおりのマニュアルが町にあるかということでございますが、まず避難所への移動につきましてなんですけれども、こちらのほうは、町民の皆様には緊急時に備えて日頃より浸水想定区域や土砂災害警戒区域などの災害発生のおそれがある箇所や避難経路、指定避難場所等の情報をハザードマップとか、そういうもので確認していただきたいということでございます。 そういうことで、それがマニュアルと言いますか、避難のときはそれを見て、住民の方は常日頃からどこに避難したらいいか、どこが浸水エリアなのか、ここら辺を各自で検討していただくというようなことになるかと思います。 なお、ハザードマップにつきましては、今年度、平成27年に作って以来作っていないので、今年度新たに作る予定でございますので、それができましたら、すぐに町民の皆様に周知をしたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 文書のほうで出していただくということも大切ですので、どうぞお願いしたいと思います。 それから、プラスアルファ。避難所開設に至ったときのことについてちょっと伺っていたのですが、職員の配置、それがしっかりとしているかどうか、それから、中での、避難所での、どの場所にどのような順序で中に入って行くか。やはり今までだとばらばらに入って行っても大丈夫でしたけれども、今ソーシャルディスタンスを保たなければいけないということもありまして、そういったことに配慮した避難所の設置をちゃんときちんとできている、避難所の設置の計画、それから、その中での職員の対応、それから場所ですか、そういったものが、避難所の在り方ですかね、そういったものが、ちょうど新聞にはこういった形が出ていたものですから、やはりそういったものが、町としてこんな感じで多分避難所が2つ、コロナ対応のが2つということで昨日おっしゃっていましたので、その中でそういった絵図が、ちゃんとイメージ図が入ったときに見える状況、もしくは最初からこういった形で避難所を開設します、設置しますよというような形で住民への案内をしていただきたいというふうに思うところでございます。その件に関してお願いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) まず避難所の開設につきましては、地域防災計画に基づいて行うということになってございます。 それから、避難所の開設についてのマニュアル等ではございますが、今現在、きちんとしたものはちょっと正直ありません。ただし、今、新型コロナウイルス対策も含めたものを作成しなければならないということで、今検討しているところでございます。それができましたら、周知等を図っていきたいなとは考えております。 それから、職員の配置等についても大まかに、大体避難所1か所当たり4、5名程度配置したいぐらいの程度の、まだ計画しか立てていないところでございます。 それから、避難所につきましてのレイアウトについては、ある程度手持ちの資料では作ってはあるんですけれども、まず受付が必要ですし、その受付を通りましたら検温するところ、それからアルコール消毒するところを前面に置いておいて、それから仕切りを含めたベッド等を置いておく箇所につきましては、隣との距離を2メートル離すようなソーシャルディスタンスを取って設置していきたいというようなレイアウト程度についてはできておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) レイアウトのほうは進めていたということで、安心いたしました。しっかりとそういったところができていますよという形で、その施設についてはそういう形とおっしゃっていましたね、昨日ね。ですので、ぜひ住民にこういう形で受け入れることができるということをお知らせ願いたいと思っています。広報なり、何か文書を配布するなりという形でお願いしたいと思っています。 ただ、よそがやっているからここもやれというわけではないんですけれども、職員としてもやはりイメージがしづらいと思いますので、9月1日に、やはりその防災に合わせて訓練をしたというところもありました。そういうようなところもテレビなどでやはり町民は見ているものですから、町は、役場としてはやっているんではないかというふうに思っておりますので、ぜひそんなときに戸惑うことがないような形のイメージトレーニングでもいいですので、各部署においてそんな形で取り組んでいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、郡司議員の、避難所から、どこでどういう形で町民に知らせるかということで、今、県から回覧で各町民にも「マイ避難ノート」ということで、それを周知させるように、夕刊等から使い方ですね、そういったものを日頃置いて、自分の避難ルートというか、地区地区、みんな住むところの環境が違いますから、やっぱりそれなりの意識も持ってもらいたいということも今後お知らせします。 あとは、国の避難勧告と避難指示ということで、来年の5月からですか、一本化で避難指示ということでなりますから。だからやっぱりこの災害の中で、今度、熊本の災害、また今度10号の災害、そして山形県の最上川の災害を見ても、やっぱり早期の避難指示というか、もう空振りしてもいいからやっぱり早期の対応の仕方というのは行政は今後も。 だから、今回の10号台風でも850万人の避難勧告、180万人の避難指示という、数字も大きくなってしまうんですけれど、我々は小さい町ですから、どの地区というのはもうみんな全て掌握していますから、そういった具体的に地域地域の災害のときの指示は徹底して早めに指示出して、やっぱり早急な避難だと思います。どんな場合でもやっぱり具体的な憂いがやっぱり備えを生むということですから、そういう危機感はやっぱり常に持つということも大事だと思います。 これだけの災害、毎年日本列島起きているということは、もう国民もみんな周知のとおりですから。そういった方で、やっぱり我々みんな独自の、自分の命はやっぱり自分で守るというような意識も大事ですから。そういったものも踏まえて危機管理を徹底していきたいと思っています。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 町長のほうからもしっかりと取り組んでいきたいという話を伺いました。どうぞよろしくお願いします。 あと1件ちょっとお尋ねそびれてしまいました。 昨年度、施設のほうから、介護老人ホームだったりとかの避難者が結構やはりおられました。その中でやはりどうしても行ったり来たりする回数が多かったということがありますので、その施設の管理の方々にも早めの対応をするようにという方でお願いしたいと思います。その辺どうぞ、お願いします。確認です。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長大森秀一君。 ◎町民福祉課長大森秀一君) 先ほど、施設の方というのは、老人福祉施設の方が主かなと思うんですけれども、台風等によります数十年に1度の大雨が想定されるような場面につきましては、そういう方の避難を考慮しまして、避難勧告等の情報をできるだけ早く出したいなというふうに考えております。できるだけその施設のほうにも早期に伝えたいなというふうに考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) どうぞその辺りもよろしくお願いいたします。 続きまして、こちらのほうに書いてありましたけれども、町の独自の商品券の発行ということは住民に資するものであったということでございますので、長引くことというふうに書いてございますが、昨日も第2弾、第3弾という形で町長お考えであるということなんですけれど、再度確認したいと思います。 やはりこの状況というのは長引くことが予想されて、そして町としても大きな舵を取らなければいけないと思います。そのときの町としての住民の生活を守るためのご覚悟をよろしくお願いしたいと思いますが、確認したいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 商品券につきましては、7月に各戸、1世帯当たり2万円の商品券を配付させていただきました。その第2弾といたしまして、今回の補正でプレミアム付商品券の販売事業として計上しております。1万円分の商品券を7,000円で購入できる、つまり3,000円のプレミアムを付けた商品券の販売を行う予定としております。10月中に販売を開始しまして、1世帯当たり5冊まで、計5万円分の商品券を抽選により購入できる仕組みとし、利用期限は来年の2月末までとする予定でございます。 このほかにも新型コロナウイルス感染症の影響を注意深く見ながら、引き続き対応策を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 郡司浩子君。 ◆6番(郡司浩子君) 早速そういったものが計上されていたということもありましたね。しっかりとその辺は取り組んで、町民にとって使いやすいものにしていただければと思っています。 その後、よく経済状況を鑑みながら様々な施策を行っていただきたいと思いまして、以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 6番、郡司浩子君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は1時40分にします。 △休憩 午後1時27分 △再開 午後1時40分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。---------------------------------------本多勇也君 ○議長(藤田玄夫君) 5番、本多勇也君、登壇願います。 持ち時間は30分です。     〔5番 本多勇也君登壇〕 ◆5番(本多勇也君) 5番、本多勇也です。 通告に従いまして質問をいたします。 なお、今回私のする質問は、3番議員あるいは7番議員、全ての議員さんが質問した内容とかなりダブる点があります。簡潔に質問しますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 まず最初に、一般行政、まちづくり懇談会について。 これも3番議員さん、7番議員さんが質問して、町長の答弁をいただきました。やはり町長の公約の中にありました地域住民の方々の貴重な意見を聞き、今後の町政に反映させる、また第6次総合計画づくりに参考にするというような目的で開催されたと思うんですけれども、再度町長の意気込みをお聞きします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま本多議員の、まちづくりの懇談会についての中の、施策等に反映していきたいということはもっとも、おっしゃるとおりでございます。国道118号線のバイパスも、これも一応公約に上げておりまして、1番議員、あとは片野議員ですね、2番議員も同じようなあれだったんですが、これはもうやっぱり時間もかかると私は思っていますので、しっかり状況を見ながら、一つ一つ段階を踏んで実現していきたいと思っております。 やっぱり昨日も言ったように、子供たちの通学路が国道になっているというのが非常に、やっぱりそういう危険の懸念がありますから、そういった思いを国・県のほうに伝えながら、これはもうすぐにそういうふうにできるものでも何でもないですから、じっくり場を踏んで、一つ一つクリアしながら進んでまいりたいと思います。 あと、また、まちづくりの中でも、懇談会でもいろいろ道路、特に河川の改修というか土砂の撤去というのが一番多かったものですから、その中で鈴木敏男議員の中の、やっぱりスピード感を持った、そういった方法もあるんじゃないかという意見等ですから。確かに生活する中での支障というのは一番、これはやっぱり政治は生活だと思っていますから、やっぱり生活がそういう、直面したときには行政は解決に向けるというのが姿勢だと思っていますから、そういった町民目線のほうで今後の6次計画も立てていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 関岡のまちづくり懇談会、台風19号の前に行われまして、区民の皆さんの意見がありました。その中に、やはり関岡町の町道のあの辺が、大雨が降るたびに冠水したりいろいろなというような意見が出て、早急に対策してくれというような話だったんですが、その後、台風19号で夢想橋の近くの町道がかなりえぐられて一時通行止め。今、仮に通行になっている、休工中で仮に通行はできるようにはなっているんですけれども、やはり福島交通のバスが通れないというので、かなり不便を来しているというような意見もあります。それについて、町の考え、いつ頃、バスだけでも通れるような町道に復旧できるのかお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 町道下小坂線につきましては、既に発注済みではございますが、河川の中での工事を伴うということで、11月頃から工事に入る予定をしております。 現在、片側1車線ということで通行はしておりますけれども、実際に工事に入りますと、いろいろ重機等もございますので、あの箇所については工事期間中通行止めにするしかないかなというふうに考えております。 ですが、工期としては3月いっぱい取っておりますので、早期完了に向けて執行していきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 昨日も7番議員が、塙の道の駅のところから眺めて、結局土砂の撤去をやっているということで、あれは対岸の製材所、あるいは今回できた消防署の護岸のほうを直すのに、向こうの土砂を結局あっちにこう、川を取りあえず、水量ですか、川の水量を流して、そして復旧すると。やはり関岡町の場合もやはり水量が多くて、やはり下が岩盤であるということなんで、なかなか難工事ではあると思うんですけれども、ひとつ一日も早く関岡町の住民の方が通れるような態勢にしてほしいと思います。 次に、地域おこし協力隊についてご質問します。 今、ゲストハウスプロジェクトに4名、町文化財に1名、あとラズベリーの振興に2名という隊員が矢祭町に移り住んで、矢祭町の活性化に取り組んでいるわけなんですが、この地域おこし協力隊の人数というのは、本町が募集し採用するわけなんですけれども、その制限なんていうのはないんでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 制限はございません。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) かなり優秀な方々が前職を辞めて矢祭町のために一生懸命、3年間という期限の中で、活動計画を先日聞きましたが、頑張ってやっているということなので、やはり矢祭の町民の方もできる限り理解を示して、温かい真心こもったお付き合いをしながら矢祭のために働いてほしいと思っています。 それについて、課長、どうでしょうか。評判は。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 特に今、ゲストハウスプロジェクトということで4名の隊員が入ってきておりまして、東山地区、東舘地区、内川地区と、それぞれの地域の方々との交流を通していろんな、これまでちょっとコロナの関係で研修期間もありましてなかなか表に出る機会もなかったんですが、最近では積極的に地域のほうに出向いて行って活動に参加させていただいております。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 本当にすばらしい、矢祭町のために頑張っている彼女、彼らなんで、我々も少しでも力になって応援したいと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。 次に、コロナウイルス感染拡大対応について。 これも3番議員が申しましたが、特にコロナ差別について、広報やまつり9月号にも町長からのメッセージ、「町民の皆さんへ」ということで、自分や大切な人が感染に冒されてもおかしくない状況の中で、やはり隣町あるいは棚倉町もそうですけれど、かなり差別的なことがあったと。石を投げられたり卵をぶつけられたりしたというような話も聞いています。そういうことがないように、本町ではまだ1名の感染者も出ていませんが、今後とも皆さんの我慢と知恵を絞りながら、感染者が出ないように努力してほしいと思います。 その中で、地域おこし協力隊の方々、一生懸命矢祭町のことを考えてやっていただいているんですが、やはり本町から首都圏に行って頑張っている大学生、今かなり困窮してアルバイトもなし。昔は親のすねをかじって学費を稼いだんですが、今はやはり自分でアルバイトをしながらやっている苦学生がたくさんいるというような話も聞いています。今日もニュースで仙台の女子大学が入学式を行ったと。本当は4月に行うべきなんですが、この時期になったと。でも入学式を挙げてもらってうれしいような話をしていました。 それで、県内の町村で、やはり学生頑張れということで、大学生あるいは専門学生を支援している自治体があるんですが、本町でも何かこう、いずれ卒業して矢祭に、ふるさとにUターンして親元で働きたいというような気持ちになるような、何かこう支援策みたいなのを考えていないでしょうか、町長。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、本多議員のコロナウイルスの感染の中で、学生が非常に大変な苦労をしているということで、非常にこれ新聞等の記事でも紹介されています。これは本町も、学生支援ということで上げなかったんですが、今後、今言われたようにしっかり本町出身の大学生、専門学生、出ている学生を何かの方法で支援したいと思っております。 やっぱりこのコロナウイルスというのは、これ誰もが初めてこういう我々の代で経験することですから、今後こういった感染症の対策も兼ねながら、感染に対する誹謗中傷、そしてそういう嫌がらせ、これは絶対人権を無視することですから、これはもうあってはならないということ、これはもう本町だって、絶対行政が責任を持ってしっかり対応はしていかなければならないと強く思っています。 この前、町村会の中でも、県のほうでもそういう文書等、知事も出しているんですけれどもね、まだまだそういう足りない面があるというようなことで、強く県のほうにも要望しました。 もちろんこれは我々も、何回も私も言うんですが、県境の町ですから、やっぱり茨城県とのああいう感染者のいろんなうわさ等聞いています、やっぱり。非常に苦しい思いで職場を辞めたり、家を離れたりしているというのも、非常に周りのそういう理解がなかったのかなということがあります。だから、今後そういう人に対するやっぱり励ましと、そういう思いやりの文化というものもしっかり、こういう機会だからこそやっぱりそういう思いを伝えていって、さっき本多議員もおっしゃったように、いつ、誰が、どこでかかるというような、こういう状況まで来てしまっていますから、本県でも180人はもう超えていますから、茨城県だって155人から、栃木だって300人超しているんですから、当然これは交流は、いろんな商売関係では動いていますから、まだまだ感染者は増えてくると思いますから、そういった意味で、本町もしっかりそういう誹謗中傷、子供たちもそういうふうになったら、もう絶対そういうことが起こらないよう、しっかり行政も責任持って対処していきたいと思っています。 ○議長(藤田玄夫君) 本多勇也君。 ◆5番(本多勇也君) 町長の、また前町長の古張町長、あるいは根本町長の、矢祭町は子育てあるいは教育に熱心な町だというのが重々伝わってまいりました。今後とも困っている人には手を差し伸べるというような気持ちで町政運営を行ってほしいと思います。 これで、一日でも早くコロナ感染拡大の終息を願って、一般質問を終わります。 ○議長(藤田玄夫君) 5番、本多勇也君一般質問を終わります。 これで本日の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、明日4日目、9月10日は午前10時から決算特別委員会が開催されます。 また、5日目、9月11日の定例会の開議時間は午前10時といたします。 本日はこれで散会します。 ご苦労さまでした。 △散会 午後1時54分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容19番 鈴木敏男1.環境行政について(町長) (1)共有地の維持管理について ①高齢化に伴い各地域で持っている共有地の維持、管理が問題となっています。今後、町ではどのような対応を考えているのか伺います。 (2)産廃問題について ①馬渡戸地内の産廃問題は、その後どのようになっているのか伺います。 (3)町有地の利活用について ①町で購入した町有地の利活用について伺います。(追分、下関河内) 2.建設行政について(町長) (1)残土捨て場の確保について ①工事現場残土捨て場の確保について伺います。
    (2)重機の購入について ①重機を購入し、町民サービスを行ってはどうか伺います。210番 緑川裕之1.一般行政について(町長) (1)個人等の土地財産について 当町においても末婚率の増加により、相続者不在等が増加する懸念があると想定されますが、個人等の土地財産について伺わせて頂きます。 ①当町における共有林、牧野組合等の箇所数を伺う。 ②町外在住の方の所有する町内の土地の面積及び割合を伺う。 ③相続人不明又は固定資産税徴収不能の件数、金額を伺う。 ④共有林等の組合員の町外在住等が益々増加の傾向にあり、固定資産税の徴収が大変難しくなっており、税の減免措置を行ってはどうか伺う。 (2)空家対策について ①コロナ感染対策として、テレワークによる働き方改革が推進されており、既に移住者誘致を進めている市町村もある。当町でも空家を利用して取り組んではどうか伺います。 ②空家調査の現在の状況について伺います。 2.消防行政について(町長) (1)住宅用火災警報器について ①住宅用火災警報器の町内の設置状況について伺います。 ②10年前に町消防団にご尽力頂き、各家庭に設置された火災警報器が、本年交換時期を迎えております。悲惨な焼死者を出さないためにも助成金を出して交換を進めてはどうか、町の考えを伺う。36番 郡司浩子1.一般行政について(町長) (1)第6次総合計画について ①審議委員の公募等、住民と共に作り上げる計画をと考えますが、見解を伺います。 (2)役場庁舎の窓口業務について ①来訪する住民の利便性向上のためにも、案内係等の配置を考えてはどうかと考えます。見解を伺います。 (3)空き家について ①空き家調査が終了し、データ登録も済んだところだと思うが、今後、その活用を図る必要もあると思う。空き家バンクとして立ち上げることも町の活性化にとっても重要だと考えるが、今後の展開をどう考えていくか伺います。 2.土木行政について(町長) (1)山野井地区の急カーブ解消について ①方向性に変更があったと夕刊矢祭にて当局の考えを知ったところであるが、詳細について伺うとともに、まずは歩行者や自転車通学の生徒たちが安全に通行できるものとなるかを伺います。 (2)横断歩道・道路の補修について ①横断歩道、損傷のある道路の補修について、早急な対応を求めたいと思います。見解を伺います。 (3)フラワーラインの推進について ①どうしても雑草が道路脇には生えてしまい除草が必要とされ、町の建設業者の皆様には、協力を頂戴しているところであります。そこで、可能な場所に町を挙げて花を植え、訪れる方々に好意を抱いてもらえるようフラワーライン等を推進してはどうかと考えるが見解を伺います。 3.産業行政について(町長) (1)地域資源の活用と活性化について ①地場産品が、町のホームページにアクセスすれば表示されるようにすることで、PRにつながり、活性化に寄与するものと考えます。今後、検討していくべきだと思うが、考えを伺います。 (2)矢祭山親水公園について ①現在の工事が今年度末に終了するとのことであるが、今後、親子のみならず多くの来訪者が楽しめくつろぐことのできる公園にするためにも、次の計画を進めるべきだと思うが、考えを伺います。 4.健康福祉行政について(町長) (1)町営住宅の修繕等について ①町営住宅の修繕等が計画的に行われているか、また、改修なども検討し、現在の生活様式に即したものとし、空き家等の解消を考えるべきだと思うが、考えを伺いたい。 (2)新型コロナウイルス感染症対応について ①新型コロナ感染症の発生により、様々な不安がある。これからの季節、台風等の自然災害等含め、町の対策を住民へ早急に知らせて頂きたいが考えを伺います。また、町独自での商品券等の発行は、住民にとって資するものであった。今後この状況が長引くことが予想され、町としての舵を取ることが重要だと思われる。考えを伺いたいと思います。45番 本多勇也1.一般行政について(町長) (1)まちづくり懇談会について ①まちづくり懇談会が終了し、地域住民の皆さんの貴重な意見や質問、要望を聞き、今後の町政運営に反映させることを目的として実施された。その中で国道118号バイパス化整備について、現段階での考えを伺います。また、豪雨時の安全対策について、久慈川の増水、氾濫による被害軽減のため、河川の河道掘削を早急に行ってはどうか伺います。 (2)地域おこし協力隊について ①本町にはゲストハウスプロジェクトに4名、町文化財振興に1名、ラズベリー振興に2名の隊員がおり、慣れない土地(地域)で活動計画を発表し、矢祭町活性化のため頑張っています。3年間という期限の中で結果を出すという仕事であり、町民全員で温かく迎えたいと考えますが、行政としてどのように考えているか伺う。 2.健康福祉行政ついて(町長) (1)コロナウイルス感染拡大対応について ①「コロナ差別」について 感染した場合の誹謗中傷といった不当な扱いをされる差別はあってはならない事である。特に大学生の教育実習の見合わせ、アルバイトの解雇などについて考えを伺う。...