矢祭町議会 2020-09-08
09月08日-02号
○議長(
藤田玄夫君)
藤井隆治君。
◆1番(
藤井隆治君) 町長
の思いとかも広報とかでいろいろ読ませていただいてよく把握しているつもりなんですけれども、実際問題、矢祭にも棚倉と
の関係者
の方がやっぱりいるということで、その方
のご家族とか子供さんとかも大分被害に遭われている状況
を伺っておりますので、実際に親が学校にいじめられているということ
を言っても、学校
の先生側はいじめられていないですよという対応
の仕方らしいので、実際に先生方はなかなかそこまでも把握していないかと思いますので、そういったところも含めて、学校側もよろしくお願いしたいと思いますので、
教育関係者の方々にもお願いします。 それでは、
国道整備計画について
の質問に移らさせていただきます。 先月、夕刊等で拝見したんですけれども、山野井
の国道118号カーブについて計画が変更された記事
を読みました。それで、どこからどこまで
の計画変更がされた
のかお伺いしたいと思います。 実際、
町営グラウンド入り口まで
のカーブまでが一括で道路が行くはずだったんですけれども、そのときには私も戸塚側
の地権者として呼ばれていなかったものですから、山野井
のことがよく分からないのでお伺いしたいと思います。 それで、その当時
の説明会
のときには、土地
の買収が済んだところから部分的にでも始めていきますということで、平成32年には開通する予定ですという
のが、多分28年頃
の説明会であった
のかと思うんですけれども、それが実際には、やっぱり山
の買収が進まなくて遅れ遅れになっていて、今回
の発表になったわけなんですけれども、その点
の今後
の計画についてちょっとお伺いしたい
のですが、よろしいでしょうか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君)
山野井カーブにつきましては、
カーブ内側の山林
を所有する方と
の用地交渉
を県において行ってきたところではありますが、金銭面で折り合いがつかず、交渉にもならない状況であったと
のことです。 このままでは
国道改良の計画
を進めることができないため、
町道山野井・
加羅沢線から大子沢まで
の区間、約400メートルについて、道路線形
を西側にシフトするという予定と
のことでございます。 7月15日に地元
説明会
を行い、測量
をすることについて地域
の方
の同意が得られたということでございます。 今後
の予定ですが、
計画変更箇所の測量、設計、用地調査
を行う必要があるため、完了時期へ
の影響は避けられません。早期完成に向けて引き続き事業
を進めていくということ
の回答
を得ております。完了時期については、今後
の予算状況に左右されるため未定であるということでございました。
○議長(
藤田玄夫君)
藤井隆治君。
◆1番(
藤井隆治君) ありがとうございます。 大ざっぱにでも今、しのだ商店
の近く
のところまでは歩道が出来ているところで、もっと
中学校寄りぐらいから大きなカーブになって、それで中央団地に入って行くところぐらいまで、もしくは
カネマスのほうぐらいまでとか、そういった予定とかは分かりますか。何もないですか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) おおよそというところなんですが、まず、これから測量
を実施して、この後、設計に入りますので、おおよそ
のところですけれども、今、申し上げたように
町道山野井・
加羅沢線、旧し
のだ酒店さん、あそこ
の入り口辺りから、その先
の大子沢ですから
カネマスさん辺りまで
のところで、今まで
の計画よりも西側
のほうに線形が移動するというところで設計
をするようです。
○議長(
藤田玄夫君)
藤井隆治君。
◆1番(
藤井隆治君)
町営グラウンド入り口の戸塚くらい
のカーブ
の辺りは、そこまでは把握していますか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 並木工区ということで、舘本から戸塚まで工区ありますけれども、28年度
の説明で行った
体育センター入り口辺りのところは、以前
の説明のとおり
の線形になる
のかなというふうに思います。
◆1番(
藤井隆治君) 分かりました。私もそこ
の地権者なので、いろいろと気になるところもありましたので質問いたしました。ありがとうございます。
○議長(
藤田玄夫君)
藤井隆治君。
◆1番(
藤井隆治君) 毎日、国道118号線
の朝晩
の交通量が大変多いものですから、道路
の横断も本当に渡れない状況なので、ずっと待っていても、見えるところから見えないところまで車がつながっている状況なものですから、小中学生
の通学にも大変危険
を感じている次第ですので、本当に私もこれ、10年前、20年前から前
の町長、その前
の町長
のときからもいろいろ言っていたところで、早急に何とかしていただけるように働きかけよろしくお願いしたいと思います。 次に移ります。 最近
の東舘地区
の懇談会で
バイパスの話がよく出ますが、どこからどこまで通してほしいとか要望
をされている
のか、それとも懇談会
の中では通してほしいというだけ
の話な
のか、ちょっと懇談会で
の内容
をちょっと
説明していただきたいなと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま、
藤井議員のバイパスの件で、懇談会ということで、非常に懇談会で、石田、舘本、そして桃木、やっぱり今、国道118号線
の水道
のマンホール、その件が一番、夜中
の大型で、タイヤがそこ
を通るとちょうど目が覚めるような音だというようなことで、非常に安眠妨害
のような意見がたくさん出ました。早急に
バイパスの構想も持ってほしいというような意見もたくさん聞いてきました。 私も公約
の中で、やっぱり通学路が国道という
のが全国でもあまりないらしいですから、ほとんど
バイパスが通っているところ
の地区であって、ここはまだなくて、
子供たちが通う国道が危険箇所になるというようなことで、非常に私も議員時代から心配はして、今回またこういう質問
を、県南建設事務所
の所長らと
の話
の中で、今回はやっぱり堤防
を優先というようなことで、私もそういう構想
をはっきり出して、県や国
のほうに今度は呼びかける、そういう準備
をしたいと思っております。 どこからどこという
のも、ただ町民は話としてはああいう春田から黒助というような意見というか、話
の中で出ましたが、これはまだどこ
を通るという
のは全く私も考えていないところですから、専門家といろいろ相談しながら
バイパスの構想
を立てて、じっくり時間
をかけて考えていきたいと思います。 これはやっぱり
子供たちの通学路
の安心というか、そういう安全
を確保する
のもこれは行政
の役目だと思いますから、今いろいろ
子供たちを巻き込む事件、事故等もたくさん出ていますから、そういった意味で
の、交通量
の激しいところ
の通学路という
のは回避しなければならないということは私も強く思っております。
○議長(
藤田玄夫君)
藤井隆治君。
◆1番(
藤井隆治君) ありがとうございます。 これも前からというか、身内
の仲間うちで言っていることなんですけれども、これが仮に計画が進んだとしても、国道349号線
の大ぬかりから小田川間までが完成しないと、その後にならないと順番は回ってこないだろうという
のは、もう推測
の時点で分かるんですけれども、町長在任中にでも何とか見通しはつけていただいて、よろしくお願いしたいと思います。 次に移ります。 また、国道
の整備計画についてなんですが、先日
イベントごとで
矢祭山公園を訪れた際なんですけれども、公園とかは
再生整備計画が現在進行中であると思いますけれども、118号
の道
の狭さがやっぱりすごく際立って、
観光シーズンではなかったとは思うんですけれども、そのときに鮎
を焼いてもらう
のに並んでいたところに大型
の車が通ったり、
観光バスが通ったり、バイク
の集団がどどどどっと通ったりとかして、非常に危険
を感じました。 提案というわけではないんですが、歩道
を含めた、いろいろと再整備が必要だと思うんですけれども、矢祭山
の駅周辺
の環境整備についてはどのようにお考えかお伺いしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君)
矢祭山周辺につきましては、鉄道と商店等に挟まれており、県においても
国道改良の計画はございませんが、新夢想橋からやたてまで
の河川沿いに約200メートル
の遊歩道
を整備していただけることになっております。10月頃には工事が発注され、年度内には完成
を目指すということでございます。 このことによりまして、
矢祭山公園内
の周遊性は高まるものと考えております。
○議長(
藤田玄夫君)
藤井隆治君。
◆1番(
藤井隆治君) 知らなかった情報が入ってきたので、これはいいことだと思います。まず観光客
の安全
を優先に考えたいと思いますので、早急によろしくお願いしたいと思います。 それでは、
産業振興について質問
をさせていただきます。 矢祭町ゆかり
のタレント
のおかげで、矢祭町もメディアに多く取り上げられるようになってきたと感じます。 せっかく矢祭町に来ていただいても、実際お金
を使うところがないというところで、それでいろいろな東京から来たお客さんとかに話
を聞いて、どこどこさんに、個人名
のあれ
を出す
のはあれなので、何々食堂はどこにありますか、何々はどこにありますかと聞かれるんですけれども、実際お土産として買うものが何もないと、鮎
を1匹食べて500円単価で終わってしまう
のが現状であるというふうに私は見ているので、それで、さらに客単価
を上げるためには、
農産物等のお土産は、塙、棚倉、鮫川にしかり、たくさん売れているように感じるので、そういったもの
のさらなる充実、そしてもしその施設ができるに当たり、来店者
のため
の清潔なトイレ
の整備、
観光バスが停められるような駐車場
の確保等が必要だと思われます。これも前々から多分いろいろな方が言われていることだと思うんですけれども。 それで、立地とすれば、当然118号線と349号
の交差する辺りが一番ベストだと思われるんですけれども、それでJAもあり、
山村開発センターもあり、そういったところ
の再開発、再利用等々
を含めて、新たな考えはないかお伺いしたいんですが。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) 今、
藤井議員の質問でも、非常に、
産業振興の充実というようなことで、私も気になる部分があります。これも一言で言えば、やっぱり道
の駅
の構想というようなことで考えております。道
の駅
の構想も、国土交通省
の方が昨年来たときも、ちょっと私もそういう話
を出してみて、産業
の振興というか道
の駅
の役割は非常に今、日本で注目されているというようなことも聞いております。 やっぱり、中継地点
の中で行政間
の交流とか、あとは休憩、そして町民と
の情報
のネットワークというか、そういったもの
の機能
をしっかり携えていますから、ちょうどここも茨城と福島
の県境
の町ということで、そういった構想
をすると、非常に地域
の活性化にもつながっていくんじゃないかと思っております。 先ほど
の議員
の中でも、やっぱり349号線
の完成、これは下関から、茨城はもう完成していますから、今118号も高規格というかそういったもので茨城でも取り上げていますから、そういった交通インフラ
の充実
をこれから図っていく
のには、そういった機能面
を果たすような施設も考えております。 なかなか具体的にまだ場所とかそういう
のも出ないですが、来年度
の町
の総合6次計画
の中でも取り入れようと思っておる次第でございます。
○議長(
藤田玄夫君)
藤井隆治君。
◆1番(
藤井隆治君) ということで、私も具体的に道
の駅という発言
をする
のはどうかなと思ったので、言葉は農産物直売所というふうな言葉でちょっと濁したつもりだったんですけれども、いずれにしてもそういった類い
の施設があると、やはり野菜とかトマト、苺等々、いろいろ売れるものがたくさんありますので、もっと売れるようになるようにというところで、後町にお金
を少しでも落としてもらうようにということで、そういったところも早急に進めていただきたいと思います。 以上で私
の質問
を終わらせていただきます。
○議長(
藤田玄夫君) 1番、
藤井隆治君
の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は10時35分といたします。
△休憩 午前10時23分
△再開 午前10時35分
○議長(
藤田玄夫君) 再開します。
---------------------------------------
△片野一也君
○議長(
藤田玄夫君) 2番、片野一也君、登壇願います。 持ち時間は60分ですので11時35分までです。 〔2番 片野一也君登壇〕
◆2番(片野一也君) 2番、片野一也でございます。通告に従いまして質問
をさせていただきます。よろしくお願い
をいたします。 初めに、地域高規格道路
の整備促進と主要道路
整備計画について伺いたいと思います。 本町におきましては、高規格幹線道路
の空白地帯となっておりまして、インターチェンジまで
の時間が1時間以上と不便さが際立っております。茨城県北、東部地域において地域高規格道路
の整備促進運動が高まっていると聞いておりますけれども、隣接する我が地域としてこれら活動に相乗り
をし、広域連携
を強化すべきと考えますがいかがでしょうか。お伺いしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま片野議員
の質問
の中で、高規格道路
の整備ということで、非常にこれも私も関心
のあることで、先月、8月24日、福島県
の自民党
の県議団ということで来庁していただいて、要望事項
の中に高規格道路
の矢祭分
の整備というようなことで出したんですけれど、なかなか県とか、今自民党
の中で
の話はほとんどなかったというか、ちょっと残念に思った次第なんですが。実は、平成28年にも茨城
の石井県議が委員長で進めているこの高規格道路
の整備なんですけれど、平成28年に東白川
の町村会
のほうに陳情して連携して進めようということで出たんですが、それから、はやもう4年たっても全く福島県側
のほうが動いていないというようなことが現状でありまして、今、茨城県
のお話
をいろいろ聞きますと、高規格道路、那珂湊
のインターから今、大宮まで、これも高速道路と一般道
を併用した形で高規格道路
の推進という
のを図っています。今、大宮まで決まって、今度、大宮から大子間
の整備もこれから始まるということで、その一環として南田気
の袋田
のバイパスは整備が始まっていますから、それも一緒に高規格道路
の延長だということで、一般道路と高速道路
を併用するというような形で茨城
のほうが進めておりまして、この前、私もこの資料
をつくる
のにもちょっといろいろ質問、石井県議にもしたんですが、今、茨城で進めている
のが北関東北部横断道路といって、大子から西那須
の東北新幹線
の那須塩原間、そこは30分で通れるような準
バイパス、かえってそのほうに高規格道路が福島県側よりも栃木県
のほうに変更されるんじゃないかなという、ちょっと思いはありましたですね。 やっぱりこっち
の福島県側はもうちょっと動きが足らないという
のが茨城県側なんですね。だから今、茨城
の梶山代議士と、あと栃木
の佐藤代議士がやっぱりそういった代議士同士で構想
を持っているらしいですから、早急な、北関東北部横断道路というような具体的な名前
を出して構想にもう入れていますから。そうするとかえって福島県側よりも、今度、栃木
のほうに行ってしまうという懸念というかあるから、だからやっぱりこれは福島県側
の県南地区もしっかりそういう道路
の整備
を進めていくということが、これから
の観光振興とか人口減
の中
の政策
の一環でしっかり道路行政
をやっていかないと、隣県と
の、隣町と
のそういう交流
の関わり方はやっぱり道路網
の整備ですね。 特に、この我々
の地区は一番、片野議員
のおっしゃるとおり、どこ行っても1時間ぐらい
の、高速道路
のインターにしても、飛行場にしても、新幹線に乗る場所にしても、そういう時間がかかりますから、そういった構想
をやっぱり福島県側でもしっかり持っていくのに、そういった話もこの前
の自民党
の県議団
の中でも話したんですが、なかなか福島県も県北
のほうが今そういう横断道路がしっかり整備されていますから、なかなか県南という
のは、県境だから発展が遅れたというようなあれじゃなくて、やっぱり夢と構想と、そういった動きがしっかりしていないと訴えるものがないですから、だから栃木とか茨城
のほう
の道路網
のほうがしっかり進んでいる。ですから、我々も乗り遅れないようにしっかり対応して、県
のほうにもしっかり働き
をかけていきたいと思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) 今
の町長
の答弁によりまして、県
をまたぐだけでこれだけ
の違いがあるということは思い知らされたところでございます。 町長
の茨城、栃木方面
の人脈、さらに活用していただいてお願い
をしたいと思っているところですけれども、今
の自民党政調会
の、移動政調会
のお話がありましたけれども、そこで話題になった
のが、道路も大事だけれど地域
の活性化ありきだよというような話が、私は夕刊やまつり
の報道で知らされたところでございました。裏
を返すと消極的、こういうことなので、これ
をもっと活発化させる
のは大変なことだと思っています。 私、心配している
のは、もちろん人口が集中していて地域に活気があるという、もうこういう大前提は、これは言うまでもない強みなんだというふうに思っています。道路計画
の優先事項になるんだということは重々承知しているつもりでございます。 しかしながら、このこと
を申しておりましたら計画がどんどん先延ばし、蚊帳
の外に置かれるという状況
を考えざる
を得ません。鶏が先か卵が先かという例えもございますけれども、要は、この大子、その先から奥久慈地域
の自然や資源、ポテンシャルという
のは確かにあると私は感じておりますので、これら
を前面に出していただいて、地域
の発展、活性化においては高速道路網
の整備が不可欠なんだということ
を訴えていただくような努力、強力に推し進めていただくようにお願い
をしたいと思います。 町長、改めてその辺
の決意
のほど
をもう一度お聞かせいただけるとありがたいです。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) 片野議員
の全くおっしゃるとおりで、福島県もこれだけ広い県ですから、なかなか福島県
のそういう行政とか、ああいうものにも大変苦労もあると思うんですが、我々としてはこういった道路網
の整備が、やっぱり地域
の活性化
を生みながら、産業
の振興から観光
の振興、やっぱり高速道路ですね。高度成長時代に、どんどん田中角栄さんが行脚
をしながら全国
の高速道路網と新幹線
の整備も、やっぱりインターができた地区はもうどこ
の地区も発展はしていますよね、やっぱりそういう
人の流れがそこで変わりますから。道路という
のは行政
の中でもしっかり大事だなという思いはあります。 私も関西
のほうに仕事で行きますと、向こう
のほうはもう、高規格道路という
のは準
バイパスですから、高速道路ではないんですけれど、そういったものが大阪であろうが京都であろうが、もうこうやってどんどん進んでいますから。だから関西といってもエリアが大阪だけでなくて、和歌山県から三重県とかああいう1つ
のエリア
を組んでいきますから、東北よりもどんどんと西
のほうにああいう道路網がしっかりしたということは、これからやっぱり東北
の番だなと思いながらも、いつも思っております。 東名
を見たって、第二東名できたら、今度また第三東名も走らせるぐらい
の国
のそういう計画もありますから、そういったこと
を見れば、我々
の関東圏に近い、これからコロナ禍
の社会
の中で
の、やっぱり人口
の分散型
の社会づくりの中で、こういった関東圏に近いところ
の政策はしっかりやるべきだと私は思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 関連いたしますけれども、次に、第6次矢祭町総合計画
を策定する年になっておりますけれども、この計画に当たって、やはり道路
のインフラという
のも大事な要素になってくるかと思います。国・県、町道等
の幹線道路網
の重点整備
の構想についてお伺い
をいたしたいと思いますけれども、1番議員、先ほど118号
のバイパス化について
のお話ありましたけれども、それとは別に何か考えている構想などがあればお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) やっぱりこの118号線
のバイパス化という
のは、先ほど
藤井議員の質問
の中でも答えたんですけれども、町政懇談会
の中で、どうしても夜、ああいう大型が多いですから、また、349号は下関工区が整備されるともっとそういう大型が、通行量が増えると、非常に音という
のも、がたーんというので目が覚めるというようなことで、ある
人に聞いたら、うち
の柱時計が落ちてしまったというぐらいなことも私に言いましたので、これはやっぱり安眠妨害ということはこれは生活に支障
をするものですから、
バイパスの前にやっぱり今
の修理
をしなくてはならないという
のも思いはあります。
バイパスという
のは、またその1点と、あとは今度、
子供たちの通学路
の安全、安心
の確保ですね。やっぱりそれが一番私
の思いがありますから、
バイパスを造らなければならないんじゃないかということが、その
子供たちの安全、安心と、あとは住民
の生活
の安定、そういったものもこれはしっかり行政
のほうで頑張っていきたいと思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) 分かりました。 まさに、第6次総合計画、今、策定に入っているわけですから、これから
の課題ということで、町づくりにリンクした道路
整備計画網という
のを確立していただきたいなということ
をお願いしたいと思います。 それで、町長がおっしゃるように、やはり第一は、通行者
の安全ということだと思いますけれども、これは
バイパス計画にいたしましても、構想して計画
をしましてからもう何年もかかる事業になると思います。 〔「時間かかります」と言う
人あり〕
◆2番(片野一也君) じっくりという、町長
の話もありましたけれども、これは早期決断、早期整備という
のも考えていただきたいというふうに思っています。 いいです、これは質問へ
の回答は結構でございます。 次に、観光振興について2点ほどお伺い
をしたいと思います。 まずは、自然公園矢祭山
の拠点施設整備構想についてでございます。 このことにつきましては、さき
の定例会においても質問
をさせていただきまして、町長
のほうからはそこで答弁
をいただきましたので、そのことにつきまして少し掘り下げて質問
をさせていただきたいと思います。 町長は、拠点施設
の在り方として道
の駅整備も選択肢
の1つであるとお話
をされました。具体的ではないにせよ、町長も必要性は感じておられるということから
の発言であったと理解しております。 そこで、お尋ね
をいたしたいと思います。 矢祭山
の地形上、平場が少なく、国道沿いへ
の整備は通行人に危険が及び、交通渋滞
の原因になるなど、ほぼ不可能であると考えます。となりますと、具体的な明言はここでは避けますけれども、新夢想橋
を渡った先
のロケーション
のとてもいいところがございますけれども、矢祭山
のよさ
を実感できる場所、ここいら辺りが限られた候補地かなと私はひそかに思っていますけれども、このコロナ禍
のさなか、そして財源
の確保も一段と厳しさ
を増す中で、タイミング的には大変難しい話になってくるんだろうとは思いますけれども、先ほどお話
をいたしました高規格道路整備
の推進活動にも、これら起爆剤
の事業が必要と考えますけれども、町長
の考え
をお伺いしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) 今、片野議員
の矢祭山
の拠点施設
の整備構想ということで質問があったんですが、非常にこれはやっぱり高規格道路と兼ねた1つ
の施策ですね、
バイパスの道路。これも全体
をくるめたような発想で持っていきたいと思います。 やっぱりこの道
の駅
の役割という
のは、先ほど
藤井議員の中でも答えているように、地域と地域
の連携と情報発信と、あとは休憩
の施設ということで、ここで休憩すれば事故防止ということもしっかり役割があると思いますから、矢祭山とその道
の駅という
のはまた同じく、合体してはまだ考えてはいないんですけれども、これもいろいろ地域
のそういう合意もないとこれはできないと思っておりますから、しっかり住民、意見、捉えて、そういう6次計画
のほうに立てていきたいと思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) 道
の駅構想は町長
の頭
の中にあるということが分かり、あと場所については、
矢祭山周辺ありきではなく、幅広く検討したいということだったかと思いますが、ただ、私が申し上げたい
のは、ただ
の農産物直売所に終わらせないと思っています。そういう思いがあります。 これは、矢祭
の産業
を発信する場所にしていただきたい。矢祭
の観光、それからいろんな工芸品も含めて、矢祭
の産業は様々誇れるものがあるというふうに思っています。これら
を包括して発信していく基地として矢祭山がふさわしい
のではないかと私は常々考えているところであります。これはいろんな条件が伴いますのでなかなか難しい
のですが。 これは今現在、コロナ禍でピンチですけれども、このときこそピンチ
をチャンスに変えるという発想転換、一つお願いしたいというふうに思っています。攻め
の姿勢
をお願いしたいと思います。 要望したい
のは、今、第6次矢祭町総合計画策定するに当たりまして、町民
のコンセンサス、とりわけ矢祭山に設置したいということであるならば、地域
のコンセンサス
を得るということに動いていただきまして、第6次矢祭町総合計画に反映させていただくようなことで進んでいただけるとありがたいなということ
を要望しておきたいと思います。よろしくお願いいたします。 次に、滝川渓谷整備
の充実について質問させていただきたいと思います。 滝川渓谷遊歩道、整備されましてからおおむね20年ほどたつ
のではないかと思いますけれども、観光客数
の動向がどうなっている
のかまずちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 滝川渓谷につきましては、これまで年間約2万
人が訪れる矢祭町が誇れる観光エリアでございました。今年につきましては、
新型コロナウイルス感染症
の影響もあり、4月から8月まで
の利用者は2,650
人となっております。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) 年間2万
人という
のは、ざっくりという数字とも取れますけれども、大体2万
人ぐらいでずっと推移しているというふうな考え方でよろしいですか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長。
◎
事業課長(古市賢君) 大体2万
人程度で推移しております。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) ありがとうございました。 今年
の場合はともかくといたしましても、観光客はほぼ横ばいで推移
をしているという回答でございます。それなりにこの観光地が長く支持
をされているということ
の観光地であるということになろうかと思います。 それで、かつて、大ぬかり側、第1駐車場側、滝川渓谷
の遊歩道入り口から約1キロぐらいでしょうか、行きは遊歩道、針葉樹
の中
を縫って進む
のですけれども、帰りは高台
の広葉樹群
の中
を抜ける別ルート
の遊歩道整備
を熱望する声もございました。もう1段階、2段階上
の観光地
を目指す上では、これは非常にいい構想な
のではないかと今改めて思っています。 遊歩道につきましては、大ぬかり側から往復する
人の割合が高く、行き帰り
のコースに変化があるということについては、ハイカーにとって非常に新たな魅力、楽しみ倍増になる
のではないかというふうに思います。 ぜひとも現地調査していただきまして、精査していただければありがたいというふうに思っております。お願いいたします。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) この滝川渓谷につきましては、昔から地元
の人だけが訪れる景勝地ではありましたが、大ぬかり出身
の豊田さんが国有林
を借りて遊歩道
を切り開き、平成13年には町がさらに木橋やあずまや等
の整備
を行い、現在
の遊歩道ができました。 途中、鎖
を伝って登り下りするような箇所があり、転落事故等も発生していますので、この箇所は迂回できるようなルートが取れないか検討しているところでございます。 さらに、滝川渓谷
の大半が国有林内であるため、森林管理署から遊歩道
を借用しております。森林管理署といたしましては、一帯
を水源涵養
の森として管理していくこととしておりますけれども、今後、滝川渓谷全体
をどういう山にしていきたいかということについて、町
の方針
を決めていただきたいというふうに言われております。 観光客が安全に歩け、何度でも訪れていただけるような施設になるよう、森林管理署とキャッチボールしながら、滝川渓谷
の在り方について構想計画
を練っていきたいと考えております。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) 今、課長が言った
のと、森林管理者
の方と、先日、来庁されていただいて、これから町が滝川渓谷についてどのような思いがある
のかというようなことで、滝川渓谷
の存在
を町としてしっかり捉えてくれというようなことで、ほとんどが国有林
を借りているわけですから、年間2万
人から
のお客さんが来るということで、唯一、町
の資源
の中では成功したものだと思います、資源開発
の中では。 やっぱり、滑落事故が昨年、2年続けてあったということが非常に私も残念というか、それに対応して看板とか、あとは防御柵、それはやっぱり同じところで滑落していますから、しっかり担当
のほうには伝えております。 あと、これから滝川渓谷も町有にしたところが、駐車場
の整備がこれから始まると思います。あとは駐車場
の整備しながら、滝川
の里
を中心とした植栽、花とか、あとは季節
の木
を植えたり、もちろん桜
を植えたり、そういった花
の公園というような憩い
の場所、そういうところもやっぱり平地
のほうで造りたいという考えでおります。 自然
の公園ということで、滝川
の渓谷は北関東から
のお客さんが結構、人気スポットですから、やっぱりそれに応じて家族で楽しめるそういう憩い
の場所、町でも買ったところがありますから、それ
を有効活用しながら、駐車場
の拡張とそういった植栽
の公園というか、そういったものも考えながら図ってまいりたいと思っております。 また、それに伴って、ちょっと片野議員
の質問から外れるんですが、管理署
の担当と話したときには、あとは八溝山
の天然林
のそういうことも私も要望して、周辺
の整備しながら、やっぱり誘客、八溝山
の天然
のブナ林
を、あの辺
の貴重な財産
を後世に伝えながら見ていただくということも考えております。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 いずれにしましても、八溝山もそうですけれど、滝川渓谷も矢祭町
の大事な資源でございます。資源
を損なわないような開発
の在り方
を検討していただいて、ちょうどグッドタイミングと言うべきな
のか、国有林
の借用
の方針
をこれから詰めるというような段階だと聞いておりますので、ぜひぜひこの思いも森林管理署と詰めていただきたいなというふうに思っているところでございます。 次に、観光客
の増加に伴いまして、散策者
の安全確保
の観点から、携帯基地局
の早期設置が望まれているところでございます。整備
の見通しについてお伺い
をしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
町民福祉課長、大森秀一君。
◎
町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいま
のご質問にお答えしたいと思います。 片野議員
のおっしゃるとおりでございまして、滝川渓谷は矢祭町
の重要な観光資源でありまして、携帯電話
の不通が大きな課題でございます。 令和元年、昨年6月に馬渡戸地区に関しまして、NTTドコモ、それからau、ソフトバンクへ、携帯電話等
のエリア整備につきまして要望
を確認したところ、馬渡戸地区につきましてはauが手
を挙げたというような状況でございました。 今年度に入りまして、県
のほう
の無線システム普及支援事業補助金が交付決定になりまして、それに伴いまして、携帯基地設置工事
のため
の設計管理委託業務
を発注したところでございます。 この設計
のほうが終わりましたらば、すぐに工事
を発注いたしまして、今年度中にau
の携帯基地局設置工事が完了する予定となっております。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) KDDIということで、ちょっと私フライングしたような感じがしますけれども、KDDIが調査、設置する方向で動いているということで、分かりました。 それで、申し上げたいと思うんですけれども、KDDIは携帯大手
の中
の一つでありますけれども、この地域ですとやはり利用者
のシェアはドコモが依然として高い
のではないか、この地域に限らないと思いますけれども、1社だけではなくて、2社、3社とも採算ベースに乗せるだけ
の観光エリア、誘客
の見込める観光地として充実することが必要だというふうに思います。先ほど
の質問にも通じるんですけれども、この点からも新たな遊歩道整備
をご検討いただきたい。 そして、先ほど町長
のほうから滑落事故が数件というお話もありましたけれども、やはりこれはハイカー
の安全確保という点が何よりも大事になってくるかと思いますので、1社だけというよりも、観光
を充実させて、できれば3社がエリア基地局として設置されるような方向で、観光地として
の充実
をお願いしたいというふうに思っております。 続きまして、
新型コロナウイルス感染症対策についてお伺い
をしたいと思います。 まず1点目、避難所における対策についてでございます。 本町におきましても、いまだ昨年10月
の台風19号被害復旧作業に追われている中、今年も非常に勢力
の強い台風9号、10号等、相次いで襲来するなど、本格的な台風シーズン
を迎えているところでございます。町民におかれても、もはや災害はどこでも起こり得ると身
をもって認識されている
のではないかと思います。 現在、地域防災計画策定中であろうかとは存じますけれども、今年は、新たに
コロナ対策も講じながら安全、安心
を確保しなければならないという難しい対応
を迫られていると思います。 まず、この対応
をにらんだ避難所
の数、避難所内における環境面
の対策等
をお伺いしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
町民福祉課長、大森秀一君。
◎
町民福祉課長(大森秀一君) それでは、質問にお答えいたします。 まず、町内
の指定
の避難所でございますが、18か所ございます。 対策といたしましては、まずその中で
コロナ対策ということでございますが、飛沫感染対策につきましては、マスク、消毒液や手洗い石けんなど
の感染症対策
の物品
を用意いたしまして、手洗い、検温や咳チェックなど
の基本的な感染対策
を徹底するとともに、避難所内
の十分な換気、避難者間につきましては、個室になるように段ボール
のパーティションで仕切りまして、十分なスペース
を確保したいというふうに考えております。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) 避難所18か所ということでございますけれども、今、様々な対策
を講じられる避難所
の数という
のが、18か所ともそのような対応というふうに考えてよろしいですか。
○議長(
藤田玄夫君)
町民福祉課長、大森秀一君。
◎
町民福祉課長(大森秀一君) 申し訳ありませんでした。 18か所ある中で、
コロナウイルスの感染対策
をして開設できる
のは2か所から3か所程度になるかというふうに考えております。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) 了解いたしました。 なかなか難しい対応になると思いますけれども、よろしくお願い
をしたいと思います。 この避難者
の数という
のはなかなか想定しにくいことでございますけれども、この中には発熱など体調不良者、高齢者も相当数含まれること
を考えなければなりません。 そうなりますと一
人一
人の避難者に寄り添った対応が必要になると考えられますけれども、職員だけでは対応が困難でありまして、
外部団体等へ
の支援も見込むべきかというふうに考えておりますが、これについてはどうな
のかお伺い
をしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
町民福祉課長、大森秀一君。
◎
町民福祉課長(大森秀一君) 議員さん
の質問にお答えしたいと思います。 ただいま、議員さんがおっしゃったとおりでございまして、
外部の方にお願いする
のは今
のところ難しいかなというふうに考えています。 まず、避難所
を開設するときに、職員につきましては避難所
の配置、災害現場
の確認、役場で
の災害等
の案内や通常業務がございまして、できる限り避難所に行く方で、できることはその方にやってもらうというようなことで、協力していただければというふうに考えているところでございます。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) 分かりました。 何分、未知
の難しさという
のがありますので、これに対する対応という
のは大変だと思います。今おっしゃっることもごもっともかというふうに思っておりますけれども、起こり得る事態
を想定されまして、万全
の体制
を取っていただきたいと切にお願いするものでございます。 次に、インフルエンザ予防接種
の助成措置についてでございます。 これからインフルエンザ
の流行期に向かい、インフルエンザと
新型コロナウイルス感染症が判別しにくいということが問題視されているところでございます。 先頃
の新聞報道によれば、今冬
のインフルワクチン供給量は約6,300万
人分で、国民全員には及ばないことから、国は、高齢者、医療従事者、重症化しやすい持病
のある
人、妊婦、小学校低学年まで
の子供
を優先する考え
を示されております。 町として、これまでもインフルワクチン接種に対する助成措置
を取られておりますけれども、現状について、さらには今期
の対応についてお伺いしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
町民福祉課長、大森秀一君。
◎
町民福祉課長(大森秀一君) ただいま
の質問にお答えいたします。 まず、町
のほう
の助成についてでございますが、1歳から12歳につきましては、2,000円
の補助として2回分
を助成としております。それから13歳から18歳、それから65歳以上
の方に関しましては、2,000円
の1回分
を助成しているような状況でございます。 それから、予防接種
の昨年度
の実績につきましては、高齢者
の方、今言いました65歳以上
の方につきましては約6割
の方が接種しているような状況、それから小児、1歳から18歳に関しましては約4割
の方が接種
をしているような状況でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) 現状については承知
をいたしました。 接種率、割合も分かりましたけれども、高齢者
の接種率が約6割、それから1歳から18歳
の若年層接種率約4割でよかったでしょうか、これら
の接種率
をさらに高めるために、現在1回2,000円
の助成措置だというふうに確認
をいたしましたけれども、さらに上乗せして接種率
を高めるというような方法もあるかと思いますが、考え
を伺いたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま片野議員
のインフルエンザ
の接種
の、もっと幅広くというような質問だと思うんですが、これはやっぱり町村会で決めて、他町村と
の連携もしなければならない面もあると思います。 ただ、今回はコロナ
の感染
の件とインフルエンザ
のそういったものが重なるから、県としても同時検査というような方向で進めているというようなことで、抗原検査というものも、東白
の市町村会
の中で今度要望書
を出して、結果
を得られれば厚生病院
のほうにPCR検査と、そういう抗原検査でインフルエンザ
のほうも診るというようなことで上げてはおります。 ただ、助成
の話になると、これはやっぱり町村会でちょっといろいろ話し合いながら進めていきたいと思います。 インフルエンザという
のも、日本で約1,000万
人近くが感染して、毎年やっぱりインフルエンザで亡くなる
人が3,300
人からですから、関連すると、感染症から見ると1万
人ぐらいは命
を絶っているというようなことで、非常に毎年インフルエンザには、これは国も県も町もしっかりと捉えていくことが大事なことだと思っていますが、ここに今度コロナ感染症
の拡大防止ということも入ってきますから、なかなか今後
の対応、そういったものもしっかり議論
を交わしながら町村会でも進めていきたいと思います。 ただ、この前、町村会で行ったときに星先生から資料
をいただいたもの
をちょっとここで読ませてもらうんですけれど、南半球、今ちょうど冬に入って、オーストラリアからニュージーランド、インフルエンザ
の流行が見られないというんですね。これは1つ
の説としては、ウイルス同士
の干渉現象が起きているんじゃないかという、1つ
の推論なんですけれど、そういったものと、あとはコロナ
の予防対策がインフルエンザにも予防対策になっているんじゃないかということで、今、南半球
のほうではインフルエンザ
の流行が見られないという
のが現状、そういう報告がありました。これに対して今度は我々日本ですね。南半球
のほうでそういった流行がない場合
の対応
の仕方とか、流行した場合
の対応
の仕方という
のも、今後、医師会といろいろ話し合いながら進めていきたいと思います。 関連してまたあれなんですけれど、ここに今度はまた准看護師
の養成というようなことも、看護師不足していますから、そういったものも兼ねてしっかり対応していきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) 様々な角度から、町長
のほうから詳しくご
説明をいただきまして、ありがとうございました。 南半球でインフル
の流行が見られないという
のは明るい兆しというか、このことに関しては様々な知見、これから出てくると思いますので、まだそれがどうな
のかというところに至らないという点で心配は尽きませんので、一つよろしくお願い
をしたいと思います。町村会長でもありますから、リードしていただきたいなというふうに思っております。 それから、我々
の行動指針なんですけれども、今月
の広報に特集
を組んでいただきまして、詳しく取り上げられております。町長
のメッセージも読ませていただきましたけれども、今後
のこういった行動指針、我々
の取るべき行動は何がある
のかということ
を、事ある機会
を捉えて周知徹底
を図っていただくこと
をお願い
をしておきたいというふうに思います。 それが医療現場
を守るということにもなると思いますので、ぜひとも町長よろしく周知
の方
を図っていただくようにお願い
をいたします。 それでは、最後
の質問になりますけれども、役場における
コロナウイルス感染症対策についてでございます。 かつて経験
のない事態に対しまして、これまでグループワーク、それから密
を避ける取組など、対応に大変苦慮されてきたと思います。ご苦労さまです。 秋冬に向けまして、さらなる流行が懸念される中で、役場機能
を麻痺させないため
の組織体制と対応策
を伺いたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま片野議員
の質問
の中で、役場における
コロナウイルスの感染症対策ということで、4月16日に矢祭
の役場
の、緊急事態宣言
を受けてから5月25日
の解除する前まで、役場
の2交代制勤務ということで、始まった
のは、やっぱり隣
の茨城県
の常陸太田市で市役所職員が感染したということで、非常に大子町も我々もそういった懸念
をしたわけでございますから、当時、誰でも感染すると2週間はもう外出禁止というような感じがしますから、当然、仮に本町
の役場職員が感染した場合はもう役場機能がストップしてしまうという、短い時間
の中で
の判断で始まりましたから、2交代制というようなことで始まって、職員にはちょっと非常につらい思いもあったかもしれませんが、やっぱりこれも感染症対策
の中
の1つで、町民にも1つ
のメッセージ
を出すということが感染症
の拡大防止策にもなったと思います。 また、二本松市役所は、最近出たときには2日ぐらいで、今は消毒等で庁舎がまた始められるということで、当時としてはやっぱり2週間は前提で休まなければならないという思いがありましたから、ああいう策
を取ったということになったんですが。当時やっぱり滋賀県
の大津市役所
の中で、クラスターで11
人の職員が感染して、あれだけ大きい、数万
人の人口
の中で2週間、市役所がストップしたということは非常に問題というか、これも危機感というか、そういう
のもありますから、行政が2週間もストップするということはできないことですから、これはやっぱりそういう形で取っていかなければならないという思いがありました。 今後、またそういった感染症対策
の中では、矢祭
の庁舎は、これはご覧
のように職員も少ないし、そして庁舎も狭いですから、これから考えていくことには、町営
の建物
の中で
の分散化
を予定しております。詳しいことは課長
のほうからご
説明したいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) ただいま町長
のほうから、今後
のコロナウイルス対策、庁舎内で
の対策ということで
のお答え
をさせていただいたわけでございますが、補足
をさせていただきますと、やはり4月、5月で実施
をしました2交代制勤務ですと、町民
の方にご不便
をおかけするということもございました。またあと、職員
の中でもかなりストレス
を感じたと、疲労
を感じたという職員もございましたので、今後
の体制につきましては、町長からも答弁ありましたように、分散型
の勤務体制
を取っていければということで考えております。 現在、考えております
のは、この役場庁舎以外に保健福祉センターと開発センター
のほう
の空きスペース等
を活用して、今後、感染が拡大するような状況になりましたらば、極力3密
を防止するという観点から、そのような形で職員
を分散して職務に当たらせるというような対応
を取ってまいりたいというふうに考えております。 そういったことから、今回
の補正予算
の中に、庁舎内で現在使っておりますネットワーク、LGWAN回線等ございますが、こちら
の回線
を保健福祉センターと開発センター
のほうでも使えるような形で、その空きスペース
の会議室等でも使えるように、LAN配線
の増設等
の予算
のほう
を計上させていただいておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) そうすると、役場本庁舎
のほかに開発センターと、それから保健福祉センター、この2か所にサテライト型というか、そういう形で役場機能
を持たせるということ
を考えていると、そういうことでよろしいですか。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) そのとおりでございます。
○議長(
藤田玄夫君) 片野一也君。
◆2番(片野一也君) ありがとうございます。賢明な取組ありがとうございます。 これからも町民
の命と生活
を守る切れ目
のない対応策
を、取組
をお願いしたいと思います。 以上で私
の質問
を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
○議長(
藤田玄夫君) 2番、片野一也君
の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時30分とします。
△休憩 午前11時21分
△再開 午前11時30分
○議長(
藤田玄夫君) 再開いたします。
---------------------------------------
△大森泰幸君
○議長(
藤田玄夫君) 3番、大森泰幸君、登壇願います。 持ち時間は80分です。 〔3番 大森泰幸君登壇〕
◆3番(大森泰幸君) それでは、質問いたします。 午前中
の30分間ということで、最初に、コロナ感染症に関わる問題で、皆さんとこの場
をどのような矢祭
の中で道
を見出したらいい
のかということ
を考えながら、質疑応答
の時間とさせていただきたいと思います。 町
の中にいますと、このまま自分が一番最初に矢祭町で
の感染者となったら困ると、そうはなりたくないなというようなことだとか、あるいは自分
の周り
の状況
を見たら、マスクしなくても自由に生活したほうが免疫力は高まってうつる
のは大丈夫かな、様々な意見が交わされております。 その中で、1番目ですけれども、東白川地方で、他
の福島
の町村議会などで
の要請も含めて、感染症に関わる発熱外来から
のPCR検査というようなことが、福島県
の知事も含めて、国
の補助
を得ながら、医療機関へ
の応援ということが大前提となりながら進められている中で、まだ残念ながらこの東白川地方ではこれにつながるものができていない。その中で、今回町村議会
の会長として、矢祭町
の佐川正一郎町長が今奮闘している。それに期待するところはかなり町民含めて大であります。 この東白川郡
の中で、今もし、第1番目
の質問
の中で、前提となる、今
の状況でコロナ
の感染が疑われて、そしてその場合
の方法として、近く
のかかりつけ
の医者、あるいはその他、どういうふうになっていくか、まずそれ
をお伺いしたい
のですが。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) 今、大森議員
の、非常に心配された感染症
の対策
の中
のPCR検査
の拡大、そういったもの
の医療機関と対応策ということで、大森議員も知っていると思いますけれど、いろんな団体から要望がありまして、8月31日、東白
の医師会と塙厚生病院
の院長先生と
の対談というか、要望ということで、前向きにもちろん検討してくれるということで。 なぜ遅れたかというと、町村会
の中では大変、意見は取りながらいろいろ進めてきたんですが、どうしても医師会が、前も言ったように東白
の医師会という
のが29名で、そのうち半分が厚生病院
の先生ということで、今、先生
の従来
の診療だけでも大変な激務だということで、なかなかその辺
の調整が他町村よりもちょっと取れなかったというようなこともあったんですが、今回、県
のほうも非常に、福島県が8月、4月以来
の70
人目が出て、今は179名ですか、8月があんなに一気に出たという
のが非常に、県としても危機感というか、県
の担当
の役人も来まして、そういったPCR検査で、ちょうど私が町村会
の会長になった途端にそういう話が出たものですから、じゃ早急にやっぱり始めて、そういう地域
の医療
の充実ですね。町民
のサービスとか不安解消、安心
の確保、そしてまた何よりも医療機関
の感染拡大防止ですね。 医療機関
の中でそういう事態が発生してしまったら、医療機関も大変な、今奮闘して経営もかなり厳しいということも言っておりますので、そういった面で早急にPCR検査
の外来
を確保しなければならないということが急速に高まったものですから、31日、そして10月にはオープンするような予定では進めるようにはしていきたいと思います。 それに絡んで、准看護師
の養成学校
の財政支援も西郡と白河市では従来、今200万円ぐらい
の財政支援
をして、東白はしてなかったんですね。だから今回、この看護師不足も、やっぱり今回
の東白
の設置
のちょっと遅れた
のも、看護師がなかなか見つからないという
のも大変なあれなものですから、そういった准看護師
のほうにも、学校にも支援しながら、今後
の看護師と准看護師
の養成も、我々市町村
の中で、行政で財政支援
をしていこうというようなことで決まりましたものですから、そういった形で今後、検査体制
の拡充には努めてまいりたいと思います。 それに従って、検査体制ができたからといって、別に治療機関でも何でもないですから、やっぱり感染防止は各自がしっかり認識して、うつさない、うつされない、3密
を回避しながら、マスク、手洗い、うがい、消毒、そういった基本的なもの
をしっかり行えば、
コロナ対策には何
の問題もないですから、やっぱり3密
を避けてマスク
をつけるという
のが一番私は大事なことだと思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 今、10月オープンということですので、10月
の早い時期にということ、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) オープンって言っても、これは確定ではないですからね。一応そういう予定で進めているということですから。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) それで、この間もしなった場合ということについても、住民
の中で、本来こういうことは難しいことであって、すぐ答えが出る問題ではありませんけれども、もしありましたら、マニュアル的に、矢祭
の場合、ほか
の東白川郡
のほうで受け入れるとか、受け入れないとか、今だとどういう経路でどこ
のPCR検査
のところに行く
のか、あるいはその間
の、言葉がはっきり出てきません。保護という
のか、なった
人の、そういう
のはどうなっているでしょうか。
○議長(
藤田玄夫君)
町民福祉課長、大森秀一君。
◎
町民福祉課長(大森秀一君) ただいま
の質問にお答えいたします。 まず、自分が発熱したとか、そういう症状がある方につきましては、帰国者・接触者相談センター
のほうにまずお電話
をいたします。その中で聞き取り
をする中で、そこは福島県で一本になっているものですから、そこから今度は各地区
の保健所
のほうに連絡が行くということになります。保健所
のほうからもう一度その方とやり取り
をしまして、この方は受けたほうがいい、まだ受けなくてもいいよという、そこで判断がある程度なされる
のかと思います。 その後に、そちら
のほうからもし受けた方がいいということであれば、帰国者・接触者外来というところ、外来ですから、多分そこは公表されていないんですけれども、そちら
のほうに検査
を受けるようにということで、その本人
のほうに連絡が行くようになります。それで本人が検査
を受けた結果、陽性だということであれば、入院等
の処置が取られるということになるかと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 今、話がありましたように、もし自分から医療機関、あるいはそういう今
の外来に対応するようなものに連絡が取れたとしても、かなり時間がかかるという気がしますので、下手に自分がまだ大丈夫だとか、自分が最初になったらとかという
のがプレッシャーにならないような雰囲気と同時に、自分がきちんと
人にうつさない、そういう意識
の下で、
人からうつされるだけじゃなくて
人にうつさないということも含めて、十分に考える必要がある
のかなと、そういう声も聞かれていますので、その辺ぜひよろしくお願いしたいと思います。 その上で、この発熱外来
の設置が、かなり身近なところで設置していただけるということになってきますので、その間、そんな自分がうつらないようにという、先ほど町長が言ったような自覚は必要かと思います。 そこで、今、第2番目
のところで、うつってくる
のが東京近県と、そういうところから関東
の場合は入ってくる。これはそういう指定
をしてはいけないとも思いますが、そういうことがある中で、近く
の学生が、今、大学などでオンライン学習が後期始まるとか、そういう場合もあるし、もし自分
のところに来て、そういうところで学習ができるならばとか、あるいは行く行くは矢祭町
の成人式がどうなる
のか、できる
のなら自分は皆と参加してと思っているこれら
の若者が、もしこのコロナ期間で、矢祭町としてそういうこと
を含めて、将来的にどこに住んでいようが皆さんと一体なんだと、ぜひ事あれば矢祭町に戻ってきて、矢祭町に活躍
の場
を用意するのでというような心意気が伝わるような、そういうこと
を含めて、場所によっては、そのときだけ
のことではなくて、将来展望して補助
を出す、3万円かかるという無料
のことに関して、学生だったりアルバイトも少なくなっているとか、そうやれなくなっているとか、いろいろな中でそういう声も出てきて、ぜひ議会でこのことについて伝えてほしい、こういう話も聞いたところです。 今年1月
の成人式
の代表
の挨拶
の方
のすばらしい、今
を一生懸命生きるというか、私が繰り返す
のではかえっておこがましくなりますが、それ
を聞いていて、そういう
人がそういうことで帰ってきたいと言っているなら何とかしてあげたいねと、私がその話
をしたとき
のエピソードともなっています。 ぜひ、この点について、若者、学生というふうに限定するかどうかは別としてですけれども、こういう心意気に応えるということで、何か思いがありましたらお願いします。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) 今、大森議員
の、学生
のやっぱり今、隣町でいうと古殿町
の資料があるんですけれど、学生以外
の方は有料ということで県外から来て、学生は無料だというようなことですね。学生以外
の方は有料で1万4,850円ということで、平田
の中央病院でPCR検査
を行っているということが今、来ております。 今、町村会でもまだそういう話もしていないですから、こういった今
の大森議員
のそういう学生に対する、県外から町内に来た場合
のそういった対応
の仕方も町村会
の今後
の課題として捉えていきます。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) これは東京から見えるというか、かなりナンバー
を見るとそういうところも入り込んできて、GoToトラベル、あるいは食事
のサービスとかいうことも含めてなんですけれども、1週間前とか2週間前とか、医学的なものですけれども、少なくともこの矢祭町に関わる形で入ってくるときには、濃厚接触ということでこれから関係すると思いますので、そういう
のをやって入ってくるということで、古殿町
の話はお聞きしたりしておりますので、こちらで検査してというのではもう、この状況としては
コロナウイルスの特性から合わないと思うので、そういうことも含めて感染ルート
の遮断というか、そういうこともぜひ医学的な見地で、今後、町村会
のほうでも検討していただきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) しっかり了解いたしました。
◆3番(大森泰幸君) よろしくお願いいたします。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) それでは、次に
学校関係なんですけれども、これも私が聞いた
のでは、神奈川
のほうですけれども、修学旅行とかそういうものに行くときに家族
の中で感染が出てしまったと。そうしたら学校
のほう
の指導
の中では、修学旅行、当然
の部分として聞き取る部分もあるんですけれども、あなたは行けませんよということでその子が行けなくなったと。修学旅行全体
を検討する学校等、教育関係
のところもあるようですけれども、そういう場所があって、今そんなこと
を含めて、こども園から、ここに公立
の学校としてある小中学校
の中で、何らかの配慮、そしてそういうことについて、修学旅行も含めて、今後予想されることについて、生活環境
を含めてどのようなお考えがあるかお伺いいたします。
○議長(
藤田玄夫君) 教育長、片野宗和君。
◎教育長(片野宗和君)
新型コロナウイルス感染症対策
の中で、特に本町
の園、小中学校等におけます配慮と支援策について、議員お尋ね
の件につきましてお答え
をしたいと思います。 現在、こども園や小中学校では、文部科学省が定める学校における
新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルに基づく感染症対策
を講じながら、学び
の環境
を提供しております。
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金など
を積極的に活用させていただいているところでございます。 具体的には、児童・生徒一
人一
人に対し、国や町から布マスク
の配付、各学校には非接触型体温計や消毒液等
の除菌用品、フェイスガードなど
を配っております。また、こども園では、給食時
の飛沫感染
を防ぐためアクリル仕切り板や空気清浄機、屋外活動等
の熱中症対策として屋外用テントやワンタッチパーティションなども導入いたしまして対応
をしております。さらに長距離移動時
の密
を避けるために必要となるバス
の増便及び教育バス
の追加導入なども計画に入れております。換気
のため
の網戸
の設置、オンライン教育
を含むICT教育対応として、デジタル教科書やプロジェクター
の導入も予定しております。 また、教職員
の過重負担軽減
のために、県から
の派遣事業
の1つといたしまして、スクールサポートスタッフ事業
を利用し、学校事務
のサポートから
コロナ対策の予防作業に従事するスタッフ
を導入することといたしました。今年度末まで
の事業となりますが、中学校では既に1名
を配置いたしております。小学校においても現在、申請
を進めておるところでございます。 それから、オンラインシステム構築
の支援事業として、GIGAスクール
の構想
を計画しております。この件につきましては課長
のほうから答弁させていただきます。
○議長(
藤田玄夫君)
教育課長、高橋竜一君。
◎
教育課長(高橋竜一君) それでは、ただいま教育長から申し上げましたGIGAスクール構想
の件でございます。 先ほど
のご質問と直接関わる部分ではまだないかなと思いますので、概要にとどめさせていただきますが、現在、当初予算、それから今回上程しております補正予算
を使いまして、児童・生徒向け
の1
人1台端末と高速大容量
の通信ネットワーク
を一体的に整備するGIGAスクール構想というもの
を進めております。 これにつきましては、今年度中
の予算執行
を目指して行っておりますが、これ
を利用することによって、単に学校で
の教育
の最適化だけではなく、
コロナ対策による休校、こういったものにも対応していく道が開けてくるということでございますので、教育委員会としてもこの件については重点事項として取り組んでいきたいというところでございます。 以上です。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) このオンラインシステム学習ということで、重要な、これは
コロナ対策というだけじゃなくて、今までこれ
を進めたいという教育
の重点課題としてあったと思いますが、先日、講演会ということで教育研究会と教育委員会ということでやられた内容についてちょっと、ほんの概要だけでも結構ですので。 それと、続けて2点お伺いしますが、もし、タブレット環境だとかで、家庭でも当然、使えるようにというふうになったときに、それが整っていない場合
の支援策ということで、他町村で、これも古殿町辺りでしたけれども、既に予算化
をしてやろうとしているとか、そういう動きがあるんですけれども、矢祭町
の場合はどうですか。この2点についてお願いします。
○議長(
藤田玄夫君)
教育課長、高橋竜一君。
◎
教育課長(高橋竜一君) それでは、9月4日に行われました教育講演会
の概要でございますが、こちらにつきましては、GIGAスクール構想
を進めるに当たって、教育委員会における施策
の推進だけでなく、GIGAスクール構想によって、それ
を活用して授業
を進める先生方
の理解というものも同時に進めていくことが何より重要であろうという観点から、通常、毎年行っておりました教育講演会という場所
の、今回、テーマ
の1つとしてGIGAスクール構想ということで講演
を行ったところでございます。 概要としましては、まず1つ、現状、世界経済
を含む
子供たちが今後出ていく経済社会
の様子というものが今後10年間で大きく変わってくる。1つはSDGsというようなワードでそれがお示しできることでありますが、これまで
の経済一辺倒
の成長経済から持続可能性経済へ
のシフトというものが求められている中で、そこに出ていく
子供たちがどのような教育
を講じられるべきかということ
を考える必要があるということ。 そしてもう1点が、実際に現在、経済
の現場で
のアンケート等々
を確認すると、日本
の教育予算も含めて、日本
の教育現場というものは必ずしも今ベストな状態ではない。いろいろと考え直さなければいけない課題
を抱えているという中で、学校
の先生たちがこういったもの
をどう捉えて、どのように
子供たちに接していきたいというふうに考えるかという中で、今回アナログからデジタルにシフトするGIGAスクール構想というものが有力なツールとして活用していける可能性
を秘めていますよと。ですから、今回
のアナログからデジタル
の変化というものは押しつけられるものではなく、学校現場が活用していっていただけるものになってほしい。そのためには、教育現場と教育委員会と手
を取り合って、どのような教育
を講じていくか
を考えていく場所にしていきたいですねといったこと
をお話
をさせていただいたというところでございまして、GIGAスクール構想とは何ぞやというところ
の細かい話ではなく、そういった現場と教育委員会
を結ぶ話
をさせていただいたというところでございます。 そこ
を含めまして、今後、今ご質問にもありましたように、教育現場でデジタル
を受け入れていく中で、
子供たち、そこが取り残されてはいけないという
のは第1でございますので、当然、学校内で
の教育だけでなく学校外におけるオンライン教育
の可能性が開ける以上、各家庭におけるICT環境というものに差がある
のであれば、そこは当然フォロー
を講じていかなくてはいけない。 具体的には、Wi-Fi環境などが整っている家庭環境が今
の時点で7割程度というアンケート結果でございます。ですので、残り
の3割
の部分にどのような策
を講じれば100%に持っていけるかというところはよりもう一度精査
をしていかなくてはいけないというふうに思いますが、そこには何らかの措置
を講じて、各家庭におけるICT環境というものは整えていく必要があるという
のが教育委員会として
の考え方でございます。 以上です。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 今、話
をお聞きしましたが、この前
の講演という
のは講師が、ちょっと名前
を見ますると、今まで
の町おこし応援隊
のコーディネーター的な形も含めてやられた講師だったように記憶しております。そういう点では、押しつけではなくてこれ
を土台にして考えていく、そういう講演会だったというふうにお聞きしまして、発展的に捉える必要があるかなというふうに考えたところです。 ぜひ、これはデジタル化というか、アナログから変わるということでありますけれども、矢祭
のよさという
のは、そういうもの
を導入される家庭
の中にお年寄りがいたりしながらその優しさだとか、そういう温かさ
の中で生きていると、それがなお一層生かされるような効率的な学習
を期待しているところです。 では、最後になりますけれども、支援策としてこれまでいろいろな形、
コロナ対策として出されている定額
の支給10万円、あるいは商工会
のほうでというか一緒に町として出している形ですけれども、2万円
の商品券、これら
の活用状況、今まだこれが、いろんな形で秘密もありますので、
人が勝手に動くことはできませんけれども、当然、該当する方がこれからも恩恵が受けられるようにするために、まずこの2点だけで結構ですので、どういう状況か、それ
をお伺いして終わりたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) ただいま
の特別定額給付金
の申請状況について
のご質問でございますけれども、特別定額給付金
の対象者
のほうでございますが、まずこちらが5,655名となっております。このうち申請されて給付
を受けた方が5,647名ということで、率でいいますと99.9%ということになってございます。未支給、未申請
の方は8名ということでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 1世帯当たり2万円
の商品券
を配付しました暮らし応援商品券につきましては、町内
の2,094世帯に簡易書留にて郵送しております。利用期限が9月31日までとなっておりますので、皆さんに全て利用していただけるように周知広報していきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) ほぼかなり
の率で、あと残っている方については特段
のいろんな配慮
を含めてやられているかと思いますので、それ
を期待しているところです。 あと、この商品券なんですけれども、これ町
の中で十分に、早い時期に活用されたほうがいいと、私も実はいつ使おうかと思いながらちょっとということがあるんですけれども、いろいろ努力しているので、そういうことですぐに、ちょっと考えているところではありますが、例えばこういう声があったんです。その
人がまた心変わりしたかも分かりませんけれども、期日が決まっているので、もし生活に困っているような
人に、ひとり親家庭とかなんか
のところで使ってもらえるような、そういう
のをと言ったり、その後、聞いていませんので、それはそのままかは分かりませんけれども、特定
の人に特定なことはできませんけれども、そういう声もある中で、ぜひお互いに町
の中で循環できれば、何かそういう方法
を、今
の現状
を見て考えているところがありましたら最後にお聞きしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 商品券につきましては、
コロナウイルスの関係で町内
の経済が落ち込んでいるということもありますので、利用できるお店は応募していただいた店ですので、全て
のお店というわけにはいかないかもしれませんけれども、ぜひ町内で使っていただきまして、地域活性に努めていただきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 暫時休憩します。 再開は午後1時00分といたします。
△休憩 午前11時58分
△再開 午後1時00分
○議長(
藤田玄夫君) 再開します。 3番、大森泰幸君、登壇願います。 残り時間は50分ですので、1時50分までです。 〔3番 大森泰幸君登壇〕
◆3番(大森泰幸君) それでは、質問に入ります。 土木事業に関する台風災害、復旧事業と併せて。 まず初めに、6月26日頃、下旬だと思いますが、町と県南建設事務所と
の事業調整会議が毎年行われていると思いますが、今年度
の第一番目に町
の重点事業として県南建設事務所に要請したもの
をお伺いします。最初にお願いします。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 道路改良につきましては、国道349号下関工区、県道石井大子線茗荷工区、国道118号並木工区、県道下関河内小生瀬線、国道349号小田川2工区
の先、塙町境まで
を重点要望いたしました。 また、河川改修につきましては、久慈川
の堤防未整備区間
の早急な築堤整備
を要望したところでございます。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) これらに関連する質問については、同僚議員が深く質問する項目になっておりますので、私はその中で
の、まず一番目に、
山野井カーブの事業変更について。 これについては、これまで事前に1番議員
のほうから質問があり、詳しく
説明されておりますが、この内容について私も関わってきましたので、事前に全体
の事業
の支障がない形で、当該
の道路課長及び用地買収課長などと進行状況
を聞きまして、それで、今回
の7月15日、ちょうど私も町政
のまちづくり懇談会という
のと同等なので、この時期にどういう形で、同じ時期に山野井
のほう
のこの問題が住民へ
の説明会になる
のか。それぞれ担当課長も含めお聞きしながら、この問題
を今後
の町
の事業として生かしていくためにお伺いするところです。 先ほど
の質問に回答している中でも、山野井
のこの地域がこうであるというものについては、
事業課長のほうにも届いている
のかとは思いますが、多少ここからここまでですよという
のについて明確になっているような部分があるので、その辺もぜひ今後把握して、町民と
の関係で
の調整
をお願いしたいと。どこ
の地域
の誰
のところまでかという
のを、私確かめたところですが、多少あの辺、いろいろ今後、進展
の中で確定するために、町だけは押さえておく必要があるとか、町民だけが押さえておく必要があるとか、そういうことがありますので、まず最初に、この山野井
の説明会に関わることについて、町としては当日どんな形で臨んだ
のか、あるいは、それは報告だけだった
のか、まずそれ
をお聞きしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 7月、山野井地区で
説明会があった際には、当町でもまちづくり懇談会がありましたので、当初私も
説明会
のほうに出る予定はしておいた
のですが、まちづくり懇談会
のほうに私が出まして、山野井地区
の説明会には事業グループ長に出席していただきました。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 責任ある形で
の対応だと思いますので。ただ、私も事前に相談
をされたりしまして、その地域
の住民が、また、私以外にも議員
の方でいろいろご心配
をしていて、よりよい形で
のこの打開策、方向、皆さん考えておりましたというような課題ですので、この点については、この後、詳しく聞かれる方もあるとは思うんですが、私はこの点について
の町
の進め方として、十分この点では事業調整会議と同じように県南建設事務所、ここでは道路課と用地買収課もこの
説明会
の前
の段階では、私が言うことでもないんですけれども、用地買収課長によると、全部報告してから、固まってからじゃないと私は対応できません、話せませんというぐらいに微妙な形で
説明会が行われたという設定状況もあります。 用地に関わる問題点については、雑談
の中で話すことができたとしても、今、私は聞いたことは情報として、町
のほうから提供する問題だと思いますので言いませんが、そういう微妙な中で用地変更ということになっているようですので、その点についてもう一度確かめておきたいと思います。この確かめた内容については、固まってからもう一度、
説明会が3月頃行う予定だという
のは道路課長に聞いたんですけれど、そういうニュアンス
のことについてちょっと確かめて、私がこの場だけで言う
のはあれですが、そういう話も出ていますが。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 今年度
の予定として伺っております
のは、今年度は測量設計
を行って、その後、地元
説明会
を行うという予定は聞いておりますが、時期についてはまだ伺っておりません。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) いろいろありますが、町が、どうしてもこの問題は、どんな形でも今後丁寧に住民と
の間に入って、そして議員も含めて、それぞれ
の時期
の問題解決が前進するような方向でぜひ進めていただきたい、そういうこと
を一言言っておきたいと思います。 次に、町事業
の今年度計画ということで、これは町
の事業として、田川が今
の状況になる
のに相当
の時間がかかって、大変な土砂がたまっている。その中で、あの流域
の方々は区会
を含めて、押してこの問題
の解決に関連しているところで出されていると思います。この点については、町事業課あるいは、町長がこうするという形だけではなくて、これ
を本格的に、あの田川
をまず初めに、重点的にやるというふうに私は受け止めておりますけれども、そのほか
の典型になるような形で、事業計画として実施していただきたいなと思っているところです。 この前は試しにやるということで、やられた中で非常に好意的に皆さん思っているんですけれども、やった後でも、土砂が十分に脇にためていた間に増水して流れるとか、なかなか取りにくい橋
の下
の土砂が動いているとかということで、今後、計画的に、効率的にやるということで、ぜひ事業課も含め議員さん
の中で
の個々
の取組に、産業常任委員会でも力
を注ごうかというようなこともありますので、これ
を計画的にやると、そして、この後、土砂撤去
の質問
をする方もいるかもしれないんですけれど、土砂撤去
の場所が、はっきり今
のところしていないような感じもするんですけれども、そういうこと
を含めた計画があるかどうか、完全にやっていく計画という
のはどの程度あるか。それ
をお伺いいたします。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 今年度
のこれから
の予定といたしまして、田川
の鉄道橋から下流、町道小田川中央団地線まで
の間
を実施したいと考えております。 また、それ以外
の河川につきましては、各地域で行いましたまちづくり懇談会でいろいろ要望がございますので、それら
を踏まえまして、優先順位
をつけながら計画的に行っていきたいと考えております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) その心配事
の中に、前回やられた工事
の中で、引き続きまた同じように土砂がたまる
のではないかと。今、様子見ていると、浅いけれども土砂が少しずつたまって流れているところが3分の1程度になっているところも、上流から何とかそれは安心できるようにしてほしいという声があるところです。そうすると、今
の状況、
説明を聞くと、上からやらないということになると、また同じではないかという
のがあるので、ちょっとやり取り、もう一度したいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 上からやるか、下からやるかということですけれども、まず、下流側がたまっていますと、やっぱりそこで土砂がたまる、堆積する原因となりますので、まずは下流
のほうからきれいにしていけば、上流側から新たな土砂が流れてきても、ある程度
の堆砂で済む
のかなというふうに考えております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) これでこの問題について
の質問は最後にしますけれども、上野内方面
の手元
のほうから流れてくる土砂
の部分についても結構心配です。それ
を含めて計画的にその住民たちが、これ
をやって、こうやって、こうやって、こうというような手順
を含めて納得できるようなこと
を、こう思いますという善意
の気持ちからやる計画であるとは思いますが、町
の事業としてやることなので、ぜひ産業常任委員会も含めてあらゆる知恵
を発揮して、その他
の事業もやるということですけれども、田川が見本になるように、住民にも今はこうだけれども、次はこうだというような年次計画
を含めて、またあの大きな災害になること
をできるだけ最大限避けられるような事業
をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 最後となります。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) いろいろご意見
をいただきながら、計画的に予算確保に努めていきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) それでは、最後、土木
の関係で、大ぬかりから上っていくあの道路についてはすぐにでも出来そうなんですけれども、あれは今年度中にやれる
のか、それ
をちょっとお伺いします。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 林道大ぬかり線につきましては、今年
の3月6日に発注
をしておりまして、10月30日まで
の工期としております。現在
の進捗率は75%程度でありますので、工期内
の完成と早期
の供用開始
を目指して施工してまいります。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) それでは、防災行政についてお伺いいたします。 防災行政
の、今までコロナ対応
を含めた防災関係
の質問がありましたけれども、台風期
を前にというか、台風がどんどん押し寄せるような状況ですけれども、緊急避難場所という
のは水害
を含めて
の対応というよりも、それ
のときには非常に問題が生じる場合がある
のではないか。水害に関わったときも質問したところでございますが、ハザードマップ、今そういうこと
を含めて水害に関わった場合、避難場所はここでいい
のか、そういう検討はされている
のでしょうか。 その中で、とりわけ田川
の問題も話
をしましたけれども、その側近
の場所
の、あの第一避難場所になっている
山村開発センター、あれについてはあれ以上、あの時期以上
の水害
の可能性がないとは言えないんですが、今はどんな検討
をされているでしょうか、避難場所です。
○議長(
藤田玄夫君)
町民福祉課長、大森秀一君。
◎
町民福祉課長(大森秀一君)
山村開発センターの指定緊急避難所について
の質問かと思うんですけれども、こちら
のほうは今
のところ、今までどおり緊急避難所として指定しております。それで、大森議員さんが気にされている
のは、田川が氾濫したときとか、氾濫しそうなときにどうするんだよということでございますが、その際には別
の場所ということで、町
のほう
の勤労者体育センターなど
を緊急避難場所として開設するなど
の対応
をしていきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) この場所についてはいろんな生命
の危機も関わるようなことがあったときにはという、その場所はここですよという
のも事前に検討して、人命に異常がない、そんなこと
の対応
をぜひ今後、付け加えてお願いしたいと思います。 次に、産業行政について伺います。 町民
の町づくりということで、今まで町に対していろんな提案がありました。提案だけ見ますと、前回
の議会で質問しました昨年度
の矢祭町地域林政アドバイザーになっておりました小泉さんが最後
の全員協議会で
説明した、この4町村広域連携による森林資源
の活用についていうことについて質問したところ、現段階ではまだ現実的なものではないということですけれども、かなり大きな課題なので、もう一度簡単で結構ですが、この内容についてはどういう段階になっている
のか、まず最初に、ちょっと順序あれですけれどお聞きします。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 昨年度、林政アドバイザーが取りまとめました地域内エコシステム構築事業調査報告書におきましては、矢祭町では、ユーパル矢祭へ
のバイオマス設備
の導入について検討されておりまして、熱電併給システムが本町においては可能性がある
のではないかというふうな報告がされているところでありまして、本町においてもいろいろ課題はありますが、前向きに考えていきたいというふうに考えております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) これはどの段階で
の検討になっている
のか、ちょっとお伺いします。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) どの段階といいますと、林政アドバイザーが取りまとめた際には、郡内4町村
の林業担当者、それから県南農林事務所、林業関係者とともに検討してきたということでございます。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 町
の役場
の重要な検討課題として、町長
の段階はどの程度
の捉え方になっているかお伺いします。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) この前、町村会でこの森林資源
のバイオマスということでご
説明をして、今後、町としては、この矢祭町
の森林資源
の活用
の中では非常に前向きな発想ではないかとは思っています。なかなか具体的な行動
を起こすというには、まだまだちょっと時間もかかるとは思うんですが、町としてはこの8割
の森林資源
をいかにやっぱり活用するかということで、検討はしてまいりたいと思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 質問事項
の順序が逆になっておりますけれども、引き続いて、このドイツ
人の独楽企業という名称で仮に書いてしまいましたが、この前、下関小学校
の元
のところで
説明を受けました。それで、町へ
の提案ということまでプリントで出されていましたので、町
の段階ではどのような段階で検討されている
のか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 先ほど
の林政アドバイザーが取りまとめたエコシステム構築事業報告書において、バイオマス設備
の導入について検討されておりますが、いろいろ比較、検討した中で、今、旧下関河内小学校で木質バイオマス
の発電
を行っている企業
のシステムが矢祭町には合っているんじゃないかというような結論が出ております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) それは町長も含めた段階で
の検討課題な
のか、その辺お伺いいたします。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) おっしゃったとおり、検討する課題では自覚しております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) この内容についていろんな、そこで私も早めに行ったので、本人、この企業
の担当者、ドイツ
人の方、日本語が流暢ですので、お聞きした中で出てきた
のは、こういう関わりで、そのやり取り
の中で、たしか議員さん
の中でここ
の視察
の中で
のやり取りですが、そこ
の藤田建設さん
のやっているものとはどんな関係ですかと聞いたら、競争相手と言ったかどうかは分かりませんが、そんなこと
を含めて、この事業そのものについて今後、やっぱりこれも産業常任委員会ではないけれども、町と関わりながら私はこういう課題は、矢祭は議会と町と行政とやり取りしながら検討するべき課題だと思っておりますが、いかがでしょうか。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) それはそうですね、このバイオマスといって自然エネルギーですから、昨年、知事も見学しましたから、知事もやっぱりこういった発電には、原発
の問題も福島県は抱えていますから、これから
の新エネルギーということで将来的には考えていく必要があるとは思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) ちょっと関連質問というよりも、今後進めるに当たってやっぱり聞いておかなくちゃならない
のは、提案
の中でこういう場合は1億円、町から
の補助というか国も含めて、こういう場合は2億円、こういう場合は18億円というような形で、町が何か仕事
をやるんではなくて、最終的にはその企業がやったもの
を、企業は企業で売電するとか、そういう傾向もありますので、これについては、今
の回答だと、これはこの企業についてどうだとかいうこと
を含めて、十分町として検討する期間
を設けていただきたいというふうに思いますが、いかがですか。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) あまり民間レベル
のこともやっぱりしっかり考えていかないと、全てこれ行政側、国・県・町が負担するとかそういう思いじゃなくて、やっぱりこのオーナー
のしっかりした考えがないとなかなか行政も、行政が指導するわけではございませんから、しっかりこれは森林資源
の活用ということで、行政側は携わることではないかとは思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) この問題は単に森林資源
の問題だけではなくて、森林資源
の活用についても、これは今日は話はしませんが、丸裸
の山になって洪水になったら大変ということ
を含めていろんな形で、この資源
の活用に当たって十分、森林材がどうな
のかも含めて検討する必要があると思います。 それと同時に、これは単なる提案ではなくて、ユーパル、それからスインピア、この併用
のボイラー
の施設、バイオマスと電源、太陽光ですか、それ
の併用とか、これは町がこういう形でやろうという中でそれ
を選択する、十分な準備
を持ってやるべき課題だと思いますので、重ねてこの点については十分な期間、議会と
の関係で言えば産業常任委員会、そして、議員全体が全責任
を持って財源
の活用と町
の将来
を考えた方針になるように、質問というよりはお願いして、この問題については、次に移らせていただきたいと思います。 次、そういう点で、ゲストハウスとか、この問題についてもちょっと町づくり、第6次総合計画と関連しますので、次
の第6次総合計画に関わりながら、最後
の町おこし協力隊、ゲストハウスと拠点住民について
の今後
の町
の関わり方いう
のは、その下
のほう
の第6次総合計画と
の関係でちょっと質問させていただきます。 第6次総合計画は、事業
をどういう業者に委託している
のか、それはいかがですか。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) 第6次総合計画
の委託業者でございますが、こちらは郡山市にございます株式会社アイデックスというところに委託
をしております。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) そういう関連も含めてですけれども、今までゲストハウス問題も含めて積極的な町に刺激
のある提案が、昨年度から、その前からですけれども、それぞれ
の申出、いろいろ私も関わってお話
を聞かせていただきました。町が積極的に外から
の提案
を受けながら、自分たちで自主的にという受け止め側
の体制がどうしてもこれから必要ではないかというふうに思います。 今年度においても町おこし協力隊、これが提案
をして議員
を中心にお話
を聞かせていただきました。この場合も、町おこし協力隊はインターネット
を開くと分かりますように、今回もGIGAスクールで
の講師
の中にちょっと載っておりましたけれども、そういう方
を含めて、こういうふうに町おこし
をする、積極的な意味合い
を持ってぜひ応募してくださいという町おこし協力隊
の応募
の仕方、応募から含めて、それから、その間
の、今回
の発表まで
のインターネットで
のオンライン
のやり取りなどでそれぞれしっかりした提案がされてきているという経過があります。矢祭町
をどうしたいか、どうするんだという意気込み
を皆さん持って矢祭町に臨もうという
のが、よくよく分かる状況です。 そして、昨年度
の何か
の発表ですね、これも総合的にそれ
を取り上げるかどうかは町ですよと、議員
の皆さんへ
の提案ということまで含まれて発表会が行われています。 そういう意味で、第6次総合計画
のとき
のアンケート
の内容について、私は今どこでどうな
のかということ
を質問しましたが、前回まで
の第5次総合計画
のアンケート
の活用ということだけじゃなくて、思い切ってやっぱり受け手側が、本当に町
の人材が生かされるようなこと
を含めて発揮されるようなアンケート
の集約
を望みますが、その点では、アンケート
の集約に向けてどんな考えかちょっとお伺いします。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) 第6次総合計画における町民アンケートについて
のご質問でございますが、今回行いました町民アンケートにつきましては、新たな町民と
の協働による町づくり
の指針となる第6次総合計画というふうに考えてございます。この策定に当たりまして、多く
の町民
の皆様に町づくりに参画
をしていただき、多種多様化する町民ニーズ
を第6次総合計画
の具体的な施策に取り入れて、反映させていけるためにということで実施しておるものでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) この点では、町民
の中で
の、今、町に残っている30代、40代
を含めて自分
のところ
を継いでいる、あるいはこの矢祭町
の事業
を引き継いで、友人
のところに応援に行ったりしながらやっている、そういうもの
を含めて町
を何とかしたいという思いが強い若者がいますし、それ
を支えていこうとする地域
の部落、区民がおります。そういう町民がいます。そんな形
をどうしても今
の段階で
の、この短いところで
の6次総合計画、半年
の間でやる方向がアンケートにどうも偏りがちだなと。あのアンケート
を見て町づくりという
のでは、今いる若い町民、その中でうんと言うよりも、ちょっとという声も聞かないでもないです。自分ならこうしたいという
のもその若手
の中で、話
をしている中で出てきていますので、その点
をお願いしたいと思います。 その点では、今、それ以外
の手だて、町づくり、第6次総合計画について区民懇談会は非常によかったと、後からちょっと話になりますけれど、それと同じように、そういうアイデアというものは持っていないんでしょうか。何か商工会、ただ
コロナ対策だけじゃなく、商工会含めて……
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま大森議員
のほうから、アンケートから
の6次計画ということで、どういった策定
をするか、若者
の意見も取り入れると。アンケートという
のは、あくまでもそれは町民
の民意というか、そういったもの
を行政がどう捉えるかという
のが一番大事なことであって、全員
の要望といってもなかなかこれはできるものではないですから、いろいろ時代
の変化というか、今
のこのコロナ禍になって、常識が非常識になって、非常識がまた常識になるような時代変化
の対応という
のもしっかりこの行政も考えていかなければなりませんから、そういった点
を踏まえて今後
の5年間
の施策というもの
を考えていきたいと思います。 また、この町政懇談会というんですが、2年にわたって
の21か所、これは非常に、今大森議員がおっしゃったように、私も大変施策
の中ではやっぱり町民
の声
を反映するということで、一緒に、やっぱり町づくり
の中では大事な施策と思っておりますので、しっかりこの第6次総合計画という
のは、コロナ禍
の社会にこの新しい生活
をこれから迎える中で、テレワークとかリモートワークとかいろんな、国も分散型
の社会
をつくるということははっきり明言していますから、そういったもの
を考えながらグローバルに考えていきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) そういう点では、議会が、議員が町民から
の意見
を聞くというような工夫も必要であろうし、いろいろそれぞれ
の分野と
の意見聴取、それ
をぜひ強めていただきたい。若い
人は金がどうだこうだという
のもあるけれども、自分たち
の町にいる人間
の意見
を聞いてほしいんだという声も強くあります。これからそういうこと
をぜひ、同僚議員と一緒にこの点について組み上げられる方向でと思っているところで、蛇足とはなりますが、訴えさせていただきます。 続いて、財政
の問題です。 町
の将来、町民
の暮らし応援
の財源活用というところで、この点についてはくどいようで何回も同じ質問
をするなと言われるようですが、改めてちょっとここについては言わせていただきます。 町
の財政調整基金、これについては両極端
の意見がございます。今あるようだけれども、もし使っちゃったらもうすぐになくなっちゃうと。大きな事業とか、もし町
の町長さん含めてそういうこと
をやろうと言ったらすぐに金なんてなくなっちゃうだろうと。そのために貯めている
のかもしれないよとか言ったり、いろいろありますが、反対に、丁寧に、丁寧に使いながらもっと活用できないかという
のが私
の主張であり、いろいろもっと使えた
のではないかと、そういう思いがあります。しかし、これは大いに論議
をすべきであって、この使い方がいいという町
の提案
を今までされてきている
のも含めて、検討しなくてはならないと思っているところです。 そこで、財政調整基金
の出し入れ
の判断という
のは、現段階
の佐川町政ではどのようになっているでしょうか、お伺いいたします。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) ただいま
の財政調整基金について
のご質問にお答え
をさせていただきます。 現在、町
の判断基準でございますが、財政調整基金につきましては、年度によって生じる財源
の不均衡
を調整するために財源に余裕がある年度に積み立てておきまして、不測
の事態
の場合に基金
を取り崩して使用するというような状況になってございます。 本来、地方公共団体は経済不況等による大幅な税収減によって収入が不足したり、災害
の発生による多額
の経費
の支出が必要となるなど
の不測
の事態に備えて、財政調整基金
を積み立てておくという必要があるということでございますので、本町におきましても、地方自治法
の第241条第1項
の規定に基づきまして財政調整積立金
を設置し、矢祭町財政調整基金設置、管理及び処分に関する条例に基づきまして財政調整基金
の管理及び処分等
を行っておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 町
の公債というか町債は、扱いはどうなっている
のか。これはとりわけ昨年度、台風19号
の際に十数億円
の動かし方
をする中でかなり
のウエイト
を占めていたと思います。そして、その後、前年度
の最後
の時点で途中いろいろ検討した結果、また戻すというような操作
をしているので、矢祭町において台風19号
の、昨年度
の町
の議会にかけない英断というか、このときしかないというその扱い方、今後は、これは例外な
のか、それ
を含めてどういう扱い
をした
のか、ちょっとお伺いします。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) 台風19号
の際
の財源として財政調整基金
のほうは充当させていただいております。この時点で、災害
の場合は災害復旧事業ということで国から
の補助金等ございますけれども、補助金等が入るまで
の間、資金不足となりますので、そういった部分
を補うために財政調整基金
を取り崩したというものでございます。 こういった、先ほどもご
説明しましたように、不測
の事態、やはり台風19号
のような大きな災害であったり、今回
のコロナウイルス対策というような緊急性があるものについては、財政調整基金等
を取り崩して
の活用という
のは必要になってくるというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) はっきり質問が明確でなかったようですが、町債というか、町
の借金というか、それ
を一時出し入れしたというので、10億円近く動かしたと思いますが。そして、戻したと思いますが、これはその経過、ちょっとお伺いします。時間があれだったら後で結構です。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) 町債
の出し入れということでございますか。 〔「はい」と言う
人あり〕
◎
自立総務課長(鈴木直人君) 大変申し訳ございません。ちょっとその町債
の出し入れについて
の私認識がございませんで、この災害に伴いまして、町債、当然、先ほど申しましたように、災害復旧
の場合は補助
の該当になる部分がございます。補助残
の残り分
を起債、地方債、町債
のほう
の借入れ
を行うということはございますが、そちらで
のそれ以外
のもので
の出し入れという認識がちょっと私もないものですから、申し訳ございません。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 丁寧に、事前にいろいろ関係部署に聞いとけばいいことでございますが、事業課関係
の、前
事業課長の段階では後で聞くことができると思いますが、1回10億円ぐらい恐らく入れて、そして戻す金額もかなり
の金額
を戻したので、うち
の家庭
の事情から言えば、大きな金
を借りるときはみんなと相談してどうする、どうする、どうする、どこ
のお金
を使うという感じになるものですから、これは町民感情として聞いたわけでございます、後で、これは。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) ただいま
の町債について
のご質問でございますが、こちら
のその16億、災害復旧に関連してかかった費用について
の財源については、財政調整基金
のほう
を取り崩すかしないかというようなお話だったと思うんですけれども、町債
の出し入れということではなかったように記憶しておりますが。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) それじゃ、やり取りは後日にさせていただきたいと思いますが、そういうこと
を含めて今度
の台風事業では英断
を下していいこと
をしているんだけれども、その金
の最後
のやり繰りで戻りましたので、私、金が戻ったので、そこ
の部分について、それだったらこれは何かねと思って、後でまた、後日、質問させていただきます。 最後に、剰余金というか、余ります、不用額という
のが出ますので、そんな形で出ますけれども、その辺についても十分に、運用という
のはおかしいんですけれども、いろいろ最後
の最後まで、ああそれだったらそのところで、短期間でこれだけ
の金が集まるなら、あるなら、不用額ではなくて使ってほしかったなと。それは絶対使えない
のかという
のは、これは決算委員会で質問させていただきますが、これで町民
の中で、お金
の出し入れについてはより分かりやすくと思ってちょっと質問させていただきましたが、次に移らせていただきます。充分に明確にこれから、私も町民に納得できるように
説明していけるように、皆さんにお聞きしたいと思います。 最後です。 懇談会に関わる問題でありますけれども、いろんなところでいろんな形で生きがい
を持ってやっている。その場合に、今年度未実施
の部分、懇談会から出ている部分もありますし、それから、それぞれ
の高齢者クラブ
のほうでやっている事業もありますし、そんな内容について、今まで事業
の助成という
のが行われていて、今、実施できない場合、何か工夫してやったらどうですかというような形も含めて、高齢者クラブ
のほうで
の事業へ
の援助金だとか、いきいきサロン、社会福祉協議会だとかで出ているようですが、その辺
の動きはいかがでしょうか。運用というか、お勧めして必ずしもやらないというんじゃなく、工夫してやれることはその範囲で、コロナ禍でもやってはどうかというような動きがあるかどうか、ちょっとお伺いします。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) ただいま
のご質問についてお答え
をさせていただきたいと思います。 町で行っている各種助成事業でございますが、こちらは町民
の皆様にも周知
をしているところでございますけれども、基本的にはそれぞれ
の助成事業
の交付要綱等ございますので、こちら
の趣旨に基づきまして実施
をしておるというものでございますので、特段、なかなかそれ以外
の用途についてと言いますか、その趣旨に沿わないものについては、助成は当然できないものでございますが、その趣旨に基づいて実施されるものであれば、そういったものについては内容等
をお聞かせいただいた中で、採択
をするということも可能ではない
のかなというふうには考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) そうすると、趣旨に沿っている場合は、初め
の年度当初
の計画には入っていなくても区を通して、あるいはそれぞれ
の団体
の中で担当
の部署と趣旨に合った形で計画
をして、今まで
の延長線上で申請
をする、その場合、援助
の可能性があるというふうに理解してよろしいでしょうか。
○議長(
藤田玄夫君)
自立総務課長、鈴木直人君。
◎
自立総務課長(鈴木直人君) 当然、予算
の範囲内でということにはなりますが、事業
の趣旨等がその交付要綱に合致するものであれば、当然事業
の採択はできるものではないかというふうに考えておるところでございます。詳細、細かい点
をお聞き取り
をしないと、なかなかこの場で、この事業であれば大丈夫ですよというようなことは申し上げられませんけれども、実際
の実施
の段階に当たって各担当課
のほうにお問合せ
をいただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 丁寧なお答えありがとうございます。 最後になりますが、まちづくり懇談会
の要望、新年度
の要望
を含めて新しく残された地域で
の懇談会は、その場で
の生
の声も取り入れていただいたというようなことで、これは町へ
の期待が高まっております。あとは、それ
を今年度中にやれる
のか。もし、やれない場合には、今後引き続きそういうことで検討してもらえる
のか。そういうところが町民
の中で
の期待でもあります。それから、前に開かれたところでは、言ったことが今年度やれる
のかどうかと。今までだと、町民号で、11月頃
のことですけれども、大きな問題についてはこうですよと文章で回答されたり何だりしています。区民について今まで、後からやったところには回答が出ているんですけれども、もう既に出ているところについて含めて、今
の段階で町民へ
の、区民から
の要求、新たに出てきている要求も含めて
の対応という
のは今考えているでしょうか。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) まちづくり懇談会
の要望等
の実施ということで、やっぱり緊急性、重要性
をしっかり考えて、年度内とかそういう
のには、なかなかできないものはできないということもありますから、生活にやっぱり支障
を来すものはもう優先的に考えております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 具体的な問題として、最後に自分
のところ
の地域になって申し訳ありませんが、信号機
をぜひつけてほしいということで、小田川
のところから、それからニュータウン中山区
のほうからも、あのちょうど新しくできた道路
のところに直面する場所が非常に見にくい場所だと。それで工場があって、工場から出てくるのに400台ぐらいだとか、ちゃんと数えている住民
の方で、それで、そこから出るのに何分かかったと、こういうこと
を含めて渋滞が起こっていると。夕方早く帰ろうとしているところに、信号が必要じゃないかと。だから、その会社に勤めている方も危なかったんだよと、若い
人が実は出にくくてというようなことがあるので、本来ならば、区長会とか何かに、定期的に交通安全協会とか棚倉警察署とか出てきているので、そういうところにも直談判で話したりするんだけれど、そういう場所がないと。 ぜひこの信号問題、これについてはこれから
のいろんな形で、予算化
の問題もあるけれど、いろんな状況で今年度ぐらいにやってもらえないかと。これは交通安全
の問題として、ほかにもありますが、出てきたような問題について
の対応
の一例として、最終的にお伺いいたします。
○議長(
藤田玄夫君)
町民福祉課長、大森秀一君。
◎
町民福祉課長(大森秀一君) ただいま
の大森議員
の質問にお答えいたします。 まちづくり懇談会で
の信号設置という
のは、SMC第2工場から国道349号に出てくる十字路
のことだと思いますけれども、こちらはニュータウン中山区と小田川区
のほうから要望がありまして、懇談会が終わりました後なんですけれども、公安委員会
のほうに要望として町
のほうから言ってあるところでございます。ただ、それがいつできるかということについては、そこまでは返答はいただいておりません。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) 今、大森議員
のニュータウン
の懇談会
の中で
の要望箇所は、私も現場は全部見てきました。やっぱり信号も必要だなという思いも確かにあります。今、SMCも1,000
人から
の従業員
の車が動くんですから、大変交通量としては多い地区だと思います。あとは除草
の関係、あとは法面
の崩壊とか、そういったものもみんな見て、対応できるものは対応していきます。 今後、このまちづくり懇談会という
のも非常に、やっぱり職員
の時間等もかかりますので、毎年開けというような意見も強くあった
のですが、毎年はなかなか大変ですけれど、時期
を見ながら各地区
のそういった要望は聞くような方法は考えております。
○議長(
藤田玄夫君) 大森泰幸君。
◆3番(大森泰幸君) 今、いろいろと各議員
のところに出てきているもの
を私は一例
を挙げてしまいましたけれども、何としてもやはりこういう直接
の町民と
の間で
のやり取りで回答
を得たり、具体的に計画が動いている
のが見えるような、そういう行政
をお願いして質問
を終わりたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 3番、大森泰幸君
の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は2時00分といたします。
△休憩 午後1時48分
△再開 午後2時00分
○議長(
藤田玄夫君) 再開いたします。
---------------------------------------
△鈴木正美君
○議長(
藤田玄夫君) 7番、鈴木正美君、登壇願います。 持ち時間は60分です。 〔7番 鈴木正美君登壇〕
◆7番(鈴木正美君) 7番、鈴木でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 通告順に従い、質問
をさせていただきます。 まず、土木行政についてお尋ね
をいたします。 町内
の砂防ダム等
の状況についてということでありますが、河川に流入する山沢から
の砂が生態系へ
の悪影響や水害
を引き起こしている原因
の一つと考えられる。町内
の砂防ダムと治山堰提
の状況、管理はどうなっている
のか。また、管理不行き届き
の場合は、今後どのような対策
をなされる
のかお尋ね
をしたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) まず、砂防施設につきましては棚倉土木事務所が管理しておりまして、5年に1度点検
を実施し、必要に応じて補修
を行っているということでございます。 治山施設につきましては県南農林事務所
の管理でありまして、定期的な点検ではなく、災害が発生するような大雨が降った後などに点検
を行っているということでございました。 いずれも、今後も適切な維持管理に努めていくというふうに回答
をいただいております。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) 町内に砂防ダム、あるいは砂防堰堤、これらに類するものは幾つぐらいあるんでしょうか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 砂防施設については18施設ございます。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) ただいま申し上げましたが、先ほど来、質問
の中でも触れられておりますが、台風19号、この関係で、田川及び戸塚地区
の一部等々も含めて、久慈川から水が逆流して、東舘町内にも及んでいる。先ほど町長
のお話
の中で、今後その国道
のバイパス化等々
の話も出ておりますが、これはもう以前から騒がれている町
の課題でもあるような問題なんです。担当課長によると、田川
の下流から、また今後行う予定があるということでございますが、実は、私はこの砂防ダム、砂防堰堤、15メートル以下は堰堤と呼ぶそうですが、この砂防堰堤がほとんどであろうと思うんですね。これが各部落
の要所要所にあるということで、大雨
の際にその土砂とか流木とか
をそこで抑えることによって下流地域へ
の被害
を最小限に抑えているんだろうということだと思います。もし、理解が足らなかったらご指導
をお願いいたしますが。 今ほど担当課長は、町
の担当ではないからということな
のかもしれませんが、県
のほうでは時々にきちんと管理
をしているということなんですね。ところが、今
の東舘、あるいは戸塚
の水害
のことも考えますと、私はここ
の砂防堰堤、これ
の管理がきちんとなされていない
のじゃないかなと、そう思っておるわけです。 私
の近く
の栗生沢、あるいは塘ケ沢というところがありますが、そこから田川
のほうに大雨が降るたびに砂が流入しているわけですね、大量に。これは各議員
の皆様
の地元でもそれに類することは数多くあるんだと思います。ところが、この維持管理
をなされるはず
の堰堤、私が見るにほとんど管理されていると思えない状況なんです。いわゆる砂がいっぱいになって、この堰堤
の上からオーバーフローするように砂がまた川に流れ込んでいっている。そして、田川ないしこれらに類する川から、さらに今度久慈川にその砂が流れていく。 先ほど、これから
の工事で除去しますよ、撤去しますよとおっしゃっておりますが、私は元々この久慈川
の土砂
を撤去しないと、この高低差は解消できないだろうと。いわゆる東舘は山
の高いところから見るとよく分かるんですが、久慈川と東舘
の町うち
の高低差が非常に少ないんですよ。少ないがゆえに土砂が多少堆積すると逆流してしまう。いわゆる久慈川で飲み込めないわけですね。飲み込まない久慈川
の手前
を幾らやっても、これは恐らく同じこと
を毎回、毎回繰り返すようになるんではないか。 田川も実は何年か前にやった
のですよね。やった
のですが、今回また台風19号でさらにこういう問題になっている。もう田川
の橋
の近く
の住宅は、消防団が見守るほど
の、もうほぼほぼぎりぎり
のところまで水が上がってきていた。そして、舘山から流出する土砂、水は、いわゆる商工会前
の水が飲み切れずに、いつもいつも東舘地区が土のう
を積んだり、あるいはその後、土砂掃き
をしたりしないといけなくなる。これは町長が一番ご存じ
の風景だと私は思うんです。 ですから、これ
を根幹からやはり直さないと、こういった予算がその都度都度、大変大がかりにかかってしまって、毎回毎回大雨が降るたびにかかる作業
を繰り返すようなことになりはしないかということが、実は、私は問題としたいところなんです。そのためには、ひとつ県
のほうに働きかけていただきたいんですが、この砂防堰堤
の土砂及び流木
をきちんと撤去していただきたい。これは管轄省庁
のホームページ
を見ますと、砂防ダムと堰堤
を造ることによって、流れ出す水及び土砂が緩やかになって、急激な流れにならずに災害
を防いでいる、これは分かります。ところが、造ったままで管理がきちんとなされていない。そうすると、先ほど言った砂と流木がオーバーフロー
をして、そこから延々と砂が流れ出すだけなんですよ。 これは関係省庁
のホームページ
の最終ページに出ているんですが、きちんと折々にこの土砂とか流木
を適量撤去することになっているんですよ。それによって、次回
の災害
のときに未然に防げることになる。私、ほか
の議員
の皆様にも見ていただきたいんですが、恐らく地元
の砂防堰堤、管理なされていないですよ、ほとんど。だから、どんどん久慈川に砂が流入し、久慈川
の底が高くなって、幾らそこに流入する川
の土砂
を取ってもストップしてしまうから、同じこと
を繰り返すだけなんですよ。 先ほど課長は、下から取らないと意味がないとおっしゃいましたが、まさに、さらにその下
の川
を取らないと意味がないと僕は思うんですね。これは国だとか、県だとかおっしゃるかもしれないけれども、実はその被害
を被っている
のは当町
の町民
の住宅なんですよ。そして、まさにそういう災害があったときに、一生懸命に夜中に出動する
のは消防であったり、あるいは役場
の皆さんそのものじゃないですか。ですから、この不安
を今まで分からなかったことではないので、きちんとやはり、こういう、かかる大きな災害があったときに、根本から見直さないといけないんじゃないですか。課長、お考え
を。町長でもよろしいんですけれども。どうですか、町長。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) 最近、砂防ダム
の状況ということで、非常に毎年
のように日本列島災害ということで、やっぱりこれ見直しにかかってきたと思うんですね、河川
の改修から全て。だから、今まで国も県も災害がある場所だけ
の対策
をした
のですが、今回
の県
の対応も、久慈川もその中に入って、福島県
の河川
の中
の72
の中に入って初めて堤防
の、じゃ改修というようなことも、これも非常にもう50年以来
のできなかったものが、今回設計から始まるということで、これもまだかかりますから。 だから、それ
をかけながら、やっぱり河川
の中
の土砂
の撤去は、今塙もやっていますけれども、当然、これは川底からやっぱり直さないと、幾ら堤防だけやったってまたあふれるから、それはああいうプロ
の考えでやれば、もちろん河川は改修してくると思います。 この砂防ダムという
のは確かに数もたくさん、どこ
の地区もありますから、実際、私も何か所か見ていますから、本当に今回
の19号
の台風でも、もういろんな地区もいっぱいになっちゃっていますから、そこがもうやっぱり田んぼに入る、何に入るですから、当然、これは田んぼ
の改修から始まることがまず先決ですから。 だから、やっぱり今後
のそういう対策、こういう矢祭
の田んぼ
の資源とか、あとは先ほど鈴木議員おっしゃった商工会前も、これももう昔から
の話ですから、やっぱりある程度雨が出れば、もう我々、皆、床下浸水
の地区がありますから、それ
をやっぱり考慮しながら、これからはそういった治山ダムというか、やっぱり治山
のそういう対策もしっかり考えて、これは町単独ではなかなかできるものでも何でもないですから、しっかり県
のほう、あとは国
の陳情というか、こういったもの
をやっぱり努めていく
のが我々行政
の役目だと思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。まさに町長
のおっしゃるとおりだと思うんですね。私、今回、塙
の道
の駅
の南側、あそこ
の久慈川がだいぶ土砂
の除去といいますか、移動しております。かなりやはり相当な量なんですね、あれ見ると。塙町
の川上川から久慈川に合流しておりますから、どうしてもあそこはたまりやすいんだと思うんです。 しかしながら、今、町長がおっしゃったように、この矢祭町
の久慈川は土砂
の撤去など一度も多分したことがないんですよ。これによって先ほど
の災害が起こっている。そして、もう一つは、観光行政にも関係いたしますが、川
の魚
の餌場がなくなっているわけですよ、砂が堆積することによって。だから、漁協が幾ら鮎
を放流、
子供たちと一緒になって行っても、その鮎が生息する環境が壊れていっている、かかることもあるわけですよね。 どうですか、その辺総合的に現場
を預かる課長としては、この観光行政に関わる砂
の問題、先ほど
の問題、町長は国・県
のほうに要望するとおっしゃっていただいていますが、当面この久慈川
の土砂
の問題、そしてこの堰堤
の問題、やはりこれは町
の担当としても町民に直接害
をなすことですから、他山の石ではないと思うんですね。いかがですか、今後
の対応として。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) まず、久慈川
の土砂撤去につきましては、県
のほうで今年度も予定しておりますし、追加予算がされるような情報もいただきました。ですので、当初予定よりも広い範囲できる
のかなというふうに思っているところでございます。 さらに、国
のほうでもこの河川
の土砂除去につきましては事業がございまして、緊急浚渫推進事業というようなものが創設されております。起債なんですが、こういうもの
を活用しながら町、県においても土砂除去
を進めていきたいと考えております。 また、堰堤につきましては、堰堤
の役割としては、そもそもその堰堤に土砂がたまってその役割
を果たすという目的がございますけれども、先ほど議員おっしゃったように、定期的に適量
を除去していくということもございますので、そういうところは県
のほうにもお話
をさせていただきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) あともう一つ付け加えますと、これはいかがか、そこまでとはおっしゃる方もおるかもしれませんが、山
の材木
を切り出す際
の道
の造り方、これもちょっといろんな面でご指導されたほうがいいなと。山
の道
を造った後に、そこから相当
の土砂が流れ出ているという現実もございますから。他県
のそういった木
の搬出道路
の造り方、途中にタイヤ
を切った
のを横に渡すとか、いろんなこと
を工夫しているわけですよ、山地は。非常に残念なことながら、ここ
の町
の搬出道路
の造り方はあまり芳しい状況ばかりではない。もちろん、ちゃんとやっているところもあると思いますが、行政
のほうでいろんな予算
の代執行
をしていろんな業者に出しているわけですから、そういった山
の搬出道路
の造り方等々についても、ひとつよろしくご指導お願いしたいというふうに思います。 この町内
の堰堤については、どうか今担当課長がおっしゃってくれたように、引き続き県
のほうに要請していただきまして、適量
の撤去
をすることで次回
の災害
を最小限に防ぐということでよろしくお願い
をしたいと思います。 それでは、2番目です。産業行政について。
コロナウイルスによる町内産業へ
の影響について
をお尋ねいたします。
コロナウイルスにより生命
の危機のみならず、GDPや株価にも影響
を投げかけております。町内
の産業や雇用が懸念されますが、現状把握と町
の対応
をお聞かせください。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 現在、矢祭町では持続化支援金ということで、2月から9月まで
の前年度比で30%以上
の売上げが減少した際に、30万円
を上限として給付金
をお支払いしております。 その際に、前年度から
の売上げ減少率
を出していただいておりますので、その内容から状況
を把握しておるところですが、飲食業においては6月に営業自粛もあったと思うんですが、売上げがゼロだったというお店が3軒ございました。それ
を除きましても、飲食業では3割から8割売上げが減少しているようです。 それから、製造業では2割から7割
の減少、小売業では5割から8割
の減少、農業については花卉生産農家で3割から7割
の減少というふうに分析しております。 それから、雇用
の状況ですが、8月にハローワーク白河が発表した6月時点
の有効求人倍率なんですが、これは0.83というふうに公表されております。0.83ということで、求職者に対して求人が少ない状況なんですが、町内
の企業
の話
を聞きますと、パート
を求人してもなかなか集まらないというような状況にもあるというふうに伺っております。 以上でございます。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) 重ねてお尋ねしますが、町が独自に取った今回
のコロナ対策の対応、商品券でありますとか、いろんな給付
をしておりますが、これら
の効果についてはどう捉えていらっしゃるか。これは町長
のほうがよろしいですか、担当課長ですか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 持続化支援金については、77件
の申請にとどまっております。予算上は400件、商工業
のほか農林業者も含めてということでまず400件取ったところなんですが、3割以上
の減少があったという
のが77件にとどまった
のかなというふうに思いますが、返してみれば、3割以下
の業種
の方もかなりおられるんだろうと思っております。こういうことも踏まえて商品券
の配布
を行いまして、町内
の経済活性化
のために寄与していただこうと思っておりますし、今回
の9月補正で、商品券
の販売についても予算計上させていただきました。そういうところから地域活性化が図られたらいいというふうに考えております。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) 今、担当課長
のほうからお話ありましたように、持続化補助金
のほうはちょっと大枠から見ると実績は小さかったということで、収入
の減少が少ない
のかな、あるいはまだ年度中途においてそれら
の把握ができていない
のかなという、あるいはその証明が難しい
のかなといういろんな項目があるかと思いますが、商品券等でその後
の経済活性化
をカバーしているということ
のお答えでありました。 隣町
を例に取るわけではありませんが、8月末まで町内業者
を対象に、お弁当
を町が負担することでいろんな町内各業者
の飲食業
の下支え
をするということ
をやっておったようです。これは8月いっぱいで終わる予定が、さらにまた長い期間にしたということです。別にこの町
をまね
をしろではありませんが、先ほど
のお答えでいきますと、給付
のほうが、枠がそれほど多くはなかったということ
を考えますと、総枠
の中からそういった、もう一段階何か経済対策
を施されてはいかがかなという感じがいたします。これは要望としてお伝えしますが。 次に、この関連でお尋ねしますが、例えば、先ほどおっしゃられた2割から7割
の製造業、こちらは大変だと思うんですね。この町には非常に大きな製造業
の企業がございますから、ここ
の企業が風邪
を引くと、町
の税収にもかなり
の影響が出るということになるんだと思います。こういうさなかで町も持ち出し
をしておりますから、やはり入ってくるほうもしっかりと眺めていきませんと、この令和2年度
を締めたとき
の町へ
の納税額という
のが相当減るんだろうというふうに私は考えてしまうんですが、こういった大きな企業について
の業績については中途で把握していらっしゃいますか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 町内
の誘致企業
を中心に、毎年、企業訪問
をさせていただいておりまして、今年度についても4月当初に行って、コロナが当時ありましたので、残りについては8月になってから企業訪問
をさせていただきまして、営業状況についていろいろ聞かせていただきました。コロナということもありまして、営業活動もできない、また取引先が海外にある企業もありますので、売上げが減少しているということもございました。 ただ一方で、コロナ
の関係で、医療機器
の部品
を製造しているおかげで、それがある意味特需となって持ちこたえているというふうなお話も聞かせていただいたところです。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) 分かりました。総じて、自分だけが大変なわけではないので、みんなで耐えるべきは耐えるということなんでしょうかね。 町長にお尋ねいたしますが、今後このコロナがすぐさま天気が晴れるように解消するということはなかなか僕はないんじゃないかなというふうに思うんですよ。いろいろ薬品も取り組んでおるようですが、実証実験もなかなか数少ないとか、いろんな問題があるようですから、そういうこと
を考えますと、一方で、この
コロナウイルス感染対策が今後もまた長引いて要求される事態も考えられるわけですね。今後についてその辺、町長
の対応
のお考え
をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) ただいま鈴木議員
の質問でも、本当にこのコロナによる経済
の打撃という
のは、感染防止
の拡大
を阻止するためには、今度は経済
を抑止しなきゃならないという相反するバランスが崩れてしまって、解除宣言
を出すと、今度はまた感染拡大が今度は始まるという。非常にこのコロナと向き合いながら経済
を拡大するということで、これは国
の施策、町
の施策、県
の施策よりも、やっぱり自分
のそういう施策
をしっかり考えてやっていかないとなかなか打開策が見えないというような感じがします。 今日
のニュースでも、やっぱり福島県
の製造業
の倒産も出て、これ全国的でもう年内までに約5万件ぐらい
の倒産が年内には。今
のところはある程度こういう資金で、国
の利息とああいう
のを免除しながら対応してますけれど、これもやっぱり限りが必ずありますから、年内にはそういった懸念もされるというようなこともあります。 この議員
の中
のGDPも、やっぱり4月から6月が27.8%落ち込む、マイナスですから、これが落ち込むということはもう戦後初めて
の、リーマンよりももっと低い落ち込み方ですから、これ
をまた今後回復していくという
のには、全体
の、日本
のGDPという
のは大体560兆円ぐらいですから、そのうち大体6%ぐらいが1年間通すと減るということですから、大体230兆円からのもうそういう数字になってきますから、なかなか、だからこれから
のこの新しい生活
をつくりながら
の経済
を成長するという
のには、いろんな発想
の転換
をしていかないと伸びていかないんじゃないかなと。 通販で、今、伸びている
のがこういうネット販売とか、そういうものがもうどんどん伸びれば、今度はああいう宅配便も仕事が増えてくるとか、いろんな状況が出ていますから。今、スーパーマーケットが、結構売上げが前年比全部伸ばしていますから。あとはドラッグストアも伸びる、あとはホームセンターも伸びる。一番やっぱり打撃が飲食業とか観光業、こういった形がこのコロナで来ていますから。だから、GoToトラベル
のあれもなかなか成功したとは思えない感じがいたしますから。 やっぱりこの経済
を思うという
のは、なかなか、やっぱり自分でしっかり捉えていかないと、ただ国
の施策だけ
をしっかりまねしたって立ち直ることは絶対できませんから。やっぱり今後
のこの動き方というか、やっぱり新しい時代
を想定していくというようなことも大事な考え方ではないかと思います。 だから、この町
の今後
のコロナ対策も、しっかりやっぱり町
の独自でできる範囲は、これはやっていくべきですから。だから、またこの商品券という
のは非常に喜ばれた話も聞くということで、また第2弾、第3弾ぐらいまでは商品券
の、これはやっぱり町内
の経済
の活性化には一番目に見える施策だということで、これは我々
のできる範囲
の、小さい町という
のは、そういったことに目が通る町ですから、そういうところはしっかり施策しながら。だから、やっぱり全体
の経済
の流れ
を見る
のには、これはやっぱり自分でいろいろ情報
を取ったりしていかないと、大変、不評ではあるか、中には、我々も商売していますから、ピンチはチャンスと言ってもなかなか、ピンチはピンチじゃないかとか思いながらも、やっぱりそのチャンス
を見つける努力
をしていないと、この激動
のコロナ
の時代
を越す
のにはやっぱりしっかり本人が勉強していかないと乗り越える
のには大変だと私は思っていますから。私だって商売
の人間ですから、しっかりやっぱりそれは考えて、前向きにやっぱり考えていかないと、この難局は乗り越えられないんじゃないかなという感じで、やっぱりコロナと
の共生ということでしていかないと、やっぱりそういう
社会づくりをしていくという
のも大事な施策だと私は思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) ありがとうございます。ぜひまた、引き続きご指導お願いしたいというふうに思います。 今、町長がおっしゃられたように、私もこの
コロナウイルス感染
のこの環境は、乗り越えるべき難題であって、決してここでくじけるわけにはいかないと思うんですね。それ
を考えた場合、これも今くしくも町長がおっしゃったように、いろんな側面
を見た場合に、ネット
の関連、それから、これ
をチャンスに変えるというその発想、やっぱりこれ
を考えた場合に、矢祭町もこれで下ばかり向いていられないだろうという感じがいたします。 そういったときに、どなたか
の議員もおっしゃられましたけれど、この町にある今使っておられない住宅
をいろんな活用
をしていく、これ大事だろうなと。実はこれ福島市が今現在、大変多いんですよ。他県から
の流入者といいますか、福島市に入ってきている
人が数多くなっている。仕事
をネット環境でできるということに変わって、今度は地方で、環境
のいいところ
の空気
を吸いながらインターネットで仕事ができるという環境ができつつありますので、そういう環境にある
人たちが中心なんだろうと思いますが、当町においても非常に山、川、水は澄んでいていいわけですから、田舎ではありますが、東京にも一番近い町ではある。ただ、交通
の便がちょっと難題はありますが、かかることから、やはりこの福島市ではないですが、こういったピンチ
をチャンスに変えるような、そういった試みも一生懸命考えて発信していくべきだろうと考えて、ただ、案として持っているだけでは、どんどん他町村にそういった方が流出してしまいますから、これは、ある意味ではスピード勝負なところもあるんでない
のかなと思いますが、こういった今使われていない住宅
のリストアップは、恐らく高橋課長がやられていたときから、もう3年前か4年前からやられているのでもう出来上がっているんだろうと思うんですよ。なかなか私ども
の目にはついてこないということですから、これら
をいち早く町民に出して、町民
の皆さんからそういったところへ
のお声かけ
をいただく機会という
のを増やすべきだろうと思っていますが、施策として、担当課としていかがですか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 空き家
の実態調査につきましては、平成28年度に行っておりまして、その後、条例
の作定や条例に基づく計画
の策定
をしております。この空き家等対策計画ですが、この中で空き家バンク
の設置についてもうたっておりますので、今後、空き家バンク
の充実に努めてまいりたいと思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) これらは例えば議員
の各位に配られたり、そういった空き家バンク
の条例
を議員各位に
説明なされたりという
のはされているんですか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 申し訳ありません。条例策定時には議会で
の説明しかないかと思いますけれども、計画書
の配付
をしたかどうかはちょっと不明でございます。
◆7番(鈴木正美君) いわゆる私には記憶がないんですよ、そんなに。これは私も一般町民であった時期がありますから、そういう時期に
説明された
のか、あるいは私
の記憶が飛んでしまった
のか、反省するところもあるかもしれませんが、しつこくそれ
をPRなされて、やはり町民みんな
の力
を借りたらいいんだと思うんですよ。 もし策定だけして、それ
を表現していないというんなら、これは手落ちだと僕は思います。事務局だけでそれ
を抱えていたってどうしようもないんですよ。これはきちんと分かるように、あるいは町民に理解
をいただけるように動いていかないと、ただ単にその策定に人件費
を要しただけで終わってしまうんだと思うんです、事業が。やはりこれはちょっと見直して考えていかないと、さっき
のせっかくチャンス
をつかもうという考えに結びついていかないですよ。現状
の仕事が忙しいことは理解できます。できますが、だからといってそれ
をやらなくていいということにもまたならない、そう思うのでひとつお願いしたいと思います。 この
コロナウイルスでちょっと疲れているから、皆さん。 最後にいたしますが、国
の給付金、いわゆる持続化給付金、これは国民だと、収入減
のあった場合に誰でも請求できる、法人であっても個人であってもフリーターであってもできるという前触りで、この給付金が出されました。ところが、現実的には皆さん請求してももらえない方もいらっしゃるんですよ。フリーターまでもらえるという前触れ
の割にはもらえない
人がいる。これはみなし法人です。これはこの町にも発生するんですよ、このみなし法人は。 国に問い合わせてみました、何でみなし法人は出ないんだと。税理士も入っている、消費税も払っている、法人税も払っている、法人登記
をしていないだけ。税金
の納税義務は果たしているのに、税金から給付金
を出すというときは、みなし法人は何で出ないんだと。 申し訳ありません、そういう決まりになっておりますから、出ませんというだけ
の冷たい返事でした。 次に、今度、国会
の方にちょっと話し
をしてみました、これはおかしいだろうと。そうしたら、国会
の委員会でもこれは問題になっている。委員会で問題になっているんだけれど、一方で、その給付金
を不正受給するような
人も発生してきて、なかなかその先が、道が引けない状態なんですということ
の話
を聞きました。 であれば、私さっき町長にお願いしましたが、やはりこれは町民
を救うべきですよ。国がどうしても出さない、でも、しっかりとその方たちは納税義務
を果たして、この町で仕事
をしていらっしゃる。みなし法人、具体的に言うと、特産品開発協議会とか、あるいは滝川渓谷
の直売所
の皆さん、これみなし法人ですよきっと。もったいない市場、特産品開発協議会は私も関わっておりますから、これはちょっと該当ならないかなと。という
のは、あそこ
の人件費は県
の緊急雇用対策費
を商工会が受けて出しておりますから、あの方たちは給料
を満額
をもらえているので、該当にならないだろうと。 ところが、滝川渓谷、多分、僕が回り回って聞いた話ですと、あそこは事業が
コロナウイルス以降減っこんでいるのに何
の補償もない。みなし法人がゆえに申請もできませんよと税理士から言われた。いわゆる泣き寝入りですよ。 であれば、どうでしょう町長、これは国
の金額とは言いませんが、町が救う手だて
を考えませんか。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) そうですね、鈴木議員
の思いはしっかり伝わってはいると思うんですけれど、なかなかこれは国
の施策ですから、やっぱり国
の基準というものにしっかり当てはまらないと、これはできないというものがありますが、今後は、またこういった検討課題には、町民が声
を上げて改正するということはできなくはないとは思っております。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) ではなくて、私が申し上げたい
のは、国
の該当が難しいんであれば、町民
の一部がかかることで苦しんでいるので、町単独でこの
人たちに給付金に代わるもの
を出すことはできないでしょうかという話です。
○議長(
藤田玄夫君) 町長、
佐川正一郎君。
◎町長(
佐川正一郎君) これはやっぱり町
の施策としては、持続化支援金とかそういったもので該当するかしないかは、検討する必要があるんではないですか。 これは、町
のほうではもう出している。町
の支援では出している。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) さすがでございます。僕はその出しているという情報が分からなかったものですから、多分、みなし法人が駄目であれば、向こうも駄目だろうと。 そうしますと、このみなし法人で町が助成
を出した
のは直売所だけですか。個別
の名称はよろしいですから、もし、ほかにも件数があったらお知らせいただけませんか。そして、この内容はどのようなものだった
のでしょうか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 申請があったものは、滝川
の里につきましては、法人ということではなくて個人で申請
をしていただきまして助成しております。そのほかのみなし法人からは、申請は今
のところいただいておりません。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) そうすると、
事業課長のほうでは、みなし法人
の管理という
のは見ていないわけですか。あくまでも個人で申請
をしていただくという、そういう方法
を取っておられた場合、みなし法人にお勤めになる方で、そういうことで先ほど私が言ったような形で、申請ができていないという方はほかにはいらっしゃいませんか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 今回、町
の制度につきましても国
の制度
を参考にさせていただいたものですから、みなし法人というところが抜けたかもしれません。というところで、法人ではなく個人で請求していただいたわけなんですが、そこら
の周知が足りなかったと言えばそうかもしれませんので、そこらは広報
を進めていきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) 取りあえず私が知っている滝川直売所がそういうことで、個人申請で守られているのでいれば、それはありがたいことだと思います。 ただ、今言ったように、ほかにもし、みなし法人が私たち
の知り得ないところで現存した場合、そういった方が、先ほど
の税理士
の話ではないですけれど、守られていない方がいらっしゃる場合もありますので、担当課長、ひとつそこは漏れ
のないように周知、調査
をしながら対応していただきたいなとお願いするところですが、いかがでしょうか。
○議長(
藤田玄夫君)
事業課長、古市賢君。
◎
事業課長(古市賢君) 今
のご質問
の回答
の前に、失礼しました。滝川
の里でも申請受け付けておりました。ですので、これから、みなし法人につきましても…… 〔「それは法人としても」と言う
人あり〕
◎
事業課長(古市賢君) 滝川
の里としまして町
の持続化支援金
を法人名、団体名で申請していただいておりまして、その滝川
の里に給付
をしております。ですから、これ以外
の団体につきましても、売上げが30%以上減るところがございましたらば、申請していただきますように周知
を図っていきたいと思います。
○議長(
藤田玄夫君) 鈴木正美君。
◆7番(鈴木正美君) 分かりました。法人としても個人としてもなされているようなんですが、ちょっとそこは私たち
のほうには伝わってきておりませんでしたので、みなし法人ということ自体がなかなか特殊な例な
のかもしれませんが、現実あるわけですから、今後とも幅広く救っていただけるように、目
を通していただきたいということ
をお願いいたしまして、私
の質問
を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
藤田玄夫君) 7番、鈴木正美君
の一般質問を終わります。 これで本日
の一般質問を終わります。
---------------------------------------
△散会
の宣告
○議長(
藤田玄夫君) 以上で本日
の日程は全部終了しました。 なお、明日3日目、9月9日
の開議は午前10時とします。 本日はこれで散会します。 ご苦労さまでした。
△散会 午後2時41分
一般質問通告一覧表通告
順位質問者質問事項及び質問内容11番
藤井隆治1.防災行政について(町長)
(1)水害対策について
①水害があるたびに、全国
の老人福祉施設などがニュースに映ります。水が来たと思ったら、あっという間に床上浸水して、逃げられなかったという話です。矢祭町
の施設はほとんどが久慈川と同じ高さにあり、久慈川
の堤防決壊・久慈川から支流へ
の逆流・用水路
の詰まりなど
の理由から、
施設周辺まで浸水することが考えられます。水位が30センチにもなると、車で
の避難も困難であると思われます。災害はいつ起こる
のかわからないため、時間帯が夜になることも1/3
の確率で想定されます。時間帯が夜だと対応できる人員が限られ、男
の人でも老人
を背負って救助する
のに数
人が限界であるということ。また昼間
の場合には、
こども園周辺も浸水する恐れも懸念されます。最悪
の事態も踏まえどのように対応する
のかお伺いしたい。
2.健康福祉行政について(町長)
(1)
新型コロナウイルス対策について
①ついに郡内まで
コロナウイルスが入ってきました。その日
のうちにどこ
のだれか、親
の職業・名前等、全て郡内に知れ渡っている状況です。その関係筋から
の情報ですと、保健所側
の対応は
濃厚接触者の確認
のため、職場内・
関係機関・
立ち入り先・同じ職場
の家族にまで調査が入るようです。6月に質問した際に、個人情報は公表しない旨
の回答
をいただきました。あれから状況が変わっていると思われますので、矢祭町民
の感染者・感染者
の家族、近隣
の住民
の生活
の保護
のために、町ができること
をお伺いしたい。
3.土木行政について(町長)
(1)国道
の整備計画について
①先日、山野井
の国道118号カーブについて、
計画変更を発表されたが、どこからどこまでどのように
計画変更される
のか、お伺いしたい。また、当初
の県南建設事務所
の説明では、買収完了
の部分から工事
を進め、平成32年には完成予定となっておりましたが、この
計画変更により工期はどのようになる
のかお伺いしたい。毎日、国道118号
の朝晩
の交通量が大変多く、道路
の横断も困難である。小・中学生
の通学にも非常に危険
を感じます。最近
の東舘地区
の懇談会で、
バイパスの話がよく出ますが、どこからどこまで
バイパスを通してほしいと要望
をされている
のか、お伺いしたい。もし、仮にその計画が進んだとしても、国道349号
の大ぬかりから小田川間までが終わってからだと思いますが、今後
の見通し
をお伺いしたい。実際問題、東舘地区
の国道118号
を広げる
のは困難であると考えます。春田から黒助
の方まで
バイパスを通していただけると、車
の流れが相当変わると思われます。町側
の今後
の見通し
をお伺いしたい。
②矢祭山
の公園
の再整備が現在進行中であるが、国道118号
の道
の狭さに加え、
観光シーズンになると観光客が行列
を作っているところに多く
の車・バイク、大型車両が普通に走っています。こんな危険な観光場所があっていい
のでしょうか。歩道
を含め観光客が安心して訪れること
のできる環境
を整備していくべきであると思いますが、町側
の対応策
を伺いたい。
4.産業行政について(町長)
(1)
産業振興について
①矢祭町ゆかり
のタレント
のおかげで、矢祭町もメディアに取り上げられる機会が多くなってきたと感じます。せっかく遠くから矢祭町に来ていただいても、お金
を使うところがない。さらに客単価
を上げるために、顧客
の購買意欲
を掻き立てる必要があります。農産物直売所
のさらなる充実、来店者
のため
の清潔なトイレ
の整備、
観光バスが停められる駐車場
の確保等が必要だと考えます。立地としては、国道118号・349号・県道矢祭山八槻線
の全てに隣接するところが理想であると思います。
山村開発センターで行っている現事業
の機能
を移転して、
山村開発センターの新たな利用方法として、考えてみてはいかがかと思いますが、町としてはどのように思われますか。今後
の新たな取組等はないか、お伺いしたい。22番
片野一也1.土木行政について(町長)
(1)地域高規格道路
の整備促進と主要道路
整備計画について
①本町は、高規格幹線道路
の空白地帯となっており、ICまで
の時間が1時間以上と不便さが際立っている。茨城県北、東部地域において、地域高規格道路
の整備促進
の機運が高まっていると聞くが、隣接する地域としてこれら活動に相乗りし、広域連携
を強化すべきと思うが考え
を伺いたい。また、国道118号
バイパスの整備構想など、道路インフラ網
の重点整備についてお伺いしたい。
2.観光行政について(町長)
(1)自然公園矢祭山
の拠点施設整備構想について
①観光拠点たる中核的施設整備
の選択肢として「道
の駅」整備構想も視野にあると
のことだが、速やかに地域
のコンセンサス
を得ながら、具現化
を目指すべきと思うが考え
を伺いたい。
(2)滝川渓谷整備
の充実について
①かつて、滝川渓谷遊歩道入り口に別ルート
の遊歩道整備
を期待する声もあったが、新たな
整備計画の構想
を伺う。
②観光客
の増加に伴い、散策者
の安全確保
の観点からも、携帯基地局
の早期設置が望まれるが、整備
の見通しについて伺う。
3.健康福祉行政について(町長)
(1)避難所における
コロナウイルス感染症対策について
①いよいよ台風シーズン
を迎えて、避難所も
コロナ対策を万全にするなど、何よりも安全安心
の確保が望まれる。避難所
の数と人員
の配置、飛沫感染対策、発熱など体調不良者へ
の対応策等
を伺う。
(2)インフルエンザ予防接種
の助成措置について
①これから、新型コロナ、インフルエンザ
の流行期に向かい、感染が判別しにくい事態が問題視されている。極力インフルエンザ
の感染拡大
を抑制する観点から、当該予防接種
の助成拡大
を行ってもよいと思うが、考え
を伺う。
(3)役場における
コロナウイルス感染症対策について
①かつて経験
のない事態に対して、グループワークや密
を避ける取り組みなど、対応に大変苦慮されてきたと思うが、秋冬に向けて更なる流行が懸念される中で、役場機能
をマヒさせないため
の組織体制等、対応策
を伺いたい。33番
大森泰幸1.健康福祉行政について(町長)
(1)
新型コロナウイルス感染症対策について
新型コロナウイルス感染症拡大危機
の中、現時点で
の医療状況へ
の緊急対応策、支援策
の現状と今後
を問う。
①東白川地方感染状況と初期対応について(医療支援)
・感染防止策、PCR検査につながる専門機関
の設置時期と東白川医師会と
の協定内容はどうなっているか。
・感染震源地から
の帰省、来訪者へ独自対応ができないか。
(大学生、専門学生等にPCR検査支援無料化-平田、古殿)
②学校教育における特段
の配慮と支援策について
・子ども園、小中学校における学習生活環境、教職員
の現状はどうなっているか。子ども達
の困難、教職員過重負担
の影響解消に、人的配置
を含む支援
を求める。
・オンラインシステム構築
の支援事業として、タブレットが使用できる学習環境づくり
の費用補助
をして欲しい。
③支援策へ
の町民
の利用状況、今後
の事業について
・今ある支援策
の申請状況と現状
を伺う。
・第二次追加
を含む全事業
の説明をと
の声が数多く寄せられているが、引き続き丁寧な対応
を求める。
2.土木行政について(町長)
(1)土木、災害復旧
の緊急事業について
本町では、昨年
の台風19号による甚大な被害、災害復旧公共土木事業
の課題が山積しているが重点は何か伺う。
①県南建設事務所と
の事業調整会議(6月)について
・町として
の事業
の重点要請は何か、県
の現段階で
の回答、見解はどうであったか。
・
山野井カーブ事業
の変更等と今後はどうなるか。
・久慈川河川
の災害復旧防災事業(堤防)
の見通し
②町事業
の今年度計画(いつ、どのように)について
・田川
の土砂撤去
を始めとする事業
の見通しはどうなるか。
(田川は、上流~河口まで
の丁寧な土砂撤去が必要)
・林道大ぬかり線
の復旧事業はどうなるか。
・町
の事業
の未着手箇所は、いつまでにやる予定か。
3.防災行政について(町長)
(1)ハザードマップ、緊急避難所について
①台風期
を前にハザードマップ、避難場所
の変更などあるか。
4.産業行政について(町長)
(1)町民生活重視
の町づくり計画について
昨年来、矢祭町議会議員
の協議会や研修等で、町
のアドバイザー、ドイツ
人企業家、町おこし協力隊
の発表、提言があるが、町
の見解と町づくり
の方向
を伺う。
①矢祭町へ
の提言検討について
・ドイツ
人独楽企業(元下関小における企業視察)で、矢祭町へ
の提案
を聞いたが、事業提携
の可能性は。これまでにどのようなセールス提案があった
のか。また、他から
の同種
の企業提案等はどうか伺う。
・令和元年度森林アドバイザー提言について、これまで
の町
の扱いはどうだったか。6月
一般質問の際、答弁が2回あったが町
のどの組織
のいつ
の段階でどのような協議、あるいは話があったか伺う。
・町おこし協力隊、ゲストハウスと拠点地域住民について、今後
の町
の関わり方
を伺う。
5.一般行政について(町長)
(1)第6次総合計画と町づくりについて
・町民アンケートは、第6次総合計画ではどのような位置付けになっているか。委託業者はどこか。
・コロナ禍、今後
を見通した町づくりでは、全町民
の知恵
を汲みつくす、町当局
のリーダーシップ
を強く望む。町人材、町民提案等も生かして欲しい。
(2)町
の将来、町民
の暮らし応援
の財源活用について
矢祭町では、コロナ禍で「町民
の今
の暮らし
を応援して欲しい」「将来
を見通した町政
を」と声が上がっているが、町
の財源活用について伺う。
①財政調整基金・剰余金・交付金
の扱いについて
・財政調整基金
の出し入れ
の判断基準は何か。
・町債
の扱いはどうなっているか(利子分は)
・年度末交付金
の繰入扱いはどうなっているか。
・剰余金(年度内、年度末最終)
の扱いはどうなるか。
②本年度
の未実施部分
の柔軟な財源活用について
・町
の助成金事業
の柔軟な運用、社会福祉事業、いきいきサロン等、各行政区、町関連組織で財源がこれまでに準じて活用できるようにして欲しい。(これまでは申請していない行事等で
の転用等)
③まちづくり懇談会で
の要望、新年度要望について
・まちづくり懇談会は、未実施地区が全て行われ、町民要望実現へ
の期待が膨らんでいる。新年度
の各区から
の切実な要望が今年度中に実現できるようにして欲しい。(信号設置、道路白線、側溝汚泥除去等、いつまでにできるか
の見通しはどうか)47番
鈴木正美1.土木行政について(町長)
(1)町内
の砂防ダム等
の状況について
①河川に流入する山沢から
の砂が、生態系へ
の悪影響や水害
を引き起こしている原因
の1つと考えられる。町内
の砂防ダムと治山堰堤
の状況と管理はどうなっている
のか。また、管理が不行き届き
の場合は、今後どのような対策
をなされる
のか。
2.産業行政について(町長)
(1)
コロナウイルスによる町内産業へ
の影響について
①
コロナウイルスにより生命
の危機のみならず、GDPや株価にも影響
を投げかけている。町内
の産業や雇用が懸念されるが、現状把握と町
の対応策
を伺う。...