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03月07日-01号

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  1. 本宮市議会 2019-03-07
    03月07日-01号


    取得元: 本宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    平成31年  3月 定例会(第2回)          平成31年第2回本宮市議会定例会会議録(第1日目)◯議事日程(第1号)                    平成31年3月7日(木)午前10時開会     開会宣告日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 諸報告日程第3 会期の決定日程第4 広報広聴委員長報告日程第5 総務文教常任委員長報告日程第6 生活福祉常任委員長報告日程第7 産業建設常任委員長報告日程第8 議案第2号上程、提案理由説明、質疑、討論、採決日程第9 議案第3号上程、提案理由説明、質疑、討論、採決日程第10 議案第4号上程、提案理由説明、質疑、討論、採決日程第11 議案第5号上程、提案理由説明、質疑、討論、採決日程第12 議案第6号から報告第3号まで一括上程日程第13 提案理由説明日程第14 請願・陳情の委員会付託◯本日の会議に付した事件  議事日程に同じ◯出席議員(19名)     1番  斎藤雅彦君      2番  石橋今朝夫君     3番  三瓶幹夫君      5番  橋本善壽君     6番  三瓶裕司君      7番  後藤省一君     8番  円谷長作君      9番  根本七太君    10番  山本 勤君     11番  渡辺善元君    12番  川名順子君     13番  國分義之君    14番  伊藤隆一君     15番  川名正勝君    16番  作田 博君     17番  渡辺忠夫君    18番  国分勝広君     19番  渡辺秀雄君    20番  渡辺由紀雄君◯欠席議員(なし)◯説明のため出席した者  市長       高松義行君   副市長      佐々木広文君  教育長      青田 誠君   総務部長     柴田久幸君  市長公室長    坂上清彦君   市民部長     鈴木弘治君  保健福祉部長   矢吹誠司君   産業部長     増子宗一君  建設部長     遠藤良一君   白沢総合支所長  移川善弘君  会計管理者    渡辺豊和君   教育部長     後藤 章君  総務部次長兼総務課長       市民部次長兼市民課長           柳内正美君            菅野秀昭君  保健福祉部次長兼保健課長     産業部次長兼商工観光課長           渡辺裕美君            永田達也君  建設部次長兼建設課長       放射能除染・モニタリングセンター所長           渡辺兼野君            荒川貞伸君  教育部次長兼幼保学校課長     農業委員会事務局長           菅野安彦君            三瓶 隆君◯事務局職員出席者  議会事務局長   渡辺正彦    主席主幹兼局長補佐兼議事係長                            橋本信人  副主幹      根本寛子    主事       石塚勝太 △開会 午前10時00分 △開会及び開議の宣告 ○議長(渡辺由紀雄君) おはようございます。 ただいまより平成31年第2回本宮市議会定例会を開会いたします。 出席議員が定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、会議録署名議員を指名いたします。   5番 橋本善壽君  15番 川名正勝君 を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 諸報告 ○議長(渡辺由紀雄君) 会議に先立ち、議長より申し上げます。 福島民報社、福島民友新聞社、FM Mot.Comもとみやより、本日の会議取材のため、録音・撮影等の許可申し出があり、本宮市議会傍聴規則第8条の規定に基づき、これを許可いたしましたので、ご了承願います。 次に、日程に従いまして諸般の報告を行います。 まず、議長より申し上げます。 去る1月31日、福島市において、(仮称)福島圏域議会議長連携推進協議会設立会議が開催されましたので、出席してまいりました。 主な協議事項は、組織の名称、規約、設立年月日などについてであり、組織名称は、「福島圏域議会議長連携推進協議会」、設立年月日は平成31年1月31日と、審議の結果、それぞれ原案のとおり決定をしております。 設立会議終了後の講演会では、福島圏域連携推進協議会会長の福島市長木幡浩氏による「福島圏域イレブン 広域連携の取り組み」を演題とした講演を聴講いたしました。 次に、2月4日、いわき市役所において、福島県市議会議長会理事会が開催され、理事として出席をしてまいりました。 主な協議事項は、平成31年度各会計歳入歳出予算案、第174回定期総会提出議案、第71回東北市議会議長会定期総会提出議案、平成31年度事業計画等、第174回定期総会日程案、第173回臨時総会提出議案などについて審議の結果、それぞれ原案のとおり承認され、第173回臨時総会及び第174回定期総会に提案されることになりました。 次に、2月15日、福島市において、平成31年福島県市民交通災害共済組合議会定例会が開催されましたので、出席をしてまいりました。 議長に菅波健いわき市議会議長が、副議長に筒井孝充白河市議会議長が選任され、平成29年度一般会計決算認定、平成31年度一般会計予算並びに福島県市民交通災害共済条例の一部を改正する条例、福島県市町村総合事務組合規約の変更について、審議の結果、それぞれ原案のとおり認定及び決定をしております。 次に、2月18日、福島市において、平成31年第1回福島県後期高齢者医療広域連合議会定例会が開催されましたので、出席をしてまいりました。 専決処分の承認及び職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定、後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定、福島県市町村総合事務組合規約の変更、平成30年度特別会計補正予算、平成31年度一般会計予算及び特別会計予算並びに副広域連合長及び監査委員の選任などについて審議の結果、それぞれ原案のとおり承認及び決定並びに同意をしております。 なお、監査委員の選任において、広域連合議会議員のうちから選任される監査委員として、私が選任され、同意されました。 次に、2月22日、大玉村において、平成30年度南達地域振興協議会総会が開催され、平成29年度事業報告、会計決算報告、平成30年度事業計画、会計予算について審議の結果、それぞれ原案のとおり承認及び決定をしております。 総会終了後の講演会では、政治ジャーナリストの泉宏氏による「外交、内政とも試練が続く安倍政権」を演題とした講演を聴講いたしました。 次に、2月27日、あだたら環境共生センターにおいて、平成31年第1回安達地方広域行政組合議会2月定例会が開催され、安達地方広域行政組合議会議員3名とともに出席をしてまいりました。 専決処分の承認、火災予防条例の一部を改正する条例制定、平成30年度一般会計補正予算及び平成31年度一般会計予算、平成31年度安達地方地域振興事業特別会計予算について、審議の結果、それぞれ原案のとおり承認及び決定をしております。 なお、これら資料につきましては、議会事務局図書棚に保管しておりますので、ごらんをいただきたいと思います。 次に、市長より報告があります。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) おはようございます。 平成31年第2回本宮市議会定例会ご参集、まことにお疲れさまでございます。 諸報告に先立ち、副市長の議会欠席について申し上げます。 本日、副市長が本宮市パークゴルフ協会定期総会に市長代理として出席するため、総会から戻るまで議会を欠席いたしますので、ご了承くださいますようよろしくお願いを申し上げます。 それでは、諸報告4件を申し上げます。 まず、東北市長会の国への要望活動についてであります。 風しんに関する追加的対策の実施に係る財政措置等について緊急要望書を提出するため、2月19日に厚生労働省を訪れ、東北市長会副会長として要望活動を行ってまいりましたので報告申し上げます。 要望書は、風しん予防に関する財源確保や予防接種の実施体制の強化を求める内容で、厚生労働省の大臣政務官及び健康局長に対し要望書を提出してまいりました。今後とも、東北市長会共通の課題について、副会長として取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、コンビニ交付サービスの開始についてであります。 かねてより準備を進めてまいりました、住民票など各種証明書のコンビニ交付サービスを3月1日から開始いたしましたので、ご報告申し上げます。 サービスは、店内にマルチコピー機が設置されている全国のコンビニエンスストアで、朝の6時30分から夜の11時まで利用することができ、住民票、印鑑証明、所得証明書、課税証明、戸籍謄本、戸籍抄本、戸籍の附票を取得することができます。今月5日までの5日間で11件ご利用いただいたところであります。 なお、利用にはマイナンバーカードが必要となります。今後ともマイナンバーカードの普及促進に努めてまいりますので、議員の皆様方におかれましても、ぜひともカードの申請をしていただき、このサービスをご活用いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、「未来へつなげる市民の集い」開催についてであります。 3月10日にしらさわカルチャーセンターにおきまして、「未来へつなげる市民の集い」を開催いたしますので、報告を申し上げます。 「未来へつなげる市民の集い」は、復興の主役である市民の皆様とともに、震災の経験を風化させることなく、今後の本宮市の創生に向け、笑顔あふれる未来につなぐ事業として開催するものであります。今回は「春らんまん寄席」と題し、多世代を対象とした落語やマジックショーが披露されます。多くの市民の皆様とともに、本市の元気をつなげてまいりたいと考えております。議員の皆様方にもぜひご観覧いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、東日本大震災の犠牲者への黙祷についてであります。 東日本大震災から8年を迎えます3月11日に、震災で亡くなられた多くの方々のご冥福を祈り、サイレン吹鳴と黙祷を行います。また、市内公共施設では国旗・市旗の半旗掲揚により弔意をあらわします。市民の皆様には、防災行政無線によりご協力をお願いいたしますので、議員の皆様方にもご協力いただきますようよろしくお願い申し上げまして、諸報告とさせていただきます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。----------------------------------- △日程第3 会期の決定 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、会期の決定を行います。 さきに議会運営委員会において会期及び日程案について作成いたしておりますので、委員長より報告を求めます。 8番、円谷長作君。     〔議会運営委員長 円谷長作君 登壇〕 ◆議会運営委員長(円谷長作君) それでは、平成31年第2回本宮市議会定例会の会期及び日程について、議長より諮問がありましたので、去る2月28日午前10時より第1常任委員会室において議会運営委員会を開催し、会期及び日程案を作成いたしましたので、ご報告いたします。     〔第2回本宮市議会定例会会期及び議事日程(案)を朗読〕 ◆議会運営委員長(円谷長作君) 何とぞご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 今期定例会の会期は、ただいまの委員長報告のとおり決定するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、今期定例会の会期は委員長報告のとおり、本日7日から3月26日までの20日間とすることに決定いたしました。 それでは、会期及び日程を配付いたさせます。     〔会期及び議事日程配付〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。----------------------------------- △日程第4 広報広聴委員長報告 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして、委員長報告を行います。 初めに、広報広聴委員長より報告を求めます。 11番、渡辺善元君。     〔広報広聴委員長 渡辺善元君 登壇〕 ◆広報広聴委員長(渡辺善元君) 広報広聴委員会が1月10日に千葉県成田市議会において、議会の広報広聴活動について調査いたしましたので、その概要についてご報告いたします。 成田市は、千葉県の北部中央に位置し、面積が約214平方キロメートル、人口が約13万人の中核都市です。市の南には日本の空の玄関口である成田国際空港が、中心部には1,000年以上の歴史を有する成田山新勝寺を初めとした多くの寺社があり、日本の伝統と国際性が融和した都市であります。 成田市議会の主な広報広聴活動としては、議会だよりの発行、議会報告会、高校生との意見交換会の3つが挙げられます。 まず、議会だよりについてですが、「成田市議会だより みんなのなりた」はA4版フルカラーで年4回発行しており、市民へは新聞折り込みで配布しています。新聞をとっていない世帯については、希望により郵送しています。特徴的な取り組みとしては、議会だよりの表紙にAR技術、いわゆる拡張現実を取り入れ、専用のアプリで表紙を撮影すると、表紙に関連した写真のスライドショーを見ることができます。 また、電子ブックでの議会だよりの配信も行っており、自治体情報発信アプリ「マチイロ」や、自治体関連の資料が閲覧できる電子書庫「ちいき本棚」を活用しています。 これらの取り組みにより、より多くの市民、特に若い世代に議会だよりを読んでもらえるように工夫をされています。 2つ目の議会報告会についてですが、成田市議会では、議会基本条例に議会報告会を開催することが定められており、年に1回開催しています。構成としては、前半に、常任委員会による報告、後半に、幾つかのグループに分かれての意見交換を行います。常任委員会の報告の際に使用する資料は、各常任委員会で作成することにしています。また、意見交換では、テーマに沿ったものと、フリートークを行っており、議員個人の意見を求められた際には、個人の意見や考えを述べてもよいことにしています。開催時期は実施年度によって異なりますが、開催日は土曜日または日曜日としており、午前と午後の2回に分けて実施しています。より多くの市民に参加してもらえるよう、議会報告会の広報には力を入れており、チラシ配布等での告知だけでなく、コミュニティバスの広告、鉄道の駅の掲示板、地域のミニコミ誌などを活用し、周知を図っています。 3つ目の高校生との意見交換会ですが、これは選挙権年齢が18歳以上に引き下げる法改正を受けて、平成28年度から実施しています。成田市内に5校ある高校から生徒を2人から3人招き、議会棟の見学や議場でのクイズを行った後、委員会室で意見交換を行います。これには全議員が参加します。意見交換の際には、お菓子や飲み物を用意するなど、リラックスした雰囲気の中で行われます。特に意見交換のテーマは設けず、参加する生徒に事前に議会に関するアンケートを実施し、それをもとに意見交換を行っています。参加した高校生からは、意見交換だけでなく、議会棟に入ること自体が刺激になると好評を得ており、議員からも、ふだんの自分たちでは気づけない視点での意見が聞けるということが、好評です。将来的にはより多くの高校生との意見交換を行い、市議会に対する関心を持ってもらえるようにできないか、検討しています。 成田市議会における広報広聴活動は、多くの市民、特に若い世代に市議会に対する関心を持ってもらうための工夫がされており、その先進的な取り組みは、本市議会の今後の広報広聴活動を考える上で大いに参考になるものでありました。 研修を終えて開催した2月22日の委員会では、委員から、市民との意見交換会は土、日曜日の開催を検討すべきでは、高校生や中学生を対象とした意見交換会ができないか、議会だよりの電子化やAR技術が導入できないか調査検討するべき、などの意見が出されました。 今回の研修で学んだことを、多くの市民の皆様が議会に関心を持っていただけるよう、今後の広報広聴活動に生かしてまいりたいと考えております。 以上、広報広聴委員会の調査報告といたします。-----------------------------------
    △日程第5 総務文教常任委員長報告 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、総務文教常任委員長より報告を求めます。 6番、三瓶裕司君。     〔総務文教常任委員長 三瓶裕司君 登壇〕 ◆総務文教常任委員長(三瓶裕司君) 去る12月開催の定例会において、当総務文教常任委員会が閉会中の継続調査の申し出をいたしました新年度予算編成に伴う所管事項調査について、2月21日に委員会を開催し、調査を行いましたので、その主な経過と結果についてご報告いたします。 まず、総務部所管では、執行部より、職員、財政及び施設管理に関する重点要望の回答について説明がありました。 施設管理に関して、委員から、公共施設等総合管理計画の個別計画の策定については、膨大な事務作業が想定されるため、平成31年度は方向性の検討を行うだけでなく、早期に着手し、議会に提示すべきと考えるが、段階的に公表する考えはあるのかとただしたのに対し、執行部からは、公共施設については将来に対する財政負担が懸念される。なるべく早期に着手して、できるところから進めていきたい。なお、議会に対しては随時進捗状況を報告したいとの答弁がありました。 次に、市長公室所管では、執行部より、定住促進対策ほか3項目の重点要望の回答について説明がありました。 委員が、定住促進奨励金制度について、平成31年度は現行のまま継続するのかとただしたのに対し、執行部からは、「住みたいふるさと もとみや創生総合戦略」の計画期間に合わせて、事業の一部を継続する。平成31年度は現行の定住促進対策事業の効果検証を行いながら、平成32年度以降の総合戦略策定につなげていきたいとの答弁がありました。 また、都市交流に関して、委員が、地域活性化を図るための具体的な施策についてただしたのに対し、執行部からは、平成31年度は新たにしらさわ秋祭りにおいて、埼玉県上尾市及び全国へそのまち協議会加盟市町村の物産販売を予定している。今後、直接住民が経済的効果を感じられるような施策について調査研究したいとの答弁がありました。 次に、教育部所管では、執行部より、教育環境の整備促進ほか10項目の重点要望の回答について説明がありました。 学力向上に関して、委員が、チャレンジ学習奨励補助金の増額内容についてただしたのに対して、執行部からは、現在1人当たり年間1,000円の補助を行っているが、小学生については漢字検定にかかる受験料の最低金額に合わせて年間1,500円、中学生は英語検定の最低金額に合わせて年間2,000円を限度として助成するとの答弁がありました。 以上で、総務文教常任委員会の報告といたします。----------------------------------- △日程第6 生活福祉常任委員長報告 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、生活福祉常任委員長より報告を求めます。 9番、根本七太君。     〔生活福祉常任委員長 根本七太君 登壇〕 ◆生活福祉常任委員長(根本七太君) 去る12月開催の定例会において、当生活福祉常任委員会が閉会継続調査の申し出をいたしました新年度予算編成に伴う所管事項調査について、2月21日に委員会を開催し調査を行いましたので、その主な経過と結果についてご報告いたします。 初めに、市民部より、平成31年度予算編成要望に対する回答についての説明がありました。 委員が、マイナンバーカード交付率の現状と今後の見込みについてただしたのに対し、執行部からは、平成30年12月末日時点の交付率は10.9%であり、県平均の数字に並んだ。今後、コンビニ交付サービスが開始され、さらに、国においては将来的にカードを健康保険証としての利用を図ることとしており、交付率も大幅に増加するものと考えるとの答弁がありました。 また、委員が、自主防災組織の編成状況についてただしたのに対し、執行部からは、平成28年度から、大字単位や各小学校区で、行政区の役員を対象に説明会を実施してきた経過があり、現在までに29団体が組織され、直近でも説明会の依頼が来ている。今後も自主防災組織の設立と育成を推進していくとの答弁がありました。 次に、保健福祉部より、平成31年度予算編成要望に対する回答についての説明がありました。 委員が、子育て応援センターあゆみの支援体制についてただしたのに対し、執行部からは、助産師及び保健師を各1名ずつ配置しており、さらに保健課に在籍している保健師が兼務して、家庭訪問、相談等の支援を行っているとの答弁がありました。 また、委員が、不育治療費助成の内容についてただしたのに対し、執行部からは、流産に悩む方々への治療費を助成するものであり、既に福島県では助成を行っており、市で行うのは、県の助成額を超えた部分の費用に対し、15万円を上限として助成するものである。また、検査費用に対しても、市独自事業として、5万円を上限として助成を行うものであるとの答弁がありました。 次に、放射能除染・モニタリングセンターより、平成31年度予算編成要望に対する回答についての説明がありました。 委員が、市が行う端末輸送の請負先についてただしたのに対し、執行部からは、競争入札により契約業者を決定することを想定しているとの答弁がありました。 以上で、生活福祉常任委員会の報告といたします。----------------------------------- △日程第7 産業建設常任委員長報告 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、産業建設常任委員長より報告を求めます。 10番、山本勤君。     〔産業建設常任委員長 山本 勤君 登壇〕 ◆産業建設常任委員長(山本勤君) 去る12月開催の定例会において、当産業建設常任委員会が閉会中継続調査の申し出をいたしました新年度予算編成に伴う所管事項調査につきまして、2月21日に委員会を開催し、調査をいたしましたので、その主な経過と結果についてご報告いたします。 まず、産業部所管では、商工観光課所管の事項において、執行部より、産業振興と企業誘致に関する重点要望の回答について説明がありました。 委員から、今後の誘致企業への支援についてただしたのに対し、執行部からは、震災関連の補助金についてはいつまで継続されるのか不透明であるが、制度が終了した後の対応についても今後検討していくとの答弁がありました。 次に、農政課所管の事項においては、執行部より、農畜産業の振興と遊休農地解消と、生産拡大に関する重点要望の回答について説明がありました。 委員から、若手農業者への支援についてただしたのに対し、執行部からは、本宮の農業創造事業を通して、若手農業者が認定農業者と意見交換を行う場がないという意見があり、農業に関する意見交換や若手農業者への農業技術の伝承を行い、先進地視察研修等を開催し、若手農業者団体の設立を目指すとの答弁がありました。 次に、産業部及び建設部所管では、執行部より、本宮インターチェンジ周辺整備に関する重点要望の回答について説明がありました。 委員から、農振除外の方向性についてただしたのに対し、執行部からは、農振除外については除外要件が厳しく設定されているが、インター周辺の農地について検討協議を行っている。農振除外後の開発関係については、地権者の意向も勘案しながら進めていきたいとの答弁がありました。 次に、建設部所管では、建設課及び産業建設課所管の事項において、執行部より、道路整備関係に関する重点要望の回答について説明がありましたが、特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。 次に、まちづくり推進課所管の事項においては、執行部より、本宮駅周辺東西アクセス整備事業と五百川駅周辺整備に関する重点要望の回答について説明がありましたが、特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。 次に、上下水道課所管の事項においては、執行部より、下水道関係に関する重点要望の回答について説明がありました。 委員が、高木地区雨水幹線整備の進捗状況についてただしたのに対し、執行部からは、高木地区公民館の建設とあわせた周辺水路の整備については、年度内に全て完了する予定である。また、雨水排水ポンプ場の排水能力の増強を予定しており、これにより、高木字舟場地内の浸水被害は大幅に軽減される見込みであるとの答弁がありました。 以上で、産業建設常任委員会の報告といたします。----------------------------------- △日程第8 議案第2号上程、提案理由説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして、議案第2号の案件を配付いたさせます。     〔議案第2号の案件配付〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま配付いたしました議案第2号につきましては、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 それでは、議案第2号を上程いたします。 書記をして朗読をいたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) それでは、議案第2号 教育委員会委員の任命について、提案理由の説明をさせていただきます。 本議案につきましては、本年3月31日をもって教育委員会委員としての任期が満了する古宮博文氏を引き続き選任いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 なお、古宮博文氏の略歴につきましては、議案第2号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、議案第2号について質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 議案第2号 教育委員会委員の任命については、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり同意することに決しました。----------------------------------- △日程第9 議案第3号上程、提案理由説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして、議案第3号から議案第5号までの案件を一括して配付をいたさせます。     〔議案第3号から議案第5号の案件配付〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま配付いたしました議案第3号から議案第5号までにつきましては、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 それでは、議案第3号を上程いたします。 書記をして朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) それでは、議案第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由の説明をさせていただきます。 本議案につきましては、本年3月26日をもって固定資産評価審査委員会委員としての任期が満了する鈴木文男氏を引き続き選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 なお、鈴木文男氏の略歴につきましては、議案第3号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、議案第3号について質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 議案第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり同意することに決しました。----------------------------------- △日程第10 議案第4号上程、提案理由説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、議案第4号を上程いたします。 書記をして朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) 議案第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由の説明をさせていただきます。 本議案につきましては、本年3月26日をもって固定資産評価審査委員会委員としての任期が満了する渡辺喜一氏の後任として、渡邊傳壽氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 なお、渡邊傳壽氏の略歴につきましては、議案第4号資料をご参照くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、議案第4号について質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 議案第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり同意することに決しました。----------------------------------- △日程第11 議案第5号上程、提案理由説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、議案第5号を上程いたします。 書記をして朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) 議案第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由の説明を述べさせていただきます。 本議案につきましては、本年3月26日をもって固定資産評価審査委員会委員としての任期が満了する笠原サト氏の後任として、伊藤クニ氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 なお、伊藤クニ氏の略歴につきましては、議案第5号資料をご参照くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、議案第5号について質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 議案第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり同意することに決しました。----------------------------------- △日程第12 議案第6号から報告第3号まで一括上程 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 議案第6号から報告第3号まで一括上程したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、一括上程いたします。 それでは、書記をして朗読をいたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 暫時休憩いたします。 再開は午前11時ちょうどといたします。 △休憩 午前10時49分 △再開 午前10時57分 ○議長(渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き会議を行います。----------------------------------- △日程第13 提案理由説明 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、提案理由の説明を求めます。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) それでは、議案第6号から報告第3号までの提案理由の説明を申し上げます前に、議案第21号 平成31年度本宮市一般会計予算から議案第28号 平成31年度本宮市公共下水道事業会計予算までの議案を議会に提出するに当たり、市政運営の基本方針と予算に盛り込みました主な施策の概要について申し上げ、議会を初め市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第でございます。 それでは、平成31年度予算編成方針を申し上げます。 我が国の平成31年の経済見通しは、本年10月に消費税率の引き上げが予定されている中、国の平成31年度予算において臨時及び特別の措置を講ずるなど、各種施策の効果も相まって、内需を中心とした顕著な景気回復が見込まれております。具体的には、個人消費において、雇用、所得環境の改善が進む中、消費税率の引き上げに伴う対応の効果も影響し、前年度を上回る伸びが見込まれ、設備投資においては、人手不足対応などを背景に、引き続き顕著な伸びが見込まれるところであります。また、官公需は、防災、減災、国土強靭化のための緊急対策の実施により増加することが見込まれ、外需においては輸出の緩やかな増加の一方で、顕著な内需を反映した輸入の増加により、その寄与度はおおむね横ばいになると予測されております。 これらの結果、平成31年度の実質GDPの成長率を1.3%程度、名目GDPの成長率を2.4%、金額ベースにして566兆1,000億円と、過去最高を4年連続で更新すると見込まれております。政府は、消費税率引き上げによる需要変動を乗り越えるため、あらゆる施策を総動員するとともに、引き続き経済再生なくして財政健全化なしを基本とし、我が国経済の潜在成長率を高めるため、人づくりと生産性革命に最優先に取り組む姿勢を示しているところであります。 また、福島県内の経済状況は、昨年末に県が発表いたしました県経済動向によりますと、個人消費は持ち直しの動きと雇用の改善が続いており、労働環境は緩やかな回復傾向にあります。さらに、企業物価指数、消費者物価指数はともに前年を上回る勢いが続いております。 一方、建設需要の増加の動きが弱まりつつあります。また、生産活動においては一進一退の状況にあることから、総合的には先行きに不透明感が見られるものの、緩やかに持ち直していると判断されているため、今後の順調な回復に期待するところであります。 さて、本市では、東日本大震災からの復旧・復興から創生へと軸足を移し、元気な本宮を取り戻すべく市政運営に取り組んでまいりました。平成30年度には、新たな市街地活性化とにぎわい創生につなげるため、本宮市街地地区第2期都市再生整備計画に基づく地域交流センター及び本宮駅東西自由通路整備へ着手し、地域交流センターにつきましては今年度末の完成、本宮駅東西自由通路につきましても平成31年度末に完成を予定しているところであります。 また、一昨年から実施しております英国交流事業におきましては、東京オリンピック・パラリンピックにおける「復興ありがとうホストタウン」へ登録されたことを契機に、英国オリンピック委員会との交流など、英国とのつながりをより一層深めるとともに、本市の元気を国内外に発信することができました。 今年は、新元号の元年となる節目の年であります。また、私自身市長3期目の元年となりますので、新たな決意のもと、市政運営に当たってまいりたいと考えております。 また、本市におきましては、平成31年度を初年度とする第2次総合計画による新たなまちづくりがスタートいたします。10年後も本宮市に住む人々や訪れる人々の笑顔があふれ、人や地域がいきいきと輝く街を目指し、「笑顔あふれる 人と地域が輝くまち もとみや」を将来像に掲げ、各種施策を展開してまいります。さらに、「住みたいふるさと もとみや創生総合戦略」の定住促進策の効果として、4年連続で社会動態人口が増加傾向を示しております。新年度におきましては、平成32年度からの新たな総合戦略の策定に向け、事業の検証と新たな施策の検討を進め、人口の減らない自治体を目指し、効果のある総合戦略を策定してまいりたいと考えております。 以上のような内容を中心といたしまして、平成31年度の市政運営に当たりましては、第2次総合計画の将来像をもとに、新たなステージへ「笑顔あふれる 人と地域が輝くまち もとみや」をスローガンとし、市民及び地域の住みよさの維持・向上に取り組んでいくことを基本方針とするものであります。 このような基本的な考え方のもと、第2次総合計画及び「住みたいふるさと もとみや創生総合戦略」の基本目標の達成に向け、各分野において、次の施策に重点的に取り組んでまいります。 それでは、前期基本計画で掲げる5つの分野の基本施策ごと、順次説明を申し上げます。 1つに、保育支援・幼児教育・総合的支援の充実にあります。保育施設の安全性の確保と、待機児童解消に向けた定員の拡大を図るため、平成32年1月の開所を目指し、本宮第3保育所の移転新築工事を着実に進めてまいります。また、平成27年に策定いたしました子ども・子育て支援事業の計画が平成31年度で満了となることから、現計画の点検、評価、見直し、さらにニーズの調査の結果を踏まえ、幅広くご意見をいただきながら、平成32年4月以降の第2期子ども・子育て支援計画を策定してまいります。 2つに、教育環境の整備充実であります。学校施設の中長期的な維持管理等に係るトータルコストの縮減及び予算の平準化を図りつつ、各施設に求められる機能、性能を確保するため、学校施設等長寿命化計画を策定してまいります。 3つに、健康づくり、管理の推進及び医療体制の整備と充実であります。若い世代の方々が将来に希望を持ち、安心して子どもを産み育てられるよう、新たに出産ママタクシーとして、市外の産科医療機関への出産時の入院、退院等の交通費を助成、また、生後1カ月児健診の受診費の助成を行い、さらに、不育症に係る検査、治療費の一部を助成し、経済的負担の軽減を図り、妊娠、出産、子育て期間における切れ目のない支援を行ってまいります。 4つに、保健施設の整備、活用であります。プリンス・ウィリアムズ・パークの活用による交流人口拡大の推進を図るため、屋内、屋外あそび場、英国庭園の安心・安全・快適な施設環境を維持するとともに、英国庭園開園後初めてのイベントとなるフラワーフェスティバルを開催いたします。また、パーク内に店舗をオープンし、本宮市手をつなぐ親の会に運営を委託することにより、障がい者の社会参加の促進を図るとともに、さらなるプリンス・ウィリアムズ・パークの魅力を発信してまいります。 5つに、農業の振興であります。本市の活力ある今後の農業につなげるため、本宮市の農業創造事業ワークショップから提言された意見を踏まえ、今後の具体的な農業施策について検討するとともに、地域の担い手である認定農業者連絡協議会等とのネットワークを構築し、次世代を担う若手農業者団体の設立を目指してまいります。また、意欲ある農業者の経営体質を強化するため、施設及び機械等の整備費に係る補助事業について要件を緩和し、経営規模を拡大する個人への助成を開始いたします。 6つに、商業の振興であります。地域交流センターにつきましては、現在5月のオープンに向け建設工事が行われております。引き続き商工業の関係団体の連絡を強化し、にぎわいの創出に向け、地域交流センターを中心とした新たな事業を展開し、中心市街地の活性化を図ってまいります。 7つに、消防体制の整備であります。本宮市において想定される災害の実情のみならず、他地域も含め、過去に発生した災害の状況を考慮するとともに、関係法令等の改正に対応した地域防災計画の改定を行ってまいります。また、市民への情報伝達手段の多重化を図るため、防災行政無線のデジタル化を行うとともに、聴覚障がい者への情報伝達手段を確保するため、文字放送戸別受信機の配付を行ってまいります。さらに、災害時に発生する状況を想定し、必要な防災行動と、その実施主体を時系列に整理したタイムラインを策定するとともに、各種災害ごとに作成されているハザードマップを集約し、最新の防災情報を掲載した防災マップを作成してまいります。 8つに、都市及び地域拠点の整備と機能強化であります。多世代にわたって安全・安心・快適な環境が実感でき、東西ともに活力あるまちづくりを実現するため、引き続き本宮駅周辺の東西アクセス整備を進めるとともに、五百川駅前の安全確保と利便性の向上を図るため、五百川駅前広場整備事業を進めてまいります。また、本宮インターチェンジ及び五百川駅周辺において、民間活力の誘導による土地利用の最適化を図るため、選択肢の抽出や課題の整理を行ってまいります。 9つに、国際交流、多文化共生推進であります。本市では、ウィリアム王子の来訪を契機に、英国庭園の整備や市内中学生の英国派遣などを通して英国との交流を深めております。また、「復興ありがとうホストタウン」の登録により、今後、市民が外国人と触れ合う機会は多くなってまいります。これらの機会に、更なる多文化共生の意識を高め、広い視野を持った人材の育成を図るとともに、「復興ありがとうホストタウン」事業の成功に向けた推進体制を強化するため、教育部に国際交流課を設置し、事業の推進を図ってまいります。 さらに、英国関係者を(仮称)英国交流親善大使に任命いたしまして、英国との関係強化を図るとともに、国際交流を通して国内外へ本宮市と福島県の魅力を発信していただき、本宮市のイメージアップ、知名度の向上を図ってまいります。 10番目に、情報の収集と発信であります。首都圏在住で、将来に移住を希望している子育て世代を対象に、移住体験モニターを実施し、その体験をメディアを通して発信することで、本宮市の知名度アップとさらなる移住定住促進につなげてまいります。また、首都圏で開催される移住相談会などにも積極的に参画し、広く本宮市の魅力を発信するなど、引き続き人口減少社会へ挑戦してまいります。 ただいま申し上げました各施策を進めるとともに、将来にわたる安定した財政運営に配慮し、地域や市民の皆様との協力関係を密にしながら、さまざまな事業を効果的かつ複合的に実施し、第2次総合計画に掲げる将来像、「笑顔あふれる 人と地域が輝くまち もとみや」の実現のため、新たな第一歩を踏み出してまいりたいと考えております。 それでは、本市の平成31年度当初予算の概要につきまして説明申し上げます。 平成31年度予算につきましては、第2次総合計画の基本目標及び「もとみや創生総合戦略」で定めた定住促進関連事業を初め重点施策の実現と、将来像である「笑顔あふれる 人と地域が輝くまち もとみや」の実現のため、また、次なる10年の本宮市のまちづくりの揺るぎない土台づくりを行うための予算編成としたところであります。 初めに、予算規模でありますが、一般会計につきましては総額で172億3,000万円、前年度比で0.4%の減となり、前年度とほぼ同じ規模の予算となっております。 次に、国民健康保険特別会計など6つの特別会計では、合計で65億3,443万3,000円、前年度比11.4%の減となっております。 次に、企業会計は29億7,533万5,000円、前年度比56.4%の増となっております。なお、特別会計全体の減額と企業会計の増額の要因につきましては、公共下水道事業会計が特別会計から企業会計へ移行したためであります。 次に、一般会計予算における歳入予算につきまして説明を申し上げます。 市税につきましては、日本経済の現状が顕著な回復を見せている一方で、貿易摩擦に起因する海外経済の不確実性や金融資本市場の動向、また、個人消費、不動産売買及び株式譲渡など、社会情勢や景気に左右されるものについては、情勢の変化を注視していく必要があります。これらを勘案し、個人市民税、法人市民税は前年度決算見込み状況から増額を見込んだところであります。 固定資産税は、土地及び家屋、償却資産ともにほぼ前年と同額と見込みました。 軽自動車税は、前年度の決算見込み状況から、課税台数が増加すると予想されることから、増額を見込んでおります。 市たばこ税は、前年度の決算見込み状況を考慮し、減額を見込んだところであります。 この結果、市全体では44億5,894万7,000円、前年度比6.1%の増としております。 普通交付税につきましては、平成30年度交付額及び地方財政計画による増額要因と市税の増収、合併算定替に伴う縮減影響による減収要因をそれぞれ考慮の上算定し、特別交付税につきましては、近年の交付実績をもとに減額を見込んでおります。 また、震災復興特別交付税につきましては、東日本大震災に係る特例加算による道路側溝堆積物撤去及び処理支援事業、ため池放射性物質対策など、一部の事業完了による減額を見込んだ結果、地方交付税全体では30億4,860万5,000円、前年度比3.4%の減と見込んだところであります。 各種譲与税及び交付金につきましては、地方財政計画をもとに算定し、国・県支出金につきましては、法令などの制定に基づき、各種事業の特定財源として適正額を見込んだところであります。 次に、繰越金では、支出予算の不足を補う財源として、財政調整基金から5億6,000万円を繰り入れするほか、本宮駅東西自由通路等整備基金など、10の基金を活用し、財源の確保に努めたところであります。 市債につきましては、臨時財政対策債のほか、本宮駅周辺東西アクセス整備事業に伴う都市再生整備計画事業債等、各施設の設備事業などへ充当するため、17億540万円を発行することとし、前年度比32.3%の増となっております。 次に、歳出予算につきまして、第2次総合計画の基本目標達成のため、前期基本計画で掲げる5つの分野の基本施策をもとに、順次説明申し上げます。なお、前に申し述べさせていただきました重点的に取り組む事業につきましては、省略して申し上げます。 初めに、分野1の子育て・教育では、1つに、学校教育における学力向上の対策として、チャレンジ学習受験者に対する助成率を引き上げ、受験の推奨を図るとともに、中学1年生全員を対象に英語能力判定テスト、IBAを引き続き実施してまいります。また、学力向上対策委員会など、外部から講師を招いての教職員研修会を実施してまいります。 2つに、学校と地域住民が一体となって特色ある学校づくりを推進するため、平成30年度より準備を進めてまいりましたコミュニティスクールを、五百川小学校へ導入するとともに、岩根小学校と本宮第二中学校への平成32年度導入に向けた準備を行ってまいります。また、年々増加傾向にあります要支援児童・生徒に対し、充実した支援を行うため、支援員を増員し、体制の強化を図ってまいります。 3つに、児童・生徒の豊かな心を育成するため、引き続き、国内・国外へ児童・生徒を派遣し、国際感覚を養う機会を提供するとともに、全国へそのまち協議会加盟自治体との交流を図ってまいります。 次に、分野2健康・医療・福祉では、1つに、市民が健康長寿で安心して生活を送れるよう、生活習慣病などの予防や早期発見のための健康診査、がん検診の実施、検診後の健康教育、健康相談、家庭訪問等での保健指導を展開してまいります。また、平成30年度に設置いたしました子育て応援センターあゆみを中心に、妊娠から子育てまで切れ目なく子育て世代に寄り添いながら、保健指導を行ってまいります。 2つに、平成22年度に策定いたしました第1次障がい者計画の計画期間が平成31年度で満了となるため、平成32年4月から7年間を計画期間とする第2次障がい者計画を策定してまいります。また、自閉症等発達障がいのある方々が地域で活動できるよう関係団体への支援を行い、障がい者福祉の向上に努めてまいります。 3つに、地域の高齢者の心身の健康保持と安定した生活を送るため必要な援助を行うため、引き続き地域包括支援センターを委託設置し、その活動を支援してまいります。また、増加する認知症高齢者及び認知症高齢者を介護する家族に対する支援を行うため、初期集中支援チームによる早期支援や認知症カフェの運営支援を継続して行い、地域福祉の充実に努めてまいります。 次に、分野3の経済、産業、仕事では、1つに、農林業の振興を図るため、地域を担う認定農業者の育成支援を初め、市の特産品の生産量の確保、販路拡大を進めるとともに、質の高い生産体制の構築に努めてまいります。また、牧草、大豆の放射性物質の吸収抑制対策として、引き続きカリ肥料の配付を行うとともに、土壌成分分析を行ってまいります。さらに、ため池等整備事業では、岩根水路橋を初め3つの農業用関連施設の改修を行います、また、森林保全事業では、間伐などにより森林の広域的機能を維持するとともに、市内幼稚園児童・小学生を対象に森林環境学習を行い、森林の持つ多様性を学習し、なれ親しむことで森林保全への理解を深められるよう努めてまいります。 2つに、商工業の振興を図るため、活力とにぎわいのあるまちづくりをより一層推進していくため、継続して市商工会や商店街協同組合への支援、市内中小企業に対する経営金融支援を行ってまいります。また、本宮インターチェンジ周辺を含め、五百川駅周辺の新たな開発の方向性の検討及びニーズを捉えた企業誘致、さらには誘致企業と地元企業の連携、交流を支援し、企業間連携を推進してまいります。 3つに、観光・交流・にぎわい創出を推進するため、春祭り、夏祭り、秋祭りなど伝統行事や各種事業への支援を初め、観光関係団体の運営費の補助、さらに市内外における各種イベントへ積極的に参加し、観光・物産品のPRを行い、本宮市の魅力を広く発信してまいります。また、平成30年度において試行運行してまいりました本宮駅と市内観光施設を結ぶ無料巡回バスを、あらたに休日周遊バスとして運行し、誘客と交流の拡大に努めてまいります。 次に、分野4の生活環境・都市基盤では、1つに、計画的な消防小型動力つき積載車の更新や本宮第8分団屯所の設計など、防災体制の整備、また、自主防災組織の設置を推進してまいります。さらに、安心安全を確保するため、引き続き防犯灯の設置を進めるとともに、計画的な既存防犯灯のLED化に着手し、消防、防災、防犯体制を充実してまいります。 2つに、安心・安全・快適な生活環境の維持向上を図るため、生活道路小規模改良事業を初め、年次計画により進めております大山・松沢線、中ノ宮・岩田線、舘の越・関根線整備事業及び赤木・狐森線、上ノ橋先線道路整備事業並びに県が実施する本宮停車場中條線の早期完成を目指し、各事業を着実に進めてまいります。また、既存の公共交通システムを検証した中で、多くの市民の利便性向上に向けた調査検討を行ってまいります。 3つに、上下水道施設の整備と雨水対策では、白沢地区への安定した水道水の供給を確保するための高松配水場から五味内配水場までの配水管整備、各水道施設や設備などの更新を行うほか、水道事業の基礎となります資産管理、耐震改修計画及び水安全計画などを盛り込んだ本宮市水道基本計画を策定し、水道事業の基盤を強化してまいります。また、下水道事業では、大雨による浸水被害の防止・軽減を図るため、雨水幹線ポンプなどの施設設備の整備を推進するとともに、汚水の枝線整備などを進めてまいります。 最後に分野5、市民と行政活動であります。 1つに、まちづくりの主役である市民や地域の参加による公共的課題の解決を促進するための環境整備、また、市民の主体的な取り組みを広げるため、意識啓発や情報提供を行うとともに、各種団体の育成、担い手となる人材を育成してまいります。 さらに、多世代が集えるプラットフォーム構築に向けた仕組みづくりや、市民を対象としたセミナー、ワークショップなどの開催による意識の向上、主体的な取り組みや新規団体の設立に対する伴走支援を行ってまいります。 2つに、広域的な経済成長の牽引、都市機能の集積及び生活関連機能サービスの向上を目的とする、郡山広域連携中枢都市圏におきましては、年明け1月23日に、協約締結式が行われました。今後は、4市7町4村の連携により、市民サービスの向上、福祉の推進、住みよい圏域づくりを推進してまいります。 3つに、本宮市自主的財政健全化計画期間が平成32年度で満了を迎えることから、平成33年度以降の中期的な(仮称)本宮市財政運営計画策定に向け、調査検証を進めるとともに、新たな指標の設定について検討を行い、将来にわたる安定した健全財政の基盤づくりに努めてまいります。 以上が、平成31年度一般会計における主な事業であります。 第2次総合計画を実現するためには、財政規律の堅持が必要不可欠であり、今後も行財政改革に取り組み、市民サービスの維持向上に努めてまいります。 次に、各特別会計の概要であります。 初めに、国民健康保険特別会計予算について説明申し上げます。 国民健康保険制度は、創設以来、我が国の国民健康保険体制の基盤として中核的な役割を担い、地域住民への医療の提供と健康の保持増進に大きく貢献してまいりました。しかしながら、被保険者の高齢化などの構造的な問題を抱えており、その財政運営は大変厳しいという状況であることから、国保財政の安定化を図るため、平成30年度から財政運営が県に移行となったものであります。そのため、県が算出いたしました納付金をもとに、必要収納額を算定することとなりますが、本年度においても医療費適正化対策、保健事業の積極的推進及び保険税収納率向上対策などを、主要事業の歳出の削減に向けて取り組むこととし、医療給付費の実績を踏まえた推計により、予算を編成したところであります。 これらの結果、事業勘定におきましては、前年度と比較いたしまして9,253万6,000円減の27億4,560万9,000円を見込んだところであります。 次に、直営診療施設勘定により運営しております国民健康保険白岩診療所につきましては、地域のニーズに合ったより良い医療を提供するとともに、予防医療の役割を担っていくものであります。 これらの結果、直診勘定におきましては、前年度と比較いたしまして1,166万3,000円減の8,954万4,000円を見込んだところであります。 なお、本予算におきましては、去る2月26日に開催されました国民健康保険運営協議会におきまして承認の答申を得ておりますことを、申し添えさせていただきます。 次に、後期高齢者医療特別会計予算であります。 高齢期における適切な医療の確保を図るため、後期高齢者医療制度に基づき、広域連合と連携し、円滑な運営を行ってまいります。この結果、前年度と比較いたしまして、1,223万1,000円増の2億9,181万6,000円を見込んだところであります。 次に、介護保険特別会計予算であります。 本市の平成31年1月1日現在の高齢者数は8,695人で、高齢化率は28.3%となります。このような中、「高齢者がいきいきと共に支え合う地域で暮らすもとみや」を基本理念とした本宮市第8次高齢者福祉計画、第7期介護保険事業計画に基づき、今年度予算の編成をいたしました。 高齢者が住みなれた地域で自分らしい暮らしを無理なく続けることができるよう、引き続き住まい、医療、介護、予防、生活支援を一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築と充実を目指し、各種事業に取り組んでまいります。また、介護保険制度の理解を促進し、効果的な介護サービスの利用をしていただくとともに、持続可能性にも配慮した介護保険事業の運営を図ってまいります。 この結果、前年度と比較しまして1億333万1,000円増の26億9,842万4,000円を見込んだところであります。 次に、工業用地造成事業特別会計予算であります。 市内の企業立地状況は、本宮地区66社、白沢地区24社の合計90社となっております。今後の企業誘致につきましては、新規企業立地に向けて誘致活動を行うとともに、本宮インターチェンジを含む五百川駅周辺開発計画の具体化を図ってまいります。 県土地開発公社への償還につきましては、前年度と比較しまして30万7,000円増となっております。 これらの結果、5億9,442万円を見込んだところであります。 次に、工業用地資産運用事業特別会計予算であります。 本予算は、定期借地権設定による賃貸収入を事業収益として一般会計に繰り出すものであり、前年度予算と同額の1億1,462万円を見込んだところであります。 次に、水道事業会計予算であります。 本市の水道事業は、平成31年1月末現在、1日当たりの配水能力は2万6,970立方メートル、普及率は98%となっており、市民生活に欠かすことのできない基盤施設となっております。水道水の需要につきましては、近年微増ではありますが、増加傾向となっております。水道事業の根幹である料金収入につきましては、水道事業経営への影響が大きく、特に大口使用者の水需要動向に左右される状況もありますことから、今後とも稼働状況や経済動向を注視してまいります。 平成31年度の主な事業といたしましては、引き続き立石山浄水場の改修事業、白沢地区の施設拡張事業として、高松配水場からの配水管布設整備等を進めてまいります。また、長期的な運営方針を定め、計画的に水道事業運営を図っていくため、水道基本計画等の策定を進めてまいります。その他、老朽管及び老朽施設の更新、水道水の放射性物質モニタリング検査も継続し、安全・安心な水道水の供給に努めてまいります。 以上のような状況を踏まえ、収益的収支につきましては、事業収益9億8,223万8,000円、事業費用が9億7,726万7,000円を予定するものであります。 また、資本的収支につきましては、収入が1億5,002万2,000円、支出が7億4,776万3,000円を予定するものでありますが、資本的収支の不足額につきましては、当年度予定の内部留保資金や建設改良積立金を取り崩し、補填するものであります。 この結果、平成31年度における収益的収支を497万1,000円と見込んだところであります。 最後に、公共下水道事業会計予算であります。 平成31年度からの公共下水道事業につきましては、これまでの公共下水道事業特別会計を廃止し、地方公営企業法を適用した運営を行ってまいります。 下水道は、汚水を衛生的に処理し、きれいで安全な水として自然に返すことで、水質汚濁を防止するとともに、雨水を速やかに排水することで水害を防止するなど、市民生活の安全確保において重要な役割を果たしております。 現在の汚水整備事業の状況でありますが、事業認可区域内の平成30年度末の整備率は95.3%になる見込みであり、引き続き水洗化が見込める区域を優先に整備を進め、水洗化率の向上に努めてまいります。 雨水整備事業では、高木地区の排水対策としての雨水幹線整備と排水ポンプ場の増強を、引き続き進めてまいります。また、現在の公共下水道事業計画の事業実施期間が平成32年3月までとなっていることから、排水区域の見直しなどを主な内容とした公共下水道事業計画の変更を行ってまいります。 以上のような状況を踏まえ、収益的収支につきましては、事業収益が7億9,401万4,000円、事業費用が7億3,367万5,000円を予定するものであります。また、資本的収支につきましては、収入が2億5,666万6,000円、支出が5億1,663万円を予定するものでありますが、資本的収支の不足額につきましては、内部留保資金や利益剰余金処分額で補填するものであります。 この結果、平成31年度における収益的収支を6,033万9,000円と見込んだところであります。 以上、平成31年度の市政運営及び予算編成の基本方針並びに予算概要について申し上げました。 今後とも本宮市のより一層の飛躍に向け、「笑顔あふれる 人と地域が輝くまち もとみや」の創造に向け、全力で取り組むことを新たにお誓いするとともに、議会及び市民の皆様にご理解とご協力をお願い申し上げ、平成31年度予算編成方針とさせていただきます。 以上をもちまして、一般会計、特別会計並びに企業会計の予算概要及び主な施策についての説明とさせていただきます。 なお、詳細につきましては、議案審議の際、各担当課に説明をいたさせますので、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、議案第6号 本宮市国際交流活動に従事する外国青年の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、本年4月より教育部内に国際交流課を新設し、国際交流員を配置させることに伴い、本条例の一部を改正するものであります。 改正の内容といたしましては、国際交流員の配置が市長部局から教育部局へ変更となるため、本条例の一部を改正するものであります。なお、この条例は、平成31年4月1日から施行するものであります。 議案第7号 本宮市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部を改正する条例が公布されたことに伴い、本宮市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正するものであります。 改正の主な内容といたしましては、1つに、災害援護資金の貸し付けに当たり、保証人がいない場合でも貸し付けが認められるよう、保証人の要件を緩和するものであります。 2つに、災害援護資金貸付金の償還方法について、現行の年賦償還及び半年賦償還に加え、新たに月賦償還ができることとしたものであります。 なお、この条例は、平成31年4月1日から施行するものであります。 議案第8号 本宮市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、民間労働法制の改正を踏まえ、国家公務員における超過勤務命令の上限時間を定める人事院規則の改正に準じ、超過勤務命令の上限を定めるため、規則への委任規定を設けるため、条例の一部を改正するものであります。 規則で定める事項につきましては、超過勤務命令の上限時間の特例及び超過勤務命令縮減に向けた対策の実施などとしております。また、国・県に準じ、障がいのある職員の労働環境整備のため、早出、遅出勤務の対象となる職員に障がい者を加えるため、所要の改正を行うものであります。 なお、この条例は、平成31年4月1日から施行するものであります。 議案第9号 本宮市公民館条例の一部を改正する条例制度について。 本議案につきましては、本宮市高木地区公民館が、本宮・三春線市町村合併支援道路整備工事に伴い移転することとなり、現在建設工事を進めているため、新たに整備した高木地区公民館の住所に変更するものであります。 なお、この条例の施行日は、施設の完成等を踏まえ、本宮市教育委員会規則において別に定めるものであります。 議案第10号 本宮市水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、水道法施行規則及び技術士法施行規則の一部改正に伴い、水道事業の布設工事監督者基準が見直しとなることから、国が定める基準により、布設工事監督者の資格基準について条例の一部を改正するものであります。 なお、この条例は、平成31年4月1日から施行するものであります。 議案第11号 市道路線の廃止について。 本議案につきましては、堀切・赤坂線道路改良、名郷橋整備工事に伴い、竹花線・10134号線と、名郷5号線・10216号線が市道の敷地内となったことから、この2路線を廃止するものであります。 また、葭池1号線につきましては、市道としての利用形態がなく、かつ民地内を市道認定していた状況が確認できたため、廃止するもの。 また、橋本4号線につきましては、市道の一部が道路としての利用形態がなく、かつ民地の一部を市道認定していたため、廃止するもの。 また、塩ノ崎6号線と塩ノ崎7号線につきましては、民間の太陽光発電施設開発事業に伴う現地確認において、市道としての利用形態がなく、かつ民地の一部を市道認定していたため、廃止するものであります。 なお、詳細につきましては議案第11号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第12号 市道路線の認定について。 本議案につきましては、荒井字諸子沢地内で開発行為により昭和62年に整備された道路を諸子沢4号線として認定し管理するもの。 また、高木字田中地内における平成2年の開発行為により整備された道路と、昭和61年の民間開発により整備された道路が本市に寄附されたため、市道田中・中丸線として認定するもの。 また、市道橋本4号線につきましては、和田字橋本地内の住宅敷地に隣接する道路で、市道として管理していたことから、認定するものであります。 詳細につきましては、議案第12号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第13号 本宮市地域交流センター指定管理者の指定について。 本議案につきましては、地域交流センターの開設に合わせ、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間の指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 指定管理者の選定につきましては、本宮市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第2条に基づき公募した結果、株式会社Mot.Comもとみやの1団体から申し込みがありました。これにより、条例第4条の規定に基づき、候補者の選定を行った結果、株式会社Mot.Comもとみやを選定いたしました。選定においては、4つの選定基準に基づき、地域や関係機関との連携、同種施設の管理実績等の20項目により審査し、指定管理者として適当であると判断し、指定したものであります。 なお、詳細につきましては、議案第13号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第14号 平成30年度本宮市一般会計補正予算(第8号)であります。 本議案につきましては、平成30年度の各事業の決算見込みによる予算の増額、また、今後の各事業の展開並びに将来負担の軽減に資する財源を確保するための経費を計上し、歳入、歳出それぞれ予算の補正を行うものであります。 初めに、財政調整基金積み立てにつきましては、本補正予算における財源調整を行った結果、基金に積み立てを行うものであります。 次に、減債基金につきましては、福島県市町村振興基金借入金残額の一部繰り上げ償還の財源といたしまして、基金へ積み増しを行うものであります。 今後も財政調整基金に適正な額を担保しつつ、可能な限り減債基金への積み増しを行い、将来負担の軽減に努めてまいります。 それでは、主な補正内容について説明を申し上げます。 初めに歳出では、1つに、住宅除染事業に係る公共施設等汚染土壌移設事業について、除去土壌のフレコン詰め込み量の変更並びに破損による入れかえが発生し、フレコンの数量が増加したため、公共施設等汚染土壌移設事業委託料の増額を、2つに、下水道事業特別会計における各事業費の決算見込みによる基準外繰出金の増額を、3つに、将来の各公共施設整備事業等を円滑に進めるための財源として、土地開発基金への繰出金を、4つに、高木地区公民館の土地代金並びに建物等移転補償費を財源とした教育施設等整備事業基金積立金の増額を、5つに、米全袋の調査支援事業における平成30年産米の検査数量の決算見込みによる米全量全袋調査事業補助金の増額を、6つに、障がい福祉サービスの利用者の増加に伴う障がい介護給付費負担金の増額を、7つに、事業費の確定により、住宅等除染事業に係る仮置き場設置関連事業業務委託料の減額を、8つに、事業費の確定により、本宮駅周辺東西アクセス事業に係る用地取得費並びに物件補償費の減額を、それぞれ計上いたしました。 次に、歳入では、決算見込みによる各市税の増額と、各事業費の確定及び年度内支出見込み額の算定により、国・県補助金や各事業債を初めとする特定財源の増減をそれぞれ計上いたしました。 この結果、歳入歳出の予算のそれぞれ2億8,966万5,000円を追加するものであります。 第2条、継続費の補正につきましては、第2表のとおり、橋梁維持事業、五百川跨線橋維持修繕事業並びに本宮駅周辺東西アクセス整備事業、本宮駅東西自由通路整備負担金の変更を、第3条、繰越明許費の補正につきましては、第3表のとおり、住宅等除染事業ほか11件の追加及び中央公民館維持管理事業の変更を、第4条、地方債の補正につきましては、第4表のとおり、地方道路等整備事業債ほか2件を変更するものであります。 なお、詳細につきましては、総務部長に説明をいたさせますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 議長より申し上げます。 提案理由説明の途中でありますが、昼食につき、暫時休憩いたしますので、市長お戻りください。 それでは、昼食により暫時休憩いたします。 再開は午後1時ちょうどといたします。 △休憩 午前11時55分 △再開 午後零時58分 ○議長(渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き会議を行います。 提案理由の説明を続行いたします。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) 午前中に引き続きまして、提案理由の説明を続行させていただきます。 議案第15号 平成30年度本宮市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)であります。 本議案につきましては、事業の確定見込みに伴い、予算の補正を行うものであります。 初めに、事業勘定の歳入予算の主なものでありますが、1つに、災害臨時特例補助金の交付見込み額による国庫補助金の補正増、2つに、子どもの医療費助成支援事業などによる県補助金の補正増、3つに、保険基盤安定繰入金等の確定に伴う他会計繰入金の補填減などであります。 次に、歳出予算の主なものでありますが、1つに、療養諸費の決算見込み額に伴う保険給付費の補正増、2つに、過年度分の精算額の確定に伴う償還金の補正増、3つに、第1種へき地診療所特別交付金の直営診療施設勘定への繰出金を補正増し、歳入歳出の差額を予備費で調整するものであります。 続きまして、直営診療施設勘定でありますが、歳入予算の主なものにつきましては、1つに、診療収入の補正減、2つに、診療所財政安定化のための事業勘定繰入金及び一般会計繰入金の補正増などであります。 次に、歳出予算につきましては、1つに、医療用機器の維持管理費の補正減、2つに、基金積立金を補正増し、歳入歳出の差額を予備費で調整するものであります。 この結果、既定の事業勘定の歳入歳出予算にそれぞれ1億1,384万7,000円を追加し、既定の直営診療施設勘定の歳入歳出予算にそれぞれ904万3,000円を追加するものであります。 なお、この補正予算につきましては、2月26日開催の本宮市国民健康保険運営協議会より、原案のとおり答申を得ておりますことを申し添えます。 議案第16号 平成30年度本宮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)。 本議案につきましては、事業の確定見込みに伴い、所要の予算の補正を行うものであります。 歳入につきましては、1つに、特別徴収及び普通徴収保険料の増額による保険料の補正増、2つに、事務費及び保険基盤安定繰入金の確定により、一般会計繰入金を補正増するものであります。 次に、歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合経営負担金の確定により補正増するものであります。 この結果、既定の歳入歳出予算のそれぞれに1,174万6,000円を追加するものであります。 議案第17号 平成30年度本宮市介護保険特別会計補正予算(第4号)。 本議案につきましては、介護保険特別会計の歳入歳出のそれぞれの予算において、事業の確定や年度末における決算見込みにより補正を行うものであります。 初めに、歳入の主なものは、1つに、介護保険システム改修事業費の確定に伴う補助金を、2つに、地域支援事業費等の確定見込みに伴う交付金及び市からの繰入金を、3つに、保険者機能の強化に向けた交付金をそれぞれ補正するものであります。 次に、歳出の主なものは、1つに、地域支援事業費等の確定見込みに伴う経費を、2つに、介護保険財政安定化のために介護給付費準備基金を、それぞれ補正するものであります。 この結果、歳入歳出予算それぞれに333万4,000円を追加するものであります。 議案第18号 平成30年度本宮市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)について。 本議案につきましては、雨水処理施設整備事業について、国の補正予算を活用する事業予算等を計上するとともに、繰越明許費並びに債務負担行為を設定するものであります。 歳入の主なものは、雨水処理施設整備の財源として国庫支出金、市債等を、歳出の主なものとして、戸崎排水ポンプ場の増径工事費を計上するものであります。 その他、公共下水道事業特別会計の決算見込みにより、所要の補正を行うものであります。 この結果、歳入歳出予算それぞれに1億8,179万1,000円を追加するものであります。 第2条、繰越明許費の補正につきましては、第2表のとおり下水道汚水処理施設整備事業の設定と、下水道雨水処理施設整備事業の変更を、第3条、債務負担行為につきましては、第3表のとおり戸崎雨水排水ポンプ場増径工事の設定を、第4条、地方債の補正につきましては第4表のとおり、公共下水道事業債を変更するものであります。 なお、詳細につきましては、議案第18号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第19号 平成30年度本宮市工業用地造成事業特別会計補正予算(第2号)。 本事業につきましては、預金利子確定に伴う収入の増をするものであり、これらの補正増に伴い、一般会計繰入金を補正減するものであります。 この結果、既定の歳入歳出予算の範囲内において補正するものであります。 議案第20号 平成30年度本宮市水道事業会計補正予算(第5号)について。 本議案につきましては、収益的収支において、給水装置工事申請に伴う手数料並びに水道加入金の補正増などが主な内容であります。 その他、水道事業会計の決算見込みにより、所要の補正を行うものであります。 この結果、収益的収支につきましては、事業収益を792万4,000円、事業費用を162万1,000円それぞれに追加し、資本的収支につきましては、収入で1,000円追加し、支出を810万円減額するものであります。 報告第2号 専決処分の報告について。 本報告につきましては、(仮称)地域交流センター建築主体工事において、施工中に判明した地下埋設物の撤去、備品収納スペースの追加及び施設名板のデザイン変更等による工事費の増加を要したことから、請負契約金額を変更するため、地方自治法第180条第1項の規定に基づく市長の専決処分事項の指定により、専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき、報告するものであります。 その結果、827万7,120円を増額し、3億1,046万1,120円と変更したものであります。 報告第3号 本宮市自主的財政健全化計画の平成29年度実施状況について。 本報告につきましては、平成29年度決算が確定いたしましたので、本宮市自主的財政健全化計画の実施状況について、本宮市自主的財政健全化計画に関する条例第3条の規定に基づき、議会へ報告するものであります。 平成29年度実績の概要でありますが、放射能対策事業や地方創生関連事業の歳出予算が増大し、それに伴う財源として、震災復興特別交付税、国庫及び県支出金などが手当てされたことによるもので、歳入歳出とも財政健全化計画の計画額を大きく上回る実績となりました。また、財政健全化判断比率の1つである実質公債費比率につきましては、計画値を下回るとともに、減少傾向を維持しており、財政の健全化が図られているところであります。 今後とも本宮市自主的財政健全化計画に基づき、安定した財政運営に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。 なお、詳細につきましては、報告第3号別冊をご参照くださいますようお願い申し上げます。 以上、上程いたしました全議案につきまして、よろしくご審議の上、お認め賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。     〔総務部長 柴田久幸君 登壇〕 ◎総務部長(柴田久幸君) 命によりまして、議案第14号 平成30年度本宮市一般会計補正予算(第8号)の詳細につきまして、先に市長より説明を申し上げました部分及び事業確定に伴う補正を除き、議案第14号資料により説明を申し上げます。 議案資料10ページをお開きください。 歳出の主な内容につきまして、細目欄により説明を申し上げます。 初めに、2項総務費、細目1の基金積立費は、12月補正以降に寄せられたふるさと納税寄附金及び企業様からの寄附金をふるさともとみや応援基金へ積み立てをするものであります。 12ページをお開きください。 3款民生費、細目6国民健康保険特別会計繰出金費は、白岩診療所の安定的な運営を確保するため、直営診療施設勘定への繰出金を、細目4の障がい者総合支援費は、車椅子、義足等の給付申請が増加したことによる補装具費の増額を計上するものであります。 13ページをお開きください。 細目16の後期高齢医療事業特別会計繰出金費は、事業費及び保険基盤安定負担金の確定に伴う繰出金の増額を、4款衛生費、細目2の地球温暖化対策費は、太陽光発電システム設置費補助金の増額を計上するものであります。 14ページをお開きください。 6款農林水産業費、細目2の農業委員会運営費は、農業委員や農地利用最適化推進委員の活動実績及び成果実績に応じた報酬の増額を計上するものであります。 16ページをお開きください。 8款土木費、細目2の市営住宅管理費は、福島再生加速化交付金、長期避難者生活拠点形成交付金の増額に伴い、市営住宅等管理基金への積立金の増額を計上するものであります。 次に、18ページをお開きください。 歳入の主なものでありますが、初めに1款市税につきましては、決算見込みによりそれぞれの税目について補正するものであります。 2款地方譲与税から10款地方交付税につきましては、交付額の確定によりそれぞれ補正を行うものであります。 次に、13款使用料及び手数料につきましては、滞納繰越分の住宅使用料を決算見込みにより増額するものであります。 19ページをお開きください。 14款国庫支出金、1目民生費国庫負担金は、障がい者福祉サービスの利用者増加に伴う社会福祉費負担金を計上するもので、県支出金においても同様に計上しております。4目土木費国庫補助金は、福島再生加速化交付金、長期避難者生活拠点形成交付金の交付見込みにより、増額を計上するものであります。 20ページをお開きください。 6目放射能対策費国庫補助金は、福島再生加速化交付金として過年度の個人線量管理、線量低減活動などに対する交付金を、5目土木費委託金は、阿武隈川左岸築堤用地取得業務に係る委託金をそれぞれ計上するものであります。 21ページをお開きください。 15款県支出金、4目農林水産業費県補助金は、農地利用最適化に係る農業委員会交付金等事業補助金の増額を、7目放射能対策費県補助金は、公共施設等汚染土壌移設業務委託料の変更に伴う交付金の増額を、16款財産収入、1目不動産売払収入は、高木地区公民館及びモコステーション敷地等の土地売払収入を計上するものであります。 22ページをお開きください。 17款寄附金につきましては、ふるさと納税寄附金及び企業様からの寄附金を、20款諸収入3目雑入1節総務費雑入は、高木地区公民館及びモコステーションの移転に伴う支障物件移転補償費を、及び福島原子力発電所事故に伴う過年度分の損害賠償金を、2節民生費雑入は、後期高齢者医療給付費負担金過年度精算金をそれぞれ計上するものであります。 以上、詳細説明とさせていただきます。----------------------------------- △日程第14 請願・陳情の委員会付託 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、日程に従いまして、請願・陳情の委員会付託を請願・陳情文書表によって行います。 請願・陳情文書表を配付いたさせます。     〔請願・陳情文書表配付〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。 それでは、書記をして朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 請願・陳情文書表のとおり、所管常任委員会に付託することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、請願・陳情文書表のとおり、所管常任委員会に付託することに決しました。 議長より申し上げます。 本日配付いたしました陳情書については、郵送されたものであります。 議会の運営に関する基準第136の規定に基づき、写しの配付のみとなりますので、ご了承願います。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(渡辺由紀雄君) 以上をもちまして、本日の議事日程全部を終了いたしました。 なお、日程第8日、3月14日は、一般質問終了後、議案に対する質疑、予算審査特別委員会の設置、議案の委員会付託及び委員会付託案件を除く議案の討論、採決を行いますので、委員会に付託しない予定である議案に対する討論がある場合は、議会の運営に関する基準第104の規定により、反対討論は3月13日の正午まで、賛成討論は3月13日の午後4時までの通告となりますので、お知らせをいたします。 本日は、これをもって散会といたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後1時19分...