○議長(
渡辺由紀雄君) お諮りいたします。
今期定例会の会期は、ただいまの
委員長報告のとおり、決するに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、
今期定例会の会期は
委員長報告のとおり、本日4日から9月20日までの17日間とすることに決定をいたしました。 それでは、会期及び日程を配付いたさせます。 〔会期及び
議事日程配付〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。
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△日程の追加
○議長(
渡辺由紀雄君) それでは
菅野健治議員の議員辞職に伴う、
生活福祉常任委員会副委員長の選任及び広報広
聴委員会委員の選任についてを日程に追加し、日程の順序を変更して、選任を行いたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、
生活福祉常任委員会副委員長の選任及び広報広
聴委員会委員の選任についてを日程に追加し、日程の順序を変更して選任を行うことに決しました。
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△
生活福祉常任委員会副委員長の選任及び広報広
聴委員会委員の選任について
○議長(
渡辺由紀雄君) 初めに、
生活福祉常任委員会副委員長の選任を行います。 副委員長の選任については、
本宮市議会委員会条例第9条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。 それでは、第2
常任委員会室において、
生活福祉常任委員会の開会をよろしくお願いいたします。 暫時休憩いたします。 再開は、
生活福祉常任委員会が終了次第といたしますが、選任のための所要時間につきましては、10分程度を目安にお願いいたしたいと思います。
△休憩 午前10時17分
△再開 午前10時21分
○議長(
渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き、会議を行います。
生活福祉常任委員会副委員長の選任の結果について、事務局長より報告をいたさせます。 事務局長。
◎
議会事務局長(渡辺正彦君) 命により報告いたします。
生活福祉常任委員会副委員長に
斎藤雅彦議員であります。選任結果は以上であります。
○議長(
渡辺由紀雄君)
生活福祉常任委員会副委員長の選任については、ただいまの報告のとおりと決しました。 次に広報広
聴委員会委員の選任を行います。 委員の選任については、
本宮市議会広報広
聴委員会規定第4条第1項の規定により、議長が指名することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、委員を選任いたします。 広報広
聴委員会委員に
石橋今朝夫君を指名いたしたいと思いますが異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、
石橋今朝夫君を広報広
聴委員会委員に選任することに決しました。
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△日程第4
総務文教常任委員長報告
○議長(
渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして、
委員長報告を行います。 初めに、
総務文教常任委員長より報告を求めます。 6番、三瓶裕司君。 〔
総務文教常任委員長 三瓶裕司君 登壇〕
◆
総務文教常任委員長(三瓶裕司君) おはようございます。 去る6月開催の定例会において、当
総務文教常任委員会が閉会中継続調査の申し出をいたしました大分県豊後高田市並びに大分県臼杵市の行政視察及び
所管事項調査として、本宮市
教育委員会との
意見交換会を行いましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 初めに、豊後高田市における「移住・定住促進に向けた取り組み」についてであります。 豊後高田市は昭和35年から平成22年までに人口が約1万9,000人減少しており、交流人口及び定住人口の増加を市の最重点課題と位置づけ、全国に先駆けて人口増対策に取り組んでいます。 まず、住まいに関する支援についてですが、
新婚世帯向けの集合住宅、
子育て世帯向けの
一戸建て住宅など多様な市営住宅を整備、運営するほか、
空き家バンク制度、家賃及び
引っ越し費用の補助、
住宅改修費用の補助など住まいの確保に向けた支援制度の充実により、移住・定住を促進しています。 また、過疎地域に住宅団地を造成し、販売を行うなど、市街地だけではなく市内全域にわたって活性化を図っている点が特徴的であると感じたところであります。 次に、
子育て支援についてであります。 給食費の無料化、母親の再就職支援など、
子育て世帯の経済的負担の軽減策を初めとして、病児・病後児保育の実施など、子育て環境に関する安心度を向上させることにより、定住人口の増加に取り組んでいます。 教育支援についても積極的で、学校週5日制が開始された平成14年から子どもの学力及び体力の向上を目的として市営無料塾を開塾しており、大分県の中でもトップクラスの学力を維持しています。こういった子育て・教育支援の取り組みも人口減少の流れに歯どめをかける要因の一つとなっていると感じた次第であります。 このほか、就労支援や就農支援などの取り組みも実施しておりますが、最も印象的なものは、住民、企業及び行政の協働体制であります。人口自然増に向けた
婚活支援事業に住民及び企業が積極的に参画しているほか、
市公式ブランドマークを利用して、住民一人一人が情報の発信源となるなど、まち全体が一体となって住みよいまちづくりに取り組んでいました。 本市においても、重点的に定住促進に取り組んでいるところではありますが、今回の行政調査は、今後の本宮市の移住・定住促進策のより一層の推進に向けて、大変参考となりました。有意義な研修だったと感じております。 次に、臼杵市における「移住・定住促進に向けた取り組み」についてであります。 臼杵市の人口は、毎年約500人減少しており、平成30年7月1日現在の高齢化率は38%を超えています。 臼杵市は移住・
定住支援策を重点施策として位置づけ、移住・定住に関する相談窓口の一本化、
地域おこし協力隊及び他県からの移住者からなる
定住支援員の配置など、移住者と地域の
ネットワークを構築しながら、重点的に移住・定住促進に向けて取り組んでおります。 まず、住まいに関する支援については、
一戸建て住宅取得費用の補助のほか、
民間賃貸住宅の仲介手数料及び家賃の補助、
引っ越し費用の補助を行うなど、住まいの確保に向けた支援制度が充実しています。 また、空き家の利用者に対する改修費の補助のほか、所有者の家財処分費に対する補助を行うことにより、空き家対策の強化を図っていました。 医療支援としては、医師会が中心となり、地域の医療・
介護システム「うすき石仏ネット」を立ち上げています。システムでは登録者の病気、薬の内容、検査の結果、
母子健康手帳などの情報が共有されているため、無駄の少ない安全で質の高い医療・
介護サービスが提供されており、人口の約半数がシステムに登録しています。 住民の医療に対する安心の確保も、移住・定住を促進する上で必要な要素であると感じた次第であります。 特徴的な取り組みとして、
移住希望者向けの
モニターツアーが挙げられます。農家に民泊しながら、
子育て世帯に対しては、保育所、小学校の見学、
就農希望者に対しては農業体験を行うなど、移住後の生活をイメージさせる内容となっております。参加者の約4割が移住へとつながっており、事業の効果が大いに認められました。 臼杵市は、大分県の経済都市である大分市と隣接しており、地理的な条件を含め、今回の行政調査は本市の移住・定住に向けた取り組みとして大変参考となり、有意義な研修であったと感じております。 なお、詳細は、配付いたしました報告書のとおりでありますので、ご参照いただきますようお願い申し上げます。 また、
所管事項調査として8月22日に本宮市
教育委員会との
意見交換会において、
学習指導要領の改訂、教職員の時間外労働、学校ICTの整備について意見交換を行いましたので、あわせて報告いたします。 以上で、
総務文教常任委員会の報告といたします。
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△日程第5
生活福祉常任委員長報告
○議長(
渡辺由紀雄君) 次に、
生活福祉常任委員長より報告を求めます。 9番、根本七太君。 〔
生活福祉常任委員長 根本七太君 登壇〕
◆
生活福祉常任委員長(根本七太君) 去る6月開催の定例会において、当
生活福祉常任委員会が閉会中継続調査の申し出をいたしました山口県宇部市並びに山口県周南市の行政視察及び
所管事項調査を行いましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 初めに、山口県宇部市のはつらつ
ポイント制度事業についてであります。 宇部市では、市民一人一人の健康維持・増進、介護予防、地域社会への貢献活動を促進し、元気で活力ある地域社会の実現を目指すことを目的とし、はつらつ
ポイント制度事業を開始しております。 はつらつ
ポイント制度事業の概要としまして、
健康づくり・介護予防型と
介護支援ボランティア型の2つの型に別れております。
健康づくり・介護予防型については、市が指定した
健康づくり、
介護予防事業等のイベントや、各種検診の受診に対し、ポイントを付与するものであります。
介護支援ボランティア型につきましては、
介護保険施設及び
障害者支援施設での
ボランティア活動に対し、ポイントを付与するものであります。 制度の特色として、付与されたポイントを年間5,000ポイントを上限に、現金への換金または寄附を行うことができる点であります。参加者へインセンティブを付与することにより、参加者の増加、意欲の向上につながっております。 また、民間企業とのタイアップなども積極的に行われており、住民や民間企業、団体などにはつらつ
ポイント制度が浸透しており、地域に密着した事業となっております。制度への登録者数も年々増加するなど大変成果を上げているところです。 本市においても本年度から福島県と連携した「もとみや
健康づくりポイント事業」が開始されたところでありますが、健康・長寿社会の実現に向けて、より多くの方々に参加していいただける事業となるよう期待するところであります。 次に、山口県周南市の
防災情報収集伝達システム整備事業についてであります。 周南市では、先の
東日本大震災や西日本豪雨を目の当たりにし、従来の
防災行政無線に固執しない、速報性・正確性・一斉性を備えた独自の
システム整備が必要であると考えたことから、平成24年12月に
検討委員会を設置して以降、平成30年度中の運用開始を目指して準備を進めているところであります。 システムの概要は、
コミュニティFMラジオやIP告知などを利用した
提供型システム、MCA無線や簡易無線を利用した
双方向型システム、無線LANや監視カメラを利用した
全市ネットワーク型システムであります。 システムの特色として、一方的に情報伝達を行うにとどまらず、
自主防災組織などと連携し、双方向から災害情報の収集伝達が可能であるという点であります。システムを最大限生かすためには、共助としての
自主防災組織の育成、自助としての市民一人一人の防災意識の向上が必要であると考え、
自主防災組織の育成支援などを積極的に行ったことにより、
自主防災組織の組織率が100%を達成するなど、高い防災意識が根づいていると感じたところであります。 本市においても、
緊急告知FMラジオの整備を進めているところでありますが、ハード面の整備のみならず、市民の防災意識、自助・共助の意識を高め、災害に強いまちとなるよう期待するところであります。 なお、詳細は、配付いたしました報告書のとおりでありますので、ご参照いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 以上で、
生活福祉常任委員会の報告といたします。
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△日程第6 産業建設常任
委員長報告
○議長(
渡辺由紀雄君) 次に、産業建設常任委員長より報告を求めます。 10番、山本勤君。 〔産業建設常任委員長 山本 勤君 登壇〕
◆産業建設常任委員長(山本勤君) 去る6月開催の定例会において、当産業建設常任委員会が閉会中継続調査の申し出をいたしました徳島県徳島市並びに愛媛県内子町の行政視察及び
所管事項調査を行いましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 初めに、「徳島市のひょうたん島 川の駅
ネットワーク推進事業について」であります。 徳島市は、大小138本もの河川が流れる水の豊かな都市であり、古くから物資の運搬等に舟運を利用してきたことから、河川とともに歩んできた都市であります。 平成4年には、「ひょうたん島 川の駅
ネットワーク構想」を策定し、ひょうたん島の各所に船が着き、人が乗り降りすることができる桟橋などの機能を持った川の駅や川の停留所を整備するとともに、護岸の修景などに取り組んできました。 また、NPO法人などの市民団体があり、ひょうたん島周遊船の運航を市から委託を受け行っています。平成28年度については、約6万人が利用しています。 さらに、川の駅を利用したイベントやLEDを用いて遊歩道などをライトアップするイベントを開催するなど、官民一体となって、水を生かしたまちづくりを進めています。 本市においても、阿武隈川などの河川があることから行政だけで活動を行うのではなく、ボランティア団体などが行う活動の参考となるよう期待するものであります。 次に、「内子町の道の駅について」であります。 交通及び経済の中心となる内子地区は3つの河川流域に沿って集落が形成され、中心部は古くから交通の要衝の町として発展してきました。 昭和61年からは「内子町知的農村塾」を開講し、講演会や討論会を行ってきたことで、直売所活動やグリーンツーリズムなどの取り組みが進んでいます。 また、平成4年には内子町の農業の今後の姿を示す内子フルーツパーク基本構想が策定されました。この構想をつくるに当たり、各農家も計画段階から参加し、中山間地域の農村の特性を踏まえた内子町の農業の目指すべき方向性が明確になっています。 平成6年には、農産物直売所の実験施設である内の子市場を開設し、農家自身の産直トレーニングを行うことで、運営上のさまざまな課題などが明らかとなりました。 この取り組みを経た上で、平成8年にはからり直売所、さらには平成9年にレストラン等の施設を開設し、「内子フレッシュパークからり」として営業を開始しました。 施設の運営については、内子町と町内の農家などが株主となり、「株式会社内子フレッシュパークからり」を第3セクターとして設立し、運営を行っています。 運営状況については、平成28年の直売所での売り上げは約4億円で、株主に対して配当を行っております。 また、内子町では生産と流通が密接な直売所の特性を生かし、消費者がより安心して農産物を購入できるようQRコードを利用した、トレーサビリティシステムを導入しております。 このシステムについては、あらかじめ圃場の情報や残留農薬の抜き打ち検査結果などの情報を蓄積し、農産物についているQRコードを読み込むことで、情報を閲覧することができ、安全安心な農作物の流通につなげています。 内子町の取り組みについては、地域活性化の拠点として、特にすぐれた機能を継続的に発揮していると認められ、平成27年に国土交通省の全国モデル道の駅に選定されました。 時間をかけ準備を進めてきたこともあってか、農家それぞれが自信を持って出荷しているのが感じられました。 また、当初は行政主導で行っていた取り組みを農家自身が実際の運営に係るトレーニングを行い、課題の考察を行うなど民間主導へと転換し、成功を収めた内子町の取り組みは大変参考となるものでありました。 なお、詳細は、配付いたしました報告書のとおりでありますので、ご参照いただきますようお願い申し上げます。 以上で、産業建設常任委員会の報告といたします。
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△日程第7 諮問第3号上程、
提案理由説明、質疑、討論、採決
○議長(
渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして、諮問第3号及び諮問第4号の案件を一括して配付をいたさせます。 〔諮問第3号及び諮問第4号の案件配付〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま配付いたしました諮問第3号及び諮問第4号につきましては、会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 それでは、諮問第3号を上程いたします。 書記をして朗読いたさせます。 〔書記朗読〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長 高松義行君 登壇〕
◎市長(高松義行君) それでは、諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明をさせていただきます。 本諮問につきましては、人権擁護委員の橋本広栄氏が平成30年12月31日をもちまして任期が満了となります。橋本広栄氏は平成28年1月1日から人権擁護委員として積極的に活躍をいただき、これまでの1期3年にわたる活動実績からも人権擁護委員としてふさわしいと認められるところであります。 つきましては、橋本広栄氏を人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、法務大臣に再度、推薦いたしたく議会の意見を求めるものであります。なお、橋本広栄氏の略歴につきましては、諮問第3号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 以上、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
渡辺由紀雄君) それでは、諮問第3号について質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 諮問第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、討論を省略して採決するに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり同意することに決しました。
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△日程第8 諮問第4号上程、
提案理由説明、質疑、討論、採決
○議長(
渡辺由紀雄君) 次に、諮問第4号を上程いたします。 書記をして朗読をいたさせます。 〔書記朗読〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長 高松義行君 登壇〕
◎市長(高松義行君) それでは、諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由の説明をさせていただきます。 人権擁護委員の伊藤久子氏が平成30年12月31日をもちまして、5期15年の任期を満了いたします。 つきましては、後任の人権擁護委員といたしまして、人格、識見ともにすぐれ適任である本宮市本宮字花町37番地3の遠藤美惠子氏を人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、法務大臣に推薦をいたしたく、議会の意見を求めるものであります。なお、遠藤美惠子氏の略歴につきましては、諮問第4号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 よろしくお願い申し上げます。
○議長(
渡辺由紀雄君) それでは、諮問第4号について質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 諮問第4号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、討論を省略して採決するに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり同意することに決しました。
-----------------------------------
△日程第9 議案第47号上程、
提案理由説明、質疑、討論、採決
○議長(
渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして議案第47号の案件を配付いたさせます。 〔議案第47号の案件配付〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま配付いたしました議案第47号につきましては、会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 それでは、議案第47号を上程いたします。 書記をして朗読をいたさせます。 〔書記朗読〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長 高松義行君 登壇〕
◎市長(高松義行君) それでは、議案第47号 特別功労表彰についての提案理由の説明をさせていただきます。 原瀬久美子氏につきましては、平成23年4月から平成30年3月まで7年にわたり、本宮市
教育委員会教育長を務められ、教育行政の振興発展に多大なる貢献をされました。これらの功績は本宮市表彰条例第4条第1項第1号に該当すると認められるため、特別功労者として表彰いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 なお、原瀬久美子氏の功績につきましては、議案第47号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
渡辺由紀雄君) それでは、議案第47号について質疑を行います。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 議案第47号 特別功労表彰については討論を省略して、採決するに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり同意することに決しました。
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△日程第10 議案第48号から報告第10号まで一括上程
○議長(
渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 議案第48号から報告第10号まで一括上程したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、一括上程いたします。 それでは、書記をして朗読いたさせます。 〔書記朗読〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 暫時休憩いたします。 再開は、11時10分といたします。
△休憩 午前10時56分
△再開 午前11時08分
○議長(
渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き会議を行います。
-----------------------------------
△日程第11
提案理由説明
○議長(
渡辺由紀雄君) それでは、提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長 高松義行君 登壇〕
◎市長(高松義行君) それでは、提案理由の説明をさせていただく前に、諮問第4号の人権擁護委員の推薦につきまして、遠藤美惠子さんを遠藤惠美子さんと私、申し上げたそうであります。訂正しておわびを申し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 それでは、議案第48号から報告第10号まで一括して提案理由の説明を申し上げます。 議案第48号 専決処分の承認を求めることについて。 本議案につきましては、
福島県議会議員補欠選挙が9月21日告示、同月30日投票の日程で執行されることとなったことから、議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年度本宮市一般会計補正予算(第3号)について専決処分をしたので、同条第3項の規定に基づき議会に報告し、承認を求めるものであります。 補正の内容といたしましては、歳出予算に
福島県議会議員補欠選挙の準備及び投開票に係る経費1,412万円を計上し、この財源といたしまして、県議会議員補欠選挙費委託金、1,412万円を歳入予算にそれぞれ計上するものであります。 議案第49号 本宮市地域交流センター条例制定について。 本議案につきましては、現在、本宮字九縄地内に建設中の仮称・地域交流センターの設置に必要な事項を定めるため、条例を制定するものであります。この施設は、県道の拡幅工事により移転となるモコステーションの代替施設でもあり、更なる市民の相互交流を促進し、地域の活性化及びにぎわい創出の拠点施設として設置するもので、名称を「本宮市地域交流センター」とし、別に愛称を定めることができることとするものであります。 施設の使用料につきましては、本条例及び別に定める規則の規定により、使用者や目的に応じた減免規定を設けることといたします。また、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき、指定管理者に施設の管理を行わせることができることとしております。なお、この条例の施行期日につきましては、供用開始可能となる時期を見定め、別に規則で定めるものとしております。 続きまして、議案第50号 本宮市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、平成25年6月14日に公布されました、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律等の関係法令の施行に伴い、平成27年4月1日に施行いたしました本宮市指定介護予防支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例において、本宮市指定介護予防支援事業者の指定に関する必要な事項を定めたことに伴い、本宮市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例における、本宮市指定介護予防支援事業者の指定に関する重複した条文の整理を行うものであります。 なお、この条例は、公布の日から施行するものであります。 議案第51号 本宮市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、平成26年6月25日に公布されました、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行により、一部改正がありました介護保険法の関係条項の見直しに伴う条例条文の整理を行うものであります。 なお、この条例は、公布の日から施行するものであります。 議案第52号 本宮市指定介護予防支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、平成26年6月25日に公布されました地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行により、一部改正がありました介護保険法の関係条項の見直しに伴う条例条文の整理とあわせて、平成30年1月18日の厚生労働省令の一部改正に伴い、障害福祉制度の相談支援専門員との密接な連携を促進するために、指定介護予防支援事業者が特定相談支援事業者との連携に努める必要がある旨の明文化を行うものであります。 なお、この条例は、公布の日から施行し、改正後のこの条例の規定は、平成30年4月1日から適用するものであります。 議案第53号から第60号、平成29年度本宮市各会計の決算認定についてであります。 議案第53号 平成29年度本宮市一般会計歳入歳出決算認定から、議案第60号 平成29年度本宮市水道事業会計決算認定までの提案理由を申し上げます。 会計管理者から、平成29年度本宮市一般会計・特別会計歳入歳出決算書及び水道事業管理者から本宮市水道事業会計決算書の提出を受けまして、地方自治法第233条第2項及び地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、平成30年7月10日付で本宮市
代表監査委員に対し、決算審査の請求をいたしました。 その結果、平成30年8月17日付で
代表監査委員から、平成29年度本宮市一般会計・特別会計歳入歳出決算審査意見書及び水道事業会計決算審査意見書の提出がありましたので、決算審査意見書に、決算審査資料及び成果報告書を添えて議会の認定に付すものであります。 平成29年度におきましては、予算編成方針で申し上げましたとおり、前年度の住宅除染業務の完了を機に、
東日本大震災以降、最優先に取り組んでまいりました復旧・復興からその軸足を移し、今まで以上に本宮市の元気を取り戻すため、「みんなが活躍!!未来につながるもとみや創生」のスローガンのもと、市民の皆様一人一人が輝く住みよいまち、住んでみたいまち、そして住んでよかったと思えるまちづくりの実現に向けて、市政運営に取り組んでまいりました。 また、第1次総合計画及び住みたいふるさともとみや創生総合戦略の基本目標を踏まえ、総合計画で定めた定住促進につながる住みよいまちづくりプロジェクトによるさまざまな施策、事業について効果的に実施してまいりました。 プリンス・ウィリアムズ・パーク英国庭園の開園を契機といたしまして、本市として初めて英国を訪問し、ホーランドパーク福島庭園との姉妹庭園の協定の締結、また、英国ロンドン・ケンジントン&チェルシー王立区との交流、さらには、2020年に開催される
東京オリンピック・
パラリンピックに向け、復興ありがとう
ホストタウン事業の決定など、新しいもとみや・元気なもとみやを象徴する明るい話題を発信することができました。 自主的財政健全化計画につきましては、重点事業の計画的な実施による財政運営と、福島県市町村振興基金30億円借り入れに対し、前倒しで繰上償還を行うなど、財政の健全化を堅持してまいりました。 この結果、平成29年度決算における実質公債費比率は8.3%となり、前年度比から1.1ポイント改善し、自主的財政健全化計画との比較では、0.1ポイント下回ったところであります。 それでは、平成29年度本宮市一般会計歳入歳出決算の状況を申し上げます。 歳入総額246億7,614万2,103円、歳出総額238億5,923万5,927円となり、歳入歳出差引残額は、8億1,690万6,176円となりました。実質収支については、歳入歳出差引額から翌年度に繰り越すべき財源として、繰越明許費繰越額9,470万円及び事故繰越し繰越額1,044万2,870円を差し引きまして、7億1,176万3,306円の黒字決算となったところであります。 また、地方自治法第233条の2の規定により、実質収支額から4億円を財政調整基金に繰り入れをいたしました。 平成28年度決算と比較いたしますと、歳入が5.8%の減額、歳出が6.0%の減額となったところであります。 次に、主な歳入でありますが、市税の収入済額につきましては、41億6,426万3,417円となり、前年度比1.3%の増額となったものであります。これは、固定資産税及び市たばこ税においては減収となったものの、市民税において給与所得者の所得額が堅調であったことに加え、営業・農業などの事業所得者の均等割額及び所得割額が大きく伸びたこと、また良好な企業業績に支えられて事業所得が順調に伸びたことによる増収が主な要因であります。 次に、地方交付税につきましては、収入済額が31億8,188万7,000円で、前年度比5.6%の減額となったものであります。なお、内訳では、普通交付税が2.7%、特別交付税が6.4%、震災復興特別交付税が29.7%のそれぞれ減額となったものであります。 次に、国庫支出金につきましては、収入済額が14億8,568万4,174円となり、前年度比で3.1%の減額となったものであります。 次に、県支出金につきましては、収入済額が117億1,795万4,009円となり、前年度比で0.3%の減額となり、次に、市債につきましては、収入済額が9億3,290万円となり、前年度比で27.8%の減額となりました。 次に、歳出であります。 平成29年度に実施しました主な事業につきまして、本宮市第1次総合計画の大綱により、順次説明を申し上げます。 初めに、基本目標1の豊かな心と創造性あふれる人材育成のまちづくりの子どもの生きる力を育む教育の推進では、1つに、保育所・幼稚園・第2児童館並びに各小中学校に防犯カメラを設置し、子どもたちの安心・安全の確保を、2つに、小・中学校における国の
学習指導要領の改正に向けたICT環境整備のため、電子黒板・デジタル教科書を配置し、振興教材備品の充実を、3つに、教職員の授業力向上のための研修会、夢先生によるキャリア教育授業、芸術鑑賞教室を実施し、さらには、国内交流派遣事業により異文化や地域性に触れ、視野を広める機会の創出に努めてまいりました。 また、支援を必要とする児童・生徒に対しまして、支援員の増員やスクールソーシャルワーカーを配置し、さまざまな理由により登校できない児童・生徒を対象とした適応指導教室の開催や、QUテストの拡充により、不登校やいじめなどの早期発見、予防に努めてまいりました。 次に、生涯学習の推進では、1つに、英国庭園の整備を契機に、英国ロンドン、ケンジントン&チェルシー王立区との交流を行い、国際性豊かな人材の育成に努めるとともに、国内外への情報発信を、2つに、合併支援道路の整備に伴い移転いたします高木地区公民館の整備に着手いたしました。 次に、基本目標2の市民と行政の協働による自立したまちづくりの市民参画・協働と市民の視点に立った行政活動の推進では、1つに、各行政区の自主的なコミュニティ活動を支援するとともに、市民と行政区の連携による各種行事の実施、さらには、広報もとみやの発行やホームページの活用により、迅速かつ積極的な情報発信を、2つに、本宮市第1次総合計画が平成30年度で満了となることから、本宮市第2次総合計画の策定に着手いたしました。 次に、基本目標3の共に支えあうやさしいまちづくりの
子育て支援の充実では、1つに、もとみや出会いサポート事業において、住みたいふるさともとみや創生総合戦略に基づき、出会いの創出に資する取り組み内容の充実を図りながら結婚活動の支援を、2つに、結婚新生活に必要な住居費、
引っ越し費用の補助制度を拡充し経済的な支援を、3つに、
子育て支援の充実を図るため、継続して保育料等の助成事業や、子ども医療費の無料化、一時保育や預かり保育、育児クラブやファミリーサポートセンターの活動支援などを実施し、子育てしやすい環境づくりに努めてまいりました。 次に、心と体の
健康づくりの推進では、1つに、健康診査や保健指導、任意予防接種費用の助成などにより保健事業の充実を図り、医療費の適正化対策に取り組むとともに、女性がん検診については、平成29年度より子宮がん及び乳がん検診の初回受診者を無料とし、各検診の受診の促進に努めてまいりました。 2つに、地方創生拠点整備交付金を活用して整備いたしましたプリンス・ウィリアムズ・パーク英国庭園につきましては、昨年11月4日、福島県知事を初め、駐日英国大使夫妻、最高裁判所判事林景一氏、また、海外からは前英国下院議員レディ・ボリック氏や、アストンマーティン社最高経営責任者、アンディパーマー氏ほか、たくさんの方々にご出席を賜りまして、盛会に開園することができました。英国庭園は、開園以降現在まで、市内、県内外からも多くの方々に訪れていただいております。 次に、高齢者福祉の充実では、敬老会の開催や老人クラブへの活動支援、介護予防に対する知識の普及や啓発、住宅改修費の助成、また、在宅
介護サービス等の充実を図るなど、総合的な支援を行ってまいりました。 また、国の地方創生拠点整備交付金を活用して整備いたしました多世代交流施設あぶくま憩の家が、今年4月にオープン、あわせて白沢老人福祉センターをあだたら憩の家と名称変更し、両施設の利用形態の統一化を図り、たくさんの方々にご利用いただいているところであります。 次に、基本目標4の活力あるふるさとのまちづくりの地域の特性を活かした農林業の振興では、1つに、地域の担い手に対する総合的な支援、病害虫防除の助成を、2つに、農業用ため池の水利機能の回復に向け、池底土壌の放射性物質濃度の比較的高いため池について、汚染濃度の分布状況の詳細調査を実施してまいりました。 次に、にぎわいと魅力あふれる商業の振興では、商工業の振興を図るため、市商工会に対する運営補助金や、プレミアムつき・商品券発行に係る補助金を交付し、また、中小商業活性化事業に対する運営支援、事業者に対する信用保証料の補助を行うなど、地域経済の活性化に努めてまいりました。 次に、活力ある工業の振興では、市のホームページに企業ガイドを作成し、市内立地企業のPRを兼ねて、本市で働きたい方々へ情報の発信を行い、定住促進に努めてまいりました。 次に、旅人を癒す観光資源の活用と物産振興については、市の伝統行事である夏まつり、秋祭りなどの運営支援を行うとともに、福島のへそのまち・もとみやの魅力発信と、広域的な連携により、首都圏を初めとするイベント等に参画し、風評被害の払拭と観光物産のPRや特産品の販売に積極的に取り組んでまいりました。 次に、基本目標5の安全・安心な環境のまちづくりの環境保全・美化対策推進では、本宮市除染実施計画に基づき、市内全域の事業所並びに道路など、生活圏の除染業務を継続して実施してまいりました。 次に、快適な住環境の形成では、1つに、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、五百川跨線橋の修繕工事への着手を、2つに、定住促進住宅の供用を開始し、適切な維持管理のもと、良好な住環境の提供に努めてまいりました。 次に、消防・防災体制の充実では、災害発生時の万全な体制づくりとして、防災アドバイザーの配置や消防団員の安全を確保するため、編み上げ靴、ゴーグルなど安全装備を全団員に配備いたしました。また、災害発生時を想定し、本宮第一中学校グラウンドにおいて
総合防災訓練を実施するなど、災害発生時の対応強化に努めてまいりました。 次に、防犯・消費者保護対策の推進では、1つに、保育所・幼稚園・第2児童館・各小中学校に犯罪・事故防止のため防犯カメラの設置を、2つに、保育所等各公共施設に防犯器具ネットランチャーの配備を、3つに、公用車へのドライブレコーダーの設置など、安全・安心の確保に努めてまいりました。 最後に、都市基盤の整備では、1つに、
都市再生整備計画事業による本宮駅周辺
東西アクセス整備事業において、本宮駅東西自由通路及び(仮称)地域交流センターの整備に係る実施設計を、2つに、五百川駅前広場整備計画の策定に当たり、
検討委員会を組織し、駅周辺の課題解決に向けた検討を、3つに、大山・松沢線、中ノ宮・岩田線、甲斐2号線などの幹線道路の改良工事を初め、生活道路及び用悪水路の改良や維持修繕を実施してまいりました。 以上が、平成29年度一般会計の決算の主な内容についてであります。 今後も事務事業の改善による経費の節減や合理化に努め、市民サービスの充実と健全な財政運営の堅持に努めてまいります。 次に、各特別会計の決算状況につきまして説明を申し上げます。 まず初めに、平成29年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてであります。 平成29年度におきましては、平成28年度に医療費が増加傾向に転じた状況を踏まえ、後期高齢者支援金分及び介護納付金分の税率は据え置き、医療給付費分の税率を引き上げ、1人当たりの税額で5.17%の引き上げとなったものであります。 また、被保険者数は減少傾向にありますが、保険財政の基盤であります国保税収納率は、現年度収納率で91.2%と、前年度を0.19ポイント上回りました。今後とも、市税等滞納整理対策推進本部のもと納付勧奨と納付相談に努め、運営の安定に期してまいります。 医療給付につきましては、保険給付費全体で4.7%の減額となり、2年ぶりに前年度を下回りました。なお、平成29年度におきましても、医療費適正化対策による医療費の抑制と保健事業の実施により、医療給付の適正化に努めたところであります。 直営診療施設勘定につきましては、受診者の高齢化など経営環境は厳しい状況にあり、診療収入は前年度比7.0%の減額となりました。引き続き、地域の家庭医を目標に訪問診療の拡充など、経営努力を行ったところであります。 その結果、事業勘定は、歳入が36億8,947万7,759円、歳出が33億8,429万586円となり、歳入歳出差引残額は、3億518万7,173円となったものであります。 次に、直営診療施設勘定は、歳入が1億3,542万477円、歳出が1億2,856万8,604円となり、歳入歳出差引残額は、685万1,873円となったところであります。 なお、本決算認定につきましては、去る8月21日に開催されました本宮市国民健康保険運営協議会におきまして、原案のとおり答申を得ておりますことを申し添えさせていただきます。 次に、平成29年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてであります。 福島県後期高齢者医療広域連合との役割分担のもと、事務処理の適正な執行、被保険者への制度啓発及び給付の適正化に努めたところであります。 その結果、歳入が2億8,326万7,269円、歳出が2億7,865万602円となり、歳入歳出差引残額は、461万6,667円となったところであります。 次に、平成29年度介護保険特別会計歳入歳出決算についてであります。 初めに、保険給付事業につきましては、要介護者に必要な
介護サービスを提供し、自立した日常生活を営むことができるよう努めてまいりました。高齢社会の進行に伴い、認定者数が伸びている現状にあるため、保険給付費の伸びは前年度と比較しますと5.9%の増加となったところであります。 次に、地域支援事業につきましては、一般介護予防事業として転倒予防教室や口腔教室、介護予防サポーター養成講座など、要支援・要介護状態となることを予防するための事業を行ってまいりました。 また、包括支援事業・任意事業として、総合相談支援やケアマネジメント支援、認知症高齢者とその家族への支援事業を行い、要介護状態となった場合でも可能な限り住みなれた家庭や地域において、自立した日常生活を営むことができるよう支援を行ってまいりました。 この結果、歳入が25億5,472万9,577円、歳出が24億7,365万9,539円となり、歳入歳出差引額は8,107万38円となったところであります。 次に、平成29年度本宮市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についてであります。 本市の下水道整備につきましては、平成31年度までの事業認可面積を562.5ヘクタールとして実施してきたところであります。 平成29年度の汚水整備は、各地区での枝線工事などで、0.7ヘクタールの面整備を実施し、全体の整備面積は535.6ヘクタールとなり、整備率は95.2%となったところであります。 次に、雨水整備では、高木諏訪地内において雨水幹線の整備工事を実施いたしました。 この結果、歳入が8億4,657万6,532円、歳出が8億986万7,819円となり、歳入歳出差引残額は、3,670万8,713円となり、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、3,604万9,713円となったところであります。 次に、平成29年度工業用地造成事業特別会計歳入歳出決算についてであります。 企業誘致は、地域経済の発展と雇用の創出に寄与するものであります。平成29年度におきましても、福島県土地開発公社への計画的な償還を実施いたしました。 この結果、歳入が5億9,420万5,743円、歳出が5億9,406万8,324円となり、歳入歳出の差し引きは、13万7,419円となったところであります。 次に、平成29年度工業用地資産運用事業特別会計歳入歳出決算についてであります。 定期借地権を設定し、賃貸収入を得る事業について、資産運用事業特別会計を設置し、長期的かつ安定的に償還財源を確保してまいりました。 この結果、歳入が1億1,461万8,404円、歳出が1億1,461万8,404円となり、歳入歳出の差し引きは、ゼロ円となったところであります。 次に、平成29年度本宮市水道事業会計決算についてであります。 初めに、平成29年度の事業概要について申し上げます。まず、収支状況を示す損益勘定におきましては、事業収益が9億4,566万9,226円、事業費用が8億4,027万861円、特別利益が2,600円、特別損失が126万8,985円となり、1億413万1,980円の純利益が生じました。この純利益に前年度決算において、翌年度繰越利益剰余金とした1億3,043万9,559円を加えた当年度未処分利益剰余金2億3,457万1,539円の処分案につきましては、建設改良積立金に1億円を積み立てし、残りの1億3,457万1,539円を翌年度繰越利益剰余金とするものであります。 次に、建設改良部門となる資本勘定におきましては、資本的収入9,551万8,000円に対し、資本的支出5億3,354万4,033円をもって建設改良工事等を実施いたしました。なお、資本的支出に対する資本的収入との差額4億3,802万6,033円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税・資本的収支調整額、過年度及び当年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金で補填をしたものであります。 また、企業債につきましては、当年度で2億3,916万4,888円を償還し、白岩字柳内地内外の配水管布設工事及び東禅寺浄水場送水ポンプ更新工事などに伴い、8,000万円を借り入れいたしました。これによりまして、年度末の企業債残高は28億1,128万1,463円となったところであります。 以上、議案第53号から議案第60号までの提案理由を申し上げましたが、各議案の詳細につきましては、議案審議の際、各担当課に説明をいたさせますので、よろしくお願いを申し上げます。 議案第61号 平成30年度本宮市一般会計補正予算(第4号)。 本議案につきましては、防災通信施設整備事業に要する予算の補正を行うものであります。補正の内容といたしましては、防災情報伝達手段の多重化を図るため、現在進めております戸別受信機自動起動ラジオの導入についてであります。災害関連情報は、一般住宅と同様に市内の各企業におきましても、非常時の安全確保などの対応に万全を期していただくため、戸別受信機自動起動ラジオを各企業へ配備するために、必要な経費を歳出予算に計上したものであります。 また、本事業の財源といたしまして、歳入予算繰入金に財政調整基金繰入金を、市債に緊急防災・減災事業債をそれぞれ計上し、あわせて補正を行うものであります。この結果、既定の歳入歳出予算のそれぞれに1,746万4,000円を追加するものであります。 なお、この議案につきましては、事業の重要性と緊急性を鑑み、先議の扱いをお認めいただきましたことに御礼を申し上げます。まことにありがとうございます。 議案第62号 平成30年度本宮市一般会計補正予算(第5号)。 本議案につきましては、市税の決算見込みによる増額、平成29年度決算に伴う繰越額の確定及び普通交付税の確定などに伴う各歳入予算の補正並びに放射能対策関連事業や公共施設の整備・修繕・更新など、市民の安全・安心と、快適な生活環境の維持・向上に資する経費を中心とする歳出予算の補正を行うものであります。 初めに、9月補正予算第5号の内容説明を申し上げます前に、平成29年度の実質収支額から地方自治法第233条の2の規定により、4億円を財政調整基金に繰り入れしましたことを報告させていただきます。 それでは、一般会計補正予算第5号の主な内容でありますが、人件費につきまして、超過勤務手当などの職員手当を補正するものであります。また、減債基金及び財政調整基金への積み立てを行い、計画している各事業への着実な推進と、今後の安定した財政運営を維持するための予算を計上しております。 次に、主な事業の補正内容につきまして、説明を申し上げます。 1つに、教育施設整備といたしまして、平成33年4月に供用開始を予定しております本宮第2保育所の改築にかかる実施設計に要する経費を、2つに、耐用年数が経過しましたサンライズもとみやの舞台つり物装置並びにふれあい文化ホールの空調設備改修に係る経費、3つに、みずいろ公園滞水路のタイル改修及び沢田緑道園路舗装工事に係る経費を、4つに、プリンス・ウィリアムズ・パーク及び英国庭園の来場者の方々へのおもてなしを図るため、物品販売を行う店舗建設に係る経費を、5つに、市道富士内・上沢線、ほか10路線の維持補修工並びに落合5号線ほか3路線の道路改良工事に係る経費並びに孫市・青田原線、白岩字柳内地内ほか4カ所の水路改良工事に係る経費を、6つに、合併支援道路の整備に伴う高木地区公民館の解体工事に係る経費を、7つに、放射能対策関連事業であります公共施設等の汚染土壌運搬業務における、掘り起こし土壌の見込み数量の増加に伴う経費、また、ため池放射性物質対策詳細業務調査に係る経費を、8つに、市民の安全・安心を確保するため、防犯灯の整備に要する経費についてそれぞれ計上いたしました。 この結果、歳入歳出予算のそれぞれに12億403万1,000円を追加するものであります。 第2条繰越明許費につきましては、第2保育所整備事業のほか1件の設定を、第3条地方債の補正につきましては、臨時財政対策債の限度額の変更を行うものであります。 なお、詳細につきましては、総務部長に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 議案第63号 平成30年度本宮市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。 本議案につきましては、平成29年度国民健康保険特別会計決算等に伴い、歳入歳出予算について所要の補正を行うものであります。 初めに、事業勘定でありますが、歳入につきましては、1つに、職員の時間外勤務手当等に係る一般会計繰入金を、2つに、前年度繰越金をそれぞれ補正増するものであります。 歳出の主なものにつきましては、1つに、職員の時間外勤務手当等に係る職員人件費を、2つに、国保システム改修等に係る総務管理費を、3つに、国保財政調整基金への積立金を、4つに、過年度の国保税還付金をそれぞれ補正増し、5つに、歳入歳出の差額の予備費により調整するものであります。 なお、国保財政調整基金につきましては、積立額の目標を3億円としておりましたが、前年度の決算による繰越金から、本補正において1億6,000万円を積み立て、積立総額を3億6,000万円とするものであります。このことにより、国保財政の収支を試算しましたところ、議案第63号資料のとおり今後5年間の想定においては、税率を据え置いた場合においても、基金繰り入れ等により、安定した国保財政運営に資することができると見込んでおります。 なお、収支シミュレーションについては、議案第63号資料をご参照ください。 次に、直営診療施設勘定であります。繰越金が確定したことに伴い、繰越金を基金に積み立てるものであります。 この結果、事業勘定の歳入歳出予算のそれぞれに1億6,589万8,000円を追加し、直営診療施設勘定の歳入歳出予算のそれぞれに685万1,000円を追加するものであります。 なお、本補正予算につきましては、8月21日開催の本宮市国民健康保険運営協議会より、原案のとおり答申を得ておりますことを申し添えさせていただきます。 議案第64号 平成30年度本宮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。 本議案につきましては、後期高齢者医療保険料の増額並びに平成29年度後期高齢者医療特別会計決算に伴い、繰越金の額が確定したことから、所要の補正を行うものであります。 歳入につきましては、1つに、後期高齢者医療保険料を、2つに、前年度繰越金をそれぞれ補正増するものであります。歳出につきましては、1つに、保険料の増に伴い広域連合負担金を補正増し、2つに、後期高齢者医療特別会計の決算に伴い、繰越金が確定したことから、同額を前年度精算金として一般会計に繰り出すものであります。 この結果、歳入歳出予算のそれぞれに、1,303万円を追加するものであります。 続きまして、議案第65号 平成30年度本宮市介護保険特別会計補正予算(第1号)。 本議案につきましては、平成29年度介護保険特別会計決算等に伴い、歳入歳出予算について所要の補正を行うものであります。 初めに、歳入の主なものにつきましては、1つに、介護給付費の国庫及び県支出金の法定割合と支払基金交付金を、2つに、職員の時間外勤務手当等に係る一般会計繰入金を、3つに、平成29年度の決算に伴う繰越金をそれぞれ補正増するものであります。歳出の主なものにつきましては、1つに、職員の時間外勤務手当等に係る職員人件費を、2つに、システム改修に係る介護認定審査会費を、3つに、高額医療合算
介護サービス費請求に係る高額
介護サービス等費を、4つに、自立支援型地域ケア会議の開催に係る地域支援事業費を、5つに、平成29年度介護給付費等の精算に伴う国庫支出金の返還金及び一般会計への繰出金をそれぞれ補正増額し、6つに、平成29年度決算に伴う繰越金等を、介護保険事業の健全かつ円滑な運営を図るために基金へ積み立てるものであります。 この結果、歳入歳出予算、それぞれに8,712万3,000円を追加するものであります。 続きまして、議案第66号 平成30年度本宮市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)。 本議案につきましては、平成29年度の特別会計決算による補正と、汚水管布設替工事費などについて補正を行うものであります。 歳出の主なものは、平成29年度決算を受けての一般会計への繰出金、消費税及び地方消費税を計上するものであります。 歳入の主なものは、これら公課費と整備事業費の財源として、一般会計繰入金の補正と平成29年度決算による繰越金を計上するものであります。 この結果、歳入歳出予算それぞれに、5,158万6,000円を追加するものであります。 なお、詳細につきましては、議案第66号資料をご参照くださいますよう、お願い申し上げます。 続きまして、議案第67号 平成30年度本宮市工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)。 本議案につきましては、平成29年度の歳入歳出決算認定に伴う繰越金を補正するものであります。 その結果、歳入歳出予算それぞれに、13万7,000円を追加するものであります。 続きまして、議案第68号 平成30年度本宮市水道事業会計補正予算(第2号)。 本議案につきましては、収益的収支において、職員手当、配・給水管の維持管理修繕費等の補正増を行うものであります。 次に、資本的収支につきましては、糠沢字作地内の配水管布設工事費の補正増を行うものであります。 この結果、収益的収支につきましては、事業費用を201万1,000円追加し、資本的収支につきましては、資本的支出を1,120万8,000円追加するものであります。 なお、詳細につきましては、議案第68号資料をご参照くださいますよう、お願い申し上げます。 続きまして、報告第8号 平成29年度本宮市継続費精算報告書について。 本報告につきましては、平成29年度に事業が完了し、精算となった一般会計に係る継続費1件について、地方自治法施行令第145条第2項の規定により、報告するものであります。 報告第9号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく平成29年度健全化判断比率及び資金不足比率について。 本報告につきましては、平成29年度の各会計の決算が確定したことにより、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、健全化判断比率及び資金不足比率について、本宮市監査委員の審査に付し、その審査意見書の提出がありましたので、議会に報告するものであります。 初めに、健全化判断比率の4指標につきましては、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、一般会計及び算定対象となる特別会計の収支が黒字でしたので、当該比率の該当はありませんでした。 次に、実質公債費比率は8.3%となり、前年度の比率9.4%から1.1ポイントの改善となりました。この数値は、自主的財政健全化計画における当該年度の計画比率8.4%と比較しますと、0.1ポイント下回り、引き続き改善しているところであります。 また、将来負担比率は77.4%となり、平成28年度比率の93.3%から15.9ポイント減少いたしました。こちらも着実に改善しており、工業団地の定時償還や県振興基金借入金の繰り上げ償還による債務残高の減少が反映したものであります。 また、公営企業に関する資金不足比率につきましては、水道事業会計を初めとし、算定対象となる特別会計について資金に不足はなく、該当はありませんでした。いずれの数値も、国の早期健全化基準を下回っておりますが、今後とも本宮市自主的財政健全化計画を遵守し、各会計において計画的な市債の発行と債務の償還に努め、健全な財政運営を維持しながら、安定した行政運営を進めてまいりたいと考えております。 続きまして、報告第10号 専決処分の報告についてであります。 本報告につきましては、市道の管理瑕疵に伴う事故に係る和解及び損害賠償について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分したので、同条第2項の規定に基づき、報告するものであります。 以上、上程いたしました全議案につきまして、よろしくご審議の上、お認め賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
渡辺由紀雄君) 議長より申し上げます。
提案理由説明の途中でありますが、昼食につき、暫時休憩いたします。 再開は午後1時ちょうどといたします。
△休憩 午後零時04分
△再開 午後零時58分
○議長(
渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き会議を行います。 提案理由の説明を続行いたします。 総務部長。 〔総務部長 柴田久幸君 登壇〕
◎総務部長(柴田久幸君) 命によりまして、議案第62号 平成30年度本宮市一般会計補正予算(第5号)の詳細につきまして、さきに市長より説明申し上げました部分を除き、資料により説明を申し上げます。 議案資料1ページをお開きください。 歳出の主な内容につきまして、細目欄により説明を申し上げます。 まず、第2款総務費、細目1の普通財産管理費は、白岩地内売却予定地の給水管改良及び光が丘住宅団地の公園遊具撤去に要する経費を。細目2の庁舎維持管理費は、万世分庁舎のトイレ改修経費を。情報
ネットワーク管理運営費は、公衆無線LAN環境整備に伴う停電時バッテリー設置等の経費を。細目4の地域情報化推進費は糠沢地区の光ファイバーケーブル移設に係る負担金を。細目1の基金積立金は、ふるさと納税寄附金及び総務管理費寄附金をふるさともとみや応援基金へ積み立て。細目2の固定資産税賦課費、細目5の収納管理費は臨時職員に要する経費を計上するものであります。 続いて、2ページをお開きください。 3款民生費、細目4の障がい者総合支援費は、障がい者医療費国庫負担金、障がい者自立支援給付費の国・県庫負担金過年度精算金を。細目2のスマイルキッズパーク管理運営費は、プリンス・ウィリアムズ・パークのスロープ改修及び案内看板設置に要する経費を計上するものであります。 続いて、3ページをごらんください。 細目1の多世代交流施設維持管理費は、建物内段差解消及び点検通路設置に要する経費を。細目1の児童手当支給費は、児童手当の国・県負担金過年度精算金を。細目2の保育所運営費は、広域保育に要する経費を。細目1の児童福祉施設管理運営費は、児童公園内の老朽化により使用不用となった遊具の撤去に要する経費を。細目1の生活保護費は、
生活保護費国庫負担金過年度精算金を計上したものでございます。 続いて、6款農林水産業費、細目2の農業委員会運営費は、臨時職員に要する経費を。細目5農業構造改善センター管理費は、青田農業構造改善センターのガラス窓枠設置に要する経費を。細目2農業用道水路整備費は、高木用水土地改良区ポンプ設備更新に対する補助金を。 続いて、7款商工費、細目1商工観光費は、本宮市観光物産協会への観光パンフレット印刷製本に対する補助金を。8款土木費、2目土木管理費は、伐採木等粉砕機購入に要する経費を計上するものであります。 続いて、4ページをお開きください。 細目1の公共下水道事業特別会計繰出金費は、汚水処理施設整備に伴う繰出金の増額を。細目1の本宮駅周辺東西アクセス整備費は、本宮駅周辺駐車場整備工事費の増額を計上するものであります。 続いて、10款教育費、細目2の教育総務管理費は、遠藤輝雄奨学基金への繰出金を。細目3の学校施設維持管理費は、和田小学校体育館女子トイレ壁タイル修繕などに要する経費を。細目4の学校施設維持管理費は、本宮第一中学校ソフトボールコート移設、本宮第二中学校側道舗装に要する経費を。細目5の幼稚園施設維持管理費は、和田幼稚園擁壁地盤調査に要する経費を。細目8の私立幼稚園施設型等給付費は、子ども子育て給付金の増額を計上するものであります。 続いて、5ページをごらんください。 細目1の文化芸術振興費は、未来へつなげる市民の集い事業として実施するイベントに要する経費を。細目1の白沢公民館維持管理費は、松沢分館屋根等防水塗装工事費の増額分を。細目2の市民プール管理運営費は、市民プール床暖房システム改修に要する経費を計上したものでございます。 続いて、6ページをお開きください。 歳入の主なものにつきましては、14款国庫支出金、1目民生費国庫負担金は、広域保育等の財源となる児童措置費負担金の増額を計上しており、県支出金においても同様に計上しております。6目放射能対策費国庫補助金は、ため池放射性物質対策に係る交付金を。 続いて、15款県支出金、7目放射能対策費県補助金は、公共施設等除染土壌運搬、除染土の据えつけ及び農業系汚染廃棄物の保管に要する補助金を計上するものであります。17款寄附金は、地域福祉向上のための寄附金及びふるさと納税寄附金並びに市内企業等からの寄附金を。18款繰入金、1項特別会計繰入金は各会計の前年度精算金を計上するものであります。 続いて、7ページをごらんください。 2項基金繰入金は、教育施設等整備事業基金、本宮駅東西自由通路等整備基金及びふるさともとみや応援基金からの繰入金を。19款繰越金は、平成29年度一般会計の決算に伴う繰越金を。20款諸収入、5項雑入は、給食センター協議会の過年度精算金を計上するものであります。21款市債につきましては、臨時財政対策債の減額を計上するものでございます。 以上、詳細説明とさせていただきます。
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△日程第12 決算審査報告
○議長(
渡辺由紀雄君) 次に、日程に従いまして、決算審査報告について、
代表監査委員より報告をお願いいたします。
代表監査委員。 〔
代表監査委員 安田秀一君 登壇〕
◎
代表監査委員(安田秀一君) 決算審査のご報告を申し上げます。 地方自治法第233条第2項及び第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、去る7月26日から8月3日まで決算審査を実施いたしましたので、その概要についてご報告を申し上げたいと思います。 審査に当たりましては、市長より送付されました歳入歳出決算書とその附属書類について、計数の正否を調査し、財政状況、予算の執行状況及び事務処理の適否等の諸般について、関係部署課長等からの説明や関係資料の提出を求めて審査いたしました。 その結果、各会計の決算につきましては、いずれも正確であることを確認いたしました。 また、予算の執行につきましても、各会計とも関係法令に準拠いたしまして、適正、妥当な執行がされたものと認めます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、健全化判断比率及び資金不足比率の審査についても実施いたしました。 その結果、各比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも正確であることを確認いたしましたので、あわせてご報告を申し上げます。 詳細につきましては、審査意見書をご参照くださるようお願い申し上げます。 以上、簡単でありますが、決算審査の報告といたします。
○議長(
渡辺由紀雄君) 次に、議案第61号の調査のため、暫時休憩いたします。 再開は1時15分といたします。
△休憩 午後1時09分
△再開 午後1時11分
○議長(
渡辺由紀雄君) 休憩前に引き続き会議を行います。
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△日程第13 議案第61号の質疑、討論、採決
○議長(
渡辺由紀雄君) 日程に従いまして、議案に対する質疑を行います。 それでは、議案第61号について質疑を行います。 8番、円谷長作君。
◆8番(円谷長作君) では、議案第61号の補正予算について質問いたします。 11ページのほうに、防災通信施設管理費1,746万4,000円が計上されております。中身からすると、防災通信施設整備工事ということで上がっておりますけれども、先ほどの
提案理由説明の中では、市内の各企業におきましてもということで説明がありましたので、まずはこの1,746万4,000円という金額の算出根拠、
防災行政無線戸別受信機を何台、それから市内の企業というと何社分を想定しているのか、これについてお伺いいたします。 それから、2つ目には、この戸別受信機なんですけれども集会所には今現在は設置されておりません。集会所を使用している団体でも必要とするところがあるんじゃないのかなと思います。 それから、
自主防災組織をそれぞれの地域でつくるように今動いていて、私の住んでいる本宮10区についても昨年、
自主防災組織がつくられました。その結果なんですけれども、防災組織の設置場所、災害が想定されるときに設置場所は個人の住宅に考えております。というのは、集会所には固定電話がありません。それから
防災行政無線戸別受信機も入っていないと。情報そのものが届かないので個人の家と。ところが個人の家になっちゃうと家族の関係とか、それから住宅の面積、広さ、こういったものに七、八人の役員が集まるということになると大変なんで、できるならば集会所を使用したいという意見がございます。 ところが、先ほど申し上げましたように集会所には
防災行政無線戸別受信機も入っていないと。ところが電話については、今ほとんどの方々が携帯電話を持っているので電話のやりとりはできると。だとすれば集会所で必要とする町内会については、この戸別受信機を設置することを考えるべきじゃないのかということが2点目。 それから、3点目には、先ほどの市長からの
提案理由説明でも災害関連情報は一般住宅と同様に市内の各企業におきましても、非常時の安全確保などの対応に万全を期していくと。一般住宅と同様ということですので、なぜこの時期に補正で組まなくてはならなかったのか。本来これは当初予算で一般住宅と同じにやるべきではなかったのかというふうに思いますので、その辺の考え方についてお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
渡辺由紀雄君) 市民部長。
◎市民部長(鈴木弘治君) それでは、ただいまの議員のおただしにお答えさせていただきたいと思います。 まず、今回の補正予算に対します設置台数、それから積算根拠ということでございます。 まず、設置台数につきましては、市内の企業、事務所等を有している、法人登記をしてある会社等につきまして設置をしたいということで、7月1日現在で910の企業、事業所等がございます。そのうち、希望する企業に対して無償配布を行いたいと考えております。 今回の予算の積算台数につきましては、1,000台を予定しておりまして、そのほか設置配付費用も込みの金額となっているものでございます。 次に、2点目の集会所への防災ラジオの設置はということでございます。議員おただしのとおり、防災情報については市民の皆様に広く発信することが重要だと、また、市民の皆様が行政情報等を得る機会を得ることが重要だと考えておりまして、集会所への設置に関しましては、希望する行政区の集会所への設置を進めさせていただければと思います。 また、現在、行政区の集会所につきましては105カ所というふうに把握をしておるところでございます。 最後のご質問でございます。当初予算の段階で今回の企業の分も予算措置すべきではなかったのかということでございました。まず、当初の予算編成の段階におきまして、企業への配布につきましては従来の有償配布ということで予定をしており、配付台数も実績を踏まえた台数を見込んでおりました。ただし、昨今の国内における災害発生状況を踏まえますと、防災情報や災害情報につきましては、迅速かつ正確な情報を広く伝達することが重要と考えたところでございます。 また、市内の事業所や会社企業につきましては、市長の説明にもありましたとおり、市民の皆様が勤務している事業所等も数多いことも踏まえまして、防災情報等を迅速に伝えることで防災に対する早期行動の支援につながることから、企業等への無償貸与を行いたいと考えたところでございます。 本来、当初予算で措置し、計画的かつ一体的な事業実施を図るべきところでございましたが、今回の補正予算措置となりましたことを先ほど申し上げました内容からご理解いただき、また、おわびを申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
渡辺由紀雄君) 8番、円谷長作君。
◆8番(円谷長作君) 3点ほど質問いたしまして、中身的には了解いたしましたけれども、もう一言だけ言わせていただきたいと思います。 防災情報、これは必要性があって戸別受信機を設置するのであって、有償、無償の問題ではないというふうに思っております。これはもう当然、必要なところに設置して、本当に人の命を守るということを行政として心がけていかなければならないのであって、当然こういった必要なものであって、今回この補正予算についても先議をかけてきょう初日にやるというのも、そういう意味合いがあるんだろうと思います。早く設置するためにと。だとするならば、こういったものについては、予算上の問題ではなくて、有償、無償の関係ではなくて、やるものについては当初予算で早急にやるべきだと。 一般質問でも取り上げようと思っていたんですけれども、ちょっと余計な話なんですけれども、災害について忘れたころにやってくるというのは、寺田寅彦さんという学者の言葉のようであります。ところが、最近の災害は忘れる前にやってくると。そして、その災害がいつ、どこで、どんな災害が出てくるかわからないのが現状だというふうに思っております。 きょうも台風が近づいてきて、福島県には今晩あたりから近づいてくるとか、これらも含めてそういった情報をいかに住民に伝達するというためには、こういった情報の手段として必要なので、これは有償、無償にかかわらず行政としてやるべきだというふうに思っておりますので、ぜひそのような方向でお願いしたい。先ほどの回答で、大体満足しているんですけれども、一言だけつけ加えさせていただきます。
○議長(
渡辺由紀雄君) 19番、渡辺秀雄君。
◆19番(渡辺秀雄君) 関連でちょっとお聞きします。 今回の補正計上は、企業等法人登記が4月1日現在で910件あると。それと、集会所等の105件相当を見込んで1,000台の予算を計上したということなんですが、ただ説明の中で、今までの
防災行政無線戸別受信機の企業関係の実績を見込んで当初数量を載っけていたということなんですが、8番議員も安全・安心というか、そういう非常時の情報伝達に対しての安全確保のためにということで、今回導入する事業なんですが、法人登記となっていなくても一般家庭には当然配置になると。でも個人企業とか何かでなさっていて、いろいろな形で客と接待するというか、そういう仕事をしていらっしゃる方もいますよね。だから、市民の安全を確保ということであれば、情報の伝達はやはり速やかにするということであれば、企業ばかりではなくていろいろな形のケースが出てくると思うんです。今回、補正に対応している台数というのは、今後そういう場所にも対応できる数量だと思っていらっしゃるのか、大丈夫だという確信のもとに計上しているのか、その辺だけ確認させてください。
○議長(
渡辺由紀雄君) 市民部長。
◎市民部長(鈴木弘治君) 今の議員のおただしにお答えさせていただきます。 市としましては、そうした特殊な個別の案件につきましては、相談をいただきながらできる限り、今、議員お話の内容のような対応に努めていきたいというふうに考えております。
○議長(
渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 質疑ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 議案第61号につきましては、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 それでは、日程に従いまして、議案の採決を行います。 お諮りいたします。 議案第61号 平成30年度本宮市一般会計補正予算(第4号)については、討論を省略して採決するに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議ないものと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり決するに異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり可決確定をいたしました。
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△日程第14 請願・陳情の委員会付託
○議長(
渡辺由紀雄君) 次に、日程に従いまして、請願・陳情の委員会付託を請願・陳情文書表によって行います。 請願・陳情文書表を配付いたさせます。 〔請願・陳情文書表配付〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(
渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。 それでは、書記をして朗読いたさせます。 〔書記朗読〕