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12月06日-01号

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  1. 本宮市議会 2016-12-06
    12月06日-01号


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    平成28年 12月 定例会(第6回)          平成28年第6回本宮市議会定例会会議録(第1日目)◯議事日程(第1号)                   平成28年12月6日(火)午前10時開会     開会宣告日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 諸報告日程第3 会期の決定日程第4 議会広報特別委員長報告日程第5 総務文教常任委員長報告日程第6 生活福祉常任委員長報告日程第7 産業建設常任委員長報告日程第8 本宮駅周辺整備検討特別委員長報告、質疑日程第9 諮問第2号上程、提案理由説明、質疑、討論、採決日程第10 議案第93号から報告第12号まで一括上程日程第11 提案理由説明◯本日の会議に付した事件  議事日程に同じ◯出席議員(20名)     1番  斎藤雅彦君      2番  石橋今朝夫君     3番  三瓶幹夫君      4番  菅野健治君     5番  橋本善壽君      6番  三瓶裕司君     7番  後藤省一君      8番  円谷長作君     9番  根本七太君     10番  山本 勤君    11番  渡辺善元君     12番  川名順子君    13番  國分義之君     14番  伊藤隆一君    15番  川名正勝君     16番  作田 博君    17番  渡辺忠夫君     18番  国分勝広君    19番  渡辺秀雄君     20番  渡辺由紀雄君◯欠席議員(なし)◯説明のため出席した者  市長       高松義行君   副市長      佐々木広文君  教育長      原瀬久美子君  総務部長     渡辺正博君  市長公室長    鈴木弘治君   市民部長     坂上清彦君  保健福祉部長   武田正利君   産業部長     柴田久幸君  建設部長     橋本久雄君   白沢総合支所長  移川善弘君  放射能除染・モニタリングセンター所長           武田与司弘君  会計管理者    渡辺正彦君  教育部長     後藤 章君   総務部次長兼総務課長                            渡辺豊和君  総務部次長兼財政課長       市民部次長兼市民課長           増子宗一君            武田佳久君  保健福祉部次長高齢福祉課長   産業部次長兼農政課長           三瓶 隆君            菅野秀昭君  建設部次長まちづくり推進課長  教育部上席参事教育総務課長           高橋朋久君            矢吹誠司君◯事務局職員出席者  議会事務局長   安田 章    主幹兼局長補佐兼議事係長                            橋本信人  主任主査     根本寛子    副主査      宇田寛之 △開会 午前10時00分 △開会及び開議の宣告 ○議長(渡辺由紀雄君) おはようございます。 ただいまより平成28年第6回本宮市議会定例会を開会いたします。 出席議員が定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、会議録署名議員を指名いたします。   9番 根本七太君  10番 山本 勤君 を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 諸報告 ○議長(渡辺由紀雄君) 会議に先立ち、議長より申し上げます。 福島民報社、福島民友新聞社、FM Mot.Comもとみやより、本日の会議取材のため録音、撮影等の許可申し出があり、本宮市議会傍聴規則第8条の規定に基づきこれを許可いたしましたので、ご了承願います。 次に、日程に従いまして諸般の報告を行います。 まず、議長より申し上げます。 去る11月21日、大玉村において南達地域振興協議会総会が開催され、事業報告、決算報告、事業計画、会計予算がそれぞれ承認されました。総会終了後、持続可能な地域をつくるためにと題して、ふくしま自治研修センター教授より講演を受講したところであります。 次に、11月25日、あだたら環境共生センターにおいて平成28年第3回安達地方広域行政組合議会11月定例会が開催され、安達地方広域行政組合議会議員3名とともに出席いたしました。議案は、決算の認定について及び平成28年度安達地方広域行政組合一般会計補正予算(第2号)の2件であり、いずれも原案のとおり可決されました。 なお、これら資料については議会事務局図書棚に保管しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、市長より報告があります。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) おはようございます。 議員の皆様方におかれましては、第6回市議会定例会師走議会にご参会賜りましたことを御礼申し上げたいと思います。 それでは、諸報告4件を申し上げます。 まず、平成28年産米の全量全袋検査の状況についてであります。 本市の地域農業再生協議会では、平成28年産米の全量全袋検査を、早場米である五百川米の検査を開始した8月26日より行っております。 今年度の検査体制につきましては、昨年と同様、JAふくしま未来本宮倉庫アルス株式会社第3工場の2カ所に検査機4台を配置し運用しておりまして、11月30日までに23万袋の全量全袋検査を実施いたしました。測定結果は、全ての米袋において放射性セシウムが基準値未満でありました。 主食用米から飼料用米への生産転換に伴いフレコンバッグによる検査が増加傾向にありますが、本年度も昨年同様、約23万5,000袋の検査が見込まれております。 なお、生産者を初め関係者のご理解とご協力により、現在まで大きな問題もなく検査がスムーズに進んでいるところであります。検査のピークも過ぎまして検査の申し込み件数も少なくなってまいりましたことから、12月9日をもちまして、検査場はアルス株式会社第3工場1カ所の1台に集約する予定でございます。例年、年内いっぱいは検査の申し込みがございますので、今後も検査体制を整えて対応してまいりたいと思っております。 報告の2番目であります。 浅草寺での観光物産展の開催について、11月26日と27日の両日、東京浅草の浅草寺境内で観光物産展を開催いたしましたので、報告いたします。 これは、浅草の浅草寺様から東日本大震災復興支援としてお話をいただきまして、昨年に引き続き、本宮市、二本松市、大玉村の3市村で構成いたします安達地方観光物産振興協議会と福島県が、福島県と安達地方の観光物産展と題して、震災や原発事故の風評払拭に向け観光情報や食の魅力などをPRしたものであります。 当日は、31事業者が参加し、本市からは本宮産品首都圏販売促進協議会に加入している16の事業所と商工会青年部東京もとみや会が出店し、各ブースで農産品や特産品を販売いたしました。なお、初日の開会式では、本市から浅草寺様にトロロイモを記念として贈呈いたしました。 両日とも出店中は天候に恵まれ多くの観光客が訪れたことから、首都圏における本市の魅力の情報発信ができたものと考えております。 なお、売り上げにつきましては約530万円でありました。さらには、本宮市商工会や自衛隊父兄会の皆様が応援に駆けつけてくださったところであります。関係者の皆様に感謝を申し上げます。 続きまして、あだち地域農業振興協議会トップセールスについてであります。 安達地方の3市村とJAふくしま未来安達地区本部で組織しておりますあだち地域農業振興協議会では、例年、安達地方の農産物の消費拡大と風評の払拭を目的といたしましてトップセールスを行っております。本年は、11月28日、29日の2日間、初めての取り組みとして、3首長がそろって北海道札幌市内においてトップセールスを行ってまいりました。 まず、28日には、北海道庁並びに4つの取引業者と情報交換をさせていただきました。道内では、以前よりどうべい事業協同組合さんを中心として取引をいただいておりましたが、原発事故の影響により一時取引がなくなりました。その後、平成24年産米から取引を再開させていただいており、年々取引数量がふえてきているところであります。 29日には、札幌市近郊の大手スーパーの店内に立ちまして、店を訪れるお客様に炊きたてのご飯を試食していただきながら安達地方の米のおいしさをPRいたしました。店内ではとてもおいしいと好評を得まして、その場でお買い上げいただいた方も多数ございました。 今後も、さらなる消費拡大に向けまして、安達地方の米のおいしさをPRしながら販路拡大に努めてまいりたいと考えております。 次に、諸報告の4番目、平成28年度もとみや出会いサポート事業についてであります。 本年度の重点事業として取り組んでおりますもとみや出会いサポート事業につきまして、去る12月4日に、第1回婚活パーティーもとみやクリスマスファンタジーを、男女各15名、合計30名の参加のもと、専門業者に委託し開催いたしました。パーティーでは、1対1の自己紹介やランチビュッフェ、ミニゲーム、フリータイムなどを通して6組のカップルが誕生いたしました。 なお、パーティーに先立ち、10月30日には地域や家族の方々の理解と協力をいただくことを目的とした婚活サポーターセミナーを開催し、42名の方々に出席をいただいたところであります。11月25日に独身男性向け事前セミナーパーティー当日に独身女性向けセミナーをそれぞれ開催いたしました。 今後は、今年度第2回目のパーティーとしまして、バレンタインパーティーinもとみやを2月5日に開催することといたしておりますので、報告いたします。 以上、報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。----------------------------------- △日程第3 会期の決定 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、会期及び日程(案)を配付いたさせます。     〔会期及び議事日程(案)配付〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。 それでは、さきに議会運営委員会において会期及び日程(案)について作成いたしておりますので、委員長より報告いたさせます。 11番、渡辺善元君。     〔議会運営委員長 渡辺善元君 登壇〕 ◆議会運営委員長(渡辺善元君) おはようございます。 それでは、平成28年第6回本宮市議会定例会の会期及び日程について議長より諮問がありましたので、去る11月29日午前9時30分より第1常任委員会室において議会運営委員会を開催し、会期及び日程(案)を作成いたしましたので、報告いたします。     〔第6回本宮市議会定例会会期及び日程(案)を朗読〕 ◆議会運営委員長(渡辺善元君) 何とぞご審議の上ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告といたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 ただいまの委員長報告のとおり会期を決定するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、報告のとおり決定いたしました。----------------------------------- △日程第4 議会広報特別委員長報告 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして委員長報告を行います。 初めに、議会広報特別委員長より報告を求めます。 4番、菅野健治君。     〔議会広報特別委員長 菅野健治君 登壇〕 ◆議会広報特別委員長(菅野健治君) おはようございます。 議会広報特別委員会が10月31日に岩手県金ケ崎町議会において調査研修いたしましたので、その概要について報告いたします。 金ケ崎町議会では、議長初め、ことし3月に特別委員会から常任委員会となった議会広報常任委員の出席をいただきました。 金ケ崎町は、岩手県の南内陸部に位置し、北は北上市、東西南は奥州市と接しています。面積は約180平方キロメートル、人口は約1万6,000人の町で、県内最大規模の工業団地を有し工業出荷額は県内トップクラスであり、東北の市町村の中でも屈指の出荷額を誇っています。 議会広報紙「議会だより かねがさき」は、昭和61年11月に創刊され、現在までに120号を数えており、編集は7名の議会広報常任委員を中心に行っております。 金ケ崎町議会は、各種広報の研修会に積極的に参加するだけでなく、地方の新聞社に赴き広報紙をプロの目で診断してもらうなど、精力的に広報紙づくりに取り組んでいます。全国町村議会広報コンクールでも、平成25年度に最優秀賞、平成26年度、27年度に優秀賞と10年以上連続での入賞を果たしており、まさに全国トップクラスの広報紙です。 掲載内容は、見開きの特集記事、定例会・臨時会の概要、議案審議の経過、請願・陳情審査、一般質問、追跡記事、委員会活動報告等です。表紙写真は、双子ちゃんシリーズ、金ケ崎のまつりシリーズなどシリーズ化されており、裏表紙には、広報委員の編集日記のほかに、町民の活躍を取り上げる「ぴかっとひかる人」シリーズ、表紙写真にまつわるエピソードなどを紹介する「表紙の写真によせて」が掲載されています。その他にも、見開きの特集記事やまちの声のページなど紙面の至るところにたくさんの町民が登場し、議会だよりをより身近なものにしています。 一般質問の掲載は1議員1ページであり、原稿は質問部分と答弁部分を合わせて700字から800字程度で一般質問者が作成しております。 編集に当たっては、中学生が読んでも理解できるように議論の中身をかみ砕いて編集し、また文字ばかりにならないように記事の配分を、文章3分の1、写真3分の1、見出しと余白で3分の1を目安に編集しています。発行日は、9月定例会号を除きまして定例会翌月の第一木曜日となっており、より早く町民の手に届けるスピード発行に取り組んでいます。 議会広報紙のほかにも、定例会の日程や一般質問について周知するための議会広報お知らせ版を発行し、行政区回覧や主要な公共施設に掲示するなどして議会傍聴を促しております。委員の皆さんの広報紙の重要さを深く認識し熱心に編集に取り組まれている姿勢は、大いに参考となるものでありました。 研修を終えて開催しました11月10日の委員会では、委員から、本市で実施している傍聴感想の掲載は、傍聴者に快諾していただけないこともあり、アンケートや各種団体の活動紹介などそれにかわるものを検討しては。本市議会の広報は字が多いと指摘されたので、写真や余白など金ケ崎町の記事配分を参考にしてみては。来年の議会構成の変更を見据え、広聴分野を担当する委員会として広報広聴常任委員会としてもよいのではないかなどの意見が出されました。 今回の研修で学んだことを、読んでいただける議会だより発行のために今後の編集に生かしてまいりたいと考えております。 以上、広報特別委員会調査研修報告といたします。-----------------------------------
    △日程第5 総務文教常任委員長報告 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、総務文教常任委員長より報告を求めます。 8番、円谷長作君。     〔総務文教常任委員長 円谷長作君 登壇〕 ◆総務文教常任委員長(円谷長作君) おはようございます。 去る9月開催の定例会において当総務文教常任委員会が閉会中継続調査の申し出をいたしました新年度予算編成に伴う所管事項調査について調査を行いましたので、その経過と結果をご報告いたします。 初めに、10月14日に調査を行いましたPTAとの意見交換会については、各小・中学校のPTA会長などと、子どもたちの学力向上や備品の更新などについて意見交換を行いました。 続きまして、11月4日に開催いたしました委員会において、平成29年度の予算編成に対する要望事項などを取りまとめるため執行部の出席を求め調査を行いましたので、ご報告いたします。 まず、総務部所管では、委員が合併算定及び人口減少に伴う普通交付税の減少の詳細についてただしたのに対し、執行部からは、普通交付税は合併による一本算定により平成28年度から段階的に減少し、完全一本算定に移行する平成33年度には約3億2,000万円が減少することとなり、加えて人口減少の影響で約7,000万円が減少するとの答弁がありました。 次に、市長公室所管では、委員が都市交流事業のうちイギリス庭園整備を契機とした国際交流は子どもたちの交流も想定しているかとただしたのに対し、執行部からは、子どもたちの国際交流を含めて想定しており、人材育成につなげたいとの答弁がありました。さらに、委員からは継続した交流に努めていくべきであるとの意見がありました。 次に、教育部所管では、委員が指導力向上のための教職員研修の内容についてただしたのに対し、執行部からは、市内小・中学校の教職員全員を対象に研修を実施している。内容は全般的なものと各教科に特化したものがあり、年間全5回程度開催する中から各教職員が選択して参加する仕組みとなっているとの答弁がありました。 その後、内容の検討を行い、全委員の意見の一致を見た次第であります。 主な要望事項としましては、業務量に応じた人員の確保と適正配置を図るとともに各種職員研修を充実させ、職員の資質向上を図ること。合併算定に伴う普通交付税の段階的な縮減影響を踏まえ、社会情勢の変化やこれらに伴う多様な行政需要に的確に対応するため、国・県などの特定財源の確保に努めるとともに、自主的財政健全化計画に基づき適正な財政運営を行うこと。移住・定住の促進を図るための支援活動、情報発信を行い人口増対策の推進を図ること。本宮第二中学校環境整備事業及び第二保育所、第三保育所の耐震化事業について着実に整備を進めること。校外学習などの地域について学ぶ機会を充実させる対策を講じること。社会教育施設などの耐震化に向け施設の耐震診断を計画的に進めること。 なお、予算要望事項の詳細につきましては、お配りいたしました総務文教常任委員会が所管する事項をご参照いただきますようお願い申し上げます。 以上で総務文教常任委員会の報告といたします。----------------------------------- △日程第6 生活福祉常任委員長報告 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、生活福祉常任委員長より報告を求めます。 6番、三瓶裕司君。     〔生活福祉常任委員長 三瓶裕司君 登壇〕 ◆生活福祉常任委員長(三瓶裕司君) おはようございます。 去る9月開催の定例会において当生活福祉常任委員会が閉会中継続調査の申し出をいたしました新年度予算編成に伴う所管事項調査について11月14日に調査を行いましたので、その経過と結果を報告いたします。 平成29年度予算編成に対する要望事項の取りまとめに当たっては、執行部の出席を求め調査を行いました。 まず、市民部所管では、委員が国保の医療費の動向と医療費抑制のための取り組みについてただしたのに対し、執行部からは、最新の医療は高度化されており、カテーテル手術や新しい医薬品が高額で、今年度約半年間で5,200万円ほど医療費が伸びている。データヘルス計画に基づき、保健福祉部と連携し保健指導等について推進していきたいとの答弁がありました。 また、委員が防犯灯の設置についてただしたのに対し、執行部からは、防犯灯の設置箇所は地区の防犯協会で優先順を決定し、年次計画で設置しているとの答弁がありました。 また、委員が高齢者の運転免許自主返納公共交通機関の利用促進についてただしたのに対し、執行部からは、警察と連携し、免許更新の際にチラシを配付するなど制度の周知を図りたいとの答弁がありました。 次に、保健福祉部所管では、委員が障がい者施設の不審者対策の支援についてただしたのに対し、執行部からは、国や県からの情報を各社会福祉施設や団体に提供するなど支援していきたいとの答弁がありました。 次に、放射能除染モニタリングセンター所管では、委員が防災無線での環境放射線量測定値の放送についてただしたのに対し、執行部からは、環境放射線量についてはNHKや各放送機関でも放送されており、市の今後の方針について内部の復興会議などで検討したいとの答弁がありました。 その後、平成29年度予算編成に対する要望内容の検討を行い、全委員の意見の一致を見た次第であります。 主な要望事項としましては、医療費の伸び等に対して改定後の税率改定基本方針に基づき被保険者の過度の税負担が生じぬよう、公平・公正を鑑み、市の財政支援による激変緩和措置を継続すること。公共交通体系の推進について、運転免許を自主返納した高齢者等、交通弱者の利便性の向上を図るとともに利用者の増加に努めること。市民生活の安全対策の充実について、高齢者の運転免許自主返納を推進し、制度の周知と支援に努めること。防犯灯の効果的な設置のため、設置基準等を見直し計画的な設置促進を図り、安全・安心なまちづくりに努めること。子ども・子育て支援事業について、高校生相当まで拡大された子ども医療費助成制度については、恒久的な補助財源が不透明な中、制度の維持と適正な助成に努めること。住宅除染事業について、中間貯蔵施設への除去土壌の輸送が完了するまで適切に仮置き場の維持管理を行うとともに、早急な搬出完了に向けて必要な対策を講じること等であります。 なお、予算要望事項の詳細につきましてはお配りいたしました要望書をご参照いただきますようお願い申し上げます。 最後に、11月24日に地域包括支援センターとの意見交換会を実施し、各事業所の活動状況や今後の課題などについて意見交換を行いました。 以上で生活福祉常任委員会の報告といたします。----------------------------------- △日程第7 産業建設常任委員長報告 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、産業建設常任委員長より報告を求めます。 7番、後藤省一君。     〔産業建設常任委員長 後藤省一君 登壇〕 ◆産業建設常任委員長(後藤省一君) おはようございます。 去る9月開催の定例会において当産業建設常任委員会が閉会中継続調査を申し出いたしました新年度予算編成に伴う所管事項調査について、10月27日に本宮市商工会との意見交換会を実施し、商工会の現状や課題に対する意見交換を行いました。また、11月11日に執行部の出席を求め平成28年度予算の進捗状況の調査を行いましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 初めに、建設課及び産業建設課の事項について、委員が橋梁長寿命化計画の中で橋梁を点検しているが市内の危険箇所は何カ所あるのかとただしたのに対し、市内の橋は大小合わせて178あり、その中で約40の橋について修繕が必要となっており、危険度の高い箇所から修繕を行っていくとの答弁がありました。 次に、まちづくり推進課所管の事項について、委員が市道万世・中條線道路改良事業の完成予定はいつごろかとただしたのに対し、年度区切りの事業計画にのっとっており、用地取得であと3年はかかる。工事については着工すれば1年で完了する予定であるとの答弁がありました。 次に、産業部商工観光課の所管事項について、委員が観光物産について二本松市、大玉村と連携したPRを考えるべきではないかとただしたのに対し、物産展については東京の浅草寺では安達地域の2市1村と福島県で連携して行っている。観光については地域で広域的に連携するよう国はかじを切っており、本市も二本松市、大玉村と協議をしている段階であるとの答弁がございました。 続いて、農政課の所管事項について、委員が鳥獣被害対策実施隊の隊員が高齢化しており隊員確保のため市が育成を支援するべきではないかとただしたのに対し、新たな隊員確保やわなの設置方法などの研修の支援について課題はあると認識しているとの説明がありました。 続きまして、平成29年度の主要事業や計画、懸案事項などについて調査を行い、本委員会として平成29年度予算編成に対する要望について取りまとめ、執行部に提出することについて全委員の意見の一致を見たところであります。 要望事項といたしましては、産業部、農業委員会に対して、新規創業者に対し金融機関や国・県などと連携を図りながら創業支援等を行うこと。原発事故による風評被害等を払拭するため広域的な連携を図りながら観光物産の振興を図ること。国の耕作放棄地解消対策に呼応しながらその解消に向けて努力すること。鳥獣被害対策実施隊の人員確保のために後継者の育成を支援すること。 次に、建設部に対して、道路要望箇所の実施に当たっては重要度や危険度、交通量、地域性等を精査し、優先順位を明確にして着手し早期整備に努めること。財政健全化計画との整合性を図りながら、社会資本整備総合交付金事業を活用した本宮駅周辺東西アクセス整備を推進すること。五百川駅周辺の整備事業の促進を図ること。集中豪雨に対応するため、万世・千代田地区などの浸水被害軽減に係る本宮市排水対策基本計画の策定を検討することであります。 なお、予算要望事項につきましてはお配りしました産業建設常任委員会が所管する事項をご参照いただきますようお願い申し上げまして、当常任委員会の報告といたします。----------------------------------- △日程第8 本宮駅周辺整備検討特別委員長報告、質疑 ○議長(渡辺由紀雄君) 次に、本宮駅周辺整備検討特別委員長より報告を求めます。 10番、山本勤君。     〔本宮駅周辺整備検討特別委員長 山本 勤君 登壇〕 ◆本宮駅周辺整備検討特別委員長(山本勤君) おはようございます。 本宮駅周辺整備検討特別委員会を平成28年10月14日に開催いたしましたので、その経過と結果について報告いたします。 今回の委員会では、9月23日開催の全員協議会で執行部から協議依頼がありました都市再生整備計画事業の詳細について執行部の説明を求め、各委員から質疑や意見が出されました。 委員が前回話があった立体駐車場を今回の都市再生整備計画の中に取り込むことは可能かとただしたのに対し、執行部から、これから補助制度を調べるが、できれば都市再生整備計画の中に位置づけ、5年間の事業の中で完成できるような計画としていきたいとの答弁がありました。 また、駐車場については現在どの程度まで進んでいるのかとただしたのに対し、執行部から、担当部局で配置図を描いて検討しており、通路や区画の配置がうまくとれる敷地の形状でないと効率が悪いことがわかったので、これから専門業者のアドバイスを受けるところまで来ている。補助制度については一番効率のいいものを探している段階であるとの答弁がありました。 また、新たに駐車場をつくるとなれば総事業費が変わるので償還計画も変えていかなければならない、いつどのような形で示せるかとただしたのに対し、執行部から、今後の駐車場整備費の積算にもよるが、国へ都市再生整備計画の変更を申請するのは年に2回と決まっている。今からであれば来年の10月ごろになると思われるとの答弁がありました。 また、整備計画を半径1キロメートル以内に見直すとの話であるが、この範囲から外れた地域はどのような影響が出てくるのかとただしたのに対し、執行部から、範囲外を整備しないということではなく、都市再生整備計画第3期が考えられるとすれば新たな整備区域を設定して取り組んでいくという考え方になるとの答弁がありました。 また、地域交流センターでの住民票発行など行政サービスの取り扱いの話は出なかったのかとただしたのに対し、執行部から、自動交付機の設置を検討したが、かなりの費用がかかるため機械による自動発行は難しい。自由通路ができれば市役所も近くなるので、人を配置してまでの証明書発行等は検討していないとの答弁がありました。 また、地域交流センター1階に放送室があり事務所も1つなので、Mot.Comに2階、3階の管理を任せるのか、また観光案内、物販スペースに管理者などはいないのかとただしたのに対し、執行部から、建物の管理は指定管理を前提に検討している。観光案内なども含め、施設全体を有効に利活用できる団体に管理をお願いしたいとの答弁がありました。 また、1階部分はパンフレットを置いて、来た人に見てもらうだけなのかとただしたのに対し、観光案内、物産販売については観光物産協会からの人員配置も考えられるとの答弁がありました。 また、委員から、観光案内より婚活や就職関係の相談窓口を設置するのもよいのではないかとの提案もありました。 以上のことを踏まえ協議した結果、地域交流センター(仮称)の建設については配置計画図(素案)のとおり東口へ建設することが妥当と思われる。地域交流センター(仮称)の建設に当たり利用者の駐車場の確保を図ること。駐車場を建設する際は早期に費用及び償還計画を含めた事業計画を作成し、議会に協議すること。駐車場の確保を含め、都市再生整備計画事業については常に財政健全化を図り事業費が大幅に増加することがないよう執行することなどについて議長に報告し、議長から執行部へ協議結果を回答していただくことと決しました。 以上、本宮駅周辺整備検討特別委員会の報告といたします。 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 当特別委員会は議長を除く全員で設置されておりますので、議会の運営に関する基準第97の規定により特別委員長に対する質疑を省略したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を省略することにいたします。----------------------------------- △日程第9 諮問第2号上程、提案理由説明、質疑、討論、採決 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、日程に従いまして諮問第2号の案件を配付いたさせます。     〔諮問第2号の案件配付〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 配付漏れなしと認めます。 ただいま配付いたしました諮問第2号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 それでは、諮問第2号を上程いたします。 書記をして朗読いたさせます。     〔書記朗読〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) それでは、諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由の説明をさせていただきます。 本諮問につきましては、國分八重子氏が平成29年3月31日をもちまして人権擁護委員として4期12年の任期を満了いたしますことから、後任の人権擁護委員として本宮市長屋字作之介15番地の大内俊子氏を人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき法務大臣に推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。 なお、大内俊子氏の略歴につきましては諮問第2号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(渡辺由紀雄君) それでは、諮問第2号について質疑を行います。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 質疑を打ち切りたいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、質疑を打ち切ることにいたします。 お諮りいたします。 諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、討論を省略して採決するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議なしと認め、本案は原案のとおり同意することに決しました。----------------------------------- △日程第10 議案第93号から報告第12号まで一括上程 ○議長(渡辺由紀雄君) お諮りいたします。 議案第93号から報告第12号まで一括上程したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(渡辺由紀雄君) 異議ありませんので、一括上程いたします。 それでは、書記をして朗読いたさせます。     〔書記朗読〕----------------------------------- △日程第11 提案理由説明 ○議長(渡辺由紀雄君) 提案理由の説明を求めます。 市長。     〔市長 高松義行君 登壇〕 ◎市長(高松義行君) それでは、議案第93号から報告第12号まで一括して提案理由の説明を申し上げます。 議案第93号 専決処分の承認を求めることについて。 本議案につきましては、公用車との交通事故により損傷した相手方の車両の修繕について緊急に対処するため、地方自治法第179条第1項の規定により和解及び損害賠償額の決定について専決処分をしたので、同条例3項の規定に基づき議会に報告し、承認を求めるものであります。 内容につきましては、交差点を直進しようとした公用車が走行中の相手方の車両に接触し、相手方の車両を損傷及び運転手が負傷した事故につきまして、本市が対物に関する過失割合を80%として、その損害額53万8,206円を賠償することで和解したものであります。 議案第94号 本宮市定住促進住宅条例制定について。 本議案につきましては、雇用促進住宅しらさわ宿舎の取得に伴い、平成29年4月1日から本宮市の定住促進住宅として管理していくため、条例を制定するものです。 この定住促進住宅は、人口の増加及び定住促進を図るため、通常の公営住宅による住宅とは違い、所得制限を設けない住宅として新たに管理していくものであります。 議案第95号 本宮市議会議員及び本宮市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公費負担に関する条例及び本宮市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、公職選挙法施行令の一部改正を踏まえ、本宮市議会議員及び本宮市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成並びに本宮市長の選挙における選挙運動用ビラの作成に係る公費負担の限度額を改定するため、条例の一部を改正するものであります。 なお、この条例は公布の日から施行し、改正後の規定は施行日以降その期日を告示される選挙について適用し、施行日の前日までにその期日を告示された選挙については、なお従前の例によるとするものであります。 議案第96号 本宮市議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、10月に出されました福島県人事委員会勧告に基づき、職員の勤勉手当の年間支給割合を引き上げることに準じ、議会議員の期末手当の年間支給割合を3.1月分から3.2月分に0.1月分引き上げるため、条例の一部を改正するものであります。 第1条においては、今年度の12月期の支給割合を0.1月分引き上げ、第2条は、次年度以降の支給について6月期と12月期に分けて支給割合を調整するものであります。 なお、改正の施行期日につきまして、第1条の規定による期末手当支給月数の引き上げは平成28年12月1日に遡及して適用し、第2条の規定による期末手当支給割合の調整は平成29年4月1日から施行するものであります。 議案第97号 本宮市長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、10月に出されました福島県人事委員会勧告に基づき、職員の勤勉手当の年間支給割合を引き上げることに準じ、私、副市長及び教育長の期末手当の年間支給割合を3.1月分から3.2月分に0.1月分引き上げるため、条例の一部を改正するものであります。 第1条においては、今年度の12月期の支給割合を0.1月分引き上げ、第2条は、次年度以降の支給について6月期と12月期に分けて支給割合を調整するものであります。 なお、改正の施行期日につきまして、第1条の規定による期末手当支給月数の引き上げは平成28年12月1日に遡及して適用し、第2条の規定による期末手当支給割合の調整は平成29年4月1日から施行するものであります。 議案第98号 本宮市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、福島県人事委員会勧告に基づき、一般行政職給料表及び医療職給料表に定める給料月額並びに勤勉手当の支給割合を引き上げるとともに医療職に対する初任給調整手当の限度額を引き上げ、配偶者に係る扶養手当額を見直し、子に係る手当額を引き上げるため、条例の一部を改正いたしたく提案するものであります。 主な改正内容でございますが、第1条において、給料月額につきましては若年層に重点を置き平均で0.06%引き上げ、また勤勉手当の年間支給割合を再任用職員以外の職員は0.1月分、再任用職員は0.05月分それぞれ勤勉手当に配分し、12月期で引き上げるものであります。第2条では、配偶者に係る手当額を他の扶養親族に係る手当額と同額まで減額し、子に係る手当額の引き上げを行うものであります。 なお、配偶者に係る手当額の減額は、受給者への影響をできるだけ少なくする観点から段階的に実施するものであります。 また、次年度以降の勤勉手当の支給について6月期と12月期に分けて支給割合の調整を行うものであります。 なお、改正の施行期日につきまして、第1条の規定による給料月額の引き上げは平成28年4月1日、勤勉手当支給月数の引き上げは平成28年12月1日に遡及して適用するものであります。また、第2条の規定による扶養手当の見直し及び勤勉手当支給割合の調整は平成29年4月1日から施行するものであります。 議案第99号 本宮市税条例等の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、地方税法等の一部を改正する法律及び所得税法等の一部を改正する法律などが公布されたことに伴い、本宮市税条例等の一部を改正するものであります。 改正の主な内容といたしましては、1つに、平成29年1月から平成33年12月までの間に、特定一般用医薬品などの購入において一定の条件のもと医療費控除の特例が適用されること。 2つに、外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の一部改正に伴い、特例適用利子等及び特例適用配当等に係る所得に対し申告分離課税により個人住民税所得割が課せられるもので、施行期日は平成29年1月1日となります。 3つに、平成27年度税制改正で実施された軽自動車税のグリーン化特例軽減課税について現行の措置を1年延長するもので、施行期日は平成29年4月1日であります。 4つに、個人及び法人市民税に係る延滞金の計算方法について国税における延滞税に準じて改正され、平成29年1月1日以降に納期限が到来する期間に対応する延滞金について適用されるものであります。 詳細につきましては議案第99号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第100号 本宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、所得税法等の一部を改正する法律及び外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律施行令等の一部を改正する政令の施行に伴い、国民健康保険税の所得割額の算定及び軽減判定に用いる総所得金額に特例適用利子等の額及び特例適用配当等の額を含めることとなりますことから、所要の改正を行うものであります。 なお、この条例は平成29年4月1日から施行するものであります。 議案第101号 本宮市集会所条例の一部を改正する条例制定について。 本議案につきましては、議案第94号で提案いたしました本宮市定住促進住宅条例に基づく雇用促進住宅しらさわ宿舎の取得に伴い、その中の集会所について市の集会所として管理していくため、条例に追加するものであります。 なお、この条例は平成29年4月1日から施行するものであります。 議案第102号 本宮市農業集落排水事業特別会計条例等を廃止する条例制定について。 本議案につきましては、青田地区の生活環境の改善と地域用水域の水質保全を目的に平成4年度より特別会計を設置し事業を進めてまいりましたが、汚水処理施設の老朽化に伴い施設を公共下水道へ接続し処理場を廃止するとともに、効率的な事業運営と持続可能な運営に向け事業を公共下水道事業に統合することから、農業集落排水事業に関する条例を廃止するものであります。 また、附則の第7項は、本宮市農業集落排水事業運営審議会条例の廃止に伴い、本宮市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行うものでございます。 議案第103号 財産の取得について。 本議案につきましては、雇用促進住宅しらさわ宿舎の財産取得契約を締結するため、本宮市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 雇用促進住宅しらさわ宿舎の土地建物を定住促進住宅として活用するため、千葉県千葉市美浜区若葉3丁目1番2号、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構より2,952万9,000円で取得するものであります。 なお、詳細につきましては議案第103号資料をご参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第104号 市道路線の廃止について。 本議案につきましては、市道認定道路堀ノ内8号線を廃止するものであります。本線は、糠沢字堀ノ内地内の住宅敷地に隣接した市道でありますが、これを譲り受け、敷地に編入後、土地を有効活用して環境整備をしたい申請があったことに伴い、市道を廃止するものであります。 なお、詳細につきましては議案第104号資料を参照くださいますようお願い申し上げます。 議案第105号 平成28年度本宮市一般会計補正予算(第4号)。 本議案につきましては、職員等の人件費、さらには地方創生関連事業、放射能対策事業及び各種事業の推進に伴う予算の補正を行うものであります。 初めに、人件費につきましては、福島県人事委員会勧告に基づき一般職及び特別職について増額をするものであります。 次に、市の財政運営の安定化と利子軽減を図るため、工業団地に係る福島県市町村振興基金の繰上償還に要する費用を計上しております。 次に、主な事業の補正内容につきまして説明を申し上げます。 1つに、地方創生関連交付金を活用し、プリンス・ウィリアムズ・パーク内にウィリアム王子来訪を契機として英国庭園を整備するための工事に要する費用を計上しております。 2つに、市の魅力と有効的な情報発信を図るため、ホームページのリニューアルとあわせて市のPR映像の英語版作成に要する費用を計上しております。 3つに、農業振興関係事業では、平成29年産米のカリ肥料の配付及び米の生産調整達成者に対する堆肥助成交付金の所要額をそれぞれ計上するものであります。 4つに、国の経済対策の一環として、社会全体の所得の底上げに寄与することを目的に、低所得者を支援するため臨時福祉給付金の支給に要する経費を計上しております。 5つに、国民健康保険繰出金事業では、医療費給付の実績が増加傾向で推移していることを踏まえ、国保会計に対しまして財政支援を行う予算を計上しております。 6つに、定住促進事業では、定住促進を図るために創設しましたマイホーム取得奨励金交付に要する費用を追加計上しております。 7つに、ふるさと納税などの寄附金を活用して、家族で読書の習慣を共有し子どもたちの心豊かな成長に寄与するため、保育所、幼稚園、小・中学校などに家族読書推薦図書の購入に要する費用を計上しております。 8つに、教育施設等耐震化事業では、本宮第一中学校旧体育館解体工事に係る設計積算業務に誤りがあったため工事費の増額を、さらには本宮地区3つの公民館の耐震診断において別棟構造による耐震診断が必要となったため委託料の増額を計上するものであります。 歳入につきましては、特定財源としまして国の地方創生拠点整備交付金や臨時福祉給付金給付事業費補助金及び減債基金繰入金などを計上するとともに、不足する財源につきましては財政調整基金から1億6,003万6,000円を繰り入れするものであります。 この結果、歳入歳出予算のそれぞれに7億2,151万6,000円を追加するものであります。 第2条繰越明許費につきましてはホームページ管理事業のほか9件の設定を、第3条地方債の補正につきましては英国庭園整備事業債の追加を行うものであります。 なお、詳細につきましては担当部長に説明をいたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 議案第106号 平成28年度本宮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。 本補正予算につきましては、事業勘定について療養給付費等負担金の概算額確定、保険給付費の増に伴い歳入歳出予算について補正を行うとともに、直営診療施設勘定について職員人件費を補正するものであります。 まず、事業勘定でありますが、歳入につきましては、1つに、療養給付費等負担金の概算額確定に伴う補正減、2つに、医療費実績により社会保険診療報酬支払基金から交付される療養給付費交付金を補正増、3つに、共同事業交付金の概算額が確定したことによる補正増、4つに、保険給付費の増に伴い歳入予算に不足が生じることから、国保財政の安定的な運営を図るため一般会計からの繰入金を増額補正するものであります。 歳出につきましては、1つに、医療技術の進歩や高額な新薬の治療により当初見込んでいた療養給付費、高額療養費が大幅に増加すると見込まれることから保険給付費を補正増、2つに、共同事業拠出金の概算額が確定したことによる補正減、3つに、国庫補助金の過年度精算に伴う返還金、国保脱退に伴う国保税の過年度還付金を増額し、歳入歳出の差額を予備費で調整するものであります。 次に、直営診療施設勘定でありますが、福島県人事委員会勧告に伴う職員人件費の増額分を予備費調整により措置するものであります。 この結果、事業勘定の歳入歳出予算のそれぞれに1億6,324万6,000円を増額し、直営診療施設勘定は歳出予算の範囲内で補正するものであります。 なお、本補正予算につきましては、11月25日開催の本宮市国民健康保険運営協議会より原案のとおり答申を得ておりますことを申し添えます。 議案第107号 平成28年度本宮市介護保険特別会計補正予算(第3号)。 本議案につきましては、介護保険料の減免分として交付される補助金などの予算において補正を行うものであります。 初めに、歳入につきましては、1つに、東日本大震災により被災した被保険者の保険料について、災害臨時特例補助金として保険料の10分の9が国から交付されるための補助金であります。2つに、職員給与費として一般会計からの繰り入れになります。 歳出につきましては、1つに、福島県人事委員会勧告に伴い職員人件費を増額するものであります。2つに、歳入を受けた災害臨時特例補助金を介護給付費に充てるため財源調整を行うものであります。3つに、財源調整を行ったものを介護給付費準備基金に積み立てるものであります。 この結果、歳入歳出予算それぞれに37万円を増額するものであります。 議案第108号 平成28年度本宮市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)。 本議案につきましては、福島県人事委員会勧告に伴う職員人件費と下水道施設の整備事業や維持管理費事業について補正を行うものであります。 歳出の主なものは、浸水被害軽減に係る排水対策基本計画の検討に要する経費、維持管理費ではマンホールなどの修繕に係る予算を計上するものであります。 歳入につきましては、これら歳出の財源充当の変更と一般会計繰入金を補正増するものであります。 この結果、歳入歳出予算のそれぞれに56万7,000円を追加するものであります。 議案第109号 平成28年度本宮市水道事業会計補正予算(第3号)。 本議案につきましては、福島県人事委員会勧告に伴う職員給与費などの補正増と水道施設の維持管理に伴う業務委託料並びに修繕費の補正増を行うものであります。 この結果、収益的収支につきましては事業費用で1,037万5,000円を増額するものであります。 報告第12号 専決処分の報告について。 本報告につきましては、地方自治法第180条第1項の規定に基づく市長の専決処分事項の指定により和解及び損害賠償額の決定をいたしましたので、同条第2項の規定に基づき報告するものであります。 内容につきましては、秋の市内一斉美化運動での草刈り作業中に、草刈り機からはねた石により美化活動に参加していた相手方の車両ガラスを損傷した事故につきまして、本市がその損害額8万2,146円の全額を賠償することで和解したものであります。 大変失礼いたしました。議案第100号の提案理由の説明につきまして、「この条例は平成29年4月1日から施行するものであります」と申し上げましたが、「1月1日から施行するものであります」の誤りであります。訂正して、お詫びを申し上げたいと思います。 以上、上程いたしました全議案につきまして、よろしくご審議の上お認め賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(渡辺由紀雄君) 総務部長。     〔総務部長 渡辺正博君 登壇〕 ◎総務部長(渡辺正博君) 命によりまして、議案第105号 平成28年度本宮市一般会計補正予算(第4号)の詳細につきまして、さきの市長より説明申し上げました部分を除き、議案第105号資料により説明を申し上げます。 議案資料6ページをお開きいただきたいと思います。 この資料につきましては、細目の金額においておおむね50万円以上の増減のあるもの及び特記すべきものについて、歳出、歳入の順に記載しております。 歳出の主な内容につきまして説明を申し上げます。 なお、説明は細目欄により順次進めさせていただきます。 まず、第1款議会費の議員人件費につきましては、福島県人事委員会勧告に基づく職員の勤勉手当の年間支給割合を引き上げることに準じ、期末手当の増額をするものであります。 次に、第2款総務費の情報ネットワーク管理運営費は、庁内情報ネットワーク網のセキュリティー強靭化に係る保守委託料の経費を、基金積立費は、ふるさと納税寄附金をふるさともとみや応援基金へ積み立てを、市民税賦課費は、マイナンバー制度導入による申告受け付けシステムの改修経費を計上するものであります。 次に、3款民生費であります。障がい者総合支援費及び地域生活支援費は、障がい児福祉サービス利用者増加に伴う経費を、老人憩の家整備費は、老人憩の家建設に係る床面積の増加に伴い実施設計委託料を増額するものであります。 続いて、7ページをお開きいただきたいと思います。 保育所運営費は、市外の認可保育施設に通う児童に係る広域保育委託料を計上するものであります。 次に、6款農林水産業費であります。農業用道水路整備費は、蛇ノ鼻上ノ池ののり面改良工事に係る費用を計上するものであります。 次に、8款土木費であります。道路維持管理費は、市道の維持補修、諸修繕に係る費用を計上するものであります。 続いて、8ページをお開きいただきたいと思います。 復興公営住宅整備費は、下田復興公営住宅の外構工事及び吹上復興公営住宅の屋外足洗い場工事に要する経費を計上するものであります。 続いて、9ページをお開きいただきたいと思います。 歳入の主なものにつきましてご説明いたします。 まず、14款国庫支出金であります。1節社会福祉費負担金は、障がい児措置費負担金の計上、1目7節及び2目4節社会保障・税番号制度システム構築整備費補助金は、マイナンバーシステム整備費確定に伴う補助額を計上するものでございます。 次に、15款県支出金であります。1節放射能対策費補助金は、平成29年産水稲用カリ肥料配付に係る補助金を計上するものであります。 18款繰入金は、老人憩の家設計委託料、本宮第一中学校旧体育館解体工事費及び復興公営住宅外構工事費等について各基金より繰り入れするものでございます。 21款市債につきましては、英国庭園整備に伴う社会福祉債の補正を行うものでございます。 以上、詳細説明とさせていただきます。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(渡辺由紀雄君) 以上をもちまして本日の議事日程全部を終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午前11時19分...