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令和 5年 11月 総務常任委員会−11月16日-01号

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  1. 須賀川市議会 2023-11-16
    令和 5年 11月 総務常任委員会−11月16日-01号


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    令和 5年 11月 総務常任委員会−11月16日-01号令和 5年 11月 総務常任委員会             須賀川市議会総務常任委員会会議録 1 日  時  令和5年11月16日(木曜日)         開 会  13時30分         閉 会  13時55分 2 場  所  須賀川市議会委員会室1 3 出席委員  本 田 勝 善     深 谷 政 憲     関 根 篤 志         古 川 達 也     小 野 裕 史     鈴 木 洋 二         石 堂 正 章     大 寺 正 晃 4 欠席委員  なし 5 説 明 員  なし 6 事務局職員 次長       松 谷 光 晃    会計年度任用職員 石 澤 友 美
    7 会議に付した事件  別紙のとおり 8 議事の経過  別紙のとおり                        総務常任委員長   本 田 勝 善          午後 1時30分 開会 ○委員長本田勝善) 本日はお忙しい中、各委員には御出席いただきありがとうございます。  ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  出席者は定足数に達しております。 ───────────────────── ◇ ──────────────────── ○委員長本田勝善) 本日の議題は、お手元の審査事件一覧表のとおり、継続調査事件についてであります。  本日の会議進め方でありますが、9月定例会閉会中の継続調査事件として申出を行いました地方自治体DX推進及び予算編成在り方について、二つの協議事項を準備しております。  初めに、委員会として見識を深めるため、行政視察案を準備いたしました。その後、今後の調査進め方について協議をしたいと思いますが、本日の会議進め方について、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長本田勝善) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  それでは早速、継続調査事件議題といたします。  初めに、行政視察の提案をさせていただきます。  委員会として見識を深め、委員視点広がり発想力に結び付けるため、行政視察を実施したいと考えております。本日は視察候補地について、正副委員長において準備いたしましたので、事務局より説明いたします。 ◎議会事務局松谷光晃) それでは、事務局より御説明させていただきます。  資料1のほうを御覧ください。大丈夫でしょうか。それでは、説明いたします。  まず、1点目の目的でございますが、今ほど委員長のほうからもありましたが、今回のものにつきましては、調査事件として決定した案件、いわゆるDX推進、それから予算編成在り方について全国の取組事例把握し、評価しながら委員会としての知見を広げること。それから、本市に還元できる取組の検討や各委員視点広がり応用力発想力に結び付けるために実施するものとして提案するものです。  2点目としましては、視察日程についてでございます。  こちらは議会日程等を考慮しまして、来年1月22日月曜日から25日木曜日までの4日間、それから1月29日月曜日から31日の水曜日の期間で、いずれかの2泊3日で設定させていただきたいと思っております。  続きまして、3点目でございます。  今回の視察に向けての主な調査視点につきまして、案を提示させていただきます。  調査に当たりましては、皆様委員としての考えのまとめやすさであったり、委員会の進行、目標設定、そういったところを考えまして、スタート時はある程度、項目を絞ったスモールスタートが良いんではないかというところで提案させていただきます。  今後、皆様議論が深まっていけば、当然広がりというのも想定されますが、それに関しては、議論の中で柔軟に対応していけばいいのかなというふうに思っております。  そういう視点で、(1)でございます。  まず、地方自治体DX推進につきましては、まず皆様が選定した理由としては、デジタル田園都市構想総合戦略を始めとしました社会的な動向、それから行政運営効率化による財政負担の軽減、こういったところからDX推進といったテーマを選定しております。  視点についてなんですが、3点、案を挙げさせていただいております。  一つは、BPRということで余り聞き慣れない言葉かもしれませんが、内容としましてはビジネスプロセス・リエンジニアリングの略でして、いわゆる今やっている業務の構造を見直して、業務の流れを最適化する観点から再構築するもの。例えば、職員意識改革であったり、場合によっては組織体系の見直しであったり、こういったところを視察といいますか、今後の調査視点にしてはどうかと。  それから、2点目としてはAI、いわゆる人工知能ということで、これらを活用した業務の改善。いわゆるChatGPTであったり、AIOCRなど、そういったことですね。  あと、3点目としては、RPA、こちらはロボティック・プロセス・オートメーションということで、パソコン上で処理する一連の提携的な作業を自動的に実施するような方法というんですか、そういったものを活用した業務改善といった3点を挙げさせていただいておりまして、考え方としましてはBPR、まずその業務の改善というものを洗い出して、そこから洗い出したものをAIであったりRPAといった手段を用いて改善していくというふうな、そんな関係で考えていただければ分かりやすいのかなというふうに思います。  なお、ChatGPTにつきましては、皆様、御存じかとは思うんですが、全国的にはやはりまだまだ試験的導入が多いです。ですから、完成したものというのはなかなか難しいというところは御理解いただきたいというふうに思います。  それから、2点目の予算編成在り方につきましてでございますが、こちらの選定理由皆様が選んだ理由としましては、先の予算編成方針マイナス10%シーリングといった現状から、結果だけではなくて編成過程、それから財政状況、そういった編成過程に至った財政状況というんですか、そういったものを把握する必要があるんではないかということと、あとその発信の必要性というものから、こういったテーマを選定したというところを再確認いただきたいと思います。  これに対しての視点でございますが、こちらも3点挙げさせてもらいました。  1点としましては、まずは当初予算編成を対象にして、その編成過程公表必要性とか、定型化必要性というのを調査してはどうかと。  2点目としましては、特色を持った予算編成取組なんかも面白いんではないかと。  3点目としては、なかなか財源的なものが難しい中で、新たな財源確保策といったところも調査視点に挙げてはどうかといったところで、視点のほう挙げさせていただいております。  これらを踏まえまして、全てを網羅するのはちょっと難しいんですが、4として視察候補地を選定させていただきました。  まず、DX推進については、神奈川県横須賀市を挙げさせていただきました。  これにつきましては、米印部分に記載しておりますが、デジタル・ガバメント推進方針に基づきまして行政デジタル化推進しておりまして、特にChatGPT視察実績が非常に多い自治体です。こちらは、国内で一番最初に取り組んだというふうなところもありまして、インターネット等で見ましても非常に視察実績が多い自治体です。それから、市役所の業務効率化ということで、そういったBPR取組なんかもポイントではないかというふうに思っております。  以上のほか、資料に記載しておりますが、千葉県市川市であったり、千葉県松戸市であったり、こういったところにつきましてもそれぞれDXに向けての指針等を制定しておりまして、これに向けて推進している自治体ということで、候補として挙げさせていただいております。  いずれも大規模自治体になってしまいます、こちらにつきましては。その点はちょっと御理解いただきたいというふうに思います。  それから、予算編成在り方につきましては、こちらは三重県桑名市を挙げさせていただきました。  米印に記載しておりますが、こちらは「がんばり“見える化”予算」といったことで、予算編成のほうを創意工夫を生かしながら実施しているというところが情報でありまして、いわゆる職員創意工夫や新たな手法により得られた歳入の増収、それから歳出削減の成果を評価して、翌年度予算へ還元して予算制度を実施しているというふうなことが紹介されておりました。  なお、公表につきましては、考え方、それから市長訓示編成方針についてはホームページに掲載されておりまして、ただ査定の状況であったり、そういった部分にまではちょっと公表には至っていないようなので、どちらかといいますと特色を持った予算編成に取り組んでいる自治体ではないかというところで選定させていただきました。  このほかですと、愛知豊明市、それから滋賀県米原市辺りですと予算編成過程公表しているような実績がありますので、この辺が候補地かなというところで挙げさせていただいております。  続きまして、3ページ。失礼しました、5ですね、5の行程概略ということで、こちらは今の段階での概略ですので、イメージとしては1日目に視察先1か所目、2日目に2か所目の視察地を回りまして、3日目に帰路に就くといった形でして、候補地が決まりましたら再度詳細を詰めて、皆様のほうに御報告差し上げたいというふうに思っております。  以上が資料1の視察の案ということでございます。  以上です。 ○委員長本田勝善) ただいま事務局から視察候補地説明がありましたが、質疑等ありませんか。 ◆委員石堂正章) 今、事務局から大変細かく御説明いただきまして、具体的に言うと、視察地に関しては、今、事務局からありましたが、特にDX化に関してはやむを得ないのかなと。本来であれば同規模がいいのかなと思うんですけれども、なかなか同規模でやっているのというのはなかなか見当たらないというのは、私もちょっと見ていて分かるんですので、考え方等々の勉強ということでは、こちらの横須賀市はいいかなと思います。  あと予算編成在り方についての行政調査地候補なんですけれども、できれば同規模人口のほうがいいのかなと思うので、愛知豊明市のところの、ちょっと僕、豊明市ちょっと見ていないので分からないんですけれども、桑名市も考え方としてはいいのかなと思いますので、その辺なんかも同規模のほうがいいのかなとは思うんですが、「がんばり“見える化”予算」といったキャッチフレーズでやっているということであれば、特色あるのを勉強するのも、人口規模は違いますけれどもいいのかなという気はしますんで、その2案の中で絞り込みがいいのかなというような気もします。  あと、ちょっと戻りますと、DX推進のほうは、これ視点としては飽くまでも業務改善という視点だったので、もともとは市民サービスにはどれだけ貢献するようなDX化推進しているかという考え方をやっぱり念頭に入れていきたいと思うので、その辺なんかも考えに入れていきたいなと思うところです。ただ、視察に関して先ほど言いましたように、事務局からあったように、大規模自治体のほうが現在では得るものがあるのではないかなということでありますので、その辺なんかは賛成したいと思います。  以上です。 ○委員長本田勝善) 今、石堂委員のほうから質疑ありましたが、これは飽くまでも正副委員長のほうでまとめた視察案でありますので、今後、受入先相手先状況によっていろいろ変化する場合がありますので、各委員にはその辺にも御理解をいただければと思います。  ほかにありませんか。 ◆委員関根篤志) 関根でございます。  候補地横須賀市なんですけれども、ChatGPTの一番最初に取り組んだ自治体ということで、視察実績が多いということでありますが、須賀川市、既にChatGPT活用をこれマスコミで発表しておりますので、実際、市民から須賀川市がどのようなChatGPTの使われ方をしているかというのを質問が出てくる時期が今後あるということを備えると、先進都市、一番最初に取り組んで実績のある横須賀市、こちらで非常に良いんじゃないかなというふうに感じます。  予算編成在り方に関しても、「“見える化”予算」というこのネーミングというか、言葉も非常に伝わりやすいと思います。こういったこともありますし、先ほど石堂委員からあった人口規模というところありますけれども、この言葉を出せるということは、それなりの説得力のあるというか、そういったところがあるのかなと思うんで、この委員長、副委員長の案のとおりでよろしいかと私は感じました。  以上です。 ○委員長本田勝善) あくまでも、これ皆さんに誤解しないでいただきたいのは、飽くまでも候補地として挙げただけであって、その内容についてもそうなんですけれども、今後、先ほども言いましたとおり、相手先受入先状況によって変更になる場合もありますので、その辺を御了承してください。ただ、飽くまでも今の状況の中で、正副委員長案として調べて出した案ですので、この辺は御理解していただいて、今後、事務局を通しまして相手先方視察受入れ申込みをします。もしかしたら、この自治体が駄目かもしれない、この自治体が駄目かもしれないといって変更になる場合があるかと思いますので、その辺に関しましても各委員には御理解をいただきたいと思います。  ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長本田勝善) なければ、行政視察を実施することとし、候補地自治体に対し視察の依頼をすることに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長本田勝善) なお、補足しますが、先ほど石堂委員関根委員からも意見がありましたとおり、内容意見等を踏まえながら候補地も選定していきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。  御異議なしと認めます。  また、先ほども申しましたとおり、相手方の都合によっては新たな候補地も含め変更を要する場合が考えられます。また、視察先が確定後、案を作成する必要がありますので、これらの調整については正副委員長に御一任いただきたいと存じますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長本田勝善) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  次に、継続調査事件の今後の進め方について協議を行います。  本件につきましては、正副委員長において案を検討いたしましたので、初めにその内容を私から説明した後、各委員から意見を頂き、進め方を決定したいと思います。  資料2をお開きください。準備大丈夫ですか。  まず、当面の委員会開催の見込みとして、本日の委員会以降、12月定例会中の12月8日及び15日に委員会開催が見込まれます。さらに、来年1月中旬にも開催が必要と考えており、本日を含め4回にわたり継続調査事件協議することが可能です。  このため、推進案を提示いたしますが、まずは調査項目現状分析を行う必要があると思いますので、本日は当局取組に関して、何を確認すべきか説明を依頼する項目を抽出することとし、定例会中の議案審査となる12月15日の委員会当局説明を求め、委員間で共有を図り、今後の委員会調査に役立てたいと考えております。  以上が正副委員長において検討した推進案ですが、各委員から御意見があればお伺いいたします。  意見ある方いませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長本田勝善) なければ、ただいまの正副委員長案に御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長本田勝善) 御異議なしと認め、正副委員長案のとおり進めることといたします。  それでは、本日は当局取組について確認すべき事項協議を行うことといたします。  本件については、協議を円滑に進めるため、正副委員長においてたたき台を準備しておきました。  資料3をお開きください。準備よろしいですか。  項目2の調査内容(案)を御覧ください。  地方自治体DX推進及び予算編成在り方に区分して整理いたしました。  初めに、DX推進に関して確認すべき事項協議を行います。  本件は、1点目として既存業務把握や改善、更に職員意識改革等観点からBPR推進現状、2点目としてChatGPTを始めとしたAI活用状況、3点目として作業自動化といった部分RPA活用状況、以上3点にまとめましたが、追加削除修正等、御意見等ありましたらお願いいたします。      (「いいと思います」と呼ぶ者あり) ○委員長本田勝善) よろしいですか。大丈夫ですか。      (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長本田勝善) なければ、次に予算編成在り方について協議を行います。  本件は、令和年度当初予算編成に当たり、10%マイナスシーリングといった点から調査事件としたものですので、1点目として当初予算編成スケジュール概要、2点目として令和年度当初予算編成方針概要、3点目としてマイナスシーリングの根拠と考えられる市の財政状況概要、以上3点にまとめましたが、追加削除修正等、御意見等ありましたらお願いいたします。      (「なし」の声あり) ○委員長本田勝善) 大丈夫ですか。追加等ありましたら。大丈夫、よろしいですか。各委員、よろしいですか。
         (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長本田勝善) なければ、以上で当局に確認すべき項目協議は終了といたします。  それでは、本日協議いたしました結果を踏まえ、当局説明を求める項目について、事務局から報告願います。 ◎議会事務局松谷光晃) それでは、事務局より確認のため報告いたします。  まず、資料のほうの(1)地方自治体DX推進につきましては、1点目としてはBPR推進ということで、DX推進に当たっては、既存業務把握や改善を要す業務洗い出し等が必要であるというふうなことから、市の現状について伺いたいというもの。  それから、2点目のAI活用状況ですね。こちらはChatGPT活用が全国的にも話題となっておりますので、こういったChatGPT活用現状であったり、AI活用したということでAIOCRなどの活用も進んでおりますので、こういった市の活用状況を伺いたいこと。  それから、RPA活用状況ということで、これが3点目になりますが、定型的で容量の大きい作業自動化が進められておりますので、市のこういった活用状況について伺いたいといった内容たたき台がありますので、こちらを原案どおり伺うというようなことで決定いたしました。  それから、2点目の予算編成在り方についてでございますが、1点としては当初予算編成スケジュール概要ということで、議会も含めまして過程公表はありませんが、内部の事務工程について改めて伺いたいと。  2点目としては、令和年度当初予算編成方針概要について、全庁的に説明会開催しておりますが、かいつまんでその内容について伺いたいと。  3点目としましては、この編成方針につながる市の財政状況について、マイナス10%シーリングにつながるその原因となる財政状況説明を伺いたいと。  この3点について原案どおり決定といたしました。  事務局からは以上です。 ○委員長本田勝善) 今、事務局から報告いたしましたが、以上の内容について当局に対して説明を求めることにしたいと考えておりますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長本田勝善) 御異議なしと認めます。  なお、本件については、先ほど推進案説明いたしましたが、12月15日金曜日に開催が見込まれる当委員会当局説明を求めることとし、正副委員長から当局担当課に事前に申入れをしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長本田勝善) 御異議なしと認め、そのように調整することといたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  最後に、本日の会議内容及び結果について正副議長に報告することといたしますが、内容については正副委員長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長本田勝善) 御異議なしと認めます。  それでは、本日の総務常任委員会はこれにて閉会いたします。  御苦労様でした。          午後 1時55分 閉会 ───────────────────── ◇ ──────────────────── 須賀川市議会委員会条例第32条の規定により署名する。   令和5年11月16日        須賀川市議会 総務常任委員長     本  田  勝  善...