須賀川市議会 2023-10-16
令和 5年 10月 総務常任委員会-10月16日-01号
◎
企画政策課長(
若林伸治) ただいまの御質疑に
お答えをいたします。
まず1点目、策定の意義というところでございますが、こちら名前がこれまでと変わってくるというところがありますので、若干見づらいところがあるのかなと思いますが、1ページ、はじめにの中にも書いてありますが、こちらは国の、
まち・ひと・し
ごと創生法という法律に基づいた
地方版の
総合戦略となります。もともと
ベースにありますのは、
人口減少社会への対応ということで、仕事ですとか、
まち産業というような大きな三つの目標を
ベースにして、それらに力を入れていくという
計画になります。
恐れ入ります、4ページの下段に
須賀川市の
デジタル田園都市構想の
総合戦略ということで、
重点戦略を
四つ色を付けておりますが、この部分は、これまで第1期、第2期から継続して、基本的にはおるところでありまして、
人口減少社会にあっての地方の活力の創出というのが、一番の目的、意義でございます。そのために、産業、仕事がなくてはいけない、更に
須賀川市の魅力、特徴がございますので、そういったものをPRして外部からの人、
関係人口あるいはそういった形で人の交流を増やしていきたいと、更に子供、やはり
人口減少社会ですので、産み育てられる環境というところが大事だという、この三つが一番大きな部分かと思います。
四つ目としては、魅力的な
地域社会というところで、その他幾つもの
施策を織り込んでいるというのが、現時点でのものでございます。
二つ目、何を獲得するかといいますと、ちょっとどういう
お答えになるかというのもありますが、ただいま申し上げたような目標というのは、
ベースにこれまで続いている部分であり、今回
デジタル田園都市国家構想に連なっての
計画として新たにつくりますが、目的は同じでありますので、この目的を達成するということが引き続きということになるかと思っております。
三つ目、
交付金の活用でありますが、今回ちょっと分かりやすく
具体例というところで、追加で資料をお配りいたしました。御覧いただきますと、さっき、やはり
仕事関係でありますとか、
産業関係、農業、あとあるいは
商工業の、いわゆる
仕事関係、
あと真ん中辺りには、移住、定住とか、
シティプロモーションとか、二人の円谷とかというところで、いわゆる市の魅力、宝を活用した
事業であるなどが、国の補助としても対象としていただいている部分なのかなと。一番最後には、やはり
スポーツ関連、更に
ウルトラマン関連というところの
事業も多く入っておりまして、これら本市の特徴的な部分について、国からの支援も頂けているというところであります。これまでも継続して、そういった
交付金は頂いておりますし、こういった部分を、更に活用して市の
単独事業ではなく財源を頂けるものは、活用していきたいというところは
ベースにございます。
交付金の活用は、そのような趣旨で行っております。
以上でございます。
○
委員長(
本田勝善) よろしいですか。
◆
委員(
深谷政憲) 私の
質疑内容が不明確で、大変御迷惑をかけたと思いますが、ここで
施策の方向にあるように、さっき言ったように雇用というか、まず働く場というか、そこがないと生活の基盤がつくれないということで、これが一番の問題だろうというふうに思っているんです、現実的には。そうしますと、
須賀川市の、この
産業構造なんて大きい話は、ちょっと私もいたしかねますが、いろんな取組は、連携、それこそしながらやっているというふうに思いますが、どうしても
デジタルの力を活用した地方の
社会課題解決、
魅力向上という大前提がというか、その方針が、
施策、方針がというかありまして、やっぱりここをどういうふうに、仕事をつくっていくかと。
そうしたときにいろんな問題があって、その
人口減少はそのまま進みますけれども、よく言われるように
年齢別の
人口、例えばやっぱり大学に行って、そこで、がたっと減ると、よく言うにそれUターン、
Jターンというんだか、又は戻ってくるという、そこにいろんな
施策を打ってきたということだと思いますが、くどいようですけれども、このことにその
デジタルの力を活用する、こういうことであれば、じゃ今までやってきたことの強化をしていくというのと、新しいものは、これ5年
計画なので、その中で順次これから考えるといったように、やっぱりそこを行政だけではできないというところは、
十分皆さん、私が言うまでもないということで、そういうやっぱり進めていく、こういうのをつくるときに、やはりこの具体的な
施策として5年なので、
実施計画とか、
年度計画というのは立てるようになるのか、そのところ1点だけ、ちょっとお願いします。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの
深谷委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
企画政策課長(
若林伸治) ただいまの御質疑に
お答えをいたします。
年度計画を立てていくのかというお話かと思いますが、
総合戦略は、こちら今回策定すれば、これで5年間やっていくということになります。個別、たくさんの
事業が、この中にはありますので、それはそれぞれ各
担当部署において、
計画を持ちながら進めることになるかと思います。個別の単独の
年度別計画は、策定するものではございません。
以上です。
○
委員長(
本田勝善) 各
委員におかれましては、先ほど当局から報告をいただきました説明に対しての内容について、明確な質疑をお願いいたします。また、当局におかれましては、
質疑内容に対して答弁できる範囲内での答弁を求めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ほかにありませんか。
◆
委員(
鈴木洋二) すみません、私も具体的なイメージが、ちょっと湧かなくて大変恐縮なんですけれども、この
デジタルを活用して、この
施策を進めるということで、一番は、市民の
皆さんに、どのように、例えば
住民サービスとしてどのように
メリットが出てくるのか、どのように、例えば行政の
効率化含めた上で、一番は、目的は住民の
皆さんにどのようにそれが反映されていくのかということが、大事なのではないのかなというふうに思うので、その辺、具体的なというか、目指すべき姿というか、そういうものがあるのであれば、ちょっとお示しをいただければと思います。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの鈴木
委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
企画政策課長(
若林伸治) ただいまの御質疑に
お答えをいたします。
一番
メリット、
住民サービスが
メリットだろうというお話でございますが、全くそのとおりかと思っております。この
計画、いずれ
戦略の目標ということで都市ビジョンもございますが、これは
総合計画に合わせまして、「共につくる 住み続けたい
まち すかがわ」という、この実現というのが市政としての大前提でございますので、そちらに向かっての
計画として
位置付けております。これによって、市の目標、
都市像に向かっていくということが一番の目標になるかと思います。また、主な取組、
デジタルの関係でありますが、
自治体の情報システムの標準化、共通化というのが、今大きな課題としてございます。それらを始めとして、書かない窓口、行かない窓口など、キャッシュレス決済、更にマイナンバーカードの活用なども
推進していくというようなところが、主なものとしては考えられます。
以上でございます。
◆
委員(
鈴木洋二) もう一点、大変恐縮なんですが、
産業力の効果とか、雇用の創出ということで、改めてこういうふうなものを活用した、例えば企業誘致に関する具体的な方向性などあるのか、やはり
須賀川市において、どうしても
須賀川市は、地元のオーナー企業が大半であります。そういった意味で、今後、企業誘致する上で、例えば企業の用地の問題でもありますし、そういった意味でどのように雇用を拡大していくのか、地元に、地元の人の声をどのように確保していくのかというのが、課題があると思うんですが、そういった
位置付けの下に、この
デジタル田園都市構想総合戦略を策定した上で、どのようにイメージをされるのかというか、今後、企業誘致などをされていくのかお伺いします。
○
委員長(
本田勝善) ただいま鈴木
委員から質疑がありましたが、この件に関しましては、当局のほうで答えられる範囲での答弁を求めます。
◎
企画政策課長(
若林伸治) ただいまの御質疑に
お答えをいたします。
計画案、別冊ですが、こちらで言いますと12ページ、こちらのほうに
施策戦略1というところで、雇用確保の創出という部分がございます。その中に、ただいまの御質疑の部分についての記載がございますが、
担当部署は、申し訳ございませんが別な部署でやっている部分になりますので、こちらの
計画に基づいた考えによって進められると考えております。
以上でございます。
○
委員長(
本田勝善) ほかにありませんか。
◆
委員(小野裕史) 今回、この策定されて5年間ということで、多岐にわたる分野があるわけですが、実際に、
市民サービスの向上とか、そういった部分が目的かと思うんですが、最終的には今回、第9次
総合計画の中にある「共につくる 住み続けたい
まち すかがわ」、この達成に向けた内容がメインになるといいますか、になってくるかと個人的には思うんですが、実際に、これ
計画があって、それを実践するのが職員の方という部分になりまして、その職員に対する周知といいますか、それぞれ多岐にわたる
事業がございます。その辺のスケジュール管理といいますか、職員に対する研修も含めたそういった
計画等は、具体的には何かあるのかどうかお聞きいたします。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの小野
委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
企画政策課長(
若林伸治) ただいまの御質疑に
お答えをいたします。
職員への周知等というところの御質疑かと思いますが、こちら現在策定に取り組んでおりますが、策定の素案につきましては、それぞれ全庁的に各部署とやり取りをしながらまとめてきているところでございます。また、策定後におきましては、毎年度、前年度の実績について取りまとめをし、こちらをまとめた後に、先ほどの外部
委員会になりますが、そちらへ報告するとともに、議会に対しましても、例年ですと大体12月議会におきまして、
総合戦略の実績の御報告というような形をさせていただいております。それを、毎年繰り返して
事業計画についての進捗の把握、更に全庁的な共有というふうな意味合いを持っているというふうに考えております。
以上でございます。
○
委員長(
本田勝善) よろしいですか。
ほかにありませんか。
◆
委員(石堂正章)
策定経過について、ちょっとお伺いしたいところがありますので、
まちづくり推進会議の件なんですけれども、今まで2回、8月、9月にやられて、素案等々を審議されてきたということでございまして、本日より
パブリックコメントに進むということでございます。まず、市民への理解度を深めるということで
推進会議等を含めてやってこられたと思うんですが、参考までに
まちづくり推進会議のほうで、この素案につきまして、特筆すべきというか、いろんな案や意見等があったと思うんですけれども、その辺何かございましたら、参考までにお聞きしたいと思います。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの石堂
委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
企画政策課長(
若林伸治) これまで2回ほど、
まちづくり推進会議を開催してまいりましたが、前回の会議におきましては、それぞれ各分野についていろんな意見、アイデアなどを頂いております。主な意見というのもあれですが、参考までに御紹介しますと、
須賀川の宝を生かした
まちづくりについてですが、歴史が
須賀川市もありますので、そういった部分も踏まえた上で、特撮なんかに絡めていけるといいんじゃないのかというふうな御意見を頂いたところであります。さらに、指標設定、
KPIという部分もありますが、これらについても、教育関連については指標が、妥当なのかどうかというような部分も再検討されたいというふうな御意見を頂いた部分はございました。また、特撮塾に関しまして、通っている実例などのお話なども頂きながら、本市としての強みを広げていっていただきたいというような部分の御意見などを頂いたところでございます。一部でございますが、そのような意見を頂いております。
◆
委員(石堂正章) いろんな御意見頂いたということで、聞かせていただきました。それで、
パブリックコメントの件について、ちょっとお聞きしたいんですが、
パブリックコメント、今までいろんな
施策等々で、市民のほうから頂戴している、貴重な意見を頂戴しているやり方ではございますが、今回、なかなか
総合戦略等々とか、
デジタル田園都市構想とかというのは、また新しい言葉が出てきていることでございますので、今回の
パブリックコメントに関しては、何かこう、より分かりやすいというか、そのようなことを考えて
パブリックコメントを始める考えがあるのかどうかについて、ちょっとお聞きしたいと思います。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの石堂
委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
企画政策課長(
若林伸治)
パブリックコメントにつきましては、本日から2週間という予定で実施をしたいと考えておりますが、通常、従来、もともとですと紙
ベースで各市役所から支所などに御覧に来てくださいというところでしたが、今回からではございませんが、ホームページにも掲示いたしまして、自宅からでも見られますというところで、来ることがなく意見も出していただけるというところもありますので、そういったところ、もうここ数年前からはやっておりますが、その辺は、意見は出しやすくなっているのかなというふうには考えております。
以上でございます。
◆
委員(石堂正章) ありがとうございます。
非常に
デジタル化らしい取組が、ずっと続いているのであれなんですけれども、例えば用語の説明等々に関しては、どのような工夫をされているのか、特にやっているのかやっていないかも含めて、ちょっとお聞きしたいと思います。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの石堂
委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
企画政策課長(
若林伸治) 用語の説明というところでございますが、例えば別冊の10ページ、
デジタル化の
推進に向けてというところの中には、やはり
自治体DXでありますとか、幾つか職員の
デジタルリテラシーなどという、余り聞き慣れない言葉もございます。そちらについては、その後ろに括弧書きで、例えば
自治体DXであれば、
デジタルトランスフォーメーション、
デジタル変革という意味でありますとか、あるいは
デジタルリテラシーは、
デジタル技術を活用するスキルでありますとかというところの用語の解説を入れております。また、後半の
施策の中にも、やはり同様のものがございますので、欄外に注釈での解説というところは入れておるところでございます。
以上です。
◆
委員(石堂正章) ありがとうございました。
難しい語句については、私も注釈等々で見せていただいておりますが、市民の方によっては、いろんな用語についてなかなか御自分では検索できないというか、調べられないこともあるかなと思います。その場合において、相談等々の連絡等があった場合には、丁寧にやっていただくことをお願いしておきたいと思います。
以上です。
○
委員長(
本田勝善) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
本田勝善) なければ、引き続き
企画政策課から2点目の
須賀川市過疎
地域持続的発展
計画の変更について説明をお願いいたします。
◎
企画政策課長(
若林伸治) 次に、報告事項2点目でございます
須賀川市過疎
地域持続的発展
計画の変更について御報告をいたします。
恐れ入りますが、
総務常任委員会資料の2ページを御覧いただきたいと思います。2ページをお願いいたします。
まず、1、過疎
地域持続的発展
計画の概要でございますが、(1)
計画策定の背景と目的であります。
長沼
地域と岩瀬
地域は、
令和2年国勢調査の結果、平成7年からの25年間の
人口減少率などにおいて、法に定める過疎
地域の指定要件に該当したため、昨年の4月1日付けで過疎
地域一部過疎としての指定を受けたところでございます。これを受けまして、本市では当該
地域の総合的かつ
計画的な対策を講じるために、昨年9月に
須賀川市過疎
地域持続的発展
計画を議会の議決を経て策定したところでございます。
(2)
地域の持続的発展のための基本目標につきましては、市全体の
人口を指標値としております。
基準値となる
令和2年度の
人口7万4,992人に対し、
目標値となる
令和7年度の
人口を7万3,013人としております。これは、
総合計画と整合を図ったものとなっております。
(3)
計画期間につきましては、
令和4年4月1日から
令和8年3月31日までの4年間となっております。
次に、2、過疎
地域持続的発展
計画の変更についてであります。
(1)
計画の変更理由につきましては、過疎対策
事業債を活用した防犯灯の整備促進を図るためでございます。
(2)変更の内容といたしましては、表に記載のとおり、
市町村道・道路の
事業計画に防犯灯設置
事業を追加するものであります。
なお、(3)周知方法は、
市ホームページにおいて変更内容を公表し、周知を図ることといたしております。
以上で、報告2についての説明を終わります。
○
委員長(
本田勝善) ただいま説明をいただきました件について、各
委員から質疑ありませんか。
◆
委員(
深谷政憲) 過疎
計画そのものは、議会の議決をしました。今言ったように、ある意味では軽微な変更でございますが、この手続といいますか、ここで言えば
総務常任委員会に報告をして、これが過疎債を今度活用できるというか、利用できるというために、こういうあるんですけれども、もともとこれは対象になっていたということで、一つは理解していいと思うんですが、そうしますと、これは今度、
令和6年度からこの
事業に活用というか、使えるということなのか、今年の補正予算からというのは、この効力がいつから発揮するんだと、これは例えば県とか国にどういう報告というか、手続を取らなくちゃならないのか、その辺をちょっとお聞きいたします。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの
深谷委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
企画政策課長(
若林伸治) ただいまの御質疑について
お答えをいたします。
今回、軽微な変更というお話ございましたが、まさにその部分になっております。こちらについては、手続としましては、予算の議決を経れば
計画自体の議決は不要ということが言われております。また、県への報告、あるいは公表という部分も、軽微な変更については不要というふうにされておりますので、こちらは内部の意思決定により、更に予算の補正予算等があれば、それは議決、あるいは予算として、議決を受けていればというところが手続としてはございます。
以上です。
○
委員長(
本田勝善) ほかにありませんか。
◆
委員(
鈴木洋二) 今回の
計画変更の理由なんですが、防犯灯の整備
推進のためということなので、これは今まであった既設のものの更新と、それと今後の新設に関するものなのか、その辺の内容についてお伺いします。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの鈴木
委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
企画政策課長(
若林伸治) ただいまの御質疑に
お答えをいたします。
新設等々の御質問であるかと思いますが、申し訳ございません。私どもは、
計画の部分の持分なものですから詳細は承知してございません。ただ、今回の過疎債のほうに、対象にできるというために、
計画の記載部分の変更をしているというものでございます。
御理解いただければと思います。よろしくお願いします。
◎
市民安全課長(和田靖) ただいまの質疑に
お答えいたします。
防犯灯関係でございますが、過疎
地域ということで、今回長沼と岩瀬
地域を対象に、いずれも新設の部分を予定してございます。
以上であります。
○
委員長(
本田勝善) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
本田勝善) なければ、次に
情報政策課から
自治体情報システムの標準化について説明をお願いいたします。
◎
情報政策課長(西澤久男) おはようございます。
情報政策課から、
自治体情報システムの標準化について御報告いたします。
総務常任委員会資料の3ページを御覧ください。
初めに、項目1、概要でございます。
国では、
令和3年に施行した地方公共団体情報システムの標準化に関する法律に基づき、全国の
自治体に対し、基幹業務のうち主要な20業務について、国が示す標準仕様に基づき開発した標準準拠システムへと移行することを求めており、移行に当たっては、原則として国が整備するクラウドサービスであるガバメントクラウドを利用することとしております。
なお、移行期限につきましては、
令和7年度末、
令和8年3月としております。
また、標準化対象は、住民記録や戸籍、地方税などの20業務となっております。
次に標準化のイメージでありますが、
自治体の基幹システムにつきましては、これまで各
自治体が、個別の仕様によりシステムを発注し各
自治体専用のサーバー、つまり専用のIT基盤を整備してシステムを利用しておりました。これに対し、標準化後は、国が示した標準仕様に基づくシステムを、ガバメントクラウドというIT基盤で共同利用する形に変わることとなります。
次に項目2の本市の検討経過でありますが、今年1月に庁内ワーキンググループを設置いたしまして、現在利用しているシステムと、国が示した標準仕様書との比較分析を開始いたしました。6月には、システム
事業者へのRFI、いわゆるシステム構築に関する情報提供依頼を実施いたしまして、8月には庁内ワーキンググループの関係課長協議を開催し、RFIの結果について協議したところであります。
最後に項目3、今後の方針でございますが、本市においても国が定める
令和7年度末までのシステム移行を目指し、標準化対象の20業務について、移行作業を順次進めてまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。
○
委員長(
本田勝善) ただいま説明をいただきました件について、各
委員から質疑ありませんか。
◆
委員(
鈴木洋二) 2点お伺いいたします。
1点が、新しいシステムに移行するということで、経費の削減ということで表示されております。どれぐらいの削減を見込んでいるのか。
もう一点、移行に伴いシステム障害とか、そういった部分での発生の有無があるのかないのかお伺いします。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの鈴木
委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
情報政策課長(西澤久男) ただいまの御質疑に
お答えいたします。
システムの移行費用につきましては、現在、関係
事業者に問合せをしているところでございまして、今のところ、まだ初期費用、ランニングコスト含め具体的な金額が把握できていない状況にございますので、どれぐらいの削減につながるかは、今のところちょっと未定でございます。
あと、システムの障害に関しましては、クラウドということの利用環境になりますが、もちろんクラウドへの通信設備等の管理もございますが、国の仕様で、高度な技術仕様やセキュリティレベルの確保などが課されておりますので、障害発生時にも迅速に対応いただけるものと考えております。
以上でございます。
○
委員長(
本田勝善) よろしいですか。
ほかにありませんか。
◆
委員(
深谷政憲) この
進め方ですが、あくまでも職員のワーキンググループと各関係課長協議、私は、ちょっとこの
デジタル部分、ちょっと弱いものですから、これを外部の技術者とか、そういう方を迎えて整理していくということになるのか、ちょっとお聞きいたします。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの
深谷委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
情報政策課長(西澤久男) ただいまの御質疑に
お答えいたします。
今回のシステム移行につきましては、国が示す標準仕様に基づくものでございまして、
事業者にかかわらず同じ仕様となっておりますので、これまでですと、いろんな各
自治体、個別の仕様がありましたので、外部の技術者の意見を聞いてということもあったかと思いますけれども、今回に関しては一律の仕様でございますので、内部での検討を進めていきたいと考えております。
以上でございます。
○
委員長(
本田勝善) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
本田勝善) なければ、事前に申出があった案件は以上となりますが、その他当局から追加で報告等ありませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
本田勝善) なければ、以上で当局からの報告等については終了といたします。
この際、各
委員からその他所管の事務の執行について、申し述べておきたいことがあれば伺います。
◆
委員(石堂正章) 私のほうから1点だけ、ちょっと確認の意味も含めましてお聞きしたいと思います。
私の一般質問の中でも取り上げまして、ほか
深谷委員、横田
委員も取り上げましたが、平成6年度の予算編成方針についてですが、その中で
深谷委員への答弁と横田
委員の答弁の、その金額、いわゆる10%シーリングにおいてどのような削減の額というか、効果が出るかということの質問の中で、私の記憶では、ちょっと数字が違っていたかなと思いますんで、その辺を改めまして、お聞きしたいと思います。
○
委員長(
本田勝善) ただいまの石堂
委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
財政課長(星雄幸) ただいまの御質疑に
お答えいたします。
まず、深谷議員の一般質問の答弁におきまして、
令和5年度当初予算案一般財源額が約225億円のうち、義務的経費を除いた約39億5,700万円ですか、がシーリング対象額と答弁させていただきまして、それによると10%シーリングということになりますと、シーリング額が4億円程度という形になるところです。横田議員のほうで、6億円何がしという額をおっしゃったかと思いますけれども、そちらにつきましては、今ほど言いましたシーリングによる削減額ですね。それと、前年度あった事業で廃止になるようなもの、また選挙など前年度の特殊事情にあった
事業ですね。そういったものの一般財源が減額となる部分を含めると、6億円程度減額となるというものの数字であったと思います。
以上になります。
○
委員長(
本田勝善) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
本田勝善) なければ、所管の事務については終了といたします。
次の議題に入る前に、ここで当局
関係部課長には御退席をいただくことといたします。
報告等ありがとうございました。
当局退席のため、暫時休憩いたします。
午前10時58分 休憩
午前11時05分 再開
○
委員長(
本田勝善) 休憩前に復し、会議を再開いたします。
次に、
継続調査事件を議題といたします。
今期定例会閉会後の閉会中の
継続調査事件の調査項目について協議をいたします。
去る10月6日の
委員会において、各
委員から
継続調査事件の項目について意見を頂きました。本日は、その意見を基に
委員会としての調査項目を決定することといたします。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
委員長(
本田勝善) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
初めに、先日の
委員会において各
委員から出されました主な意見と、それを基に正副
委員長において、二つの調査項目について考えをまとめましたので、事務局からの説明を求めます。
◎
議会事務局(松谷光晃) それでは、事務局から説明させていただきますが、初めに皆様の
データのほうでお配りしておりますが、
令和5年10月16日
総務常任委員会資料の
継続調査事件についてをお開きください。大丈夫でしょうか。よろしいですか。
それでは、説明のほうをさせていただきます。
まず1点目の10月6日、前回の
委員会での意見ということで、それぞれの
委員のほうから頂いた意見を一覧にまとめております。黄色で示した部分が、財政面の調査ということで7
委員のうち5
委員、5人の
委員から財政面の調査といった意見を頂きました。
それからもう一点、灰色で示しております
デジタル化、DXの
推進に関する調査、こちらも7
委員のうち5人の
委員のほうから、こういった意見がありまして、圧倒的に財政面、それから
デジタル化、DXといった意見が多かったというところでございます。詳細については、一覧のほうを御覧いただきたいというふうに思います。
結果としまして、下段のほうに2にまとめておりますが、それぞれ調査項目に対する視点というのは、若干異なっておりますが、
デジタル化、DXの
推進に関する調査及び財政面の調査が、
継続調査事件としておおむね共通する意見でございました。また、過疎対策
計画等、
委員会として注視すべき項目についても御意見がありまして、これらにつきましては、前回の
委員会で取り上げた項目もありましたので、現状を把握しながら必要に応じて、対応すべき項目であろうというふうな理解とさせていただいたところです。
以上を踏まえまして、ページ切り替わります。大きな3番目ということで、正副
委員長案を示させていただいております。
まず1点目としましては、地方公共団体のDX
推進ということで、
デジタル化につきましては、前回の
委員会において意見交換として調査を終了しております。このため、それを一歩進めた項目として、DX、いわゆる
デジタルトランスフォーメーションが考えられるのではないかと。
2点目に書いてありますが、ただしそのDXにつきましては、日々進化を続けておりまして、非常に幅広い活用が期待されております。そういった意味では、際限がないテーマということもありますので、
委員会としましては、具体的な分野をある程度絞って調査を進めたほうが、進めやすいのではないかというふうな点を示させていただいております。
それから②ということで、予算編成の在り方について、もう一点上げさせていただいております。
1点目でございますが、財政健全化の指標的には悪化が見えないものですから、予算編成を切り口として、議会として財政状況、あるいは予算編成方針の把握、さらには編成に対する透明性、これは議会、あるいは市民への分かりやすさ、見える化といった、こういった視点、そういった意味で編成に対する透明性の在り方等といった点を調査してはどうかと。
2点目として、ただしこれについても少し注意が必要でして、予算編成の権限につきましては当局にございます。ですから議会としては、飽くまでも予算の議決権を持った立場ということから、その編成過程について、把握していくことが望ましいという考え自体を持ちながら、調査を進めていく必要があるであろうというところを示させていただいたところです。
以上のとおり、正副
委員長の考えを示すとともに、次のとおり
調査事件案を御提示いたします。提示案でございますが、地方公共団体のDX
推進及び予算編成の在り方についてといったことで、正副
委員長のほうから示されたところでございます。
事務局のほうからは以上です。
○
委員長(
本田勝善) ただいま説明がありました正副
委員長案を踏まえ、閉会中の
継続調査事件の項目について、各
委員から御意見を伺いたいと思います。なお、修正、追加でも結構です。
併せて現時点での考えで結構ですので、どういった点に着目して調査を進めたいか、参考となる御意見があればお聞かせください。
それでは発言をお願いいたします。いかがでしょうか。
◆
委員(石堂正章) 各
委員からの気になるところということで、前回の
委員会でも出たことを踏まえての正副
委員長案でございますので、当面はこの2案で行くことに賛同させていただきたいと思います。
○
委員長(
本田勝善) ほかにありませんか。
また、その後
深谷委員のほうからありましたら、何か。
◆
委員(
深谷政憲) 大方、前回の
委員会で、テーマ的には、今、石堂
委員のほうからもありましたように、この2点、地方公共団体のDX
推進及び予算編成の在り方についてで、事務局からも御報告というか、注意点がございましたように、これ非常に広範囲なので、具体的にそのテーマというか、
ポイントを絞っていく必要があるというのと、特に予算編成のほうは、当局の市長の専権事項でございますので、ただこれも、こういうふうに在り方と、市民に対しての、あるいは議会に対しての発信、そういうことがあって3月の予算の審議を進めていく、するということでございますので、そういうあるべき姿というのは、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、そういう定型的というか、形をやっぱりつくっていくべきだという点で、ほかの事例を調査をするということと、あとDXのほうも今日の
総合戦略にありましたやつ、前段で議論しましたように総務
委員会なので、予算と絡めれば
行政サービス、DXによって新たな業務体系の見直しとか、そういうものもあるので、ちょっとその
行政サービスというか窓口、中の行政、あとこれに付け加えれば、何というんですか、よく言う電子化によって町内会というか、そういう行政区というんですか、それと本当にそこで、そういうDXによって、やっぱりコミュニケーション力を高めていくという、そういうところかなというふうに思っております、意見として。
○
委員長(
本田勝善) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
本田勝善) なければ、暫時休憩いたします。
午前11時14分 休憩
午前11時15分 再開
○
委員長(
本田勝善) 休憩前に復し、会議を再開いたします。
それでは、本日、各
委員から頂いた意見を踏まえ、当
委員会の9月定例会以降の閉会中の
継続調査事件の項目について申し上げます。
地方公共団体のDX
推進及び予算編成の在り方について。
以上であります。
なお、本日の会議の結果を踏まえ、本会議最終日に、ただいま選定した調査項目について、閉会中の
継続調査事件として申し出ることといたしますが、その内容については正副
委員長に御一任いただきたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
委員長(
本田勝善) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
次に、閉会中の
委員会の日程について申し上げます。
11月16日水曜日、午後1時30分からとさせていただきます。
なお、日程変更の……。
(「木曜日」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
本田勝善) 失礼いたしました。
11月16日木曜日、午後1時30分からとさせていただきます。
なお、日程変更の必要が生じた場合の調整については正副
委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
委員長(
本田勝善) 御異議なしと認めます。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました
最後に、本日の会議内容及び結果について、正副議長に報告することといたしますが、内容については正副
委員長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
委員長(
本田勝善) 御異議なしと認めます。
それでは、本日の
総務常任委員会はこれにて閉会いたします。
御苦労様でした。
午前11時17分 閉会
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須賀川市議会
委員会条例第32条の規定により署名する。
令和5年10月16日
須賀川市議会
総務常任委員長 本 田 勝 善...