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令和 4年  3月 文教福祉常任委員会−03月08日-01号

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  1. 須賀川市議会 2022-03-08
    令和 4年  3月 文教福祉常任委員会−03月08日-01号


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    令和 4年  3月 文教福祉常任委員会−03月08日-01号令和 4年  3月 文教福祉常任委員会           須賀川市議会文教福祉常任委員会会議録 1 日  時  令和4年3月8日(火曜日)         開 会  10時00分         閉 会  11時18分 2 場  所  須賀川市議会委員会室 3 出席委員  溝 井 光 夫     鈴 木 洋 二     堂 脇 明 奈         高 橋 邦 彦     安 藤   聡     加 藤 和 記         鈴 木 正 勝     大 内 康 司 4 欠席委員  なし 5 説明員   副市長       安 藤 基 寛   市民交流センター長 秡 川 千 寿         市民福祉部長    野 崎 秀 雄   教育部長      鈴 木 伸 生         生涯学習スポーツ課長熊 田   保   東公民館長     平 川 昭 二         文化振興課長    関 根 徳 栄   博物館長      大和田   守
            観光交流課長    上 妻 秀 男   総務課長      角 田 良 一         企画課長      長 澤 泰 和   中央図書館長    佐 藤 幹 夫         社会福祉課長    小 林 繁 直   長寿福祉課長    高 野 弘 幸         保険年金課長    増 子 輝 仁   健康づくり課長   岡 田 充 生         市民課長      大 槻 恵 子   長沼市民サービスセンター所長                                       小 針 則 雄         岩瀬市民サービスセンター所長      教育総務課長    小 池 文 章                   井 上 敦 雄         学校教育課長    菅 野 哲 哉   こども課長     板 橋 圭 寿 6 事務局職員 主任        須 釜 千 春   会計年度任用職員  鈴 木 久 美 7 会議に付した事件  別紙のとおり 8 議事の経過  別紙のとおり                      文教福祉常任委員長   溝 井 光 夫      午前 10時00分 開会 ○委員長溝井光夫) おはようございます。  本日はお忙しい中、各委員並びに当局の皆様には御出席いただきありがとうございます。  ただいまから文教福祉常任委員会を開会いたします。  出席者は、定足数に達しております。 ───────────────────── ◇ ──────────────────── ○委員長溝井光夫) 本日の議題は、御手元の審査事件一覧表のとおり、今期定例会において当委員会に付託されました議案2件に対する審査並びに行政報告及び継続調査事件についてであります。  本日の会議の進め方でありますが、初めに議案審査を行うこととし、当局担当課の説明を求め、質疑を行った後、討論採決を行います。  議案審査終了後、事前に申出のあった関係課から行政報告を受け、質疑応答を行います。  行政報告の終了後に継続調査事件を議題とし、12月定例会中の委員会において、当局関係各課から御説明いただいた内容について、質疑応答を行いたいと思います。  本日の会議の進め方については、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  早速、付託議案の審査を行います。  初めに、議案第12号 須賀川公民館条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案について当局の説明を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長熊田保) おはようございます。  ただいま議題となっております、議案第12号 須賀川公民館条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。恐れ入りますが、議案資料の1ページを御覧ください。  本案につきましては、昨年12月13日の当委員会におきまして、事前に概要を説明させていただいたところでありますが、長沼公民館長沼市民サービスセンターに移転することで地域住民利便性の向上と、公民館機能の充実を図るため、所要の改正を行うものであります。  改正の内容でありますが、一つには長沼公民館の位置を長沼字鹿之内入2番地4から、長沼字金町85番地に改正するものであり、具体的には現在の長沼農村環境改善センター内から、長沼市民サービスセンター内に移転するものであります。  次に資料の裏面を、2枚目を御覧ください。改正内容の二つ目でありますが、今回の移転に伴い、新たに、長沼公民館の施設として貸館を行う視聴覚室及び談話室の使用料を定めるものであり、当該使用料につきましては、各部屋の面積などを基に市内各公民館使用料と均衡を図るようそれぞれ設定したものであります。  最後に本条例につきましては、令和4年4月1日から施行するものであります。  説明は以上であります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長溝井光夫) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、各委員から質疑ありませんか。 ◆委員(高橋邦彦) おはようございます。  私から2点、お伺いいたします。長沼地区で8回の説明があったと総括質疑で聞きました。周知は徹底されたと思います。12月の定例会提出ができなかった理由について、2点目が、3月16日の議決後に看板の設置とかになると思うんですが、それからの発注で間に合うのか伺います。 ○委員長溝井光夫) ただいまの高橋委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎生涯学習スポーツ課長熊田保) ただいまの1点目の12月の議会に出さずに今回の議案提出に至った経緯でございますけれども、昨年8月2日から11月3日まで4か月にわたり説明会を開催いたしました。この間、コロナ禍状況等もあり、なかなか説明会が開催できなかったという部分もございますが、今回の移転につきましては一定の御理解はいただいたことから、年度途中での移転というのも好ましくないということと、あと、地域の利便性の向上と公民館機能充実を図るためには、速やかに来年度から移転することが望ましいと判断いたしまして、今回の改正に至ったものであります。  2点目の看板等の設置につきましては、現在、業者と調整等を行っておりまして、4月1日までの移転には問題なく対応できる予定でございます。  以上です。 ○委員長溝井光夫) よろしいですか。ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) なければ、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) なければ、これにて討論を終結いたします。  これより議案第12号について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号 須賀川コミュニティプラザ指定管理者の指定についてを議題といたします。  本案について、当局の説明を求めます。 ◎観光交流課長上妻秀男) ただいま議題となっております議案第13号 須賀川コミュニティプラザ指定管理者の指定について御説明させていただきます。  須賀川コミュニティプラザにつきましては、現在、須賀川観光物産振興協会指定管理者として指定し、その管理運営を行っております。  その指定期間が令和4年3月31日をもちまして満了することから、新たに指定管理者を指定するに当たり、地方自治法244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。  管理対象施設は、須賀川市中山63番地1、須賀川コミュニティプラザ指定管理者として、須賀川市八幡町135番地、須賀川観光物産振興協会、会長、渡邉達雄を指定することとし、指定管理期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間であります。  以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長溝井光夫) これより、質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、各委員から質疑ありませんか。 ◆委員(高橋邦彦) 先日の総括質疑受付総数3,500件ぐらいあったと聞いておりますが、その具体的な問合せ内容について伺います。 ○委員長溝井光夫) ただいまの高橋委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎観光交流課長上妻秀男) ただいまの御質疑にお答えいたします。  観光案内の数は先日お答えしたとおりでございますが、その内容につきましては、市内の観光施設への交通の使い方、どうやって行ったらいいかとか、まちなかにはどういった施設があるかとか、そういった観光の場所への問合せ、そういったものが主なものになっております。  以上でございます。      (「了解しました」と呼ぶ者あり) ○委員長溝井光夫) ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) なければ、これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) なければ、これにて討論を終結いたします。  これより議案第13号について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  ただいま審査が終了いたしました議案2件に関する委員長報告については、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) 御異議なしと認めます。  以上で議案の審査を終了いたします。  次に、行政報告を議題といたします。社会福祉課長寿福祉課及びこども課から、事前に発言の申出がありましたので、早速説明を頂くことといたします。  初めに、社会福祉課からお願いいたします。 ◎社会福祉課長小林繁直) おはようございます。
     社会福祉課から、須賀川重層的支援体制整備事業実施計画の策定について御報告いたします。別冊の須賀川重層的支援体制整備事業実施計画を御覧ください。  本計画につきましては、昨年12月13日の文教福祉常任委員会への素案の報告を経て、12月14日から27日の期間でパブリックコメントを実施いたしました。パブリックコメントにおいて、提出された意見はありませんでした。  その後、関係課機関で構成する全世代全対象型地域包括支援会議において、本計画案について承認を頂き、内部手続を経て計画を策定しましたので御報告いたします。  本日の文教福祉常任委員会の報告を経て、市ホームページで公表し、本計画により新年度から事業に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  報告は以上であります。 ○委員長溝井光夫) ただいま社会福祉課から須賀川重層的支援体制整備事業実施計画の策定について説明を頂きましたが、各委員から質疑等がありましたら発言をお願いいたします。      (発言する者なし) ○委員長溝井光夫) 発言がなければ、次に移ります。  次に、長寿福祉課から、須賀川地域密着型サービス事業公募の選定結果について報告願います。 ◎長寿福祉課長高野弘幸) おはようございます。  長寿福祉課より、令和3年度須賀川地域密着型サービス事業者公募の選定結果について、御報告いたします。  市民福祉部提出資料の1ページを御覧ください。初めに、地域密着型サービスにおける施設整備は、高齢者が住み慣れた須賀川市内で、これからも生活を継続できるようにするため、市第8期介護保険事業計画において、認知症対応型共同生活介護グループホーム)1施設(18床)と、小規模多機能型居宅介護施設1施設を計画しているものであります。  今回、小規模多機能型居宅介護施設は応募がありませんでしたが、認知症対応型共同生活介護グループホーム)につきましては4法人から応募がありました。  公募書類、申請書の内容を始め、市民福祉部長以下、関係課長を委員とする選定委員会による法人からのプレゼンテーションの審査結果を基に候補者を決定したところでございます。  候補者は、郡山市所在の株式会社市川建設であります。市川建設は、法人内に介護事業部を立ち上げ、既に郡山市内において介護事業を展開しており、地域密着型サービス運営の実績を持っている会社であります。  整備予定地市内弘法坦団地内、令和5年4月の開所を予定しております。詳細は、資料のとおりです。  報告は以上であります。 ○委員長溝井光夫) ただいま、長寿福祉課長から須賀川地域密着型サービス事業公募の選定結果について説明を頂きましたが、各委員から質疑等がありましたら発言をお願いいたします。      (「なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) ないようですので、次に移ります。  次に、こども課からお願いしたいと思いますが、報告3件ありますので、1件ごとに区切って質疑応答を行うことといたします。  それでは初めに、小塩江幼稚園運営状況等について報告願います。 ◎こども課長板橋圭寿) おはようございます。  まず、小塩江幼稚園運営状況等について御報告いたします。  こども課提出資料の1ページを御覧ください。まず、小塩江幼稚園の在園児数の状況でございますが、平成29年度は、5歳児と4歳児合わせて15人おりましたが、令和4年度、5歳児が2人、4歳児が0人、合計2人という状況になっております。  なお、令和3年度の在園児7人のうち、小塩江地区からの入園児童は2人のみでございます。  次に、小塩江地区、塩田と小倉地区でございますが、こちらの未就学児である0歳児から5歳児までの児童数、こちら令和4年4月1日見込みですが、5歳児が5人、以下4人、3人、3人、6人、0人ということになっております。隣にありますのが、うち、保育施設利用児童数ということで、2歳児以上は全て保育施設、利用している状況です。  共働きの世帯の増加に伴い、0歳、1歳児より保育施設へ入所を希望する保護者が多く、特に近隣の大東こども園に入園する傾向が強くなっております。そして、幼稚園入園対象年齢に到達したときは、既にほかの保育施設を利用している児童がほとんどであり、地区内における幼稚園のニーズは少ない状況にあります。  そこで、令和4年度の運営方針ですが、令和4年度入園児につきましては、令和3年10月中に通常通り募集を行いましたが、4歳児の入園希望者がいなかったことから、クラス編制は行わないこととしました。5歳児2人につきましても、継続利用したいという希望がありましたので、2人でクラス編成を行います。  なお、令和5年度の運営につきましては、休園の方向で検討しております。  参考としまして、2ページを御覧ください。まずは令和3年度の小塩江幼稚園管理運営費所要見込額、こちら主に人件費となりますが、トータルで2,600万円以上の経費がかかっている状況でございます。  その下ですが、小塩江以外の幼稚園も全体的に園児数が減っているという状況がグラフで見て取れるんですが、平成29年度は合計で107人おりましたが、令和4年度は62人の見込みでございます。今後、ほかの3園の運営についても検討が必要になってくるかと考えております。  報告は以上でございます。 ○委員長溝井光夫) ただいま、こども課長から小塩江幼稚園運営状況等について説明頂きましたが、各委員から質疑等がありましたら発言をお願いいたします。 ◆委員(堂脇明奈) おはようございます。  ただいまの説明で令和5年度の運営については休園する方向で検討しているということですが、その後、どのような利用状況とか今の段階で考えていることがあれば、こども園にするとかというような何か考えがあるのであればお聞きいたします。 ○委員長溝井光夫) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎こども課長板橋圭寿) ただいまの堂脇委員の質疑にお答えいたします。  小塩江幼稚園が休園になった後の使い方ということでございますが、こちらは現在、建物が小塩江児童クラブ館と合築になっている状況がございまして、簡単に民間の方にお貸しするというのがちょっと難しい状況もございますので、市の行政の中で、ここを継続的であれ、一時的であれ、活用できないかということで検討をしたいと考えております。  以上でございます。 ◆委員(堂脇明奈) すみません、もう1点。今、正職員の方2名と会計年度任用職員で5名の方がいらっしゃると思うんですが、その方たちなんですけど、令和5年度はどのようになるのかお伺いいたします。 ○委員長溝井光夫) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎こども課長板橋圭寿) ただいまの質疑にお答えいたします。こちら、幼稚園教諭等でございますが、皆さん保育士の資格を持っている方、あと補助員の方がいらっしゃるんですが、こども園とか保育所、こちらのほうで人手不足のところもございますので、そちらの方面で活躍していただきたいと考えております。 ○委員長溝井光夫) ほかにございませんか。 ◆委員(加藤和記) おはようございます。  これ、公立の幼稚園とか保育園の数がどんどん入園者が減っているという状況の中で、将来に向けて保育園幼稚園を一つの施設で、両方、一貫教育なんて昔よく言っていた時代があったと思うんだけど、今後はどういう対応をしていこうとしているのかお伺いしたいと思います。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎こども課長板橋圭寿) ただいまの加藤委員の質疑にお答えいたします。  従来ですと幼稚園保育所ということで別々だったんですが、須賀川市においては、大東こども園幼保連携型認定こども園という形で運営しておりますし、あと、白方こども園白江こども園、こちらは、幼稚園保育所が同じ場所にあるという形態のこども園で運営しておりまして、これらも今後は認定こども園として一体的な運営をしたいと考えております。  そのほかの地区につきましても、できる限り認定こども園幼稚園がある地区については、認定こども園に統合できるような形で検討を進めたいと考えております。  以上でございます。 ◆委員(加藤和記) その場合、建物が新しい建物とかいろいろ状況があると思うんだけど、そういうところも十分考慮した上で、こども園とするのであればですよ、その辺の考え方についてはどうですか。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎こども課長板橋圭寿) ただいまの質疑にお答えいたします。  認定こども園化するに当たっては、施設というのも大きな要件になりますので、まずは国の基準を満たすかどうかというのを十分に認識した上、長期の運営ができるように長寿命化の対応などもしながら、あとは、この面積で足りるのかというところも考慮しながら、施設の整備、そして管理を行っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長溝井光夫) ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) なければ、次に移ります。  同じく、こども課からですが、令和4年度保育所こども園待機児童の状況について報告願います。 ◎こども課長板橋圭寿) 引き続き、令和4年度保育所こども園における待機児童数の状況について説明いたします。  資料3ページを御覧ください。まず、令和4年3月1日現在の速報値でございますが、待機児童数は、0歳から2歳まで、合計17人でございます。  そして、待機児童数の推移は、下の表なんですが、平成29年から23人、11人、20人、0人、29人、今回17人と、昨年よりは若干減少したという状況でございます。  なお、この待機児童数17人の内訳なんですが、主に求職中の方でございまして、こちら、就職が決まり次第、入所手続を進めたいと考えております。  報告は以上でございます。 ○委員長溝井光夫) ただいまこども課長から令和4年度保育所こども園待機児童の状況について説明いただきましたが、各委員から質疑等がありましたら発言をお願いいたします。 ◆委員(安藤聡) すみません。待機児童の推移でこれ5年間出ているんですけど、春、秋で増減が平成29年平成30年は減って、平成30年から令和2年までは増えているというような状況なんですけど、こちらのほうの主な要因ということで、施設の整備であったり、あとはニーズが高まったりとかいろいろあるのかなと思うんですけど、その辺ちょっと、分かるところを教えていただければと思います。 ○委員長溝井光夫) ただいまの安藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎こども課長板橋圭寿) ただいまの安藤委員の質疑にお答えいたします。  こちら、待機児童が増減している状況でございますが、この申込者数は傾向として年々増えている状況でございます。それに応じまして、施設整備のほうも毎年、市の施設、民間の施設を中心にやっているところなんですが、現実的に追いついたようで、また差が開いてということで、なかなか完全に解消できない状況がある中で、増減しているところでございます。  今年度につきましては、申込者数が昨年より若干減少したということもございまして、待機児童数が減少している状況でございます。  以上でございます。 ○委員長溝井光夫) ほかにございませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) ないようですので、次に移ります。  最後に、同じくこども課から、令和4年度における児童クラブ待機児童対策及び令和4年度児童クラブ待機児童の状況について報告願います。 ◎こども課長板橋圭寿) 引き続き、令和4年度児童クラブ館における待機児童対策について報告いたします。  資料4ページを御覧ください。まず、須賀川小児童クラブですが、こちらは老人福祉センターの2階を借用し、1支援単位(定員40人)を増加する予定でございます。ここに、4年生44人が利用予定です。  令和3年度につきましては、放課後居場所緊急対策事業として、大広間のみを借用し、放課後の預かり、こちらは土曜、日曜、長期休業は除くものですが、これを実施し、12人が利用しました。  令和5年度以降についても、待機児童が発生する場合は、継続利用、運営することとしたいと考えております。  次に、ぼたん児童クラブ、こちらは第三小学校でございますが、東公民館、こちらの2階を借用しまして、1支援単位(定員20人)を増加いたしました。こちらは4年生19人が利用予定です。  同様に、令和5年度以降については待機児童が発生する場合は、令和5年4月1日に、ぼたん保育園、こちらが令和5年3月末で閉園予定ですので、こちらを活用し児童クラブ館としたいと考えております。そのため東公民館児童クラブは、令和4年度のみの使用予定と考えております。  これを受けまして、この結果、5ページ、令和4年度の待機児童の状況ですが、まず、児童クラブ館が市内に18館ございまして、定員が1,680人です。こちらに、承認者ということで、1,570人、利用が決定しておりまして、一方待機児童数、こちらが須賀川第一小児童クラブ、二小児童クラブ、ぼたん児童クラブ、西袋児童クラブ、第三西袋児童クラブの5施設で合計78人ということになっております。  待機児童数の推移でございますが、下段のほうにありまして、今年度、令和3年4月1日の待機児童数48人より30人増加するという状況となっております。  報告は以上でございます。 ○委員長溝井光夫) ただいま、こども課長から令和4年度における児童クラブ待機児童対策及び令和4年度児童クラブ待機児童の状況について説明いただきましたが、各委員から質疑等がありましたら発言をお願いいたします。 ◆委員(堂脇明奈) ぼたん児童クラブのほうなんですが、ぼたん保育園が閉園した後、そちらを活用するということなんですけれども、ぼたん保育園が年数が経って施設のほうが古くなってきたということで、今度、また新しいこども園にするというお話だったんですけども、こちら、児童クラブとして活用するときに、改修などそういったことは考えているのか、お伺いいたします。 ○委員長溝井光夫) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎こども課長板橋圭寿) ただいまの質疑にお答えいたします。ぼたん保育園、確かに築年数が経って老朽化してはおりますが、耐震診断の結果、地震の問題はないというのは確認しております。  あと、そのほかの状況につきましては、今も直しながらといいますか、補修しながら、今の園の運営上も問題ないように対応しておりますので、大規模な補修というのは難しいんですが、通常に児童クラブ館として使うのに問題がないような対応をした上で、運営をしたいと考えております。 ○委員長溝井光夫) ほかにございませんか。      (発言する者なし) ○委員長溝井光夫) なければ、次に移ります。  事前に申出があった案件は以上となりますが、その他当局から追加で報告等があればお願いいたします。 ◎観光交流課長上妻秀男) 皆さんの御手元にカラー刷りで1枚、「『みんなで踊ろう!ボータンソング』完成しました!!」という印刷物がいっているかと思いますが、今回、コロナ禍におきまして、様々なイベントが中止となる中、市のマスコットキャラクターである、ボータンの活躍する場面が激減している状況でございます。  そこで、子供たちを中心にその認知度が低下するということが懸念されておりまして、印刷物の右側にございますが、ボータンの使用実績がコロナ前については市内外合わせて39回ほど出番がありましたが、今年度、令和3年度におきましては僅か6回という状況になっております。  そこで、その認知度の低下を懸念しているところで、ボータンにちなんだ歌を作って、それをウルトラFMや幼稚園保育所等で耳にする機会を提供しまして認知度の維持、向上につなげたいと。それから、その歌に振り付けを付けて楽しく踊ってもらうことで、ボータンに親しみを持ってもらいながら、コロナ禍における子供たちの運動不足の解消にもつなげたい。さらには、市内の観光ツールとなり得る場所で撮影することで、市民はもちろん、市外の方への魅力発信にもつながればという様々な思いから、今回、プロモーションビデオを作成したところでございます。  作成に当たりましては、市内の幼稚園保育所こども園の園児たち、それから牡丹キャンペーンクルーや、福島空港のANAのダンサーズであるFLYERSの皆さんや、市役所の若手職員などの協力を得まして、市内各所で撮影したものをまとめたものでございます。  今後は、このボータンソングをウルトラFMの様々な放送の中で数多く紹介していただくほか、市内の幼稚園保育所などにお配りしまして、お遊戯会であったり、運動会であったり、そういったところを始め、様々な場面で活用していただくなどPRを図ってまいりたいと考えております。なお、このプロモーションビデオですね、市の公式YouTubeへのアップにつきましては、4月1日を予定しておりますので、是非御覧いただければと思います。  以上でございます。
    委員長溝井光夫) ただいまの観光交流課長からの説明に対し、質疑等がありましたら御発言をお願いいたします。      (発言する者なし) ○委員長溝井光夫) なければ、次に移ります。  ほかに、当局からございますか。 ◎健康づくり課長(岡田充生) それでは、健康づくり課から新型コロナウイルスワクチン接種の現況について御報告したいと思います。  まず、今回、数値の集計等の関係から大変申し訳ございませんが、口頭報告となりますので御了承いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、追加接種、3回目の接種の現状等についてでありますが、追加接種の接種者数ですが、個別接種の人数の実数が現段階でまとまっていないため、推計値となります。こちらも御了承いただきたいと思います。  2月末現在の数値で、集団接種が8,454人、個別、いわゆる医療機関でのサテライト接種が4,627人で、合計1万3,081人となります。なお、この追加接種の接種率でありますが、対象者、18歳以上の方なんですけれども、こちらの中での接種率ですが、20.6%となります。  次に、小児接種、5歳から11歳の接種について御報告いたします。まずこちらにつきましては、須賀川市、鏡石町、天栄村の3市町村で集団接種と個別接種を行います。  今後の日程なんですが、3月11日、今週の金曜日、接種券を発送いたします。対象者は、4,478人、3月20日日曜日からインターネットの予約を開始したいと思います。接種のほうにつきましては、集団接種は3月27日の日曜日から、場所は公立岩瀬病院で行います。  なお、個別接種の医療機関につきましては、全部で8施設、須賀川市が5、鏡石が2、天栄村が1でございます。こちらの施設で、個別接種を実施する予定でございます。  健康づくり課からは以上です。 ○委員長溝井光夫) ただいまの健康づくり課長からの説明に対し、質疑等がありましたら御発言願います。      (発言する者なし) ○委員長溝井光夫) なければ、ほかに当局から追加で報告はありますか。 ◎生涯学習スポーツ課長熊田保) 先ほど御審査いただきました長沼公民館の移転につきまして、これから委員の皆様に周知用のチラシを配布させていただきたいと思います。少々お持ちください。  ただいま配布させさせていただきました、長沼公民館の移転のお知らせでありますけれども、3月15日付けの長沼地区回覧で全戸に配布予定のチラシとなってございます。長沼公民館の移転につきましては、先ほど御説明させていただきましたけれども、住民説明会等で一定の御理解を頂いているところでありますが、4月1日から長沼保健センターに内に移転するという内容で周知したいと考えております。  なお、このほかの広報すかがわ4月号にも記事を掲載し周知徹底をしていく予定となってございます。  報告は以上です。 ○委員長溝井光夫) ただいまの生涯学習スポーツ課長からの説明に対し、質疑等があればお願いいたします。      (発言する者なし) ○委員長溝井光夫) なければ、以上で当局からの報告等については終了といたします。  この際、委員各位から、その他所管の事務の執行について申し述べておきたいことがあれば、発言願います。 ◆委員(大内康司) ちょっと所管ではない事項かもしれないんですが、西地区の開発によって駅舎が多少変わりますね。前に、駅前の交番を駅舎の中に作ってもらえないかという話があったんですが、今度のあの中にそういう予定があるかどうか。  前は今の場所からは移転しないという話を聞いていたんですが、あの近所の人、それから西側の人のみんなの意見を合わせますと、あの駅舎の中に交番があったほうが、それから外来者の方にも便利でいいんじゃないかという話が出ているんですけれども、どんなふうな考えをお持ちだか、ちょっと分かれば知らせてほしいなと思って質問いたします。  コミュニティプラザの活用方法ということで、ちょっと聞いておきたいなと思ったものですから、よろしくお願いします。 ○委員長溝井光夫) ただいまの大内委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎観光交流課長上妻秀男) ただいまの御質疑にお答えいたします。  駅舎の改修につきましては、令和6年度末の完成、供用開始を目指して整備を進めているところでございます。その後、現在のコミュニティプラザにつきましては、大規模な改修をした上で、観光に資するような、須賀川の駅の隣にある観光の玄関口的な整備を進める予定をしておりまして、それを駅供用開始後の令和7年度に改修工事を行って、令和8年度から供用開始をできるような計画で進めてまいりたいと考えております。以上でございます。  すみません。それで、先ほどありました交番のお話でございますが、現在のところでは、基本設計を行っている途中でございますが、中に交番が入るという予定は現在のところございません。  以上でございます。 ○委員長溝井光夫) ほかに、ございますか。      (発言する者なし) ○委員長溝井光夫) ないようですので、以上で所管の事務の執行については終了といたします。  次に継続調査事件を議題といたします。本件については、教育施設の再編・利活用、文化財の保存・活用及び感染症流行時における健康づくりについてを閉会中の継続調査事件とし、12月13日の委員会においては、関係各課から現時点における当局の取組状況や今後の考え方について御説明いただいたところです。  その御説明の内容を踏まえた上で、1月12日開催の委員会では当局に対し、更に確認したいことなどについて委員間で意見交換を行ったことから、本日は継続調査事件ごとに質疑応答を行い、今後の調査の参考にさせていただく考えであります。  なお、委員並びに当局の皆様の御手元に12月13日の委員会資料として、当局関係各課から頂いた資料をお配りしてありますので御確認願います。  それでは、早速質疑に入ります。まず、教育施設の再編・利活用について質疑ありませんか。 ◆委員(加藤和記) 学校、特に小学校なんかはそうなんですけども、統廃合というようなことがよくあるんですけども、どういう状況に至ると統廃合というような話になるのか、その辺の基準といいますか、児童・生徒の数がどういう状況になるのか、ちょっとその辺、分かれば教えてもらいたいと思います。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎教育総務課長(小池文章) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  まず、現在、小学校においては3校、小塩江小学校、大森小学校、西袋第二小学校、こちらが複式学級となっております。  まず、教育の根幹であります、教育の機会均等、教育水準の確保ということからすれば、この少人数ということは課題を抱えているということで、健全な人間形成のためには、望ましい規模があるという一般的な概念があると思います。  それとともに、地元の意向ということで、通学距離であるとか、地元のよりどころである学校という存在に関しての地元の意向というのが何よりも優先される部分ではないかと考えておりまして、具体的な基準というものではございませんけれども、地元のまず、意向、それがあればというか、小規模の解消ということは念頭にありつつも、地元がそういう方向での同意があれば話が進んでいくということになろうかと思います。  以上です。 ◆委員(加藤和記) 本来であれば、委員会として複式学級をやっている地区を現地調査する予定ではいたんですけれども、実際、複式学級になっている学校があるということであれば、そういう地域には当局からはどういうような対応というか、地域での話合いとか何かということに対してどんな取組がされているのか、その辺はお伺いしておきたいと思います。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎教育総務課長(小池文章) ただいまの御質疑にお答えをいたします。  まず、具体的には、小塩江小学校並びに中学校の学区におきまして、小塩江の教育を考える会ということで課題を共有したいと考えております。  構成としましては、保護者でありますとか行政区の役員様方とともにこれらの課題をまずはお話合いをしたいと。ただし、コロナ禍によりまして、予定していた会合が中止になったりしておりまして、議論が進んでいるという状況ではございません。  以上です。 ○委員長溝井光夫) ほかにございませんか。      (発言する者なし) ○委員長溝井光夫) なければ、次に進みます。  次に、文化財の保存・活用について、質疑ありませんか。 ◆委員(安藤聡) すみません。文化財の保存・活用の中で、今、多分、文化審議会とか何かそういったものをやっているのかなと思うんですけど、そちら多分、任期というか期間が今年の8月ぐらいになっているんですかね。こういったものというのはどういったところに生かしていくのか。上人壇廃寺跡の整備であったりとか、地域全体の文化財の活用とか、そういったところまで入っていくのか。その辺ちょっと、どういった活動になっているのかをお知らせいただきたいと思います。 ○委員長溝井光夫) ただいまの安藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(関根徳栄) ただいまの質疑にお答えいたします。  須賀川市の文化財保護審議会ですけれども、審議につきましては須賀川市内の文化財に関すること全てに関しての審議をしてございます。市の指定にするかどうかとか、今年であれば、本町屋台、あとは二階堂神社のケヤキ、その辺をどうしていくのかとか、あと、長沼城址の落石事故、そちらをどうしていくのかというのを専門的な立場で審議していただいてございます。  委員の皆さんに関しては、それぞれ担当分野がございましてそちらの専門の分野からの意見を出していただいているというところでございます。市の全体についての審議をしていただいております。  以上でございます。 ◆委員(安藤聡) それで、今、長沼だと地域の宝創造プロジェクトとかをやられていまして、その辺も、今、議論されているのかと思うんですけど、そういったものとか、あと上人壇の廃寺跡であったり、そういったものもある程度のやっていった中で、そういった、文化財的な位置づけにしたりとか、するような流れになっているのかちょっとお知らせいただきたいと思います。 ○委員長溝井光夫) ただいまの安藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(関根徳栄) ただいまの質疑にお答えいたします。  具体的に地域の宝創造プロジェクトに関しましては、現在、長沼地区でやってございます。2年を継続してやっていきたいなと考えてございますが、そちらにつきましては、文化財に特化した中身ではございませんので、直接、文化財審議会のほうに諮るという内容には今のところなってございません。  上人壇につきましては国の指定になってございます。そのたびに審議はしていただきますが、より専門的な整備委員会というのがございます。そちらのほうに整備はどのようにしていったほうがいいのかという審議をしていただいて、あと、専門的な意見を頂いて、整備方針を固めていくという形で進めてございます。  以上でございます。      (「ありがとうございました」と呼ぶ者あり) ◆委員(加藤和記) 今、同じく地域の宝創造プロジェクトに関してなんですけれども、長沼地区で3回のワークショップを開催ということなんだけど、その中でどんな意見が出ていたのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(関根徳栄) ただいまの質疑にお答えいたします。  地域の宝プロジェクトに関しましては、今年度、長沼地区で5回やってございます。現地の長沼城址や桙衝神社などを見学しながら、視察しながらという形でやってございます。  年齢も若い人からある程度の方までいらっしゃいますので、こちらからこの方向でというお示しはしていなくて、皆さんの意見を出していただくような形でやってございます。  具体的に言いますと、藤沼湖の関係、奇跡のあじさい、あと長沼城址、桙衝神社、長沼焼、殿様清水、あと、若い人の話だったんですが、地域の宝としては長沼地区の米、野菜、農業ですね、こちらのほう、その方は農業を専門としている大学生でございました。  あと、造り酒屋とかいろんなキーワードが出てございます。そちらを来年度で具体化していければなというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◆委員(加藤和記) そうすると、これは長沼城址に限ってのワークショップではないということの理解でいいんですか。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(関根徳栄) ただいまの質疑にお答えいたします。  今回の地域の宝プロジェクトのワークショップですけれども、こういう形でやってくださいというふうなお話ではなくて、地域住民の方々から、地域の宝としてどういうものがあるのか、一度、出していただいて、具体化していきたいと考えております。  ですので、長沼城址について検討しているということではございません。 ◆委員(加藤和記) じゃ、ここに載っているような長沼城址の、私としてはこの文化財の保存・活用ということでいくと、どこかやっぱり長沼城址という部分に特化したワークショップなり、あるいは、当局の長沼城址に対する方向性みたいなものを話し合えるような場所というのも必要になってくるんじゃないかというふうに私は考えているんだけれども、その辺についてはどんなお考えでしょうか。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(関根徳栄) 長沼城址に特化した形のワークショップなりの開催ということですけれども、今のところ、そういう考えは持ってございません。 ◆委員(加藤和記) そうすると、我々一般質問等でも何回も提案はしているんですけれども、長沼城址というものの考え方というのは当局ではどんな考え方を持っているんですか。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(関根徳栄) 長沼城址につきましては、須賀川市の指定文化財の一つでございまして、今後、どのように整備するのかというのは今後の検討課題だと考えてございます。全ての指定文化財について、全て整備していくということにはならないと考えてございますので、その辺は今後の検討になると考えてございます。  以上です。 ◆委員(加藤和記) 以前から長沼城址については、合併前に一時、県の認可がおりて、一部、発掘調査には入っていた経緯があるのね。そういう経緯をもう忘れたかのような感覚でとられちゃうと、地域住民にとっては何やっているのという話になっちゃうわけですよね。  ですから、もう少し長沼城址についての調査、研究をして、あそこを例えば観光にも何でも利活用できるような整備をしないと、あのままでいくとせっかくの石垣の門なんかも、ぐずぐずに崩れてしまうというような心配もあるのね。  その辺を前も質問したときには、中長期計画の中で云々というような答弁は頂いているんだけれども、それらが一向に進んでいないと。全くその計画にも上がっていないというような御理解でよろしいんでしょうか。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(関根徳栄) ただいまの質疑にお答えいたします。  いつから整備するとか、その辺の計画は、今現在はございません。史跡の整備、長沼城址に関して、こう整備していく、いつからしていくという計画は今のところはございません。  以上です。 ◆委員(加藤和記) であれば、中長期計画云々って言って答弁をもらっていた経緯はあるんですけれども、それ、いつ、そういう計画に載っけるとか、この整備計画とかという考えはいつになったら示されるんでしょう。その辺もお伺いいたします。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎副市長(安藤基寛) ただいまの御質疑にお答えいたします。先ほど来、計画の件でございますけれども、この地域の宝創造プロジェクト事業による長沼城址を含めた地域資源の活用と、こういった話合いもその一つとして考えております。これらの中で長沼地区においてはやはり長沼城址の開発、あるいは整備というものがどうしても必要であろうという形になってきたときに、具体的な実施計画に移るものと考えておりますし、その機運ということの一つとして、この地域の宝創造プロジェクト事業が使われれば、更に、この部分について、機運が高まるものというふうに考えております。  以上でございます。 ◆委員(加藤和記) 今後の機運というのは、これは、そうですかというふうに理解はできますけれども、もう、合併前に一部、発掘調査などをやった経緯がある中で、あそこの三の丸においては、太閤秀吉が奥州仕置でこっちに来たときに宿泊しているんですよ。そのときの歓迎するための館が建てられて、それを太閤秀吉じきじきに楽詠閣という名称までつけた建物があったそうなんです。
     そこの基礎石がこの辺にあるという話も出ていてね、当時、これはいずれ発掘すれば、そういう館がここに間違いなくあったということが証明できるということになると、これは、もう歴史が好きな人たちが日本にいっぱいいるそうなので、そういう人たちにも大きな情報発信ができて、そして、興味のある方は、この須賀川市に来訪するというような、我々とするともう勝手な構想ではありますけれども、そういう構想も持っているわけですよ。  だから、一日も早くそういった部分に作業が取りかかれるような状況というのは、地域の宝創造という部分で果たしてどれだけの人がそういう長沼城址に対して興味を持ったり、あるいは情報を持ったりしているのが16人のメンバーの中にいるか分からないんですけれども、もう少しそういうところ、本気になって話し合えるようなワークショップというものも必要なのかなというふうに、私は考えるので、その辺について最後に質問します。 ○委員長溝井光夫) ただいまの加藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎副市長(安藤基寛) ただいまの御質疑でございますけれども、御指摘ごもっともだと思っております。先ほど機運と申し上げましたが、例えば創造プロジェクト、このメンバーは、特に固定したものではございませんので、そうした意見を是非こういったプロジェクトの中で御発言を頂きながら進めていただければ、その城址に対する理解というものを深めていただいた上で、今後どうしていくのかということについて話合いを持ち、このプロジェクトの中で、様々な提言がなされれば、更に、この部分については拍車がかかっていくものというふうには考えております。  以上であります。 ○委員長溝井光夫) ほかにございませんか。 ◆委員(安藤聡) すみません。継続調査の中で文化財の保存・活用という項目の中で、地域の宝創造プロジェクトの、話出ているんですけど、こちら、直接的に、その文化財のところまでいくかどうかというのは、これからのことで分からないということは理解したんですけど、この地域の宝創造プロジェクト事業、機運を盛り上げるために、今、長沼で始まっているんですけれども、そちらが私的にはもう、それぞれのエリアで、どんどんそういった話合いを進めていってもらいたいなと思っているんですが、その辺はほかの地域、例えば岩瀬とかも今回、過疎地域の指定の計画とかもあるので、今後どのように進めていくかというのをちょっとお知らせいただければと思います。 ○委員長溝井光夫) ただいまの安藤委員の質疑に対して当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(関根徳栄) ただいまの質疑にお答えいたします。  地域の宝プロジェクトに関しましては、各地区ごとにやっていきたいなと考えてございます。最初に長沼地区、次の地区をどこにするかというのはこれからの検討ですけれども、今、おっしゃったように過疎の関係で、できる可能性もあるのかなと考えてございます。  以上です。 ◆委員(安藤聡) 意見なんですけど、せっかくこういった話合い進んで、その条件的にいいところというのも出てくるでしょうから、その辺の機運を逃さないように盛り上げていっていただければなと思います。 ○委員長溝井光夫) 意見ということでお願いいたします。  ほかにありませんか。 ◆委員(堂脇明奈) 1点だけ、確認なんですけど、無形文化財もあるんですが、次世代の継承のためにということで、全国的にもこの無形文化財の引継ぎといいますか、少子化ということもあってなかなか難しいという話をよく聞くんですけども、須賀川市として次世代への継承、無形文化財に対してどのようなことを、今後、考えているのかということと、あと、地域の方との話合いなんかされているのかどうかお伺いいたします。 ○委員長溝井光夫) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎文化振興課長(関根徳栄) ただいまの質疑にお答えいたします。  無形文化財につきましては、今現在、保存団体として8団体ほどございます。あと、子供さんたちが減少しているということもありまして、いろんな対応をしなければならないという状況には入っていると思うんですけれども、1地区、大栗地区の自奉楽というのがありまして、こちらについてはやっぱり子供さんが少なくなったということで、活動自体が解散という形で終わってございます。  どこの地区もやっぱり子供さんたちが少なくなったということがありますので、そちらのほうで何とかこう継続していけるような形で、市としても応援していきたいなと考えてございます。  以上です。 ○委員長溝井光夫) ほかにございませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) なければ、次に進みます。  最後に、感染症流行時における健康づくりについて、質疑ありませんか。 ◆委員(堂脇明奈) 感染症流行時ということで、今はコロナ禍ということで、よく回覧版で毎月一度、運動不足のことですとか、裏面に実践できる運動方法なんかというチラシが回ってくるんですが、回覧板ということで、次のところに回ってしまうということで、各世帯に置けるような予防対策についてのチラシなんかが各家庭で保存できるようなものを今後、行っていくというような考えとかございましたら、お伺いいたします。 ○委員長溝井光夫) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎健康づくり課長(岡田充生) ただいまの御質疑にお答えいたします。  委員おっしゃるような回覧といいますか、様々な教室とか、あとは学級とか、団体等が主催する場合なんかもございますので、そういったものと併せてのチラシかと思います。うちのほうでも、本市のホームページ等とかにも、そういった案内といいますか、こんな体操もあります的な周知というのはしているんですけれども、今、委員おっしゃられたように各世帯に、チラシというか、冊子まではいかないと思いますけども、周知の機会があればということですので、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。  なお、前にも言いましたとおり、ホームページ等にもそういった健康体操の案内等もしてございますので、是非活用いただければなと思います。  以上です。 ○委員長溝井光夫) ほかにございませんか。      (発言する者なし) ○委員長溝井光夫) なければ、以上で継続調査事件を終了いたします。  それでは、今期定例会最終日において、閉会中の継続調査事件として教育施設の再編・利活用、文化財の保存・活用及び感染症流行時における健康づくりについてを議長に申し出ることとし、その内容については正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  それでは当局の皆様にはここで御退席いただきます。  暫時休憩いたします。      午前 11時11分 休憩      午後 11時17分 再開 ○委員長溝井光夫) 休憩前に復し、会議を再開いたします。  次回の閉会中の委員会の日程について申し上げます。  4月11日月曜日、午前10時からといたします。  以上のとおりとし、日程の変更の必要が生じた場合の調整については、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) 御異議なしと認めます。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  最後に、本日の会議内容及び結果について、正副議長へ報告することといたしますが、内容については正副委員長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長溝井光夫) 御異議なしと認めます。  それでは、本日の文教福祉常任委員会はこれにて閉会いたします。  お疲れ様でした。      午前 11時18分 閉会 ───────────────────── ◇ ──────────────────── 須賀川市議会委員会条例第32条の規定により署名する。   令和4年3月8日        須賀川市議会 文教福祉常任委員長     溝  井  光  夫...