文化振興課長 関 根 徳 栄 博物館長 大和田 守
観光交流課長 上 妻 秀 男 総務課長 角 田 良 一
中央図書館長 佐 藤 幹 夫
社会福祉課長 小 林 繁 直
長寿福祉課長 高 野 弘 幸
保険年金課長 増 子 輝 仁
健康づくり課長 岡 田 充 生 市民課長 大 槻 恵 子
長沼市民サービスセンター所長 岩瀬市民サービスセンター所長
小 針 則 雄 井 上 敦 雄
教育総務課長 小 池 文 章
学校教育課長 菅 野 哲 哉
こども課長 板 橋 圭 寿
6
事務局職員 主任 須 釜 千 春
会計年度任用職員 石 澤 友 美
7 会議に付した事件 別紙のとおり
8 議事の経過 別紙のとおり
文教福祉常任委員長 溝 井 光 夫
午前10時00分 開会
○委員長(
溝井光夫) おはようございます。
本日はお忙しい中、各委員並びに当局の皆様には御出席いただきありがとうございます。
ただいまから
文教福祉常任委員会を開会いたします。
出席者は定足数に達しております。
───────────────────── ◇ ────────────────────
○委員長(
溝井光夫) 本日の議題は、お手元の
審査事件一覧表のとおり、
今期定例会において当委員会に付託されました議案1件に対する審査、行政報告及び
継続調査事件についてであります。
本日の会議の進め方でありますが、初めに議案審査を行うこととし、
当局担当課の説明を求め、質疑を行った後、討論、採決を行います。
議案審査終了後、当局から申出のあった行政報告について説明を受け、当局退席後、
継続調査事件について協議をいたします。
本日の会議の進め方については、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
早速、付託議案の審査を行います。
初めに、議案第82号 財産の取得についてを議題といたします。
本案について、当局の説明を求めます。
◎生涯
学習スポーツ課長(熊田保) それでは、ただいま議題となっております議案第82号 財産の取得について御説明いたします。
取得する財産は、
移動式バスケットゴール3対で、
須賀川アリーナの
メインアリーナで使用している
移動式バスケットゴールを老朽化により更新するものであります。
令和3年7月20日に
一般競争入札により、須賀川市宮先町63番地、
株式会社サトウスポーツ、
代表取締役、
西間木正利が2,827万円で落札したため、契約締結するに当たり、
地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
なお、納入予定時期は令和3年12月28日までとなっておりますが、今回の更新に併せまして、現在使用している
移動式バスケットゴール3対は処分する予定であります。
以上、説明を終わります。御審査のほどをよろしくお願いいたします。
○委員長(
溝井光夫) これより質疑に入ります。
ただいまの説明に対し、各委員から質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) なければ、これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) なければ、これにて討論を終結いたします。
これより議案第82号について採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
ただいま審査が終了いたしました議案1件に関する
委員長報告については、正副委員長に御一任いただきたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) 御異議なしと認めます。
以上で、議案の審査を終了いたします。
次に、行政報告を議題といたします。
生涯
学習スポーツ課、
健康づくり課及びこども課から事前に発言の申出がありましたので、早速説明をいただくことといたします。
初めに、生涯
学習スポーツ課からお願いいたします。
◎生涯
学習スポーツ課長(熊田保) それでは、生涯
学習スポーツ課から、須賀川市成人式について御報告いたします。
初めに、1番、令和4年須賀川市成人式についてでありますが、新成人の輝かしい門出をお祝いするため、本市においては令和4年1月9日日曜日、午前11時から須賀川市
文化センターにおいて成人式を開催いたします。対象者は、平成13年4月2日から平成14年4月1日までに生まれた方で、約860人が対象となっており、10月1日現在、本市に住民登録がある方につきましては、11月上旬に案内状を発送する予定となっております。また、進学や就職などにより、市外在住の方で、
本市成人式に出席希望の方につきましても、
市ホームページや各公民館などで受付をしてまいります。
次に、
新型コロナウイルスの主な
感染防止対策といたしましては、①番、
来賓招待者を絞り込み、式典時間を短縮して開催します。例年ですと、
市議会議員の皆様も御招待させていただいておりますが、今回の来賓につきましては、昨年度に引き続き、議長及び副議長の招待を予定しております。各議員の皆様には、11月上旬に成人者へのお祝いの言葉の御寄稿を依頼いたしますので、よろしくお願いいたします。
このほか、対象者に
抗原検査キットを配布するほか、
体調チェックシートの提出を依頼するなど、新成人の皆様の安全面を最優先に考慮した内容で式典ができるよう準備を進めております。
なお、今後の
新型コロナウイルスの
感染拡大状況によりましては、開催内容の変更や式典の中止となる場合も想定されますが、最新の情報は
市ホームページでお知らせしてまいります。
次に、2番、令和4年度以降の開催方針について御報告いたします。
令和4年4月1日から民法が改正されることに伴い、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられますが、本市といたしましては、これまでどおり20歳を対象に、20歳をお祝いするイベントとして引き続き開催する予定であります。
20歳を対象とする理由といたしましては、18歳を対象とした場合、進学や就職の時期と重なり、参加できない方が増えることが懸念されるため、また20歳として節目の時期に成長を祝う機会を大切にするためであります。
なお、令和4年以降の
実施内容等につきましては、現在検討を進めているところでありますが、決定次第お知らせいたします。
報告は以上であります。
○委員長(
溝井光夫) ただいま生涯
学習スポーツ課から須賀川市成人式について御説明いただきましたが、各委員から質疑等ありましたら発言をお願いいたします。ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) なければ、次に
健康づくり課からお願いいたします。
◎
健康づくり課長(岡田充生) おはようございます。
それでは、
健康づくり課より、
新型コロナウイルスワクチン接種の現況報告につきまして、資料に基づいて御説明いたします。
まず、1番、高齢者の接種状況についてでございますが、9月30日現在のデータとなりますが、65歳以上の高齢者数2万1,909人に対し、1回目の
接種者数は2万896人で95.4%、2回目の
接種者数は1万9,793人で90.3%であります。
続きまして、2番、全体の接種状況についてであります。
同じように、9月30日現在のデータとなります。対象者であります12歳以上の人口6万7,899人に対し、1回目の
接種者数は4万2,914人で63.2%、2回目の
接種者数は3万4,673人で51.1%であります。
続きまして、3番、集団接種についてであります。
9月から
集団接種会場を
須賀川アリーナから
グランシア須賀川に変更しております。また、1日当たりの
接種者数も540人から780人へ増やして接種を行っております。ここには記載しておりませんが、小中学生や受験を控えている高校3年生、それから妊婦とそのパートナーにつきましては、優先の接種枠を設けて対応しております。
4番、市民に対する
ワクチン接種の今後についてであります。
9月30日現在の1回目の
接種者数は、ただいま申し上げましたとおり4万2,914人でありますけれども、9月分の
個別サテライト接種分はこちらには含まれておりません。なお、10月以降の集団接種の予約者数は8,500人、9月以降の個別接種の
見込み者数が3,626人と見ております。
接種を希望する12歳以上の全人口の約80%に当たる5万4,320人に対して、11月末までに2回目までの接種ができる、
ワクチン確保が図れるというふうな体制となっており、接種を希望する人に対しては接種が完了する見込みであります。
また、下の表内の数値は、これまでの実績に今現在申し上げました
見込み者数を加えた数字というふうになっております。
健康づくり課からは以上です。
○委員長(
溝井光夫) ただいま
健康づくり課長から
新型コロナウイルスワクチン接種の現況報告について説明をいただきましたが、各委員から質疑等がありましたら発言をお願いいたします。ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) なければ、最後にこども課からお願いいたします。
◎
こども課長(板橋圭寿) 続きまして、こども課から、すみません。
では、資料に基づきまして、須賀川一
小児童クラブ待機児童対策について説明いたします。
まず、令和3年9月1日現在の
入館状況等でございますが、定員が170人に対し、入館者数が176人、それで
待機児童数が35人おります。それぞれの学年ごとの内訳は記載のとおりです。
次に、
年度別申込者数ですが、平成31年度は205人、令和2年度は199人、令和3年度は218人と増加傾向にあり、今後も増加が見込まれます。
3番目に、
老人福祉センター2階で実施しております
待機児童対策事業でございますが、今年度、令和3年度におきましては、
放課後居場所緊急対策事業ということで実施しております。これは、
放課後児童クラブの
待機児童が解消するまでの緊急的な措置として、
児童クラブの
利用申込みをしたが利用できない児童に対し、公共施設に見守り員を配置し、放課後に子供の安全・安心な居場所を確保するというものでございます。
開設時間は、学校終了後から18時30分までです。
休日は、土曜日、日曜日、祝祭日、あと夏、冬、春休みの
長期休業期間となっております。
実施場所は、2階大広間、和室3部屋を使います。
設置備品ですが、テレビ、DVD、図書、
ロッカー等がございます。
利用対象者は、須賀川一小、須賀川二小、西袋一小の各
児童クラブの
待機児童ということでございましたが、申込みは一小の児童のみでした。
委託先は
社会福祉協議会、こちらは須賀川一
小児童クラブの
指定管理者でございます。
利用料金は無料、おやつの提供はありません。
職員体制等ですが、見守り員を原則2名配置しております。
利用人員ですが、利用が9人、一小の1年生1人、4年生2人、5年生6人でございます。
続きまして、令和4年度、こちらの予定でございますが、事業としては今までの緊急対策と違いまして、須賀川一
小児童クラブ、こちらの支援単位の増加を考えております。
内容としましては、
児童クラブの
内容そのものですが、市内の小学校に通う児童で、保護者が就労などで昼間家庭にいない小学生を対象とし、放課後の時間帯に保護者の代わりに
家庭的機能の補完をしながら生活の場を提供し、遊びと生活を通して児童の健全育成を図ることを目的として開設いたします。
時間ですが、月から金は12時30分から18時30分。土曜日、学校の
長期休業期間は7時30分から18時30分です。
休日は、日曜日、祝祭日、
あと年末年始でございます。
実施場所につきましては、2階大広間に加え、
教養娯楽室1部屋、こちらも使用いたします。
設備備品は同様でございます。
利用対象者ですが、須賀川一小の
児童クラブ申込者、そのうち4年生から6年生、こちらを対象者と考えております。
委託先は、須賀川一
小児童クラブ指定管理者の
社会福祉協議会です。
利用料金は、月額3,000円。こちらは所得等に応じて減免がございます。おやつ代等は月2,000円程度、別途ございます。
あと、職員体制としては、支援員を2名配置いたします。
定員が30人で運営を考えております。
私から説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長(
溝井光夫) ただいま
こども課長から須賀川一
小児童クラブの
待機児童対策について説明を頂きましたが、各委員から質疑等がありましたら発言をお願いいたします。
◆委員(堂脇明奈) おはようございます。
利用料金についてなんですが、既存の施設の方は無料で、ここの新しくできた場所、現在も
緊急居場所として使っている場所の方は月額3,000円となる理由についてお伺いしたいことと、あと前回、令和3年度のときは、西袋一小ですとか、
あと須賀川二小の方も、
待機児童となるために利用したいという申込みというか、問合せはあったかとは思うんですけれども、また来年度も
待機児童となることも予想されるんですが、そういった方はまたここに入れないとは思うので、どういった対応するのかということをお伺いしたいです。
以上です。
○委員長(
溝井光夫) ただいまの堂脇委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
こども課長(板橋圭寿) まず最初に、利用料についてなんですが、まずこの3,000円というのが、市内の
児童クラブの共通の利用料の金額となっております。ということで、令和4年度は正式な
児童クラブとして活動しますので、フル装備の事業ということで3,000円を頂くことを考えております。
令和3年度につきましては、
児童クラブのサービスの内容に追いついていないといいますか、緊急的な部分的な見守りだけのサービスでございますので、無料ということで実施しております。
あと、ほかの学校のところなんですが、場所的に、令和3年度、
緊急対策事業につきまして、西袋一小、
あと須賀川二小のほうにも利用できるのではないかということで広げて募集を行ったんですが、そちらのところにアンケートというか聞いたところ、
老人福祉センターのところは利用はしないという意向があったものですから、こちらは最終的には第一小学校のみの利用ということになりました。
来年度につきましても、
待機児童が特に多く発生しております第一小学校を対象とした
児童クラブということで運営を考えております。
なお、今後につきまして、西袋一小の児童、あと第二の児童ですね。第二につきましては、現在のところ
待機児童はございませんが、西袋一小の児童については
待機児童がございますが、全て6年生の
お子様たちということで、現在のところは自宅で過ごしていただいているような状況でございます。こちらのほうが、
待機児童の状況が今後変わってきたときには、また対策を今後検討していきたいと考えております。
以上でございます。
○委員長(
溝井光夫) 堂脇委員、よろしいですか。
ほかにございませんか。
◆委員(大内康司) 今、西袋の子供と二小の子供がここには明記していないわけですが、もし出た場合、またどこかに何かつくらなくちゃならないというふうな状況にあるのかどうかということと、令和3年度のと同じような方向で、ここに二小と西袋の小学校の部分も含めて入れておいたほうが私はいいのではないかなと思うんですが、その辺のところはどんなふうな取扱いをするんだか、ちょっと聞いておきたいなと思います。
○委員長(
溝井光夫) ただいまの大内委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
こども課長(板橋圭寿) 現在のところ、
児童クラブという形の設置につきましては、学校ごとに設置という形で進めておりまして、現在の考え方ですと、例えばほかのところで
待機児童が発生した場合は、空き教室を利用するとか、若しくは近隣の公共施設を活用するなどして、
待機児童の対応ということで、今後考えていきたいなと思います。
以上でございます。
○委員長(
溝井光夫) ほかにありませんか。
◆委員(安藤聡) 一小の場所と、この
老人福祉センターの場所で、結構、
施設整備等もされると、後追いでどんどんニーズも高まっていったりもする傾向にあるんですけれども、こういった場所による
ミスマッチの解消などで何か対応していることがあればお知らせください。
○委員長(
溝井光夫) ただいまの安藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
こども課長(板橋圭寿) 小学校の位置と
老人福祉センターの場所ということで、約1㎞弱なんですが、こっちが距離があるということでございます。できれば、空き教室を活用して
児童クラブの支援隊員を増やしたいなというところがございますが、現在のところ、第一小学校のところ、来年度、児童数が増えるという予定がございまして、そこは空き教室が利用できないということで、一番近い公共施設ということで、こちらを利用させていただいております。
なお、以前、第一小学校の
児童クラブ、こちら
若葉児童クラブということで、南町の
白鳩保育園の2階にございまして、そのときの距離が約1.2㎞で、今度は
老人福祉センターが大体0.9㎞ということで、そこより若干近いということはございますが、ある程度の距離がありますので、高学年の
お子さんたちに限定した形で利用していただきたいなと考えております。
以上でございます。
○委員長(
溝井光夫) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) なければ、事前に申出があった案件は以上となりますが、そのほか、当局から追加で報告等はありませんか。
◎生涯
学習スポーツ課長(熊田保) 申し訳ございません。資料は準備しておりませんが、生涯
学習スポーツ課が所管する事業3件の今後の実施予定について御報告させていただきます。
初めに、
円谷幸吉メモリアルホール改修事業についてでございますが、去る9月30日に改修工事が予定どおり完了いたしまして、現在、
須賀川アリーナの応接室で開催しておりました仮設展示の会場から、資料等の移動及び展示替えを行ってございます。
リニューアルオープンの時期につきましては、
円谷幸吉メモリアルマラソン大会が開催される10月17日日曜日までのオープンを目指しまして、準備を進めているところであります。
次に、東京2020
オリンピック聖火リレー記念モニュメントの設置について御報告いたします。
今年3月27日に、
新型コロナウイルス感染症の影響により1年延期されました
聖火リレーが本市を通過し、円谷幸吉・レガシーサルビアの会を始め、多くの市民の協力により、57年ぶりに復活したサルビアの道を14人の
聖火ランナーが
聖火をつなぎました。
ゴール地点の
須賀川市役所では、円谷選手の盟友であります君原健二さんが幸吉選手の写真をユニフォームの下に忍ばせながら
聖火を掲げ、円谷選手の兄、喜久造さんが見守る中、
円谷ランナーズとともに、
聖火リレーをつなぐことができました。
今回の
記念モニュメントは、この
オリンピックレガシーを後世に継承するために、ただいま説明しました内容を説明文として
記念モニュメントに残すものでございます。設置場所につきましては、
聖火リレー時にミニセレブレーションの会場となりましたこの市役所光の広場、ちょうど市民憲章の記念碑の隣に設置するものでありまして、こちらも10月中旬には完成する予定となってございます。
最後に、
オリンピックレガシー事業について御報告いたします。
本事業は、
円谷幸吉選手のレガシーを継承する取組の一環としまして、
テレビ番組を放映することで、本市への関心を持つきっかけとしてもらうとともに、
シビックプライドの醸成などを図るものであります。業者の選定につきましては、
プロポーザル方式を採用し、
県内民放テレビ局4局による
書類審査等を行いまして、
福島テレビ株式会社、FTV、こちらを最
優先契約候補者として選定し、委託契約を締結したところでございます。
概要につきましては、円谷選手の前回の1964年
東京オリンピック当時の映像や、そのレガシーを受け継ぎます
円谷ランナーズ、
相澤晃選手、先ほどのサルビアの会などの紹介を交えた30分の番組を制作し、12月中旬に県内で放送する予定となってございます。
以上、3件報告させていただきます。
以上です。
○委員長(
溝井光夫) ただいま当局から追加報告がありましたが、ただいまの説明に対し、質疑等がありましたら御発言をお願いいたします。
◆委員(安藤聡) すみません。
レガシー事業でFTVのほうで放送されるということなんですけれども、こちら日にちとかがはっきりしたら、何か皆さんにPRするようなことを考えられているのか、1点お尋ねします。
○委員長(
溝井光夫) ただいまの安藤委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生涯
学習スポーツ課長(熊田保) 現在のところ、時期はまだ調整中でありますけれども、決定次第、記者会見とか、
プレスリリースとか、
ホームページとか、広く周知させていただきたいと思っています。
また、放送した内容につきましては、学校等にDVD等でお配りしながら、そういった部分でも広く活用していく予定となってございます。
以上です。
○委員長(
溝井光夫) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) なければ、以上で当局からの報告等については終了いたします。
この際、委員各位から、その他、所管の事務の執行について申し述べておきたいことがあれば伺います。
◆委員(加藤和記) 介護保険のことで、ちょっとお聞きしたいんですが、先日、私のところに95歳の高齢者の方から、介護認定の見直し時期に来ていて、見直してもらった結果、介護1だったのが要支援1になってしまって、デイサービスに週2回行っていたのが1回しか行けなくなっちゃったと。あと、借りていた介護用のベッドが今度は自己負担で借りるようになってしまったということで、もうその家族の方も95歳のおばあちゃんがどうやって何が回復したのか全く分からないということで、介護認定がどういう状況で進められているんだというような質問を頂きましたので、この際ですから、ちょっとその辺についてお伺いしておきたいなと思います。どんな経過で介護認定が決まっていくのかということですね。
○委員長(
溝井光夫) ただいまの加藤委員の質問に対し、当局の答弁を求めます。
◎
長寿福祉課長(高野弘幸) ただいまの質問にお答えいたします。
介護保険制度、21年を経過した状況でありますけれども、基本的に介護が必要となった場合には、御本人若しくはその関係者の方から申請をいただきます。その上で、介護認定調査員の私ども職員が実際に御自宅などに訪問させていただいて、国全体のルールに基づいて介護度が必要かどうかの基準に基づきまして、一つ一つ項目の確認をさせていただきます。その上で、主治医の方からも診断書に当たる意見書などを取り寄せて、介護認定審査会という審査をするところがありまして、そこで基準に基づいて判断をするということになります。当然、介護があまり必要でない方から、相当数必要な方というふうに、大きく7段階に分かれておりまして、そこに当てはめるような形になります。中には、急激に状態が変わると、あるいは転んでしまったりして、以前は軽かったんだけれども、大分重くなったというふうな申出等もございます。
基本的には数年間、一度認定が認められれば、御本人が変更届がない限りはそのままという形の認定度でやりますが、中には大きな介護度の変更があるということもあったり、あるいは期限が当然1年とか3年とかございますので、期限が切れる前に再度延長、更新手続をしていただくという形になります。
なお、状態によりましては、実際に私ども介護認定調査員が一つ一つ体の状態、ケアを確認していくんですが、時によっては、人に、個別にもあるそうなんですけれども、非常に重い状態の介護、体の動きが鈍いときと、それから比較的天気がよくて体が動かせるときというところで、大きな判断が生じる可能性もあると聞いております。
そのような場合、今回の場合ですと、以前は要介護1、今回はそれよりも軽い要支援1ということでありますので、そのような御希望とちょっと違うという場合には再度状態を確認させていただいて、今説明しました内容をもう一度、一からやり直すということも手続上できます。
なお、おおよそ1か月から1か月半ぐらい、全体の中でそのようなことに時間がかかりますので、御理解をお願いしたいと思います。
以上です。
◆委員(加藤和記) その辺を、よく理解できるように説明してあげたほうがよろしいんじゃないかと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(
溝井光夫) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) なければ、以上で所管の事務の執行については終了といたします。
次の議題に入る前に、ここで当局の皆様には御退席をいただくことといたします。
当局退席のため、暫時休憩いたします。
午前10時34分 休憩
午前10時35分 再開
○委員長(
溝井光夫) 休憩前に復し、会議を再開いたします。
次に、
継続調査事件を議題といたします。
今期定例会閉会後の閉会中の
継続調査事件の調査項目について協議をいたします。
去る9月24日の委員会において、各委員から
継続調査事件として調査する項目について意見を出していただきました。本日はその意見を基に、委員会としての調査項目を決定することといたします。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
まず初めに、先日の委員会において各委員から出された主な意見を基に、正副委員長において調査項目として3つにまとめた案をお手元にお配りしておりますので、本件について御説明いたします。
それでは、私のほうから説明させていただきます。
お手元に正副委員長案という用紙が届いてありますか。では、それに基づき御説明いたします。
まず、一つとして、教育施設の再編及び利活用についてです。
こちらについては、少子化の進展とか、公共施設個別施設計画の策定によって、それぞれ学校施設などについて再編方針が示されました。その中で、統廃合というのも現実的な問題となってきております。この中で、米印もありますが、現在、文教的な施設に該当する施設だけが私たちの調査項目の対象ですから、既に普通財産となっている建物については所管外ということになりますので、留意お願いいたします。
また、あと高齢者の人口増加によって、施設の利用型サービス、そういったものへの配慮、それから空き教室の利活用などについて、先日も高齢者福祉の観点からの利用という意見もありましたので、そういった点からの調査も可能ではないかということで、一つ目にこのような形でまとめました。
2つ目に、文化財の保存及び活用について。
こちらについては、各地域に存在する多数の文化財について、その保存の在り方、それから活用ということでの可能性の調査です。参考になりますが、歴史文化基本構想が平成31年3月に策定されました。また、それより1年遡りますが、史跡上人壇廃寺跡の保存計画が平成30年3月に策定されまして、現在、調査とか、それから実施に向けた委員会などの動きが新聞等でも報道されておりますが、現実的に進んでおるような状況でございます。そういった観点から、この二つ目として文化財の保存及び活用についてという形でまとめました。
それから、三つ目ですが、感染症流行時における健康づくりについてということで、現在、コロナ禍においての運動不足とか、様々な日常生活の問題など、あるいは長期的には健康問題とか、そういったものが懸念されているということが、いろんなところでも報道されたり語られたりしているような状況かなと思います。対象は高齢者に限定せず、全世代的に取り組める内容としての健康づくりについてということで。
あと、感染症という形では、これまでも大流行はしませんでしたけれども、SARSとか、いろいろありまして、今後もこういった
新型コロナウイルスばかりでなく、あらゆる形で感染症の流行というのも予想されるのではないかと。そういったところで、今回のコロナ禍を契機としまして、平常時と違った視点での支援体制の在り方などを調査ということで考えてみました。
それで、委員皆様方から、いろんな角度から御意見を頂戴しているところは、次の資料に各委員からの意見についてということでまとめたもの、概略ですが、このような形でまとめたのを、これを三つに類似するものをまとめたりとかした作業を正副委員長においてやらせていただいたんですけれども、この三つにまとめる観点としまして、まず直近の委員会で
継続調査事件として上げられた、そういった類似項目については、今回見送ることという形を取りました。
それから、観光分野についても御意見もありましたが、観光分野はコロナ禍によって担当課のほうもなかなか身動きが取れないという状況があって、これもちょっと出口がなかなか見えない部分もあるものですから、私たちも調査項目として重要なところではありますが、もし上げてもなかなか具体的な調査、それから市外への調査などは更に難しいということも予想されますので、今回は見送ることといたしました。
それから、事業については、当局のほうである程度の方向性とか進捗が図られているような項目というのは見送ることといたしまして、そういった形でこの3項目に正副委員長の案としてまとめさせていただいたところです。
それでは、ただいま説明いたしました正副委員長案を踏まえまして、閉会中の
継続調査事件としての調査項目について、各委員から発言をお願いいたします。
◆委員(堂脇明奈) 特に、1番の教育施設の再編及び利活用についてなんですが、考え方としまして、市の出している個別計画については、再編となると統廃合のことが記載されているかと思うんですけれども、人口が少なくなったところについてはそういう考えで、調査研究していくということだとは思うんですが、人数の多い、須賀川ですと二中ですとか、あと柏城、阿武隈小学校など、これからも子供の人数が増えていくのではないかと想定されているところに対して、子供たちが多いところもどうしていくのか、どういった学校づくりをしていくというか、新しく建てることは難しいかと思うんですけれども、その辺についても、今後、調査、研究が必要になってくるのではないかと思いますので、統廃合だけではなくて、そういったところの再編計画も調査研究していく必要があるのではないかということと。
あと、統廃合についてなんですが、学校がなくなるということを考えますと、その地域に人口が、若い世代が特に定住していかないのではないかということも、やっぱり危惧されるところでもありますので、そういったことも含めて、統廃合ありきの考え方というか調査研究ではなくて、人口定住を増やすためにもどうしていけばいいのかという立場でやっていかなければいけないのではないかなと。
あと、統廃合になることで、そこの地域コミュニティも崩されるといいますか、なくなってしまうということも一つ言われていることでもありますので、そういったことを大きく含めて、調査研究していくという考えをして、調査、研究していったらよいのではないのかなという意見と、皆さんの意識の一つとして心がけていっていただきたいなと思います。すみません、ちょっと歯切れが悪くて。
あと、そこの部分がちょっと私の気になるところでありましたので、意見を述べさせていただきます。
以上です。
○委員長(
溝井光夫) 今回、教育施設の再編という言葉をここに使わせさせていただきましたのは、公共施設等の個別施設計画の中では、いろいろ維持とか複合化とか集約化とか、いろんな8通り考え方があるんですが、全て考え方としては再編という考え方ということで載っていたものですから、そういうふうな表現を使わせていただきました。具体的な説明の中では、あくまでも減少する地域のみの対応のように取られるような内容になっていることは否めませんが、分かりました。
暫時休憩いたします。
午前10時46分 休憩
午前10時55分 再開
○委員長(
溝井光夫) 会議を再開いたします。
ほかに御意見ございますか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) ないようですので、それでは当
文教福祉常任委員会の9月定例会以降の閉会中の
継続調査事件の調査項目について申し上げます。
一つ目として、教育施設の再編及び利活用について。
二つ目として、文化財の保存及び活用について。
三つ目として、感染症流行時における健康づくりについて。
以上であります。
なお、本日の会議の結果を踏まえ、本会議最終日に、ただいま選定した調査項目について、閉会中の
継続調査事件として申し出ることといたしますが、その内容については正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
暫時休憩いたします。
午前10時56分 休憩
午前10時57分 再開
○委員長(
溝井光夫) 休憩前に復し、会議を再開いたします。
次回の閉会中の委員会の日程について申し上げます。
10月29日金曜日、午前10時から、以上のとおりとし、日程の変更の必要が生じた場合の調整については正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) 御異議なしと認めます。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
最後に、本日の会議及び結果について、正副議長に報告することといたしますが、内容については正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
溝井光夫) 御異議なしと認めます。
それでは、本日の
文教福祉常任委員会はこれにて閉会いたします。
お疲れ様でした。
午前10時58分 閉会
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須賀川市議会委員会条例第32条の規定により署名する。
令和3年10月4日
須賀川市議会
文教福祉常任委員長 溝 井 光 夫...