須賀川市議会 2021-10-01
令和 3年 10月 経済建設常任委員会-10月01日-01号
都市計画課長 伊 勢 善 宏
経営課長 田 家 幹 郎
水道施設課長 二 瓶 伸 一
下水道施設課長 安 田 昭
参事兼
農業委員会事務局長
西 澤 俊 邦
6
事務局職員 総務係長 渡 辺 靖 子
会計年度任用職員 石 澤 友 美
7 会議に付した事件 別紙のとおり
8 議事の経過 別紙のとおり
経済建設常任委員長 石 堂 正 章
午前10時00分 開会
○委員長(
石堂正章) それでは、改めましておはようございます。
本日は、各
委員並び当局の
関係部課長の皆様には、御出席をいただきましてありがとうございました。
ただいまから
経済建設常任委員会を開会いたします。
本日の
欠席通告委員はございません。
出席者は定足数に達しております。
───────────────────── ◇ ────────────────────
○委員長(
石堂正章) 本日の議題は、お手元の
審査事件一覧表のとおりであります。
それでは、本日の会議の進め方について御説明いたします。
初めに、
今期定例会において付託となりました議案第81号を議題とし、当局の説明を受け、質疑、討論、採決を行います。
なお、議案第81号につきましては、当局の説明の後に
現地調査を予定しております。
議案審査終了後、当局から申出のあった
行政報告について説明を受け、
当局退席後、
継続調査事件について協議をいたします。
本日の会議の進め方については、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
早速、
付託議案の審査を行います。
議案第81号
市道路線の認定及び廃止についてを議題といたします。
本案について、当局の説明を求めます。
◎
道路河川課長(
小針成次) おはようございます。
ただいま議題となっております議案第81号
市道路線の認定及び廃止についての提案理由につきまして御説明いたします。
恐れ入りますが、お手元の第81
号議案書を御覧願います。
今回の
市道路線の認定及び廃止につきましては、6地区において提案させていただいておりますが、まず1ページ目中段、袋田地内及び下段、今泉地内につきましては、
道路改良工事の実施に伴い、袋田地内では3路線、今泉地内では1路線を一旦廃止し、起終点、
路線延長等を見直して、改めて袋田地内3路線、今泉地内1路線を認定するものであります。
2ページ目上段、並木町地内につきましては、
民間住宅地開発に伴い整備されました道路2路線を新たに市道として認定するものでございます。
同じく中段、
中曽根地内及び
一里坦地内につきましては、
幹線市道の側道を見直ししまして、新たに市道として認定するものであります。
また、2ページ目下段は、
西川中央公園再整備に伴いまして、
工事施工区域内となる市道2110号線の一部を
事業用地とするため、関連する2路線を一旦廃止し、それぞれ終点を変更しまして、改めて認定するものでございます。
議案参考資料として添付しております
認定位置図1枚目を御覧願います。
こちらは、仁井田地内から袋田地内を結ぶ
幹線市道Ⅱ-2号線の
矢印側終点部の
改良工事に伴いまして、
赤線矢印で示しております接道する2路線を含めました
認定路線3路線を一旦廃止しまして、改めて3路線、延長で4,635メートルを認定するものであります。
次に、2枚目の
認定位置図を御覧願います。
岩瀬地域今泉地内の
赤線矢印で記載しております市道9129号線につきましては、
矢印側終点部の
新設改良工事の完了によりまして20.4メートルが延長増となります。
3枚目の
認定位置図を御覧願います。
こちらは並木町地内、
メガステージ須賀川の北側に位置する場所となりますが、
赤線矢印で示しております
開発道路2路線を新たに認定するもので、
道路延長としまして2路線で201.8メートルとなっております。
次に、4枚目の
認定位置図を御覧願います。
こちらは
中曽根地内、未来大橋の南側に位置しておりますが、
赤線矢印で示しております市道Ⅰ-20号線、
東部環状線の側道としておりました路線を新たに認定するもので、
道路延長が87.5メートルとなっております。
同様に、5枚目の
認定位置図の
一里坦地内につきましても、
幹線市道の市道Ⅰ-10号線から国道118号への
取り付け道路につきまして、同じく側道としておりましたが、路線を市道Ⅰ-10号線として認定し、付け替えたことに伴いまして、9路線の一部区間を新たに認定するもので、
道路延長が67.71メートルの延長増となっております。
最後に、
認定位置図6枚目の館取町となりますが、
西川中央公園再整備に伴いまして、
工事施工区域内の市道2110号線の一部を
整備区域とするために、
認定位置図最終ページに
青線矢印で示しております2路線を一旦廃止しまして、それぞれ終点を変更し、改めて市道を認定するもので、一部を廃止することによりまして、
道路延長154.7メートルの減となります。
現在、
認定市道の路線数は2,975路線で、総延長が1,506.319キロメートルとなっておりますが、今回の
市道路線の認定、廃止によりまして4路線、延長373メートルの増となり、これに伴いまして
認定路線数が2,979路線、総延長としまして1,506.692キロメートルなる予定であります。
説明につきましては、以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(
石堂正章) この際、お諮りいたします。
議案第81号につきましては、この後、委員会を休憩し、
市道路線について
現地調査を行いたいと思います。
つきましては、別紙のとおり
委員派遣承認要求書を議長に対して提出したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) 御異議なしと認めます。
暫時休憩いたします。
午前10時07分 休憩
午前11時02分 再開
○委員長(
石堂正章) 休憩前に復し、会議を再開いたします。
ただいま議案第81号に係る
市道路線について、
現地調査を行いました。皆様、大変お疲れ様でございました。また、ありがとうございます。現地の係員の方も雨の中、誘導していただいてありがとうございました。
それでは、これより質疑に入ります。
今、いただきました説明に対し、各委員から質疑ありませんか。
◆委員(
深谷政憲) 現地見学のバスの中で説明は受けたところでございますが、改めて3点にわたって質疑をしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
一つ目には、
西川中央公園再
整備事業に伴いまして、市道2110号線の一部を用地に組み込んだことから、一部廃止する内容となっておりますけれども、利便性の懸念もされることから、
近隣住民の理解は得られているのかについて。
二つ目に、並木町の
開発道路に係る市道1463号線、1464号線を認定するに至った経過と、
開発行為の
完了検査が終わって供用開始をされた時期について。併せて、
開発道路の
市道認定要件、考え方について。
3点目に、道路法第28条によれば、
道路管理者はその管理する道路の台帳、いわゆる
道路台帳を調製し、これを保管しなければならないと書いてございます。今回、認定、変更を行う市道について、
道路台帳の
整備状況についてお伺いをいたします。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
深谷委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
道路河川課長(
小針成次) ただいまの質疑にお答えいたします。
まず、1点目の
近隣住民の理解につきましては、先ほどもちょっと現場のほうで御説明したところでありますけれども、
都市計画課におきまして地元住民とのワークショップ、これをこれまで2回ほど開催しておりまして、その中で御理解をいただけているものと考えておりますが、さらに議決いただいた後には
道路廃止の
予告看板設置、それから地元町内とか住民への
回覧板等によりまして周知して、理解を深めていただけるよう努めていきたいと思っています。
それから、2点目の開発に伴う
市道認定に対する経緯等については、
都市計画法に基づく
住宅地等の開発、これにつきましては道路、それから上下水道、雨水排出などの
インフラ整備、こちらについては事前に担当課のほうに協議がありまして、その中で
道路用地などにつきましては、市へ帰属するよう指導しております。その中で市道としての
認定基準、こちらを満たすものにつきましては、市道として認定しているところでございます。
交通に供される時期につきましては、
開発行為の
完了検査後、開発者の判断と、
あと維持管理によって交通に供されておりますが、今回の路線につきましては、
市道認定告示後に市道として引き継がれて、市が管理するような形になっていきます。
認定の基準につきましては、起終点、こちらが国道、県道、あるいは市道に接続する道路で、幅員が原則4m以上で、道路の雨水排水、これを有効に排出するための側溝などが整備されておりまして、敷地の所有権、こちらが市に移転できるということなどが要件となっております。
あと3点目、最後ですが、
道路台帳の整備につきましては、今年度、これから予定しております
道路台帳補正業務委託、この中で今回の認定、
廃止路線も含めまして
道路台帳に反映させていくこととしております。
以上でございます。
○委員長(
石堂正章) ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○委員長(
石堂正章) なければ、これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) なければ、これにて討論を終結いたします。
これより議案第81号について採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) 御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
ただいま審査が終了いたしました議案1件に関する
委員長報告については、正副委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) 御異議なしと認めます。
以上で、議案の審査を終了いたします。
次に、
行政報告を議題といたします。
農政課、商工課、
道路河川課及び
都市計画課から事前に発言の申出がありましたので、直ちに説明をいただくことといたします。
初めに、農政課からお願いいたします。
◎
農政課長(鈴木行宏) それでは、農政課から令和3年7月
集中豪雨災害による農地等の
被災状況について御報告を申し上げます。
経済環境部資料の1ページを御覧願います。
初めに、被害の全容について御説明申し上げます。
資料中、最下段になります。
被害の合計でございますが、ため池2か所、金額2,100万円、農道63か所、6,300万円、水路31か所、4,000万円、農地、これは
個人所有の農地となっております97か所、9,700万円、林道4か所、220万円、その他といたしまして、
未来博記念の森のこちらは
遊歩道のり面崩落になりますが、3か所で155万1,000円、合計で200か所、2億2,475万1,000円となっております。
それでは、次に
復旧方法別に申し上げます。
最上段になりますけれども、こちらは
国庫補助事業で復旧の予定箇所でございます。
ため池、これは大栗の団子石でございます1か所2,000万円、それから水路1か所1,000万円、それから
個人所有の農地13か所1,300万円、合計で15か所の4,300万となっております。
こちらは右の
対応状況に記載してございますが、国の
災害査定につきましては、収穫後の10月下旬から11月の上旬を予定しております。
次に、中段になります。
市単独災害で
復旧予定の箇所でございます。
ため池1か所、100万円、農道63か所、6,300万円、ほか記載のとおりとなっております。全185か所、1億8,175万1,000円となっております。
被災箇所の
修繕スケジュールでございますが、農作業に影響が出ないように、農道、水路等の
応急工事はもう既に完了しております。本復旧並びに
国庫補助事業を活用した工事につきましては、必要な予算を確保させていただきまして、秋の収穫後に行うこととしており、来春の作付に影響が出ないように対応してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○委員長(
石堂正章) ただいま農政課から、令和3年7月
集中豪雨災害による農地等の
被災状況について説明をいただきましたが、各委員から質疑などがありましたら発言をお願いいたします。ございませんか。
(発言する者なし)
○委員長(
石堂正章) なければ、次に移ります。
次に、商工課からお願いします。
◎
商工課長(
須田勝浩) それでは、商工課より
新型コロナウイルス感染症対策支援補助金執行状況及び
プレミアム付商品券換金状況につきまして御報告申し上げます。
経済環境部資料2ページを御覧願います。
資料のほう、字がかなり小さくなって大変失礼いたしましたが、申し訳ありませんけれどもよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症対策支援といたしましては、昨年4月の第1弾を皮切りに、現在は第4弾としまして、資料の
支援事業名のうち、網かけとなっております16事業を実施しているところでございます。
これまでの
支援実績について申し上げますと、まず第1弾といたしまして
交付件数567件、交付額が4,487万800円、第2弾が
交付件数257件、交付額2,570万円、第3弾が
交付件数137件、交付額が3,583万1,494円、第4弾でございますが、9月30日現在でございますけれども
交付件数が1,351件、交付額2億4,286万6,500円となってございます。
これまでの交付の総合計でございますが、件数といたしまして2,312件、
交付額総額といたしまして3億4,926万8,794円となってございます。
引き続き、
商工会議所や各商工会を始め
経済団体等との意見交換などを踏まえながら、市内の経済の状況、さらには事業者のニーズなどを的確に捉え、事業の継続、雇用の維持が図られるよう支援してまいります。
次に、3ページでございます。
プレミアム付商品券換金状況について御報告申し上げます。
プレミアム付商品券発行事業につきましては、昨年10月から実施いたしまして、
換金手続についても全て完了してございます。
本事業の実施結果についてでございますけれども、まず
登録店舗数につきましては、大
規模店舗54、
中小規模店舗390の合計444店舗でございまして、このうち商品券が実際に利用され、
換金申請があった店舗につきましては、大
規模店舗が45、
中小規模店舗が329の合計374店舗となってございまして、
店舗利用率につきましては84%となってございます。
次に、
換金状況でございますけれども、
換金延べ件数が1,674件、換金額は5億9,855万3,000円となってございまして、換金率は99.8%であります。内訳といたしましては、大
規模店舗が3億28万7,500円、
中小規模店舗が2億9,826万5,500円となっており、ほぼ同率となってございます。
また現在、
プレミアム付商品券の購入者と
商品券取扱店に対します
アンケート調査を実施しておるところでございまして、この
アンケート結果などを参考に、今後の
消費喚起策につきまして検討を行っていく考えでございます。
商工課からの報告は以上でございます。
○委員長(
石堂正章) ただいま
商工課長から、
新型コロナウイルス感染症対策支援補助金執行状況並びに
プレミアム付商品券換金状況について説明をいただきました。各委員から質疑がありましたら、お願いいたします。
◆委員(
深谷政憲) 2ページの
各種補助金の
執行状況ですが、合計で2,300件強の件数で申請受付、
交付決定、この事務はどういう形で処理されているか。言ってみれば、委託あるいは直営、そういう大まかで結構ですので、回答をお願いしたいと思います。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
深谷委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工課長(
須田勝浩) ただいまの御質疑にお答えいたします。
申請につきましては、
コロナ対策も踏まえまして、郵送による受付をしているところでございます。その処理につきましては、職員が直接、委託とかはせずに直営で実施しているところでございます。
なお、受付、更に相談等につきましては、
商工会議所、各商工会にも御協力をいただきまして、その支援の内容、相談などについては御協力をいただいているところでございます。
以上でございます。
○委員長(
石堂正章) ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○委員長(
石堂正章) なければ、次に移ります。
次に、
道路河川課からお願いいたします。
◎
道路河川課長(
小針成次)
道路河川課より、令和3年7月
集中豪雨災害による道路等の
被災状況について御説明いたします。
建設部資料1ページ目を御覧いただきたいと思います。
今回の
集中豪雨に伴う道路等の
被害状況につきましては、9月17日現在で取りまとめているものではございますが、
資料下段、合計としまして、
道路被害としまして市道の路肩崩れ、それから
のり面崩落など計137か所、被害額としまして1億780万円ほど。また、
準用河川の被害としまして、
河川のり面の崩落など15か所、被害額としまして5,510万円ほど。合わせまして152か所、被害額が1億6,290万円ほどと見込んでおります。この中で、表の上段に記載しております道路7か所及び河川1か所につきましては、国の
災害復旧事業により復旧を図ることとしておりまして、今月下旬に実施されます国の
災害査定を受けることで、現在手続を進めております。
表の中段の
道路被害130か所及び
河川被害14か所につきましては、
市単独災害復旧事業により対応することとしておりまして、現在、道路46か所の復旧が完了しております。残りの98か所と
国庫補助災害復旧箇所8か所についても、今後、財政部局と調整を進めて
執行予算の確保を図り、年度内の完了を目指して
災害復旧事業を進めていく予定であります。
説明は以上です。
○委員長(
石堂正章) ただいま
道路河川課長から、令和3年7月
集中豪雨災害による道路等の
被災状況について説明をいただきました。
各委員から質疑がありますか。
◆委員(
深谷政憲) 件数で、公共災と単独災で、かなりこの8件と144件ということですが、公共災と単独災の区分というか分かれる金額とか、そういう基準についてお伺いいたします。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
深谷委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
道路河川課長(
小針成次)
災害復旧事業につきましては、金額が60万円が一応目安というようなことだったかと思うんですが、ただ施設の被災がいわゆるのり面だけが崩れてしまったとか、そういったものについては「のみ災」というような扱いになってしまって
公共災害に該当しない部分とか、あとあくまでも管理上、適切な管理をした中で被災したものについては公共災という形で、
あと復旧方法として簡易に板柵であったりとか、そういった復旧の方法であれば単独災とか、
業務委託の中で対応しているところでございます。
以上でございます。
○委員長(
石堂正章) ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○委員長(
石堂正章) なければ、最後に
都市計画課からお願いいたします。
◎
都市計画課長(
伊勢善宏)
都市計画課より、
都市計画道路関下一里坦線につきまして、御報告させていただきます。
建設部資料の2ページを御覧ください。
関下一里坦線は、丸田町地内の
須賀川病院西側丁字路から西川、山寺、森宿地内を南北に縦断し、
仁井田字関下に至る総延長4,100メートルの
都市計画道路であります。本年3月22日に
都市計画道路北向狐石線から市道2705号線交差点までの狐石工区、延長310メートルにつきまして供用を開始したところであります。その結果、未
整備延長は1,440メートルとなります。
今後の整備に当たりまして、現在、
都市計画の変更を進めております。
その変更内容といたしましては、狐石工区までは全幅員18メートルで整備してまいりましたが、資料の青色の区間につきましては、歩道を含む全幅員を15メートルに、資料中の赤の区間につきましては片側歩道とすることで、全幅員を12.5メートルに変更するものであります。
なお、車道部の幅員は変えないため、車両の走行性に支障はないものと考えております。
この
都市計画変更によりまして、事業費の低減を図り、早期の完成を目指す考えであります。
都市計画課からは以上でございます。
○委員長(
石堂正章) ただいま
都市計画課長から、
都市計画道路関下一里坦線についての説明をいただきました。
各委員から質疑ありますか。
◆委員(
深谷政憲) 歩道に植樹ます、植樹帯、これが必要か必要でないか、ちょっと言い方が変ですけれども、ここの基準はどうなっているのかお聞きいたします。
○委員長(
石堂正章) ただいまの
深谷委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
都市計画課長(
伊勢善宏) ただいまの質疑にお答えいたします。
道路構造令におきましては、植樹帯については、歩道幅員が4.5メートル以上の場合ということになっております。植樹ますにつきましては3.5メートルということにはなっておりまして、今回、植樹帯については幅員が狭くなる部分で考えておりませんが、植樹ますについてはその状況によりまして考えていきたいと思っております。
以上です。
○委員長(
石堂正章) ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○委員長(
石堂正章) なければ、事前に申出があった案件は以上となります。
そのほか当局から追加での報告等はありますか。よろしいですか。
(発言する者なし)
○委員長(
石堂正章) なければ、以上で当局からの報告等については終了といたします。
この際、
委員各位からその他の所管事務の執行について申し述べておきたいことがあれば伺います。ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) なければ、以上で所管の事務の執行については終了といたします。
次の議題に入る前に、ここで当
局部課長には御退席をいただくことといたします。
当局退席のため、暫時休憩いたします。
午前11時26分 休憩
午前11時30分 再開
○委員長(
石堂正章) 休憩前に復し、会議を再開いたします。
次に、
継続調査事件を議題といたします。
今期定例会閉会後の閉会中の
継続調査事件の調査項目について協議をいたします。
去る9月24日の委員会において、各委員から
継続調査事件として調査する項目について意見をいただきました。
本日は、その意見を基に、委員会としての調査項目を決定することといたします。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
まず初めに、先日の委員会において各委員から出されました主な意見を基に、正副委員長において調査項目として三つにまとめた案をお手元にお配りしてあります。
本件について、事務局からの説明を求めます。
◎議会事務局(渡辺靖子) 事務局より説明いたします。
先日、委員の皆さんからいただいた意見を基にまとめました表を御覧ください。
まず、一つとして、中心市街地活性化の推進について。
風流のはじめ館や翠ヶ丘公園周辺など、まちなかの回遊推進を図る取組、アフターコロナを見据えた取組、
都市計画の在り方を踏まえた上で調査というふうな項目となっております。
2点目として、農業経営安定化について。
きゅうり、梨等の須賀川市を代表する農作物生産の担い手対策、米価の下落や耕作放棄地の増大などの課題、農業を持続させ安定した収入を得るための取組といったものが考えられます。
3点目として、地域防災対応について。
流水治水の問題ですとか、昨今頻発する自然災害等について、公共インフラや経済活動における災害対応を調査していくというものにまとめております。
以上です。
○委員長(
石堂正章) ありがとうございました。
そのほか、4点、5点につきましては、以上のようなことでございますので、とりあえずは上の①、②、③の中を協議いただければと思います。
それでは、皆様方から改めて項目数も含めて、是非とも御意見を頂戴したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、初めに斉藤委員からお願いできますか。
◆委員(斉藤秀幸) まず、経済建設ということで、やはり須賀川市のこれからの経済に関して考えていかなければならないというところがありますので、私としてはこの①、②、③の中からしますと、②番の農業の経営安定化、これが一番重要なのかなと思っております。2番目が中心市街地の活性化で、農業、商業の復興を考えていくのがよろしいのではないかと考えております。
以上です。
○委員長(
石堂正章) 続きまして、
深谷委員、お願いします。
◆委員(
深谷政憲) ちょっと3点は多いかというか、やり切れるかと。
いずれも、まとめ方は非常に整理されているというふうに、まず言えると思うのですが、現実問題としては3点を追いかけられるかということになりますと、私もこの1番、2番を調査項目にしてはいかがと思います。
○委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
続きまして、大柿委員、お願いします。
◆委員(大柿貞夫) お二人方からも意見として出ていましたけれども、やはり1番と2番が妥当なのかなというふうに思うんですが、ただ2番について農業経営の安定化というと、農業経験がないので私も詳しいことは分かりかねるので、いろいろ難しい部分もあるのかなというふうに思うんですけれども、この項目からすれば1番、2番がいいのかなというふうには思います。
以上です。
○委員長(
石堂正章) 大寺委員、お願いします。
◆委員(大寺正晃) 前回の委員会で、私、申し上げましたまず③の防災については、継続して取り組むというのではなくて、非常時に取り組むために上げておくべきかなという趣旨で提案させていただきました。
それから、あと経済と建設両方から一つずつという考えで、前回私、提案したんですけれども、中心市街地及び農業ということで、そういう案でも異論はございません。ただ、具体的調査項目というので、もしかしたらもうちょっと中心市街地も具体的に出さないとちょっと苦しくなるのかなという思いはしております。
以上です。
○委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
続きまして、市村委員、お願いします。
◆委員(市村喜雄) 大体、1と2の中でという話になっているのかなというふうに思うんですが、やはり中心市街地の、一般質問でも申し上げました車社会に併せるまちづくりから変わってきているという、そういうまちづくりみたいなものをどういうふうに考えていくのかということで、併せてそれらに翠ヶ丘公園も含めてです。
もう一方という言い方はおかしいのだけども、牡丹台のアメニティも今、取り組もうとしているのは、農業も含めた取組方みたいのもやっている、やり始めようとしているのかな、その辺も注視したり、あと経済建設に関するのかどうか、牡丹園の在り方というか考え方みたいなのも、やっぱり入れるのがいいのかどうかはちょっと分からないですけれどもね。
あと、農業の経営安定というのも、災害とも絡んだ今、森林再生
整備事業みたいなのも計画を立てて取り組み始めようとしているわけですよね。きっとこれも農業の問題と関わって、あとは環境の問題とか災害等も含むので、うまくその辺、組み合わせられればというふうには考えます。
以上です。
○委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
続きまして、小野委員、お願いします。
◆委員(小野裕史) 私も中心市街地の部分がメインで、ひとつ先日提案をさせていただいたんですが、今、市村委員がおっしゃるとおり、やはり翠ヶ丘、あるいはアメニティの部分で今、牡丹園のお話が出ていたのですが、以前は牡丹園も農政課が多分管理を、事務局的なもので随分昔はやっていたとは思うのですが、今、文化交流課が入っちゃっているので、その辺うまくやるとアメニティも含めて何かできるのかなと今、ふと考えてはいたんですが、それを経済建設に落とし込むというのができるのかどうかは別としても、アメニティという部分を考えれば、その辺も十分取り組む必要もあるのかなと思いますが、メインは私、個人的には、中心市街地という部分に関しての調査研究を進めていきたいというふうに考えております。
○委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
それでは、最後に私からですけれども、私はやはり防災関係、流域治水というのがメインに置きたいなと思っておったんですが、先ほど大寺委員からも言われたように、災害時なんかの部分で非常にやっぱり重要であると思いますので、その辺は別項目という形でもいいのかなと思いますし、その辺の取組が可能なのかなと思います。
それで、今、皆様方のお話を聞いたところ、まとめ方としては具体的な部分というのも確かに御指摘いただきましたが、項目的には一つは中心市街地活性化の推進について、もう一つは農業経営安定化についてというような項目で、ひとまずは具体的
継続調査事件として上げさせていただいていくのが皆様方の現状での御意見かなと思います。
暫時休憩します。
午前11時40分 休憩
午前11時53分 再開
○委員長(
石堂正章) それでは、休憩前に復し会議を再開いたします。
ただいま休憩中も含めまして、皆様から御意見を頂戴いたしまして、皆様方に御提示させていただきました正副委員長案の中で、①中心市街地活性化の推進について及び②農業経営安定化について、併せて③地域防災対応についてということを
継続調査事件の具体的調査項目として今回は採用させていただきたいと思います。
なお、詳細につきましては、今後の委員会の中で詰めていくということでございます。
併せまして、なおこの防災関係につきましては、緊急時も対応できるような流れで考えていきたいと思いますが、以上のような3点を当面の当委員会の具体的調査項目ということで、議長に報告させていただき、本会議において報告ということでいきたいと思いますがいかがでしょうか。御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) それでは、当
経済建設常任委員会の9月定例会以降の閉会中の継続調査項目について、ただいま申し上げたとおりで取組をさせていただきます。
なお、先ほど申し上げましたが、本日の会議の結果を踏まえ、本会議最終日に、ただいま選定させていただきました調査項目に関しまして、閉会中の
継続調査事件として申し出ることといたしますが、その内容については正副委員長に御一任いただきたいと存じます。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
それでは、最後になりますが、以前の委員会で市村委員から御提示いただきました所管の事務事業に関しての当委員会としての関わり方という点について、皆様方とまたちょっとお話をさせていただきたいと思います。
御存じのように、当委員会に所管する部署が四つございます。
その中で、例えば予算的にできたものが各部課から上がっております。それで、その中でも所管の事務事業に関しましては、やはり委員会としてより精査していくべきかなということもございますし、くしくも
深谷委員ともそうだったのですが、前に予算委員会を預からせていただいたときに、そのようなお願いを報告としてさせていただいたこともございますので、当委員会としても所管する事務事業に関して、より精査するというか、深く議論を掘り下げていきたいと感じております。
つきましては、どのような具体的なところを話合いの場に上げるか、どのような形でそのお話を進めていくかということに関しまして、皆様から御意見を頂戴できればと思います。
ちなみに、私もそれほど経験はないんですが、以前までは多分、通常の常任委員会の中で所管事業に関しての質問項目等々があったように記憶しております。最近は、具体的調査項目ということと併せてやっているんですが、いわゆる所管する事務事業に関してのお話合いもなかなかできる状況にはなかったのかなと思いますが、その辺なんかも踏まえまして、本常任委員会では、当局に御協力をいただきながら委員会として、是非とも取り組んでいきたいなと考えております。
それに関して、例えばどのような方法で、どのように具体的にいったらいいのかなというところで、皆様方の御意見を頂戴したいと思います。
これは、まず市村委員、いかがですか。
◆委員(市村喜雄) まず、委員会としての取組の中で、当局に予算の
執行状況を踏まえた委員会の中での検証をしていくというようなことができるのは、年4回の中の本会議というか議会開催中に限られるというような内容を、事務局で話が出たんですよね。
そうすると、そういう具体的な、例えば所管する予算の
執行状況みたいなものを、ある程度事前に委員会の中で、各委員会からこういうようなことについて検証したいというような項目を上げてもらって、今度で言えば12月の定例会の中の委員会の予備日とか、そういうようなときに委員会事業として取り組めるのではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
続きまして、大寺委員、御意見等。
◆委員(大寺正晃) 前回、市村委員からそういう提案があって、予算委員会とか決算委員会とかでも、最後にそういう常任委員会でも取り組むようにというお話はありましたので、今、例えばの話を御説明いただいたんですけれども、もうちょっと市村委員、例えばどのぐらいの規模の予算、例えばイメージ的にどのぐらいの規模の範囲で取り組むとかと、イメージをもう一度、例えばでお願いします、すみません。
◆委員(市村喜雄) これ、休憩中にしなくていいのかな。
○委員長(
石堂正章) 暫時休憩いたします。
午後 零時00分 休憩
午後 零時17分 再開
○委員長(
石堂正章) それでは、休憩前に復しまして、会議を再開いたします。
◆委員(大寺正晃) 委員会所管の部分で、市村委員のおっしゃるとおり、知らないことを調べたりするべきだというのはもっともなことだと思います。
ただ、私も今まで
継続調査事件と議案の審査だけで委員会、そういう経験しかなくて、新しいチャレンジということで、できること、できないこともあるでしょうから、その辺も事務局も含めて専門的な意見を頂きながら、今後どういうふうにチャレンジできるのか、もうちょっと詰めていただきたいと思います。
○委員長(
石堂正章) ありがとうございます。
ただいまの大寺委員の意見もございました。
なお、この点につきましては、もうちょっと具体的に進むにはまだ分からないところがありますので、もしお許しいただければ正副委員長のほうでもう一度まとめさせていただきまして、時期が早いうちに次回の委員会を開かせていただき、また検討いただきたいと思いますが、このようなことで御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) そのようにさせていただきます。
それでは、以上で本日の日程は全て終了いたしました。
最後に、本日の会議内容及び結果について、正副議長に報告することといたしますが、内容については正副委員長に御一任いただきたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(
石堂正章) 御異議なしと認めます。
それでは、本日の
経済建設常任委員会はこれにて閉会いたします。
ありがとうございました。
午後 零時19分 閉会
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須賀川市議会委員会条例第32条の規定により署名する。
令和3年10月1日
須賀川市議会
経済建設常任委員長 石 堂 正 章...