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平成30年 10月 生活産業常任委員会-10月30日-01号

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  1. 須賀川市議会 2018-10-30
    平成30年 10月 生活産業常任委員会-10月30日-01号


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    最終取得日: 2021-07-31
    平成30年 10月 生活産業常任委員会-10月30日-01号平成30年 10月 生活産業常任委員会           須賀川市議会生活産業常任委員会会議録 1 日時    平成30年10月30日(火曜日)         開会 10時00分         閉会 11時06分 2 場所    須賀川市議会委員会室1 3 出席委員  相楽健雄     溝井光夫     渡辺康平         大倉雅志     五十嵐 伸    市村喜雄 4 欠席委員  なし 5 説明員   産業部長    石堂伸二    商工労政課長 鈴木伸生 6 事務局職員 調査係長    渡辺正彦    主任     橋本美奈子 7 会議に付した事件  別紙のとおり 8 議事の経過  別紙のとおり                    生活産業常任委員長   相楽健雄      午前10時00分 開会 ○委員長相楽健雄) 皆さん、おはようございます。  委員並びに当局の皆様には、お忙しい中、生活産業常任委員会に御参集いただき、誠にありがとうございます。  ただいまから生活産業常任委員会を開会いたします。
     出席委員は定足数に達しております。 ─────────────────────────────────────── ○委員長相楽健雄) それでは、本日の会議の進め方についてお知らせをいたします。  本日は、当委員会継続調査事件であります農商工連携による地場産業の育成、定住人口拡大の促進及び企業誘致について並びに所管の事務の執行についての調査を進めます。  まず初めに、当局から所管の事務の執行について報告を受け、質疑応答を行います。  次に、具体的調査項目についての調査を進めることといたします。  ただいまの説明のとおり調査を進めることに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長相楽健雄) 御異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。  それでは、当局から所管の事務の執行について報告をいただきます。  事前に商工労政課から報告事項の申出がありますので、発言を求めます。 ◎商工労政課長鈴木伸生) おはようございます。  それでは、お手元にありますカラーの3枚から成っています資料によりまして説明をさせていただきます。  この第2期須賀川中心市街地活性化基本計画、この概要というか考え方的なものについては、去る6月18日だったと思いますが、その段階で、主な概要という形をお話をさせていただきました。その後、内閣府のヒアリング等を受けまして形をつくったもので、御意見等をいただきまして、この内容を、別紙の計画案についてパブリックコメントをしていくというふうに考えておりますので、前段、これで説明をさせていただくものでございます。  まず、1ページでございますが、この第2期の中心市街地活性化計画の基本、今の段階では年号がはっきりしておりませんので、あえて平成31年4月から平成36年3月というふうな表記をさせていただきますが、この5年間で行うものでございます。  現在、実施しております、あえて前期計画と表現いたしますが、これが26年4月から来年31年3月までということで動いております。これの概要的なものは、記載のとおり東日本大震災によりまして被災をいたしました市役所、これを再建したことによりまして、目標指標というふうなことで、平日の歩行者通行量、これが増加しております。  また、来年1月に開館を予定しております市民交流センターによる事業効果も大きく見込めるというふうな状況です。  また、空き店舗対策ということで実施しております中心市街地商業集積事業補助金、これによりまして店舗数が増加、あとは災害公営住宅の整備とか、あとは地域優良賃貸住宅整備補助事業等によりまして、中心市街地の人口が社会増するというふうなことで一定の効果があるということで効果は見込めますが、一方として、日曜の休業の店舗が多いということで、休日の歩行者通行量の数値が平日の6割弱というふうなことなもので、市民からの意見、アンケートからでは中心市街地活性化イメージということが、そういうふうな点ではまだ低いというふうな形に位置付けられているということでございます。  なお、右側に前期計画の目標ということで、目標と、目標の指標、基準値目標値、あとは最新値というふうなことで表にしてあります。これで、1つとして「回遊性の向上を図る」という点については、平日の歩行者通行量をもってその指標といたしまして、目標指標は1日2,640人というふうなことで考えておりますが、これの最新の数値としましては2,421名ということで、31年については先ほども御案内したとおり、tetteというふうな形が見込まれますので、これは今の段階では目標値に達しておりませんが、クリアするものというふうに考えております。  また、「商業活動活性化を図る」ということの指標としましては、年平均出店者数商店街等への過去5年間の平均加入店舗数というふうなことで、3.2店舗というふうな形で目標値ということで設定をしておりますが、これについては25から29年度の中で3.6店舗ということですので、これは目標をクリアしている。  また、「定住を促進する」ということで、中心市街地居住人口ということで、過去5年間の社会増の増減というふうな形で見た際に、プラスの85人というふうなことの目標に対して、25から29年に関しては184名ということで目標を大きく達成していると。記載のとおり、災害公営住宅ですとか地域優良賃貸住宅関係の施策が反映しているものというふうに考えております。  また、左に目を転じていただきますと、中心市街地課題等ということで、大きく3つ記載させていただきましたが、1つ目として、休日に訪れたくなる魅力の創出というふうな点で、休日のにぎわい力不足が中心市街地イメージを低下させているということですので、まちへの玄関口となります駅周辺市役所周辺の2つのエリア、これを中心に魅力を集積させるというふうなことと、あとは駅周辺から市役所周辺エリアへと向けた人の流れというふうな形の誘導が必要というふうなことです。  また、新規創業しやすい環境の創出というふうなことでは、訪れたくなる多様かつ魅力ある店舗を充実させるために新規創業者ということで、特に飲食店ですとか製造小売業が参入しやすい環境を整える必要があるというふうに考えております。  また、公共施設公共空間有効活用というふうな課題に関しては、店舗以外でも多くの来街者を集めるというふうなことで、来年1月に開館する市民交流センターはじめ中心市街地に集積します公共施設、あとは公共空間、これを官民連携の下に有効活用する必要があるというふうなことでございます。  2期の計画については、目指す中心市街地都市像というふうなことについては、「また遊びに来たくなる 魅力にあふれた街」というふうな形とさせていただきました。  この計画に関して、まず目標としましては、右側に記載しておりますが、1つ目として、「魅力あるコンテンツを増やし休日の回遊性を向上する」と、これの目標の指標としましては、まず、休日の歩行者通行量ということで、基準値が1,683ということでございますが、これは、先ほど申し上げました最新値2,421と上のほうにこう書いておりますが、それの7割相当くらいの数字を基本値というふうなことで挙げまして、目標値としましては、35年には、今回、平日の数値と同数くらいの形にしたいなというふうに考えております。  また、2つ目の目標ということで、「新たに店舗を構える人を増やす」ということで、これの目標指標につきましては、新規出店数、これは5年間の合計というふうなことでございますが、これについての基本の数値は16店舗目標値については34店舗というふうなことを目標としております。  また、「公共施設・空間の民間活用を増やす」というふうな点では、民間事業者における対象施設利用件数というふうなことで、このエリアの中には公共施設公共空間と思われるものが6施設ほどございますので、そちらの基本数値を19件から、目標としては100件というふうな形で増やしていきたいというふうにするものでございます。  なお、これらのそれぞれの目標を達成するものとしての主要事業は、こちらのほうにそれぞれ3つのパターンというふうなことで記載をさせていただきました。  なお、具体的なものは、その裏面になりますが、そちらで御説明をしたいと思いますが、まず、1つとして「休日の回遊性を向上する」というふうな形に対して、1つ目として、市民交流センターを核とした回遊推進事業というふうなことでございます。  これは、図書館をはじめとします生涯学習機能、あと、屋内遊び場円谷英二ミュージアムなどを有する市民交流センターにおきまして、各種機能と連携したイベント事業により集客力を高めつつ、まちのPRを併せて行うということで、市民交流センターを基点としましたまちなかへの回遊を創出するというふうなものでございます。  また、民間事業者による施設利用を可能にするというふうなことで、官民連携による事業展開により新たなにぎわいを創出をしていこうというふうにするものでございます。  2つ目として、(仮称)文化創造伝承館整備事業ということで、これは、郷土の偉人顕彰と、あとは、俳句を中心にしました本市文化、あとは伝統等の継承を目的とする施設を市街地南部地区、こちらのほうに整備することによって周辺の回遊を促すというふうなことでございます。  ③番としては、ウルトラマンを活用したまちづくりということで、これは前期計画の中で整備をいたしましたウルトラヒーロー、あとは怪獣のモニュメント、円谷英二ミュージアムなどを活用しながら官民連携によるイベント実施周辺店舗等における商品開発を行うというふうなことを目的とするものでございます。  ちょっと順序は逆になりますが、右上のほうに行っていただきまして、「公共施設・空間の民間活用を増やす」というふうなことについては大きく2つということで、考え方としては、翠ヶ丘公園内の老朽化施設、これのリノベーション事業ということで、翠ヶ丘公園民間管理に向けた中核施設としまして、公園内に立地します老朽化した休憩施設、これを公募設置管理制度Park-PFIと言うそうですが、この活用により、飲食店をはじめとした集客施設リノベーションする事業でございます。これによりまして、公園としての魅力の向上だけではなくて、市街地に隣接する公園という、その位置的な強みを活用しながら市街地と公園間の回遊性の向上を目的とすると、目指すというふうなことでございます。  また、中心市街地民間事業サポート事業ということで、これは、中心市街地の中の、中心市街地の魅力を向上させる民間収益事業ということについて、公共媒体での情報発信ですとか、公共施設、空間の利活用要件の緩和というふうなことで、収益事業でも公共施設を使わせていくような形の支援を行うというふうなことでございます。  また、「新たに店舗を構える人を増やす」というふうなことで、これは、ちょっと左下のほうになりますが、番号順に行きますと、まちなか出店推進事業ということで、ウェブメディアでのまちの情報発信によりまして、まちへの関心度の向上、これと店舗出店希望者の増加を図るということで、あとは出店希望者の方にはテストマーケティングの場というふうなことで、tette内のチャレンジショップ、あとはRojimaというふうなことの連携の提供、あとは、経営知識の習得ということで、会議所等が実施しております創業塾ですとかの連携を通しまして事業力の向上を図りながら、物件、空き店舗とかシェア店舗、これのマッチングを実施することで出店しやすい環境と魅力ある店舗の創出を推進するというふうなものでございます。  また、資料の右側中段になりますが、7番というふうなことで、須賀川駅の西地区都市再生整備事業というふうなことで、これは、JR須賀川駅に東西自由通路、あとは駅西地区駅前広場、あとは駐車場等を整備して、駅西地区利便性アクセス性の向上、あとは商業機能の誘導を図るというふうにするものでございます。  また、シェア店舗整備事業ということでは、まちづくり会社であります株式会社こぷろ須賀川におきまして、空き店舗を活用し、新規出店者が出店しやすい廉価かつ小スペースシェア店舗を整備するというふうなものでございます。  最後に、9番ということでは、Rojima、すかがわの路地deマーケットと申しますが、いわゆる市民有志が実施しております、まちなかマルシェ、これは創業希望者テストマーケティングの場というふうになっておりますので、まちなか出店推進事業において連携を図り、新規出店を増加させるというふうなことで、この真ん中に地図がございますが、この地図の中、それぞれ番号的なものについて、この場所でこのような事業をするというふうな大まかな表記をさせていただいたということでございます。  あとは、最後のページになりますが、須賀川市の中心市街地活性化基本計画事業一覧ということで、今は、おおむね主な事業をお話しさせていただきましたが、こちらのほうに34事業というふうなことで、中心市街地活性化に資する事業というふうなことを別紙の基本計画案の中にも記載をさせていただいておりますが、このような事業をもちまして2期計画を推進していきたいということでございます。  なお、今後の予定は、先ほども、冒頭ご案内をさせていただきましたが、このような概要のものを記載した第2期須賀川中心市街地活性化基本計画案というふうなもの、ページ的に139ページほどになっておりますが、そちらのものについて御意見を頂き、あとは、具体的には、来月11月6日火曜日から11月19日月曜日までの2週間、これの間にパブリックコメントを行いまして、その意見等を反映したものを、11月末日までに内閣府のほうにその計画ということで仮の提出をさせていただきまして、あとは、内閣府の中での内部協議、あとは内閣府が中心になりまして関係省庁との協議というふうなものを経て、来年3月にはこの計画を認定していただくというふうな形で今後は進めるというふうな形になるものでございます。  2期計画の概要、あとは今後のスケジュールについて、お手元の資料を基にしまして資料の概要、これを説明させていただきましたので、御審議のほどお願いをいたします。  以上です。 ○委員長相楽健雄) ただいま、課長の説明がありました。  ただいまの説明に対して、委員の皆様から質疑等がありましたら御発言願います。 ◆委員渡辺康平) それでは、今、課長のほうから説明ありましたので、感想を兼ねて分からないことを聞きたいと思います。  現状、2ページ目を見ますと、従来、もう既に行われている事業と、あとこれから新たに始まる事業の2つに分けられるなというふうに見ていました。  Rojimaはもう行われていますし、翠ヶ丘公園Park-PFIについても動いているなと。これから新たに動き出すのもあるようですけれども、その中で⑤番のエリアマネジメント中心市街地民間事業サポート事業、こちらについては、民間収益事業について公共媒体での情報発信公共施設、空間の利活用要件緩和により支援となっているんですけれども、具体的にどういうものをイメージされているのか、ちょっと私これが分からなかったので、具体的にどういうものをイメージされているのか、ちょっと説明いただきたいなというのが1点と、⑥のまちなか出店推進事業、これ、出店しやすい環境と魅力ある店舗の創出を推進すると書かれておりまして、こちらについては、前回の委員会の中で、出店の難しさというのを私からも、地主さんとの関係での話合いが今は難しくなっていますよねというところをお話しさせていただいていまして、この出店しやすい環境と魅力ある店舗の創出という点、どのように具体的に今後の2期計画で進めていくイメージなのか、この2点、まず伺いたいと思います。 ○委員長相楽健雄) ただいまの渡辺委員の質疑に対して、当局の答弁を求めます。 ◎商工労政課長鈴木伸生) サポート事業でございますが、これは、お手元のちょっと分厚いところの計画書、これでいきますと114ページのほうに記載をさせていただきました。具体的にというふうなことではないんですが、一応、このサポートにつきましては、こちらのほうに書いてある内容なんですけれども、要は、中心市街地魅力向上に寄与する事業というふうなことを民間の事業者の方がいろいろと今までも実施しております。  ただ、この中心市街地の中にあります公共施設公共空間、こういうふうなところでも、今までは収益事業というようなことだったので、例えば、結の辻の中でそういうふうな形のものは、なかなか使用の制限があったり使用させないというふうなこともありましたんで、そういうふうなことについては、実際大きな形で、このまちの中の回遊性というか中心市街地活性化というふうなことを達成していく意味で、緩和をさせていきましょうというふうなことでございますので、これを来年度から実施できればというふうに考えておりますので、具体的に、今まではじかれて、なおかつ内容的には中心市街地に影響するものというふうなことであれば、簡単に言うと、結の辻ということになれば、都市整備課ということになりますので、関係部署との話の窓口を、できれば当事者と所管課で話をするんではなくて、私どものほうでそういうふうに寄与するというふうなことであれば、口添えをしながら、使いやすい方向に持っていきたいというふうに考えているところございます。  やっぱり、このまちの中では今現在も、実際Rojimaというふうな形、前回のときにもちょっとお話しさせていただいたと思いますが、3つのチャレンジショップのほうに、カフェですとか物販スペースということで、応募の方、決定した方というふうな形で御案内したところもありますが、Rojimaとかを経由しまして新たに創業していきたいというふうな形の方も出てきておりますので。まずRojimaからチャレンジショップというふうな形で出てきておりますが、そのほかRojimaから直接、中心市街地というような形も出てこようかと思います。  ただ、その創業しやすい環境というふうな形で、チャレンジショップについても最長2年までですので、早ければ1年ということになりますけれども、そこの中で中心市街地なんかに出やすい環境をつくっていこうということで、空き店舗あとシェア店舗ということで、こぷろのほうでも一つの計画としては、今現在、まふねというふうなところをシェア店舗みたいな形で改造しながら、例えばですけれども、チャレンジショップに応募した方で漏れた方、若しくはRojimaの中で中心市街地に出店を考えているような方というふうな形の提供ですとかを考えていければ。  あと、空き店舗についても家賃補助等がございまして、その家賃補助があるがゆえに、貸し手のほうでお金といいますか家賃が下がらない、ですから、3年間の補助を受けたことによって、その後は撤退せざるを得ないような、ちょっとそこは、経営の考え方というところも総合的に考えなくちゃいけないのかもしれませんけれども、それらの課題がありますので、そちらのほう、何というんでしょうか、tetteをある程度中心にしながら、まちの中のにぎわいというようなことが想像されますので、それに対して出店するような意向の、しやすいような形の環境を整えるというふうなことを考えているところです。  具体的にまだ申し上げられませんけれども、県のほうでも、まちなかというんでしょうか、そちらのほうを活性化させるような事業についても、須賀川市のほうで考えられないかどうかの提案を受けているところでございますので、それらの事業を含めながら推進していきたいと、ちょっと抽象的なことで恐縮ですが、そのようなことで考えているものでございます。  以上です。 ◆委員渡辺康平) 了解しました、分かりました。  全体的なところなんですけれども、従来の基本計画はどちらかというと補助が中心だったかと思うんですけれども、今回は利活用公共施設利活用官民連携、あとは、いわゆる民間収益事業、活性のまちづくりということが強く出てきたなというところを今の計画を見て感じたんです。  ただ、もう一つあるのは、今回、商工労政課主体で、まふねさんの跡地で今回セミナーやられたとおり、実際あそこのセミナーの中で話出てきたのは、民間事業者が主体となってまちづくりをやっていて、実際、行政というのはサポートだったという、これからのまちづくりの流れというのはそういうふうになっていくのかなとは思っています。  そこで、補助金在り方というところ、今回の計画の中でどのように見直されていくのか、そこら辺の御説明いただければ有り難いです。 ○委員長相楽健雄) ただいまの再質疑に対して、当局の答弁を求めます。 ◎商工労政課長鈴木伸生) 補助金先ほどの説明の中で、1つということで、今現在、中心市街地に創業するに当たって出店する際に、家賃補助と、あとは改修費というふうなことで補助する制度がございます。後で、ある程度自分の業種を進めていく上で改修というのは必要なので、それはそれで対応させていただきますが、ただ、家賃制度については、家賃の補助については、先ほど来、家賃の高止まりというふうな形、役所が補助することによって家賃がなかなか下がってこないというふうなこともありますので、これについては31年度から家賃の補助というのはやらない考えです。ただ、それに代わるものとして、出店する方が出店する際に、当然、創業していくときの、何ていうんでしょうか、開店資金ですとか、当然、改築というような形も発生しましょうが、そちらのほうの借入れ関係の中で、それの借入れの利子の補給ですとかそちらのほうで、リノベーションの補助といいましょうか、そちらのほうでちょっと考えられないかということを、今、検討しているというふうなところでございます。もうちょっと使い勝手がいいような形にしていきたいなと考えているところでございます。  以上です。 ◆委員渡辺康平) 借入金の利子補給という点で、私も、補助金在り方というのは見直していかなくちゃいけないと強く思っていました。  そこで、計画内には金融機関の名前は書かれてはいないですけれども、今後、今まで補助金でやった部分を金融機関が賄うなど、この金融機関との連携というのは間違いなく地域経済に与える影響は大きいと思っていますので、特に、銀行だけでなく、信用金庫などもうまく使っていって。そこに行政側でバックアップしていくという形も、間違いなくこれから必要になってくると思うので、もうちょっとこの金融機関在り方というのも、今後検討していく必要があるかなと思います。 ○委員長相楽健雄) ほかにございませんか。 ◆委員大倉雅志) 全体としての印象として、まず申し上げると、須賀川のある支援をどういうふうに組み合わせながら活用していくかということは、全体としたらいいと思うんですよ。  ただ、その市街化中心地というのはそもそも何なのかというふうなことでいうと、どう魅力を集積するか、ここにも書いてありますけれども、ただ、ここの表現で言うと、1ページで言えばですよ、人数とかが増えたからいいんだということ、店舗が増えたからいいんだというのは、ある一面の数値的な指標だけであって、魅力ということをきちっと捉えて、どう評価、市民の人が評価しているのかと、ここがちょっと少し捉え切れていないんじゃないかと感じがするんですよ。そういうふうな、何によって魅力が高まったと市民が認識をしているのかという、そういうふうなところはどのように押さえているのかなというふうなところがちょっと、少し感じられるので。この数字が上がったことによって須賀川市の魅力が高まった、中心地の魅力が高まったというふうには言えないんじゃないかというふうに言えるわけですよ。というのは、例えば、災害公営住宅が中に来たからって、人が増えたからといって中心市街地活性化しましたよという理屈にはならないと思うんですよ。その裏返しとして、じゃ何が魅力として高まったのかということの部分の説明がもうちょっと欲しいなということが感じられるので、その辺についての見解、ちょっとまずお願いしたいと思います。 ○委員長相楽健雄) ただいまの大倉委員の質疑に対して、当局の答弁を求めます。 ◎商工労政課長鈴木伸生) 前期計画の中の概要というようなことでお伝えをさせていただきましたが、一つ、そこに目標として3つの目標、それに対する達成として3つの目標の指標ということを掲げさせていただきました。  まず、ここの中心市街地エリアの中に人がまずあると、人が往来している、にぎわっているというふうな指標は、やっぱり人の歩行、何というんでしょうか、平日の歩行者通行量というようなことで人がどれだけ来ているのかというのは第1期の中で見せていただきました。ただ、そういうふうに示しをさせていただきました。  ただ、2期計画をつくるに関してアンケートというようなことで市民の方からの意向としましては、この中心市街地課題等というようなところに1番目に記載をさせていただきましたが、要は、昼間は勤めている方も当然いらっしゃいますので、昼間のにぎわいというのはなかなか実感する方とそうでない方いらっしゃいます。ただ、土日というふうなことで、まちなかに出てきたときに、車で通ったときに、シャッター街といいましょうか、土日は店舗のシャッターが閉まっている、あとは、夜になると開くというふうな形で、昼間に来たときにやっぱりにぎわいというか、ちょっと静かな場所、寂しい場所だなというふうな意見があるというふうに聞いていました。じゃ、そのシャッターを開けさせるためにはどうしたらいいんだということで、1つとして2期の計画には、休日の歩行者通行量というふうな観点で、休日がそういうふうに少ないというふうなことが言われていますので、それを開けさせるためにどういうことをすればいいのかというふうな視点で一つの指標として挙げたというふうなことでございます。  具体的に、じゃ、開けさせるためには、土日に若い人、ある程度の年配の方も含めて、そちらのほうに来る、tetteがあるというのはもちろんそうですけれども、tetteだけで呼ぶんではなくて、tetteを核としながら、先ほど言いましたように、飲食店ですとか小売業ですとか、Rojimaからもっと進展して、何というんでしょうか、店を構えるような形でにぎわいを創出できるような形で、そのために店舗を出店できるような形をつくるのに、一つの言葉として、お金が、家賃が高いとか、あと、こんなに大きな店舗は要らないとかというようなことを解消するためにシェア店舗ですとか、そういう視点をちょっと見てみました。  あとは、店を構えないにしても、そこの地域の中にあります、区域の中にあります公共施設公共空間をできるだけ収益事業でも活用させることによって人を呼び込んでいこうというふうなことで、目標と指標を重ねたというふうなことでございますので、あとは、具体的に、何を持ってくれば、どういうふうな、人をもっと呼べるよというふうなことについては、今回、翠ヶ丘公園の実証実験というのもございますので、今回の地域の中には翠ヶ丘公園も入れて考えておりますので、総合的な形で人を呼べるようなことを考えているということでございますので、抽象的にちょっとならざるを得ないところがありますので、その辺はお含みおきいただければと思います。  以上です。 ◆委員大倉雅志) 言っていることは分かります。もちろん今回、公園の利用とか、あとtetteの利用もそうですけれども、それぞれの特性を更にバージョンアップさせていこうと、こういう狙いももちろん分かります。だから、全体としては決して悪いとは思っていません。けれども、ただ、やっぱり何が、例えばもうちょっと具体的な形だけれども、じゃ、市民にとってどういうところが中心としての魅力になるんだというところ、大都市と比べることは難しいとは思いますよ、だけれども、こういうのがあるといいねとか、こういうふうだと楽しいねというふうな、そういうことをもう少し捉えながら計画の中に反映させていくということがちょっと必要なんじゃないかと感じがするんですよ。それは、単に人が歩くかどうかというのは、魅力の結果として人が歩くかどうかであって、そのことが目標ではないわけで、魅力を高めるために何をするのかというところと結び付かないと、2次的なところでの数字をいじっていてはしようがないんじゃないかというふうな感じがしたんで、そこのところについての検討のときにお願いするということで、意見として申し上げます。 ○委員長相楽健雄) ほかにございませんか。 ◆委員市村喜雄) どこから言っていいのかちょっと分からないんですけれども、定住人口の促進というのは、この中心市街地活性化基本計画の中ではどのような関わり方をしているのか。例えば、どうしても商業をベースにして中心市街地活性化というのを捉えていると思うんですけれども、最近のまちづくりというのは、ある意味では、前にも何回も言っているかもしれないんですけれども、都市計画区域の中の事業まちづくりと簡単に言っていることであって、須賀川においても、それこそ昭和42、3年ぐらいかな、都市計画法ができて、まちの中にあった工場だとか卸団地だとかもろもろを、ある意味では区画整備事業で西川の山寺だ、駅前だと広げていったわけです。じゃ、広げていって土地利用が図られて、じゃ、これからのまちづくりはどうするんだというときに、中心市街地というのが、要はスポンジ化してきているので、それをどういうふうに歯止めをかけるのかということなんだろうというふうに理解をしています。要は、その土地利用を高めるというのは、要は市税、固定資産税とか都市計画税とか、そういう市税を上げるのが、ある意味では行政にとっての課題だというふうに認識していると思うんだけれども。要は商業で、ここに挙がっている中心市街地活性化基本計画で地価が上がるのかと。じゃ、そういうような、上がるか現状維持なのか、そういうような数値目標的なものは持っているのかみたいなのは、まずどうなのかちょっとお聞かせください。 ○委員長相楽健雄) ただいまの市村委員の質疑に対して、当局の答弁を求めます。 ◎商工労政課長鈴木伸生) 中心市街地基本計画の中の目標については、今お手元にお示ししているような形の指標というような形で、これは回遊性ですとか達成の度合いというようなことですが、今、委員御指摘の内容につきましては、それは二次的な形でございますので、初めから地価を上げて云々というふうな、それは結び付く、要は須賀川中心市街地に来れば当然、何らかの仕事というか、いっぱい人が来ますので店も成り立ちますよ、その結果として、それぞれの税、固定資産税ですとか事業税、市民税とかというような形での行政に対する見返りがあるというふうな形に結び付けていきたいとは思っております。  あとは、当然、コンパクトシティというような形でこちらの地域の中についてもそれぞれの機能を備えてやっているわけなので、そちらのほうを生かしながら、それにつなげられればいいなというふうなことですが、具体的に地価を上げるというようなことについては、この計画の中では明記をしているというふうなことではございません。  以上です。 ◆委員市村喜雄) 目指すべき中心市街地都市像って、ある意味では、「また遊びに来たくなる 魅力にあふれた街」というふうに赤字で書いてあるんだけれども、また遊びに来たくなるというのは、どこに住んでいる人がまた遊びに来たくなるようにまちづくりをするのか。あとは、魅力にあふれたまちというのは、どういうふうに創造していくのか。  この基本計画の中で、例えば、空き店舗対策等においても、例えば、新規創業したときに、飲食とか製造小売りとか、これは飲食に割と重きを置いていると思うんだけれども、じゃ、半端じゃないような1店、2店とかじゃなくて、そういう飲食店だとか製造小売りとか、それを10店舗も20店舗も例えば誘致するのか、そういうようなことならばある意味では魅力が増すのかもしれないけれども、家賃補助とかそういうような感覚の中で店舗面に1店舗だ2店舗だ、そういうような出たとこ勝負という言い方はおかしいけれども、もっと具体的にどこにどれだけのものをとかというような、まちづくりのプランナーじゃないけれども、そういうようなものがあって入れていかないと、その魅力の創出には結び付かないんじゃないのかなというふうに思うんだけれども、そういうような取組というのは考えているんですか。 ○委員長相楽健雄) ただいまの再質疑に対して、当局の答弁を求めます。 ◎商工労政課長鈴木伸生) おただしの中で、やっぱりどこの人がということになれば、当然、中心市街地の中の方もいらっしゃいますし、当然、近隣の方、場合によっては市外の方というふうなことで、それぞれ先ほど申し上げました玄関口となるのが駅ですとか、あとは車で来るとなれば市役所というか、というふうな形がありますので、そちらの方がそういうふうな移動手段を使ってまでも来てみたいというふうな形、ある意味での魅力というふうなことを創造していきたいとは思っています。  ただ、これは若者だけではなくて、当然、ある程度のそれぞれの年代の中で魅力というのは、価値観は変わってくると思いますので、空き店舗ももちろんそうですし、あとは、空き地というのもございますから、一つの考え方として、これは、これから検証するところでございますけれども、空き地にスーパーハウス的なものをつくって、それで、若い人を呼び込むですとかというようなこともちょっと一つとしてやり方があるんではないかということで、まちづくり会社こぷろですとか、あとは商工会議所ですとか、あとは当然Rojimaというふうな形での出店意向ですとか、そういうふうなものを反映していければいいなというふうに考えております。  いいですか、そんな形です、失礼しました。 ◆委員市村喜雄) 例えば、この計画の中に、商工労政課の中には企業誘致というものもあって、それは要は滑川だとか郊外の、そういう意味の工業団地に対する企業誘致みたいなのだけれども、まちの中に例えばIT関係の企業を創業支援で呼んでくるだとか、そういうような捉え方、そういう意味での中心市街地活性化というか、まちづくりみたいなものもあってもいいんじゃないのかなというふうに思うので。  例えば、「遊びに来たくなる 魅力あふれる街」というけれども、どうしてもベースは、その商業が中心的に捉えるけれども、須賀川中心市街地で今回は翠ヶ丘と入っているけれども、さっき言ったように、翠ヶ丘からは固定資産税とか市民税とかは上がってこないですよね、西田の神社仏閣があるところも、そういう意味では税収は上がらないわけですよ。  そういう考え方からすると、じゃ、その間に挟まれたところでどれだけ魅力あるまちをつくっていくのか、逆に言えば、それと一体となった、どういうまちをつくっていくのか、魅力あふれるまちをつくっていくのかというのが、ある程度、理念というか、そういうようなものを出した上で、じゃ、それに基づくような事業はどういうふうにするのか。そういうようなものを行政と、ある意味では民間と一緒になってつくったまちづくり会社とか、そういうところが民間に近い形で開発していくというか、そういうまちづくりプランを実施していくというような流れをつくらないと、この基本計画はつくりました、個別に事業を取り組んでいきます、いろんな事業が書いてありますけれども、一体となったまちづくりというか、そういうようなものが見えない、ばらばらにやっているというふうにしか見えない。だけれども、その辺の取り組み方というのはどういうふうに取り組んでいくのか。 ○委員長相楽健雄) ただいまの再々質疑に対して、当局の答弁を求めます。 ◎産業部長石堂伸二) 具体的な取組ということで、この計画を策定をしているというのがまず第1点でございまして、市村委員からすると、ばらばらだという御意見だということだと思いますが、我々この計画を策定をし、この目標に向かっていくことによって、庁内の考え方をここで全体として進めていくという考えでございます。  確かに、遊びにある、魅力があるというのは抽象的だというふうな考え方もあろうかと思いますが、1期計画におきましては、やはり震災からの復興というのが色濃く出てきているところが非常に大きな部分で、そこで出た、検証した結果の課題を踏まえると、やはり休日に須賀川市内のまちなかが、なかなか活性化していないという状況があったというところから、指標等々を今回したわけでありますけれども、最終的に、定住と言っても、ここでやらないわけではなくて、様々なこういったにぎわいを創出するという目標に向かってやることによって、結果的に住みやすい、あるいは税収、そういったものが上がれば、当然それは結果としての指標でありまして、魅力あるものと、先ほど大倉委員からもありましたけれども、これ、どこから始まるかというか、循環しておりますので、どこを切り口にするか。だって、行政で中心市街地活性化基本計画を税収を上げるためにまちづくりをやりますというふうなのは当然正面切ってはないです。ただし、翠ヶ丘公園とかそういった公共施設を有効に活用することによって、まちの魅力が発生してくれば、当然ながらそこに立地をしたいという方々もいらっしゃる、となれば地価が上がってくる、となれば最終的に税収が上がる、あるいは雇用が生まれる、そういった、あと、商売的なつながりがあって、商売間の、業種間の連携が生まれるとか、そういった連関になるということ、どこを切り口にするかというところが重要だと思っていまして、今回は中心市街地基本計画のほうにやっていくかと。  あともう一点、企業誘致のように、ある程度魅力ある店舗を誘致して活性化するという手法は、この認定の、基本計画する前、TМOとか、他自治体でも多く、人寄せパンダを呼んできてといったところが、なかなか今まで、まちなか活性化に一時的には寄与したんでしょうけれども、結果的には失敗している事例も多うございます。  なので、我々としては、あくまでも環境を整えて立地しやすい状況をつくっていくことのほうが重要ではないかということを考えておりまして、そういった施策の中で、この中心市街地活性化計画につきましては、関係課はじめ関連しない課に対してもそうやって説明をし、こういった方向でやるということで、我々のほうでは、市全体ばらばらではなくて実施をしていくというふうに考えております。  以上でございます。 ◆委員市村喜雄) ある意味では、昔、国道118号をまちの中に通した、あれは中心市街地まちづくりのために通したというよりは通過交通のためにつくったような道路で、今は並木町にあるわけで、それはそのまま手付かずのままになっているし、あとは丸田翠ヶ丘線においても、これもそういう意味では通過交通のための、車社会のための道路整備で、初めは区画整理でやる予定が道路整備の形になったりしているし、南部地区なんかも、要は、街路樹があるのが全ていいとは言わないけれども、要は統一したようなまちづくりというか、ああいう街路整備というか、まちづくりというのが魅力あふれるまちづくりなのか、一体化したまちなのか。要はtetteがある、南部地区は今度、文化伝承館だというような話になっている。そういうような連携をどういうふうに捉えていくのかというか、そういうようなものが見えない。  どうしても事業毎の事業、じゃ、それが計画として5年計画だ、10年計画だ、その建った後にはどういうまちが見えるのかなというのが見えないということなんだけれども。行政一体となってやっているというふうには説明は受けるけれども、じゃ、そういうパークマネジメントにおいても、大体が翠ヶ丘公園の老朽化した施設のリノベーションだと言うけれども、おとといなんかは、ポケモンだか何かで翠ヶ丘公園、駐車場もいっぱいだし、親子連れなんかで相当いっぱいになっているんだよね。あれは金かけてイベントやったわけではないんだろうけれども、そうすると、まちの中でもそういうようなポイント、ポイントみたいなところでやっていると。人は来るけれども、通過交通とかは増えるけれども、じゃ、それがその活性化にどういうふうに結び付いているのかというのはまた別の問題だけれども、そういうような、その将来像ということなんだけれども、もうちょっと余計なことを言わせてもらうと、それこそ国道4号のところに、すし屋、スシローだか、これ混んでいるでしょう、じゃ、まちの中に引っ張ってくればいいだろうという話とは、これはまた違うと思うんですよね。違うまちづくりだと思うんですよ、そういう意味では。今度、また新しくできますよね、そうすると、また向こうのほうは混雑するんじゃないかという話になるけれども、そうじゃない中心市街地の魅力、人に来てもらう魅力というのはどういうものなんだというのが、まだ余りよく見えないんですけれども、目指すものが、ということなんだけれども、もうちょっとないですか。
     これはだって、それこそ内閣府のほうに出して了解もらうと、こういうまちづくりを進めるんでしょう。      (「基本スタンスとして」と呼ぶ者あり) ◆委員市村喜雄) 今どうのこうの言ったって、そう大きく変わるわけではないでしょう。 ◎産業部長石堂伸二) 計画でございますので、具体的にここに、こうこうこうというのはないので、地域目標として、「また遊びに来たくなる」というところは、多分、今回のキーワード、多分というか、我々としては考えていると。要するに、「遊びに来たくなる」というコンセプトのまちづくり中心市街地でやりたいというところがあります。じゃ、具体的にと言ったら、何と言われると、だから遊びに来たくなる人たちをどう集めたらいいんだろうというところを、これから行政がこういうテーマでやるということではなくて、当然、中心市街地の皆様方とかということと、当然、行政だけでつくった計画ではございませんので、立案したわけではありませんので、これは各商工団体あるいは活性化協議会を経てやっておりますので、行政が、例えば細かい目標設定というのも一つあるんだろうと思いますけれども、今回はやはり、また遊びに来たくなるまちというのは、じゃどういうのなんだということで、事業名はこれ行政系の内容がのっかっておりますけれども、当然、今後こういうコンセプトに基づいて、様々な民間の事業を取り入れながら実施をするということでございますので。  内閣府が決めたからどうのこうのではなくて、計画はいつでも変更できますし、そういった中でいろいろな提案を受けてやるべきもの、行政のみでやるべきものではないと思っておりまして、それを掲げることが今回は重要なんだろうということで策定をしていきたいと思っております。  以上です。 ◆委員市村喜雄) そういう意味での、ある意味では、こぷろというか、まちづくり会社というのがあるんだろうと思うんです。その辺の官民一体となってまちづくりを進めていくのに、これが基本になるんだろうから、これをもとにして、もっと具体的にじゃどういうまちづくりを進めていくんだという、それの中心となる組織体というまちづくり会社のあるべき姿というのを、もう少しじっくりと、まちづくりに進められるようにしていただければと思います。 ○委員長相楽健雄) 御意見として……      (「1点だけ、関連して」と呼ぶ者あり) ◆委員(五十嵐伸) 今までお聞きしていた中で、計画は計画で、行政としての計画では1本なんですね。私のほうは質問というよりも、また遊びに来たくなる魅力あるまちづくりのための計画であって、これはこれでいいと思うんですが、実際にこの計画をやった中で、本当に来たくなるかなという部分がちょっとあるのがちょっと心配。まず、行政としてはこれでいいと、先ほど市村委員からもありましたけれども、行政でやる限度もあると思うんです。こういう提供をして、まちなかはやっぱり商店街の方々、商工会の方々、この辺がやっぱりもっと魅力を発信しないと、計画を立てたって多分、金ばっかりかけて、それで終わりという状況が見えるのかなと。  交流人口というか、ほかから来る方は、それはウルトラマンとか、来ると思うんですけれども、公園とかなんかはやっぱり市内から憩いを求めて来る市民の方、それも考えた中の部分もちょっと私は必要なのかと。今のところ、まちなかだけで動いているのかなという部分がちょっとあるのかと。それに伴ってやっぱり交通の便とか、やっぱりこれから高齢者の方々が多くなりますので、やっぱり車、移動というのは非常に大変なんです。そういうものを考えれば、もっと別な部分をもうちょっと追加しなきゃならないんじゃないのかなと、市内だけではなくて、循環バスとかじゃなくて。市内全域からこの中心に来られるような体制ももうちょっと考えてもらったほうがと正直思っています。その連携をもうちょっと全体的に、さっきばらばらという話でたんだけれども、もうちょっと広域的な部分を、市内の広域的な部分を考えながら、ちょっと盛り込んでもらいたい、ちょっとありますんで、よろしくお願い申し上げます。意見であります。 ○委員長相楽健雄) ほかにありませんか。 ◆委員大倉雅志) 先ほど市村委員のほうから話があって、どういう魅力をつくるんだというのは全くそのとおりだと思いますけれども、人が来ればいいということでも、にぎわいがあればいいということだけではないと思うんですよ。というのは、郊外の大型小売店、チェーン店は物すごい人がいるわけです。そこが人がいっぱい来るから中心地になり得るのかと言ったらば、そうではないというふうなことで言えば、もちろんこれまでずっと言っている、魅力ということもありますけれども、人と人との関わりですよね、そういうのがまちの中につくるものという、やっぱりここの意識性がないと、単なる人が動いていればいいんだということではないんだということだけは是非、頭に入れていただきたいということだけは申し上げます。 ◆委員市村喜雄) 循環バスというのが事業の一覧の中にあるけれども、どこだかの、東急だか東部だかなんかで、まちの中の循環で、ゴルフ場のカートみたいなものがまちの中を走っているようなニュースをやっていたのね。それは実証実験で、多分今後そういう取組がなされるだろうという方向の中で動いていると思うので、須賀川なんかも、例えば市役所の駐車場とこぷろとか、まちの中の循環ではないけれども、そういうようなものも、これは民間がというよりは行政が、ある意味では取り組んでもいい事業ではないのかなと思うので、そういうのもちょっと検討してもらえればなと思います。  以上です。 ○委員長相楽健雄) 副委員長、大丈夫ですか。  じゃ、私のほうから意見ですが、せっかく産業部長、おられるので、これはやっぱり須賀川市がにぎわうためには何が魅力があるのかということの中で、当然、須賀川市には果物やら何やらいろんなそういう魅力あるものがいっぱいあるので、そんなものもリンクしながら進捗をお願いしていけばいいのかなと。単に商工だけでなく、やっぱり須賀川の果物を大いにPRしていただきたいなと、それで施策を推進、そういうのもリンクしながら、ひとつお願いしたいと思います。  以上です。  ほかにございませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長相楽健雄) それでは、なければ、ここで当局の皆さんには退席を願います。  よろしくお願いします。      (当局退席) ○委員長相楽健雄) それでは、次に、具体的調査項目である農商工連携による地場産業の育成、定住人口拡大の促進及び企業誘致についてを議題といたします。  本日は、具体的調査項目における当委員会として調査結果の取りまとめ、当局に対しての提言について、今後の進め方を確認したいと思います。  まず、農商工連携による地場産業の育成及び定住人口拡大の促進については、11月19日から21日まで行政視察の調査が予定されていることから、視察終了後に、これまでの調査結果を踏まえ、本市にとって有効かつ実現可能性の高い具体的な施策について1ないし2件程度、委員から提案をいただき、それを提言書としてまとめていきたいと考えています。  次に、企業誘致については、これまで茶畑地区産業拠点整備事業及び滑川地区新規工業団地を調査してきました。  茶畑地区産業拠点整備事業は、平成31年1月下旬に事業者の選定が予定されていることから、審査の経過や結果を踏まえ、委員会として提言できる内容があるかなどについて確認をしていきたいと考えております。  また、滑川地区新規工業団地は、平成29年3月に当委員会において新規工業団地の整備についての提言書をまとめていますが、その後の進捗状況も含めて調査してきましたので、それらの調査を踏まえ、再度、次回以降の委員会において提言についてまとめていきたいと思います。  なお、参考として前回の提言書を配付しております。  ただいま提言の取りまとめ方法や進め方について説明いたしましたが、御不明な点や意見等があればお願いします。よろしくお願いします。      (「ここで、もう検討して決めるんですか」と呼ぶ者あり) ◎議会事務局(渡辺正彦) 参考で、きょうは今後の進め方の確認だけですので、一応そのような形で、今後、次回以降のときに、考え等を、あと先ほど言った農商工連携については具体的な方策なんかを視察終了後ですけれども、その辺をちょっと考えていただくのと、同じく、新規工業団地について、これ一応、前回の参考ですので、どんな感じでまとめたらいいかということで、各委員のほうでちょっとお考えのほうを今後のためちょっとまとめていただければというところです。      (「次回でいいんでしょう」と呼ぶ者あり) ◎議会事務局(渡辺正彦) 次回以降です。きょうはあくまで議論は考えておりません。      (「なし」の声あり) ○委員長相楽健雄) よろしいですか。  なければ、ただいま説明したとおり、今後の委員会において提言の取りまとめを行っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上で、本日準備いたしました案件は全て終了いたしました。  そのほか、委員の皆様から申し述べておきたいことがありましたらお願いいたします。 ◆委員大倉雅志) 茶畑の部分については、ちょっと聞くところによると、1月ぐらいにプロポーザルが行われるのかなというふうに聞いてはいるんですが、ちょっとその辺の経過の、もし次回になるときには、我々に報告お願いしたいなと。 ○委員長相楽健雄) はい、分かりました。  なければ、次回の委員会開催でありますが、定例会中の委員会である12月7日金曜日午後1時30分に開催予定でありますので、お願いいたします。  最後に、本日の会議結果に関する正副議長への報告につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長相楽健雄) 御異議なしと認めます。  それで、事務局のほうから何かございませんか。研修の件で。      (「終わってから」と呼ぶ者あり) ○委員長相楽健雄) はい、分かりました。  それでは、本日の生活産業常任委員会はこれにて閉会いたします。  御苦労様でした。      午前11時06分 閉会 ─────────────────────────────────────── 須賀川市議会委員会条例第32条の規定により署名する。  平成30年10月30日       須賀川市議会 生活産業常任委員長     相楽健雄...