須賀川市議会 2018-05-31
平成３０年 ６月 定例会－05月31日-01号
６月12日から14日までの３日間は、定刻より本会議を開き、
一般質問を行います。
６月15日は、総務、
建設水道の２つの
常任委員会を開き、
付託議案等の審査を行います。
６月18日は、
生活産業、
教育福祉の２つの
常任委員会を開き、
付託議案等の審査を行います。
６月19日は、
予算常任委員会を開き、
付託議案の審査を行います。
６月20日は、
事務整理日といたします。
６月21日は、最終日とし、定刻より本会議を開き、各委員長から
付託議案等に係る審査の経過と結果についての報告を受け、質疑、討論、採決を行います。
さらに、
議員提出議案、
意見書案及び決議案が提出された場合には、
提案理由の説明を受け、質疑を行った後、
委員会提出の議案については、
委員会付託を省略し、討論、採決を行います。
次に、
追加議案の取扱いについて申し上げます。
本日提出された場合は、日程に追加し、
提案理由の説明を受けます。
６月７日及び14日に提出された場合は、日程に追加し、
提案理由の説明を受け、質疑を行った後、所管の委員会に付託いたします。
６月21日の最終日に提出された場合は、日程に追加し、
提案理由の説明を受け、質疑を行った後、所管の委員会に付託いたします。ここで本会議を休憩して、所管の委員会を開催いたします。委員会の審査が終わり次第、本会議を再開し、委員長の報告を受け、質疑、討論、採決を行います。
最後に、
総括質疑の通告及び
議員提出議案等の提出について申し上げます。
初日に上程されました報告第７号から報告第15号までの報告９件及び議案第69号から議案第83号までの議案15件に対する
総括質疑は、６月５日正午までに通告書により通告されますようお願いいたします。
また、
議員提出議案、
意見書案及び
決議案等の提出は、所定の要件を備え、６月19日午後５時までに提出されるようお願いいたします。
以上が、
議会運営委員会において決定しました
今期定例会の
会期運営予定であります。
委員会の決定に対し、御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長（
佐藤暸二） お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から６月21日までの22日間とし、休会日につきましても、
委員長報告のとおりとしたいと思います。これに御異議ありませんか。
（「異議なし」の声あり）
○議長（
佐藤暸二） 御異議なしと認めます。
よって、会期及び休会日は、
委員長報告のとおりとすることに決しました。
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△日程第２
会議録署名議員の指名
○議長（
佐藤暸二） 日程第２、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第83条の規定により、議長において、23番
高橋秀勝議員、１番
渡辺康平議員、２番
水野透議員を指名いたします。
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△日程第３ 報告第７号
専決処分の報告について
△日程第４ 報告第８号 平成２９年度公益財団法人ふくしま
科学振興協会決算について
△日程第５ 報告第９号 平成２９年度
公益財団法人須賀川市
スポーツ振興協会決算について
△日程第６ 報告第１０号 平成２９年度
公益財団法人須賀川市
農業公社決算について
△日程第７ 報告第１１号 平成２９年度
郡山地方土地開発公社決算について
△日程第８ 報告第１２号 平成２９年度須賀川市
一般会計予算継続費の逓次繰越しについて
△日程第９ 報告第１３号 平成２９年度須賀川市
一般会計予算及び
特別会計予算繰越明許費の繰越しについて
△日程第１０ 報告第１４号 平成２９年度須賀川市
水道事業会計予算継続費の逓次繰越しについて
△日程第１１ 報告第１５号 平成２９年度須賀川市
水道事業会計予算の繰越しについて
△日程第１２ 議案第６９号
専決処分の承認を求めることについて
△日程第１３ 議案第７０号 須賀川市
税条例等の一部を改正する条例
△日程第１４ 議案第７１号 須賀川市
都市計画税条例の一部を改正する条例
△日程第１５ 議案第７２号 財産の取得について
△日程第１６ 議案第７３号 須賀川市
工場等立地促進条例の一部を改正する条例
△日程第１７ 議案第７４号 財産の取得について
△日程第１８ 議案第７５号
岩瀬公民館移転改修建築主体工事の
請負契約締結について
△日程第１９ 議案第７６号 財産の取得について
△日程第２０ 議案第７７号 須賀川市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
△日程第２１ 議案第７８号 平成２３年
東日本大震災による被災者に対する市民税、
固定資産税、
都市計画税及び
国民健康保険税の減免等に関する条例の一部を改正する条例
△日程第２２ 議案第７９号
須賀川市立児童クラブ館条例の一部を改正する条例
△日程第２３ 議案第８０号 須賀川市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△日程第２４ 議案第８１号 平成３０年度須賀川市
一般会計補正予算（第１号）
△日程第２５ 議案第８２号 平成３０年度須賀川市
国民健康保険特別会計補正予算（第１号）
△日程第２６ 議案第８３号 平成３０年度須賀川市
水道事業会計補正予算（第１号）
○議長（
佐藤暸二） 日程第３、報告第７号から日程第11、報告第15号までの報告９件及び日程第12、議案第69号から日程第26、議案第83号までの議案15件を一括して議題といたします。
提出者から
提案理由の説明を求めます。
（市長
橋本克也 登壇）
◎市長（
橋本克也） 皆様、おはようございます。
本日ここに、６月
市議会定例会が招集となりましたところ、議員の皆様には、公私とも御多用のところ御参集をいただき、本日から22日間の予定をもちまして御精励いただきますこと、誠にありがとうございます。
また、先ほど、これまでの御功績により
全国市議会議長会から表彰状及び感謝状を授与されました皆様方、改めてお祝いとお喜びを申し上げます。
今後も、市政進展に更なる御尽力を賜りますようお願い申し上げます。
さて、
今期定例会におきましては、ただいま一括議題となりました平成30年度
一般会計補正予算をはじめ、議案15件、報告９件について御審議いただくこととなりますが、
提出議案などの説明に先立ち、３月
市議会定例会後における市政当面の主な事項について申し上げます。
初めに、
市民交流センター「
ｔｅｔｔｅ」の整備についてであります。
建設工事につきましては、現在、主に
内装工事を進めているところであり、７月末の
建物しゅん工、外構工事を含めた９月末の完成に向け、ほぼ順調に進んでおります。
建物しゅん工後は、８月に落成式や市民を対象とした内覧会を実施するとともに、
市民交流センター整備室を
センター内へ移転いたします。その後、
円谷英二ミュージアムの
展示工事などの本体以外の
各種工事や
スタッフ研修をはじめとする準備作業を順次進め、来年１月11日の開館に向けて万全を期してまいります。
また、市民による
ボランティア組織である「
ｔｅｔｔｅパートナーズクラブ」につきましては、７月から公募を開始し、９月を目途に正式に発足させ、市民との協働による
運営体制を整えてまいります。
図書館につきましては、７月１日から休館とし、
センターへの
移転作業を本格的に進めてまいります。
センター開館までの間、市民の皆様には大変御不便をおかけいたしますが、御理解と御協力を賜りたいと存じます。
なお、
中央公民館の貸館事業は、利用者に配慮し、年末まで実施する予定であります。
次に、
原子力災害対策についてであります。
国が行う
除染土壌等の
中間貯蔵施設への輸送につきましては、本年度分の本市からの
搬出可能量が約２万5,000立方メートルと示されており、学校等で現場保管している残り約3,000立方メートルを優先し、学校等からの搬出を完了させる予定であります。具体的には、
稲田幼稚園、
稲田児童クラブ、
稲田学園、
長沼小学校、
長沼中学校、須賀川第二中学校からの
搬出完了に向けて、各施設や国と協議しているところであります。
また、残る約２万2,000立方メートルは、
除染作業を先行して実施して行政区から搬出することとしており、岩瀬地域の畑田行政区、
仁井田地区の舘ケ岡区、仁井田区と積込場や実施時期などの協議を進めてまいります。
今後も、市民の皆様の放射能に対する不安を一日でも早く払拭できるよう、早期搬出に取り組んでまいります。
次に、
稲田学園についてであります。
本市で初めとなる施設一体型の
小中一貫教育校「
稲田学園」が４月６日に開校いたしました。
市では、全ての中学校区において、小中学校間の相互理解や連携、協働による「
小中一貫教育須賀川モデル」の推進を
学校教育の柱に据えて取り組んでおります。
「
稲田学園」は、子供たちや教員による
交流活動のほか、地域と一体となった活動など、特色ある
学校づくりに努めておりますので、
小中一貫教育を行う他の学校のリード役になってくれるものと大いに期待しているところであります。
次に、
特撮文化の推進についてであります。
今月12日に開催されました第30回すかがわ
国際短編映画祭の
ゲストトークにおいて、
庵野秀明氏、
尾上克郎氏、
樋口真嗣氏から特撮への熱い思いと本市に寄せる期待の大きさをお聞かせいただきました。中でも、「円谷監督の出身地・須賀川は私たちにとってまさに聖地」との言葉は、本市が
特撮関係の皆様から「選ばれたまち」であると言っても過言ではなく、改めて
特撮文化拠点都市としての
まちづくり推進に、意を強くしたところであります。
現在、
庵野監督が代表を務める
ＮＰＯ法人アニメ特撮アーカイブ機構や、福島県などを
構成メンバーとする（仮称）
特撮文化推進事業実行委員会の設立に向けた準備を進めているところでありますが、今回の
ゲストトークにより、今後の取組に更に弾みがつくものと期待しております。
また、
市民交流センター５階に整備いたします「
円谷英二ミュージアム」につきましては、
尾上克郎氏を
総合監修者として、また、本市を拠点に活躍されているゴジラの原形師、
酒井ゆうじ氏など各専門分野の方々にも監修者として御指導、御助言等を頂きながら、魅力ある展示方法などを検討してまいります。
次に、
文化センターの
耐震補強工事についてであります。
文化センターにつきましては、来年７月の
耐震補強と一部リニューアルを含めた
改修工事着手に向けて、
実施設計業務を発注したところであります。
工事期間は約２か年を要するものと見込んでおり、期間中は安全確保の観点から全館休館とする予定であります。
利用者や市民の皆様に対しましては、「広報すかがわ」や
市ホームページなどを通じ、広く周知を図ってまいります。
次に、
翠ヶ丘公園区域内における
社会実験についてであります。
市では、
翠ヶ丘公園において、優良な民間投資を誘導することで、
都市公園の質を高め、利用者の更なる利便性の向上を図るとともに、管理者である市の
財政負担が将来的に軽減できるよう、
パークマネジメント計画の
社会実験に取り組んでおります。
その一環として、今月12日には五老山で結婚式、披露宴が開催され、多くの方々に利用していただきました。
今後も、カフェやマーケット、イベントなど、様々なアイデアを
民間事業者などから募集し、利用者への
サービス向上や
にぎわい創出を図るとともに、
維持管理費の軽減につながるかを検証してまいります。
次に、
国民健康保険事業についてであります。
国民健康保険特別会計につきましては、当初予算において概算額で計上しておりましたが、本年度からの国保の広域化により、市町村が新たに県に納める
保険事業費納付金の額が確定し、平成29年度の
決算状況や本年度における被保険者の所得状況などの見通しが立ったことから、再算定を行い、
今期定例会に
補正予算案を提出したところであります。
国保税につきましては、被保険者の負担を極力抑えることを基本に、所得に応じた応能割合と被保険者数等に応じた
応益割合とのバランスや
財政運営の安定性などを考慮の上検討した結果、本年度における按（あん）分率につきましては、今後の平準化も見据えながら、
応益割合において、
保険料率を１人
当たり平均約600円引き下げることといたしました。
国民健康保険は、国民皆
保険制度の中核として、市民の皆様の
健康保持増進に重要な役割を果たしており、今後とも、より一層の財政の健全化を図りながら、制度の安定的、持続的な運営と被保険者の負担の
公平性確保に努めてまいります。
次に、
納税コールセンターの設置についてであります。
市では、歳入の根幹をなす市税の
収納率向上と、納税者の
納税者相互間の公平な税負担を図るため、７月から市役所内に「須賀川市
納税コールセンター」を開設いたします。
コールセンターでは、市税の納付をお忘れの方や遅れている方に対して、市が委託した民間の
専門オペレーターによる納付の呼びかけを行い、自主納付を促すとともに、累積滞納の未然防止を図ってまいります。
以上、市政当面の主な事項について御説明申し上げました。
提出議案等に係る
提案理由につきましては、副市長から御説明申し上げますので、慎重に御審議の上、速やかに議決を賜りますようお願い申し上げ、説明を終わります。
ありがとうございました。
（副市長
石井正廣 登壇）
◎副市長（
石井正廣） おはようございます。
ただいま議題となっております議案及び報告のうち、報告第７号から報告第15号までの報告９件、議案第69号から議案第80号までの
単行議案12件及び議案第81号から議案第83号までの
予算議案３件につきまして、順次
提案理由を御説明申し上げます。
初めに、報告第７号
専決処分の報告についてでありますが、
専決処分いたしました案件は２件で、いずれも損害賠償の額の決定及び和解についてであります。
本件は、
地方自治法第180条第１項の規定に基づき
専決処分をいたしましたので、同条第２項の規定により本議会に報告するものであります。
専決第３号は、相手方が運転する自家用車の左側前輪が道路上の損傷箇所に落ち、タイヤが破損したものであります。
専決第８号は、市道交差点で庁用車と相手方が運転する自家用車が衝突した事故であります。
いずれも損害賠償につき協議が調ったため、
専決処分を行ったものであります。
詳細につきましては、お手元に配付しております
専決処分書に記載のとおりであります。
なお、損害賠償額につきましては、市が加入する道路賠償責任保険などから全額補填される見込みであります。
次に、報告第８号から報告第11号までの報告４件につきましては、公益財団法人ふくしま科学振興協会、
公益財団法人須賀川市スポーツ振興協会、
公益財団法人須賀川市農業公社及び郡山地方土地開発公社の平成29年度の決算について、それぞれの理事会や評議員会において議決、承認となりましたので、その内容について
地方自治法第243条の３第２項の規定により本議会に報告するものであります。
なお、詳細につきましては、お手元に配付しております平成29年度決算書を御覧願います。
次に、報告第12号 平成29年度須賀川市
一般会計予算継続費の逓次繰越しについてであります。
平成29年度須賀川市
一般会計予算に係る継続費について、一般会計継続費繰越計算書のとおり、須賀川二小児童クラブ館整備事業及び（仮称）
市民交流センター整備事業、合わせまして31億3,125万6,000円を30年度に繰り越して使用することといたしましたので、
地方自治法施行令第145条第１項の規定により本議会に報告するものであります。
次に、報告第13号 平成29年度須賀川市
一般会計予算及び
特別会計予算繰越明許費の繰越しについてであります。
平成29年度事業のうち、関係機関との協議や工事に不測の日数を要したこと、また国の補正予算に伴う事業のため十分な期間がとれなかったことなどの理由により、一般会計においては、30年度同予算に25憶2,905万529円、下水道事業特別会計においては、30年度同予算に１億8,015万840円をそれぞれ繰り越したため、
地方自治法施行令第146条第２項の規定により本議会に報告するものであります。
次に、報告第14号 平成29年度須賀川市
水道事業会計予算継続費の逓次繰越しについてであります。
平成29年度須賀川市
水道事業会計予算に係る継続費について、水道事業会計継続費繰越計算書のとおり、西川浄水場改築事業2,130万4,000円を30年度に繰り越して使用することといたしましたので、地方公営企業法施行令第18条の２第１項の規定により本議会に報告するものであります。
次に、報告第15号 平成29年度須賀川市
水道事業会計予算の繰越しについてであります。
平成29年度事業のうち、関連工事との工程調整に不測の日数を要したことなどの理由により、30年度に１億1,712万8,000円を繰り越したため、地方公営企業法第26条第３項の規定により本議会に報告するものであります。
次に、議案第69号
専決処分の承認を求めることについてであります。
専決処分いたしました案件は、お手元に配付しておりますとおり、専決第４号 須賀川市税条例の一部を改正する条例、専決第５号 須賀川市
都市計画税条例の一部を改正する条例、専決第６号 須賀川市地方活力向上地域における
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例及び専決第７号 平成29年度須賀川市
一般会計補正予算（第８号）の４件であります。
いずれも、その性質上、緊急を要し、議会を招集の上、御審議をいただく時間的余裕がありませんでした。このため、
地方自治法第179条第１項の規定に基づき
専決処分をいたしましたので、同条第３項の規定により本議会に報告し、承認を求めるものであります。
初めに、専決第４号 須賀川市税条例の一部を改正する条例及び専決第５号 須賀川市
都市計画税条例の一部を改正する条例についてであります。
いずれも地方税法等の一部改正に伴う改正でありますが、主な内容は、土地に係る
固定資産税、
都市計画税の負担調整措置の継続に伴い、平成30年度から32年度までの３年間、宅地等に係る現行の負担調整措置の仕組みを継続するものであります。
次に、専決第６号 須賀川市地方活力向上地域における
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
地域再生法第17条の６の地方公共団体等を定める省令の一部改正に伴う改正でありますが、主な内容は、須賀川市地方活力向上地域における
固定資産税の不均一課税に関する条例の適用期間を平成32年３月31日まで延長するものであります。
次に、専決第７号 平成29年度須賀川市
一般会計補正予算（第８号）についてでありますが、補正予算書の１ページを御覧願います。
補正額は、歳入歳出それぞれ3,568万4,000円の追加であり、これにより一般会計の予算総額は395億2,318万円となりました。
その内容でありますが、恐れ入りますが、２ページをお開き願います。
初めに、歳入予算でありますが、２款地方譲与税から11款交通安全対策特別交付金までは、それぞれ金額が確定したことに伴う補正であります。
なお、10款地方交付税の総額97億6,727万7,000円のうち、
東日本大震災に係る地方負担額を補填する震災復興特別交付税は23億7,114万8,000円であります。
次に、17款寄附金1,000万円の補正は、11ページ中段、花と緑のまちづくり基金寄附金であります。
最後に、18款繰入金４億6,351万9,000円の減は、同じく下段、財政調整基金繰入金の減額及びコミュニティＦＭ放送設備整備事業の財源を、
東日本大震災復興交付金基金繰入金から庁舎等整備基金繰入金に組み替えたものであります。
次に、歳出予算でありますが、恐れ入りますが、３ページをお開き願います。
２款総務費3,568万4,000円の補正でありますが、その内容は、13ページ、地方譲与税などの金額確定に伴い、これらの増額分の一部を財源とする財政調整基金積立金2,568万4,000円及び寄附金の花と緑のまちづくり基金積立金1,000万円であります。
なお、これにより、29年度末の財政調整基金残高見込みは32億9,973万円余となります。
次に、議案第70号 須賀川市
税条例等の一部を改正する条例であります。
本案は、地方税法等の一部改正に伴う改正でありますが、主なものにつきまして御説明を申し上げます。
１つには、障がい者、未成年者等に対する個人市民税の非課税措置に関して、非課税要件となる前年の所得金額を125万円から135万円に引き上げるものであり、平成33年１月１日から施行するものであります。
２つには、基礎控除及び調整控除の見直しに伴い、前年の合計所得金額に応じて控除額が逓減、消失する仕組みを導入するものであり、平成33年１月１日から施行するものであります。
３つには、たばこ税の見直しであります。
国と地方合わせまして、たばこ税の税率を１本当たり３円引き上げ、平成30年、32年、33年のそれぞれ10月１日に１本当たり１円ずつ段階的に引き上げるものであります。
また、加熱式たばこは、重量に加えて小売価格も勘案して税額を決める課税方式により、平成30年10月１日から34年10月１日まで５回に分けて段階的に引き上げるものであります。
４つには、生産性向上特別措置法に基づく
固定資産税特例措置の導入であります。
市内中小企業の生産性向上に向けた設備投資を後押しするため、平成30年度から32年度までの３年間、市内中小企業が生産性向上に資する設備投資を行った際に、償却資産に係る
固定資産税を３年間ゼロとする特例措置を講ずるものであり、生産性向上特別措置法の施行の日又はこの条例の公布の日のいずれか遅い日から施行するものであります。
次に、議案第71号 須賀川市
都市計画税条例の一部を改正する条例であります。
本案は、地方税法等の一部改正に伴う所要の規定の整理を行うものであり、第２条の規定は平成31年４月１日から、第１条中、附則第12項の改正規定の一部は、都市再生特別措置法等の一部を改正する法律の施行の日又はこの条例の公布の日のいずれか遅い日から、それ以外は公布の日から施行するものであります。
次に、議案第72号 財産の取得についてであります。
本案は、消防ポンプ自動車を取得するに当たり、
地方自治法などの規定により議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第73号 須賀川市
工場等立地促進条例の一部を改正する条例についてであります。
本案は、企業誘致を促進するに当たり、対象業種の追加、一部指定地域における工場等立地奨励金交付率の変更及び雇用促進奨励金の交付要件の緩和等により奨励金制度の拡充を図るため、所要の改正を行うものであり、公布の日から施行するものであります。
次に、議案第74号 財産の取得についてであります。
本案は、現在、本市が賃借している須賀川市フラワー
センター用地を取得するに当たり、
地方自治法などの規定により議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第75号
岩瀬公民館移転改修建築主体工事の
請負契約締結についてであります。
本案は、５月16日に制限付一般競争入札を執行したところ、荒牧建設株式会社代表取締役、荒牧幸雄が落札したので、
地方自治法などの規定により議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第76号 財産の取得についてであります。
本案は、相楽等躬の現在確認できる数少ない真筆資料「芭蕉・曾良・等躬三子三筆詩箋」を購入するに当たり、
地方自治法などの規定により議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第77号 須賀川市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてであります。
本案は、地方税法施行令等の一部改正などに伴う改正であり、１つには、国保税の基礎課税額に係る課税限度額を現行の54万円から58万円に引き上げること、２つには、国保税の軽減措置について、軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額を、５割軽減は現行の27万円から27万5,000円に、２割軽減は現行の49万円から50万円にそれぞれ改め、軽減範囲を拡大すること、３つには、平成30年度の国保広域化に伴い、県から示された納付金の額が当初見込んでいた額よりも少なかったことや、平成29年度分所得の状況等から必要税額の確保が見込めることとなったため、賦課按（あん）分率を改定するものであり、いずれも公布の日から施行し、本年４月１日から適用するものであります。
次に、議案第78号 平成23年
東日本大震災による被災者に対する市民税、
固定資産税、
都市計画税及び
国民健康保険税の減免等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
本案は、東京電力原発事故による警戒区域等からの避難世帯について、平成23年度から
国民健康保険税の減免を実施してきたところでありますが、国の財政支援が延長されたため、この基準に基づき平成30年度分の
国民健康保険税を減免するものであり、公布の日から施行するものであります。
次に、議案第79号
須賀川市立児童クラブ館条例の一部を改正する条例についてであります。
本案は、駅前児童クラブ館を第二小学校敷地内に新設する須賀川二小児童クラブ館と統合し廃止することに伴う所要の改正であり、平成30年８月27日から施行するものであります。
次に、議案第80号 須賀川市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてであります。
本案は、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める省令の一部改正に伴う所要の改正であり、公布の日から施行するものであります。
引き続きまして、補正予算について御説明を申し上げます。
初めに、議案第81号 平成30年度須賀川市
一般会計補正予算（第１号）についてでありますが、
一般会計補正予算書の１ページを御覧願います。
今回の補正額は、歳入歳出それぞれ２億199万2,000円の追加でありまして、これにより一般会計の予算総額は409億1,199万2,000円となり、当初予算に比べ0.5％の増となります。
初めに、歳出について御説明いたしますので、恐れ入りますが、７ページの事項別明細書総括の歳出をお開きお願います。
８款土木費１億9,699万2,000円の補正でありますが、その内容は、１つには、13ページ上段、市道Ⅰ－23号線外２路線の市道修繕に要する経費6,708万円、２つには、市道Ⅱ－２号線外２路線の道路整備に要する経費9,412万円、３つには、市道1508号線外２路線の交通安全施設整備に要する経費1,230万円、４つには、15ページ上段、都市計画街路の関下一里坦線の整備に要する経費2,133万2,000円であり、これらはいずれも国庫交付金内示に伴う補正であります。
５つには、恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、13ページ下段になりますが、篤志寄附金を活用した交通安全施設整備に要する経費216万円であります。
最後に、10款教育費500万円の補正でありますが、その内容は、15ページ下段、29年度末に篤志寄附金を積み立てた花と緑のまちづくり基金から、寄附者の意向である
市民交流センター図書館の図書購入に活用する経費であります。
続きまして、これらの財源となります歳入について御説明をいたしますので、恐れ入りますが、６ページの事項別明細書総括の歳入をお開き願います。
初めに、14款国庫支出金9,220万6,000円の補正は、９ページ上段、市道修繕事業などに係る社会資本整備総合国庫交付金であります。
次に、17款寄附金216万円の補正は、交通安全施設整備に対する篤志寄附金であります。
次に、18款繰入金500万円の補正は、図書購入に対する花と緑のまちづくり基金繰入金であります。
次に、19款繰越金1,052万6,000円の補正は、11ページ上段、29年度からの繰越金の一部を補正財源として充当するものであります。
最後に、21款市債9,210万円の補正は、11ページ下段、市道修繕事業などに係る市債の補正であります。
次に、恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、２ページをお開き願います。
下段の第２表債務負担行為補正でありますが、その内容は、市内循環バスの運行に係る業務委託契約を30年度中に締結する必要があることから、債務負担行為を設定するものであります。
続きまして、議案第82号 平成30年度須賀川市
国民健康保険特別会計補正予算（第１号）について御説明いたしますので、恐れ入りますが、
国民健康保険特別会計補正予算書１ページを御覧願います。
今回の補正額は、歳入歳出それぞれ9,767万8,000円の減額でありまして、総額を81億1,791万4,000円とするものであります。
その内容につきましては、３ページの事項別明細書総括により御説明を申し上げます。
下段の歳出、３款
保険事業費納付金9,767万8,000円の減は、７ページから９ページ、一般被保険者、退職被保険者に係る医療給付費分納付金、後期高齢者支援金等分納付金及び介護納付金分納付金について、県の算定に基づき、一般被保険者分の医療給付費分納付金は1,178万8,000円増額し、その他につきましてはそれぞれ減額するものであります。
次に、３ページ上段の歳入、１款
国民健康保険税２億1,358万9,000円の減は、県から示されました
国民健康保険広域化による市町村標準
保険料率及び県への納付金額を踏まえ、可能な限り被保険者の負担軽減を図り、
保険料率を１人
当たり平均約600円引き下げることとしたものであります。
７款繰越金１億1,591万1,000円の補正は、29年度からの繰越金を補正するものであります。
続きまして、議案第83号 平成30年度須賀川市
水道事業会計補正予算（第１号）について御説明を申し上げますので、恐れ入りますが、
水道事業会計補正予算書１ページを御覧願います。
今回の補正額は、資本的支出に3,300万円を追加し、総額を18億8,112万円とするもので、その内容は、国道294号東銅屋橋に添架している長沼送水管の漏水に伴う添架管の更新に要する経費であります。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金及び建設改良積立金をもって充てることとしております。
以上、報告９件、
単行議案12件及び
予算議案３件につきまして
提案理由を御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、速やかな議決を賜りますようお願いを申し上げて、説明を終わります。
ありがとうございました。
○議長（
佐藤暸二） ただいま
提案理由の説明がありました報告第７号から報告第15号までの報告９件及び議案第69号から議案第83号までの議案15件については、６月７日に
総括質疑を行うことといたします。これら質疑については、
会議規則第48条の規定により、６月５日の正午までに通告願います。
なお、議案第69号については、
専決処分に係る議案であるため、
会議規則第34条第３項の規定により、
委員会付託を省略し、６月７日に先議したいと思います。これに御異議ありませんか。
（「異議なし」の声あり）
○議長（
佐藤暸二） 御異議なしと認めます。
よって、議案第69号については、委員会の付託を省略し、６月７日に先議することに決しました。
このため、議案第69号に対する討論については、質疑と同様に、
会議規則第48条の規定により、６月５日の正午までに通告願います。
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○議長（
佐藤暸二） 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
６月１日は、議案等調査のため休会といたします。
６月２日及び３日は、
会議規則第10条第１項の規定により休会であります。
６月７日は、
議会運営委員会開催のため休会といたします。
６月５日及び６日は、議案等調査のため休会といたします。
６月７日は、定刻より本会議を開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午前１０時４９分 散会
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