○
委員長(
市村喜雄) おはようございます。
それでは、
議会制度改革特別委員会第3回目を開会させていただきます。
遅参通告委員は、
関根保良委員であります。
公私とも御多用の中、御参集をいただきまして、ありがとうございます。
───────────────────────────────────
○
委員長(
市村喜雄) それでは、早速
協議のほうに入らせていただきたいと思います。
まず、一番
最初に今後の
委員会の
スケジュールについて、正副
委員長と
事務局打ち合わせをしまして、ある程度原案をつくらせていただきましたので、
事務局のほうから
皆さんにご
説明をさせていただきます。
◎
事務局(
安藤基寛) おはようございます。
それでは、
別紙の
資料の
ナンバー1というところをごらんいただければと思います。
議会制度改革特別委員会スケジュール(案)でございます。
1月以降の日程については、目安としてわかりやすくするための予定ということでごらんいただければと思います。
既に、第1回、第2回終わりまして本日が第3回目ということになります。具体的な
協議検討項目に入りまして2度目の
委員会ということになりますが、その後4回、5回、6回、裏面に移りまして7回、8回、こちら8回目が5月22日予定と書いてございますが、ここまでで前の
議会制度検討委員会のほうで抽出された
課題、これについてはすべて
協議検討を行うというふうな形になりまして、第9回以降でございますが、この
協議検討項目に関する
取りまとめ、これを4回ほど開きまして、9月
定例会、来年の9月の
定例会になりますが、その中で
中間報告が行われるのではないかということで考えております。そういった
取りまとめになっております。
それから、そちらでごらんをいただくとわかるんですが、例えば第3回、今回の
部分でごらんいただきたいと思いますが、①及び②の再
検討というところがまず
最初に入ってまいります。その後、
常任委員会の
審査の
あり方という形になります。つまり、まず
最初、
協議シートでもって
皆さんからの御
意見というものを聴取させていただきまして、それをもとに
協議検討の中でさらに
意見をそれに付す形をとれると。
さらには、それらを
取りまとめました
別紙資料、今回2ということでお渡しをしておりますけれども、
意見集約に基づく
取りまとめと具体的な
取り組みという形の中で、さらにこちらをごらんいただいた上で、
意見を付すことができるということで、1つの
項目に対して3回
意見を聴取しながら、より深い
協議検討というものに結びつけたいという意図からでございます。
つまり、第3回、本日でいいますと、まず
最初に
別紙資料2に基づいて、前回の
協議検討の中身、これらに対してさらにつけ加える
部分があれば、つけ加えていただく。それを1つの
協議意見の集約ということで、
資料として最終的な、先ほど御
説明申し上げました
取りまとめの中で対応をしていくということができる形になります。
それをつないでいきまして、その後のステップに生かしていくということで、すべての
項目の
協議検討が終わった
段階で、それらを解決するために、じゃ何が必要なんだというところに入っていくという
状況になっていくのかなと思っておりますので、こういった日程を除きましては、このような
スケジュールでいけば来年の9月の
定例会、約1年間の
協議結果としてある程度の
取りまとめというものを
中間報告で出すことができて、さらには、その後の1年間、この1年間の方針といいますか、
方向性というのも具体的に見えてくるのかなというところでの
スケジュールの立て方となっております。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) ただいま
事務局のほうから
説明をさせていただきましたけれども、今後の
スケジュール予定としてこのような内容で進めさせていただいてよろしいでしょうか。
皆さんから何か御
意見ありませんか。
◆
委員(
広瀬吉彦) ちょっと日程の件なんですけれども、1月19日、多分建水のほうで何か予定しているような感じなんですけれども、調整していただければ。
(「はい」の声あり)
○
委員長(
市村喜雄) そのほかございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
市村喜雄) 日程的なものは、重複するようなときにはある程度調整しながら進めさせていただきます。それでは、このような
スケジュールで進めさせていただきます。
続きまして、
協議事項の前回の第2回の
委員会においての
協議項目について、ただいま
スケジュールの中でも
説明させていただきましたように、振り返ってみて内部の問題に関する
意見と対策について、再度
皆さんのほうから御
意見等ございませんか。
(発言する者なし)
◎
事務局(
安藤基寛) 先ほど、
スケジュールの中でも若干御
説明申し上げました
ナンバー2のほうの
部分でございますけれども、これは去る11月22日に行われました第2回の
委員会における
意見集約、
皆さんから出していただいた
シート、あるいはその当日
皆さんからいただいた御
意見、これらを
取りまとめまして、それを個人の対応あるいは組織としての対応という形の中で、具体的な
取り組みも含めて
取りまとめたものであります。こちらの
資料につきましては、早い
段階で
皆さんのほうに
シートと
協議シートと一緒にお送りをさせていただいているところかとは思うんですが、なお、中身的に見ていただいて、これでは足りないというか、あるいはこれよりこういった形があるんではないか、あるいはこの
意見についてもうちょっと深めたほうがいいんじゃないかということがありましたら、この中で御
協議をいただければと考えております。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) それでは、
委員の
皆さんからご
意見等ございませんか。
◆
委員(
丸本由美子) 3
ページの中段に当たります
政務調査費の
使途基準の
検討として、組織としてこの間いろいろ
皆さんから出された御
意見の中のところで、
自家用車の研修の
部分といったところが、今回具体的な
取り組みを決めるときに、こういうものを中に入れるときには、
政務調査費の支給に関する条例の
見直しが必要であるということで書かれているのかなとは思ってはいるんですけれども、現状では
交通費、
ガソリン代等は
政務調査費の範囲では認められていないことから、近隣への
調査で
自家用車の使用を
検討する場合に、この
条例改正が必要だという認識でまとめたものかということで考えてもよろしいかどうか、ちょっとそこがわからなかったものですから。
◎
事務局(
安藤基寛) こちらの
政務調査費の
使途基準の
検討の中で、
近隣地への
調査、これについて
自家用車の使用を可能とすることということでございますが、
調査、
行政調査に関しましては、
須賀川市のいわゆる職員の
旅費規程に基づいて
旅費を支給するという形になっております。こちらについては
旅費を計算するという形になっております。
こちらにつきましては、既に
自家用車、これ
キロ数に応じてということになるんですが、
旅費規程の中にもございますので、現状の
旅費規程の中で、こちらの
調査についてはという
部分については、カバーできるところではあります。
具体的にその
キロ数といいますのは、ある程度こちらでおはかりをしてということになりますので、途中立ち寄ったりとかというふうなところについては、出てこない形にはなりますけれども、それらを含めて、例えばレンタカーであるとか、あるいは
最初から最後まで車で移動するとかということになってきたときに、いわゆる
ガソリン代という取り扱いではなくて、
旅費規程に基づく計算という形になるのかなと思いますが、
意見の中にはそのいわゆるこういう費用弁償的な形の中での通常の業務の費用弁償的な要素も含めて
ガソリン代、
交通費の支給というふうな
意見も出ていたところでありますので、その辺についてはなかなか
政務調査費の中での
取り組みは難しいのかなとは思いますが、それら
調査活動において
ガソリン代というところも含めてということで考えれば、
見直しが必要になってくる。
旅費という概念の中での計算であれば、現状の条例の中で賄えるという形になっております。
以上です。
◆
委員(
丸本由美子) よくわかりました。
例えば、今、
議会の
委員会なんかでやる
行政調査の場合に、
議会の
マイクロバス等を活用してということもありますけれども、小型の
マイクロバスをレンタルして、市内の
状況以外にも回っていくというようなことになると、今言われたような
旅費だけでは済まない
部分を
検討するということでは、やはり必要な
部分かなと思いましたので、理解をしました。ありがとうございます。
○
委員長(
市村喜雄) そのほかありませんか。
◆
委員(
鈴木正勝) 前回やっていた中で、①と②ということでやっているわけですが、それで
取りまとめの後に具体的な
取り組みということで各
項目ごとに記されておりまして、この①については、この具体的な
取り組みにつきましては、この一定の
方向性をにらんだ中での具体的な
取り組みということでまとまっているような感じを強く持っているんですが、この②の
部分につきましては、この具体的な
取り組みとしてはどちらかというと、
検討していくというのが主流になっていまして、中身的に、例えば(ア)であれば会派の
あり方、それから(イ)であればメリット、デメリット、それから(ウ)であれば
必要性ということで、この辺の具体的な論議をしっかりして、1つのやっぱり
方向性というのは、どういう形にもっていくかということは、示していかないといけないのかなというふうに考えているんですが、具体的には9回目以降の
いろいろ論議がありますので、その辺で詰めていくのか、この今の
段階で少しずつ
意見も
取りまとめていくのか、いろいろ
意見があった中での表記ということになっているかと思うので、その辺、
方向性だけはしっかりと示していくということが必要なのかなというふうに考えています。
○
委員長(
市村喜雄) 今、鈴木
委員おっしゃったように、9回目以降でさらに全体を把握した上で、ある程度のその
方向性を
取りまとめていくというような
考え方で進めさせていただければというふうに考えています。
そのほか、ございませんか。副
委員長からはないですか。
◆副
委員長(
佐藤暸二) ないです。
○
委員長(
市村喜雄) ほかに
委員のみな様からありませんか。
◆
委員(
丸本由美子) 今の全体的なその先ほど
スケジュールの中で9回目以降に具体的にその
方向性をきちっと定めていくということだったので、例えばこの2
ページの
議会報告、
議会は地域の代表という意識だけでなく、
市内全域を見詰めるというようなところで、一番下のほうには、
出身地域以外での
議会報告会への
参加なんていうことが、
具体的取り組みのところに挙げられていますよね。こういうものをもし取り入れたときには、具体的にどういう方法があるのかとか、取り入れることにはこういう
課題があって、それを解決しなきゃだめだというそういうところまで9回以降も、少しできるかできないかも含めてやるというようなことで、これからの
段階でいろいろそこがまたいろいろな
意見が加わっていった中でやるということで認識していいですか。
○
委員長(
市村喜雄) はい。
◆
委員(
丸本由美子) わかりました。
○
委員長(
市村喜雄) それでは、ないようですので、
議会内部の問題に関する
意見と対策のほうに移らせていただきたいと思います。
前回と同様に、ある程度各
委員から
説明を受けた後、
協議を進めさせていただきたいというふうに思います。それでは、副
委員長からお願いいたします。
◆副
委員長(
佐藤暸二) わかりました。
じゃ、私のほうから
最初に
説明させていただきます。
今回の
議会内部の問題に関する
検討対策案のうち、
③常任委員会の
あり方、アに関しましては、現状、オブザーバーとしての
議員参加であるため、改めて
参加制度というものを明記することに関しては、ちょっと疑問を感じております。
(イ)
各種プラン、計画における
議会の
指導的かかわりの
検討につきましては、
市当局から出されます計画につきましては、しっかり
議会事務局を充実しまして、
資料収集と
計画素案ができるかどうかにかかわってくるんではないかということを明記させていただきました。
(ウ)
行政評価の
取り組みを
統一課題として取り組むということにつきましては、Aに関しましては、
PDCAサイクルは
事業効果を検証する上で必要であろうと。
各
常任委員会での
審査審議の活用につきましては、
決算審査以降、
予算積み上げ前までに十分な
審査が必要であろうと。
政策評価については、前年度の対比が中間において
政策評価が可能であれば、より議論が可能になるんじゃないかということで、これは
検討が必要であろうというふうに明記させていただきました。
当局における
施策評価の変化の対応につきましては、結局世の中の条件とか情勢の変化において、
情報提供、収集によって、事前にわかれば、
当局と一体となって取り組むべきものではないかというふうに書かせていただきました。
対象事業の絞り込みについては、期間を決めて、
事業の改廃の必要、すべて一度は点検すべきものと考えています。ここで書かせていただいたのは、今地方自治体というのは、国からの
移管事業がいろいろあります。その取捨選択というんですかね、
受託事務に関してもすべて受け入れる必要があるのかどうかという
部分も今後
検討していかなければなというふうに書かせていただきました。
わかりやすくコンパクトな
行政評価の
シートをつくるというのは、これは前
総務常任委員会のときに視察に行きまして、何カ所か
先進事例の自治体に行ったときに
議会の
考え方、判断が含まれていた
シートがありましたので、今回
当局から出てくる
部分、まだ見ていないんですけれども、そういう
評価シートが、
議会側の判断が含められる
シートができるかどうかが一つではないかなと思っています。
あと評価方法に関する工夫といたしましては、まずその
事業に対して継続、縮小かふやすべきか、大幅な
見直しか廃止、こういう
部分が評価できるような形にすべきと。
(エ)につきましては、今までの
当局の
調査に適した人選で問題はないというふうに考えております。
一般質問から出される
問題点を
常任委員会で取り上げることの
検討。それぞれの
委員が
調査依頼により、それほど必要ではないんではないかというふうに考えています。
常任委員会間の
連絡会議の
検討。現在は、
議員全員協議会というふうな名称で、
当局の
説明及び
議員間の連携はとっております。
常任委員会の連絡であれば、
全員協議会という名称ではなくて、場合によっては
合同常任委員会というまた別な
委員会組織をつくる。ただ、日程については
全員協議会を閉じて、
合同常任委員会というふうな名称で連絡、
検討するということが可能であればその辺も
検討してはいかがかなということを明記させていただきました。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) それでは、次に関根
委員お願いいたします。
◆
委員(
関根保良) おはようございます。おくれまして大変申しわけありません。
③の
常任委員会の
あり方でありますが、1日1
委員会によるということなんですが、これ情報とか
問題点など
参加することによって、
議員間での問題を共有することによって、大変有効なことではないかと考えます。
イとしては、
委員会としての積極的な
政策提言などを行っていけば、主導的な
議会としての役割を果たせるのではないかと考えます。
ウの
行政評価への
取り組みを統一問題として取り組む点については、コメントしてありませんが、ちょっと
勉強不足でありまして、
皆さんの考えを拝聴しながら、今後自分としての考えをまとめていきたいと思いますので、お許しをいただきたいと思います。
次の
ページの
行政調査に
参加する
当局の
適任者の
検討でありますが、
行政調査の目的と
項目に対する
担当部局の方が適当ではないかと考えます。
オの
一般質問から見出される
疑問点を
常任委員会で取り上げることの
検討につきましては、この点につきましては
議会運営委員会での議論で集約できるのではないかと考えております。
カの
常任委員会間の
連絡会議の
検討でありますが、この
部分については
全員協議会等で対応できればいいのかなと考えております。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) ありがとうございます。次に塩田
委員お願いいたします。
◆
委員(
塩田邦平)
常任委員会の
あり方についての(ア)個人の判断によると。イ、
議会の
独自性を保つべきだと。ウ、固執しない。
シートナンバー4の(エ)
当局の
考え方に任せるべきである。オ、
一般質問からについては、
必然性によると。(カ)大変デリケートな問題、いわゆる
常任委員会をどのように
独自性を担保していくかということも含めて、
連絡会議等は望ましくない。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) ありがとうございます。次に広瀬
委員お願いいたします。
◆
委員(
広瀬吉彦)
常任委員会の
あり方の中で、
各種プラン、(イ)ですね、
常任委員会に出されるいろいろな
資料なども
委員外議員が
参加したときに、やっぱりそういうものをもらえればいいんじゃないかなというふうに思っております。
そして、(ア)のほうにいくんですが、そういう
資料等が手に入れば、個々の
議員活動あるいは自分の政策、そして
一般質問の
事前調査などにも役立つんではないかというふうに思っております。
ウのほうは、
PDCAの
サイクルの採用という件ですけれども、これは採用すべきではないかというふうに思っております。
(エ)
行政調査に
参加する
当局の
適任者の
検討、これはやっぱり目的を持って
調査項目をやるわけですから、
委員会である程度だれに一緒に行ってもらいたいのかというのを
協議した上で、正副
委員長の指名によって
参加者を決めてはどうかというふうに思います。
あと、
一般質問から見出される
疑問点を
常任委員会に取り上げることの
検討は、これは現在もそういう
可能性でやっているのかなというふうに思っております。
連絡会議、
委員外議員の
参加制度が確立されれば、特別必要がないんではないかと思います。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) ありがとうございます。次に八木沼
委員お願いいたします。
◆
委員(
八木沼久夫)
常任委員会の
あり方ということで、今現在もう既に1日1
委員会というふうになっていますけれども、これらについては、1日1
委員会にすることによって、
委員外の方も
参加できるというようなことで、
議員の勉強の場になるということもあって、積極的に活用できればなというふうに思っております。
あと、イの
各種プラン等における件なんですけれども、これ去年ですか、
生活産業における
農業基本条例の中身でも
当局が考えていることが、
常任委員会の中に反映されていなかったというようなこともございますので、できたら今
当局として、何を考えて、どのようなことをしているのかというものを必ず報告する、これ当たり前のことなんですけれども、そういうことを義務づけてはどうかというふうに思っております。
あと、
行政評価については、なかなか、
評価シートを渡されるんですけれども、それらについて果たして、
シートを見ると、何か毎年毎年同じような形になってしまって、果たしてこれでいいのかどうか。何かマンネリ化しているような
状況になってしまっているのではないのかなというふうに思っておりますし、もらった
議員側としても本当にそれが活用されているのかどうかということが、ちょっと私の中にはありまして、もう一度この件については
検討する余地があるのじゃないのかなというふうに思っております。
それと、次の
ページの
行政調査に関する件なんですけれども、今現在は
部長クラスが行っておりますけれども、実際の実務を担当する方が行ったほうが、よりこれから進めていくに当たっては、そういう
人たちのほうがいいのではないのかなと。何か部長が行って、何ていうんですか、お
つき合い程度の感じになってしまっているのではないのかなというふうに思っております。
あと、カの
常任委員会間の
連絡会議については、必要があればそれは開催すべきであるというふうに思っております。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) ありがとうございます。次に丸本
委員お願いいたします。
◆
委員(
丸本由美子) (1)の③の
常任委員会の
あり方についての1
委員会への
参加については、行政における
課題とか
審査状況をつかむことができることですので、その
経過を見るにはいい
取り組みだと思っています。
しかし、
全員参加みたいな形になると、今度
会場スペースの問題があると思いますし、
傍聴者の席の確保なども必要かなと思いますので、それはどういった形でできるかなというふうにそこの
問題点が浮き彫りになるかなと思いました。
(イ)については、一定の過程でやはり
議会議員への
経過説明を求めて、
意見を述べる機会をやはりつくっていくべきだろうと、でき上がったもの、固定化されたものが出てくるよりは、途中
経過の
段階で
意見を述べる必要があると思っています。
(ウ)のことでは、なかなかちょっとまだ
勉強不足のところもあるんですけれども、案についてはやはりこの
PDCAサイクルの採用については積極的に活用すべきだと思います。
Bについては、やっぱり各
常任委員会で管轄するものについては、
意見交換も含めてやっぱりその
審査の活用はやるべきだと思っています。
Cについて、
施策評価では、
予算立案に向けて有効な時期にやっぱり議論をすることが前提で、実施できるなと思っております。
Dについては、やはり途中そういうことも今の
状況だと多々あると思いますので、管轄する
委員会でそういう
経過があれば、
説明を求めることができるとよいと思います。
Eについては、その
事業の
対象事業ということでは、
重要施策を選別してやっていくと。そうでなければ、
余り数が多過ぎるとちょっと大変なことになるんではないかなと思っております。
Fについては、やはりこの間、総務でもちょっと
調査研究した中で、文章ばかりではなく
数値目標の導入と所見の欄、これは
議会側と
当局側もそうなんですけれども、その
所見欄のところで具体的な
課題を抽出するみたいな形が活用された
シートがとてもよかったなと思っております。
それから、
評価方法については、やはりこの
事務量が増幅することのないような、割と簡便にできる有効な
取り組みが、できればFの
部分とかみ合って必要かなと思いました。
次に、(エ)については、
管轄部署における選出で、私はよいのではないかと思っております。ここから出される人については。
(オ)については、やはり情報の
共有化を図って、問題、
課題の解決、政策や施策につなげていくためには有効であろうと。
委員会活動での
有効性を思います。
(カ)については、また新たな
協議の場を設けるというよりは、現在、
議会最終日における
委員長報告がありますが、こういった形のものをもう少し簡単にリポートしたものを各
議員がいただいて、そのことでオに今度反映していく、
常任委員会でそれを私たちももう少し勉強しようかというようなことにつなげていくというようなことで、あえて大きなテーブルは必要とはしないのではないかと思いました。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) ありがとうございます。次に鈴木
委員お願いいたします。
◆
委員(
鈴木正勝) (ア)につきましては、この
委員会による
委員外議員参加制度、これ
須賀川で制度として実際に活用されているわけで、非常にいい制度だと思うので、高く評価しておきたいと思います。これはやはり各
委員会における現在のさまざまな
課題をやはり
議員として共通の認識ができるということで、非常にいいのではないかと思っています。
例えば、白河あたりですと、これは
当局のほうから何か要請があって、ぜひ各
委員会について1日でまとめてくれと言われて、前回あたりから1日4
委員会がやっているという、非常に今の時代に逆行しているんじゃないかということで、強く改善するように私はお話はしてきたんですが、そういう
状況なのでぜひこれについては積極的にやっぱり活用すべきであると思います。
それから、(イ)につきましては、現在各種いろいろなさまざまな計画があるんですが、実際にこれ、例えば何年ごとに
見直ししなくちゃいけないとかという形でもう一つの
スケジュールはある程度明確になっているんです。それから、さまざまな形で時代が変わったときに、やっぱりそのプラン自体をやっぱり
見直していくということが必要なのかなと。そういう
部分で、今回の大震災あたりを踏まえると、耐震化の促進計画あたりもやはりしっかり見直す、そういう
部分で適宜適宜に、そういうものにやはり
議会がかかわっていくということが非常に大事なのかなというふうに考えています。
例として、第5次介護保険
事業計画が今策定中なんですが、これについても実際は
委員会でまだ具体的に何も途中
経過も含めて何も話がないものですから、その辺をしっかりと
委員会で論議できるように、
各種プランについてはやはり
スケジュールももう少し明確に
当局から出してもらって、来年は、じゃこの計画があるからしっかりと
委員会で論議しましょうとかという
部分は、必要なのかなというふうに思っています。
それから、(ウ)の
行政評価の
取り組みということなんですが、これにつきましては現在の評価は
シートということで、これ
委員会の中ではしっかりと取り組んでいくということは非常に大事なのかなというふうに考えています。
それから、Dのほうで、
当局における
施策評価の変化への対応ということで、これ実際にいろいろな事務
事業で市民が利用している方も含めまして、その辺の評価がここでできるような
部分ももう少し盛り込んでいってもいいのかなという感じをしています。
それから、
対象事業につきましては、これはさまざま全国いろいろ
行政調査をした中では、ほとんどの行政では大事なものということで、ほとんど大事だということですごく分厚い
評価シートをつくっていまして、実際に市民にも公開はしているんですが、あれではとてもじゃないが見られる
状況ではないということで、やはりしっかりと絞り込んだ
部分、そういう
部分では今回
須賀川市において、やはり復興計画の重点プロジェクト関係を重点的に絞り込んだ評価書というのは必要なのかなというように考えています。
それから、わかりやすくコンパクトな
行政評価ということで、これは言葉自体も含めまして、文章も含めて様式も含めまして、やはり市民にわかりやすい形が必要なのかなという感じがしています。
それから、Gのほうにつきましては、
評価シートが実際に出てきているんですが、中身的に見ますと、具体的に財源関係が明確になっていないところが結構多いんですよ。ですから、そういう
部分では、一般財源なのか、それとも補助金なのかも含めまして、もう少し明示する
シートというのが必要なのかなと。
それからもう一つは、実際に今は行政のほうで
評価シートをつくっていますけれども、
議会でもやはり
事業を選別して、
議会による
シートによる、
議会による評価というのも、これ全国でもやっているところもありますので、その辺につきましてもやはり
検討していってもいいのかなという感じをしております。
それから、行政
評価関係なんですが、実際に今までは部長、課長クラス、課長クラスまでは一応行政
項目に応じて、
当局のほうではしっかりとした人選で
参加しているんですが、具体的にいろいろな
部分での対応をしていくのは、やはり係長クラスなのかなという感じがするので、できれば課長か係長クラスということで、
議会としてやはり要請していくということはこれ大事なのかなと思っています。
それから、オのほうにつきましては、これ実際に
議会として具体的にいろいろ対応していくという
部分からしますと、やはり
常任委員会の役割というのは非常に大きくなってくるものですから、
一般質問の中でやはりいろいろ出てきた問題の中でやっぱり該当する
常任委員会の中でこれ非常に大事だという
部分につきましては、やはりしっかりとその辺の
問題点の抽出を図っていってもいいのかなと思っています。
それから、
常任委員会間の
連絡会議ということなんですが、これは現実的には1つの
常任委員会の
部分というのは、非常にほかの
委員会とのつながりというのは結構あると思っていますので、そういう
部分では
委員長間、副
委員長まで入れるかどうかということなんですが、しっかりといろいろな
部分で論議していく、そういう場をつくっていくということは必要なのかなというふうに考えています。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) ありがとうございました。
それでは、最後に私のほうから
説明をさせていただきたいと思います。
常任委員会の
あり方のアについてでありますが、これは
委員外議員の積極的な
参加と、これはそれぞれのイにもございますけれども、プラン、計画の検証をしていく上で、
委員外議員の
参加も必要だろうと。
当局のその
PDCAの検証に
参加というようなこと、これ入れていますのは、
行政評価を、例えば取り入れての話でもありますけれども、常にその
委員会としてもそのような
取り組みが必要だろうということで、つけ加えさせていただいております。これは、ある程度
行政調査などを行ってきて、先進的なその
議会の
取り組みからすると、所管が
常任委員会であっても一応
全員参加というような形をとっているところが多かったものですから、それを参考にさせていただきました。
イのほうの
各種プランでの
議会の指導的なかかわりということでありますが、これは私の解釈からしますと、要は審
議会等々に
議会が
参加をしなくなったということで、要はそういうプランをつくっていく上においても
議会においての積極的なかかわり、
議会としての
意見も述べる場が必要だろうというような内容だというふうに認識をしておりまして、
当局が
各種プランをつくり上げていく
段階においての積極的なかかわりは、これは
常任委員会が積極的にかかわるべき役割を持っているだろうということで、その
委員会において、ある意味においての提言なり提案の案づくりを主体的にとり行っていくべきだろうというふうに考えております。
行政評価の
取り組みに関しましては、まず
PDCAサイクルの採用でありますけれども、これは
当局のほうが来年度から
行政評価の
施策評価のほうに取り組んでいくというような体制をつくっていくわけですので、その対応ということも含めて
議会としての役割を確認すべきだろうと。自己評価と内部評価の活用は積極的に行っていくべきだろうというふうに考えております。
前回の
委員会のときに、これをどういうふうに解釈したかというと、もう一つの
考え方として、
議会としても
PDCAの
サイクル、
議会の内部での、
議会としての経営ということを、ガバナンスというふうなことを考えたときの
議会としても取り組むべきではないのかというような話も出たというように記憶していますので、これもある意味においては取り組む必要があるだろうというふうに考えております。
各
常任委員会の
審査の活用ですけれども、
皆さんから出ているように、今
当局でつくっている
シート自体は、施策
評価シートではなくて、事務
事業の
評価シートなものですから、細かい内容でしか上がってきていない。今後
当局のほうでの施策というふうな評価になったときに、もっとわかりやすいというか、
当局との議論ができるような内容を期待したいなというふうに考えております。
決算、
当局との実質的な議論というところでありますけれども、これは
決算審査との連動になってくると思いますので、この時期の調整ということが必要であって、先ほども申しましたように、今まで
当局のほうで行っている評価は事務
事業で、内部的な評価でありますので、本来その
行政評価は、政策、施策を議論するために必要な
シートだというふうに考えておりますので、今後に向けて、
調査、研究は必要だろうというふうに考えております。
当局における
施策評価の変化への対応というのは、今まで申しましたように、
施策評価に
当局のほうが切りかえていくということで、それに向けて
議会としても検証方法を事前に
検討していくという必要があるだろうというふうに認識をしております。
対象事業の絞り込みということですが、これは基本的には施策すべて取り組むことが必要だろうと思いますし、
あと物によっては、事務
事業もピックアップする必要はあるのかなと。
わかりやすくコンパクトな
評価シートというのも、これはあくまでも何のために
評価シートをつくるのかということであって、ある意味においては、地方自治においての行財政改革に、
当局においては行財政改革に結びつける。我々もその検証をするためのツールとしてとらえていくのには、わかりやすい行政
評価シートをつくるということが必要なことだろうというふうに考えております。
評価方法に関する工夫でありますが、これは
常任委員会がやはり主体となって、1
委員会ずつ開催して、できれば他の
委員も出席をして、
意見質問、これは最終的な
取りまとめは、
委員会が行うというような流れがよいのではないかというふうに考えております。
エの
行政調査に
参加する
当局の
適任者ということでありますが、これは問題、
課題の共有が図れて、判断、決断ができて、市長に
意見具申ができる担当者が適任だというふうに考えております。
一般質問から見出される疑問、
常任委員会での
検討ということでありますが、これは
議会運営委員会か常任
委員長間の
連絡会議が必要かなというふうに考えております。
あと、
常任委員会間の
連絡会議の
検討でありますが、
当局のほうで今までの枠配分の予算から、来年度からは施策体系の予算に移行するというふうなことになると、それに対応して
委員会、所管の
委員会間が、これまたがるようになってくると思いますので、なおさら
議会としての対応も
検討していかなければならないのかというふうに考えております。
以上です。
皆さんから御
説明をいただきましたが、
疑問点等を含めて、
意見を含めてですけれども、
皆さんから何かございますか。
◆
委員(
塩田邦平) 1つ大変危惧していることがあるんですが、それぞれの御
意見の中で、
考え方なり、その考えを導き出す理念なりそれぞれがあるんでしょうけれども、その仕組みを、枠組みをきちっとつくり上げてしまうことによって、
議員が持っておられるそれぞれの
独自性、
考え方、多様な側面がありますので、それらまでも、そこまでする
必要性があるのかどうかということが大変懸念されるところであります。
ですから、
議員の持っている
独自性をきちっと担保するような形で進めていければなというふうに思っています。
○
委員長(
市村喜雄) よく理解できない
部分が、何をどういう、具体的にというか、今話をしているのは、逆に言うと
議員の活動なりそれを制約するような動きだということなんですか。
◆
委員(
塩田邦平) すべてにおいてそうだということではなくて、それぞれの
部分においてそういう嫌いがあるということを感じるものですから、基本はそれぞれの、わかりやすく言えば、
行政評価であろうが
当局と
議会とが、もちろん対等な立場で物事は進めていくんでしょうから、とは言いながらも
議会が一丸となってということに対する危惧の念があります。それは、どういうことかといいますと、すべてのことにおいて一枚岩になる必要は特にないわけで、それがあったのではおかしくなる。逆に言うと、大政翼賛型にならないように事を進めていかなければならないのかなというふうに思っています。
○
委員長(
市村喜雄) そのほかございませんか。
◆副
委員長(
佐藤暸二) 今回につきましては、
議会内部の問題ということで、
常任委員会の
あり方というのが大命題にあるものですから、今こういう細かい
項目に関してのいろいろな
意見集約がありました。今回こういうふうな問いかけだったものですから、変えたんですけれども、本来はもうちょっと
常任委員会の
あり方というのは、この
意見等を集約した上で、基本的な
あり方というのも本当は考えなきゃいけない
部分があるのかなと、今ちょっと
皆さんの
意見を聞いてちょっと感じましたので、その辺もちょっと
意見、きょういろいろと集約できればありがたいなというふうに思っております。
○
委員長(
市村喜雄) それでは、暫時休憩いたします。
午前10時45分 休憩
午前11時34分 再開
○
委員長(
市村喜雄) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
皆さんからそのほか何か御
意見等ありませんか。
(「ありません」の声あり)
○
委員長(
市村喜雄) なければ、森副議長からお願いいたします。
◆副議長(森新男) 先ほどからいろいろ白熱した議論を聞かせてもらったんですが、基本的にはこの
委員会の
委員外議員の
参加とか、あるいは交流とかいろいろ出ていますけれども、基本は、
議員個々の
意見をいかに吸い上げるかというところにあると思います。
ですから、いろいろ懸念されるというような先ほどから声が上がっていますが、私はその心配はないだろうと、こう思っております。
私は、一番この
委員会について、
皆さんに考えてほしいのは、
委員会はそれぞれ4つの
常任委員会に分かれています。個々の
常任委員会の判断に任されている
部分があります。
しかし、その
委員会で判断されたものは、
議会全体で最終的に判断されるということがあります。そういったことを考えたときに、例を挙げれば、例えば前回の
農業基本条例、
委員会で否決されながら本会議での採決では認められた。これは、それはそれで私は悪いと言わないけれども、じゃ
議会としてその
委員会の決定というものをどういうふうに重く受けとめているんだろうかと。そういうことを考えると、根本的に今までいろいろ言われている
委員会間のいろいろな情報の伝達の方法の不足や
議員の各
委員会とのかかわりの不足とかいろいろ出てきているんだろうと思います。
そういった意味で、私はこの
委員会の
あり方については、制度的に、先ほどから出ているように、
参加してだめだと、こうなってはいないんだから、いい制度があるんだからいいだろうと。問題はその制度が生かされていなかったら、ないに等しいということを申し上げたいと思います。
ですから、これからいろいろやっていく上では、そのいい制度があるなら、そのいい制度をいかに生かしていくか、生かすためにどういうことをやっていくのか、こういったことをひとつ基本に議論していただければ、もっといい対案が出てくるんじゃないかとこんなふうに思っているので、よろしくお願いしたいと思います。
○
委員長(
市村喜雄) ありがとうございます。
それでは、次回の
委員会について
協議をさせていただきたいと思います。
次回は、1月20日金曜日でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
○
委員長(
市村喜雄) それでは、次回第4回は、1月20日金曜日、午前10時からということにさせていただきます。
今回の
協議事項でありますその
委員会審査の
あり方、これをもう一度次回振り返りまして、次の
検討課題であります請願・陳情、これの取り扱い、それと
決算審査の
あり方ということで、
協議シートを改めてまた
皆さんのほうに送らせていただきますので、今までと同様に
シートに記入の上、12日までに返信よろしくお願いいたします。
皆さんのほうから何かなければ、これで
委員会を終了したいと思います。
お疲れさまでした。
午前11時37分 閉会
───────────────────────────────────
須賀川市
議会委員会条例第31条の規定により署名する。
平成23年12月21日
須賀川市
議会 議会制度改革特別委員長 市村喜雄...