ただいまから平成20年4月
議会改革調査特別委員会を開催いたします。
───────────────────────────────────────
○
委員長(
高橋秀勝)
出席委員数は定足数に達しております。
議会改革調査に関する事項を議題といたします。
本日は、
委員会の今後の活動について、正副
委員長で協議いたしました内容について、まずは
皆様方にお諮りをいたしたいと思います。
この
議会改革調査特別委員会は、平成19年6月
定例会において設置されて以来、現在に至るまで、本
市議会における課題を抽出、協議を踏まえて、これまで
議会運営委員会、
予算決算特別委員会において協議すべきもの、また
短期的課題として位置づけた大きく4項目について協議を重ね、9回にわたる会議を開催し、5件について
調査報告書を提出してまいりました。
残る
短期的課題のうち、議場の
バリアフリー化などの施設の充実、
事務局の
機能強化の2項目、そして
長期的課題といたしまして、
議員定数の
見直し、
委員会数の検討、また
議会運営委員会等の
委員構成、議会の
補助機関の設置、
基本計画等に対する
政策提言、
参考人制度の導入、
協働型議会の
制度化、
刑事事件等で議会の名誉を傷つけた議員に対する制裁、正副議長の
立候補制の9項目が挙げられております。
これからの
委員会活動として、
短期的課題の2項目に関する協議と、
長期的課題の9項目に関する
委員会としての
方向性に関する意見の取りまとめを最終的な
調査報告として提出することで、本
委員会の活動に区切りをつけられるものと思われます。
本
委員会の活動が、本
市議会における現段階での課題や
問題点を明らかにし、協議に基づく
調査報告により、
費用弁償の廃止、
政務調査費の
積極的公開、
議会広報委員会の設置など、先進的な
制度改善をもたらしたこと、またあわせて、本
特別委員会での議論が、
議会全般にわたる議論となり、各
常任委員会等での活動の
活性化に寄与したことなど明文化されない部分も含め、一定の成果をもたらしたことなどを勘案すると、これらをもって所期の目的が達成されたものと思われます。
特別委員会設置の本来的意義を踏まえ、改選までの任期にこだわらず結審することも、またこれからの
特別委員会の
あり方を示すことになるものと考えたものであります。
そこで、これからの具体的な流れといたしましては、これまでの
協議項目の確認や、残る短期2項目及び長期6項目に関する協議をおおむね月1回の
委員会の開催により行い、8月下旬には最終的な
調査報告書案を提示、確認し、9月
定例会で結審する方向で今後の
委員会活動について進めてまいりたいと思います。
ただいま申し上げましたこれからの
委員会活動に関する
考え方について、御意見等ありましたら
お願いをいたします。
御意見ございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) それでは、改めてお諮りいたします。
本
委員会の今後の活動については、ただいま申し上げましたとおり、9月結審を目途としていくことに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) 御異議なしと認めます。よろしく
お願いをいたします。
それでは、本日の
協議課題に入ります。
なお、本日は
提案者からの説明の後、
委員各位から御意見をいただき、それらを取りまとめ、次回の
委員会までに配付いたしまして、協議については次回
委員会に行いたいと考えておりますので、本日はいろいろと御意見をいただきたいと思いますので、よろしく
お願いいたします。
それでは初めに、議場の
バリアフリー化などの施設の充実についてであります。
提案者であります
五十嵐委員から
お願いをいたします。
◆
委員(
五十嵐伸) これは最近ですけれども、各市町村の議場等々も
取り組みが始まってきているのかなと思いますけれども、なってからでもいいんではありますけれども、
皆さんに使いやすい議場とか、開かれた議場という部分で、
バリアフリー化などもいいんではないかなということで意見を出させていただいた状況です。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) ただいまの提案を含めて、改めて議場を確認いたしまして、それから
委員各位からの御意見を伺いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) 御異議なしと認めます。暫時休憩いたします。
午前10時06分 休憩
午前10時16分 再開
○
委員長(
高橋秀勝) それでは、休憩前に復し、会議を開きます。
提案者から御意見をいただきまして、議場内を改めて確認いたしましたが、本件について
委員各位より御意見を
お願いいたします。
◆
委員(
村山廣嗣) ただいま議場を視察してきましたけれども、今のところ、私は議場内については、
傍聴席はやはりそういう足の悪い人とか等も十分に来られるような部分として、やっぱり改善をしていく必要があるんじゃないかと思います。
ただし、議員の席については、今のところ歩けない議員さんはいないわけですし、その時々の状況によって対応したほうがいいんじゃないかと考えております。
以上です。
◆
委員(
生田目進) 議場を見させてもらいまして、
バリアフリー化という話ですが、今、
傍聴者の定数にも制限があって、傍聴できない方は1階の
モニターテレビなどで傍聴しているわけです。だから、むしろ例えばそういう障がいのある方については、そういった部分で上まで上げて、かえって
傍聴席のほうに回すよりは、その部分で
十分機能できるんじゃなかろうかということ。
あと、もう一つは、今、今後、
議会広報委員会のほうでも、
傍聴者が入り切れない場合に
臨時傍聴席みたいなものを考えておりますので、そういう部分では若干、今の段階ではある程度
十分機能を果たせるんではなかろうかと考えます。
◆
委員(
鈴木正勝) 議場の
バリアフリー化という部分では、議場内の部分での
議員席と
傍聴席ということもあるかと思うんですが、
議員席につきましては、両端じゃなくて、中にいる議員は非常に狭い部分があるもんですから、その辺もう少し検討してもいいのかなという気はします。いつも出入りが非常に窮屈な形で、動きがありますので、その辺は少し検討していってもいいのではないかと。
それから、
傍聴者に対しましての動線の部分からしますと、入り口の部分の
段差解消の部分の幅の拡張と、あわせまして、
手すりはあったほうがいいのかなという気はしているんですけれども、現実的に
傍聴者も、最近は
各種団体関係がまとまって見えておりますので、1階の
モニターということもあるんですが、できれば、足腰の悪い方も結構多くなっていますので、
手すり設置についてはやったほうがいいんではないかと。
やり方としましては、やっぱり優先的には
傍聴席絡みの部分を優先しながら、場内につきましては少し検討していただければと、そのように思います。
○
委員長(
高橋秀勝) そのほかございませんか。
ただいま視察をして、議場内でお話、意見が出た件も、ここで改めて意見を上げていただきたいと思います。
(「今まで出たような意見を踏まえていればいいと思います」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、次に進みたいと思います。
次に、
事務局の
機能強化についてであります。
提案者であります
生田目委員から
お願いをいたします。
◆
委員(
生田目進) これも、いろいろと今回本議会におきましては、
委員会の活動の
活発化とか、いろいろ新たな
取り組み等々取り組んでおられますが、
議会運営委員については、今の
事務局のすばらしい
ノウハウといいますか、いただきながら運営されていると思います。ただ例えば、議員のほうの立場でいろいろと提案とか
条例改正についての
調査研究とか、そういった場合に、十分今までもやってはいただいていると思いますけれども、スタッフ的に今8人ですか、人数で、果たしてそれだけでいいのかということ。
それから、
行政ニーズが多様化しているといいますか、そういう部分でありますので、その法的なものについて、議会なりと、議員のほうと綿密に、例えば、当然
権能機能ですから、こっちから
条例改正だ何だということはなかなか難しい面もあるんだろうと思いますけれども、そういう意味での
事務局と議員との間の中でのキャッチボールといいますか、そういうできる内容として、ある程度
事務局のほうの機能を強化、充実されたらいいのかなと感じております。
今まで十分、
委員会活動とか会派の中でのいろいろ
行政調査なり何だりで所感を述べたり、
委員会の中でもいろいろ
委員会から提案されたりしておりますけれども、そういう意味で、さらに充実を図ってはいかがかなということで提案させていただきました。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) ただいま
生田目委員のほうから御説明ございましたが、
事務局の
機能強化ということで説明をいただきましたが、本件について
委員の
皆様方より御意見を
お願いいたしたいと思います。
◆
委員(森新男)
事務局の
機能強化についてなんですが、これについては2つのことが出てくるんじゃないかと思います。1つは、その
事務局の
機能強化ですから、
事務局、当局がどのように今の実態をとらえているかということが1つと、あと我々
議員サイドから
機能強化をしてもらうとすれば、どういう内容というか、どういうことを我々の
サイドから求めているのか。やはりこれをはっきりしないと、この件についてはなかなか難しいのかなと思いますので、そういう意味では、
事務局の
考え方については
事務局のほうで持っているでしょうから、我々
議員サイドの考えとして、どういったこの政策的なものを強化するためにそういった専門的な職員、あるいはその増を求めるのか、そういったことはある程度煮詰める必要があると思っています。
以上です。
◆
委員(
水野敏夫) 具体的にどういうふうなことで困っているのかちょっとわからないんですが、私の考えあるいは私
ども会派としては、今の
事務局の体制で、別にこれといって困ったなというふうなものはちょっと感じられなかったんだけれども、今、森さんが言ったように、こういう点でどうなんだというような具体的な部分が出て、そういうのをいろいろ出してもらって、そして果たしてどうなのかということを検討したほうがいいんじゃないかと思うんですけれども。
○
委員長(
高橋秀勝) ほかにございませんか。
◆
委員(
鈴木正勝)
議会事務局の機能の強化ということなんですけれども、前提としまして、
地方議会、
議会自体がどういう動きをするかによって、
事務局の機能というのもいろいろな部分で明確になってくるかと思うんですが、一応流れ的には、
生田目委員が言うように、今後やはり分権がさらに進んでいく中で、
地方議会の役割という部分、それから活動の部分からいきますと、強化の方向には進んでいかざるを得ないのかなという感じはするんですが、現時点でどういう問題があるのかという部分もありますけれども、実際に今、
議会事務局としては定数8の中で現8人ということになっているんですが、そもそもこの定数の根拠はどういうふうになっているのかという部分と、それから今後の
議会運営としての
あり方としますと、やはり
監査機能と
政策立案機能という部分からしますと、その法制的な部分での
専門性も求められておりますので、その辺の部分で、現在の
事務局の中では、そういう法制的な部分での対応できる職員の方いらっしゃるのかどうか、ちょっと2点お聞きしたい。
○
委員長(
高橋秀勝) きょうは、あくまでも御意見をいただくということで、
皆さんから御意見をいただいたものをまとめて次回の
委員会でいろいろ議論したい、このように思いますので、御意見としてお聞きしておきたいと思います。
ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、次に進みます。
次に、
長期的課題として位置づけた
議会制度に関する件についてに入ります。
初めに、
議員定数の
見直しについて、本件については3名の
委員から御提案をいただきました。
初めに
村山委員。
◆
委員(
村山廣嗣)
議員定数の
見直しでありますけれども、当
委員会の趣旨からすれば、当然議題に上げておかなければならないものじゃないかなと思います。増減についても各
委員の皆様の意見もあるだろうし、そういうものも踏まえて、1回は議論の俎上に上げなければならないということで上げてもらいました。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) 次に、
森委員。
◆
委員(森新男)
議員定数については、合併時にも一応協議の中で28名ということに決まったわけですが、今後、定数についても継続して考えていこうという意見もあったかと思いますので提案したということが1つと、現議長さんが就任時に、
新聞等での談話の中でも
定数等についても取り上げておりましたので、これについては、今、
村山委員と同じように、今後、今までの定数でいいのかどうなのかということは、
一定程度、審議、協議をしていかなければならないだろうと、こういう観点から上げました。
あと1つは、当局においても、
組織改編とかいろんなことで人員の
見直し、定数の
見直しをしているということも踏まえまして、
行財政改革の一環というと大げさかもわかりませんが、そういった意味からも、今後検討、協議をする必要があるだろうと。
以上をもって終わります。
○
委員長(
高橋秀勝) 次に、
生田目委員。
◆
委員(
生田目進) 議会も、
基本条例の一部改正を
議員提出議案として平成17年12月27日、28日ということで合併後決めたわけですけれども、当然議会が定数は決めることにはなっているんだろうと思いますが、ここで私、民意を反映してこれに入れたということは、例えば
特別職の
報酬審議会等に諮問しまして、答申を受けて、そしてその金額を決めるという
やり方をしておりますので、議会の定数についても、当然最終的には、
自分たちが決めるんだろう、議会のほうで決めるんだろうと思いますけれども、ある程度参考になるような、そういった
有識者の
委員などで、今の
自治法で10万未満は30人ということになっておりますけれども、そういう部分で、
人口減社会を迎えて、果たしてそういう部分でいいのかどうかという部分も
参考意見として、例えばそういう
皆さんから意見を賜りながら、最終的に議会のほうで決めるというのがいいのかなと思いまして、提案させていただきました。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) それぞれ3名の
委員の
皆様方から提案の背景についてお話をいただきましたが、本件について他の
委員より御意見があったら
お願いいたしたいと思います。
◆
委員(
水野敏夫) 私は、議員の数というのは、基本的に多ければ多いほどいいというふうに思っています。ただ、予算の関係とかいろんな形であるならば、そういうことが問題になるとするならば、
議員報酬の
見直しというふうな形をとっても、
議員定数は多いほうがいいと思っています。
現在、30人が上限としてあるわけでして、30人まで決められるわけですが、私も26の時代、それから合併して48の時代、今の28の時代というふうなことで経験をしてきているんですが、26の時代でいいますと、4つの
常任委員会があって、6人と7人の
常任委員会の数があって、現在は28人ですから、きちっと7人ずつということで分かれていて大変いいなという。数が少なくなると、例えば6人の時代のときにやったことがあるんですが、どなたかが欠席して、
委員長、副
委員長とられると、大体3人ぐらいでその法案をいいか悪いかということで決めてしまうというふうな、それだけの人数で決めていいのかというのも、ちょっと問題だと思っていますので、やはり数は多いほうがいいのではないか。
ただ、30というのはいかがなものかと思いますので、28の現在の数がいいと私は思います。
以上です。
◆
委員(
五十嵐伸) 私も特にはあれなんですが、定数に関しては話し合いはしていくべきだろうとは思っております。今、水野副
委員長のほうからもお話がありましたけれども、私も、
委員会等いろいろ見てみると、今の人数28というのが一番最適なのかなという感じはしているんですけれども、いろいろな状況とか、これから出てくる状況がありますから、議論はしていくことではあるかなと思っております。
以上です。
◆
委員(
八木沼久夫)
皆さんがおっしゃったように、この問題についてはずっと続いている問題でしょうから、まずは
議会改革委員会として、やはり1回検討するべき問題ではないのかなと考えております。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、次に進みます。
次に、
委員会数の検討についてでございますが、提案をいただきました
八木沼委員から
お願いをいたします。
◆
委員(
八木沼久夫) 今現在、4つの
常任委員会、あと今度議会広報入れて5つの
常任委員会があるわけですけれども、4つの中で1人1つ入らなければならないと決められておりますが、今現在の
総務常任委員会と
建設水道、
生活産業、
教育福祉と4つに分けられておりますが、時代がどんどん複雑化してきている中で、今現在の
区分けでいいのかどうか、もうちょっと今現在の行政の対応の仕方に対応できるような
区分けの仕方がないのかどうかなと考えて、一度考えてみたらどうなのかなと思っております。
この4つから3つというのは、じゃ3つはどのようにしたらいいんだというふうな形で言われますと、現在ありませんけれども、そういうことで
委員会の体制を見直すというようなことのきっかけにしていただければと思います。
先ほど、水野副
委員長から言われたように、今現在、1つの
委員会に7人ですけれども、例えば3つとかにすればもうちょっとふえるわけですから、もうちょっと活発な議論ができるのかなという形も考えておりますので、ぜひ一度、この
委員会の数とか振り分けの仕方について御検討いただきたいと思います。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) ただいま
八木沼委員のほうから提案の説明があったわけでございますが、そのほか
委員の
皆さんからございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、次に進みたいと思います。
次に、
議会運営委員会、
特別委員会の
委員構成の
あり方について、提案をいただきました
森委員から御説明を願いたいと思います。
◆
委員(森新男) 本件につきましては、毎
回議会運営委員会のときに出てくる話なんですが、
特別委員会等については、特に我々のように会派に属していない、無会派ではありませんが、無会派の中での意見ということで提案したわけですが、
特別委員会等についてはそれぞれずっとしてはいるんですけれども、
議会運営委員会について、やはり無会派と言われている議員の中からも、ぜひその議運の
委員会の構成の中に入れてもらいたいと。これ、同じ議員として運営に携わるべきだという観点からなんですが、ただ、1人でもそれじゃ入れるのかということになると思いますので、やはり私は
複数人以上の場合についてはそれらを考慮していただきたいなと。最低でも、今、会派の条件であります3人、こういった人数が会派に属さない人数になっているということであれば、その辺を議会全体の中で一度検討していただきたいな、こういうことから提案したということであります。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) ただいま
森委員のほうから提案の説明があったわけでございますが、他の
委員の
皆様方から何かございますか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、次に進みたいと思います。
次に、議会の
附属機関の設置について、提案をいただきました
生田目委員から
お願いをいたしたいと思います。
◆
委員(
生田目進) これも、先ほどちょっと申し上げたのと若干関連する部分もあろうかと思うんですけれども、我々、
当局側のほうから、例えば
基本計画なりいろいろ提案されまして、1カ月前なり何なりに、その内容について修正なり意見なりがありましたらということで、出されたものに対してチェックはしているんですが、ただその部分について、例えばこの前までの会派の中で研修などをやらせていただきましたが、例えば
日本能率協会とか、そういった各自治体で新しい
地方議会の
あり方などを検討している事例などを踏まえた内容の
勉強会をさせてもらいましたけれども、そういう部分での例えば行政に詳しい
専門家や
有識者といいますか、そういったことを同じ目線で当局で出されるものを、さらには議会としても出されたものに対して、
自分たちの
ノウハウだけではなくて、そういう専門的な知識を持った方々が議員と一緒になってやれるような機関があれば、より市民に近いといいますか、
十分当局がそういう部分は反映しているとは思いますが、そういう意味で、
議会側のほうにもある程度そういう機関があってもいいのかなと思いまして、
基本計画とかここにありますが、例えば議案の
内容等についても、そういう部分をできるような機関があればいいのかなと思いまして、提案させてもらいました。
○
委員長(
高橋秀勝) ただいま
生田目委員のほうから提案の説明をいただいたわけでございますが、そのほか
委員の
皆様方からこの辺についてございませんか。
◆
委員(
村山廣嗣) 議会の
補助機関というと、非常に難しいのかなという感じはするんですが、ただ、
生田目氏の言っているような部分もわからないこともないんです。そういうことを考えると、この辺は
事務局の
機能強化といって、政策的な部分のやつを補助的に聞いたり、教示を願ったりという部分があってもしかるべきなんじゃないかというような部分だと思うんです。ただ、議会の
補助機関となってしまうと、非常に難しい部分が出てくるのかなという感じはしています。個人的な部分ならいいんでしょうけれども、議会と、一つの組織の中での
補助機関となってしまうと、逆に締めつけみたいのが出てくるのかなという懸念があるんですけれども、そういうような部分で、これはいらないような気がするんですけれども。
◆
委員(森新男) 今、
生田目委員さんのほうから説明を受けたんですが、要は助言をいただくとか、そういう意味なのかどうかちょっとわからないんだけれども、今、
村山委員からあったように、私も議会の
補助機関ということ、ここではそうなっているんでそういうふうに言いますが、議会の
補助機関ということになると、そういう方々に対して、例えば報酬とか日当とか、いろいろ出てくると思いますが、それは市の行政のほうに持たせてやるというようなこともちょっとおかしいと思うし、
あと一つは、当局からいろいろな法的なものが出てくる云々、いろんなものが出てきますけれども、これらについてはやはりもっと、
補助機関でなくても、いろいろ研究したり検討したりすることはできるんでないかというふうに私は思っているんです。そのための
政務調査費もあるんだろうし。そういう意味では、将来に向けてはいろいろ考えていく一つの課題にしていくことはいいでしょうけれども、今、クリアしなければならない問題、果たしてその助言、そういう
補助機関の方々の言う意見がすべて正しいとは限りませんので、最終的には議員が判断するということになれば、やはりその
補助機関の
あり方というのは慎重にすべきではないかなと、こう今時点では私は考えていますので、今後の検討課題とすべきであると私は思っています。
○
委員長(
高橋秀勝) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、次に進みます。
次に、
基本計画等に対する市民の意見も踏まえた
政策提言について、提案をいただきました
生田目委員から
お願いをいたしたいと思います。
◆
委員(
生田目進) これもそうなんですが、例えば
基本計画を出されて、素案を出されて、それぞれ議員の立場で
皆さん方、地域に入られて、あと多く市民の声をいろいろ伺ったりということはあるんだろうと思いますし、当局のほうでも
基本計画つくるに当たっては、パブリックコメントとかタウンミーティングとかでいろいろ広く市民の意見を吸い上げて、これまでと違った新しい新生須賀川2007の総合計画をつくり上げたということで、今までと違った、上から落とし込むものでなくて、ボトムアップ方式で市民の声をなるだけ取り入れて、市民が主役のまちづくりと評価しておりますけれども、そういう部分で非常に意味あるなということで我々も感じているんですが、果たしてその部分について、例えば議会人として、私などが例えばそういうふうな地域に行ったときに、それらを
皆さんと会話をして、そしていろいろ反映できる部分があるかと思うんです、そういう意味での。だからもう少し、当局は当局で当然やられておりますが、議会としても、そういう部分での我々の役割として、そういう
議会側としての提案をしていただくような、そういう場を設けながら、そして
基本計画等に反映できたら、よりよい、何といいますか、後ろのほうに出てくる協働型の議会と同じような形になってくるのかなという感じはするんですが、そういう意味で、もう少し我々
議会側も、今後民間からいろんな意見をいただいて、例えば提案できるような形に持っていけたらいいなと思いまして、提案させていただきました。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) この件につきまして、ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、次に進みます。
次に、
参考人制度の導入について、提案をいただきました水野副
委員長から
お願いいたします。
◆
委員(
水野敏夫) 一つは、
参考人制度というふうに言ったらいいのか、説明員というふうに言ったほうがいいのか、ちょっとわからないんですが、これは今の現状でどういうふうになっているのかちょっとわからないという点も一つあるんですが、これまでですと、例えば
常任委員会で請願等でちょっとなかなか難しいという場合には、その請願の提出者にここに来てもらって説明を受けるというふうなことが何回かあったわけです。私はその程度のことを言っているんですが、それを参考人と言ったらいいかどうかというのはわかりませんが、それで、例えば今までは請願中心というような形でやられてきたんだけれども、例えば議案に対しても、何らかの議案が、例えば下の川の整備が出たと、そうすると下の川の住民等が、どなたか代表していただいて補足説明をしていただくとか、こういうことがあるんだよとか、こういったことを議案の中で提案、あるいはそれが
委員会に付託されたならば
委員会の中で、そういった説明をもししたいというような人がいればしていただくと、そういうふうな制度をつくったらどうかというふうに思ったわけです。
現在どうなっているのかちょっと私、そういうことはわかりません。ですから、もし次回までに、現在はこういうふうなことを利用すればそれはできるんじゃないのというのがあればそれで結構なんですが、そういうことを検討してみてはいかがかという意味でございます。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) ただいま水野副
委員長から説明がありましたが、ほかにこの件についてございませんか。
◆委員(森新男) 今、水野
委員さんから提案ですけれども、請願、当然紹介者がいるわけですから、これはちょっと今、
事務局のほうに確認したいんですが、例えば紹介者は来て説明、要請されればできますよね。そういうときに、実際にその請願を出した団体とか、そういう方々が例えば紹介者と一緒に、
委員会なら
委員会に来た。そこで、
委員会のほうでいいですよと、発言認めますよと、こうなった場合に、紹介者以外の団体の方が発言することができるのかどうか、その辺。説明ができるのかどうか、紹介者はできるんだよね。
◎
議会事務局(
安藤基寛) 紹介議員はもとよりでございますが、請願者であっても説明をすることは可能です。例えば、
森委員さんおっしゃられたような手続を踏まなければいけませんが、紹介議員のみならず、請願者が
委員会で発言を求め、それを
委員会が認めた場合については、発言することは可能です。
◆
委員(森新男) とすれば、この件については、我々
議会側が、そういう請願とかが出たときに紹介者に対してそういう周知を図ると。それは説明したい方がいればいいんですよと、やれるんですよという、まずここから始まってみてもいいんじゃないかと思います。
○
委員長(
高橋秀勝) 今の件ですが、
事務局から説明ございましたように、過去にはやっぱり紹介議員が呼ばれて説明をしたということは何回か記憶にあります。それをもっと幅を広げて、提出者、そちらの説明をいただきたいというような意見でしょうが、この件も次の
委員会のほうでしっかりと議論をしていきたいと思いますので、そのほかございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、次に進みたいと思います。
次に、
協働型議会の
制度化について、提案をいただきました
生田目委員から
お願いいたします。
◆
委員(
生田目進) 地方分権社会を迎えての我々議会としての
権能機能といいますか、そういう部分も充実強化というか、しなければいけない責任があるわけですが、当然直接選挙によって我々選ばれてくるわけですけれども、最終的に市長との意思決定するという場合には議会として当然責務がありますが、いろんな意味で、例えばその政策の提言なども重要であると思いまして、当然二元代表制のもとでは首長との対等関係にあるわけでして、それらの乖離を是正するというような意味で、新たな
取り組みとして
議会側から提案できるような仕組みを考えてみてはということで、いろいろ先ほどのも幾つか重なる部分があるんですけれども、例えば先進事例なども見ていますと、やはり
議会側が、例えば議会が地域住民のところに行っていろいろ意見を聞いたりとか、報告会をやったりとか、やっているような事例などもあるようですので、例えば行政が進められるようなタウンミーティングだとかパブリックコメントなどに、
議会側も一緒になってそこに出席して、住民の意見を聞きながら、当然その提案された内容について議会人として、そういう内容を踏まえて、住民の立場に立った内容を審議過程の中で反映できたらということで、協働型ということを申し上げさせていただきました。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) ただいま
生田目委員のほうから御説明あったわけでございますが、この件について他の
委員の
皆様方の御意見を
お願いいたしたいと思います。
◆
委員(
五十嵐伸) 今、御説明あったんですが、先ほどの
補助機関とかいろいろ、市民の意見を聞く機会、そういう形とちょっとダブっているのかなという感じはするんですが、前ちょっと議論したかどうかあれですけれども、先進事例で、議運なんかでも言ったんですが、そういうのをやっているところがあるんですけれども、結局市民の要望を聞くような形になっていると。例えば、そこの中で討論しても、要望だけでまとまらないというのがほとんどの事例みたいな話を聞きます。これはいいことでありますけれども、やっぱりいろいろな形、今回は議会報告、ほかもそうなんですけれども、やっぱり住民の方に議会が何をやっているかということの報告を一生懸命やるという形が一番いいのかなということで、広報を今度
委員会にするということになったと思うんで、これはやっぱりよく検討しないと、要望を聞く場になってしまうのかなという考えもありますから、あと、住民の方々に話すのにも、事前の説明とか何かいろいろしていかないと、まとまりがなくなってしまう感じになってしまうと思いますので、いろんなこれは検討しながらやったほうがいいのかなと思います。
◆
委員(
村山廣嗣)
協働型議会、今、ちょっと短時間の中の
生田目委員の説明でありましたので、理解しにくい部分がありますけれども、当局が住民説明をするときに、
議会側も行ってやったらどうだというようなことを言われておったんですが、
協働型議会の
制度化、私たち、この協働型の議会の
制度化という部分じゃなくて、ただそういうだけの説明の部分なら、議員が年に1回だとか2回とかそういう場を設けて、住民の意見を吸い上げるというんならば、それはそれなりの部分があろうと思うんです。その
協働型議会というのが、どうも私の頭では消化し切れないんですけれども、そんな部分ではどうなのかなという部分が私にはあります。
制度化というと、これは議会の中で決めていかなければならない部分がありまして、なかなか私の今、
生田目さんの説明だけの部分についてでは、ちょっと難しいのかなというふうに考えていますので、もう少しこの部分については協議を要するのかなと、理解してもらうような参考資料でも出してもらったり、何かしながらやっていかないと難しいのかなというふうな気がしております。
以上です。
◆
委員(森新男) 今の
協働型議会の
制度化ということですが、
生田目委員さんのほうからは、そのほかにいろいろ市民とのかかわりというものを重視している意見が何件かあるわけですが、大事なことだというふうに私も理解しております。
ただ、市民とのかかわりをする際に、やはり行政と議会というのは全く性格が違う。我々は提案することはできても、執行するという、そういう決定権はないわけです。
そういう意味で考えていきますと、市民とのいろんなかかわりを持って、いろいろ議会としてもやっていこうという趣旨はもっともなんですが、それをやる際に、じゃ一体どういった
考え方、理念で接していくのか、何か議会が出ていくと、何でもやってもらえるようになるんでないかという誤解を与えると、これは非常に困ることであるし、誤解を逆に招くということありますので、市民とのかかわり方ということについて、議会の協働型も含めて、今まで提案あったものについては、もっと議論を深めていく必要があるんじゃないかと思いますし、議会とのかかわりを、市民とのかかわりをどうするんだ、そういうことをきちんと議会の中で明確に持っていないと、大変な問題を引き起こすような、誤解を受けるようなことになると思っていますので、ここも慎重に検討していったらいいと思います。
◆
委員(
鈴木正勝) 協働型という観点という部分からしますと、これから特に重要になってくる部分だと思いますが、すべての分野で協働できる部分とできない部分、おのおのの
専門性も大事になってくるかと思うんですが、そういう部分では議会としても、今後のいろんな部分での政策立案とか、そういう部分で市民との協働という部分でどういうかかわりができるんだという、そういう部分ではこれからそういう部分を調査していくということは非常に大切なことだなと思っております。
○
委員長(
高橋秀勝) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、次に進みます。
次に、
刑事事件等で議会の名誉を傷つけた議員に対する制裁について、提案をいただきました水野副
委員長から
お願いいたします。
◆
委員(
水野敏夫)
皆さんも御存じのとおり、数年前に、これは事件にはならなかったんですが、市民のうわさが大変広がりまして、この議運に対しての制裁をというふうなことで市民の間では大変な騒ぎになったわけであります。市民の中には、議長が、じゃ、あんたやめてくださいというように言えば、すぐに首にできるよと思っている市民も大分多くいまして、ところが議会としては何らも制裁を加えることはできない。議会のほうでは2回ほど議員辞職勧告決議案をやったわけですが、それも法的には効力も何もなくて、本人の気持ち次第、考え次第というふうな形になっているわけです。
そこで、法的には難しいというのは十分わかっていますので、
須賀川市議会として何らかの申し合わせをしておいたらどうかというのがこの案件であります。最近は、
当局側のほうは例えば飲酒運転をやったらば即懲戒免職というふうな形で、そういうふうな制度をつくっている自治体等が大変多くなってきておりますので、議会でもそういうふうな一つの申し合わせをしておいてもいいんでないかと思ったので、この案を提出したところです。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) ただいまの水野副
委員長の提案の説明がございましたが、この件についてございませんか。
◆
委員(
村山廣嗣) 水野副
委員長の言っていることはもっともなんですけれども、何ら前のそういう事件というか、あれのときには効力を発揮しなかった。じゃ、果たしてそれを議会の中で決めて効力が発揮できるのかとなると、これまた難しい部分じゃなかろうかなと思うんですが、あくまでも法律にのっとると、やめなくてもいいというような部分じゃないかと思うんだけれども、その辺はそれでいいのか。
◎
議会事務局(
安藤基寛) ただいまの話題になっている部分でありますが、議員さんの身分というのは、かなりやはり厚く守られているところでございまして、出所進退等については、リコール以外のそういった手だてというものはないというのが現状であります。あくまでも、例えば申し合わせ等をやっても、個人のお考え一つというところが現状なんだろうとは考えておりますが、ある程度のそういった倫理的な拘束力とか、そういったものに訴えるというふうなことであれば、その申し合わせというふうなものも、ある程度は今までよりは確実に効果的なものなのかなというふうな感じはしますが、最終的な判断は、あくまでも議員さんの個人の判断にゆだねるほかはないというのが現状であります。
以上です。
◆
委員(
村山廣嗣) そうしますと、やはり効力的には発揮しないという部分であって、倫理的な部分の中でどういうふうにするかということを、これからやっぱり検討していったほうがいいのかなというふうに思います。
◆
委員(森新男) この件については、水野副
委員長さんも重々おわかりの上で、そういうことをなくしたいという考えから発言されたんだと思っていますので、私も何も言わないかなと思っていたんですが、先ほど
事務局からあったように、市の職員とか、それは市長が採用しているわけですから、採用権者でやめさせることができるわけですけれども、議会は、議員だけは、これ、選挙で選ばれてきているということですから、そういったことは及ばないということ。これらはもちろん水野委員さんも十分承知した上で話していると思っています。
ただ、倫理的なもので、議会でいろいろ申し合わせ事項をつくると、当然万引きやって悪いなんてことは、決めなくたって悪いということはわかっているわけだし、今まで国会とか、我々の上のお偉いさん方が決めている内容を見ても、こんなことを今さら言わなくてもという、笑われているのも現状ということを考えますと、いろいろと話し合いを進めていって、お互いにそういった認識の上で議員活動をやるという意味の話を進めることは、私は重要だと思いますが、これについてもいろいろ、いろんな議員さんの考えを聞くということにしたほうがいいんじゃないかと思います。
◆
委員(
鈴木正勝) 制裁につきましては、この
やり方という部分ではうんと幅が広いかと思うんですが、法的な部分からいきますと、これは法にのっとってということになるんですが、事件化しない疑惑の部分も含めまして、それが限りなく事実に近いというような判断の中でこの市民の議会に対する不信とか、そういうものに対しての制裁という部分では、以前の例がありました議員辞職勧告決議をした議員については、議会での発言を求めない、させないというのも、これも一つの制裁だと思うんですが、そういう部分では、その事例事例に応じて、議会がきちんと対応していくという部分での中で、規定がどうなのかという部分での論議というのは、一度しておいてもいいのかなという気はしております。
○
委員長(
高橋秀勝) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、次に進みたいと思います。
最後に、正副議長の
立候補制について、2名の委員から提案をいただきました。
初めに、鈴木委員。
◆
委員(
鈴木正勝) 現状の正副議長の選挙の仕方という形からしますと、一般市民が例えば傍聴に来ていまして、実際議長選挙になったときに、じゃ、だれが選ばれるのかという部分では全く不透明という部分では、非常にわかりづらいという意見がほとんどだと思うんですが、現実的に議会の代表を選ぶわけですので、これからやはり開かれた議会という視点からしますと、せめてどなたが議長候補として上がっているのかはっきりさせる中でやはり議長を選んでいくという形は、これから必要なのかなという気はしております。
以上でございます。
○
委員長(
高橋秀勝) 水野副
委員長。
◆
委員(
水野敏夫) 鈴木
委員と全く同じなんですか、規則からいえば、今の
やり方しかないと思っているんですが、もう少し工夫をして
やり方を変えられないかと。例えば、議場では難しいので、前日あたりに議員の全員協議会というか、全員に集まってもらって、ある程度候補者を絞るとか決めるとか、そういうふうな方向で、もっとわかりやすくできる方法があれば、そこを検討していただいたらどうかということです。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) この件につきまして、ほかの委員、ございませんか。
◆
委員(
八木沼久夫) 私もこの件に関しては賛成でございまして、やはり傍聴に来た市民の
皆さんに、だれが立候補したのかわかるようにするということと、できましたら議場において、その候補者がどういう考えのもとにその議会を統括していくのかという、趣旨説明といいますか、そういうものを明らかにした中で投票をするというようなことができればいいのではないかと思うんですけれども、その辺を御検討いただきたいなと思います。
○
委員長(
高橋秀勝) そのほかございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、以上で当初、課題協議スケジュールに上げました短期8項目、長期6項目について、一通り御意見を伺いました。冒頭に申し上げましたとおり、本日
皆様方から出されました御意見を取りまとめまして、後日配付をいたし、次回の
委員会でさらに協議を深めてまいりたいと考えております。
ここで、
事務局より、議長への報告事項のその後について、報告を願います。
◎
議会事務局(
安藤基寛) それでは、さきに議長に対して
調査報告をした課題等についてのその後について報告申し上げます。
まず、
議会運営委員会に係る部分についての
調査報告に関しましては、
議会運営委員会のほうでも9項目にわたり諮問を受け、その諮問に対する答申を3月に議長に対して行ったところであります。具体的には、本年度の中で、一般質問の
あり方を含めまして検討を重ねていこうというふうなことでの話し合いというものについては、3月の
委員会の中で出されまして、具体的には今週24日に
議会運営委員会を予定しておりまして、その中で今後の協議のスケジュールについては確認をし、その中で一般質問の
あり方または
調査報告、議会の本会議における
委員長の報告、継続調査事件に係る部分、こういった
調査報告が上がった部分について、今後1年間をかけて、
議会運営委員会の中では協議をしていこうというふうな中身になっております。
また、
予算決算特別委員会のほうに諮問すべきということで
調査報告を上げた部分につきましては、こちらも3月に諮問に対する答申が議長に対して出されております。その中では、
総務常任委員会で取り組まれている内容と、
予算決算特別委員会のほうで出された内容、そういったものが合致しているといいますか、そういうことで、
総務常任委員会のほうの今後の活動にある程度ゆだねる部分というのが具体的には出ております。
もう一つとしましては、分科会の名称、こちらについては、今まで特に分科会の名称を設けておりませんでしたが、総務分科会あるいは
建設水道分科会というふうな形で、
常任委員会の名称を付して分科会名とするというふうなところまで答申が上がって、この6月からそういった
取り組みで行われるものと考えております。
調査報告を上げた部分については、以上のようなその他の
委員会での進捗になっております。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) ただいまの
事務局からの御報告に御意見等ございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、これにて御了承願います。
最後に、
委員各位より、本
特別委員会の進め方や新たな課題についての意見等も含め、その他全般について御意見、御質疑ございませんか。
◆
委員(
水野敏夫) 今、
事務局からの中で、9月ごろまでに結審したいというふうな、この
委員会でも先ほどの確認なんですが、
議会運営委員会、それから
予算決算特別委員会も、当然その前に結論を出していただかないと結審できないと思うんですが、その点について。
◎
議会事務局(
安藤基寛) 今、御指摘の点に関しましては、
調査報告書として議長に対して諮問すべきというふうなものが上がりました。その諮問に対する答申は既に上がっております。その中で特筆すべきといいますか、一般質問であるとか、その他、総括質疑の
あり方、あるいは先例の
見直しというものについて、
議会運営委員会のほうで1年間かけて、これは
議会運営委員会の活動として取り組むというふうな意味合いでの説明をさせていただきました。したがいまして、
調査報告に対して行われた諮問については、3月の段階で既にそれぞれの
委員会としては答申をしているというふうな状況であります。
以上です。
○
委員長(
高橋秀勝) ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○
委員長(
高橋秀勝) なければ、議長に対し、本日の会議経過の報告及び
議会改革調査に関する事項について、継続して調査したい旨を申し入れることといたします。
本日の
議会改革調査特別委員会は、これにて閉会といたします。
御苦労さまでした。
午前11時15分 閉会
───────────────────────────────────────
須賀川市議会委員会条例第31条の規定により署名する。
平成20年4月21日
須賀川市議会 議会改革調査特別委員長 高橋秀勝...