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12月06日-01号

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  1. 白河市議会 2019-12-06
    12月06日-01号


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    令和 1年 12月 定例会12月白河市議会定例会会議録 第1号---------------------------------------             令和元年12月6日 (金曜日)---------------------------------------議事日程 第1号         令和元年12月6日(金曜日) 午前10時00分開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 議案第115号 決算の認定について(継続審査案件)第4 議案第119号 専決処分の承認を求めることについて第5 議案第120号 専決処分の承認を求めることについて第6 議案第121号 専決処分の承認を求めることについて第7 議案第122号 専決処分の承認を求めることについて第8 議案第123号 専決処分の承認を求めることについて第9 議案第124号 白河老人福祉センター条例の一部を改正する条例第10 議案第125号 白河大信農村環境改善センター条例の一部を改正する条例第11 議案第126号 白河産業プラザ条例の一部を改正する条例第12 議案第127号 白河白河関森公園条例の一部を改正する条例第13 議案第128号 白河南湖公園翠楽苑条例の一部を改正する条例第14 議案第129号 白河学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例第15 議案第130号 白河市立図書館条例の一部を改正する条例第16 議案第131号 白河公民館条例の一部を改正する条例第17 議案第132号 白河東文化センター条例の一部を改正する条例第18 議案第133号 中山義秀記念文学館条例の一部を改正する条例第19 議案第134号 白河市たいしんふれあいセンター条例の一部を改正する条例第20 議案第135号 白河運動公園条例の一部を改正する条例第21 議案第136号 白河武道館条例の一部を改正する条例第22 議案第137号 白河小田川市民センター条例の一部を改正する条例第23 議案第138号 白河サンフレッシュ白河条例の一部を改正する条例第24 議案第139号 白河市民体育館条例の一部を改正する条例第25 議案第140号 白河多目的研修センター条例の一部を改正する条例第26 議案第141号 白河農林漁業者等健康増進施設条例の一部を改正する条例第27 議案第142号 白河農村集落多目的共同利用施設条例の一部を改正する条例第28 議案第143号 白河聖ケ岩ふるさと森条例の一部を改正する条例第29 議案第144号 白河行政財産使用料条例の一部を改正する条例第30 議案第145号 白河公設地方卸売市場条例の一部を改正する条例第31 議案第146号 白河きつねうち温泉健康館及び白河東交流宿泊館条例の一部を改正する条例第32 議案第147号 白河白河駅前イベント広場条例の一部を改正する条例第33 議案第148号 白河道路占用料徴収条例の一部を改正する条例第34 議案第149号 白河河川流水占用料等徴収条例の一部を改正する条例第35 議案第150号 白河公共物管理条例の一部を改正する条例第36 議案第151号 白河都市公園条例の一部を改正する条例第37 議案第152号 白河白河文化交流館条例の一部を改正する条例第38 議案第153号 白河中心市街地市民交流センター条例の一部を改正する条例第39 議案第154号 白河市旧脇本陣柳屋旅館建造物群条例の一部を改正する条例第40 議案第155号 白河斎場条例の一部を改正する条例第41 議案第156号 白河霊園条例の一部を改正する条例第42 議案第157号 白河ゴルフ場条例の一部を改正する条例第43 議案第158号 白河会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例第44 議案第159号 白河特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例第45 議案第160号 白河会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例第46 議案第161号 白河手話言語条例第47 議案第162号 白河水道事業及び工業用水道事業設置等に関する条例の一部を改正する条例第48 議案第163号 白河下水道事業設置等に関する条例第49 議案第164号 白河市浄化槽の整備に関する条例の一部を改正する条例第50 議案第165号 ひがし保育園建設事業建築工事請負契約について第51 議案第166号 訴えの提起について第52 議案第167号 小田川市民センター指定管理者指定について第53 議案第168号 東直売所「ふれあいの里」の指定管理者指定について第54 議案第169号 産業プラザ指定管理者指定について第55 議案第170号 聖ケ岩ふるさとの森の指定管理者指定について第56 議案第171号 白河白河ゴルフ倶楽部指定管理者指定について第57 議案第172号 きつねうち温泉健康館及び白河東交流宿泊館指定管理者指定について第58 議案第173号 南湖公園翠楽苑指定管理者指定について第59 議案第174号 白河文化交流館指定管理者指定について第60 議案第175号 白河武道館指定管理者指定について第61 議案第176号 白河市民体育館指定管理者指定について第62 議案第177号 令和元年度白河一般会計補正予算(第4号)第63 議案第178号 令和元年度白河国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第64 議案第179号 令和元年度白河後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第65 議案第180号 令和元年度白河公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)第66 報告第12号 専決処分の報告について---------------------------------------◯本日の会議に付した案件 日程第1から日程第66まで 休会の件---------------------------------------◯応招議員(24名)    1番 大木絵理     2番 吉見優一郎    3番 鈴木裕哉    4番 高畠 裕     5番 戸倉宏一     6番 荒井寿夫    7番 根本建一     8番 室井伸一     9番 緑川摂生   10番 柴原隆夫    11番 北野唯道    12番 水野谷正則   13番 佐川京子    14番 藤田文夫    15番 大花 務   16番 縄田角郎    17番 石名国光    18番 高橋光雄   19番 大竹功一    20番 筒井孝充    21番 山口耕治   22番 須藤博之    23番 深谷 弘    24番 菅原修一◯出席議員   応招議員のとおり---------------------------------------◯説明のため出席した者   市長 鈴木和夫           副市長 圓谷光昭   市長公室長 藤田光徳        市長公室担当理事 鈴石敏明   総務部長 木村信二         市民生活部長 川瀬忠男   保健福祉部長 鈴木 正       産業部長 井上賢二   建設部長 鈴木由起彦        水道部長 伊藤公一   表郷庁舎振興事務所長 角田喜一   大信庁舎振興事務所長 菅森利栄   東庁舎振興事務所長 森 正樹    会計管理者 大谷成孝   総務課長 佐藤 伸         教育長 芳賀祐司   教育委員 北條睦子         選挙管理委員 齋須良夫   農業委員会長 矢野正則---------------------------------------◯事務局職員出席者   事務局長 齋藤 稔          事務局次長 橋本喜人   事務局次長補佐庶務調査係長 星 嘉一   事務局次長補佐議事係長 本宮秀勝  事務局主任主査 深谷秀之---------------------------------------     午前10時00分開会 ○菅原修一議長 おはようございます。定足数に達していますので、ただいまから令和元年12月白河市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 この際、申し上げます。 さきの台風19号から間もなく2カ月が経過いたしますが、とうとい命を犠牲にされた方々に対しまして衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災されました皆様に心よりお見舞いを申し上げます。--------------------------------------- △新任の挨拶 ○菅原修一議長 次に、日程に入る前に、去る9月25日付で新任されました教育委員会委員から挨拶があります。 北條教育委員。     〔北條睦子教育委員 登壇〕 ◎北條睦子教育委員 おはようございます。 私は、去る9月25日に教育委員に任命されました北條睦子と申します。 任命の御同意をいただきまして、衷心よりお礼を申し上げます。これよりは一意専心の気持ちを持って教育委員としての職務を果たす所存でございますので、御指導どうぞよろしくお願い申し上げます。---------------------------------------菅原修一議長 次に、諸般の報告を行います。 議員の会議出席状況につきましては、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので御了承願います。---------------------------------------日程第1 会議録署名議員の指名 ○菅原修一議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において根本建一議員室井伸一議員緑川摂生議員を指名します。---------------------------------------日程第2 会期の決定 ○菅原修一議長 日程第2、会期の決定を議題とします。 委員長の報告を求めます。 石名議会運営委員長。     〔石名国光議会運営委員長 登壇〕 ◆石名国光議会運営委員長 おはようございます。 御報告を申し上げます。 本委員会は、去る12月4日に委員会を開き、議長から諮問された今期定例会の会期及び会議日程について協議を行いました。 その結果、今期定例会の会期は、諮問のとおり本日から12月19日までの14日間とすることに決定しました。また、会議日程についても、お手元に配付の日程表のとおり決定を見ましたので、あわせて御報告を申し上げます。 以上であります。 ○菅原修一議長 お諮りをします。今期定例会の会期は、ただいまの委員長報告のとおり、本日から12月19日までの14日間とすることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から12月19日までの14日間とすることに決定をしました。---------------------------------------日程第3 議案第115号 ○菅原修一議長 日程第3、継続審査に係る議案第115号を議題とします。 委員長の報告を求めます。 緑川摂生決算審査特別委員長。     〔緑川摂生決算審査特別委員長 登壇〕 ◆緑川摂生決算審査特別委員長 おはようございます。 議案第115号決算の認定についてでありますが、本特別委員会は、去る9月25日に議案の付託を受けて以来、10月28日から3日間にわたり委員会を開き、審査を行いました。その審査経過の概要と結果について御報告を申し上げます。 28日、29日の両日は、各委員において執行部からの聞き取りを実施し、資料提出を受け、個別審査を行ってまいりました。その後、11月1日には質疑、採決が行われました。 質疑では、初めに、台風19号の緊急的な災害対応財政調整基金を約7億円活用したことから、寄金の重要性及び必要性について改めて認識したこともあり、財政調整基金減債基金公共施設等整備基金の3基金積み立て考え方と今後の計画についての質疑がありました。 まず、財政調整基金では、年度間の財源の不均衡の調整及び経済不況等による大幅な税収減や災害の発生等による緊急対応を要する財政需要に充てるための基金であり、地方財政法第7条の規定に基づき、毎年決算で生じた剰余金基金積み立てしており、長期的視野に立ち、厳しい財政状況の中でも意識的に基金積み立てを行ってきた。 本市では、平成28年度から合併特例期間終了により普通交付税が毎年5億円程度の大幅な減額となっているが、その財源不足への対応、さらには、東日本大震災や今回の台風19号災害など自然災害発生等による想定外の支出に対して、資金を保有していたので的確に対応できたものと考えている。今後も少子高齢化経済状況による税収減が危惧されることに加え、想定を超えた自然災害の発生時に備え、一定程度基金を確保しながら安定した財政運営を図っていくとの答弁がありました。 また、減債基金公共施設等整備基金についても同様に、基金積み立て考え方と今後の計画について答弁がありました。 続きまして、基金の状況は県内13市と比較してどのような状況にあるのかとの質疑があり、県内13市の平成30年度末基金残高市民1人当たりの額で比較すると、本市の財政調整基金市民1人当たり5万3000円、多いほうから8番目で、13市平均の6万円よりも低い状況である。また、財政調整基金減債基金、その他特定目的基金の合計では、市民1人当たり17万6000円で、多いほうから5番目となっているが、13市平均の21万8000円より低い状況となっている。今後とも一定規模基金を保有しながら安定した財政運営を行っていくとの答弁がありました。 次に、国民健康保険特別会計について、2億5080万3000円の余剰金繰越金が出た理由、国保基金の年度末残高推移、被保険者に対する還元について質疑がありました。 繰越額が出た理由については、歳入に関して、国保税収入収納努力等の理由により増加したことに加え、29年度からの繰越金から約1億8300万円を歳入に繰り入れたことが主な要因である。国保基金の年度末残高は、28年度が9億2600万円、29年度が8億5299万9000円、30年度が10億267万円となっている。 国保基金については、今後、団塊の世代が後期高齢者医療保険へ移行し、被保険者数が減少するため、国保税収入が減少すると見込んでおり、さらには、被保険者高齢化や医療の高度化により1人当たり医療費は増加が予想され、県へ納付する国保事業費納付金については、将来において増額になると考えている。これらを考慮し、安易に国保税率を上げるのではなく、可能な限り税率の上昇を抑え、被保険者の負担を軽減すること、医療費適正化健康増進のための施策などに幅広く国保基金を活用していくとの答弁がありました。 そのほか、まちづくりひとづくり事業の具体的な事業実績や、シティプロモーション基本方針策定プロセスなどについて質疑と答弁がありました。 その後、本案に対する質疑を終了し、起立による採決を行った結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。 今回の委員会は、台風19号の影響で日程変更を余儀なくされました。執行部におかれましては、表郷庁舎での審査という不便さに加え、台風被害の対応の大変な状況の中、丁寧な説明に努められましたことを感謝を申し上げます。 また、各委員の皆様には、初めての質疑通告制という限られた時間の中で、70項目にも及ぶ審査をしていただきました。大変お疲れさまでした。 さらに、議会事務局皆様の御協力がありスムーズな進行ができましたことを御礼申し上げます。 結びに、本委員会が今後の市民満足度向上に役立つことを願います。 以上、報告とします。 ○菅原修一議長 委員長の報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論を行います。 深谷弘議員。     〔深谷弘議員 登壇〕 ◆深谷弘議員 おはようございます。 平成30年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 昨年3月定例会の平成30年度一般会計予算案の討論で指摘したとおり、新規事業として、白河っ子すくすく赤ちゃんクーポン券支給事業マイタウンわくわくパーク整備事業など、子育て支援についてある程度配慮された予算になったことは評価できると思います。 しかし、税金の使い方という点では、相変わらず市民が要求するところ、必要なところにお金が回らず、多額の基金積立金はそのまま手がつけられていない状況であります。 具体的に申し上げますと、平成30年度決算における余裕財源、すなわちいつでも自由に使える財源である財政調整基金減債基金公共施設等整備基金の現在高は合計で80億8928万5000円となっており、年間の市税収入額約91億円と比べると、その額の大きさがわかります。この1年間だけ見ると約1億7000万円減っているものの、平成18年度、合併当初の合計額約17億円と比べると、実に4.76倍にもなっております。先ほど決算審査特別委員長の報告の中で県内13市の比較について述べられましたけれども、13市ともに多額の積立金となっており、その順位が上位であろうと下位であろうと、多いことにかわりはありません。 9月定例会一般質問でも議論いたしましたが、これらの積立金について市は、将来の安定的な財政運営のためと説明し、正当化しておりますが、これでよいのでしょうか。市民が要求するところ、必要なところに使ってこそ、生きたお金の使い方になるのではないでしょうか。市民が要求すると、市からは財政が大変だ、財源がないという答えが常套句のように返ってまいります。 景気低迷が続き、給料や年金などの家計収入はふえず、個人消費が冷え込んでいるところに消費税10%増税が強行されました。国は、消費税社会保障のために必要だと言いながら、2度の増税で社会保障はよくなるどころか給付は減らされ、負担はふえるばかり、悪くなっているのが実情であります。そういう中で、市民暮らしは本当に大変であります。今こそ市民暮らしを支える温かい施策が求められているのではないでしょうか。 これまでに繰り返し申し上げてまいりましたが、例えば、子育て支援及び少子化対策として、小学校中学校給食費無料化に必要な財源は年間約2億5000万円程度、当面一部助成から始める方法もあります。県南地域においても、県内においても、多くの自治体で給食に対する助成が今行われているところであります。また、市民負担軽減のためのごみ袋料金の引き下げには、年間7200万円あれば実現できるわけであります。まさに、やる気になればできる金額であります。 したがって、平成30年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算については反対を表明するものであります。 最後に、来年度、令和2年度予算編成におきましては、基金積立金を積極的に活用し、市民要求に応え、必要なところにお金が使われるよう強く要望し、討論を終わります。 ○菅原修一議長 室井伸一議員。     〔室井伸一議員 登壇〕
    室井伸一議員 議案第115号平成30年度決算の認定について、私は賛成の立場から討論をいたします。 御承知のとおり、決算審査は、議会で議決された予算がいかに適正にかつ効果的に執行されたかを審査するものであります。このたびの決算につきましても、この趣旨を念頭に、慎重に審査を行った結果、年度を通して目的に沿って的確に執行されていることが確認ができました。 平成30年度予算は、「ひと」を育て、「ひと」が輝き、「まち」に活力をテーマに、将来にわたり市を支えていく貴重な財源である「ひと」を育て、市民一人一人が生き生きと暮らし、そして、未来の白河を活力に満ちた町にするために、実効性の高い予算配分となったところであります。 決算の内容を見ますと、「ひと」を育てる事業では、白河っ子すくすく赤ちゃんクーポン券事業病児保育園整備事業、「ひと」が輝く事業では、コワーキングスペース事業や三世代同居等支援事業、「まち」に活力の事業では、小峰城跡ホープツーリズム拠点整備事業マイタウンわくわくパーク整備事業など、各テーマに沿った事業が確実に実施されております。 また、東日本大震災で被災した小峰城災害復旧事業釜子小学校校舎建設事業が完了するなど大型事業も確実に実施されるとともに、各分野にわたり必要な課題を的確に捉え、効果的に事業を推進しており、その内容は市民の要望に十分応えるものであったと認識をしております。 財政指標を見ますと、これまで各種事業において国県補助金を有効に活用して生み出した財源を債務の繰上償還基金積み立てに充ててきた効果により、実質公債比率を初めとした公債関係の指標は安定して低い水準で推移しております。 また、今後の歳入の減少や災害の発生等による必要やむを得ない財政需要に備えるなど長期的視野に立ち、安定した財政運営を確保するため基金を保持してきたことにより、今回の台風19号災害の発生においても的確に対応できたものと考えております。 さらに、自主財源の根幹をなす市税においても精力的に徴収税率向上対策に取り組んできた結果、現年課税分が99.3%と、27年度以降99%台を確保したことに加え、これまで実施してきた企業誘致各種支援が実を結び、固定資産税償却資産が4億円も増加したことで、市税総額が初めて90億円を超えております。自主財源の確保に積極的に取り組み、将来に向けて安定した財政運営を図られている点は大いに評価すべきものと考えております。 以上、申し上げましたとおり、財政の健全性に配慮しつつ、市民生活に密着した身近な事業から大型事業まで幅広く市民福祉の向上や市勢の伸展につながる諸施策が適切に実行されたものと判断し、私は本決算の認定に賛成すべきものと考えます。 以上でございます。 ○菅原修一議長 これにて討論を終了します。 これより採決します。本案に対する委員長の報告は認定であります。 本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○菅原修一議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。---------------------------------------日程第4 議案第119号~日程第66 報告第12号 ○菅原修一議長 日程第4から日程第66までの議案62件、報告1件を一括して議題とします。 提出議案に対する提案理由の説明を求めます。 鈴木和夫市長。     〔鈴木和夫市長 登壇〕 ◎鈴木和夫市長 12月市議会定例会の開会に当たり、当面する重要な議案を提出をいたしました。 以下、その概要について説明を申し上げますが、その前に諸般の情勢について申し上げます。 まず、台風19号による災害について申し上げます。 去る10月12日、台風19号が記録的な大雨を伴いながら関東、東北地方を縦断し、福島県内各地でも河川の氾濫等により交通網の寸断や家屋の浸水が相次ぎました。 本市におきましても、1日の降水量が過去最多の368.5ミリを記録し、2名の方が犠牲となり、家屋についても全半壊、浸水を合わせ約90棟の被害が発生をいたしました。 ここに改めて2人の犠牲者の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々に対しまして心からお見舞いを申し上げます。 また、この大雨により旗宿から表郷へと流れる社川の堤防が決壊し、農作物や農業用施設、道路、橋梁などに大きな被害をもたらしました。現段階において、その額は、公共土木、農地、教育施設、文化財など、総額で90億円を超えると見込んでおります。 市では、この災害に迅速に対応するため、10月15日には、当座必要と見込まれる金額について国県補助金のほか財政調整基金約7億円を取り崩し、総額70億円余の関連予算を専決をいたしました。現在、国県や友好都市の行田市、桑名市、さらには、西郷村の職員の派遣も受けながら、780件を超える農地、土木災の災害査定の準備や土砂の撤去に、職員一丸となって対応をしております。また、被災者に対する各種市税の減免、災害見舞金の支給、市営住宅の無償提供等のほか、農業用施設の復旧に必要な経費や営農再開に向けた助成の準備を進めているところであります。 加えて、災害復旧には多額の費用を要することから、全国市長会として、国に対し手厚い財政支援を緊急に要請したこともあり、早期の激甚災害の指定が実現したほか、住宅に入り込んだ土砂や農地に堆積した稲わらの撤去等に対する支援も講じられるようになりました。 また、県においても、被災した世帯に対する民間賃貸住宅の借り上げや住宅再建の支援、農家に対する低利の営農資金の融資などを行うこととしております。特に、内堀知事は、被害の大きかった本市の農地や白川城跡、南湖公園などの重要文化財の状況について、本市に2度視察をされましたが、その折に、復旧が長引くことによって農家の営農意欲が失われることのないよう、また、地域の宝である文化財の修復が早期に復元されるよう、その支援を強く要望したところであります。 今後とも被災者支援に係る情報収集に努め、1日も早い復旧と生活再建に向け全力を挙げてまいる所存であります。 次に、白河第一小学校の栄冠について申し上げます。 きのうも福島民報の社説にも掲載をされましたが、先月3日に郡山市で開催をされました日本学校合奏コンクール全国大会のソロ・アンド・アンサンブルコンテストにおいて、白河一小の器楽クラブが最高賞である文部科学大臣賞を2年連続で受賞し、白河市の明るい話題となりました。子供たちが日々積み重ねてきた努力の成果をたたえるとともに、音楽の魅力を伝え、熱心に指導に当たられた先生方の情熱に深く敬意を表するものであります。子供たちの奏でるハーモニーが伝統となり、私たちに元気を与え、あすの力となるよう、これからも一層の活躍を御期待を申し上げます。 それでは、提出議案について説明を申し上げます。 議案第119号から議案第123号までの専決処分の承認を求めることについての5議案でありますが、いずれも令和元年台風19号の暴風雨により被害が発生し、緊急の災害復旧に要する予算措置が必要となったため、地方自治法第179条第1項の規定により予算の補正について専決処分したので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めようとするものであります。 次に、議案第124号白河老人福祉センター条例の一部を改正する条例から議案第157号白河ゴルフ場条例の一部を改正する条例までの34議案につきましては、各施設の使用料の改定等を行うものであります。 次に、議案第158号白河会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整理に関する条例から議案第160号白河会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例までの3議案につきましては、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する事項を定める条例を制定するほか、特別職の範囲を改めるなど、関係する条例について所要の改正を行うものであります。 次に、議案第161号白河手話言語条例につきましては、手話が言語であるとの認識に基づき、手話に対する理解の促進及び手話の普及に関する基本理念を定め、全ての市民がともに生きる地域社会を実現することを目的に、この条例を制定するものであります。 次に、議案第162号白河水道事業及び工業用水道事業設置等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、引用する条項を整理するため所要の改正を行うものであります。 次に、議案第163号白河下水道事業設置等に関する条例につきましては、地方公営企業法の財務規定を適用した下水道事業を設置し、その経営の基本に関する事項を定めるため、この条例を制定するものであります。 次に、議案第164号白河市浄化槽の整備に関する条例の一部を改正する条例につきましては、大型合併浄化槽設置工事に係る分担金について、納入方法に関する規定を加えるなど、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第165号ひがし保育園建設事業建築工事請負契約については、工事の請負契約を締結するものであります。 次に、議案第166号訴えの提起については、市営住宅の不法占用に関し、訴えの提起をするものであります。 次に、議案第167号小田川市民センター指定管理者指定についてから議案第176号白河市民体育館指定管理者指定についてまでの10議案は、指定管理者に公の施設の管理を行わせるものであります。 次に、報告第12号専決処分の報告については、市道の管理瑕疵に伴う事故に係る損害賠償について専決処分したので、報告するものであります。 なお、議案第177号令和元年度白河一般会計補正予算(第4号)から議案第180号令和元年度白河公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)までの内容につきましては、副市長から説明を申し上げます。 ○菅原修一議長 圓谷副市長。     〔圓谷光昭副市長 登壇〕 ◎圓谷光昭副市長 補正予算書の1ページをごらんください。 議案第177号令和元年度白河一般会計補正予算(第4号)でありますが、第1条は、歳入歳出予算の総額に7億8657万9000円を追加し、予算総額を381億7114万4000円と定めようとするものであります。 第2条は、継続費の変更をしようとするものであります。 第3条は、債務負担行為の追加をしようとするものであります。 第4条は、地方債の変更をしようとするものであります。 第5条は、一時借入金の借り入れの最高額を55億円としようとするものであります。 次に、10ページをごらんください。 議案第178号令和元年度白河国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でありますが、第1条は、歳入歳出予算の総額に1億1467万9000円を追加し、予算総額を57億93万6000円と定めようとするものであります。 次に、15ページをごらんください。 議案第179号令和元年度白河後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でありますが、第1条は、歳入歳出予算の総額から20万3000円を減額し、予算総額を6億1285万9000円と定めようとするものであります。 次に、20ページをごらんください。 議案第180号令和元年度白河公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、第1条は、歳入歳出予算の総額に251万8000円を追加し、予算総額を21億7081万6000円と定めようとするものであります。 なお、各会計の歳入歳出予算の補正内容につきましては、各会計の第1表歳入歳出予算補正及び事項別明細書をごらんください。 ○菅原修一議長 これにて提案理由の説明を終わります。--------------------------------------- △休会の件 ○菅原修一議長 お諮りをします。議案調査のため、12月9日から12月11日までの3日間は休会することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、12月9日から12月11日までの3日間は休会とすることに決定をしました。---------------------------------------菅原修一議長 以上で本日の日程は全て終了しました。 12月12日は定刻から会議を開き、一般質問並びに上程議案に対する質疑を行います。 本日はこれにて散会をします。     午前10時37分散会---------------------------------------...