いわき市議会 > 1992-08-12 >
08月12日-04号

  • "管理運営委託費"(/)
ツイート シェア
  1. いわき市議会 1992-08-12
    08月12日-04号


    取得元: いわき市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-12
    平成 4年  8月 定例会              平成4年8月12日(水曜日)            ―――――――――――――――――議事日程 第4号 平成4年8月12日(水曜日)午後1時開議 日程第1 議案第1号~議案第36号及び請願第21号並びに平成3年12月定例会より継続審査中の請願第13号、平成4年3月定例会より継続審査中の請願第15号~請願第19号(委員長報告~採決) 日程第2 議案第37号及び議案第38号(追加提案理由説明~採決) 日程第3 議会案第1号(提案~採決) 日程第4 意見書案第1号(提案理由説明~採決)       ―――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件           〔議事日程第4号記載事件のとおり〕       ―――――――――――――――――――――――――出席議員(42名)1番      会田久君        2番      藁谷利男君3番      吉田紹雄君       4番      小松孝久君6番      鈴木久司君       7番      猪狩勝省君8番      平間文正君       9番      鈴木博君10番     渡辺藤一君       11番     八代吉時君12番     野地登久雄君      13番     大平菊男君14番     中野次男君       15番     中村義達君17番     出沢政雄君       18番     樫村弘君20番     芳賀定雄君       21番     高橋明子君22番     宮川えみ子君      23番     鈴木利之君24番     吉田正登君       25番     水野谷半君26番     佐藤芳博君       27番     諸橋義隆君28番     坂本登君        29番     若松昭雄君30番     白土和男君       31番     安藤正則君33番     瀬谷秀武君       35番     蒲生伸吾君36番     小野昌太郎君      37番     馬目清通君38番     永山哲朗君       40番     大平多太男君41番     間宮俊彦君       42番     矢吹康君43番     円谷裕一君       44番     斎藤誓之助君45番     坂本長一郎君      46番     政井博君47番     鈴木正平君       48番     大村哲也君欠席議員(1名)39番 菅波庄助君       ―――――――――――――――――――――――――説明のため出席した者市長      岩城光英君       助役        佐々木進君助役      山口忠宏君       収入役       渡邉淑夫君教育委員長   里見庫男君       教育長       飯島護君水道事業管理者 丹野尭君        代表監査委員    小野重喜君選挙管理委員会 村上有君        農業委員会会長   加茂欣夫君委員長総務部長    鈴木茂克君       企画部長      菊地賢一君財政部長    関口勝君        市民環境部長    田子庄也君福祉厚生部長  坂本研二君       農林経済部長    鎌田和夫君土木部長    佐藤直文君       都市建設部長    渡辺軍司君平駅周辺再開発 西山茂君        国体事務局長    鈴木正和君事務所長消防長     星康夫君        教育次長      白土長運君水道局長    坂本正行君       秘書課長      安敏郎君総務課長    小松鴻一君       ―――――――――――――――――――――――――事務局職員出席者事務局長    関場孝和君       次長(兼)     加倉井富夫総務課長    林博之君        議事調査課長主任主査(兼) 田子弘光君       議事調査課主幹   国井次郎君議事係長                (兼)課長補佐事務主任    山俊克君       主任主査(兼)   下山田隆彦君主事      遠藤義道君       調査係長                    主事        芳賀栄樹君            ―――――――――――――――――              午後 1 時00分 開議 ○議長(大平多太男君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、配付の議事日程第4号をもって進めます。       ――――――――――――――――――――――――― △日程第1 議案第1号~議案第36号及び請願第21号並びに平成3年12月定例会より継続審査中の請願第13号、平成4年3月定例会より継続審査中の請願第15号~請願第19号(委員長報告~採決) ○議長(大平多太男君) 日程第1、議案第1号から議案第36号まで及び請願第21号並びに平成3年12月定例会より継続審査中の請願第13号、平成4年3月定例会より継続審査中の請願第15号、第16号、第17号、第18号、第19号を一括議題といたします。       ―――――――――――――――――――――――――委員長報告文教常任委員長報告 ○議長(大平多太男君) 直ちに委員長の報告を求めます。文教常任委員会委員長諸橋義隆君。 ◆文教常任委員長諸橋義隆君) 〔登壇〕文教常任委員会の御報告を申し上げます。 去る7日の本会議において当委員会に付託されました案件は、条例案3件、補正予算案1件及び一般議案1件の計5件であります。当委員会は、この議案審査のため10日委員会を開催し、審査の結果、終了するに至りましたので、その経過と結果について御報告いたします。 まず議案第2号いわきアンモナイトセンター条例の制定について申し上げます。 本案は、アンモナイトなどの貴重な化石が埋蔵されている露頭を風化、変質から守るとともに、市民一般の方々へも観覧の機会を提供し、地学教育の普及に役立てる目的で、現在、大久地区に建設を進めているアンモナイトセンターが今秋オープンすることに伴い、本条例を制定するものでありますが、委員より「アンモナイトセンター教育文化事業団石炭化石館産業振興公社、海竜の里センターは海竜の里運営協議会とそれぞれ分割された管理になっている。地元の期待は誘客を図り地元の活性化につなげたいとしているため、横の連携ができる行政が必要ではないか。」との質疑に対し、当局より「アンモナイトセンター管理運営教育文化事業団に委託することについて、久之浜地区石炭化石館教育文化事業団の代表者、化石研究の学者、教育委員会の職員などで構成するアンモナイトセンター運営委員会を設置し、石炭化石館、海竜の里センターアンモナイトセンター3館の連携を密にし、誘客、地域活性化を図っていきたいと考えている。」との答弁がなされ、これを了とし、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号いわき奨学資金貸与基金条例の改正について申し上げます。 本案は、いわき市奨学資金としてクリナップ株式会社代表取締役社長井上強一氏より寄附のあった資金 200万円を、いわき市クリナップ株式会社奨学資金貸与基金として新たに本条例に加えるため所要の改正をするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第8号いわき文化センター条例の改正について申し上げます。 本案は、近年における情報網の発達及び交通網等の整備に伴い、演劇、音楽、伝統芸能などさまざまな文化活動の交流が図られ、その企画内容も多様化していることから、今回、これらの需要にこたえるため、文化センター大ホールの使用時間を1時間延長することとし、所要の改正をするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号平成4年度いわき市一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会付託分について申し上げます。 今回の主な補正内容は、本年9月以降、毎月の第二土曜を休業とする学校週五日制導入に伴い、円滑な実施を図るため、指導員設置上黒田公民館外2館の地域公民館建設補助金文化庁移動芸術祭歌舞伎公演に係る補助金及び今秋開館予定の(仮称)アンモナイトセンター管理運営委託費などに要するものが主なる補正であります。これらの内容について当局の詳細なる説明を徴し審査した結果、妥当なる予算措置と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第27号工事請負契約について申し上げます。 本案は、平成7年に開催される第50回国民体育大会高等学校硬式野球の会場となる平野球場の改修をするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、平成3年12月定例会より継続審査になっておりました請願第13号福島朝鮮学園に対し教育助成金などの助成措置を講ずることにつきましては、助成措置に対する委員の基本的な考え方をさらに十分審議し、論決すべきであるとの見解から、なお引き続き継続審査にすべきものと決しました。 以上で、文教常任委員会の御報告を終わります。       ―――――――――――――――――――――――――企画厚生常任委員長報告 ○議長(大平多太男君) 企画厚生常任委員会委員長宮川えみ子君。 ◆企画厚生常任委員長宮川えみ子君) 〔登壇〕企画厚生常任委員会の御報告を申し上げます。 去る7日の本会議より当委員会に付託されました案件は、予算案2件、請願1件の計3件であります。これら議案審査のため10日委員会を開催し、慎重に審査した結果、終了するに至りましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 初めに、議案第10号平成4年度いわき市一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会付託分について申し上げます。 今回の補正の主な内容は、第2款総務費については、地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律に基づく、地方拠点都市地域指定に向けた活動に要する経費及び海洋文化学習施設整備推進事業等に要する経費を計上したものであります。 また、第3款民生費については、社会福祉施設の資質向上を図るため、本年度から実施される社会福祉施設快適スペース創造事業を導入したことにより、2つの社会福祉法人が新増築する特別養護老人ホーム快適スペース事業に対する補助金を計上したほか、三坂保育所改築事業国民年金特別対策事業等に要する経費を計上したものであります。 さらに、第4款衛生費については、本年度から県の要綱の一部改正に伴い、新たに実施されることとなった精神障害者通所小規模作業所運営費補助金等を計上したものであります。 審査の過程において、快適スペース創造事業導入前後の補助内容の相違点について資料を提出させ、詳細なる説明を徴したほか、当該事業における既存施設取り扱い等について質疑応答がなされましたが、当局の説明を了とし、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号平成4年度いわき市老人保健特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。 本案は、平成3年度の老人医療費県負担金の超過交付による収入超過分を返還するための補正であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、請願第21号国民健康保険税大幅引き下げを求めることについて申し上げます。 本案は、平成4年度末で9億 3,000万円の積立額となる国民健康保険基金を取り崩し、国民健康保険税の大幅な引き下げを求めるものでありますが、「基金の必要性から、基金を全部取り崩すことには問題がある。さきの6月定例会において課税限度額を2万円引き上げることはやむを得ない措置として議決をしていることから、本請願は不採択とすべきである。」などの意見が出され、採決の結果、本請願は不採択とすべきと決しました。 最後に、平成4年3月定例会より継続審査となっておりました請願第15号から請願第19号までの5件について申し上げます。 請願第15号国保の資格証明書の発行をやめ国保税の引き下げを求めることについて、請願第16号大腸がん検診をいわき市成人病検診に含めて実施することについて、請願第18号市立養護老人ホーム「徳風園」の老朽化に伴い全面改築を求めることについて、請願第19号放射線技師養成学校を本市に設立又は誘致することについての4件については、いずれも引き続き調査検討が必要なことから、継続審査とすべきものと決しました。 請願第17号在宅介護手当の増額を求めることについては、委員より、「新年度の予算措置等について増額に向けた最大限の努力を当局に要望し、継続審査とすべきである。」との意見が出されたほか、「増額の実現に向け採択すべきである。」との意見が出され、採決の結果、起立多数で継続審査とすべきものと決しました。 以上で、企画厚生常任委員会の報告を終わります。       ―――――――――――――――――――――――――経済常任委員長報告 ○議長(大平多太男君) 経済常任委員会委員長坂本登君。 ◆経済常任委員長(坂本登君) 〔登壇〕経済常任委員会の御報告を申し上げます。 去る7日の本会議より当委員会に付託になりました案件は、補正予算案2件、その他の議案3件の計5件であります。これら議案審査のため去る10日当委員会を開催し、審査した結果、終了するに至りましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 まず、議案第10号平成4年度いわき市一般会計補正予算(第2号)のうち当委員会付託分について申し上げます。 本補正予算案の主な内容でありますが、第6款第1項農業費においては、県補助金が確定したことに伴い、第三期山村振興農林漁業対策事業及び新農山村漁村振興対策特別事業による農道舗装整備に要する経費、また、いわきブランド確立後期運動農産品推進事業によるいわき市のナシ及びイチゴを原料としたワインを開発するために要する経費、さらには土地改良事業県補助金の確定に伴う減額補正及び農道台帳の整備に要する経費であり、同じく第6款第2項林業費にあっては、県補助金の確定に伴う間伐促進強化対策事業林業構造改善事業及び林道開設・改良事業に要する経費であります。 さらに第7款商工費にあっては、夏井川渓谷キャンプ場整備事業に要する経費、第8款土木費にあっては、練習帆船海王丸が10月に小名浜港に寄港することに伴い、これを歓迎するとともに、市民フェスティバルの開催に係る小名浜港寄港歓迎委員会に対する補助金等の経費であり、第11款災害復旧費にあっては、去る6月21日の梅雨前線豪雨による被害を受けた農地及び農業用施設の復旧に要する経費であり、これらそれぞれの所要額について補正措置を講じようとするものであります。 審査の過程において、委員より、「いわきのナシとイチゴのワインを開発するというが、北海道池田町のように将来、当市においてもこれらワインを特産品として売り出す考えはないか。」との質疑に対し、当局より、「今回初めての試みであるため、その成果品を関係機関、報道機関、さらには市内の主な観光施設に配布してその反応を見るとともに、現在ワインを製造している他の市または町などを視察し、製造方法及び製造単価等について調査研究を重ね、将来、当市の特産品となるよう努力してまいりたいと。」の答弁がなされ、また委員より、「小名浜港の利用については円滑に進んでいないと聞くが、その対応策をどのように考えるか。」との質疑に対し、当局より、「昭和56年度から比較すると 136%の伸びとなっており、外国、内国の貿易はふえていると判断する。さらなる利用促進策としては、小名浜港と高速自動車道と直結する必要があると考えられる。また、官民一体となって組織されている小名浜港利用促進協議会が県内外の企業を訪問しPRするなどを行っているところであり、今後も当協議会をフルに活用し、ポートセールスをしていく考えである。」との答弁がなされました。 さらに、海水浴場のごみ対策の問題、観光キャラバン隊によるいわきの観光のPR方法などについて種々質疑応答が繰り返されたところでありますが、いずれも当局の答弁を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第15号平成4年度いわき市磐崎財産区特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 本補正予算案は、藤原公民館において、公民館活動用としての備品及び調理実習室の器具を購入するため、その相当額を当特別会計から繰り出すものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第24号、議案第25号及び議案第26号については、いずれも字の区域の変更についてでありますので、一括して御報告を申し上げます。 これら3件の議案の内容でありますが、1つに、四倉町戸田南地区土地改良事業の換地契約に基づき、四倉町戸田地区外5地区それぞれの一部について字の変更を行うもので、2つには、遠野町滝地区国土調査事業の結果、飛び地が存在していることから、その解消を図るため字の変更を行うもの、3つには、三和町差塩地区土地改良の換地計画に基づき、差塩地区の一部について字の変更を行うものであり、それぞれ地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 これら3件の議案は、当局からの詳細なる説明を了とし、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、経済常任委員会の報告を終わります。       ―――――――――――――――――――――――――建設常任委員長報告 ○議長(大平多太男君) 建設常任委員会委員長吉田正登君。 ◆建設常任委員長吉田正登君) 〔登壇〕建設常任委員会の御報告を申し上げます。 去る7日の本会議より当委員会に付託されました案件は、条例案1件、補正予算案3件、一般議案5件の計9件であります。これら審査のため10日委員会を開催し、慎重に審査した結果、終了するに至りましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第9号いわき市営住宅条例の改正について申し上げます。 本案は、公営住宅建替事業により用途廃止の承認を得た道珍A団地34戸及び施設の老朽化に伴う用途廃止の承認を得た七軒町団地外4団地95戸をそれぞれ条例別表から削除するため所要の改正をするものであります。 審査の過程で、委員より用途廃止後の跡地の利用方法等について質疑がありましたが、当局より、「ほとんどが借地であるため用途廃止後は返地する予定であるが、道珍団地については県営住宅と一緒に建て替えをする予定であり、七軒町団地については地権者より建て替えの要望があったが、区画整理を進めた上で用地を確保できれば建て替えをしたいが、非常に困難である旨の話をしてある。」との答弁がなされ、これを了とし、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号平成4年度いわき市一般会計補正予算(第2号)のうち当委員会付託分について申し上げます。 本補正予算案の主な内容は、市道渡戸下永井線道路舗装工事三町目紺屋町線の用地買収、公園管理・運営及び都市緑化事業のあり方についての調査、ふるさとの川モデル事業等に要する経費の補正であります。 審査の過程で、委員より、道路維持費の過去の経過等について質疑がなされましたが、「前年度比5%ほどの伸びで、その内容は、側溝、道路の維持補修である。補修方法については多様であるが、全体のバランスを保ちつつ、緊急を要するもの等の状況判断をして、市民の要望に迅速にこたえられるよう配慮していきたい。」との答弁がなされ、これを了とし、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第12号平成4年度いわき市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、植田東部土地区画整理事業渋川歩道橋架設に伴う負担金などや、平駅前第二土地区画整理事業補助内示による事業化等によるものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第13号平成4年度いわき市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案の主な内容は、東部浄化センターの改修に伴う単独事業、国・県道の整備、区画整理事業及び市営住宅の整備計画等他の事業との整合を図る面整備事業等に要する経費及び国・県の補助事業費の決定等によるものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第28号工事請負契約について申し上げます。 本案は、上荒川・水野谷町線(第2工区)の道路改良工事で、第50回国体に向け現在造成中の21世紀の森公園の整備計画にあわせ、暫定2車線で供用を開始するため施工するものであり、21世紀の森公園に関する道路事業全体の進捗状況等全体像の説明を徴した結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第29号工事請負契約について申し上げます。 本案は、鹿島町御代及び船戸地区の浸水解消を図るため、平成2年度より継続事業として施工している御代ポンプ場雨水ポンプ機械設備建設工事であり、当局の詳細な説明を徴した結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第31号事業委託契約について申し上げます。 本案は、第50回国体の関連競技施設である競技場を、都市公園事業により平成4年度から6年までの3カ年の継続事業として施工するため、事業を委託するものであり、当局の詳細な説明を徴した結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号事業委託契約について申し上げます。 本案は、いわきニュータウン第2住区内の小学校・商業施設・走熊公園と県立いわき公園を結ぶ鹿島緑道の整備を図るため事業を委託するものであり、当局の詳細な説明を徴した結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号財産取得について申し上げます。 本案は、1級市道上荒川水野谷町線の用地取得で、当路線は幅員6メートルと狭隘な上、カーブも多いことから、その解消を図るとともに、21世紀の森公園整備を初め周辺地域の発展に寄与する重要幹線道路として整備を図るため、幅員25メートル、4車線の基幹道路用地として、区間のうち一部用地を取得するものであります。 審査の過程で、委員より、「道路をつくるのにこのような広い用地が必要なのか。」との質疑がなされましたが、「21世紀の森全体構想にあわせて取得し、当面は残土処理用地として使用する。」との答弁がなされ、これを了とし、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、建設常任委員会の報告を終わります。       ―――――――――――――――――――――――――総務常任委員長報告 ○議長(大平多太男君) 総務常任委員会委員長若松昭雄君。 ◆総務常任委員長若松昭雄君) 〔登壇〕総務常任委員会の御報告を申し上げます。 去る7日の本会議より当委員会に付託されました案件は、条例案5件、補正予算案2件及び一般議案3件の計10件であります。当委員会は、これらの議案審査のため去る10日委員会を開催し、慎重に審査した結果、終了いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 まず、議案第1号いわき行政機構改革審議会条例の制定について申し上げます。 本案は、現行の行政機構の改善策について、広く市民の声を反映させるため、調査審議する附属機関としての審議会を設置するための条例を制定するものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第3号いわき市の休日を定める条例の改正について申し上げます。 本案は、いわき市完全週休二日制検討委員会の検討結果並びに国・県及び他市の状況等を踏まえ、本年10月1日から土曜閉庁方式による完全週休二日制を導入するため、必要な改正をするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号いわき市選挙公報の発行に関する条例の改正について申し上げます。 本案は、選挙公報の配布について、短期間での印刷、配布という状況にあるため、今回、新聞折り込みによる選挙公報の配布の規定を加えるため必要な改正をするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第5号いわき市職員の勤務時間に関する条例の改正について申し上げます。 本案は、完全週休二日制の導入に伴い、いわき市職員の勤務時間に関し必要な改正をするとともに、あわせて関連する条例についても必要な改正をするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第6号いわき市職員の退職手当に関する条例の改正について申し上げます。 本案は、完全週休二日制の導入に伴い、退職手当の支給に関して必要な改正をするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号平成4年度いわき市一般会計補正予算(第2号)のうち当委員会付託分について申し上げます。 今回の補正は、歳入については、譲渡所得の増による個人市民税を初めとする市税及び繰越金、歳出については、総務費における選挙執行経費、消防費における消火栓設置等にかかわる経費が主なものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第14号平成4年度いわき市競輪事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正は、青森、函館に開設する臨時冬期場外に係る経費が主なものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号財産取得について申し上げます。 本案は、平成4年度消防施設整備計画に基づき、老朽化した非常備消防用消防ポンプ自動車の更新を図るものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第34号財産取得について申し上げます。 本案は、平成4年度消防施設整備計画に基づき、老朽化した非常備消防用小型動力ポンプの更新を図るものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、議案第35号財産取得について申し上げます。 本案は、平成4年度消防施設整備計画に基づき、老朽化した常備消防用はしご付消防自動車の更新を図るものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。       ―――――――――――――――――――――――――
    △市民水道常任委員長報告 ○議長(大平多太男君) 市民水道常任委員会委員長芳賀定雄君。 ◆市民水道常任委員長(芳賀定雄君) 〔登壇〕市民水道常任委員会の御報告を申し上げます。 去る7日の本会議より本委員会に付託されました案件は、補正予算案5件、工事請負契約1件、決算の認定4件の計10件であります。これら議案審査のため10日及び11日の2日間にわたり委員会を開催し、審査を行った結果、終了するに至りましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。 まず、議案第10号平成4年度いわき市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会付託分について申し上げます。 今回の補正は、第2款総務費については、各駅前の駐輪場に係る借地料が値上げされたことに伴い、所要の予算措置を講ずるものであり、また、第4款衛生費については、内郷火葬場のバーナー更新に要する経費や、不燃物再資源化事業促進補助金、北部清掃センター電気集塵機改修に要する経費などを計上したものでありまして、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第16号平成4年度いわき市総合磐城共立病院事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。 今回の補正は、投薬番号表示装置の設置に要する予算であり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第17号平成4年度いわき市常磐病院事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正は、補助金の内定に伴う所要の予算措置及び裁判に要する弁護士費用について所要の予算措置を行うものであり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号平成4年度いわき市好間病院事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。 今回の補正は、暖房用温水配管の老朽化に伴い、配管を布設替えするに要する経費を計上したものであり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第19号平成4年度いわき市水道事業会計補正予算(第1号)については、配水管の布設等に要する所要の予算措置であり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第20号平成3年度いわき市総合磐城共立病院事業会計決算の認定について、議案第21号平成3年度いわき市常磐病院事業会計決算の認定について、議案第22号平成3年度いわき市好間病院事業会計決算の認定について、議案第23号平成3年度いわき市水道事業会計決算の認定について、以上4件については当局より詳細に説明を徴し、審査した結果、いずれも異議なく認定すべきものと決しました。 なお、審査の過程において、市立3病院がいずれも赤字決算であることに関し、病院経営を取り巻く環境の厳しさは、公立病院であるがゆえに不採算部門を維持すること等の事情は十分理解できるものの、病院においても経営改善のため全職員一丸となってさらなる努力をされたいとの要望がなされたことを付言いたします。 最後に、議案第30号工事請負契約について申し上げます。 本案は、北部清掃センターの電気集塵機改修工事について契約を締結するため、議会の議決を求めるものであり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、委員長報告を終わりますが、私は、今期をもって議員を引退することといたしました。4期16年にわたり、いわき市議会議員として市政発展のため、微力ではありますが、一生懸命努力することができましたことを大変光栄に思っている次第であります。また、この間、御指導、御厚情を賜りました議員各位並びに市長初め執行部の方々に深く感謝の意を表する次第であります。 皆々様のますますの御健勝と、我がいわき市の限りなき発展を心から祈念いたしまして、終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手) ○議長(大平多太男君) 以上で、委員長の報告は終了いたしました。 ここで、午後2時まで休憩いたします。発言の通告は、午後1時45分までといたします。              午後 1 時40分 休憩            ―――――――――――――――――              午後 2 時00分 開議 ○議長(大平多太男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑は終結いたしました。       ――――――――――――――――――――――――― △討論 △鈴木博君反対討論 ○議長(大平多太男君) これから討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。9番鈴木博君。 ◆9番(鈴木博君) 〔登壇〕9番鈴木博です。日本共産党いわき市議団を代表し、反対討論を行います。 去る平成4年3月議会より継続審査となっておりました企画厚生常任委員会に係る請願15号、16号、17号、18号及び19号について、企画厚生常任委員長報告は、いずれも継続審査とするものであり、また、今議会に提案された請願21号は不採択とするものであります。請願第15号、16号、17号、18号、19号については、十分な審査期間があったにもかかわらず、継続審査とすることは、今議会がいわき市議会議員任期満了となる直前の最終議会であって、事実上、これら請願を廃案、不採択とするものであります。私は、これら6件の請願について、委員長報告のように事実上の廃案となる継続審査とすること及び不採択とすることに反対し、いずれも願意妥当、採択すべきとの立場から討論を行います。 まず、請願第15号及び第21号は国民健康保険にかかわるものでありますので、一括討論をいたします。 この2つの請願は、1つは資格証明書の発行をやめること、2つは切り替えどきには遅滞なく全世帯に保険証を郵送すること、3つには基金9億 3,000万円を国保税減額に回すことなどを求めています。地方自治体であるいわき市の本来の責務は、市民の暮らしを守り、市民にサービスをすることが第一義的課題であります。しかし、軍事費をふやすため、福祉や教育費を削り、中でも国保に対しては、医療費の補助を45%から38.5%にカットしたこの臨時行政改革路線、それをそのまま市民にかぶせ、地方行革を推進するいわき市の行政は、民間企業のように経済的効率性を第一義的に考える行政へと大きく変わりつつあります。 いわき市行政は、このような自民党の悪政から市民の暮らしを守る防波堤の役目を果たすことができないばかりか、ともに加害者となって過酷な行政の執行者としての姿を見せ始めています。市行政は、住民の守り手から統治者へ、サービスは削って地方税は強化するという方向に進んでいます。福祉事務所と経済土木課は削られ、税務課だけが復活強化された内郷支所の姿は象徴的です。 こうした中で、1989年、平成元年5月、国民健康保険税を滞納していたため保険証を渡されず、医者にかかるのがおくれて、ひとり暮らしの52歳の男性が自宅で食道動脈瘤破裂で大量の出血をして死亡、2日後に発見されるということが起こりました。人の命を守るための国民健康保険が人の命を奪ったのです。資格証の発行や窓口交付という名の未交付によって無保険という危険な状態をなくすべきです。税収効果を上げるために人の命を天秤にかけることなどは許せないことであります。すべての国民の生存権を保証した憲法25条違反です。したがって、資格証発行と未交付をなくすことを求める請願は当然であり、これは採択すべきであります。 また、6年前、14.36 %と大幅な税の値上げを行ったことが、滞納者をさらに増大させてきた経過を見るならば、多くの市民にとって、その負担能力を超える過重なものとなっていることも明らかです。いわき市の国保税はそもそも余りに高過ぎるのです。国保税滞納問題の解決は、負担能力の枠の中の税額に引き下げる以外にありません。国保加入市民が「それでなくとも高い税金を取っておいて、黒字をつくって9億 3,000万円もの貯金をするとはとんでもない、許せないことだ。貯金する余裕があるなら減税に回せ。」と言っているのは当然のことです。まさに請願の趣旨は当を得て切実でさえあります。採択をすべきものであります。 次に、請願第16号大腸がん検診をいわき市成人病検診に含めて実施することを求める請願です。 便潜血検査は、大腸がんとポリープの早期発見にその有効性が認められております。市町村がこの事業を行う場合、費用の3分の2は国と県が負担することになっております。県も、本年度から予算化をしております。これを市の成人病検診に加えてほしいとするのは妥当な願いであり、科学の進歩の成果をわずかなお金で市民の命と健康を守るために積極的に活用することこそ求められています。これを廃案とすることは許されません。採択すべきであります。 続いて、請願第17号在宅介護手当の増額を求める請願について申し上げます。 年間1万 7,000円の在宅介護手当は、月にすれば 1,400円です。中学生の小遣いにもならない額です。今はおしめ代が月2万円から3万円かかる時代です。せめておしめ代をという介護家族の願いから余りにもかけ離れた実態です。仕事をやめて家族の介護に当たる市民も多く、これらの経済的負担を思うならば、この請願の趣旨を積極的に受けとめるべきであります。 次に、18号市立養護老人ホーム「徳風園」の老朽化に伴い全面的改築を求める請願について申し上げます。 徳風園改築問題については、去る3月議会で、我が党宮川議員が、徳風園の老朽化と施設内容は人間的尊厳さえ守れないと改築時期をただしたのに対し、市長自身も、施設老朽化については十分認識していると述べ、この改築は市も議会も一体となって進めるべきときに来ています。請願の趣旨は当然のこととして採択されるべきものと考えます。 最後に、請願第19号放射線技師養成学校を本市に設立又は誘致することについての請願について申し上げます。 これは医療機関における放射線技師不足があり、東日本にわずか13校の養成機関があるだけで、放射線技師の養成補てんが間に合わない状況にある中、1つとして、市が放射線養成学校を設立するか、または、2つとして、県立学校を誘致するよう市が努力することを求めているものであって、これこそ願意妥当、採択すべきものであります。 以上、申し上げました理由により、請願第15号、16号、17号、18号、19号は、事実上、廃案、不採択とすること及び21号を不採択とすることに反対し、いずれも願意妥当、採択をすべきものであります。 以上申し上げまして、私の反対討論を終わります。 ○議長(大平多太男君) これにて討論を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――― △採決 ○議長(大平多太男君) 直ちに採決いたします。 まず、平成3年12月定例会より継続審査中の請願第13号福島朝鮮学園に対し教育助成金等の助成措置を講ずることについて採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は継続審査であります。 本請願を委員長報告どおり決するに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は継続審査と決しました。 なお、継続審査と決しました本案は、当該委員会の閉会中の継続審査として付託いたします。 次に、平成4年3月定例会より継続審査中の請願第15号国保の資格証明書の発行をやめ国保税の引き下げを求めることについてから、請願第19号放射線技師養成学校を本市に設立又は誘致することについてまでを採決いたします。 以上5件の請願について、一括採決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認め、採決いたします。 改めてお諮りいたします。以上5件の請願に対する委員長の報告は継続審査であります。 5件の請願を委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(大平多太男君) 起立多数であります。よって、請願第15号、第16号、第17号、第18号及び第19号は、委員長報告どおり可決されました。 なお、継続審査と決しました5件の請願については、当該委員会の閉会中の継続審査として付託いたします。 次に、今議会に提出された議案について採決いたします。 議案第1号いわき行政機構改革審議会条例の制定についてから、議案第36号財産取得についてまで、以上36件を一括採決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認めます。 改めてお諮りいたします。各案に対する委員長の報告は可決、決算は認定すべきとするものであります。 各案を委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案どおり可決、決算は認定と決しました。 次に、請願第21号国民健康保険税大幅引き下げを求めることについて採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 本請願を委員長報告どおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                〔賛成者起立〕 ○議長(大平多太男君) 起立多数であります。よって、請願第21号は不採択と決しました。       ――――――――――――――――――――――――― △日程第2 議案第37号及び議案第38号(追加提案理由説明~採決) ○議長(大平多太男君) 日程第2、市長より追加提出になりました議案第37号及び議案第38号を一括議題といたします。       ――――――――――――――――――――――――― △市長提案理由説明 ○議長(大平多太男君) 提出者より提案理由の説明を求めます。岩城市長。 ◎市長(岩城光英君) 〔登壇〕ただいま上程いたしました議案第37号及び議案第38号の人事案件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第37号川部財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、9月30日をもちまして任期満了となります鈴木榮君を引き続き再任いたしたく、いわき市川部財産区管理会条例第3条の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 次に、議案第38号山田財産区管理委員選任の同意を求めることについてでありますが、9月30日をもちまして任期満了となります大河内政夫君を引き続き再任し、また、同委員であります皆川太門君、下山田利雄君の後任といたしまして、新たに安島克信君、鈴木昭衛君をそれぞれ選任いたしたく、いわき市山田財産区管理会条例第3条の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 以上、2議案に係るそれぞれの方々につきましては、人格、識見ともにすぐれ、お手元に配付しております経歴書のとおり、当該委員として適任と考えておりますので、よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(大平多太男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。       ――――――――――――――――――――――――― △採決 ○議長(大平多太男君) お諮りいたします。 ただいま上程の各案を直ちに採決することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認め、採決いたします。 まず、議案第37号川部財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 本案については、鈴木榮君に同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、鈴木榮君に同意することに決しました。 次に、議案第38号山田財産区管理委員選任の同意を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。議案に記載の3君を一括して採決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認め、一括して採決いたします。 改めてお諮りいたします。本案については、大河内政夫君以下3君に同意することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は大河内政夫君以下3君に同意することに決しました。       ――――――――――――――――――――――――― △日程第3 議会案第1号(提案~採決) ○議長(大平多太男君) 日程第3、議会案第1号いわき市議会委員会条例の改正についてを議題といたします。 お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認めます。よって、本案については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。       ――――――――――――――――――――――――― △採決 ○議長(大平多太男君) お諮りいたします。本案を直ちに採決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認め、そのように決定いたし、直ちに採決いたします。 本案を原案どおり決するに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。       ――――――――――――――――――――――――― △日程第4 意見書案第1号(提案理由説明~採決) ○議長(大平多太男君) 日程第4、議員提出の意見書案第1号を議題といたします。       ――――――――――――――――――――――――― △提案理由説明 △猪狩勝省君提案理由説明 ○議長(大平多太男君) 提出者より提案理由の説明を求めます。7番猪狩勝省君。 ◆7番(猪狩勝省君) 〔登壇〕同志会の猪狩勝省であります。 意見書案第1号第11次道路整備五カ年計画における投資規模の大幅な拡大に関する意見書について、お手元に配付の案文の朗読をもって提案理由にかえさせていただきます。 道路は、我が国が21世紀に向けて活力ある地域社会の形成、東京一極集中の是正、多極分散型国土形成等の課題に対応し、豊かさとゆとりの実感できる生活大国の実現を図るうえで最も重要な役割を果たす社会資本であり、その整備が急務となっている。 特に、我が国一の広域な当市の道路整備状況は、その特殊性からまだまだ立ち遅れており、域内外のこん然一体となった交通需要の激化に抗し切れず、著しく都市機能を低下させている実情にある。 当市は、21世紀を目指した魅力ある都市づくりとして、常磐自動車道の延長促進及び磐越自動車道いわき・新潟線の整備による高速交通ネットワークの形成をはじめ、21世紀の森構想の推進、3年後に迫った「ふくしま国体」に関連する道路の整備、さらには高速交通時代に対応した幹線道路網の整備や地域の生活関連道路の整備促進が必要となっている。 よって、政府に対し、平成5年度を初年度とする「第11次道路整備五カ年計画」の策定に当たり、次の措置を講じられるよう強く要望する。1 第11次道路整備五カ年計画の総投資規模の大幅な拡大を図ること2 第11次道路整備五カ年計画では、揮発油税、自動車重量税等の道路特定財源を 確保すること3 国土構造の骨格を形成する、地方における高規格幹線から日常生活の基盤とし ての市町村道に至る道路網の整備を強力に推進すること 以上、会議規則第14条により提出いたしますので、何とぞ満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由にかえさせていただきます。       ――――――――――――――――――――――――― △採決 ○議長(大平多太男君) お諮りいたします。ただいま上程の意見書案第1号を直ちに採決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認め、そのように取り計らいます。 改めてお諮りいたします。意見書案第1号第第11次道路整備五カ年計画における投資規模の大幅な拡大に関する意見書について、原案のとおり決するに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 なお、ただいま議決されました意見書に対する字句の整理、その他処理については、議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大平多太男君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。       ――――――――――――――――――――――――― △岩城市長あいさつ ○議長(大平多太男君) この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。岩城市長。 ◎市長(岩城光英君) 〔登壇〕8月市議会定例会の閉会に当たり、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 去る8月3日に開会されました今期市議会定例会も、本日が最終日となりましたが、議員各位には、本会議並びに各委員会を通じて慎重な御審議を賜り、ここに全議案の審議を議了されましたことに対し、心から敬意と感謝の意を表します。 また、市議会活動を通じて、市政の発展に多大な御功績を残されました議員各位にとりまして、本定例会は最終の市議会となり、今任期中、こうして皆様と本議場でお目にかかることができますのも、本日が最終ではないかと存じます。 さて、近年における我が国を取り巻く諸情勢を振り返りますと、ベルリンの壁の撤去、湾岸戦争、ソビエト連邦の崩壊、そして独立国家共同体の誕生等、国際情勢は大きく変動し、今日、世界とともに生きる日本として、我が国の置かれている立場、役割もますます重要視される状況になってまいりました。 一方、我が国の経済情勢は、バブル経済の崩壊で景気の減速は明らかになり、これに伴う歳入不足が予想される状況において、主体的な地域づくりや、地方定住の核となる地方拠点都市地域の整備等の推進による多極分散型国土の形成、そしてまた、生活関連社会資本の整備や高齢化社会の進展への対応等の重要政策課題を推進していく上で、地方公共団体は大きな役割を担うことが求められております。 このような状況下にあって、議員各位には、総合的な視点に立たれ、いわき市進展の上に山積する問題の解決に常に献身的な努力を傾けられました。そして今日、市民福祉の向上に直結する各種の事務事業が計画どおりに進展を見ておりますことは、議員各位の御指導、御協力のたまものであり、深く感謝の意を表する次第であり、一昨年の10月、市長就任以来、今日までの市政執行の跡を振り返りますとき、まことに感無量のものがあります。議員各位の御功績は、必ずや南東北の拠点都市として着実に発展を遂げている我がいわき市政史上にさん然と光り輝くことと存じます。 来る9月6日に執行されますいわき市議会議員第7回目の一般選挙には、多くの皆さんが立候補されると承っておりますが、善戦健闘されまして、めでたく御当選の栄に浴され、本議場において再びお目にかかれますよう心からお待ち申し上げます。 また、長年にわたり市議会議員として市政壇上に席を置かれ、今回、御勇退なされる方々におかれましては、これまで賜りました御厚情に対して深く感謝の意を表しますとともに、例え市議会の議席を離れましても、御在任中と変わることなく、陰に陽に市政に対して御指導、御鞭撻を賜りますよう切にお願いを申し上げます。 終わりになりましたが、議員各位には、くれぐれも御健康に留意くださるよう御祈念申し上げ、尽きぬ名残を込めてごあいさつといたします。(拍手)       ――――――――――――――――――――――――― △大平議長あいさつ ○議長(大平多太男君) 〔登壇〕この際、私からも、平成4年8月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る3日開会以来、議員各位におかれましては、時節柄何かと御多忙中にもかかわらず、連日、熱心に御審議を賜り、この任期中、最後の定例会もここにとどこおりなく閉会の運びとなりましたことは、まことに喜びにたえません。ここに議員各位の御熱意に対しまして深く敬意を表する次第であります。 さて、最終とも言うべき本会議の終了を目前にいたしまして、この4年間を思い起こすとき、我が国を取り巻く内外情勢の変動はまことに目まぐるしいものがありました。すなわち、東西ドイツの統一、イラクのクウェート侵攻併合に端を発した湾岸戦争、さらにはソ連の崩壊等、短期間にこれまでにない激動の時期でもありました。 また、国内経済におきましては、バブル経済の崩壊等による景気の低迷に伴い、地方へ与える影響も大きく、我がいわき市を取り巻く経済状況も厳しい時期でもありました。 このような状況下にありましたが、本市の市政は、市民各位の絶大な御協力によりまして、年々、たゆむことなく前進を続けまして、市民生活の安定と福祉の向上に直結する各種事務事業が計画どおり進展を見ておりますことは、まことに御同慶にたえない次第であります。 また、議会におきましては、地方自治法の改正に伴う議会運営委員会の法制化や、市議会議員選挙において6選挙区から1選挙区に一本化され、あわせて議員定数も48人から4人削減され44人となりました。また、市制施行25周年記念事業の一環として、いわき市議会25年のあゆみの発刊や、開かれた議会のあかしとして、パネルの設置などを実施したところであります。 議員各位におかれましては、常に協調の精神をモットーとされて、活発な審議の中にも、円満にして秩序ある議会運営のもと、市民福祉の向上と本市の一層の飛躍発展のため、重要案件の数々を心おきなく審議を尽くされ、ここに任期終了の時期を迎えることができましたことは、特に喜びとするところであります。 私も、去る昭和63年10月、議員各位の御選任をいただき、議長の要職につかせていただきました。自来4年間、市政進展と円滑な議会運営にひたすら専心してまいりましたが、皆様方の御期待に十分沿えなかった点、多々あったことを深く反省しておるところであります。幸いにも、議員各位の格別の御支援と御協力、さらには市長を初め市当局並びに報道関係各位からの温かい御指導と御援助を賜りながら、今日まで、幾らかでも市政進展に寄与できましたことはまことに喜びにたえません。ここに、副議長ともども厚く御礼申し上げる次第であります。 私たち、9月末までの任期中、臨時会等がなければ、この議場でお会いするのも本日限りと存じます。思えば万感胸に迫るものがあります。特に、今回をもって御勇退をなされる皆様には、長きにわたり積極的に議会活動を通じて本市の発展に貢献されました御功績まことに大きく、ここに心から最大なる敬意と感謝の意を表する次第であります。どうか今後とも、一層御健康に御留意されまして、さらにいわき市の発展のため、御指導、御協力をお願いいたす次第であります。 また、来るべき改選に当たり、再び出馬を予定されておられる議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛、御自重の上、御健闘くだされ、見事栄冠を勝ち得られ、再び本議場に相まみえますことを衷心より念願いたす次第であります。 どうか、議員各位、理事者並びに報道関係各位には、今後ともますます御健勝で、市政に対し格段の御尽力、御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、一言ごあいさつにかえます。ありがとうございます。(拍手)       ――――――――――――――――――――――――― △閉会 ○議長(大平多太男君) これをもちまして、平成4年いわき市議会8月定例会を閉会いたします。              午後 2 時38分 閉会            ―――――――――――――――――    地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。               いわき市議会議長   大平多太男               同副議長       円谷裕一               同議員        高橋明子               同議員        佐藤芳博...