郡山市議会 > 1985-09-13 >
09月13日-06号

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  1. 郡山市議会 1985-09-13
    09月13日-06号


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    昭和60年  9月 定例会---------------------------------------          昭和60年9月13日(金曜日)---------------------------------------議事日程第6号  昭和60年9月13日(金曜日)午前10時開議 第1 委員長報告(質疑・討論・採決含む)    ・議案第118号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から議案第137号 字の区域の変更についてまで    ・議案第139号 工事請負契約について及び議案第140号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第3号)    ・請願・陳情案件 第2 議案上程付議    ・議案第141号 昭和59年度郡山市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第171号 昭和59年度郡山市水道事業会計決算認定についてまで 第3 市長の提案理由説明 第4 特別委員会の設置 第5 議会案上程付議    ・議会案第10号 がん撲滅都市宣言に関する決議 第6 提出者の提案理由説明 第7 議会案上程付議    ・議会案第11号 流水占用料の徴収に反対する意見書及び議会案第12号 老人医療費自己負担額大幅引き上げ反対に関する意見書 第8 請願・陳情の上程付議    ・議会報告第16号 請願3件 第9 請願・陳情及び特別委員会付託案件委員会付託---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1 委員長報告(質疑・討論・採決含む)      ・議案第118号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から議案第137号 字の区域の変更についてまで      ・議案第139号 工事請負契約について及び議案第140号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第3号)      ・請願・陳情案件 日程第2 議案上程付議       議案第141号 昭和59年度郡山市一般会計歳入歳出決算認定について       議案第142号 昭和59年度郡山市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について       議案第143号 昭和59年度郡山市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について       議案第144号 昭和59年度郡山市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第145号 昭和59年度郡山市県中都市計画安積第三土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第146号 昭和59年度郡山市県中都市計画堂土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第147号 昭和59年度郡山市県中都市計画西部第一土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第148号 昭和59年度郡山市県中都市計画荒井北井土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第149号 昭和59年度郡山市県中都市計画富田第一土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第150号 昭和59年度郡山市県中都市計画中谷地土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第151号 昭和59年度郡山市県中都市計画郡山西口市街地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第152号 昭和59年度郡山市郡山都市計画下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第153号 昭和59年度郡山市地方卸売市場特別会計歳入歳出決算認定について       議案第154号 昭和59年度郡山市温泉保養所特別会計歳入歳出決算認定について       議案第155号 昭和59年度郡山市熱海温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第156号 昭和59年度郡山市老人福祉センター特別会計歳入歳出決算認定について       議案第157号 昭和59年度郡山市東山霊園特別会計歳入歳出決算認定について       議案第158号 昭和59年度郡山市逢瀬山田原簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第159号 昭和59年度郡山市湖南簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第160号 昭和59年度郡山市中田簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について       議案第161号 昭和59年度郡山市多田野財産特別会計歳入歳出決算認定について       議案第162号 昭和59年度郡山市河内財産特別会計歳入歳出決算認定について       議案第163号 昭和59年度郡山市片平財産特別会計歳入歳出決算認定について       議案第164号 昭和59年度郡山市月形財産特別会計歳入歳出決算認定について       議案第165号 昭和59年度郡山市舟津財産特別会計歳入歳出決算認定について       議案第166号 昭和59年度郡山市舘財産区特別会計歳入歳出決算認定について       議案第167号 昭和59年度郡山市浜路財産特別会計歳入歳出決算認定について       議案第168号 昭和59年度郡山市横沢財産特別会計歳入歳出決算認定について       議案第169号 昭和59年度郡山市中野財産特別会計歳入歳出決算認定について       議案第170号 昭和59年度郡山市後田財産特別会計歳入歳出決算認定について       議案第171号 昭和59年度郡山市水道事業会計決算認定について 日程第3 市長の提案理由説明 日程第4 特別委員会の設置 日程第5 議会案上程付議      議会案第10号 がん撲滅都市宣言に関する決議 日程第6 提出者の提案理由説明 日程第7 議会案上程付議      議会案第11号 流水占用料の徴収に反対する意見書      議会案第12号 老人医療費自己負担額大幅引き上げ反対に関する意見書 日程第8 請願・陳情の上程付議      ・議案報告第16号 請願 3件 日程第9 請願・陳情及び特別委員会付託案件委員会付託---------------------------------------出席議員(44名)   1番  横山徹君            2番  佐藤忠嘉君   3番  佐藤昇君            4番  植田英一君   5番  石沢春信君           6番  浅井憲也君   7番  久野清君            8番  黒崎泰士君   9番  橋本一三君          10番  佐川光夫君  11番  諸越信明君          12番  宗像光雄君  13番  渡辺隆弘君          14番  遠藤昇造君  15番  原正夫君           16番  今村昭治君  17番  浜尾伝兵衛君         18番  石田貢君  19番  夏井義一君          20番  土屋英雄君  21番  森尾辰雄君          22番  遠藤源之助君  23番  佐藤一郎君          24番  猪越三郎君  25番  佐藤恭三君          26番  中村節蔵君  27番  柳沼重吉君          28番  渡辺一雄君  29番  関根和男君          30番  玉木正雄君  31番  菅野和馬君          32番  橋本勉君  33番  宗形孫市郎君         34番  小林開君  35番  柳沼清衛君          36番  今村豊美君  37番  遠藤直人君          38番  本名六郎君  39番  古市哲三君          40番  原俊雄君  41番  渡辺義英君          42番  伴勇君  43番  柳内留吉君          44番  鈴木武司君欠席議員(なし)---------------------------------------説明のため出席した者  市長     青木久君       助役     山口充君  副収入役   松木千秋君      総務部長   高木信雄君  財政部長   遠藤英夫君      市民部長   安藤昭雄君  保健衛生部長 富塚源市君      農林部長   荘原文郎君  商工労政部長 高橋晃君       建設部長   国分敏彦君  都市計画部長 酒井修君       福祉事務所長 伊藤清茂君                    水道事業管理者  市民部参事  渡辺正君       職務代理者  古川武二君                    水道局長  教育委員会  湯浅孝子君      教育長  委員長               職務代理者  浅見高由君  代表監査委員 柳沼恒五郎君     教育次長---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長 柳沼長夫君      総務課長   岡留万蔵君  議事調査課長 吉田満君       議事係長   田村一君  主査     中山信一君      主事     笠原浩君---------------------------------------  午前10時3分 開議 ○議長(植田英一君) これより本日の会議を開きます。 会議規則第2条による欠席の届け出者は皆無であります。 本日の議事は、議事日程第6号により運営いたします。--------------------------------------- △日程第1 委員長報告 ○議長(植田英一君) 日程に従い、委員長報告を行います。 過般の本会議で、それそれ所管の常任委員会に付託しておきました議案第118号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から、議案第137号 字の区域の変更についてまで並びに議案第139号 工事請負契約について及び議案第140号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第3号)の22件及び請願・陳情については各委員会において審査を終了した旨報告がありましたので、件名の朗読を省略し一括議題といたします。 この際おはかりいたます。討論及び採決については、予算関係議案がそれぞれの常任委員会に分割付託しておりますので、各委員長報告が全部終了した後に一括して行うことにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認め、そのように運営をいたします。 最初に、総務財政常任委員会委員長土屋英雄君の報告を求めます。土屋副委員長。  〔20番 土屋英雄君 登壇〕 ◆土屋英雄君 総務財政常任委員会のご報告を申し上げます。 総務財政常任委員会の審査の経過と結果について、その概要をご報告いたします。 まず、議案第118号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会付託分について及び議案第119号 昭和60年度郡山市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)、並びに議案第127号 昭和60年度郡山市舘財産区特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、財産区に関しまして、委員より、財産区では地方自治法に定めるところの財務の規定を準用するというだけで、予算の使い方については財産区そのものは管理に必要なものについては支出予算を組んでもいいけれども、どうしても一般会計を通さなければ財産区特別会計の予算は使えないのかとただしたのに対し、当局から、財産区は戦後のポツダム政令によって設立されたものが多く、その地域の財産区が管理をしている。要するに、その地域の財産を勝手に処分してならないということで、処分行為が知事の認可行為になっている。資金的な余裕があってもそれを補助金という形で出すについては直接は出せないということで、一たんは一般会計に繰り入れてそこから補助金という形で出しているとの答弁があったのに対し、委員より、財産区に議会があれば財産区の議会の決定でそういうふうな使い方を決定し、管理者の承諾があればそういう経済行為が財産区会計でできると考えるが、できないという規定があるのかとただしたのに対し、当局より、直接の管理費などについては財産区の中で予算措置して使える旨の答弁がありました。 また、委員より、財産区で立ち木を売却した場合処分額より植林に要する経費が上回ると言われているが、とただしたのに対し、当局より、今の木材市場価格が厳しい状況にある。伐期が来て処分すれば植林をするということになり、その経費がかかり過ぎるため赤字という実態がある。財産区そのものが林業経営が主体のため木材の値上がりがない限り打開策はない旨の答弁がありました。 次に、委員より、テクノポリスの出捐金について民間負担の2億円の割り振りはどうなっているかとただしたのに対し、当局より圏域内にある6市町村の中の事業所で資本金割と従業員割を勘案して調達する計画になっている。資本金割の場合は3,000万円以上、従業員割の場合は100名以上ということで一応の目安にしている。それを圏域内の商工会議所及び商工会が中心となってお願いをしている旨答弁がありました。 次に、徴収嘱託員に関して委員より、3級地の保護世帯の場合、4人家族で月に17万2,442円になる。保護を受けていない自営業者の場合、この17万2,442円の12か月分で申告すると所得税で12万1,600円、住民税で6万2,300円、国保税で27万8,400円かかる、こういう状態で徴収嘱託員で徴収しても解決になるか疑問であるとただしたのに対し、当局より、滞納繰越が増大していく傾向にある。しかし、それを放っておくわけにはいかないのでそれの手当てをしようということで努力をしてまいりたいとの答弁がありました。 次に、委員より、国保税の未納金が11億を越えている。それをどういうふうにして処理していくのかとただしたのに対し、当局より、国保税の未収金については12億近くある。国保税については92%を割れば調整交付金でペナルティがある。そういうことで嘱託員制度を取り入れながら未納回収に努めているが、今後とも主管部の応援などもいただきながら徴収確保に努めてまいりたいとの答弁がありました。 次に、予備費について委員より、35億7,000万円の予備費が予算のバランスとして計上されているけれども、年度用にもくろんでいる使途についてただしたのに対し、当局より、現時点で確実に出るであろうというものは給与改定ですか、率などがまだ決まっておりませんが、単純計算で完全実施された場合には4億9,000万円にもなる。想定されるものとしては、退職手当で約8,000万円、それから区画整理事業などに絡む学校用地拡張関係のもの、これが約2億6,000万円、それから今回の予算にも計上しておらないので今後の事業確定ということになっても事業費は問題だと思いますが、東海大の問題などで相当額を想定しているが、予定額全額消化は難しい。そのほか火葬場の用地などが早急に決まるとすれば用地費などもあると思う。さらに、政策的な経費になるが、それらの成案を得次第漸時予算化を図ってまいりたい。しかし、まだ確定はしておらないので次年度以降の財政需要に財源を確保してまいりたいとの答弁がありました。 これに対し委員より、今挙げられたものを除いても20億以上のものを残さざるを得ない。来年度に財源を蓄えておくというようなことは予算の財政運営の原則からすれば間違いだ。しかし、そういう状態になってしまったから仕方がないが、だからといってむだな使い方をしてはならないわけですから、慎重を期して当たるべきである旨の意見がありました。 以上の結果、当委員会付託の議案についてはいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 引き続いて、請願・陳情について報告いたします。まず、陳情第39号 第1避難場所並びに緑の広場設置についてでありますが、本件については去る9月4日応接室において陳情者と話し合いをいたしております。それからの結果を待つこともあることから継続審査にすべきものと決しました。 次に、請願第18号 大型間接税の導入をとりやめ大幅減税等を求めることについて及び請願第22号 大型間接税の導入反対についての2件はいずれも共通性のある内容であることから併合審査をいたしました。 本件について委員より、大型間接税の導入についてはすでに5年前に税理士法の改正が行われ間接税の業務ができるようになっている。また、大型間接税が導入されることになればそれにかかわる製品が便乗値上げされるなど、一般市民に与える影響が予測されることなどから採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第49号 外国人登録法の改正を求めることについてでありますが、当局より、郡山市の外国人登録法に基づく指紋押捺の状況について次のような説明がありました。まず、外国人登録者数として本年9月1日現在で677名、そのうち本年度に切りかえをする方が274名の予定である。そのうち9月9日現在で申請者数78名が終わっている。そのうち76名の方は押捺しているが、2名については不押捺の意向を表明したということである。県内の状况については不押捺表明者が7名、そのうち郡山に2名ということで、この2名については3か月の説得期間を置いて1か月ごとに来庁していただいて説得するということでその業務を実施中である。国の機関委任事務ですので国、県の指示を受けて対応していきたいということでありました。これに対して委員より、外国人は日本に生まれた子供もやるのかとただしたのに対し、当局より、満16歳以上で日本に1年以上居住する方、また日本で生まれて満16歳になった時点で該当になるとの答弁がありました。 また、委員より、外国人といえども日本に住んでいる以上守ってもらわなくてはならないとの意見があり、さらに慎重に審査をすることとし継続審査にすべきものと決しました。 次に、請願第21号 郡山市に有人の気象観測施設の設置についてでありますが、当局より次のような説明がありました。予報業務を行う場合は気象庁長官の許可が必要ですが、この許可はかなり厳しい基準がある。公共団体が実施しているものとしては日立市と八王子市の2市がある。予報業務には予報と解説予報がある。この予報業務を行うための観測体制については日中だけ行っているものと24時間体制で行っているものがある。もし、これを進めるとすれば当面現在八王子市が行っている気象庁からデータをもらったものをわかりやすく解説して予報する解説予報がいいのではないかと考えている。これらを参考にしながら、今後設置目的などを明らかにし十分検討していきたいということでありました。これに対して、委員より、郡山はテクノポリス指定とか空港など環境が大幅に発展してきたという条件があると、国直営の可能性についてただしたのに対し、当局より、請願された方にも気象台などに折衝を行った結果、かなり厳しい見通しを持ち帰っているようです。市においても直接陳情などを行っているが、見通しについては非常に難しいという感触を持っているとの答弁がありました。これらの説明を踏まえてさらに審査をするということで継続審査にすべきものと決しました。 最後に、請願第23号 軍事費を削り、大企業への優遇税制を是正し、大幅減税の実現を求めることについてでありますが、委員より、軍事費については過去いずれの総理大臣も1%の枠を外すということについては非常に懸念を示している。軍事費の1%突出を抑える意味からも継続して内容を深めたいとの意見があり、また委員より、独立国家ということで国を守るというのは当然のことであって、1%の枠の突出などということもやらないということになっているんだから不採択という意見がありました。 また、委員より、国の行政改革はやるな、増税もやるな、事業はやれと国民の要求には矛盾がある。軍事費を削ろうが削るまいが大幅減税ができる状態なのかどうか。地方議会にある者としては考えざるを得ないことだという意見がありました。 また、委員より、現在の税制が果たして今のままでいいかどうかという問題にもかかわると思う。不公平税制優遇税制についても研究する必要があるとの意見がありました。 また、委員より、軍事費という点については不採択、減税の面については採択ということで二つに分けてはどうかとの意見があり、これに対して委員より、そういう意見があれは一応継続にして中身を分離して出し直しをしてもらうことも考えられるとの意見がありました。 また、委員より、例えば戦闘機1機100億円からすると、4機の戦闘機もあれば東部開発は終わる予算である。しかし、これは国家的見地に立っての総合判断ですから、そういう意味からすればできないことであるなどの意見が出され、採決の結果、7対3で不採択にすべきものと決しました。 なお、当委員会において流水占用料の徴収に反対する意見書を提出いたしておりますので、ご賛同くださるようお願いを申し上げまして報告を終わります。 ○議長(植田英一君) ただいまの土屋副委員長の報告に対する質疑を許します。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、建設水道常任委員会委員長浅井憲也君の報告を求めます。浅井副委員長。  〔6番 浅井憲也君 登壇〕 ◆浅井憲也君 建設水道常任委員会の審査の経過と結果について、その概要をご報告申し上けます。 まず、議案第118号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会に付託されました案件については当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、審査の過程において概略次のような質疑がありました。 まず、建設部所管について申し上げます。河川工事費のうち亀田川河川改修工事について、委員より、その事業の内容及び現在までの経過についてただしたのに対し、当局より、この事業は昭和50年度に着手され、整備計画の延長は3750メートルであり、そのうち1,150メートルが完成している。進捗率は約30.6%となっているとの答弁がありました。 さらに委員より、亀田川改修工事については防衛施設周辺障害防止対策事業費として国庫補助がなされており、その交付率は100分の67ということだか、これはどのようにして決定されるのかとただしたのに対し、当局より、この防衛施設周辺障害防止対策事業における障害というものは、たとえば自衛隊の行為で大砲のようなものの音が非常に高いということでの障害、あるいは防衛施設ができたために出水が起こるとか、土砂が流出されるといった障害、さらには農林漁業に対する障害などであり、亀田川改修工事については因果関係が認められ、補助金を交付されることとなった。補助金の交付率については因果関係の中身によって10分の6、10分の8、10分の10というような段階があり、亀田川改修工事については10分の6.67と決定された旨の答弁がありました。 また、市営住宅建設費に関連して、委員より、市営住宅建設戸数が予定どおり伸びていないように思うが、今後の建設計画はどのようになっているのかとただしたのに対し、当局より、昭和61年度に高層住宅118戸、62年度に135戸、それぞれ計画しているが、実際に入居が可能となるのはそれぞれ3年後となる旨の答弁がありました。 さらに委員より、希望ケ丘に中高層の市営住宅を大体10年計画で900戸から1,000戸つくる計画と聞くが、その完成年度はいつか、また、現在の進捗状況はどのくらいになっているのかとただしたのに対し、当局より、希望ケ丘市営住宅建替については昭和58年度から建設が始まり、最終年度建設着工は65年度となる。計画戸数は976戸で、昭和59年度までで120戸が建設済みとなっており、今年度は高層122戸の建設を予定し、現在24戸が建設中であるとの答弁がありました。 また、希望ケ丘市営住宅地域内道路について、委員より、計画では希望ケ丘商店街から富田町向舘に通じている道路を閉鎖するようになっているが、閉鎖されると希望ケ丘地域はそれでなくとも昔の部隊があったところでもあり、何か隔離されたようなイメージになってしまう。また、向舘の人々にとっては生活道路としての意味もある。このような観点から計画変更はできないものかとただしたのに対し、当局より、この計画ですでに建設省から認可を得ているが、歩行者用道路を取りつけるなどの部分的な変更は可能であると考えているとの答弁がありました。 次に、都市計画部所管について申し上げます。街路築造工事費のうち地方道路整備臨時交付金事業費、内環状線工事について、委員より、内環状線のベニマル菜根店のところから高橋内科のところまでが現在まで拡幅工事がされておらず、朝の通勤時間は交通渋滞がひどい、またこの区間は15年も前から都市計画街路になっているが、いまだ具体的進展を見ていない。今後についてどのように考えているかとただしたのに対し、当局より、都市計画街路は現在総延長161キロメートルあり、確かに事業計画はあるが、具体的に事業が実施されない部分が多いという状況にあることも事実である。この区間については現在県の方に要望しているところであるが、今後ともさらに強く要望し、昭和62年度あたりから着工できるようにしたいと考えているとの答弁がありました。 また、土地区画整理費のうち八山田土地区画整理事業負担金に関連して、委員より、この区画整理事業における仮換地はいつごろかとただしたのに対し、当局より、仮換地指定は現在換地計画に入っているところで、来年の春には指定したいとの答弁がありました。 次に、議案第120号 昭和60年度郡山市県中都市計画西部第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)から議案第124号 昭和60年度郡山市郡山都市計画下水道事業特別会計補正予算(第2号)までの5件については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程において概略次のような質疑がありました。下水道事業について、委員より、小山田団地からの雑排水が多量に亀田川へ流出されているようだが、小山田団地は下水道の処理がされているのか、また処理がされていないとすれば認可区域を見直す必要があると思うがどうかとただしたのに対し、当局より、小山田地区は全体計画の中には入っているが認可区域には入っていない。また、人口集中地区における下水道の普及率は現在37%程度であり、現時点での認可区域の変更は無理と考える。また、従来の認可区域の処理をまず開始し、その後区域を広げるようにとの建設省の指導もある。将来は広域的な観点から認可区域に入れることも考慮したいとの答弁がありました。 次に、議案第126号 昭和60年度郡山市逢瀬山田原簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第128号 郡山市営住宅条例の一部を改正する条例から議案第137号 字の区域の変更についてまで、並びに議案第139号 工事請負契約について及び議案第140号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第3号)、以上の12件については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で次のような質疑がありました。細表橋下部工工事に関連して、委員より、細表橋の完成年度はいつごろか、また完成までに要する費用はどのくらいかとのただしに対し、当局より、細表橋工事は総事業費約11億3,000万円で、昭和56年度から始められ、一応昭和63年度完成を目途に事業を行っている。この事業は補助事業であり、来年以降も補助の増額を要望しながら進めたいとの答弁がありました。 さらに委員より、現在の細表橋は地元の業者が請け負って工事を行ったいきさつがあるが、今回の工事請負業者は大手業者となっている。地元業者の育成という面からも地元に発注するよう要望があった。また、ジョイント方式というものもあるが、この方式で行ったのはここ2年でどのくらいかとただしたのに対し、当局より、ジョイントの仕方としては大手業者と地元業者、あるいは大手業者同士という場合もあるが、大手業者と地元業者のジョイントで行ったものが昭和58年度7件、昭和59年度9件となっており、市民文化センターの建設は大手同士のジョイントで行った。今後とも地元業者の育成、指導については十分配慮していきたい旨の答弁がありました。 次に、請願・陳情について申し上げます。まず、請願第16号 旧日出山線水路の改修工事についてでありますが、これについては請願の趣旨を認め採択すべきものと決しました。 次に、陳情第50号 田村町徳定地内排水対策についてでありますが、これについては現地調査を行った後審査いたしました。当局の説明によると、この地域には持川がある。これはもともとは御代田地区、徳定地区を通り古川に入っている。阿武隈川に出るという非常に大きな流域を持つ農業用水路であるが、現在では排水路としての役目も果たしているものである。市街化区域と調整区域の境界440メートルについては現在改修工事を進めているところであるが、この川の流末には暗渠となってる部分があり、住宅地の下を流れているということもあって改修困難な区域もある現状にある。さらに、今後上流で計画されている国営母畑地区総合農地開発事業が行われてくると相当量の流水が考えられるが、この流水を持川に合流させることはまず不可能であると判断する。今後、母畑開発による流水をどうするのかという問題があり、これについては母畑開発との協議や建設省との協議によって方法を考えていかなければならないと考えているとのことでありました。 委員より、いろいろな問題があるということで当局の方でもう少し詰めてもらってから採択という方向で検討した方がいいのではないかという意見もあり、当委員会としては継続審査にすべきものと決しました。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(植田英一君) ただいまの浅井副委員長の報告に対する質疑を許します。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、経済厚生常任委員会委員長原正夫君の報告を求めます。原委員長。  〔15番 原正夫君 登壇〕 ◆原正夫君 経済厚生常任委員会の審査の経過と結果について、その概要をご報告申し上げます。 まず、議案第118号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会に付託されました案件については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で次のような質疑がありました。商工振興費のうち15周年記念市場まつり実行委員会負担金に関連し、委員より、今回は15年の節目ということでこの事業計画を立てたと思うが、これを毎年実施する考えはあるのか、また、こうした事業を行っている市はほかにもあるのかとただしたのに対し、当局より、以前10年の節目で記念式典を行ったことはあるが、市場まつりは今回が初めてである。15年の一つの区切りということで青果の方も含め全部まとまったので今回この事業を実施しようとするものであるが、毎年実施する考えはない。また、こうした事業は昭和57年に福島市で実施しており、会津若松市は昭和60年10月に実施する予定であるとの説明がなされました。 次に、議案第125号 昭和60年度郡山市熱海温泉事業特別会計補正予算(第1号)については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきのと決しました。 次に、請願・陳情について申し上げます。まず、陳情第19号 郡山中央工業団地内砂利加工装置撤去に関することについてでありますが、本件については測量あるいは調査等が継続中なので、その推移を見守りながら慎重に審査することとして継続審査にすべきものと決しました。 次に、陳情第43号「国鉄の分割、民営化、ローカル線廃止、国鉄運賃値上げ等に反対し政府及び関係機関に申し入れを求める意見書」の提出を求めることについて申し上げます。 本件については、7月26日国鉄再建監理委員会から政府に対し国鉄改革に関する最終答申がなされ、これを受け7月30日に政府は答申を最大限に尊重し、国鉄改革を速やかに実施するとの閣議決定をしている。このように政府は国鉄改革を実施するとの方針を決定しており、当委員会はこれらの情勢にかんがみこの陳情の趣旨は十分理解できるが、その実現はきわめて困難であると判断し、やむを得ず不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第48号 県立産業見本市会館の誘致について申し上げます。本件について、委員より、県立産業見本市会館を熱海に誘致してほしいとの陳情であるが、たとえばこれを仮称熱海レクリエーション集会施設建設予定地に誘致しようとした場合名乗りを挙げるタイムリミットはいつまでか、また、市の当初計画との整合性はどうなのかとただしたのに対し、当局より、県は産業見本市会館を郡山市を中心とする区域に設置する方針を決めているが、これを誘致するためにはできるだけ早い時期に場所を選定し、正式に県に申し入れをしなくては最終決定は得られないと思うので、そういう意味でのタイムリミットは早ければ早いほどよいと考えている。また、市の当初計画では熱海町の活性化と観光誘客のため2,000人程度収容可能な多目的に利用できるホール、あわせて温泉を利用したレクリエーション施設をつくりたいということで、昭和58年度に当該地区に4万8,804平方メートルの用地を取得したものである。産業見本市会館の施設、内容等のすべてがこの当初計画と合致するものではないが、整合性が図られるものであれば熱海町に誘致することも可能ではないかとの説明がなされました。 また委員より、熱海地区は国道49号線、49号バイパス、東北横断自動車道建設とそのインターチェンジ設置計画等もあり、交通の利便上は最良の場所と思う。産業見本市会館誘致のためあの用地を有効活用できる年次計画を立て、前向きに検討してほしいとの意見があり、さらに委員より、地元熱海では観光協会、温泉旅館組合、商工会挙げてぜひとも誘致したい、その実現に向けてやっていこうという気運が盛り上がっている。産業見本市会館を主体とし、それに市のレクリエーション施設設置等を含めた計画を練ってほしいとの意見が出されるなど、本件については種々論議があったわけでありますが、誘致については市内部における十分な協議の必要性、あるいは会館をテクノポリス地域構想の中の回廊ゾーンに設置してはどうかという県の考え方と市の考えとの調整の必要性等の問題もあることから、さらに慎重に審査することとして継続審査にすべきものと決しました。 次に、請願第19号 中規模小売店舗出店に関することについて申し上げます。まず、当局より、最近郊外地において法律による調整の対象外である500平方メートル以下の中規模小売店の出店が多く見られ、近隣商店街との間で摩擦もしくはトラブルが生じている。県ではこの問題を重視し、昨年小売業者のアンケート調査を中心とした中規模小売店の出店とその周辺小売店への影響について実態調査を実施し、本年度もさらに補足調査を実施している。県は9月定例議会終了後にこれについての方針を示すとのことであり、市としては県の方針を見た上でこれに対応していきたいとの説明がなされました。 委員より、県の方針と相反するようでも困るので県の出方を待ちながらそれに対応して市で条例その他をつくり上げる方向で検討することが必要と思うとの意見があり、また委員より、県に方針決定を急ぐよう働きかけるべきと思うがどうかとただしたのに対し、当局より、これがおくれればおくれるほどトラブルが出てくるので、1日も早く県の方針を示すよう働きかけていきたいとの説明がなされました。 本件については、県の方針決定との兼ね合いもあるので、さらに慎重に審査することとして、継続審査にすべきものと決しました。 次に、請願第20号 大型小売店出店に対する規制措置について申し上げます。委員より、大店法に基づく出店に関し県なり市で指導要綱等をつくっているところはあるのかとただしたのに対し、当局より、大店法という法律の網のかかっている中で指導要綱等をつくっている自治体の話は聞いていないとの説明がなされました。 また委員より、店舗の設置者は大店法に基づく手続を行うことになると思うが、これに先立つ事前説明の段階で地元商店街と設置者の間の話し合い等に市は商工行政の一環としてそれに関与する考えはあるかとただしたのに対し、当局より、大店法の仕組みの中では関与することはできない。また、指導要綱等の作成も今の仕組みの中ではできないことが明らかであり、これについてはご理解をいただきたい。指導要綱等をつくらないで調整を図る方法がないかと検討したが、行政としてこの問題についてできるのは次のようなことではないかと考えている。第1に、現在設置者は商工会議所に対し設置にかかる指導を要請し事前説明に入るものであり、この段階では市には話がない。もし、その段階で市に話があれば出店の影響等についての相談を受けることが可能ではないか。第2に、設置者の事前説明申し入れを各商店街等が拒否している場合、市が入るとすれば大店法に基づく調整ではなく、通産省もしくは県の指導との整合性を保ちながら共存共栄を図るための一致点はないかを検討する話し合いの場を設けることは可能ではないかとの説明がなされました。 本件については、以上のような質疑を初め種々論議がありましたが結論を得るには至らず、さらに慎重な審査を要するとして、継続審査にすべきものと決しました。 最後に、当委員会としては年々増加しているがんによる死亡者を郡山市からなくすためかん撲滅都市宣言に関する決議とまた老人保健制度の医療費自己負担額の引き上げ等を行わないよう国に強く要望するため、老人医療費自己負担額大幅引き上げ反対に関する意見書の2件をいずれも全会一致で提出いたしておりますので、各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(植田英一君) ただいまの原委員長の報告に対する質疑を許します。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、文教福祉常任委員会副委員長佐藤昇君の報告を求めます。佐藤副委員長。  〔3番 佐藤昇君 登壇〕 ◆佐藤昇君 文教福祉常任委負会の審査の経過と結果について、その概要をご報告申し上げます。 議案第118号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会に付託されました案件は、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、審査の過程で次のような質疑がありました。委員より、校舎建設費の執行残の理由をただしたのに対し、当局より、本年度の学校建設についてはオープンスペースのある校舎を建設するということで予算を組んであるが、設計の段階で教室のロッカーを移動式にしたこと、及び当初の計画では集中暖房方式であったものを維持管理の上からファンヒーターによる個別暖房方式に切りかえたことにより工事請負費に執行残が生じたものであるとの答弁がありました。 次に委員より、学校用地取得費に関連して現在小中学校で借地をしているのはどの程度あるのかとただしたのに対し、当局より、小学校で16校、3万8,162平米、中学校で8校、3万6,528平米を借用しているとの説明がありました。 次に、行健中学校分離校用地について、委員より、地元住民は数年前からスポーツ広場の早期完成を望んでいるが、いつごろ完成するのかとただしたのに対し、当局より、本議案が成立後早急に発注する予定でいるが、10月中の完成は難しいとの答弁がありました。 また委員より、1万1,000坪の用地のうち6,400平米をスポーツ広場に充てるということだが、なるべく早く広く活用すべきと思う。今回6,400平米としたのは、今民間で進められている宝沢沼ニュータウンとの関係からかとただしたのに対し、当局より、教育委員会としては早目に造成したいという考えはあったが、宝沢沼ニュータウンとの関連で1年ほど延ばしていた。手戻り工事を最小限にとどめるためということもあり、とりあえずスポーツ広場として6,400平米を造成するものであるとの答弁がありました。 次に、福祉ボランティアのまちづくり事業について基本的な考え方をただしたところ、当局より、福祉ボランティアのまちづくり事業は社会福祉協議会が実施主体となり、市民啓発推進事業、養成研修事業、登録あっせん事業、ボランティアの組織化事業、活動基盤づくり事業などを行い、ボランティア活動の基盤となる人的、物的諸条件の整備を図るものである。そのために市民各界、各層からなるボランティア活動推進協議会を設置し、基本計画の策定などを行うものであるとの説明がありました。これに関して委員より、広範囲の団体に参加を呼びかけることになっているが、今の社会福祉協議会の事務局体制でこの事業を行えるのかとただしたのに対し、当局より、市としても社会福祉協議会と一体となり本事業の推進を図るため全面的にバックアップする旨の答弁がありました。 また委員より、ボランティア活動は上からの押しつけではなく自主的なものでなければできるものではない。実際に活動している人をよく把握し、その熱意と力をかりなければ形式的なもので終わってしまうのではないかとただしたのに対し、当局より、現在市内には31グループ、1,800人のボランティアが活動している。これらボランティアの組織化を図るとともに市民啓発施策の充実を進めボランティア活動への参加を呼びかけ、善意の心を広げていきたい旨の答弁がありました。 また委員より、2年の実施期間で目標を達成できるのか、また実施期間後の財政的負担は大丈夫かとただしたのに対し、当局より、本事業の主たる目標はボランティア活動の基盤づくりである。その後永続的な活動とするためモデル地区を設定するなど、地域福祉の増進を図るものである。また、その財源については社会福祉協議会の福祉基金を1億円を目標に積み立て、その利子と市の助成で対応するものであるとの答弁がありました。 次に、援護事務費に関して委員より、中国引揚者に対して慰労金が5万円ということだが、今後検討すべきではないかという意見がありました。 次に、請願・陳情について申し上げます。陳情第42号 郡山市立喜久田中学校校舎改築についてでありますが、さらに慎重に審査することとし、継続審査にすべきものと決しました。 以上、ご報告いたします。 ○議長(植田英一君) ただいまの佐藤副委員長の報告に対する質疑を許します。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で、各常任委員長の報告及び質疑を終結いたします。 おはかりいたします。各常任委員会に付託しておきました議案及び請願・陳情については討論を省略し、一括して採決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認めます。 議案第118号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から議案第137号 字の区域の変更についてまで、並びに議案第139号 工事請負契約について及び議案第140号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第3号)の22件及び請願・陳情を一括して採決いたします。 以上の案件は、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認めます。 議案第118号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から議案第137号 字の区域の変更についてまで、並びに議案第139号 工事請負契約について及び議案第140号 昭和60年度郡山市一般会計補正予算(第3号)の22件及び請願・陳情については、各委員長報告のとおり決しました。--------------------------------------- △日程第2 議案上程付議
    ○議長(植田英一君) 日程に従い、議案を上程いたします。 議案第141号 昭和59年度郡山市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第171号 昭和59年度郡山市水道事業会計決算認定についてまでの31件については、それぞれの件名の朗読を省略し、一括議題といたします。--------------------------------------- △日程第3 市長の提案理由説明 ○議長(植田英一君) 日程に従い、市長から提案理由の説明を求めます。青木市長。  〔市長 青木久君 登壇〕 ◎市長 ただいま追加提出いたしました議案についてご説明を申し上げます。 議案第141号から議案第171号までの31件は、昭和59年度各会計決算であります。昭和59年度の財政環境は国の予算編成におきましても引き続くマイナスシーリングの設定、地方財政の基盤をゆるがせかねない巨額の借入金依存体質に対する見直し対策など、国、地方を通じてきわめて厳しい状況にあります。当市といたしまして財政運営におきましても容易ならざるものがありましたが、市税及び使用料、手数料等の自主財源の確保に努める一方、起債を抑制するとともに行財政改善の推進と経費の節減を図るなど財政の健全化に留意し、予算の効率的執行を行ったところであります。 その結果、事務事業につきましては道路新設改良事業の一部を事故繰り越ししたほか、全般にわたりおおむね計画どおり執行することができたのであります。議員各位のご協力に改めて感謝を申し上げる次第であります。細部につきましては、審査の進行に従いご説明を申し上げたいと存じます。よろしくご審議の上、認定くださいますようにお願いを申し上げ、提案理由といたします。--------------------------------------- △日程第4 特別委員会の設置 ○議長(植田英一君) 日程に従い、特別委員会設置の件を議題といたします。 おはかりいたします。議案第141号 昭和59年度郡山市一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第170号 昭和59年度郡山市後田財産特別会計歳入歳出決算認定についてまでの30件については、委員会条例第4条の規定により、21人の委員をもって構成する昭和59年度決算特別委員会を設置し、これに付託の上閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認めます。 決算議案30件については、21人の委員をもって構成する昭和59年度決算特別委員会を設置し、これに付託の上閉会中の継続審査とすることに決しました。 さらにおはかりいたします。ただいま設置されました特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、佐藤昇君、植田英一、石沢春信君、久野清君、橋本一三君、渡辺隆弘君、遠藤昇造君、原正夫君、石田貢君、夏井義一君、土屋英雄君、遠藤源之助君、猪越三郎君、菅野和馬君、橋本勉君、宗形孫市郎君、柳沼清衛君、遠藤直人君、古市哲三君、原俊雄君、渡辺義英君、以上21人を指名することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認めます。 ただいま指名いたしました21人の諸君を、本特別委員会の委員に選任することに決しました。 次に、本特別委員会の委員長及び副委員長の選任を行います。 おはかりいたします。委員会条例第6条第3項の規定により、委員長に遠藤源之助君、副委員長に土屋英雄君を選任することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認め、本特別委員会の委員長に遠藤源之助君、副委員長に土屋英雄君を選任することに決しました。 さらにおはかりいたします。議案第171号 昭和59年度郡山市水道事業会計決算認定については、委員会条例第4条の規定により、21人の委員をもって構成する昭和59年度郡山市水道事業会計決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査にすることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認めます。 本決算議案については、21人の委員をもって構成する昭和59年度水道事業会計決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。 おはかりいたします。ただいま設置されました特別委員の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、横山徹君、佐藤忠嘉君、浅井憲也君、黒崎泰士君、佐川光夫君、諸越信明君、宗像光雄君、今村昭治君、浜尾伝兵衛君、森尾辰雄君、佐藤一郎君、佐藤恭三君、柳沼重吉君、渡辺一雄君、関根和男君、玉木正雄君、今村豊美君、本名六郎君、伴勇君、柳内留吉君、鈴木武司君、以上21人を指名することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認めます。 ただいま指名いたしました21人の諸君を、本特別委員会の委員に選任することに決しました。 次に、本特別委員会の委員長及び副委員長の選任を行います。 おはかりいたします。委員会条例第6条第3項の規定により、本特別委員会の委員長に佐藤一郎君、副委員長に浅井憲也君を選任することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認め、本特別委員会の委員長に佐藤一郎君、副委員長に浅井憲也君を選任することに決しました。 それぞれの特別委員会においては、次期定例会までに結論が得られるようお願いいたします。--------------------------------------- △日程第5 議会案上程付議 ○議長(植田英一君) 日程に従い、議会案を上程いたします。 議案第10号 がん撲滅都市宣言に関する決議を議題といたします。--------------------------------------- △日程第6 提出者の提案理由説明 ○議長(植田英一君) 日程に従い、提出者の提案理由の説明を求めます。原正夫君。  〔15番 原正夫君 登壇〕 ◆原正夫君 ここに議会案第10号 がん撲滅都市宣言に関する決議のご審議を願うにあたり、都市宣言文案を朗読し提案理由といたします。            がん撲滅都市宣言 わが国の平均寿命は、急速な伸びを示し、世界一の長寿国となった。 このような中で、医学の飛躍的な進歩にもかかわらず、がんによる死亡率は、急激に上昇している現状にあり、郡山市もその例外ではない。 このがん撲滅には、日常の健康管理と早期発見、早期治療が第一であると言われている。 このようなことから郡山市は、がんによる死亡者を絶滅するため検診体制の充実を図り、これを強力に推進するがん撲滅都市であることを宣言する。                      昭和60年9月13日                              郡山市議会 以上であります。 市政発展の礎となる市民の健康管理に万全を期するため、このがん撲滅都市宣言に議員各位のご賛同を賜りますよう心からお願い申し上げ、提案理由といたします。 ○議長(植田英一君) おはかりいたします。本議会案については、質疑、委員会付託及び討論を省略し直ちに採決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認め、採決いたします。 議会案第10号 がん撲滅都市宣言に関する決議については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認め、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第7 議会案上程付議 ○議長(植田英一君) 日程に従い、議会案を上程いたします。 議会案第11号 流水占用料の徴収に反対する意見書及び議会案第12号 老人医療費自己負担額大幅引き上げ反対に関する意見書を議題といたします。 おはかりいたします。ただいま議題にいたしました議会案2件については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、一括して採決することにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認め、採決いたします。 議会案第11号 流水占用料の徴収に反対する意見書及び議会案第12号 老人医療費自己負担額大幅引き上げ反対に関する意見書については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認め、議会案2件については原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第8 請願・陳情の上程付議 ○議長(植田英一君) 日程に従い、請願・陳情を上程いたします。 議会報告第16号 請願3件については、それぞれの件名の朗読を省略し一括議題といたします。--------------------------------------- △日程第9 請願・陳情及び特別委員会付託案件委員会付託 ○議長(植田英一君) 日程に従い、請願・陳情及び特別委員会付託案件委員会付託を行います。 議会報告第16号 請願3件については、請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 さらに、先ほどの委員長報者において継続審査となった旨報告のありました請願・陳情についても、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。 おはかりいたします。初日の特別委員会委員長の報告において継続審査となった旨報告のありました案件については、さらにそれぞれの特別委員会に付託することにご異議ありませんか。  (異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認め、それぞれの特別委員会に付託いたします。 さらにおはかりいたします。ただいま付託いたしました請願・陳情及び特別委員会付託案件については、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) ご異議なしと認め、以上の請願・陳情及び特別委員会付託案件については、閉会中の継続審査とすることに決しました。 それぞれの委員会においては、次期定例会までに結論が得られるようお願いいたします。 以上で、本定例会の日程は全部終了いたしました。 この際、市長から発言があればこれを許したいと思います。青木市長。  〔市長 青木久君 登壇〕 ◎市長 本定例会の閉会にあたり一言お礼を申し上げたいと存じます。 去る9月3日から本日まで13日間にわたり、提出いたしました案件につきましては終始慎重にご審議を賜り、原案のとおり可決をいただきまして、まことにありがとうございました。 また、ただいまがん撲滅都市宣言の決議がありました。当局といたしましては、宣言の趣旨を体し、がん制圧に向け努力を傾注してまいりたいと存じております。 なお、審議の過程で、お寄せいただきました貴重なご意見、ご提言につきましては、今後の市政に十分反映させてまいりたいと存じます。 時節柄議員の皆様にはますますご壮健にて、市勢進展のためご尽力を賜りますようお願いいたしまして、ごあいさつといたします。 ○議長(植田英一君) これをもって、本定例会を閉会いたします。  午前11時12分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。---------------------------------------  郡山市議会   議長       植田英一   副議長      古市哲三   議員       久野清   議員       黒崎泰士   議員       橋本一三...