福島市議会 2021-03-25
令和 3年 3月定例会議-03月25日-09号
令和 3年 3月
定例会議-03月25日-09号令和 3年 3月定例会議
令和3年3月25日(木曜日)
─────────────────────────────────────────────
出 席 議 員(35名)
1番 沢井和宏 2番 山田 裕
3番 高木直人 4番 根本雅昭
5番 斎藤正臣 6番 川又康彦
7番 梅津一匡 8番 佐々木優
9番 丹治 誠 10番 佐原真紀
11番
石原洋三郎 12番
二階堂利枝
13番 石山波恵 14番 萩原太郎
15番 鈴木正実 16番 阿部 亨
17番 羽田房男 18番 小熊省三
19番 後藤善次 20番 梅津政則
21番 高木克尚 22番 白川敏明
23番 大平洋
人 24番 小松良行
25番
二階堂武文 26番 尾形 武
27番 村山国子 28番 小野京子
29番 粕谷悦功 30番 山岸 清
31番 半沢正典 32番 黒沢 仁
33番 渡辺敏彦 34番 真田広志
35番 宍戸一照
─────────────────────────────────────────────
説明のため出席した者
市長 木幡 浩 副市長 紺野喜代志
副市長 山本克也
政策調整部長 髙橋信夫
総務部長兼
危機管理監 斎藤房一 財務部長 遊佐吉典
商工観光部長 市村尊広 農政部長 熊坂淳一
市民・
文化スポーツ部長 西坂邦仁 環境部長 清野一浩
健康福祉部長 山田 準
こども未来部長 佐藤博美
建設部長 林 和良
都市政策部長 遠藤徳良
会計管理者兼会計課長 髙槻文彦 総務課長 佐藤好和
財政課長 板垣真也
水道事業管理者 八島洋一
水道局長 野田幸一 教育長 古関明善
教育部長 矢吹淳一
監査委員 遠藤和男
消防長 菅野辰之
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議会事務局出席者
局長 横田博昭 次長兼
議事調査課長 渡邉洋也
総務課長 寺島正嗣
─────────────────────────────────────────────
議 事 日 程
1 日程
の変更
2 議案第3号ないし第16号、第18号、第19号、第21号ないし第43号、第45号ないし第50号及び請願
の委員会における審査
の経過並びに結果
の報告
3
委員長報告に対する質疑、討論、採決
4 日程
の変更
5 追加議案第62号ないし第64号
の提出
議案第62号 令和3年度福島市
一般会計補正予算
議案第63号
工事請負契約の一部変更
の件
議案第64号
工事請負契約の一部変更
の件
6 市長
の提案理由
の説明
7 議案第62号ないし第64号に対する質疑
8 議案第62号ないし第64号
を所管常任委員会に付託
9 議案第62号ないし第64号
の委員会における審査
の結果
の報告
10
委員長報告に対する質疑、討論、採決
11 追加議案第56号ないし第59号
の提出
議案第56号
農業委員会委員任命の件
議案第57号
固定資産評価審査委員会委員選任の件
議案第58号
固定資産評価員選任の件
議案第59号
人権擁護委員候補者推薦の件
12 市長
の提案理由
の説明
13 質疑、
委員会付託、討論、採決
14 追加議案第60号、第61号
の提出
議案第60号
福島市議会委員会条例の一部
を改正する条例制定
の件
議案第61号
福島市議会会議規則の一部
を改正する規則制定
の件
15 議員
の提案理由
の説明
16 質疑、討論、採決
17 追加議案第65号ないし第67号
の提出
議案第65号
新型コロナウイルス感染症のリスク低減と今後
のまちづくり施策の推進
を求める意見書
議案第66号 地方自治体
のデジタル化の推進
を求める意見書
議案第67号 福島県最低賃金
の引き上げと早期発効
を求める意見書
18
説明、質疑、
委員会付託、討論、採決
─────────────────────────────────────────────
本日
の会議に付した事件
議事日程に記載
のとおり
午前10時29分 開 議
○議長(梅津政則) 定足数に達しておりますので、これより本会議
を開きます。
本日
の議事日程
の変更についてお諮りいたします。
さきに開会
の議会運営委員会の決定
のとおり、すなわちお手元に配付
のとおり議事日程
を変更したいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、議事日程
を変更することに決しました。
この際、ご報告いたします。
さきに開会
の予算特別委員会におきまして、正副
委員長互選の結果、委員長に28番
小野京子議員、副委員長に6番
川又康彦議員がそれぞれ選任された旨、議長手元まで報告がありました。
日程に従い、議案第3号ないし第16号、第18号、第19号、第21号ないし第43号、第45号ないし第50号及び請願
の委員会における審査
の経過並びに結果
の報告
を求めます。
総務常任委員長、22番。
◎22番(白川敏明) 議長、22番。
○議長(梅津政則)
総務常任委員長。
【22番(白川敏明)登壇】
◎22番(白川敏明) 去る16日
の本会議におきまして当
総務常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会
の審査
の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当委員会は、17日、18日、19日及び22日
の4日間にわたり開会、市当局
の出席
を求め、詳細なる
説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第27号特別職
の職員で非常勤
のもの
の報酬等に関する条例
の一部
を改正する条例制定
の件につきましては、賛成多数により、原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第18号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、当
委員会所管分、議案第26号福島市
行政手続等における情報通信
の技術
の利用に関する条例
の一部
を改正する条例制定
の件、議案第28号市長等
の給与に関する条例
の一部
を改正する条例制定
の件、議案第29号福島市職員
の給与に関する条例等
の一部
を改正する条例制定
の件、議案第30号福島市
前澤未来基金条例制定の件、議案第46号
包括外部監査契約
の件、議案第47
号工事請負契約の一部変更
の件、以上につきましては、いずれも原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(梅津政則)
文教福祉常任委員長、14番。
◎14番(萩原太郎) 議長、14番。
○議長(梅津政則)
文教福祉常任委員長。
【14番(萩原太郎)登壇】
◎14番(萩原太郎) 去る16日
の本会議におきまして当
文教福祉常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会
の審査
の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当委員会は、17日、18日及び19日
の3日間にわたり開会、市当局
の出席
を求め、詳細なる
説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第18号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、当
委員会所管分、議案第32
号福島市立学校条例の一部
を改正する条例制定
の件、議案第34号福島市
指定障害福祉サービスの事業等
の人員、設備及び運営に関する基準等
を定める条例等
の一部
を改正する条例制定
の件、議案第35号福島市
ひとり親家庭医療費の助成に関する条例
の一部
を改正する条例制定
の件、議案第36号福島市
指定地域密着型サービスの事業
の人員、設備及び運営に関する基準
を定める条例等
の一部
を改正する条例制定
の件、議案第37号福島市
国民健康保険条例等の一部
を改正する条例制定
の件中、当
委員会所管分、議案第38号福島市
介護保険条例の一部
を改正する条例制定
の件、議案第39号福島市
食品衛生法施行条例の一部
を改正する条例制定
の件、議案第40号福島市
魚介類行商人の登録に関する条例
を廃止する条例制定
の件、議案第49
号財産取得の件、議案第50
号専決処分承認の件、すなわち専決第3号令和2年度福島市
一般会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案または専決
のとおり可決あるいは承認すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(梅津政則)
経済民生常任委員長、25番。
◎25番(
二階堂武文) 議長、25番。
○議長(梅津政則)
経済民生常任委員長。
【25番(
二階堂武文)登壇】
◎25番(
二階堂武文) 去る16日
の本会議におきまして当
経済民生常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会
の審査
の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当委員会は、17日、18日及び19日
の3日間にわたり開会、市当局
の出席
を求め、詳細なる
説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第18号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、当
委員会所管分、議案第22号令和2年度福島市
国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第25号令和2年度福島市
後期高齢者医療事業費特別会計補正予算、議案第33号福島市
企業立地促進条例制定の件、議案第37号福島市
国民健康保険条例等の一部
を改正する条例制定
の件中、当
委員会所管分、以上につきましては、いずれも原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、今定例会議において当委員会に付託になりました請願につきまして、審査
の結果
をご報告申し上げます。
「福島県最低賃金
の引き上げと早期発効
を求める
意見書提出方について」
の請願につきましては、採択すべきものと決定いたしました。
なお、この決定に伴い、当
委員会所属議員による
関係意見書に関する議案
の提出
を用意しておりますこと
を申し添えます。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(梅津政則)
建設水道常任委員長、7番。
◎7番(梅津一匡) 議長、7番。
○議長(梅津政則)
建設水道常任委員長。
【7番(梅津一匡)登壇】
◎7番(梅津一匡) 去る16日
の本会議におきまして当
建設水道常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会
の審査
の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当委員会は、17日、18日、19日及び22日
の4日間にわたり開会、市当局
の出席
を求め、詳細なる
説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第18号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、当
委員会所管分、議案第19号令和2年度福島市
水道事業会計補正予算、議案第21号令和2年度福島市
下水道事業会計補正予算、議案第23号令和2年度福島市
土地区画整理事業費特別会計補正予算、議案第31号福島市
手数料条例の一部
を改正する条例制定
の件、議案第41号福島市
屋外広告物条例の一部
を改正する条例制定
の件、議案第42号福島市道路構造
の技術的基準を定める条例
の一部
を改正する条例制定
の件、議案第43号福島市水道条例
の一部
を改正する条例制定
の件、議案第45
号市道路線の認定及び廃止
の件、議案第48
号財産取得の件、以上につきましては、いずれも原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(梅津政則) 新
庁舎西棟建設調査特別委員長、19番。
◎19番(後藤善次) 議長、19番。
○議長(梅津政則) 新
庁舎西棟建設調査特別委員長。
【19番(後藤善次)登壇】
◎19番(後藤善次) 去る16日
の本会議におきまして当新
庁舎西棟建設調査特別委員会に付託になりました議案に対する委員会
の審査
の結果につきまして、ご報告申し上げます。
議案第24号令和2年度
福島市庁舎整備基金運用特別会計補正予算につきましては、原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(梅津政則)
予算特別委員長、28番。
◎28番(小野京子) 議長、28番。
○議長(梅津政則)
予算特別委員長。
【28番(小野京子)登壇】
◎28番(小野京子) 去る16日
の本会議におきまして当
予算特別委員会に付託になりました各議案に対する委員会
の審査
の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当委員会は、16日、17日、18日、19日、22日及び23日
の6日間にわたり全体会並びに各分科会
を開会、市当局
の出席
を求め、詳細なる
説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第3号令和3年度福島市
一般会計予算につきましては、賛成多数により、原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第4号令和3年度福島市
水道事業会計予算、議案第5号令和3年度福島市
下水道事業会計予算、議案第6号令和3年度福島市
農業集落排水事業会計予算、議案第7号令和3年度福島市
国民健康保険事業費特別会計予算、議案第8号令和3年度福島市飯坂町財産区
特別会計予算、議案第9号令和3年度福島市
公設地方卸売市場事業費特別会計予算、議案第10号令和3年度福島市
土地区画整理事業費特別会計予算、議案第11号令和3年度福島市
介護保険事業費特別会計予算、議案第12号令和3年度
福島市庁舎整備基金運用特別会計予算、議案第13号令和3年度福島市
後期高齢者医療事業費特別会計予算、議案第14号令和3年度福島市青木財産区
特別会計予算、議案第15号令和3年度福島市
工業団地整備事業費特別会計予算、議案第16号令和3年度福島市
母子父子寡婦福祉資金貸付事業費特別会計予算、以上につきましては、いずれも原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(梅津政則) ただいま
の委員長報告に対し、ご質疑
のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご質疑がなければ、質疑
を終結いたします。
討論に移ります。
討論
の通告があります。
27番
村山国子議員。
◆27番(村山国子) 議長、27番。
○議長(梅津政則)
村山国子議員。
【27番(村山国子)登壇】
◆27番(村山国子) 皆さん、おはようございます。
日本共産党の村山国子です。採決に先立ち、
日本共産党市議団を代表して意見
を述べます。
議案第3号令和3年度福島市
一般会計予算、議案第27号特別職
の職員で非常勤
のもの
の報酬等に関する条例
の一部
を改正する条例制定
の件について、反対
の立場で意見
を述べます。
最初に、議案第3号について述べます。
福島市
の昨年12月
の新型コロナウイルス感染者数は294
人と、県内
の月別感染者数では最多となっています。
クラスターが次
のクラスターを発生させるなど、7例
のクラスターが発生しました。一昨日は、8例目
のクラスターが発生し、感染者数は17名と
の発表もありました。
クラスターの発生は感染
の急拡大につながり、12月
のクラスター感染者数は二次感染も含めると239
人となっています。そのうち5割弱が病院や介護施設でした。
福島県
のクラスターの状況は、11月から2月までは19件中9件が病院、介護施設となっており、その感染者数は
クラスター感染者総数の5割以上となり、教育施設
を含めると、その割合は75%強に上ります。2月から3月は、
クラスター8件
のうち7件が病院や介護施設です。そして、県内で亡くなった方は70代以上が約95%となっていますから、感染拡大は高齢者
の皆さん
の命に関わってきます。
私たちは、医療
を守り、感染
を未然に防ぐためには無症状
の陽性者
の検査が重要、病院や
高齢者施設や教育施設、飲食店等
の定期的な社会的検査
をすべきと求めてきました。また、日頃より市民
の命と健康
を守り、今後
のワクチン接種、そして
PCR検査で協力
をいただいている医療機関へ
の経営悪化に対する支援
を求めてきました。
保育士、
放課後児童クラブ支援員、介護士、
障害者施設職員等ケア労働者の皆さんは、感染しないように、日々会いたい
人にも会わずに外出
を最小限にして、細心
の注意と努力
を重ねています。
新型コロナパンデミックによって、ケア労働
の皆さん抜きには社会生活は成り立たないこと
を改めて認識させられました。しかし、ケア労働
の皆さん
の多くが労働に見合う賃金になっていません。新たな待遇改善
を行うべきでした。
帝国データバンク
の動向調査によると、県内
の昨年中
の休業や廃業、解散
をした個人事業主
を含む企業は858件、福島市は122件となっています。
市税へ
のコロナ
の影響
を見てみると、令和2年度
の市税収入
の減額補正は3億円が計上されていますし、保険料等
の減額、免除は、自営業者
の皆さんが多く加入する
国民健康保険が169件、介護保険が119件となっています。国保と介護については、2月末現在
の数値ですから、増える可能性もあります。そのほかにも、影響
を受けているが、減免に該当しなかった方も多数います。
このように、感染
の拡大、そして自粛要請で多く
の事業所が大きな影響
を受けています。
私たちは、
予算要望等でも、地域経済
の活性化策として
住宅リフォーム助成制度や
商店リニューアル助成制度を求めてきました。コロナ禍によって地域経済が疲弊していますから、事業所へ
の直接支援と同時に、助成額
の数倍
の地域循環型
の経済効果が見込まれる
住宅リフォーム助成制度や
商店リニューアル助成制度を創設すべきでした。また、この助成制度は、福島県沖地震
の屋根瓦被害など、現在市独自支援
のない損害割合
の低い被害
の修繕にも活用でき、市民にも事業所にも大歓迎される事業となるはずです。
第4波や変異株
の懸念やワクチン
の効果
の予測ができない中、
コロナ対策が十分とは言えません。
公営住宅
の家賃減免制度は、多く
の自治体が実施しています。隣
の伊達市では、収入が
生活保護基準の8割以下であれば8割減額、保護基準
の1.3倍以下であれば2割減額と、収入によって減額されます。県では、所得月額が6万1,500円以下であれば減免
の対象となり、所得
の割合により減免が最大で1,000円
の家賃となります。
福島市
の住宅マスタープラン後期計画では、福島市
の役割として、低額所得者
の居住
の安定
のため、公営住宅
の供給等により、セーフティー機能
の確保
を図るとあります。市営住宅
の入居者
の所得月額
を見てみると、一番所得
の低い10万4,000円以下が約8割弱となっていますから、市営住宅
の理念に基づけば、減免制度
の創設に踏み切るべきでした。
学校給食へ
の助成は、県内では現在38市町村が行っており、来年度から県北では国見町が全額助成
を決めました。ほか3町村が新たに加わり、42市町村、約8割となります。42市町村中、半額以上
の助成は約7割
の30市町村です。
市が平成28年度に子供
の貧困対策策定
のために行った福島市子供
のいる世帯
の実態把握調査は、約92%と高回答率でした。設問中、重要だと思う市
の取組について、子供
の就学に係る費用
の軽減が全体で7割以上
を占めており、保護者
の皆さんは教育費
の負担軽減
を望んでいます。学校給食費
の無償化は、子供
の医療費助成と並んで、保護者に大歓迎される施策です。
福島市は、子育てするなら福島市と称されるよう、子供
の育ち
を支援するため
の基本理念
を定めるとして、福島市子ども
のえがお条例
を策定しています。このコロナ禍で市民
の生活は大変になっていますし、教育
の無償化は憲法でうたわれ、学校給食は教育
の一環であることに鑑みれば、学校給食費へ
の助成割合
を引き上げるべきでした。
マイナンバーは全国民に割り振られていますが、カード
の取得は任意となっています。しかし、菅首相は、2022年度末までには全国民に持たせること
を方針に掲げ、
国民健康保険と
の一体化や運転免許証と
の統合、マイナポイント
の延長など、あの手この手で国民に取得
を押しつけようとしています。2016年1月
の交付開始から5年が経過しても、福島市では27%と4
人に1
人強
の取得率ですから、国民、市民は必要と感じていないということです。
マイナポイントに関しては、消費税増税対策であり、消費税自体が応益負担という逆進性
の強い税金という性質に加えて、カード
を持っている
人しか恩恵がないという、税
の公平性
を脅かし、格差拡大につながります。
この間、三十数回にわたる番号法
の改悪
を重ね、マイナンバーに年金、
国民健康保険、所得税、雇用保険に関する個人情報と住民税、固定資産税、軽自動車税、福祉、生活保護、教育など、市役所が住民票と関連して記録している全て
の個人情報と、そして今後
の戸籍情報や預貯金口座へ
のひもづけによって、住民サービス
の拡充ではなく、本来
の狙いである徴税強化と社会保障
の抑制
のために、住民サービスに係る選別や分類、判定等、プロファイリングにつながる危惧があります。
そして、安倍政権下で秘密保護法、共謀罪法が強行成立しており、テロ対策
を口実にマイナンバー
を利用するなど、国家による国民監視体制がより強化される懸念もあります。
このようにマイナンバー制度は、基本的人権や個人情報
の侵害など、何重にも憲法に違反する制度であり、そこに国民
の巨額
の税金
を投入し続けることは大問題です。
これら
の理由により、議案第3号令和3年度福島市
一般会計予算に反対いたします。
次に、議案第27号特別職
の職員で非常勤
のもの
の報酬等に関する条例
の一部
を改正する条例制定
の件について述べます。
この議案は、非常勤
の委員
の報酬に関するもので、2つ
の項目が含まれています。1つ目には、福島市いじめ問題対策委員会
を設置した場合、弁護士等
の有識者
の業務内容や難易度、職責
の重さや拘束時間等
の職務
の特殊性
を勘案し、報酬
を引き上げるもので、これについては賛成するものです。
しかし、もう一つがコミュニティースクール
の学校運営協議会委員に対する報酬額
を規定したものです。私たちは、学校運営協議会そのものに問題があると考えています。学校運営協議会制度は、地域と学校
のただ
の連携ではなく、協議会が学校運営や教育活動に意見し、学校運営基本方針
を承認、また教職員
の任用に意見ができる等
の一定
の権限
を有することにより、教育や人事へ
の介入が否定できません。
学校運営協議会
を設置した学校、コミュニティースクールについて、教職員組合が行ったアンケートでは、プラス面が大きいので、さらに拡大
をと答えた
のは8.6%、縮小
をと答えた
のは48.2%になっており、土曜日、日曜日に会議が入ってくる、手当もなく、ほとんどボランティアと
の意見が出されています。
学校
をよくするには教職員と保護者、地域住民が一体となった取組が必要ですが、委員には校長、教職員が含まれませんから、学校教育
の当事者である教職員
の意見が反映されなくなり、学校
の自主性や創造性が失われる、協議会が決定した行事など
をこなさなければならなくなるなど、教職員が多忙になるなどが危惧されています。
また、制度では委員
の任命は教育委員会となっていますから、恣意的な選考
を許すことにつながりかねない危険性
をはらんでいる
のです。
松陵中学校改築工事が完了する令和7年4月に松川地区義務教育学校が開校予定ですが、学校運営協議会
を松川地区にも設置するとしています。しかし、義務教育学校については
説明されていても、様々な課題
のある学校運営協議会制度については住民に一切
説明されていない中で
の導入も問題です。
これら
の理由により、議案第27号特別職
の職員で非常勤
のもの
の報酬等に関する条例
の一部
を改正する条例制定
の件については反対いたします。
以上で討論
を終わります。
○議長(梅津政則) 以上で
村山国子議員の討論
を終わります。
以上で討論は終結いたしました。
これより採決
を行います。
お諮りいたします。議案第3号令和3年度福島市
一般会計予算につきましては、ただいま
の委員長報告のとおり、すなわち原案
のとおり可決することに賛成
の方
の起立
を求めます。
【賛成者起立】
○議長(梅津政則) 起立多数。よって、議案第3号につきましては、ただいま
の委員長報告のとおり、すなわち原案
のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第27号特別職
の職員で非常勤
のもの
の報酬等に関する条例
の一部
を改正する条例制定
の件につきましては、ただいま
の委員長報告のとおり、すなわち原案
のとおり可決することに賛成
の方
の起立
を求めます。
【賛成者起立】
○議長(梅津政則) 起立多数。よって、議案第27号につきましては、ただいま
の委員長報告のとおり、すなわち原案
のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第4号ないし第16号、第18号、第19号、第21号ないし第26号、第28号ないし第43号、第45号ないし第50号につきましては、ただいま
の委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案または専決
のとおり可決あるいは承認することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、議案第4号ないし第16号、第18号、第19号、第21号ないし第26号、第28号ないし第43号、第45号ないし第50号につきましては、ただいま
の委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案または専決
のとおり可決あるいは承認されました。
続いて、お諮りいたします。「福島県最低賃金
の引き上げと早期発効
を求める
意見書提出方について」
の請願につきましては、ただいま
の委員長報告のとおり、すなわち本請願
を採択することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、本請願は採択されました。
暫時休憩いたします。
午前11時04分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時33分 再 開
○議長(梅津政則) 休憩前に引き続き会議
を開きます。
本日
の議事日程
の変更についてお諮りいたします。
さきに開会
の議会運営委員会の決定
のとおり、すなわちお手元に配付
のとおり議事日程
を変更したいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、議事日程
を変更することに決しました。
ただいま市長から追加議案
の提出がありました。
議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第62号ないし第64号
を一括して議題といたします。
市長
の提案理由
の説明を求めます。
◎市長(木幡浩) 議長、市長。
○議長(梅津政則) 市長。
【市長(木幡 浩)登壇】
◎市長(木幡浩) 追加提案について申し上げます。
提出いたしました案件は、令和3年度福島市
一般会計補正予算等
の議案3件であります。
その内容
の説明に先立ち、福島県沖地震に対する今月5日以降
の対応状況等
を申し上げますと、同22日現在、罹災証明申請は6,860件に達し、その52%
の交付
を完了しました。そのうち、全壊は23棟、大規模半壊は32棟に上るなど、重い住家等被害も増えてきております。
被災建築物
の応急危険度判定は、168件
の申請に対し、164件
の判定
を実施しました。住宅
の修理
を希望する方で、準半壊以上
の判定
を受けた場合には、住宅応急修理制度
を活用いただいております。
また、災害見舞金は、家屋等
の全壊、半壊等
を含む申請247件に対し、23%にあたる56件、365万円
を支給済みであり、被災された方
の速やかな生活再建支援に努めております。
次に、
新型コロナウイルス感染症につきましては、今月23日、陸上自衛隊福島駐屯地において、昨年末以来となる本市8つ目
のクラスターが確認されました。これまで17名
の感染が確認され、さらに拡大する様相
を呈しております。市といたしましては、昨年末
のような感染急拡大につながらないよう、福島駐屯地等と連携して調査
を進め、感染拡大
の防止、早期収束に努めてまいります。
新型コロナウイルスワクチンにつきましては、4月中は、本市と一体的に実施する飯舘村分
を含めて4箱、3,900回分
のワクチンが県より配分されることが決定されました。4月
の供給は限定的で、5月以降
の供給スケジュールは未定であるため、重症化、
クラスター防止
の観点から、4月19日より、高齢者入所施設から先行して接種
を実施することとしました。
5月17日からは医療機関で
の個別接種と、NCVふくしまアリーナなど拠点会場2か所で
の集団接種
を同時に開始し、6月上旬からは地区巡回型
の集団接種も加え、7月末までにはほぼ全て
の高齢者
の接種
を完了する目標であります。
今月29日には、集団接種
のシミュレーション訓練
を実施します。今後、訓練
の検証により実施方法
の改善
を図るとともに、国
のワクチン供給に柔軟に対応した接種スケジュール
の設定や市民へ
の的確な情報提供に努め、
ワクチン接種を円滑に進めてまいります。
ワクチン接種準備
の進展等
を踏まえ、今般、第11次
新型コロナウイルス感染症対策
を決定いたしました。
ワクチン接種費用
を予算計上するとともに、医療機関
の負担軽減とワクチン配送
の効率化
のため、市が一元的に小分け配送
を実施します。また、個別接種、集団接種に協力いただける医療機関等
の負担
を考慮し、協力金等
を支給するほか、今後も新たな生活様式
を導入して事業活動
を展開しなければならない事業所等
を支援するため、新たなビジネスモデル創出支援事業費
を増額するなど、現下
の優先課題である感染拡大防止に重点
を置いた対策としております。
また、長引くコロナ禍に苦しむ市民生活
を支援し、併せて経済活動
の回復
を図るため、ふくしま市民生活エールクーポン
を再び実施します。前回
の実績
を検証し、市民
の皆様に、より使いやすく、かつ中小規模
の店舗支援に配慮した施策としてまいります。
なお、国において、仮称低所得
の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金等
の実施が決定されました。これら
の制度については、詳細が判明次第、適切な予算対応
を行い、迅速な実施に努めてまいります。
今後とも、状況に応じた市民生活や地域経済へ
の支援
を講じながら、
ワクチン接種と新しい生活様式
の定着
を軸に、新型コロナに強い社会
を形成し、感染防止と社会経済活動
の両立
を図ってまいります。
次に、提出いたしました議案について申し上げます。
議案第62号令和3年度福島市
一般会計補正予算は、歳入歳出予算及び地方債
の補正で、総額38億2,400万円余
を追加するものであります。
その財源には、国庫支出金15億8,700万円余、財産収入14億円及び市債8,500万円
のほか、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6,000万円
を追加し、差引き6億9,200万円余は繰越金
を充当いたします。
歳出補正
の主な内容は、ただいま申し上げた第11次新型
コロナ対策に係る費用
のほか、福島県沖地震
の被災者支援として、新たに住宅屋根改修助成事業費
を計上いたします。
また、社会福祉施設、児童福祉施設
の事業者に対し、国
の制度
を活用して復旧事業
を支援するほか、保健福祉センター、こむこむ館、消防施設について、速やかに復旧工事
を実施するため
の経費
を計上いたします。
議案第63号及び第64
号工事請負契約の一部変更
の件は、地域振興施設道
の駅本体
の建築工事と電気設備工事について、工事内容
の変更に伴い、契約金額等
を変更するものであります。
以上が提出議案
の概要ですが、詳細につきましては、ご質疑または委員会等において申し上げたいと存じますので、よろしくご審議
の上議決
を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(梅津政則) この際、質疑通告
の締切りについてお諮りいたします。
さきに開会
の議会運営委員会で確認された質疑通告
の状況から、ただいまをもって質疑通告
を締め切ることにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、ただいまをもって質疑通告
を締め切ることに決しました。
日程に従い、議案第62号ないし第64号に対する質疑
を行います。
ご質疑
のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご質疑がなければ、質疑
を終結いたします。
日程に従い、議案第62号ないし第64号
を所管
の常任委員会
の審査に付することにいたします。
委員会開会
のため、暫時休憩いたします。
午前11時44分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後2時53分 再 開
○議長(梅津政則) 休憩前に引き続き会議
を開きます。
日程に従い、議案第62号ないし第64号
の委員会における審査
の結果
の報告
を求めます。
総務常任委員長、22番。
◎22番(白川敏明) 議長、22番。
○議長(梅津政則)
総務常任委員長。
【22番(白川敏明)登壇】
◎22番(白川敏明) さき
の本会議におきまして当
総務常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会
の審査
の結果につきまして、ご報告申し上げます。
議案第62号令和3年度福島市
一般会計補正予算中、当
委員会所管分、議案第63
号工事請負契約の一部変更
の件、議案第64
号工事請負契約の一部変更
の件、以上につきましては、いずれも原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(梅津政則)
文教福祉常任委員長、14番。
◎14番(萩原太郎) 議長、14番。
○議長(梅津政則)
文教福祉常任委員長。
【14番(萩原太郎)登壇】
◎14番(萩原太郎) さき
の本会議におきまして当
文教福祉常任委員会に付託になりました議案に対する委員会
の審査
の結果につきまして、ご報告申し上げます。
議案第62号令和3年度福島市
一般会計補正予算中、当
委員会所管分につきましては、原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(梅津政則)
経済民生常任委員長、25番。
◎25番(
二階堂武文) 議長、25番。
○議長(梅津政則)
経済民生常任委員長。
【25番(
二階堂武文)登壇】
◎25番(
二階堂武文) さき
の本会議におきまして当
経済民生常任委員会に付託になりました議案に対する委員会
の審査
の結果につきまして、ご報告申し上げます。
議案第62号令和3年度福島市
一般会計補正予算中、当
委員会所管分につきましては、原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(梅津政則)
建設水道常任委員長、7番。
◎7番(梅津一匡) 議長、7番。
○議長(梅津政則)
建設水道常任委員長。
【7番(梅津一匡)登壇】
◎7番(梅津一匡) さき
の本会議におきまして当
建設水道常任委員会に付託になりました議案に対する委員会
の審査
の結果につきまして、ご報告申し上げます。
議案第62号令和3年度福島市
一般会計補正予算中、当
委員会所管分につきましては、原案
のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(梅津政則) ただいま
の委員長報告に対し、ご質疑
のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご質疑がなければ、質疑
を終結いたします。
討論に移ります。
ご意見
のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご意見がなければ、討論
を終結いたします。
これより採決
を行います。
お諮りいたします。議案第62号ないし第64号につきましては、ただいま
の委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案
のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、議案第62号ないし第64号につきましては、ただいま
の委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案
のとおり可決されました。
ただいま市長から追加議案
の提出がありました。
議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第56号ないし第59号
を一括して議題といたします。
市長
の提案理由
の説明を求めます。
◎市長(木幡浩) 議長、市長。
○議長(梅津政則) 市長。
【市長(木幡 浩)登壇】
◎市長(木幡浩) 追加提案について申し上げます。
議案第56号
農業委員会委員任命の件につきましては、高橋守保委員が令和2年11月30日辞任いたしましたので、後任委員として渡邊友一氏
を適任と認め、任命
を行うものであります。
議案第57号
固定資産評価審査委員会委員選任の件につきましては、永山裕己委員が4月5日任期満了になりますので、後任委員として永山裕己氏
を適任と認め、選任
を行うものであります。
議案第58号
固定資産評価員選任の件につきましては、遊佐吉典が3月31日付辞任いたしますので、後任評価員として杉内剛
を適任と認め、選任
を行うものであります。
議案第59号
人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、廣瀨真弓委員及び渡邊健壽委員が6月30日任期満了になりますので、後任委員候補者として佐藤清子氏及び駒田晋一氏
を適任と認め、法務大臣に推薦
を行うものであります。
よろしくご審議
の上、ご同意
を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(梅津政則) 議案第56号ないし第59号につきましては、質疑、
委員会付託、討論
をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、議案第56号ないし第59号につきましては、質疑、
委員会付託、討論
をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
これより採決
を行います。
お諮りいたします。議案第56号
農業委員会委員任命の件、議案第57号
固定資産評価審査委員会委員選任の件、議案第58号
固定資産評価員選任の件、議案第59号
人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、いずれも原案
のとおり同意することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、議案第56号ないし第59号につきましては、いずれも原案
のとおり同意することに決しました。
ただいま
議会運営委員会から追加議案
の提出がありました。
議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第60号、第61号
を一括して議題といたします。
提出者
の説明を求めます。
議会運営委員長、9番。
◎9番(丹治誠) 議長、9番。
○議長(梅津政則) 議会運営委員長。
【9番(丹治 誠)登壇】
◎9番(丹治誠)
議会運営委員会から
の提出議案につきまして、委員長として提案理由
を申し上げます。
初めに、議案第60号
福島市議会委員会条例の一部
を改正する条例制定
の件につきましては、福島市部設置条例
の一部改正に伴い、所要
の改正
を行うものであります。
次に、議案第61号
福島市議会会議規則の一部
を改正する規則制定
の件につきましては、本会議または委員会へ
の欠席事由について
の明文化等
を図るため、所要
の改正
を行うものであります。
以上、提案理由
を申し上げ、各議員
のご賛同
を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(梅津政則) この際、お諮りいたします。
議案第60号、第61号につきましては、委員会提出でありますので、質疑、討論
をそれぞれ省略し、直ちに採決することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、質疑、討論
をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
これより採決
を行います。
お諮りいたします。議案第60号
福島市議会委員会条例の一部
を改正する条例制定
の件、議案第61号
福島市議会会議規則の一部
を改正する規則制定
の件につきましては、いずれも原案
のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、議案第60号、第61号につきましては、いずれも原案
のとおり可決されました。
ただいま議員から追加議案
の提出がありました。
議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第65号ないし第67号
を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。議案第65号ないし第67号につきましては、
説明、質疑、
委員会付託をそれぞれ省略することにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、
説明、質疑、
委員会付託をそれぞれ省略することに決しました。
討論に移ります。
討論
の通告があります。
27番
村山国子議員。
◆27番(村山国子) 議長、27番。
○議長(梅津政則)
村山国子議員。
【27番(村山国子)登壇】
◆27番(村山国子)
日本共産党の村山国子です。採決に先立ち、
日本共産党市議団を代表して、議案第66号地方自治体
のデジタル化の推進
を求める意見書について、採択に反対
の立場で意見
を述べます。
デジタル化により、住民サービスが向上されることについては、否定するものではありません。しかし、二面性があることも考慮しなければなりません。
菅政権は、新型コロナウイルス感染拡大防止
を理由に、従来から財界と練り上げてきた
デジタル化政策
を一気に進めようとしておりますけれども、
デジタル化によって生み出された個人や企業
のビッグデータが競争力
の源泉であるとして、成長戦略にしようとしており、
デジタル化は利便性と同時に、個人情報
の利活用による基本的人権や個人情報
の侵害と表裏一体だということであります。
また、自治体
のICT化する業務が増えれば、情報システム関連予算は増大していきますし、ビッグデータが活用できる特定
の企業
の利益につながる危険性があります。今、国会で審議されているデジタル関連法案は、同様
の問題がある上、自治体
の業務に利用する情報システム
を標準化、統一することで、自治体が持つ自主性、自治権へ
の侵害も問われています。
また、
デジタル化は利用できない
人が置いてきぼりで、利便性は後退し、行政サービスが低下する、あるいはサービスが行き届かなくなる、そういった危惧もあります。
そして、マイナンバー制度は今後、最大
の目的である徴税強化と医療、介護、生保等社会保障
の給付抑制
のため
のプロファイリングにつながっていきます。
これら
の理由により、議案第66号地方自治体
のデジタル化の推進
を求める意見書
の採択には反対
をいたします。
以上で討論
を終わります。
○議長(梅津政則) 以上で
村山国子議員の討論
を終わります。
以上で討論は終結いたしました。
これより採決
を行います。
お諮りいたします。議案第65号
新型コロナウイルス感染症のリスク低減と今後
のまちづくり施策の推進
を求める意見書につきましては、原案
のとおり可決することに賛成
の方
の起立
を求めます。
【賛成者起立】
○議長(梅津政則) 起立多数。よって、議案第65号につきましては、原案
のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第66号地方自治体
のデジタル化の推進
を求める意見書につきましては、原案
のとおり可決することに賛成
の方
の起立
を求めます。
【賛成者起立】
○議長(梅津政則) 起立多数。よって、議案第66号につきましては、原案
のとおり可決されました。
続いて、お諮りいたします。議案第67号福島県最低賃金
の引き上げと早期発効
を求める意見書につきましては、原案
のとおり可決することにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、議案第67号につきましては、原案
のとおり可決されました。
以上で本定例会議
の日程は全部終了いたしました。
本定例会議は、これをもって閉会いたします。
午後3時12分 閉 会
可決した意見書
─────────────────────────────────────────────
新型コロナウイルス感染症のリスク低減と今後
のまちづくり施策の推進
を求める意見書
新型コロナウイルス感染拡大により社会生活に様々な問題が生じている。こうした状況下において、感染症
のリスク
を低減させるとともに、一刻も早い地域経済
の回復が求められている。また、ウィズコロナ・ポストコロナ
を見据えた中で喫緊
の課題である人口減少社会に対応し個性豊かで、魅力と活力
のある地域社会
を構築する必要がある。
よって、国においては、
新型コロナウイルス感染症のリスク低減と、活力ある地域社会
の実現に向け
まちづくり施策を推進するため、次
の事項に更なる措置
を講じるよう強く求める。
1
新型コロナウイルス感染症のPCR検査体制
の拡充及び
ワクチン接種が、安全かつ円滑に実施されるよう自治体に対し必要な財源と
ワクチン接種体制及びシステム
の構築にかかる支援
を行うこと
また、ワクチン
の国内へ
の供給及び都道府県へ
の配分
の見通しや、接種に関する有効性、安全性など十分な情報
を提供すること
2
新型コロナウイルス感染症により経営面でも厳しい状況に置かれている医療機関や介護事業者はもとより、最前線で奮闘している医療・介護従事者へ
の給付
を含め、必要な支援
を講じるとともに、
新型コロナウイルス感染症に対し十分な医療提供体制が維持できるよう、病院間
の支援ネットワークや医師・看護師派遣等
の医療人材
の確保について、国と都道府県が連携した広域的な支援体制
を構築すること
3 地域経済
の回復については、今後もその状況
を的確に捉え、迅速に必要な支援策
を展開するとともに、
新型コロナウイルス感染症により深刻な状況に陥っている雇用
の維持
を図ること
4
新型コロナウイルス感染症の状況に応じ、地方が機動的に施策
を展開できるよう、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、自治体が必要とする財源
を積極的に措置するとともに、柔軟で迅速な運用
を図ること
5 ひとり親世帯や減収により生活が困窮し、経済的に厳しい状況にある方
を支援するため、社会保障制度
の拡充等
の生活支援策
を講じること
6 地方へ
の新しいひと
の流れ
を生み出し、移住・定住
を促進するため、企業
の地方移転やサテライトオフィス等による機能移転、地域における創業
の促進等、時代
の変化
を捉えた新しい地方創生
の実現に向けた施策
を強力に推進すること
以上、地方自治法第99条
の規定により意見書
を提出する。
令和3年3月25日
福島市議会議長 梅 津 政 則
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣 あて
厚生労働大臣
行政改革担当大臣
内閣府特命担当大臣(少子化対策 地方創生)
経済再生担当大臣
─────────────────────────────────────────────
地方自治体
のデジタル化の推進
を求める意見書
人口減少に歯止めがかからず、全国的に深刻化する労働力不足や、大規模な自然災害、感染症等へ
のリスクに迅速かつ的確に対応するとともに、持続可能な行政サービス
を提供していくことが求められている。政府においては、デジタル庁
を新設するなど、
デジタル化の利便性
を実感できる社会
をつくることとしており、住民
の利便性
の向上や行政運営
の効率化につなげるため、国・地方
を通じた行政
のデジタル化を推進する必要がある。
よって、国においては、セキュリティ対策に万全
を期したうえで、
デジタル化を推進するため、次
の事項に特段
の措置
を講じるよう強く求める。
1
新型コロナウイルス感染症へ
の対応
を契機とする、新しい生活様式に合わせ、自宅等でも申請手続き等が可能となるよう、地方自治体における行政サービス
のデジタル化を支援すること
2 新しい生活様式に対応するため、行政手続き
のデジタル化や行政サービス業務においてICT
の導入
を推進するとともに、建築物において接触
を低減させる等、感染リスク
を減らすため
の改修等に係る財政措置
を講じること
3 地方自治体が、住民
の利便性向上や業務
の効率化
を図るため、マイナンバー
を活用した創意工夫が可能となるよう、財政支援
を行うこと
以上、地方自治法第99条
の規定により意見書
を提出する。
令和3年3月25日
福島市議会議長 梅 津 政 則
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣 あて
財務大臣
経済産業大臣
行政改革担当大臣
デジタル改革担当大臣
─────────────────────────────────────────────
福島県最低賃金
の引き上げと早期発効
を求める意見書
福島県は、少子高齢化と人口
の減少・流出が進み、震災当時と比較して生産年齢人口は、約20万
人も減少し人手不足が深刻化している。
人手不足
を補うため
の県内
の外国
人労働者数は、過去最高
を更新した。また、障害者雇用数も県内民間企業で過去最高
を更新、パート労働者、契約社員・派遣社員など
の非正規労働者は、雇用全体
の約4割
を占め雇用形態
の多様化が進んでいる。こうした状況において、勤労意欲喚起による生産性向上と社会
の格差是正
を目的とした政府
の同一労働同一賃金
の趣旨に鑑みれば、最低賃金引き上げと早期発効は、喫緊
の課題である。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、社会経済が混乱し、不安や不満が日増しに強まる中で、住民
の生命と健康
を守り、日常生活
を支える働く者
の努力に報い、社会経済
の回復と安定
を図ることが必要であり、社会
の責任である。
よって、政府においては、次
の事項
を実現されるよう強く要望する。
1 福島県最低賃金は、毎年年率3%程度
を目途に引き上げ
をはかること
また、より早期に全国加重平均1,000円になること
を目指すとした2019年6月に閣議決定した経済財政運営と改革
の基本方針に基づき、相応
の引き上げ
を行うこと
2 中小・地場企業に対する支援策等
を強化し、最低賃金
の引き上げ
を行う環境
を整備すること
3 福島県最低賃金
を県内
の労働力確保、人口流出抑制・防止
を見据えた金額とすること
4 一般労働者
の賃金引き上げ時期
を踏まえ、福島県最低賃金
の改定諮問時期
を可能な限り早めるとともに、早期
の発効に努めること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年3月25日
福島市議会議長 梅 津 政 則
内閣総理大臣
厚生労働大臣 あて
福島労働局長
請 願 審 議 結 果 等
┌──┬─────┬────────┬──────────┬─────┬─────┬───┐
│受理│受理年月日│ 請 願 要 旨 │ 請願者住所氏名 │ 紹介議員 │付託委員会│結果等│
│番号│ │ │ │ │ │ │
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│ 1 │ 3.3.1 │福島県最低賃金の│福島市仲間町4-8 │半沢 正典│経済民生 │採 択│
│ │ │引き上げと早期発│ラコパふくしま4F │鈴木 正実│常任委員会│ │
│ │ │効を求める意見書│日本労働組合総連合会│高木 克尚│ │ │
│ │ │提出方について │福島県連合会 │丹治 誠│ │ │
│ │ │ │福島地区連合会 │沢井 和宏│ │ │
│ │ │ │議長 菅井 謙一 │村山 国子│ │ │
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以上のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証明するためここに署名する。
福 島 市 議 会 議 長
副議長
議 員
議 員...