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  1. 福島市議会 2020-03-02
    令和 2年 3月定例会議-03月02日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    令和 2年 3月定例会議-03月02日-01号令和 2年 3月定例会議                 令和2年3月2日(月曜日) ───────────────────────────────────────────── 出 席 議 員(35名)   1番  沢井和宏            2番  山田 裕   3番  高木直人            4番  根本雅昭   5番  斎藤正臣            6番  川又康彦   7番  梅津一匡            8番  佐々木優   9番  丹治 誠            10番  佐原真紀   11番  石原洋三郎           12番  二階堂利枝   13番  石山波恵            14番  萩原太郎   15番  鈴木正実            16番  阿部 亨   17番  羽田房男            18番  小熊省三   19番  後藤善次            20番  梅津政則   21番  高木克尚            22番  白川敏明   23番  大平洋            24番  小松良行   25番  二階堂武文           26番  尾形 武   27番  村山国子            28番  小野京子   29番  粕谷悦功            30番  山岸 清
      31番  半沢正典            32番  黒沢 仁   33番  渡辺敏彦            34番  真田広志   35番  宍戸一照 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長         木幡 浩      副市長        紺野喜代志   副市長        山本克也      政策調整部長     川村栄司   総務部長危機管理監 横澤 靖      財務部長       遊佐吉典   商工観光部長     西坂邦仁      農政部長       斎藤房一   市民・文化スポーツ部長横田博昭      環境部長       清野一浩   健康福祉部長     加藤孝一      こども未来部長    髙橋信夫   建設部長       菊田秀之      都市政策部長     遠藤徳良   会計管理者会計課長 佐藤博美      総務課長       松崎 剛   財政課長       松田和士      水道事業管理者    八島洋一   水道局長       安藤善春      教育長        古関明善   教育部長       山田 準      代表監査委員     井上安子   消防長        阿蘓 武      農業委員会会長    宍戸 薫 ───────────────────────────────────────────── 議会事務局出席者   局長         下田正樹      次長兼総務課長    安藤芳昭   議事調査課長     渡邉洋也 ───────────────────────────────────────────── 議 事 日 程   1 会議録署名議員指名   2 会議期間決定   3 議案第1号ないし第51号、報告第1号提出       議案第1号 令和2年度福島一般会計予算       議案第2号 令和2年度福島水道事業会計予算       議案第3号 令和2年度福島下水道事業会計予算       議案第4号 令和2年度福島農業集落排水事業会計予算       議案第5号 令和2年度福島国民健康保険事業費特別会計予算       議案第6号 令和2年度福島市飯坂町財産区特別会計予算       議案第7号 令和2年度福島公設地方卸売市場事業費特別会計予算       議案第8号 令和2年度福島土地区画整理事業費特別会計予算       議案第9号 令和2年度福島介護保険事業費特別会計予算       議案第10号 令和2年度福島市庁舎整備基金運用特別会計予算       議案第11号 令和2年度福島後期高齢者医療事業費特別会計予算       議案第12号 令和2年度福島青木財産特別会計予算       議案第13号 令和2年度福島工業団地整備事業費特別会計予算       議案第14号 令和2年度福島母子父子寡婦福祉資金貸付事業費特別会計予算       議案第15号 令和元年度福島一般会計補正予算       議案第16号 令和元年度福島一般会計補正予算       議案第17号 令和元年度福島水道事業会計補正予算       議案第18号 令和元年度福島下水道事業会計補正予算       議案第19号 令和元年度福島農業集落排水事業会計補正予算       議案第20号 令和元年度福島土地区画整理事業費特別会計補正予算       議案第21号 令和元年度福島市庁舎整備基金運用特別会計補正予算       議案第22号 令和元年度福島後期高齢者医療事業費特別会計補正予算       議案第23号 令和元年度福島工業団地整備事業費特別会計補正予算       議案第24号 福島市議会議員及び福島市長選挙における選挙公報発行に関する条例一部改正する条例制定件       議案第25号 福島市監査委員条例一部改正する条例制定件       議案第26号 福島市一般職任期付職員採用等に関する条例制定件       議案第27号 議会議員議員報酬等に関する条例一部改正する条例制定件       議案第28号 地方公務員法及び地方自治法一部改正する法律施行に伴う関係条例整備に関する条例一部改正する条例制定件       議案第29号 市長等給与に関する条例一部改正する条例制定件       議案第30号 福島市森林環境整備基金条例制定件       議案第31号 福島市手数料条例一部改正する条例制定件       議案第32号 福島市公設地方卸売市場条例一部改正する条例制定件       議案第33号 福島市印鑑登録及び証明に関する条例一部改正する条例制定件       議案第34号 障がいあるもないも共にいきいきと暮らせる福島市づくり条例制定件       議案第35号 福島市子育て世帯応援に係る手当に関する条例廃止する条例制定件       議案第36号 福島市まちなか交流施設条例制定件       議案第37号 福島市客引き行為等防止に関する条例一部改正する条例制定件       議案第38号 福島市保健所条例一部改正する条例制定件       議案第39号 福島市食品衛生法施行条例一部改正する条例制定件       議案第40号 福島市浄化槽保守点検業者登録に関する条例一部改正する条例制定件       議案第41号 福島市都市公園条例一部改正する条例制定件       議案第42号 福島市営住宅等条例等一部改正する条例制定件       議案第43号 福島市道路占用料徴収条例一部改正する条例制定件       議案第44号 福島市下水道等事業設置等に関する条例一部改正する条例制定件       議案第45号 福島市水道事業設置等に関する条例一部改正する条例制定件       議案第46号 福島市消防団員定員、任免、服務及び給与に関する条例一部改正する条例制定件       議案第47号 市道路線認定及び廃止件       議案第48号 包括外部監査契約件       議案第49号 工事請負契約一部変更件       議案第50号 財産処分件       議案第51号 財産処分件       報告第1号 専決処分報告件   4 市長提案理由の説明   5 議案第15号先議   6 議案第15号に対する質疑   7 議案第15号所管常任委員会に付託   8 議案第15号委員会における審査結果報告   9 委員長報告に対する質疑、討論、採決 ───────────────────────────────────────────── 本日会議に付した事件   議事日程に記載とおり                 午前10時00分    開  会 ○議長(梅津政則) 定足数に達しておりますので、これより3月定例会議開会いたします。  会議録署名議員指名いたします。  8番佐々木優議員、28番小野京子議員指名いたします。  会議期間決定いたします。  会議期間は、議会運営委員会決定とおり、すなわち本3月2日から25日まで24日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、会議期間は本3月2日から25日まで24日間と決定いたしました。  なお、本会議議事日程質問通告等締切りは、お手元に配付印刷物とおりでありますので、ご了承願います。  議案等の説明を求めるため、会議期間中、市長以下、必要と認める執行機関職員出席求めることにいたします。
     諸般報告いたします。  報告内容は、お手元に配付印刷物とおりでありますので、ご了承願います。  ただいま市長から議案及び報告提出がありました。  議案及び報告は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  日程に従い、議案第1号ないし第51号、報告第1号一括して議題といたします。  市長提案理由の説明を求めます。 ◎市長(木幡浩) 議長、市長。 ○議長(梅津政則) 市長。      【市長(木幡 浩)登壇】 ◎市長(木幡浩) 皆様、おはようございます。提案理由申し上げるに先立ち、目下最大懸案であります新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。  新型コロナウイルス感染症は、市中感染に拡大してきており、感染拡大防止図る上で、今、非常に重要な局面迎えております。政府からは、2月27日、異例全国一斉休校要請が表明されました。これ踏まえ、本市といたしましては、明後日から春休みまで期間、市立小中特別支援学校臨時休業とするとともに、預け先がないなどやむを得ない事情がある小学校、特別支援学校児童については、通学している学校で自学できる体制整えることにいたしました。卒業式につきましては、参加者縮小、時間短縮など、感染防止に努めながら実施する予定であります。  これまで本市対応といたしましては、1月30日に私本部長とした新型コロナウイルス感染症対策本部設置し、医療機関はじめ関係機関と連携しつつ、全庁的な取組進めてまいりました。帰国者・接触者相談センターに加えて相談専用電話も設け、国が相談対象とする方以外から相談にも、土日、祝日含め幅広く対応いたしております。  また、政府基本方針踏まえ、2月27日には本市における当面方針取りまとめ、28日には市長メッセージ発して、市民、事業者、団体皆様に感染拡大防止行動お願いしたところであります。引き続き、事態推移に応じ、地域経済対応も含め的確に対応するとともに、市民等皆様には、市長メッセージに沿って対応徹底いただき、市民一丸感染拡大危機乗り越えてまいりたいと存じます。  次に、市政運営に関する所信申し上げ、ご理解とご協力賜りたいと存じます。  昨年は令和新時代になり、新しいわらじまつりなど、至るところで新時代息吹が感じられました。一方、台風19号により、本市においても甚大な被害受け、安全安心充実に取り組む決意新たにしたところであります。  間もなく、東日本大震災、原発事故から10年目に入ります。東京2020大会開催や、連続テレビ小説、エール放映と、福島と復興に大きな注目が集まる年になります。福島冠する県都責任として、震災記憶と教訓次世代へ継承するとともに、感謝と併せて世界へと発信してまいります。  また、大震災後10年目以降新たな未来像描くとともに、この千載一遇チャンス生かして、全国、世界から多く人々集め、本市活力に転化してまいります。あわせて、地域社会様々な面でグレードアップ図ることにより、将来に向けて遺産、レガシー形成し、広域発展も牽引してまいりたいと考えております。  さらに、人口減少社会対応は喫緊課題であります。子供たちに係る環境充実や都市ブランド力強化等により、子育て世代が集まり、移住定住人気が高まるよう努めてまいります。  いずれにいたしましても、新年度は本市未来大きく変える年になります。市民皆様、そして市議会皆様と力合わせて、心から住んでよかったと言えるまち、そして世界にエール送るまち目指してまいります。  新年度は、以上方針下、引き続き開かれた市政とスピードと実行モットーに、次9本重点施策柱として、市政推進いたします。  新年度第1柱は、安全安心まちづくり推進であります。  台風19号による被害は、2月17日現在で、家屋等1,370件、道路等冠水、法面崩壊等は735件、河川被害は48河川、農林業被害は14億円超えるなど、甚大なものとなっており、現在、被災された方々生活再建支援、被災施設等早期復旧に努めているところであります。農業については、この春から営農再開へ影響が最小限にとどまるよう、農業用水路復旧や農地に流入した土砂等除去急ぐほか、農業用ハウス修繕、再建や農業用機械再取得に対する支援進めてまいります。  今後は、昨年ような大雨でも災害防止し、軽減させるという視点に立って、今次災害対応検証し、市民皆様ご理解と自助、共助取組いただきながら、ハード、ソフト両面から、災害に強い安全安心まちづくり進めることが重要であります。  郷野目地区岡部上条地区におきましては住民説明実施したところであり、郷野目地区決壊箇所につきましては、県が堤防かさ上げして本格復旧行うことになりました。また、国においても、阿武隈川上流に3つ遊水池設けるなど令和大改修行う方針が示されました。本市としましても、国、県取組と連携し、市管理河川農業用排水路等河道掘削、護岸整備道路側溝冠水対策事業実施する市単独水害対策パッケージ推進いたします。  また、河川モニタリング体制強化国、県に要請しておりますが、水位情報雨量データ等一元的に把握、管理し、的確な避難情報伝達や初動対応につなげるため、災害対策オペレーションシステム構築いたします。さらに、屋外スピーカー設置や戸別受信機、スマートフォンアプリなど情報発信多重化により、情報迅速かつ確実な伝達図ります。  市民防災行動促し、地域防災力高めるため、洪水、内水ハザードマップ広く周知するほか、地域実態に応じた地区防災マップ地区防災計画作成支援するとともに、災害時要援護者に関する情報地域支援者等と共有し、効率的な避難支援体制構築してまいります。  なお、本市国土強靱化より促進するため、福島市国土強靱化地域計画2月に策定いたしました。今後も様々な検証踏まえながら、災害対策総合的な強化図ってまいります。  消防力充実強化につきましては、福島消防署清水分署改築に着工し、消防車両更新進めるほか、消防団員活動補完する機能別消防団員新たに導入し、消防団組織体制強化図ってまいります。  台風19号ような異常気象は、地球温暖化影響と推察され、私たち自治体においても、温室効果ガス抑制する取組進めなければなりません。このため、引き続き太陽光発電システム設置助成行うほか、水素社会実現に向けたモデル事業新たな立ち上げや、森林環境整備も進めてまいります。  除染に伴う除去土壌搬出等推進につきましては、保育所、幼稚園や小中学校については今年度末までに終了させるなど、現場保管解消進めます。中間貯蔵施設輸送につきましては、令和3年度末までにおおむね完了できるよう国と調整し、輸送が完了した仮置場等については、一日も早い原状回復目指してまいります。  このほか、ごみ減量大作戦において第二次展開図るとともに、ムクドリ、カラス対策に新たに取り組むなど、安全安心で快適な生活環境創出図ってまいります。  第2柱は、オリンピック・パラリンピックとレガシー創出であります。  東京2020大会まで150日切りました。  今月24日にはギリシャで採火された聖火が、復興火として福島駅東口駅前広場に展示され、27日には聖火リレーが市内で実施されます。近隣市町村等とも連携しながら、信夫ヶ丘競技場イベントなど実施し、聖火リレー盛り上げてまいります。  そして、7月からは、震災復興パネル展開始するとともに、本市で開催される野球、ソフトボール競技期間中に、福島駅東口では、2020ふくしま市民応援団など多く皆様協力いただきながら、実・湧・満・彩魅力と復興現状感じていただけるおもてなしイベントやコミュニティーライブサイト、福島駅西口ではパブリックビューイング実施いたします。  このほか、100日前イベントホストタウン交流も実施し、これらを通じて、東京2020大会が市民にとって記憶に残る大会になるとともに、世界に向けて、感謝気持ちと復興現状、福島からエール発信してまいります。  また、東京2020大会は、本市地域社会グレードアップし、レガシー形成する機会にしていかなければなりません。  このため、スポーツ施設整備やスポーツイベント誘致などスポーツまちづくり進めるほか、健康づくり、にぎわいまちづくり推進いたします。昨年12月にスイス相手国として、共生社会ホストタウン登録決定受けましたが、2月には先導的共生社会ホストタウンに応募いたしました。ユニバーサルデザインまちづくりと心バリアフリーに向けた取組進め、共生社会実現目指してまいります。  第3柱は、古関裕而活かしたまちづくり推進であります。  いよいよ今月30日から連続テレビ小説、エールが放映されます。  これ契機として、古関メロディーや古関氏功績広く知っていただくとともに、本市訪れる方々温かくお迎えするため、古関裕而記念館リニューアルはじめ、エールに関する企画展示や映像コンテンツ導入するなど、受入れ体制強化いたします。  また、古関裕而ストリート周辺に設置される古関裕而まちなか青春館町なか回遊拠点とするほか、屋外でまちなか音楽祭開催、メロディーバスやラッピングバス運行など、商店街へ回遊促進と、中心市街地活性化図ってまいります。  関係自治体とも連携しながら古関裕而ゆかりまちサミット開催し、新たな都市間交流展開するなど、古関氏と音楽生かしたまちづくり推進してまいります。  また、エール放映終了後も、その効果持続させていくため、映画やテレビ等ロケ誘致と支援に取り組み、ロケツーリズムによる関係人口拡大や観光資源強化図ってまいります。  第4柱は、子どもたち未来開く環境整備であります。  新たな子育て支援総合的な指針として子ども・子育て新ステージプラン策定し、待機児童対策充実に加えて、子供、子育て施策新たな展開図り、日本一子育て環境目指してまいります。  新たな政策パッケージとしまして、子ども・子育て新ステージ2020推進事業設け、特色ある幼児教育、保育推進、病児、病後児保育や休日保育等充実、認可保育施設や放課後児童クラブ多子世帯負担軽減ほか、本市産農産物使用拡大による地産地消推進と同時に給食費負担軽減図ってまいります。なお、これら施策展開に伴い、子育て世帯応援手当等については廃止いたします。  待機児童対策につきましては、市内外保育士養成校等における就職相談会実施やPR動画活用等により保育士確保図るほか、保育士職場環境改善チーム設置により、保育士が働きやすい職場環境整え保育士定着につなげるなど、待機児童対策推進パッケージ充実図ります。これにより、放課後児童クラブ増設する学童保育とともに、待機児童ゼロ目指してまいります。  子育て支援ワンストップ拠点であります子育て相談センター・えがおにおいては、妊娠届出窓口一元化して、土日も含め全て妊婦に面接相談行うなどきめ細やかな対応実施してまいります。  なお、2月に設置いたしましたこども発達支援センター、子ども家庭総合支援拠点につきましては、円滑にその業務開始しているところであります。  子供たち学習環境整備につきましては、国補正予算活用し、幼稚園、小中学校校舎等耐震化に前倒しで取り組むとともに、小学校7校、中学校6校において約400基トイレ改修実施し、令和2年度末で学校トイレ洋式化率65%目指します。  また、児童生徒が先端技術等活用して学習できるICT環境整備するため、11台タブレット端末3か年で配置することとし、校内ネットワーク環境整備進めるとともに、教職員対象とした研修実施し、新学習指導要領における情報活用能力育成に努めてまいります。  さらに、語学指導行う外国青年3名増員し19名体制とするほか、プログラムコーディネーター1名配置するなど、外国語学習活動一層強化いたします。  第5柱は、健都ふくしま創造であります。  健都ふくしま創造につきましては、引き続き地域や関係団体等と連携強化し、受動喫煙対策や食育、歯と口腔健康づくり進めるほか、親子参加型健康づくりポイント事業や生活習慣病重症化予防対策など、実効性ある市民健康づくり推進いたします。  受動喫煙防止対策につきましては、改正健康増進法完全施行に合わせ、市公共施設は原則敷地内禁煙とする方針4月からスタートさせるほか、東京2020大会競技開催都市として、福島駅前広場や周辺区域における対策強化盛り込んだ、受動喫煙防止条例6月定例会議に提出すべく取り組んでおり、望まない受動喫煙防止対策強化してまいります。  また、人生100年時代迎え、高齢者に係る医療介護等に要する経費が大きく伸びる中にあって、高齢者生きがいづくりと健康増進は非常に重要な課題であります。このため、高齢者元気アップ事業としてニュースポーツによる多世代交流等引き続き推進するほか、高齢者生涯活躍プロジェクト事業や、高齢者フレイル予防ため健診データ等分析活用した保健指導と健康支援新たに実施いたします。  第6柱は、まちにぎわいと活力づくりであります。  令和2年度末までに相馬福島道路が全線開通し、国道13号福島西道路南伸については、令和8年度末までに開通する見通しであることが示されました。本市としましては、国と連携し、西道路南伸が一日も早く開通するよう努めるとともに、交通ネットワーク充実生かした地域活性化推進してまいります。  企業立地につきましては、2月に2つ企業と立地基本協定締結し、今年度企業立地に係る協定締結は5件となりました。いずれも高い技術力や強固な販売基盤有し、一層成長が期待できる企業であります。また、今般創設いたしましたふくしまチャレンジ・フィールドによる支援もPRしつつ、引き続き企業誘致活動展開し、産業集積と雇用創出に取り組んでまいります。  次に、地域振興施設道駅につきましては、高速交通網結節点という地の利生かした地域振興拠点として整備するとともに、敷地内に屋内子供遊び場設けるなど、子育て支援機能も併せ持つ道駅として、1月に国土交通省から重点道駅に選定されたところであります。新年度は、建築工事進めるとともに、施設指定管理者公募するなど、令和4年春開業に向け事業加速してまいります。  商業振興につきましては、空き店舗活用して新規に出店する創業者賃借料や、リノベーションに係る費用一部補助するほか、中小企業等後継者育成事業や売上げ増加、販路拡大へ取組などに対しても支援してまいります。  また、新まちなか広場整備や信夫山と連携確保により、歩いて楽しい町なかにぎわいづくりに努めてまいります。  農業再生へ取組につきましては、新たに雇用就農も加えた多様な就農形態へ支援総合的に行い、本市農業担う人材確保図るとともに、福島駅前軽トラ市開催などにより本市産農産物安全性市内外に発信するほか、有害鳥獣被害など農作物被害対策強化してまいります。  また、食品加工産業化と連携し、民間企業が行う本市産農産物活用した加工食品製品開発、販売等に係る経費一部補助するとともに、魅力ある逸品福島ブランド商品として認証し、農作物付加価値向上とブランド化されたスイーツ品による産業活性化支援してまいります。  観光対策につきましては、東京2020大会や連続テレビ小説、エール活用した観光誘客に合わせ、インバウンド環境整備やトイレ洋式化、おもてなし強化図るとともに、ふくしま花回廊推進事業として、花名所魅力アップ推進いたします。さらに、お土産品開発促進、ロケツーリズムによる新たな観光名所開発にも取り組んでまいります。  第7柱は、風格ある県都ふくしま実現であります。  風格ある県都目指すまちづくり構想に基づく福島駅前交流・集客拠点施設につきましては、施設コンセプト多様な交流・にぎわい創出するふくしまコンベンションとし、そのため基本方針や施設構成、機能等まとめたところであります。引き続き、市議会皆様からご意見頂きながら、本年度中に施設整備基本計画策定いたします。新年度には、福島駅東口市街地再開発準備組合が進める市街地再開発事業基本設計等に本計画が反映されるよう調整図るとともに、本組合設立に向けた事業計画策定に対し支援してまいります。  また、福島駅東口地区第一種市街地再開発事業に関する都市計画案について、2月に福島市都市計画審議会で審議経たところであり、今月中に都市計画決定する予定であります。  新しい西棟につきましては、市民会館等機能複合化した市民交流機能、市民代表として議会機能、さらには市民ため防災機能面から、市民棟として整備検討しております。  また、消防本部、福島消防署庁舎は、十分な耐震性能有しておらず、防災拠点として機能が果たせない可能性があることから、できる限り早く再整備方針決定する必要があります。様々な要件総合的に勘案し、市民会館跡地移転有力候補地として調整進めたいと考えております。  この場合、新しい西棟建設、市民会館取壊し、消防本部、福島消防署建設順に円滑に進める必要があることから、新しい西棟整備につきましては、除染関連仮設事務所廃止が見込める令和4年度着工目指すこととし、新年度に基本計画策定及び基本設計に関する予算計上したところであります。  また、市立図書館再整備につきましては、昨年11月に検討委員会より、適地については、現在地ほか、中心市街地内で再編が検討されている他公共施設用地も候補として検討が必要と考えが示されました。今後、そうした観点から適地と整備時期について検討進めてまいります。  広域連携取組につきましては、広域連携へ理解と機運醸成図る福島圏域広域連携セミナー1月に開催し、圏域首長によるパネルディスカッションにおいて、圏域で結びつきより一層強め、連携強力に推進していくこと確認いたしました。  引き続き、様々な分野における連携事業に着実に取り組みながら、連携中枢都市圏形成に向けて協議進めてまいります。  人口減少流れが進む中、移住定住対策一層強化していかなければなりません。新年度は、専用ポータルサイト開設やガイドブック全面改訂行い、情報発信強化するとともに、空き家バンク活用や移住応援サポーターによる相談など、移住希望者ライフスタイルに沿った総合的かつ積極的な支援実施するほか、新たな地域おこし協力隊導入し、地域力強化図ってまいります。  移住定住進めるためにも、シティーセールス戦略的に推進し、都市としてブランド力高める必要があります。東日本大震災から10年目迎えること機に、震災復興パネル展や詩人、和合亮一氏プロデュースによる震災復興イベント開催するとともに、本市魅力強くアピールするシティーセールスムービー制作し、本市復興状況や新たなまちづくり方向性発信、本市認知度向上に努めてまいります。  また、本市ゆかり首都圏在住者や経済交流会や、ふるさと納税まちづくり賛同型に転換することにより、福島市応援してくださる関係人口拡大図ってまいります。  歴史、文化と次世代環境が調和したまちづくりにつきましては、旧広瀬座再整備に向けた基本設計、今年生誕100年迎える秋山庄太郎氏記念写真展実施するほか、新最終処分場整備に向けた建設工事や、あぶくまクリーンセンター焼却工場再整備に向けた基本計画策定、環境影響評価など進め、次世代に残る快適な環境づくり推進してまいります。  第8柱は、誰にでもやさしい共生社会推進であります。  バリアフリー推進パッケージにより、バリアフリーパートナー取組促しながら、心バリアフリー推進いたします。また、まち歩き総点検結果に基づき歩道等改修進めるほか、県内初となるバリアフリーまちづくり基本的な方針定めるバリアフリーマスタープラン策定してまいります。  本定例会議において、障がいあるもないも共にいきいきと暮らせる福島市づくり条例制定に関する議案提出しており、障害有無にかかわらず、安全で安心して暮らせる共生社会実現ため施策推進し、誰にでもやさしいまちふくしま実現してまいります。  多文化共生につきましては、多文化共生推進するため指針策定に取り組んでいるとともに、新たに本庁舎に外国相談窓口開設し、外国人の在住支援行うほか、帰国、外国出身児童生徒へ学校生活適応事業や、親子対象とした日本語教室実施するなど、外国人の受入れ環境整備してまいります。  女性が活躍できるまちづくり推進につきましては、結婚や出産機に退職した女性再就職支援する就職ガイダンス新たに実施するほか、女性が活躍できる職場づくりなどに積極的に取り組む企業認証、キャリアアップ講座、男女共同参画推進する人材養成講座など、女性就労機会拡大や働き方改革推進に取り組んでまいります。  最後第9柱は、市政運営新ステージであります。  令和3年度から計画期間とする新総合計画策定につきましては、おおむね10年先目指すべき将来まち姿を人・まち・自然が奏でる魅力ハーモニー未来協奏(共創)都市~世界にエール送るまち県都ふくしま~とし、それ実現するため視点、基本方針取りまとめております。  今後、議員皆様からご意見等伺いながら将来構想と基本方針今年度中にまとめてまいります。  また、ICT積極的に活用し、市民サービス向上と業務効率化推進してまいります。市民サービス面では、マイナポイント利用に向けた支援、LINE活用した情報配信、市政だより等多言語サービスなど実施し、業務効率化面では、RPAやAI─OCR、教員働き方改革にも資する統合型校務支援システム等導入するほか、議会においてもタブレット端末と会議システム導入いたします。  次に、本定例会議に提出いたしました令和2年度福島一般会計予算議案51件及び報告1件について申し上げます。  まず、令和2年度当初予算についてでありますが、歳入では、固定資産税において家屋における新増築分増等による増収が見込まれる一方で、法人市民税において企業収益減や法人税率引下げ等税制改正影響による減収が見込まれます。普通交付税においては、地方消費税交付金増収等反映した減額見込む一方で、震災復興特別交付税においては対象事業費増加による増額見込んでおります。  歳出では、時代反映した新たな行政需要が増嵩していることから、経費節減合理化図るとともに、国財政支援措置ある市債活用や、財政調整基金等繰入れにより財源確保に努めたほか、財源効率的配分に意用い、さきに申し上げました施策、事業実現するため予算計上に最大限努力いたした次第であります。  これらにより、令和2年度当初予算は、一般会計が1,170億円、その他特別会計が合わせて557億4,100万円余、水道事業会計が112億4,900万円余、下水道事業会計が125億300万円余、農業集落排水事業会計が2億8,700万円余、総計で1,967億8,100万円余となったところであります。  一般会計予算につきましては、ただいま申し述べた市政運営に関する所信に沿って必要な予算措置し、前年度比64億5,000万円、5.2%減となりましたが、除染関連事業除くと前年度比26億1,000万円余、2.5%増となり、過去最高積極型予算としたところであります。  次に、水道事業会計予算について申し上げます。  安全で安心な水道水安定供給と災害に強い水道構築図るため、老朽管計画的な更新や水道施設情報管理システム構築、官民連携による応急復旧訓練など進めるとともに、民営簡易水道組合統合行うため施設整備ほか、水道利用促進ため所要額計上いたしました。  次に、下水道事業会計及び農業集落排水事業会計予算につきましては、各事業計画的に実施するため所要額計上いたしました。  次に、特別会計予算について申し上げます。  国民健康保険事業費、介護保険事業費につきましては、それぞれ保険給付行う経費等計上いたしました。  また、公設地方卸売市場事業費、工業団地整備事業費等につきましては、各事業計画的に実施するため所要額計上いたしました。  さらに、後期高齢者医療事業費につきましては、後期高齢者医療広域連合に対して納付する保険料等所要額計上いたしました。
     母子父子寡婦福祉資金貸付事業費につきましては、福祉資金貸付け行う経費等計上いたしました。  以上が令和2年度各会計予算概要であります。  次に、令和元年度各会計補正予算等主なものについて申し上げます。  議案第15号令和元年度福島一般会計補正予算につきましては、歳入歳出予算、繰越明許費、債務負担行為及び地方債補正で、台風19号により被害受けた施設等復旧に要する経費及び国安心と成長未来拓く総合経済対策に基づく補正予算に呼応し、令和2年度当初予算に計上予定であった事業前倒しして実施するため経費等計上するものであり、歳出予算追加額は29億7,100万円余であります。  繰越明許費補正につきましては、社会福祉施設復旧支援事業ほか16事業について、その事業費一部または全部令和2年度へ繰り越して使用するため、追加または変更するものであります。  議案第16号令和元年度福島一般会計補正予算につきましては、歳入歳出予算、継続費、繰越明許費及び地方債補正で、財政調整基金積立金、環境基金積立金及び企業立地促進費等追加するとともに、除去土壌搬出等推進事業費等減額するものであり、歳出予算総額16億1,400万円余減額するものであります。  継続費補正につきましては、中央市民プール改修工事において、工事前倒しに伴い年割額変更するものであります。  繰越明許費補正につきましては、こども発達支援センター移転整備事業ほか28事業について、その事業費一部または全部令和2年度へ繰り越して使用するため、追加または変更するものであります。  このほか議案提案理由及び報告につきましては、それぞれ議案書、予算説明書等に記載したとおりでありますので、ご了承願います。  以上が提出議案及び報告概要ですが、詳細につきましては、ご質疑または委員会等において申し上げたいと存じますので、よろしくご審議上議決賜りますようお願い申し上げます。  なお、議案第15号につきましては、台風19号関連及び国総合経済対策に呼応し、速やかな対応図るため、ご先議くださいますようお願い申し上げます。  また、会議期間中に人事案件追加提案いたしたいと存じますので、ご了承お願い申し上げます。 ○議長(梅津政則) ただいま市長から先議要請がありました。  この際、質疑通告締切りについてお諮りいたします。  さきに開会議会運営委員会で確認された質疑通告状況から、ただいまをもって質疑通告締め切ることといたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、ただいまをもって質疑通告締め切ることに決しました。  日程に従い、議案第15号に対する質疑行います。  ご質疑ある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(梅津政則) ご質疑がなければ、質疑終結いたします。  日程に従い、議案第15号所管常任委員会審査に付することにいたします。  委員会開会ため、暫時休憩いたします。                 午前10時48分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                 午後1時19分    再  開 ○議長(梅津政則) 休憩前に引き続き会議開きます。  日程に従い、議案第15号委員会における審査結果報告求めます。  総務常任委員長、22番。 ◎22番(白川敏明) 議長、22番。 ○議長(梅津政則) 総務常任委員長。      【22番(白川敏明)登壇】 ◎22番(白川敏明) さき本会議におきまして当総務常任委員会に付託になりました議案に対する委員会審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  議案第15号令和元年度福島一般会計補正予算中、当委員会所管分につきましては、原案とおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(梅津政則) 文教福祉常任委員長、14番。 ◎14番(萩原太郎) 議長、14番。 ○議長(梅津政則) 文教福祉常任委員長。      【14番(萩原太郎)登壇】 ◎14番(萩原太郎) さき本会議におきまして当文教福祉常任委員会に付託になりました議案に対する委員会審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  議案第15号令和元年度福島一般会計補正予算中、当委員会所管分につきましては、原案とおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(梅津政則) 経済民生常任委員長、25番。 ◎25番(二階堂武文) 議長、25番。 ○議長(梅津政則) 経済民生常任委員長。      【25番(二階堂武文)登壇】 ◎25番(二階堂武文) さき本会議におきまして当経済民生常任委員会に付託になりました議案に対する委員会審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  議案第15号令和元年度福島一般会計補正予算中、当委員会所管分につきましては、原案とおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(梅津政則) 建設水道常任委員長、7番。 ◎7番(梅津一匡) 議長、7番。 ○議長(梅津政則) 建設水道常任委員長。      【7番(梅津一匡)登壇】 ◎7番(梅津一匡) さき本会議におきまして当建設水道常任委員会に付託になりました議案に対する委員会審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  議案第15号令和元年度福島一般会計補正予算中、当委員会所管分につきましては、原案とおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(梅津政則) ただいま委員長報告に対し、ご質疑ある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(梅津政則) ご質疑がなければ、質疑終結いたします。  討論に移ります。  ご意見ある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(梅津政則) ご意見がなければ、討論終結いたします。  これより採決行います。  お諮りいたします。議案第15号令和元年度福島一般会計補正予算につきましては、ただいま委員長報告とおり、すなわち原案とおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、議案第15号につきましては、ただいま委員長報告とおり、すなわち原案とおり可決されました。  以上で本日日程は全部終了いたしました。  この際、お諮りいたします。明3日ないし5日は、議案調査ため、それぞれ休会といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(梅津政則) ご異議ございませんので、明3日ないし5日は、議案調査ため、それぞれ休会とすることに決しました。  6日は午前10時から本会議開きます。  本日は、これをもって散会いたします。                 午後1時24分    散  会...