○
小松良行 委員長 アンケート調査は……
◆
土田聡 委員 ちょっと待って。これ来年、平成31年までやると言っているから、それ含めて聞いているのだけれども。それ教えてください。
◎
政策調整課長 アンケート調査につきましては、
先ほど質疑の中でもそれぞれ
財務部長が新
庁舎関連で
アンケートを実施します、
あとは
教育委員会のほうで図書館の関係で
アンケート調査を実施するという答弁をさせていただいておりまして、駅前の交流、
集客拠点施設のほうでは今年度は
アンケート調査は実施いたしません。
◆
土田聡 委員 それは、今年度でなくて、来年度でもやらないということ。
◎
政策調整課長 こちらの
駅前交流、
集客拠点施設のほうでは来年度も
アンケート調査のほうは実施する予定はございませんで、
市民の意見としては
先ほど申し上げたような形でもって幅広く意見を吸い上げていきたいというふうに考えております。
◆
土田聡 委員 アンケートやらないのだったら余計だと思うのだけれども、これもう少し多くならないかなと思うのだけれども、どうだい。
○
小松良行 委員長 要望ですか。
◆
土田聡 委員 いや、聞いているの。
◎
政策調整部長 市としては適切な策定方法だというふうに考えて今回予算要求しておりますので、よろしくご審議のほどお願いしたいと思います。
◆
宍戸一照 委員 今回こちらのほうについては
策定委員会だね。もう既に
策定委員会、
基本計画策定委員会。だから、もうストレートに入っているわけだよね。あくまでも目的としては
基本計画を策定するための
委員会ですねと。一歩踏み込んでいるわけだ。これ、この議案には関係ないけれども、ほかの2つについてはとりあえずは懇談
会ですよね。そして、この議案については
策定委員会ということで、
基本計画を策定するというしっかりとした目標を定めてスタートしたわけで、それが来年度中と、それで早い時期にそれをあれしたいということで、
あとその後、
先ほどのお話を聞くと、組合との協議を進めたいというふうな
考え方が、基本的なスケジュールというか、あれが市のほうではお持ちになっているということですよね。そうしますと、逆に言うと、これ、ある程度もう大きな形というのはここでつくってしまうわけだよね、コンセプトは、
基本計画というものは。福島市としてはこう考えますねということで。
基本計画の
策定委員会だから。そうすると、ある程度福島市の意図というのはもうここで出してしまうわけだよね。
市民懇談会もこれだけの、今土田さんから盛んに言われたけれども……
【「名前はまだ決まってないんだ」と呼ぶ者あり】
◆
宍戸一照 委員 名前はこれからかもわからないけれども、何とかという適当な名前はその間に何かでつけるかもわからないけれども、一応ある程度市の意思というものはここでもう示してしまうわけだ。例えば、そしてその後、
先ほど説明があったように組合と協議をするということですよね。そうしたときに、これ答弁できるかどうかわからないけれども、こちらは協議
会でもう
基本計画をつくって先行してしまう、だけれどもほかのほうの例えば図書館と西棟については懇談
会でまとめていく。そうすると、あくまでもこれが先導的な役割を持つわけだね。福島市のこれからのそれらの施設をつくる上での立場として、先導的にもうこういうふうに
基本計画までつくってしまうわけだから。
まちづくりについても。そういうような大きな意味合いをこれ持つわけでしょう。
【「とりあえずは駅前だけだよ」と呼ぶ者あり】
◆
宍戸一照 委員 駅前だけなのだけれども、こちらは
基本計画でしょう。あちらのほうの2つは、懇談
会を設けて、状況を見ながらだから。だから、こっちをもうある程度市のこれからの方向性をもう決めてしまうわけでしょうということ。それだけの大きな意味を持つのだよね、これは。
◎
政策調整部長 まず、この駅前の
コンベンション機能を強化する、あるいはそこに公会堂施設を統合させる、そういった基本的な方針につきましては、昨年暮れにお示しした
まちづくり構想の中で市としての考えをお示ししております。それを受けて、今回その施設にはどういった機能を持たせるかとか、コンセプトも含めて、そうしたものを今回この
基本計画という形で検討し、また
市民の皆様にもお示しするような形になろうかと思います。この
基本計画については、あくまでも
駅前交流・
集客拠点施設の内容でありますが、ある意味、宍戸
委員おっしゃるような、では図書館はどうするのだとか、その辺に影響を与えるような計画にはなろうかと思います。ただ、
先ほど来、西棟の場合は懇談
会、図書館も
検討委員会ではあるのですが、いずれにしても形が整っていないといいますか、西棟であれば
市民会館、学習センターをどういうふうに統合するかとか、その辺のイメージもまだ固まっておりませんので、その辺はまず整理しなくてはならない。図書館は、場所もコンセプトもまだ決まっていない。ですから、今回の場合は、この
駅前交流、
集客拠点施設の計画自体が先行、結果的には先行してしまうというのはやむを得ないのかなというふうには考えております。
◆
宍戸一照 委員 だけれども、
先ほどの質疑の中での答弁の中で、図書館については設置場所も含めて、駅前か現在の場所かとかいうふうなことをおっしゃって答弁はされている。だけれども、ここの部分においてはある程度の方向性が出されれば、もうそちらに対しても影響を持つでしょう。ということを、それだけの大きなこれは意味を持つわけだから、結局はある程度のアウトラインというのはここで決めてしまうのではないのというふうに伺っているところなのです。今部長はそういうふうにおっしゃらなかったけれども、だけれども
先ほどの答弁から推しはかっていくと、ある程度ここの基本構想というか、基本構想は出された、それで
基本計画をみんなでやってつくりましょう、今年度につくりましょうということは、もう既にここの建物の中に入れるものについてはこういうふうにしましょうと、方向性がある程度、
基本計画ができれば、そちらのほうにも影響を与えるでしょうと。それだけの大きなもの、大きな意味を持つのではないのということを伺っているわけさ。
◎
政策調整部長 宍戸
委員おっしゃるとおり、市の
まちづくり全体に大きな影響を持つというのは、それはおっしゃるとおりだと思います。
あと、例えば図書館でありますけれども、図書館であれば、今3つの候補地があろうかと思います。駅周辺、
あとは現在地周辺、あるいはその他の場所という、もっと具体的に言うと、駅、駅前のこの再
開発事業の中の施設、
あと西棟、
あと現在地というのですか、単独、あるいはその他の施設として建設するという方法があろうかと思いますが、それを図書館の
検討委員会のほうでできるだけ早く方向性を出していただいて、例えば西棟であれば西棟、
あとこの
集客拠点施設であればそちらのほうのテーブルにものせながら、どういった内容にするかというのは検討していくようにはなります。
◆
宍戸一照 委員 だけれども、だけれどもだよ、こちらにはコンサルの皆様が入って、ある程度設計をしていく、設計も含めて構想を練っていくわけだから、どういうふうな中でこうだよというふうな、ある程度このフロアにはこれぐらいのあれがあるということであれば、このぐらいの施設は入るねとか、基本的な
考え方というのはこの基本構想の中で煮詰めていくわけでしょう。ただ、福島市は、そういうような絵そらごとではなくて、福島市は例えばこれとこれとこれを入れたいのだと言ったって、向こう側が許さなければ入れないわけだから。そうすると、ある程度の現在福島市の商業スペースと公共スペースが何平米ぐらいあると、基本的な設計はこうだから、何平米ぐらいありますねと、そこの中に入るものはこうだ、こうだねと、そうするとその中で何と何を入れましょうかぐらいの、基本構想の中にはそういうような胸算用もしながら入れていかないと絵そらごとで終わってしまうわけだから、基本構想というのは、
基本計画というのは。ある程度のそういうふうなものを全て計りながら
基本計画というのはつくっていくわけでしょう。そうしたら、ある程度主導的にもうつくっていくということが基本的に今回の東口のあれについては大きな私は役割を担っているのかなと思うわけです。
○
小松良行 委員長 ご意見ですね。
◆
宍戸一照 委員 だから、それについて部長の見解とは違うけれども、どうでしょうか。
○
小松良行 委員長 違っていないと思いますけれども、どうぞ、部長。
◎
政策調整部長 基本的に見解は宍戸
委員と一致しているのかなというふうには感じておるのですが、いずれにしても
基本計画を策定する中では、どういった機能を入れていかなければならないか、最大限生かすためにはどういった機能が必要なのか、
あと先ほど来再開発組合との協議と申し上げていますのは、必要とされる、例えば
コンベンション機能の中で市が負担すべきもの、あるいは民間が負担できるもの、そういったものをきちんと協議した上で最終的な案はまとめていかなければならないと考えておりますので、配置は当然、ある程度概要ではありますけれども、そういった配置もある程度ポンチ絵的なものでお示ししながら、イメージが湧くような形で検討する中で、繰り返しになりますが、
コンベンションの機能と、
あとはそれぞれが負担すべき機能、そういったものを整理していければなというふうに考えております。
◆
宍戸一照 委員 部長の立場からすると答えにくいと思いますけれども、そうするとこの次のステップとして、他のほかの施設についても、こちらの
基本計画ができた後に懇談
会を経て、向こうのほうも、他の図書館とか、ああいうものについても、つまり
基本計画とか基本構想とかをその後出していくというふうな理解で我々はいいわけですね。
○
小松良行 委員長 直接的にはこの審査には関係ありませんが、お答えできますか。
◎
政策調整部長 基本的な流れは、そういうふうなステップを踏むものというふうに考えております。
◆
宍戸一照 委員 だから、
先ほどのことでどうですかという意見を、拘束するのではないのというような話になったわけですけれども。
◆
土田聡 委員 今度の
策定委員会で、これさっき
市民懇談会を開くということを聞いたのですけれども、これ何回ぐらい、いつごろやるのでしょうか。
◎
政策調整部次長 来年度の予算の中で示してまいります。現在検討中です。
◆
土田聡 委員 それ、だって
繰越明許費追加でこれ出ているのだから、もちろんそれは予定しているのでしょう。議案にかかわってくるよ。
◎
政策調整部次長 繰越明許費については、委託の計上でございますので、懇談
会の経費ではございません。
◆
土田聡 委員 では、これは3月の予算ね。
○
小松良行 委員長 質問ですか。
◆
土田聡 委員 いやいや、3月に確認。
◆
粕谷悦功 委員 駅前交流・
集客拠点施設整備事業、駅東口だね。これは、基本的に民間
事業者との一体的な取り組みになっているから、民間
事業者だって、そんな市がいつまでもずるずる、ずるずる延ばしていて、事業をおくらすなんていうことはできないわけだから、やっぱり民間
事業者と一体に行政が取り組むということは、行政はやっぱり民間
事業者におくれを出さないような、そういう取り組みを進めていくことの中で、今回この
策定委員会というものを開催して、
基本計画を早くつくってしまうということの基本的な考えがあるのではないかと私は思うの。そうでないと、それはそんなのずるずるずらして、民間
事業者が進める内容をおくらすなんていうことはできないから、私はそれでそういう
基本計画を早くつくって、
実施計画に移して、それで事業化を進めて、例えば何年以内に完成させるという、こういうコンセプトの中でまず基本的に進められているものだと思っているのね。だから、
策定委員会はある程度専門的な方いっぱい入っているようだけれども、
市民は
公募が2名で少ないとか、5名にしろ、2名が5名になっても、10名がいいのかとか1名がいいのかという議論はさておいて、
公募委員2名入っているので、早くこの
策定委員会で基本構想をしっかりと早くまとめるということが私は大事だと思うのです。その中で、
市民の意見を聞くという内容というのは市長のスタンスであって、
市民の意見を聞かないといけないと。こむこむのところに設置したやつ、勝手にやったものだから、途中でやめて……
【「サン・チャイルド」と呼ぶ者あり】
◆
粕谷悦功 委員 サン・チャイルド。これは
市民の意見を聞かなくてはいけなかったということで、自分の減給までして対応を図ったわけだから、
市民の意見を聞くということの内容については、
市民懇談会等を幅広く、平成31年度実施していくのかな。私は、そのときに、
市民懇談会って、やっぱり
市民の意見を
策定委員会に
フィードバックすると言ったけれども、
策定委員会が進んでいる状況で
市民の懇談
会で出た意見を入れていっても、なかなかそれが
策定委員会で本当に検討するのかどうかということの疑問を感ずるのだわ。だから、
策定委員会にはやっぱり早く、検討しているときに
市民の意見をやっぱりしっかりと出すというようなことをしておかないと、
策定委員会が終わるくらい進んだところで、また逆戻りするような意見出ても、ああ、こういう意見でしたね、なんていうことで終わってしまうと思うの。だから、私は
市民懇談会は早く、
市民の意見を早く聞いて、取りまとめて、
策定委員会にはこういう
考え方ありましたよと。そうしたら、
策定委員会のプロの人たちは、あっ、こういうことね、これ見ています、見ています、やっていますということで、やっぱり
市民の意見を反映した、そういう
基本計画にできてくると思うのだけれども、そういう取り組みでいくということでいいのですか。
◎
政策調整課長 今ほど粕谷
委員さんからおただしいただいたとおりだと思います。現在も
ホームページ上で、年末に示した
青写真に関してご意見広く募集していますというのをトップページに設けております。なので、そこのところに
コンベンションに関するご意見の募集というような形で、できるだけ早く、第1回目の会議開催前には、できればそういった手続きをできるように検討をさせていただきたいと思います。
◎
政策調整部長 その
市民懇談会を開催するタイミングでありますが、まずは基本的な考え、例えば施設のコンセプトとか、
あと導入すべき機能とか、そういった大体大枠が固まった段階で、そういった
市民懇談会を開催して、そこで
市民の皆様のご意見を伺って、そしてその後の作業に生かしていくというような流れを考えております。
◆
粕谷悦功 委員 特に議会にも当局にも、いろんな団体から、こういうのをつくってもらいたいとか、こういう施設であるべきだとか、いっぱいいろいろ意見も今まで出ているのだけれども、やっぱりそういう人たち、利用する人たちの意見、
市民の意見といってもやっぱり幅広く
市民だけれども、特に利用するような人たちからの意見というのを聞いて、多分利用する人たち専門的な内容の利用の仕方とかあるのだろうから、そういうのを聞いて、やっぱり
策定委員会のほうにその意見をしっかりと述べるということで、
策定委員会にはそういう懇談
会とか
市民からの意見の内容については
策定委員会で検討してもらいますよということを
策定委員会に言っておく必要があると思うのだね。それをしっかりとその取り組みをしてもらいたいと思うのだ。
◆
小野京子 委員 今の
市民の意見を聞くということなのですけれども、
あとこの各団体、
女性団体とか商店、地元の商店とか、代表の方がこの
策定委員会に入っているということなので、そういう方、
女性団体だったらその下に何十人と団体の会員の方もいますので、この代表の方がそういう自分の団体からの意見もまとめて持ってくるということで、
先ほど大枠を決めて
市民懇談を行うと言われたので、そういう団体とか、また
コンベンション関係者とか、それから自分たちの団体とか、そういうところの意見も持ってきて、意見を生かしていただくという方法も大事かなと思うのですけれども、どうですか。
◎
政策調整課長 今ほど小野
委員さんからいただいたような意見を踏まえまして、各
委員さんにお願いする際には、そういった視点でのご協力もぜひお願いしたいということでお話をさせていただきたいと思います。
◆
小野京子 委員 より専門の方の意見とかの関係、そういう方がすごくやっぱり大事ということもありますので、よろしくお願いしたいと思います。意見です。
◆
宍戸一照 委員 この委託料2,800万円、これ
先ほど入札で、とりあえず見積もりを、数社からとって見積もりをかけたという中で2,800万円というところが出たけれども、これはプロポーザルをするのですか、それともこちらは一般競争入札でやるわけ。
◎
政策調整部付課長 制限付一般競争入札により契約をするものでございます。
◆
宍戸一照 委員 その際、例えばプロポーザルになるわけだから、ある程度、もう関係なく一般競争入札で策定について募集しますということでやってしまうわけね。
◎
政策調整部付課長 委員のおっしゃるとおりでございます。
◆
宍戸一照 委員 そうすると、市としてはこういうふうな内容についてこうだというふうな仕様書というか、そういうのは出すわけでしょう。
◎
政策調整部付課長 委員のおっしゃるとおりでございます。
◆
宍戸一照 委員 その程度の制約ね。こちらで仕様というか、こういうような内容で募集をしますというふうなことでの競争入札になるわけね。
◎
政策調整部付課長 業務の契約につきましては、仕様書なり付しまして、市として望むべき機能を条件づけするとともに、入札に応札する業者につきましては一定程度のこれまでの経験なり実績のある業者を選定したいと考えておりますので、入札の資格要件等で適切な業者を選定したいと考えているところでございます。
◆
土田聡 委員 市民の意見を聞いて、今までみたいに中途半端なホールにならないように、そこは意を持ってください。
○
小松良行 委員長 ほかにございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
小松良行 委員長 なければ、質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
小松良行 委員長 なければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第1
号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
政策調整部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
小松良行 委員長 ご異議ございませんので、議案第1号中、
政策調整部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
政策調整部の審査は以上で終了いたします。
当局入れかえのため、暫時休憩いたします。
午後2時44分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後2時53分 再 開
○
小松良行 委員長 では、
委員会を再開いたします。
財務部の審査を行います。
議案第1
号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
財務部所管分についてを議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
財務部長 財務部所管分につきまして説明資料を作成しておりますので、配付させていただいてよろしいでしょうか。
○
小松良行 委員長 はい、お願いいたします。
【
資料配付】
◎
財務部長 議案第1
号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
財務部所管分につきましては、歳入歳出予算の補正に係るものでございます。
詳細につきましては、次長より説明申し上げます。
◎
財務部次長財務担当 議案第1
号平成30年度福島市
一般会計補正予算のうち、
財務部所管分についてご説明をいたします。
初めに、
補正予算説明書でご説明をしたいと思います。
補正予算説明書の6ページ、7ページをお開きいただければと思います。歳入に係る補正でございます。20款繰越金、1項繰越金、1目繰越金で2,972万2,000円の追加であります。これは、1月
補正予算の一般財源に繰越金を充当する歳入補正でありますが、説明の欄に記載のとおり、補正後の予算額につきましては22億2,434万2,000円、実質収支額との差引額は18億8,160万7,000円となります。
次に、歳出に係る補正についてご説明をいたします。
補正予算説明書の8ページ、9ページをお開き願います。一番上の段になります。2
款総務費、1項
総務管理費、5目財産管理費で72万2,000円の追加であります。これは、風格ある県都を目指す
まちづくり構想を踏まえ施設整備等の検討に着手していくための予算として、市役所本庁舎の新しい西棟建設に向けた調査検討に係る経費を計上するものであります。
具体的には配付させていただきました資料でご説明をいたしたいと思いますので、
先ほどお配りした資料のほうをごらんいただければと思います。配付資料の1ページ、表紙の裏面になりますけれども、そちらのほうをごらんいただければと思います。1番の事業概要であります。風格ある県都を目指す
まちづくり構想実現のため、新しい西棟整備に向けて事業を実施いたします。
(1)の本庁舎西棟建設
市民懇談会(仮称)でありますが、こちらの開催につきましては、検討内容としまして
市民会館、
敬老センター、中央学習センターの統合、複合化など、西棟のあり方についてご意見をいただくためのものであり、構成としまして
学識経験者3名、
有識者12名、
公募委員2名の計17名程度、設置につきましては2月ごろを想定してございます。
(2)の
市民アンケートの実施につきましてでありますが、まず目的としまして
市民会館、
敬老センター、中央学習センターを対象にした統合、複合化へ向けての
市民ニーズ等の調査を行うものであります。対象は、18歳以上の
市民、男女1,500人を無作為抽出しまして、2月から3月にかけての期間で調査を実施したいと考えてございます。
なお、その下、歳出の予算額の内訳につきましては記載のとおりでございます。
次に、一番下の2番、
事業スケジュールの予定でありますが、まず2月に第1回の
市民懇談会を実施いたしまして、また2月から3月にかけて
アンケートの発送、回収、集計作業を実施してまいります。
説明は以上であります。
○
小松良行 委員長 では、ご質疑のある方はお述べください。
◆
土田聡 委員 この
市民懇談会の構成なのですけれども、
学識経験者3名と
有識者12名ってどういう人たちをお呼びになるのか教えていただきたい。
◎
管財課長 まず、懇談
会の構成でございますが、
学識経験者3名となってございますが、新庁舎建設におきまして、これまで4つの懇談
会、
検討委員会がございました。その中で新庁舎建設
市民懇談会、新庁舎における
市民利用施設懇談
会、
あとは新庁舎建設のユニバーサルデザイン推進
検討委員会、それぞれ
委員長を務めておられました
学識経験者3名を構成員としてございます。次に、
有識者でございますが、まず戦略的再編のときにいろいろ教わりました、全国的にも知見がございますファシリティマネジメントの方が1名、
あとは自治
会代表が1名、中央地区代表が1名、社会福祉代表が1名、子供関係代表が1名、地元代表が1名、そして今回統合、複合化を検討されております
市民会館関係者2名、
あとは
敬老関係者2名、中央学習センター関係者2名の計12名になります。そのほかに
公募委員2名ということで、総計構成員としては17名の構成になります。
以上です。
◆
土田聡 委員 財務の前に政策
調整で議論になったのだけれども、いろんな
委員会等も含めて、市は12名が基本だという話だったのだけれども、これ17名にふやしてあるというのは、これどういう意味でふやしたの。
◎
管財課長 今般
青写真で示されたとおり、西棟に予定されておりました
市民交流機能と、
あとは
市民会館機能、
敬老センター機能、中央学習センター機能ということで、それぞれの施設の機能を統合、複合化するということでありましたので、それぞれの関係者を追加したものでございます。
◆
土田聡 委員 それは、とてもいいことだと思うのだけれども、
市民会館と
敬老センター、中央学習センターの関係者2名というのは、いわゆる
利用者も入っているのですか。
◎
管財課長 利用者が主になっております。
市民会館はそうです。
敬老センターもそうです。中央学習センターは、それぞれの団体からの推薦ということを予定しております。
◆
土田聡 委員 この3つの
市民会館、
敬老センター、中央学習センターってすごく重要な施設だから、12名にこだわらないで17名にしたというのは、それはそれでいいことだなとは思うの。
利用者も含めて。ただ、
公募委員がこれちょっと少ないかなと、前の
策定委員会、この財務の前の
委員会でも言っていたのだけれども、
公募委員が少ないかなと思って、これもう少しふやさない。せっかく12名から17名になっているのだから、例えば20名にして
公募委員を3名ふやすとか、そのぐらいやったほうがいいのではないかなと思うのだけれども、どうでしょうか。
◎
管財課長 委員さんのご意見もわかりますが、この17名の構成員を鑑みたときに、そのほかの関係者の方々との均衡を図ったということで2名というふうにしてございます。
◆
土田聡 委員 各会館の
利用者から2名ずつピックアップしているということでいえば、
市民の声が反映できるような格好にはなっているのかなとは思うのだけれども。
もう一つ、
市民アンケートの件、さっきも言ったけれども、これ18歳以上の
市民、男女1,500人と書いてあるのだけれども、回収率は大体35%という数字が出ていましたけれども、回収した35%で全部で1,500人とかになるように
アンケートを
市民に渡すという格好のほうがいいと思うのだけれども、そうでないと、これ1,500はいいのだけれども、1,500人の人に聞くと言いながら1,500の人にただ渡しただけで、聞いたのは200とか300とかという形になりかねないのだけれども、そこはどういうふうに思っていますか。
◎
管財課長 回収率もいろいろ考慮したのですけれども、国の統計局が示す調査対象者数の決定方法の例に倣いまして送付部数を設定したものでございます。必要数は確保できるものではないかなというふうに考えてございます。
あと、今回
アンケートだけではなくて、懇談
会や市の
ホームページ等によりまして
市民の皆さんの意見を広くお聞きする考えでございます。
◆
土田聡 委員 いずれにしても、
市民会館、
敬老センター、中央学習センターってどれをとっても
市民にとっては大切な施設なので、一番大切なのはやっぱり
市民の声だと思う、特にこれ無関心な人に聞いてもわからないね。関心のある、
利用者も入っているから、あれだけれども、
利用者から声、話聞かないとならないかなと思っていますので、そこはなるべく
アンケート、一番いいのは回収率100%となるようにすれば一番いいのだけれども、さっきの質疑ではそこまで予算とっていないというから、それは本当は35%でもまだいいほうだとは思うのだけれども、それでもやっぱり50%なり、もう少し上のところを目指すということを考えたら、予算もしっかりとっておくべきかなと私は思ったのですけれども、これは意見です。
◆
羽田房男 委員 アンケートのスケジュール、事業のスケジュールについてお伺いしますけれども、この
アンケートの内容は事前に作成をして、2月の第1回の懇談
会実施時に配付をされるのか、それとも第1回の懇談
会において
アンケートの内容を検討して、それから
アンケートの内容を作成してから発送するのか、どのような手順になりますか。