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平成19年第 3回定例会−06月07日-01号

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  1. 遠賀町議会 2007-06-07
    平成19年第 3回定例会−06月07日-01号


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    平成19年第 3回定例会−06月07日-01号平成19年第 3回定例会      平成19年 第 3回 遠賀町議会定例会会議事録   平成19年 6月 7日 1.議長の氏名   濱之上 喜 郎 2.説明のため出席した者の氏名・職    町長     木 村 隆 治    副町長    原 田 正 武    収入役    高   敏 昭    教育長    大 村 信 義    総務課長   丸 井 力 夫    行政経営課長 桜 井   潔    まちづくり課長山 崎 崇 信    収入役室長  善 明 康士郎    税務課長   石 松   昭    住民課長   川 原 正 義    福祉課長   行 事 和 美    環境課長   桝 田   勲    建設課長   桝 田 英 夫
       都市開発推進室長           岩河内 孝 寿    生涯学習課長 花 田 京 次    学校教育課長 田 中 幸 男 3.書記の氏名    吉 村 哲 司 議会事務局長    川 崎 多賀生 事務係長 4.議員の出欠 (出席 /・ 欠席 △) ┌──┬───┬───────┐┌──┬───┬───────┐┌──┬───┬───────┐ │出欠│ 議席 │ 氏   名 ││出欠│ 議席 │ 氏   名 ││出欠│ 議席 │ 氏   名 │ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │1番 │堅 田   繁││ / │7番 │石 松   守││ / │13番│奥 村   守│ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │2番 │三 原 光 広││ / │8番 │舛 添 清 美││ / │14番│濱之上 喜 郎│ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │3番 │古 野   修││ / │9番 │宮 迫 高 志││ ─ │   │       │ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │4番 │平 見 光 司││ / │10番│森   繁 義││ ─ │   │       │ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │5番 │萩 本 悦 子││ / │11番│二 村 義 信││ ─ │   │       │ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │6番 │浜 岡 峯 達││ / │12番│柴 田 征一郎││ ─ │   │       │ └──┴───┴───────┘└──┴───┴───────┘└──┴───┴───────┘             第3回 6月遠賀町議会定例会               議事日程 (第1号)                      平成19年6月7日(木)午前9時 開議        開    会  日程第1  会議録署名議員の指名  日程第2  会期の決定  日程第3  諸般の報告  日程第4  選挙第 7号 福岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について  日程第5  報告第 1号 平成18年度遠賀町土地開発公社経営状況の報告について                                      〔議題報告〕  日程第6  議案第46号 専決処分の承認を求めることについて        (専決第1号)遠賀町税条例の一部改正について  〔議案上程提案理由説明〕  日程第7  議案第47号 専決処分の承認を求めることについて        (専決第2号)遠賀町国民健康保険税条例の一部改正について                                〔議案上程提案理由説明〕  日程第8  議案第48号 専決処分の承認を求めることについて        (専決第3号)固定資産評価審査委員会委員の選任について                                〔議案上程提案理由説明〕  日程第9  議案第49号 専決処分の承認を求めることについて        (専決第4号)平成18年度遠賀町一般会計補正予算(第6号)                                〔議案上程提案理由説明〕  日程第10 議案第50号 遠賀町町道路線の認定について   〔議案上程提案理由説明〕  日程第11 一括議題       ┌議案第51号 遠賀町附属機関の設置に関する条例の一部改正について       └議案第52号 遠賀町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について                                〔議案上程提案理由説明〕  日程第12 議案第53号 政治倫理の確立のための遠賀町長資産等の公開に関する条例の一部改正について                                〔議案上程提案理由説明〕  日程第13 議案第54号 平成19年度遠賀町一般会計補正予算(第1号)                                〔議案上程提案理由説明〕  日程第14 議案第55号 平成19年度遠賀町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)                                〔議案上程提案理由説明〕  日程第15 議案第56号 平成19年度遠賀町土地取得特別会計補正予算(第1号)                                〔議案上程提案理由説明〕  日程第16 発議第 7号 議員派遣の件について                  〔議題上程趣旨説明・同質疑・委員会付託・討論・採決〕        散    会           平成19年第3回遠賀町議会定例会(日程第1号)                         招集年月日 平成19年6月7日(木) ─── 開 会 8時59分 ─── ○議長(濱之上喜郎) おはようございます。ただいまから平成19年第3回遠賀町議会定例会を開会します。本日の会議を開きます。 △日程第1  会議録署名議員の指名を行います。本定例会会議録署名議員は、遠賀町議会会議規則第120条の規定により、堅田繁君、三原光広君を指名致します。 △日程第2  「会期の決定」を議題と致します。本定例会の会期は、別紙予定表では、本日から6月21日までの15日間と致しておりますが、これにご異議ございませんか。 ─── 異議なしの声 ─── ○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から6月21日までの15日間と決定致しました。 △日程第3  諸般の報告を行います。お手元に配布のとおり、各一部事務組合議会においてそれぞれ推薦、選任されましたので、ご報告致します。 △日程第4  選挙第7号福岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。暫時休憩を致します。 ─── 休憩 9時00分 〜 再開 9時05分 ─── ○議長(濱之上喜郎) 再開を致します。お諮り致します。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 ─── 異議なしの声 ─── ○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決しました。お諮り致します。指名の方法につきましては、議長において、指名することに致したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 ─── 異議なしの声 ─── ○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決しました。  それでは、「福岡県後期高齢者医療広域連合議会議員」に、私、「濱之上喜郎」を指名致します。お諮り致します。ただいま議長において指名いたしました、「濱之上喜郎」を、「福岡県後期高齢者医療広域連合議会議員」の当選人と定めることに、ご異議ございませんか。 ─── 異議なしの声 ───                     13:0[14] ○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名致しました、私、「濱之上喜郎」が、「福岡県後期高齢者医療広域連合議会議員」に当選致しました。遠賀町議会会議規則第33条第2項の規定により、自ら当選の告知を致します。 △日程第5  報告第1号「平成18年度遠賀町土地開発公社経営状況の報告について」を議題と致します。報告を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 皆さんおはようございます。第3回の遠賀町議会6月定例会を招集致しましたところ、議員各位におかれましては大変お忙しい中にご出席賜りましてまことにありがとうございます。それでは報告第1号「遠賀町土地開発公社経営状況報告」に対する提案理由の説明を申し上げます。平成18年度遠賀町土地開発公社経営状況の報告についてでございますが、公有地拡大の推進に関する法律第18条第3項の規定により、遠賀町土地開発公社から決算及び財務諸表の提出がありましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、経営状況を報告いたすものでございます。内容につきましては、行政経営課長に報告いたさせます。 ○議長(濱之上喜郎) 行政経営課長
    行政経営課長(桜井潔) それではご報告致します。5月8日に監事お二人に決算監査をしていただきまして、5月15日の理事会におきまして平成18年度の決算が承認されたところでございます。それではお手元の土地開発公社決算書により内容の説明をさせて頂きます。まず1ページをお願いいたします。平成18年度事業報告書でございます。公有地取得事業でございますが遠賀町から依頼を受けました土地取得並びに処分を行ったものでございます。1.土地取得でございます。事業名といたしましては「町道老良上別府線整備事業用地」、所在地は大字木守1024番外23筆、地積といたしましては7,804.01u、事業費1億153万4,261円でございます。所管は土地開発推進室で、19年3月に購入しております。2.土地処分でございます。事業名といたしましては「新町公園整備事業用地(北側)」、所在地は遠賀川3丁目1858番1外7筆、地積といたしましては1,109.18u、事業費は1億2,180万937円でございます。所管は建設課で18年8月22日に町へ売却いたしたものでございます。  続きまして2ページお願い致します。平成18年度収入及び支出決算報告書でございます。(1)収益的収入及び支出で、まず収入の部でございます。1款事業収益1項1目公有地取得事業収益、当初予算額1億2,180万7,000円、決算額と致しましては1億2,180万937円でございます。2項2目附帯等事業収益、当初予算と致しましては1,000円、決算額と致しましては33万3,880円で公社用地であります新町公園南側用地町発注工事請負業者資材置き場として貸し付け致しましたことによります収益でございます。2款事業外収益1項1目受取利息等、当初予算額1万2千円、決算額といたしましては5万9,916円で預金利子でございます。収入合計でございますが当初予算額1億2,182万円に対し決算額は1億2,219万4,733円でございます。次に支出の部でございます。1款事業原価1項1目公有地取得事業原価、当初予算額1億2,180万7,000円、決算額といたしましては1億2,180万937円でございます。2項2目附帯等事業原価予算額1,000円計上いたしておりましたが決算額はゼロでございます。2款1項販売費及び一般管理費1目人件費当初予算額9万3,000円、決算額といたしましては5万8,000円でございます。2目経費当初予算額、24万2,000円に補正予算25万7,000円いたし、事業外費用へ5,000円流用致しております。予算額合計49万4,000円で、決算額といたしましては33万6,250円でございます。3款事業外費用1項1目支払利息当初予算額1,000円に販売費及び一般管理費より5,000円流用し、予算額合計6,000円、決算額は5,839円でございます。4款1項1目寄附金当初予算額8,000万円計上致しておりましたが決算額は4,000万円でございます。これにつきましては18・19年度2ヶ年4,000万円寄附することに致したことによるものでございます。5款1項1目予備費、当初予算額10万円に対し決算額はゼロでございます。支出合計でございますが当初予算額2億224万4,000円に補正予算25万7,000円いたし、予算額合計は2億250万1,000円でございます。決算額といたしましては1億6,220万1,026円でございます。従いまして収益的支出1億6220万1,026円が収益的収入1億2,219万4,733円に対する不足額4,000万6,293円は前期繰越準備金で補填をいたしたということでございます。  続きまして3ページでございます。(2)資本的収入及び支出でございます。まず収入の部でございます。1款資本的収入1項1目短期借入金当初予算額50万6,000円に補正予算1億2,693万6,000円いたし、予算額合計は1億2,744万2,000円でございます。これに対し決算額は1億2,734万92円でございます。借入金の利息並びに土地開発基金からの借り入れ金でございます。次に支出の部でございます。1款資本的支出1項公有地取得事業費1目土地取得費当初予算額1,000円に補正予算1億2,770万6,000円いたし、予算額合計は1億2,770万7,000円、決算額といたしましては1億153万4,261円で老良上別府線用地取得費でございます。2目新町公園整備事業用地管理費当初予算額60万6,000円で決算額といたしましては50万4,000円でございます。次に2項1目短期借入金償還金でございます。当初予算額1億2,143万4,000円、決算額と致しましては1億2143万3,601円でございます。支出合計でございます。当初予算額1億2,204万1,000円に補正予算1億2,770万6,000円いたし、予算額合計は2億4,974万7,000円でございます。これに対し決算額は2億2,347万1,862円でございます。従いまして、資本的支出2億2,347万1,862円が資本的収入1億2,734万92円に対する不足額9,613万1,770円は当年度損益勘定留保資金で補填したということでございます。  続きまして4ページをお願いいたします。平成18年度損益計算書でございます。まず1、事業収益でございます。(1)公有地取得事業収益は1億2,180万937円でございます。これは1ページで申し上げました土地処分の金額でございます。(2)附帯等事業収益が33万3,880円ございますので事業収益といたしましては1億2,213万4,817円でございます。2、事業原価でございます。(1)公有地取得原価は同じく1億2,180万937円でございます。(2)附帯等事業原価はございませんので事業総利益と致しましては33万3,880円でございます。3、販売費及び一般管理費は39万4,250円でございます。よって事業損失と致しましては60,370円でございます。4、事業外収益(1)受取利息等59,916円。5、事業外費用(1)支払利息5,839円でございますので差引計上損失といたしましては6,293円でございます。5、寄附金が4000万円ございますので当期純損失と致しましては4,000万6,293円が計上されているところでございます。  続きまして5ページでございます。平成18年度貸借対照表でございます。まず資産の部でございます。1、流動資産と致しましては(1)現金及び預金が1億5,155万7,698円、(2)公有用地が3億963万1,598円で流動資産合計と致しましては4億6,118万9,296円でございます。2、固定資産は(1)有形固定資産として ア.車両運搬具原価償却累計額を差し引いた14万2,990円が有形固定資産として残っております。固定資産合計も14万2,990円で資産合計は4億6,133万2,286円でございます。次に負債の部でございます。1、流動負債は(1)短期借入金が3億3456万7,007円で西日本シティ銀行・福岡銀行・遠賀町土地開発基金からの借入金でございます。(2)未払い金46万7,383円でございます。これにつきましては3月に売買契約を締結致しましたが抵当権の関係で3月末までに所有権移転ができずに未払いとなったものでございます。これにつきましては4月に抵当権抹消所有権移転後に代金の支払をいたしております。流動負債合計は3億3,503万4,390円でございます。この額が負債の合計でございます。  次に資本6でございます。1、資本金(1)基本財産が2,000万円で資本金合計となっております。2、準備金につきましては(1)前期繰越準備金は1億4,630万4,189円でございました。(2)当期純損失は4,000万6,293円でございますので準備金合計と致しましては1億629万7,896円となっております。資本金と合わせまして資本合計は1億2,629万7,896円で負債資本合計と致しましては4億6,133万2,286円でございます。  6ページ以降にはキャッシュフロー計算書財産目録を始め、明細表をお付けいたしております。  参考資料でございますのでご参照願えればということで考えております。以上、土地開発公社経営状態の報告でございます。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、町長の報告は終了致しました。 △日程第6  議案第46号「専決処分の承認を求めることについて」「(専決第1号)遠賀町税条例の一部改正について」を議題と致します。議案第46号に対する提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 議案第46号「遠賀町税条例の一部改正について」に対する提案理由の説明を申し上げます。平成18年3月30日付けで専決処分したものの承認を求めるものでございます。失礼しました。もといです。平成19年3月30日付けで専決処分したものの承認を求めるものでございます。町県民税の主な内容は、上場株式等の配当・譲渡益に係る軽減税率適用期限の延長でございます。本則では20%(うち地方税5%)で課税するようになっているところを、10%(うち地方税3%)の軽減税率適用期限を平成21年3月31日まで1年延長するものでございます。この措置の導入は、平成14年から15年初めの時期の株式市場の冷え込み、デフレ状況の解消策の一環として創設され、「貯蓄から投資へ」という政策目標により延長されております。また、エンジェル税制や信託法の制定に伴う新たな類型の信託等に対応するため、所要の措置を講じております。  固定資産税につきましては、賃貸住宅を除く住宅のバリアフリー改修に係る固定資産税軽減措置が創設されております。その適用要件は、トイレの改良や手すりの設置など対象となる工事費の合計額が、補助金等を除いた自己負担が30万円以上であること。しかも、その住宅に65歳以上、要介護認定若しくは要支援認定を受けている方又は障害者が居住している場合に限り、100uまでの家屋分の固定資産税の3分の1を減額するものでございます。また、8割以上が店舗施設となっている駅舎用地宅地評価に変えること及び鉄軌道用地にも地価の下落に応じ、下落補正を適用するなどの改正が主なものでございます。  町たばこ税につきましては、平成11年度から使っております特例税率1,000本当たり3,298円を本則税率にする改正を行なっております。  以上、概要を申し上げご審議をお願いいたしたいと思います。よろしくお願い致します。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、提案理由の説明は終了致しました。 △日程第7  議案第47号「専決処分の承認を求めることについて」「(専決第2号)遠賀町国民健康保険税条例の一部改正について」を議題と致します。議案第47号に対する提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 議案第47号「遠賀町国民健康保険税条例の一部改正について」に対する提案理由の説明を申し上げます。平成19年3月30日付けで専決処分したものの承認を求めるものでございます。国民健康保険税基礎賦課額について、中間所得層への過度な負担とならないよう、所得の動向等を勘案し、基礎賦課額に係る限度額を「53万円」から「56万円」に引き上げるものでございます。よろしくお願い致します。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、提案理由の説明は終了致しました。 △日程第8  議案第48号「専決処分の承認を求めることについて」「(専決第3号)固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題と致します。議案第48号に対する提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 議案第48号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」に対する提案理由の説明を申し上げます。現委員であります門元雅美さん、阿部哲茂さん、山下美和子さんの3名を、平成19年4月1日付けで再任し専決処分いたしましたので、議会の承認を求めるものでございます。尚、お三方の経歴につきましては別紙を添付致しておりますので、ご参照をお願い致します。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、提案理由の説明は終了致しました。 △日程第9  議案第49号「専決処分の承認を求めることについて」「(専決第4号)平成18年度遠賀町一般会計補正予算(第6号)」を議題と致します。議案第49号に対する提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 議案第49号に対する提案理由の説明を申し上げます。専決処分の承認を求めるもので、(専決第4号)平成18年度遠賀町一般会計補正予算(第6号)を平成19年3月30日に専決処分致したものでございます。歳入歳出それぞれ561万円を減額し、予算総額を54億9千351万7千円と致すものでございます。これは、平成18年度決算における繰越金を減ずるため、余剰金を減債基金繰入金で調整致したものでございます。歳入につきましては、町税5千662万9千円の増、地方譲与税383万7千円の増、各種交付金3千80万4千円の増、地方交付税6千339万円の増、使用料及び手数料379万円の増、財産収入等868万5千円の減、繰入金1億6千447万4千円の減、諸収入1千779万9千円の増、町債870万円の減、歳出につきましては、予備費561万円の減、及び財産の振り替えでございます。財源の振り替えでございます。失礼致しました。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、提案理由の説明は終了致しました。 △日程第10  議案第50号「遠賀町町道路線の認定について」を議題と致します。議案第50号に対する提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 議案第50号「遠賀町町道路線の認定について」に対する提案理由の説明を申し上げます。認定していただく路線は、駅南線および駅南3号線でございます。町道老良上別府線の整備に伴い、遠賀川駅南側と町道をつなぐ道路を新設しますので、町道認定するものでございます。よろしくご審議をお願い致します。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、提案理由の説明は終了致しました。 △日程第11  議案第51号「遠賀町附属機関の設置に関する条例の一部改正について」、議案第52号「遠賀町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」を一括して議題と致します。議案第51号、議案第52号に対する提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 議案第51号「遠賀町附属機関の設置に関する条例の一部改正について」及び議案第52号「遠賀町非常勤特別職のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」に対する提案理由を一括して説明させていただきます。国の定める経営対策体制整備促進事業実施 要綱並びに福岡県経営・生産対策推進会議設置要領が廃止されたことに伴い、遠賀町経営生産対策推進会議に関する遠賀町附属機関の設置に関する条例及び遠賀町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を整理するため、一部改正するものでございます。よろしくご審議をお願い致します。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、提案理由の説明は終了致しました。 △日程第12  議案第53号「政治倫理の確立のための遠賀町長資産等の公開に関する条例の一部改正について」を議題と致します。議案第53号に対する提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 議案第53号「政治倫理確立のための遠賀町長資産等の公開に関する条例の一部改正について」に対する提案理由の説明を申し上げます。平成18年6月14日付けで、本条例で引用しております「証券取引法」が「金融商品取引法」に改正されたことに伴い、文言の整理をいたすものでございます。よろしくご審議をお願い致します。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、提案理由の説明は終了致しました。 △日程第13  議案第54号「平成19年度遠賀町一般会計補正予算(第1号)」を議題と致します。ここで、議案第54号の提案理由の説明に入ります前に、平成19年度の遠賀町町政に対する施政方針を町長に求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) それでは施政方針を述べさせて頂きます。わが国では、三位一体改革や地方分権の進展に伴い、地方の自立に向けた施策が進められておりますが、平成17年、日本の人口が戦後はじめて減少するなど、少子高齢化の進行と医療・福祉など、社会構造の変化による地方への税源委譲、地方交付税制度改革、道州制を視野に入れた地方分権が本格化してきております。さらに、地球温暖化に伴う地球規模での環境問題に対応するため、消費型社会から循環型社会への転換が求められております。本町は、福岡県北東部地域において、ひびきコンテナターミナル・新北九州空港・仮称筑豊インターチェンジなど、交通利便性のよさを大きくアピールをし、今後のまちづくりに大きく寄与できる一兆円産業である自動車産業との連携を期待しているところです。自立した自治体としてのまちづくりを進める本町は、第4次遠賀町総合計画後期基本計画や遠賀町自立推進計画に基づいた行財政の健全化・効率化を図り、住民に安定した行政サービスの提供を図ることが課題となっております。本町の特徴を活かしながら、厳しい財政状況から脱却し、足腰の強い経済基盤を築くため、広域利便性の向上・自動車産業との連携・安全安心のまちづくりに邁進し、遠賀町の将来像である、豊かな故郷をめざしていく所存であります。以下、それぞれの項目において、その方針を述べさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず都市基盤の整備についてですが、本町では、秩序ある土地利用の推進を図り、安全で快適な都市環境を実現するため遠賀町国土利用計画および遠賀町都市計画マスタープランでまちづくりの方針を総合的に示しております。都市計画マスタープランは平成19年度に見直しを行い、JR遠賀川駅周辺の交通結節機能の向上として、南北自由通路や南側駅前広場を含む駅南線の整備を進めてまいります。また、これと併行して老良・上別府線の東西両方向の整備を推進し、幹線道路沿道地区などの民間開発誘導に努めるとともに、駅南地区のまちづくりの方向性を検討してまいります。  また、平成18年度から始まりました県道浜口・遠賀線の景観整備事業は、国道3号から北側が平成19年度に完成し、南側につきましても引き続き福岡県により整備を進めてまいります。河川・水路の整備としましては、西川河川敷の水辺環境整備を引き続き、国へ働きかけるとともに、公共下水道事業を継続し、河川などへのEM活性液投入による河川環境の整備・浄化を推進してまいります。また、幹線道路の整備として、国道3号の下り車線立体化の早期実現に向け、国に対して引き続き要望してまいります。  次に、筑豊地域との広域幹線道路となる県道宮田・遠賀線の跨線橋を含む全区間の早期完成を福岡県へ働きかけてまいります。県道黒山・広渡線につきましては、平成18年度から始まりました自歩道設置工事が平成21年度に完成予定で、また、宮田・遠賀線の白水橋架け替え工事につきましては、平成20年度で完成予定です。さらに、岡垣・遠賀線交通安全対策事業の自歩道設置工事につきましても、用地補償交渉が進んでまいりましたので、早期完成を目指し福岡県へ働きかけてまいります。戸切川改修事業につきましては、古川橋架け替え工事に伴う迂回道路の工事も終わり、古川橋架け替え工事に着手をしており、平成19年度に完了予定です。さらに、戸切川改修期成同盟会とともに全区間完成に向けさらに努力してまいります。町道の整備につきましては、別府・上別府線花園地区における道路改良工事が平成19年度に完成予定でございます。また、白毛地区につきましては、用地補償交渉およびJR九州北部九州地域本社との協議に時間を要しておりますが、早急に踏切拡幅工事を施工できるように努めてまいります。道路整備につきましては、大変厳しい財政状況ではありますが、安全に配慮した改良や維持補修を行い、町内の円滑な交通の実現に応えていけるように努力してまいりたいと思います。  次に生活環境の整備についてですが、快適な生活環境の整備としまして、生活に不可欠な下水道の整備を推進し、平成8年度から遠賀川下流域関連公共下水道事業として国の認可を受け、事業を進めております。平成15年7月の福岡県施工による遠賀川下流浄化センターの供用開始に併せて、本町においても供用開始し、平成18年度末までにはJR鹿児島本線南地域の管路整備がほぼ完了し供用を開始しております。平成19年度につきましては、平成17年度より着手したJR鹿児島本線北側地域の今古賀・松の本・中央・新町・遠賀川地区の汚水管路整備を引き続き推進してまいります。また、JR鹿児島本線と旧室木線跡地が交わるところに建設中の福岡県施工による遠賀中継ポンプ場は、平成19年度の完成を目指し現在工事が行われております。この中継ポンプ場が平成19年度に完成すれば、平成20年度中に供用開始される運びとなります。JR鹿児島本線北側地域についても管路整備の終了している地域では、流域下水道への接続が可能となってまいります。また農業集落排水事業につきましては、平成9年度に老良地区、平成11年度に尾倉・若葉台地区、平成17年度に遠賀北部第2地区で供用を開始いたしました。さらに、民間開発住宅団地の汚水処理施設は、地域下水道として町で維持管理を行い、今後も公共下水道への接続を推進してまいります。加えて、下水道未整備地域についても合併処理浄化槽設置事業により水洗化を推進してまいりたいと思います。平成18年度末現在の合併処理浄化槽を含む下水道等の汚水処理人口普及率は83%であり、快適な生活環境整備の効果が着実に現れてきています。環境への配慮につきましては、ごみ処理が平成18年度末で戸切区との協定により閉鎖された岡垣清掃センターに代わり、平成19年度から遠賀・中間リレーセンターで中間処理したのちに、北九州市へ委託を行っております。しかしながら、現状のままではごみ処理に関する町の負担金は、大幅に増加し、今後ますます町財政を圧迫することが予想されます。ごみ処理に関する町負担金を減らすためには、ごみ排出量を減らしその処理費を削減する方策を講じる必要があります。そのため、ごみ減量化につながる循環型社会を推進し、遠賀・中間地域広域行政事務組合が中心となり策定した今後3年間において、管内の可燃ごみを20%削減することを目標とした管内可燃ごみ20%減量化計画に基づき、ごみの資源化・資源ごみの集団回収・生ごみの堆肥化・容器包装回収の推進など、住民のみなさまの協力のもと、積極的にリサイクルに取り組んでまいる所存です。  安全・安心のまちづくりにつきましては、防災意識を高めるため、図上訓練や洪水ハザードマップの活用などを図るとともに、災害時の自主避難・避難勧告の一斉通信など、迅速な救援支援体制をとるための防災行政無線の設置準備に取り組んでまいります。また、平成19年度には遠賀町地域防災計画の見直しを行い、住民の生命・および財産を災害から保護し、被害の軽減を図る災害に強いまちづくりに取り組みます。今後も住民が安心して暮らせる住みよいまちづくりの実現を目指し、地域安全パトロールやあるき隊など、本年も行政と地域・住民が協働したまちづくり活動の継続発展に努めてまいります。また、子どもの安全につきましても、平成18年度に導入した青色回転灯車による下校時などのパトロール、子供110番や見守り隊、不審者情報の提供など、子どもの安全確保に全力で取り組んでまいります。  住環境整備につきましては、平成18年度に策定した遠賀町住生活基本計画および遠賀町営住宅ストック総合活用計画に基づき、緑ケ丘団地45戸と道官団地18戸の火災報知器の設置とバリアフリー化を行います。  また、平成17年度から運行を開始した遠賀町コミュニティバスは、民間バス路線の廃止に伴う代替と交通空白地区の解消を目的とし、平成17年度には61,232人1日平均170人、さらに平成18年度は68,166人一日平均190人の利用をいただいております。今後も利便性の高いバス運行を心がけるとともに、安全第一で地域に密着した運行に努めてまいります。  地域情報化につきましては、平成17年策定の地域情報化計画に基づき推進してまいります。まず、通信基盤となる高速ブロードバンド接続環境の整備が急務となっておりますが、引き続き、国・県及び電気通信事業者と必要な情報を共有し効果的に整備促進を図ります。また、地域イントラネット事業により整備いたしました公共施設間ネットワークシステムをより一層活用し、住民の皆さんに便利さや効率性を実感していただけるシステム整備を目指してまいります。IT化の急速な進展により、インターネットからの情報はすでに住民生活において身近なものとなっています。住民一人ひとりがパソコン等の操作とともに情報そのものを安全に活用する能力を身につけることができるよう、教育委員会と連携し、住民向け各種IT講習会の充実を図ります。  次に福祉のまちづくりについてでございますが、福祉サービスの充実として、まず児童福祉につきましては、核家族化や少子高齢化の進行により、様々な子育て支援に対応した施策として、福岡県の乳幼児医療制度改革に伴い、乳幼児・障害児・母子家庭など医療受給者の5歳未満までの初診料・往診料の自己負担額の公費負担を平成19年1月から実施しております。また、延長保育や一時保育などの特別保育事業を継続して実施いたします。さらに、病気回復期や病後の児童の保育につきましては、中間市および郡内4町で共同して事業を実施いたします。今年度は施設整備を行い、平成20年4月から保育事業を開始する予定といたしております。また、児童虐待の早期発見、通告窓口としての機能の強化や要保護児童等の支援を迅速に行うため、児童福祉・保健医療・教育・警察関係者などで組織する遠賀町要保護児童地域協議会を今年度設置いたします。  次に、高齢者福祉については、遠賀町高齢者保健福祉計画に基づき、高齢者が在宅で生活できるようにサービスの提供や健康づくり事業を継続して実施してまいります。また、介護保険制度の見直しにより介護予防を重視した事業に取り組むため、介護保険広域連合内に地域包括支援センターが創設され、このセンターを介護保険地域支援事業の拠点として、社会福祉協議会や在宅介護支援センターとの連携を強化し、いきいきデイサービスを中心とした介護予防事業、相談事業および訪問事業に積極的に取り組みたいと考えております。  障害者福祉につきましては、昨年障害者自立支援法が施行されましたが、施行後1年を経過しない段階で、経過措置や利用者負担の見直しが行われている状況にあります。今後は、遠賀町障害福祉計画に基づき、障害福祉サービスの提供や地域生活支援事業を円滑に推進できるように努めてまいります。また、今年度は遠賀町障害者地域自立支援協議会を設置し、総合的な相談支援体制の構築を図るとともに、遠賀町における障害者施策の基本となる遠賀町障害者計画を策定いたします。さらに、障害者にやさしい環境の整備としまして、ノーマライゼーションの考え方を広く啓発するとともに、ユニバーサルデザインのまちづくりとして、平成16年度から遠賀町ひとにやさしい福祉のまちづくり整備基本計画に基づき、西川河川敷の歩道設置やJR遠賀川駅前多目的トイレ設置などの整備をしてまいりました。今後も町内のバリアフリー整備を進めてまいります。  健康づくりにつきましては、母子保健事業として、乳幼児の検診をはじめ相談事業や各種教室の開催を継続して実施するとともに、その充実を図ってまいります。予防接種の広域化制度導入により接種者の利便性が向上し、接種率の向上も図られるものと考えております。また、生活習慣病予防対策として、基本健康診査やがん検診などの健康診査の推進と予防重視の保健指導を実施するとともに、健康教室の開催などにより健康づくりの支援をし、自己管理の推進を図ってまいります。国民健康保険事業につきましては、国民医療費が増大している中、遠賀町におきましても高齢化が進行し、医療費が増大しております。国保財政は非常に厳しい状況下にあります。国民健康保険加入者が安心して医療が受けられる保険制度を維持し、将来にわたり持続可能なものとするためには、医療費の分析など現状を把握し、医療費の抑制を図る遠賀町特定健康診査等実施計画を平成19年度に策定し、また平成20年度に創設される後期高齢者医療制度に基づき、疾病予防を推進し、国保財政の健全化に努めます。  生涯学習の推進についてですが、学校教育につきましては、学習指導要領に基づいた基礎・基本を確実に身につける教育を推進するとともに、稲作・畑作り・自然教室など体験学習を通じて自ら学び・自ら考える「生きる力」の育成を図ります。また、IT教育を推進し、国際理解教育関係では、英語コミュニケーション能力の育成のために、外国人の英語指導助手を小中学校に派遣し、また、中学校のニュージーランドへの派遣と受け入れによるホームステイ事業を継続してまいります。さらに、本年度から中学校に特別支援学級の新設や教育支援ボランティアを活用して、一人ひとりに応じた教育を推進し、教育の充実によるまちづくりを目指します。教育相談体制としましては、教育相談員・スクールカウンセラーなど、専門家による相談体制を継続してまいります。次に生涯学習社会の充実につきましては、本町では遠賀町生涯学習のまちづくり基本計画に基づき、遠賀町中央公民館を生涯学習の拠点として位置づけておりますが、アスベストの除去やバリアフリー対策、老朽化に伴う補修など施設を再整備する必要があります。改修までの間は定期的にアスベストの飛散調査を行い、安全性の確保に努めてまいります。平成19年度中に中央公民館の住民学習ニーズに対応した利用計画案を策定し、アスベスト除去工事や利用計画案に基づくリニューアル工事を進めてまいります。また、住民一人ひとりがいきいきと輝くまちづくりを目指し、あらゆる世代に様々な学習機会の提供とその学習活動を支援し、いつでも・どこでも・だれもが学習できる環境の整備に努めます。住民が自主的に学習する機会を提供する町民学習ネットワーク事業を推進し、住民の学習ニーズに対応した講座などの充実に努めてまいります。少子・高齢化、核家族化などにより、子育て環境は大きく変化しています。青少年の健全育成を図る青少年育成町民会議などの社会教育団体との連携を強化し、青少年健全育成事業の推進に努めてまいります。  次に産業の振興についてでございますが、農業につきましては、平成19年度から食料・農業・農村基本計画の具体化に向け、一定の要件を満たす認定農業者と集落営農組織に施策を集中させる新たな政策として品目横断的経営安定対策がスタートいたしました。今後も農業委員会、認定・志向農業者連絡協議会、JA並びに関係機関と連携を図り、担い手の育成・確保および各地域における集落営農組織の合意形成を図る努力をしてまいりたいと考えております。また、特産品としてファームガーデニング事業によるれんげ・菜の花米を安全・安心でおいしいお米として、今後もJAと連携し販路拡大に努めてまいります。お米だけでなく、地元の生産物を地元で消費するいわゆる地産地消を推進し、安心して地元の農作物を食べることができる消費者と生産者の信頼関係が定着することは、生産者にとって経営の安定を図るとともに、農業の活性化や農業関係補助金の削減などが図れるものと考えております。農業農村整備事業としましては、県営事業として、風呂ケ谷溜池と土取溜池の整備を行い、農業生産基盤の整備に努めてまいります。商工業につきましては、依然として厳しい状況にある小規模企業の経営環境に対し、その育成に取り組む商工会の事業を支援するとともにイベントなど、活性化に向けたまちづくりをともに進めてまいります。また福岡県では、平成18年度に北部九州自動車150万台生産拠点推進会議において、北部九州をアジア最先端の自動車生産拠点とすることといたしております。本町におきましても、駅南地区の開発などを視野に入れた交通利便性をPRするとともに自動車産業の支援拠点として、福岡県と連携を図ってまいります。  最後に開かれたまちづくりについてですが、広報・公聴活動の充実としまして、広報おんがの内容の充実と読みやすい紙面づくり、HPの機能充実に取り組んでまいります。地域イントラネットによるリアルタイムかつ積極的な情報提供により、町内外を問わず本町の魅力を発信し、これまで以上の広報・公聴の充実を図ってまいります。  共生社会の充実としまして、同和問題をはじめとする様々な人権課題については、差別や偏見のないまちづくりを目指し、啓発活動を行ってまいります。また地域の実情に応じた教育啓発活動の指針となる遠賀町人権教育・啓発に関する基本計画の策定の準備を進めてまいります。  また、男女共同参画社会の推進につきましては、平成18年度に策定した男女共同参画社会実施計画に基づき、平成19年度から全庁的に事業を推進し、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。またNPO法人福岡ジェンダー研究所の相談員による電話相談おんがホットラインは、今後も継続してまいります。行財政運営につきましては、情報化を推進し、業務の効率化を図ります。電子自治体の推進については、国のu‐Japan推進計画2006において2010年までに国・地方自治体に対する申請・届出等の手続きのオンライン利用率の50%以上を実現し、住民の利便性やサービスの向上を図るものとしています。しかし、電子自治体は行政サービスの電子化が目的ではありません。住民が便利で、使いやすく、魅力あるサービスを実感できなければなりません。住民の側から、また費用対効果の面からの2つの視点から、近隣自治体との共同アウトソーシング等による効率的なシステムの構築と業務の最適化を進めてまいります。  職員管理につきましては、平成19年度にグループ制の検討、遠賀町定員管理計画を策定し、職員数の適正化を図ります。また指定管理者制度につきましては、今後も継続して導入してまいります。  財政運営としましては、歳出重視から歳入重視の施策へ転換し、自立した自治体としての健全な財政運営に努めますとともに、遠賀町財政計画や遠賀町自立推進計画に基づき、財政運営の効率化を図ってまいります。  広域行政の推進としましては、平成19年度からごみ処理を北九州市へ委託しておりますが、ごみの減量化による委託処理費削減のため、容器包装回収の推進などを積極的に進めていくとともに、関係団体との連携強化を図ってまいります。  以上、平成19年度の主要施策の概要について述べさせていただきましたが、議員各位並びに住民の方々のご理解とご協力を得ながら、この施策を具体的に進め、第4次総合計画の本町の将来像実現に向け、邁進する所存でございます。以上、施政方針とさせていただきます。議員の皆様の町政に対するご支援とご協力をよろしくお願い申しあげます。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、施政方針演説は終了致しました。ここで暫く休憩致します。 ─── 休憩 10時05分 〜 再開 10時15分 ─── ○議長(濱之上喜郎) それでは再開致します。議案第54号に対する提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 議案第54号「平成19年度遠賀町一般会計補正予算(第1号)」に対する提案理由の説明を申し上げます。平成19年度遠賀町一般会計補正予算(第1号)でございますが歳入歳出それぞれ3億3千899万円を増額し、予算総額を58億2千727万3千円と致すものでざいます。  歳入につきましては、地方交付税1億1千65万円の増、分担金及び負担金811万円増、これは、病後児保育施設整備に係る1市3町からの負担金でございます。国庫支出金5千384万2千円の増、これは、交通結節点改良事業交付金5千170万円が主なものでございます。県支出金901万1千円の増、これは、医療提供体制施設整備交付金638万2千円、競争力ある土地利用型農業育成事業補助金263万2千円が主なものでございます。財産収入7万7千円の増、これは、減債基金利子収入でございます。町債1億5千730万円の増、これは、防災対策事業債9千210万円、臨時地方道整備事業債6千520万円でございます。歳出につきましては、議会費104万8千円の増、これは、全国市町村交流レガッタへ出場するための旅費でございます。総務費56万8千円の増、これは、庁舎の文書廃棄処理委託料28万1千円、街灯設置委託料20万円が主なものでございます。民生費4千89万1千円の増、これは、病後児保育施設整備に係る医師会への補助金1千652万円、後期高齢者医療制度創設に伴う国民健康保険特別会計への繰出金1千576万8千円と庁内電算システム改修経費628万3千円、障害者自立支援法システム改修経費115万5千円、「健康福祉まつり」及び「65歳の健康講座」開催経費でございます。衛生費30万円の増、これは、「健康福祉まつり」開催経費でございます。農林水産業費1千863万3千円の増、これは、ファームガーデニング事業補助金680万円、水稲優良品種種子補助金554万円、農地・水・農村環境保全向上活動支援事業負担金124万4千円が主なものでございます。商工費475万3千円の増、これは、遠賀町商工会館改修に伴う補助金でございます。土木費1億6千407万2千円の増、これは、交通結節点改善事業費1億2千346万8千円、道路維持修理費1千500万円、用悪水路維持費1千500万円、島津区の合併処理浄化槽設置補助582万4千円、駅南3号線測量・鑑定委託料340万円、用途地域変更調査委託料200万円が主なものでございます。消防費1億242万3千円の増、これは、防災行政無線整備事業費でございます。教育費630万2千円の増、これは、小学校3校と中学校1校の耐震化調査業務委託料217万3千円、中央公民館駐輪場設置工事費105万7千円、スポレクおんが補助金80万円、文化財遺物収納コンテナ倉庫設置工事費78万8千円、住民参加型イベント補助金70万円、観月コンサート開催経費32万3千円が主なものでございます。よろしくご審議をお願い致します。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、提案理由の説明は終了致しました。 △日程第14  議案第55号「平成19年度遠賀町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題と致します。議案第55号に対する提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 議案第55号「平成19年度遠賀町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」に対する提案理由の説明を申し上げます。歳入歳出それぞれ1千576万8千円を増額し、予算総額を21億4千442万9千円と致すものでございます。歳入につきましては、繰入金1千576万8千円の増、これは、一般会計からの繰入金でございます。歳出につきましては、総務費1千576万8千円の増、これは、後期高齢者医療制度保険者システム改修経費でございます。よろしくご審議をお願い致します。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、提案理由の説明は終了致しました。 △日程第15  議案第56号「平成19年度遠賀町土地取得特別会計補正予算(第1号)」を議題と致します。議案第56号に対する提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(木村隆治) 議案第56号「平成19年度遠賀町土地取得特別会計補正予算(第1号)」に対する提案理由の説明を申し上げます。歳入歳出それぞれ11万7千円を増額し、予算総額を19万6千円と致すものでございます。歳入につきましては、財産収入11万7千円の増、これは、土地開発基金利子収入でございます。歳出につきましては、総務費11万7千円の増、これは、土地開発基金に積み立てる基金利子積立金でございます。よろしくご審議をお願い致します。 ○議長(濱之上喜郎) 以上で、提案理由の説明は終了致しました。 △日程第16  発議第7号「議員派遣の件について」を議題と致します。お諮り致します。発議第7号につきましては、趣旨説明委員会付託を省略致したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 ── 異議なしの声 ─── ○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。よって、発議第7号については、趣旨説明委員会付託を省略することに決しました。これより、討論に入ります。討論はございませんか。他に発言もございませんので、討論を終了します。これより、採決に入ります。発議第7号「議員派遣の件について」、本案を、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 ─── 異議なしの声 ───                      13:0[14] ○議長(濱之上喜郎) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は終了致しました。本日は、これにて散会致します。 ── 散 会 10時25分 ───...