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03月09日-02号

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  1. 志免町議会 2009-03-09
    03月09日-02号


    取得元: 志免町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    平成21年第1回 3月定例会1 議 事 日 程(第2号)   (平成21年第1回志免町議会定例会)                               平成21年3月9日                               午 前 10 時 開議                               於   議   場 日程第1 一般質問番号質 問 者件    名要旨・質問内容質問の相手1大 西   勇1.経済対策について本町の経済状況について  ①昨年の世界同時不況から100年に一度の大不況といわれている現在、本町においても多くの若者や中高齢者のリストラが多くなっており、倒産や廃業も多くなっている。本町を取り巻く経済状況について、町長はどのように認識されておられるのか。  ②経済不安や雇用不安が町民に及ぼす影響は、物心両面において大きなものです。不況の時だからこそ、「町民に優しい行政」を発信することが、心の危機管理の観点からも大事なことです。    そのためにも、窓口における相談対応や情報提供など、町民に対する「配慮ある丁重な対応」が一番大事だと思うが、この様な角度からの対策を考えておられるのか。  ③次の志免町を担う若者たちが、リストラで仕事を失っている。ひきこもりやニートを含め、若者の自立を後押しする、「若者サポート対策室の設置」、「男女青年の体験主張大会」等で循環型の町の活性化を。町長 担当課長中小零細企業の支援対策について  ①「商工業の発展なくして町の発展はない」といわれているが、商工係の職員を増員するか、地域活性化プロジェクトチームを作って、中小・小規模事業所の発展を真剣に考えるべきではないか。  ②町内業者にとっても年末の資金繰りは、まさに死活問題でした。昨年11月より緊急補償制度が実施されておりますが、関係機関との連携状況や町内業者の申し込み状況について。  ③この制度は、金融機関の貸し渋り対策として行われたものですが、本制度の利点や特長についてお尋ねします。  ④本町には町内業者支援として中小企業融資制度があるが、その内容、取り組み、利用状況についてお尋ねします。  ⑤この制度の改善点について。  ⑥この不況の中、緊急的に本町も融資制度を改善し、資金を増額して、町内業者の支援を強化する必要があると思うが。町長 担当課長2.国民健康保険証について国民健康保険証のカード化と保険証の有効期限について  ①社会保険と同じようにカード化できないのか。  ②保険証の更新を1年ではなく2年にすれば、更新する手間と郵送料などの経費の削減になるが。町長 担当課長2大 熊 則 雄1.福祉についてシーメイトについて  ①高齢者、障害者へのサービス向上のために建てられたのに、なぜ、サウナ風呂を休止しているのか。また、風呂のお湯の温度が低いという町民からの意見があるが、どう考えるか。担当課長やさしさのつどいについて  ①助成金を廃止し、職員を派遣することを止めたことについて。担当課長2.環境整備について町内の美化作業について  ①各町内の草取りの助成金の廃止について。担当課長3堤   久美子1.協働のまちづくりランドマーク竪坑櫓を活かしたまちづくりを 本町は今、「竪坑櫓とその周辺遺構」の国際的評価を受けるため、世界の専門家による訪問を2回受け、福岡県は「県内での世界遺産に登録するためのリスト作成を検討します」との内容をホームページで見ました。
     ①そのことに対する本町の取り組みは。   町外の取り組みは、町をあげての運動が起こっているようですが、わが町では何も知らされていない状況です。  ②竪坑櫓とその周辺遺構を活かしたまちづくり構想は。   世界の専門家が、世界遺産として評価する、価値ある竪坑櫓をどのように活かして、活力あるまちづくりを創出していかれるのかお尋ねいたします。町長 担当課長花づくりコンクールを 花づくりを始めて10年になると思いますが、今後の施策として、  ①全国花づくりコンクールに応募は。  ②町独自で、コンクール開催は。   花づくりして10年、今は町中で花をみることができるようになりました。それに関わってこられた方々の思いをコンクールという形で発表できないか。役場玄関前にハンギングスタンドを置いてありますが、当初から花づくりに熱心な方が、今は癌の転移と戦いながら美しい花のまちづくりに協力されています。町長 担当課長自治体自立のために 財源不足の中で、豊かな活力あるまちづくりにどう取り組んでいかれるのか、町長にお尋ねします。  ①住民に何を求めますか。  ②行政の取り組みは。   ⅰ.住民と行政の「協働」に対する思いは乖離していませんか。   ⅱ.地域担当制は必要ありませんか。     若い職員の活力は生かされていますか。   ⅲ.東京財団が、5年以上の職員の育成を研修費用・教材費を全額負担して、週末の講義とするなどの便宜を図りながら、人材育成に力を入れています。職員の研修体制作りを。町長 担当課長4丸 山 真智子1.行政経営改革実行計画書の内容について12月議会に引き続き、重点的な改革項目、実行期間と進行管理及び進捗状況の公表の中から質問 1.重点的な改革項目  ①健全な財政基盤の確立   ⅰ.健康な高齢者づくりと医療費対策     介護保険ではグループ別保険料がCグループとなり、介護予防事業の成果と思うが、これから維持していかなければならない。施策に対して、高浜市のように評価すべきではないのか。また実態にあったニーズはどのように把握してあるのか。例えば「尿もれ・骨盤臓器脱の予防と対策」など。     また、テレビ放映リハビリボランティアを育成したらどうか。  ②住民志向と成果志向への転換   ⅰ.住民提案制度の取り組みはどうなっているのか。 2.進行管理及び進捗状況の公表  ①行政改革推進委員会への報告はどうなっているのか。  ②町政報告「行財政改革最終年度にあたり」はホームページで公表していただきたい。町長2.平成の森公園について地域資源の有効活用といった観点から、現状と今後についてどのように考えているのか。  ①町内唯一のキャンプ場であるが、利用の現状は。もっと活用できないのか。  ②ホタルの生息地だが、保全・増やす対策はどうしているのか。  ③親水空間なのに、足もつけられない。抜本的な対策はできないのか。御手水池の池干しをしてみたらどうか。浄化と在来種保護にもつながる。その他、浄化できる方法は。  ④住民と協働で活用のあり方を考えたらどうか。プレイパーク構想にもつながるきっかけになると期待するが…。町長 教育長3.竪坑櫓周辺の将来ビジョンについてビジョンもなく、整備されている。早く将来ビジョンを住民と協働で描いたらどうか。  ①海外の専門家による視察が2回行われている。町長や教育長のこれからの対応は。  ②シーメイトの駐車場も少なくなり不便が生じている。一帯の将来が全くといっていい程見えない。町長の公約である健康の駅構想とつなげるのか。町長の考えるビジョンは。住民参画でできないのか。町長 教育長4.学校給食について「地産地消」で食育につなげたい。その取り組みについて  ①学校給食の地産地消の現状はどうなっているのか。JAと話し合ったりしているのか。町長 教育長5二 宮 美津代1.町内会制度について見直し・廃止なども含め、町の考え方・方針  ①全国的に区長制度(町内会長)の廃止や見直しが行われているが、志免町としての考え方、町長のご見解を伺いたい。  ②志免町町内会設置規則から志免町町内会長等委嘱に関する規則に改正されたが、いずれも規則となっている。法制上の整合性。  ③町内会長・組長の個人報酬は、ローカルガバメント(地方自治、住民自治)の今の時代にそぐわないとの意見が多い。  ④協働を進めるための方策として、その見直しの検討を挙げている。(住民と行政の協働プロジェクトの提言)町長2.情報の整理について情報の管理状況  ①文書ファイルの状況。(管理システムは、徹底されているか)  ②ファイリングシステム導入から15年が経過している。研修は充分か。町長3.公園遊具老朽化対策昨年9月議会質問進捗状況  ①耐用年数・設置場所など、それぞれの状況によって、老朽化の度合いも違うはず。それぞれ分類し、点検が行われているか。  ②決算ベースで維持管理費の状況(H18年~H20年)  ③補助制度への対応。町長2 出席議員は次のとおりである(16名)  1番  堤   久美子            2番  大 熊 則 雄  3番  助 村 千代子            4番  丸 山 真智子  5番  吉 住 龍太郎            6番  池 邊 満 男  7番  牛 房 良 嗣            8番  大 西   勇  9番  西 川 蓉 子            10番  古 庄 信一郎  11番  吉 田 耕 二            12番  稲 永 正 昭  13番  大 林 弘 明            14番  熊 本   廣  15番  二 宮 美津代            16番  末 藤 省 三3 欠席議員は次のとおりである(0名)4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)  議会事務局長  坂 田 龍 二      書記      安 武 生 雄5 地方自治第121条により説明のため出席した者の職氏名(18名)  町長      南 里 辰 己      副町長     吉 原 清 光  教育長     中牟田 修 身      会計管理者   稲 永   健  総務課長    安 田 豊 重      生活環境課長  二 宮 克 美  地域整備課長  丸 山 孝 雄      地域整備課参事 稲 永 正 志  税務課長    長 澤 利 信      福祉課長    藤   龍 己  健康課長    木 村 俊 次      子育て支援課長 緒 方   博  住民課長    長   秀 樹      学校教育課長  田 村 秀 一  生涯学習課長  児 嶋 賢 始      総務課長補佐  井 上   章  経営企画課長補佐北 原 干 城      上下水道課長補佐古 河 敏 夫            ~~~~~~~~~~~~~~~~              開議 午前10時00分 ○議長(古庄信一郎君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(古庄信一郎君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。 8番大西議員。質問時間30分です。 大西議員。 ◆8番(大西勇君) おはようございます。8番議員の大西でございます。 ことしは激動の21年、初議会ですので、新たな決意で1番に質問させていただきます。実りある御答弁をよろしくお願いいたします。まず、通告に従って質問させていただきます。 まず、経済対策と不況による支援対策について質問いたします。 昨年の世界同時不況のあおりを受け、日本も100年に一度の大不況と言われております。バブルがはじけて以後、長い不況の中で、もう落ちるところまで落ちた。あとは景気回復だと言っていたやさきにこの大不況。どん底が見えたと思っていたところが、そこは地獄の入り口だったという感じの現状です。 内閣府が発表した2008年10月から12月の国内総生産GDPは、35年ぶりの急激な落ち込みを記録したと。マイナス成長は戦後例のない5期連続となる見通しで、戦後最悪の経済危機だと言われております。本町においても、中小、小規模事業所の赤字経営、倒産や廃業も多くなっております。また、不況の影響で、多くの若者や中高年者がリストラされております。我が町においても、その影響は大きくのしかかってきていると思っております。ことしは法人税も相当減少するのではないかと思っておりますけども、このような本町を取り巻く経済状態について、まず町長はどのように認識されてるのか、御所見をお尋ねいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 大西議員の質問にお答えをさせていただきます。 本町を取り巻く経済の状況についてどのような認識を持っておるかというお尋ねであろうかと思いますが、議会初日の町政報告あるいは予算編成方針の中でも述べてまいりましたけれども、もう先ほどもお話がございました。まさに米国に端を発した世界同時不況の波が昨年の秋以降日本経済を襲ってまいりまして、急激な景気後退と経済不況にさらされておるというような深刻な事態となっておるというふうに思います。その国の状況が我が町にも大きな影響を与えておるわけでございまして、本町の住民あるいは中小企業者の中に、大変な不安あるいは現実が厳しいものがあるんじゃないかというふうに推測をいたしております。 経済不況による将来不安のために、住民の中にはいろんなものの買い控えとかあるいは節約とかというような状況があるわけでございまして、そういうことから消費低迷あるいは景気が一向に好転しないというような、そういう悪循環を及ぼしておるんじゃないかと、また今後もそういう状況が強くなってくるんじゃないかと、そのようなことを心配いたしております。 御指摘のように、若者あるいは中高年者のリストラが進んでおるようでございまして、生活に困窮する世帯あるいはそういう非常に厳しい状態に置かれる人たちがふえてくるんじゃないかということが心配をされ大変憂慮する事態が来ておる、あるいは今後も続いていくんじゃないかと、そんなことを心配をいたしております。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) 全体的なことではわかりますけども、町政報告の中でも入っておりましたけども、やはり商工業者また農業にかかわる我が町のそういう経済状態ちゅうものをもう少し言ってほしかったと思いますけど、後で確認させていただきます。 この不況の中で、中小企業はもちろんですけども、下請、孫請等の業者が死活問題となっております。また、若者派遣切りにおいては、いとも簡単に首を切られております。私が知っている家庭は、父親がリストラに遭い、男の子兄弟が2人ともリストラに遭っているという家庭もあります。3カ月たっても、まだ仕事が見つかっておりません。また、そういう家庭もあります。我々議員は生活現場におりますので、今町長がおっしゃられた以上に、もっともっと厳しい状況をよく見ております。後で今のことに関してはまた質問させていただきますけども、通告に従って、2番目に、このような経済不安や雇用不安が町民に及ぼす影響は、物心両面において大きなものだと思っております。行政としても、このような不況だからこそ、違った角度からの町民に優しい行政を発信することが、住民の心の危機管理の観点からも大事なことだと思っております。 ことしは不況の影響が学校の教育面においても、福祉の面においても、あらゆる角度から想定外のことが起きるのではないかと思っております。そのためにも、だからこそ役場が住民のすべての相談窓口となって、町民の一人一人に対する配慮ある丁寧な対応、こういうものが今一番大事だと思っております。 そこで、町民の安心・安全を確保する責任がある行政として、このような角度からの対策をどのように考えておられますか、町長の御所見をお尋ねします。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 町民に優しい行政をというような御質問でございますけども、雇用に関する相談あるいは商工業者への金融相談。また専門機関の情報の提供など、十分配慮した対応を行わなければならないというように考えております。また、国、県の補助事業に関連をいたしましたふるさと雇用再生特別基金事業あるいは緊急雇用創出事業などを活用した事業等を検討をいたしまして、21年度補正予算において対応したいというふうに考えておるところでございます。 具体的には、現在全庁的なプロジェクトチームを結成をして、このようなことに対する対応をしていくということで検討している段階でございます。詳細につきましては、課長のほうからも答弁させたいというように思いますけども、いずれにいたしましても先ほど来お話をいただいてますように非常に厳しい状態のときに、行政もそれらの皆さん方のそういう心情を理解しながら対応していかなければならないと、そのような思いでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) 実際今町長が言われましたように雇用相談、また中小企業対策、いろいろなふるさと創生雇用交付金、こういうのが今国のほうからもいろいろと提案もされ、出されております。今、後で取り上げようと思ってましたけどプロジェクトチームとかも、そういうのも考えておられるということですので、やはり積極的にそういうものを、国から出る交付金なんかも物にして、やはり対策をやっていかなければいけないと思います。想定外のいろんな問題がこれから出てくるんじゃないかと思っておりますので、ぜひそこら辺も、また我々も注視していきたいと思っております。 そこで、ことしは100年に一度の大不況の影響を受ける方たちの支援対策も、今言ったように緊急な事態という思いで機敏な対応をしなければ大変なことになるのではないかと思っております。不況の影響で一番悲しいことは、昨年以上にことしは自殺者がふえるであろうと言われております。昨年は自殺者が約3万2,000人だったそうですけども、ことしは4万人を超えるだろうと言われております。また、うつ病においても、全体の五、六%と言われておりますけども、それよりもっとふえるであろうと言われております。我が町においても、人口の五、六%といえば大きな数になります。このような不況の影響を考えたときに、こういう角度の、今町長が言われたような支援対策というものは非常に重要になってくるもんではないかと思っておりますので、ぜひここら辺は危機感を持って対応をしていただきたいと思っております。 次に、通告の3番目の若者サポートセンター設置と男女青年の主張大会についてお尋ねします。 町長も成人式のあいさつの中で、若者たちに次の志免町を頼みますと言っておられますが、現在その若者たちがリストラに遭って苦しんでおります。また、ひきこもりやニートが多くなっております。これらを町としても次世代の若者たちの自立を後押しする、いわゆる若者支援対策室の設置がこれから必要になってくるんではないかと思っております。こういうことは民生委員や青少年教育委員の方たちと真剣に取り組んでいただきたい。さらには、この支援対策として成人後の若者たちがどのように頑張っているのか、男女青年主張大会というものを行ってはどうかと思っております。 このことについては、先月あるところで青年主張大会があっております。当日は、2,809人ぐらいの参加の中で4人の男女青年が生活で悩んだこと、仕事で悩んだこと、それを乗り越えたこと、将来に向かっての夢や決意等の体験発表でありました。その大会が終わってアンケート調査で少し驚いたことは、60代、70代の方のアンケートが意外に多かったっていうことです。その内容は、すばらしい体験発表でした、感動した、勇気をもらった、自分の悩みが小さく感じた、これから青年に負けないように頑張りますというような感想が多くあったそうです。また、同世代の青年は、頑張ればできるという自信を持ちましたというような感想や、すべての年代において勇気をいただいたというような大会でありました。 我が町でも、成人式を終えた青年たちがどうなっているのか、町内ではわかりますけども、なかなか全体ではわかりません。次の志免町を担う青年たちに、こういう体験主張させる場を提供することも大事なことだと思っております。そのことが青年に勇気を与え、退職された方や高齢者の方々にある意味での勇気を与え、いろいろな方に影響を与える。循環型の活性化につながっていくのではないかと思っておりますが、こういうことは金のかかることではありませんので、こういう点についてはいかがお考えか、御所見をお尋ねいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 今若者が仕事ができなくてニートになったり、あるいはひきこもりになったりというような、そういう事態が起きているんじゃないかと、起きるんじゃないかということを憂慮していろんな企画をしてはいかがかというお話ではないかというように思います。私もある組織の方々の青年の体験主張大会に行かさせていただきました。昔はNHKの全国青年の主張大会が、たしか1月15日の成人の人にあっておったようで、そういうものを聞きながら、若いなりに将来にいろんな夢を抱いてきた者の一人でございます。今のその全国青年の主張大会というのはどのようになったかというのは、最近は何か姿、形が変わってるんじゃないかというように思いますが、そのように若い人たちが将来を見据えて自分の主義主張をしっかり述べていくということはすばらしいことじゃないかというように思います。 昨日の新聞にも、JAの全国青年大会に、JA粕屋の青年が全国大会で最優秀賞をもらっております。これはJAの大会で県大会、九州大会、全国大会とこまを進めていくわけでございますが、もうその中でも自分の主義主張を述べて全国優勝をいたしております。これは粕屋農協にはそういう歴史があるわけでございますが、そう皆さん方に支えられての快挙であるというようには思いますけれども、そういうような自分の主義主張をしっかり述べるということは、またそれだけ責任も大きなものになってくる、あるいはそれを聞いた人たちが同じような気持ちになっていくというような、そういうことを考えますと、若い人たちの決意とか知恵とかパワーとかというようなものに期待をいたしたいというように思います。 今からの時代、何といいましても若い人たちの時代でありますし、若い人たちに頼っていかなきゃなりません。また、世の中を動かしていくのも若い人たちでございます。そういう観点からいたしますと、そういう機会がつくれればというように思いますけれども、ただいろいろこれ部門があろうかと思います。例えばきのうも消防団の関係、消防職員の主張大会もございました。その中でも消防団員の主張もございました。それぞれのいろんな関係の中でいろんな若い人たちが意見を述べる機会、そういうものを私も何か機会があればお世話ができればというように思いますけども、今はこれとして予定はございませんけれども、そういう機会があればまた支援をしてまいりたいと、そのような思いでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) もう一つ、これは通告にもきちっと書いてありますので、こういう主張大会もそうですけども、若者サポートセンター、こういうものはやはりいろんな青少年教育委員会とか民生委員とか、そういうものも通じて、また今は18歳以下はリリーフというのが相談窓口とかありますけども、こういうものに対してはどうお考えでしょうか。通告に出していますので、何か考えてあるんですかね。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 若者を特別にした専門的な対応ではないんですが、先ほど町長が言いましたように国、県の補助事業であります福岡県緊急雇用創出事業臨時特例基金事業と福岡県ふるさと雇用再生特別基金事業ということで、補助金の限度額が内示があっておりまして、その説明が2月にあっております。それに対応するためにも全庁的なプロジェクトを組みまして、今総務課と経営企画課、地域整備課、学校教育課、生活環境課等プロジェクトを組みまして、その事業に即した若者を含めた雇用ができないかということで、今協議、検討している段階でございます。この事業につきましては条件がちょっと厳しい面もありますが、その条件に合うような雇用対策ができれば、21年度の補正で対応したいというふうに考えておりますので、議員さん申されます十分な対応ではないかと思いますけど、このような対応もさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(古庄信一郎君) 事前に具体的にこういうものを提言されているわけですから、ちょっと今、今度の場合の雇用緊急対策のそういった部分での対応という部分で、少し議論がすれ違っておると思いますが、こういうことに関して提言されていますので、それを検討されての結果をぜひお話しください。若者サポート対策室の設置ということで上げておられますからね。 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 若者サポート対策室を設置したらいかがかという御質問でございますけれども、そこまで対応をするということは、非常に現状としては難しいんじゃないかというように思います。ただ、そういう相談に来られたり、あるいは指導したりするということは、部署、室まで設けないでも、担当のほうでそういう対応が十分できるように今後努めていきたいというふうに思いますので、御理解賜りたいというように思います。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) 通告をきちっと出しておりますけど、本当にもっと真剣にとらえて考えてもらいたい、対応してもらいたい。できないならできないでいいんですけども、なぜかっていうものをやってもらいたいと思います。 また、若者サポート対策室、通告出されたから何とか考えますではなくて、やはりいつも町長は成人式にも行っておられます。本当に青年に対する思いっていうか、今いろいろ言われましたけれども、これから志免町に対して何が大切なのか、志免町で青年をどういうポジションに置いてるのか、そういう思いが何も感じられない。ただ、そういうっていうことで今の答弁みたいなことですけども、じゃあ志免町に対して志免町の青年というものを、志免町のこれから将来のまちづくりに対してどういうふうに考えておられるか、お尋ねします。ちょっと質問が抽象的かもわかりませんけども、青年に対しての思いをお願いします。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) まずは子どもでございますが、子どもが成長してきて青年になっていくと思います。成人式でも、御存じのとおり青年は育っておるわけでございますけども、ただ次の時代を本当に自分たちが担うんだという、そういう意識というのはまだまだ少ないんじゃないかというように思います。そういうところのアドバイス、指導、誘導していくのが我々の役割だというように思います。かといって、それを対策室を設けて、そして手を加えていこうということよりは、むしろ若者の中から自分たちはこうしたいんだという、そういうボトムアップといいましょうか、盛り上がってくるような、そういう気を感ずるような、そういうふうに私どもが指導していかなきゃならないんじゃないかというように思います。 先ほども申し上げましたが、JAの農協青年部なんていうのも、これも自分たちで一生懸命に組織の中で何か生き残り策を考えております。農協がどうこう指導するということじゃありません。自分たちの意思をどのように行政に訴え、あるいはそういう組織に訴えていくかという、そういう盛り上がりというのが出てくるような指導をしていかなきゃならない、そういうような思いでございます。これは教育委員会部局等でも、そういう青年の指導等には努力いただいておると思いますけども、いずれにいたしましても次の時代を担うのは青年でございます。青年の方々も、言うならば政治にも関心を持って、そしてやはりいろいろぶつかってきてほしいというような思いもいたしますが、今のところなかなかそこまでは行っていないというように思います。いずれにいたしましても、次の時代は青年に託さなきゃなりませんので、青年に対する思いは、特にこういう厳しい時代になってきますとひとしおでございますけども、いずれにいたしましても青年の気持ちをいかに理解をし、そしてそれを誘導していくか、そして青年がそのような気持ちになって地域を担っていこうという、そういう気持ちになってくれるのか、そういうことに対しての取り組みは必要であろうと、そのように思います。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) 町長はいつもボトムアップが大事って言われております。トップダウンよりボトムアップが本当大事であります。大事でありますけども、じゃあ行政として、町の親として、町を一つの家族としたときに、親としてそういう把握をしてあるんでしょうか。どっか部署があるんでしょうか。成人式で、君たちが志免町を担う次の人材だと言われておりながら、四、五年たったとき、その後どう町の青年がやっているのかというものを把握するポジションがあるのかどうか。また、どうやってそういう、ボトムアップで下から上がってくるばっかりでそれで受け答えするのか、まずこちらがそういうものを把握して、どういう今志免町の青年が何名いてどういう状態なのか、そういう把握するような部署なんかはないんですか。そういう把握できなれば手も打てないんじゃないんですか、下から上がってくるばっかり待っとっても。今そういう状況だから言ってるんです。今こういう不況の中でいろいろ苦しんでるニートがあり、本当にいろいろな自殺があり、本当にそういうリストラに遭ってという中で、やはり下から上がってくるのを待つだけで行政がやっていけるんですかねえ。私はそういうのをしっかり把握する、青少年問題協議会でもあります、いろんな町内会でもありますけども、そういうとこに投げかけて、しっかりそういうものを上げさせて、そしてそれをどうトップダウンでやるかっていうのが町の行政じゃないんでしょうか。そこら辺が何か欠けているような思いがします。町長の思いはわかります。しかし、そういうシステムっていうか、そういうものをしっかりやっていかなければつかめないんじゃないかと思います。青少年問題協議会も民生委員さんたちもいろいろおられます。消防団も町内会もおられます。そういうとこをどういうふうにうまく活用して青少年を次の人材育成にしていこうかということを、そういう思いを聞きたいと思いますけども、いかがでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 質問の通告と少し違うようでございますので、大変答弁がしにくいんでございますけども、意見がかみ合わないということでございますのでお話しさせていただきますが。 今この景気の不況の中でという前提を立ててみますと、これは庁舎内でも議論をいたしております。例えば農業の関係等で、本当に今の実態をつかんでおるのかと、あるいは商業の実態もつかんでおるのか。あるいは、今御指摘のように若い人たちの実態もつかんでおるのかと、本当にそういう課題がございます。私もそういうところはもう少ししっかりと整備をしていかなきゃならないという思いでございますが、そういうことも含めまして今回の緊急雇用に対するプロジェクトを結成をして、この時代をどのように生き残っていくのか、そういうことに対して若い人たちの悩み、あるいはニート、解雇されたような方々、あるいは生活ができない、就職ができない、この間も新聞とかテレビで放映をされておりましたが、子どもたちが受験をしても、その学資があるいは入学金が納められないんだというような、そういう親の思いもあるようでございます。そういう状況で本当に次を担う青年が育っていくのであろうかというような、そういう思いもしたわけでございます。大人としての役割、それからまた子どもたちは子どもたちとしての役割があろうと思いますが、そういういろんなことを反省をしながら、こういう機会に原点に戻って検討し、考えていかなきゃならないというように思います。 次を担う青少年などの問題等につきましては、教育委員会の、例えば青少年問題協議会とか、あるいはいろんな関係がございますのでなんでございますが、現状で言いますならば、こういう経済不安のときに若い人たちの状況をしっかり把握するというのは、まず私どもの役割であろうというように思いますので、そういう調査をし、そういう状況をしっかりつかむということが今は一番求められるのではないかと、そのように思いますので、またいろいろ御指導を賜りたいというふうに思います。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) 町長は通告よりは外れていると言われますけど、まさに今言うことを私は通告してるんですよ。若者サポートセンターの設置っていうのは、いろいろ私も調べて言うてるんです。いろんな全国でこういうとこはあります、設置しているとこが、そして雇用問題、若者に対する、どうしようかっていう部署を設けてる役所もあるんです。だから、そういうことでやってるんで、何も通告に沿ってないわけではありません。今の町長のそういうことを聞きたかったから、そういうものでこれを取り上げております。 時間がありませんので、ちょっと先に進みますけども、次に中小零細企業の支援体制についてお尋ねします。 それで、ちょっと割愛するとこがありますけども、まずここに商工業の発展なくして町の発展はないと云々と通告を出しております。それで、プロジェクトチームとかなんとか書いてますけども、それちょっと省いて、まず商工業の発展なくして町の発展ないと、私もそういうように思っております。このことをまず町長はどう受けとめておられるか御所見をお伺いして、質問に入らせていただきたいと思います。商工業の発展なくして町の発展ないと、こういう先輩議員もいつも言われております。私もそう思っております。このことに対してどう御所見持っておられるか、まず一言お願いします。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 商工業もそうでございますが、ほかの分野でもそれぞれの分野でそれぞれが活性化をしないことには町が発展しないというように思います。家族の中でもそうではないかというように思いますが、いろいろ高齢者、年寄りがおり現役の頑張る人たちがおり、子どもたちがおり、じゃ子どもが活性化しなければ家庭が幸せでないか、高齢者が何とかと、それぞれあると思いますけれども、それぞれがバランスがとれていなければならないというように思います。特に商工業者の皆様方におかれましては重要な役割をしていただいておるわけでございます。特にまた地元に密着して頑張っていただいておるわけでございますので、サラリーマンの方はそれぞれの職場に出かけられますが、商工業者の皆さん方は地元でそういういろんな商業活動をし、いろんな町政にも参画もしていただいておるわけでございますので、そういう観点から商工業の皆様方が活性化をされないことには町は活性化できないと、そのように言えるというように思います。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) 今の町長答弁、後でまた詳しくこちらで例を出してさせていただきますけども、通告の中で2番、3番、緊急保証制度が実施されておりますけども、連携状態や町内業者の申し込み状況等について、それとその制度の利点や特徴についてということで答弁をお願いします。 ○議長(古庄信一郎君) 稲永地域整備課参事。 ◎地域整備課参事(稲永正志君) 町内の中小企業者の方が緊急保証制度の申請をしておられるわけなんですが、この認定の申請があって翌日にその認定書を発行しておるとこでございます。それで、昨年の12月30日の年末の閉庁日に、商工会と連携いたしまして午前9時から午後5時まで役場裏の会議室を開放いたしまして、緊急対策資金の申請を行っております。 それと、町内業者の申し込みの状況なんですが、平成19年度は6件でしたけど、昨年の11月に59件、12月は79件、1月に48件、2月25日に50件で、11月以降の合計が236件の申し込みがあっておるところでございます。 ○議長(古庄信一郎君) もう一度、合計何件ですか。 ◎地域整備課参事(稲永正志君) 11月以降の合計が236件の申し込みがあっております。 緊急制度の利点や特徴につきましては、対象業者が当初は185業種でございましたが、昨年の10月31日に545業種、11月14日には618の業種、12月10日においては698の業種で、現在は全体で760の業種まで拡大してあるということでございます。 それと、通常は事業運営資金の資金に必要な県の小口事業資金より、昨年の11月からしております緊急対策の資金の融資枠が5,000万円以内ということで枠が広められております。それと年利が1.6%、期間についても10年以内、保証料についても0.7ということで格安になっておるということでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) それでは、4番目の本町には町内業者の支援対策として小口事業融資制度がありますけども、その内容と取り組み、利用状況についてお尋ねします。 ○議長(古庄信一郎君) 稲永地域整備課参事。 ◎地域整備課参事(稲永正志君) 志免町においては中小企業の融資制度ということで、予算におきまして2,000万円の予算を組まさせていただいております。指定金融機関といたしましては福岡銀行志免支店及び福岡県信用組合志免支店と亀山支店の3カ所で受け付け等を行っておるわけでございますが、主な内容といたしまして各金融機関に1,000万円ずつの預託をいたし、それぞれ6,000万円の融資枠で行っておるということです。町内事業者であるということはもちろんです。また、町税を滞納していないこと、そして貸付限度額については500万円以内ということで、償還期間は運転資金の場合は5年以内、設備資金については7年以内ということで、返済は元金均等月賦償還としておるわけでございます。利率については年利1.85%。信用保証協会の保証をつけるわけなんですが、最高で1.75%。なお、連帯保証人につきましては、原則として法人の場合は代表者、個人の場合は不要ということでございます。利用状況につきましては、平成20年度の借り入れはゼロでございますが、今までの未収金残額については4件あるわけなんですが、637万9,000円の未償還残高と聞いております。福岡銀行にもこの預託をするわけなんですが、一件もございません。これは町の中小企業融資制度の利用が少ないのは、国や県の新たな緊急対策資金の融資枠が緩和した影響ではないかというふうに見ておるとこでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) 国では昨年の11月からこういうセーフティーネットとか、いろいろなものが緊急対策としてやってきておりますけども、この20年度ゼロ、10月以前も、本当にその前も金融機関のほうに聞いたところによると非常に少ないということです。せっかくこの2,000万円、こうやって預託金を置いて、町民、町内業者に使いやすいようにというようなことで何か努力されたのかどうか。なぜこうやってせっかく用意したものが利用者が少ないのか、そこら辺は何か対策を考えられたことあるんでしょうか。ただ、国から借りる人が多いからというだけの理由か。町で独自にこうやって預託金をつくってあるんだから、何とか借りていただきたいっていう努力をされたのか。そこら辺の制度上の問題ではどうでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 稲永地域整備課参事。 ◎地域整備課参事(稲永正志君) 毎年金融機関においてこの町で預かっております中小企業融資制度について、営業の方にこの融資枠を使っていただくように、毎年はお願いしております。 以上でございます。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) もう一回聞きますけども、ほかにいろいろな手は考えたことないんでしょうか。何かこういうこともしたらどうかという手はあるかないか、そういうものが制度的に、使いやすくする制度的に。我が町はできないけども、こういう制度があるっていうのは勉強されたことあるかどうか、お尋ねします。 ○議長(古庄信一郎君) 稲永地域整備課参事。 ◎地域整備課参事(稲永正志君) 町の中小企業融資制度については、融資枠等のことは、融資枠の拡大は考えたことはあります。借り入れの利用が少ないということで、融資枠の拡大を考えたことはございます。 ○議長(古庄信一郎君) どなたか他に答えられる方おりますか。問題点はどう把握しているかって聞かれてるんですよ。 丸山地域整備課長。 ◎地域整備課長(丸山孝雄君) 大西議員の質問にお答えします。 今回、今日本のこういうふうな経済状況で国が緊急融資を行ったわけなんですが、それと同時に県のほうも、これはもう以前からあっております、こういう中小企業の貸し付けについては。それで、志免町も中小企業の貸し付けということで、ここもう何十年と預託して置いております。 ただ、今までは中小企業の貸し付けについては、それなりの宣伝とかPRとかは、商工会、銀行を通じて行ったわけなんですけれども、今の時期ではこの国の政策、それから県の政策、非常に借りやすい状況で、今の現状から申しますと、志免町の中小企業の方も、もう2回借りておられる方もおります。1回借りてまた借りておられる方もおります。 それで、うちも今この国の制度、県の制度が非常に枠を広げる、それから利子もずっと下げてまいりました。そういうとこで、この制度が厳しい、もうこれ以上国も県も貸さないというふうな状態のときに、志免町も、今はそういうまだ枠がいっぱいありますのでそんなに協議はしてませんけれども、これが行き詰まったときに、そういうとを予測して、国、県の貸付制度の条件をやはりそれぐらい、同等ぐらいには持っていかないかんのかなといった内部の打ち合わせはしております。それ以外については、今協議はしておりません。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。
    ◆8番(大西勇君) 私いろいろなものをやるときに、そのうちに含まれている思いですね、思いやりというものがいかにないかっていうか、思いやりがあればいろんな知恵が出てくるんですよ。商工業者のために、農業者のために、住民のためにっていう本当の思いがあれば、いろいろな思いやりというのが出てきます。そして、知恵が出てきます。私が何回も聞くのは、実際、だからうちの町ではできないけどもこういう制度もありますっていうのがありますかって聞いたんですね。そういうものも勉強されたですかって聞きました。私も調べました。 福津市とか宗像とか県とか篠栗とか行って調べたときに、篠栗はこの融資制度の中で、例えばこれは利子補給制度、御存じと思います、こう言えばわかると思いますけど利子補給制度っていうのをしてるんですね。これは例えば1年間のうちに100万円返したとする。そしたら、その100万円の金利を0.8%を町が保証するんですよ。利子補給してくれるんですよ。100万円の2%利子を払ったとすれば、2万円の0.8%を払うという利子補給制度っていう制度を設けてるんです。宗像においては、保証料金補助制度っていうのを設けているんです。というのは、保証料0.5から2.2%までの間ですけども、保証料を払えば、その保証料は全額市が保証しますというような、そういう対策制度をとってつくって、中小企業、零細企業をバックアップしているんですよ。志免町は何でこんなに、もう十何年ずっとやってあるとありますけども、やってて何で利用が少ないのか。使い勝手が悪いからですよ、一言で言えば。何もそういう思い入れがないから、思いやりがないから、そういう制度がないから、使い勝手がないから使わんだけなんですよ。 前回は、県では県の小口融資は連帯保証人要らなかったけども、志免町はまだ保証人が要ったと、今聞いたら、その連帯保証人は要らないっていうことも言ってますけども、やはりそういうところをこの利子補給制度、また保証料補助制度、こういうものも本当に真剣に考えて、バックアップできるもんならバックアップして応援していこうっていうような気持ちを持ってもらいたいと思いますけども、今町長、そういうことではちょっと通告に詳しくは書いてませんけども、改善点ということで私は書いてますので、当然そういう改善点はあるんですから調べてあると思ってましたけども、そういう点についてはいかがでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 今大西議員に篠栗町の状況を御紹介をいただきました。私どもがどこまで勉強しておったか、ちょっと私もよくは存じませんけれども、いずれにいたしましても地元の業者の方、商工業者の皆さん方におかれましては使い勝手が悪いということじゃないかというふうに思います。まずは融資枠の拡大とか返済期間の延長等が望まれるんじゃないかというように思いますけども、そのほかにも利子補給とか保証料の補助をするとか、そういう支援がなされるというような状況を聞きまして、うちがどこまでできるのかということも今後検討しなきゃならないっていうように思います。商工会にも支援をさせていただいておりますので、そういう中に含まれておるということじゃないとは思いますが、そういう商工会の皆さん方とのいろんな、ほかにもそういう支援をさせていただいてることもありますので、そういう中でこの融資についてのいろんな支援ができるかどうか、行政のほうで検討をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) 先ほど私は商工業の発展なくして町の発展なしということで、町長は活性化のためには大切な存在だというふうなことで言われましたけど、私はそういうだけじゃなくて、納税者ですよ、みんな住民もですけども。志免町の中小零細企業がもうけて、それを支えてるんですよ。国もそうです。国も中小零細企業が支えている、経済を。志免町の経済も、そういうとこが支えてるのが大なんですよね。そこら辺のことをしっかり頭に入れていただきたいと思います。 やはり今言ったような町内業者がどんどんもうかって利益を出した分、税金として町に入ってくるという、そういうシステムをしっかり強化することが入るをはかるということではないかと思っております。 それで、先ほど宗像言いましたけども、宗像と志免町の製造業、卸売業の年間の販売を比較をしてみました。製造業については宗像市が326億4,300万円、県内で30位です。志免町は、製造業に対して204億7,300万円で県内で42位ですけども、卸小売業については宗像が、1,148億2,500万円で県内で18位、我が町は何と1,984億5,400万円で、これは県内で9位なんですよ。宗像は広さで言えば119平米、我が町は8.7、こういう狭いとこで県下66市町村のうちの9位ということなんです、卸小売業については。参考までに宇美町は27位、須恵は31位、篠栗は48位、粕屋は28位、うちは9位なんです、66市町村で。普通のそこら辺の市よりも多いんです。これがうちの町なんですね。 また、商工会においては、会員が1,000事業所あるということです。これは近隣の市町、市や町と比べたらトップクラスということです。また、私が指導員をしている、所属してる食品衛生協会、これは500施設以上あるんです。これは人口密度からいえば全国でトップクラスなんです、志免町の食品衛生協会の施設は。そういう中で、狭いこの町でひしめき合ってお互いつぶれないように必死で努力して頑張っている。いつつぶされるかわからない中で頑張ってるんですよ、こうして志免町の経済を支えていると私は思っておりますけども。 もう一度言います、お尋ねしますけども、こういう経済を志免町のその商工業者が、農業もそうですけども、経済を支えてるっていう観点から見たら、商工業の発展なくして志免町の発展ないというものもわかると思うんですけども、もう一度、町長、この御所見をお願いします、そういうことから。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) この不況で志免町の税収はどれくらいぐらい減額するだろうかということも試算をさせました。約5,000万円ぐらいは下がるんじゃないかというような予測をいたしております。住民の皆さん方から払っていただくそういう税金が減るということでございますが、税金が減るということはそれだけ景気が悪いというか、払う力がないということでございます。そういうことで、志免は先ほどそういう数字をお知らせいただきましたけども、卸小売業は志免町は活発であり、また食品衛生協会といいましょうか、料飲店関係も非常に志免町というのは突出してんじゃないかなと、そのような思いがいたします。いずれにいたしましても、この不況をどのようにそれぞれの知恵を出しながら乗り切っていくかというのは合意形成を図らなきゃなりませんし、また私どももしっかりと勉強しなきゃならない部分があるというように思います。 実はこの一般質問の打ち合わせのときにも、そういう現況をしっかりとらえているのかということを私も指摘をしたところでございますが、まず現況をしっかり掌握した上で、じゃあどうしていこうかというようなふうにしていかないと、これはもう問題解決しないわけでございますんで、そういうことも含めまして担当にはしっかりと指導していきたいというように思いますので、また皆様方からもいろんな御意見等をいただきたいというように思います。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) そういう部分をしっかり認識して、そこら辺から思いを出発していただきたいと思います。 今回この国の2次補正予算の中で内容を調べてみましたら、地域活性化・生活対策臨時交付金というのが志免町には約4,000万円ぐらい入ってくるようになっております。これはこの通告を出した後に予算書を見たら補正予算にも載っているっていうことで委員会のほうでやりますけども、ここではやりませんけども、私が申したいのは、これはあくまでも地域活性化の臨時交付金です、国から緊急的におりてきた交付金ですけども、この交付金についてどう使われるかはわかりません、その4,000万円を。だけども、それは補正のときに出てくるんじゃないかと思いますけども、私が言いたいのは、その4,000万円が急に国からおりてきた、今年度予定した事業にそれを使うとすれば、充てるとすれば、その分使うはずの4,000万円が浮いてくるわけですよ。その浮いた分、すき間が出た分、その部分、ああもうかった、じゃあ貯金しようで済むのか、その部分をいろんなもんに活用していただきたい。そういうものを、余りここは、言えば事前審査に抵触するかもわかりませんので言いませんけども、やはりそういうものも活用して融資枠を増額したり、こういう利子補給制度とか保証料補助制度、そういうものにも回したらどうかという考えを、発想を持っていただきたい。いろんな知恵を、出てこないというのは、やはりそういうところの思いがないということじゃないかと思っております。そういうことで、しっかりとそういうものを深く考えてやっていただきたいと思います。これは今度補正で出てくるからそのときにしっかりやりますけども、やはりそういうお金をうまく活用してやっていただきたいと思います。 最後に、通告には今もう載っておりませんけども、これは通告を締め切った後に予算書がうちのほうに来たもんですから、それで活性化の中でですけども言えなかった。また、これも予算の委員会の中でしっかりやります。答弁は求めませんけども、一言後で最後に求めますけども、これは活性化対策の関連として申し上げたいと思います。本当に今志免町は地域活性化ということについて、本町は少し逆行しているのではないかと、思いが足らないのじゃないかと思っております。 この12月議会で補助金検討委員会の報告が出ておりました。その中には、これは商品券事業、効果がないから全額廃止という評価が出ておったんですね。これは全くどういう感覚を持った検討委員会か、本当に感覚が疑われます。御存じのように、今は定額給付金の影響で我が町で使ってもらう一番効果がある事業は商品券事業だということで。全国の自治体がこぞってやっております。御存じのように7日の新聞にも、九州、山口では48%が検討、佐賀県内では98%がこの商品券を検討しているということで載っております。また、福岡県内においては、いろいろと載ってるとこがあります。志免町も載っております。志免町は役場、行政は10%ということは一部っていうことですね。 しかし、新聞見られたら御存じと思いますけど、ほとんど行政が全額やるということで、一部というのは3自治体しかないですね。あとほかはみんな行政が全部やると、全額出すというようなことで新聞にも載っておりました。これは全国から見ても、商品券事業は効果があると証明されていると、されたと思っております。ところが、我が町は商品券事業の補助金は実質カットしておりませんけども、商工会の全体の補助として一緒にしまって、予算書からは商品券事業という項目がなくなっております。私は通告を締め切った後にこの予算書をもらいましたので、活性の関連として申し上げております。予算書から外れてるんですよね、なくなっているんですよ。これは全国で商品券事業をやる自治体がどんどんふえてる状況の中で、我が町は今回商品券事業という名目を廃止したんですよ、予算書から。商品券に対する思いっていうものが、活性化といい、商品券に対する、商工会も独自でいろいろやってきた、町も補助してきた、そういう思いっつうのが、活性化の思いっつうのが感じられないですね。全国でこの商品券事業の旗がこぞって、商品券をやろうといった旗が上がっているのに、我が町だけは行政としてその旗を、商品券事業という旗をおろしたということになるんですよ。そうじゃないでしょうか。このことは町長だけではなく、副町長にしても担当課長にしても、ようく考えてください。商品券事業が主な施策からなくなっているんですよ。これでいいんですか。福岡県もこの商品券事業をする商工会には事務費や印刷費等を補助し、支援していくという決定をしております。こういう状況の中です。私はこういうチャンスをしっかりとらえて、我が町も、先ほどの地域活性化臨時交付金で浮いた分を回してでも、1億円分ぐらいの商品券事業をやるべきだと思っております。みすみすそこにあるダイヤモンドシティとか町外にとられるのを指をくわえて見とるのかと言いたいと思っております。この商品券事業については、さっきも言いましたように本当に事前審査になると思いますのでもう言いませんけども、予算委員会でやりますけども、一言だけ町長にお尋ねします。この商品券事業、地域活性化に効果があると思われますか、ないと思われますか。一言だけで結構です。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 定額給付金はついこのごろ決定がなされたわけでございますが、我が町に支給される額というのは6億5,300万円ぐらいの見通しでございますが、これだけのお金が地元に交付されるということになりますと、皆さん方が活性化のために何か役に立つような使い方をしようと言っていただけるような指導をしなきゃならないんじゃないかというようには思いますが、そのことによって地元の活性化につながるということになるんじゃないかというふうに思います。 それから、商品券構想ということでございますが、商品券構想が、言うならば一枚の商品券が循環をすることによって地域のいろんな商取引が活性化をしていくということにつながるんじゃないかなと、そのような思いをいたしております。 商品券事業につきましては、補助金検討委員会等の関係で見直すべきだというようなことで、今年度、名前が消えとるというようなお話でございましたが、ちょっと私は商品券事業というのにはちゃんと予算措置はしたというふうに思っておりますけども、商品券のそういう事業というのは、今回のようなこういうときには非常に役割を果たすんじゃないかなと、地元活性化に役割を果たすんじゃないかな、また果たすように私どもも何か支援をしていかなきゃならないと、そのような思いでございます。 ○議長(古庄信一郎君) いいですか。せっかく予算審議の事前審査にならんようにという配慮で質問されているわけですから、商工券事業の、それが役に立つかどうかというところだけ明確にお答えいただくというような答弁をいただかないといかんと思います。もし、追加で答弁されるならどうぞ。              (8番大西勇君「そこだけでいいと思う」と呼ぶ) 内容のところまで求められておりませんから、それはぜひひとつ配慮いただきたい。先ほど言われてるのは、予算書の中の明示の問題ですから、もうそこまで行くとあれですので。答えられませんか。 じゃ、大西議員、あと3分です。 大西議員。 ◆8番(大西勇君) 今町長が発言されましたが、載ってるとかなんとか、載ってないと発言されましたけど、これはもう審査の中でやりますけども、載ってないから言ってるんです。よく確認してください。 それと、そういうことはもう審査になりますので、見ればわかります、予算書を見れば。それは後で予算委員会でやりますけども、今言われたように商工活性化に町がこぞって、全国がやってる商品券事業が活性化になるかならないか、その思いはどちらでしょうかっていうことなんです。商品券事業が町の活性化に役立つのか役立たないのか、どちらでしょうかって聞いてるだけでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 町の活性化に役立つようにという思いで、この定額給付金というのが設定されたというように認識いたしております。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) じゃあ最後、時間がもうありませんので、最後の国民健康保険証について、これは社会保険と同じように、前も過去にも質問したことあるんですけども、それからは大分たっておりますけども、カード化できないのか、お尋ねします。 ○議長(古庄信一郎君) 長住民課長。 ◎住民課長(長秀樹君) 国民健康保険証のカード化でございますが、これは平成13年に国民健康保険施行規則の改正によりましてカード化というふうになっております。糟屋地区におきましては、その当時先進地視察等を通じて検討がなされたようでございますが、現在導入までは至っておらないようでございます。 現在国におきましては年金手帳、健康保険証、介護保険証という3つの機能を一枚のICカードに持たせました。これ仮称でございますが、社会保障カード、これは平成23年度導入ということで現在検討が進められておるようでございますので、町といたしましては今後の国の動きなり近隣町の状況を総合的に勘案しながら検討を行っていきたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) これは一般の住民の方からも言われますし、旅行に行ったときとか、同時に使えないから、やっぱり今の社会保険みたいにカードでしていただきたいという要望もありましたので、そういうことを申し上げました。 また最後に、この国民健康保険証は大半の方が長期加入されております。考えてみれば、この保険証を1年ごとに更新するのは無駄な手間と各家庭に送る郵送料の経費がかかり過ぎるのではないかと、1年ではなく2年ぐらいの更新にすれば、すべての経費が半額となります。1年ずつじゃなくて。郵送料にしてもつくるにしても2年にすれば半額になるということですけども、こういうふうに2年に1回というふうにはできないのかどうか、お尋ねいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 長住民課長。 ◎住民課長(長秀樹君) ただいま御質問の国民健康保険証の更新期間でございますが、現在志免町は1年ごとの更新になっております。確かに御質問で言われますように、保険証の印刷経費なり郵送料というのは安くなってはまいります、2年にすればですね。ただし、これは他の健康保険に比べまして、国民健康保険は異動が多うございます。具体的に申しますと、国保資格者の方が社保に変わられたときに、2年ということになれば、その間切りかえがないわけでございますので、その間国民健康保険証を、御本人の勘違いということもあろうかと思いますが、継続して使われるというケースも多々発生してくる状況があるようでございます。それと、あと保険税の関係もございますので、2年じゃなくして志免町は1年ということで切りかえを行っておる現状でございます。 以上でございます。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員。 ◆8番(大西勇君) こういう事務事業にしても、いろんな無駄も多いんじゃないかと思いますので、どうかそこら辺も原点に返って検討していただきたいと思います。 以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は11時20分といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前11時08分              再開 午前11時20分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古庄信一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 一般質問を続けます。 次に、2番大熊議員。質問時間20分です。 大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) 通告に従って一般質問する前に、2つのやさしさのつどいと町内の美化作業について、これを取り下げたいと思います。いいですか。 ○議長(古庄信一郎君) どうぞ。 大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) 福祉について、シーメイトについてということで出しておりますが、シーメイトをつくる際には高齢者、障害者のサービスの向上のために建てられたと思いますが、なぜサウナを休業しているのか、ふろのお湯が何で温度が低いのかという質問を出しております。これに関して各担当の課長さんにお伺いします。 ○議長(古庄信一郎君) 藤福祉課長。 ◎福祉課長(藤龍己君) まず、シーメイトのサウナ休止の件につきましてですが、この件につきましては、事後になりましたが、1月の厚生委員会とそれから2月の厚生委員会でも議論になりまして、それぞれの、議員の方からいろいろな意見が出まして、一定の御理解をいただいたというふうに思っておりますし、またその理由等につきましては議会初日の厚生委員長の報告の中でも報告をいただいたとおりでございます。 次のふろの温度のことなんですが、現在秋と冬については41.5度、それから夏場は40度というふうにシーメイトで今決めております。というのが、温度につきましては今まで少し上げると熱いという話が出ますし、また下げると、先ほど議員が申されますように今度はぬるいという話が出ますので、そのようなことから、今までずっと経験値の中からこのような温度を今設定しておる状況でございます。 ○議長(古庄信一郎君) 大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) これは行政のほうにも恐らく苦情が入っとると思います。しかしながら、シーメイトのサウナに関しては、もう私もよくわかっとりますけども、お湯がぬるい、お金は上がるというような格好であるので、老人の方からうちのほうに電話が入って、どうしてサウナをなくすのかと、シーメイトのあのおふろは高齢者、障害者が活用する場じゃないかという問題でどうしても取り上げてくれという内容だったのでここへ取り上げておりますが、その説明はその人たちにぴちっとされたのかされてないのか、ここを聞きたいと思います。 ○議長(古庄信一郎君) 藤福祉課長。 ◎福祉課長(藤龍己君) このサウナを休止したことによって、議員が申されますように、確かになぜかなぜかという電話が入りました。その方にもシーメイトの経費の節減をということで説明をして御理解をいただいているというふうに思っておりますし、またこれを休止するに当たっては、12月18日か19日ぐらいから、利用される方に周知をしてきておるところでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) サウナをとめる前に、2月18日に、もう玄関先に既に張り紙を出してあったわけですね。そして、そのあれがほとんどの議員さんも知らされないずくで、担当委員会も知らされてないから、説明に物すごう困ったわけです。だから、ほんならあなたたちが言うように、これを委員会でも聞いてみましょうということやったけども、委員会ではこのあれはまだ話し合いはしておりません。これから先して、それで大体サウナをとめたらどれぐらい経費が安くなるのか、それを教えてもらいたいと思います。 ○議長(古庄信一郎君) 大熊議員……。 ◆2番(大熊則雄君) ないけども、ちょっと関連しとうからですね。 ○議長(古庄信一郎君) 厚生委員長の初日の報告の中で、そういう部分はされているんだと思いますが、委員会の中でもそういう経費削減がどれぐらいになるかっていうのはされてないんですか。              (4番丸山真智子君「厚生委員会で聞いております」と呼ぶ) ということは、していないというふうに発言されましたので、それはちょっと訂正をしていただいてね、されておるんですね。 大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) 厚生委員会で聞いたのは、実際私が問題出してからなんです。 ○議長(古庄信一郎君) いやいや、ですから聞かれてるんでしょ。 ◆2番(大熊則雄君) だから、今聞いたと……。 ○議長(古庄信一郎君) いや、今現在のことです。 ◆2番(大熊則雄君) 委員長が言うけども、その前にやっぱり知らされてないと、これはもう電話がかかってきて、何でとめとうのかなと、そういうような問題で私は出しとるんですがね。 ○議長(古庄信一郎君) 質問の要点をもう一度伺いますが、いいですか、大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) だからもう、もういいですよ。 ○議長(古庄信一郎君) 事前、その前に聞いてないということに対して質問されているんですね。 ◆2番(大熊則雄君) そうです、そうです。 ○議長(古庄信一郎君) 数字はいいですね、もう数字は聞かれてますから。 ◆2番(大熊則雄君) はい。 ○議長(古庄信一郎君) 藤福祉課長。 ◎福祉課長(藤龍己君) 町長の決裁をもっていろいろなことをやっておるわけですが、そのことを担当の委員会でどの部分を報告し、どの部分を報告しないかというのは大変難しいところです。確かにこのシーメイトのサウナの休止につきましては、事前に報告はいたしませんでしたが、宅老所のことにつきましては事前に報告してきたと思います。このことにつきましても御指摘がありましたので、委員会の中で、今後住民の方にとって影響が大きいと思われるものにつきましては、今後委員会の中でも報告していきますというお話をしたつもりです。 ○議長(古庄信一郎君) 大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) では、その次のふろは、どうしてあんなに温度が低いのかと。上がるにも上がられないと言って年寄りの方が、朝一番に行くと確かにぬるいです。ぬるいから上がられないということで苦情も出ておりますが、住民課のほうに連絡が入りましたか。 ○議長(古庄信一郎君) 住民課……福祉課ですね。 ◆2番(大熊則雄君) ああ、福祉課です。住民課じゃない、済んません。 ○議長(古庄信一郎君) そういう問い合わせがありましたかっていうことです。おふろがぬるいということで。 福祉課長。 ◎福祉課長(藤龍己君) 福祉課には、そういう連絡は私は受けておりません。しかし、先ほど申し上げましたように、現場ではそういう0.5度上げると熱い、また0.5度下げるとぬるいというのは、それは今まで何回となく聞いておるということを聞いております。 ○議長(古庄信一郎君) 大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) もう私の質問はこれで終わりたいと思います。 ○議長(古庄信一郎君) 大熊議員の一般質問を終わります。 次に、1番堤議員。質問時間20分です。 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 通告に従って質問いたします。 その前に、通告書の竪坑櫓の字が間違っておりますので、訂正をお願いいたします。 協働のまちづくりにおいて、まずランドマーク竪坑櫓を生かしたまちづくりについて質問いたします。 1月9日、2月14日、竪坑櫓とその周辺遺構、海外からの産業遺産の専門家の訪問を受け、県は県内での産業遺産に登録するためのリスト作成を検討中とのこと、このことに対して事前に町民には知らされていなかったと思うのですが、世界遺産に登録するための町の取り組みについてお伺いいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 児嶋生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(児嶋賢始君) お答えいたします。 事前に今回1月9日、2月14日、2回にわたりまして県のほうが海外の専門家の方を案内されたということは知らされてなかったという御質問でございますが、町のほうも、言うなれば唐突に志免町のほうにこのような竪坑というものがあるということで県のほうから連絡がありまして、一応うちのほうも、竪坑に来られるということでしたのでそれの案内をさせていただいたと。そしてまた、その案内自体を広報のほうにお知らせしたということでございます。前段ではそのことを認識していただきまして、そのことに対する本町の取り組みはということで答弁させていただきたいと思っております。 文化庁は昨年の9月26日に、今回海外の専門家が見えられたわけなんですけども、世界遺産国内暫定一覧表の中に、九州、山口の近代化産業遺産群を選定をしているわけです。そこで、今回その九州、山口の近代化産業遺産群の中に、この遺産群が、言うなれば対象といたしまして幕末期の西洋技術の導入やその後の近代工業化の過程を示す遺産となる評価が、この九州、山口近代化遺産群になっているわけでございますが、今回福岡県では海外の専門家を呼んで、県内のリストに改めて追加すべき遺構の再構成を今行っているところでございます。 志免の竪坑は、時代は昭和ですが、今回検証の対象とされたものでございます。今後は、昭和の時代でございますけども、県においてはこの遺産の確定を、追加確定をするかしないかということは県レベル、ワーキンググループが持たれて、そこのとこでそれの検討がされるというふうに聞き及んでおります。 それで、御質問の本町の取り組みはということでなってくるわけでございますが、先ほどちょっと申し上げました九州、山口の近代化遺産群というものは、新聞紙上でも載ってましたように三井三池炭鉱、それとか筑豊炭鉱、それとか八幡製鉄所など石炭産業関連遺産が上がっていますが、その時代背景は、前段で申し上げましたように明治が中心でございます。既にリストが上がっていた自治体では、文化遺産に対して地域住民主導のもとに、言うなればいろんなシンポジウムとか、展覧会とかが開催され、遺産に対しての愛着運動が起こっているわけでございます。志免町の竪坑は、言うなれば時代背景が昭和ですし、現在有志──ある住民によって活動が中心になっていますので、さらにこの活動が広く住民に認識され、その取り組みが広く広がっていくことが今後の課題ではなかろうかということで考えておるところです。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) その取り組みについてでございますけども、世界遺産の暫定リスト入りした田川の二本煙突と竪坑櫓を世界遺産に登録するために、これは田川の実行委員の方たちがそういう海外の先生を、専門の先生を呼ばれたと思うんですけども、2月15日に世界遺産、田川国際シンポジウムを開催され、そこには1,100人の参加があったと16日の西日本新聞に掲載されていました。 その専門家の先生が先ほど課長がお話しされたように、歴史があることや美しいだけが登録につながることではなくて、多くの町民が施設を知ることであり、地元の熱意が欠かせないと意見が寄せられ、基礎調査の重要性も指摘されたとのことです。多くの住民に新しく発見された斜坑口を公開したり、きれいに整地された多目的広場で夏祭り実行委員を募り祭りを開催したりと、関係団体等と連携を図りながら、もっと多くの町民に愛され、親しまれることで世界遺産にも登録されるのではないかと思いますが、それほど町のほうでは世界遺産に登録してほしいという、そういう思いはないのでしょうか。そこら辺が見えてこないということなんですけども、だからそういう祭り等をぜひ企画していただいて、町、町民ぐるみで竪坑を世界遺産にっていうふうな機運を高めていただきたいと思うのですけども、そういう計画はありませんでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 児嶋生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(児嶋賢始君) 先ほどちょっと申し上げましたように、田川の分につきましては筑豊炭田と、言うなれば今度の世界遺産の暫定遺産の追加リストは明治時代、幕末から明治時代ということを聞き及んでおります。それで、たまたま志免町の竪坑自体が、言うなれば県のほうから福岡都市圏にこういうふうな建物がありますよという、建造物がありますよということで、その田川に行く途中ですね、寄られたということで聞いております。 それで、御質問のこれからそういうふうな世界遺産にというような動きの一つの手法といたしまして、夏祭りとかというような住民の盛り上がりということをちょっと言われてますけども、今のところそこでそういうふうな祭りをするという計画はございません。 ただ、前段で申し上げましたように、やはりこういうふうな世界遺産なり、志免町にこういうふうな竪坑があるというようなことは、言うなれば住民の方の、そこにせっかくこういう今竪坑を生かす会とか、そういうふうな住民の方のパワーを持って、その動きが強く広がっていくことが私は肝要ではないかなというふうに思っております。そして、住民と、また行政がそういうふうな時期をとらえて、そういうふうなことができていけばなあというふうに考えておるところです。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) いえ、福岡県のほうで世界の遺産に登録するためのリストを作成を検討中っていうことだったものですから、県がそこまでしていただいているわけですので、やっぱり志免町もそういう新しく見つかった斜坑口の公開とか、そういう住民にもっともっとそれを知らしめていくっていうことも大事でないかなあと思ったので、検討されてないのかなあと思いましたけども、住民にもうお任せではないですけども、竪坑櫓を活かす会等にお任せされてるっていう状態でしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 児嶋生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(児嶋賢始君) 竪坑を活かす会とか、一つ固有名詞をちょっと使わせていただいたわけですけども、行政は、言うなれば今回発見されました、仮称ではございますが第5坑の斜坑については、先々は安全対策とか、今そういうふうなものが十分整備をされていけば、そこのところ自体を開放なり、開放っていいますか、見学っていいますか、そういうふうなものは、要請があればそういうなことは住民の方にも紹介なり、また説明なり、そういうふうなことは考えているところです。ですから、今でも勝手には入られないですけども、そういうふうな御要望があれば入って説明なり等は、堤議員も御承知のように竪坑自体のそういうふうな志免町の歴史を、生涯学習館の中でもそういうふうな歴史を語る会等もできておりますので、そういうふうなものの方たちの力をかりて、これからそういうふうな活性化に結びつけていくことができればなあというような思いでございます。 以上でございます。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 申しわけありません。課長の答弁では、世界遺産に竪坑櫓をするんだっていう、そういう強い何か思いが伝わらないんですよね、何か。だから、もう住民にお任せして、もうランドマーク的な竪坑櫓でいいんだあみたいな思いなのかなあととらえてしまうんですけども、やはり世界遺産に登録をしたいっていう町のそういう思いなのでしょうか。思いはあるのでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 中牟田教育長。 ◎教育長(中牟田修身君) 世界遺産ということになれば、竪坑櫓だけではなく周辺の整備等も必要であろうかと思いますし、また今後どのような形で公開していくかということも検討していく必要があろうと思います。ただ、私どもといたしましては、町長が見守り保存ということで申し上げております中で、整備等もなかなか進めるのにちゅうちょしているというのが現状でございます。 ただ、今後につきましては、現在は登録有形文化財でございますけれども、見通しとして、ことし中には国の重要文化財に指定される可能性が非常に高いわけでございます。その後に国のほうからは、やはり今後どのような形で整備していくのかということでの協議をしていく必要があろうかと思います。それは時間的には随分先のことになろうかと思いますけども、現在の段階では世界遺産に登録されるというようなことでの取り組みは検討はいたしておりませんけれども、まずは重要文化財に指定していただくというのを優先させたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 世界の専門家が世界遺産として評価する価値ある竪坑櫓とその周辺を認められているわけですので、今町長は見守り保存でいくっていう方針のようですけれども、評価を受けてる竪坑櫓をやはり生かして、活力あるまちづくりを創出していただきたいと思うのですけども、町長のお考えはどのようなものでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 志免町の歴史を語る上で、この竪坑櫓、そしてまた今回多目的広場を整備をいたしておりましたら、今まで第8坑連卸坑口というのが見えておりましたけども、その周辺の遺構というのが出てまいりました。そういうことで竪坑櫓、そして周辺遺構を今回整備をさせていただいたところでございます。 竪坑櫓は、先ほどお話があっておりますように見守り保存として議会の皆様方の理解を得ながら、平成19年7月31日に理解を得ておるところでございます。それから、平成19年7月には登録有形文化財として登録をされております。今回この竪坑櫓周辺を多目的広場として整備するに当たりまして、第8坑の連卸坑口を初めといたしまして、竪坑周辺遺構もおかげさまで整備をすることができました。先ほどのお話のように、今回県の企画地域振興部と文化財保護課のほうから世界遺産に追加登録すべき遺構として、我が町の竪坑櫓とその周辺遺構が取り上げられているということでございまして、大変名誉なことではないかというように思っております。 今福岡県内の、先ほどのお話のように炭鉱遺産というのが、ネットワークというんでしょうか、1カ所だけではなくて、それぞれをずっとネットワークするような方向での世界遺産にしようというような動きが起こっておるというようにお聞きをいたしております。このように文化財としての認識の仕方が、国あるいは県において大変変わったんじゃないかというように思います。10年くらい前にこの竪坑を残す、残さないという問題で、文化庁あたりに尋ねたときには本当にそっけない感じがしたんですが、今はこのように国とか県のほうから世界遺産の暫定リストに上げようというようなそういう話までいただいておるようで、大変私もうれしく思うところでございます。 おかげさまで、こうしてこの竪坑櫓も立派に残すことができましたし、今回もこの周辺を整備をさせていただくことができました。志免町のランドマークとして、また竪坑櫓を中心とした周辺遺構の一帯を、皆さん方の知恵で生かしていただきたいというように思います。今回、第8坑連卸周辺を公園ふうに整備もさせていただきました。ヒストリーパークとでもいうんでしょうか、歴史公園とか、また名称もつけていただければありがたいと思うんですが、いろんなイベントにでも使っていただいたり、あるいは今度の多目的広場もいろんな活用の仕方等もあろうかと思います。また、その質問等はほかにも出ておるようでございますので、そこまで触れませんけれども、いずれにいたしましてもいよいよキャンバスができた、それから絵の具もそろったというところでございまして、住民の皆さん方の自由な発想で、ここに絵を描いていただければというような思いでございます。そういうことによって、それが我が町の活性化あるいは発展につながる。そしてまた、先ほどのお話のように近々重要文化財にも指定されるんじゃないか。あるいはまた、世界遺産に登録される、暫定リストにも載るんじゃないかというような期待がされるわけでございまして、そういうことが我が町の活性化あるいは発展につながれば大変うれしい。そしてまた、皆さん方がいろんな活用の仕方をお考え、発想いただければ、まさに協働のまちづくりということにつながっていくんじゃないかというように思います。 整備等につきましては、前後したところ等もありますが、いずれにいたしましてもキャンバスができたということでございます。利用、活用の仕方というのは、皆さん方と行政とお互いに協力をし合いながら利活用し、そしてまた対外的には志免町にこのようなすばらしい遺跡があるということもアピールをしていかなきゃならないというように思います。せっかく保存させていただいておる施設でございます。広く世の方々に知っていただいて、今はまさにそのような機運が高まっておりますので、そういう上昇気流に乗れればという思いがいたします。住民の皆さん方にもいろんな活動をしていただいて、竪坑櫓を世に送り出していただいておる住民グループもありますので、そういう皆さん方のお力添えをいただきながら、さらにこの周辺が活性化していけば、立派になっていけば、そのことによって町が元気になればという思いでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 町長が今おっしゃられましたキャンバスができたっていうことですけども、そこに絵をかくのに、その呼びかけがないと、住民はかけないと思うんですね。今いろんな志免鉱業所の歴史を学ぶ会等々でこの竪坑をどういうふうにしたらいいかっていう話をよくするんですけども、住民の方はいろいろなアイデアを持ってあります。例えば竪坑の下に地場産の販売ができるような購買店をつくったらどうか、2階、3階にはプロペラ等史跡をそこに展示したらどうかとかというような意見等いろいろ持たれてるんですね。でも、それを描く、描きたいけどもかけ声がどこからも出てこないのでは、その意見等も出せないっていうような状況にあるように思います。それで、まず皆さんよく言われるのが、竪坑櫓のてっぺんに登ってみたいっていう、そういう思いを持ってある方が結構いらっしゃって、町にも電話を入れられたりしているんじゃないかなと思います。そこら辺、町長はどういうふうに住民に呼びかけをされていかれますか、呼びかけされていく気、例えば今ボタ山もどういうふうにか、その資源を生かしていかないといけないというような状況もあると思いますけども、それ等々を絡めてキャンバスに絵を描くために、住民にどういうふうな呼びかけをされていかれるのか、お尋ねします。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 先ほどもお話をいたしました。キャンバスと絵の具といいましょうか──は準備をさせていただきましたので、いろんな御提言をいただければいいんじゃないかというように思います。こういうふうにしたいがというような御提言をいただければ、そのことについて検討をしていく。ただ先ほど何か2階か3階かの施設をつくって云々というお話等が出ましたが、そういうことが可能であるのかどうなのか、財政的な面もございます。今はある物をいかに利活用して知恵を出していくかという時代じゃないかなと、そのように思いますので、施設をつくろうとかということを、私どもがこういう施設をつくりましょうというのか、皆さん方がこういうことはいかがだろうか、まさに協働というのはそれぞれの分野でそれぞれのできることをしていくということじゃないかというふうに思いますが、御提言等をいただければ大変ありがたい。そのことについてできるかできないか等についての検証、検討をしていくというようなことを理解しませんと、行いませんと、私どもから、じゃあこうしませんか、ああしませんかということじゃないんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 財源がないからできませんっておっしゃられますけども、箕面市ですけども、箕面市は今回の定額給付金を活用した給付メニューのアイデアを募集し、終了したっていう、ネットでそういうふうに見ることができましたけども、竪坑櫓の補強に、登りたいためにも補強に今回の給付金からの寄附を呼びかけることも可能ではないかと思いますけども、検討の余地はありますでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) この竪坑櫓につきましては、先ほどもお話があったかと思いますが、見守り保存としていくというように決めておるわけでございます。今回の定額給付金につきましては、先ほどの質問にもありましたように意味がございます。ただ、皆さん方がこのようにしようというようなふうに言っていただいて、それができるということであればそれはできると思いますけども、私どものほうから定額給付金をこうしていただけませんかというのはいかがかなという思いもいたします。そういう提言をいただいて、そういうふうな御努力をいただけるということでしたら、それはまたそのことについての検討もできますけれども、私どものほうから今度の定額給付金をどうこうということは非常に難しいというふうに思いますが、いかがでございましょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) では次に、花づくりについてお尋ねいたします。 全国花づくりコンクールに応募されますか。昨年は体制がそこまでできていないということでしたけども、お尋ねします。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山地域整備課長。 ◎地域整備課長(丸山孝雄君) 今志免町で行っております花づくり事業も、おおむね10年になりますけれども、志免町のあちらこちらに花をたくさん見ることができます。それで、おかげで志免町の花づくり事業も、県のほうの個性ある地域づくり推進事業という事業がありますけれども、その事業に志免町の花づくり事業が認められて、昨年度より補助金をいただけるようになっております。 それで、前回も堤議員も全国花づくりのコンクールに応募したらどうかということを言われております。それで、私どもも全国花づくりコンクールについていろいろ研究させていただきました。全国花づくりの審査会といいますか、1年に1遍、ことしも1,500件か1,600件か応募があっているようですけれども、応募の中の審査基準といいますか、項目といいますか、こういう中身をいろいろ検証させていただきました中においてでは、今の例えば行政だけの主導型のコンクールといいますか、非常に難しいものがあるなあと。そういったことで、まだ応募にできるような状態じゃないと。幸いにも今花のボランティア会議を何年か前から開催しておりますので、ぜひこの中で全国花づくりコンクールですか、こういったこともボランティア会議の中でいろいろ協議してまいりたいと思います。そういうことで、今のところ応募をする考えはございません。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 行政主導では、やはり難しいと思います。それで、最近では各自治体で独自のコンクールを設けているようです。我が町も、これは町長の公約で花づくりを始められて10年ですか、今は町中で美しい花を見ることができますけども、花づくりに当初からかかわってこられた方々の思いをコンクールという形で発表する場を設けていただけたら、個性的な花壇がふえてきたりとか、もっとかかわりを持ってもらえたりとか、生きがいを持つことにつながるのではと思っています。 皆さんも御存じだと思いますけども、きょう見てきたらきょうはありませんでしたけども、役場玄関前にハンギングスタンドが置いてあります。当初から植栽のときに、太陽のイメージで次は山を描こうとデザインしてくださった方が、がんの転移と闘いながら美しい花のあるまちづくりに協力されています。全国コンクールは時期尚早でも町独自でコンクールを開催し、花づくりで人づくりの輪を広げていくことができるのではないかと思っておりますけども、町長は検討する気持ちはお持ちではないでしょうか、お尋ねします。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 花づくり事業を提唱させていただきまして10年たちます。この間、本当にボランティアの皆様方を初め多くの方々に御支援をいただきまして、今堤議員が言われましたように、町のあちこちに花を見るようにできました。しかし、まだまだだというように私は思っております。全国コンクールとかなんとかいいますと、それはそれなりのやはり出しても恥ずかしくないぐらいのところまでこぎつけませんと、まだまだではないかなというように思います。言うならば緒についたところではないかなというように思いますが、今実は福岡市が、夏場の西日を遮るためにアサガオのカーテン事業というのを一昨年ぐらいから始められております。9市10町の都市圏の中でアサガオの種を分けてもらいまして、どこの町もアサガオのカーテン事業を進めていこうかというような、そういう機運も今高まっておるところでございます。 そういうことから、実は私どもの町では壁面緑化を推進をいたしておりますが、壁面緑化と申しますのは垂直ガーデンといいましょうか、ブロック塀とか垣根とかにツタを絡ませる、アイビーを絡ませることによって緑化を推進する。そのことが地球温暖化にも役に立つというような、そういう壁面緑化を推進をしておるところでございますが、その中にアサガオというのを組み込まさせていただきまして、アサガオもオーシャンブルーという、今非常に勢いの強い、そして開花期間の長い花がございますので、そういうものを今年度はその都市圏と一緒にアサガオを壁面緑化に使って、そういう緑化推進をやっていきたいというなふうに思っているところでございます。 いずれにいたしましても、そう急がなくてももっともっとしなきゃならないことがたくさんございます。役場の前にハンギングスタンドか何かがあるというお話でございますが、私はどこからどういうことであのハンギングスタンドが出てきておるのかよくわかりませんが、私どものフラワーセンターのほうでつくったものをあの役場の庁舎玄関のところに置いてあるのかなというように思っておりましたが、その出所はよく私は存じません。役場のほうでつくった分はわかっておりますが、何か闘病をしながらそういうハンギングスタンドを提供していただいてるように今お聞きをいたしましたけれども、そのあたりはわかりません。 いずれにいたしましても、昨年あるいは一昨年はハンギングバスケットの講習会等もしたところでございまして、この輪が今少しずつ町の中に広がっていっておるなという思いでございますし、大的の交差点から須恵に行くほうとユニバー通りに行くほう、あの一帯がおかげさまで大分フラワーベッドといいましょうか、花の帯ができてきたなというようなところでございます。 私もいろいろ各地を回りますけれども、まだまだまだまだ努力をしなきゃならないと、そういう思いの中で、さらに皆さん方に御支援を賜りながら、我が町でできる花いっぱい運動を進めさせていただければと、そのように思っております。 ○議長(古庄信一郎君) 済みません。急がなくてもよいというのは、町単独のそういうコンクール開催はする意思はないということですね、今のところ。ぜひ答えに明確に答えていただければと思いますので、議論がかみ合いませんので。そういうことですね。 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 全国のフラワーコンテストに、そういう今の現状のものを出品すると、出展するということについてはです。まずは、やはり町の中で充実をさせるということが一番というような意味、趣旨で申し上げさせていただきました。町の中にいろんなたくさんの方々がそういうコンテストでもやろうかというぐらいに芽生えてきますと、そういうふうにしてもいいと思いますけども、まだまだまだまだ緒についたところじゃないかなという思いもいたしております。今後私どもも努力してまいりたいというように思いますので、皆さんにもよろしく御支援をお願いを申し上げたいと、そのように思います。
    ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 町長がおっしゃられるように、全国コンクールに出展するのはまだまだだと思います、行政主導になっているということですので。ですから、町独自で、お金もこれは要らないと思いますね。皆さんが町、行政だけではこの花は植わってないわけですし、やっぱり住民がかかわっているんですね、一生懸命に。ですから、お金も要らなくて、町長賞でもいいと思うんですね、そういうものを町のコンクールを開いていただいて、皆さんのそのやってることを認めていただけるっていう、そういうことではないかなと思っているんですけども、そういうコンクールに集まってお花の植え方について話をしたりとか、そういうことをしていくだけでも花づくりの輪は広がっていくし、例えばがんにかかって一生懸命それでも花づくりに協力されている人がいらっしゃるわけですから、そういうことを認める……町長、皆さんが一生懸命草を取ったり植えたりしているのを見られたことありますでしょうか。一生懸命やってるんですね。だから、それをお金の要らないコンクールでも開いて町の人にこれを広めていただけたら、もっと町は美しくなるんじゃないかなと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 済みません。また、今そのことに答えていただくと、またそういう答弁になります。通告で町独自でコンクール開催はできないかということを告知しとるわけですから、それやられたんでしょう。やられたらやられたで、そのことを明確に答えてください、所管課でもいいですから。 丸山地域整備課長。 ◎地域整備課長(丸山孝雄君) 堤議員から今回コンクールですかね、質問出て、私どももいろいろこれ検討いたしました。それで、今ボランティアは今13団体、行政のほうに一応登録を願っております。その各団体の中身、昨年の4月から広報で裏のほうに花のボランティア紹介ということで、各団体をずっと今紹介させてもらっております。その中で、ある団体には計画的に植えて、草も取って管理もしていただいてもらっている。ある団体においては、年配の方がおられて、年配ばっかりでおられて、本当花植えだけ楽しみにされておる団体、そういうことをいろいろ考えて競争心をあおることがいいことなのか悪いことなのかはわかりませんけれども、スペースの、そのボランティアが抱えておられる場所ですね、個々の条件にもよりましょうし、そういうのができるのかなというふうなことは私どもも考えました。 これについても、行政、こういうふうでやろうかと思ってますけれどもということを提案して、先ほどと重複するかもしれませんけれども、ボランティア会議の中でこういうとこは可能かどうか、まずそこら辺の研究もやっていかなければならないと思っております。 それで、コンクールが果たして可能かどうかは、もう少し時間をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 町の花壇に植えているだけのコンクールではなくて、個人のおうちでもきれいにお花の手入れをされて美しい町並みをつくってくださってる方がいらっしゃったりしますので、私はそういう人たちも巻き込んでのコンテストを願っているわけなんですね。花を介して、これは世代や地域を越えて多くの人たちがまちづくりにかかわり、住民と行政との協働のまちづくりが実施されることが実感できるものですから、そういうふうにお願いしております。検討していただけたらと思っております。 次、財源不足の中、豊かな活力のあるまちづくりにどう取り組んでいかれるのか、町長にお尋ねいたします。まず、町長は住民に何を求められますか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 財源不足の中で、豊かで活力ある町にするために住民に何を求めるか。一言で語るには大変でございますけども、総論的に申しますならば、これまでは地域の課題とかあるいは問題解決というのは、ほとんど行政が主体でやっておりました。対応をしてまいりましたけども、限界があるということでございます。今後につきましては、住民の皆さんの御支援を得ながら、あらゆる分野で問題解決に向けて協働を図っていきたいというふうに考えます。住民と行政の役割分担の見直し、そして住民の意識改革が重要であるというように思いますので、行政も住民の皆様方の意識改革ができるように、また私どもも意識改革もしなきゃなりませんが、そのようなことに努めてまいりたいと、そのように思います。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 私は自分たちの町は自分たちで築き上げていくという自立の精神を望んでいます。そして、それを議員として応援していきたいなと思っております。行政の取り組みとしてはどうでしょう。先ほど町長は行政のほうも変わっていかなきゃ、意識を変えていかなければいけないとおっしゃられましたけども、住民と行政の協働に対する思いは乖離していませんか。していると思うか思わないかでお答えください、お願いします。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 住民と行政の協働の事業の推進につきましては、議員さんも御承知のとおり、平成18年度に住民と行政の協働プロジェクトを立ち上げて、住民と行政との望ましい関係づくりを検討してきたわけですね。その提言に基づきまして、今回志免町の協働推進実行計画書を作成しております。このプロジェクトには住民の方々が8名、行政から7名ということで、住民の方々にも参加していただき、提言をいただいております。この作成しました実行計画書も、そのメンバーの方々にお示しして御理解をいただいたとこでございますけど、住民と行政との協働っていうのは大変難しい課題でありまして、また一朝一夕になるものではないと思っております。一歩一歩これは進めていくっていうことを私は大事ではないかなとは思っておりますので、今は乖離をしているというふうに思われるかもしれませんけど、少しずつは変わってきているのではないかなとは思っております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 2月14日、政治学級生主催で講演会が開催されました。そのとき、アンケートをとられ、62人からの回答ですが、このように立派な統計表が作成されています。 アンケートの問いで、町政とあなたの位置関係について、町民の認識度調査で興味深い結果が出ていました。町政は町民が安心・安全に暮らしていくための支援機関である、町民とともに協働姿勢をとって住みよい環境づくりの機関であると回答された方が59人でした。また、町民は町政からの指示待ち、行動型ではなく、提案型町民であると回答された方が圧倒的でした。ということは、問題、課題を住民に投げかけ、アイデア、提言を募り、協働で行動していくことを望んでおられるということが読み取れます。 協働協働と言われることに疑問を感じる。住民が提案し、行政、議員が支援して協働していくことが協働のまちづくりであると、その講師もおっしゃられました。住民の提案、そして行政の課題等について双方が情報を共有するためにも、地域担当制が必要であると思っています。初日の総務委員長から、21年度からボランティアコーディネーターの設置に予算化され、動き出していくと報告を受けましたが、改めて並行して地域担当制を施行していくことも考えられるのではないかと思いますが、担当課長はどういうふうにお思いでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 議員さんおっしゃられますとおり協働を進めるには、やはりお互い住民の方々も行政も意識改革を行っていかなければ協働の事業推進にはならないと思います。先ほども申しましたように、実行計画書の中に意識改革もありますが、環境の整備として地域担当制っていうのを盛り込んでおります。しかし、地域担当制っていうのは、やはり町内会長さん初め関係者の方々の御理解を得ながら進めていかなければいけないと思っております。この件に関しましても、やはり一番難しい課題かと思いますけどコミュニティーの見直し、それと並行して進めていかなければいけないのかなとは思っております。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) 意識改革は、住民のほうはアンケートの中でも、自分たちは提案型で、そして自分の提案したそういう事業に対しては、それを実行していくっていうふうな回答が得られてるんですね。これは特に男性の方がそういうふうな思いを持ってありましたけども、意識改革っていうのは今行政職員のほうが改革していく必要に迫られているのじゃないかなと感じるんですけども。 なぜこのように言いますかといえば、志免町は子育て支援、高齢化、生きがい対策等、あれもこれも何かすばらしくできているんですね。それを住民もそういうふうによくおっしゃられます。志免町はすばらしいと、住みよいとよく言われるんですけども、どうもそれが上辺だけなのではないかなあ、中身がいまいちなんじゃないかなあと感じます。 それは、例えば医療費削減につなげるためにすばらしいウオーキングマップができておりますね、こういう中身がすばらしいものだと思ってるんですけども、それを住民がじゃあ利用してちゃんとこのウオーキングをされているかっていうと、そうではないような気がするんですね。歩いてある方を見ることも余りないし、すばらしいとこを歩いてきたよっていう声を聞くこともないんですよね。それはマップが行き渡ってないからかもしれませんけども、そうだとしたら、やはり地域担当制を置かれて、それを住民に伝えていくっていうことが大事なのでないかなと、そういうふうに思いましたので、新しくできるボランティアコーディネーターと地域担当者の方が地域の問題、行政のいろんなこういう課題をお話し合いされて、それをもっともっと継続していけるように、つくったよ、それで終わりじゃなくて、それを生かしていかれるようなそういう体制づくりをしていただけたらいいなと、そういうふうに思っております。 最後になりますけども、3の質問です。もう締め切りは終わっておりますけども、東京財団週末学校っていうのが設立されて、5月から9月まで開校されるということを知りました。その学校の校長先生は住民とともに予算編成をされてかなりの財源を浮かされたという、元市長さんですけども、その校長先生を置いて5年以上勤めた職員を町長か上司が推薦されて、そして審査を受けられて、全国から30人の受講ができるということなんですけども、それには3つ目標を持たれてて、まず……。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員、あと2分ですのでまとめてください。 ◆1番(堤久美子君) まず、前例に従って他の市町村と歩調をそろえて、国、県の指示どおりっていうこの3つの意識を捨てて、市民の中に積極的に飛び込み、町民のため何が必要か、自分の頭で考える職員を育成する学校だということなんです。もう今回は締め切りが終わっておりますのでもう無理だと思いますけども、そういう学校に職員が手を挙げられる体制をつくられたらいかがかなと思っておりますけども、そういう体制づくりはできますでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) この件につきましては、情報をいただきまして協議、検討を行ったんですが、このような研修に職員をやるということは物すごく効果があって、職員の人材育成には大変効果があらわれるもんと思っております。ただ、今いかんせん行財政改革の中で職員の削減を行い、ぎりぎりのとこで行っている点が、長い期間、職員を研修にやるというのが大変難しい点がありまして、今回この応募にはできないというふうなことでちょっとなったわけなんですけど、やはりこのような研修には職員もやって、その研修の中で大きな効果を上げてくると思うんですけど、ちょっと今の志免町の状況で難しいっていうのが現状でございます。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員。 ◆1番(堤久美子君) そういう多分市町村の苦しい状況は御存じだと思いますので、これが週末授業になってるんですよね。週末授業で授業費等は免除されるっていうことですけども、交通費がかかるっていうそういうこともありますので、そういうものを町が助成するなりして、費用対効果でありませんけども考慮されたらば、将来の志免町が輝いていくんじゃないかなと思っております。そういう思いで検討していただけたらいいなと思っております。 これで終わらせていただきます。 ○議長(古庄信一郎君) 堤議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は1時30分といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午後0時27分              再開 午後1時30分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古庄信一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 なお、5番吉住議員は議会を欠席されますので、申し上げておきます。 それでは、一般質問を続けます。 次に、4番丸山議員。質問時間30分です。 丸山議員の質問の前に私のほうから一つお願いしときますが、行政側にぜひ質問をしっかり聞いていただいて、的確かつ簡潔に答弁をしっかりしていただきますようによろしくお願いをいたします。 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 通告どおりに質問をさせていただきます。 まず、行政経営改革実行計画書の内容についてということでございますけれども、12月議会でこの実行計画書の中から重点的な改革項目、17年度、21年度っていうところをずっと随時12月議会では質問してきました。前回時間が足りませんでしたので、それの続きということになります。 まず、この重点項目の中から経営的視点の行政活動の推進ということの中で、Bの健全な財政基盤の確立で、9番が健康な高齢者づくりの医療費対策ということですね、そこから始めさせていただきます。前回は町有財産の有効活用まで行っておりましたので。 それで、まず介護予防なんですが、Cグループということになり、一定の評価をしております。これは厚生委員長報告の中でも述べさせていただきました。ですけれども、まだ医療費のほうは福岡県が後期高齢者になりましても日本一高いっていうふうな報道がされておりますので、多分志免町でも高いほうになるんではないかなあというふうに思っております。 それで、いろんな施策をされてあるわけなんですけれども、ここに通告してますように、高浜市のようにいろんな施策に対していろんな介護予防事業もそうですけれども、医療費対策、医療費削減についてもいろんな事業がなされています。だから、それに対して評価をしていただきたいなというふうに思うんです。高浜市の例ですけれども、例えばマシンスタジオ利用者65歳以上、市では医療費の平均が高浜市全体では51万4,000円なんですが、マシンスタジオを利用されてる方たちは44万8,000円ということで6万6,000円低い。特に女性に限って言えば11万1,000円低い。あと宅老所、これは利用者も出してあるんですけど、注目すべきはボランティアの人たちに対しても評価してあるんです。ボランティアの方たちが高浜市にはたくさんおられるんですが、参加者の医療費が市全体の医療費の平均に比べ2分の1低い結果になったというような、そういう評価をされています。だから、そういったものをぜひしたら、それこそ行革の質問の中で私は申し上げてるんです。だから、行革の観点から、そういう施策評価が必要ではないかなっていうふうな御提案なんですが、これについていかがでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 木村健康課長。 ◎健康課長(木村俊次君) 高浜市の例を議員が今申し上げられました。いろいろな施策とかいろんな教室の中で、そこに行かれた方が最終的に医療費は減りましたよというような御質問だと思っております。最初に申し上げられましたように、介護保険につきましては今18年度から進めております。少しずつそういう成果が出てきたのではないかというような考え方を持っております。町として介護、医療、保健っていうのは一体化と考えております。医療部分につきましては、まだ本当言って電算化までしておりません。平成22年度秋ごろには、医療部分の電算化まで考えております。それが入った場合には、最終的にはこういう数字が出てくると思います。いろんな介護保険の中で今してるのは、終わってからアンケート等いろいろなことはとっておりますけど、そこを医療費までっていうことまではしておりませんので、今後はこの課題として電算化が進めれば、こういう医療、介護、健康という3分野を合体したような形で進めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 今私が申し上げたのは2点質問があるんです。結局ボランティアの人たちまで評価してあるっていうこと、その点についてはどうですか。 ○議長(古庄信一郎君) 木村健康課長。 ◎健康課長(木村俊次君) ボランティアにつきましては、今保護、個人情報の問題がありますので、この辺がボランティアに来てある方のことはできましょうけど、そこに来てない方、来てないというよりそこにおられる方の情報までが本当にいいのかなあということを考えておりますので、私たちは今ボランティアまでの方々の調査もしておりませんし、今後ボランティアになる方々についてはどのような方法をしたらいいのかということも今後の課題だと思っております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 大体これからまたそういう電算化してくるとわかるようになるということですよね。ですけど、この高浜市の例を紹介しても、これ前もいつだったか、19年に厚生委員会で視察をしていますので、そのときにも報告してるんです。だから、それについてどのようにこれまでされてきたのか、これからのことじゃなくて。 ○議長(古庄信一郎君) 木村健康課長。 ◎健康課長(木村俊次君) これは委員長から19年度に私のほう見させてもらいました。本当にいいことだと思っておりますから、今後進めていこうと考えております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) とりあえず介護保険がCグループになりましたので、私はそれはそれで評価したいというふうに思っていますので、今課長がおっしゃいましたようにぜひ医療費のほうにもつなげていきたいと。もちろん私たち厚生委員会でも、これからどしどし提言させていただきますので、これからもよろしくお願いいたします。 それと、実態に合ったニーズはどのように把握してあるのかっていうことですが、いろんな例えばひょっとこ踊りとかいろんなことを考えてやっていらっしゃるっていうのはよくわかるんですけれども、私が北九州にあります男女共同参画センタームーブっていうところに視察に、これは男女共同参画推進のために視察に行きました。そうしましたら、いろんな事業の中を報告されたんですけれども、リプロダクティブヘルス・ライツ事業って、これは女性の多様な活動を支えるために、心と体の健康を自分の力で維持、増進できるように技術と知識の取得の機会を提供するっていうような、そういう男女共同参画の中の考え方なんですけど、その中で女性の問題、健康も問題になるんですが、例えば女性は出産とか高齢化によって骨盤周辺の臓器の機能が低下して尿失禁とか骨盤臓器脱等で悩んでいる割合が高くなってるっていうことの、そういった状況の中から、周囲にも相談できずに悩んだり外出や旅行を控えたりしている方が多いっていう、そういう実態があるんです。それはもう北九州だけじゃないですよ。もうそれは、もう私たちもよくわかりますし、私今介護する身なので、一番これが重要問題なんですけど。だから、そういった健康課の取り組みだけじゃなくても、例えばムーブのほうではやっぱりみんなの気になる病気、尿漏れ、骨盤臓器脱の予防と対策ということで講座を開設したら、もう応募者が多くて断るのに苦労したって言われるんです。だから、そういったニーズに合った事業も、これまでもしてこられたというふうに思いますけれども、例えばの例を挙げましたけど、こういったものもしていく方向が大事じゃないかなあっていうふうなことで提案させていただいておりますが。 ○議長(古庄信一郎君) 木村健康課長。 ◎健康課長(木村俊次君) いろんな事業があります。いろんな教室もあります。私のほうでは介護の中では特にウオーキング、それから転倒予防、そういう教室の中でこの尿漏れに関しての問題とか、これは骨盤臓器の脱というのは、子宮脱というようなことも関係してると思いますけど、自分の筋肉が落ちるというようなことが大いにありますし、今は世の中が洋式化しておりますし、昔のように和式の便所とかいろんなそういう足腰を鍛えるものが日常あったことがありましたけど、現在そういうことが足腰が余り鍛えるような日常生活が減ってきてると思います。ですから、そういうことの観点から、運動の中にこういうものを入れながら尿漏れ、それから子宮脱などよくなれば、そういう教室の中に入れていこうかなあと考えております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) これは例えばの例であってね、余りこのことにどうのこうのっていうわけでないんです。とにかくニーズが多いと、ニーズが多いっていうことを把握したら、健康課として何もこれは自分のところでやらなくてもいいなあと、男女共同参画の推進のほうからでも事業としてやっていただければいいわけです。だから、例えば男女共同参画やったらこっちか、経営企画課ですかね、経営企画課のほうでされてもいいというふうに思うんですけど、だからそういった横の連携じゃないですけど、健康推進プロジェクトも今どうなってるかわからない状況の中で、そういったことを申し上げたいわけです。まず、ニーズを把握して、ニーズがあったら、何も一からする必要ないわけです。だけん、そういった情報交換とか、そういうのどういうふうになってるのかなあっていうふうに思うんです。これはやっぱ首長の姿勢じゃないかなあというふうにも、各課はそれぞれ頑張っているっていうふうに思うんです。だけん、そういうの気がつくのは、やっぱ首長が整理しながら、こういうとこはこうやないのっていうふうに、私が町長だったら言うんじゃないかなあっていうふうに思ったりするんですけど、どんなですか、町長。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 今議論されておりますように、いろんな病気といいましょうか、疾患というか、があると思います。ただ、そういうニーズといいましょうか、そういう要望といいましょうか、があるということを把握するというのは、やはりそれは担当課がいろんな事業をする中で感ずるというか、いろんなことで情報を得てくるんじゃないかというように思います。そういうことが非常に大事なことであるというようなそういう位置づけができれば、それは当然しなきゃならないというふうに思いますし、そういう言うならばいろんな事業を進めてきたことが、先ほどからBランクからCランクになってきたという評価をいただいておりますけども、皆さん方からいろんな、例えば先ほど歩け歩けのところでもございました、私は歩け歩けなんていうのは非常に効果を発揮してるんじゃないかというように思いますが、そのようないろんな要望等からいろんな事業を展開してきた。ただ、余りにも展開し過ぎて耐え切れないという部分もあるんですが、いろんな取捨選択をしていきながら、一番的確な要望、ニーズにこたえていくということに努めていかなきゃならないというように思います。そういう面ではアンテナは張っておるつもりでございますし、また担当課もそういう要望があれば、私のところに言ってくるはずですので、そのようなスタンスで私はおります。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 要望を把握すること、問題、課題を把握することと、それと先ほどのように施策をした事業を行ったときに評価をしていくっていうことがとてもポイントだというふうに思っています。 それと、続きますけれども、テレビ放映のリハビリボランティアを育成したらどうかということですが、太田仁史茨城県立医療大学教授、これは2月25日にテレビ放映がありました。それで、脳卒中後の生活を指導されてるリハビリ学が専門の先生なんですが、今6カ月以上たったら病院から出されて自分でリハビリをしないといけないということが大きな課題になっていますよね。それはもう皆さん御存じだというふうに思いますが、それをボランティアを育成してそういった方たちの体操指導を行っていくっていう事業、もう住民参加型なんです、これこそまさに住民協働の住民参加型になるんですが、それともう一つは食生活改善推進パワーアップ事業とか、いろんなうちの町にとてもマッチングしてるんじゃないかなあっていうような事業を推進している先生なんです。だから、これにつきましては通告もしておりますので、健康課として調べてあると思いますが、それについて調べられたことと、うちの町としてどうやっていこうとされるのか質問いたします。 ○議長(古庄信一郎君) 木村健康課長。 ◎健康課長(木村俊次君) 通告で太田仁史さんということはここには出ておりませんけど、議員のほうに尋ねましたら太田仁史さんを調べてくれということでしたので、私たちどういう方かっていうことも知りませんでした。一つこの方のすごいっていいますことは、住みなれた地域で元気に暮らせるようにということ、介護予防とリハビリテーションっていうような、要するに自分がもしそういう状態になった場合は、自分から治していこうという意識を持たせなさいというような、そういうことだと私は思って読んでおりました。介護保険にも、国民はみずから介護状態になることを予防するため、加齢に伴い生じる身体の変化を自覚し、常に健康保持推進に努めるとともに、介護状態になった場合においても、進んでリハビリテーションその他の適切な健康医療サービス及び福祉サービスを利用することにより、その有する能力の維持、向上に努めるものとするというような、こういうことが書いてありますので、自分で、もしそういう状態になった場合は、自分の体は自分で治していきなさいというようなことを進められる講座だというように感じております。 私たちも介護は私たち行政が行うのでなく、もしそういう状態になっても、その人たちが行かれて自分の体がよくなるように努めてもらうことも重要だと考えておりますので、本当に大変な先生だというような感じはしております。 以上です。              (4番丸山真智子君「だから、これからどうするんですか、これからそれをしないのかするのか」と呼ぶ) ○議長(古庄信一郎君) そういうリハビリボランティアを育成したらいいということですか。              (4番丸山真智子君「そうそうそう」と呼ぶ) 木村健康課長、いいですか。 木村健康課長。 ◎健康課長(木村俊次君) きょう読んだぐらいで、これがこれからどげんしましょうかというともわかりません。どういう方かもようやくわかったような状態ですので、いいことはわかっとっても、これをどうするかというのはまだ決めておりません。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) そうですね。今まで私はいろんなことを提案してきました。どれ一つ私が提案したことは実行されてませんから、今度も期待薄かなあというふうに思っていますが、今度厚生委員会の中でも提案をしてまいります。 次に進みます。きょうは行革の観点から質問しておりますので、これ以上のことは申し上げません。 次ですね、住民志向と成果志向への転換っていうことで、この中に住民提案制度の取り組みっていうのが盛り込まれておりますが、これについてどのように御検討なさってるんでしょうか。行革の進捗状況の中にもそれは入っておりませんでしたが。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 住民提案制度についてどうなってるかという御質問ですけど、これにつきましては行政経営改革実行計画書の中の改革戦略項目の住民志向と成果志向への転換っていうことで、その中で住民意識、ニーズ調査、住民提案制度などの実施という項目があります。住民提案制度という個別の認識はしておりませんが、電子御意見箱、パブリックコメントの制度ですね、住民の方々の意見や発案ですね、それとまた地域懇談会等で住民の方々の意見を取り込むという総称的な意味での項目と思っております。それで、これからも住民の方々のそういうふうな御意見等を取り込む方法、手法としてまた別の方法があれば、それも今後検討していかなければいけないのではないかなと思っております。ただ、その住民提案制度という個別の認識はしてはおりませんでした。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 全く認識のずれがあるんですけど、私と。この住民提案制度、それはニーズ調査とかそういう御意見箱っていうのとはまた全然別の話であって、もう全くかみ合わないですよね。住民提案制度っていったら、いろんなことがあります。例えば宗像市のほうで行われてるのは、何人かのグループの人たちが、たしか今500人ぐらい、ちょっとはっきり覚えてないんですが、そういうふうに何人か署名をして提案すれば、また検討されるとか、ほかの町では、一人の人が提案してもいい施策だったら、もちろんちゃんと検討するんですよ、一人の人が提案しても、実際そういう事業が実施されるとか、そういうふうなのが住民提案制度だというふうに思うんですけど。もう最初から全然そういう考えじゃないっていうことですか、これは。町長はどんなお考えなんですか、この住民提案制度について。これを見られたら一番わかると思うんですけど、ここに入ってるわけだから、実行計画書の中に、この中のDの2。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 先ほどもいろんな施策を展開したときに、その分析をして、そして評価することによってさらに問題点を見つけ、そして向上させていくというような御提案があっておりました。それとずっとリンクしていくんじゃないかというように思いますけども、住民の皆さん方からいろんな提案をしていただくことをやはりしっかりと精査をして、本当にそれができるかどうかということを検討していかなきゃならないというように思います。そういうところで先ほど提案をいただく方法としての御意見箱とかパブリックコメントとか、そういうようなことを申し上げました。例えば職員においては、職員提案制度としてきちっとした計画表といいましょうか、提案をするような、そういうシステムについては、もう整備をしておるところでございまして、何点かもう実際に提案をしてくれたこともあります。そしてまた、表彰もするといいましょうか、採用をした分には表彰もしていくと、言うならば評価をしていくというようにしたところでございます。ただ、住民の皆様方のいろんな要望あるいはニーズをどのように私どもが受けとめるかというところが問題であるというように思いますが、今後も皆さん方からできるだけそういう情報を得やすいような体制の整備について検討を進めてまいりたいと、そのように思います。 ○議長(古庄信一郎君) 私からもう一度申し上げておきますけど、質問通告書の中に行財政改革の関連からということで、ここにも明確に書かれております。それで、制度も確立をしていこうという中で評価もされております。ここずっと読んでみられたら、もうおわかりだと思いますけども、そういうところについての進捗状況なり考え方、そういったところを質問されてるわけですから、先ほどから提案されてるとかどうのこうのという議論では、ちょっとかみ合わないと思うんですが、そういうことを今聞かれてるんですよ。十分御理解をいただいて、事前に答弁をつくられてると思うんですけども。 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) この住民提案制度でも、いろんな方法があるかと思います。丸山議員さん言われる具体的な方法があれば、その方法等について取り組んでいきたい、また検討させていただきたいとは思っております。ただ、ちょっと認識の差が自分にはちょっと違った点があったと思いますけど、総称的な仕組み、制度等の実施ということで、具体的な方法が提案制度ということで名前をつければなってくるかと思うんですけど、そういうふうな御提案があれば、その内容について今後協議、検討させていただきたいと思います。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) わかりました。そしたら、これ結局住民意識とかニーズ調査などの住民提案制度という意味だったんですね。いや、私はね、住民提案制度っていうのがもうあるんです、既に、もう皆さん御存じでしょう。住民意識調査、ニーズ調査とはまた別物で住民提案制度というのがあるんです。調べてください、こういうことぐらい、行政の職員の方だったら、もう私よりも詳しいかなあと思って質問してるんです。もういろんな市町村がもう取り組んでいます。先ほどの堤議員じゃありませんけれども、住民の方たちはいろんな意見を持ってあるんです。だけん、そういうのを吸い上げる今仕組みがないんです。確かに御意見箱とかそういうところに、でもそれは個人的な意見じゃないですか。じゃなくて、そういうのを一たん吸い上げて、それを委員会を設けて検討委員会じゃないですけど住民提案制度検討委員会か何かを設けて評価して、これをするしないを決め、その経過もこういう理由で採用しました、こういう理由で採用しませんでしたということをホームページとかで住民の方たちに公開して、施策として生かしてるっていうのが住民制度なんです。ここで私が説明してたら時間がありませんので、これはぜひ研究してください。よろしくお願いいたします。これ以上言ってもかみ合いませんので。 次に進ませていただきます。 あともう一つ、7番に実行期間と進行管理及び進捗状況の公表っていうのがあるんですが、この中に2番、進行管理は志免町行政改革推進本部で統括、調整を行い、その内容を行革推進委員会に報告するっていうふうなことが書かれていますが、これについてはどのように報告されてるんでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 北原経営企画課長補佐。 ◎経営企画課長補佐(北原干城君) 御質問にお答えをしていきたいと思います。 行政改革推進委員会の報告はどのようになってるかというのが御質問の趣旨だろうと思います。今言われましたように、平成17年3月に行財政再構築プランに関する当時の推進委員会からの答申が出されております。その答申の結びとして、改革の行方を見守っていく体制を早急に装備されることを強く要望しますと記されたことから、今言われました行政経営改革実行計画書の進行管理、進捗状況の事項として、行政改革推進委員会の報告等を当時計画をして記載をいたしております。推進委員会そのものは調査、審議をして答申でその任務を一応終了するわけですけども、当時総務課で担当しておりまして、総務課長のほうから引き続きこういうことで計画をしておりますので、引き続きお引き受けをしていただきたいということでお願いをしたわけですけども、当時の推進委員会に外部からお願いをいたしました大学の先生2名と弁護士の先生1名の方から、それぞれ当時のお仕事の関係上、引き続きのお引き受けはできないというような申し出がありまして、こちらの計画とちょっとずれが生じたところであります。そのような事情がありましたので、また新たに別のメンバーで推進委員会を設置をするということも検討しましたけども、今回17年に出されました答申書に至る審議内容とか調査の事情との整合性の問題から、新たな推進委員会を設置するというのも不可能でありましたので、当時計画はいたしましたけども、当時の推進委員会には毎年度の報告はできていないというのが現状でございます。 ただ、そこに書いておりますように、進捗状況等につきましては、経営会議等を通して各課からの各年度ごとの進捗状況を報告をしていただいて、進捗状況としてまとめまして総務委員会に付託をされておりましたので、総務委員会のほうに御報告をして審議をお願いして現在に至ってるというところであります。 以上であります。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 私は推進委員会に入っていなかったのでわからないんですが、普通こういうふうなのは答申した後も気になりますよね、どういうふうになってるのか、自分たちが答申したものが。だから、やっぱりそれだけの委員さんたちに集まってもらって報告し、またその方たちの意見を吸い上げるっていうのが、ここの計画書の中にも入ってるわけですので、それはぜひ私は実施していただきたいなあっていうふうに思うんですけど。今のお答えでは、だから無理なのかなっていうふうなことにはならないですね。 ○議長(古庄信一郎君) 北原経営企画課長補佐。 ◎経営企画課長補佐(北原干城君) 当時の総務課長あるいは担当の気持ちとしては、今議員がおっしゃったとおりであります。引き続きお願いをして、今議員が言われたように、きちっとそれまでの審議の内容等の経過を御存じなわけですので、一年一年どうなったのかということを報告して御意見を賜りたいという気持ちでありました、当時はですね。ただ、事情としては今先ほど答弁させていただいたとおりでありまして、新たにまた次の推進委員会をつくるということにもなりませんでしたので、報告自体はできていないということが事実であります。趣旨としては、当時の担当としてはそういう思いで、本来審議会は答申が終わったら一般的には任務が終わるわけですけども、引き続きお願いしたいということで、17年度の推進委員会委員報酬等も計上してやるんだということをしておりましたけども、突如外部の3人の委員の先生からお引き受けできないという話に急遽変わりましたんで、ちょっとこちらもその後動けなかったというか、そういうことがございますので、そういうことで御理解をお願いできればと思います。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 長くなりますので、それ以上は申し上げません。 次ですが、町政報告、行財政改革最終年度に当たりっていうのを、これは町長がお話しされる前に通告したんですけど、ホームページに公表していただきたいということで、実は兵庫県の播磨町っていうところがあって、女性の町長なんです、よくホームページをあけてみるんですけど、町長が施政方針、もう早速3月議会の、まだ終わってるのかどうか知りませんけど、施政方針がもうずっと今年度はこういう方針で自分はやるんだっていうのをホームページをクリックしたら出てくるんです。だから、それと同じようなことを町長も語ってもらいたいな、町民の方に。確かにホームページを開く人は少ないですよ、ですけれどもそれくらいのことはしていただきたいなあというふうに思ってこれを通告しましたけど。この前の報告されたときに、私は最初の質問でちょっと残念だったというようなこと申し上げましたので、あの内容だったら、ちょっとホームページに公表する必要はないかなあっていうふうには思ってるんですけど、施政方針っていうのはぜひ別の形でホームページに公表されるおつもりはございませんか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 今回私が行いましたのは町政報告でございまして、施政方針演説と銘打ったものではございません。そういうところで期待外れというところがあるかもしれませんけども、本来ですと、この会議の模様、議会の模様っていうのは会議録というのがぴしゃっと整備をされますので、それでは一言一句伝わるようになってます。しかし、今の時代のホームページに載せるということになれば、即時といいましょうか、この状況が見えるわけでございまして、重複するからどうだろうかというような思いをいたしておりましたけれども、最初の町政報告あるいは施政方針演説等についての議会の模様ということで書き込みをするということはやぶさかではないし、またそういうふうな時代になってるんじゃないかなと、重複をするということはございますけれども、ホームページにそういう最初の模様を載せるということも必要なんではないかなと、そのように思っております。検討させていただきます。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 公表するかしないかは、別に検討する必要もない、もうこれこそすぐ即決できる、自分がしようと思ったらすぐできることだというふうに私は思うんですけど、検討してください、よろしくお願いいたします。 次に進みますけどよろしいですか。 平成の森公園について質問をいたします。地域資源の有効活用といった観点から、現状と今後についてということでお考えをお伺いいたします。 志免の平成の森公園っていうのは、平成5年3月に竣工されています。事業費は9億円です、その当時。それで、今ここに通告してますように、町内唯一のキャンプ場なんですが、その利用状況と年間の維持経費等を御報告お願いいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山地域整備課長。 ◎地域整備課長(丸山孝雄君) まず、利用状況について報告させていただきます。 冒頭にキャンプ場ということなんですけれども、残念ながらキャンプのほうはほとんど行われておりません。バーベキューの日帰り利用者の方が多くて、昨年の例をとりますと、4月から11月までなんですけども、延べ62日間において集計させていただきますと、大人が757人、子どもが531人、延べ1,288人の利用があっております。なお、幼稚園、小学校の遠足等で延べ35日間の申し出があって3,300人の利用があっております。それで、4月から11月、期間外が土曜日、日曜日も含めまして子ども連れの御家族の方の利用も多く、自分たちの集計では年間5,000人前後の利用があってるんではなかろうかというふうにまとめております。 それから、維持管理のほうにつきましては、今平成の森公園に2名の管理人さん、それから御手水池の周りに1名の管理人さん、計3名置いております。それから、あとその他備品だとか材料とか、そういったものを使っておりますので、400万円前後はかかっておろうかと思います。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) それで、今ここに書いてるように、町内唯一のキャンプ場なんですよね。それなのに利用者が一人もいない、それとバーベキューを利用されてるのは私も存じておりますけれども、この中で町内の利用者はどれくらいおられるんですか。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山地域整備課長。 ◎地域整備課長(丸山孝雄君) うちのほうも申し込み状況管理しておりますけども、遠足関係は8割方が町外の方です。それから、バーベキューの申し込みについても、7割が町外の方で3割程度が志免町でございます。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) これを聞いて何か、これでいいんですか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) これでいいかというお尋ねでございますけども、もっと町内の皆さん方に利用していただければというように思いますけども、しかしキャンプの点を考えてみますと、どうしてもキャンプに行くとしたら、ちょっと遠くに行きたいのかなあという思いがいたします。いろいろな準備は整っていますし、安全でまた安心だというように思うんですが、言うならば広報の仕方といいましょうか、こういう場所がありますよというお知らせの仕方等が足りないのじゃないかなというように思います。いずれにいたしましても、町の皆さんよりも町外からの利用者が多いというのは、それはまた町外の皆様方に利用していただいてもいいと思うんですが、町の住民の皆さん方に愛されるように、また利用してもらうような、そういう取り組みについて、先ほどの分析ではございませんけども、しっかり原因を分析をして、何、どこに問題があるのかということを検証していかなきゃならないんじゃないかなと、今そう思ったところでございます。今後そのようなことについても検討してまいりたいと、そのように思います。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 町内唯一のキャンプ場であるとともに、蛍の生息地になってますよね、私も毎年見学に行かせていただいてるんですが、今保全とかふやす対策などが行われてるんでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山地域整備課長。 ◎地域整備課長(丸山孝雄君) 議員も御承知であろうと思いますけれども、もともとから生息地ではなかったかと思います。平成元年、南小学校の教諭といいますか、その先生がおられまして、児童と一緒に南小学校の中に山のすそ野が一部小川があります。そこで生息、飼っていたということで、その辺があそこら辺に一番飛ぶ原因になったんではなかろうかと思います。それで、あそこの工事が平成3年、4年で工事を行ってますけれども、その工事を築造するときに、蛍の生息しやすいように蛍護岸とか蛍草、それから小川の中にあります石の下には赤土を敷き込むとか、そういった工夫をされております。 それから、今の蛍をふやす方法としては、蛍のえさになりますカワニナですかね、あれを子どもたちが来ては時々持っていかれるので、かなり少なくなります。それで、カワニナのたまたままだ吉原の村中のほうに流れている水路にカワニナがたくさんおりますので、それを取ってカワニナを投げ込んでいるような状況でふやす対策は行っております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 今課長のお話を聞くと、南小学校の先生が放流したから、町としてはそこまで蛍の生息地としてはどうなのかな、そんなちょっと受け取り方ができるような答弁だったんですけど、町長は平成の森の公園を蛍の生息地としてはどのようにお考えなんですか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 我が町にとって、しかも都市化が進んだところで蛍が見れるなんていうことは、こんな優雅なことはない、すばらしいことはないというふうに思っています。ただ、蛍がすめる環境というものの保全というのが非常に難しいように思います。私もじっとなぜあの小川がああいう状況なのかということも実はよく観察をしてるつもりでございますけども、大分改善しなきゃならないことがあるようにも思っております。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 最後の住民の協働につながりますので、進みます。 あとここに平成の森公園のパンフレットがあるんですね。この中に緑がいっぱい、歴史に満ちた、清らかな清流っていうふうになってますが、今清らかな清流にはなっていません。ですので、これも志免町で唯一親水空間だというふうに思うんですね、宇美川にも入れませんし、子どもたちは足をつけて遊びたかろうなあって思うんです。ですけど、御存じのようにそこには素足では入ってはいけませんっていうふうな看板が立っています。水があそこは雨水だけじゃなくて御承知のように池の水も流れてきてますので、藻がいっぱい石についてて、これが蛍にとってはいいのかもわかりませんけど、なかなかはっきり言って足もつけられないような状況なんです。だから、これについて何か対策とかはできないのかなっていうふうに、以前も個人的にはお話ししたことはあるんですけど、きょうはもうここの本会議で質問いたしますが。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 先ほどもそのあたりまで触れようかと思ったんですが、あの小川を見てみますときに、木がずっと覆いかぶさっているといいましょうか、林の中を流れてるわけでして、秋の時期を考えてみますと、相当な落ち葉があの小川の中に入っている、道路部分というか、陸地の部分は掃除の仕方が風で掃除をするというようなシステム、そういう器具を使ってありますのでそうですが、水につかったところは非常に掃除がしにくいということになりますと、その落ち葉が腐食をして堆積をするといいましょうか、石の間に入り込むといいましょうか、小川の中に何とも知れないヘドロみたいな状態であるんじゃないかなと、そのように思ったところでございます。 また、池等の問題については課長のほうが詳しゅうございますので、課長のほうに答弁させたいと思いますが、この間私も実は見てきました。なぜこういう状態なのかということをよく見てみますと、今申し上げます落ち葉が相当足もつけられないというか、石がぬるぬるするという要因につながってるんじゃないかなと、そんなように見てきたところでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 足のぬるぬるだけじゃなくて、池の水が落とされるときは、におうんですよね。それが、もう住民の方から、あそこ清らかな清流なのに何でそんなにおいするのかっていって、そういったことがあって、個人的に情報公開でいろいろ水質検査とかをしていただいたことがあるんですけど、それで私のこれは提案なんですけど、池干しをしたらどうかなあと思うんですね。池干しは浄化、水の浄化っていうのもありますが、もう一つは福岡県が2年前から有識者の方たちで特定外来物対策検討会議っていうのを設置して池干しを推進してるんです。閉鎖されたため池では外来魚による被害が大きく、池干しは在来種を守るものとして効果的な方法だということで、2年間かけていろいろ調査研究して、それが今度まとまります。各市町村に今度配布されるということが決まりました。それで、いずれ担当の課にそういったものが配布されるというふうに思うんで、県もとても推奨してるんです。それで、それも含めた上で、水の浄化と在来種保護っていう観点から池干しとかもしたらどうかなあっていうふうに考えてるんですが、これについてはどうでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山地域整備課長
    地域整備課長(丸山孝雄君) あそこの小川に流れてきている原水は御手水池なんですけども、雨水と桜丘団地の側溝から流れてたまってくる水で流してます。今余水掃けを使ってオーバーフローしとる分が流れてきて、とてもそんなに汚くはない、見た目はきれいというふうな感じはいたします。ただ、今議員がおっしゃるように、時期によっては臭いがしておりました。いろいろ分析も水質検査をしたり、それからコイのえづけがまずかったんじゃなかろうかとか、いろんな考えはあります。 それで、池干しの件ですけども、池のためにも池干しはいいのかなと私たちも思いますけれども、今あります御手水池については、今9ヘクタールのかんがい用水路として今機能しているわけなんですけれども、水が要らなくなった時期が9月ぐらいから、それからまた次の年の4月にはもうためなくちゃいけない、そういったことで、平成17年に干ばつがありましたので、なかなか水がたまらなかった、そういうことで、池の干し方については協議の場は設けられるかと思いますけれども、農区の水利権がいろいろありますので、非常に一方的には言われないかなあというふうに思います。 それから、外来種の件については、17年の渇水のときにかなり御手水池の水も下がってきております。それで、今のところ外来種については底のほうまで行ったんですけども、そういった底に藻とかそういったほとんどついてないような状況を確認しておりますので、今後ずっと今までの状態であれば、そういう検討も必要かなと思いますけども、あそこにたまる水が通常の川から引き入れた水ばかりではございませんので、外来種のほうはそんなに心配要らないのかなという感じはいたします。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 外来種のほうは心配ないっていうことですけど、何とか水をきれいにしたいですよね、子どもたちが足をつけて遊ばれるような親水空間にしたいっていうふうに私は思って、町長はどんなふうに考えられるかわかりませんけど、だからぜひそういうふうにしていただきたいというふうに思います。 それと、4番の住民と協働で活用のあり方を考えたらどうかということで、私は時々行くんですけど、例えば平日の午後4時ごろ行きますと、だあれもいません。もう一生懸命管理人の方がきれいにしてあるんですよ、今管理人さんがすごく熱心な方が入ってあるでしょうが。もったいないなあと思うんですね。この前も初めて子どもたち女の子が3人走ってきて、でも何かほかにだあれもおらんのに、女の子3人でいいのかなあって思って、気をつけて遊びなさいねって言ったんですけど、何かもう少し、何か暗い感じがするので、もうちょっと活用の仕方があるんじゃないかなあと思って、私が今考えただけでも、例えばシイタケを植えてシイタケ狩りをしませんかとか、竹がいっぱいあるので竹細工をつくった工作教室とかね、タケノコ掘りもできますよね、とりたてのタケノコづくしの料理をそこで食べませんかとか、そうめん流しをしませんかとか、もういろんなアイデア。それと、これ福岡市ですけど、災害時に身を守るアウトドアキャンプの方法を学ぶ教室とかを開催してるんですよ、そういった公園で。だから、私のたった一人の考えでもそういうふうなアイデアが浮かぶので、ここに書いてるように住民の方たちもっともっといろんな方たちがおられると思うんです。だから、そういった住民のサポーターを養成して、そしたら何も行政が何もかもしなくていいんですよ。それこそ協働のもう本当に象徴のような活動ができるんじゃないかなあというふうに思って、もうじれったい思いでいつもそこに行かせていただいてるんですけど。これについていかがですか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 寒い間は、今議員が申されましたように人っ子一人いないというような状況ではないかというように思いますが、夏場は先ほども数の報告があっておりましたが、かなりの人出であるように思います。キャンプとか何かの指導とか、そういうこともうちの職員のボランティアでしてくれておりますが、そういう報告を今させて、そしてその後私が申し上げようかと思ったんですが、いずれにいたしましてもあの場所をもっとみんなにわかってもらえるように私どもが努めていかなきゃならない、あの場所にああいう場所があるということをまだまだ知られてない、そしてこういう環境のいいとこであるということも知られてない。言うなら遊びに行くとしたら遠方に遊びに行きますけど、なかなか地元には行かないというような、そういうこともあるんじゃないかと思いますが、そういうアウトドアのいろんな指導であるとか、シイタケ栽培ができるかどうかわかりませんけど、シイタケとかいろんな御提言があっておりますので、そういうことをいろいろ調整させていただいて、私どもの果たす役割と皆さん方に御支援をいただく分と、言うならばそういうリーダーあるいはサポーターというのが必要じゃないかというふうに思います。そういう点からも今後ボランティアのコーディネーターを配置をしたいというふうに思っておりますが、そういうこと等も含めまして、もっともっと我が町が所有している施設を有効に活用していただけるような、そういうことについてもさらに広報を進めてまいりたいと、そのように思います。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 先ほど町長が今おっしゃったように、私はこれは行革とはちょっと項目が違いますけど、町有財産の有効活用とか、そういうのにもなると思うんです。だから、ぜひサポーターを養成されて、その方たちと一緒に協働でそういった有効活用していただきたいなあというふうに思います。これは二宮議員のほうから何度もプレーパークにもなるんじゃないかっていうような、そういった提案もされてるけど、その後の動きも何もあっておりません。これは行政がすることじゃなくて、そういったボランティアをまず育成しないとできないことですので、これにもつながっていくっていうふうに思いますので、ぜひ前向きに取り組むように、検討じゃなくて取り組むように動いていただきたいなというふうに思います。 次、よろしいですか。竪坑櫓周辺の将来ビジョンについてということで、先ほど堤議員がいろいろと御提案されています。私のほうは、この質問をするに当たって、さっき堤議員の質問に、町長のお答えが、提言をいただかないとできないというふうにおっしゃったので、私はそれがショックだったんですけど、っていうのは、私は平成18年12月、平成19年3月、平成19年6月、12月、平成20年3月、平成20年の6月議会で竪坑櫓周辺の将来ビジョンについてということでずっと質問し提言をしてきております。なのに何の動きもありませんが、提言がないっていうのはどういうことなのかなと思いながらちょっと聞いていました。それで、住民の方たちも言われるんです、あそこ何になるんですかって。確かに多目的広場っていうふうに、皆さん御存じないんですよね、多目的広場になることすら。きのう、日曜日ごとにシーメイトに行く機会があるんですけど、もうたくさんの方が来られてて、町外の方も多いかと思うんですが、駐車場も150台今度使えなくなってますよね、多目的広場になりましたので。だから、もう皆さん右往左往してあるんです、日曜日たんびに。いいことですけど、志免町にたくさんの方が来られるっていうことは。それで、一体将来はどういうふうにされるのか、もう住民の方たちももうしびれを切らせてあるんです、はっきり言って。だから、一応通告しておりますので、どのようにお考えなのかお伺いをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 先ほどの堤議員の質問とも重複するところがあるかと思いますが、今回多目的広場を整備をさせていただきました。これにはちょっと理由がありますが、本来ですと皆さん方の意見を聞いて、そしてその後整備をするというのが道筋であったわけでございますけども、今回は産炭地活性化基金をぜひいただきたいということで、とりあえず先ほども申し上げましたけどもキャンバスをつくろうといいましょうか、どうしてもしなければならないところの一定の整備だけをするということを行ったわけでございます。それはなぜかということですが、言うならば時間的な問題といいましょうか、今回産炭地活性化基金の支援をいただくようになったんですが、ぎりぎりのところで、もう間に合ったということもございます。そういうこともございまして、先に多目的広場としてあらましのとりあえずのそういう広場の整備をさせていただいたところでございます。そういう整備をする中で、第8坑連卸の周辺にも遺構が出てまいりましたので、そのあたりをあのように整備をさせていただきました。先ほども申し上げましたけども、竪坑があって周辺遺構があって、そしてシーメイトがあり、子どものプレーパークがあり、シーメイトグラウンドがありという、そういう中で、言いますならば健康のステーション的なそういう構想での最終仕上げができないかなと、そのように思っております。これは横には夢の山のボタ山もございますし、これは3町の共有でございますけども、いろいろと今後の利活用については健康というような観点からは私どもの主張もさせていただきたいというように思っておりますけども、そういう中でとりあえずあの広場を整備をさせていただきました。二重になるところがもしかしたらあるかもしれませんが、そういうところはとりあえずのそういう擁壁をつくり、グラウンドの整備をいたしましたので、利活用等については皆さん方にいろいろ知恵を出していただきたい、そのような思いでございます。将来的にはいろんな可能性を持ったすばらしい一帯となるように、皆様方に絵を描いていただければと、そのような思いでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 町長の今のお答えは、私が6回質問しましたけど、同じお答えなんですね。産炭地振興基金がおりる前だって、ビジョンをつくることだってできたと思う、そしたら無駄じゃなかったというふうに、これは私の考えですけど、私はそう思っています。 それと、今までもいろいろ、もう言うのもあれですけど、経済産業省が近代化遺産33ストーリーを利用して、これはもう吉田議員のほうも提案されましたよね。それから、フィルムコミッションに登録したらどうかとか、九州観光推進機構などにPRしたらどうかっていうふうなことを提案してます。そういったことに対して何か町長として自分が何か体を動かされたんですか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 特段動かしてはおりませんけれども、提案の中にあそこに道の駅をつくったらとかというお話もございました。物産の関係とかというようなお話もございました。そういうことをずっと考えながらおったわけでございますが、いずれにいたしましても今までのいろんないただいた御意見を総称すれば、ああいうふうな整備をし、その上に皆さん方にいろんな細かな絵を描いていただければと、そのような思いでございます。具体的に経産省に動いたとか、文化庁には行きましたけれども、フィルムコミッションの関係とかなんとかというようなところについては、私は直接は動いておりません。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) あそこには多くの町外の方たちが来られてますけど、私はもう何度も申し上げてます、やっぱり産業の振興、経済効果を生む、そういった上で利活用していただきたいなと思うんです。私、竪坑櫓、保存に対しては、保存だけだったら反対だったんです。保存活用したいと思って賛成しました。それは、多くの住民の方がそう思われてると思うんですよ。皆さんいろんなお考えがあって、だけどもう何回ももう、6回ぐらい町長のお答えは一緒で、住民の方たちの御意見も伺いながらと、何か聞かれました、何かそういうふうな聞く、意見を聞く、そういうなのが実際ありましたか。協議会とかをつくったらどうかなっていう意見も、私以外の方も多くの方が言われてると思うんです。全然変わらないんですよね。ビジョンが見えないまま、どんどんどんどん何かがつくられてて、おまけに今は駐車スペースもなくなってるという、もう来られた方が右往左往しているっていう状況が、どこに責任があるのかなあと思ってしまうんですけど。答えをお願いいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) まず、駐車スペースがないというところから入らさせていただきたいというように思いますけども、駐車場の整備をするようにいたしておりましたが、あのように遺構が出現したということから、駐車場も言うならばほとんどないぐらいになりました。そういうことで代替の駐車場をどこかに配置しなきゃならないと、そのように思っております。いずれにいたしましても、やっとここまでといいましょうか、あのまま何に利活用しようというようなことを考えても非常に難しい状況でありましたし、また財政的な問題もございました。今回言うならば産炭地活性化基金90%の支援を得られたというのは、私は本当によかったなと、もうできないんじゃないかというようなふうに思うときもございました。しかし、際々でそういう滑り込みをさせていただいたということもございまして、いろんな面で逆転したところがあったり、あるいはそういう段階を逆行したところもあるというように思いますけれども、そういう御理解も賜りたいというふうに思います。 ○議長(古庄信一郎君) あと3分です。 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 7回目の質問のまとめは、ここに書いてますように、ビジョンもなく整備されているので、早く将来ビジョンを住民と協働で描いてほしいということです。 次に進みます。 学校給食について。 地産地消ということが食育につながるっていうことは、もう多くの方がもう御承知のとおりですよね。それで、今志免の学校給食の地産地消の現状はどうなっていますか。 ○議長(古庄信一郎君) 田村学校教育課長。 ◎学校教育課長(田村秀一君) お答えいたします。 本町の学校給食における地場産物の利用については、これについては子どもたちの食育に関する体験として極めて重要なことと思っております。その視点を取り入れ栄養士としては献立に、地場産物ということは、もう広げて福岡県産ということで取り組んでありますけど、しゅんの食材を使った献立に取り組んでいるという状況でございます。 しかしながら、御存じと思いますけど、議員、志免町においては、学校給食で使用できる地場産が少ないのが現状でございますので、よって現在は糟屋郡から福岡県産まで広げてその食材を使うように、各6校の栄養士、そういうふうに使ってるというようなのが現状でございます。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 時間ないんですけどね、どれくらいとかね、例えばお米は福岡県産米とかね、そこら辺までちょっと御報告いただけませんか。 ○議長(古庄信一郎君) 田村学校教育課長。 ◎学校教育課長(田村秀一君) お米のほうは6校とも糟屋郡産を使っております。ただし、そういう野菜とかそういう果物等は、ほとんどが学校給食会を通してから購入しているのが現状でございます。その地元農産物を使用する場合に問題点がございますので、それをクリアしなければならない課題等がございますので、その点が3つほどございます。 まず初めに、納入それとか価格が安定していること、2つ目が品目や時期、年間計画の樹立や調理がしやすく給食の規格に向く農産物ということでございます。3点目が、食品そのものの安全性の確保と、これは御存じと思いますけど、残留農薬とかそういう証明書とかが要りますので、そういった問題が解消できたならば、今後地元農産物生産者ですかね、と学校を結ぶ仕組みをさらに充実し、学校の栄養士とそれと生産者組合、町の教育委員会、町の農業担当課、それとか農協のJA職員で構成したメンバーで利用の促進に関する協議の場を立ち上げることが必要ではないかと、このように思っております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 今言われたことはよくわかります。先ほど町長が、私も同じ新聞持ってるんですけど、糟屋の農業も希望が見えたなあというふうに思ってます、須恵の青年が最優秀の賞を受賞してますよね、これJA粕屋なんですけど。それで、JA粕屋と話をしましたら、私も何も志免産でなくてもいいと思うんです、JA粕屋でもいいし、福岡県産でもいいと思うんですけど、地元でとれた野菜を子どもたちに食べてもらって、これが地元の野菜なのよっていうことで食育につながると思うんです。JA粕屋に相談しました、私、そしたら供給できるお野菜があるんです。そういったことがどうして、私が聞いたらわかるけど、だからそういうのがどうして何か話し合ったりされてないのかなあっていうふうに思うんですけど。御存じないですか、供給できるんですよ、お野菜。 ○議長(古庄信一郎君) 中牟田教育長。 ◎教育長(中牟田修身君) 地産地消のことにつきましては、これまでも何度か御質問いただいておりますので、JAの方とも何度もこのことで協議をいたしたことはございます。それで、今初めて聞きますのは、供給できる野菜があるということでございますけれども、もうこの1週間以内にJAのトップの方とお話をする機会がございました。そのときには1市7町ですね、糟屋地区の平均食料自給率が平成9年は11%であったと、18年につきましては急降下いたしまして6%になっているということで、その事情としては人口の増加と減反等で米がつくれないというようなことのお話でございましたけれども、私がこの3月議会においても一般質問で地産地消のことで御質問いただいてるがということでお話ししましたときに、一切そのお話は出ませんでした。ただ、出ましたのは、今説明いたしました食料の自給率が大幅にダウンしたということでございました。志免支所の方ともお話しする機会がございますけれども、やはり志免町では自給率は2けたを大きく割り込んでいるということでございましたので、今のところ安定した供給、安定した価格というのは実現できないというようなニュアンスで聞いてきたところでございます。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 一応調べていただいてありがたいんですけど、私農業委員になりまして、今度農業推進協議会というのがあって、いろんなそういう話、質問とかもさせていただきましたら、粕屋支所の方がブロッコリーとコマツナは使えますよっていうことだったんです。だから、何でもいいんですよね、そういうこと、まず消費することで、今度は逆に農業が発展していくっていう別の面もありますよ、今言われただんだんだんだんしりすぼみになっていきよって、でもそういった最優秀賞に輝くような青年もいるわけですよ、糟屋地区には。だから、そういった方たちを支えるためにも、やっぱ学校給食とかに使って、それを食育に生かしていくっていう取り組みをぜひお願いしたいなっていうふうに思います。 これで終わります。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は3時10分といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午後2時50分              再開 午後3時10分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古庄信一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。 本日は4時を過ぎることが予想されますので、改めて時間を延長いたしておきます。 なお、13番大林議員が病気治療のため早退をされておりますので、申し上げておきます。 それでは、一般質問を続けます。 次に、15番二宮議員。質問時間30分です。 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) まず1点目は、町内会制度について伺いたいと思います。 町内会制度について見直し、廃止など含め、町の考え方、方針について質問をしていきたいと思っております。 まず、表題に全国的な流れとして見直し、廃止などが行われているという表現をいたしました。これは協働への取り組みを調査する中で、いろいろな自治体で区長制度の中で自治会の位置づけですとか自治会活動のあり方が論じられているところでありまして、自治とは何かを考える動きがあっているなというふうに感じたところです。志免町でも町内会、自治会、公民館の組織が混在し、各町内会それぞれ独自の運営がなされております。志免町の制度について、まずは町長の御見解を伺いたいと思います。よろしくお願いをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 町内会制度見直しあるいは廃止等についての志免町の考え方という御質問でございますが、近隣自治体では福岡市、それから宗像市、福津市、そして最近太宰府市のことがよく新聞に出ておりますけども、これらのところでコミュニティーの見直しが行われております、また行われようといたしております。志免町におきましても、行財政改革プロジェクトチームの一つでもあります住民と行政の協働プロジェクトの提言に沿った協働事業の推進実行計画書を作成して、その中においてもコミュニティーの見直しを掲げております。しかし、この事業の推進には町内会長さん方の御理解と御協力が不可欠となってまいります。今後そのことも含めまして、この件に関する協議会を設置をして検討しなければならないというように考えております。いずれにいたしましても慎重に検討しなければならないと、そのような思いでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 慎重に検討するという答弁でございましたけれども、町長御自身、この今の志免町の町内会の問題等に関してどういった問題とか課題があるというふうにとらえておられるのかお聞かせください。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) ほかの自治体のいろんな状況等々と比べてみますと、一つの自治体の規模が小さいですね、それから非常に数も多いというようにも思いますし、またその町内会のあり方が、町内会長さんであり、また公民館長さんであるという、非常に難しい立場でもあるようにも思います。いろんなことで大変行政としてはお世話をおかけいたしておる、そういう立場といいましょうか、でございまして、いろいろ御苦労をおかけをいたしておると、そういうことも事実でございます。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 町長が今お答えがございましたように、確かに志免町の中の町内会というのは、町内会長さん、そして自治会長さん、それから公民館長さんっていう役職が一緒になってるんですね。そして、この職務がはっきりしないということが、一番の大きな原因だろうというふうに思いますが、このことが町内会に加入しない人が多くなっているというこの問題もありますし、それから公民館活動に参加する人が少なくなってるというような状況等々もあるというふうに思っていますが、これらの課題について、あと何点か課題を私も出しておりますので、そのことについて伺っていきたいと思っております。 まず、初めの課題は、2番目に上げておりますが、平成元年に志免町内会設置規則が施行されまして、これが平成19年に廃止になり、志免町内会長等の委嘱に関する規則が20年度より施行されております。いずれも執行機関に関する志免町の規則となっています。一方、町内会長、組長を志免町特別職の職員で臨時又は非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例で報酬が支給されています。規則の中で、権限を与え義務を課して、そして非常勤特別職として事務を委任するということについて、自治上の整合性はどうなのかっていう問題が1点あると思いますが、このことについてはどのように認識されておられるかお尋ねをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 以前は志免町町内会設置規則において町長が認める会長に事務の委嘱をしておりまして、その対価として補助金を交付しておりましたが、実情が報酬ということで税務署の指摘を受けまして、補助金から報酬にかえざるを得ませんでした。このような点を改正するために町内会長等への委嘱に関する規則を制定したところでございますが、報酬に関する件につきましては条例化ということで、非常勤の特別職の報酬に関する条例ということで条例の改正をさせていただきました。ただ、町長の事務の分掌ということで、事務を委嘱させる件について必ずしも条例化が必要かというと、そうなっておりませんので、ただ報酬部分につきましては条例化の必要がありますので、非常勤の特別職に関する報酬条例で改正をさせていただいたところでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 今の課長のそういった内容で委員会審査もしたかなというふうに思ってるんですけれども、確かに給料については条例になっていますけれども、志免町町内会長等の委嘱に関する規則を見ますと、これは前の規則とも中身はそう変わっていませんが、町内会長さんに委嘱することができる職務ですね、委嘱事務という中に、権限という形できちっとは入ってはいませんが、幾つか読み上げてみますと、全部この中には義務を課しているわけですね、義務を課していますね。そしたら、そういう権限を与えているという部分がきちっとあるわけですね。だから、2番目の社会貢献、表彰者の推薦に関することについても、これはそういった義務を負わせてるという、権限を与えているということもありますから、私は普通公共団体は義務を課し、または権限を制限するには法令に特別の定めがある場合を除くほか条例によらなければならないという、この地方自治に即さないというふうに思っていますが、やはり条例化して、このままでいくなら、見直さないということであってこのままでいくということであれば、やはり議決が要る条例で定めるべきではないかっていうふうに思っていますが、そのあたりはどのように認識されておられるでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 議員おっしゃいますように、根本的な改正にはなってないかと思います。ただ、今まで町内会設置規則の中でやっていた事務の委嘱等を、補助金から報酬という現実に即した改正をしなければいけないという点で、今町内会長等への委嘱に関する規則という改正をさせていただいたところでございます。根本的には、コミュニティーの見直しの中でそういうことも含めて改革していかなければいけないのではないかとは思っております。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 今後、それはその後から聞こうと思ってたんですけれども、今課長のほうの答弁がありましたので、コミュニティーの再構築ですとか、いろんな形で町長も答弁があっていますが、その中で根本的に改正するということで承知をいたしました。 その次に出していますのが、町内会長さん、それから組長さんへの個人報酬が今のローカルガバメントっていいますか、地方分権、地方自治というこういう時代に沿わないということを皆さんが感じておられるっていうことなんですね。それで、私はこの表題の中に、今の時代にそぐわないとの意見が多いというふうに書いていますのは、私自身がいろんな意見を聞いた中で多いなあというふうに感じていますので、行政側からしてそれが多いんですかって言われれば、多いというか意見があるというふうに訂正していただいてもいいかと思いますが、私はその意見をたくさん聞いています。そして、今いろんな報酬等々の改正等もあっていますけれども、そういった地方分権の流れが今進んでいるときに、こういう自治会制度として個人奉仕でなくて、業務を自治会に委託すべきではないかっていうような意見もあるわけですね。こういうことについては、いろんな先進自治体でいろんな課題も出てきているというふうには聞いていますけれども、ある一方では志免町のある町内会の組長さんからの御意見なんですけれども、町内会に加入しない方がたくさんおられる町内会があるんですね。そこで組長さんをされてる方が、配布物がもう届けにくいと。それで、ポスティングするんだったらいいけれども、やはり手渡しをするということで組長さんの手当が出てるものですから、手渡しをしたいと思ってるけれども、全く手渡しができないで自分の手元にずっと毎月残るということで、だけどそういう方の人数も報酬の中に入ってる、こういうことは何か矛盾をしていませんかというような指摘もあってるわけですね。こういったところは、前々回だったかと思いますが、この本議会の中でも質問が出てたと思いますけれども、こういったところの課題についてはどのように考えておられますか。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 広報の配布等についても、今は事務の委嘱の一つに入ってます。ただ、これを業者に委託して広報を配布するとか、そういう方法も考えられると思うんですけど、そういうことも含めてコミュニティーの根本的な改革をしていかなければいけないかと思います。 ただ、今近隣自治体、先ほど町長が言いましたように、福岡市、福津市、宗像市、今回太宰府で行ってますけど、志免町と環境が合ったような自治体かどうかということですね。福岡市の場合は、ああいうふうな大きな自治体ですし、志免町は小さな自治体、直接住民の方との接する機会多い自治体と、ちょっと参考にはならないかと思うんです。福津市、宗像市につきましては、合併を機にこういうふうな見直し等もあったかなというふうなのもあります。やはり今太宰府市が今改革やってますけど、いろんな問題が今出てきています。そういうのも参考にしながら考えていかなければいけないのかなというふうには思っています。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) いろんな先進自治体と地域の状況が違うということですけれども、こういった課題も含めて、今後今の答弁の中からは今後コミュニティーの見直しをするので、そのときに抜本的に改正をしたいというお考えなんだろうというふうに思いますので、その辺のところはそのように受けとめます。 次に、先ほど町長のほうからもございましたけれども、住民と行政の協働プロジェクトよりの提言を受けて、協働を進めるための方策5カ年計画が出されています。この中でも町内会は行政と協働してともに地域課題を解決し、住民自治を実現する自治組織として再生するため、今後そのあり方や仕組みを検討することというふうになっているんですね。これはもう5カ年計画でありまして、今年度2年までは検討期間というふうになっていますが、どのように検討されるのか、今までの答弁で大体その辺のところが出たかなというふうに思いますが、どういった形で検討されるのか、先ほど町長のほうからは、そういった協議会をつくるというふうな話も出ましたけれども、どういう構想を持っておられるのかお知らせをください。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) この協議会を立ち上げるにしても、物すごく繊細な部分を抱えてると思います。まず、今の町内会長さん方の理解をまず得なければいけません。それと、公平、公正的な立場で見ていただく方を取り込んで協議していかなければいけないというふうには思います。そういうことから考えますと、有識者、識見を持ってらっしゃる方を取り込んでこの協議を進めていかなければ、これを前に進めることは難しいのではないかなというふうには思っています。 今具体的な構想は持ってないんですけど、今お話ししたのは、自分の思っている内容について話させてもらったんですけど、今からそういう具体的な内容について町長、副町長あたりと一緒に協議していきたいというふうには思ってます。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) このボランティアコーディネーターの件につきましては、予算にも反映をさせていただくようにお願いをいたしとるとこでございますが、住みよい町にするためには、もう今や行政だけでは、もう十分なことはできないというところまで来ております。住民の皆さん方の参画をいただいて、行政と住民がお互いに協力し合って、また役割分担して住みよい町にすると、まさに協働のまちづくりが求められるわけでございますが、そういう中にありまして、これも今まで議員の皆様方からいろいろ御提言等もいただいておりました。ボランティアをしていただく方たくさんおられるわけでございますが、なかなかそれ以上に発展をしていかないというところもございますので、そういうボランティアのできる方、あるいはいろんな特技等も含めいろんな能力を持った方々もたくさんおられます、またそういうグループもございますが、そういうのをいかに引き出して出させていただいて、行政と一緒になって何か元気のもとをつくっていくのかというところが、この仕事ではないかなというように思っています。先ほども総務課長が答弁いたしましたように、非常にデリケートな仕事で、どのようになるかはわかりませんけれども、ただそういうふうな第一歩を踏み出してみようという思いでございます。そのことによっていろいろと改善点も出てくるでしょうし、またいろんな効果も上がってくるんじゃないかと、そのような思いで、今まで皆さん方から御提言をいただいたそのことを、こうして施策として展開をさせていただきたいと、そのような思いでございます。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) ちょっと町長の答弁と私の質問と内容がよくわからなかったんですけれども、構想として私は先ほど申し上げていますように、自治組織として改正していくというお考えで、町内会をなくして自治組織にするという考えなのか、町内会を残して報酬を支払いながら委託をし、そしてその中の自治会組織という形でなさるのか、いろんなケースがいろいろあるわけですね。それで、住民から発議で自治会組織にしようといって変わっていった地域の取り組みをちょっと調べてみますと、やはり同じ仕事をしながら報酬のある方とない方、そしてボランティアを同じ形でするという形では、その中の言葉として出てきたんですが、役場の手先として働いてるんやないかというような、そういう意識があると自治組織は育たんというような、そういった住民の意見が出てきて、自治会組織できちっと自分たちで自分たちの町をつくろうという住民の動きがあって、そういった改正がなされたところもあるわけですね。本来的にそういった形が志免町で広がっていけばいいと思いますが、やはり長年こういった制度が続いてきていますから、抜本的に改正するというのはとても大変だなというふうに思いますし、コミュニティー組織の再編と言いながら、今まで私も長年この中でそういったことについても校区ごとにすればいいんじゃないですかっていうような質問もいたしましたし、特に公民館活動と町内会活動がどういう形で違ってるのかっていうことが全く住民に見えない中で、そりゃ公民館活動の活性化なんていったって進んでいかないのではないかっていうような提言も何度かしましたけれども、抜本的に改正されてきていないという状況があるんですね。こういった中で志免町として考え方をきちっと持って、方針を決めて、こういった形にしたいんだという思いと、そして住民の思いとが一緒になっていかないと、こういった重要な問題、大切な問題、今から協働っていう形を進めていくというときに、私はまあこういうふうにしたらいいんじゃないか、大変だけどっていうような形だけでは進んでいかないのではないかなっていうふうに思っていますが、そういったお気持ちは持っておられるんですか。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 太宰府市の場合にも、言うならばそういう方針を転換するのに説明が足りないというようなところが指摘をされておるようでございます。それから、福岡市のいろんな今まで報道がなされてきましたけど、そこでも大変いろいろ物議を醸しながらの改正であったというように思います。そのようなこと等を考えますと、やっぱり私どもは今こういう改正をするについては、よく町内会長さんあるいは公民館長さんに御理解を得るという、そういう努力がまずは一番であるというように思います。そういう上に立ってこういう規則の改正等をしていけばと、していかなければならないと、そのように思っております。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 町長さんがおっしゃるように、大変なことだなあというふうには思っていますが、太宰府の状況等も見ますと、拙速だったという意見が大部分を占めて、議会の中でももう大変な請願が出たりというような形で、今反対、賛成がもめてるというような状況等も新聞等には出されていますが、本当に重要なことで大変な大きな問題だなというふうに思いますが、やはりコミュニティーの再編とかそのあり方っていうことについては、住民を交えて徹底的に話し合うようなそういった場を設定しながら進めていかなければというふうに思っておりますので、今後期待をいたします。 続けさせていただいていいでしょうか。 次に、情報の整理ということで出していますけれども、文書のファイルの状況なんですけれども、このことにつきましては志免町のファイリングシステムというのは、情報公開をするための取り組みとしまして平成5年度より進められているのではないかなというふうに記憶をいたしております。私が議会に入らせていただきましてから情報公開条例の制定についてということで何度か質問をいたしまして、その中で平成8年から11年にかけて関連の質問をさせていただきました。ここ数年そういった情報公開条例はきちっと整備はされましたけれども、今問題になっていますのは、国でも自治体でもそうですけれども、公文書のずさんな管理なんですね、一番大きな問題は年金問題でございました、これは国のほうの問題でございますけれども、こういったことが各自治体でも幾つかあっているやに聞いております。そういうことで、文書の保管、それから整理についてお尋ねをしたいと思います。 まず第1点目は、通告には私ぴしっと細かく内容等を整理して書いておりませんので、管理システムは徹底されていますかっていうふうに書いていますが、まず第1点目は、今国のほうでもそういった統一的な管理をしなさいよというような形のが改正されるように、新設されるかどうかわかりませんが、そういった経過もあるようでございますけれども、保存とか廃棄基準があることは承知していますけれども、町の歴史を知る大事な文書ですとか特筆すべき事件等々の文書について保存期間は経過はしたけれども、町にとって大事な記録であるので保存すべきかどうかっていうことを検討しながら、それを永久保存ですとか廃棄ですとか、そういったことについて、作成から保存、移管というまで統一的な管理がなされてるのかどうかお尋ねをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 文書管理につきましては、平成5年度にファイリングシステムを導入しております。これはこのときコンサルを導入しましてその制度を確立しておりますが、そのときにつくりました文書管理規程に基づいて今も実施しております。文書に関しては、ファイル基準表を作成しまして、それに定める保存年限に基づいて移しかえや置きかえ、廃棄等の作業を行っております。特に廃棄については、情報公開の関係で保存年限を誤って廃棄することのないように十分に注意を払ってこの件に関しては行っております。 規程については、その当時入ったコンサルの総体的な規程に基づいてファイル基準表をつくって、その保存を行っている状況でございます。 ○議長(古庄信一郎君) 済みません、いいですか、今の回答いいですか。 済みません、それはもうわかってることでして、そういう規程の中でなかなか保存期間を過ぎて志免町にとって大事なものとか、そういうものについてどのようにされてるかという質問です。どういうふうなことをされておられるかということです。 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 特に廃棄という点につきましては、注意を払って保存年限を誤らないようにやっていますけど、その規程自体が全国統一的な規程というのは今のとこございませんので、統一的な規程、細かくないんですけど、統一的な規程に基づいて町のファイル基準表を作成しておりますので、今後先の話になるかもしれませんけど、今度この第30号議案にも関連してきますけど、福岡県と県内の市町村で建設する公文書館ですね、その建設と関連して全国的な公文書管理法が今検討されていますので、その辺が制定されてくれば、それに沿った文書管理になるんではないかと思ってます。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) その辺のところを今回聞きたいなというふうに思ってたんですが、この公文書管理法の有識者会議の中間報告っていうのがあってまして、こういった今注意を払ってっていうふうに総務課長おっしゃいましたけれども、注意を払っても大事な文書が廃棄されてるとか、大事な文書だということをだれがきちっと判断をするかっていうことが問題ということがあって、こういう中間的な書庫というそういうことが要るというような有識者の答申も出てるということなんですけれども、志免町としては志免町の統一で志免町の統一的な管理だと、これは全国的な統一的な管理の方法とは違いますよという答弁だったんですけれども、そうすると全国的な統一の基準ではないけれども、やはり公文書管理については大事なものは大事だからということで判断をするんだけれども、各課担当、それから職員がそれぞれ判断をするのか、そういった判断基準の中にどなたかが、いや、これは大事なんだ、これはもう廃棄していいんだというようなだれがその判断をするんですか、注意を払うんですか。皆さんそれぞれ職員の方は注意を払っておられますよ、その基準があるわけだから。だけど、誤って廃棄をし、出してくださいという情報の公開の情報公開で言っても、その書類についてはもうその廃棄基準を過ぎましたのでありません、こんな大事な書類がないんですかっていったら、それはもう廃棄基準どおりに廃棄しましたっていうようなことがあるわけですね。そういったところについては、今後国の基準で今おっしゃったように今後改まっていくというふうにおっしゃいましたけど、志免町ではそういったことについてはどなたが判断されてそういった基準はどういうふうになってるんですか。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 先ほども申しましたが、平成5年度に導入しましたファイリングシステム、コンサルの指導に基づきましてこのシステム構築したわけですけど、だれでも必要な書類をいつでも迅速に活用できるようにということでこのシステムを導入したわけですけど、導入から10年間ですね、平成15年までは毎年コンサルが年度末と年度初めに入ってきまして、文書管理に関する指導、助言等を行ってきました。10年たった15年度から、それも定着、浸透したということで、業者による研修とか巡回指導は中止して、総務課の職員が直接指導を平成17年度まで行ってきたわけですね。ただ、それもある程度定着したということで、その後は巡回指導等は行っておりません。今各課の文書事務の担当ということで、若い職員が今担当しているのではないかなあというふうには思っています。しかし、その文書管理に関する責任につきましては、課長が責任を負うということで、最終的な文書の決裁のチェックは課長が行っています。ただ、実際現場で文書事務の担当となるのが、割と若い新規採用の職員というのがかかわってくるもんですから、新規採用職員については、毎回研修等は行っていかなければいけないと思ってます。やはりその辺を定期的に全職員の研修等をやらなければいけないのかなというふうには考えてはおります。ある程度定着したとはいいながらも、やはり定期的な研修は全職員対象に行っていかなければいけないのではないかなとは思っております。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 研修の件についてはこの後聞こうかなと思ってたんですけれども、だから今全国的な統一ではないけれども、各課課長がその判断の最終判断をいたしますという答弁だったというふうに思いますが、各課それぞれが判断をするのか、いろんな公文書があると思いますが、各課それぞれが判断をし、言うならば勝手に廃棄がされたというようなこともあるかもわかりませんね。住民の方からとかいろんなところから情報の公開のそういったものが出てなかったので廃棄してしまったけど、そういった重大な問題にならなかったということになるかもしれませんが、そういったことについては基準をつくり、きちっとこれは保存するものか廃棄するものかっていうことについては、一定の基準をつくっておられるんですか。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) このファイリングシステムを導入したときの総合的な基準というのは設けてまして、その基準に沿って各課廃棄するか保存するか、そういうふうなファイリングの管理を行ってきております。ただ、これが細かい部分までになってるかというと、十分ではないかなあというふうには思っています。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) そういったことも含めて今後、いいですか、課長、そういったいろんな細部のことも含めて、今後ファイリングの仕方についてもいろいろ変わってきていると思いますし、そういったことの新たな導入もあるでしょうし、今後先ほど言われたように公文書のそういう保管についてはそういう法律もできるので、それに沿ってやっていきたいというふうなお考えなんだろうというふうに思いますけれども、そういった今志免町にあるファイリングの仕方で情報公開を申請された場合に、すぐに出せるような体制があってるのか、ある自治体の様子を見ますと、ファイリングの仕方がとても出しやすいやり方で、もう本当に言われればすぐに情報が出せるというシステムのあり方っていうのも聞いていますが、志免町ではそういったことについては十分な体制ができているのかお尋ねをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 先ほども言いましたように、ファイル基準表ですね、それを各課係ごと、またその種類ごとに基準表をつくってまして、それをエクセルの検索できるようなシステムにしてますので、もし住民の方が情報公開でどのような文書ということで来られても、検索して、その検索に沿って保存している棚、部署についてそこから出せるようにしてますので、それは迅速に必要な書類が出せるようなシステムになっています。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) きちっと迅速に対応ができるシステムになっておりますというふうにお答えでございましたので、そのように受けとめさせていただきます。 もう一点は、別の観点からでございますけれども、このファイリングシステムを導入するときに、私が平成8年に質問をいたしましたときに、情報の徹底した管理をするために何年か待ってくださいという今副町長のお答えをいただいたことがあるんですが、何年か待ってくださいということで、どういったファイリングの仕方をされるのか見守りたいというふうにその当時私も答弁の中からお答えしたことがあるんですけれども、今の志免町の文書の整理の状況ですね、整理ですよ、管理もそうですけれども、もう机の上いっぱいに書類が並べてありますね、休みの日には保管庫の上にばっと書類が積んでありますよ。あれはああいうことで徹底的な管理ができるんですかって総務課長にお尋ねをしたら、セキュリティーがしっかりしてるので大丈夫ですって言われたんです。本当に大丈夫なんでしょうか。ある町では、閉庁後の机の上にはパソコン1台しかない。もうぴしっと整理がされてて、もういろんな危機にぴしっぴしっと対応してるという状況がありました。志免町はそれで本当に大丈夫なんでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) 今各課の机の上がきれいに整理できてるかというと自信持って言えませんが、書類だけじゃなく、パソコンも机の上に置いたまま行くのは危険な状態かと思いまして、職員にはパソコンはきれいに机の中に直して帰るように指導はしております。 それと、志免町におきましてはセキュリティーポリシーを制定しておりますけど、幾らこのようなシステムをつくっても、職員の意識が徹底していないと、セキュリティーは保てないということで、この件につきましてもセキュリティーポリシーに基づいた研修も行っていかなければいけないのかなというふうには思ってます。 また、庁舎内の出入りにつきましても、5時半以降と8時以前についてはカードがないと入れないというふうなセキュリティーの、ハード部分ではそういうなシステムをとってますし、また印刷、コピー等につきましても、印刷する分についてはカードがないと印刷ができないというふうに、いろんなハード面のセキュリティーは行ってますけど、それを利用する職員がそれを認識してないと、完全なシステムにはならないとは思っております。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 今いみじくも課長が言われたんですけれども、職員の意識っていうふうに言われましたけれども、このファイリングシステムの導入時には年2回の研修をいたしますというふうにお答えがあったというふうに記憶をいたしておりますが、今そういったいろんな職員の意識の改革って言われていますが、もう一度これ初心に返るといいますかね、やっぱり職員の意識をぴしっと持っていただくために、そういった研修を考えておられるんですか。 ○議長(古庄信一郎君) 安田総務課長。 ◎総務課長(安田豊重君) ファイリングに関しては、ファイルの文書の入れかえ時期ですね、年度末、年度初めのころに一回行いたいと思っていますし、セキュリティーポリシーに関しましての研修等は、毎年とはいきませんけど、2年か3年に一度は行っていかなければいけないとは思っております。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 思っておりますということでなくて、そういった研修は予定をされているんですかっていうことも1つ、1点お答えが少し抜けてたと思いますし、ファイリングシステムというのは先ほども言ったように、また新たに新しい形で、もっと違う形で徹底できるような方法っていうのもあるかもしれませんし、そういったこともファイリングシステム導入から15年も過ぎていますので、見直しも必要かなあというふうに思いますので、そういったところについては細心の注意を払うという意味でも、もう一度検討していただきたいというふうに思っております。 次に行かせていただいていいでしょうか。 次に、9月議会でも質問をさせていただいてるんですけれども、この進捗状況についてお尋ねをしたいと思います。公園等遊具の老朽化対策なんですけれども、公園等の遊具の点検につきましては、課長の答弁で業者に委託してきちっと行っていますというふうに前回聞いてるんですけれども、このときに、はっきりとした答弁が出なかったのは、耐用年数ですとか設置場所、それから使用度ですね、使用頻度によって老朽化のぐあいっていうのはいろいろ違ってくると思うんですね。そういったことで、そういうふうな分類化をして、きちっと業者に点検委託をしておられるのかどうかお尋ねをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山地域整備課長。 ◎地域整備課長(丸山孝雄君) 公園管理ですけれども、前回も報告しておりましたけれども、志免町46カ所、今地域整備課のほうで点検させていただいております。志免町の公園も、もうほとんどの公園が昭和50年代につくられたものでありまして、古いっていいますか、歴史があるといいますか、そういうことで、長い年月がたっております。それで、この間、歴代の担当、歴代の事績等でいろいろ点検、それから交換、修理、撤去をやってきたわけなんですけれども、耐用年数が一つ一つは記録はございませんでした。ただ、耐用年数についておおむね金属関係は15年、それから木製品は10年というおおむねの耐用年数ということで今把握してますけれども、実際ブランコなんかは消耗する場所とか、ああいうとこが一概に15年とかは言えないわけなんです。それで、志免のほうも今専門業者のほうに委託をさせて点検させておりますけども、国交省のほうの指針から見ると、点検頻度が高い場合でも年に2回というふうなことを言われてますけれども、そういったことで耐用年数が志免町では守れていないような状況でございますので、2カ月に一遍というふうな調査をさせております。分類につきましては、例えばブランコの例をとりますと、チェーンの部分が早急にかえなければいけない、危ないというのがA判定、それからもう少しこれは大丈夫だということでB、Cはまだいいと、そういうことで、前回の報告と重複しますけれども、A判定の箇所を報告があれば、2カ月に一遍ですので、そういった小まめな点検を行っている状況でございます。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 今課長の答弁もいただきましたけれども、2カ月に1度の小まめな点検を行っていますということで、点検等はきちっとしていただいてるのかなというふうに思いますが、先ほど課長の答弁のとおり、志免町の公園っていうのは大体50年代ぐらいにつくられた公園なんですね。老朽化が激しいんではないかなというふうに思いますし、一部撤去していただいた分も、箱ブランコなんかは撤去していただいていますし、悪い分については撤去をして、後の補充はしていないというような状況があるんですね。そういったことで、今老朽化による事故が大変ふえているということで、国の基準と国交省の基準等が今改められましたので、そういった点検については前より厳しくなってるのかなということで、その対応していただいてるかとは思いますけれども、今いろんな形で対応してくださいって言っても、財政的なものが大変厳しい中で、こういったことが後回し、後回しになっているのではないかなっていう状況があるんですね。これは国のほうの国交省のほうの調べでも各自治体を調べたところ、やはりこの維持管理費がだんだん少なくなって削減されているという状況があるというふうに新聞等にも出ておりましたけれども、志免町は先ほど課長が46カ所っていうふうにおっしゃいましたけれども、前町長のときに公園が要るということで緑ということも含めて子どもたちの遊び場の確保というのもありましたでしょうし、公園が大変ふえていますね、だから維持費は要ると思いますが、この公園の維持管理、遊具に関する維持管理ですけれども、この辺のところが決算ベースで大体5年くらいでどのようになってるかお知らせをいただきたいと思います。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山地域整備課長。 ◎地域整備課長(丸山孝雄君) 決算ベースでの報告になろうかと思いますけれども、もちろんこの保守点検、修繕料につきましては予算化しておるわけなんですが、18年、19年、20年度、それぞれ報告させていただきます。18年度が319万円、19年度が328万円、20年度が299万円、年間平均しますと300万円ほど投入しておるような状況でございます。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 志免町で見ますと、そんなに維持費は下がってないよっていう数字だったのかなあというふうに思いますが、全国的な中でそういった対策がおくれて、子どもも含めて大人のけがもあるわけですけれども事故が起こってるという状況を踏まえて、国土交通省が本年度に限り都市公園安全・安心対策緊急総合支援事業というのを2009年度に限り行うということで、これは新聞報道もあったと思いますけれども、点検というか入れかえですよね、遊具の入れかえをしていただくための費用として半額補助をいたしますよというこの制度ができていますが、そういった制度について何か対応されているのかお尋ねをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山地域整備課長。 ◎地域整備課長(丸山孝雄君) この件につきましては、2月中旬ごろこの公園施設長寿命化ですかね、この説明会が県のほうで行われております。これはもちろん国交省のほうから県のほうに依頼がありまして、県のほうから各市町村に説明があっております。うちのほうも担当職員を派遣して聞かせております。その内容も報告を受けておりますけれども、確かに二宮議員おっしゃいますように、2分の1の補助はいただきます。ただ、事業枠が国費ベースで総事業費が3,000万円以上ということで、単年度でやる場合その半分ですから1,500万円は町の持ち出しになる。補助は1,500万円もらうというありがたいことなんですけども、志免町の今の財政状況からしますと、素直に手を挙げるのはいかがなものかなと。 それから、他市の町村の特に久留米市さんとかというとこからもその事業枠ですかね、もう少し落とすことができないかというふうな意見も出とったという報告を受けております。そういうことで、この事業については認識しております。 以上です。
    ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) ただ、認識はしてるけれども、事業枠が3,000万円以上ということで、町の持ち出しとしては1,500万円かかるので、この辺のところはできませんよということかなあというふうに思いますが、20年以上、30年近くたってる公園ですので、いろんな形で老朽化をしていますし、また申請をしてやりかえてもらいたいといういろんな意見も聞いているわけですけれども、町長そのあたりはどのように、もう全く今の財政状況の中でそこまで手が回らない、何とか今の点検だけで新しい遊具と入れかえることはできないという、そういった考えを持っておられるのか、そのあたりをお聞かせください。 ○議長(古庄信一郎君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) それぞれの公園に遊具を備えつけさせていただいておりますが、それは金額的にはわずかなものじゃないかなというように思います。一番大きいのはシーメイトに大型の子どもの公園がありますので、そのあたり等も考えなきゃならないのかなと思います。ただ、国のほうがこういう財政の逼迫しとる時期に、そのことによって事故があってはいけないという、そういう配慮をいただいているということでございますので、どういうふうに私どもがそれに取り組めるのか、担当のほうでよく検証し、そういうことの支援をいただけるようであれば、また取り組まさせていただきたいと、そのように思いますが、ただ財政的には非常にそのような状況でございますので、財政と相談しながら検討させていただきたいと、そのように思います。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 財政的なことを言われると、本当にその状況等はわかりますので、そうですねって言わざるを得ないんですけれども、老朽化した遊具による事故が志免町から出ないように、そして今子どもたちの支援として、本当に公園に行って遊べるというような状況をつくってあげたいというなのもありますし、シーメイトだけが公園ということではありませんので、そういったことも含めて事故を未然に防ぐという、そういったことについても目を向けていただき、整備を行っていただきたいというふうに思っています。 これで質問を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) 二宮議員の一般質問を終わります。 以上で本日の日程を全部終了しました。 本日はこれで散会します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午後4時05分...