6
◯議長(
有田継雄君)
御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月29日までの22日間とすることに決しました。
日程第3
議案第23号
副市長の選任について
7
◯議長(
有田継雄君)
日程第3.
議案第23号 副市長の選任についての件を議題といたします。
当局の
提案理由の説明を求めます。
松本市長。
8
◯市長(
松本嶺男君)
議案第23号の副市長の選任につきまして、
提案理由の御説明を申し上げます。
本案は、副市長に
谷口俊弘氏を選任いたしたく、
地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
9
◯議長(
有田継雄君)
お諮りいたします。本案につきましては、
委員会付託を省略し、質疑・討論の終結後、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
10
◯議長(
有田継雄君)
御異議なしと認めます。よって、本案については、
委員会付託を省略し、質疑・討論の終結後、直ちに採決することに決しました。
これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
11
◯議長(
有田継雄君)
これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
12
◯議長(
有田継雄君)
これをもって討論を終結いたします。
これより
議案第23号を採決いたします。
本案は同意することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
13
◯議長(
有田継雄君)
挙手多数であります。よって、本案は同意することに決しました。
ただいま
選任同意を受けられました
谷口俊弘氏のご
あいさつをお受けしたいと思います。
谷口俊弘氏。
14 ◯副市長(
谷口俊弘君)
一言お礼の言葉を申し述べさせていただきます。
このたびは御同意を賜り、厚くお礼を申し上げます。身に余る光栄と存じますとともに、責任の重大さを痛感いたしております。もとより
浅学非才の身ではございますが、
松本市長が唱えられました夢を形にできますよう、
新生糸島市の
基盤づくりに誠心誠意努力してまいる所存でございます。
議員の皆様には今後
大変お世話になることと存じますが、どうか御指導、御鞭撻を賜りますよう切にお願い申し上げ、甚だ粗辞簡単ではございますが、お礼の言葉にかえさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。(拍手)
日程第4
議案第24号
監査委員の選任について
議案第25号
監査委員の選任について
15
◯議長(
有田継雄君)
日程第4.
議案第24号及び
議案第25号の
監査委員の選任についての件を
一括議題といたします。
本件については、
地方自治法第117条の規定により、
笹栗純夫議員の退場を求めます。
〔
笹栗純夫議員退場〕
16
◯議長(
有田継雄君)
当局の
提案理由の説明を求めます。
松本市長。
17
◯市長(
松本嶺男君)
議案第24号及び
議案第25号の
監査委員の選任につきまして、一括して
提案理由の御説明を申し上げます。
まず、
議案第24号は、
監査委員として
岩崎石根氏を選任いたしたく、
地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
次に、
議案第25号は、
監査委員として、
笹栗純夫氏を選任いたしたく、
地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
18
◯議長(
有田継雄君)
お諮りいたします。本案につきましては、
委員会付託を省略し、質疑・討論の終結後、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
19
◯議長(
有田継雄君)
御異議なしと認めます。よって、本案については、
委員会付託を省略し、質疑・討論の終結後、直ちに採決することに決しました。
これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
20
◯議長(
有田継雄君)
これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
21
◯議長(
有田継雄君)
これをもって討論を終結いたします。
これより
議案第24号を採決いたします。
本案は同意することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
22
◯議長(
有田継雄君)
挙手多数であります。よって、本案は同意することに決しました。
これより
議案第25号を採決いたします。
本案は同意することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
23
◯議長(
有田継雄君)
挙手多数であります。よって、本案は同意することに決しました。
笹栗純夫議員の入場を求めます。
〔
笹栗純夫議員入場〕
24
◯議長(
有田継雄君)
ここで、ただいま御選任されました
岩崎石根氏のご
あいさつをお受けしたいと思います。
25
◯監査委員(
岩崎石根君)
ご
あいさつ申し上げます。
ただいま
糸島市の
監査委員の選任の同意をいただきました
岩崎石根でございます。本年1月に1市2町が合併し、新しく誕生した
糸島市の
監査委員という大役を仰せつかり身が引き締まる思いでございます。
一時の
最悪期は脱しつつあるものの、この不況の時代にあって地方自治体の
財政状況は大変厳しいものがあり、
糸島市もその例外ではないと思われます。
私は微力でありますが、
笹栗監査委員と力を合わせ
地方自治法に定められた
公正不偏の態度で
糸島市の監査に臨み、
監査業務を通して
糸島市の発展に力を注ぐ所存でありますので、
皆様方どうぞよろしくお願いいたします。
甚だ簡単でございますが、これをもちまして私のご
あいさつにかえさせていただきます。
(拍手)
26
◯議長(
有田継雄君)
続きまして、
笹栗純夫議員のご
あいさつをお受けいたします。
27
◯監査委員(
笹栗純夫君)
ただいま選任をいただきました
議会選出の
監査委員の
笹栗純夫でございます。監査は
公平不偏の態度を保持して
監査業務に当たってまいりたいと、このように思っております。
先ほど、御選任をされました
岩崎石根識見監査委員と力を合わせて監査の任に当たってまいりたいと、このように思っております。どうか
皆様方の御指導よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
日程第5
議案第26号
公平委員会委員の選任について
議案第27号
公平委員会委員の選任について
議案第28号
公平委員会委員の選任について
28
◯議長(
有田継雄君)
日程第5.
議案第26号から
議案第28号の
公平委員会委員の選任についての件を
一括議題といたします。
当局の
提案理由の説明を求めます。
松本市長。
38
◯市長(
松本嶺男君)
議案の説明に先立ちまして、私の新年度の市政運営に関する所信の一端を述べさせていただき、
議員各位を初め、市民の皆様の御理解、御協力をお願いするものでございます。
なお、私も市長に就任したばかりで、執行部として十分な政策論議を行っておりませんので、今回上程いたします平成22年度当初予算につきましては、一部を除いて政策予算を含まない骨格予算といたしております。
6月議会に上程いたします補正予算におきまして、政策予算を計上することといたしております。
このような状況でございますので、今から述べます平成22年度の施政方針におきましても、新市基本計画と私のマニフェストをベースとした基本的なまちづくりの考え方に限っております。
正式な平成22年度の施政方針につきましては、6月議会におきまして、再度御説明をさせていただきたいと思いますので、どうか御了承いただきますようよろしくお願い申し上げます。
さて、平成22年度におきましては、
糸島市として実質的なスタートの年であると思っております。
そこで、平成22年度の施政方針として、「夢をかたちに ─新市“
糸島市”の基礎づくり─」を掲げ、以下の3つの基本方針のもと、市政を進めてまいりたいと考えております。
1つ目の基本方針としまして、「均衡ある発展をめざしての成長戦略づくり」でございます。
糸島1市2町合併に当たっての市民の皆様との約束であります新市基本計画をベースに、市の最上位の計画であります長期総合計画、適正な土地利用を図るための国土利用計画、また、市の経営戦略を示す行政改革大綱及び行財政健全化計画、そして、各分野別の基本計画を策定いたします。
主たる基本計画に当たっては、公募による市民代表委員の選任、パブリックコメントの実施など、市民の皆様の御意見を計画に反映させていきたいと考えております。
ここで、私が市長選挙において訴えてきた均衡ある発展について、私の考え方を説明させていただきたいと思います。
新市
糸島市の中には、いろいろな地域、いろいろな顔があると思っております。農村地域、漁村地域、市街地、商店街、住宅地、学術研究都市施設、工業団地、観光名所、文化財地域など、これらすべてが結びついて
糸島市を構成しており、どれもがまちを構成する上で欠かせないものであると思っております。
また、それぞれの地域、それぞれの顔が
糸島市の魅力であり、そして、いろんな顔を持っていることが
糸島市の強みでもあります。
均衡ある発展とは、各地域の特性、役割、機能を無視して、
糸島全体を市街地にするとか、工業団地にするとか、各地域に同じような施設を幾つもつくるとかいった量的な均衡を目指すものではございません。各地域の特性、役割、機能をより高める施策を行い、それぞれに個性があり、魅力あふれる地域をつくっていく質的な均衡、言いかえますと役割分担、機能分担を目指すことが
糸島市全体の魅力、総合力を高め、均衡ある発展につながるものと考えております。
具体的にいえば、農村地域は農村地域としての機能、魅力を高めていく、そのためには農業用施設整備、生活環境施設整備、農業技術支援、特産品づくりなどを行う必要があると思っております。
漁村地域は漁村地域としての機能、魅力を高めていく、そのためには漁港施設の整備、生活環境施設整備、魚礁整備、特産品づくりなどを行う必要があると思っております。
市街地、商店街、住宅地、学術研究都市施設などについても、同様に、それぞれの機能、魅力を高めていくための施策を講じていく必要があると思っております。
市行政、市役所においては、各地域の特性、役割、機能を十分に把握し、その機能、魅力をより高めていくための施策を企画立案し、地域バランスを考慮して実行していく必要があります。
市民の皆様におかれましては、各地域のよさ、または地域間において違いがあっていいことを理解してもらうとともに、各地域のまちづくりに協力いただく、市役所と一緒になって汗を流してもらうことが重要であると思っております。
以上が均衡ある発展の基本的な考え方でございます。
次に、2つ目の基本方針でございますが、私が市長選挙において掲げさせていただきました21項目のマニフェストについて、実現化プランを早急に策定し、新年度より着手できるものは着手をしていきたいと考えております。
次に、3つ目の基本方針としては、新市基本計画に掲げております3つの重点プロジェクト、子育て支援、校区まちづくり推進、九州大学を生かした地域づくりのプロジェクトを立ち上げて実行に移していくこと、あわせて合併の大きな目的であった財政基盤強化、財政健全化に力を入れていきたいと考えており、簡単にいえば、歳出の削減と歳入の確保を新市誕生の初年度から確実に進めていきたいと思っております。
この重点プロジェクトの実施と財政健全化により、合併効果を少しでも早く出していきたいと考えております。
以上が平成22年度における施政方針でございます。
地域主権が叫ばれる中、地域政府を担い得るまちを目指して、地域経営、自治体経営の視点を持ち、厳しい
財政状況、また、先行き不透明な時期でございますが、市民の皆様とともに、活力にあふれ、後世に誇れる「市民協働による元気な
糸島づくり」のスタートを切らせていただきたいと思いますので、市議会におかれましても、何とぞ御理解、御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
引き続きまして、
議案の
提案理由を申し上げさせていただきます。
議案第29号から
議案第80号まで、並びに報告第1号について、一括して
提案理由の御説明申し上げます。
まず、
議案第29号 福岡県
自治振興組合を組織する
地方公共団体の数の増減に関する協議については、平成22年1月1日に
糸島市が設置されたこと並びに八女郡黒木町、同郡立花町、同郡矢部村及び同郡星野村が廃され、その区域が平成22年2月1日に八女市に編入されたことに伴い、福岡県
自治振興組合を組織する
地方公共団体の数を増減するため、
地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
次に、
議案第30号 福岡県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び福岡県
市町村職員退職手当組合規約の一部変更に関する協議ついては、平成22年3月31日限り、小郡市・筑前町衛生施設組合が解散されることに伴い、福岡県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数を減少し、当該組合規約を変更するため、
地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
次に、
議案第31号 福岡県
市町村災害共済基金組合を組織する
地方公共団体の数の増減に関する協議については、平成22年1月1日に
糸島市が設置されたこと並びに八女郡黒木町、同郡立花町、同郡矢部村及び同郡星野村が廃され、その区域が平成22年2月1日に八女市に編入されたことに伴い、福岡県
市町村災害共済基金組合を組織する
地方公共団体の数を増減するため、
地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
次に、
議案第32号
福岡地区水道企業団を組織する
地方公共団体の数の増減及び
福岡地区水道企業団規約の一部変更に関する協議については、平成22年4月1日から宗像市及び福津市の水道事業に関する事務が宗像地区事務組合において共同処理されることに伴い、
福岡地区水道企業団を組織する
地方公共団体の数を増減し、当該企業団規約の一部を変更するため、
地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
次に、
議案第33号
糸島市長職務執行者の
給与等に関する
条例を廃止する
条例については、
糸島市長職務執行者の任期が、平成22年2月14日に満了したことに伴い、
条例を廃止するものでございます。
次に、
議案第34号
糸島市
表彰条例については、
糸島市の市政振興に寄与し、または市民の模範と認められる行為があったものを表彰し、もって市の自治の振興を促進するため、
条例を制定するものでございます。
なお、本
条例は、公布の日から施行し、平成22年1月1日から適用することといたしております。
次に、
議案第35号
糸島市協働の
まちづくり推進条例については、市が行う政策等の策定、実施及び評価の各段階において市民が参加する権利を保障し、協働によるまちづくりを推進するため、条例を制定するものでございます。
条例の主な内容といたしましては、第1条で目的を、第3条で基本理念を、第4条と第5条で市民の権利及び責務を、第6条と第7条で市及び市職員の責務を、第8条で議会の責務を規定いたしております。
また、第9条から第11条で市民がまちづくりに参加する方法を、第12条で市民との協働事業の実行を、第13条で行政評価を規定しております。
なお、本
条例は、公布の日から施行することといたしております。
次に、
議案第36号
糸島市
男女共同参画社会推進条例については、国の男女共同参画社会基本法を踏まえ、男女共同参画社会の実現に向けた基本理念を定め、市と市民と事業者等が協働したまちづくりを実現するための指針となるよう、条例を制定するものでございます。
条例の主な内容といたしましては、第1章で目的と基本理念、並びに市、議会、市民及び事業者等の責務を、第2章で市が行う推進施策を総合的かつ計画的に実施するための推進計画等の策定及び各分野での取り組みを、第3章で男女共同参画に関する施策についての苦情の処理及び男女共同参画に関する人権侵害による被害者の救済を行うための苦情処理委員の設置を、第4章で苦情及び救済の申し出の処理を規定しております。
なお、本
条例は平成22年4月1日から施行することといたしております。
次に、
議案第37号
糸島市
暴力団排除条例については、
糸島市からの暴力団の排除について、基本理念を定め、市、市民及び事業者の役割を明らかにするとともに、暴力団の排除を推進し、もって市民の安全で平穏な生活を確保し、社会経済活動の健全な発展に寄与することを目的として、条例を制定するものでございます。
条例の主な内容といたしましては、第3条では基本理念を、第4条から第7条で市、市民及び事業者の役割等を、第8条で青少年に対する教育のための措置等を、第9条で利益の供与禁止を、第10条で暴力団の威力を利用することの禁止を規定しております。
なお、本
条例は、平成22年4月1日から施行することといたしております。
次に、
議案第38号
糸島市
地域活動支援センター条例については、障がい者及び障がい児が地域において自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、障害者自立支援法第5条第21項に規定する施設として、二丈深江の深江公民館東側に
糸島市地域活動支援センターを設置するため、
条例を制定するものでございます。
当センターは、創作的活動や生産活動の機会の提供に関すること、社会との交流の促進に関することを主な事業とし、利用対象者は、市内に住所を有する身体障がい、知的障がい、精神障がいをお持ちの障がい者及び障がい児の方で、使用料は無料としております。
なお、本
条例は、平成22年4月1日から施行することといたしております。
次に、
議案第39号 あらゆる差別の撤廃をめざす
人権擁護条例については、日本国憲法及び世界人権宣言の基本理念にのっとり、あらゆる差別をなくし、市民一人一人の参加による人権尊重都市の建設を目指し、もって明るく住みよい地域社会の実現に寄与することを目的に、条例を制定するものでございます。
条例の主な内容といたしましては、第1条で目的を、第2条で市の責務を、第3条で市民の責務を、第4条から第6条で施策の推進や啓発活動の充実等を規定しております。
なお、本
条例は、平成22年4月1日から施行することといたしております。
次に、
議案第40号
糸島市
岐志観光休憩所条例については、岐志漁港を利用する市民及び観光客の利便を図り、本市の観光の振興及び地域の活性化に資するため、新たに
糸島市岐志観光休憩所を設置することに伴い、
地方自治法第244条の第1項の規定により、条例を制定するものでございます。
条例の主な内容といたしましては、第1条で目的を、第3条から第8条で利用に関する事項を規定しております。
なお、本
条例は、公布の日から施行することといたしております。
次に、
議案第41号
糸島市
男女共同参画センター ラポ
ール条例の一部を改正する
条例については、現在ある
男女共同参画センターラポール及びかがやき、それぞれの設置
条例を1つの
条例に統合するため、所要の改正を行うものでございます。
次に、
議案第42号
糸島市職員の
公益的法人等への派遣等に関する
条例の一部を改正する
条例については、
公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律第2条の規定により、人的援助が必要な
公益的法人等に公益財団法人水素エネルギー製品研究試験センターを加えるため、所要の改正を行うものでございます。
次に、
議案第43号
糸島市職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例及び
糸島市職員の給与に関する
条例の一部を改正する
条例については、労働基準法の一部改正に伴い、法定割増賃金率の引き上げ及び代替休暇制度の創設等を行うため、所要の改正を行うものでございます。
次に、
議案第44号
糸島市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例については、被用者保険の被保険者本人が後期高齢者医療制度に移行することに伴い、被用者保険の被扶養者から国民健康保険の被保険者となった者にかかる国民健康保険税について軽減措置の延長を行うため、所要の改正を行うものでございます。
次に、
議案第45号
糸島市
介護保険条例の一部を改正する
条例については、
糸島市が設置されたことに伴い、介護保険法第129条の規定及び第4期
糸島市介護保険事業計画に基づき、平成22年度及び平成23年度における保険料率を定めるため、所要の改正を行うものでございます。
次に、
議案第46号
糸島市
道路占用料徴収条例の一部を改正する
条例及び
議案第47号
糸島市
準用河川占用料徴収条例の一部を改正する
条例については、いずれの
議案も道路法施行令の一部を改正する政令が施行され、占用料が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。
次に、
議案第48号
糸島市
駐車場条例の一部を改正する
条例については、平成21年度に加布里駅前広場の暫定整備が完了し、平成22年度より加布里西口自転車駐車場の管理を行うため、また、駐車場位置の表示方法を統一するため、所要の改正を行うものでございます。
次に、
議案第49号
糸島市
地区計画の区域内における建築物の制限に関する
条例の一部を改正する
条例については、志摩都市計画
地区計画の区域に松隈地区、小富士地区、小富士道目木東地区、小富士道目木西地区の地区整備計画区域を加えることに伴い、
地区計画の目標に即した適正かつ合理的な土地利用を図り、もって健全で良好な都市環境を確保するとともに、松隈行合地区、松隈田ノ浦地区の地区整備計画地域の内容の変更を
条例に適切に反映するため、所要の改正を行うものでございます。
次に、
議案第50号
糸島市
水道事業給水条例の一部を改正する
条例については、
糸島市が設置されたことに伴い、水道料金の急激な上昇に伴う負担緩和を実施するため、所要の改正を行うものでございます。
次に、
議案第51号
糸島市
火災予防条例の一部を改正する
条例については、個室型店舗の避難管理に関する安全対策の基準を設けるため、所要の改正を行うものでございます。
次に、
議案第52号 前原市
土地開発公社定款の一部を変更する定款については、
糸島市が設置されたことに伴い、前原市土地開発公社の設立団体の前原市が廃止され、
糸島市が発足したこと、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律等の施行に伴い、前原市
土地開発公社定款の一部を変更する必要が生じたため、公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
次に、
議案第53号
庁舎窓ガラスの落下による
車両事故の
損害賠償及び和解については、平成21年11月11日午前8時15分ごろ、
糸島市役所本庁舎3階会議室の窓が強風により開き、その衝撃でガラスが破損、落下したことにより、駐車中の車両を破損させた事故の
損害賠償及び和解について、御提案申し上げるものでございます。
今回の事故については、相手方と別紙和解書案の内容で了解が得られましたので、同案のとおり和解を行うため、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
次に、
議案第54号
環境パトロール中に生じた
車両事故の
損害賠償及び和解については、平成21年11月29日午前10時30分ごろ、
糸島市飯原のねぎぼうず駐車場内で公用車がUターン中に駐車中の車両に接触した事故の
損害賠償及び和解について、御提案申し上げるものでございます。
今回の事故については、相手方と別紙和解書案の内容で了解が得られましたので、同案のとおり和解を行うため、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
次に、
議案第55号 市が管理するカーブミラーによる
車両事故の
損害賠償及び和解については、平成22年1月4日午後7時35分ごろ、
糸島市神在201番地1地先の国道202号赤坂橋付近で、市が管理するカーブミラーが強風により倒れたことにより、通行中の車両を破損させた事故の
損害賠償及び和解について、御提案申し上げるものでございます。
今回の事故については、相手方と別紙和解書案の内容で了解が得られましたので、同案のとおり和解を行うため、
地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
次に、
議案第56号
指定管理者の指定については、笹山公園ほか49カ所の公園及び相原緑地の
指定管理者の指定について、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
公園の
指定管理者について公募したところ、社団法人
糸島地区シルバー人材センターのみの応募でありました。
応募の内容を審査し、公園などの維持管理実績もあることから、適切な維持管理を行うことができると認められるため、平成22年4月1日から平成27年3月31日までの5年間、公園の
指定管理者として指定するものでございます。
次に、
議案第57号 平成21年度
糸島市
一般会計予算については、
糸島市が設置されました平成22年1月1日から3月31日までの間の予算でございます。
1月1日から予算につきましては、既に市長職務執行者において暫定予算が調整され、それに基づいて執行を行っておりますが、本予算とするため、その後の変更も含め、改めて調製し議会に提案するものでございます。
予算の編成に当たりましては、合併協議の経緯を踏まえ、大きくは次の考えのもとに編成しております。
まず、1点目は、合併前の1市2町の打ち切り決算に伴う未払い金を含む未執行予算をそのまま
糸島市に引き継ぐ。
次に、2点目は、合併に伴い、支出が不用となる経費は減額した額で計上する。これには、定数等の減に伴う特別職の人件費、一般職の人件費、物件費などがあります。
次に、3点目は、
糸島市になったことで新たに予算措置が必要になった経費については、その必要額を計上する。これには、
糸島市長及び市議会議員一般選挙の経費や平成22年1月4日から運行しておりますバス路線、庁舎線の運行補助金などがあります。
歳入の主なものといたしましては、市税、国庫支出金、県支出金、諸収入、市債があります。諸収入については、合併前の1市2町及び旧
糸島地区消防厚生施設組合からの基金の持ち寄り33億2,393万1,000円が含まれております。
歳出の主なものといたしましては、総務費では、庁舎線を初めとした地方バス路線運行維持事業、電算システム統合事業等の合併移行事業。
民生費では、保育所運営委託費、子ども手当の支給のための電算システム開発等委託、生活保護扶助費。
衛生費では、妊婦健康審査や予防接種、ごみ焼却処理施設管理運営費。
農林水産業費では、土地改良事業、林道改良事業。
商工費では、地域総合整備資金貸付事業、観光施設等整備事業。
土木費では、生活道路など市道等維持補修工事、道整備交付金事業、JR波多江駅バリアフリー化事業負担金、県営街路整備事業負担金。
消防費では、常備消防費、常備消防施設整備費。
教育費では、プール改築事業2件、体育館改築事業2件、公民館整備事業2件。
この結果、平成21年度の一般会計歳入歳出予算の総額は168億1,240万4,000円となっております。
繰越明許費でございますが、事業実施期間の不足に対処するため、子ども手当電算システム整備事業ほか11事業を定めております。
債務負担行為でございますが、川付地区非補助かんがい排水事業ほか7件を定めております。
地方債につきましては、合併推進債ほか29件の発行を予定しております。
次に、
議案第58号 平成21年度
糸島市
住宅新築資金等貸
付事業特別会計予算については、合併前の1市2町の打ち切り決算に伴う予算残を新市に引き継ぐもので、歳入歳出予算の総額は5,158万2,000円でございます。
次に、
議案第59号 平成21年度
糸島市
救急医療事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は1億7,199万1,000円としております。
歳入の主なものといたしましては、外来収入が8,400万円、旧
糸島地区消防厚生施設組合決算剰余金8,794万4,000円を計上しております。
歳出の主なものといたしましては、旧
糸島地区消防厚生施設組合解散に伴う執行残でございます。
次に、
議案第60号 平成21年度
糸島市
国民健康保険事業特別会計予算については、合併前の1市2町の打ち切り決算に伴う予算残を新市に引き継ぐもので、歳入歳出予算の総額は47億1,896万8,000円でございます。
次に、
議案第61号 平成21年度
糸島市
老人保健医療特別会計予算については、合併前の1市2町の打ち切り決算に伴う予算残を新市に引き継ぐもので、歳入歳出予算の総額は1億5,652万4,000円でございます。
次に、
議案第62号 平成21年度
糸島市
介護保険事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は17億5,398万4,000円としております。
歳入におきましては、1款.保険料は、平成21年度は不均一賦課としているため、旧前原市分のみを計上し、旧二丈町及び旧志摩町分は、福岡県介護保険広域連合への事務委託に伴い、8款.諸収入に当該保険料相当額を配分金として計上しております。
歳出におきましては、2款.保険給付費の旧二丈町及び旧志摩町分は、福岡県介護保険広域連合からの脱退に伴い、平成22年1月及び2月のサービス分を計上しております。
なお、旧前原市分は、歳入歳出ともに打ち切り決算に伴う執行残が主なものでございます。
次に、
議案第63号 平成21年度
糸島市
後期高齢者医療特別
会計予算については、合併前の1市2町の打ち切り決算に伴う予算残を新市に引き継ぐもので、歳入歳出予算の総額は3億6,700万9,000円でございます。
次に、
議案第64号 平成21年度
糸島市
渡船事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は4,186万3,000円で、平成22年1月から3月までの3カ月分を計上しております。
次に、
議案第65号 平成21年度
糸島市
二丈福吉財産区
特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は567万4,000円で、平成22年1月から3月までの3カ月間を計上しています。
次に、
議案第66号 平成21年度
糸島市
二丈一貴山財産区
特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は356万2,000円で、平成22年1月から3月までの3カ月間を計上しています。
次に、
議案第67号 平成21年度
糸島市
水道事業会計予算については、平成21年度の収益的収入及び資本的収入の総額を7億1,228万円、収益的支出及び資本的支出の総額を10億2,720万6,000円と予定いたしております。
次に、
議案第68号 平成21年度
糸島市下
水道事業会計予算については、平成21年度の収益的収入及び資本的収入の総額を30億3,526万9,000円、収益的支出及び資本的支出の総額を、29億7,304万8,000円と予定しております。
次に、
議案第69号 平成22年度
糸島市
一般会計予算については、
糸島市発足後間もない予算提案であり、編成作業の時間が限られたため、年間分の義務的経費や経常的経費を計上し、政策予算を基本的に計上しない骨格予算を編成しております。
財政状況といたしましては、合併前の1市2町の経常収支比率はいずれも90%を超えており、新たに算定しました
糸島市の実質公債費比率も19.6%で、健全段階の範囲にはありますが、高い数値となっております。
このような
財政状況を踏まえ、行財政の健全化を進めることを基本に据え、平成22年1月22日に閣議決定された国の予算の概要、地方財政対策等を考慮しながら、予算編成を行いました。
本市の歳入構造は基本的には、市税及び地方交付税により成り立っており、その中で地方債の計画的発行により、投資的経費を賄う構造であります。
市税は、景気後退の影響による個人市民税と法人市民税の減少により、前年度の1市2町の当初予算合計額に比べ3.2%の減を見込んでおります。
また、実質的な地方交付税と言われます地方交付税と臨時財政対策債の総額につきましては、
糸島市発足による財政需要の増加と地方財政計画の伸び等により、対前年比8億9,861万1,000円、9.1%の増加を見込んでおります。
歳出については、消費的経費の一層の効率的、効果的執行を図り支出の抑制を図ることといたしております。
中・長期的な視点に立った計画的財政運営と行財政改革の推進を行い、行財政の簡素効率化による経費節減を進めてまいる所存でございます。
主な事業といたしましては、総務費では、総合計画策定事業、国土利用計画策定事業、電子計算機室の移転工事、九大線を初めとするバス路線運行維持事業、国勢調査の実施。
民生費では、障がい者雇用支援専門員の配置、子ども手当の支給事業。
衛生費では、14回無料の妊婦健康審査、ごみ減量化器材購入補助推進。
農林水産業費では、ネットワークエコ菜園サービス事業、森林病害虫防除事業。
商工費では、企業誘致事業、観光施設管理事業。
土木費では、道路維持管理事業、河川維持管理事業、平成22年度完了のJR波多江駅バリアフリー化事業負担金。
消防費では、消防施設維持管理事業、地域防災計画策定事業。
教育費では、児童・生徒の学力向上を図るための九大生を活用した「伊都塾」実施、地域人材を中学校部活動の講師に活用しての部活動推進事業。
この結果、平成22年度の一般会計歳入歳出予算の総額は288億9,425万8,000円で、前年度の1市2町と
糸島地区消防厚生施設組合の当初予算の合計額から重複する分を除いた額に比べ21億6,952万8,000円、7%の減となっています。
なお、実施計画事業などの政策の肉づけにつきましては、今後補正予算を編成し、進めることとしております。
次に、
議案第70号 平成22年度
糸島市
住宅新築資金等貸
付事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は2,780万2,000円で、前年度の1市2町の予算合計4,386万円に比べ1,605万8,000円、36.6%の減となっております。
次に、
議案第71号 平成22年度
糸島市
救急医療事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は3億2,826万3,000円としております。
歳入の主なものといたしましては、外来収入が1億800万円、一般会計からの繰入金が2億2,015万2,000円を計上しております。
歳出の主なものといたしましては、急患センターの診療業務委託費として、2億7,938万7,000円を計上しております。
次に、
議案第72号 平成22年度
糸島市
国民健康保険事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は114億862万6,000円で、前年度の1市2町の当初予算合計額に比べ1億3,826万7,000円、1.2%の増となっております。その主な要因といたしましては、保険給付費の増加によるものなどでございます。なお、保険税の税率は旧前原市と同じ税率を設定しております。
次に、
議案第73号 平成22年度
糸島市
老人保健医療特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は1,721万7,000円で、前年度の1市2町の当初予算合計額に比べ2億983万円、92.4%の減となっております。これは、平成19年度で老人保健医療制度が廃止されたことに伴う精算事務費のみの計上によるものでございます。
次に、
議案第74号 平成22年度
糸島市
介護保険事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は57億4,622万5,000円としております。
歳入の主な内容といたしましては、第4期
糸島市介護保険事業計画に基づき定める平成22年度及び23年度における保険料率により、保険料を計上しております。
歳出の主な内容といたしましては、第4期
糸島市介護保険事業計画に定める保険給付見込み料に基づき、保険給付費を計上しております。
次に、
議案第75号 平成22年度
糸島市
後期高齢者医療特別
会計予算について、歳入歳出予算の総額は9億2,421万8,000円で、前年度の1市2町の当初予算合計額に比べ1,447万1,000円、1.6%の増となっております。その主な要因といたしましては、総務費に職員人件費を新規に計上したことに伴う増額によるものでございます。
次に、
議案第76号 平成22年度
糸島市
渡船事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は5,874万2,000円で、前年度の旧志摩町の当初予算に比べ201万6,000円、3.6%の増となっております。
その要因といたしましては、船舶安全法に基づき行われる特1種中間検査による検査・修繕料の増によるものなどでございます。
次に、
議案第77号 平成22年度
糸島市
二丈福吉財産区
特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は72万3,000円で、前年度に比べ2,000円、0.3%の増となっております。
次に、
議案第78号 平成22年度
糸島市
二丈一貴山財産区
特別会計予算について、歳入歳出の予算の総額は60万3,000円で、前年度に比べ1,000円、0.2%の増となっております。
次に、
議案第79号 平成22年度
糸島市
水道事業会計予算については、平成22年度の収益的収入及び資本的収入の総額を14億6,822万8,000円、収益的支出及び資本的支出の総額を16億4,222万8,000円と予定しております。
次に、
議案第80号 平成22年度
糸島市下
水道事業会計予算については、平成22年度の収益的収入及び資本的収入の総額を22億463万4,000円、収益的支出及び資本的支出の総額を25億2,246万4,000円と予定しております。
以上、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
次に、報告第1号 平成20年度
糸島市財政健全化判断比率について、御説明を申し上げます。
本件は、平成22年1月1日から新設合併により
糸島市が設置されたことに伴い、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び
地方公共団体の財政の健全化に関する法律施行令第23条第1項の規定により、合併前の1市2町の決算に基づき報告するものでございます。
以上、御報告申し上げます。
39
◯議長(
有田継雄君)
ただいま提案されました
議案並びに報告の質疑、討論、
委員会付託及び採決は後日行います。
以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
よって、本日はこれにて散会いたします。
(午前10時59分 散会)
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