福津市議会 > 2010-06-11 >
06月11日-01号
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  1. 福津市議会 2010-06-11
    06月11日-01号


    取得元: 福津市議会公式サイト
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    平成 22年 6月定例会(第4回)1 議 事 日 程(初日)   (平成22年第4回福津市議会6月定例会)平成22年6月11日午前9時30分開議於  議  場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 報告第4号 繰越明許費繰越計算書の報告について 日程第5 報告第5号 福津市土地開発公社に係る平成21年度決算に関する書類及び平成22年度事業計画に関する書類の報告について 日程第6 報告第6号 (財)福津市文化振興財団に係る平成21年度決算に関する書類及び平成22年度事業計画に関する書類の報告について 日程第7 同意第3号 人権擁護委員候補者の推薦について(管田以嵯子氏・再任) 日程第8 議案第36号 平成22年度福津市一般会計補正予算(第2号)について 日程第9 議案第37号 福津市職員の勤務時間、休暇等に関する条例を改正することについて 日程第10 議案第38号 福津市職員の育児休業等に関する条例を改正することについて 日程第11 議案第39号 工事請負契約を締結することについて(上西郷小学校大規模改修工事) 日程第12 議案第40号 道路の路線変更について 日程第13 請願第1号 保育制度改革に関する意見書提出を求める請願書 日程第14 一般質問2 出席議員は次のとおりである(22名)  議 長  阿 部   巖  副議長  村 上 修 一   1番  中 島 美和子   2番  江 上 隆 行   3番  山 本   清   4番  岩 城 俊 郎   5番  井 上   聡   6番  渡 辺 由 美   7番  米 山   信   8番  永 島 直 行   9番  八 尋 輝 紀   10番  樋 口 幸 雄   11番  渡 辺 理 恵   12番  椛 村 公 彦   13番  永 山 麗 子   14番  松 尾 ひとみ   15番  大久保 三喜男   16番  竜 口 雅 博   17番  大 峰 重 美   18番  山 脇   清   19番  迫   靜 吾   20番  硴 野 九州男   3 欠席議員は次のとおりである(なし)4 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職・氏名(15名)  市    長  小 山 達 生         副 市  長  冨 田 伸 介  教 育  長  金 子 孝 信         総合政策部長  小 田 達 也  市 民 部長  吉 田 哲 春         健康福祉部長  萩 原 利 博  教 育 部長  下り松 英 次         都市整備部長  荻 原 益 美  地域生活部長  荻 原 哲 夫         地 域 生活           総 務 課長  竜 口 誠 二         担 当 理事  井 手 勢 二  財 政 課長  藤   達 也         企画政策課長  永 島 脩 助  行 政 経営                  広報秘書課長  花 田 秀 文  推 進 室長  森   博 人5 職務のため議場に出席した者の職・氏名(3名)  事 務 局長  恒 任 博 司         議 事 課長  石 橋 和 義  議 事 係長  花 田 正 弘          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            開会 午前9時30分 ○議長(阿部巖) 皆さんおはようございます。議員定数22名中、ただいまの出席議員は全員であり、定足数に達し、議会は成立いたしましたので、平成22年第4回福津市議会定例会を開会いたします。 直ちに会議を開きます。 地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため、小山市長、冨田副市長、金子教育長、小田総合政策部長、吉田市民部長、萩原健康福祉部長下り松教育部長荻原都市整備部長荻原地域生活部長井手地域生活担当理事、竜口総務課長、永島企画政策課長、藤財政課長、花田広報秘書課長森行政経営推進室長の出席を求めております。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(阿部巖) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第120条の規定に基づき、会議録署名議員に5番、井上議員、6番、渡辺由美議員を指名いたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第2会期の決定 ○議長(阿部巖) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りをいたします。本定例会は、本日から6月24日までの14日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) 異議なしと認めます。したがいまして、会期は本日から6月24日までの14日間に決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第3諸般の報告 ○議長(阿部巖) 日程第3、諸般の報告をいたします。 市長から、平成22年第4回福津市議会定例会招集にあたって、あいさつ並びに報告事項等があればお願いいたします。市長。 ◎市長(小山達生) おはようございます。平成22年第4回福津市議会6月定例会の開会にあたり、ごあいさつを申し上げます。 議員の皆様におかれましては、ご多用の折、ご出席をいただき、まことにありがとうございます。 それでは、今回の定例会に提案いたしております案件についてご説明申し上げます。 まず、報告第4号から第6号までは、平成21年度の繰越事業にかかわる繰越明許費繰越計算書の報告、福津市土地開発公社及び財団法人福津市文化振興財団にかかわる平成21年度決算及び平成22年度事業計画についての報告でございます。 次に、同意第3号といたしまして、9月30日に任期が満了する人権擁護委員1名の推薦同意でございます。何とぞご同意いただきますようお願いいたします。 次に、議案第36号は、福岡県の緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金等にかかわる事業等を実施するための平成22年度一般会計補正予算案でございます。 議案第37号及び第38号は、地方公務員の育児休業等に関する法律などが改正されたことに伴い、福津市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び福津市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する議案でございます。 次に、議案第39号は、上西郷小学校大規模改修工事にかかわる工事請負契約に関する議案でございます。 最後に、議案第40号は、福津市道の路線変更にかかわる議案で、報告などの議案を合わせまして、9議案を提案しております。 おのおの重要な案件でございます。ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げまして、私の諸報告といたします。 ○議長(阿部巖) 以上で、市長のあいさつ並びに報告事項を終わります。 議長としての報告事項を申し上げます。 議会広報調査特別委員会が先進地視察を実施し、調査報告書が提出されましたので、その写しを配付いたしております。 また、会派有心クラブ福津ふくおかネットワーク、公明党、ふくおか市民政治ネットワーク、政友会、新政会並びに八尋議員からの行政視察報告書。陳情として、人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書、子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情書、永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情書、選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出に関する陳情書並びに宗像建設協会からの陳情書の写しを配付いたしております。 続きまして、各常任委員会の所管事務調査の報告を求めます。 まず、総務文教委員会の報告を求めます。永島委員長、お願いいたします。 ◎総務文教委員長(永島直行) おはようございます。それでは、総務文教委員会の報告をいたします。 平成22年第2回福津市定例議会において、本委員会に付託を受けておりました所管事務調査について、その調査結果を、会議規則第77条の規定により、下記のとおり報告をいたします。 記。 1.調査事項。 (1)入札指名登録制度における課題とその対策について。 (2)教育環境整備について、市立中学校視察と学校給食の現状。 2.期日。 平成22年5月11日と平成22年6月4日の2日でございます。 3.調査にあたって。 (1)入札指名登録制度における課題とその対策について。 本市における入札指名登録制度の現状と課題、そしてその対策について調査するとともに、今後の適正な対応を研究する。また、法令違反した業者を捕捉する情報収集態勢や、その行政処分について、関係機関との連携のあり方を探る。 (2)教育環境整備について。 市立中学校視察と学校給食の現状。今年度導入された教育環境整備事業(ICT環境整備)の取り組みを調査し、これからの事業施策に資する。また、食育を踏まえた学校給食のあり方と現状を把握する。 4.調査結果。 (1)入札指名登録制度における課題とその対策について。 受注工事の偏りや確実な事業遂行を図るため、手持ち工事の運営基準を設け、本年4月1日以降の入札(土木一式工事)から適用している。市が競争入札により発注する工事で、当初の予定価格が500万円(税込み)以上のもので、手持ち工事の上限(一般競争入札2件、指名競争入札2件)となった時点で、以降の入札には参加できない。また、手持ち工事件数にかかわらず、同一入札日の落札件数は、一般、指名競争入札とも1件とするという内容である。 その他、幾つかの基準を設けて、広く入札機会の確保と受注の平準化に努めている。福津市営業所実態調査実施要領においては、指名登録業者(営業所)を訪問調査し、改善を要すると判断したときは、改善通知書により指導を行う。営業所実態を具体的に把握するとともに、不良、不適格業者を排除して、入札及び契約の適正化を図っている。 (2)教育環境整備について市立中学校視察と学校給食の現状。 高度情報化への適用と、効果的な学習指導の手法として、教育環境整備ICT環境整備)を導入している。視覚的手法を授業に取り入れることにより、理解度が深まり、教科の習熟度、学力向上に活用している。健康教育の一環でもある食に関しては、望ましい栄養や、食事のとり方を理解して、みずから管理する能力をつけようとしている。また、地域の産物、食文化の食にかかわる歴史等を理解できるように努めている。 5.委員会としての意見。 (1)入札指名登録制度における課題とその対策について。 透明性を確保し、公正公平な入札制度の確立は、自治体の最優先課題であり、使命とも言える。手持ち工事の運営基準や、福津市営業所実態調査実施要領など、現状を含めた指針をもとに、地場業者の育成という観点からも、厳格な指導と運用を期待したい。特に実態調査では、3回連続で不在であった場合に、改善指導を行うということであるが、現実に即しておらず、実効性のある運用を強く求める。 (2)教育環境整備について市立中学校視察と学校給食の現状。 情報化社会への対応と、教育効果の高まりを目的に導入したICT教育環境の整備は、ICT支援員のもと、取り組みが図られている。児童生徒の学習能力向上のためにも、最新機器を活用し、習熟度の高い教育実践の場として、さらなる活用を望むところである。一方で、学級運営、クラブ活動、生徒指導等、学校現場は多忙で激務である。先端の情報機器を有効に使いこなすためにも、先生方にも習得する時間的な余裕もあわせて確保する必要性を感じたところである。 食事の喜びや重要性、また食物を大事にし、それにかかわる人たちへの感謝の気持ちをはぐくむなど、給食を通してよりよい人間形成に一層取り組んでいただくことを願いたい。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 所管事務調査でありますので、委員長に対する質疑は省略いたします。永島委員長、自席へお戻りください。 次に、市民福祉委員会の報告を求めます。硴野委員長、お願いいたします。 ◎市民福祉委員長(硴野九州男) それでは、市民福祉委員会の状況について報告をいたします。 平成22年第2回福津市定例議会において本委員会に付託を受けておりました所管事務調査について、その調査結果を会議規則第77条の規定により下記のとおり報告をいたします。 1.調査事項。 (1)市内保育所の現状と取り組みについて。 (2)高齢者福祉視察について。 2.期日。 4月27日。 3.調査にあたって。 (1)市内保育所の現状と取り組みについて。 本市における認可保育所、届け出保育施設を視察し、現状及び保育所独自の取り組みを調査するとともに、多様化する保育ニーズに対して、市としてどのように取り組むか研究をする。 (2)高齢者福祉施設について。 平成22年度は第5期高齢者福祉計画、第4期介護保険事業計画の中間年にあたる。本市において展開されているさまざまな高齢者施策の現状と実績、取り組みの過程で発生した課題について把握をし、高齢者福祉のさらなる充実に向け理解を深めるということで勉強させていただきました。 4.調査結果。 (1)市内保育所の現状と取り組み。 認可保育園が市立が4、私立が2ございます。届け出が6ございますので、計12保育園がございますが、時間の関係で、認可が2、届け出が2ということで、当日は調査をさせていただきました。 それでは、調査した内容について報告いたします。津屋崎保育園、これは認可でありますが、年間を通じた素足保育での体力づくりや、集団生活におけるマナー等を園生活の中で身につけることができる。また、給食はアレルギー対応の完全給食で、食器には有田焼を使用している。これは食器を丁寧に扱うことを身につけるための指導ということでおっしゃっておられました。手づくりのよさを保護者に伝えるため、レシピの配付や月1回の手づくり弁当実施など、家庭での食育も取り組んでおるということを報告を受けております。 次の福間保育所でございます。認可でありますが、自然豊かな環境を生かして、毎朝、月齢に応じた体操、マラソン等で体力づくりを行っている。園庭にはムーミン谷というくぼみがありまして、坂を上るとか、トンネルをくぐる等のすき間遊びができるということ。また、園児が野菜づくりを行え、成長観察で収穫の喜びを味わっている。収穫した野菜を給食に使用することもあるということでご報告を受けております。 次に、孝明保育園、これは届け出でありますけれども、届け出保育施設の特色を生かして、保護者のニーズに対して、臨機応変に対応できる施設、今困っている人たち、地域の人たちのお手伝いができる施設を目指している。各月齢の園児たちが園生活を通じて縦の人間関係を経験することで、それぞれの個性を大切にしながら、思いやりやいたわりの心をはぐくんでいるということでございました。 次の届け出の双葉保育園、園児の個性や月齢に配慮した「個の自立」を目指している。一時預かりや、日、祝日預かり等を実施をして、保護者が利用しやすい環境を整えている。現在、120人の子どもたちが在籍しており、よりよい環境を整備するための準備を進めている。子どもたちに多くの体験をさせることにより、集団での対応力や学ぶことの大切さ、他人への優しさの芽をはぐくんでいるということでございました。 (2)次に、高齢者福祉施策についてでありますが、本市の高齢者福祉施策の主なものとして、特定高齢者把握事業、これは2事業、通所型介護予防事業、4事業。訪問型介護予防事業、2事業。介護予防普及啓発事業、6事業。地域介護予防活動の支援事業、4事業の5項目の18事業について研修をいたしました。 実は、皆さんたちのところにお手元に配付しておりませんが、第5期高齢者福祉計画、第4期介護保険事業計画ということで、議員の皆さんもお手元に、多分おうちにお持ちだと思いますので、今日報告をいたします29ページ以降を私どもは研修しておりますから、また見ていただくとよろしいかと思います。 それでは、介護予防の推進において、まず大切なのは、特定高齢者、体の機能が弱っており、このままでは要支援、要介護になる恐れが高い人の把握であります。地域との連携をとりながら、戸別訪問や個別案内、さらには介護予防検診の受診率向上に努め、特定高齢者の掘り起こし及び早期に介護予防事業への参加を促すことで、その状態の改善または維持が可能となる。 また、一般高齢者についても、転倒予防や認知症予防事業等を通じて、元気なうちからの介護予防の必要性の普及啓発等が重要である。 地域単位でも介護予防の場を提供して、気軽に参加できる事業展開をするとともに、教室終了後も自宅で継続できるような内容の指導を行っている。 ほかに、外に出て教室に参加することは難しい、閉じこもりがちな高齢者の対策として、訪問での介護予防、生活支援事業、さらには訪問から通所、閉じこもりの解消への支援等も展開をされておるところであります。 高齢者や介護する家族や、地域での介護予防活動に対しても、講師の派遣や介護技術研修の講座等が展開をされておるところであります。 5.委員会としての意見。 (1)市内保育所の現状と取り組みについて。 今回視察を行った保育所では、子どもたち一人ひとりの個性を大切にしながらも、集団生活を通じて相手を思いやる心を育てるというところに重点を置き、保育に取り組んでおられました。今後は、子どもがどのようにはぐくんでいくのかという観点からも、保育所のあり方について調査をしたいと思います。 認可保育所につきましては、共働きの、家族の介護等で、日中子どもを保育する人がいない家庭、保育に欠ける家庭のための施設でありまして、保育に欠ける度合いの高い家庭が優先的に入所することができる。入所に関する手続きは、すべて市町村を通じて行う。本市の認可保育所の待機児童は、4月現在で約60人ということでお聞きしておりますが、今後とも共働きや働く女性がふえていくことを考えると、解決策は急務であります。 認可を受ける基準の一つに、給食はすべて施設内調理というものがあります。それを生かして、今回視察をした認可保育所では、共通して食育に取り組んでいた。子どもたちの心と体をはぐくむ給食が認可保育所の大きな特徴であり、給食室で調理する人と、食べる子どもたちとの間に、顔の見える関係がある。このような地産地消、手づくりの給食は必要であると考えました。 一方、届け出保育所施設は、保育に欠ける家庭以外も利用することができ、入所に関する手続きも直接その施設で行われております。届け出保育施設の特徴は、保護者の実情に沿った保育内容にあり、保護者の病気等で、家庭での保育が一時的に困難な場合に利用できる一時保育等の受け入れ態勢が整っており、これを利用することで、安心して子育てができる。今後は公立の保育所でも、このような利用者のニーズに応じた保育体制の整備が必要になってくると考えられます。 この市内の認可保育所、届け出保育所については、別紙のほうに添付しておりますので、後ほど見ていただきたいと思います。 (2)最後になりましたが、高齢者福祉施策についてであります。各種事業の内容を見ると、特定高齢者、一般高齢者、家族を介護するグループ、それぞれに向けた事業が展開されております。内容についても、介護予防はもちろんのこと、生活支援地域における健康づくり事業ボランティア活動の支援等、多岐にわたっております。 しかし、市民がこれら18事業について、行政が実施していることを認識しているのか疑問であります。介護予防に余り関心がない高齢者や市民に対して、その必要性をこれからも発信していく必要があります。 さらには、地域介護予防の充実を図るため、これら行政の事業を隅々まで普及させるためにも、社会福祉協議会を始め、シニアクラブ連合会地域老人クラブ等、それぞれの地域にある組織の連携、ネットワーク化は必要不可欠であります。 高齢者対策については、まだ多くの課題が残っておりますが、今後は高齢者の豊かな知識や経験が地域で生かされる環境や、社会参加の場の提供などについても検討が必要であるということで、以上報告を終わります。 ○議長(阿部巖) 所管事務調査でありますので、委員長に対する質疑は省略いたします。硴野委員長、自席へお戻りください。 次に、建設環境委員会の報告を求めます。大峰委員長、お願いいたします。 ◎建設環境委員長(大峰重美) 建設環境委員会の報告書を読ませていただきます。 平成22年第2回福津市議会定例会において、本委員会に付託を受けておりました所管事務調査について、その調査結果を会議規則第77条の規定により、下記のとおり報告いたします。記。 1.調査事項。 (1)入札指名登録制度における課題とその対策について。 (2)なまずの郷事業運営の課題と今後の見通し。 (3)西郷川リバースの進捗状況。 (4)昭和公園リニューアルの経緯と現状。 (5)漁業、漁港の現状と課題。 2.期日。 平成22年5月11日。 3.調査にあたって。 (1)入札指名登録制度における課題とその対策について。 本市における入札指名登録制度の現状と課題。そしてその対策について調査するとともに、今後の適正な対応を研究する。 (2)なまずの郷事業運営の課題と今後の見通し。 指定管理者への移管に伴い、事業の実施状況を調査し、今後の管理運営のあり方を研究する。 (3)西郷川リバースの進捗状況。 川の駅西郷川リバースの進捗状況を把握、調査する。 (4)昭和公園リニューアルの経緯と現状。 関係者の声を反映し、リニューアルされた公園の現状と、その取り組みの過程を調査研究し、これからの公園のあり方を考える。 (5)漁業、漁港の現状と課題。 本市の漁業及び漁港の現状を調査する。 4.調査結果。 (1)入札指名登録制度における課題とその対策について。 手持ち工事の運営基準を設け、本年4月1日以降の入札、土木一式工事から適用している。主な内容は、市が競争入札により発注する工事のうち、当初の予定価格が税込み500万円以上のものを対象とし、手持ち工事の上限、一般競争入札2件、指名競争入札2件となった時点で、それ以降の入札には参加できない。また、手持ち工事数にかかわらず、同一入札日の落札件数は、一般、指名競争入札とも1件とするというものになっている。そのほかにも、基準を設定して、広く入札機会と受注の平準化を図っている。 福津市営業所実態調査実施要領では、営業所を訪問調査し、その実態を把握するとともに、不適格者を排除して、入札及び契約の適正化に努めている。 (2)なまずの郷事業運営の調査と今後の見通し。 指定管理者制度の導入に伴い、管理主体が総合公園管理公社から、公園管理センターふくつパークスグループへ変わったこともあり、公園施設の予約申込方法について、変更を行っている。 年間を通し、特定の団体の利用を優先するのではなく、一般利用者が公平、平等に利用申し込みができるように改めたものである。 多目的グラウンドの使用については、ジョギング愛好者がグラウンドを無料使用していることで、たびたび問題があった。ジョギング愛好者から、連名で有料公園施設の減免申請書が出され、使用する範囲や使用時間などの許可条件を付して許可した経緯がある。また、新たにジョギング愛好者には、使用時間や範囲、腕章を着用するなどの条件を付して減免使用許可を行っている。 (3)西郷川リバースの進捗状況。 西郷川リバース事業では、多自然型川づくりについて、順調に整備を進められており、着手前の川幅より3倍程度の整備が進められている。西郷川リバースの改修工事の進捗状況について、景観ゾーンの工事現場を視察し、工事の状況を確認した。 (4)昭和公園リニューアルの経緯と現状。 昭和公園整備については、平成20年度の住民ワークショップを開催し、子どもの居場所づくりの要望が強く、利用者の声を反映した整備で取り組みを行っている。現在は、地元郷づくり子育て部会が中心となり、プレーパーク事業が取り組まれ、大勢の子どもたちが参加している。平成22年度は、公衆トイレの改修をもって整備を完成するものとの報告を受けた。 (5)漁業、漁港の現状と課題。 水産業、福間漁港、公営漁港、組合員21名、水揚げ高約9,400万円。福間町時代、平成9年から平成11年に、県・国補助金により護岸整備を実施。津屋崎漁港、県漁港、組合員41名、水揚げ高約1億5,600万円、整備は県主体、市は負担金事務。両漁港とも、水揚げの減少がある。市として、水産振興は魚礁の設置や養殖の中間育成の補助金支出に限られる。 小型船舶係留施設。現在、稼働率は福間は85%、津屋崎93%、小型船舶の大型化が進み、福間の4クレーンより、津屋崎の7クレーンのほうが需要が多い。 管理面は、福間は漁協へ委託管理、津屋崎は管理人を市が直接個人委託している。 使用料の歳入は両漁港合わせて2,700万円、ともに指定管理者への移行を検討している。 5.委員会としての意見。 (1)入札指名登録制度における課題とその対策。執行部が導入した手持ち工事の運営基準や、福津市事業所実態調査実施要領などをもとに、より一層公平公正な指名競争入札の確立を望む。 (2)「なまずの郷」事業所の課題。 指定管理者であるふくつパークスグループにかわり、グラウンドの使用については、従来から使用者のみならず、新規利用者や一般利用者にも公正平等な申し込みがしやすい運営基準であるべきだと考える。有料施設の中を走ることは問題であるが、ジョギング愛好者に理解を得ながら、健康増進事業として寄与していただきたい。 (3)西郷川リバース。 自然環境、生態系及び水害に配慮した川づくりが行われており、早期の完成を望むものである。 (4)昭和公園リニューアル。 広場、遊具が整備され、清潔感のある公園に生まれ変わり、子どもの居場所としての空間を期待したい。 (5)漁業、漁港の現状と課題。 本市の水産業振興のため、また観光産業の一環としても、より一層の取り組みを期待する。 以上です。 ○議長(阿部巖) 所管事務調査でありますので、委員長に対する質疑は省略いたします。        (「確認しておきたいことがありますので発言の許可をお願いします」の声あり) どうぞ。 ◆12番(椛村公彦) 本来、所管事務の調査は常任委員会の所管調査に限られるということになっておりますが、今、建設環境委員会から1の入札指名制度における課題とその対策についての調査がなされているような報告になっておりますが、これは本来、総務文教委員会所管事務調査であると思います。同じ内容が載っておりますので、ミスプリではなかろうかと思いますが、そのあたりの見解を、これは事務局にお願いするべきなのか、委員長なのか、お願いいたします。 ○議長(阿部巖) 事務局、石橋課長。 ◎議事課長(石橋和義) ただいまの椛村議員のご質問に対しましてお答えいたします。 本来、指名入札につきましては、総務文教委員会の所管でございますけれども、建設工事、それから土木工事等の所管をしております建設環境委員会にも、そういう側面がございますので、総務文教と建設環境委員会が合同で勉強をされたということですので、これに記載をして報告をしているということでございます。 以上でございます。
    ○議長(阿部巖) 椛村議員。 ◆12番(椛村公彦) 所管外の勉強会ということであればよろしいかと思いますが、所管外のことを、常任委員会で事務調査されるということになりますと、委員会の権限を超えた事務調査ということになります。この中に、本来報告書の中に載せるべきものではないのではなかろうかと思いますが、どのような見解でございましょうか。お伺いいたします。 ○議長(阿部巖) 石橋課長。 ◎議事課長(石橋和義) この件につきましては、事務局で検討いたしまして、後ほどご報告させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 他にございませんね。それでは、先ほど申しましたように、委員長に対する質疑は省略いたします。大峰委員長、自席へお戻りください。 以上で、諸般の報告を終わります。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第4報告第4号繰越明許費繰越計算書の報告について ○議長(阿部巖) 日程第4、報告第4号繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(小山達生) 報告第4号繰越明許費繰越計算書の報告について、提案理由をご説明いたします。 地方自治法第213条第1項の規定による繰越明許費にかかわる平成21年度福津市繰越明許費繰越計算書を、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。 内容については、担当から説明させていただきます。 ○議長(阿部巖) 藤財政課長。 ◎財政課長(藤達也) 報告第4号繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明を申し上げます。 5ページから7ページでございますが、一般会計、それから国民健康保険事業特別会計並びに公共下水道事業特別会計の繰越明許費につきまして、3月補正予算の際に、ご承認をいただきましたものでございます。今回、繰越明許しましたその財源内訳を示した計算書を作成しております。この財源によりまして、21年度の各事業を22年度に繰り越しをしたものでございます。 一般会計におきましては、21事業を繰り越しをしております。その中で、9事業につきましては、3月補正で行いました国のきめ細かな臨時交付金を活用しました事業、この9事業が、活用しました9事業が含まれての21事業ということになっております。 それから、国民健康保険事業特別会計につきましては1事業、公共下水道事業特別会計につきましては2事業ということでございます。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 本案は報告事項でありますので、質疑のみ受けます。質疑はございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) 質疑ないようです。質疑を終結し、報告を終わります。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第5報告第5号福津市土地開発公社に係る平成21年度決算に関する書類及び平成            22年度事業計画に関する書類の報告について ○議長(阿部巖) 日程第5、報告第5号福津市土地開発公社に係る平成21年度決算に関する書類及び平成22年度事業計画に関する書類の報告についてを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(小山達生) 報告第5号福津市土地開発公社に係る平成21年度決算に関する書類及び平成22年度事業計画に関する書類の報告について、提案理由をご説明いたします。 地方自治法第243条の3第2項の規定により、福津市土地開発公社にかかわる平成21年度決算に関する書類及び平成22年度事業計画に関する書類を別紙のとおり報告するものでございます。 内容については、担当から説明させていただきます。 ○議長(阿部巖) 小田総合政策部長。 ◎総合政策部長(小田達也) それでは、報告第5号福津市土地開発公社に係る平成21年度決算に関する書類及び平成22年度事業計画に関する書類の報告についてご説明を申し上げます。 お配りしております5号資料の内容でご説明をさせていただきます。まず、資料の3ページをお開き願います。平成21年度福津市土地開発公社の事業報告でございます。 まず、事業概要につきましては、公有地取得事業で、市に土地の売却を行っております。平成7年度取得の街路用地1,182m2を1億932万6,280円で、それから平成4年度取得の福間駅前広場用地1,964.29m2及び平成5年度取得の福間駅前広場用地の一部142.79m2をそれぞれ4億4,613万6,239円、それから2,285万826円、また平成19年度取得の竹尾地区緑地保全事業用地11万5,671.74m2を12億3,773万6,263円で売却をいたしております。 その結果、平成21年度末の公有地面積は1万7,133.03m2、総額として10億6,743万9,247円となっております。 続きまして、経理についてでございます。収支決算書でご説明をいたします。7ページをお開き願います。収益的収入中、事業収益では、公有地取得事業収益が、先ほどの事業概要でご報告いたしました保有用地の売却総額であります18億1,604万9,608円の決算となっております。 附帯等事業収益は、105万40円の決算で、これにつきましては、商工会への土地の貸付収入でございます。 次に、事業外収益に関しましては、預金利息5万487円、それから長期貸付利息77万円の決算で、収益的収入の合計額といたしましては、18億1,792万135円となっております。 8ページをお開き願います。収益的支出では、事業原価中、公有用地売却原価18億1,604万9,608円の決算、それから販売費及び一般管理費につきましては、決算額8万480円となっております。 9ページをお願いします。収益的支出合計といたしましては、18億1,613万88円の決算となっております。 10ページ、お願いします。資本的収入でございます。短期借入金、22ページに明細が書かれておりますが、これにつきましては884万407円、それから資本的支出につきましては、公有地取得事業費中、短期借入金の支払い利息が884万407円、それから短期借入金償還金、これにつきましては13億4,706万2,543円のそれぞれの決算となっております。資本的支出合計額として18億2,488万259円の決算となっております。 戻っていただいて4ページをお開き願います。理事会の開催状況につきましては、3回開催をいたしております。審議内容につきましては、記載のとおりでございます。役職員に関する事項につきましても記載のとおりでございます。 ページが飛びますが、27ページをお開き願います。平成22年度の事業計画でございます。本年度は17、18年度取得しておりました西郷川リバース事業用地の処分を計画をいたしております。予定面積、ここに掲げておりますとおり1万233.48m2、予定事業費といたしましては2億5,570万2,000円でございます。内訳は、下の表にお示ししておるとおりでございます。 次に、平成22年度福津市土地開発公社当初予算についてのご説明をさせていただきます。 33ページを、すみません、お開き願います。収益的収入中、公有地取得事業収益は、これにつきましては、先ほどの事業計画で申し上げました西郷川リバース事業、上西郷川の改修事業、それから川の駅整備事業でございます。の用地の売却によりまして2億5,570万2,000円、それから附帯事業収益につきましては、商工会への土地貸付収入94万8,000円をそれぞれ計上いたしております。事業外収益では、預金利息を3万3,000円、それから長期貸付利息として77万円を計上いたしております。収益的収入合計といたしましては、2億5,745万3,000円といたしております。 それから、次ページをお開き願います。収益的支出につきましては、事業原価中、公有用地売却原価2億5,570万2,000円、それから附帯事業原価、内容は草刈りの委託料でございます。10万円をそれぞれ計上いたしております。販売管理費及び一般管理費につきましては17万8,000円を、それから予備費に50万円をそれぞれ計上いたしております。収益的支出の合計額は2億5,648万1,000円としております。 36ページをお開き願います。資本的収入につきましては、短期借入金については504万5,000円を計上いたしております。次に、資本的支出、公有地取得事業費中、短期借入金支払い利息として504万5,000円、短期借入金償還金として2億5,570万2,000円をそれぞれ説明の欄に記載しておる内容で計上をいたしております。資本的支出の合計額といたしましては2億6,075万1,000円を計上いたしております。 以上で、ご説明を終えさせていただきます。 ○議長(阿部巖) 本案は報告事項でありますので、質疑のみ受けます。ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) 質疑ないようです。質疑を終結し、報告を終わります。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第6報告第6号(財)福津市文化振興財団に係る平成21年度決算に関する書類及び            平成22年度事業計画に関する書類の報告について ○議長(阿部巖) 日程第6、報告第6号(財)福津市文化振興財団に係る平成21年度決算に関する書類及び平成22年度事業計画に関する書類の報告についてを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(小山達生) 報告第6号(財)福津市文化振興財団に係る平成21年度決算に関する書類及び平成22年度事業計画に関する書類の報告について提案理由をご説明いたします。 地方自治法第243条の3第2項の規定により、財団法人福津市文化振興財団に係る平成21年度決算に関する書類及び平成22年度事業計画に関する書類を別紙のとおり報告するものであります。 内容につきましては、担当から説明させていただきます。 ○議長(阿部巖) 下り松教育部長。 ◎教育部長(下り松英次) おはようございます。文化財団に係る21年度決算に関する書類並びに22年度の事業計画に関する書類についてご報告をさせていただきます。 お手元の資料、報告第6号の資料の、まず初めに21年度経営状況報告書、決算に係る書類の2ページ、3ページをお開きいただきたいというふうに思っております。 21年度財団法人福津市文化振興財団事業につきましては、事業方針といたしまして、2ページ掲げております3点、個性のある住民活動の支援、個性ある芸術文化の鑑賞、個性ある事業運営ということを3本柱に、各自主事業、鑑賞型、育成型等を行ってまいったところでございます。 まず、鑑賞型につきましては、映画といたしまして「おくりびと」、6月13日。追加事業といたしまして「劔岳 点の記」を行っております。それから、コンサートにつきましては倍賞千恵子さんのコンサート、それと高嶋ちさ子さんのバイオリンコンサートをおのおの行っておるところでございます。若干今年度につきましては、中央公民館も活用してその域を広げたいということで、1月に桂歌丸・三遊亭楽太郎の二人会を行ったところでございます。 まず、鑑賞型につきましては、今回、この5本、21年度実施をしております。特に、当初の6月13日に開催いたしました「おくりびと」の映画上映につきましては、たまたまちょうどアカデミー賞の外国映画部門賞を受賞して直近だったということもございまして、3回上映を行ったんですが1,236人の皆さんにご鑑賞をいただいております。カメリアホールで映画上映を始めまして最多の入場者数を数えておるところでございます。 10月24日には倍賞千恵子さんのコンサート、これにつきましては、津屋崎少年少女合唱団とも共演を行っており、すごく和気あいあいとしたコンサートでございました。 また、1月24日に中央公民館のほうで落語会を行っております。これにつきましても、若干ちょっと冬場ということで暖房環境が、余りよくなかったということでおしかりをいただいておったところでございます。そこら辺いろいろ事業運営に関しましては、こういったノウハウの中で気持ちのよい鑑賞ができるような形で今後努めていきたいというふうに考えております。 それから、2月20日の高嶋ちさ子バイオリンコンサートにつきましては、すごく肩の凝らない楽しい、クラシックという硬いイメージから、高嶋さんのユニークな個性といいますか、そういったところで楽しいコンサートが開けたんではないかなというふうに思っております。 今回の鑑賞型につきましては、基本的には入場率がほとんどもう80%を超える状況で、すごく運営上、メニューの選び方、事業の選び方も功を奏したんではないかというふうに思っておりますが、たくさんの市民の方、また市民以外の方でも、いろんな形での市外の方々も含めた形で多数の入場者数を集めたところでございます。 それから、一方、住民参加型事業でございます。例年どおりの活動を行っております。例年どおりと申し上げても、その回を増すごとにその規模等については少しずつではございますが好評で拡大をしている状況でございます。 まず、5月30日にカメリアホールでのカラオケ大会、これにつきましては120名ということでございますが、いつも参加者が多くて抽選を行うということになっておるところでございます。 8月1日に福津ふるさと劇場をカメリアのほうで行っております。これには民話劇団と勝浦人形浄瑠璃保存会による公演でございますが、人形浄瑠璃の発祥の地でございます兵庫県の南あわじ市から南淡中学校の生徒さんたちをお招きいたしまして、生徒さんの出演をお願いをしたところでございます。すごく、いわゆる学校活動の中での郷土芸能の振興というスタンスから見たときに、すごく立派な人形浄瑠璃を拝見させていただいたところでございます。こういったことにつきましては、でき得る限りそういった地域とのつながりみたいなものが継続できればというふうに今後も考えておるところでございます。 それから、8月23日に岡垣、水巻、津屋崎、各少年少女合唱団によります第15回の玄界灘ジョイントコンサートを開催をしております。これは各地域で持ち回りで開催をさせていただきまして、21年度につきましてはカメリアのほうで開催をさせていただいております。 それから、12月23日に津屋崎少年少女合唱団によるクリスマスコンサートを開催をしております。例年満員状態でございます。21年度から経費等の部分もございまして、申しわけなく中学生を超える方につきましては21年度から500円をいただくような形での事業展開を行っておるところでございます。 恐れ入ります、4ページをお開きいただきたいと思います。全体的なことも、先ほどもちょっと申し上げましたように、今年度財団が行いました主催事業につきましては総入場者数が4,769名と、入場率が、映画を除きましてですが、83%を達成しております。これはカメリアホール開館以降、同財団が行いました主催事業においては一番の入場者数となっておるところでございます。こういった形で市民の方等も踏まえて足を運んでいただける事業展開を今後とも続けていきたいというふうに考えておるところでございます。 それから、各事業の収支差額、事業別の差額につきましては、11ページ、12ページをご参照いただければというふうに思っております。11ページにつきましては、鑑賞型で行いました各事業の収支報告を一覧として上げさせていただいております。12ページにつきましては、育成型の各事業についての収支差額を掲載をしておるところでございます。 それから、21年度の決算につきましてでございます。17ページをお開きいただきたいというふうに思っております。21年度につきましては、決算額歳入歳出あわせまして3,036万1,904円の収支というふうになっております。当初予算に比べまして約200万ほど増加をしておるところでございますが、先ほども申し上げましたように入場料収入が当初予算に比べて約200万近く増加したっていうことが大きな理由となっておるところです。 それから、支出に関しまして、活動支出計のすぐ上でございますが、補助金還付金支出ということで258万8,795円を計上させていただいております。補助金2,000万円で運営をお願いしておるところでございますが、経費等の縮減並びに入場料収入が上がったことによる補助金の精算額として約260万円弱の精算をいただいたところでございます。 それから、21年度につきましては、ページは打っておりませんが、この資料の中の別紙ということで自主文化事業報告書というところで、各事業につきましての概要並びにアンケートをとっております。そのアンケート結果についても何点か掲載をさせていただいておりますのでご参考にしていただければというふうに思っておるところです。 それでは、続きまして福津市文化振興財団平成22年度自主文化事業計画案につきましてご報告をさせていただきます。 開きまして1ページを恐れ入ります。よろしくお願いいたします。 総括といたしまして、まず育成・住民参加型事業につきましては、昨年と同様のラインナップで行いたいというふうに思っております。ただ、玄界灘ジョイントコンサートにつきましては、津屋崎、岡垣、水巻という3団体でございましたけど、今年から、今年度から新たに宗像市の少年少女合唱団が加わり4団体で行うということになっております。会場につきましては、今年度は岡垣での開催を予定しております。 それから、夏に行っております福津ふるさと劇場2010でございます。昨年に引き続きまして、昨年は南淡中学校でございましたが、今年度につきましては、今、同じく南あわじ市の三原中学校のほうに出演につきましてご依頼を申し上げているところでございます。 それから、カラオケ大会、クリスマスコンサートにつきましても同様に行う予定でございます。第9回のカラオケ大会につきましては、先日あれだったんですが、やはり枠を超えまして、今年も抽選というふうになっております。ただ、昨年抽選で外れられた方は優先的にご出演をお願いして、あと残りの方でご抽選をいただくということでの措置をさせていただいておるところでございます。 それから、今年度につきましては、鑑賞型として5本を予定をしております。クミコさんのコンサート、玄海竜二さんの大衆演芸コンサート、須川展也、山形由美、鈴木大介、加藤昌則さんによる映画音楽の旅、古川展生さんと奥村愛さんによるコンサート、それと映画「おとうと」、この5本を予定をしておるところでございます。大衆演劇からクラシックまで幅広い内容での事業を企画をさせていただいておるところでございます。「おとうと」につきましては、6月5日の日に上映を行っておりまして、3回上映をさせていただきまして625名の方の入場でございました。 それから、この場を借りまして申しわけございません。クミココンサートが、あすでございます。正直いってあんまり、ちょっと売れ行きが芳しくございませんので、もしお時間と興味がございます方、まだ券は余っておりますのでよろしくお願いしたいと思います。ちなみに、あすの19時、7時開演となっております。 一応基本的にコンサートを含めた形での事業の形態につきましては、21年度型と基本的には一緒となろうかと思っております。 それから、22年度の予算につきましては、4ページをお開きいただきたいと思います。22年度の文化財団収支予算案につきましては、収入、支出それぞれ2,776万3,000円と定めさせていただいておるところでございます。 ページをめくっていただいて、5ページを参照お願いしたいというふうに思います。各歳出につきましては、事業内容、ギャラ等も踏まえた形での各経費を予算化をさせていただいております。今年度22年度で一番大きなのは、補助金収入につきまして80万円の減額をお願いをしておるところでございます。いろんな形での補助金につきましては、今まで経常経費が縮減になる中でちょっと踏ん張っておりましたんですが、ちょっと今回についてはお願いを申し上げております。その理由といたしましても、昨年、先ほど言いましたように、玄海ジョイントコンサート等につきましては開催が21年度が津屋崎のほうでございましたので、その部分の経費ちゅうのは大体主催地が持つということでなっておりますので、今年度につきましては岡垣のほうで開催されるということで、その分の経費が約50万ほど浮くんではないかというふうな見込みを踏まえた形での22年度の予算措置でございます。 以上、駆け足でございましたが、21年事業報告並びに22年度につきましてご説明を終わらせていただきます。 ○議長(阿部巖) 本案は報告事項でありますので、質疑のみ受けます。どうぞ。ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) 質疑ないようです。質疑を終結いたし、報告を終わります。 ここで休憩といたします。再開は10時55分、10時55分といたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            休憩 午前10時37分            再開 午前10時55分          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ ○議長(阿部巖) それでは、再開をいたします。 休憩前に続き、会議を続けます。 会議に入る前に、大峰議員より意見の申し入れがあっておりますので、それを受けます。大峰議員。 ◎17番(大峰重美) 先ほど閉会中の所管事務調査報告書で、1番の入札指名登録制度における課題とその対策について報告いたしましたが、所管事務調査として報告書から削除申し出をお願いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(阿部巖) それでは、会議を進めます。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第7同意第3号人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(阿部巖) 日程第7、同意第3号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(小山達生) 同意第3号人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由をご説明いたします。 本市の人権擁護委員管田以嵯子氏は、平成22年9月30日をもって任期満了となります。後任委員として引き続き管田以嵯子氏を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により市議会の意見を求めるものです。 詳細につきましては担当から説明させていただきます。 ○議長(阿部巖) 吉田市民部長。 ◎市民部長(吉田哲春) それでは、同意第3号人権擁護委員候補者の推薦についてでございます。 このたび人権擁護委員管田以嵯子氏が、平成22年9月30日で任期満了されることに伴いまして、今回、後任者を推薦するものでございます。 なお、本市が推薦いたしました人権擁護委員につきましては、福岡人権擁護委員会及び県弁護士会の意見を聞く手続等がございますので、おおむね3カ月前をめどに推薦決定することとされておりますので本議会に提出するものでございます。 根拠法であります人権擁護委員法第6条は、議案に添付しておりますとおりでございます。 今回、人権擁護委員として推薦する管田以嵯子氏につきましては、これまでに旧津屋崎町情報公開審査会委員、また福津市心配ごと相談員や福津男女共同参画推進協議会会長として積極的に行政関係の委員を歴任されております。同氏は、平成16年10月1日から人権擁護委員となられ、現在に至っており、その経歴からも人権擁護委員として最適者であり、本人の熱意も勘案いたしますと今後も人権擁護委員として活発な活動が期待できる適任者として推薦するものでございます。よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(阿部巖) お諮りをいたします。同意第3号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) 異議なしと認めます。したがいまして、同意第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。 本案に対する質疑を受けます。ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) ないようです。質疑を終結いたします。 なお、本案は人事案件でありますので討論は省略いたします。 これより同意第3号の採決を行います。本案は原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。            〔起  立〕 ○議長(阿部巖) 全員賛成であります。したがいまして、日程第7、同意第3号人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり同意することに決しました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第8議案第36号平成22年度福津市一般会計補正予算(第2号)について ○議長(阿部巖) 日程第8、議案第36号平成22年度福津市一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(小山達生) 議案第36号平成22年度福津市一般会計補正予算(第2号)について提案理由をご説明いたします。 歳入の主なものとしましては、国庫支出金において新たにコミュニティスクール推進研究委託事業委託金206万2,000円を計上し、県支出金においては、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金4,851万2,000円の増額計上となっております。 歳出におきましては、総務費でふるさとづくり寄附金への寄附がありましたので、ふるさとづくり基金へ積み立てるための積立金を2万円計上しております。 労働費におきましては、国の緊急雇用創出事業による福岡県の緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金を受けまして、介護雇用プログラム推進事業4,596万7,000円、特定健診保健指導事後調査事業132万8,000円、福津市海岸掃除事業121万7,000円の3事業を計上しております。 農林水産事業費におきましては、宗像地域農業振興センターの設立に係る出資金300万円を計上しております。 商工費におきましては、福津商工会が行うプレミアム商品券の発行に係る一部補助として商工会補助金を500万円増額計上しております。 土木費におきましては、津屋崎地区の天神橋の改修に係る詳細設計業務委託料を360万、昨年の豪雨で被害が出た在自川の冠水対策基本設計業務委託料を853万4,000円計上しております。 教育費におきましては、特別支援教育総合推進事業が市へ事務委託されたことに伴い、謝金等に係る経費を6万9,000円。国庫補助事業としてコミュニティスクール推進研究委託事業に係る講師謝金、事務費等を206万2,000円計上しております。 債務負担行為の補正としましては、宗像地区事務組合が平成21年度に救急車両の購入にあたり起こした地方債の償還に係る費用を追加補正として上げております。 以上、ご説明いたしました一般会計補正予算につきましてご審議いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(阿部巖) お諮りをいたします。議案第36号につきましては、なお詳細に審議を要しますので、全員の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) 異議なしと認めます。したがいまして、議案第36号は全員の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 お諮りをいたします。ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員長及び副委員長の選任を私にお任せ願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) 異議なしと認め、委員長は21番、村上議員、副委員長は8番、永島議員にお願いいたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第9議案第37号福津市職員の勤務時間、休暇等に関する条例を改正することについて △日程第10議案第38号福津市職員の育児休業等に関する条例を改正することについて △日程第11議案第39号工事請負契約を締結することについて ○議長(阿部巖) お諮りをいたします。日程第9、議案第37号福津市職員の勤務時間、休暇等に関する条例を改正することについてから、日程第11、議案第39号工事請負契約を締結することについてまでの以上3議案を一括上程いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) 異議なしと認め、そのように決定いたしました。 一括上程いたしました以上3議案の提案理由の説明を市長に求めます。市長。 ◎市長(小山達生) まず、議案第37号福津市職員の勤務時間、休暇等に関する条例を改正することについて提案理由をご説明いたします。 育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律並びに国家公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律による地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正が、平成22年6月30日から施行されることに伴い、本市の福津市職員の勤務時間、休暇等に関する条例につき、その一部を改正する必要が生じたため、地方自治法第96条第1項の規定により市議会の議決を求めるものでございます。 内容については担当のほうから説明させていただきます。 議案第38号福津市職員の育児休業等に関する条例を改正することについても提案理由を説明いたします。 育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律並びに国家公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律による地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正が、平成22年6月30日から施行されることに伴い、福津市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する必要が生じたため、地方自治法第96条第1項の規定により市議会の議決を求めるものでございます。 引き続き、議案第39号工事請負契約を締結することについて提案理由を説明いたします。 上西郷小学校大規模改修工事工事請負契約を締結することについて、地方自治法第96条第1項第5号の規定により市議会の議決を求めるものでございます。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 以上の議案は総務文教委員会に付託いたしますので、大綱質疑を受けます。 まず、議案第37号についての大綱質疑を受けます。ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) ないようです。大綱質疑を終結いたします。 議案第38号についての大綱質疑を受けます。ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) 大綱質疑を終結いたします。 続きまして、議案第39号についての大綱質疑を受けます。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) ないようです。大綱質疑を終結いたします。 議案第37号から議案第39号までは、総務文教委員会に付託いたします。 なお、所管外の常任委員会の傍聴並びに委員会において発言を希望される方は、本会議終了後、直ちに議長及び委員長まで申し出ください。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第12議案第40号道路の路線変更について ○議長(阿部巖) 日程第12、議案第40号道路の路線変更についてを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。市長。 ◎市長(小山達生) 議案第40号道路の路線変更について提案理由をご説明いたします。 道路法第10条第2項の規定に基づき、道路の路線を変更するにあたり、同法第10条第3項の規定により市議会の議決を求めるものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(阿部巖) 議案第40号は建設環境委員会に付託いたしますので、大綱質疑を受けます。ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) ないようです。大綱質疑を終結いたします。 議案第40号は、建設環境委員会に付託いたします。 なお、所管外の常任委員会の傍聴並びに委員会において発言を希望される方は、本会議終了後、直ちに議長及び委員長まで申し出ください。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第13請願第1号保育制度改革に関する意見書提出を求める請願書 ○議長(阿部巖) 日程第13、請願第1号保育制度改革に関する意見書提出を求める請願書を議題といたします。 紹介議員に説明を求めます。11番、渡辺理恵議員、お願いいたします。渡辺議員。 ◎11番(渡辺理恵) 保育制度改革に関する意見書提出を求める請願書について説明をいたします。 請願の趣旨は、国に対して「保育制度改革に関する意見書」を提出してくださいというものです。 意見書もつけておりますのでごらんください。 急激な少子化が進む中、子どもを安心して生み、育てる環境の整備はとりわけ重要です。この間、保育施策の拡充に対する国民の期待はかつてなく高まっており、国会において現行保育制度に基づく保育施策の拡充を求める趣旨の請願が2006年以来、4年連続して採択されていることは、こうした国民の声が反映されているからにほかなりません。現在、国においては保育所にかかわる最低基準を緩和し、地方自治体に委ねる方針が明らかにされ、直接契約、直接補助方式の導入など市場原理に基づく保育制度改革に加え、幼保一体化も含めた制度改革の検討を進めようとしています。この改革案は児童福祉法第24条に基づく地方自治体の保育実施責任を大幅に後退させるものであり、こうした改革が進めば保育の地域格差が広がるだけでなく、家庭の経済状況により子どもが受ける保育のレベルにも格差が生じることになりかねません。全国どの地域においても子どもたちが健やかに育ち、教育を受ける権利が平等に保障されるためには、保育における国と地方自治体の公的責任が不可欠であり、地方分権の推進にあたっては全国どこでも守るべきナショナルミニマムを保障する仕組みを確立することが必要です。そのためには最低基準を地方自治体に委ねるのではなく、国の責任において底上げをし、財政の保障を行うこととあわせて規制緩和の推進ではなく、国と地方自治体の責任を明記した現行保育制度を基本にしつつ、保育施策を拡充することが求められています。加えて、拙速な論議は教育現場だけではなく、地方自治体において大きな混乱を招くことにもなります。ついては、国に対し、保育制度改革に関する意見書を提出されるよう請願するというものです。 どうぞ可決に向けてご検討のほうよろしくお願いいたします。 ○議長(阿部巖) 以上ですね。            (「はい」の声あり) 請願第1号は、市民福祉委員会に付託いたしますので大綱質疑を受けます。ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(阿部巖) 大綱質疑ないようです。大綱質疑を終結いたします。 渡辺議員、自席へお戻りください。 請願第1号は、市民福祉委員会に付託いたします。 なお、委員会において発言を希望される方は、本会議終了後、直ちに議長及び委員長まで申し出ください。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第14一般質問 ○議長(阿部巖) 日程第14、一般質問を行います。 今回の質問者は17名であります。発言時間については、会議規則第56条の規定により30分となっております。皆様のご協力をお願いいたします。 一般質問にあたりましては、まず登壇されて、通告された質問の要旨について、すべてを述べてください。通告発言の後は、質問席において質問を行ってください。なお、通告外の質問は慎んでいただきますよう。 各議員の質問回数に制限はありませんが、質問の趣旨がよく執行部へ伝わるようお願いいたします。 また、次の項へ移行する場合は、その旨をお知らせください。 発言時間が終了しましたら、ブザーが鳴りますので、質問を終えてください。 次に、執行部の答弁につきましては、1問ずつ自席で行い、質問の要点に対して的確に回答していただきますようお願いいたします。 それでは、通告順により、9番、八尋議員の一般質問を受けます。 ◆9番(八尋輝紀) 9番、八尋でございます。通告どおり、次の大きく2点について質問いたします。その前に、資料を手元に、2番目の福間駅東土地区画整理事業の資料をお渡ししております。これは、私のちょっとした手違いで、私自身でけさ配らせていただきましたので、よろしくお願い申し上げます。 それから、本来なら、個人的な理由ですが、朝9時半ごろから私は質問するのが非常に自分に合っているんですけども、ちょっと時間が遅れておりますので、多少とちるかと思いますが、よろしくお願いします。 まず一つ、上西郷地区山間部の環境問題について、これは前回具体的に3月の一般質問でいたしました。具体的な答えもいただきました。福間津屋崎合併しまして、福津市の最大の売りの一つは自然環境だと思います。自然環境の保全、維持管理が私は最大の売りだと思います。ところが、前回質問しました具体的な山間部における環境問題の中で、平成15年に私が議員になりまして、このことを一生懸命取り組みたいということで、それなりに取り組んできたわけですけども、どちらかというと平成15年以前からですけど、だんだん悪くなっているような感じがいたします。海があって川があって山があって、そしてちょうど福岡市と北九州の中間に位置して、これぐらい住みよい所はないということで、バブル期を含めまして多くの人たちが入ってこられました。5万6,000という大きな人口を掲げております。そういう中で、私はこの自然環境は是が非でも守っていかなならんと、そういうふうに思うております。 そういう中で、ここにきょうは一つだけ、竹尾の自然環境について質問いたしますが、名島産業については、前回の全協で裁判が一応終了したと、一応形が終わったということで知りました。それから、E・フューチャーについては現在検討中ということで、まだ地域にも説明があっておりません。それなりに期待される答えが出てくると期待しております。 それから、もう一つ、師匠田の建設残土の処理につきましては、後の議員が質問されるということで、同じ会派で調整しまして議員の質問があると思います。大いに関心を持っております。 そういうことで、次の竹尾地区について、現状の問題点と、それで現在の取り組み、今後の対策を問います。 まず、竹尾地区における澄男工業の大々的な農地造成でございます。これの1、2、3と、答えをお願いします。 それから、もう一つは、冨川産業、YASUNAGAの土砂処理でございます。ここは本来、太田組という、太田組という社長は粕屋町の商工会の会長なんですよ、信頼して地域と水利関係者の組合長と協定書を平成14年の3月26日に交わしました。立派な内容でございます。そして、それから3年以内に終了するということで、もう本来なら16年か17年に終わっとかなならんわけです。ああ終わったなと思いよって、しばらく間隔がありましたら、ここにこの言いました業者が土砂の搬入を始めます。それも莫大な土砂でございます。そして、水利関係者、農業関係者から、ため池にこの土砂が流れ込んどると、そして水路を埋没させとると、どうしてくれるのかということで、現在その取り組みについて、市のほうで一生懸命やっていただいておると思いますけども、その進捗状況を聞きたいと思います。 それから、もう一つ、この両業者の土砂搬入とか、その他の工事のための車両の搬入によりまして、ここは上西郷50号線の延長線ですけども、四、五十年前に区画整理がされまして、非常に立派な農地がつくられたわけですけど、この道路はもうめちゃくちゃですよ、あっちこっち引っ込んで、軽トラあたりで通れば下がすれる、あるいは乗用車で通ると乗用車の下がすれると、この処理をどうするのかということをお尋ねしたいと思います。 それと最後に、私は過去から何度も許可する県、あるいは市、個人が責任を持って、何か協定違反とか問題が起こったときは処理するようにということを言うております。現在、市長にもお願いしましたから、この問題について県あたりとどんなふうな交渉がされておるのか、この質問をしたいと思います。 1番の上西郷地区山間部の環境問題については以上でございます。 次に、福間駅東土地区画整理事業についてでございます。 日本も少子高齢化した中で人口が随分減っておると、これから非常に人口面からいうと暗い状況でございます。先日、北海道の標津町という所に行きました。ここは、もうどちらかというとオホーツク海の近くでございますけれども、人口が6,000何ぼ、そして面積は福津市の5万8,000km2の10倍ぐらいある所です。産業は漁業と農業です。農業は酪農でした、主に。そして、若干環境に力を入れとるかなということで、ただ環境問題からいいますと自然環境が非常に私は厳しいと思います。夏の最高気温が25度ですか、最低気温が15度、海があって川があって、北海道では珍しい環境のようですけども、じゃあ夏海岸で遊べるかというと遊べないというような状況でございます。オホーツク海、先のほうに北方四島が若干見えるような所でございます。だから、いろんな取り組みをされております、自治体として、例えば造成して、100m2あたり、100坪ですかね、100m2あたりの土地を無償で提供されると。もちろん条件があり、住み続けるとか何年間住むとか、あるいは減りました教職員の住宅を一部改良して安く提供すると。もう一つは、不動産業みたいなものを行政が指導して立ち上げたということで、例えば、空き家を貸したい、あるいは借りたいという人たちにあっせんするわけです。本来なら不動産業あたりがされる問題でしょうがね。そういうような具体的な取り組みをしまして、とにかく昭和40年には人口が8,000何ぼかおりました。現時点では5,700何ぼでしたかね、もうとにかく一生懸命ですけれども、客観的に見まして、なかなかここらあたりに、特に産業のないような所、農業と漁業ですからね、難しいかなと私個人は思いました。 そういう意味で、福津市はやっぱり平成17年の国勢調査で、福岡都市圏で唯一人口が減少した地区でございます。このままほうっておくと、私はますますこの傾向は強くなるんじゃなかろうかということで、この時点に合った政策を前市長がとられて、まあその前からかもしれませんけれども、福間駅東地区土地区画整理事業が行われております。私は平成24年には完成すると、区画整理は。だから、大方の人に話しますと、区画整理は完成するくさ、できるはずですよ、市がしてるんですから、できにゃまた大問題ですけど。ただ、ここに6,500名の人口を張りつけるということは、私はそう並大抵の問題じゃないと思います。新宮の一般業者が売り出しております新宮役場の横の土地、あるいは、ここは非常に私は見に行きました。場所がいいね。立派なパンフレットで売り込みにきよります。何人かからいろいろ意見も求められました。あるいは、新宮中央駅という新しい駅ができて、あの一帯も非常に開発が進んでおります。古賀の鹿部は既に住めて、人口が相当入っておりますけれど、私は6,500名の人口が一日でも早く、一年でも早く張りつくことが私は最大の課題だと思います。10年かかるか20年かかるかわかりません。身近には桜川がなかなか埋まりませんでしたから、ぱっぱと埋まってしまいました。あるいはその横にあけぼのが造成しています。今確かに着々と進んでおりますけども、見た関係はちょっと時間がかかっているかなと感じがします。それ以上に大規模開発ですから、よっぽど力を入れないと私はこの人口6,500名を早期に張りつけるということは難しいと、そういうふうに思います。そういう意味で、まず24年度に予定されている区画整理の進捗状況、あるいはその他のいろんな問題点を尋ねます。 あとは具体的に福間駅東地区の開設予定です。今年の2月28日ですか、西口がオープンしまして、非常ににぎやか、立派になりました。ちょっと周辺が寂しいかなという感じはしますけれども、ただ秋口には東口が開設されるというお話を聞いていましたけれども、いろいろ人のうわさでは若干遅れるんじゃなかろうかというような話もあります。私は、これは若干24年に区画整理が終わりますから、それに間に合えばという考えを持つ人もおるかと思いますけども、早く東口が開発されることは、あの周辺の土地所有者あたりに非常にインパクトを与えるわけです。私は、西地区には駐車場があったり駐輪場があったりしますけれども、東地区には市のほうでそういう計画は今のところありませんから、民間の方々に期待しております。そのためには、一日でも早い東口のオープンを期待します。それにつきまして、現在の進捗状況と問題点と今後の見通しもお尋ねします。 それから、次に、福間駅東西自由通路の開設、これについても若干つながるもんがあるかと思いますけども、現在の進捗状況をお尋ねします。 それから、イオンモールの進出、私はここに14haですか、土地購入が12ha、そして民間のやつを2haは借りておく。大規模な商業施設ができる予定でございます。ひとつ大きく期待するものの一つでございます。これの現状の進捗状況と見通しをお尋ねします。 それから、駅東地区にすぐ隣接します土地に第一交通とイオンの共同事業が計画されております。これの現在の進捗状況と今後の見通しを尋ねます。 それから、国道3号線沿いの商業施設が予定されています。イオンモールから水光会、宮城病院の間ぐらい、ここの現状をお尋ねします。 それから、国道3号線の6車線化、着々と進んで期待しておりますが、宮城病院、上西郷信号機の所です。何といいますか、県道福間薦野線と3号線が交差する所が、なかなか進捗しないなと思う、このあたりのこともよろしくお願いします。 それから、四角両谷線、それと原町津丸線、松原上西郷線あたりの進捗状況を尋ねます。特に、松原上西郷線はJR鹿児島本線の線路のアンダーを計画されております。そこあたりの進捗状況をお尋ねします。 それから、竹尾緑地の具体的計画、資料を差し上げておりますけれども、ここは9haぐらいですか、大規模な公園が計画されております。福津市の、これはURじゃなくて、福津市の計画をもとに進まれております。これの進捗状況と現状をお尋ねします。 それから、糸ケ浦跨道橋の撤去、これは予算が既についておりますが、いつまでもみっともない何もならんやつがぶら下がっておりますので、できるだけ早急に撤去していただきたいと思います。その見通しをお願いします。 それから、上西郷川の改修状況をお尋ねします。 県道福間薦野線が上西郷川の改修をされることによって、随分水光会側に寄ります。広さは、道路の広さ、川の広さ、相当ありますけども、なかなか姿が見えませんので、この進捗状況を尋ねます。 それから、ここのパンフレットを渡しておりますけれども、「明日花」という開発地域の名称がつきましたけれども、さきに竜口議員が質問のときに、具体的な住居表示はどんなふうになるかというような質問をされておりました。その答えがまだ出てきておりませんので、もしそういうものが見えましたら答えていただきたいと、そう思います。 それから、もう一つ、手元にお配りしております福間駅東土地区画整理事業のパンフレットは、当初私どもがいただいたものでございます。スタートする前に。ただ、この「明日花」というのが、小さく地区愛称ということで出ておりますけれども、先ほど申しました新しい開発地域の新宮あたりのパンフレット、すばらしいものがどんどんきよります。家を一つ持つというのは一生に一遍か、多くて二遍ぐらいだと思います。そのためには、早くこの売り込みが私は必要だと思います。この地域にやっぱり期待されております保育園ができるとか、あるいは学童保育が増設されるとか、その他いろいろな事業が計画されておりますけども、そういうものを早くこのパンフレットに打ち込んで、やっぱり現在、何ていいますか、家を買おうかなと思われとるのは、一応三、四十代のお子さんがおられるような家庭じゃなかろうかと思います。そういうような人たちに、すばらしい開発地域だということを訴えるためにも、私はこのパンフレットは早急に今に即応した新しいものにしていただきたいと、そういうふうに思います。ぜひひとつ、そういうことを含めまして質問しますので、よろしくお願いします。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 市長。 ◎市長(小山達生) 上西郷地区山間部の環境問題についてお答えをいたします。 まず、現状と問題点、さらには現在の取り組みでございます。 株式会社澄男工業の埋め立ては、2工区で農地法の一時転用の許可を受けております。埋立工事の進捗状況は、平成20年許可分につきましては70%、平成21年許可分は20%進捗しており、ほぼ計画どおりに施工されております。また、埋め立てについては、隣接の古賀市舞の里地区とも話し合いながら進められており、特段のトラブルは発生しておりません。 一方、有限会社冨川産業により始まった土砂埋立工事については、さきの議会でもお答えしましたとおり、業者が有限会社冨川産業からYASUNAGAにかわっております。再三の指導、勧告等にもかかわらず、許可申請がなされないまま土砂の埋め立て行為が続いたため、21年10月26日から現地搬入口の土地所有者の了解を得て、バリケード及び埋立禁止看板を設置して、一切の土砂の搬入及び形状変更を中止させました。 その後、平成22年1月26日付で現状回復命令を送付し、その期限を本年5月31日までに完了するよう命令、平成22年2月1日から今日まで、事業者である安永氏及び関係者と防災措置等についての協議、指導を続けております。 現在の状況は、既に違法埋め立てがなされた土地の防災措置として、のり面等の成型をするため事業者が隣接農地の一時転用申請を県に対して行っており、その許可後に埋立土砂の一部を搬出させる計画としています。 今後の対策でありますが、埋立業者であるYASUNAGAに対し、原状回復計画書の提出を求めており、関係課との連携体制のもと、この計画に基づいた早急な改善措置を強く求めていきます。 また、地元水利組合等関係者のご意見をお聞きしながら、ため池流入土砂の撤去等についても厳格に対処していく所存でございます。 ③の件でございますが、今までダンプトラックの搬入道路であった両谷39号線が現在工事中で通行どめのため、ダンプトラックは上西郷113号線、上西郷50号線や両谷上西郷3号線を通行している状況ですが、このため特に上西郷50号線と両谷上西郷3号線の舗装が傷んだり、砂ぼこりがしたりして、地元の住民、農業者の方々へはご迷惑をおかけしております。農地造成工事許可条件として、道路損傷箇所が発生した場合は、搬入業者が補修を行うよう条件をつけております。また、道路巡視等で路面損傷が見受けられた場合は、その都度業者に補修を指示いたしております。土砂の搬入が終わり次第ですが、道路の舗装について土砂搬入業者と現地立会を行い、舗装復旧の協議を行いたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 八尋議員。 ◆9番(八尋輝紀) 道路の破損状況については、最終的には私は地元の人たちが納得するような整備をきちんと期待します。ちょっともう少し時間はかかるかなと思いますが、これは約束としてよろしくお願いします。 それから、前回3月に質問しました、何ていいますか、埋め立てについて、YASUNAGAの話ですけども、部長の回答では、5月31日までに現状回復の措置をとらせると、そしてそれができないときは法的処置をとるという回答をいただいております。今市長の話では、また継続して現在そういうことを求めておるというような状況ですけども、そのところはいかがなものですか、やっぱり私は上西郷の環境破壊を見てみますと、もう福津市そのものが業者になめられとるというような感じがするわけです。ここに出てくる名前の、個人名はここに、前の回では出ておりましたが、今回は今出てませんけれども、どこにもこういうメンバーは顔を出しているわけなんですよ。そういうことを含めまして、まずその今言いました5月31日に答えが出てなかったら法的処置をとるということを一つ、それをよろしくお願いします。 ○議長(阿部巖) 荻原地域生活部長。 ◎地域生活部長(荻原哲夫) 今議員ご指摘のとおり、前回の議会答弁におきまして、5月末をもって工事等の復旧がなされない場合については、告発等の法的措置を含めて検討をさせていただきますというご答弁をさせていただきました。市長答弁を今回いたしましたように、原状回復命令、それから文書の催告、口頭での再三にわたる指導等をこれまでやってきたわけでございます。そういう中で、やっと防災措置等の改善計画書というのが出されたというような状況でございます。 そういう中で、5月末までの期限を切った復旧工事というのは、まだ実はなされておらないわけでございますけども、業者が全くそういう市の指導に対応していないというようなことであれば、冒頭の計画のように告発等の措置も考えるわけでございますけども、仮に告発等をやった場合、じゃあその業者がきちっと責任を持ってその後の対応をしてくれればいいんですけども、なかなかその辺も難しいんじゃないかということもありまして、実際に業者がそういう原状回復措置をやるというようなことで計画書の提出等もやっておりますので、少し期限は遅くはなっておりますけども、今後改善計画書に基づいてきちっとした対応をさせたいということで、現在告発等の措置はやっておりません。ただ、宗像警察署等については、事前にいろんな打ち合わせ等をやっておりまして、もしいろんな問題点等で業者が復旧措置等をやらないというようなことであれば、そういった告発等についても今後検討をしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 八尋議員。 ◆9番(八尋輝紀) 期限も何もなくてさせるとかいう、何か抽象的な私は答えのような感じがするんです。5月31日までにできなかったら告訴するとかいろんなことを前回回答されたじゃないですか、また業者が告訴した場合、言うことを聞かなかったなんていうたらいつごろになるんですか、部長が考えてあるような大方の期日を言ってください。記録はちゃんと残りますから、私がしたいと思う限りはこの質問は続けさせていただきます。 それと、本来なら太田組が、先ほど言いましたように、平成10年3月26日に申請を出して、上西郷地区とそして水利権者に対して、関係者に協定書を結んでおるわけです。3年間でこの高さにする、面積はこれだけするということで、もうちゃんとしたその協定内容はあるわけですよ。何でそれから、今だにこの工事がこういうトラブルを発生させておるのか、そこらあたりをお願いします。そして、本来ならあの高さが、私に言わせると10倍ちゃ大げさですけども、予定された、当初我々が話を聞いた何倍以上の高さになっております。昔は低い田んぼでした。それがバブル期に小分けされて、農地か何かになって買われて、将来関係者は家庭菜園か何かする予定だったと思います。ところが、そういう今雰囲気じゃないです。山のようになっています。そういうことを思うと、このごろ県の指示で、新聞等でよく見ますけれども、産廃処理とかそういうものに対して業者に命令をしております。いかなかったらそれなりの対策を立てると思います。事業取り消しとか。 それと、もう一つ、ついでですから、じゃあそういうことに対して、全般的な環境問題に対して県が許可したところに対する市の取り組みについての答えも、現在どんなふうな話し合いをされておるのか、今後どうされるのか、それも含めましてお尋ねします。 以上です。 ○議長(阿部巖) 荻原部長。 ◎地域生活部長(荻原哲夫) 5月31日までの現状回復措置というのが遅れているという中で、じゃあいつまでするのかというようなことのご質問でございますけども、先ほど市長答弁いたしましたように、現在、違法に埋め立てをされております土地の土砂の搬出先の問題でございまして、現状の中で、じゃあどこにその土を持っていくのかというようなことが、なかなか解決策の大きなネックになっておるわけでございまして、その一つの解決策として、現在埋め立てをしております隣接地に農地の一時転用申請を出しまして、現在の違法埋立地の土砂を一部そちらのほうに移しながら、のり面等の改善措置をやるというようなことでの現在計画を進めております。そういうことからしますと、現在、農地法の転用許可申請がなされておりますけども、その許可がおりないとその工事ができないというような状況でございますので、ここ1カ月はそういった許可の状況を待つ必要があるのかなというふうに思っております。 ただ、梅雨も押し迫っておりますし、現在ため池に埋立土砂が流入をいたしておりますので、雨が少ない現状の時期をとらえて、ため池土砂の排出をまず早急に取り組めということで、関係課と一緒になって現在業者の指導をいたしておるところでございます。 それから、太田組との関係でございます。太田組と今回YASUNAGA──まあ以前は冨川産業でございますけども、やった埋め立てというのは、前回も議会で申し上げましたように全く関連をいたしておりません。ただ、関連といえば、議員もおっしゃっておりますように、太田組が埋めた土地を使って、また追加という形で別の業者が埋め立てをしたというようなことでございます。太田組の埋め立てについては、地元と協定書等が取り交わされて埋め立てがなされたというのも現実としてございます。ですが、その埋立計画をもって、要はどんどん埋めようじゃないかというようなものとは別の問題だというふうに、市としては理解をいたしております。 それから、最後に、県が許可云々の埋め立てについて、市としてどうかかわっていくのかという話でございますけども、竹尾地区の澄男工業の埋立地につきましては、農地法の許可も出ておりますし、環境創造条例の許可、それから森林法の届出等々の許可関係が出ておるわけでございます。ただ、現在問題となっておりますYASUNAGAの埋め立てにつきましては、県の環境創造条例的な、要は埋立条例に関係する部分は条例に違反しているというのもございます。ただ、法的な農地法、農振法の許可云々については何ら適用がなされない部分でございます。  それで、全体的に言いますと、県の許可行為の埋め立てについて、市がどういうふうにかかわっているのかという話でございますけども、実際に許可権者であります県がきちっと埋立行為等を監視をし、指導し、問題のないような埋め立てをされるというような体制が整えば実はこういった問題もかなり少なくなってくると思いますけども、現状としては、許可は県は与えるけどもその後の対応等については、地元、農業委員会、あるいは関係課によってきちっと指導等も、あるいは現地等も監視をしていただかないかんというような状況の中で、市として、竹尾地区だけじゃございません、師匠田も含めてでございますけども、この埋立問題についてはもうかなりの人員、時間を費やして現在対応しておるところでございます。非常に大きな問題でございます。そういう中で、やっぱり市としても積極的にこういった問題を対応せないかんということで対応しておりますけども、許可権者としてやっぱりやるべきことは当然やっていただかないかんというふうに思っているわけです。 例を申し上げますと、師匠田の問題、それからその竹尾の問題についても、この埋立行為等を阻止するというようなことで、警察との協議もいたしておりますけども、警察はやっぱりきちっとした許可権者である県等の対応がないことには、中止命令とかあるいは警察権を持った対応というのはできないというような状況でございます。ですから、許可権者である県、それから市もそれぞれ役割分担をしながら、お互いに連携を図ってこういう埋立問題を対応していかないかんというふうに考えておるところでございます。 ただ、もう議員さんも地元の代表の方でございますので、ぜひお願いをしたいと思っておりますのは、こういう埋め立ては幾ら行政機関が監視をし云々をいたしましても、なかなかそういった法的措置を、要はかいくぐって埋め立てがなされておるというのが現状でございますんで、やっぱり地元としてもそういった土地を貸したり売ったりしない、そういう対応というのも地元の環境を守る上では非常に重要なことであろうというふうに思っておりますので、その辺も含めて地元の皆さん方の意識改革はぜひお願いをしたいというふうに思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 八尋議員。 ◆9番(八尋輝紀) ポイントになる一つ、ちょっと再度お尋ねしますけれども、何で私は許可権者である県が、言うことを聞かんのか、聞かし切らんのか、そのあたりの各行政と各自治体と県との話し合いはどうしてされんのですかね、福津市時代も私が来まして平成15年から2人の助役が県からおみえになっておると。今1人は何か民生課の課長ぐらいされておるようです。別のことでいろいろ話し、1人はもう出向され、現在も副市長がおみえになっている。しかも、市長は長い間県に携わると、私はこのことが話し合いができて、県に形ができないということ自体が不思議でならない。我々だって一生懸命やって、県が当然するのは当たり前じゃないですか。 私は、この間あなたが経過を説明されましたけど、E・フューチャーの件ですけども、E・フューチャーをババノタニに今計画をしております、産廃処理場、ここも井川組というのが一応事業が終わっているんですよ、埋め立ての。その後に、今あなたがおっしゃったような太田組の後に澄男工業、そういうところが再度土砂の搬入をしたというんです。私はこれを余り楽観的で考えますと、師匠田あたりは手のつけられんようになってくると思いますよ。師匠田あたりをどうするんですか、市の税金をどんどんつぎ込んで、川をつけかえるとか、今私は話を聞くと、田んぼの地権者に対して市からの補償金を出して土を置いておるというような雰囲気ですよ。こういうようなことを何で私は各自治体が県と話し合って片づけられんのかなという、そこが不思議でなりません。そこらあたりの見解を、市長、よろしくお願いします。 ○議長(阿部巖) 市長。 ◎市長(小山達生) 県としましては、許可をする段階で、法律上書類が整っていれば許可をするわけでありまして、その後、市と県とで、言葉は、県の言葉は「一体となって」ということに、言葉としてはなるわけでありますが、実際には県もそれだけの人が、十分な人もいないということで、なかなか許可した後の対応というのに手間取っていることは、もう議員もご承知のとおりであります。 それで、師匠田もそうでありますが、今回の件で、これはもう県の対応を待ってでも市は、市はというよりも現地が何ら解決に向かわないということで、警察の応援を頼もうということで、現在警察との協議をしながら今やっておるところであります。それで、警察としても、県に対しても自分たちのほうから要請をしましょうということで、警察と県とそれから市との協議をやりながらやっていかざるを得ないのかなというのが現状であります。これから先も県には、とにかくもっとこの福津市の山間部にそうした目を向けてもらって、さらに解決策に向かって前進をしてもらうように、要請をさらにやっていこうというふうに思っております。 ○議長(阿部巖) 八尋議員。 ◆9番(八尋輝紀) 時間の関係で最後にいたしますが、いずれにしましても、まだこれからE・フューチャーを始め予定がいろいろありまして、まだその見解出ておりませんけれども、名島産業や師匠田みたいに私は竹尾地区やら上西郷のババノタニ地区がならないように、なる可能性が非常に強いと思います。澄男工業なんて、あれだけの土地を整備しよりますから、あれに師匠田みたいなことをやられたら、あのあたり一帯はむちゃくちゃになりますよ。そういうことを含めまして、よく県との話し合い、関係者との話し合いを進めていただいて、福津市が環境破壊をされないように、もちろん地元は当然おっしゃったように一生懸命頑張りますけどね。さっきおっしゃったついでに言うときますけども、残土捨て場の農地を借りてというお話で、私は貸された方に、話をされた方に、城野寅夫さんという方にお話を聞きに行きました。個人的な交渉をしたって全然だめですから、市を通しておりますということですから、非常に危惧されております。話し合いのとおりにいくかどうかということを。地元は地元で一生懸命頑張りますから、ぜひひとつ行政は行政として頑張っていただきたいと思います。 次の項に移りますが、次の項は10分ぐらいで終わらせたいと…… ○議長(阿部巖) 八尋議員、10分程度。 ◆9番(八尋輝紀) はい、10分ぐらいで終わらしたい。 ○議長(阿部巖) 回答が相当長くなると思いますが、よろしゅうございますか。 ◆9番(八尋輝紀) じゃあ絞ってから、じゃあゆっくりしましょうかね。皆さんが期待してあるようですから。 ○議長(阿部巖) お諮りをいたします。このまま八尋議員の質問が終わるまで続けてよろしゅうございますか、異議ございませんか。 ◆9番(八尋輝紀) じゃあ続けましょう。 ○議長(阿部巖) 八尋議員、いいですか、続けて。 ◆9番(八尋輝紀) 私はいいです。皆さんがよければ。 ○議長(阿部巖) それでは、本人のご希望がありますが、皆さん、いかがなものでしょうか、よろしゅうございますか。            (「議長に任せる」の声あり) それでは、八尋議員の質問が終わるまで、正午が過ぎますが、続けたいと思います。 それでは、2問目のほうの回答をお願いいたします。市長。 ◎市長(小山達生) 福間駅東地区土地区画整理事業その他についてであります。 まず、全体的な進捗状況でございますが、工事展開としましては、平成21年度までに土工事において、地区南東部の国道3号線沿いの丘陵地から120万m3を切土し、地区北西部の水田部に余盛りを含めて盛土しており、今後圧密沈下を促進しながら、余盛土を地区北東部の水光会周辺に移動し、あわせて道路築造、舗装工事を行います。 工事の進捗につきましては、平成21年度末において事業費ベースで60%弱の進捗で、今年度は四角両谷線、原町津丸線、福間駅東口線の完成を予定しており、幹線道路の供用開始や駅東口の開設に向けた工事を主体として工事を進めています。また、URウエスト街区の7街区は、JR沿線沿いの原町側でございますが、民間事業者向けの販売を秋ごろに公募の予定をしており、駅周辺街区の一部宅地については、年明けに本地区で初めて個人への宅地分譲を予定していますので、これに向けた工事を進めていきます。全体としましては、平成24年度末の事業収束に向けて事業展開を図ってまいります。 まず1番目の福間駅東口の開設でございます。現在、東口駅前広場用地は、東西自由通路設置のための作業ヤードとして使用するために、全体の整備に着手できない状況にあります。そのため、現在、市、JR九州、UR都市機構の3者で工事工程の調整を図っています。自由通路と駅前広場を同時に完成できないことから、自由通路の完成に合わせて暫定的に供用開始を行う予定としていますが、福間駅東口線、東口駅前広場を含む東口全体の供用開始は、今後3者の工程調整及び交通管理者との協議により決定することになります。 2番目の福間駅東西自由通路開設でございます。JR福間駅の自由通路の開設時期ですが、平成22年秋の開設予定で事業を実施してまいりましたが、春先からの長雨の気象条件と市、JR九州、UR都市機構の3者間による工事施工ヤードの競合などが原因で、若干の工事に遅れが生じており、平成22年度の冬季の完成と見込まれます。現在は、鋼製けたの架設準備に入っており、7月の末までには架設が終了すると予定しています。 ③番目のイオンモールの進出についてであります。 イオンは、土地譲渡契約に基づき、本年4月に土地譲渡代金の残額を支払い、土地の引き渡しを受けています。現在は、平成24年春のオープンに向けて、周辺道路の整備について関係機関との調整がほぼ調っており、大店立地法に基づく事前相談が交通管理者との間で進められています。 店舗設計は、本年度、基本構想、基本設計、実施設計と進んでいく予定であり、市との協議も本格化してきます。なお、建築着工時期は、来年春に予定されています。 ④番目の第一交通・イオン共同事業でございます。 駅前の商業施設につきましては、第一交通からの要請により来年3月末まで土地の引き渡しを延期することでUR都市機構と合意がなされています。 現在は、テナントの誘致活動であるリーシングを行っていると聞いていますので、出店テナントが集まり次第、建築プランなどを含めた立地に関しての関係機関協議を行うことになります。 よって、当該地区へのショッピングセンターやマンションの建設は、それ以降になるものと思われます。 ⑤番目の国道3号沿いの商業施設についてであります。 既存の家屋が移転した後に造成工事に入る予定ですので、平成24年度の完成となる予定です。 このエリアは、地権者への換地となりますので、まだ具体的に施設立地の情報は知り得ていませんが、用途規制に適した地域に寄与する利便性のある商業系の立地が望まれます。 ⑥番目の国道3号の6車線化でございます。 今年度の国道3号の6車線工事は、糸ケ浦交差点(仮称)改良工事と上西郷インター・上西郷交差点間の工事と両谷川側道橋整備工事が行われる予定です。まだ、国からの正式な完成予定は公表されていませんが、市としましても6車線化の早期完成を期待しております。 ⑦番目の四角両谷線でございます。 四角両谷線は、今年秋の完成に向けて工事を進めています。 供用開始の時期につきましては、交通管理者等との協議や手続期間などを考慮して、今後、関係機関との協議により決定することになりますが、遅くとも来年3月までには供用開始したいと考えております。 ⑧原町津丸線でございます。 四角両谷線と同様に、原町津丸線は今年秋の完成に向けての工事を進めています。 供用開始の時期につきましては、交通管理者等との協議や手続期間などを考慮して今後、関係機関との協議により決定することになりますが、遅くとも来年3月までには供用開始したいと考えております。 ⑨松原上西郷線でございます。 西郷川沿いの水光会付近につきましては、現在の道路機能を切り回しながら整備を進めていますので、今年秋には一部の区間は完成しますが、全線の完成は平成24年度末を予定しています。 地区外のJRアンダーからマルシェまでの間は、平成21年度までにおおむね用地の取得を終えており、今年度は、JRアンダー工事に向けて鉄道周辺の支障移転工事や西郷川での右岸橋台や橋脚工事を予定しており、平成25年度の完成を目指して整備を進めております。 ⑩番目の竹尾緑地の具体的計画でございます。 竹尾緑地は、東西方向の二つの尾根が照葉樹林に覆われ、それに挟まれるように狭隘な谷間に田んぼ跡や水路があり、希少種である生き物が生息しているすぐれた自然環境を有しています。この貴重な自然環境を保全するとともに、市民の憩いの場あるいは環境学習の場とすることを目的として、昨年度から住民ワークショップにより、竹尾緑地保全の全体計画を策定しております。今年度から平成24年度までの3カ年で工事を施工する予定です。今年度はその初年にあたり、全体計画に基づく具体的な施設、進入路・園内道路・広場などの基盤となる施設の詳細設計と工事を予定しています。 ⑪番目の保育所建設でございます。 保育所建設の進捗状況についてのご質問ですが、保育所再編計画に掲げています新設保育所の設置に関しまして、平成23年4月に150人規模の保育所を開所する目的で、昨年度、福間南小学校隣接地の教育福祉施設用地を取得しています。 その用地を利用して保育所を設置及び運営する事業者の選定を3月に実施し、今年の4月からこども課とUR、事業者の三者で設計やスケジュール等の協議を重ねており、現在実施設計の段階で、10月に工事着工、来年の3月に竣工、4月に開所の予定です。 ⑫糸ケ浦跨道橋撤去についてであります。 糸ケ浦跨道橋の撤去につきましては、今は詳細設計に入っております。現在は、交通管理者である宗像警察署や福岡県警本部と国道3号の工事期間中における交通規制の協議に入っており、協議が調い次第に国交省北九州国道事務所との工事協定の協議に入りたいと考えております。今後のスケジュールは、7月中に北九州国道事務所との工事協定を終え、9月に工事発注、10月の工事着工、3月末までに撤去完了を見込んでおります。 ⑬番目の上西郷川改修であります。 上西郷川の改良工事は、全体で工事長さ約900mのうち現在では、西郷川の合流地点と四郎丸橋の上流・下流部の約200mが施工済みでございます。今年度は、四郎丸橋の下流側約180mと四郎丸橋の上流約300mの施工を計画しております。UR都市再生機構の県道薦野福間線の切りかえ工事や原町津丸線の進捗状況を見ながら、改修工事のさらなる進捗を図り、平成24年度の完成を目指しております。 ⑭県道薦野福間線でございます。 現在、国道3号との交差点(上西郷交差点)について、北九州国道事務所、県、UR都市再生機構等と協議をしながら改良工事案を検討しており、宮城病院付近については現道を切り回しながら平成23年度末までに整備を終え、全体の完成は平成24年度末を予定しております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 八尋議員。 ◆9番(八尋輝紀) 最後になりますが、追加内容の中で朝日花という地区名は決定しておりますけども、新しい住所──住居表示あたりはもう決まっておるわけですか、これからでございますか。住民の方がちょっとお尋ねになりよるんですが、そのあたりはいかがなものですか。駅東何とかとか両谷何とかとか、そういう話でございます。決まっとれば、なければまた次で。 ○議長(阿部巖) 荻原部長、答えが出ますか。この質問の中に入ってないですが。出ますか、それでは、都市整備部長。 ◎都市整備部長(荻原益美) 今、ご質問の駅東の土地区画整理事業地内での、これは愛称というふうなことで、前回一般質問にもお答えをさせていただいておりましたように、新宮では杜の宮とかいろんな愛称の中での開発が行われておりますけども、今回、この東土地区画整理事業におきましても愛称募集の中で5点ほど絞られた中で、朝日花というふうなことに決まったわけでございます。 先ほど、市長の答弁の中にもございましたように、今後、駅東のウエスト街区を売却、今現在、秋ごろに公募していくわけなんですけども、こういった土地売却に対しまして、愛称で朝日花というふうな形での土地を売却をしていきたいと。今後の住居表示につきましては、当然、地域の方々、それから今回の土地区画整理事業の地権者代表の審議会のメンバーの方々12名ほどいらっしゃるかと思いますけども、そういったところにもそういった今後の住居表示等のお話等に協議等は出てくるものだというふうに考えておりますので、今現在はその住居表示は使う、使わないという考え方は今のところ持っておりません。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 八尋議員。 ◆9番(八尋輝紀) 現在検討中ということで、それはそれで結構でございますが。最後にパンフレットです。売り出すという話がもうそろそろ出てきよるようですが、最新のパンフレットあたりというのは、計画としてはいかがなものですか。 ○議長(阿部巖) これもないんですが関連で回答できますか。それでは、荻原部長。
    ◎都市整備部長(荻原益美) 議員、今後のまちの売り出しのパンフレットというふうなことでごさいましょうが、ご質問内容の中にもやはり新宮の杜の宮あたりのPR等についてはかなりの町のイメージをした売却のパンフレット等が作成をされ、テレビコマーシャル等でもPR──テレビ等でもご紹介されておりますけども、今回この駅東につきましても今後のPR、冊子等あわせまして検討していきたいというふうことで、今URのほうにも今後の冊子の改訂版と申しますか、新たなPR版を作成するように要請もしておりますし、今後作成する内容につきましても市のほうでも少し関与させていただきたいというふうな申し出も今現在いたしております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 八尋議員。 ◆9番(八尋輝紀) ぜひ早急に最新のパンフレットをつくっていただいて、この駅東がいかにすばらしい朝日花地区であるかということをPRしていただきたいと思います。 あっちこっちいろいろな関係で行く関係で、私は福津市ぐらいいろんな住所として、住居として恵まれとる地区はそうやたらにないと思います。両方に大政令都市を抱えておりますし、交通の面も3号線から高速からで、JRから通っております。あとは内容の、企業あたりがちょっと寂しいかなと思いますけれども、イオンモールあたりが来たら前回の部長の話じゃないですけど、三、四千名の雇用は創造されるということですから、もちろん雇用の創造と税金等も非常に恵まれてくると思います。あとは学校もすばらしい、南小学校がある、保育園もある、病院もある。まだまだ足りない物はたくさんありますけれども、ぜひ人が住みたがるようなパンフレットとまちにつくり上げていただきたいと思います。 ちょっと長くなりましたが以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(阿部巖) 以上で9番、八尋議員の一般質問を終わります。 ここで休憩といたします。再開は13時ちょうどといたします。13時ちょうどといたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            休憩 午後0時17分            再開 午後1時0分          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ ○議長(阿部巖) それでは、再開をいたします。 休憩前に引き続き一般質問を続けます。 9番、八尋議員の一般質問は終わっております。次に、10番、樋口議員の一般質問を受けます。樋口議員。 ◆10番(樋口幸雄) こんにちは。昼からの一番で、通告を3点しておりましたので質問いたします。 1番目に市職員人件費削減について。 市長マニフェストで平成28年度までに5億円の人件費削減とありますが、進捗状況と今後の取り組みちゅことで資料を請求してましたら出てきました。それで見ると単年度における数値そのものがこれの資料にずっと書いてありますので、5億円というのはどこまでの5億円なのかなという気がしますんですが。28年度においての、ここでは5億3,800万というふうな数字が出ておりますけども、年度ごとの職員削減数とその金額ちゅことで出てきた資料に基づいて、現在の職員数は322名、これは5月末のことなんですが、322名ということで、うち、行政職が262名、幼稚園が7名、それから保育所が31名、給食調理員が14名、保健師が8名、計322名ということでございますが、この資料を見ますと321名ちゅことになってますですね。1名削減されたのかなという。そういうものからしましても、何と数字と、削減においては、職員の削減ということについては、あんまり減らされるのは私も好きじゃないんですが、全体的な給与の減額とかいうようなことも取り組んでやってる自治体も鹿児島のほうにあるような気もしますので、その辺も含めて再度、市長のマニフェストで言われている5億円ちゅものについてお尋ねしたいと思います。 それから2番目に、行政経営白書の中で61項目の約束の中で、普通会計、人件費の削減、18年度約30億円を28年4月1日には25億円とここに書いてある、資料に書いてある分と合致するわけでございますが、職員定数の適正化では、市長マニフェストで言われた人口200人あたりに1名というふうなことを言ってあるんで、その辺のところの含めて進んだといいますか、福岡県でも春日市においては1,000人に4.1人という、250人ですか、ぐらいの考えてあるところも自治体であるわけでございますので、人を減らすことがすべてではないと思いますけども、これからの福津市の今の起債関係から見ていった場合、ピークになるのが何年度になるかということを踏まえて今後どのようにされていくのかをお聞きしたいと思います。 職員定数の適正化では、18年4月1日で352人、これは17年末をベースにして計画練ってあって、28年4月1日では287人、マイナス65人という、この経営白書の中に取り上げてあるわけでございますので、そのことについての取り組みをどのようにされるのかをお尋ねいたします。 2番目として、JR福間駅周辺事業について。 福間駅は、部分開業でございますので確かに整備が整ってないということなんでしょうが、非常にこう見てみますと乗降客の利用──寄りつきです、寄りつきから使い勝手が何かこう説明不足やらがあるんでしょう、非常に戸惑ってある方がおられます。それでこの前開業しましてすぐ1週間ぐらいで上りのバス停のところの横断歩道、これがいきなり通行どめというような形になりまして、私自身も警察やらいろいろ走り回って何でこういうことになるのかと、本当に福津市はユニバーサルデザインによるバリアフリーのまちづくりとしての気持ちを持ってるのかとか、その辺を疑うのがこうなりまして、これはいかんなということでいろいろ取り組んでいただきまして、バス停のところから完成してないエレベーター方向に向かっての歩行者の通路を確保していただいたんですが。今見ますと、その方向での行くところ、ストップかけられて農協側のほうに横断歩道ができたからそれに回ってくださいというふうなことで進んでおります。 しかしながら、朝、バスを降りられた方の状況を見ますと、横断歩道を渡って、そして右側さい、やはり従来のエレベーター側のほうに行かれて、なおかつ今度は、前は交番があったところに歩道ちゅいいますか、そういう習慣がついてあったからそこに行ってあったんですけど、今はもう車の出入りするとこ、道路のほうの中に入って駅に行かれます。非常に危険度が増しております、逆に。それから農協側のほうの歩道にしてもそうですけど、手前、歩道のところからやっぱり車道のほうに入って行かれてるんです。駅舎のほうに入って行かれてものすごい危険になってる。横断歩道を停止した理由としては、車の出入りが激しいからということで危ないからちゅことであったんですが、考えてみますと、車の入ってくる量と出ていく量は同じなんですね。車は入ってこなきゃ出てこないわけです、あそこは。ロータリーですけど。それから言えば危険度は全く変わりがない。その辺のところの取り組みがやっぱり、まず一番に歩行者の安全ということから言えば全く無視されてる。こういう交通規制をかけられたことについては、言い訳としては公安委員会からというふうなことでございますけども、公安委員会といえどもこれは警察が管理してますので、市のほうの事前の住民と、あるいはまた各担当課の部課長会議の中で取り上げてどういうふうにしていくんだということがあってもよかったんじゃないかと思います。そういう部分において非常にこう残念でなりません。 それから、一番困ってあるのが階段降りてきたときにいきなり雨なんか降ったときが全然よけるとこがない。ましてバスはミニバスを含めてJRもそうですけど乗り口があるわけですね、そこにいすもないし、雨よけもないというふうな非常に不便な部分があってる。それについて未整備と言えば未整備でしょうけども、部分開業ですからしようがないと言えばしようがないですけど、そういうところになるんであれば、半年から1年ぐらいかけてやっぱ住民に使う人たちにやっぱりあそこに看板かけろうと思えば幾らでもあります。工事中の塀にもあるし、そういうところに書いて、これから何カ月後にこういうふうに歩道が変わりますよとか、こういう使い方になりますよとかいうふうなことを説明する必要があるんです。そこのところが全くない。そういう面を含めてやはり、もうひとつ厳しく問いたいと思います。 それから、今後の工事計画、工程を速やかに市民へ周知せよということ、使い勝手のよさをお願いしているわけですが、その上においても現在のバスをJR、ミニバスが中に入ってお客さんを積んでおりますけども、西鉄は降車だけということでございますので、その使い勝手の悪さちゅう言いますか、これはテントとかいうものは多分できるとは思うんですけども、エレベーターから東側についてはもう完全にでき上がっとうわけですね。それで部分開業になっとうわけですから。その半分でもいいからやはり市民のそういう日常生活送っていく上においてのやっぱ迷惑する部分についてできるだけ、新しい駅としてできたならば気持ちよく利用していただきたいという思いがありますので、そこのところのどういうふうな計画で進められるのか。 それから自由通路が今月の16日から17日にかけてのけたの工事が終わります。それで自由通路は一つの形が出てくるんで駅東側のほうの駅東ちゅうか駅西郷口のほう側の整備が進んでいくと思うんですけど、光陽台から駅裏抜けて南小学校、イオンのほうさい抜ける両谷四角線──両谷線か──やっぱり供用開始、それに伴って裏でどれだけの人が利用できるような態勢になっているのか、その辺のところをちょっと知らせていただきたい。 それから、駅前──宮司口側にしては、本来今取り組んでおられる部分については、まだ派出所の前からこの役所の前に抜けるバス停側の道路の拡幅ですね、これが未着工なんです。買収は何件か済んでおりますけども。それを見ていくとやはりこれだけの年数かけてるわけですから、バス停の問題は早くやっぱ整備をして、そしてやっていかないと駅のほう側だけはできたけども、あとはもう従来の駅前のカーブの所なんかは未整備のまんまでいくわけですね、そうすると商店街にも非常に影響が出ております。流れてない。実際調べますと、やっぱり従来はうちの前の通りを通られるんですけど、実は朝の降りられてこられる方が非常に裏のほうの道を通られる。駅からまっすぐ降りてきてですね。そこの方が物すごく多くなりました。そういう取りつけひとつによって非常に人の流れが変わるということがありますので、その辺も含めてどのような形で駅前のバス停側の道路の拡幅を進めていくのか含めて、よろしくお願いいたします。 三つ目としては、空き店舗の活用、新たな取り組み。駅前にはご存じのようにボランティアハウスができてもう何年になりますかね、結構活用されてると思いますが、市活性化のためには商店街の空き店舗やショッピング、これは名前挙げたら失礼と思いますけども、「ショッピングプラザつやざき」、西鉄ストアなんですけど。昨年まで3階が活用されてましたけども今は空き家になっております。それで去年の11月ですか、後の借り手がないからひとつ市のほうで何か工夫してもらえんやろうかというふうな相談がありましたので、3階部分を福津市の観光・文化・芸術総合拠点として活用を提案したいと思います。 と言いますのが、やはり観光にしても、いずれ観光案内所が今駅前にありますけどもあそこは立ち退きになると思いますので、市の計画としては、ここのギャラリー、福間駅の3階のギャラリーに予定されているような気もしますが、やっぱ拠点活動としては狭いと思うんですよ。それで、この西鉄プラザ3階ちゅのは1,000坪からありますので、そこにやはり拠点を移して、もっと観光だけじゃなくて文化、福津市が持つ歴史、文化をやっぱり大事にしながら、そして一方では芸術関係の展示ちゅう言いますか発表の場、そういうのをやっぱりこの際やっていただきたいという思いがあります。ちゅうのが、ここ恐らく「ショッピングプラザつやざき」の固定資産税ちゅうのは多分500万から600万ぐらいじゃないかなと思いますが、この今なごみの運営費ですね、これだけでも570万です、年間。ショッピングプラザの場合はあれだけの物を販売しながら、それぞれの人たちの地域の生活を潤わせるような施設で固定資産税減免なんかしてやってもいいぐらいのもんではないかと思います、なごみのことと比べたら。そういう面からもやっぱり福間駅を中心とする中心市街地活性化に向けては、イオンのこともありましょうが、この西鉄ストアの中心とした各商業地域というのを形成してると思いますので、そこのところの活用も踏まえて、市はどういうふうに中心核の商店街というもの──商店の活用ちゅものを考えておられるかをお尋ねしたいと思います。 以上3問、よろしくお願いいたします。 ○議長(阿部巖) 市長。 ◎市長(小山達生) まず、議員お尋ねの行政経営白書の3及び5については、人件費の削減と職員定数の適正化についてのこれは約束事項であります。 人件費につきましては、一般職の職員の給与、特別職、議員及び区長等の報酬などから構成されております。 目標として掲げております平成28年度までに5億円を削減するには、職員人件費の削減なくしてこれをなし遂げることはできないわけであります。 平成22年5月1日現在における職員数は321人となっており、その内訳は一般の行政職員が261人、給食や保育園等の職員が60人となっております。 一般の行政職員数261人は、今後の権限移譲に伴う事務量の増加などを勘案すると、最小必要職員数であると考えております。なお、一般の行政職員だけに限ると住民215名に1名の職員数となります。 白書の上でお約束している平成28年度までに職員全体での287人の実現は、大変厳しいものと考えておりますが、給食や保育園等を民営化し、そこに勤務する職員を一般の行政職員に職種変更するなどし、退職者に対する採用者数を最小限にとどめ、それの実現に向かって頑張ってまいる所存であります。 人件費5億円の削減につきましても、平成28年度の職員数287人を達成できれば、可能な削減額であると考えております。 なお、人件費や職員数の削減については、議員の皆様のご理解やご協力、地域でできることは地域でやっていただくなど、郷づくりの推進も不可欠となってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 樋口議員。 ◆10番(樋口幸雄) 今私としては雇用の拡大を図らなければならない時代に削減ちゅのはなかなか手厳しいものがあるんじゃないかなと思いますので、流れとしてはやっぱりそこに来るのかなと思いますけども、幼稚園、保育園、今名前挙げられましたけども、そこの人たちは特殊な事情で資格を持って入ってあると思うんです。一般行政職で採用されてないと思う。その関係からすればやはり鹿児島の先ほどの阿久根市長やないけども一方的に市長提案で専決処分で給与値下げちゅうかボーナスカットなんかされたこともあるんですけども、だから全体で職員数を確保して全体で5億円にされるのか、あるいは退職者の重ねによって5億円削減するのかという形になると思うんです。その辺のところがやはり、何年前ですか、幼稚園のことについて出ましたけども、結局余りにも短時間で急がれたもんでこれも父兄からひどい反発を受けましたし。市がやはりそういうところの人件費削減、職員定数の削減にしてもやはり段階的にどういうところをどんな年度ぐらいに詰めていってこうやりたいということを細かく出さないと、やはりそれに関連する子どもさんをやっておられる父兄なんか非常に不安があると思うんです。いきなり民営化という、いかにもアレルギーみたいにもうなってますので、そこのとこをもし保育所とか幼稚園というものに手をつけられるんであれば何年ぐらいにやりたいというようなことを先に知らせとってほしいと。それによって市民運動がどうなるかそりゃ私も、逆に反対なるか知りません、悪いけど。提案されたものについてですね。だけどもやっぱりそういうところが余りにも今までの進め方見れば説明不足があるような気がしますのでね。 それと、これちょっと資料を先ほどこうあれしたんですけど、18年度が8,195万、これは恐らく収入役の退職されたことによって10年間で8,100万の評価をされたと思うんです。そうするとあと19年度、20年度、21年度、22年度、それぞれ削減されて年度ごとでは1億7,600万、2億1,500万、2億4,600万、2億8,300万と、ちょっとこう数字の上では単年度ではこういうふうなことになるけども、やっぱり10年間での5億円削減となるとこれじゃやっぱ数字が合わないと思うんです。これだけでもちょっとこうざっと計算して、いやもうこれは全体じゃございませんよと言いながらもやっぱりそれの積み重ねがあって始めてやればもう10億これで出てますよね。それと、これから23年度から27年度まで人数ぐっとふやすのかと、それはできないし。どのようにこれ整合性を持っていかれるんですか。これはもう前市長が取り組まれた総合計画の中で謳われていますのでなんですが、市長どの辺に思われますか。 ○議長(阿部巖) 小田総合政策部長。 ◎総合政策部長(小田達也) まず、18年度の関係につきましては、給与改定を実施いたしておりますので、この大きな額になっておるかと思ってます。 それから、この今お渡ししてる資料でございますが、これは累計でございますので、この伸び方でいくと28年287人が実現できれば5億3,800万、トータル──28年の時点で当初の基準値の時点の30億から5億を減らすという行政白書の目標値が5億でしたので、この5億につきましては287人が実現できれば、この数字、5億3,875万の削減ができる形での内容でお示しをさせていただいております。 それから、先ほど262名というご指摘でございますが、これにつきましては4月1日は262名でございまして、5月1日には1名の自己退職がありましたので1名が減っております。 以上です。 ○議長(阿部巖) 樋口議員。 ◆10番(樋口幸雄) 何ですがね、やはり職員1人やめれば10年、これは私はてっきり収入役があれされたんで、まあ、あれは20年か、だから18年じゃないかもしれんけど。要するに10年ですね。年収800万の方が10年すりゃ8,000万ですね。それはもう元に戻るわけじゃないですか、それがずっと積み重なっていくわけですね。21年度は27人減り、22年は32人減ってきたことによって、それまでの出ていったお金が残っていくわけですから、その分の積み重ねをしていくと5億と言いながら実質的にはその10年間に減額する費用ちゅうのは15億円を超すような形になっていくと思うんです。そうなりませんか、5億で済みます。要するに退職されたところの給与はもう出さないんですよ。一気に28年、27年度末で65人ぼんと切って800万なろうかって人たち5億200万、一気に切られたらそりゃ5億で済むんです。だけど年度ごとに職員減らしていくわけやないですか。そしたらその人が5人やめれば5人分はずっと加算されるわけですね。減額の中に。そうすると5億円だけじゃ済まないと思うんですよ。そうするとやっぱり前市長が掲げられた総合計画、それについてちょっと安心できないちゃ悪いけど、議会が認めたものでありますので何ですが、今再度これは小山市長、早急に総合計画そのものを練り直さないと大変なことになるんじゃないですか。そう思いませんか。市長、ちょっと答弁をお願いしたいです。お願いします。 ○議長(阿部巖) 市長。 ◎市長(小山達生) 今承っておりまして、17年度353人を287人にすると、そうすると66人減になるわけでありますが、66人減にして5億3,875万の減少ということになるんじゃないかと、今改めて計算してそういうことじゃないかなというふうに思っております。 いずれにしましても、国からの権限移譲等が今から行われる可能性が高いということを考えますと、今日までは厳しいながらも人員削減ということがほぼ予定に近い状態で進められてきたわけですが、今から先はそういう権限移譲とともに人──人件費を、じゃあ国がついてくるかちゅいやあこれはついてこないんです。そうするといずれにしても権限移譲、仕事の量がふえるということは市町村としては人は確保しなきゃいけないです。そういうことを考えますと平成18年度からやってまいりました人件費の削減ということがかなり28年度までの間は厳しい情勢になるということが見込まれるのではないかと。今までは行政職だけで、それだけじゃありませんが、行政職を主にそれに対応してまいりましたけども、今から先は保育園等もその人員削減の対象にしてやっていかないと、この66人減、5億3,800万という数値にはなかなか厳しいものがあるというふうに考えておりまして。いずれにしましても議員おっしゃいますように、このことは非常に職員にとっての士気にも関係がありますので十二分に検討して、この数値が何とか職員の理解のもとに達成できますように頑張っていきたいというふうに思っております。 ○議長(阿部巖) 樋口議員。 ◆10番(樋口幸雄) せっかく質問してるわけですから、この部分がどうも私ちょっとこの削減の方法については了解しにくいんですけどね。とにかく市長の、やはり前市長の総合計画でございますので、改めて小山市長としてやっぱり見直すというような気持ちもあっていいと思うんですよね。その辺のところで一つ検討していただきたいと思いまして。 次の質問お願いいたします。 ○議長(阿部巖) 市長。 ◎市長(小山達生) JR福間駅周辺の整備についてでございます。 まず、そのうちの①のほうでございますが、福間駅は部分開業したが、駅舎への寄りつきや使い勝手が悪過ぎると。利用者の立場で早急に改善整備の必要があるのではというご質問でございます。 議員もご承知のように新福間駅は本年2月27日に開業し、西口駅前広場は4月1日に一部暫定開業しております。現在は、駅利用者の動線を確保しながらの暫定供用であるため歩行者通路は、交通管理者の宗像警察署や福岡県警本部との協議の上で、安全を優先した経路をとっています。また、ロータリーは工事途中での限られたスペースでの供用開始であったために、朝夕はバス・タクシーや送迎用の一般車で混雑している状況でございます。 今後も引き続き、自由通路や西口駅前広場2期工事を継続して実施し、その工事の中でエスカレーター、公衆便所や歩行者支援シェルターを整備していきます。また、特に自由通路新設工事や西口駅前広場は、工事ヤードを広く必要とする工事ですので、今までと同様に、駅利用者の方々に現在の工事が、まだ完成途中の工事期間であることについて、ご理解とご協力をいただきながら一日も早い完成に努めてまいりたいというふうに考えております。 2番目の今後の工事計画・工程を速やかに市民へ周知を図るようにということでございますが、今年度の工事としては、自由通路、西口駅前広場、西口の駐輪場、福間駅東区画整理事業地内の東口駅前広場やアクセス道路整備でございます。 これらの工事は、工事期間や工事施工ヤードが競合するため、市、JR九州やUR都市再生機構と三者間で工事工程会議を重ねながら事業を進めております。 現時点での完成予定でありますが、自由通路、西口広場や東口広場などは、今年の年頭からの雨の関係や工事施工ヤードの競合による工事の遅れなどにより、本年秋の完成予定は非常に困難ですので、本年度の冬ごろになるのではないかと思っております。 この内容につきましては、もう少し具体的な工事工程が見きわめできる今年の夏の広報誌で市民の皆様にお知らせをしたいというふうに思っております。 ○議長(阿部巖) 樋口議員。 ◆10番(樋口幸雄) 突然ですが、副市長は週2回ぐらいは往復で使っておられると思うので、今の使い勝手についてはどんなふうに思われていますか。ちょっとお聞きしたいんですが。 ○議長(阿部巖) 冨田副市長。 ◎副市長(冨田伸介) 議員ご指摘のバス停おりましてから、駅舎側に渡りまして、現在右方向へは封鎖をされておると。左側への誘導ということは、これは警察側からの指導によりまして、そのような対応になっとるわけでございますけれども、実際、人の流れを見ておりますと、やはりどうしても左側に大きく回る方ていうのは少数でありまして、実際は右のほうに行かれる方が多く見られるところでございます。 私個人的な感想といたしましては、やはり封鎖されてるために、ちょっと大きく車道側にはみ出すような形で通行なされておるという状況が見られますので、安全確保の上でいかがなものかという思いはいたしておりますが、ただ、警察もしておりますように、左側に横断歩道を使って通行していただけるならば、そちらのほうがより安全であるというふうに思われますので、引き続きそちらのほうへの誘導ということを考えていかなければならないのではないかというふうには思っております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 樋口議員。 ◆10番(樋口幸雄) ありがとうざいます。 これは本当に駅を利用する方でないとなかなかわからないんです。やはり市としては、エレベーター一つとっても、計画図、駅舎のあれを見れば、エレベーターと書いて、上下に上がる矢印がついたマークが載ってるんです。もうエレベーターまでは完成しとるわけですから、あすこの銀色の壁のところに張りつけて、ここはエレベーターありますよというようなことを、やっぱり知らせる必要があると思うんです。そういうところが何もない。ただ下のほうに、工事中のフェンスの下のほうにエレベーターこっちと書いてあるだけで、あれでは市民はわかりませんよ。だから広報で知らせたからと言われるかもしれませんけど、毎日利用する人でさえ困ってあるわけですから、そこのところを再度こっち側から見て、自分が実際駅を利用するお客さんとして考えてやっていただきたいと思います。 それから、一番今困ってるのが、ミニバスにおけるいすでございます。これいすとなると、もちろん屋根のことまだ答弁いただいておりませんが、どういう進捗状況になるのかあれですけれども、要するに、今古い駅舎の跡の工事の入り口に、これは駅長さんが解体する前に手前に出してあったんですね、待合室のいすを。今でも置いてあります。私もこれ軽いなら持っていこうと思ったけど、重たいので持たれない。あすこの、駅おりてすぐのバス停のところに、ミニバスのところに高齢者の方がおられるもので、皆さん、「あすこ樋口さん、とにかくいす置いてくださいよ」と。「早うテントも計画はどうなっとうとですか」と、「どこの駅だった新しくできた駅は全部テントで濡れんごとなってますよ」と。「バスからおりたり、乗るにしても、そのテントはどうなってるんですか」って、「市民だれも知りませんよ」っていうことなんですよ。だからそういうところも、やはりどの図面を見たってそういうところ載っておりません。駅のパン屋さんに聞いたら、「いや、ここはテントができるようになってるんですがね」という話なんですね。そういうところも含めて、未完成であることはわかっておりますけども、エレベーターまでは濡れなくて済むように。 それから、駐車場のところの横にスロープがついて、車いすの方でも駐車場のエレベーターを利用できるようになっております。ところが天井がない。要するに雨よけがですね。福津市のそれこそ考え方としてはどういうことなんですかね。もうこれも含めて、利用の勝手ちゅうか悪いけど、向こう側から、駐車場から行けばすぐ車いすの方もそのまま3階に行けるわけですけども、やはりこっち側の駅の農協のほうから歩道を来た車いすの方があすこのスロープを使って、エレベーター向こうに行かなくても、中央部に行かなくても乗れるような表示の仕方もあると思うんですよ、これはJRのあれかもしれませんけど。 それから、いすにしても、待合室のいすにしてもそう、トイレにしてもそう。トイレは設置するというようなことありましたけども、やはりいつ設置するのか、今まさに知ってある方は駅員さんに言うて中のトイレ使ってあります。それは書いてあるところもあります。だけども、それはできる前に表示しておかないと、できてから後こういうふうにやりますよじゃ納得しませんよ、市民は。だから、3階の待合室のところの部分が、この前、JRさんが日曜日に宮司のショウブの花で参加者募られたんです。そしたら、午前中10時半ぐらいで1,000人ぐらいの方がお客さん来られていたんですが、そこのところ物産販売しておりました、狭いところで。駅員さんは座ってその受け付けをしてるんですよね。そういう状況にできるんですよ。だから市のほうも、ただ未完成だから、未完成だけではなくて、もう上がった、3階に入る前に時間があるから、待ち合わせをするから、いすでも、仮設でもいいから何かいすを考えて工夫すればできるんじゃないですか、これ。本当に市民のためを思えば、どうですか、トイレも含めてどのようにされるのかちょっとしっかりと答えてほしいんですが。 ○議長(阿部巖) 荻原都市整備部長。 ◎都市整備部長(荻原益美) 樋口議員の今の駅舎に対します一般の方の不便だというふうなことでのご質問かと思います。 まず、1点目のミニバス等のいすの設置をというふうなことでございましょうが、現状は、駅前は今回一般の送迎車両、それからバスのバスバース、それからタクシーのバースというふうなことで色分けをして、今現在利用がされやすいような形で、その駅側には現状として歩道はございます。そういったところで、歩道上にいすを置かなければならないというふうなことで、障害をお持ちの方々等の盲人用のブロック等の問題も出てまいりますので、今回につきましては、いすは設置をしていないというのが現状でございます。 それから、シェルターにつきましては、本来ならば新駅舎の開業と同時に設置すべきものと本来は考えますけども、このJR福間駅につきましては、暫定供用というふうなことで、ご承知のように、歩道上、それから送迎用の車両の部分まで屋根をかけるわけなんですけども、現状としましては、まだ今エレベーターの部分で自由通路の架設が残っております。それから、博多側にはエレベーターを設置をするというふうな工事工程が残っておりますものですから、一体的にシェルター、屋根をかけるわけなんですけども、そういった工程につきましても、やはり今後の工事に支障が出るというふうなことで、2期工事のほうでシェルターを設置するというふうに計画をし、先ほど市長答弁の中にございましたように、本来ならば秋の完成を目指しておりましたけども、工事ヤードのUR、それからJR、それから市の広場工事というふうなことで、工事がかなりふくそうしております。そのふくそうの理由に対しましても、三者で工事工程を組みながら、今完成の時期を調整をしておるというふうな状況でございます。 それから、トイレの問題でございます。トイレにつきましても、現在、駅西側につきましては、エスカレーターの下にトイレを設置する計画でございますけども、自由通路を設置した後にエスカレーターとの同時施工になるというふうなことで、トイレの西側には、西口側にはございません。そういったことから、当初から開業後、利用者の方からトイレがないというふうなことで非常に不便をおかけしておるというふうなこともございましたものですから、仮設のトイレを設置を検討し、設置する方向でJRのほうに、JRの敷地を借りるというふうなことで協議を進めてまいりましたところ、JRにつきましては、即座に無償で提供するんで、早急な設置をしていただければというふうなお話しも参りましたものですから、市のほうで設置する方向で協議をし、実施の段階になったわけなんですけども、設置する段階におきまして、一部の方からの反対がございまして、現在交渉を、長い期間かけておりますけども、交渉がなかなか成立をしないというふうなことで、今現在もトイレが設置されてない状況でございます。 このトイレの場所につきましては、現状は水洗化の多目的トイレが利用できるような仮設のトイレを設置したいというふうに考えております。通常であれば、仮設のトイレをどの場所にでも置けばよろしいかと思うんですけども、やはり障害をお持ちの方、ユニバーサルデザインということに配慮しますと、当然ながら、水洗の管路が埋設されております箇所にしか限定できないというふうなことで、場所も限られておりましたものですから、そういった状況で遅れておるというふうなところでございます。 それから、3階の待合室の利用というふうなことで、今現在、階段を上られまして、自由通路の広場的なところがございます。議員おっしゃってます部分は、将来的には階段を上られて、改札口に行く左手のほうには待合室を設置をするというふうなことでございますけども、今現在、自由通路の工事の中で、待合室を設置することで今後の工事に支障が出るもんですから、今のところオープンで利用者の通路というふうな形にさせていただいておるというのが現状でございます。 議員、今先ほどご紹介いただきましたJRウオーキングの折には、そこの広場を使って、踊り場を使って、そういった産直の販売等なされておったというふうなことは私も見ておりますけども、やはり一般の早朝の出勤等、通学等、混雑しております関係を見ますと、やはり当分の間は設置をしないほうがいいんではないかというふうには私ども考えて、設置をしていないというふうな状況でございます。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 樋口議員。 ◆10番(樋口幸雄) 言葉じりをつかまえて言うのは嫌なんですがね、やはりそういうところは部分開業になる前に、市民にこういう取り扱い、仕様はこうなりますよということを事前にやっぱり説明しておかないと、開業した後に、トイレはいや実はこうです、駅員に言ってもらえれば中を使えますとかいうようなことじゃなくて、やっぱり事前に使い勝手のよさをPRしていかないと、何のために新しい駅つくったかわからんじゃないですか。 それで、今一つ言われた福間駅前の下りのバス停です。これは確かに点字のブロックが邪魔しておりました。その点字ブロック先を見ると、段差があって、バスが着いても、乗降口も昇降口にも続いてないんですよ。ちょうど真ん中に点字ブロックがきてるんですよ。何のための点字ブロックですか、あれ。乗りも降りもされんとですよ、その点字ブロックは。そんな設計してあるんですよ。だから福津市はもう少し心市民に向けてのあれをきちんとしてくださいよ、悪いけど。それでないと、これは余りにもずさん過ぎます、悪いけど。もう少し、市民あっての福津市ですから、やっぱり新しい駅ができて、本当に皆さん喜んであるわけですから、それの喜びを享受してもらうためにもきちんとやっていただきたいと思います。 それで、いろいろほかにもあるんですけども、今しゃべり過ぎてちょっと時間がなくなりましたんで何ですが、3問目のこれについては、また再度質問の機会を与えてください。よろしくお願いいたします。 この福間駅の使い勝手については、やはり山笠を置いてあったところのいすを4脚置いてあります。しかし、これも雨降りは何も休憩する場所にはならんわけです。あすこもあずまやであれば、別に建築確認も要らんわけですから自由に建てることできるんじゃないですか、テントでも何でも。何のためにいすを置いてあるのか、その気持ちをちょっと教えてください。 ○議長(阿部巖) 荻原部長。 ◎都市整備部長(荻原益美) ちょっと議員申しわけございません。いすの場所というのが少し私判断しかねたんですが。 ○議長(阿部巖) 樋口議員。 ◆10番(樋口幸雄) 山笠飾ったところの。 ○議長(阿部巖) 荻原部長。 ◎都市整備部長(荻原益美) 山笠を設置しましたところについては、広場としていすを設置いたしております。こういったところにつきましては、今全体的に計画を見ていただきますとわかりますように、歩道を広くとって、憩いの場というふうな形で、駅前の憩いの場ということで木を植えまして植栽をし、そこの部分にいすを置くというふうな当初計画でもございましたし、そのような形の中で、歩道を占拠しないような形で設置をしております。 また、他の駅前も見られてわかりますように、駅前の景観というふうなものも配慮しながら、いすの設置等もなされておりますので、今回のJR福間駅に対しましても、今後2期工事の中においても、そのような駅前の景観も重視したところでの整備計画を立てておるというふうなところでございます。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 樋口議員。 ◆10番(樋口幸雄) 以上でございますかもしれませんけどね、利用する側としては、やっぱりあそこは休憩する場所でしょ、ベンチちゅうのは、ちょっと。そういう面から言えば、やはり雨が降ったときでも座れるような形にするのが本来のいすやないですか。そういう思いちゅうのはないんですか、福津市は。利用者の住民の皆さん方の気持ちをもう少し酌んでやっていただきたいと思います。今のような答弁でいいんですか、大丈夫なんですか、市長。もう一つ何か、市長答弁は。 以上で終わります。 ○議長(阿部巖) 樋口議員、あなた3問目の質問はしてるんですよ。回答はもう次回ですか。 ◆10番(樋口幸雄) 回答はもらいたいと思います。 ○議長(阿部巖) そしたら、本来は時間を少し残して回答をというのを私は望みます。しかし、次回からは認めませんので、今回は回答は認めます。市長。 ◎市長(小山達生) 空き店舗活用に新たな取り組みをという質問でございます。 空き店舗の活用に関しては、市全体の活性化という視点から積極的に取り組んでいかなければなりませんが、当然、そのようにならない取り組み、空き店舗がふえないような取り組みも重要であると考えています。そのためには商店街の活性化、にぎわいのある商店街づくりは、おっしゃるように、とても大切な課題であると考えております。 特に、消費が冷え込む中で、今後予定される大型店の開業など、商店街を取り巻く環境も大きく変化することが予想されるだけに、より一層の魅力的な商店街、人が流れてくるようなにぎわいの場づくりやイベントなどの取り組みが必要でございます。 もちろん、そのようなにぎわいのある商店街は、行政だけが頑張ったとしてもできるものではありません。商工会を中心にした商工業者の皆さんや、地元の市民の皆さんのご意見などに耳を傾け、ともに考え、ともに取り組んでこそ活性化につながるものでございます。 そういった意味では、一例ですが、又ぜー通り商店街のプランター設置や、松原商店街の「地上に降りちる流星群」イベントなど、行政や商工会、地元の皆さんが一つになって、活性化に向け頑張っていると伺っております。 今後も商店街の活性化に向けては、関係する団体、商工会、あるいは観光協会などと課題を共有し、公益的な観点をもってして支援連携し、互いに協力しながらともに取り組んでいく所存でございます。 なお、観光やブランドなどの情報を発信する拠点については、今現在あるまちおこしセンターなごみに加え、来年には福間駅構内にも設置する方向で進めております。JRを利用して福津市に訪れる方々に向け、観光情報であったり、ブランド情報であったり、あるいは市の重要なお知らせであったり、様々な情報を発信し、市内の活性化へとつなげていく所存でございます。 なお、西鉄ストアのショッピングプラザの活用につきましては、今後、部内で樋口議員のご提案もございますので、十二分に検討を重ねていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 以上で、10番、樋口議員の一般質問を終わります。 ここで休憩といたします。再開は14時10分、14時10分といたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            休憩 午後1時55分            再開 午後2時10分          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ ○議長(阿部巖) 再開をいたします。 休憩前に引き続き一般質問を続けます。 10番、樋口議員の一般質問は終わっております。次に、5番、井上議員の一般質問を受けます。井上議員。 ◆5番(井上聡) こんにちは。5番、政友会の井上聡でございます。きょうは最後の質問になりますので、いましばらくご辛抱をお願いしたいと思います。 通告してました3問について質問いたしたいと思います。 まず、1問目でございます。防災体制の現状はということでございまして、防災体制は以前と変わっているようだが、その内容と連携についてお伺いします。 ①防災無線吹鳴の範囲とその後の連絡体制は。 ②防災無線の音響効果はどうか。 ③火事現場の後処理の現状は。 ④大雨、地震に備えた防災訓練をということでございます。 昨今の災害に対する事前の準備や訓練などが各地で開催されまして、実体験に基づく本番さながらの取り組みがなされております。 我が福津市でも防災行政無線が市内71カ所に設置されました。その効果が期待されるところでございますが、最近の大雨や台風、地震への備えをしておくべきであります。 2問目でございます。全国学校ビオトープコンクールへの参加をということでございます。 教育と学習の仕組みづくりにおける環境教育として、子どもたちがみずから考え、環境の保全・創造に取り組む施策として、全国学校ビオトープコンクールへの参加を考えてはということでございます。 自然の生物を知らない子どもたちがふえている現状でございます。また、田植え時期などの変化に伴う生物の絶滅など、自然界の営みが崩れてきております。全国学校ビオトープコンクールは2年おきに開催されておりまして、来年また行われる予定でございます。ちなみに昨年の参加校が139校のうち、福岡では小学校が2校、保育園が1園が表彰をされております。 3問目でございます。 地元業者の育成をどうするのかということでございまして、これは建設土木なんですけども、特に土木関係の入札におきまして、最低制限価格が公表されております。いわゆる同一価格によるくじ引きによる業者決定が行われているわけでございますが、地元業者への仕事が行き渡るような方策はどのように考えているのかお尋ねいたします。 平成21年度までの土木関係の入札では、最低制限価格付近で多くの入札が行われました。そのため失格者が続出しておりました。本年4月より最低制限価格が公表され、ある意味失格者もなくなりよかったなと思ってるところでございます。 また、それにかかわる手持ち工事における入札参加にも制限が設けられました。しかし、こうなりますと制限価格入札が多くなりまして、結局はくじ引きということになるわけでございます。今後の対応をお尋ねいたします。 以上3問です。よろしくお願いいたします。 ○議長(阿部巖) 市長。 ◎市長(小山達生) まず、防災体制の現状についてでございます。 防災行政無線の吹鳴範囲でございますが、屋外拡声子局を中心に半径300ないし350mの円内の人家を対象として、市内に71カ所設置しております。また、屋内の戸別受信機は、現在、行政区長、消防団幹部団員宅に設置しております。情報が各地域の組や自主防災組織へと伝わるよう、区長さんや郷づくりの防災部会等に講習会等でお願いをしておるところであります。 2番目の防災無線の音響効果はどうかというお尋ねでございます。 自然災害にもいろいろありますが、暴風雨時の密閉度の高い住宅のことをご心配かと思われます。この対処方法の一つとして、福岡県が推進しております「防災メールまもるくん」への登録を呼びかけています。また、福津市で避難勧告等をこのシステムを利用して情報を発信すれば、登録者にはいち早くメールで配信され、さらにテレビ、ラジオでも放送される仕組みになっております。 3番目の火事現場の後処理の現状についてであります。 火事現場の後処理の現状はということで、火災により発生したごみの処分についての質問ですが、火災及び災害に関しましては、不測の事態で被災者におかれましては大変お気の毒なことと案じられるところであります。 市としては、被災者の早い復旧が進み、負担が軽減することを考慮し、福津市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例において、一般廃棄物の処理手数料を減免することができます。その手続きは被災証明書に基づき搬入許可の手続きをしていただき、搬入許可書の発行を行い、火事現場の後処理をしていただいております。 火災ごみは、通常の家庭ごみと同じように、古賀清掃工場と市の不燃物処理場に搬入できるものに分別していただいており、古賀清掃工場には可燃ごみ、可燃粗大ごみ、金属類、ガラス類。一方、不燃物処理場には、ブロック、タイル、かわら、陶磁器、瓦れきが搬入できます。それぞれについて持ち込む場合のサイズがあり、それに従って搬入をお願いしています。また、搬入は個人持ち込みに限っており、業者が処理を請け負ったものや事業系の解体埋め立てごみの搬入はできませんし、焼却灰の搬入もできません。 以上でございます。 4番目の大雨、地震に備えた防災訓練をということでございます。 防災訓練に関しては、地域の取り組みに少々差があるようでございます。現在は郷づくりの防災部会等の協力により、防災講習会を開催し、自主防災組織の必要性から始まり、図上訓練などを踏まえ、地域での防災訓練へと進めていく予定です。地域の皆様の防災に対する意識を高め、共助が必要であることをご理解いただき、ステップアップしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) まず、1番目のほうから再質問します。 防災無線の設置に伴いまして、以前のサイレンがありましたけど、なくなりました。そのかわり防災無線から発信音みたいなのが5回ぐらいだと思いますね、5回ぐらい鳴ってると思います。実際それでいいわけですけども、普通一般市民からすると何やったろうかということでわかんないんですよね。 また、その範囲は市内4カ所に今分かれているということをお聞きしました。だから、すべてで鳴るわけじゃないということでございます。実際それでいいのかどうかお尋ねします。 それから、実は消防団員への連絡は携帯のメールでやっとるということもお聞きしました。それで実際いいのかなということもあるわけですよね。 また、火事現場での消防車の混雑があるということで、それはこのたびの4地域に分けてのサイレンを鳴らしているんだということで、消防署のほうから指導を受けたということなんですが、一般の人からすると非常に不安なんですよね。どこで何がありようかわからんということなんですよね。ですから、その辺がわかるようにやっぱりしてもらいたいという区長さんからの要望も出ているみたいでございます。ですから、そういった場合はサイレンでお知らせするというのが一番いいんじゃないかなと私は思ってます。 消防団員の連絡体制はメールで間に合っているんだということでありましたんで、消防団ごとの初動態勢ちゅうのは多分万全かなという気はしますよね。全部の分団がそこの現場に行かなくてもいいていいますかね、以前は全部が行ってましたが、相当混雑していたっていうのを聞いたことがありますけども、そうでなければ、サイレン吹鳴は市内全体に鳴らすというのが基本じゃないかなと思うんですけども、その辺をお尋ねします。 ○議長(阿部巖) 吉田市民部長。 ◎市民部長(吉田哲春) まず、サイレンですが、今議員ご指摘のとおり、1回の発信は大体4回から5回鳴らすようにいたしております。 それから、地域の方、サイレンだけで火災であるのか、これは火災で鳴らすのがほとんどなんですけど、どこの火災なのか、そこの地域のどこの火災なのかというのがわからないということで、この件につきましては、検討している途中でございますけど、勤務時間中であれば生活安全課から、それから夜間になりますと警備員のほうからどこどこの火災ですということを発信するように、今ちょっと調整をいたしておるところでございます。 それから、団員への携帯での連絡ということでございますが、これはあくまで幹部といいますか、団長、副団長、筆頭分団長ということでございます。それぞれの分団長は個別受信機を持っておりますので、それの受信、また消防自動車にもついておりますので、そのような受信でわかるということでございます。 これは今校区ごとにサイレンを鳴らすことに分けております。これ火災の規模にもよりますが、まずその地域のサイレンを鳴らすと、そういうことで、大火になる恐れがあるときは、これは全域鳴らす、このようにいたしております。ですから、まずはその属している校区のサイレンを鳴らすということでございます。 以上です。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) サイレンは、やっぱり鳴らすべきだと私は思うんですよね。ていうのが、私建築業ですけど、どこで火事がありよっちゃろうかとすごく気になるんですよね。だから、サイレンが聞こえたときには、携帯で火災ダイヤルを回しまして、どこどこで火事と確認しております。何も鳴らんときはわかんないからですね、そういった意味で大火であろうがぼやであろうが、全体的に鳴らすというのが基本じゃないかなと私は思ってます。 サイレンと同時に、私この間の質問で言いましたけど、どこどこで火事ですとかいうのも続けて言っていただけると、また非常にありがたいと思ってるんですけども、やはり防災無線というのがせっかくついてますから、そういった利用もぜひ今後は手立てが必要じゃないかなと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(阿部巖) 吉田部長。 ◎市民部長(吉田哲春) どこの火災かということでございますが、今も申し上げましたように、まず、このサイレンを発信しております消防署、ここと協議をいたしましたところ、消防署からはそれを何ていいますか、言葉まで入れてサイレンを鳴らすということはちょっとできないということでございましたので、昼間は生活安全課から、それから夜間は警備員のほうから、どこどこの火災ですということを発信していただくように、ただいま調整を図っておるところでございます。 以上です。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) ぜひ、そういった形でできるんであれば取り組んでいただいて、ぜひ知らせていただきたいと思います。 2番目でございますが、防災無線の音響ですけども、やっと防災無線の音響を聞く機会がありまして、これは2月27日のチリ地震がありました。あの次の日の夜だったと思いますけど、津波に関する放送が流されておりました。窓を閉めていましたので、閉めてると全くほとんど聞こえない状況でございました。窓をあけて聞きますと、何ていうんですか、静かに聞いてますと、ようやく理解できると。また、夜間であると今度こだまが発生するんですよね。あっちでわあわあていう。やっぱりそういった意味では、ゆっくり話さんと聞こえないんですよね。早口だったら全く何て言ようかわからん状況ですよね。だからその辺をもう1回ようと話し合っていっていただきたいと思います。 そういった意味では、放送の仕方といいますか、しゃべり方というか、そういったのは訓練ていいますか、練習はされてるんでしょうか。 ○議長(阿部巖) 吉田部長。 ◎市民部長(吉田哲春) まず、津波情報でございますが、これはNHK等で津波情報が発信されますと、同時に防災無線でも発信するように、そのように手立てになっております。 それから、今回も5月に一部共鳴するところがございましたので、その修正をやっております。 それから、放送する言葉がわかりにくいということでございますが、特に私も聞いておりまして、男性の声ていうのが少し聞きづらい。声の高い方についてはわかりやすいというようなことがございます。発信する際の言葉につきましては、ゆっくりとはっきり言うように私からもちょっと指導をしておきたいと思います。 以上です。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) よろしくお願いします。 また、これはまた大雨等も今から出てくると思うんですけど、恐らく暴風雨、大雨の中の声ていうのはまず聞こえないでしょうね。と思います。まさか窓をあけて聞くわけにもいきませんので、こういった場合の対策ですよね。もちろんテレビ等もあるんでしょうけど、この間言われてましたデジタル用の無線機ですかね、1個4万円ぐらいするて言われてましたけども、そういった無線機等とか、できないて言われてましたけど、FMラジオ等の放送局ていいますか、放送でできるようなことができれば一番いいんでしょうけど、それは無理ですかね。放送でできる、要するにラジオで聞けるみたいな。 ○議長(阿部巖) 吉田部長。 ◎市民部長(吉田哲春) 昨年の10月1日からこれを放送開始いたしております。まだ今回の梅雨時期といいますか、大雨のときを経験しておりませんので、それが果たして末端まで届くかというところの検証はできていないわけです。最大限ボリュームを上げた形で放送はかけたいというふうに思っております。 それから、デジタル無線機、今市長も申しました消防団幹部並びに行政区長へ配置しておる無線機でございます。1台4万から5万するということで、デジタルとなりまして、前回の無線機はアナログ無線機は安価ではございましたが、ちょっと高うございますので、今のところこれを各戸に配布するとかいうことは考えておりません。ただ、要るということであれば、あっせんはしたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) 無線機高いですからなかなか難しいんでしょうけど、やはり高齢者の方は特にメールとか全然できない、ましてやインターネットなんかとてもないというようなおうちもあるわけですから、そういったところの対策はぜひ考慮しておいていただきたいと思ってるわけです。 昨年の大雨も参考になると思いますけども、やっぱり川の近くのおうちなんかは特に事前の調査といいますか、またそういった意味では事前の放送をやっていただきたいと思います。 次に、火事現場の後処理ということでございます。 火事現場は、火事の家屋の撤去や片づけですかね、消防のほうから罹災証明が出ます。その後の産業廃棄物というのは古賀の清掃工場ということで持っていけるようになっております。その際の手続が非常に手間隙がかかっているという状況でございます。どうにかならないかということで、トラックに積んだものを1回ごとに津屋崎庁舎のうみがめ課のチェックを受けると、またそれを何回も行かんで1回でいいんじゃないかということなんです。 それからまた、先ほど大きな部材等もありました。大きな部材については20cmにカットしてくださいとか、それをまた二つに割ってくださいとかすごく細かい指示をされてるようです。やっぱりこういうのはある程度清掃工場のほうに任せてもらったほうがいいんじゃないかなという気はするんです。もちろん小さく切ったほうが破砕機等は傷まないわけでございますが、実は宗像市のほうでは1mにカットしてるんです。福津市は20cmにカットしてくださいと。それはちょっとあんまりじゃないかなと思うわけです。ですから、宗像市並みにできないかということで、業者さんのほうも言われておりました。だから、古賀清掃工場のほうの破砕機自体の性能が悪いんですかということで聞いたんですけど、その辺はちょっとわかんないんですけれども、そういった点については、今後改善されるんでしょうか。 ○議長(阿部巖) 荻原地域生活部長。 ◎地域生活部長(荻原哲夫) 今、宗像の清掃工場のほう、それから古賀の清掃工場のほうの廃木材の搬入の形態についてでございますけれども、基本的には大体大きさが20cmのやつにつきましては1mで切って搬入をしてくださいということで、宗像も古賀についても変わらないというふうになっております。ただ、二つの工場で若干破砕機の規模等も違いがございますので、若干の違いがそこにはあるというようなことはお聞きいたしております。 そういう中で搬入の手続の問題でございますけれども、宗像の組合につきましては、どうしてもやっぱり清掃工場に持っていったときに、こういう形態じゃ受け入れられんとか、あるいはこういうものは受け入れられませんよというようなトラブルが、やっぱ発生するわけです。宗像の場合は、事前に市役所の職員が現場に行って指導もしながら、トラブルの防止を防いでおるというようなことでございますけれども、古賀清掃工場につきましては、そういった現場云々というのがなされてない。そういう違いがやっぱりあるみたいでございます。 どうしても搬入許可証を交付する際に、市の職員がそういう状況を確認をしながら、1m程度に切られてない部分については切ってくださいというような指導をすると、そういうようなことで少し手間がかかっているのかなというふうには思っております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) 私は宗像市のほうが緩いんかなと思ったんですが、そうなんですか。古賀のほうが厳しくて、宗像市が緩いって聞いたんですけど、その逆だったということですね、今の話からすると。 ○議長(阿部巖) 荻原部長。 ◎地域生活部長(荻原哲夫) どちらが緩いのかということでございますけれども、基本的な考え方は変わらない。ただ、どちらかというと、宗像のほうがそういう木材云々については、少し緩やかなのかなというような状況にはなっているみたいでございます。 以上です。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) とにかくスムーズな流れをつくっていただきたいというのが、皆さんのお願いなんです。もちろん1回1回チェックするのが、もちろんいいんでしょうけれども、ある程度、作業にかかれば同じような状況で持っていってありますんで、何回も何回もチェックしなくても、その形で持っていってあるから、私は1回見られたら、それでいいんじゃないかなという気はしてます。もちろん清掃工場のほうでも見られるわけでしょうから、その辺の手間暇は逆にかけないほうがいいんじゃないかなという気はしてるんですけど、そういうことでわかりました。 次に4番目でございます。 地震に備えた防災訓練をということでございますが、大雨地震です。訓練は小規模なものから大がかりなものまで、各地で行われているようでございます。福津市でも何回か行われました。実績はあるようですけれども、昨年の大雨等で、やっぱり災害によりある程度の予測がついたんじゃないかなという気はしてるんです。その後の検証はどうなんでしょうか。 ○議長(阿部巖) 吉田部長。 ◎市民部長(吉田哲春) 昨年7月24日からの豪雨によりまして、幾つかの災害が発生したわけでございますが、今回一番近いところでは、今月6月の1日に消防署、警察署、それから消防団筆頭分団長、そして市長を本部長といたします水防会議を行いまして、ここで昨年の水害に対する反省点が出たわけですが、やはり資材の不足というものが出てまいりました。土のう袋、それからそれに入れる砂というところが足らないと。これを十分に確保するようにというようなところでございます。 それから、この土のう袋につきましては、今、津屋崎庁舎のほうに保管をしておるわけでございますが、これも福間庁舎のほうにも置くようにというようなことが、昨年の反省点で出てきております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) 備品関係がそうだったと。僕が一番心配しよったのは、どんどんどんどん雨が降って、今度満潮のときどうなっちゃろうかと思って、水位がどんなに上がってくるんかなって心配しとったら、前回は有効断面は足りてるということで、心配ないということでございました。あれ以上降ると、今度はどうなるかなという気はしてるんですけどね。 さて、このたび市の広報と一緒に防災マップが配布されておりました。私としては、やっと出たなと思いましたけれども、拝見させていただきましたが、ちょっとこれですけど、何か1枚のぺら紙で非常にお粗末みたいな気がしております。私が3年前の平成19年9月議会で提案しました、宗像市並みの防災マップをつくれんとかということで、冊子のやつ。そんときは答弁で、コンパクトな形でお知らせするのがいいと。また、防災マップは最終形じゃないから、地域の防災マップづくりのほうも今後再検討するんだということでございました。今回で終わりなんでしょうか。もうちょっとこれぐらいつくってほしいんですよ、僕は冊子にして。 このたびの地震のハザードマップというのができてますが、もう少し検討されたほうがいいんじゃないかなと思っております。あれも何か1枚紙のこういった1枚紙でできてます。これもこういった形で出さないのかどうかちょっとわかりませんけれども、もうちょっとやっぱりきちっと、こういった冊子にしないと、もうなくなりますよ、これすぐ。どこに置いたかわからんと。壁に張れば別ですけど。 やっぱりタブロイド版とか1枚紙のものというのは、配布しても必ず1カ月もたてば、どこに行ったかわからんというのが常でございます。そのところを十分考慮していただきたいんですけど、その点についてお伺いします。 ○議長(阿部巖) 吉田部長。 ◎市民部長(吉田哲春) この19年4月に発行いたしました防災マップでございますが、この中の修正点、言いましょうか。この部分につきましては、この防災マップがホームページのほうにも入っております。この中で修正を今加えておる途中でございます。これも今、4年目ということでございますので、今度、製作するときは近隣のマップを参考にしながら作成していきたいというふうに考えております。 ○議長(阿部巖) 荻原部長。 ◎都市整備部長(荻原益美) 地震のハザードマップにつきましては、A3版の2枚ものを今後予定いたしておるわけなんですが、今、市民部長の答弁ございましたように、今後防災マップと一体的な形の中で、やはり冊子にし、お配りをするというふうなことも、今回つくるときに考えておりましたが、今回、そういった形で2枚ものになったというようなことで、今後は一体的なものとして各戸にお配りできるような形で検討を加えていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) ぜひそういったふうに1冊にまとめてほしいです。宗像市のはそうなってるんですよ。地域ごとに、それも。危ないところは全部書いてあります。それに対する準備するものから何からすべて書いてあります。これお渡ししますんで、後で見てください。 また、西山断層についてでございますが、位置的にこないだちょっと見せてもらいましたけど、全体の福岡県の地図の中でちょこっとこのように書いてありますけれども、どこにどう通っとるか、わけわからんということでございます。防災マップに大きいほうに明記したほうがいいと思うんですよ。また、この防災マップに従って、避難訓練等の実施が効果的と考えますが、その考えはどうでしょうか。 ○議長(阿部巖) 吉田部長。 ◎市民部長(吉田哲春) このマップの中にも地震災害を防ぐためにというようなところも触れておりますので、全体的な改良時を迎えましたら、各課と協議をいたしまして、そのようなところも掲載していきたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) 宗像市の防災マップは、もう平成18年の3月にできてますんで、早くこういうのをつくってもらいたいと思います。ぜひ早目の取り組みをお願いします。 それでは次、お願いします。 ○議長(阿部巖) 市長。 ◎市長(小山達生) 全国学校ビオトープコンクールへの参加をということにつきましては、教育委員会のほうからお答えをさせていただきます。 ○議長(阿部巖) 金子教育長。 ◎教育長(金子孝信) 全国学校ビオトープコンクールへの参加をということで、教育と学習の仕組みづくりにおける環境教育として、子どもたちがみずから考え、環境の保全、創造に取り組む施策として、全国学校ビオトープコンクールへの参加を考えたらどうかという議員のご提案でございます。それに対してお答えしたいと思います。 現在、市内の小中学校では、環境の保全やよりよい環境の創造を目指した地域の人々の活動、あるいは公的機関、NPOなどの取り組みを知り、自分にもできる方法で実践しようとする総合学習を中心とした環境教育に取り組んでいるところでございます。 具体的には、学校や地域の特性を生かしたクリーン作戦、あるいは花植え活動、希少生物の調査、ペットボトルのキャップ集めなど、地域の方との共働で行ったり、生徒会の活動として取り組んだりしているところでございます。 教育委員会としましては、現在進めています各学校の環境教育を学校だけの取り組みではなく、コミュニティスクールとしての学校・家庭・地域の連携による取り組みになるよう、指導・支援をしてまいりたいと考えております。 ビオトープづくりとか、あるいは学校ビオトープコンクールへの参加を通して、環境教育を進めてはどうかという議員のご提案は、とても大切なことだとは思います。しかしながら、環境教育が学校や地域の実態が大きく関係しますので、すべての小中学校が一律に取り組むように働きかけるということについては、今のところ考えておりません。 これからも教育委員会などに実施団体等から情報がありましたら、校長会などを通じて積極的に紹介してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) 以前と変わらない答弁ということでございました。学校の中庭なんかに池とかありましたら、そういったのを利用したりとか、また休耕田ですか、使ってない田んぼあたりを利用してやっているところもあるみたいです。意外に簡単にできるんです、やろうと思えば。 平成20年3月議会でいろいろ提案したことの続編でございますが、自然に囲まれた福津市では、今ある自然を大切にするということで、そういう心を育むという観点から、市の自然や出来事をテーマとして、さまざまな環境教育を進めているということでございました。ビオトープに取り組むことは考えてないという答弁をいただいておりましたけれども、確かに近くにため池とか川とか山とか海ありますけど、実際出かけていくかっちゃ、なかなか危険も伴いますんで難しい面があるんじゃないかなと思っているんです。 学校ビオトープは、校内での設置になりますんで、身近に観察ができると。また、自然の営みを感じることもできるということでございます。 また、ビオトープづくりに参加しますと、自分でつくった自然に対して、昆虫や水中生物がすみつくという、非常にそういった満足感も生まれてくるというような結果も聞いておりますので、そういった意味では小さな池程度でいいんですけど、そういった取り組みも若干、今度やられたらいいんじゃないかなという気はしておりますけれども、コミュニティスクールもやるということでございますんで、全体じゃなくて、どっか1カ所でもそういった取り組みができればと私も常々思っております。情操教育、もしくは環境教育として取り組んでみてはどうでしょうか。 ○議長(阿部巖) 教育長。 ◎教育長(金子孝信) 議員のご提案は大変いい提案というふうに、私も思っているわけでございますけど、ただ、ここでビオトープについては二通りの考え方がございますので、それについて一言申し上げておきたいと思います。 学校のビオトープは、本来あるべきビオトープの理想からすると、ちょっと特殊な事情があると。それは、先ほど議員ご指摘のように、例えば休耕田があるからとか、あるいは近くの池があるからと、こういったことで学校のビオトープというのは、どうしても教育施設としての配慮や現実的な制限が加わって、基本的な前提が通常のビオトープという考え方とは違うわけでございます。どうしても制限をしなきゃいけない。あるいはそこのビオトープに入っていって、いろいろ手を加えなきゃいけないというのが、学校におけるビオトープでございまして、本来のビオトープというのは、どちらかというと本来、自然の体系そのままに放っておいてくれというようなことが、本来のビオトープでございまして、ただ、先ほど議員おっしゃるように、自分でどのような環境が自然に近い形になるかという創造的な環境教育を進めていくという上では、確かに意味があるわけでございます。 例えば、今も福間南小学校の一角に少し残っております。水生植物など置いて、そして段階的な水の段差をつくって、そしてそこに常にメダカが再生産されていくという、そういう学校が幾つかそういう施設としては残っているわけでございますので、今後、福津市では多自然川づくりの問題だとか、そういったものと関連づけながら学習するような機会としては、考えてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) 教育長が言われる通りなんです。ちょっとしたものがあれば、それでいいんです。それをやっていくことによって、非常に子どもたちの研究熱心さといいますか、非常に出てきますんで、ぜひそういったものから始めていただきたいと思います。 次、お願いします。 ○議長(阿部巖) 市長。 ◎市長(小山達生) 地元業者の育成についてであります。 平成22年4月1日から、入札にかかわるすべての建設工事で最低制限価格を公表しています。これは、平成21年度の土木工事関係の入札77件のうち、23件で失格者が出ており、わずかな金額の差で失格となるケースもございました。 この対策として、公表するようにしたものであります。最低制限価格の公表後は、市内土木業者対象の入札5件のうち、5件とも最低制限価格と同額の入札者が複数出たため、くじで落札者を決定しております。 また、平成21年度において特定の業者が多数の工事を受注する傾向も見られましたので、同じく4月1日から土木一式工事について、手持ち工事の運用基準を定めております。これは、手持ち工事件数の上限として、予定価格が500万円以上の工事を一般競争入札によるものは2件、指名競争入札によるものは2件という制限を設け、手持ち工事の上限となった時点でその工事が完了するまで、以後の入札には参加できないとするものでございます。 また、以前は同一日の入札で複数の落札が可能でしたが、同一入札日の落札件数は、一般競争入札指名競争入札とも1件としております。 一般競争入札の参加申し込みについても、手持ち工事の件数により参加申し込み件数を制限するようにしております。この運用によりまして、地元土木業者の受注機会が増加し、受注件数の偏りも緩和されるのではないかと考えております。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 井上議員。
    ◆5番(井上聡) 県の入札とほとんど変わりないようになったというのは、非常によかったと私も思ってます。失格者も出ないということで。 ただ、やっぱり言いますように同一価格が出ますんで、必ずくじ引きになるというのが免れないということになると思います。 お尋ねすることは限られておりますけれども、指名競争入札と違いまして、一般競争入札の場合、業者さんの数が随分違います。だれが入ってくるかわからんといったらいかんけど、応募数もわからないということでございますが、ただ、ずっと見さしてもらってますと、年間通して大体業者さんの数は安定しているように思いました。その中で、やっぱりうまく仕事が回っていくような方法が一番ベストなんですけど、そういった方法を考えていただきたいんでございます。例えば、ある程度手持ち工事ができるように、連続して入札会を行うというような方法もあるんじゃないかなと思います。 先ほど言われました手持ち工事は、2になった場合はもう参加できないと。1個終わって手持ちが1になると、また参加できますよね。そうなると、そのときになって、例えばまだ仕事全然取れない業者さんがいらっしゃって、またくじ引きで負けたと。早い話そういうことなんです。 だから、そういった場合が出てくるのは、まず考えられると思うんですよね。だから、業者さんいわく、くじ引きの練習せないかんとかいうことになってしまうんですけれども、そういった点についてどうなんでしょうか。 ○議長(阿部巖) 小田総合政策部長。 ◎総合政策部長(小田達也) 今回、手持ち工事の関係の基準を定めております。一般競争2件、それから指名2件という形での内容でつくっております。業者によっては、技術者が3名、4名おられる方もおります。営業努力でそういう形の配置をされている方、それから技術者が1名の方等々、業者によっては技術者の内容も違います。 そういう中での内容を考慮した中で、やはり競争性を保ちながら、多くの業者の方に受注をしていただきたいという形での、今回のこの制度内容で改正をいたしております。 基本的には競争が原則でございますので、できるだけ競争性を保ちながら、多数の業者に仕事が受注していただけますような形での今回の改正を行っております。ちなみに平成21年度の受注件数で地元業者の先ほども市長が申しましたように、偏りがあっております内容につきましては、5工事以上の工事を受注されている方が4業者という形もありました中で、今回の改正で一般競争が2回、指名が2回という形で、この内容の改正で、ある程度多くの業者に受注がなされるんじゃないかという形で、今回改正を行っております。 ちなみに平成20年度の受注関係で申しますと、土木工事全体57件ございましたが、市内土木で業者の方受注された件数としては46件、81%、それから21年度で申しますと、土木工事全体で77件ございまして、68件、88%が市内の土木業者の方が受注されております。金額的には、市内土木業者、土木工事全体で16億の総額の中で、市内土木業者の受注総額が11億という形での受注の結果となっております。 今、総合評価方式に移行する、今後取り組む中で、基本的にはやはり工事実績、各業者の工事実績、今工事評点をつけておりますので、これのデータを蓄積しながら次の総合評価方式への取り組みに、データを蓄積しておる状況でございます。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) 手持ち工事がやっぱり均一になるということは、まず考えられないと思いますけどね。やはり偏りがあったんじゃないかなという気はしてます。ほとんど取れてない業者さんも、中にはいらっしゃるかなという気はしております。 やはり地元業者さんへの考慮をぜひお願いしたいということで、先ほどちょっと言いましたけど、ある程度満遍なく取れるような形で、入札会を連続して、一気にはできないでしょうけど、ちょっと続けてやらないと行き渡りませんよね。1回やって、とぽんとぽんとやりますと、取れない業者さんが必ずできますから、ある程度ちょっとかためて入札をやっていただくといいんじゃないかなと私は思っています。 また、今部長が言われましたが、3月議会の予算委員会で業者評価による入札ということで、今年はそれを2件考えているということでございましたが、それについては今回の入札を最低制限価格を公表したことによって、業者評価についての入札というのは、今後どうされるんでしょうか。 ○議長(阿部巖) 小田部長。 ◎総合政策部長(小田達也) 総合評価方式に取り組むために、今この工事評点、各業者受注された工事の評点を今、データとして蓄積をいたしております。できるだけ早く総合評価方式内の移行を考えていきたいと思っております。 ちなみに先ほどの受注件数お話ししましたが、平成21年度ゼロの業者、受注のゼロの業者は1社だけでございます。あとはすべての業者、1回以上の受注の内容となっております。ちなみに7工事が1社、6工事が1社、5工事が2社、4工事が3社、3工事が5社という形での内容で、基本的に1件も取っておられない業者は1社だけの結果となっております。 以上です。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) 入札の回数についてもう一回。入札を連続して出せるのかどうかという質問。 ○議長(阿部巖) 小田部長。 ◎総合政策部長(小田達也) 入札を連続してということでございますが、やはり設計のでき上がり、それから工期の関係等々を含めて、計画的な発注を計画を今後も進めさせていただきたいと思っております。一緒に入札ができるようであれば、当然そのような形での発注、入札を行いたいと思ってます。 以上です。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) とにかく均一ちゅうわけにはいかんでしょうけれども、地元業者さんをぜひ大切にしていただきたいと思います。 最低制限価格についてお尋ねしますが、ただいまのところ大体8割ですかね、設計価格の80%程度で推移してるみたいでございます。この金額を言えば、もうちょっと上げることは考えてないんでしょうか。今8割、8割のところでもう集中してきますんで、もうちょっともうけていただくちゅうわけいかんかもしれないけど、もうちょっと利幅があるような形で、今、県が85ぐらいでやってるんです。だから、そういった意味ではもうちょっと上げてもいいんじゃないかなと私は思ってるんですよね。範囲内で取れることであれば、そういったのも、ぜひ今後考えていただきたいと思います。 また、下水道工事にはよくあるんですけど、5,000万超えとか6,000万超えの入札もたまにはありますけども、そういうのもできれば2本に割るとかいうのはないんですか。今の金額の面と、例えば大きな本数に1本で出すんじゃなくて2本に割るとかいうのは考えてないんでしょうか。 ○議長(阿部巖) 小田部長。 ◎総合政策部長(小田達也) 最低制限価格を上げてはどうかという形でのご指摘でございますが、基本的に最低制限価格につきましては、国の指導に沿った形での内容で今、設計を行っております。土木につきましては、やはり工事の内容によって、かなり77から80をちょっと超えるぐらいの内容での最低制限価格の設定になっておろうかと思ってます。 それから、建築につきましては、ほとんど85に近い最低制限価格での内容で、今は設定を行っております。 それから、下水道工事の6,000万以上と工事につきまして、工区分け、2本に分けての工事はできないかという形でございますが、その場所の内容等によって分けられることもありますし、やはりどうしても7,000万という形の1本でという形での発注の仕方を現在やっております。これにつきましても、原課の意向に沿って今後とも入札の執行を行っていきたいと思っています。 以上でございます。 ○議長(阿部巖) 井上議員。 ◆5番(井上聡) 希望としては、数多くの仕事を出していただきたいと、いつも願っております。災害等も、何かあったら地元業者さんにお願いしているという現状も踏まえまして、どうか地元業者さんの育成に今後とも努力していただきたいと思います。 これで質問を終わります。 ○議長(阿部巖) 以上で、5番、井上議員の一般質問は終わります。 本日予定されました議事日程すべて終了いたしましたので、本日はこれにて散会といたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            散会 午後3時2分...