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2011-12-08 平成23年第4回定例会(第2日) 名簿
2011-12-08 平成23年第4回定例会(第2日) 本文

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  1. 古賀市議会 2011-12-08
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    2011年12月08日:平成23年第4回定例会(第2日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                        午前9時30分開議                       〔出席議員19名〕 ◯議長(奴間 健司君) おはようございます。これより本会議を再開いたします。             ────────────・────・────────────   日程第1.諸報告 2 ◯議長(奴間 健司君) 日程第1、諸報告をいたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。議案等説明のため、地方自治法第121条の規定により、出席を求めておりますのは、監査委員を除き初日のとおりであります。  また、本日、西尾耕治議員ほか1名から、第78号議案円高から中小企業を守る対策を求める意見書の提出についての議案が追加提出されています。  以上で諸報告を終わります。  これより議案審議に入ります。             ────────────・────・────────────   日程第2.第73号議案 平成23年度古賀市一般会計補正予算(第4号)について        第74号議案 平成23年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について        第75号議案 平成23年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)について        第76号議案 平成23年度古賀市水道事業会計補正予算(第2号)について 3 ◯議長(奴間 健司君) 日程第2、第73号議案平成23年度古賀市一般会計補正予算(第4号)についてから第76号議案までの4議案を一括上程し、議題といたします。  本案は、12月1日の本会議において、大綱質疑まで行っておりましたので、これより質疑、討論、採決に入りますが、質疑、討論、採決は1議案ごとに行います。  これより、第73号議案平成23年度古賀市一般会計補正予算(第4号)についての質疑に入ります。  内場議員。 4 ◯議員(8番 内場 恭子君) 質問いたします。まず10ページ、児童福祉保育所関係の費用です。特に私立保育所の援助ということで、大綱質疑の中では、この入所者の入園時増の理由については、就労などがあるということでありましたが、具体的にこの各保育園、人員増は何人になっているのかという点をお尋ねします。
     それから広域入所、この広域入所費のほうは減額になっています。これの理由についてはどういうものがあるのかをお尋ねしたいと思います。  次に16ページ、幼稚園費のところになります。私立幼稚園運営支援事業ということで、またさらに事業支援費ということで、こちらも入園者がふえたということで、これについて具体的な理由等について、これも大綱質疑の中ではまとめて就労等があったということですけど、幼稚園は保育所とはまたちょっと理由が異なってくると思いますので、この具体的な理由について。さらに、全体で何人ぐらいふえるということでの費用の増なのかという点をお尋ねします。  それと、もう一つ下にあります社会教育のほうの文化財保護費のほうで、篠林の開発等に伴う文化財関係の調査ということになっておりますが、どこという場所をきちっと教えていただきたい。さらにどのような調査を行うのか。また、航空写真等を撮って発掘調査を行うような委託をするということですから、相当大きなものだと考えますので、この史跡の規模についてはどれくらいあるのかというのは予想がつくのか。さらに、この史跡の重要性についての何かわかっているところがあれば教えていただきたいと思います。 5 ◯議長(奴間 健司君) 保健福祉部長。 6 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) 10ページの私立保育園運営補助の件でございます。どの程度の人員増になったかという点でございますが、当初予算段階では642名程度の算定を見込んでおったわけでございます。今回の補正で679名ほどというふうな見込みを立てておりまして、37名程度の増を見込んだというところでございます。  それから、広域の入所の減につきましては、これは古賀市内に住所を有してあるというところでございますけども、保護者の勤務先、あるいは里帰り出産等での関係から他の自治体の保育所に入所願うというところでございますが、これにつきましてはないというところでの減額でございます。  それから、16ページでございますが、私立幼稚園の支援費の関係でございます。これにつきましては、当初予算段階で864人というような見込みを立てていたところでございます。今回の補正で903人というような見込みでございまして、約39人の追加を見込んだところでございます。 7 ◯議長(奴間 健司君) 教育部長。 8 ◯教育部長(横田 昌宏君) それでは、同じく16ページ、文化財発掘調査費の件でございますが、篠林は青柳区にございまして、新宮町境になります。  それから、どのような遺跡かということですが、試掘調査の結果、丘陵部分に古墳時代の古墳群があることが確認をされております。規模につきましては、調査面積、最終的には1万9,000平方メートルを予定しておりますが、今年度はそのうちの5,000平方メートルを本調査をやる予定でございます。  重要性につきましては、この補正を受けた後の本調査等によって確認をしていくわけですけども、現在、試掘、それから現地の地形などから見て、前方後円墳らしきものがあると。これは、調査の結果そうでないこともあり得ますけども、仮に前方後円墳であれば、古賀ではまだそういう事例がございません。この近隣ではあるわけですけども、そういうことから本調査の結果をもって、その重要性についてはその後判断をしていきたいと考えております。 9 ◯議長(奴間 健司君) 保健福祉部長。 10 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) 申しわけございません。この16ページの私立幼稚園の就園費の関係でございますけども、この増につきましては、一つは入所児童の増というところもございますけども、一方では低所得者の増加というところも一因として挙げられております。 11 ◯議長(奴間 健司君) 内場議員。 12 ◯議員(8番 内場 恭子君) まず、保育所の入所時関係では、37人ということで見込んでくださっているということで、その増員の分に対する対応だということです。で、まずこの37人というのが、今の就労状況などを見て、これで足りるのかという点を御質問したいと思います。また、この後に、今後、突然足りないからという形で、入所者を希望に合わせてふやしていくというようなことがあっては、ますます待機児が一時的にでも残った場合が非常に、古賀市がせっかく待機児ゼロを目指しておりますので、実際に実施しているところでは足りないのではないかなと思いますので、この37人の数が今の増員見込みについては対応できるか。また、これから先、また特にこの年末年始にかけての就労希望者などに対応できるのかという点についてはいかがでしょうか。  次に、幼稚園関係では大体内容等はわかりました。ただ、今説明がありました低所得者対策ということについては、もう少し細かく、具体的にどういう低所得者対策を幼稚園の入園希望者に対しては行っていただくのかという点をお尋ねしたいと思います。  次の文化財のほうで、篠林の場所というのはわかりました。ただ、お話を聞くところによると、古墳群ということで、しかも前方後円墳が出てくる可能性があるという、こうなりますと、せっかく開発するということと文化財の保護ということは、これはまったく相反する形になってくると思いますが、今後の開発などについての計画に影響はあるのか。また、大きなものが、しかも重要なものが出た場合は、この開発等についてはどうなっていくのかについてお尋ねいたします。 13 ◯議長(奴間 健司君) 保健福祉部長。 14 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) この10ページの私立保育所の運営費の補助でございますが、37人増加で足りるかというところでございますが、基本的には私立保育園からの事情聴取等も行った上での見込みを立てているというところでございます。基本的にはこれで足りるという見込みをしているところでございます。  それから、16ページの私立幼稚園の関係でございますが、先ほど申し上げましたように、この就園奨励費につきましては、所得段階に応じた対応というところでございまして、所得階層が低くなりますとこの就園奨励費はふえるというようなシステムになっておりますので、そういうふうに御理解をお願いしたいと思います。 15 ◯議長(奴間 健司君) 教育部長。 16 ◯教育部長(横田 昌宏君) 先ほども申しましたように、今後の本格的な調査をもってその結果がわかるわけですけども、開発事業としてはタイミングもあることですから、事業者のほうとはそういうスケジュールの打ち合わせは今後もやってまいります。ただし、例えば非常に重要な遺跡が出て保存というような結論が出ることもゼロではございませんけども、それはあくまでも調査の結果をもって判断をしたいと思っております。 17 ◯議長(奴間 健司君) ほかに。  清原議員。 18 ◯議員(4番 清原 哲史君) 10ページの3款2項2目保育所費につきましてお尋ねをいたします。臨時職員の賃金でございますけれども、保育所における正職員と臨時職員の割合につきましては、大綱質疑の中でさせていただきましたけれども、入所児童数の増加に伴って臨時職員が配置されるというふうなことは、これはもういたしかたないかというふうに思いますけれども、今回の補正額を含めまして臨時職員の賃金が6,470万円余というのは、あまりにも高すぎるのではないかと思っております。4月の時点で正規職員18名に対して、臨時職員18名、50%が臨時職員で占めております。これをさらにゼロから2歳児までの0、1、2、3歳で見てみますと、正規職員が9名、臨時職員18名、実に66%が臨時職員というふうなことになっております。これは非常に異常な状態ではないかと考えます。  そこでお尋ねいたします。いつからこのような状態が続いているのか。そして、臨時職員がこのように多い背景というのは何なのか。それから、臨時職員というのは11カ月しか雇用されていません。なぜ11カ月で切られるのか。そして、次に保育指針に基づいて適切な保育が行われているのか、このことについてお尋ねをいたします。 19 ◯議長(奴間 健司君) 保健福祉部長。 20 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) まず、臨時職員が多いということについて、いつごろからかという御質問でございます。これにつきましては、まず職員の定数との関係もございます。平成18年、古賀市経営改革プランが策定をされたところでございます。その翌年の平成19年には、第3次古賀市行財政改革大綱というものが策定をされたというところでございます。当時、適正な行政サービスの水準を維持していくと、あわせて基幹的な業務で携わります一般事務職員の確保、これにつきましては必要であるものの、民間委託等の推進、これによる業務見直しも行うというところでの職員定数の減数、あるいは人件費の削減、こういったものが重要な課題というふうに掲げられたところでございまして、本格的にはその辺のところから臨時職員の増加に至っているというふうに考えているところでございます。臨時職員が多い背景につきましても、先ほど申しました関係になろうかというふうに考えております。  それから、臨時職員でございますので11カ月で切られるというところでございます。これは、関係法令に基づいた形で11カ月で切るというところがございます。一定期間雇用を切るというところで、さらにまた再度雇用もいただく場合もあるというところでございます。  それから、適正な保育ができているかというところでございますが、基本的には、保育につきましては人的な基準というものが厚生労働省でしっかり定められておりますので、こういった人的な基準は十分満たしておると。あるいは供用面積につきましても十分満たしていると考えているところでございます。 21 ◯議長(奴間 健司君) 清原議員。 22 ◯議員(4番 清原 哲史君) 平成19年の行財政改革の大綱から人員がずっと削減されていると。人件費の見直し、あるいは定数の削減等々であると思います、民間委託を含めてですね。しかし、公的にやらなければいけないというのは決まっておるわけですから、それを特にこの子どもたちに対してそのしわ寄せを持っていくのはいかがなものかというふうに考えておるところでございます。臨時というのは、あくまでも臨時的な措置であって、その保育所に対する定数に対して見合う保育士の配置を当然やっておくべきだと考えるわけです。ましてや保育士を1カ月休ませて、次にまた再雇用するというのは、いわゆる実質反復的な継続雇用というふうに見らざるを得ないと思っております。そうしますと、先ほど部長が答えられた関係法規に照らし合わせてとおっしゃいましたけれども、労働基準法、あるいは労働契約法に抵触するおそれがあるのではないかと。1カ月休ませても継続雇用していますから。そういうふうなことを考えると、まさにこの雇い方というのは偽装なんですね。その辺をどのようにお考えになっているのかをお聞かせいただきたいと思っています。  それから、保育単価というのがあるんですが、これについては職員の給与、あるいは事務費等を加えて算出している。この保育単価がもとになって措置費が算定されて、国や県の補助金というのが決まっておりますし、当然保育料というのも決まっています。もう一度言います。その中には、正職員としての賃金が算定されているわけです。それを安上がりを目指すために臨時職員というふうなことで雇っているということは、うがった見方をいたしますと、まさに詐欺行為ではないかと。保護者は正規職員の分の賃金として保育料を払っております。それを行財政改革の名のもとに臨時職員を大量に配置しているということは、安上がり行政を目指していると考えますがいかがでしょうか。 23 ◯議長(奴間 健司君) 保健福祉部長。 24 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) 臨時職員数の増によりまして、子どもたちのしわ寄せのほうにきているのではないかというところでございますけれども、基本的には、臨時職員といえども保育士資格も有しておりますし、その基準に基づいた対応を行っているというところでございます。確かに、臨時職員でございますので、正規職員と比べますと賃金的な格差は生じているというところではございますけれども、子どもの面から見ますと、適正な対応をしていると考えているところでございます。  それから、保育単価というところで安上がり行政になってないかという御質問でございます。保育単価につきましては、国が基準を定めているところでございまして、これに基づいて国庫支出金なり、あるいは県支出金が算定されて、歳入として計上しているというところでございます。あわせまして、保育料、あるいはさらには一般財源を投入して、保育運営をやっているというところでございまして、基本的に、私ども臨時職員の増によっての安上がり行政ということにつきましては、次元的には若干異なるのではないかというふうな考えを抱いております。 25 ◯議長(奴間 健司君) 清原議員に申し上げますが、補正予算の質疑にできるだけ引きつけて質問を続けていただきたいと思います。  清原議員。 26 ◯議員(4番 清原 哲史君) あと、議長が言われましたように、補正予算でございますので、これ以上は一般質問で、3月の議会でやりたいと思っております。  最後に市長にお答えいただきたいんですけれども、この補正予算6,470万円余というふうなことを換算いたしますと、大体大卒の初任給プラス時間外手当を含めて1人当たり約300万円というふうなことになります。そうしますと、21人の正規職員が雇用できるわけですね。やはりここはきちんとこの職員を配置すべきではないかというふうに考えますが、いかがでございましょう。  それと、このような雇用形態が、一方では不安定雇用を生み出し、また一方では若者就労を閉ざすと、ワーキングプアを生み出しておるというふうな現実があると思うわけですが、その辺も市長、あわせてお答えを聞きたいと思います。 27 ◯議長(奴間 健司君) 市長。 28 ◯市長(竹下司津男君) 御指摘はごもっともな面もございますが、現状、行財政改革を進めてきて、現在、その成果もしっかり出てきております。今後のいろんな状況をかんがみながら、今後の雇用についてはしっかり研究していきたいと考えております。 29 ◯議長(奴間 健司君) 保健福祉部長。 30 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) 臨時職員数の賃金によりまして、正規雇用が21人程度雇用できるのではないかというような御質問、まず1点目でございますけども、確かに若い正規職員をを雇用しますと、当然ながら給与はまだ低うございますので、たくさん雇用が可能であろうと。もちろんそこには身分保障もございますし、定年近くまで雇用する必要があるというところもございます。  まず、現在の保育行政につきましては、非常に過渡期的な時期に入っているという点がまず一つ挙げられます。国におきまして、幼稚園と保育所の一体化を図ると。いわゆる子ども子育て支援システムが平成25年度から段階的に実施されていくというような、今、国のほうでもその準備がなされているところでございます。  一方、古賀市におきましても、次世代の支援後期行動計画を策定いたしておりますけれども、これにつきましてこの中でも保育所の再編というものを予定しているところでもございます。  この辺のところを含めまして、今後、子どもの数がどのように変動しているかしっかり見きわめていく必要があろうというところで、ここ数年間、若干その推移を見守りたいというところもございます。  それから、もう一つのワーキングプアの件でございますが、臨時保育士の方々につきましては、いわゆる主たる収入を得るためにやむを得ず臨時保育士になられる方ももちろんおられるわけでございますが、一方では、結婚、そして出産、育児が一段落つくと、これによりまして時間的な余裕から副収入を得るために臨時保育士になられるという方々もおられるわけでございます。いずれにしましても、さまざまな事情で臨時保育士を希望されておりますので、一概にワーキングプアというところまでは言えないのではないかと考えております。 31 ◯議長(奴間 健司君) ほかにございませんか。  前野議員。 32 ◯議員(3番 前野 早月君) 同じく10ページ、公立保育所保育事業費についてお尋ねいたします。では、この1,206万3,000円で、一体何人の方を雇用して、今いろいろ質疑があっておりますけれども、結果として臨時職員の方が何人になるのか。そして、それは保育園別に何人ということになるのか、保育園別のことについてもお尋ねしたいと思います。  また、その下にあります14節の私立保育園運営補助費としても、全体としては37人の増ということの補正ですけれども、個別に見ますとかなり増減があっておりますので、各保育園別に、当初何人を見込んで、この補正でどういうふうな増と減が発生しているのか。トータルは37人ですが、その個別の人数の増減についてお尋ねいたします。  それと、先ほどもありました16ページ、これにつきましても、全体では私立幼稚園の家庭支援事業費のほうですが、これも増加ということで背景なり、人数は39人ということで確認できましたが、私立幼稚園のそれぞれの増減についてお尋ねしたいと思います。  それ、その下にあります埋蔵文化財発掘調査につきましても、調査するところについては1万9,000平方メートルから5,000平米ということですが、資料を見ますと開発の規模の大型化という記述がありますので、事業そのものは現在がどのような面積で、どれだけの増加の面積になるのでこういう補正になったのかということと、その大型化の理由ですね。そういうものについてのお尋ねと、それと先ほどの答弁では、事業への影響というものについてはスケジュール調整をするということですが、開発の事業主体はちょっとわかりませんけれども、担当課としてはもし商業施設だったらオープンの日とか、事業主さんとしてはいろいろなスケジュールとかあると思いますので、今後この開発によっての事業主体の影響というんでしょうか、そういうものはないというふうに今判断されているのか、以上、質問いたします。 33 ◯議長(奴間 健司君) 時間がかかりますか。  教育部長。 34 ◯教育部長(横田 昌宏君) それでは、16ページの文化財の件でございますが、まず第1点目の事業の規模の大型化というのは、お手元に補足説明資料があると思いますが、補正内容の1行目でございます。新規受託事業の事業規模の大型化ということですので、この受託事業というのは、教育委員会が受託している調査ですね。発掘調査が大きくなったという記述でございますので、大もとの開発事業が大型化ではなくて、ここはうちが受託をする事業規模が大きくなりましたと。当初予算で考えていたよりも広い面積を発掘調査することになりましたということですので、御理解いただきたいと思います。  それから、第2点目のスケジュールに影響がないかということですけど、先ほど申しましたように、現在も開発事業者のほうとは発掘等のスケジュールは打ち合わせをずっとやっていっております。これも先ほど申しましたが、本調査をやってみないと、これから先のどういう遺構が出て、それがどういうものであるのかというのは、詳細にわからない部分がございますけれども、現在予測される範囲の中では事業者のほうとは打ち合わせをやりながら行っていくということでございます。 35 ◯議長(奴間 健司君) いいですか。  保健福祉部長。 36 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) まず、10ページの臨時保育士の関係でございますけども、当初段階で臨時を22人程度算定していたところでございます。今回の補正を含めますと、臨時を27名程度に見込んでいるというところでございます。保育園別という御質問でございますが、若干ちょっと今資料等が手元にございませんので、申しわけございませんが、3園の合計というところでお答えさせていただきたいと思います。  それから、私立保育園でございますけれども、私立保育園のこれも保育園別でございます。まず慈照保育園が9人、それから五所がマイナスの17人、それから花見光が5人、花鶴どろんこが3人、ほずみが19人、庄ひかりが18人、合計の37人という増でございます。  それから、16ページの私立幼稚園の関係でございます。申しわけございません、これも総枠でというところで、手元資料につきましては総額でしか持ちえておりませんので、幼稚園別ということにつきましても、申しわけございません、現在、回答ができない状況でございます。 37 ◯議長(奴間 健司君) 前野議員。 38 ◯議員(3番 前野 早月君) 16ページのまず質問順からいきますと、埋蔵文化財につきましては、理由といいましょうか、そのことがよくわかりましたので、今の理解としては、事業そのものの拡大ということではないということで理解したいと思います。  それと、戻りまして10ページの公立保育所の事業費ということになりますと、22人から27人ということで、この1,200何万が5人分の臨時職員の賃金ということになるように理解したいと思いますが、やはり個別に、先ほどからも議論があっておりますように、やはり保育所別の臨時職員の対応ということについては非常に関心もありますことから、ぜひ後ほどこれについても資料を出していただきたいと思います。  その下の私立保育所運営補助費につきましても、お尋ねするとやはりかなり私立保育園の中でも子どもの数の増減が見受けられますし、やはり今後、政策論争になってはいけませんけれども、やっぱり子どものたくさんいる場所への保育所への充実ということにも、この数字を見れば読み取れる部分はありますので、そういう目で数字を聞いて、お尋ねしてよかったなと思います。  16ページの私立幼稚園につきましても、総額が全体で39名ということですが、やはり幼稚園の状況というのも把握すべきことでありますので、後ほど資料としてそれぞれの人数を出していただきたいと思いますので、お願いしたいということで質問を終わりたいと思いますが、いかがでしょうか。 39 ◯議長(奴間 健司君) 保健福祉部長。 40 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) はい、わかりました。後ほど提示したいと思います。 41 ◯議長(奴間 健司君) ほかにございませんか。  吉住議員。 42 ◯議員(15番 吉住 長敏君) ページは12ページ及び13ページの林業振興事業費に関連してでございますけれども、まずお尋ねしたいことは、平成23年4月に森林法が改正されて、現在の森林整備計画の変更という非常に慌ただしい業務をされる現場の御苦労はいかばかりかと思うわけでございますけれども、そこでお尋ねしたいのは、現在の林業関係の実務に携わるマンパワーの人数はどれほどおられるのかというのが1点と、それから2点目は、1998年に森林法、改正だと思いますけれども、森林作業計画の県からの移行、伐採届、それから伐採計画の変更命令、施工管理、そういったもろもろの権限委譲がなされているかと思うんですけれども、今回、平成23年、市民法改正、あるいは地方分権に絡みまして、林業行政において市町村に新たにまた権限委譲されるものがあるのかどうか、こういったことが補正の中から感じ取られるものですから、その辺の業務の移管状況といいましょうか、その辺をあわせてお尋ねしたいと思います。 43 ◯議長(奴間 健司君) どちらが答弁されますか。  建設産業部長。 44 ◯建設産業部長(今任 秀利君) 林業に携わる職員につきましては、係長と職員1名の2人でございます。  それから、国からの権限委譲の問題につきましては、現在のところあっておりません。 45 ◯議長(奴間 健司君) 吉住議員。 46 ◯議員(15番 吉住 長敏君) 現在、森林の活性化という視点で、作業計画の見直しというのは結構大変な状況ではないかなと推察するわけでございますけれども、国においても、また地方においても、この林業スタッフ、マンパワーの拡充というのが、非常に今重要視されているのではないかと思います。私も何となくイメージとしては13年か4年前でしょうか、介護保険が導入されたときぐらいのイメージを、林業の重みというのはこれから増してくるのではないかなと感じるわけです。  そういった意味合いで、この補正予算を皮切りにしまして、今までできておりました平成22年4月から平成32年までの既存の計画をまた大きく見直さなければならないという状況などは、いかに国産材の50%自給率確保ということで、古賀市の森林行政にも大きな流れが出てくるのではないかと感じますので、この辺の人材の育成という点でもこれを機会にして十分念頭に置かれていくと考えます。それを含めまして、何か御見解がございましたらよろしくお願いしたいと思います。 47 ◯議長(奴間 健司君) 建設産業部長。 48 ◯建設産業部長(今任 秀利君) 御指摘のとおり、国が林業再生マスタープランを打ち出しまして、それから森林法の改正ということが、ことしの4月に実施されました。そういう森林法の改正に基づきまして、当然市町村の森林整備計画の見直しを行う必要があるということでございます。そういうことから、私どもも古賀市としましては、この森林整備計画そのものは、以前は福岡県の計画に沿ったものでございますけれども、今後の森林計画の見直しにつきましては、古賀市の実情に沿ったものに見直しなさいということから、これからの古賀市の森林行政の施策の一つの基礎になろうかと思っておりますので、今回、そういう形で補正をお願いしているところでございますので、よろしくお願いしたいと考えております。 49 ◯議長(奴間 健司君) ほかにございませんか。  阿部議員。 50 ◯議員(5番 阿部 友子君) 12ページ、同じく農林水産業のところでございますが、環境保全農業支援事業補助の分につきましてお伺いいたします。説明書のほうによりますと、いわゆるエコファーマーの認証を取得した農業者ということですが、これが何人いらっしゃるのか。何件っていうんですかね、いらっしゃるかということ。  それから、同じく説明書の中に地球温暖化防止などの効果の高い営農活動というふうに御説明がありますが、それはどういう内容なのかということを伺います。  それから、さらに面積につきまして、その面積の中にいわゆるあぜ道っていうんですかね、田んぼのあぜっていうんですかね、ああいうところまで含まれるのかどうか。それから、地域としてはどのあたりがなっているのかということをお伺いしたいと思います。 51 ◯議長(奴間 健司君) 建設産業部長。 52 ◯建設産業部長(今任 秀利君) まず、資料にありますエコファーマーの認定された人数でございますけど、8名でございます。  それから、どういう内容かと、こういう環境保全に対する作業がどういう内容かということだと思いますけど、ここに資料にも書いておりますように、通常の化学肥料を5割程度低減するという営農農家に対する支援でございます。いわゆる水田で稲をつくった後に、れんげとか菜の花を植えて、それを肥料にして、化学肥料とかそういうものを使わなくて、れんげとかそういうものを使っての肥料で対応するということから、動植物の生態系にもいいということから、今回、国が初めて農業に対するこういう環境に対する農業支援を実施されたということでございます。  それから、この面積でございますけど、全体面積とすれば、今回補正している分は3万4,700平米を想定いたしております。あくまでも水田面積でございます。 53 ◯議長(奴間 健司君) 農林振興課長。 54 ◯農林振興課長(木下萬喜雄君) 先ほど部長がお答えいたしましたように、作付面積ということですので、あぜ道は含まれません。そういうことで御理解をいただきます。  それから、対象の地域ということで最後に御質問がありましたが、古賀市全域になりますので、ここここというふうな個別の地域ではございません。 55 ◯議長(奴間 健司君) ほかにございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 56 ◯議長(奴間 健司君) 第73号議案の質疑を終結いたします。  これより、第73号議案の討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
                        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(奴間 健司君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58 ◯議長(奴間 健司君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第73号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 59 ◯議長(奴間 健司君) 起立全員であります。よって、第73号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第74号議案平成23年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての質疑に入ります。ございませんか。  内場議員。 60 ◯議員(8番 内場 恭子君) 御質問いたします。まず、6ページのほうの保険給付費に係る分の療養費のほうで、それから高額療養費等に関しましてもです。今回の補正で上がっている分につきまして、退職者に対する給付、さらに療養費、また高額医療費の分の補正で増額になっております。これが退職者だけに偏っておりますので、今回何か理由があったのか。また、このように退職者だけの給付を増額しなければいけないような状況にあるのかというこの内容。特にこの増額の理由が見込み増ということですから、その辺の背景について具体的なものがあれば教えていただきたいと思います。  さらに、一番気になるのが、高額療養者の数が特に見込み増で1,000万円ということで高額になっております。これは、どれくらいの件数を見込んでの増額なのかという点をお尋ねしたいと思います。 61 ◯議長(奴間 健司君) 市民部長。 62 ◯市民部長(吉住 達也君) まず、療養費の関係でありますとか、あるいはまた高額の関係での退職者に偏ったというふうなことでの御質問でございますが、私ども、今回、補正につきましては、当初予算よりおおむね170名分の増を見込んでおります。偏ったというふうなことではなくて、現象として退職者の関係にそういった増の関係者が多いというふうなことで御理解いただきたいと思います。  それと、高額療養費の見込みでございますけれども、これも先ほど申しましたように、退職者関係の被保険者の増に伴って、今から先の対象の増を見込んだところでの一定の補正を上げさせていただいておりますので、そのような形で御理解を賜りたい。相対的には、先ほど申しましたように、被保険者関係者の増によりまして、医療費、それから高額の関係につきましても増額を見込むというふうなことでの補正でございますので、そういったことでの御理解をお願いしたいと思います。 63 ◯議長(奴間 健司君) 内場議員。 64 ◯議員(8番 内場 恭子君) 私は別にこの質問、医療費をふやすことを問題にしているわけではありません。ただ、当初の見込みよりなぜ退職者のところだけがふえたのかと、そういう単純な疑問です。それなりに何か原因があったのか、それとも見込みのところで退職者がこれほどふえるとは思わなかったというふうな、そういう見込みが甘かったという言葉ではちょっと厳しいかもしれませんけど、そういう何か要因があったのか、急に退職者がふえた原因があったのかっていうところをつかみたいためにお尋ねしたものであって、そういう何か背景があるのかという点ですので、その辺はあまり勘ぐらずに素直に答えていただけたらと思っております。  そういうところで、170人の退職者分をふやしてくださっているということで、これは国保とかを使われる方が170人ですから、本来でしたら退職者はもっとふえているというふうな見込みで考えて、こういう見込みの増になったというふうな考えでよろしいのでしょうか。その辺だけお答えいただければと思います。 65 ◯議長(奴間 健司君) 副市長。 66 ◯副市長(野村 哲也君) それでは、私のほうから答えをさせていただきます。今回、退職者が当初の見込みよりふえたということでございますけども、これはやっぱり背景といたしましては、景気の不安定な状況といいますか、経済情勢がなかなかよくならないということに関連しまして、いわゆる雇用の問題として、一たん退職された方が、景気等がよければ再雇用とか再就職ということで、本来であればまたほかの保険に入るということを想定していたものが、なかなか再就職というものができなくて、退職ということで被保険者になっているということでございますので、そういうふうに御理解をいただきたいと思います。 67 ◯議長(奴間 健司君) 内場議員。 68 ◯議員(8番 内場 恭子君) 私も今のこの日本の状況が非常に厳しい状況にあるというのはよくわかっておりますし、なぜここで退職者がふえるのかという理由をしっかり市のほうが把握していただいているのかということを確認したかったものですから、副市長のほうから景気、それと雇用の悪化の状況、また、国保自体の問題点ということも認識していらっしゃるということがわかりましたので了解いたしました。 69 ◯議長(奴間 健司君) ほかにございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長(奴間 健司君) 第74号議案の質疑を終結いたします。  これより、第74号議案の討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 71 ◯議長(奴間 健司君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長(奴間 健司君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第74号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 73 ◯議長(奴間 健司君) 起立全員であります。よって、第74号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第75号議案平成23年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)についての質疑に入ります。ございませんか。  内場議員。 74 ◯議員(8番 内場 恭子君) 御質問いたします。6ページ、介護予防事業費の分で2次予防事業費の分、特に介護予防教室事業の委託がふえたということで、当初予算の約1.5倍、資料では予定した人数が100人だったのが155人というふうなことで大幅にふえたということになっております。これについては、それなりの人数、対象者がふえたとかそういうものではなく、この介護予防事業を行う中で努力をしていただいてふやしていただいている分とかがあると思いますが、その現場の状況とか、さらにまた対象者についての状況、さらにこの効果についてはいつごろどういう形で報告等がいただけるのかという点をお尋ねしたいと思います。 75 ◯議長(奴間 健司君) 保健福祉部長。 76 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) この件につきましては、従来で特定高齢者というような呼び方をいたしておりましたけれども、現在、2次予防の高齢者というふうに表現いたしておりますけども、こういった方々に対しまして介護保険の通所型の事業所に通所いただくと。そして、介護予防教室に参加いただいて、予防のほうに対応していただくというところでございまして、これの事業委託というところでございます。議員、今申し上げられましたとおり、当初100人程度ということで算定をいたしておりました。今回、補正で55人程度の増加を見込んだというところでございます。これにつきまして、まず大幅な増というところでございます。従来の特定高齢者の場合の把握の仕方と、今回、2次予防対象者の把握の仕方が若干異なっておりまして、特に、アンケートに基づいて評定をしながら、その対象者を絞り込むと。さらに、そういった方々に対しましてケアマネ、あるいは保険者あたりでのこの通所を参加を促すというところもございまして、今回、予想以上に参加が見込まれたというところでございます。  現場の状況等でございますけれども、この介護予防教室に通所されますと、それぞれのいろいろな分野がございます。筋力トレーニング、あるいは認知症予防の頭の体操、あるいは管理栄養士による食事の相談、指導、あるいは口腔ケアと、こういったいろいろな分野がございまして、こういったところに約半年間通所いただいて、その結果を見てまた評価を行うというところでございます。 77 ◯議長(奴間 健司君) 内場議員。 78 ◯議員(8番 内場 恭子君) まず、人数が増えられたということで、介護予防として少しでも進めばということで、ぜひこれはやっていただきたいと思うんですが、この結果を見てやっぱりある程度の今後の判断をしていきたいというので、こういう結果の評価なんかは毎年していただいているんですけど、具体的にこの効果等については報告いただけるかという点を再度確認したいと思うんですが。 79 ◯議長(奴間 健司君) 保健福祉部長。 80 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) 6カ月間通所いただいた結果、その評価をいたしますけども、それによりまして一応これで終了するという場合と、さらに、やはりもう少し改善を期待するというところで継続を促すというような場合がございます。終了いたしますと、あと自分で、個人で通所したいということにつきましては、これは自由判断で結構というところでございます。こういった評価を最終的に、全体取りまとめはやはり決算時期になろうかと考えております。 81 ◯議長(奴間 健司君) 内場議員。 82 ◯議員(8番 内場 恭子君) 一つ問題にしたかった点については、部長のほうから先に回答されたんですけど、要するにその後、例えば実際に古賀市が介護教室でそういう予防事業を行ってくださる方はとってもいいと思うんですけど、あとは自分で行ってくださいと言われたときに対象者の方が非常に困られたりする場合があるので、こういう場合のフォローとか、そういうことについてそういう体制がとれるのかとか、また、今後、例えば介護保険の認定などにつなげて、それを対応できるような形になっているのかっていう点を確認したいんですが、いかがでしょう。それだけで結構です。 83 ◯議長(奴間 健司君) 介護支援課長。 84 ◯介護支援課長(智原 弘文君) ただいまの質問ですが、先ほど部長が申し上げましたように、一定の期間、6カ月間といういわゆるスパンがあるわけなんですけども、6カ月を終えて7カ月目に個人に対しての評価を行います。部長が申し上げましたように継続をして、予防教室につなぐということと、あと個人的に、これは利用料がかかりますけれども、そういった介護施設の予防教室に通うということがあるわけなんですが、基本的にはこれらの方につきましては、地域包括支援センターの保健師がお一人お一人の個別訪問を行いまして、個別的な指導も行いますので、その後の何らかの状態の変化については、フォローはできるものと考えておるところです。  もう一つ、事業所によりましては送迎の車が出るところもありますし、そうでない場合もあります。ですから、6カ月間の期間を終えて継続をしたいという個人の希望がある場合は、どうしてもそういった送迎のあるところに行かれるということが多いのかなと思っているところです。 85 ◯議長(奴間 健司君) ほかにございませんか。  前野議員。 86 ◯議員(3番 前野 早月君) 同じ2次予防事業のところでお尋ねです。資料を見ますと、やはり、私、この予算、委託になりますと、300人に至るまでは、非常に担当課なり、それから保健師さんたちの地道な呼びかけ、訪問があって、それに参加する人が結果的にふえたという事業であり、その事業そのものを大変一生懸命やられていることが背景にあるように読み取っております。そうしますと、アンケートを実施ということですので、では、まずアンケートの対象者、それとどのような方法でアンケートをして、回収率はどの程度あったのかということのお尋ねと、それとその結果、2次予防対象者とされた高齢者が何人おられて、それに対応する保健師が何名おられるのかということ。それと、具体的な事業内容を見ますと、通所や、それからスポーツクラブに週1回、6カ月参加をさせということもありますけれども、今回の予算では介護予防教室での参加ということですので、戸別訪問の結果、またこの予算の中では通所型の事業所に通う方であるとか、それから週に1回、6カ月の参加をさせるというような方は出なかったということで、その予算はこれには含まれていないというふうに理解すればいいのか、この点お尋ねしたいと思います。 87 ◯議長(奴間 健司君) 保健福祉部長。 88 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) アンケートにつきましては、所定の様式を市で策定をいたしております。まず、対象者でございますけれども、今回、70歳から74歳までの高齢者、これは介護認定を受けてない方でございますけども、約3,000名を対象というふうにいたしております。回収率につきましては、70%程度でございます。これに携わっている保健師につきましては、包括のほうでは2名程度で対応しているというところでございます。 89 ◯議長(奴間 健司君) 答弁を続けてください。 90 ◯保健福祉部長(青柳  茂君) 失礼しました。保健師関係で4名というところでございます。 91 ◯議長(奴間 健司君) 介護支援課長。 92 ◯介護支援課長(智原 弘文君) 先ほど来部長が申し上げておりますように、2次予防事業対象者として、保健師の訪問と指導によりまして介護予防教室につなげるということがこの事業の目的でございますので、一般的なスポーツジムとか介護予防教室の数字は、この中には含まれておりません。 93 ◯議長(奴間 健司君) ほかにございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 94 ◯議長(奴間 健司君) 第75号議案の質疑を終結いたします。  これより、第75号議案の討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯議長(奴間 健司君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯議長(奴間 健司君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第75号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 97 ◯議長(奴間 健司君) 起立全員であります。よって、第75号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第76号議案平成23年度古賀市公共下水道事業会計補正予算(第2号)についての質疑に入ります。ございませんか。  内場議員。 98 ◯議員(8番 内場 恭子君) 3ページの支出のところで、初日の説明の中でありました非常用の飲料水袋、糟屋地区の水道組合等で、東日本大震災に送った分の補充ということで約半分ということでしたが、全体数は大体幾つで、補充数は何枚でしょうか。1枚大体お幾らの単価でしょうか。さらにこれの保管場所は一体どこにどういうふうな形で置いてあるのかということを御説明いただきたいと思います。そして、利用する場合はどういう形で利用するのか、ちょっとした例を挙げて説明していただけたら非常にわかりやすいかと思いますのでお願いいたします。 99 ◯議長(奴間 健司君) 水道課長。 100 ◯水道課長(常岡 仁志君) 保管の数量等でございますが、古賀市におきまして1,200袋を保管しております。なお、1,200のうちの600袋を先日の東日本大震災の関係で支援物資として拠出をしております。糟屋地区水道協会全体におきましては、全体で6,000袋を保有しております。ですから、3月の震災関係におきましては、6,000袋のうちの3,000袋を支援物資として拠出をしております。  なお糟屋地区の1市7町におきまして、各人口案分等によりまして保有しておりますので、古賀市につきましては、その6,000袋のうちの1,200袋を保有しておるということでございます。  なお、これの購入単価でございますが、1枚当たりが360円でございます。これは税は入っておりませんが、360円でございます。  保管場所は、古賀市の場合は浄水場に保管をしております。  なお、利用のやり方ということでございますが、震災等、それから大規模災害等におきまして、給水ができなくなった断水箇所等におきます断水世帯への水の配給に関しましてこの袋を利用するということで、糟屋地区内で相互ユーズをするという形をとっているところでございます。 101 ◯議長(奴間 健司君) ほかにございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(奴間 健司君) 第76号議案の質疑を終結いたします。  これより、第76号議案の討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 103 ◯議長(奴間 健司君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長(奴間 健司君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第76号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                      〔賛成者起立18/18名〕 105 ◯議長(奴間 健司君) 起立全員であります。よって、第76号議案は原案のとおり可決されました。             ────────────・────・────────────   日程第3.第78号議案 円高から中小企業を守る対策を求める意見書の提出について 106 ◯議長(奴間 健司君) 日程第3、第78号議案円高から中小企業を守る対策を求める意見書の提出についての趣旨説明を願います。  西尾耕治議員。                       〔西尾議員 登壇〕 107 ◯議員(18番 西尾 耕治君) 本意見書案の趣旨を説明させていただきます。現在、我が国では、また世界市場では、ヨーロッパ経済の混乱やアメリカ経済の低迷によりかつてないほどの円高になっております。先般、政府の指示で日銀が円高介入を行いましたが、政府の経済対策の税弱さを見透かされたせいか、ほとんど効果は見られない状況であります。このような円高の状況のままだと、我が国の製造業などに深刻な影響を与え、ひいては関連する多くの中小企業にも相当な打撃となることは容易に想像できます。したがって、国に対して円高から中小企業を守る対策として具体的な政策を迅速に講じるよう強く求めるものであります。議員の皆様におかれましては、本意見書の趣旨御理解の上、御賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。 108 ◯議長(奴間 健司君) 本案の質疑、討論、採決は、12月15日の本会議において行うことにいたしたいと思っておりますので、本日は大綱質疑のみお受けいたします。  これより、大綱質疑に入ります。ございませんか。  内場議員。 109 ◯議員(8番 内場 恭子君) お尋ねいたします。円高から中小企業を守るというのは、本当に大切な策だと考えております。そのためにもう一つ、金融ということで、ぜひこういう中に盛り込んであったお気持ちがあるんだろうかというところを確認したいと思いますが、まず銀行などによる融資の強化、さらにまた利子、その他を安くするような方法、さらに今、震災のところでもいろいろ議論になっておりますローン等の延期、要するにモラトリアムというか、そういう方策についての思いとか、また、それをやることによって中小企業を守るというようなことは、この意見書の中には盛り込んでないようにちょっと感じるんですが、その辺はいかがでしょうか。
    110 ◯議長(奴間 健司君) 西尾議員。 111 ◯議員(18番 西尾 耕治君) 基本、今回につきましては、表題にありますように、円高、現在のこの状況、現在77円からひょっとしたら75円に落ちるかもしれないという状況の中で、それに付随する中小企業、もちろんこれは企業全般ということなんでしょうけども、それに付随する中小企業、私ども、この我が国においては99%は中小零細と言われておりますので、そういったところの影響があるという部分で今回出させていただきました。  当然、先ほど内場議員がおっしゃった融資の関係、利子のこと、それからローンのモラトリアムということもおっしゃってありましたけれども、これについては、まずは今回の第3次補正において、東北の震災の絡みもありまして結構出てるのは出てるのも事実であります。全体的にはたくさんのことをやっていかなくちゃいけないんですけども、今回は、私のほうは特にこの記に書いてありますように、この3点に絞って出した経緯があります。  ただ、もちろん先ほど申しました融資関係とかいうことであれば、記の2番にあります通貨デリバティブ、金融派生商品、いわゆる通貨オプション取引関係ということもある意味これは融資絡みの話もありまして、これが結局出たということは、融資について、もうおそらくお調べになってあるでしょうけれども、リーマンショック前にいわゆるリスクヘッジというものでヘッジ商品、先物取引というものではなくて金融商品として銀行がある意味中小零細、また企業に進めた例があるんです。それは、引きかえには融資という部分をある意味ちらつかせながらも、そういったものが出たということもあっておりますので、そういった意味では当然融資という部分にも関してということで書いているつもりではあります。 112 ◯議長(奴間 健司君) 内場議員。 113 ◯議員(8番 内場 恭子君) 提出議員の思いというも同じような方向を向いているとは思いますが、ただ、ここの中には銀行の責任というのか、そういう問題がこの通貨デリバティブというところには若干あるかと思いますが、具体的になかったものですからちょっとその辺をお尋ねしたかったという点があります。  確かに銀行もある意味企業の一つですからということで、それを応援しなきゃいけない部分もあるやもしれませんが、日本にありますほとんどの中小企業、零細企業は、銀行によってやはり生活を左右される状況があるということはもう提出議員もよく御存じだし、議場にいらっしゃる皆さんもよく御存じだと思いますので、その辺を思いとしてどういう思いを持っていらっしゃるのかというのを確認したかったので、そういう質問をいたしました。了解いたしました。 114 ◯議長(奴間 健司君) ほかにございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 115 ◯議長(奴間 健司君) 大綱質疑を終結します。                     〔西尾議員 自席に着席〕 116 ◯議長(奴間 健司君) お諮りいたします。ただいま議題になっております第78号議案の質疑、討論、採決は、12月15日の本会議において行うことにいたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長(奴間 健司君) 異議なしと認めます。  よって、第78号議案の質疑、討論、採決は12月15日の本会議において行うことに決定いたしました。             ────────────・────・──────────── 118 ◯議長(奴間 健司君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                        午前10時45分散会             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古賀市議会...