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平成31年地域建設委員会 名簿 2019-02-19
平成31年地域建設委員会 本文 2019-02-19

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  1. 春日市議会 2019-02-19
    平成31年地域建設委員会 本文 2019-02-19


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開会 午前10時00分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまから、地域建設委員会を開議いたします。  初めに、委員会記録署名委員を指名いたします。署名委員中原委員を指名いたします。  それでは、地域生活部所管事務報告を議題といたします。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求めて、委員長の指名を受けた後に簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。染原部長。 2: ◯地域生活部長染原利幸君) おはようございます。  地域生活部所管事務について本日の報告事項は1件、その他も1件でございます。  それでは、春日市職員参集訓練について担当課長から説明いたします。よろしくお願いいたします。 3: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口安全安心課長。 4: ◯安全安心課長(猪口 功君) それでは、春日市職員参集訓練についての報告事項でございます。  お手元のほうに資料を1枚、両面でしてますので、これをごらんいただきたいと思います。  東日本大震災や熊本地震に伴う災害を他の地域のことではなく、みずからの地域のことと捉えるとともに、大雨や大規模な災害が発生した際には全ての職員が何らかの手段で登庁しなければなりません。そこで、参集訓練を実施し、職員の参集手段の検証及び防災意識の高揚を図り、本市の防災体制の強化に資することを目的として実施をしているところでございます。  昨年度から実施日をブラインドにすることにより、より実態に即した参集訓練及び各職場における緊急時の連絡方法の再確認を行うこととしております。  主な変更点でございます。お手元の資料の実施日でございます。ことしは2月27日水曜日から3月7日木曜日までの、この8日間の中で1回実施をする予定としております。  それと実施の時間でございますが、昨年は7時半に地震発生メールを送信し、これは地震のみでございます、その後、安全安心課職員が登庁してから安否確認のメールを送ったということでしておりましたが、今回は時間のほうもブラインドで対応することとしています。7時から7時45分に地震発生メールの送信をさせていただくということにしているところでございます。その後、安全安心課の職員が登庁してから安否確認のメールを配信することとしております。この部分につきましては裏面の7のですね、(1)でございます。一番上のところですね。メールを配信させていただいて、全職員は速やかに参集するものとしています。米印のところに、事前に各所属長は職員緊急メールの登録の有無を確認し、もしも連絡がとれない場合などは、その職場内での連絡方法を確認するということとしております。今週の22日に、テストメールの配信を予定しているところでございます。  春日市職員参集訓練についての報告は以上でございます。 5: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの報告について質疑をお受けしたいと思います。質疑のある方はどうぞ。與國委員、どうぞ。 6: ◯委員(與國 洋君) 参集っていうのは、例えば震度、今回は7だったとします。5か。
    7: ◯安全安心課長(猪口 功君) 震度5ですね。 8: ◯委員(與國 洋君) 震度5以上になったら自動的に出てくるというのがあれですか、大もとの災害規則。今回やる場合はですよ、まず聞いておかないかんことは、安心安全課が出てきてから安否確認するというのはどういうことなんですか。 9: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 10: ◯安全安心課長(猪口 功君) 参集の基準は、うちで職員参集基準を設けておりますけれども、基準は一緒でございます。  それともう一つは、地震発生メールが何らかの形で、例えば地震がそれくらいのことでいきますと、エリアメールとかのほうで配信っちゅうか、受信することができるんですね。そしてその後ですね、当然職員が参集してくるわけですね。で、うちの安全安心課の職員が参集してきたときにですね、安否確認のメールを配信すると。そしてそれで、大丈夫ですよとか、ボタンを押すところがあるんで、そこで安否の確認をするということにしています。これは実際に起こったやつを想定した形でしています。実際も、例えば地震があって、エリアメールとか、テレビとかいろんな部分で情報を聞いて、ある程度の震度があったということであれば参集してくるわけですね、職員が。そうしたときに、当然ながら安否確認を当然行う必要がありますので、それはうちの課の職員が来たときにメール配信安否確認を全職員に出すという手法でございます。  以上でございます。 11: ◯委員(與國 洋君) だから、私が聞いてるのは、こういう災害が発生した場合はまず登庁するというのは当然のあれでしょうけども、それと同時にですね、やっぱり職員も、大丈夫だよって、今登庁するよとか、そういうことを言うのが自動的になってるかなと思ってたもんですから。わざわざ安心安全課の人が来て、もう一遍安心メールを出すというのはどういうシステムになっているのかなというのを確認したかったんですけれども。もともとそういうふうな規則、というか何ですかね、規則というか制度になっているんですか。 12: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 13: ◯安全安心課長(猪口 功君) 自動配信はですね、そういうシステムはございませんので、先ほど言うように、エリアメールっていうのは電話会社、国からの情報が出た瞬間に自動的に配信がされます。それは情報を手段として得る方法でございまして、安否確認自体は職員がメールを配信をしないとそれができないシステムになっておりますので、当然、安心安全課の職員が一番に駆けつけて来ますから、そちらのほうが来たときに安否確認のメールを出します。昨年は7時半に地震発生のメールを配信して、職員が出てきて、7時50分かな、55分くらいに職員が出てきて安否確認のメールをその後に配信をして、確認をしたということでございます。システム自動配信になりませんので、実情に合わせた形での訓練ということでございます。  以上でございます。 14: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 15: ◯委員長岩切幹嘉君) では、ないようでございますので、続いての報告をお願いいたします。猪口課長。 16: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、その他のところでございます。  暴力追放地域決起会議福岡地区)についての御報告事項でございます。これは資料がございません。  開催日時、場所につきましては、先月1月29日火曜日14時から16時までの間で春日市ふれあい文化センタースプリングホールで実施をいたしました。  来場者といたしましては、福岡地区の約400人の方に御参加をいただいたところでございます。  プログラムといたしましては、第1部といたしまして、暴力追放の講演、暴力追放宣言、最後にシュプレヒコールを行いました。また、第2部として、福岡県警音楽隊による演奏、演技を披露をさせていただきました。多くの議員の皆様方にも御参加をいただき、まことにありがとうございました。  以上で、御報告を終わります。 17: ◯委員長岩切幹嘉君) この報告についての質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18: ◯委員長岩切幹嘉君) その他は。染原部長。 19: ◯地域生活部長染原利幸君) その他の項目には記載しておりませんけども、2月25日開会の春日市議会定例会の議案についてのお知らせでございます。  まず、平成30年度春日市一般会計補正予算(第7号)について、主な内容でございますが、環境課関連では、繰越明許費として新南部工場関連周辺環境整備事業費。それから、増額補正としましては、歳入予算のごみ袋有料広告枠買取収入歳出予算地域づくり課、環境課、安全安心課、いずれも減額補正でございます。  次に、当初予算でございますけども、歳出予算の主な事業としましては、春日共同利用施設解体事業、それから地区公民館等規模改修事業、ふれあい文化センター管理事業街頭防犯カメラ設置費補助事業スケアードストレイト方式交通安全教室実施事業空き家総合相談窓口設置事業でございます。  そのほか、先ほどの春日共同利用施設解体事業に伴いまして、春日市地区公民館等設置条例の一部を改正する条例の制定についても上程しております。  なお、この議案の詳細につきましては各委員会で説明する予定でございます。  以上でございます。 20: ◯委員長岩切幹嘉君) この件に関しましては議案として上がってきた時点でまた質疑応答をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上ですかね。 21: ◯地域生活部長染原利幸君) はい、以上でございます。 22: ◯委員長岩切幹嘉君) 全般として、ほかにありませんか。野口委員。 23: ◯委員(野口明美君) 冒頭のですね、職員の訓練の参集の件ですけれども、これ通常の時間よりも早くお見えになった──安心安全課の職員もそうですけれども、これは時間外勤務という……。 24: ◯安全安心課長(猪口 功君) 訓練はもう過去からしておりますが、時間外には該当はしないということでしております。で、安全安心課の職員は、先ほど與國委員のほうからありましたとおり、メール配信自体は、昨年は7時半に、これ自動配信ができるんですね。 25: ◯委員(野口明美君) 設定してですか。 26: ◯安全安心課長(猪口 功君) 設定して。配信は、ですね。それで今度、安否確認安全安心課の職員が来てから送信ということですので、安全安心課が早く来ているわけではございませんので。それから多分7時半に、でそのときの、昨年実施したのは日時ですね。これ、1週間の中での実際はですね、初日の3月1日に実施したんですけども、その中で情報自体は、その日実施するというのは私と部長と係長、それと三役のみ。ほかは情報は一切流さずに、係長が設定メールを5時終わって担当職員を帰らしてから設定したということですから、うちの担当職員も実施日は知らないということで、実際に即したような形で。そして今回、前回がですね、ちょっと反省があったのが、7時半にメール配信でございますので、7時過ぎにもう家を出られる方が、車でですね、おられるということがありましたので、今回は7時から7時45分ということで時間もブラインドで指定せず、前の日か2日くらい前に決めて情報を漏らさずにしていく予定にはしております。  以上でございます。 27: ◯委員(野口明美君) はい、わかりました。 28: ◯委員長岩切幹嘉君) 現実に即した形でですね。 29: ◯安全安心課長(猪口 功君) そうですね、はい。 30: ◯委員長岩切幹嘉君) いいですかね。ほかにございませんか。與國委員、どうぞ。 31: ◯委員(與國 洋君) これとちょっと関係ないんですけれども、去年、九大の研究によってですよ、警固断層の被害状況というのが、研究成果が出ましたよね。そういう、その研究成果っていうのは市にも来ているんですか。 32: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 33: ◯安全安心課長(猪口 功君) 九大のやつはですね、うちのほうには来ておりませんけども、県がですね、アセスメントを実施しておりますので、警固断層マグニチュード7.0かな、7.2かな、になったときにこの南部地区に入ったときにどれくらいの被害が出るのかというのは県がアセスメントをしておりますので、その関係はうちのほうには来ております。それをベースに災害の備蓄であったりとかっていうのは、そこから持ってきたりとかっていうのは、参考にさせていただいております。  以上でございます。 34: ◯委員長岩切幹嘉君) 県のほうからですか。 35: ◯安全安心課長(猪口 功君) 県のほうから来ております。 36: ◯委員(與國 洋君) はい、わかりました。どうもありがとうございました。 37: ◯副委員長(松尾徳晴君) 活断層はどこを通ったっていうとは今度ある程度出たんでしょう。それで、僕が一般質問しとったときに、活断層の上に公の施設が乗っとるか乗っとらんかということでしとったんですよ。で、調査が出たらそれは速やかに回答するというお答えだったんですが、一番の問題は貯水池の、春日貯水池ね、あれは乗ってないということでお聞きしたんですけど。それらはまだわからないんですか、まだはっきり出てないですか。 38: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 39: ◯安全安心課長(猪口 功君) ちょっと私のほうでは、はっきりとどことどこというのは把握しておりません。ただ、基本的には県道31号線の下ということでは聞いておりますので、県道31号線来てますので。それからカーブで曲がってますよね。あれを真っすぐということでは聞いておりますけど、詳細は、どこどこっちゅうのは私のほうではちょっと把握しておりません。で、細かいデータも私はまだ見ておりません。私のとこにですね、回ってきておりませんので。おおむねの位置っていうのは県道31号線のところを通ってるよってぐらいの把握ぐらいですね。  以上でございます。 40: ◯副委員長(松尾徳晴君) いずれ調べてもらわんとね。 41: ◯委員長岩切幹嘉君) いいですかね。ほかにございませんかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、報告事項は以上といたします。  それでは、ここで暫時休憩をいたします。どうもお疲れさまでございました。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時16分                 再開 午前10時19分                ──── ─ ──── ─ ──── 43: ◯委員長岩切幹嘉君) 引き続き、委員会を再開いたします。  それでは、都市整備部所管事務報告を議題といたします。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求めて、委員長の指名を受けた後に簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。黒田部長。 44: ◯都市整備部長(黒田一輝君) おはようございます。よろしくお願いします。  本日の所管事務報告は次第のとおり1件でございます。  この後、一応次の定例議会の項目だけ述べます。  それでは説明します。 45: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 46: ◯下水道課長田中豊隆君) それでは、防災重点ため池の国の基準見直しに伴う再選定について報告いたします。  これまで防災重点ため池につきましては、平成25年度から27年度に実施された全国のため池の一斉点検の結果に基づき、約20万カ所のうち1万1,362カ所が防災重点ため池として選定され、本市においては白水池が選定されていたところです。ところが、昨年7月の西日本豪雨の影響により西日本地区の32カ所のため池で決壊が発生しており、そのうち防災重点ため池は3カ所で、選定されていない小規模なため池で甚大な被害が生じております。  このような状況を踏まえ、農林水産省ではため池対策検討チームを設置し、防災重点ため池の考え方の見直しや緊急時の迅速な避難行動につなげる対策など、今後のため池対策の進め方について検討し、その取りまとめ結果が昨年の11月に公表されました。  まず、防災重点ため池選定の考え方の見直しについてですが、お配りしています資料下段の影響範囲の推定の図をごらんください。  ここに、決壊したため池を対象に浸水想定区域図を作成し、貯水量と決壊した場合の影響範囲、流水により歩行が不可能となる範囲を推定した上で、資料上段の1、1)から4)の具体的基準が決定されています。この選定基準をもとに福岡県は氾濫解析を実施し、5月末までに防災重点ため池の再選定を行う予定です。このため、福岡県からは防災重点ため池追加候補確認リストの提出依頼があり、本市では新たに8カ所を追加候補として報告したところです。それ以外のため池につきましては、満水面が周辺住宅地より低いため池や、堀り込みのため池等の形状的、構造的な理由から決壊しないことがほぼ確実であるため選定から除外しております。  なお、今後のため池対策の進め方につきましては、防災重点ため池の選定後、施設機能の適切な維持や補強に向けたハード対策の検討を行うことになりますが、総合的な整備までには時間を要するため、まずは緊急時の迅速な避難行動につなげる対策として、ため池マップの作成、緊急連絡体制の整備、浸水想定区域図の作成、その後はハザードマップの作成や水位計による監視体制の整備等、ソフト対策が優先される見込みです。  報告は以上でございます。 47: ◯委員長岩切幹嘉君) この市が8カ所を追加報告というのは、具体的には報告できるんですか。田中課長。 48: ◯下水道課長田中豊隆君) 資料の具体的な基準、1)から4)まであります。この中で1)に該当するため池が、大牟田池、須玖新池、寺田池、それから上散田池になります。この4カ所のため池です。それから、2)のため池がスポーツセンターの横の小池、それからヒシャテガ浦池、それから惣利池、それと最後に春日の社池。これの4カ所、合計8カ所を春日市のほうで再選定の候補として挙げさせてもらっています。 49: ◯委員長岩切幹嘉君) では、この報告につきましての質疑をお受けしたいと思います。質疑どうぞ。與國委員、どうぞ。 50: ◯委員(與國 洋君) 8カ所の追加は今わかったんですけど、もともと防災重点対策ため池というのは春日には幾つあるんですかね。 51: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 52: ◯下水道課長田中豊隆君) 白水池のみです。1カ所のみ。 53: ◯委員長岩切幹嘉君) 與國委員、どうぞ。 54: ◯委員(與國 洋君) 今、私も水道議会の議員もやってるんですけども、そこのため池、水道が持っている池……。                 (「春日貯水池」と発言する者あり)  貯水池。ああいうものは、あそこは耐震改造もしっかりしなきゃいけないというふうに言ってるんですけども、国とか今のこういう対象にはなってないということでいいんですかね。 55: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 56: ◯下水道課長田中豊隆君) 春日貯水池の。 57: ◯委員(與國 洋君) そうです。 58: ◯下水道課長田中豊隆君) 春日貯水池のほうはもともと土地が国の所有になっておりまして、水道企業団のほうが、それは無償で借り受けられているわけですけども、それに国のレベルに準じてかどうかはわかりませんけども、一応それに応じるような対策をされているところです、企業団のほうで。 59: ◯委員(與國 洋君) そうです、したんですけれども、対象になってないというのはちょっと疑問があったんですよ。要するに、対策をとっておれば自然に対象から外れるというような制度なんですか、この池そのものの対策というのは。 60: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 61: ◯下水道課長田中豊隆君) 私が一応確認しているところはですね、都道府県ですとか、市町村が所有していますっていいますか、地元が所有しているっていう中でのため池っていうことじゃないかなと。国のレベルで国が所有してる分はまた別の、それ以上の、当然国が所有されている分については防災ため池以上の機能を持たせないといけないというのも、逆に言えばあるかもしれませんけども。 62: ◯委員(岩渕 穣君) そこはため池という部類には入らないということですか。 63: ◯下水道課長田中豊隆君) ため池はため池で間違いないと思うんですけども。 64: ◯委員(岩渕 穣君) 県、市が所有するため池のみのことで、国の管轄はもう外れてるということでいいんですか。 65: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 66: ◯下水道課長田中豊隆君) そういうふうな理解でおります。 67: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 68: ◯委員(中原智昭君) 先ほどの防災ため池白水大池だけっていうことでしたけど、防災ため池になればほかのため池と違って何か基準が高いんですか。そういうことなんですか。防災基準か何かのハードルが高いとかそういう格好じゃないんですか。何のために防災ため池ってあるんですか。
    69: ◯委員長岩切幹嘉君) 白水大池がどういう基準でなってるかということですね。田中課長。 70: ◯下水道課長田中豊隆君) もともとこの防災重点ため池というのはですね、先ほど言いましたように、昨年の西日本豪雨を受ける前から全国的に指定されていたわけですけども、もともとの、見直しの前の定義というのがですね、一つが、下流域に住宅や公共施設等が存在し、施設が決壊した場合に影響を与えるおそれがあるっていうことが一つですね。それと二つ目に、堤防の高さですね、10メーター以上であること。それから三つ目に、貯水量が10万トン以上であることっていうところが定義としてあって、三つの条件に当てはまるところが防災重点ため池として指定になりますということで、それが定義でした。  今回、西日本豪雨とかを受けてですね、それの見直しがあったということです。 71: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 72: ◯委員(中原智昭君) ということは、貯水量が多いとか、要は被害があったときに甚大な被害をもたらすような池だっていうことだと思うんですけど、それっていうのは防災基準としてどこまでしなさいとかっていうことがあるんですか。 73: ◯委員長岩切幹嘉君) その対応ですか。 74: ◯委員(中原智昭君) 対応。 75: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 76: ◯下水道課長田中豊隆君) ちょっと一つ参考に挙げますと、白水池のほうがまず防災重点ため池に指定されたのがですね、県のほうの現地調査ですとかされた上で、白水池のほうは平成14年、15年の2カ年に堤体の改修工事をやっておりますので、それに基づいて耐震性があるっていうことは一つ、県のほうで認めていただいたんですけども、ただし、大雨が降った場合には問題ないと。地震があった場合も震度5弱ぐらいですかね、いわゆるレベル1相当っていうんですけども、そのぐらいの地震に対しても耐えられるんですけども、実際マグニチュード7から8の一番大きい地震を想定したときに、決壊した場合にどういった被害が起こるかっていうハザードマップの作成はしております。  ですから、そういった耐震性の診断をした中で、それに合わない、要するに被害のおそれが、地震が発生した場合とかですね、大雨が降った場合に決壊のおそれがあるっていうことが調査の結果わかれば、何か手当てを、堤防のほうのそういった堤体の改修ですとか、いろんな水位を下げてあげるですとか、そういった方法をとって決壊をしないような対策というのはとるようになるわけですけども、今回ですね、国のほうが申し上げているのは、整備をするまでにはそれだけの時間を要しますので、まずソフト対策のほうを優先してやってくださいというのが今回の一つの見直しにはなります。 77: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 78: ◯委員(中原智昭君) ということは、要は、ハザードマップをつくったり、そういうソフトの面でここは決壊したときにこんだけ広がりますよということでまずは尊重するということで。じゃあ、たまたま白水大池に関しては堤体の補強とかしてあるんでしょうから問題ないんでしょうけど、特別にこれに指定されたら何かをせないかんとかっていうことは特別にあるわけじゃないんですか、じゃあ。 79: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 80: ◯下水道課長田中豊隆君) あくまで、まずは今回8カ所候補地を追加しておりますので、これに実際耐震性があるかどうかの判断をしないといけないんですけども、その結果次第で、そういった耐震性がないということであれば、それだけの整備を後からまたやっていく。もちろん、春日市のため池は地元の水利組合さんですとか、財産組合さんですとかいらっしゃいますので、そちらのほうとも協議をしながらにはなりますけども。まずは貯留量が大きいため池からということにはなると思うんですけども、そちらを優先して協議を進めさせていただきながら、整備が必要なところがあれば整備を進めていくっていうことにはなると思います。 81: ◯委員(岩渕 穣君) 耐震性の整備はやるけども、いろいろソフト対策をまずは優先をするということですね。やらないというわけではないんですね。 82: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 83: ◯下水道課長田中豊隆君) はい、そのとおりでございます。 84: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 85: ◯委員(中原智昭君) 例えば、今8カ所の追加で例えば耐震性であるとかそういう部分がなくて、何か補強せないかんっていうことが出た場合、春日市はいろんな池に水利組合とかなんとか組合とかいっぱいありますよね。で、そういう工事をするのは市の予算でするんですか。 86: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 87: ◯下水道課長田中豊隆君) まだ事業に対しての補助金が定額で幾らですとか、利率が幾らですとか、細かいところまではちょっとまだ今のところ、現時点で言えば、国がそういった候補地の数を──県がまず選定をして、それがどのくらいの規模で上がってくるかっていうことを国は調査した上で、補助金を幾らっていう中で、パーセントですとか、額ですとか決まってくると思うんで、もちろん、市の予算も必要になってきますけども、プラス国補ですね、国の補助金もついて実施にはなるかと思います。 88: ◯委員(岩渕 穣君) 中原委員が聞いているのは、補助金はいいんだけど、もともとの費用を出すもとは市が出すのか組合が出すのか。 89: ◯下水道課長田中豊隆君) 一応その辺は春日市農業用施設管理条例がありますので、その中に1割負担というのがございます。1割地元負担ですね。というのがありますので、その辺をどう考えていくかっていうのも今後ちょっと協議はさせていただこうとは思っております。 90: ◯委員長岩切幹嘉君) ちょっと今後のことになるんですか。 91: ◯下水道課長田中豊隆君) 今後、実際に整備する前にですね。 92: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。 93: ◯副委員長(松尾徳晴君) こういうことは地元は知ってますか。水利組合とか。 94: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 95: ◯下水道課長田中豊隆君) 説明の中でも申し上げましたように、春日市においては平成25年度、26年度だったんですけれども、ため池の全国の一斉調査、点検がありましたので、そのときに事前にため池のほうにその点検に入りますということはそれぞれの組合さんのほうにはお伝えしておりますので、こういった動きでため池のほうを調査したりですとか、必要であれば整備に着手するということの、まだ結果が出てませんので細かいことはもちろん申し上げられませんけれども、そういったお話はその都度その都度、させてはいただいています。 96: ◯副委員長(松尾徳晴君) ちょっと聞きたかったのは、負担の部分とか、そういう部分は、そういう話の中でさせていただいているんかなと思って聞いたんですけど。 97: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 98: ◯下水道課長田中豊隆君) まだ整備に着手するとかいうところまでの話にはなっていませんので。実際、耐震性能の診断ですとか、した結果で実際整備をするっていうことになると、もちろん、お話しのほうはさせていただきますけど、まずそこまでは至っておりません。細かい話まではなっておりません。 99: ◯副委員長(松尾徳晴君) 結構これは費用が大きくなるんで、1割と言うても相当になると思うんですよね。だから、水利とかが急に言うてこられたっていう感じになると、非常に抵抗が大きいと思いますよ。そこら辺はやはり上手にね、そういうこともあるっていうことをところどころでも言っていただいとかんと、金額が相当になると思いますんで、そこは考えとってください。 100: ◯委員長岩切幹嘉君) 要望でよろしいですか。 101: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい。 102: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 103: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、ないようでございますので、続いての報告をお願いします。黒田部長。 104: ◯都市整備部長(黒田一輝君) 定例会の議案ですが、予算案件を除いて6議案ございます。中心は消費税の改正が主なものですが。順番にじゃあ、行きます。 105: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 106: ◯都市計画課長(樺島義隆君) それでは、その他としまして3月定例会に係る議案について説明いたします。  まず、春日市都市公園条例の一部改正について御報告いたします。  改正の主な理由としましては、開発行為により市に帰属した施設を緑地として位置づけること及び消費税率の引き上げに伴い都市公園等の使用料の額を改定するものでございます。このため、条例の一部改正議案の上程を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  公園は以上です。 107: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 108: ◯下水道課長田中豊隆君) 次に、春日市下水道条例の一部を改正する条例の制定について御報告いたします。  提案理由としましては、消費税率及び地方消費税率の引き上げに伴い、下水道使用料の額を改定する必要があるためでございます。以上の理由により、条例の一部改正の議案を上程いたしますので、よろしくお願いいたします。  御報告は以上です。 109: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 110: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 続きまして、道路管理課からは道路及び河川占用料条例の一部を改正する条例と、春日市自動車駐車場条例の一部を改正する条例が消費税の引き上げに伴い条例の一部改正を行うものです。  次に、照明灯管理基金条例を廃止する条例は、白水架道橋内の照明灯改修工事の財源の一部に充当するために条例を廃止するものです。  最後に、市道路線認定は道路用地の帰属等に伴うものです。  以上、四つの議案を上程いたしますので、よろしくお願いいたします。 111: ◯委員長岩切幹嘉君) この件につきましては、定例会の中で質疑応答をしていきたいと思いますので、聞き置くということで、よろしくお願いいたします。  全般通して、皆さんのほうからございませんでしょうか。與國委員、どうぞ。 112: ◯委員(與國 洋君) 春日原周辺開発の件です。  期成会ですかね、何かできてですよ、年に1回は皆様に対して報告をしましょうか、年度に報告しましょう、2カ月か3カ月かには1回はやりますということで、一つの年度の区切りがだんだん近づいてきましたよね。それと同時に、先般は駅のイメージ図も出ました。高架柱も随分できたんで、おお、できていくんだっていう感覚で、市民の関心が高まってきてると思うんですよ。そういうことでの、年度には1回は市民の皆様に報告するぞというふうなことがあったと思いますけども、その辺の動きはどうなっているんですか。あれ以来全く報告もないし、私は委員になってる人から聞きますけども、具体的に何もわからないですよね。やりますやりますと言うことだけで。この辺は今、どういう状況にあるんですかね。 113: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 114: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 今おっしゃられるまちづくり会議については、今月までで4回開催しております。で、3月にですね、そういった今までいただいた御意見をまとめたものの公表というものを打ち出したいなというふうに思っております。 115: ◯委員長岩切幹嘉君) 與國委員、どうぞ。 116: ◯委員(與國 洋君) では、とりあえず、進んでいる内容についての一つの区切りとしてはきちっとやりますという方向で、今は動いているという認識でいいですか。3月でやるということで。 117: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 118: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) そうでございます。 119: ◯委員(與國 洋君) わかりました。じゃあ、それに基づいてやりましょう。 120: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんですかね。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 121: ◯委員長岩切幹嘉君) では、ないようでございますので、本日の地域建設委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでございました。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午前10時41分...