春日市議会 2018-12-06
平成30年地域建設委員会 本文 2018-12-06
1: 開議 午前10時00分
──── ─ ──── ─ ────
◯委員長(
岩切幹嘉君) 全員出席であります。ただいまから
地域建設委員会を開議いたします。
初めに、本定例会の
委員会会議録の
署名委員を指名いたします。
署名委員に
與國委員を指名いたします。
次に、本定例会中の審査日程について申し上げます。
本日は、まず初めに、
都市整備部の第76号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第5号)について」の
関連説明を受け、第80号議案の審査を行いたいと思います。その後、第85号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第6号)について」の
関連説明を受け、第89号議案の審査を行いたいと思います。
次に、
地域生活部の第76号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第5号)について」の
関連説明を受け、その後、要望第2号の取り扱いについての協議を行いたいと思います。
配付しております日程案の順序と異なりますけども、よろしくお願いいたします。
また、あす12月7日は午前10時から
議会報告会の
意見交換会に関する協議を行いたいと考えております。
なお、12月10日は現時点では予備日といたしております。
日程については以上のとおり予定しておりますけれども、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
2:
◯委員長(
岩切幹嘉君) では、そのように審査を進めさせていただきます。
それでは、ただいまから
都市整備部の
議案審査を行います。
委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求めて、委員長の指名を受けた後に簡潔明瞭に発言を行ってください。
それでは、第76号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第5号)について」を議題とし、
関連説明をお受けしたいと思います。それでは、説明員の説明を求めます。黒田部長。
3:
◯都市整備部長(黒田一輝君) おはようございます。
都市整備部でございます。よろしくお願いします。
今回、
地域建設委員会に付託されております
都市整備部関連の議案は、
下水道事業会計の
補正予算案件2件でございますが、加えまして、
関連説明として、
一般会計補正予算の2件の説明をお手元の次第に沿って申し上げます。
それでは、
一般会計の第5号をお願いします。予算書の第5号になります。歳入の中で歳出があるものにつきましては、歳出の流れをあわせて説明いたします。
それでは、
担当課長から順次説明いたします。
4:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
樺島課長。
5:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) それでは、
一般会計(第5号)の7ページをお願いいたします。
債務負担行為補正でございます。4段目及び5段目の
白水大池公園管理棟大
規模改修工事監理業務委託料及び大
規模改修工事でございます。期間は31年度で、限度額は300万円及び5,760万円です。
ラグビーワールドカップの
公認キャンプ地として
白水大池公園を利用するに当たり、管理棟の大
規模改修工事を来年1月から着工し、年度をまたいで6月末完了を予定しております。このため、
監理業務委託料及び
改修工事費の31年度
支出予定分について
債務負担行為補正をするものでございます。
続いて、その下の段の
白水大池公園多目的広場芝生管理業務委託料でございます。期間は31年度で、限度額は2,398万円です。同じく、
ラグビーワールドカップの
公認チームキャンプ地として利用する
白水大池公園多目的広場の
芝生管理について、31年度4月当初から業務を実施するに当たり、30年度中に入札を行う必要があるため、
債務負担行為補正をするものでございます。
債務負担行為補正については以上でございます。
6:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ただいまの
債務負担行為の説明について、質疑はございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
7:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。
樺島課長。
8:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 続いて、22ページをお願いいたします。
説明欄4行目の
都市緑地保全等基金運用収入で、23万3,000円の増額でございます。増額の理由は
運用利子が当初見込みを上回ったものでございます。
2目は以上でございます。
9:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 2目について質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
10:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。
渡邉課長。
11:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 42ページをお願いします。
12:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 42ページ。はい、どうぞ。
13:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 説明欄1段目1行目の
道路維持補修費、
工事請負費800万円の増額でございます。増額の理由としましては、春日市が管理する道路を適切な状態に維持し、地域からの要望に適切に対処する必要性から1月以降の補修費を増額補正するものです。
2目は以上でございます。
14:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 2目について質疑はございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いいたします。
渡邉課長。
16:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 続きまして、説明欄2段目1行目の
道路新設改良事業費でございます。委託料429万8,000円と
工事請負費963万6,000円、合わせて1,393万4,000円の減額でございます。減額の理由としましては、いずれも執行残でございます。
3目は以上でございます。
17:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 3目について質疑はございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
18:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。
渡邉課長。
19:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 続きまして、説明欄3段目1行目の
交通安全施設整備事業費工事請負費300万円の増額でございます。増額の理由としましては、
通学路安全点検による地域や学校からの要望に適切に対処する必要性から1月以降の
工事請負費を増額補正するものです。
4目は以上でございます。
20:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 4目について質疑はございませんでしょうか。
中原委員。
21: ◯委員(
中原智昭君) 地域や学校からの要望ということで、どういう内容がこれに含まれるんですか。要望というか、この予算でされる部分については。
22:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
渡邉課長。
23:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 路面標示、
グリーンベルトとか、そういったたぐいのものでございます。
24:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
中原委員。
25: ◯委員(
中原智昭君)
グリーンベルトと
道路標示。
横断歩道のとこですか。
26:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
渡邉課長。
27:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君)
横断歩道は、基本、警察でございますので、
グリーンベルト、それから区画線、外側線と言われるものですけど、そういったものとか。
28: ◯委員(
中原智昭君) 路肩の線のことですか。
29:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) そうですね、そういったものとか、
あと交差点マークとか、そういったものが地元から上がってきたら施工するという形になっております。
30:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
中原委員。
31: ◯委員(
中原智昭君) それっていうのは、
道路維持費の中で、例えば定期的にやってあるということはないんですか。
32:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
渡邉課長。
33:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) ラインについては、定期的にはやってますけども、例えば極端に言いますと、通学路がちょっと変更になったりとかしたときに、これまでと違ったところを通りますので、そこに安全対策を打ってくれとかいう話もございます。
34:
◯委員長(
岩切幹嘉君) よろしいですか。
35: ◯委員(
中原智昭君) はい。
36:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ほかにございませんか。
松尾委員。
37: ◯副委員長(
松尾徳晴君) これはある程度計画的にやってるんですかね。これ、補正したんですけど、例えばここからずっと引かれましたよね。あれは、これいったんでしょう。違うと。
38:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
渡邉課長。
39:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 今回の300万の増額についてはですね、ことし
天神山小学校の
通学路変更がございまして、それが当初予算のときにはまだ確定してなくてですね、それを先送りさせていただいたというのが大きな要因ではあります。370万ほど先に
天神山小学校の関係でやりましたので、それで、ほかにやろうかなといったところができなくなった分を今回追加させていただいたということでございます。
40:
◯委員長(
岩切幹嘉君) よろしいですか。
41: ◯副委員長(
松尾徳晴君) いいです。
42:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。
樺島課長。
44:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 続きまして、43ページでございます。説明欄1段
目ブロック塀等撤去費補助金交付事業についてでございます。
負担金、補助及び交付金150万円の増額でございます。ことし6月に発生した
大阪北部地震による倒壊事故を受けて、危険な
ブロック塀の撤去を促進するため、福岡県が市町村を窓口とする
補助制度を創設しました。このため、本市もこれを活用して事故防止を図るため、
補助金交付事業を実施するものでございます。補助の
対象工事は、道路に面する高さ1メートル以上の
ブロック塀等を全部または一部撤去する工事となります。
補助金額は撤去する
ブロック塀等の長さに5,000円を乗じた額と撤去に要する経費の2分の1の額のどちらか低いほうの額で、補助額の上限は15万円です。対象件数は10件分を見込んでおります。
なお、事業は平成31年1月から平成33年3月までの
実施予定としております。
歳入としまして、18ページをお願いいたします。説明欄1段目の防災・
安全交付金(
ブロック塀等撤去促進事業国庫補助金)で、67万5,000円の増額でございます。
続いて、21ページをお願いいたします。説明欄3段目の
ブロック塀等撤去促進事業県補助金で、30万円の増額でございます。
45:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
田中課長。
46:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 続きまして、その下の説明欄2段目の
下水道事業会計繰出金についてでございます。
47:
◯委員長(
岩切幹嘉君) これは43ページだね。
48:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 済いません、43ページです。
繰出金の
下水道事業会計50万1,000円の増額でございます。今回の補正の主な理由は、4月1日付の
人事異動による
職員給与費の調整に伴うものです。詳細につきましては、
下水道事業会計補正予算(第2号)のほうで説明させていただけます。
1目は以上です。
49:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 1目について質疑はございませんでしょうか。
與國委員。
50: ◯委員(與國 洋君)
ブロック塀の関連ですけども、
ブロック塀は国、県、市がそれぞれ出すという形になると思いますが、たしか県と市は一緒の額だったと思うんですよね、負担が。45%と27.5%と、それでいったら市も27.5%ですよ。それなのに
一般財源が100万というのは下の繰出金の50万1,000円を引いても多いじゃないですか。何でこんなに
一般財源から出す額が多くなってるんですか。県の負担金と同じぐらいだから足しても80万円ぐらいしかならないような気がするんですが、そんなことはないんですか。
51:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
樺島課長。
52:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 今回、県のほうの上限額が、パーセントは同じ27.5%ですが、上限が1件当たり3万円ということで、今回この10件分の30万円になっております。県のほうは上限があります。そういうことで、その上限を超える分については市が残りを負担する形になってますので、実情では同じ状況ですけれども、県の上限額があることによって、市のほうの負担分が多いという予算になっております。
53:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
與國委員。
54: ◯委員(與國 洋君) そうすると、この前の閉会中のときに、国は45%、県が27.5%というのは、それは、そういう分担ではないよということですね。
55:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
樺島課長。
56:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 確かに同じように27.5%ですけれども、上限が3万円という形で御説明はさせていただいたと思っております。
57:
◯委員長(
岩切幹嘉君) いいですか。
58: ◯委員(與國 洋君) わかりました。
59:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ほかにございませんか。
中原委員。
60: ◯委員(
中原智昭君) この前の閉会中のときの
ブロック塀の件なんですけど、要は誓約書の問題、
建築基準法の問題はどうなりました。
61:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
樺島課長。
62:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 今確認中でございますので、はい。次回閉会中できちんと説明させていただきたいと思っております。
63: ◯委員(
中原智昭君) はい。
64:
◯委員長(
岩切幹嘉君) よろしいですか。また委員会に報告をということで。その時点から新たに報告するものはないということでよろしいですか。閉会中の中で、いろいろ出た中で。じゃあ、わかり次第、委員会で。
65:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) また改めて閉会中に報告させていただきたいと思います。
66:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、よろしくお願いいたします。
ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
67:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いします。
樺島課長。
68:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 同じく43ページの説明欄3段目、
白水大池公園施設改修事業費の役務費3万8,000円及び
工事請負費3,840万円の増額でございます。大
規模改修工事については、前渡金のみの計上となっております。来年度
ラグビーワールドカップの
公認チームキャンプ地として
白水大池公園を利用することから、管理棟の大
規模改修工事を実施するものです。改修の内容としましては、屋上防水、外壁、トイレ、
シャワー室、
会議室等など全面的な改修を予定しております。
歳入としまして、25ページをお願いいたします。
説明欄1段目の
白水大池公園管理棟改修事業債で3,450万円の増額でございます。
2目は以上でございます。
69:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 2目について質疑はございませんでしょうか。
與國委員。
70: ◯委員(與國 洋君)
債務負担行為との関連もあるんですね、今年度の予算は今言われた形ですよね。
債務負担行為は5,700万近く入れてるということは、入札したらわかりませけど、これに対する管理棟の改修の予算は9,600万円の予算が一応見積もられるんですか、まずは。
71:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
樺島課長。
72:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) はい、全体で9,600万円ということで見積もりをしております。
73:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
與國委員、どうぞ。
74: ◯委員(與國 洋君) そうするとですね、ちょっと私、昔聞いたかもしれませんけども、今回の8,400万円に対して、事業債だけが、済いません、3,800万円近くに対して、事業債が3,450万円、ということは、
債務負担行為の分についても来年事業債を出すんですかね、まずは。
75:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
樺島課長。
76:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) まず最初の、今回計上している事業債については、今回、計上している3,840万円に対応した事業債になっております。来年度以降、事業債を借りるかどうかにつきましては、財政課のほうが主導でやっておりまして、その辺についてはまた財政課と協議の上に来年以降どうするかというところを対応していきたいと考えております。
77:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
與國委員。
78: ◯委員(與國 洋君) ひょっとすると、今から質問するのは財政課との関連かもしれませんけども、この
債務負担行為の5,760万円というのは、来年の予算に上がるんですか。上げる形になるんですか。
79:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
樺島課長。
80:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) はい、来年度当初予算のほうに計上する形になります。
81:
◯委員長(
岩切幹嘉君) いいですね。
82: ◯委員(與國 洋君) わかりました。
債務負担行為というのは上がるようになってるんですか、来年の予算に全部。
83:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) そうです。
84: ◯委員(與國 洋君) 了解しました。
85:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
中原委員。
86: ◯委員(
中原智昭君) もともとこの
白水大池公園の
改修事業費というのは、
ラグビーワールドカップのためでしょうけど、これについての
改修関係の国、県の補助というのはないんですか。
87:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
樺島課長。
88:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 一応その辺も、財政のほうからも言われまして、問い合わせましたけれども、補助はないということでございました。
89:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
中原委員。
90: ◯委員(
中原智昭君) ということは、市債を使って、全て単費で今回は行うという考え方でよろしいですね。
91:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
樺島課長。
92:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) そのとおりでございます。ただ、
ワールドカップによって、この起債を借りることで、実際の若干の財政的な有利な面があるということ財政のほうから今回伺っています。
93: ◯委員(
中原智昭君) わかりました。
94:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
95:
◯委員長(
岩切幹嘉君) よろしいですか。じゃあ、続いてお願いいたします。
渡邉課長。
96:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 43ページをお願いします。説明欄4段目1行目の
県施行都市計画道路事業等整備基金積立金3億円の増額でございます。
増額の理由としましては、平成26年3月の定例会において承認をいただき、基金を設立したことに伴い、定額的に積み立てるものです。
財源としましては、22ページをお願いします。説明欄1段目、一番下の
県施行都市計画道路事業等整備基金運用収入98万3,000円でございます。
4目は以上でございます。
97:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 4目について質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
98:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 続いてお願いいたします。
渡邉課長。
99:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 43ページに戻りまして、説明欄5段目1行目の
連続立体交差事業費積立金100万円の増額でございます。増額の理由としましては、
運用利子が当初見込みを上回ったものです。
財源としましては、22ページをお願いします。
説明欄1段目5行目の
連続立体交差事業等整備基金運用収入91万2,000円でございます。
以上で、平成30年度
一般会計補正予算(第5号)の説明を終わります。
100:
◯委員長(
岩切幹嘉君) それでは、質疑はございませんでしょうか。
岩渕委員。
101: ◯委員(岩渕 穣君) 22ページ、
運用収入が軒並み上がっておるんですが、これは財政課の話かもしれないですけど、これは
運用方法を変えたとかいうのがあるんですか。ただ金利が上昇し
たちゅうだけの要因ですか。わかりますか。
102:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
渡邉課長。
103:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 考えられるのはですね、当初よりも、例えば9月補正とかに、うちで言うと、基金に積むためのお金をふやしていった分、その分が倍増しているということになると思います。
104:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
岩渕委員。
105: ◯委員(岩渕 穣君) じゃあ、補正のたびに
基金自体が大きくなっていってるんで、それに沿って金利分が上がっていってるという考え方でいいですか。
106:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
渡邉課長。
107:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) そのとおりでございます。
108:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、特別なことじゃなくて、毎回こういう形で上がっていってるんですね。
渡邉課長。
109:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 特にうちの場合金額が大きくてですね、100万単位で積むということで財政課のほうから言われてますので、今回も同じような手順でやっています。
110:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
111:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。
田中課長。
112:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 第80号議案「平成30年度春日市
下水道事業会計補正予算(第2号)について」説明いたします。
下水道事業会計補正予算(第2号)をお願いします。
113:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 第2号ですか。では、お願いいたします。
114:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 今回の補正の主な理由は、4月1日付の
人事異動による
職員給与費の調整に伴う
一般会計繰入金の増額及び
消費税納税額の増額によるものです。
初めに、
補正予算書の14ページの
節別明細表をもとに、節について
補正内容の説明をさせていただきます。そして最後に、1ページ及び2ページの今回
補正予算の第2条から第6条の条文を説明いたします。
それでは、予算書の
節別明細表14ページをお願いします。
まず、
収益的収入から説明させていただきます。1款1項営業収益の
補正予定額は34万8,000円の増額です。2目1節の
雨水処理負担金24万4,000円の増額は
人事異動等に伴い、
算定根拠である3条予算の
職員給与費が増加したことによるものです。また、2目2節のその他負担金10万4,000円の増額も、
職員給与費の増加に伴い、
水質規制経費及び
水洗便所普及経費が増額したことによるものです。
次に、1款2項
営業外収益の
補正予定額は15万3,000円の増額です。3目3節の他
会計補助金15万3,000円の増額の主な要因は、
算定根拠である3条予算の
職員給与費が増加し、
維持管理費が増額となったため、資本費に充てられる
下水道使用料が減少したことにより、
分流式下水道等に要する経費が増加したものです。この
分流式下水道経費は、資本費のうち、経営に伴う収入である
下水道使用料をもって充てることができないと認められるものに相当する額を
一般会計から繰り入れるものです。
以上、1項2目の他
会計負担金34万8,000円を増額、2項3目の補助金15万3,000円を増額し、合計50万1,000円の増額が、
一般会計補正予算に計上された
一般会計からの繰出金の補正額になります。
15ページをお願いします。引き続き、
収益的支出を説明いたします。
2款1項営業費用の
補正予定額は70万4,000円の増額でございます。
16ページをお願いします。4目1節の給料69万円の増額、4目2節の手当等53万9,000円の減額、3節の
法定福利費48万円の増額、38節の賞与引当金繰入額5万8,000円の増額、及び39節の
法定福利費引当金繰入額1万5,000円の増額は
人事異動等に伴うものです。
17ページをお願いします。2款2項
営業外費用の
補正予定額は1万3,000円の増額でございます。4目49節の消費税及び地方消費税1万3,000円の増額は3条予算及び4条予算の職員の通勤手当が差し引きで減額となったことにより課税仕入が減少し、結果的に納税額が増額となるものです。
以上で収益的収支についての説明を終わります。
115:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ここまでの説明で質疑はございませんか。
中原委員。
116: ◯委員(
中原智昭君) 16ページの総係費の1節の給料が増額して、2節の手当等が減額になる理由というのは何があるんですか。
117:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
田中課長。
118:
◯下水道課長(
田中豊隆君) こちらの3条予算の分ですけども、職員1人が異動になったら、また1人が4月1日の異動でかわったわけですけども、その中で、今回、異動してきた職員のほうが年齢が上で、それで給料のほうは上がっております。で、手当等の中で、この中で児童手当というのも含まれておりますけども、異動したほうの職員が児童手当を余計にといいますか、多くもらってましたので、その分が減額となっております。
119:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
中原委員。
120: ◯委員(
中原智昭君) 出入りする年齢によっての違いということですね。
121:
◯下水道課長(
田中豊隆君) そのとおりでございます。
122:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
松尾委員。
123: ◯副委員長(
松尾徳晴君) 考えられるのは、児童手当のほかにもあるでしょう。住宅手当とか、あんなとも。
124:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
田中課長。
125:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 児童手当のほかには時間外手当、こちらのほうも庁内のほうでの調整をさせていただいて、今回減額の補正をしております。
126:
◯委員長(
岩切幹嘉君) それらを含めたということですね。
127:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 含めて、はい。
128:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いいたします。
129:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 18ページをお願いします。
次に、資本的収入ですが、今回補正はございません。
19ページをお願いします。引き続き、資本的支出を説明いたします。
4款1項建設改良費の
補正予定額は168万5,000円の減額でございます。1目1節の給料65万円の減額、2節の手当等61万7,000円の減額及び3節の
法定福利費41万8,000円の増額は
人事異動等に伴うものです。
以上で資本的収支についての説明を終わります。
130:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ただいまの説明について質疑はございませんでしょうか。
與國委員。
131: ◯委員(與國 洋君) これに上がってないんですけども、工事なんかというのは、基本的には、もう契約も終わっているんだと思いますけども、それに基づいて
一般会計の場合は入札残がいっぱい出てますよね。こういう企業会計の場合は工事請負があって入札残が出たからってそれをすぐ削減したり増加したりする必要性はないんですかね。それとも、まだ契約等が進んでないから変えられないという状況なんですかね。
132:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
田中課長。
133:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 今年度予定しております事業については、ほぼ契約のほうも終わっておりますので、当然、執行残は計算上は出るようになっておりますけども、まだ工事中でございますので、工事の中では当然変更とかも生じますから、あくまで補正での減額、執行残の減額については3月で考えてはおります。
134: ◯委員(與國 洋君) わかりました。
135:
◯委員長(
岩切幹嘉君) いいですか。
136: ◯委員(與國 洋君) はい。
137:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
138:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、続いて説明をお願いいたします。
田中課長。
139:
◯下水道課長(
田中豊隆君)
補正予算書の1ページをお願いします。第2条から説明いたします。ここは、先ほど説明した、節での
補正予定額を予算科目の款及び項までについて説明したものです。第2条は、予算第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正するものです。(3)主要な建設改良事業のうち、(ア)公共下水道管渠等築造及び改良は168万5,000円を減額し、補正後の額を1億9,298万9,000円といたします。第3条は、予算第3条に定めた
収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。
まず、収入につきまして、第1款下水道事業収益は、50万1,000円を増額し、補正後の額を22億7,319万5,000円とします。内訳は、第1項営業収益は34万8,000円を増額し、補正後の額を18億7,014万2,000円とします。第2項
営業外収益は、15万3,000円を増額し、補正後の額を4億212万7,000円とします。第3項特別利益の補正はございません。
次に、支出につきまして、第2款下水道事業費用は、71万7,000円を増額し、補正後の額を19億1,197万4,000円とします。内訳は、第1項営業費用は、70万4,000円を増額し、補正後の額を16億2,901万4,000円とします。第2項
営業外費用は、1万3,000円を増額し、補正後の額を2億8,196万円とします。第3項特別損失及び第4項予備費の補正はございません。
2ページをお願いします。
第4条は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額の補填財源の説明となります。
条文を読ませていただきます。
予算第4条、本文括弧書中「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,908万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,378万6,000円、減債積立金3億3,078万4,000円、過年度分損益勘定留保資金4億8,579万6,000円及び当年度分損益勘定留保資金1億1,872万円で補填するものとする。」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,740万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,377万2,000円、減債積立金3億3,078万4,000円、過年度分損益勘定留保資金4億8,579万6,000円及び当年度分損益勘定留保資金1億1,704万9,000円で補填するものとする。」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正いたします。
まず、収入についてですが、今回補正はございません。
次に、支出につきまして、第4款下水道事業資本的支出は、168万5,000円を減額し、補正後の額を15億4,883万9,000円とします。内訳は、第1項建設改良費は168万5,000円を減額し、補正後の額を2億8,151万8,000円とします。第2款借入金償還金の補正はございません。
ここで、第4条本文中の補填財源について、資料をもとに御説明させていただきます。お配りしてます資料のほうをごらんください。3枚綴りになってます。資料1の平成30年度補填財源計算書(12月補正)をごらんください。
まず、この資料の見方について説明します。表の中ほどが平成29年度決算、その右側が平成30年度──今回の12月補正の内容になります。表の左端の丸印の番号は、補填財源として充当していく際の優先順位をあらわしています。
それでは、内容について御説明いたします。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額が、補正後は9億4,740万1,000円となります。この額を補填するために、まず、表の左端の優先順位1)の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、平成30年度の現年度分1,377万2,000円で補填します。
次に、優先順位2)の減債積立金、平成29年度決算による純利益3億3,078万4,000円で補填します。
次に、優先順位3)の損益勘定留保資金、平成29年度末残高4億8,579万6,000円で補填し、残りの1億1,704万9,000円を現年度分の損益勘定留保資金で補填するものです。
補正予算書の2ページにお戻りください。
次に、第5条は、
職員給与費につきまして、予算第8条中の「7,700万1,000円」を「7,626万円」に改めるものです。
次に、第6条は、他会計からの補助金につきまして、予算第9条中の「1億5,364万4,000円」を「1億5,379万7,000円」に改めるものです。
続けてよろしいでしょうか。
140:
◯委員長(
岩切幹嘉君) はい、どうぞ。
141:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 3ページをお願いします。3ページから5ページまでは
下水道事業会計補正予算の実施計画として収益的収支及び資本的収支を目まであらわしたものです。
6ページをお願いします。予定キャッシュ・フロー計算書は、予算による経営活動を実施した場合における1事業年度の資金収支の状況を一定の活動区分別に表示した報告書です。
7ページをお願いします。7ページから11ページの予定貸借対照表は、予算による経営活動を実施した場合に予定される年度末における財政状況をあらわした報告書です。
12ページから13ページをお願いします。注記について御説明します。注記については、財務諸表を作成するに当たり採用した会計処理の基準・手続をあらわしたものです。
以上で
下水道事業会計補正予算(第2号)の説明を終わります。
142:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ただいまの説明について、質疑はございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
143:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないようでございます。続いてお願いいたします。
田中課長。
144:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 続きまして、第85号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第6号)について」御説明いたします。
一般会計補正予算(第6号)をお願いします。
30ページをお開きください。
下水道事業会計繰出金についてでございます。繰出金の
下水道事業会計39万3,000円の増額でございます。今回の補正の理由は、人事院勧告による
職員給与費の増額に伴うものです。説明につきましては、
下水道事業会計補正予算(第3号)のほうで説明させていただきます。
1目は以上です。
145:
◯委員長(
岩切幹嘉君) これで、
補正予算のほうは。
146:
◯下水道課長(
田中豊隆君)
下水道事業会計を。
147:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ続いて、下水道会計の
補正予算をお願いいたします。
田中課長。
148:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 続きまして、第89号議案「平成30年度春日市
下水道事業会計補正予算(第3号)について」御説明いたします。
下水道事業会計補正予算(第3号)をお願いします。
149:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ページ数をお願いいたします。
150:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 14ページをお願いします。
今回の補正の理由は人事院勧告による
職員給与費の増額、及びこれに伴う
一般会計繰入金の増額によるものです。14ページの
節別明細表をもとに、節について
補正内容の説明をさせていきます。そして、最後に、1ページから2ページの今回
補正予算の第2条から第6条の条文を説明いたします。
まず、
収益的収入から説明させていただきます。
1款1項営業収益の
補正予定額は13万7,000円の増額でございます。2目1節の
雨水処理負担金9万7,000円の増額は、
算定根拠である
職員給与費が給与改定により増額することによるものです。また、2目2節のその他負担金4万円の増額も、
職員給与費が増額することにより、
水質規制経費及び
水洗便所普及経費が増額するものです。
次に、1款2項
営業外収益の
補正予定額は25万6,000円の増額でございます。3目3節の他
会計補助金25万6,000円の増額も同様に、
算定根拠である
職員給与費が増額することにより、
分流式下水道経費が増額するものです。この
分流式下水道経費は、資本費のうち、経費に伴う収入である
下水道使用料をもって充てることができないと認められるものに相当する額を
一般会計から繰り入れるものです。
今回、
分流式下水道経費が増加した要因は、
維持管理費及び事業報酬の算定のもとになる3条及び4条予算の
職員給与費が給与改定に伴い増額となるため、資本費に充てられる
下水道使用料が減少することによるものです。
以上、1項2目の他
会計負担金13万7,000円、及び2項3目の補助金25万6,000円の合計39万3,000円の増額が、
一般会計補正予算に計上された
一般会計からの繰出金の補正額になります。
15ページをお願いします。
収益的支出を説明します。
2款1項営業費用の
補正予定額は37万1,000円の増額でございます。
16ページをお願いします。4目1節の給料3万円の増額、2節の手当等16万円の増額、3節の
法定福利費2万円の増額、38節の給与引当金繰入額13万5,000円の増額、及び39節の
法定福利費引当金繰入額2万6,000円の増額も職員の給与改定によるものです。
18ページをお願いします。次に、資本的収入ですが、今回補正はございません。
19ページをお願いします。次に、資本的支出を説明いたします。
4款1項建設改良費の
補正予定額は18万2,000円の増額でございます。1目1節の給料3万円の増額、2節の手当等13万1,000円の増額、及び3節の
法定福利費2万1,000円の増額も職員の給与改定に伴うものです。
以上で収益的収支及び資本的収支についての説明を終わります。
151:
◯委員長(
岩切幹嘉君) これまでの説明に質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
152:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、ないようでございますので、続いてお願いします。
153:
◯下水道課長(
田中豊隆君)
補正予算書の1ページにお戻りください。
第2条から説明させていただきます。ここは、先ほど説明した節の
補正予定額を予算科目の款及び項について説明したものです。
第2条は、予算第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正するものです。(3)主要な建設改良事業のうち、(ア)公共下水道管渠等築造及び改良につきまして18万2,000円を増額し、補正後の額を1億9,317万1,000円とするものです。
第3条は、予算第3条に定めた
収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。まず、収入につきまして、第1款下水道事業収益の
補正予定額は、39万3,000円を増額し、補正後の額を22億7,358万8,000円とします。内訳は、第1項営業収益の
補正予定額は、13万7,000円を増額し、補正後の額を18億7,027万9,000円とします。第2項
営業外収益の
補正予定額は、25万6,000円を増額し、補正後の額を4億238万3,000円とします。第3項特別利益の補正はございません。
次に、支出につきまして、第2款下水道事業費用の
補正予定額は、37万1,000円を増額し、補正後の額を19億1,234万5,000円とします。内訳は、第1項営業費用の
補正予定額は、37万1,000円を増額し、補正後の額を16億2,938万5,000円とします。第2項
営業外費用、第3項特別損失及び第4項予備費の補正はございません。
2ページをお願いします。
第4条は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額の補填財源の説明となります。
条文を読ませていただきます。
予算第4条本文括弧書き中「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,740万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,377万2,000円、減債積立金3億3,078万4,000円、過年度分損益勘定留保資金4億8,579万6,000円及び当年度分損益勘定留保資金1億1,704万9,000万円で補填するものとする。」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,758万3,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,377万2,000円、減債積立金3億3,078万4,000円、過年度分損益勘定留保資金4億8,579万6,000円及び当年度分損益勘定留保資金1億1,723万1,000円で補填するものとする。」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正します。
まず、収入につきまして、第3款下水道事業資本的収入の補正はございません。
次に、支出につきまして、第4款下水道事業資本的支出の
補正予定額は18万2,000円を増額し、補正後の額を15億4,902万1,000円とします。内訳は、第1項建設改良費の
補正予定額は18万2,000円を増額し、補正後の額を2億8,170万円とします。第2項借入金償還金の補正はございません。
ここで、第4条本文中の補填財源について、資料をもとに説明いたします。資料2をごらんください。3ページ目です。
154:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、お願いいたします。
155:
◯下水道課長(
田中豊隆君) まず、この資料の見方について説明します。表の中ほどが平成29年度決算、その右側が平成30年度、今回の12月追加補正の内容になります。表の左端の丸印の番号は、補填財源として充当していく際の優先順位をあらわしています。
それでは内容について説明いたします。
資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額が、補正後は9億4,758万3,000円となります。この額を補填するために、まず、表の左端の優先順位1)の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、平成30年度の現年度分1,377万2,000円で補填します。
次に、優先順位2)の減債積立金、平成29年度決算による純利益3億3,078万4,000円で補填します。次に、優先順位3)の損益勘定留保資金、平成29年度末残高4億8,579万6,000円で補填し、残りの1億1,723万1,000円を現年度分の損益勘定留保資金で補填するものです。
補正予算書の2ページにお戻りください。
次に、第5条は、
職員給与費につきまして、予算第8条中の7,626万円を7,681万3,000円に改めるものです。
最後に、第6条は、他会計からの補助金につきまして、予算第9条中の1億5,379万7,000円を1億5,405万3,000円に改めるものです。
以上で
下水道事業会計補正予算(第3号)の説明を終わります。
156:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 全般として質疑はございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
157:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないようでございますので、第89号議案につきましては、以上といたします。
黒田部長。
158:
◯都市整備部長(黒田一輝君) 以上で説明を終わります。
159:
◯委員長(
岩切幹嘉君) それでは、暫時休憩をいたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前10時50分
再開 午前11時01分
──── ─ ──── ─ ────
160:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
地域生活部の
関連説明をお受けします。
委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求めて、委員長の指名を受けた後に簡潔明瞭に発言を行ってください。
それでは、第76号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第5号)について」を議題とし、
関連説明をお受けしたいと思います。説明員の説明を求めます。染原部長。
161: ◯
地域生活部長(染原利幸君) 皆さん、おはようございます。
地域生活部でございます。
地域生活部からは第76号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第5号)について」を御説明申し上げます。
補正予算書(第5号)に基づき、順次、各
担当課長が説明いたします。
それでは、
補正予算書の22ページをお願いいたします。
162:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、お願いします。秀島主幹。
163: ◯環境課主幹(秀島安司君) 歳入の説明となります。
16款1項2目利子及び配当金、説明欄の2行目衛生施設等整備基金
運用収入についてでございます。52万4,000円の増額補正でございます。内容につきましては、関連する歳出で説明をさせていただきます。
2目は以上でございます。
164:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いいたします。猪口課長。
165: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、24ページをお願いいたします。
20款5項5目雑入、説明欄1段目の消防団員退職報償金についてでございます。消防費雑入51万3,000円の減額補正でございます。歳出が伴いますので、歳出で御説明いたします。
5目は以上でございます。
166:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 続いてお願いいたします。猪口課長。
167: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、25ページをお願いいたします。
21款1項6目消防債、説明欄2段目のJ-ALERT機器更新事業債についてでございます。消防債50万円の減額補正でございます。歳出が伴いますので、歳出にて説明をいたします。
6目は以上でございます。
歳入は以上でございます。
168:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、続いて説明をお願いいたします。秀島主幹。
169: ◯環境課主幹(秀島安司君) 38ページをお願いいたします。
170:
◯委員長(
岩切幹嘉君) はい、お願いいたします。
171: ◯環境課主幹(秀島安司君) 歳出の説明となります。
4款1項5目環境衛生施設整備費、説明欄の下から1段目衛生施設等整備基金積立金についてでございます。積立金衛生施設等整備基金100万円の増額補正でございます。主な理由は、衛生施設整備基金整備のための基金の
運用利子の増が見込まれるため、基金への積立額を増額補正するものでございます。
なお、これに関連する歳入財源がございますので、22ページをお開きください。
説明欄の2行目、衛生施設等整備基金
運用収入の52万4,000円の増額でございます。衛生施設等の整備のための基金
運用利子の増に伴うものでございます。
5目は以上でございます。
172:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 5目について質疑はございませんでしょうか。
中原委員。
173: ◯委員(
中原智昭君) この衛生施設等整備基金積立金というのは、実際にはどういう部分に使うんですか、積立金。
174:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 秀島主幹、どうぞ。
175: ◯環境課主幹(秀島安司君) この件に関しましては、春日市衛生施設等整備基金条例で規定しておるところではございますが、整備についてですね、支出するという形で規定しておるところではございます。対象施設等が筑慈苑とリサイクルプラザ、クリーン・エネ・パークが対象になっておりますけど、そういった施設の整備に充てるとなっております。
以上でございます。
176:
◯委員長(
岩切幹嘉君) よろしいですか。
177: ◯委員(
中原智昭君) はい。
178:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
179:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いいたします。猪口課長。
180: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、45ページをお願いいたします。
9款1項2目非常備消防費、説明欄2段目の消防団員費でございます。報償費、消防団員退職報償奨金51万3,000円の減額補正でございます。減額の理由といたしましては、本年3月末で退職者が7名から6名へ、1名が退職しなかったことによるものでございます。財源といたしましては、24ページをお願いいたします。説明欄1段目の消防団員退職報償金51万3,000円の減額補正でございます。
2目は以上でございます。
181:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 2目について質疑はございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
182:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。猪口課長。
183: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、45ページの同じページでございます。
3目の消防施設費でございます。説明欄4段目の消防施設維持補修費についてでございます。負担金、補助及び交付金、消火栓修理負担金43万1,000円の増額補正でございます。増額の理由といたしましては、消火栓の老朽化に伴い、取りかえ修繕を行うに当たり、執行残が不足することから増額補正するものでございます。
3目は以上でございます。
184:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 3目について、市内の消火栓の数とかの説明は。猪口課長。
185: ◯安全安心課長(猪口 功君) 消火栓の部分でございますが、公設消火栓につきましては、春日市内、895基でございます。そして、消火栓自体は私設消火栓というのがございまして、私有地の中にあるやつでございますが、55基。合わせまして消火器自体は市内で950基ということでございます。
186:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 3目について質疑はございますかね。
與國委員。
187: ◯委員(與國 洋君) 今言われた数があってですよ、この維持補修費がたったこのぐらいで、増額だから前のをカウントしたら400万近くなんですけども、それで対処できるんですか。多分、消火栓だから消防点検があって、5年と3年とかあって、かかるんでしょうけど、どのぐらいの比率をやるためにこういうふうな形が出てくるんですか。
188:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 猪口課長。
189: ◯安全安心課長(猪口 功君) 消火栓につきましては、点検自体は消防署及び消防団のほうがそれぞれ点検を回っているところではございます。この修繕でございますが、今年度は1カ所既に執行をしております。下白水南6丁目のところで1カ所消火栓を取りかえております。今回不足する部分につきましては、弥生4丁目のところでございますが、取りかえをする予定でございます。取りかえ時期でございますが、定期的な取りかえは春日市では行っておりません。点検のときに異常が発生というか、水漏れとか何か発生しますと、その部分での対応ということでございます。
以上でございます。
190: ◯委員(與國 洋君) わかりました。
191:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
中原委員。
192: ◯委員(
中原智昭君) 今まで1カ所して、今度43万1,000円の補正増で弥生とか扱うということは、2カ所で400万近くかかるということですか。
193:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 猪口課長。
194: ◯安全安心課長(猪口 功君) ここの修繕費の消火栓取りかえだけは当初予算90万円でございます。ほかにお金が入っているもんで。この自体は90万円しか当初予算を組んでおりませんので。それで執行済み額が26万9,000円で、残額が63万円ほどございますが、それでも不足するということで補正させていただくということでございます。
195:
◯委員長(
岩切幹嘉君) よろしいですか。
196: ◯委員(
中原智昭君) はい。
197:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
198:
◯委員長(
岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いいたします。猪口課長。
199: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、同じページ、45ページでございます。5目災害対策費でございます。説明欄5段目の災害対策総務事務費についてでございます。
工事請負費J-ALERT機器更新42万4,000円の減額補正でございます。減額の理由といたしましては、工事完了に伴う執行残でございます。
歳入の財源といたしましては、25ページをお願いいたします。説明欄2段目のJ-ALERT機器更新事業債50万円の減額補正でございます。
5目は以上でございます。
200:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 5目について質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
201:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。小池課長。
202: ◯地域づくり課長(小池八太君) 51ページをごらんください。
説明欄の一番上でございます。10款4項5目社会教育施設整備費社会教育施設維持補修の修繕料で100万円の増額補正でございます。これは地区公民館等において、安全で良好な施設を提供するため、施設の修繕を実施するものでございます。今後の対応に当たり事業費が不足することから補正を行うものです。
続いて、
工事請負費で300万円の増額補正でございます。これも地区公民館等において、安全で良好な施設を提供するため、施設の維持補修を春日市公共施設等総合管理計画に沿った予防保全型の管理の導入による日常点検や定期点検などに基づきまして実施しているものでございます。今後の対応に当たり事業費が不足することから補正を行うものです。
5目は以上です。歳出は以上です。
補正予算は以上でございます。
203:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 5目について質疑はございませんでしょうか。
中原委員。
204: ◯委員(
中原智昭君) これは修繕料で100万円ですけど、公民館の修繕料で、これってある程度大規模改修というのを見込みながら、大規模改修の予定は立ててあるんでしょうけど、大規模改修じゃ間に合わない緊急を要する分ということですか。
205:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長。
206: ◯地域づくり課長(小池八太君) そのとおりでございます。現在、2館ずつ大
規模改修工事を毎年行っておりますが、やはり一巡するのに何十年とかかるわけで、その間に日常点検とか定期点検を入れさせていただいて、やはり急ぐものは早くして、壊れる前に早くして、施設の長寿命化を図りたいというのも一方でございます。
以上でございます。
207:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
中原委員。
208: ◯委員(
中原智昭君) ですから、2年後とか毎年設計したとこがその次になってくるんでしょうけど、その設計の順番というのが、例えばあと2年後にもう設計が入って、その次の年にはもう改修するけどとかというのも、先に悪かったら修理するという考え方なんですか。
209:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長。
210: ◯地域づくり課長(小池八太君) そこはですね、状況を見させていただいて判断をさせていただいております。やはりもう、いわゆる設計してから2年かかるわけですので、そこの段階でわかってて2年本当に先延ばしができるのかというところもですね、うちの建築技師とも協議をしながら、自治会とも協議をしながら進めさせていただいている状況です。
以上です。
211:
◯委員長(
岩切幹嘉君) いいですか。
212: ◯委員(
中原智昭君) はい。
213:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ほかにございませんでしょうか。
松尾委員。
214: ◯副委員長(
松尾徳晴君) 金額によって公民館が負担せないかん、自治体が負担するものがあるんでしょう。これは修繕費の分。
215:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長。
216: ◯地域づくり課長(小池八太君) 委員がおっしゃられるとおりで、修繕料のほうで今春日市地区公民館等設置要綱というのがございまして、こちらである程度ルールを定めさせていただいております。その内容についてはですね、10万円を超えるときは市が持つと。10万円未満であれば自治会のほうで御負担いただきたいというものと、あと消耗品類ですね、例えば畳だとかカーテンだとか、そういうものについては自治会のほうで御負担いただきたいということで、ある程度一定のルールを定めさせていただいております。
以上でございます。
217:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
松尾委員。
218: ◯副委員長(
松尾徳晴君) 品物によって10万超えても可能性があるわけですよね。ガラスなんかで結構高い分が、例えば30万とか、そういう分が破損する可能性もあるわけですよね。そんなときは、やっぱりガラスは、そのときのガラス関係は消耗品と見なさないで、やはり修繕を市のほうからしていただけるちゅう体制なんですか。
219:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長。
220: ◯地域づくり課長(小池八太君) ルールとしては、これで定めさせていただいてますが、やはりそこはほかの地区の公平性だとか、それとかやはり委員さんがおっしゃられるように金額等もありますので、そこは自治会様のほうと重々協議を行いまして、ルールはこうだけれども、というところでお話しさせていただいております。
221:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
松尾委員。
222: ◯副委員長(
松尾徳晴君) ということは、臨機応変にやっていただけるということですね。というのが、規模が小さいところは、同じ30万かかっても、大きな自治会やったらある程度予算等のあれからするとそうでもないかもしれませんけど、小さいところはやっぱり大変みたいなんですよ。だからそこら辺は臨機応変に判断していただけるということを聞きましてから、できるだけ緩やかにしていただいたら助かります。
それと、
工事請負費というのはどんなときに使うんですかね。
223:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長。
224: ◯地域づくり課長(小池八太君) 修繕がですね、家屋等の小さな規模の修繕で、工事の概念に入らないものを修繕で取り扱って、それ以外のですね、やはり大きい修繕だとか、改築等はこの15節の
工事請負費でさせていただいております。
225: ◯副委員長(
松尾徳晴君) もう柔軟な考えでいいっちゃろね。
226: ◯地域づくり課長(小池八太君) はい。
227:
◯委員長(
岩切幹嘉君) よろしいですか。
228: ◯副委員長(
松尾徳晴君) はい。
229:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ほかにございますか。小池課長。
230: ◯地域づくり課長(小池八太君) それと先ほどの分ですけども、先ほどの委員の御質問で、一応ルールとしては修繕費、10万未満というのもありますんで、そのルールは守りつつ、委員様の御意見を参考にさせてもらって今後の取り組みを進めさせていただきたいなと考えております。
231: ◯副委員長(
松尾徳晴君) もちろん。執行部が主体性を持ってやるっていうことです。
232: ◯地域づくり課長(小池八太君) よろしくお願いいたします。
233:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないですかね、ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
234:
◯委員長(
岩切幹嘉君) ないようでございますので、第76号議案について以上といたします。
それでは、
地域生活部の審査は以上といたします。
ここで暫時休憩をいたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時18分
再開 午前11時26分
──── ─ ──── ─ ────
235:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
要望第2号「「主要農作物種子法」廃止に関わる市町村議会での意見書採択のお願い」を議題といたします。要望第2号の取り扱いについて、委員の皆さんから何か御意見はございませんでしょうか。
中原委員。
236: ◯委員(
中原智昭君) この意見採択のお願いにつきまして、ちょっといろいろ疑問がありますので、執行部のほうから御説明といいますか、質問をお受けしていただきたいと思いますので、呼んでいただいたらどうでしょうか。
237:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 今、御意見が出ました。執行部に来ていただいて皆さんの質疑に答えていただきたいということでございますけども、それでよろしいございますでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
238:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 異議なしということで、執行部を呼んでいただきたいと思います。
じゃあ、ここで暫時休憩をいたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時27分
再開 午前11時29分
──── ─ ──── ─ ────
239:
◯委員長(
岩切幹嘉君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
要望第2号「「主要農作物種子法」廃止に関わる市町村議会での意見書採択のお願い」について、委員の皆さんからいろいろ執行部に質問したい等の要望がございました。それで、担当所管に出席をお願いをいたしております。
それでは、委員の皆さんからいろいろお聞きになりたいことがございましたら、質疑をよろしくお願いいたします。
中原委員。
240: ◯委員(
中原智昭君) ちょっと二、三点お聞きしたいんですけど、まず昨年4月に廃止が国会で決議されて、本年3月31日をもって種子法は廃止されたとありますけど、この種子法の大まかな廃止に至った経緯と現状廃止にされての春日市に対する影響というのはどういうものなんでしょうか。
241:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 染原部長。
242: ◯
地域生活部長(染原利幸君) わかる範囲で答えさせていただきます。もともとこの主要農産物種子法、これは昭和27年に戦後の食糧増産という国家的要請、これを背景にしてですね、国や都道府県が主導して優良な種子の生産、普及を進める必要があるとの観点からですね、この法が制定されたということになっております。
今回ですね、廃止の法案が上げられた理由の一つは、農業の戦略物資である種子については、多様なニーズに対応するため、民間ノウハウも活用して品種開発を強力に進める必要があると。ただ、現状はということで、しかしながら都道府県と民間企業の競争条件というのが対等になっていないということで、公的機関の開発品種が大部分を占めていると。そういうことから、都道府県による種子開発、供給体制、これを生かしながらですね、民間企業との連携により種子を開発・供給することが必要ということで、今回の種子法の廃止につながったというふうな、廃止の法案の概要でございます。
以上です。
243: ◯委員(
中原智昭君) 春日市の影響は。
244:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長。
245: ◯地域づくり課長(小池八太君) 春日市にどう影響するかでございますけれども、今、所管のほうでですね、判断できる状況ではございません。
246:
◯委員長(
岩切幹嘉君) はい。
247: ◯委員(
中原智昭君) じゃあ、現実的に春日市に種子農家ってあるんですか。
248:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長。
249: ◯地域づくり課長(小池八太君) 現在ですね、種子農家はないです。現在、耕作面積が春日市で15.1ヘクタールございまして、こちらは主食用米になりますので、種子は春日市ではございません。そういうこともあって、春日市でどう影響するかというのが、ちょっと判断が難しいというところでございます。
以上です。
250:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 種子農家はないということですね。その影響については言えないということですね。
251: ◯地域づくり課長(小池八太君) はい。
252:
◯委員長(
岩切幹嘉君) いいですか。
253: ◯委員(
中原智昭君) わかりました。
254:
◯委員長(
岩切幹嘉君) どうぞ。
255: ◯委員(與國 洋君) さっきので種子法の趣旨はわかったんですけども、具体的に何か規制されてたんですか。廃止する前の種子法。そして、今回県が種子要綱をそのまま定めているというような一部情報もあるんですけども、それはどのようなものを定めてるんですか。要綱というのは。
256:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長。
257: ◯地域づくり課長(小池八太君) 私もですね、どういうものかと調べたときに、県のほうも、ホームページでですね、要綱あたりをチラシで皆さんにお知らせしておるみたいでして。
258:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 資料ちょっといいですか。ありますか。じゃあ、ちょっと資料を。
ちょっと休憩して目を通しましょうか。
ちょっと休憩に落とします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時34分
再開 午前11時35分
──── ─ ──── ─ ────
259:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
ただいま、執行部のほうから皆様のお手元に資料を配付していただきましたので、それをもとに説明をしていただいてもよろしいでしょうか。小池課長。
260: ◯地域づくり課長(小池八太君) 私もここの字面でしかわからないんですけど、「引き続き実施する県の取り組み」ということで、このように挙げていただいてるんですが、この採択のお願い文書の中ではですね、「これだけでは弱いんです。それを県議会で条例化をしてほしい」という要望、意見書の採択ではなかろうかと私も思いましたもので。先ほど
中原委員からのがその答えです。ちょっと私も1項目ずつ、これについては、はい。申しわけないです。
261:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 今、配付していただいてる中で、ちょっとお尋ねしたいというところとかありましたら。執行部のわかる範囲で結構でございますので。
262: ◯地域づくり課長(小池八太君) そうしたら、ちょっと情報提供で言わせていただきます。一応ですね、うちのほうも筑紫農業協同組合様とも関係部署でつき合いがあってですね、JA筑紫様として、県に対し意見書とか要望書の提出は考えていないのかということで御質問したんですけれども、やはり国の附帯決議を尊重して、県の基本要綱に基づいて優良種子の安定を図るということで県のほうから答弁をいただいてるので、特に動きはございませんということで御回答はいただいております。
以上でございます。
263:
◯委員長(
岩切幹嘉君) どうぞ、質疑がございましたら。
岩渕委員。
264: ◯委員(岩渕 穣君) 4月から半年以上たっていると思うんですけど、具体的な、廃止されて要綱が運用されて以降のですね、動きというか、例えば民間が早くも参入してきたとかですね、そこで実際農家の方がお困りになられているのかとか、そういう事例とかというのはできてないですか。
265:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長。
266: ◯地域づくり課長(小池八太君) 春日市でも上がってございませんし、農地が広い那珂川市のほうにも確認したんですけども、そういう情報は全くないとの御回答でございました。
以上です。
267:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 野口委員。
268: ◯委員(野口明美君) 済いません、今、JA筑紫のことを言われましたけども、その理由は。この基本要綱のどこかを。
269:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長、どうぞ。
270: ◯地域づくり課長(小池八太君) いや、特に入ってないです。JA筑紫の営農生活部の農業振興課というところが、やはり春日市の農業従事者の方にもいろいろ御調整もされている中で、何か情報をつかんでらっしゃらないかなと思って、私のほうからお聞きしております。
以上です。
271:
◯委員長(
岩切幹嘉君) よろしいですか。どうぞ、ほかにありましたら。
與國委員。
272: ◯委員(與國 洋君) 今いただいた資料の中の内容については、具体的にということはわかりませんと言われましたけども、引き続き実施する県の取り組みの中の一番上でやるのは、今までどおり県がつくるぞと、こういうことを言ってるんですかね。
273:
◯委員長(
岩切幹嘉君) これまでどおりですね。
274: ◯委員(與國 洋君) それは、民間が入るかもしれないけど、民間は民間で入るかもしれないけど、県は原種はちゃんとつくりますよ、もとのやつはつくりますよという意味なんですかね。その辺が、もとの国のときの種子法のときにも県がつくりなさいってこういうようなことを指示していた法令なのかどうかというのはわかるんですか。前の法令がわからないから、これを変えて県がやるような形でこれをつくったのかどうかというのは、その辺がちょっとわからないところがあるんですけども。前の法令何というのはあるんですか。法令というのは要するに、廃止したときに何か基本的に決めていたものがあるんですかね。やっぱりつくりなさいとか、県に義務を命じてたとかいうようなことは。
275:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 染原部長。
276: ◯
地域生活部長(染原利幸君) 廃止された主要農産物種子法ですね、これによると、例えば審査とかですね、原種の生産ですね、こういったのは都道府県がやはり生産を行わなければならないというふうな、法の中に一文はございます。ですので、主に都道府県が農産物の種子に係るものについては、県のほう、都道府県で取り組んでいきなさいというふうな内容であったというふうに理解してます。
277:
◯委員長(
岩切幹嘉君)
與國委員。
278: ◯委員(與國 洋君) そうすると、今言われたようなことをつくりなさい、審査をしなさい──生産物、できたもみ種がいいかどうかというのを生産上の審査をしなさいというのは、基本的には前の国の法律に定めたものが県としては条例じゃないけれども、要綱でそのまま引き継いでるというのが実態だと、今のこの福岡県の場合は実態だという認識なんですか。この要綱そのものというのが。
279:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 小池課長。
280: ◯地域づくり課長(小池八太君) 私もそのように認識をしております。
281:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 前の法のときは民間が入る余地がなかった。
282: ◯
地域生活部長(染原利幸君) そうですね。もう都道府県というふうに明記してありましたので。
283:
◯委員長(
岩切幹嘉君) だから農業の品質を担保しながら、民間の方も品質がよければ、担保できれば参入しやすいというふうになるというのが目的みたいですね。品質が落ちるとか何か制約するというよりも、民間のほうにも同じようなきっかけとかチャンスとかいうのを広げていくというようなことであればいいんですけど。
野口委員、どうぞ。
284: ◯委員(野口明美君) 済いません、私が今、手元にですね、自民党さんの農林部会の資料があるんだけども、今言われたところはですね、要するに国のほうは、グローバルって、世界的にじゃなくてですよ、例えば海鮮丼に使うお米、そして食べる調理のお米が、それぞれそれにあったお米を栽培する、その種子、種、そういうのを民間とそういう県とかで共同で研究したり何したりというのをやっていけばもっと、今お米は食べるだけに狭まれてたりしてるから、いろんなところで米を使うような、それに合ったお米を栽培していく、それが経済に結びついていくから、それの種の開発を、民間も入れて一緒に開発をしていってはどうだというふうなところの種子法のもう一つのあれみたいですよね。
だから脅かすとか、そういう不安は要らないわけですよね。例えば、おにぎりだったらおにぎり専用の米の開発とかですね。そういうところがまた、今、おにぎりも、お寿司も、世界中に広がっているから、そういったところにまたいい意味での経済効果もなってるし、だからそういう面で考えているようですけどね。
285: ◯委員(岩渕 穣君) その発想自体は全然、私もいいと思ってるんで、あとはそれを心配されている方のところから出てきた要望だと思うんですけど。せっかく要綱があって、今までどおりの部分はしっかり守りますというための要綱であるわけだから、それを安心していただくためにも法的拘束力がある条例にするということ自体に関しては、私は問題ないかなと思ってるんですよ。自民党も、県独自でそういう形での条例制定に関してはやぶさかでないという見解は出てると思うので、これ全体を見たときには条例制定に関して、そういう方向で進んでもらってということを県に要望を出すこと自体は、私は大きな問題はないのかなというふうに思いますけども。
286:
◯委員長(
岩切幹嘉君) いろいろ御意見が出てますけど、執行部に確認とか質問したいことがありましたら。いいですかね。わかる範囲で今説明はお受けいたしましたので。では、執行部に質疑に答えていただく分については以上でよろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
287:
◯委員長(
岩切幹嘉君) では、執行部の方どうもありがとうございました。退席していただいて結構でございます。
ちょっと暫時休憩いたします。ありがとうございました。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時46分
再開 午後0時02分
──── ─ ──── ─ ────
288:
◯委員長(
岩切幹嘉君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
ただいま要望第2号について執行部のほうからいろいろ質疑応答した中で、今すぐちょっと結論が出ないと思いますので、これはまた、あす協議をするということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
289:
◯委員長(
岩切幹嘉君) では、そのようにさせていただきます。
それでは、以上をもちまして
地域建設委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
──── ─ ──── ─ ────
散会 午後0時03分...