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平成29年市民厚生委員会 名簿 2017-04-18
平成29年市民厚生委員会 本文 2017-04-18

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  1. 春日市議会 2017-04-18
    平成29年市民厚生委員会 本文 2017-04-18


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時00分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(米丸貴浩君) 全員出席であります。ただいまから市民厚生委員会を開議いたします。  初めに、委員会記録の署名委員を指名いたします。署名委員に吉居恭子委員を指名いたします。お願いいたします。  議会閉会中の調査事件に入ります前に、4月1日からの人事異動後の初めての委員会となりますので、執行部から自己紹介をお願いしたいと思います。  部長、よろしいでしょうか。冨永市民部長。 2: ◯市民部長(冨永 敬君) 市民部でございます。よろしくお願いをいたします。 3: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。 4: ◯市民部長(冨永 敬君) まず、自己紹介に入ります前に、本日、高槻市の視察の報告があるということで、人権市民相談課の係長を同席させていただいておりますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。  なお、係長につきましては、報告が終わりましたならば退席をさせていただこうかと思っておりますが、いかがでございましょうか。 5: ◯委員長(米丸貴浩君) 結構です。そのように措置してください。 6: ◯市民部長(冨永 敬君) ひとつよろしくお願いを申し上げます。  それでは、自己紹介を始めさせていただきます。  まず初めに私ですけれども、4月1日付で市民部長を拝命いたしました冨永でございます。どうかよろしくお願いをいたします。 7: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。 8: ◯市民部長(冨永 敬君) それでは順次、自己紹介を始めさせていただきます。 9: ◯市民課長(中園人之君) おはようございます。市民課長の中園でございます。3年目になります。今年度もですね、適正な窓口業務の運営、そしてさらなる窓口サービスの向上に向けてですね、頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 10: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) おはようございます。昨年度は保護課長として市民厚生委員会のほうに所属しておりましたけれども、今年度4月1日付で人権市民相談課長を拝命いたしました柚木でございます。よろしくお願いします。  きょうは視察報告のために境係長も同席していますので、よろしくお願いいたします。 11: ◯税務課長(久原徳子君) おはようございます。税務課長の久原徳子でございます。今年度もよろしくお願いします。
    12: ◯納税課長(大坪寛治君) おはようございます。4月1日付で納税課長を拝命いたしました大坪でございます。どうぞよろしくお願いします。 13: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。 14: ◯市民部長(冨永 敬君) これら4課が一体となりまして、市民サービスの向上、住民福祉の増進に向けて取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。 15: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございました。 16: ◯市民部長(冨永 敬君) 以上で自己紹介を終わらせていただきます。 17: ◯委員長(米丸貴浩君) それではですね、私ども委員会のほうの構成メンバーも改めて紹介をさせていただきたいと思います。  では私から。おはようございます。委員会の委員長を務めさせていただいております米丸貴浩でございます。議事があちこちぶれないように、そしてしっかりと市民の皆さんのためになるような議事運営に努めてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  では、副委員長。 18: ◯副委員長(近藤幸恵君) こんにちは。副委員長を務めさせていただいております近藤でございます。委員長を補佐しながら、円滑に進めていかれるように努力してまいります。よろしくお願いいたします。 19: ◯委員(前田俊雄君) 前田でございます。どうかよろしくお願いいたします。 20: ◯委員(吉居恭子君) 吉居です。よろしくお願いします。 21: ◯委員(西川文代君) 西川文代です。よろしくお願いいたします。 22: ◯委員(白水和博君) 白水和博でございます。よろしくお願いします。 23: ◯事務局(吉田美由紀君) 事務局吉田です。よろしくお願いいたします。 24: ◯委員長(米丸貴浩君) 以上6人で頑張ってまいりますので、一緒に頑張ってまいりましょう。よろしくお願いします。  それから、議会事務局の吉田さんには、日ごろからいろんな、間接的に助けていただいております。またよろしくお願いします。  それでは、市民部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。  では引き続き、2月に私ども委員会で実施いたしました行政視察、これの報告についてをまずは議題とさせていただきます。  市民部の調査項目は、生活困窮者自立支援事業について、これは大阪府の高槻市さんに行ってまいりました。いろんなことを2月に聞いてまいりましたので、まずは本委員会からの報告をさせていただきたいと思います。  この報告は、副委員長、近藤委員からですね。では近藤委員、報告をよろしくお願いいたします。執行部の皆さんは、資料は大丈夫ですかね。行っていますかね。いいですね。  では、近藤委員、よろしくお願いします。 25: ◯副委員長(近藤幸恵君) 報告させていただきます。委員の皆さん、私の言葉足らずのところはどうぞよろしくお願いいたします。  資料としては、こちらのほうの事務局の分とこちらのほうもお持ちでいらっしゃいますか。 26: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですかね。統括係長もありますか。 27: ◯副委員長(近藤幸恵君) この二つを使って報告させていただこうと思っております。  日時は平成29年の2月3日金曜日に参りまして、大阪府の高槻市に、人口35万4,309人で、中核都市でございますので、規模とすると私どもとは少々違っておりまして、規模が大きいものではございますけれども、快く対応していただきました。  趣旨としましては、本市の必須2事業と任意事業である家計相談支援事業を始めましたけれども、就労支援に関する事業を実施するに至っていないので、高槻市がモデル的に早く取り組まれているというところと含めまして、就労支援関連事業を中心に学んでまいりました。  まず質問と調査事項として、私ども10点をですね、向こうのほうに提示しておりましたら、回答をしていただきました。  まず1番目に、モデル事業に至った背景と経緯についてを伺いました。組織としましては、生活福祉支援課としまして82名の大世帯でございます。生活保護が34名、ケースワーカーが42名、スーパーアドバイザーとして6名ということです。組織的に非常に、生活保護の分も一緒に行っているという担当ですね、という組織でございました。  また扶助費としては、年間やっぱり100億円を超えていると。年々生活困窮者が増加しておりますので、ケースワーカーの増員の必要性などが非常に高くて、生活困窮者自立支援が急務であると。そこの中でも就労準備に取り組んでいくことが先決であるということで、厚生労働省のほうからモデル事業となったときにですね、いち早くこれをモデル事業として実施したということです。モデル事業ですので、国の補助金は10分の10、モデル期間は26年9月から平成27年3月まで。  そこのブースですけども、庁舎隣の別館に総合センターが、8階建てですかね、にありまして、その8階に設けられて、相談室を3ブース設けて実施しております。そのような状況の中で支援をしておりました。  2番の生活困窮者自立支援事業の全体の概要についてでございますが、組織ですが、人員体制が1チーム6名体制となっております。そこの中でチームリーダーで統括として1名、主任相談支援員が1名ですね、相談支援員が3名──非常勤でございます──と、就労支援員が1名で非常勤でございますが、全て有資格者でございました。で、主任相談支援員1名に関しましては、前職が生活保護の面接相談員であったというつながりを持ちながらの組織編成でございました。  事業の概要としましては、ここに四つ述べております。就労訓練事業の認定事業、一時生活支援の事業、それから学習支援事業、家計相談支援事業というところです。家計相談支援事業というのは検討中ということで、今からどう広げていくかということを課題としていらっしゃいました。そこの中で一時生活支援事業というのは、大阪府をですね、ブロックに分けておりまして、北ブロックの範囲の中で行われるもので、広域で実施しているということです。その件に関しましては、また後で説明いたします。  3の相談件数でございますが、見ているとおり、26年度のモデルのときは7カ月間がモデル期間でしたけれども、新規相談が106件と、そして就労件数が11件となっておりました。あと27年、28年度ですね。27年度は就労件数が81件、それから28年度の8カ月は56件というトータルが出ております。だから、就労支援にいかに力を入れているかというのが伺えました。  次のページへよろしゅうございますか。そこの中で私どもが伺ったのが、一時生活支援事業についてちょっと質問をしてみました。先ほど事業の中でですね、大阪府北部ブロックの広域で実施しているものでありまして、1ブロック13から14自治体で構成しており、担当は持ち回りでありまして、予算は総額4,000万円ということだそうです。だから1自治体300万円弱という報告を受けました。負担となるということでした。  それともう一つ、大阪府が行っている生活支援事業と、この高槻市の事業との関係について伺いました。大阪府から生活支援補助金を受けて、支援員1名分を賄っていると。財政的にはですね。そういう報告を受けております。  次、3番目に伺ったのが、最初から就労準備支援事業を実施した背景というものを伺いました。そこの中には、やはりひきこもりやニートといった生活リズムの乱れとか、過去の人間関係のトラブルにより対人間関係に不安を抱えているとか、就労経験が貧しく就労に不安を抱えているなどの理由で、今すぐに就労活動を行うことができない者も想定されていましたので、その一方では生活保護受給者に対する就労支援の現場においても同じ課題を抱えていたという。だから、二つの同じ課題を抱えていたので、ここで、就労支援活動で同じ課題を抱えて就労支援活動が進まない対象者がやっぱり多かったということですね。なので、就労準備支援を行ったということです。そこの中で、新たな就労支援メニューの拡大をつなげたり、対象者の状況に応じた支援を行うことで、自立助長につながると判断して実施に至ったということでございます。なかなか就労支援活動が進まなく、自立というところがいかなかったので、このモデルを受けたということですね。実施事業に当たったということでございました。  4番目、就労準備支援事業の詳細についてでございます。この自立支援相談窓口の様子の、こっちのほうも少し参考にさせていただきますので確認してください。  まず1番目、人員体制。専任就労支援が1名で非常勤でございます。事業費は264万7,235円となっています。内訳としましては、ここに書いておりますように、職員手当の共済費も含めまして、ここが一番大きいんですが、167万8,495円と。それから報償費としまして、これはですね、職場体験を受け入れる企業に対しての、事業所に対しての協力金ということで算出してあります。で、90万円を算出してありまして、1事業所3,000円ということになっております。その根拠としましては、括弧書きしておりますが、最低賃金掛ける3時間というところで算出し、30カ所なんでしょうかね、年間していきたいというもので見積もってありました。  あとは、ここが大事なところで、保険料、保険を掛けてありました。それは職場体験の参加者に係る傷害とか損害保険でございます。6万8,940円でございます。この分がですね、受ける側の事業所にとっては、報償費よりも保険を掛けてもらうことのほうが安心して受け入れられると。3,000円ではないと。やっぱり保険を掛けていただく、これが最も大事なことであると。安心材料であるということを強くおっしゃってありました。  3番、内容でございますが、別紙を見ていただけるとわかると思います。ここの中に、何ページになりますかね、2枚目、2ページになりますか。1の日常生活自立支援事業として書いてあります。このようにですね、そこの中には、日常生活を……。ああ、これですね、二つ大きく分けてあるんですけれども、日常生活自立支援社会生活自立支援という二つを大きく分けてあります。  そこの中の日常生活自立支援ということでは、まず生活リズムの乱れが非常に大きいのではないだろうかと。要因なのではないだろうかということで、まず自分が起きた──この3ページ目になりますかね、ここに写真が載っておりますが、日記みたいにつけていただくんですね。天気であったりとか起床時間とか体調とか、家族以外の人と誰と話したとか、こういうことがですね、自分を振り返るものとなるということで日記的につけていただく、そしてまた改めて相談のときに振り返っていただくというものが一つでございました。  事例の二つは、やっぱり食生活の乱れというのが非常に大きく見られますので、食生活、何を食べているのかということを記録していただくという。そして、それを相談のときにですね、やはりアドバイスをしていくという観点がありました。さまざま「野菜をたくさんとってくださいね」とかいうですね、アドバイスをしていって、要するに食生活の乱れをよくしていこうということでございました。  二つ目の社会生活自立ですね、4枚目といいますか、裏面ですね。社会生活自立支援というところでは、やっぱりコミュニケーションとかの社会性の向上を図ること、コミュニケーション能力を高めるということを意識してありまして、それのトレーニングをしてあるということでございました。  で、下のほうの支援の例1として、会話カードということで、カードがありまして、引いて、そしてそれについて相談のときに話していただくという。みずからいろいろですね、話していただくという、コミュニケーション能力を向上するための一つでございました。1分間で話すトレーニングをするということで、難しいことでもありますけれども、でも非常に大切かなと、私たちも感銘を受けて帰ってまいりました。  支援の2、強みの発見でございます。自分を知るということが非常に大切で、自己肯定感とか自尊心を高めるという意味でも、自己分析などが自分の強みとか弱みを振り返るということが、就労支援員とともに自分を見つめ直すということを特徴としてありました。  もう一つ、3番目が社会福祉法人での実習でございます。社会福祉法人と一緒にですね、お掃除をしたりという部分でございまして、公園掃除や畑作業ですね。なぜ社会福祉法人かと、障がい者福祉事業所かと申しますと、一つはさまざまな人と出会えるとか、二つ目が作業を通じて自分の向き・不向きを実感できると。三つ目が社会の役に立っていることを感じることができるという、三つの大きな目標を立ててありました。  で、最後のほうでございますが、4番目、支援事例の4です。清掃体験に関しましてですが、主にですね、障がい者就労移行支援事業所にて清掃実習を行っていらっしゃるんですが、丁寧なですね。障がい者施設というのは結構丁寧に、写真を見ていただくとわかると思うんですが、お礼を言うとき「ありがとうございます」と言うとかですね、トイレタオルはこっちだ、手拭き、こっちだというふうに丁寧に示してあるということが、就労経験の乏しい対象者にとってはそういうところから始めていくと参加しやすい環境をまたイメージしていけるんじゃないかというところで、清掃体験のところでは障がい者就労移行支援事業所にて清掃を行ってありました。  さまざまの工夫がしてありました。で、やはり対象者にどう向き合っていくかとですね。急がせることなく自分で気づいていき、自尊心を高め、そして就労に結びつけるにはどうしていったらばいいかという、さまざまな工夫がありました。  では、戻ります。3ページになりますかね。平成28年の実績でございます。平成28年12月の末で計算してありますが、これは就労支援のところはですね、障がい者の就労支援は行っておりませんので勘違いをなさらないようにということでした。で、協力いただくのは障がい者就労支援移行の事業所なんかでも協力していただくんですが、ここの対象としては障がい者のところは支援は行っていないということです。で、ここで見ていただくようにですね、実績としては、生活保護受給者が就労達成件数としては少し下がってきているのかな。困窮者も少し入ってきてはいるというところでございます。  5番目がハローワーク常設窓口の設置に至った背景と経過というところをお尋ねしております。茨木市ですね、のハローワーク本局やJR高槻駅にあるワークサポートたかつきを活用していたんですね。私たちがおり立ったところ、JRのところは高槻駅でございましたが、その高槻駅の構内でしたかね、横でしたかね。まあ、駅付近ですけど、ワークサポートたかつきを活用して就労支援を行っていたんですが、やはりハローワーク就労支援のナビゲーターとの連携が希薄になるなどの課題があったんですね。移動がやっぱり──いや、近いんですよ、すごく。歩いて10分……。10分もかかっていませんね。10分ぐらいでしたかね。10分で非常に近いんですけども、それでも何かもどかしさを感じるというところがあったようでございます。  そこで平成23年の8月にハローワークのほうからですね、常設窓口設置の第3次募集がありまして、そのときいち早く手を挙げて、自分のところ、市役所内に設置することができたということでございます。設置は、やっぱり利便性がいいということと、連携がやっぱり強化されるというメリットが非常にあるということから、応募して、現在に至っているということでございます。  6番の常設窓口の就労支援の詳細でございますが、この写真の最後から二つ目。ハローワーク常設窓口についてでございますが、支援課があるすぐ後ろのほうでですね、ハローワークとして常設してありました。そして、このようにブース二つ設けてありまして、常駐してある職員体制は常時2名体制で、支援ナビゲーターを常駐しておりました。で、2台の求人検索機を配置し、求人内容は茨木市本庁と一緒、内容がですね、全く同じものをハローワークと使っているということです。  支援内容は、もうここに書いている、大体わかると思いますが、職業紹介、履歴書作成支援、面接訓練などを行っております。で、障がい者は行っていないということは、先ほど申し上げましたとおりでございます。  事業費としましては、本庁はですね、市としましては電気代のみで、この設備をするに当たっては全てハローワークのほうでされたのでほとんど要らなかったということです。端末機材に関してもですね。あと、大阪労働局が負担されて、ほとんど要らなかったと。今使っているのは電気代のみが市の負担であるということでございます。要するにハローワークの出張所ですよね、ということですね。  7番の就労支援関連事業を実施するに当たり、市内商工会議所、事業者とのかかわりについても尋ねてみました。かかわりとしては現在5事業者とあって、相手からの申し出もあったり、職場開拓を行ったものもあるということでございまして、積極的にやはり職場開拓を、受け入れしてくださるところを求めて動いているということでございました。そこの中で、社会福祉法人が3法人、障がい者関連施設と介護関連施設と救護施設というところでございました。民間業者が2事業者というところで、物流とかリサイクル業者というのが入っておりまして、合わせて5事業者でございました。  本年度から支援対象者の体験充実のために、本市商工会議所と連携を行い、受け入れ協力事業の開拓を行っているそうでございます。でも、なかなか先に進まないということもありまして、今年度、29年度はそこに力を入れていきたいということでした。その工夫、周知の工夫としましては、市内商工会員事業者の2,300社にですね、職場体験受け入れ事業者募集のリーフレットを一緒にですね、同封して送ってもらおうという計画であるようでございます。それと市内NPO団体に対しても調整をして、職場体験の受け入れ協力の説明会を行っていくということでございました。非常に積極的であるということを感じました。  就労支援事業者の開発は、支援を受ける者とつながる調整をすることが大切で、丁寧に行っていると。さらに、支援人数と受け入れ企業とのバランスが問われるということを懸念はしてありました。就労をですね、積極的にどんどんしていこうというふうには、なかなかやっぱり表でもありますけど、ならないというですね、支援をしながらもですね。実質、行っていこうというふうにはならないというところで、事業所は、いいですよ、いいですよと言いながらも、なかなかですね、そこのバランスが難しいということをおっしゃってありました。  で、就労支援事業所には、あとは無料就労支援許可証というのを発行しているということでございました。市外からの申し出も来ているということでございます。この発行しているということが一つの大きな、支援許可証ですね、というのが一つのステータスとまでは言えないのかもしれませんけど、事業所にとってはありがたいことですね。許可証を発行しているということです。大きな力になろうかと思って帰ってまいりました。  8番の就労支援関連事業をさらに進める上での今後の課題というところでは、職場体験受け入れ事業者の確保が必要であるということと、職場体験受け入れが雇用につながる福祉的配慮のある事業者開拓が急務と感じている。やっぱり福祉的配慮があるということですね。そこのところをやっぱり大切に思っていらっしゃるようでございました。  あと、生活困窮者自立支援事業をさらに進める上での今後の課題というところで私どもは尋ねてまいりましたけど、1番が潜在的対象者の掘り起こしということで、なかなかですね、窓口につながりにくい潜在的対象者がいると思われるんだけれども、周知をですね、一定努力はしているんだけれども、そこのところがやっぱり課題かなということでございました。  二つ目が、アウトリーチ機能のさらなる強化ということで、社会福祉協議会とさらなる連携が必要となって、アウトリーチ機能の強化をしていったら、もう少し周知徹底もできるだろうし、就労支援の事業所も発掘できるんじゃないかということでございました。  3番目に、人員体制の充実が必要であるということでございます。相談件数の増加や複合課題を抱えている相談ですね。相談者の対応などで、やはり今後も伴走型支援を実施していくには人員体制の充実が必要であるという。この伴走型支援を実施していくと。寄り添った支援をしていくということで、無理やりに相談者のですね、意思と反したものを支援していくわけではなくて、伴走型というところに私たちは共鳴いたしました。  10番です。就労準備支援事業を始める場合には、何から始めればいいかというものをちょっとお尋ねいたしました。本市に取り入れるにはどこからしたらいいのかということを聞きましたら、対象者がどのくらいいるのかをまず把握することですねということでございました。なかなかですね、把握するには難しいのかもしれませんが、生活困窮者だけを対象とする場合はですね、事業利用者がなかなかないということをよく聞くんですが、その理由は、生活困窮者は経済的に困窮しているために、時間をかけて支援を行っている場合じゃないということが挙げられると具体的におっしゃっていただきました。要は、生活困窮者はですね、すぐ仕事に行かなきゃいけないから相談に来る場合ではないよと。支援を受けなくてもいいよというところがあるというところで、年間4名を掘り起こしている程度でございますということでした。  2番目に、どのような支援メニューをするのかをお尋ねしましたところ、就労準備支援の事業の支援内容に決まったものはないと。どのような支援ニーズがあるのか、どのような支援を実施することができるのかを考える必要があると。だから、いろんな多角的な支援があると。その人に寄り添った支援をしていかなければいけない。伴走型支援をしていくことを、やっぱりいろんな支援メニューがある中で、うちはどういうふうにしていくのかを決めることが大切だということでしたね。  あと、3番目は、直営なのか委託かということをはっきりと決めるという。どっちにしても、メリット、デメリットなどがあるわけですから、いろいろ検討するべきではないかということでございました。  最後のほうはランダムに質問を聞いた分でございますが、生活困窮者自立支援費の費用対効果についてお伺いしたところ、生活保護が伸びている中、平成26年度から27年度で生活保護件数が50件程度減で、8,300万円程度の減となったということで、この自立支援事業を行うことによってこれだけの支出減、歳出減となったということでございます。効果が大きかったんだなと思いながら伺っているところでございました。  あとは、就労意欲がない方についてはどうやっているんですかということを聞きましたところ、生活保護を受けている方や親のもとにいて働かなくても暮らせる状況にいる方、ニートに近い方ですね、働く意義を粘り強く伝え、就労に導く、もうこれしかないですねということでございました。  就労準備の方は時間がかかって、この事業は生活自立と社会的自立を目指して行う事業であるため、プロセスを大事にし、切れ目ない支援を行うという。そうですね、プロセスをやっぱり大事にしていく。あと、切れ目ない支援を行っていくという、粘り強さを一番感じました。さらに早期発見、早期支援が重要であるという言葉をつけ加えられました。  あと、周知の方法はどんなふうにしてありますかということをお伺いいたしました。そうすると、あと自治会とか民生委員会とかに出前講座で周知をするというのが一つでございます。あとは、庁内の窓口を初めですね、100カ所にチラシスタンドを、チラシスタンドはこれぐらいでしたかね、これぐらいのスタンドをつくって、そこにチラシを入れて、庁舎内の窓口、それからほかに関係するところですね、公共料金の電気とかガス会社にも協力をお願いして、そこにチラシを置かせてもらっているという、そういう周知方法を特別にまたとっているということでございました。  意識の共有化や情報の収集は、あとはお尋ねしたところですけど、庁内職員にはレクチャーをしているそうでございます。それと関係者連絡会議とか支援調整会議、これはですね、生活保護会議等は週に1回、社会福祉協議会は3カ月に1回行い、連携を図っているということでございます。これは本市においても、何らか生活保護関係でもやっている分かなとは思っていますけど、そこにこの支援ということですね、生活困窮者支援の分も情報共有をしているということでございました。  以上が、私どもが視察した結果でございます。 28: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、どうも御報告ありがとうございました。  それでは、委員の皆さんから追加の報告等がありましたらお受けしますが、ありませんでしょうか。  前田委員、どうぞ。 29: ◯委員(前田俊雄君) まずですね、大阪府というところはですね、非常に就労支援に力を入れていると。それで、その背景を調べましたらですね、同和問題の特別措置法が失効しましたですね。その失効した後にですね、大阪府として協議しましてね、そういう中で、対策措置法でやっていた事業のうち就労支援、どういう表現かといいますと、就労困難者に対する支援と。要するに、いろんな障がいをお持ち、精神的なもので就労できない方だけじゃなくて、社会的にいろんな差別とかあったりとかして、就労困難者対策事業を大阪府として引き続きやろうということで、大阪府が中心になって、府下の市町村に対して事業の促進をしたと。結果として、大阪府下の全市町村において地域就労支援事業というのを行っているんですね。だから、高槻市でもその前の源流をたどっていくと、そこから入ってきているわけです。  ですから、既にそういった経験を持っているということだけは御理解いただいたほうがいいと思います。なぜここまで進むかというのはですね、もともとそういったことをやってきたと、素地があったということを、まず理解いただきたいと思います。  以上、私のほうから補足です。 30: ◯副委員長(近藤幸恵君) ありがとうございます。 31: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに補足はありませんでしょうか。よろしいですかね。  吉田さん、さっきのチラシスタンド、これちょっと。写真がこれしかないけど。 32: ◯委員(前田俊雄君) よく持っとったね。 33: ◯副委員長(近藤幸恵君) チラシを持ってきたんじゃない、誰か。 34: ◯委員長(米丸貴浩君) 周知広報のところで、いろんな窓口にチラシスタンドを置いていますと、100カ所ほど。そういう、どのくらいかな。15センチぐらい。 35: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうです、こんなもんです。 36: ◯委員長(米丸貴浩君) そういうのを設置してありました。  ほかに追加の報告等はありませんでしょうか。よろしいですかね。はい、西川委員。 37: ◯委員(西川文代君) 報告というか感想なんですけど、やっぱり行ってみて、ハローワークが庁舎内の担当課の真横にあって、本当にこれがやりやすいなと。ちょっと距離があると、なかなかそこにまた案内してというところがあるんですけど、本当に横なので、すごくそれはすごいなと思いました。  近藤委員からの説明ありましたが、それをやって粘り強く就労支援した結果、生活保護受給者が50件減って、そしてそこに支出する経費も落ちているという結果まで出しているというのがすばらしいなと思って、とても感心して帰ってきました。 38: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。  ハローワークさん、庁舎内につくってあるんですけど、ハローワークさんはお二人いらっしゃって、ブースにそれぞれいらっしゃって、相談者の方が来られて、その前に高槻市さんの市の職員さんとね、相談、いろいろするわけですね。で、行ってきてくださいと。行って、求人票を見て、ああ、先にこっちに来ると言ったかな。 39: ◯副委員長(近藤幸恵君) いやいや、先に求人票をばっと見て、そして……。 40: ◯委員長(米丸貴浩君) で、ブースに来られるわけでしょう。そこで求職のやりとりをして、そこで何らかの結果が出るとですね、ハローワークさんはもう、すぐ壁一枚、今度は高槻市ですからね、ガチャッとあけて、「今こんなでしたよ」と。もう、すぐできるということをおっしゃってありましたね。 41: ◯委員(前田俊雄君) その分についてはですね、相談員さんのほうが非常に励ましたりして、就労することに対する意欲をかき立てるわけですよ。そうしましたらね、10分といえども、外にあればですね、またその10分間の間にですね、その意欲というのが少し低下があるわけですね。しかし、そこで一生懸命相談員さんが励ましたりとかして、やりましょうと言ったとき、意欲が上がったときに、ぽんと就労、職業相談所がありますとね、この時間という、この呼吸がですね、非常にいいという職員の方の感想でした。確かに以前は10分もあれば、近いところにあるからという気持ちもありましたけど、で、また来てもらったりもしていましたけど、この時間というのがですね、非常に大切ですねというのは、体験として言われていましたですね。  春日市でもたまに来られているんでしょう、ハローワークのほうから。これもあるんですけれども、ここには何分という差じゃなくて、何日間、下手したら2週間、3週間という間があいているわけですよね。ですから、そういったようなことで、確かに間髪入れずに職業相談所があるというのはですね、確かにびっくりしましたですね。そういったような感想もありましたですね。  以上です。 42: ◯委員長(米丸貴浩君) 相談員さんはですね、原則、相談者が個別に行くのが原則なんだけれども、支援員さんがケースによっては横について、横というかちょっと後ろについてね、いるだけでやっぱり心強いわけですよね。それでどんどん話を進めていくと。そういう密着した関係で頑張っているということも、たしかおっしゃっていましたね。 43: ◯副委員長(近藤幸恵君) ありましたね。 44: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに追加の報告等がありましたらお受けしますが、あとは質疑の中で行きましょうかね。
     私ども委員会からの報告は以上でありますので、これより市民部の皆さんの質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。  柚木人権市民相談課長。 45: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 報告ありがとうございます。  まず、幾つかあるんですけど、最初に1ページ目の2番の1)の人員体制のところをちょっとお尋ねしたいと思います。1チーム6名体制ということで、チームリーダーさん、そして主任相談支援員さん、相談支援員3名と就労支援員1名とあるんですけど、括弧して非常勤と書かれていらっしゃる方が4人いらっしゃいますので、常時何名体制でされているのかをちょっとお尋ねしたいと思います。 46: ◯委員長(米丸貴浩君) 常勤でしょう。常勤……。 47: ◯副委員長(近藤幸恵君) 相談支援員さんが3名。いや、常時6名体制なんです。で、ここの中の相談支援員さん3名は非常勤ではあるんですけれども、あと何人かいらっしゃって交代で、常時の人数を書いております。わかります。 48: ◯委員長(米丸貴浩君) あれ、違う。 49: ◯副委員長(近藤幸恵君) いや、6名体制っておっしゃっていました。で、相談支援員さんと就労支援員さんは非常勤で雇っていますということでした。 50: ◯委員(前田俊雄君) 常勤5名だ、常勤は。主任相談支援員が1名、市の職員が1名……、5名でしょう。 51: ◯委員長(米丸貴浩君) それから、相談支援員さんは……。 52: ◯委員(前田俊雄君) 5名よ。5名体制で常にやっとって、だから6名いて、5名が……。 53: ◯副委員長(近藤幸恵君) はっきりですね、しにくかったんですよね。常時5名とおっしゃいましたけれども、よくよくその後聞いてみると、そのリーダーさんまで入れると6名になるということだったんです。後で追加調査をしたんです、追跡をしたんですけど、そのように私はとりました。何か数がですね、全然合わなかったんです、おっしゃることがですね。 54: ◯委員長(米丸貴浩君) 最初ね。 55: ◯副委員長(近藤幸恵君) うん。5名っておっしゃってあったんですけど、1名は自分もリーダーですと。統括ですとおっしゃったので、多分ここに統括がつくのかなという感じでした。答えになっていないですかね。非常勤のところは、非常勤で雇っている方が3名ですね。それと相談支援員さん3名と、それから就労支援員さん1名ということです。 56: ◯委員(前田俊雄君) だから、そこですよ。非常勤と言われているから、非常勤と言う以上、常勤じゃないわけですよ。 57: ◯副委員長(近藤幸恵君) ええ、ええ、そうです。 58: ◯委員(前田俊雄君) だから、例えば誰か相談に行ったときに、常に何名いるかということをお聞きになっているわけですよ。 59: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね。はい、はい、そうですよね。 60: ◯委員(前田俊雄君) うん。で、私は、この5名体制でやられていて、交代でやられていると思ったんです。だから、いつ行っても何人いらっしゃるかというのを、私もね、ちょっときちっと把握していないんですよ。人員はいいんですけど。組織としては……。 61: ◯副委員長(近藤幸恵君) 常時ですね。ああ、そうですね。 62: ◯委員(前田俊雄君) 組織としては5名プラス1名って言われたんでしょうけども、いつ行っても何名待機しているのかという部分は、質問でそれは聞いていないんですよ。 63: ◯副委員長(近藤幸恵君) ということですね、ああ。それは済みません。もう私の中では、6名いらっしゃるんだという方向で聞いていました。リーダーさんが、統括が1名いらっしゃってですね、そのあと5名いらっしゃるということで、そのようにもうインプットしてしまいまして申しわけありません。常時何名いるというのも、これが常時なのかと思いまして、申しわけありません。 64: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) はい、わかりました。  済みません、それとですね、就労支援員1名というのが、次のページ、4番の専任就労支援員、これと同じ方ということで理解していてよろしいでしょうか。 65: ◯委員(前田俊雄君) あれでしょう、2番の就労支援員1名と、4番のですね。そうです。 66: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 同じ方ですね。イコールなんですね。 67: ◯委員(前田俊雄君) はい、私もこれを確認しましたら、6名の中の1名がこの方ですよという形で確認をとっております。 68: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) はい、ありがとうございます。  それとですね、済みません、よろしいですか。 69: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、どうぞ。 70: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 1ページ目の2の2)の家計相談支援事業、検討中となっていますが……。 71: ◯副委員長(近藤幸恵君) 家計ですね。 72: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) はい。さっき、就労支援に力を入れているのは同和対策の土壌があったからというのはよく理解したんですけれども、家計相談にちょっと踏みとどまっていらっしゃるというか、まだされていない、何ですかね、阻害要因というのは何か言われてありましたでしょうか。 73: ◯副委員長(近藤幸恵君) 阻害要因は何も聞いていないですよね。 74: ◯委員(前田俊雄君) これは聞いてないな。 75: ◯副委員長(近藤幸恵君) 阻害要因は聞いていなくて、そこをしなければならないということは考えていますということでしたね。 76: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) じゃ、まずは、その就労支援のほうに力をまず入れたいということで、後回しになっていたということですね。 77: ◯副委員長(近藤幸恵君) 就労支援のほうに入れて、ええ、はいはい。そうです、そういうことです、はい。 78: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) それと済みません、2ページ目のほうの4番の就労準備支援事業の詳細についてのところですけれども、職場体験をしていただける企業さんは、事業所とかは今何カ所あって、そのうち実際受け入れをされたところは何カ所ぐらいあったのかというのを、おわかりでしたら教えていただきたいと思います。 79: ◯委員長(米丸貴浩君) これは社会福祉3法人と民間、これが物流とリサイクル業の2業者から、職場体験の受け入れ協力と言われたかな。 80: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) ああ、じゃ、その7番と同じということですね。 81: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、そうです。7番です。 82: ◯委員長(米丸貴浩君) 中には、先方さんから申し入れが、うちいいですよというところもありましたよという、たしか説明がありましたね。 83: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、そうです。そうでございます。7番に記しておりますように、現在は5事業ですね、はい。5の業者から手が挙がったということです。 84: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) はい、わかりました。ありがとうございます。そうしたら、4番も7番も就労準備支援事業という位置づけでされていらっしゃるということでよろしいんですね。 85: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい。 86: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) じゃ、就労訓練事業というのはされていらっしゃらないということですかね。 87: ◯副委員長(近藤幸恵君) 訓練事業はですね、ここですね。この障がい者就労移行支援事業所において訓練をやっているということです。これは職場体験ではなくて、職場体験というよりも、何というんですかね。 88: ◯委員(前田俊雄君) 位置づけとしましては、就労準備支援事業の中に就労訓練が入っているわけですね。例えば法律においても就労準備支援事業の中にですね、あれがあるじゃないですか。就労に必要な訓練をというような形ですから、就労準備支援事業の中に就労訓練も含まれるという位置づけで、困窮者支援で項がありますね、に従って区分されてやられています。訓練のこっちにあったでしょう。実習……。 89: ◯副委員長(近藤幸恵君) 訓練まではないっちゃん。支援事業……。 90: ◯委員(吉居恭子君) そうだったですね、それ以前の。 91: ◯副委員長(近藤幸恵君) うん、以前の問題ですね。 92: ◯委員(前田俊雄君) 就労準備支援事業の中に就労訓練が含まれる。 93: ◯副委員長(近藤幸恵君) 含まれる。 94: ◯委員(前田俊雄君) それが支援法の位置づけで、整理なんですよ。 95: ◯副委員長(近藤幸恵君) 位置づけですね、そうですね。 96: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ほかに質疑はありませんでしょうか。ああ、じゃ、もう一点どうぞ。続けてどうぞ。 97: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) はい。2ページ目のですね、一番上の行の一時生活支援事業の件についてですけど、大阪府が行っている事業で、担当は持ち回りでやりますということなんですけど、持ち回りで回ってくる業務というか、そういったのはどういったのを。何か具体的なことがもしわかればと思いまして。 98: ◯副委員長(近藤幸恵君) 多分、事務的裁量でしたよね。 99: ◯委員長(米丸貴浩君) これがあれじゃなかったっけ、予算が相当ついとってという。 100: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうです。そのとおりなんですけど、4,000万円。 101: ◯委員長(米丸貴浩君) さっき言った1ブロック十何自治体あるんだけど、例えばホームレスの方、そういう方に声をかけて、まず、どうしているんですかというところから始まって、そういう方たちをそういう窓口に紹介して、そういう方を少なくしていこうという、そういう人員の人件費がほとんどだって言ってありましたね。 102: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね。人件費、うん。 103: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) はい、ありがとうございます。 104: ◯委員長(米丸貴浩君) 課長、よろしいですか。 105: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) はい。 106: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、それでは境統括係長、どうぞ。 107: ◯市民相談担当係長(境 みゆき君) 4番の4)なんですけれども、先ほども少し柚木課長のほうから質問が出まして、平成28年度の実績、このうち職場体験等の実施件数がこのような件数になっているんですけれども、その事業所というのは7番の5業者ということなんですけれども、この職場体験等の実施件数、実際に体験をして、そこで同じ事業所で就職達成された方というのはいらっしゃるんでしょうか。 108: ◯副委員長(近藤幸恵君) そこまでは伺っていなかったですね。そうなることを望んではいらっしゃるようなんですけれども、はい、済みません。そこまでは確認しておりませんでした。 109: ◯委員(前田俊雄君) 体験の場所と実際就労した場所との問題ですね。 110: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうそう。 111: ◯委員(前田俊雄君) ああ、それは確認していないですね。だから、就労に結びついたという件数は聞いたんやけども、どこにという、同じ場所かというのは聞いていない。 112: ◯副委員長(近藤幸恵君) どこにって、同じ場所かというのは聞いていないですね。 113: ◯委員長(米丸貴浩君) こんなことを言ってありました。職場体験をしようという方は、利用者の方はね、まだ就労に至る、いわゆるスキルがかなり低いわけですよね。それでいろんなコミュニケーション能力を上げたりとか、さっきのカードかな……。 114: ◯副委員長(近藤幸恵君) ああ、はいはい、カードですね。自己啓発。 115: ◯委員長(米丸貴浩君) そういうゲーム感覚で自己啓発をしていったりというレベルの方なんですよね。レベルと言っていいのかな、そういう位置づけの方。逆にですね、今度は民間が求めるのは、いわゆる即戦力が欲しいと。そこにどうしても、こうしてギャップがありますよということを言ってありましたよ、たしか。 116: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね、言ってありました。 117: ◯委員長(米丸貴浩君) だから、受け入れてくれる企業は……。ええとね、どこだったかな。もう少し高い位置づけでの要望が民間さんにはあって、民間さんでもやっぱりきちきちの状態で頑張ってあるわけですね、日ごろからね。その中であえて受け入れてもいいよと。でも、できればもうちょっとスキルが高くて、そのままうちの会社に来てくれてもいいよという方が本当は欲しいんだけれども、残念ながらそこには差がありますって。これが今でも高槻市さんの課題ではあるねということはおっしゃっていました。 118: ◯副委員長(近藤幸恵君) この8番に書かせてもらっているところの課題ですね。職場体験受け入れが雇用につながる福祉的配慮のある事業者の開拓が急務となっているということですので、どれだけつながったかは、ちょっとごめんなさい、聞いておりません。 119: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、境統括係長。 120: ◯市民相談担当係長(境 みゆき君) それに関連すると思うんですけれども、7番の一番下のほうに米印で、「就労支援事業所には無料就労支援許可証を発行している」というところがあるんですけれども、この無料就労支援許可証は、雇用されていないというふう、非雇用ということで、この無料就労支援許可証を市が発行しているものですか。 121: ◯副委員長(近藤幸恵君) 市ですね。発行は市ですね。発行は市です、はい。これは受け入れしたところじゃないですかね。そこに対しては許可証を発行していると私は認識してきましたけど、どうでしょうか。 122: ◯委員長(米丸貴浩君) 私、これ、書いてない。 123: ◯委員(前田俊雄君) 許可証は書いてないな。 124: ◯副委員長(近藤幸恵君) ああ、そうですか。 125: ◯委員(前田俊雄君) 許可証は私も書いてない。 126: ◯委員長(米丸貴浩君) こういうところ、誰か……。 127: ◯委員(前田俊雄君) 記憶にある人。 128: ◯委員長(米丸貴浩君) 後日回答しようか。 129: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね。 130: ◯委員(前田俊雄君) 後日回答。 131: ◯副委員長(近藤幸恵君) 私はそのように書いているんですけどね、はい。 132: ◯委員(前田俊雄君) 後でちょっと、電話で確認してください。 133: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、発行は市で間違いないと思いますので、はい。 134: ◯委員(前田俊雄君) 発行は市やったね。 135: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、もちろん。 136: ◯委員長(米丸貴浩君) 後日の回答でよろしいでしょうか。 137: ◯市民相談担当係長(境 みゆき君) 済みません、申しわけありません。 138: ◯副委員長(近藤幸恵君) 対象ですね。 139: ◯委員長(米丸貴浩君) はい。では、ほかに質疑はありませんでしょうか。はい、久原税務課長。
    140: ◯税務課長(久原徳子君) 報告ありがとうございました。  4番の就労準備支援事業の詳細のところで、専任就労支援員さんが一人で、結構、食事、調理方法とか、生活記録記入とか、何かカードを使ったコミュニケーション能力についてとか、いろいろ細かくしてあるんですけど、支援件数が28年12月末現在で18件なんですけど、一人でするにはこれくらいが手いっぱいなんですかね。もっと時間的に余裕があるみたいですか。 141: ◯副委員長(近藤幸恵君) 手いっぱいで断るということは聞いていないね。 142: ◯委員長(米丸貴浩君) 答えますか。 143: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりますか。そこ聞きましたか。 144: ◯委員長(米丸貴浩君) 私が言おうか。 145: ◯副委員長(近藤幸恵君) ああ、いいです、いいです。言ってください。 146: ◯委員長(米丸貴浩君) そのまま回答になるかどうかわかりませんが、例えば就労意欲がない人にはどうしようか、いろんな、それからさっきのコミュニケーショントレーニングをやる、生活記録の記入をしてもらったりして、その自立についてのいろんな手助けをしていく中でですね、この支援員さんが、すぐ結果が出るもんじゃありませんよと、粘り強く、とにかく時間をかけてやってくださいというようなことを言ってあったんですね。もう少し配慮してもらえばいろんな支援ができたのにねってならんがために、今こういう方たちが、切れ目のない支援を継続的に社会に出てもらうこと、これを目的に、孤立を解消するためにはですね。で、時間をかけてとにかくやってくださいということを確かに言ってありましたよね。 147: ◯副委員長(近藤幸恵君) ありました、はい。粘り強く。 148: ◯委員長(米丸貴浩君) それで、そういう方がほとんどマンツーマンでね、きょうやったからあした結果が出るというものじゃないですよと。そういうことで、お一人の方でやれる状態というのがこのくらいなのかなというふうに、私は全般を通じて聞いておったんですけどね。ほかの委員の皆さんはどう捉えましたか。 149: ◯副委員長(近藤幸恵君) いや、私も。これが制限というわけではないんですけれどもね、はい。私もそのような感覚では聞いておりましたけれども。 150: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、柚木課長。 151: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 済みません、今のに関連してですね、ここに挙げていただいている件数は実件数ですよね。延べ件数とかは聞かれてありましたら教えていただけたら。大体どのくらい、一人につきどのくらい支援をされているかというのが見えてくるかとは思うんですけど。 152: ◯副委員長(近藤幸恵君) 時間、何回とか。 153: ◯委員(前田俊雄君) ああ、それは聞いていないですね。 154: ◯副委員長(近藤幸恵君) それは聞いてきていないですね。 155: ◯委員長(米丸貴浩君) さっきの件と一緒に聞いてください。 156: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね。 157: ◯委員(前田俊雄君) 先ほどの話もそうなんですけど、18人というのが手いっぱいじゃなくてですね、まだまだですね、周知が行き渡っていなくて、やっているんだけども、まだそういった相談に来られる方がない状況の中での数値ですから、先ほどの18人がキャパとして限界ではないと思います。逆に言えば、啓発にですね、ずっと各自治会にも協力を得てやっているという状況です。なかなか周知が難しいみたいです。 158: ◯委員長(米丸貴浩君) ああ、その辺もありますね。 159: ◯副委員長(近藤幸恵君) あります、あります。 160: ◯委員(前田俊雄君) こういった形の中では、市報なんかでも出されているんです。  市報でですね、こうやって両面でですね、自立支援をやっていますよ、相談に来ませんかということをですね、今、周知を今、一生懸命図っていらっしゃる。こういう状況の中ですから、多分、限界と思いません。 161: ◯副委員長(近藤幸恵君) 多分、たくさん受け入れたいというのはすごくお気持ちがあったようですけれども。支援数、支援回数……。 162: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、久原税務課長。 163: ◯税務課長(久原徳子君) 済みません、今のに関連してなんですけど、私もこれが限界とは思っていないんですけど、すごい細かくしてあるので、たくさん来られたらすごい、どれぐらいできるのかなというのをちょっと思って。多分たくさん来ていただきたいんでしょうけど、すごい細かいから、大体一人でどれくらいの余裕というか、今の18人の段階で余裕と言うと変ですけれども、どんな感じなのかなと思いまして。 164: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね、わかりました。一緒に聞いておきます。 165: ◯委員長(米丸貴浩君) 先ほどの境係長の件と一緒に、ちょっとまた聞いてみます。  はい、ほかに質疑ありませんでしょうか。久原税務課長。 166: ◯税務課長(久原徳子君) 済みません、9番の今後の課題で、掘り起こしやアウトリーチ機能と、春日市でももちろんそこはちょっと苦労というか、難しいところなんですけど、高槻市さんで何か特徴がある、こういうことをしていますよみたいな、ちょっと特徴がある掘り起こしとか、そういうのがあれば、聞いてきてあるんだったら教えてください。 167: ◯委員(前田俊雄君) 9番のアウトリーチですね。 168: ◯副委員長(近藤幸恵君) うん、アウトリーチ。 169: ◯委員(前田俊雄君) アウトリーチ、これではですね、民生委員さんとか社協なんかと協力をしているというようなことでした。で、ここでも報告ありましたけども、いろんな協議もやっているわけで、されているんですけど、民生委員さんとか社協さんなんかにも協力を求めているという話がありました。 170: ◯委員(吉居恭子君) 庁内での関係者会議があってですね。  年1回で全体会議。支援調整会議が週1回、社協とかほかの課の人と。生保の調整会議も週1回。そんな感じで、そうでしょうね、はい。 171: ◯委員(前田俊雄君) 近藤委員の報告書の最後のページに。やはりその部分だけじゃなくて、やっぱり庁内で、関係者で、まめに協議するしかないんですよ。だから、早期発見ですから、誰か気づいたときに、こういった方がいらっしゃいますよと。例えば納税課でですね、ああ、ちょっとおかしいねとか、支援したほうがいいよねとか。いろいろ相談事も、家計相談もやっているじゃないですか。そういった形の中から就労に結びつけるような方の情報をですね、共有したりとかいうこともやられているみたいです。 172: ◯委員長(米丸貴浩君) それで、さっきのチラシのスタンドが100カ所。全ての窓口と言いましたかね。 173: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、全ての。 174: ◯委員長(米丸貴浩君) で、レクチャーをすると。 175: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうです、そうです、はい。だから職員にレクチャーしていかなきゃいけないわけですね。いかに潜在的な生活困窮者を、自分は本当に働かなきゃいけないんだという部分に持っていくかというのが非常に難しいところではあるので、数的には余りできませんね。もっともっと周知徹底していかなきゃいけないところで、市報のほうにもね、しっかりと載せてはあるんですけれども、やっぱり難しいというところはありますね。人数も上がっていかない。 176: ◯委員(前田俊雄君) この事業はですね、全庁的に取り組むしかないですね。日本国内では、これは生活困窮者自立支援事業でですね、最先地といわれるのは豊中市なんですけど、実を言いますと、会派で豊中市にも行ってきたんですよ。そこで言われたのは、全庁的にやるんですよと。一どこかの課がやる、どこかの部がやるんだというんだったら、できませんと。全庁的に協力をし合わないとできませんよということを、やっぱり豊中でもですね、言われていました。最先地といわれるところがですね。だから、恐らく高槻なんかでも、各部門でですね、レクチャーしているという話ですから、それで相談のパンフレットも置くというわけですから、それこそやっぱり同じような感じだと思います。全庁的に、春日市でいけば人権市民相談課のところでですね、やっておけばいいという事業じゃないです。それこそもう5階から1階まで全てにお互い情報を共有しながらですね、やっぱりコントロールセンターは人権市民相談課でしょうけども、やはり取り組みとしたら全庁的な協力がないとできないんだろうというふうに、私、実感します。 177: ◯委員長(米丸貴浩君) 何か広報もですね、市内の商工会議所、ここの出している会報誌があるそうですよ。その会報誌に、さっきの就労支援事業の協力会社のパンフレットをですね、リーフを一緒に同封して、会報誌にもこうして回してもらうとかいうこともしていると。商工会議所を通じてですね。そんなこともやっているということも言ってありましたね。  あとはね、高槻がというと、それから就労準備支援事業を行うときのメニュー、これはいろんなメニューを準備をしていますと。それは高齢者向けのメニューもあれば、若年者向けのも必要だし、それから女性向けのも必要ですよと。それからもう一つは、今度は就労の段階ごとでまたそういうメニューを準備することも必要だということ、本当に幅広いメニューを。じゃ、具体的にメニューは何ねというのはちょっとまた聞いていないけれども、そういうのを考えておりますというのが、高槻市さんの特性なのかなと思って聞いておりました。 178: ◯副委員長(近藤幸恵君) 非常に細かかったですね。丁寧でしたね。 179: ◯委員長(米丸貴浩君) それから、ここが生保と、それからこの自立支援困窮者が一緒になっているというところが、高槻市の強みですかねというのは、最後に言ってありましたね。ですから、もうちょっと早く来てくれれば生保に陥らなくて、本当に自立支援対策事業のところでとまったのにねというケースを、高槻市はできるわけですよね。 180: ◯副委員長(近藤幸恵君) 一緒の課だから。 181: ◯委員長(米丸貴浩君) 一緒の課だから。そういうことは言ってありましたね。 182: ◯副委員長(近藤幸恵君) その辺が大きな特徴でしょうね。 183: ◯委員(吉居恭子君) 大体、ほら、生保に来た人に、ちょっと仕事を探してくださいと。もう一回、仕事を探してきませんかと言わずに、じゃ、一緒に探しましょうみたいな、寄り添って、生保に行く前に、一人では仕事を探せんけども、探す援助をできるというかな、そういう感じはしました。 184: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ほかに質疑はありませんでしょうか。久原税務課長。 185: ◯税務課長(久原徳子君) 10番の就労準備支援事業を始める場合に、何から始めればいいですかというので、1)の対象者がどのぐらいいるのかを把握するということですが、実際、高槻市はどうやって把握したんですかね、最初は。 186: ◯委員長(米丸貴浩君) 生活困窮者だけでは上がってこないと言ってましたね。 187: ◯委員(前田俊雄君) 把握は難しいとよね。 188: ◯副委員長(近藤幸恵君) うん、難しい。 189: ◯委員長(米丸貴浩君) 上がってこないので……。 190: ◯副委員長(近藤幸恵君) 何か聞いていますか。 191: ◯委員(前田俊雄君) 音声データやね。 192: ◯委員長(米丸貴浩君) 私はですね、「対象者は」はてなとして、「生活困窮者だけでは数字が上がってこない」としか書いていない。 193: ◯委員(前田俊雄君) じゃ、具体的にどうしていますかということは聞いていないんですね。 194: ◯副委員長(近藤幸恵君) 聞いていませんですね、はい。 195: ◯委員長(米丸貴浩君) これもまた後ほどお知らせします。 196: ◯税務課長(久原徳子君) 済みません、ありがとうございます。 197: ◯委員長(米丸貴浩君) 済みません。執行部の皆さんの苦労がよくわかります。  はい、ほかに質疑はありませんでしょうか。境統括係長。 198: ◯市民相談担当係長(境 みゆき君) 済みません、先ほどの久原課長のところとかぶるんですけれども、10の1)なんですけれども、対象者の把握のところです。そこなんですが、「丁寧にしていくことで」ということで、年間4名を掘り起こしているということなんですけど、具体的にどういったことをされたのかというのがわかれば。 199: ◯副委員長(近藤幸恵君) 「丁寧」というのは、支援をする相談とかのことでしょう。 200: ◯委員(前田俊雄君) 恐らく、私のこの記録でいきますとですね、もう時間がないんだから、早く早く、早く早く、早く支援、就労に結びつけないかんというようなことじゃなくて、先ほど言いましたように、いろんな事情があるわけだから、丁寧に向き合いながら、時間をかけてやっていかないかんというふうに私は理解してきました。 201: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうすることによって、確実な就労に結びつくということですよね。就労したはいいけどすぐやめるとかじゃなくてですね、やっぱり。それが年間4名の掘り起こし、数的には非常に少ないような気がしますけれども、なっていると私は思って帰ってまいりました。 202: ◯市民相談担当係長(境 みゆき君) ありがとうございます。 203: ◯副委員長(近藤幸恵君) どうしても目先のね、経済が大切になってくるのでということで、丁寧にという言葉で挙げられてありました。 204: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありますでしょうか。  生活困窮者支援事業をさらに進める上での今後の課題というところで、ニートの方とかひきこもりの方を早く発見する必要があって、これが今のところ、高槻市さんでは課題ですよと。いわゆるひきこもり、これをどうしようかということも、ここも考えていかないかんということは言ってありましたね。社会福祉協議会の方とも連携してこれをやっていく必要があると思うけれども、マンパワーが不足しているとおっしゃいましたね。 205: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうです。課題としてはマンパワーをふやさなければならないということは、課題として挙がっていましたね。 206: ◯委員(前田俊雄君) 今のところは9番ですね。 207: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね、9番です、はい。 208: ◯委員長(米丸貴浩君) 9番のところですけどね。 209: ◯委員(前田俊雄君) 今、高槻市での今後の課題です。 210: ◯副委員長(近藤幸恵君) あの手この手で、やはり模索をしていらっしゃるというのをですね、伺いましたけどね。 211: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、よろしいでしょうか。大体このぐらいで。 212: ◯副委員長(近藤幸恵君) じゃ、3点ほど。 213: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、3点ほどはまた後ほど確認をして御報告をさせていただきたいと思います。部長、それでよろしいですかね。 214: ◯市民部長(冨永 敬君) はい、よろしくお願い申し上げます。  では委員長、係長のほうにつきましては退席をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 215: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、先ほどのとおり承知をさせていただきます。 216: ◯委員(前田俊雄君) 係長、この件は五島課長のときに、五島課長に対してですね、豊中市のですね、資料をかなりメールでお届けしているんですけど、それは全部引き継がれていますですかね。 217: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 係長はちょっとわかりません。私のほうでいただいております。まだ済みません、そこまでちょっと……。 218: ◯委員(前田俊雄君) ああ、係長……。 219: ◯市民相談担当係長(境 みゆき君) 4月からで。 220: ◯委員長(米丸貴浩君) うん、4月から。 221: ◯委員(前田俊雄君) 済みません、大変失礼いたしました。豊中市も、かなり私も事前調査したものですから、その資料を、そしてまた視察したときにもらってきた資料をですね、全て五島課長のほうにメールでお届けしまして、で、それは全部、柚木課長のほうで引き継がれてもらっているんですね。 222: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) はい、いただいています。 223: ◯委員(前田俊雄君) はい、わかりました。 224: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) これからよく見させていただきます。 225: ◯市民相談担当係長(境 みゆき君) どうもありがとうございました。 226: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、お疲れさまでした。  それでは、調査事件の1項目め、生活困窮者自立支援事業について、私どもの高槻市で行いました視察報告については、以上とさせていただきます。  引き続きまして、報告事項に移りたいと思います。  冨永市民部長。 227: ◯市民部長(冨永 敬君) それでは、閉会中の市民厚生委員会の報告事項につきまして、お手元の次第に沿って説明をさせていただきます。本日につきましては、報告事項1件、その他1件となっております。  初めに報告事項、「じょなさん通信」について、柚木人権市民相談課長が説明をいたします。
    228: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。 229: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 昨年11月の市民厚生委員会で御意見をいただきました「じょなさん通信」につきまして、今年度の発行方針を御報告いたします。  最新号の「じょなさん通信」が、こちら、1月号になります。A3サイズの二つ折りの状態で発行したものになります。共同発行しております「イクォリティ」の発行元である男女共同参画ネットワーク春日との協議の結果、昨年度同様、今年度も共同で年3回発行を行うことといたします。  「じょなさん通信」と「イクォリティ」を別々に発行すれば、回数多く広報できるのではという御意見が前回ありましたけれども、自治会からは、似たような内容のものはまとめたほうがいいのではないかという御意見も聞こえてきておりまして、効果的な広報を、回数ではなく内容で推進していきたいと思います。  また、どこからが「じょなさん通信」でどこからが「イクォリティ」なのかわかりにくいという御意見につきましては、レイアウトなどですね、工夫を加えまして、誤解を与えないような紙面づくりに努めてまいりたいと思います。どうか御理解をよろしくお願いいたします。  以上でございます。 230: ◯委員長(米丸貴浩君) 執行部からの、課長からの説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思いますが、従来どおりでやっていくというのが結果ですね。 231: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 28年度同様のということですね、はい。 232: ◯委員長(米丸貴浩君) 委員会から出た意見というのは、伝えた結果は、皆さんはどういうふうな御意見だったんですかね。似たような内容であれば個別でなくてもいいのではないかというのは、これは自治会の皆さんのお話なんでしょう。  はい、柚木人権市民相談課長。 233: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 男女共同参画ネットワーク春日さんのほうでの協議では、回数をたくさん出すというよりも、共同で出すことのほうの意味を強く言われてある方が多かったです。発行の時期的なものとかですね、内容的なものにつきましては、昨年度よりもさらにいいものに内容を改めて、広報効果の高い内容にしていくということで、共同でやりたいということの御意見として取りまとめをされております。人権市民相談課としましても、今年度、29年度につきましてはそういう形でさせていただいて、改善できるところがあれば、また市民の皆さんの御理解を得られるような形で、少しずつ改善をしていきたいと思っております。 234: ◯委員長(米丸貴浩君) これについて委員の皆さんから御質問は。  はい、前田委員。 235: ◯委員(前田俊雄君) この問題はですね、内容がどうであるかというよりも、その広報紙の責任の所在が曖昧であったという、そしてそれをまたもとに指摘もしてきたと、委員会としてという背景があったかと思うんですよ。もちろん広報する以上、内容の充実は当然のことながら図るべきでしょうし、この広報紙の責任の所在ですね、例えばその記述内容がちょっと不適切であったりとか、仮にですよ、仮にあったとしたときに、誰が責任とるんですかという部分もあるわけですよ。  当然のことながら広報紙は、いつ出したかという問題、誰が出したか、出した人間の住所、電話番号を書くというのが基本的なスタイルとしてあるわけですけど、そういったときに、共同で出すのはいいんですけども、そういったトラブル、あってほしくないんですけど、万一そういった一部記述内容に不適切があってトラブルがあったときに、誰が責任とるんですかと。そういった責任が曖昧なもの、曖昧な形での発行はやめたほうがいいんじゃないですかというのが委員会の意思だったと私は理解しているんですけど、皆さんいかがなんでしょうか。そこの問題なんです。それがきちっと平成29年度の発行方針の中で、先ほど私が指摘した部分が担保されるんであれば、それはそれでいいと思うんですけど、そこら辺に対しては協議はされたんでしょうか。 236: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。 237: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 前回出された分が、「じょなさん通信」が2面ですね。で、「イクォリティ」が2面という形でしておりますが、ただ、これがどこからどこまでがそれぞれの通信内容かがわかりにくいということでしたので、それを、この紙面の内容については、「じょなさん通信」で人権市民相談課が発行しています、「イクォリティ」につきましては男女共同参画ネットワーク春日が発行していますというのが明確にわかるように、紙面のほうを工夫をしていきますので、それで問題はないかと考えております。 238: ◯委員(前田俊雄君) なければいいんです。過去、問題があったから、これが議題として上がってきたわけですよ。過去あったから、問題が。そういうことで、それを意識した上で、今後問題がないように改善しますということであれば、特段私はそれ以上はね、言うつもりはございません。 239: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ほかの委員の皆さんから質疑はありませんでしょうか。近藤委員。 240: ◯副委員長(近藤幸恵君) 私もね、広報の責任の所在はどこなのかということはね、しっかり明確にしないと。だから市民の皆さんから、「どこが出しよっとね、一個もわからんやないか」ということになってきているわけですので、そこはですね、明確に、今後出されるんであれば、その3回というのが限度であると思っていらっしゃるのであれば、もうそれで進まれるのかなと思っております。  先ほどですね、市民団体も共同でしていくほうがよいと考えてあるとおっしゃってありますけども、じゃ、行政として共同でしていく意味合い、メリットというのはどうお考えなのかお尋ねいたします。 241: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。 242: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 人権市民相談課として、いろんな事業なり広報なりを通して市民に啓発活動を行っておりますが、男女共同参画ネットワーク、団体さんが独自でいろんな活動をされておられるという実績、現実があります。どちらもですね、直接、人権市民相談課がやっている事業ではありませんけれども、そういうそれぞれの団体さんがやられていることを人権市民相談課としてもですね、支援をすることで、男女共同参画、そういった啓発ができるというふうに考えておりますので、共同でいろんな広報を支援するということも一つの方策だと思っております。 243: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 244: ◯副委員長(近藤幸恵君) 共同で出す、支援するという意味では、確かに共同で出すという部分は支援になるんでしょうけど、メリットとしては、より効果的な方法ができるとお思いで共同するという意味なんでしょうか。市民団体さんのほうもね、共同で出す方がよいという、この一文で終わってしまったんですけれども、それがちょっと意味がわからなくているんですよね。どういうメリットを考えていらっしゃるのか。そして、春日市の男女共同参画の構築のための周知とかですね、構築のためのあれですよね、広報なんですけども、その辺を協働という意識の中ではどのように捉えてあるのかがちょっと知りたかったんですけれども。だから、コスト面ではね、下がるでしょうね、きっとですね。 245: ◯委員(前田俊雄君) コストと配布作業、1回で済みますね。 246: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね、だから利便性の問題ですかね。そこだけのことなんでしょうかね。 247: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員、どうぞ。 248: ◯委員(吉居恭子君) 男女共同参画についての、ばらばらよりも同じ、同じというか、ではありますね。 249: ◯副委員長(近藤幸恵君) 目指すものはですね。 250: ◯委員(吉居恭子君) 目指すものが同じという部分では、見やすいかもしれませんね。 251: ◯副委員長(近藤幸恵君) 確かに。ただ、さっきの課長の御回答の中では、協働することによってより効果的な広報紙が目指せるというところでよろしいんですかね、とお尋ねしたいんですけど、いかがでしょうか。 252: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。 253: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) おっしゃるとおりでございます。共同で発行する上で、先ほど言われましたように、費用的なもの、それから配布、仕分け作業だとかですね、印刷作業、そういったものも一度に人手をたくさん共同ですることでのメリットは当然ございますし、また、内容をそれぞれ違う視点でといいますか、いろんな内容をチラシといいますか、広報紙に載せることによって、回覧をしたときにインパクトも、啓発効果も違うのかなと思っておりますので、そういった形で今年度は実施をさせていただいて、また検討を加えながらよりよい広報ができるようにですね、進めていきたいと思います。 254: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 255: ◯委員(前田俊雄君) ちょっとくどいですけど、今改めてこれを見せてもらっているんですけども、「じょなさん通信」についてはきちんと発行日、発行元、発行元の住所、電話番号は書いてあるんですけども、「イクォリティ」のほうは、下に「男女共同参画ネットワーク春日広報ナンバー9」と書いてあるだけで、住所もなければ連絡先もないし、責任者も何も書いていないですよ。これは広報紙、基本的な広報紙の発行のあり方として不適切です。印刷を協働するのは結構でございますけどもね、「じょなさん通信」のほうが正しい姿です。「イクォリティ」は全く、もし何か連絡するときは、住所もない、担当者の名前もない、電話番号もないです。これはもう広報紙をつくる基本的なことが欠落しております。それだけちょっと一言指摘させていただきますので、そこら辺、きちっと行政のほうから指導してあげてください。 256: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。 257: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) ありがとうございます。そこら辺も含めまして、よりよい広報紙に努めてまいります。 258: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに委員の皆さんから、よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 259: ◯委員長(米丸貴浩君) 課長、自治会からね、「似たような内容であれば個別でなくてもいいんじゃないですか」と言われないような内容にしてくださいね。見開きをこうしたときに、ああ、この面はなるほど、こういう視点から、ここはまた、ああ、いろいろあるね。全部見て、全部、言われないように、そういう内容を期待しておりますので。きょう、本日委員会から出た意見は、しっかり行政も含めて、これから出される発行を注視してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。よろしいですかね。  では、報告事項については、部長、以上ですかね、報告は。 260: ◯市民部長(冨永 敬君) はい、以上です。 261: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、3、その他に移りたいと思いますので。はい、冨永市民部長。 262: ◯市民部長(冨永 敬君) 続きまして、その他の項目であります。専決処分につきまして、久原税務課長が説明をいたします。 263: ◯委員長(米丸貴浩君) 久原税務課長。 264: ◯税務課長(久原徳子君) 内容は、「春日市税条例等の一部を改正する条例」及び「都市計画税条例の一部を改正する条例」の制定についてでございます。  例年どおり、地方税法の一部改正に伴い、平成29年4月1日付で施行する必要があるものを、平成29年3月31日付で専決処分をさせていただいております。  改正内容でございますが、「春日市税条例等の一部を改正する条例」につきましては、わがまち特例の対象の追加、居住用超高層建築物、いわゆるタワーマンションに係る課税の見直しによるもの、軽自動車税のグリーン化特例(軽課)の適用期限の延長など、また「都市計画税条例」につきましては、わがまち特例の対象の追加などでございます。  詳細につきましては、6月議会にて御報告させていただきます。以上でございます。 265: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、わかりました。まあ、これはね、毎期毎期そのパターンですね。はい、わかりました。これはまた皆さん、6月の議会でお聞きしたいと思っております。  はい、冨永市民部長。 266: ◯市民部長(冨永 敬君) 市民部の報告事項は以上でございます。 267: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ありがとうございます。  市民部全般につきまして、委員の皆様からお聞きしたいことはありませんでしょうか。  はい、前田委員。 268: ◯委員(前田俊雄君) 市民課長に。どうですか、新しい窓口体制になって、皆さんからの声は。 269: ◯委員長(米丸貴浩君) 市民課長。 270: ◯市民課長(中園人之君) そうですね、市民目線で見るとですね、結構、番号札をとることによってですね、安心して待てるという状況ではあると思います。皆さん、落ちついた状況で待っておられるようです。特に待ち時間が長いとか、そういった苦情とかの声も聞かれませんしですね。職員側としては一手間かかっているところがあって、ちょっと中はばたばたしていまして、まだなれない部分がありましてですね、ちょっと落ちつかない部分はありますけれども、繁忙期は過ぎましたので、徐々にこれからなれていくんじゃないかとは今考えております。  以上です。 271: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員、よろしいですか。 272: ◯委員(前田俊雄君) はい、わかりました。 273: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 274: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、これで市民部の所管事務調査及び報告を終了いたします。市民部の皆さんは退席されて結構です。  ここで暫時休憩いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時35分                 再開 午前11時45分                ──── ─ ──── ─ ──── 275: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  議会閉会中の調査事件に入ります前に、4月1日からの人事異動後の初めての委員会となりますので、まずは執行部のほうから自己紹介をお願いしたいと思いますが、はい、神田健康推進部長。 276: ◯健康推進部長(神田芳樹君) おはようございます。健康推進部です。よろしくお願いいたします。  4月1日の人事異動につきましては、健康スポーツ課長の藤井課長が教務課長のほうに異動しまして、岩隈課長が健康スポーツ課長に着任をいたしました。部長、それから国保医療課長、高齢課長は引き続き同じ業務を分担いたしますので、よろしくお願いいたします。 277: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。 278: ◯健康推進部長(神田芳樹君) では、それぞれ挨拶をさせていただきます。  まず私のほうから、健康推進部2年目ということで、これまで以上に健康、スポーツ、医療、介護の一体的な推進ということを目標に推進を図っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 279: ◯国保医療課長(高尾徳久君) おはようございます。引き続き国保医療課長のほうを担ってまいります。本年度はですね、平成30年度からの国保医療制度の広域化に向けた準備の年度でありますので、円滑な制度移行に努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 280: ◯高齢課長(佐々木康広君) おはようございます。高齢課長の佐々木でございます。3年目になります。本年度は平成30年度、来年度からの「春日市高齢者福祉計画2018」、第7期の介護保険事業計画を作成する重要な1年となりますので、引き続き地域包括ケアシステムの構築に向けて取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 281: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) おはようございます。私、健康スポーツ課長を4月より拝命いたしました岩隈和則と申します。前任が後期高齢者医療広域連合のほうの総務課長ということで、2年間派遣で出ておりまして、春日市の組織のほうに戻ってくるのは2年ぶりでございます。健康、スポーツあわせてですね、市民生活がよりよいものになるように努力していきたいと思いますので、どうぞ御指導のほど、よろしくお願いします。 282: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ありがとうございます。  では改めて、委員会のほうから紹介をさせていただきます。  委員会の委員長を務めております米丸でございます。私も皆さんの執行部と、それから委員の皆さんとの活発な議論が展開できますように、本年度も委員会運営に努めてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  では、副委員長。 283: ◯副委員長(近藤幸恵君) 副委員長を務めております近藤でございます。よろしくお願いいたします。委員長を支えながら、円滑な議論、それから発展的なですね、福祉ができればいいかと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 284: ◯委員(前田俊雄君) 前田でございます。どうかよろしくお願いいたします。 285: ◯委員(吉居恭子君) 吉居恭子と申します。よろしくお願いします。 286: ◯委員(西川文代君) 西川文代です。よろしくお願いいたします。 287: ◯委員(白水和博君) 白水和博でございます。よろしくお願いします。 288: ◯事務局(吉田美由紀君) 議会事務局、吉田です。よろしくお願いいたします。 289: ◯委員長(米丸貴浩君) 以上6名、それから議会事務局の吉田主査と一緒に頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、本来ならば式次第に、調査事件から行きたいところですが、ちょっと時間の都合上ですね、申しわけございません、報告事項を先に進めさせていただきたいと思います。  それでは、報告事項の説明をお願いいたします。神田健康推進部長。 290: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 本日報告事項3件、またその他の報告もありますが、随時、担当課長のほうから説明させますので、よろしくお願いします。 291: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 292: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 健康スポーツ課の岩隈でございます。よろしくお願いいたします。  まず、お手元の資料の確認をさせてください。私のほうからお配りしておりますこちらです。「平成29年度春日市健康づくり」、こちらの資料に沿って御説明させていただきたいと思います。  昨年度までは、こちらのパンフレット、春日市の市民健康カレンダーの名称でございました。このパンフレットは、本市の健康づくり事業についてお知らせするものでございます。市民の皆様へは、本市の健康づくり事業について、4月1日の「市報かすが」に合わせて配布いたしております。また、転入者の方に対しましては市民課の窓口でお渡ししております。市役所本庁、いきいきプラザにも設置しております。  パンフレットは、市民の皆様にわかりやすいよう色分けしたインデックスをつけ、文字数を減らして活字の読みやすさに配慮させていただいております。  また、タイトルから「カレンダー」の表記がなくなっておりますが、実施の日程は、個人通知、市報、ホームページあるいは別冊の冊子など、これは後ほど出てくる2ページをごらんいただきたいと思います。ちょっと済みません。例えば2ページの一番下でございます、春日市の子育てガイド「すくすく」など、こういった別冊を通じて御確認いただくことになっております。
     次に、健康スポーツ課の所掌する事務につきまして、ページを追って御説明いたします。  まず表紙でございます。緊急電話相談、医療機関案内、下の段が緊急医療、休日・夜間当番医の御案内です。緊急医療相談、医療機関案内は、便利な短縮ダイヤルも掲載いたしました。夜間・休日の当番医につきましては、毎月1月1日号の「市報かすが」に折り込みの市民カレンダーや市ウエブサイトにて、その月の夜間・休日の当番医をお知らせしてまいります。  次に、3ページをお願いいたします。成人の健康診査事業の御案内です。健診の実施期間は6月中旬から2月末までとなります。生活習慣病の健康診査は、一般健康診査、国民健康保険の特定健康診査及び後期高齢者医療の被保険者に対する健康診査がございます。ただし、後期高齢者医療の被保険者への健康診査の実施主体は広域連合が行うこととなっております。  次に、がん検診の御案内をしております。そして、各種検診の御案内をしております。  4ページのほうに参ります。4ページ、健康診査は、集団健診・個別健診を実施しております。実施日程は、市報6月15日号及び市ホームページで周知し、個別に世帯単位、郵送にてお知らせいたします。また、受診後は健診結果相談会で専門職が助言します。日程は健診に同封して個人にお知らせいたします。  4ページの下の欄、下段には、特定健診受診勧奨PR標語で、最優秀作品であります東中、中嶋さんのものを掲載し、特定健診の受診を呼びかけております。  続きまして、9ページをお願いいたします。健康づくりにチャレンジというふうなことでお知らせしております。こちらには健康ウォーク、いきいきフェスタ春日の事業を紹介しております。開催日程は、市報や折り込みの市民カレンダーでお知らせいたします。25年の歴史を持ちます春日市ヘルスリーダーの会のPRをさせていただいております。  10ページに移ります。健康づくりの柱の一つであります栄養、食育に関する事業の御案内です。春日市食生活改善推進会の御協力を得て事業を進めておるところです。  次に、裏表紙、お願いいたします。春日市総合スポーツセンターで行われている事業の一部を紹介しております。市民の皆様の健康づくりを運動面から支えてまいるものでございます。  私からの説明は以上でございます。 293: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木高齢課長。 294: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、次に高齢課分を御説明いたします。  5ページをごらんください。 295: ◯委員長(米丸貴浩君) どうぞ。 296: ◯高齢課長(佐々木康広君) 65歳以上の方のための元気度チェックになっております。新しい総合事業の基本チェックリストと同じものでございます。  6ページは、高齢者のための介護予防事業になっております。上の段が、60歳からの運動教室として、いきいきプラザで実施しているものでございます。本年度から「転ばん塾」「おたっしゃ塾」も事業者に委託しておりますので、同じ表の中に入っております。運動強度としましては、上の「転ばん塾」が最も弱く、下の「男性元気アップ」が最も強くなっております。  その次が、いきいきプラザ3階のいきいきルームの利用でございます。一番下が新規事業で、総合スポーツセンターでの元気高齢者向けの運動教室になっております。これも介護予防事業として実施しているものでございます。この利用料金につきましては、さきの市民厚生委員会において御質問をいただいておりましたが、上の表のいきいきプラザの「七〇(ななまる)元気塾」などの教室と同じ金額としております。先週の木曜日と金曜日からスタートしておりますが、二つの教室いずれも募集定員いっぱいの受講人員でスタートできたところでございます。  7ページをごらんください。上の段が認知症予防・理解に関する取り組みで、「脳とからだのリフレッシュ教室」などを紹介をしております。  下の段がボランティア講座の紹介となっております。最初にボランティア基礎講座というのを挙げておりますが、これは新規の取り組みでございます。本年度は高齢課が育成しております、その下の三つの、3種類のボランティアの活動を希望される方を一堂に会しまして、共通の基礎講座を5月12日に受けていただきまして、その後にそれぞれの選択別の講座を受けていただくことにしております。希望者によっては二つ以上のものを選択別の講座を受けていただいてもいいということで、日程もずらしております。この件につきましては、既に4月15日号の「市報かすが」で受講者を募集したところでございます。  8ページには、身近な場所での介護予防として、老人福祉センターナギの木苑と、地域での介護予防の紹介をしております。地域での活動の裾野を広げるために自治会が主催いたします「ふれあいいきいきサロン」やシニアクラブの活動のほか、自主的に運動サークルを立ち上げたいなどの地域の方々の取り組みも支援していくことにしているところでございます。また本年度からは、希望する自治会等につきましては、市が育成したボランティアを派遣するという取り組みもするようにいたしております。  高齢課所管分は以上でございます。 297: ◯委員長(米丸貴浩君) 神田健康推進部長。 298: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 春日市健康づくりについての説明は以上でございます。 299: ◯委員長(米丸貴浩君) これについてお聞きしたいことはありませんでしょうか。  見やすくなりましたね。よくなったですね。 300: ◯副委員長(近藤幸恵君) すごい見やすいですね。よかった。 301: ◯委員長(米丸貴浩君) 私、特に5ページ目のこの「誰かに相談したいときは」ってね、どこに相談したらいいんだろうかとよく聞くんで、いいなと思って見ておりました。ありがとうございます。  委員の皆さんから何かありませんでしょうか。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 302: ◯委員長(米丸貴浩君) では、報告事項のその次、2項目めに移っていただきたいと思います。  高尾国保医療課長。 303: ◯国保医療課長(高尾徳久君) それでは、報告事項の(2)の平成29年度版後期高齢者医療制度のお知らせについてでございます。  きょう、こちらのパンフレットをお配りさせていただいております。ちょっと確認のため、少し御説明をさせていただきます。  まず3ページをお願いします。今年度の保険料でございます。計算方法としましては、昨年度、平成28年度と同じで、均等割額が5万6,085円、所得割率は11.17%となっております。  次に、4ページをお願いします。保険料の軽減措置でございます。2月の閉会中の委員会で御説明をさせていただきました、保険料の軽減特例の見直しが行われております。変更となっているところをいま一度御説明をさせていただきます。  まず、一番上の黒丸の均等割額の軽減のところでございます。5割軽減と2割軽減の軽減判定所得が変更となっております。5割軽減が26万5,000円から27万円に、2割軽減が48万円から49万円のほうに変更となっております。  次の黒丸の所得割額の軽減、これが5割軽減であったものが2割軽減のほうに変更となっております。  その次の黒丸、社会保険の被扶養者であった方の保険料の軽減についてですが、これにつきましては9割軽減であったものが7割軽減となっております。年間の保険料としては5,608円から1万6,825円に変更となっております。  5ページ以降につきましては、また後ほど御確認をお願いしたいと思います。  説明としては以上でございます。 304: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。  後期高齢者医療制度、これは軽減措置のところがほとんどでしたので、事前にこれもたしか報告があっている分ですね。 305: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 2月で、はい。 306: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいでしょうか。これでよろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 307: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き報告事項をお願いいたします。  岩隈健康スポーツ課長。 308: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 皆様のお手元に、春日市総合スポーツセンターの利用状況について、2月分、3月分のこちらの表をですね、お渡ししておりますので、ぜひとも御確認いただきたいと思います。  冬場になりまして、やや利用者数は減ったところもございますけれども、3月になりまして徐々に回復してきているという状況でございます。詳しくは御確認願いたいと思います。  私からの説明は以上でございます。 309: ◯委員長(米丸貴浩君) 総合スポーツセンターの利用状況、これはずっと藤井課長のときからつくっていただいておりますけど、これについては何かありますでしょうか。よろしいですかね。 310: ◯副委員長(近藤幸恵君) これについてじゃないですけれども。 311: ◯委員長(米丸貴浩君) じゃないけれども。いいですよ。はい、近藤委員。 312: ◯副委員長(近藤幸恵君) これで無料の施設開放がありましたでしょう。その参加状況とかはどうなっておりますか。 313: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 314: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 4月1日に開館1周年記念の無料開放で、プール、トレーニング室、メーンフロアということで、利用状況のほう、概算で集計していただいている分をお持ちしました。まずプールの利用状況ですが252名、トレーニング室が59名、メーンフロア・サブフロア合わせて74名ということでございました。74名です。  以上です。 315: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、よろしいですか。 316: ◯副委員長(近藤幸恵君) 予測のところとすると、達成率はどのぐらいになっているんですか。予測して、これぐらいというものがありましたですか。 317: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 318: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) その目標値というか予測値は特に設定しておりませんでした。 319: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 320: ◯副委員長(近藤幸恵君) 何かプールはですね、1日でしたよね、たしかね。時間を区切ってとか、そういう感覚でしたかね。プールは250人で非常に多いかなと思っておりますけど、トレーニング室はやっぱり59人ぐらいが目いっぱいだったんでしょうかね。利用状況がちょっと。済みません、私は参加しておりませんで。 321: ◯委員長(米丸貴浩君) 神田健康推進部長。 322: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 4月1日と、済みません、正確に言うと、4月2日にまたがりまして、4月1日がプールとトレーニングルーム、4月2日がメーンアリーナ・サブアリーナということでした。通常の利用者もおられましたので、正確に「あなたは普通どおり、きょう土曜日来たんですか、それともこれを目当てに来たんですか」というところはなかなかですね、利用者一人一人に聞くのは難しいという意味ですけど、基本的にプールとトレーニング室は通常の営業をしている団体でございますので、通常よりも少し多かったという話であります。  メーンアリーナ・サブアリーナは完全にとめてですね、子どもたちが遊んだりできるようにしておりますので、こちらが実の人数ということですけれども、市報で挙げたり、それから情報メールで周知などを図りましたけれども、その時間中ずっと埋まっているとかですね、そういう状況ではなかったということで、今後こういったイベントをやるときの周知方法等に若干の課題があるのかなということを考えております。  以上です。 323: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 324: ◯副委員長(近藤幸恵君) メーンアリーナとサブアリーナのやっぱり人数というか参加状況というのが非常に低かったのは、ちょっと残念でございますね。やはり1年に1回、今後もね、こういうことを続けなさったほうがいいのかなと思います、はい。健康促進のところも含めまして、施設のアピールも含めましてですね、あればいいのかなと思っておりますので、そのところは御検討願えたらありがたいなと。  それと、今部長がおっしゃったように、周知のところをしっかりですね、していくべきではないだろうかと。あの体育館、それから広場自体が市民のものであるという感覚をね、とっていただくように、積極的に推進してほしいと思いますけど、いかがでしょうか。 325: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 326: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 委員御指摘のとおりだと思います。追加のですね、無料開放につきましては、今度は子どもの日をですね、無料の日の開放ということで、プールと屋外を予定しております。5月5日ですね。 327: ◯副委員長(近藤幸恵君) 5月5日ですね。 328: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 5月5日でございます。  以上でございます。 329: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、よろしいですか。 330: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、ありがとうございます。 331: ◯委員長(米丸貴浩君) これまで利用されたことがない人に使ってもらうような算段を、また考えてくださいね。  この件についてはほかにありますでしょうか。前田委員。 332: ◯委員(前田俊雄君) きょうの分だけじゃないんですけど、こういったですね、統計資料を非常に出してもらって、非常にわかりやすいんですけども、このデータというのは指定管理者のほうから出てきているデータですか。それとも市職員が時間をかけて、手間暇かけてつくっている資料なんですか。 333: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 334: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 指定管理者からのいただいたデータでございます。 335: ◯委員(前田俊雄君) はい、わかりました。 336: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。よろしいでしょうか。  神田健康推進部長。 337: ◯健康推進部長(神田芳樹君) あと1点、ちょっと報告事項がございます。 338: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、佐々木高齢課長。 339: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、その他ということで、1点、御報告をさせていただきます。  既にお手元に届いているかと思いますが、4月15日号の「市報かすが」でございます。こちらのほうに高齢課関係の記事といたしまして、高齢者祝金制度の見直し、大きくこういった形で載せさせていただいております。あと、先ほど申しましたボランティア養成講座の受講生の募集、そしてこの4月から始めました総合事業の生活支援型予防通所事業の紹介記事を掲載しておりますので、事後になりましたけれども御報告をさせていただきます。  また、もうすぐ配布になると思いますが、5月1日号では運転免許証自主返納支援事業の特集記事を掲載することにいたしております。  以上でございます。 340: ◯委員長(米丸貴浩君) 委員の皆さんも確認されたかと思いますので、この件についてはですね、高齢課長からありましたように、今度は6月に運転免許証の……。 341: ◯高齢課長(佐々木康広君) 5月1日です。 342: ◯委員長(米丸貴浩君) ごめんなさい。それから始まりますので、そのあたりの情報の確認を委員の皆さんはされておいてくださいね。お願いいたします。この件につきまして……。 343: ◯高齢課長(佐々木康広君) 委員長、済みません、補足でございます。 344: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、佐々木高齢課長。 345: ◯高齢課長(佐々木康広君) 5月1日号の「市報かすが」で運転免許証自主返納支援事業の特集記事を掲載させていただきまして、受け付けは6月1日からということになります。申しわけございません。 346: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。はい、ありがとうございます。  この件につきましてお聞きになりたいことがありましたらお受けしますが、いかがでしょうか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    347: ◯委員長(米丸貴浩君) 報告事項は以上でしょうか。神田健康推進部長。 348: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 報告事項については以上でございます。 349: ◯委員長(米丸貴浩君) 順番が逆になって申しわけございません。それではですね、1時からまた委員会を再開いたしますので、1時からは1項目め、調査事件として、私どもが行きました守山市さんの視察報告を始めたいと思いますので、1時からまたよろしくお願いいたします。  ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時とさせていただきます。お疲れさまです。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時11分                 再開 午後1時00分                ──── ─ ──── ─ ──── 350: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは、13時からは調査事件の1項目め、健康づくり事業について、私どもが委員会としまして滋賀県守山市さんに視察に行ってきた結果の報告をさせていただきたいと思います。  それでは、所管事務調査、行政視察の報告についてを議題とさせていただきます。  では、本委員会での報告をお願いいたします。では、西川委員、お願いいたします。 351: ◯委員(西川文代君) それでは、滋賀県守山市、すこやかまちづくり行動戦略について報告させていただきます。  本日は、この私がつくりました報告書と、あと守山市でいただきましたこの「すこやかまちづくり行動戦略の推進について」、それとこの「すこやかまちづくり行動戦略」をちょっと使いながら説明させていただきます。  視察日は2月2日でした。調査項目は、すこやかまちづくり行動戦略についてということになっております。  趣旨としましては、これは調査の趣旨ということでこちらが挙げたものですけれども、昨年4月の組織改編で新たに健康推進部、健康スポーツ課、高齢課、国保医療課を新設し、総合スポーツセンターにおいて従来からのスポーツの推進とあわせて、健康づくり、介護予防事業に取り組み、医療費の適正化等に努めることとしている。住みやすさ日本一が実感できるまち守山を目指して、市民、地域及び行政が一体となった健康づくりの取り組みについて学ばせていただきたいということでした。  まず、守山市の概要ですけれども、まちづくりの基本理念は「のどかな田園都市」という形になっています。そこら辺はですね、これをもとに説明がありますので、詳細は書かれているとおりです。人口は8万2,010人ということです。高齢化率が20.87%、春日市とほぼ同じぐらいかなというところだと思います。面積は55平方キロメートルということですので、春日市よりもかなり広いまちに、人口が春日市よりも若干まだ2万人ほど少ない人数が住んでいるということです。ここが京都から25分、大阪から55分という交通の利便性が高いということから、住宅都市として発展してきたということが春日市に似ているかなというところでした。  この分の次のページを開いていただいたらわかりますけれども、三つのゾーンに分かれていて、市街地エリアに医療ゾーンがあり、ここですね、ありますけれども、あと田園エリアと湖岸エリアという三つのエリアがあって、この市街地エリアの中に医療ゾーンがあり、市民病院、保健センター、また50余りの医療機関があるという説明がありました。  それで、こちらのほうからは調査事項として1番目から7番目を一応挙げておりました。ただ、そのときの説明の中では、これに沿った説明というか、この資料を使いながら説明があったというところです。  一応ですね、まず1番目の調査事項としては、すこやかまちづくり行動戦略策定に至った背景について教えてくださいということで挙げておりました。行動戦略策定の前に、この守山市は、ここに書いていますけれども、調査事項1のちょっと下ですけど、「すこやかまちづくり行動プラン」というのを策定しておりますので、そこの説明から始まりました。それが今開いていただいているところの下段のところですね。住みやすさ日本一が実感できるまち守山を目指したまちづくりということで、平成22年12月に策定されたのがこの行動プランになります。これは5カ年計画で、平成23年から平成27年度の計画という形になっています。  このプランをつくる契機というのが、保険者医療・介護総合診断事業──平成21年度ですね、22年度につくっていますが──を実施し、課題が明らかになったことということがあります。その課題は、1から4まで挙げられているものになります。1番目が、生活習慣病、特に糖尿病予防が最重要課題という形が見えてきた。2番が、外来・調剤の頻回受診対策をする必要があるということも見えてきた。3番目が、元気高齢者の介護予防と要介護者の健康管理、これが必要。そして4番目が、障がい者の健康増進も求められているという課題が見えてきた。  現実にはですね、国民健康保険税が2年連続引き上げになっていた。それと2番目が、介護保険料が県内で一番高額であるという現実があったということで、医療や介護などの支援を必要とする人の増加により、増加しているものですから、将来に向けては介護や医療制度の安定運営の必要があるということが明確になりまして、市民、まちの未来のためによい循環をつくることを狙いとした行動プランをつくることになった。この行動戦略に至った背景ですけれども、それよりも前にできていたプランが策定される契機というのには、こういうものがあったという説明でした。  そして、すこやかまちづくり行動プランの、これは概要になります。それに関してもですね、本当にカラー刷りで資料をしっかりと準備していただいておりまして、それに沿って説明がなされたところでした。それをちょっと全部はできませんので、少しかいつまんだ形で、見にくいかもしれませんけれども、ちょっと箇条書きに挙げております。  まず、すこやかまちづくり運動として市を挙げた取り組み、それがですね、ちょっとページ数がありませんけれども、3枚目の下段のところの右側のほうに、「すこやかまちづくり運動として市を挙げた取り組み」というふうに書かれているかと思います。それがですね、まずその三つ挙げておりますが、みずから心身に対する健康意識を高め、その維持に向け、みずから計画し行動する市民をつくりたいということ。あと、きずなでつながりお互い助け合う地域というのが2番目。3番目が、市民や地域の活動に寄り添い、しっかりと支える行政という三つを挙げて、すこやかまちづくり運動として市を挙げて取り組もうということになったということです。  あと、キーワード、この三つの柱というのがその下にありますけれども、健康づくり、以下挙げてあります、市民・地域の取り組みを施す仕掛けと市の取り組む施策ということで具体的には挙げてありますが、一つの柱としては健康づくり、2番目は生きがいづくり、それも以下挙げてあります。それから在宅支援というのが三つの柱になっていたということです。  それからですね、プランの内容ですけれども、もうちょっと具体的に言いますと、すこやかまちづくり行動プラン主要事業です。これが平成24年度から開始したというふうに、ちょっと私はメモをしておりましたので、ちょっと書かせていただいております。済みません、テープをですね、自分でも録音しておけばよかったんですけれども、ちょっと吉田さんのほうからお借りしていたのが、なかなか入っていなくてですね、聞き返しても、そうなんですよ、しょうがないと思うんです。多分、遠かったりとかして、それでちょっとそこら辺が、書いていたメモの中でしかなかなか皆さんに説明できなくて申しわけないですけれども、一応24年度から開始されたということでメモしておりました。またちょっと違うようでしたら、後で補足のほうを皆さんのほうからお願いいたします。  それで、その主要事業に二つあります。それもここに書かれているとおりです。すこやかチャレンジ事業、それと、いきがい活動ポイント事業という形になります。それでですね、これは今回説明を受けたのが、健康福祉部のすこやか生活課の課長さんでした。そこが所管になって、中学生版、幼児・小学生版もあるということでやってあるようでした。  それで、500ポイントで1,000円分、運動と食事で一定期間チャレンジする取り組みを行ったということでした。これがすこやかチャレンジ事業ですね。健康のための運動とか食事、それについてチャレンジできるようなものを行政が準備して、そして取り組みを市民にしていただくという形です。  そして、その2番目のいきがい活動ポイント事業というのが、これは社会福祉協議会に委託して行ったということでした。そして、これは稲城市に行き、学んだということです。対象が65歳以上の方、そして老人クラブと連携した取り組みにしたということでメモをしております。これが俗にいうボランティアポイント制だということだと思います。それが主要事業ですね。  その他、このすこやかまちづくり行動プランの関連事業としては、以下に挙げております。これについても、細かいものはこの資料に書かれておりますが、まず、健診の受診率向上運動の展開を行うということですね。これは健康推進員という方、その方と連携して取り組みをしているということです。この健康推進員さんというのがどういう方かといいますと、市長に委嘱された委員が自治会ごとに1名以上いらっしゃって、現在154名ということでした。ここら辺も後で質問して聞き取った内容ですけれども、学校区ごとに活動している、この健康推進員さんが。部会もありますと。で、交付金があり、そこの健康推進員個人としての報酬はないということでした。ボランティアということでした。あとは、受診率向上運動の展開として、特定健診の無料化というのをしていると。それ以前は1,500円であったということでした。  それから、2番目は健康づくり環境の整備。下段の8ページの右側に書いてありますけれども、全学区に総合型地域スポーツクラブの設置をしたり、グラウンドゴルフ場の整備をしたり、やはりスポーツがしやすい環境の整備というのを取り組まれたということでした。それから、あとはウオーキングマップというのを作成して、市民にお勧めのウオーキングコースを募集して、そういうものをつくって、そういうものを利用しながら、市民がウオーキングに励めるような形で取り組みをしていたということでした。  続いて関連事業ですけれども、保健活動の強化ですね、これが関連してありますが、すこやか訪問事業ということで、これに関してはここに書かれているとおりですけれども、この地域担当保健師を決めて事業を行ったというところがちょっと特色であるように感じました。この地域担当保健師という方は、7学区ごとに地域包括支援センターに在籍する保健師の方が担当されているということでした。自治会、学区の社会福祉協議会、民生委員児童委員、福祉協力員、健康推進員などと連携して、地域住民の相談支援を行っているということでした。だから、この保健師さんが活躍して、そして保健活動を強化している。そして、このすこやか訪問ですが、保健師さんが地域に出ていって、やっぱり健康についていろいろお話をすると、相談に乗ったりですね、そういうことでした。  ここにちょっと書いていますけれども、地域担当をつくったことで地域の方が相談しやすくなった。担当だからですね。それと地域包括支援センター、平成18年からですね、直営でやっていたが、その中に総合相談窓口を設けて、子どもから高齢者まで相談できるようにしている。通常は65歳以上の方の支援ですけれども、子どもから高齢者ということで幅を広げて相談窓口を設けているということでした。  それから、関連事業の4番目、地域包括ケアシステムの推進ということですね。これはですね、平成26年の4月から在宅医療・介護連携サポートセンターを地域包括センター内に開設し、在宅医療・介護の連携強化に努めているということでした。ここに書かれているとおり、書いておりますけれども。で、具体的な取り組みについては1から6に挙げているとおりになります。在宅医療・介護連携サポートセンターのイメージは、そこに図式化されているとおりとなっております。  それでですね、ちょっとその下に書かせてもらっていますけれども、在宅で最後まで過ごしていただくために、主治医の複数体制をモデル的に実施してみたということです。それからですね、病院から在宅に移行するためには訪問看護が大切との認識のもと、取り組みを推進しているということです。あとですね、ここからは私も書いていたものだと思いますが、在宅医療・介護連携運営協議会を立ち上げているため、医師会との連携もできてきていると。で、運営委員長が医師会のメンバーであるということでした。  それからですね、そこまでがすこやかまちづくり行動プランの関連事業の説明になります。で、さまざま主要事業、関連事業、ちょっとプランの中身を具体的に説明しましたが、その戦略に至るまでに、今度はその検証したという内容に入っていきます。で、この資料のですね、11ページから15ページにその検証結果についてが書かれております。  この報告書のほう、ちょっと次のページをめくってください。これもですね、ここに書かれているとおりなんですけども、プランの効果があったか、検証1から4は数値目標の達成度を検証したということでした。  検証1については、行動プランの達成度を見ています。ここに書いてあるように、行動プランの目標が、まず目標1として、住みやすいまちだと思う割合を27年までには80%にしようという最終目標を持っていたということです。目標2としまして、健康寿命、男性は県内2位、女性は県内17位だった、そういうところを男女とも県内1位にしたいという目標を持って、このプランを取り組んでいた。それの検証をしたのがこの1で、結果ですけれども、結局は、「現在」というところに目標値のほうを書かれていますが、74.4%にとどまって、80%には満たなかったという形になります。  これはちょっと私、ここがですね、あと健康寿命に関してですね、県内男女とも1位にしたいという最終目標を持っていたけれども、ここではちょっと平成22年しか、何位、何位というのは書かれていませんが、12位と16位だったところですね、それが24年のところですけれども、男性と女性で1位というところは達成できなかったという説明だったかと思います。ちょっとこの何位というところがですね、書かれていませんので、ちょっと難しいですけれども、目標には達成できなかったということでした。これが検証の1になります。  2番目が、検証2が、3本の柱の1、健康づくりの目標についてを検証しています。そして、これに関しても、その下の表を、12ページの下の表を見ていただいたらわかりますけれども、最終目標を特定健診受診率55%、スポーツや食事に気をつけている人の割合90%、医療費全体に占める生活習慣病の割合、これを35%としていましたが、結局、平成26年度現在ではそれぞれ39.4%、75.2%、33.2%というような形で、やはり目標達成までは至らなかったということです。  そして次がですね、3番目になります。検証3ですね。生きがいづくりの目標についても同様に、ちょっと時間の関係もありますので、三つ項目を挙げて数値目標を挙げていましたが、なかなかそういう形には思ったようにはならなかったということです。  検証結果の4に関しては、在宅支援の目標に関しても検証したということです。それで、これに関しては、地域で共助する移動支援の取り組み事例数、これは最終目標5件で、中間評価では5件だったけれども、26年までで5件という形で、こういうものはある程度達成できましたが、その下の部分、これは70%と20%を掲げていましたが、そこまでは至らなかったというような形でした。これが4ですね。  それから、次の15ページになります。こういう結果から見た方策として、最終的に健康の捉え直しをしていく必要があるということになったということでした。この健康というのは、単に病気でないことと捉えず、体、心、地域においても良好な状態であるというふうに捉え直しをしたということです。それで、そういう検証から、プランから戦略策定に至ったということになります。  それが一番最後にまとめてあります下段の16になりますけれども、今後取り組むべき課題と方向性ということで、三つ挙げられているとおりになります。これが「健康を意識し、行動する人の増加」「市民の主体的で継続した健康づくりの推進」、3番目に「健康づくりの機運を高め、市民の生きがいであふれる守山の創造をする」という形にしたということです。現行のプランの狙いを継承して、市民、まちの未来のために、よい循環をつくっていこうということになったということでした。その下にも書かれておりますが、市民の健康づくり、生きがいづくりを市がしっかりと後押しし、支援を強化していこうという形になってきたということです。  済みません、時間は何時までですか。もう30分たっていますけれども、あと3枚ありますね。もう本当にずらずらとなりますけど、それで、検証からプランから戦略策定へは今説明したところですね。それまでがこの調査事項の1番目、すこやかまちづくり行動戦略策定に至った背景になります。プランから検証して、そして戦略をつくったという流れが、今御説明しましたとおりになります。  次の調査事項が2番目、すこやかまちづくり行動戦略概要。今度は戦略の概要ですね、についてちょっと説明します。計画期間、平成28年から32年度ということになります。そして目標値に関しては、守山市が住みやすいまちだと思う割合を80%にする、大きな目標がですね。で、健康な高齢者の割合の増加、これは数値では言いませんけれども、そういう割合を増加させようという大きな目標を持って、そして計画を5年間としてつくったということになります。  戦略の3本柱に関しては、この三つがあるということです。これが「学んで知る健康」「つくる健康」「みんなで広げる健康」という形になります。これがぐるぐると回って、いい循環をつくっていこうというような形で、この図に示すとおりになっています。健康について学んで、行動できて、広げられる、そういう市民をつくっていこうということで、取り組みをしようということになったということです。  それぞれについてはですね、こちらのほうにも書かれておりますが、こちらのすこやかまちづくり行動戦略、これについても詳しく書かれています。この図が一部ここにちょうど来ている部分かと思います。「学んで知る健康」「つくる健康」「みんなで広げる健康」というのがあって、それぞれについて、また大きく出ておりますので、こちらも見ていただければ詳細がわかるかなというふうに思います。  まず、「学んで知る健康」については、市民図書館に健康医療情報コーナーを設置したりとか、コンビニde健診など身近な健診機会を充実させたりとか、健康相談出前講座を実施したり、あと学童期からの正しい学びに取り組んだりというような形で、まず健康の知識を持つという形の取り組みだということでした。  その中でもですね、次の19ページですけれども、「学んで知る健康」、これでコンビニde健診ですね。それについてはですね、書かれています。これがですね、調査項目の4でも、「学んで知る健康」における、コンビニde健診、健康チェックの機会の提供の取り組みについてということで挙げておりましたので、それについてもですね、説明をしていただきました。  ここにも概要が説明されておりますが、2番目のアスタリスクのところですが、コンビニde健診の費用対効果は、ちょっとなかったということでした。これはまだ1回しか取り組んでいなくて、なかなかやっぱり試行的な取り組みで、いろいろ反省点もあったということでした。その中の一つが、やはり方法に問題があったということを言われておられました。で、受けた方からの評判はよかったそうです、参加された方からは。ただ、やはりちょっと人数が少なかったのは残念だったということでした。それで、トイレを借りる必要があるため、やっぱりコンビニで行ったという経緯があるということを言われておりました。  この特定健診は事前申し込み制にしたということでした。県が包括協定を結んでいるため、交渉は県が行ったということでした。この守山市が県内で初めて取り組まれたということでした。これがコンビニde健診ですね。後でちょっと少しまた出てきます。  それから、もりやま健康フェスティバル、これは健康についてのお祭りですね。それが20ページのほうに書かれています。これは市民病院スタッフと一緒に行っているということでした。  それで、あとはですね、次です。「つくる健康」ですね。これに関しては、先ほどもありましたが、健康づくりの場の充実、公園の整備をしたり健康遊具の設置などですね。あとはハード面の整備です。それから、ウオーキング、ランニング、サイクリングによる健康づくりの推進ということで取り組んでいるということでした。それから、あとは守山百歳体操、UDスポーツなどによる介護予防等の取り組みの推進、ここに書かれているとおりですけれども、あとは幼児期からの体力づくりの推進、宿泊型健康セミナーの実施ということです。  これはちょっとメモしておりますが、質問したわけではないんですけれども、この宿泊型健康セミナーの実施はまだできていないということでした。今後行うように、また、これは何しろ28年度からの計画ですので、まだ1年しか終わっていないので、こういう計画はあるけれども、まだ取り組みができていないというものもあるようでした。  そして、みんなで健康100日チャレンジについては、参加者は今現在は多いとは言えないということでした。あと、スマホでできるバーチャルな中山道の旅とか、ちょっとスマホを利用してみたりということをしているということでした、現代に合わせてですね。あとパンフレット版もあるけれども、ウエブ版というものもつくっているということでした。これはお持ちかどうかわかりませんけど、これがみんなで健康100日チャレンジのパンフレットで、あと、ここら辺にあるのが中山道の旅の記入例とかを書かれているので、これもちょっと見ていただきたいと思います。こういうものを使って取り組んでいるということでした。それからですね──それが「つくる健康」になります。  それから、「みんなで広げる健康」について行きたいと思います。それがちょっと飛びますけれども、この資料では25ページになります。環境施設の附帯施設整備による健康づくりの場の創出、いきがい活動ポイント事業の推進、健康づくり活動表彰制度の創設ということをしているということでした。  それの細かい内容についてはですね、ちょっと余りメモ書きしていなくてですね、ここに書かれているとおりですけれども、健康づくり活動表彰については、企業とか団体ですね、そういうものに行っているということでした。で、表彰分野は運動分野、食生活分野があるということです。それから──「広げる健康」ですね。  そしてその次ですね、資料は27ページになりますが、すこやかまちづくり行動戦略の進捗管理、評価計画は、このような形で計画があるということでした。そして、これがここに書かれていますが、施策の年度評価の実施を行うということです。それによって改善内容も確認していくということです。あと、市民推進会議を設けて、行動戦略評価の実施を行うということでした。ここに書かれていますが、有識者を含む選出委員から行動戦略の評価、意見を聴取するということです。何ですか、行政の自主評価以外に、こういう会議による意見を聴取する、評価していただいて意見を聴取するという仕組みをつくっているということでした。あと、評価に基づく庁内関係課会議の実施も行うということでした。  それで済みません、あと少しになりますけれども、引き続いて2番の内容なんですが、すこやかまちづくり行動戦略推進体制ですね、についても説明がありました。それが1)と2)になって説明されています。市民推進会議、これ、先ほどの分ですね。それに対して、ここに構成メンバーとかをしっかり書いてあります。それから、庁内推進会議の設置をして、また協議するということでしたけれども、そこの具体的な構成メンバーについてもここに書かれております。28ページのところの一番下のところのですね、この構成メンバーですね、庁内推進会議の設置の一番下の関係する部次長、これに関しては消してくださいということでしたので、ちょっと修正をお願いします。  それから、2番目がこういうことですけれども、これがですね、29と30ページで変更になっています。ちょっとこの推進体制を変えていこうということで、今考えているということでした。それがこの2番目と、29と30ページの、これまでとこれからの分で図式がされています。そしてですね、それについては、ちょっと長くなっておりますが、すこやかまちづくり行動戦略の概要についての説明、調査事項の2になります。  3番目がですね、前期プランから行動戦略へ移行した際、継続された施策や整理された施策の評価についてというのを挙げておりました。そして、ここに書いておりますが、整理された事業については、すこやかチャレンジ事業、いきがい活動ポイント事業、最初に主要事業として挙げておりましたこの二つ、24年度より開始となっているんですが、ここに書かれていますね、それに関してはもう整理してやっていないということでした。本当に済みません、何かちょっとですね、いろいろ、私も初めて聞く内容で、なかなかちょっと。継続された事業というのは、関連事業等に関してはですね、地域包括ケアシステムの推進だとか、受診率向上運動の展開とか、あと、すこやか訪問事業ですね、地域担当保健師をなくしたとかではなくて、こういうものに関しては継続されているということで受け取っております。それが3番目の調査事項に対する内容になります。  あと4番目、次です。「学んで知る健康」におけるコンビニde健診、健康チェックの機会の提供の取り組みについてということで、調査事項に挙げていました。先ほども多少触れましたが、コンビニde健診ですね、これは先ほども説明しましたとおり、19ページ、こちらのほうですね、挙げていますが、1件当たりの単価は6,900円、医師への報酬は4万5,000円ですね、1日当たり。で、バス代が3万円かかったということでした。先ほどありましたが、こういう経費をかけたんだけれども、結果、特定健診を受ける人数としては計11名しかおられなかったということで、ちょっと費用対効果はどうだったのかなというような、結局、振り返り、評価だったということになります。これは、場所はコンビニエンスストア・ローソンの駐車場で開催をしたということです。先ほどの繰り返しになりますけど、広報の工夫が必要だなということを感じたということで説明がありました。  それから、健康チェックの機会の提供ですね。これは20ページのほうに書いていますけれども、これはもりやま健康フェスティバル、ことしで3年目の開催。先ほども言いましたが、市民病院のスタッフと一緒に行っているものです。ここの検査・測定体験は、いろいろここに20ページに書かれています。血管年齢、体力、肺機能、物忘れ、血糖、骨密度、体脂肪、尿、歯科、視力、血圧ほか、こういうものが体験できるということですので、こういう内容で行われているということです。  それから、次のページ、最後になりますけれども、5番目、「つくる健康」における、健康づくりができる環境整備、みんなで健康100日チャレンジ、守山百歳体操、UDスポーツの取り組みについて。これは繰り返しになりますが、21ページから22ページで説明しているとおりとなっております。  済みません、私がですね、ここの中で大きくですね、あんまりメモをたくさんできていなくてですね、強いて言えばですね、この表彰、22ページ、このみんなで健康100日チャレンジのところの下、この表彰、2月25日土曜日のすこやかまちづくりフォーラムにて表彰というところにですね、コウケンテツさんとかをお呼びしたりとかですね、いわば有名人を呼んで、そして人を集めたりしているという話をちょっとお聞きしております。あとはもう、この資料に基づいての説明だったので、特に目立ってお伝えすることはないかなというふうに思っております。  そして、一番最後になりますけれども──6番目です、ごめんなさい。すこやかまちづくり行動戦略の成果についてということです。これに関しては、平成28年度からの目標であるため、まだ始まったばかりで、ちょっと成果についてどうだというようなことが、なかなかまだ結果として見えてきていないということでした。  平成32年度までの目標が資料、資料がですね、もう一つあったと思いますが、詳しく書いてある分ですね。こっち、17ページから19ページですかね。ごめんなさい、違う違う、12ページ。11ページ、12ページを開いてもらったらわかりますけれども、この行動戦略については、このような、先ほどは大きな目標が書いてありました。この守山市が住みやすいまちだと思う割合をふやす、80%にしたい。健康な高齢者の割合をふやす、これは増加ということですが、ちょっと細かい数値目標はこの表に書かれているとおりです。そういう形で今進めているということです。そして、行動戦略の成果として、特定健診受診率の向上や医療費適正化が図られたかは確認できていないということですね、まだ今はですね。  そして、根拠調査となる市民アンケートはどのような調査項目にされていますかという、ちょっと細かい内容も枝分かれして聞いているんですけれども、それに関してはですね、この資料の17ページから19ページ、ここに市民アンケートから見る状況ということで、アンケートの調査の内容が書かれていますので、それを見ていただいたらわかります、調査項目についてはですね。それで、6番についてはそのような形でした。  最後ですけれども、すこやかまちづくり行動戦略の今後の展開についてですけれども、これに関しましては、先ほど概要のところでも説明しましたけれども、27ページですね、進捗管理をして評価計画を立てていくということと、あとは30ページ、すこやかまちづくり行動戦略推進体制をちょっと変更していくという話を少し触れましたが、そこ、P30ですね、のとおり、今後展開していく予定であるということでした。  済みません、ちょっと的を得ない、だらだらとした説明になりましたけれども、一応、報告は以上とさせていただきます。 352: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ありがとうございました。  守山市さんはですね、最初に行動プランをつくって、そのときは100近い事業があったそうですよ。それをだんだんだんだん絞っていってですね、最終的に戦略へ移行するのには、絞り込むことによって見える化を図ってきたということをたしかおっしゃっておったと思います。  たくさんあって、最初の説明自体が1時間二、三十分かかったのかな。結局、我々の質問時間は20分ぐらいになってしまったので、最初に調査票をお渡しして、これだけ聞きたいということの3分の1ぐらいしか聞けなかったですね。説明の中でもですね、随時、回答に近いことはおっしゃっていただいたので、聞けることは聞いてきたんですけれども、委員の皆さんから追加、補足しての説明があればお受けしますが、まず質疑をやりましょうかね。その中で受けましょうかね。  それでは、執行部の皆さんの質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。  佐々木高齢課長。 353: ◯高齢課長(佐々木康広君) 一つだけ確認をさせていただきたいんですが、先ほどの説明の中で、これは何ページですかね、4ページ目の3ですね、大きな3番の「整理された施策の評価について」ということで、整理された事業の中で、すこやかチャレンジ事業といきがい活動ポイント事業がもう整理されたと、やっていないという御説明だったんですが、その上で、「みんなで広げる健康」で戦略の中に、これは資料では25ページなんですが、いきがいポイント事業の推進というのがこの戦略の中では入っているんですけれども、そのあたりの関連というか、そこがちょっと。 354: ◯委員(西川文代君) 本当ですね。じゃ、聞き間違いだったのかな。 355: ◯高齢課長(佐々木康広君) すこやかチャレンジ事業は確かになくなったのかなとは。 356: ◯委員(西川文代君) じゃ、もしかしたら……。ちょっと私もですね、そこら辺が。ここ、ちょっと挙げていますよね、継続事業と整理された事業で。このページを説明されて、何かここを整理しましたということだったように思ったので、二つとも挙げてしまったんですけれども、もしかしたらこのいきがい活動ポイント事業は、確かにですよね、挙がっていますね。 357: ◯委員長(米丸貴浩君) すこやかチャレンジ事業は、私がちょっと言いましょうか。最初はね、プランのときのすこやかチャレンジ事業は紙ベースでやってあったんですね。皆さん、たしかもらったんかな、紙ベースの。これはなかったかな。これやったですかね。紙ベースでやっていたと。それがですね、今度は戦略の中で、22ページにありますよね、100日チャレンジ、これはですね、実はこういう背景があったそうです。若い人たちの健康に対する意識を変えようと。どうしたらそういう、部長が大好きな行動変容ですね、これに持っていけるのかなと。今それをやるとすれば、ITだと。IT。で、すこやかチャレンジ事業は紙なので、スマホでできるチャレンジへ変えたと。  これをちょっと見せてもらったんですけどね、皆さん、22ページを見てもらっていいですか。そうしたら、右上のほうに「中山道の旅」って書いてありますよね、ちっちゃい絵があって。ここにですね、「バーチャル中山道の旅」というのがあって、そのスマホの何かアプリがあるんでしょうね。で、データを入れるとですね、これだけ歩いたよとかいうのを入れるとですね、これは「もーりー」というんですけどね、ゆるキャラ、守山市の。もーりーがですね、こう歩いていくんですよ、どんどんどんどんどんどん。で、そういう見える化によって、ああ、ここまで来たねと、もうすぐで守山だということがやっていけると。で、その体重測定も同じように、スマホでこれはたしか管理ができると言っていたような気がします。それで紙ベースのIT化だと。若い人たち、なかなかそういう健康に関心がない方たちをね、こっちに持っていきたいと。  確かにプランから戦略へと書いてある、これは16ページを見てもらうと、「今後の取り組むべき課題と方向性」の1番にですね、この手の印があって、健康無関心層の次に、健康に関心があるが継続できない層及び若年層への情報提供やきっかけづくりの工夫として、このもーりーが歩く100日チャレンジ、これをやってみたという説明をたしか受けたと思います。  それからポイントはですね、私たちと同じ稲城市にやっぱり行かれたそうですよ。で、参加者が少ないと。若い人、30代、40代ができたらやってもらったらいいんだけど、将来参加してほしいのはここなんだけどねという話はたしか聞いて、そんな言ってたよね。 358: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうです、そうです。はい。若い層の受診率を上げるためのものであると。 359: ◯委員長(米丸貴浩君) これをやったということを言ってありましたね。この続きは、ポイントはどこにあったかな。 360: ◯委員(西川文代君) 済みません、ここのメモを見るとですね、今、高齢課長のほうから指摘がありましたけど、このすこやかチャレンジ事業というのは終了して、100日チャレンジ事業ですね、今委員長に説明していただいたように、こっちに切りかえて、そしてスマホも使ってできるようにということも加えて、こういうパンフレットもあるんですけども、ウエブ版も追加したということで書いています。  それで、今、いきがい活動ポイント事業については、申しわけないです、私の多分聞き間違いかと思います。ここに書かれていますから、なくなったはずないですもんね。申しわけないです。ちょっとそこがですね、私もテープなども聞き起こそうと思ったんですが、あと当日もですね、なかなか、先ほど委員長が言われたように100近いものを、どれをどのくらい絞ったのかということまでがですね、ちょっと聞くことができないまま、これに対する回答がですね、きっちり示すことができなかった状況です。 361: ◯委員(前田俊雄君) 内容がいっぱいあったもんね。内容がいっぱい過ぎて。 362: ◯副委員長(近藤幸恵君) うん、すごく盛りだくさんで。 363: ◯委員(西川文代君) ちょっと、ざっと話を聞いていて、初めて聞くことで、ざっと話されたので、ちょっとこう、つかみづらかったです、初めて聞く部分でですね。はい、済みません。でも資料のほうはですね、かなり準備はしていただいていたんですけれども。 364: ◯委員長(米丸貴浩君) 高齢課長、続けて質疑はありませんでしょうか。ここを聞きたいんだろうなと思っていますけど。 365: ◯高齢課長(佐々木康広君) いや、ほかの方が。 366: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 367: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 西川委員のほうからいただいたペーパー、こちらの報告書の2ページ目ですか、裏面です。私のほうは地域担当保健師制度というのに着目いたしまして、ここの感想では、地域担当をつくったことで地域の方が相談しやすくなったというコメントが書いてあります。この中で、地域担当保健師がですね、地域包括支援センターに在籍する保健師が担当と書いてありますが、これは行政の保健師なのでしょうか。それとも、地域包括支援センターに委託しているケースも多々ございますが、この保健師さんはどういった身分なんでしょうかというのが、まず1点でございます。  二つ続けてよろしいでしょうか。 368: ◯委員長(米丸貴浩君) 一問一答でいきましょうか。 369: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい、以上です。 370: ◯委員長(米丸貴浩君) では、回答をお願いします。 371: ◯委員(西川文代君) はい。あのですね、これは在籍する保健師ということで確認しているんですけれども、私としては、先ほど、行政から雇用されているものなのか、この包括支援センターで雇用されている方なのかというところの違いまでは、申しわけないです。ほかの方はわかられますか。
    372: ◯委員(前田俊雄君) この時点ではですね、地域包括支援センターが3カ所あるんですけども、直営になっております。今後は民営化も、委託とかいうことも起こり得るでしょうけど、この時点では直営になっていて、ですから当然のことながら職員が。ただ、正職なのか嘱託なのかまでは聞いていないです。身分としたら市職員。 373: ◯委員(西川文代君) 直営だから市ですよね、はい。ああ、そうですね、18名が直営。 374: ◯委員長(米丸貴浩君) いずれ直営でないように移行はしていきたいような話はちょっとしてありましたね。そしたら直営分が、今度は、委託にすればですよ、その分、人間が浮くわけですね、保健師さんが。それをまたほかのところにできるよねというような話は、ちょっとしていましたよね。 375: ◯副委員長(近藤幸恵君) うん、していましたね。 376: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 377: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 御回答ありがとうございました。 378: ◯副委員長(近藤幸恵君) 保健師、22人でした。 379: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 22人。 380: ◯副委員長(近藤幸恵君) 保健師、22人です。 381: ◯委員長(米丸貴浩君) 内訳、要りますか。 382: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 済みません。そうしたら2問目、よろしゅうございますか。済みません。 383: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、じゃ、2問目。 384: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) あとですね、当然のことながら、医療費が減る要素としては、入院から在宅に変わるということは、医療費適正化という、医療費削減の要素なんですが、その中で、あとここちょっと、モデル的に実施と書いてある主治医が複数体制というのが、どういったイメージなのかな。かかりつけ医の推進というよりは、一元化するほうがより効果があるのではないかと私のほうは推測していたもんで、これはちょっとどういった効果が期待できるのか。 385: ◯委員(前田俊雄君) これはあれです。主治医と副主治医と2名体制ということです、ペアで。どうしても1名にするとですね、1ドクターの負担が多くなってくるんで、正の主治医、副をやって、うまく負担を分散しているという形という体制をとっているということです。 386: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) ありがとうございました。 387: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木高齢課長。 388: ◯高齢課長(佐々木康広君) はい、ありがとうございます。  今の質問の関連なんですけれども、モデル的に実施されたということは、一定の期間をくくって効果を見られたんだと思うんですけれども、その効果を検証された結果について、何かありましたら教えていただければ。モデル的に実施した結果どうだったのかというのを、もしお聞きになっているのであれば。 389: ◯委員(西川文代君) 聞いていたらですね。聞いていないですね。 390: ◯高齢課長(佐々木康広君) そこはないですか。 391: ◯委員(西川文代君) 済みません、在宅で最後まで過ごしていただくために、先ほど言われたように主治医──私も書いていますが──副主治医の2名体制で行って、それをモデル的に実施ですね。そのことの効果ですね。効果がどうだったのかですね。 392: ◯高齢課長(佐々木康広君) はい、成果。 393: ◯委員(西川文代君) 断片的に聞いていてですね。ちょっとその効果まではですね、私の認識の中では質問をしていませんし、ちょっと聞いていないですね、はい。確認するんであれば、また後ほど確認という形になります。 394: ◯高齢課長(佐々木康広君) 大丈夫です、はい。 395: ◯委員(西川文代君) 申しわけないです。 396: ◯委員(前田俊雄君) 私は、10名で地区担当というふうに書いているけどね。 397: ◯副委員長(近藤幸恵君) ああ、これは担当ですね。地区担当制にしたときの組織内容で……。 398: ◯委員(前田俊雄君) 主治医でしょう。 399: ◯副委員長(近藤幸恵君) 地区が、そうです、10人で、高齢福祉が1人と、人権が1人というふうな構図にはなっているということを聞いています。 400: ◯高齢課長(佐々木康広君) 委員長、質問を変えてよろしいでしょうか。 401: ◯委員長(米丸貴浩君) 済みません。佐々木高齢課長。 402: ◯高齢課長(佐々木康広君) 今の部分で、非常に私も関心があるところなんですけれども、そういったところは、恐らくその下に医師会との連携ができていて、運営委員長が医師会のメンバーということで、御協力はいただいていると思うんですが、通常の診療報酬の中でされているのか、それとも何らか行政側から、そういった副主治医を置くことについて何らかの補助なり、そういったものが出ているのかとかいうお話はされていなかったですか。 403: ◯委員(前田俊雄君) 出ていないです。 404: ◯高齢課長(佐々木康広君) 出ていないですか。 405: ◯委員長(米丸貴浩君) 今回が地域包括ケアシステムのことではなくて、健康づくりの中の一環で、在宅医療はこういう今取り組みをやっていますよというので、そこまで詳しくは聞かなかったですね。 406: ◯高齢課長(佐々木康広君) はい、申しわけございません。 407: ◯委員長(米丸貴浩君) ただですね、在宅医療連携協議会の中に、さっき言ったように医師会の先生が入っておられるということと、それから在宅医療をやらねばならないよという先生が、この協議会を立ち上げたというような説明がありましたよね。 408: ◯高齢課長(佐々木康広君) 立ち上げた。 409: ◯委員長(米丸貴浩君) はい。で、ネットワークを組んでもらったというような説明を、たしか私は書いていますね。 410: ◯高齢課長(佐々木康広君) 医師が立ち上げたということですね。 411: ◯委員長(米丸貴浩君) はい。必要性を、やっぱりお医者さんのほうが思われてと。ここはたしか医師のあれじゃないですよね、合同だったですよね、医師会。 412: ◯委員長(米丸貴浩君) お隣の……。 413: ◯委員(前田俊雄君) 医師会は、野洲市。 414: ◯高齢課長(佐々木康広君) ああ、野洲市ですね。 415: ◯委員(前田俊雄君) うん、野洲と守山で。 416: ◯委員長(米丸貴浩君) 2市の。でも、関係は非常によろしいということだったですよね。  どこまで御回答になったか。申しわけないです。 417: ◯高齢課長(佐々木康広君) ありがとうございました。 418: ◯委員(前田俊雄君) もうちょっとあれですね、市民病院があるということが、また大きいですよね。 419: ◯高齢課長(佐々木康広君) そうですね、はい。そうでしょうね、連携がですね。なるほど。 420: ◯委員(前田俊雄君) そうです。 421: ◯高齢課長(佐々木康広君) 最後にもう一つだけ。 422: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、佐々木高齢課長。 423: ◯高齢課長(佐々木康広君) 非常に示唆に富む御報告をいただいたと思いますけども、その中で特にプランから戦略に至る過程で100ぐらいのという、いろんな事業を絞り込んでいかれたというところの、そういう絞り込みの視点とか、もしそういったものがありましたら教えていただければと。どういった形で絞り込んでいかれたのかと。どの程度までですね。そういったときの絞り込む視点が恐らくあったのではないかと。 424: ◯委員(西川文代君) いいですか。その絞り込みの視点ということに関してはですね、皆さん、もし聞かれていればあれですけれども、特にそこに関して質問をしなかったですし、それに対する説明をちょっと聞いた記憶がないんですけど、先ほどずっと、プランから戦略に至る経過、プランはこういう趣旨でつくった、そして検証して、そして戦略に至ったというところで大きいところが、健康に対する捉え直しをして、そして戦略に関しては、この「学んで知る健康」とか「つくる健康」「みんなで広げる健康」ということで、ちょっとこの3本柱も変わりましたよね、プランから戦略。  だからやはり、そして思ったような、かなり高い目標値を5年間で達成するようにプランで掲げていて、そのほとんどが目標達成に至らなかったという反省から、やはりもっとこの新しい戦略で立てた3本柱の目標が達成できるような形に変えたんだろうというところしかですね、ちょっと。本当にそこを知りたいということであれば、ちょっと私の記憶の中ではないので、また先方にお尋ねしないといけないのかなというふうには思っています。 425: ◯高齢課長(佐々木康広君) はい、よくわかりました。 426: ◯委員長(米丸貴浩君) 守山市さんにいただいた、この青い戦略かな、これの一番最後にこういうところがあるじゃないですか。西川委員が今おっしゃったけどね、市民アンケートを結構とられたそうですよ。で、その市民アンケートは、大きなところは健康について、それから運動について、それから食生活について、心の健康について、最後に生きがいについてともう一つ、主要施策についてを項目にしてアンケートをとったそうですよ。15歳以上の2,000人の方にアンケートをとったと。その結果が、一つはこうして出てくるわけですよね。その前かな、アンケートの結果というのが。  それから、結果から見た方策を絞り込んでいって、健康に対する考え方の捉え直しをした。これは前田委員がちょっと質問されたんですけどね。そのときに、心も体も健康、それだけじゃなくて、それプラス、地域も健康、生きがいにつながるよりよいまちづくりにこれがつながっていくと。地域が元気であったならば、みんなで支える環境がここでできてきますよねと。その中のキーになるのは、最終的にはやっぱり健康であったということをしきりに言ってありました。  今回、我々たくさん、このプランじゃなくて、何かな、戦略の中でも聞いてみたいこと、特に春日市に持ってくるとすれば、特定健診を何とかしたいというのも一つあったんですね。それで、このコンビニde健診とかどうなのというところに絞ってちょっと聞いていきたいなということで、今回、コンビニde健診とか聞いたり、それから、これがメーンやったですかね。 427: ◯副委員長(近藤幸恵君) うん、これがメーンです。 428: ◯委員長(米丸貴浩君) 特定健診、実は平成26年度に守山市さんは無償化したんですね。どうやったのかなということは藤井課長のときからもちょっとそれを聞いてきてほしいということで、向こうから説明があったんだけど、最後のとりでだと、無償化は。1,500円をゼロにすると。物すごく期待したそうですよ。ところが、上がった率は1から2と。で、お隣の……。お隣は何やったですかね、町は。 429: ◯委員(前田俊雄君) 野洲。 430: ◯委員長(米丸貴浩君) 野洲。野洲市さんは、3から4上がったというんですよ。それで、もうちょっとうちも期待できたんだけれども1から2。いや、これじゃねということを一つは言ってあったんですね。無償化というのが全てではないと。  やっぱり、これは春日市さんも同じでしょうと。40代、50代の方の未受診者が多いですよねと。うちも多いんですと。ここを何とかと。それから、若い人たちはもうはなから来ないから、これは39歳以下の健康診断もあるんだけど、健康づくりに関しては何とかしたいというところから、さっきのIT化をしたチャレンジ100日だったかな、とか、それからもう一つは、コンビニだったら若い人たちも来るよねという発想があったそうですよ。  で、コンビニもですね、じゃ、予約はどうしたんですか──ちょっと私が答えたら説明になっちゃうけど──予約はどうしたんですかと聞いたらですね、本来は当日でもいいと。39歳の方も、特定健診の当日でも予約をしたい、もしくはコンビニで予約を受け付けてみたいというのがあったそうですよ。気軽に健診を受けてもらいたいという。  ところが実際はですね、西川委員からもあっていたけれども、ローソンさんに対しては県が既に協定を結んでいたんで、県を通じてローソンさんにお願いして、ローソンさんはオーケーですよと、そこまではよかったと。ところが、トイレが要るんですね。尿検査をしなきゃいけないと、尿検査をというところで、予約の方法は、当日来られたらローソンさんを借りないかんとですよね。そこまではまだオーケーがなくて、結局は、守山市さんは今回は事前予約にしたそうです。事前予約。これは電話でもいいし、コンビニde健診のこういう何かチラシをつくられたそうですよ。これをいろんなところに配っていたんで、ファクスでもいい、郵送でもいいということにしたんだけれども、ふたをあけてみたらあんまり、二十何人ぐらいだったかな、少なかったんですね。 431: ◯副委員長(近藤幸恵君) たしか21人ぐらいでしたね。 432: ◯委員長(米丸貴浩君) で、これも健診の事業者さんがかなり頑張ってくれて、本当はバス1台持ってきたら、あれは何十万かかかるそうですね。それを3万にしてもらったりとか、大分融通はしてもらったものの、それでも結果はこうであったと。その原因はやっぱり周知が足らなかったことと、それから……。やっぱり周知が一番だったかな。 433: ◯副委員長(近藤幸恵君) うん、周知が。 434: ◯委員長(米丸貴浩君) うん、ということ。ただ、いろいろ、また、今後どうやってふやしていこうかということはやりたいんで、29年度、今年度ももう一回するということはおっしゃっていましたね。  西川委員ちょっと言われたけれども、来られた方はですね、こんなことを言ってあったんです。 435: ◯副委員長(近藤幸恵君) アンケートに書いてありますね、ここにね。 436: ◯委員長(米丸貴浩君) 若いお母さんが来られているんですね。「土曜日で、夫に子どもを預けて健診が受けられて助かった」。こういう方は多分また来るだろうということはおっしゃっていましたね。なかなか平日来れない人がこうして受けることができると。来年はですね、もう今年度だけど、やり方を考えて今年度実施すると。十分な周知は図っていければ何とかなるのかなと。残念ながら事業としては費用対効果はほとんどありませんでしたということをおっしゃっていましたね。  福岡県でも久留米市さんがやっていますよねということでありましたね。高尾課長、御存じだったですか、久留米市はやっているということですよ。 437: ◯国保医療課長(高尾徳久君) いえ、存じ上げておりません。済みません。 438: ◯委員長(米丸貴浩君) 久留米と佐賀、佐賀市もやっているとか言っていましたよ。 439: ◯副委員長(近藤幸恵君) 久留米も広いからね、多分ね、そういうのを使っているかもしれない。 440: ◯委員長(米丸貴浩君) そういうことだったですね。これに関してはですね。  コンビニde健診の主たる目的はですね、これによってですね、受診率を上げようということを最初から狙ったのではなくて行動変容、これをここでやりたいと。そのきっかけづくりの一つがコンビニde健診と。昨年度は2カ所だったんだけれども、来てくれた方は、さっき言ったように、また来てくれるリピーターに多分なってくれるだろうと。非常にいい、好評だったのでということだったですね。あくまで意識の変容を図りたかったということが、今回のコンビニ健診の目的だということをおっしゃってありました。私が書いているのはそこまでかな。  ほかに委員の皆さんからありましたら、追加でお願いいたします。 441: ◯委員(前田俊雄君) ここで私が思ったのはあれですよね。健康という概念の定義をですね、改めて庁内で議論して、一つの根拠としてですね、まとめ上げたというところがね、私は大きいなという気がしております。ここにありますように、これは一番最後のページにあるじゃないですか。通常、確かに健康いうたら病気でないというのがごく普通の概念ですけども、やはり病気でないことと捉えず、身体、心、地域ですね、地域においても良好な状態であることと捉え直しますという形で。これは一般じゃなくて、あくまでも守山市での概念定義ですから、それはそれでいいわけでしょうけど、私、それを言われたときにね、ああ、そうだよねって。健康というのを余りにも固定的に考えていたなというのが、私自身のインパクトでありましたね。 442: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね。キーワードは健康で、地域づくりをしていくという視点がね、大きな視点でしたね。 443: ◯委員長(米丸貴浩君) まちが健康ということを言っていたね。 444: ◯副委員長(近藤幸恵君) そう、まちと。そうそう。そういうことでしたね。だから、やっぱり試行錯誤しながら、もっといいまちづくりを行って。 445: ◯委員(前田俊雄君) もう一つ、最初に、冒頭に言われたのがですね、これをやるときには、もう庁内横断的にやるしかないですよと。特定の課がやるとかじゃなくて。私は一番最初に書いていたんです。庁内横断的な組織ですと。取り組みですということですから。やっぱり最近ではいろんな政策もありますけど、もうどこかの担当課だけじゃ済まなくなってきているということですよね。  横断的に取り組む必要があるというのがね、最近大きな変化を感じますね。健康づくりといっても、やはり庁内横断的にという形の中で。それから、きょう午前中やったね、市民部の関係でも、生活困窮者自立支援事業なんかにしてもそうですし、自殺対策にしても全庁的な取り組み、そういう意識を持たないとできないんだなというのが、最近、政策がね、どの課が何の政策じゃなくて、それぞれの課が、どこが中心になるかは別にしても、全体的に、全庁的に取り組まないと、もう本当の意味での成果は出ないなというのが、行くたびに思いますね。 446: ◯委員長(米丸貴浩君) 守山市全体が盛り上がること、「もりもり」みたいだけど……。 447: ◯委員(前田俊雄君) 「もーりー」。 448: ◯委員長(米丸貴浩君) そんなことを言っていましたよ。まあ、それは前田委員がおっしゃるように、どこかの課がということではもう限界なのかなということにつながるでしょうね。  はい、ほかに質疑はありませんでしょうか。神田健康推進部長。 449: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 視察の報告ありがとうございました。  このプレゼンの最初に書いてあるように、サブタイトルの健康で、ビックリマーク、住みよさ日本一を実感できるまち守山と。ですから、まちそのものの、多分ですね、都市像みたいな部分に、健康でと。もしかしたら、ほかの何かがついているものもあるかもしれないなと。そういう意味では、春日市の「住みよさ発見」という部分と通じる中で、健康部門ではということだろうというふうに捉えさせていただきました。  また、非常に戦略的に整理を絞り込んでされるというところ。個々の事業を見ると、ああ、これはやっているよねと、そういうふうにありますけれども、そういうふうに捉えるのではなくてですね、やはり戦略的に絞り込んで、そしてしっかりビジョンなりを出しながらと。その中で、例えば市立図書館にと、これは春日市もコーナーあるよねとか言いながらも、先ほどお話の中にありましたように、それこそ健康推進部、健康スポーツ課だけではなく、逆にですね、全所管は言い過ぎかもしれませんけど、何らか市民活動があれば、そこに必ず健康がつきまとうという意味では、そういったものを、ちょうど健康推進部、以前から御案内のとおりですね、複数の計画を今年度策定いたしますので、そういう中でこういった戦略も見通せたらいいかと思っております。非常に参考になりました。ありがとうございました。 450: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございました。市立図書館は平成30年度にオープン予定、そのときにそのコーナーをね、つくりたいということを言ってありました。  では、よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 451: ◯委員長(米丸貴浩君) では、調査項目、調査事件項目の1項目め、健康づくり事業について(滋賀県守山市視察報告)については以上とさせていただきます。  では、引き続き2項目め、健康づくり事業についてを議題といたしたいと思います。  それでは、岩隈健康スポーツ課長、お願いいたします。
    452: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) お手元に配付しております「春日市の健康づくり事業」をお願いいたします。よろしゅうございますか。 453: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですよ、はい。 454: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 私からは、本市の健康づくり事業について、この資料に沿って説明させていただきたいと思います。  まずは資料、全部で14ページで、事業ごとに表にまとめております。表の見方といたしましては、事業名、目的、対象者、実施の内容、詳細の内容、実施時期、実施場所、27年度の実績、28年度の実績というふうなことで記載しております。28年度につきましては、まだ一部暫定値でございますので、御承知おきください。  では、1ページ目から説明させていただきます。1ページ目から5ページ目までは、1、市民健診というようなことで、市民健診について記載しております。1ページ目には、国保被保険者として実施する特定健康診査、職場等で受診機会のない人のために実施します一般健康診査の内容と実績でございます。特定健診、一般健診ともに検査項目は同じとなっております。  次に、2ページ、3ページをお開きください。2ページから4ページ目までは、がん検診についての内容と実績を記載しております。がん検診は国の指針に基づく検査が行われております。3)胃がん検診、4)子宮頸がん検診、5)乳がん検診、6)大腸がん検診について記載しております。乳がん検診につきましては、国の指針では2年に1回の検診となっておりますところを、本市では毎年受診できるように御案内させていただいております。また、子宮がん検診と乳がん検診には、無料クーポン使用による女性特有のがん検診という事業がございまして、それぞれ20歳、40歳を迎えた方を対象に検診事業を実施しております。  次に、4ページ、5ページをお願いいたします。まず4ページには、肺がん・結核検診、8)前立腺がん検診についてです。腹部エコー検査と骨粗鬆症の検査については、5ページに記載しております。  次に、6ページと7ページをお開きください。6ページと7ページは、2、健康教育について記載しております。6ページですが、血糖値を下げる教室を糖尿病予防事業として、4回1クールとして実施しています。2)地区健康教育として御要望のあった各地区や団体様のニーズに応じた健康教育を専門職が実施しております。7ページ、3)でございます。CKD(慢性腎臓病)等重症化対策事業についてです。対象者で承諾を得られた方に、保健指導、受診勧奨、栄養・生活指導を実施し、医療費適正化対策に取り組んでおります。  同じく7ページ、3、健康相談についてです。1)健診結果相談会、面接指導では、特定健診・一般健診を受けた方に、保健師が健診結果をもとに指導を行います。  8ページ、9ページをお願いいたします。2)市民健康相談は通年、随時、窓口でも電話でも専門職が対応させていただいております。3)特定健康診査受診率向上対策についてでございますが、28年度は対象者を絞り込み、パンフレット送付や電話による健康診査受診勧奨や重症化予防の観点から保健指導をしてまいりました。  次に、9ページでございます。9ページから11ページまでは、栄養・食生活改善の取り組みを紹介しております。1)食育講演会は、正しい食生活についての知識普及を目的に実施しております。28年度は商工会女性部と共催したこともあり、参加者が大幅に増加しております。2)としては、地域みそづくり教室について御紹介しております。  次に、10ページ、11ページをお願いいたします。3)食生活改善推進会の支援についてでございます。本市の食生活改善に精力的な活動をしていただいておりますものでございます。現在、会員数73名でございます。4)栄養ボランティア講座です。こちらは管理栄養士による講義及び実習を行い、食生活改善推進員の養成を図っております。5)栄養相談です。生活習慣病が気になる方や、健診の結果などで栄養指導の必要がある方に、個別栄養相談を実施しております。  11ページです。6)食育推進連絡会では、組織横断的に食育に関する情報収集及び連絡調整を行う場となっております。  12ページと13ページをお願いします。5、運動普及についてです。1)健康ウォークでは、ウオーキングの楽しさを体感し、運動することを習慣化するきっかけづくりの場を提供しております。この事業は、後述するヘルスリーダーの方々に御尽力いただいております。2)地域ウオーキング教室では、ヘルスリーダーが自治会等へ伺い、指導やウオーキングコースの提案などを行う出前教室でございます。  13ページです。3)ヘルスリーダーの会の活動支援です。ヘルスリーダーの会の会員は現在23名いらっしゃいます。市としましては研修会の準備や事業PRなどの支援を行っております。  同じく13ページ、6、自殺予防対策についてです。今や交通事故による死亡者を上回る自殺の予防は、非常に重要な取り組みでございます。1)としまして、自殺予防講演会を実施いたしました。一般の方々や市職員に対する講演を実施し、悩みを抱える人をサポートするゲートキーパーの養成に努めております。  最後、14ページでございます。14ページには、2)窓口、電話相談として、心の健康に関する相談を保健師が受け、自殺予防等に対応した実数を掲載しております。  最後に、イベント事業でございます。いきいきフェスタ春日は、毎年10月に福祉・健康・子育てをテーマとする啓発体験イベントとして定着しております。  健康スポーツ課が所掌する健康づくり事業の説明は以上でございますが、本資料が他団体への現地調査の参考になれば幸いかと思います。今回、御視察先として、須坂市を初め、長野県ではですね、保健補導員制度が組織化されております。で、住民の健康づくりに寄与していると伺っております。この中で人と人のつながりが非常に重要じゃないかなというふうに考えております。都市化しました本市においても、地域コミュニティーの活性化とですね、市民一人一人の健康づくりを結びつけて、私どもも考えていきたいと思います。  報告については以上でございます。 455: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ありがとうございます。  執行部からの説明が終わりましたので、これより委員の皆さんの質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。  吉居委員。 456: ◯委員(吉居恭子君) 済みません、8ページの3)の特定健康診査受診率向上対策ということなんですけど、何か今度、このあれが、受診率が悪いところに何かペナルティーがあるというのがありましたよね。そういうふうになるんじゃないかと。前からあるけど、今度また新たにですね、強化というか。それで、その実施内容、26年、27年、28年か、昨年度の27年度の実施内容とか、28年度もパンフレット送付や電話でと書いてありますけど、29年度、何か新たなアイデアと、それの計画をされていたら教えてもらいたいなと。何か今までの状況だと、そんなにね、ばっと上がりにくいのではないかなという、ちょっと心配しているんです。 457: ◯委員長(米丸貴浩君) これまで神田部長のところで一生懸命やってこられたんですけど、新たな取り組みは何か追加がありますかということに対して。  はい、神田健康推進部長。 458: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 両課にまたがるような部分もございますので、包括的にお答えさせていただきますと、まず従前のペナルティーという部分は、前にも御説明したとおり保健指導していないとか、そういったところが変わるかと思います。  で、新しくですね、保険者努力支援制度というのができておりまして、実際に春日市のほうがどういうふうな、最終的に調整交付金に影響を与えるのかというのがわかってから委員会のほうに報告しようと思っておりましたのであれですけれども、その中でペナルティーというよりもですね、特定健診の受診率等も含めて、国民健康保険のいろんな取り組みの総合点によってですね、交付金がふえたり減ったりというような制度が、28年度から前倒しで入ってまいりました。その中でどのような影響が春日市で、この春日市の特定健診の受診率の水準であったのかというようなのも、実際に交付決定がされてくればですね、わかってくると思いますので、その際にぜひ報告をさせていただきたいと思います。  それから、特定健診の受診勧奨の事業を委託してやっておりますけれども、それについては毎年毎年ですね、繰り返しながら、ことしはどういうふうなところに対象者を絞っていこうかというようなのを、また事業開始までに協議をしてですね、より効果の上がる、もしくは先ほど視察報告がございました、例えば若年層とかですね、ターゲットを絞って、そういう検討をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 459: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員、よろしいですか。 460: ◯委員(吉居恭子君) まだわからないということですね。 461: ◯委員長(米丸貴浩君) 神田健康推進部長。 462: ◯健康推進部長(神田芳樹君) はい、これから詰めていきたいと思っております。 463: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員がちょっとおっしゃったのは、3月の議会でかな、委員会でかな、鹿児島県の何か取り組みを参考にやってみたいということをちょっと言ってありましたよね。鹿児島県のどこだったっけ。データ提供事業のことで、ちょっと言ってあったじゃないですか。そういうことかなと思ったんですけどね。  神田健康推進部長。 464: ◯健康推進部長(神田芳樹君) データ提供事業を今、春日市単独でやっておりますけれども、以前の委員会でも報告しましたとおり、福岡県単位でですね、国保連合会や医師会と協力してデータ提供事業を30年度からやっていくというような報告をいたしましたので、それについてはまた成案が出てまいって仕組みがわかり次第ですね、報告をさせていただきたいと思います。特に医療機関にかかっている方が課題でしたので、これで何とか解消できればと思っております。 465: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、わかりました。まだいろんなお考えを部のほうではお持ちですけど、温めているところと。もう生まれそうなところが出てきそうですから、もうちょっと楽しみに待っておいてほしいと思います。  ほかに質疑はありませんでしょうか。この件よろしいでしょうか。近藤委員。 466: ◯副委員長(近藤幸恵君) 済みません、関連になるだけなんですけど、12ページの健康ウオークのことなんですが、この事業自体のことをお伺いするわけじゃなくて、以前ですよ、春日市にマップがあって、自分がどこまで行ったという印をつけて、それを提供すれば何か御褒美をもらえるみたいな事業が昔あったんですけど、もうそれは全くマップもないという状況なんでしょうか。 467: ◯委員長(米丸貴浩君) そんなのあった。 468: ◯副委員長(近藤幸恵君) あったんですよ。あったと私は意識しているんですけど、なかったですかね。済みません。 469: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 470: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 確かにマップございまして、公民館等に置いて、そして自己申告ながら、歩いた距離とかをですね、書いて、健康づくりに努めるという、そういったマップはあったんですが、現在のところはちょっとそれが公民館とかに配置しているわけではなくて、やはりこのヘルスリーダーの活動の中のウオーキングでコースをつくって御案内しているという運動のみです。 471: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、よろしいですか。はい、近藤委員。 472: ◯副委員長(近藤幸恵君) 以前あってですね、今ウオーキング人口もすごくふえたので、またそういう取り組みも一つの、先ほどの報告と相重なってくるところがあるんですが、そういう取り組みも一つおもしろい、おもしろいって失礼ですけど、健康促進には役に立っていくのかなと思いましたので、確認させていただきました。どうぞ御検討ください。 473: ◯委員長(米丸貴浩君) 答弁はよろしいですね。 474: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい。 475: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 476: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは2項目め、健康づくり事業については以上とさせていただきます。  それでは、調査事件の3項目め、認知症対策についてを議題といたします。  説明員の説明を求めます。佐々木高齢課長。 477: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、認知症対策について説明させていただきます。  市民厚生委員会のほうで、埼玉県の草加市の認知症検診事業について行政視察をされるということですので、これに当たりまして、春日市の認知症対策につきまして、これまで御説明したことも含め、改めて全体の説明をさせていただきます。  お手元にお配りしております、この1枚物の「春日市の認知症対策について」という資料をごらんいただきたいと思います。 478: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、お願いします。 479: ◯高齢課長(佐々木康広君) この番号を追っていきながら御説明をさせていただきます。  まず(1)ですが、認知症の方やその家族に対しましては、平成28年度に策定しまして当委員会でも御説明をいたしました認知症ケアパスのほうでまとめておりますように、認知症の疑いから症状が進行していく中で、医療、介護、介護予防、生活支援などのさまざまなサービスが有機的に連携して提供していくことができる体制を目指しております。  このような医療や介護などのサービスに認知症の疑いのある人を適切につなげていく必要があるということから、(2)ですけれども、平成23年度から筑紫地区4市1町と筑紫医師会の共同事業として、ものわすれ相談事業を実施しております。これは相談医の講習を受けた物忘れ相談医が、患者や家族の悩みを聞き、適切な認知症診断と治療を実施できるようにすることを目指したものでございます。筑紫医師会にその相談医育成のための講習会の開催などをお願いしているところでございます。春日市内のものわすれ相談医は、平成28年度において8人というふうになっております。  (3)ですが、平成25年度から認知症地域支援推進員二人を南北2カ所の地域包括支援センターに配置をしまして、認知症の人やその家族の相談に応じて支援をしたり、あるいは医療・介護・地域のネットワークづくりを進める中で、物忘れ相談医などの医療機関、警察、コンビニエンスストアなどの関係機関との連携を図っているところでございます。  (4)ですが、その認知症地域支援推進員の活動の実績を踏まえまして、平成29年度から認知症初期集中支援チームを設置しているところでございます。4月から早速会議を開くことにしております。このチームにつきましては、筑紫医師会から推薦をしていただきます認知症サポート医と、認知症地域支援推進員、保健師などの市の高齢課職員、計5人以上で構成しまして、月1回程度の会議を開催していく予定でございます。  認知症の方の初期の段階、あるいは市や地域包括支援センターなどに相談があった初期の段階から集中的な支援、おおむね6カ月程度を目安にした支援を行っていくことにいたしております。また、筑紫医師会に属する認知症サポート医、これが筑紫地区内で数名いらっしゃいますので、その認知症サポート医による連絡協議会、これも年4回程度開催をしていただきまして、支援のあり方に関する相互の情報交換等を行っていただき、適切な支援につなげていくことにいたしております。  (5)ですが、認知症の人やその家族を地域全体で見守り支えていくための体制づくりとして、認知症サポーターの養成を進めているところでございます。平成19年度に1回実施をしておりますが、実質的には平成24年度から本格的に養成を始めているところでございます。  本市におきましては、グループホームあるいは小規模多機能型居宅介護事業所などの春日市地域密着型サービス部会の事業所の方々にも積極的に協力をいただいておりまして、平成28年度末までにサポーター養成講座に参加された方は3,363人となっております。平成27年度には春日警察署の警察官63人など、平成28年度には市職員242人や小中学生607人などが受講したところでございます。平成28年度には春日市で初めて認知症キャラバンメイト連絡協議会を開催しまして、専門医によるフォローアップ研修やグループワークなどを行ったところでございます。  (6)ですが、認知症の高齢者などとその家族への支援策として、平成22年度からやすらぎ支援事業、平成24年度からその事業を高齢者等家族支援事業と名称を変更しまして実施をしてきたところでございますが、介護保険サービスの充実などによりましてこの事業のニーズが低下していることは、これまで委員会で御報告したところでございます。現在、第7期の事業計画の策定に向けまして、家族支援につながる別の形の事業に転換ができないかを含め、検討しているところであります。  (7)です。また、認知症などに起因する徘回高齢者対策としましては、市総合情報メールで平成17年度から、県の防災メールを活用して平成26年度から情報配信を行っておりまして、平成21年度からは徘回高齢者などの事前登録制度を整備しております。平成27年度には春日警察署と管内2市1町による捜索ネットワークの連携協定、並びに春日警察署と春日市による事前登録情報の共有に関する協定を締結しまして、捜索体制の基盤が整ってきたところでございます。  (8)です。認知症の予防に関する普及啓発としましては、平成29年度は脳とからだのリフレッシュ教室、リズムで介護予防、認知症医療講演会を行うことにしております。脳とからだのリフレッシュ教室が6回の2教室、リズムで介護予防が4回の2教室で、昨年、市民厚生委員会におきまして視察の成果として御紹介いただきました回想法を取り入れたプログラムとなっているところでございます。また、認知症医療講演会につきましては、7月の13日の午後2時からいきいきプラザで行う予定にしております。  (9)介護サービスの基盤整備のうち、認知症対策といたしましては、認知症高齢者グループホームが現在6施設・81床となっておりまして、本年1月にはさらに1施設・18床が開設予定でございます。現在その整備に着手しているところでございます。また、認知症対応型の通所介護デイサービスが定員12人で、かすがの郷の中で運営をされております。  (10)その他として、春日市介護を考える家族の会「ひだまりの会」との連携協力を進めておりますし、安心生活創造事業、あるいは本年度実施いたします生活支援体制への協議体の編成等も、広い意味ではこの認知症高齢者を含めたところでの地域における見守り・支え合い体制づくり、生活支援体制づくりというふうに考えているところでございます。  認知症の人やその家族に対するサービスですけれども、今御紹介いたしました(1)から(10)に限定されるものではございませんで、一番冒頭に申しました(1)の認知症ケアパスでまとめておりますように、認知症の疑いから症状が進行していく中で、医療・介護・介護予防・生活支援などのさまざまなサービスがかかわってまいります。その中には、当然ながら特別養護老人ホームなどの施設、あるいは地域包括ケアシステムの中核的サービスと期待されている定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス、小規模多機能型居宅介護サービスなども含まれております。また、いきいきルームの健康運動トレーニング事業、「転ばん塾」「おたっしゃ塾」などの介護予防事業、あるいはボランティアの養成、シニアクラブ活動の支援、さらには社会教育の生きがいづくりですとかスポーツ推進なども、広い意味では認知症予防につながる取り組みであるというふうに考えているところでございます。  この資料の(1)から(10)につきましては、それらのサービスなり事業の中で、認知症対策により主眼を置いたものと、これを記載しているというふうに捉えていただければというふうに考えております。  春日市の認知症対策については以上でございます。行政視察の参考の一端に供していただければ幸いでございます。 480: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ありがとうございます。  佐々木高齢課長の説明が終わりましたので、これより委員の皆さんの質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。  西川委員。 481: ◯委員(西川文代君) (8)のですね、認知症の予防に関する普及啓発教室等、平成29年度からということですけれども、ちょっと私、知識がないんですが、この認知症の予防というのは、脳とからだのリフレッシュ教室とか書いています。で、私たち一度勉強しに行ったのが、進まないようにするように回想法なども有効であるとかありますが、一般的にですね、認知症というのはどんなことをしたら予防されるとかいう。これはお医者さんじゃないですから、医療講演会もあるようですけれども、どんなふうな予防方法でということになるんですかね。 482: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木高齢課長。 483: ◯高齢課長(佐々木康広君) 本日お配りしました、この「春日市の健康づくり」の7ページをごらんいただきたいと思います。 484: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、どうぞ、お願いします。 485: ◯高齢課長(佐々木康広君) 7ページです。この中に、先ほど御紹介いたしました認知症予防理解に関する教室を記載しておりまして、その内容をこちらのほうに、右側に書いているところでございます。ここの部分が確実に認知症の予防に効果があるかどうかということは、医学的な証明がどの程度までなされているかというのはあると思いますけれども、一般的にそういう認知症の専門医等もいろいろ考えられた中で推奨されているようなもの、そういったものをこういう教室の中で紹介しているというふうに考えております。  また、この認知症の予防に関しましては、昨年度から実施をしております地域リハビリテーション活動推進事業、そういったものでも実施をしておりまして、地域リハビリテーション活動実施支援事業の中では二つのコースがありますが、その二つのコースのうち一つが認知症予防で、脳の若返りコースというのをやっております。その中ではやはり同じように、脳トレ体操ですとか、お手玉とか、軽い有酸素運動、そういったものをすると。脳を活性化させるためのもの。具体的にどれが確実に認知症予防につながるかということはちょっと定かではありませんけれども、こういったいろんなことに参加をしていただくということ自体が広い意味では認知症予防につながっていくんだということで、実施をしているものと御理解いただければと思います。 486: ◯委員(西川文代君) はい、ありがとうございます。 487: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ほかに質疑ありませんでしょうか。  佐々木高齢課長、資料の7番の捜索ネットワーク、これはですよ、例えば探すほうで──探すほうというか、探していただけるほうでしょう。となると、例えばタクシー会社さんとか新聞配達員さんとか牛乳配達員さんとか、そういう民間の方もこの中には入っているんですか。それとも、これはあくまで行政だけなんですか。 488: ◯副委員長(近藤幸恵君) 協定は結んでいないけれども、お願いはしていると、何かなかった。 489: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木高齢課長。 490: ◯高齢課長(佐々木康広君) 基本的には、徘回高齢者の捜索に関しては、春日市では、一つは先ほど申しました春日市の総合情報メールによる情報発信、もう一つは県の防災メールによる情報発信というものを基本にしております。  基本的には、それをきちんと受けられる側がまず意識をしていただくということが大事になってまいりますので、お願いをしておりますのは、一つには見守りホットラインの協力・協定事業所というのがございます。これが電気、ガス、水道、そういった民間事業者でございます。あるいは新聞販売店、市内の郵便局、生活共同組合、民間の配食サービスの事業者の皆さん、要は自宅を訪問される機会が多い事業者の皆様には、一つには見守りホットラインということで、徘回に限らずお願いをしておりますので、それにあわせて徘回についてもそういう協力依頼をしているところでございます。  民間についてはそういった形になっておりますが、あとは水道企業団ですとか、あるいは自治会、あるいは民生委員さん・児童委員さん、そういった行政の関係者にも広く協力を呼びかけているところでございます。 491: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ありがとうございます。タクシーはないかな。 492: ◯高齢課長(佐々木康広君) 申しわけございません、追加で。 493: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木高齢課長。 494: ◯高齢課長(佐々木康広君) タクシーですけれども、これは私どもが得ている情報では、タクシー会社、JR、西鉄、あるいは消防署、そういったところは警察のほうから直接その都度、協力依頼が行くということを聞いておりまして、昨年タクシー会社の方々に集まっていただいてアンケートをしたりとか、あるいは直接来ていただいて、いろんな生活支援対策関係の情報交換をいたしましたけども、そのときも必要に応じて警察署のほうからタクシー会社の本社のほうに情報が入るということは言ってありました。 495: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。ありがとうございます。  前田委員。 496: ◯委員(前田俊雄君) かつてあったんですけど、警察署に連絡してもですね、警察官が十分対応し切れないし、はっきり言ったら迷惑そうなというときもあったんですけど、今はどうなんですか。警察署のほうに「こういった方があるみたいですよ」と言ったときに、すぐ警察署が対応していただけるような体制がもう構築できたんでしょうか。 497: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木高齢課長。 498: ◯高齢課長(佐々木康広君) 昨日も警察署の方々とお話ししましたけれども、警察署のほうでも、この認知症の高齢者の問題が非常に一番差し迫った重要な問題だというふうに捉えられているようでございます。で、昨年いただきました情報の中でも、非常にこの65歳以上の保護される方々の中では、やはり認知症の方々が40%ぐらいを占めているということで、例えばお酒を飲まれた方とかですね、いろんな方もいらっしゃいますけれども、やはり認知症の方が多いということで、この対策を何とかしないといけないという認識は持ってあります。非常に最近、連携が進んでおりまして、警察の担当部署のほうと高齢課のほうで頻繁に電話等でやりとりができる状況にはなっております。 499: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員、よろしいですか。 500: ◯委員(前田俊雄君) はい、お願いします。逆に私が連絡したときにね、対応してくれなかったら、私自身がその方をしばらく保護しとかないかんわけですから、そこまでできるのかなと思うとですね、大変なことになりますので。わかりました。
    501: ◯高齢課長(佐々木康広君) 追加で。 502: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木高齢課長。 503: ◯高齢課長(佐々木康広君) 高齢課の職員が土日でもですね、夜間でも、携帯電話を持っておりまして、必要なときには直接、警察のほうからでも電話が入ったりとかいう形で、連携がとれる体制にしております。この間の、土曜日曜にも一人いらっしゃいましたので、そういったときでも対応ができるようにしております。 504: ◯委員(前田俊雄君) はい、ありがとうございました。 505: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ほかに質疑はありませんでしょうか。吉居委員。 506: ◯委員(吉居恭子君) 済みません、6番なんですけど、(6)番、高齢者等家族支援事業ということなんですけど、平成22年度からだからどんどん進んできているとは思うんですが、例えば何ていうか、家族が高齢者が認知症であれとか支援を必要としているとか、そういうのがわかるところはいいんですけど、高齢者の二人暮らしで認知症になっている、両方認知症みたいな感じで、周りには見えにくくて何とかやっていて、いざとなったときに困ったことになるという部分もあると思うんですね。そして、その、何ていうか、介護保険の分でヘルパーさんとかにつながっていたらいいんですけど、そうじゃない場合というのはあるし、地域とかそういう部分での、市が把握、大体できているものなんだろうかなというのはちょっと。 507: ◯委員長(米丸貴浩君) 安心生活創造事業からつながっている。 508: ◯委員(吉居恭子君) そうですね。そっちとつながると思うんですけど。第7期事業計画のほうに多分入っているのかなと思って。 509: ◯委員長(米丸貴浩君) 把握の実態がどうなんでしょうねという、多分、吉居委員の質疑だと思いますが。  はい、佐々木高齢課長。 510: ◯高齢課長(佐々木康広君) 実際、吉居委員がおっしゃるような方、特に高齢者二人暮らしの方とかですね、あるいはひとり暮らしの方、非常にお困りになっている方をどの程度まで行政が把握しているのかというのは、実際、行政に入ってきた部分は対応は各自しておりますけれども、なかなか全部が把握できているかといいますと、それはなかなか難しいかなと。そうなりますと先ほどからお話がありました安心生活創造事業、地域の支え合い、そういった中で見て気がついていただいて、行政なり地域包括支援センター、あるいは社協さんのほうに情報が来るようにしていかないといけないというふうに思っているところでございます。そういったところを引き続き努力をしていきたいと思っております。 511: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいですか。 512: ◯委員(吉居恭子君) はい。 513: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 514: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、3項目め、認知症対策については以上とさせていただきます。  神田部長、これで以上ですかね。はい、神田健康推進部長。 515: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 本日、健康推進部の報告は以上でございます。 516: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに委員の皆さんから何かありませんでしょうか。全般を通じてありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 517: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、これで健康推進部の所管事務調査及び報告を終了いたします。説明員の皆さんは退席されて結構です。  ここで暫時休憩いたします。再開を3時5分とさせていただきます。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時57分                 再開 午後3時05分                ──── ─ ──── ─ ──── 518: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  議会閉会中の調査事件に入ります前に、4月1日からの人事異動後の初めての委員会ですので、まずは執行部からの自己紹介をお願いいたします。  筒井福祉支援部長。 519: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 福祉支援部でございます。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。  それでは引き続き、福祉支援部長の筒井でございます。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。 520: ◯委員長(米丸貴浩君) こちらこそお願いします。 521: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 福祉支援課長の渡邉と申します。よろしくお願いいたします。 522: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いします。 523: ◯こども未来課長(今福保幸君) 引き続きこども未来課長を務めさせていただきます今福です。どうぞよろしくお願いいたします。 524: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。 525: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) 同じく、引き続き子育て支援課の課長をします高瀬です。よろしくお願いいたします。 526: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。 527: ◯保護課長(吉田徹也君) 4月1日付で保護課長のほうに就任いたしました吉田と申します。よろしくお願いいたします。 528: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。  それでは、私たち市民厚生委員会の御紹介をさせていただきます。  委員会の委員長を務めております米丸でございます。何だっけ、何の両輪だったっけ。車の両輪となるようにですね、しっかりした、また委員会運営に努めていきたいと思いますので、今年度もどうかよろしくお願いいたします。  副委員長。 529: ◯副委員長(近藤幸恵君) 副委員長を務めております近藤でございます。委員長を支えながら進んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 530: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 531: ◯委員(前田俊雄君) 前田でございます。よろしくお願いいたします。 532: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員。 533: ◯委員(吉居恭子君) 吉居です。よろしくお願いします。 534: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 535: ◯委員(西川文代君) 西川文代です。よろしくお願いいたします。 536: ◯委員長(米丸貴浩君) 白水委員。 537: ◯委員(白水和博君) 白水和博でございます。よろしくお願いします。 538: ◯委員長(米丸貴浩君) 最後に、議会事務局の吉田主査です。 539: ◯事務局(吉田美由紀君) 議会事務局、吉田です。よろしくお願いいたします。 540: ◯委員長(米丸貴浩君) この6人プラス1名で頑張ってまいりましょう。よろしくお願いいたします。  それでは、福祉支援部の所管事務調査及び報告に移りたいと思います。  それでは、調査事件の1項目め、発達障がい者支援の取り組みについてを議題といたします。  説明員の説明を求めます。筒井福祉支援部長。 541: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) それでは、今回、閉会中の調査事件として報告を求められておりました福祉支援部の案件1件、その他の報告事項2件につきまして、順次説明させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 542: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしくお願いします。 543: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) まず、調査事件の1件目で、発達障がい者支援の取り組みについて、福祉支援課長、こども未来課長、子育て支援課長の順番で説明いたします。よろしくお願いいたします。 544: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉福祉支援課長。 545: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 発達障がい者支援の取り組みについて、まず福祉支援課のほうから説明させていただきます。  福祉支援課での支援の取り組みにつきましては、そのほとんどがほかの障がい者の方と同様、精神・身体・療育手帳をお持ちの障がい者の方と同様、障害者発達支援法による障害福祉サービスの中での取り組みがほとんどとなりますので、ここでは発達障がい者に関する法律や、国や県の現在の状況、動きなどについて説明させていただきます。  レジュメのほうにつきましては、こちらです、「発達障がい者支援の取り組みについて(福祉支援課)」というレジュメに沿って説明させていただきます。このレジュメの内容につきましては、1ページから3ページを法律や国の資料、市の取り組みですね、県の動きについて説明いたします。4ページから9ページまでは、発達障害者支援法の法律の本文になっております。A3の三つ折りしております10ページ、11ページにつきましては、国とか都道府県、市の役割についてまとめた表でございます。縦横に国や都道府県、市の項目、市町村の項目をつけております。見方について言えばですね、例えば左端縦の列で、国・都道府県・市の項目を設けて……。A3ですね。  役割についてまとめた表で、10ページですね。A3を三つ折りしている分でございます。例えば左端の縦の列で、国・都道府県・市町村になっています。一番上の行で、国・都道府県・市町村となっていますが、国と都道府県のところを見ていただきますと、これが国及び都道府県の役割が法律で記載されているところでございます。役割を国と県でするもの、県と市でするもの、市町村でするものとか分かれておりますので、それをちょっとわかりやすくつくっております。市町村が絡んでいるところは、一番右の網かけをした部分でございます。  11ページ目になりますと、国、国民や行政、事業主の責務等について表示しております。  レジュメの全体の説明は以上です。わかりますか。よろしいですか。 546: ◯委員長(米丸貴浩君) 市が行うものは、この10ページ目のこの部分ですね。 547: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) そうですね。で、上の段が県と市町村に役目を法律で決められています。一番下が市町村になりますから、市がするものという形です。そうです。 548: ◯委員(前田俊雄君) 縦軸、横軸に、国・都道府県・市町村というふうにあるのは、どういう関係で見ればいいんですかね。 549: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 法律で、国と都道府県の役目をしているのは、例えば国と都道府県のところを見ていただければ、そこがその役目です。県と県になったら、県が独自でしなくてはいけないこと。 550: ◯副委員長(近藤幸恵君) ああ、県単独ですね。 551: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) はい。だから、一番上のここ、左上ですね、ここは国と国になっています。これは国がやるべきこと。その右は国と県がやるべきこと。 552: ◯委員(前田俊雄君) 国と県。そういう関係。 553: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 2行目でいったら、県が独自ですること、県と市町村がすることという形です。 554: ◯委員長(米丸貴浩君) 県と市がやること、市が単独でやること。 555: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね。市単独ですること。 556: ◯委員(前田俊雄君) そういうことね。はい、理解しました。 557: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) まず、1ページ目から説明させていただきます。これは法律についてです。1、発達障害者支援法についてです。  この法律の目的につきましては、大きく二つでございます。1)です。一つ目は、発達障害者の心理機能の適正な発達及び円滑な社会生活の促進のためであります。そのために、症状の発現後、できるだけ早期に切れ目のない支援を行うことということになっております。二つ目は、発達障害者の自立及び社会参加のためのその生活全般にわたる支援を図り、もって全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら、共生社会の実現に資するためであります。そのためにも、発達支援の実施に関して、国や市町村の責務を明らかにし、学校教育における支援、就労支援、支援センターの指定等について定めております。  次に2番目、発達障がいとはですが、これは昨年10月のおさらいになりますが、もう一度重ねて申し上げます。法律で、支援法の第2条に1)自閉症、アスペルガー等が載っております。2番目に学習障害、3番目に注意欠陥多動性障害、その他、また政令で定めるものとなっております。その下が、政令で定まっている、政令第1条で定まっているものでございます。言語の障害、5番目が協調運動の障害、さらに政令では、省令で定める障害というふうになっております。それをつけ加えますと、6番目、規則のほうに心理的発達の障害、7番目に行動及び情緒の障害というふうに、全体的に七つに大別されることができると思います。  続いて、国の資料からなんですが、発達障がいの状況について、今、国のほうで公開されている状況を、3、4、5で説明いたします。  3、これは平成24年度に発表されたものですが、文部科学省の「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」と。(公立小中学校の通常学級に在籍する児童のうち、知的発達におくれはないものの学習面または行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒の割合)でございます。これはあくまでも推定値でございます。それを見ますと、学習面または行動面で著しい困難を示す児童生徒の割合は6.5%となっております。これがいわゆる40人学級に二、三人いるといわれるゆえんでございます。この表というんですかね、図を見ていただいてわかるとおり、行動面のみについては3.6%、学習面のみについては4.5%、双方ともというのが1.6%というふうになっております。  次のページでございます。4番、文部科学省の「通級による指導実施状況調査」の結果による、通級による指導を受けている児童生徒数のうち発達障害のある児童生徒数でございます。各発達障がいの区分別に、平成18年度と27年度の人数を比較したものでございます。これによりますと、10年間に発達障がいのある児童生徒数が、一番下ですが、合計で6.1倍というふうになっております。国の文部科学省の見解によりますと、これはふえたという認識ではなく、学校現場での理解が広がり、把握が進んだ結果というふうに説明しているところでございます。  次に5番目でございますが、厚生労働省の患者調査、これも推計値でございます。これは医療機関に入院または通院している人の平成26年10月現在の推計値で、医療行為を受けていらっしゃる方ですので、発達障がい者の中でも重い方ですが、総数で19万5,000人という統計も出ているところでございます。  次、発達障害者支援法による取り組みはというふうになっております。市町村でどういうふうな取り組みをしているかと申しますと、これは先ほどの10ページの三つ折りをちょっと広げて見ていただいたほうがわかりやすいかと思います。一緒に並べて見ていただければちょうど見えるかとは思いますが、これは早期発見、第5条で決められているんですけれども、市町村の一番下の欄ですね、第1項、こちらのほうは健診についての説明でございます。1歳半、3歳児、妊産婦健診を行うに当たり、発達障がい者の早期発見に十分留意をしなければならないということで、これは子育て支援課のほうでしております。5条の第2項になりますと就学時健診、こちらのほうは学校教育課のほうでしております。第3項、発達支援センターへの紹介、こちらのほうは子育て支援課のほう、療育くれよんクラブですかね、担当のほうで行っておりますし、私ども福祉支援課の障害福祉サービスのほうでもこちらの御案内をさせていただいているところでございます。  第6条の早期支援についてです。こちらも6条は、これも同じようにセンターへの紹介という形になっておりますので、同じように子育て支援課という形になります。  第7条、保育については、これはこども未来課としておりますけれども、発達障がい児の健全な発達が、ほかの児童とともに生活することを通じて図られるよう適切な配慮をするものとするとなっております。  第9条でございます。これは放課後児童健全育成事業についてですが、発達障がい児の利用の機会の確保を図るため、適切な配慮をしなさいということで、こちらのほうも、学童保育ですね、これは、放課後健全事業というのはですね。こちらのほうでもしているところでございます。こちらの900名ほど学童保育というのはいらっしゃるんですけれども、26年当時、障がいのある子どもというのは100名ほどいたんですけれども、直近のデータを見てみますと30人とか40人とか、若干少なくなっています。福祉支援課のほうでは、放課後デイサービスのほうに流れていらっしゃる方がいらっしゃるんじゃなかろうかという分析をしているところであります。  あと、第10条第2項、就労支援です。これはこの表でいきますと上の段になります。網かけの上の段ですね、行になります。こちらのほうも障害福祉サービスのほうで、就労継続支援や就労支援のほうをサービスのほうでやっているところでございます。  7番目が、発達障がい者・発達障がい児への給付はということですが、これは何度もちょっと繰り返すかもしれませんけれども、障害福祉サービスのほうで家事援助、同行支援、自立支援とかですね、あと放課後デイサービス等を、支援法と児童福祉法で支給しているところでございます。発達障がい児につきましては独自の手帳制度とかがございませんので、ちょっと人数の把握というのがなかなか全国的にも、県レベルでも、ちょっと正確な数字がわからないのが特徴であります。ですから、先ほども人数的なところでいえば全部推計値という形になっておりますので、御了承しておいてください。  新しい、次なんですが、点線で枠囲みしております。これは何かと申しますと、去る、先月ですね、28日に福岡県の県庁で市町村の福祉担当課長会議がございまして、そこで平成29年度の福岡県の当初予算が資料でありましたので、ちょっと抜粋して説明させていただきます。これが県での発達障がい者の最近の動きという形になります。二つございました。一つは発達障がい者支援センターの運営、二番目が地域における相談・支援機能の強化という形になっております。  こちらのほうがですね、このうち発達障がい者支援センターにつきましては、この法律の第14条に基づくものとして、福岡・北九両政令都市に一つずつ、県の施設としては田川市と八女の広川町に各一つずつ、県レベルでは二つ、県全体では四つになるんですが、政令市が設置している施設はその市の在住者が対象となるため、現在、春日市在住者は、区域としては八女の広川町まで行かなくてはなりませんでした。このため春日市としては、県内の市長会とかですね、福祉事務所長会などを通して、県のほうに発達障がい者支援センターの充実を要望してきたところでございます。今回、福岡地域と北九州地域に新たに設置されることから、利便性は高くなるものと考えているところでございます。発達障がい者支援センターというのはどういうものかといったら、先ほど説明したように、法律の第14条を見ていただければわかるかとは思います。  次に3ページです。これは上に三つ表があるかと思いますが、ちょっと数字を羅列したものですけれども、これは国のホームページに載っていた分でございます。それを全国、あと福岡県内、福岡県内でも福岡県の施設と福岡市の施設、北九州市の施設というふうに分けて記入しております。それが各年齢ごとに分かれた数字が入っているところでございます。それを、下がグラフにしたものでございます、上二つがですね。上の横棒グラフは全国の発達障がいにおける年齢別相談者内訳でございます。これは発達支援についてだけになりますが。あと年齢につきましては、ちょっと上の表は小刻みですが、これは就学前・就学後・19歳以上という形で分けております。2番目の分が福岡県内、これは両政令指定都市分も含めたところで計上しております。  これを両方とも見ますと、全体的な数字というのは、この横棒グラフは一番上が平成27年度、真ん中が26年度、25年度というふうに経年ごとにしているものです。その下に書いてある数字が総数でございます。全国も見てみますと、やはり相談件数というのはふえております。それともう一つ言えるのは、右から2番目ですね、ちょっと濃い目のところですが、これは19歳以上の方の相談人員でございます。やはりこちらも半数近く、だんだんふえていっている状況でございます。真ん中が福岡県内の発達障がい者センターにおける年齢別相談者数ですけれども、これも同じような傾向を示しているところでございます。19歳以上の方の相談が全体に占める割合も、人数ともふえているというのが見てとれると思います。  一番下の横棒一本ですけれども、これはあおぞら、先ほども説明いたしました八女の広川町ですね、あちらのほうにあります、春日市住民が通うところですが、あおぞらというところにデータをくださいということでいただいたんですけれども、これしかもらえなかったんですが、こちらでも半数近くはやっぱり19歳以上の成人に近い、俗にいわれる発達障がい者のほうですかね、の件数が半数近くとなっているということが、これでも見てとれるところでございます。  ちょっと乱雑な説明になりましたけれども、以上で福祉支援課が今知り得ている発達障がい者についての情報の説明を終わらさせていただきます。以上でございます。 558: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、引き続き説明員の説明を求めます。今福こども未来課長。 559: ◯こども未来課長(今福保幸君) こども未来課からは、保育所における特別支援保育の取り組みと課題について御説明をいたします。
     レジュメ、A4縦の1枚物を御用意しております。昨年、たしか10月だったと思いますけれども、調査事件で取り上げていただいておりますので、若干重複するところはありますが、おさらいを兼ねて簡単に御説明したいと思います。  まず1番目の四角、特別支援保育とは何かというところでございます。これは発達にアンバランスがある、発達がゆっくりしているなど、発達に課題がある保育所入所時の困り感に気づき、その特性を理解した上で、穏やかな生活ができるように環境を整え、適切な支援をするものということになっております。下線を引いている前二つが、俗にいう見立てという部分になります。あと二つが、俗にいいます手だてという部分になります。  直営の昇町、須玖保育所においては、特別支援保育コーディネーターを配置し、保育士にその役割を割り振りまして、毎月1回以上の定例の会議を通じて、困り感のある子どもたちについて情報の共有を図り、環境整備と支援の方法を研究、検討しながら保育を実施しているところでございます。この発達のアンバランスというのは、発達のでこぼこというふうにも言われますけれども、子どもたち自身が大変に困っている状態にあると保育所のほうでは認識をいたしているところです。  次に、直営保育所における取り組みでございます。まず委員の皆様方も御存じのSST、これはソーシャル・スキル・トレーニングの略でございます。ソーシャル・スキルというのは、社会生活や対人関係を営む上で必要となる技能で、通常は日常生活の中で自然に獲得することができるものでありますけれども、それが困難な子どもたちがやっぱり存在します。そういう子どもたちの場合は、その習得のために訓練をする必要がございます。  訓練をどういうふうにやっているかというのは、以前も御説明しましたけれども、4人から6人程度の小グループの中で実施をいたします。その小グループには、発達に課題がある子どもだけではなくて、そうではない子どもたちを一緒にまぜ込んで活動することによって、発達に課題がない子どもたちが、課題がある子どもたちのお手本となると。小グループとするのは、行動がより見えやすい。これが大集団になりますと、いろいろ気をとられるものがあって、そういうのが見えないんですね。そういうことで、小グループの中で活動をしております。このSSTから見えてくる子どもの課題と支援方法、考えられる支援方法というのが、コーディネーター会議のほうに還元をいたしております。  それから、昨年度、平成28年度のやった新たな取り組みといたしましては、SSTの保護者参加を試行しております。SSTとは何ですかという保護者の率直な疑問がございましたので、じゃ、実際に見ていただきましょうということで見ていただいたところ、親の理解が進んだと。それと、こんなことまでやっていただいているんですねという言葉があったということで、今年度は本格的に実施をしたいということで、4歳児の後半の時期に計画をしているところでございます。  それから2番目の丸、地域の配慮を要する子どもへの支援です。こちらははあと相談後、くれよんクラブ入所待ちの親子広場、おひさまクラブと呼んでいますけど、なかなかすぐにくれよんクラブの療育開始とならないもんですから、その間の対応として親子広場を実施しております。それと、その次の3歳児健診等の後のフォロー事業としての親子広場、こちらは子育て支援課主催となりますが、保育所のほうが連携して協力をしております。  こちらの1歳6カ月児健診のこめだかくらぶ、それから3歳児健診、こちらはめだかクラブと言っていますけれども、今年度は統合して実施をしようということで計画をしているところであります。そのほか、須玖保育所のほうでは一時預かり事業を拡大して、くれよんに通所する児童を対象とした半日単位の一時預かり事業というのも実施しているところであります。  それから、その次の丸、特別支援保育に関する研修などであります。まず所長、園長、市民研修、これは年1回やっているものですが、この中でも特別支援保育を取り上げておりますし、全体研修、こちらは年3回実施しているんですが、こちらの中でも特別支援保育については取り上げているところであります。  その下のくれよんクラブにおける実地研修、こちらはSSTの担当者がくれよんクラブの療育訓練のほうに参加をさせていただきまして、技能の向上、それと見立てですね、こちらのほうも精度を上げるように取り組んでいるところであります。  それから、その下の特別支援保育コーディネーター会議研修、こちらは予算としては年22回程度確保しております。直営保育所だけではなくて、要望があれば認可保育所のほうにも、私立や指定管理者が管理する保育所のほうにも派遣をしております。こちらがちょっと数がですね、少ないので、直営分については来年度、平成30年度から強化拡大できないか、今年度ちょっと検討したいなと考えているところであります。  最後の四角、課題です。課題の一番目は、やっぱり見立て・手だての共有と普遍化がまだまだだというところです。これはどういうことかというと、通常保育をしながらやっておりますので、発達課題がある子どもにかかわる機会と時間というのがどうしてもやっぱり限られます。そうすると、やっぱり保育士によって、子どもの行動の意味の捉え方、それと見えてくる発達上の課題というのがまだまだ一致しません。職員の間で一致しません。それと今、保育現場でかかわっている子どもに限定された対応にとどまって、その応用につながりにくいというところがございます。  座学で発達障がいとは何か、発達上の困り感とはどのようなものか、どのような支援法があるかなど、かなり時間をかけて学んではきておりますけれども、現実の子どもの場合は、たとえ障がいの種類が同じだとしても、それぞれ性格も違いますし、これまでの養育の環境も違うなど、あらわれてくる課題がある行動、振る舞い、それに対する有効な手だて、支援方法というのもやっぱり異なってまいります。これは通常の保育も同じで、学校で勉強し、保育士の資格を取ったからといって、すぐに実際の保育現場で対応できるわけではないですね。これとやっぱり共通するところがございます。  特別支援保育の進捗に関しては、直営の保育所と担当課内部で考えている物差しではですね、今4段階のうちの2段階目に差しかかったところかなというふうに考えております。まだまだ手探りの状態で特別支援保育を実施しているところで、専門の心理士などの支援が必要でありますけれども、先ほど申し上げた特別支援コーディネーター会議の訪問支援回数というのは22回、全保育所で22回ということで、直営保育所では年に数回程度になりますので、特別支援保育における見立て・手だての普遍化、技術の向上と定着にはまだまだ至っていないという状況でございます。  そこで本年度の取り組みとしては、まず、先ほど申し上げたくれよんクラブにおけるSST研修、正職員が計画的に参加しているというのは引き続き行ってまいります。  それと新たに療育担当のほうに、正職員である保育士をもう1名人事異動をさせております。これは人事法制課と協議をしまして、保育士のほうは代替の嘱託職員を入れて、正職員を1名配置しております。これは4年前後のローテーションで保育所のほうに戻して、また新たにそちらに送るという、こういうローテーションをすることによって技術の還元を図ろうとするものでございます。  それともう一つは、外部研修がございます。発達課題、いわゆる発達障がいに関する外部研修が行われているんですけど、一続きになった研修にですね、同じ職員を派遣することで中心になる職員をつくっていこうと、こういう動きも始めているところでございます。  今年度ちょっと新たに考えているもの、それと引き続きやっている柱となる取り組みについては、以上の3本となります。  以上で、保育所における特別支援保育の取り組みと課題についての説明を終わります。 560: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、それでは引き続き説明員の説明を求めます。高瀬子育て支援課長。 561: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) では、私のほうからは、療育訓練施設くれよんクラブについて御説明したいと思います。  資料はA4のですね、縦で4枚ほどついている分ですけれども、よろしいでしょうか。表が1枚目についている分ですね。それでは説明を開始いたします。  まず、くれよんクラブといった場合にですね、法的に、法律上どういった位置づけになっているかを先に説明したいと思います。法律上はもちろん児童福祉法になりますけれども、この表の中で大きく二つに分かれております。大きく二つの上段目が障害児通所支援、こういった施設ですね。これは一番左のほうに書いている文字になります。もう一つが障害児入所支援施設になります。その中で、くれよんクラブは児童発達支援の中のセンター以外、これがくれよんクラブの法的な──センター以外です。ちょっと網をつけているところですけれども、これがくれよんクラブになります。  この児童発達支援というのはどういったものかといいますと、就学前の子どもさんを対象として、効果的な指導、また訓練によって、基本的動作とか、そういった知識、知能を得ていただくと、そういったようなものになります。  それでは、センター以外とセンターの違いなんですけれども、もちろんセンターというのは基本的に大がかりなものだというイメージが容易にありますが、センターというのが、やっぱり基準がある程度ありまして、かなり決まった要件がございます。例えば、嘱託医を置かなくちゃいけません。それとか栄養士を置かないといけない、調理員を置かないといけない、それとかまた状況によっては言語聴覚士を規定数以上、例えば4人以上置かなくちゃいけないとか、そういった決まり事があります。ただ、くれよんでは調理とかやりませんので、どうしてもその基準から外れてしまいますから、センター以外の位置づけになるといったことになります。  それでは、この近くにですね、センターに位置づけられた施設がどんなものがあるかというと、太宰府のですね、大佐野にありますすみれ園が大体このセンターという位置づけになりますね。あとですね、この児童発達支援以外に、医療型の児童発達支援とか放課後デイサービスとか、そういったものがあります。これは参考的につけておりますので、ごらんいただければと思っております。  なお、下の米印をつけておりますが、障害児入所施設、これは一体どういったものかというと、法的には社会福祉法というのがありまして、第1種社会福祉事業に伴うものです。入所施設が第1種です。通所施設が第2種です。違いはですね、第1種のほうがやっぱり要件が厳しいんですね。例えば県の許可制じゃないとだめといったものになりますし、事業主体が原則、行政とか社会福祉法人というふうになります。通所施設である第2種は届け出制です、基本的には。経営主体も制限はございませんので、事業としては入りやすいようなものになります。これが法律的に決められたところです。くれよんはセンター以外になります。  では、それ以外のですね、法令的なものとしては、条例です。下のほうに(2)であります、条例。これは春日市の条例になりますが、公の施設の設置及び管理に関する条例、そこにくれよんクラブの位置づけがあります。本市に居住する心身の発達におくれのある、またはそのおそれのある就学前の児童とその保護者を対象に、療育訓練、相談等の事業を行うといったものになります。これは条例です。  そしてまた、規則ベースでも規定があります。これはその建物ですね、福祉ぱれっと館についての規則になります。次のページですね。それの第4章にくれよんクラブがついておりますが、どういった事業をやるかということで、第12条の第1号、第2号に、療育訓練事業、相談事業をやりますよといったことが明記されます。  今度は規則ではなくて要綱のところ、いわゆる手続的になりますが、春日市療育訓練事業実施要綱ですね、これは第1条から7条までのちょっとした要綱になるんですけれども、そこにくれよんに入るための手続、こういった様式でこういった流れの中でやってくださいねというのが明記されております。これは時間があればですね、ごらんいただければと思いますので、ここではちょっと割愛させていただきたいなと思っております。  それから施設の目的です、くれよんのですね。心身の発達にさまざまなつまずきを持つ乳幼児を対象に、母子通園を通して早期に療育、指導を行うことで心身の発達を促し、社会生活、集団生活などへの適応能力の向上を図るといったものです。ここにちょっと下線を引いています。「つまずきを持つ乳幼児を対象に」、ここでは障がいと判断していないんですね。つまり、何らかの配慮が必要な子どもさんを広目にですね、受け入れて、対象としましょうといったものがその趣旨になります。  この「つまずきを持つ」という表現です。ちょっと本題から外れるんですけれども、障がいは「障がいのある」と言いますよね。つまずきは「つまずきを持つ」と言います。これは子どもについては「つまずきを持つ」と言います。で、大人に対しては「つまずきのある」という言い方をしますので、ちょっとこの表現、微妙な言い回しなんですけれども、御理解していただければと思っております。  次、3番目です。施設の利用概要ですけれども、これは、開設はもう御存じのように、このぱれっと館が開いた平成12年6月1日になります。利用の開館時間は午前9時半から午後4時半まで。もちろん職員については午前8時半からの就業になっておりますが、対象としたいわゆるお客さんについては、午前9時半からというふうにしております。  利用の流れです。まず、電話予約が必要です。その電話予約もですね、子育てはあと相談または医療機関を経由してですね、電話をいただきたいなと思っております。もちろん直の電話もよろしいんですけれども、やっぱり背景がわからなかったり、本当に必要かどうかというのがわからない場合もありますので、子育てはあと相談とか医療機関を経由していただくといったことをお願いしております。  それから、本人と相談をいたします。その本人というのは、子どもさんもありますし親御さんもあります。そこの場で診察をやります。なぜ診察かというと、これは療育施設なんですね。療育というのは医療、それと養育、二つを兼ね備えていますので、お医者さんからの指示、指導、処方が必要になりますので、ここはちょっと時間の調整が大変になる一つの側面でもあります。その相談を踏まえて処方箋が出てきますので、その処方箋に伴いまして方針を検討します。そして決定します。  これは毎月くれよんクラブ内で行っていますケース検討会議、その中で判断いたします。そのケース検討会議の役員というかメンバーとしてはですね、いわゆる保育士もいますし、心理士、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士など、専門の人もスタッフとして入っておりますので、その専門的な見地も踏まえてですね、ケース検討会議をやって決定をしていきます。  決定が出れば、もちろんこれは療育施設になりますし、児童福祉の施設になりますので、利用申請をしていただく形になります。そして、通所の受給者証というのを発行していただく形になります。そのために、障がいであるということで、福祉支援課に担当をここの部分はしていただく形になります。利用者証が出れば、入園決定とともに保護者と具体的な詰めを行います。ここでは一番下に契約締結としておりますが、いわゆる決め事ですね。入ったときにはこういったことをしてくださいといったところで、双方の意見をすり合わせをするといったところの手続を行って、療育が実際に開始されます。  次のページ、4番に、どういったスタッフがいるかというのを明記しておりますが、常勤と非常勤を分けています。常勤スタッフとして園長、これは私です。それと管理責任者というのを置かなくちゃいけませんので1名置いております。それと保育士、看護師、事務責任者、これが大体、28年度で10名です。今年度も10名です。それ以外にですね、やっぱり専門的な見地が必要だということで、非常勤のスタッフを入れております。医師、お医者さんが二人、心理士が5名ですね。で、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士といます。  よく作業療法士とかそういったものを言葉で言わなくて、OTとかPTとかSTとかよく言いますが、OTというのはですね、オキュペーショナル・セラピストの意味です。Tというのはセラピストですね。トレーニングとかそんなのじゃなくてセラピストです。理学療法士というのはフィジカル・セラピストですね。言語聴覚士はスピーチ・ランゲージ・ヒアリング・セラピストになります。  この区分ですね、特に作業療法士と理学療法士というのはどういったことかと、よく誤解される方がいますので、ちょっと下にコメントをつけています。  作業療法士というのは、ざっくり言うとですね、今まで持っていた機能はあるんですけれども、その機能を使って違った側面でのフォローをしていく、つまり日常生活の同質さとか、例えば手先の器用さがあれば、その作業を通してですね、リハビリをやったり、例えば鬱病であれば鬱を回復したりとかですね、そういったことをやるのが作業療法士ですね。  そして理学療法士、これは失われた機能を回復していく、機能回復です。そういったことをやるのが理学療法士。英語で言いますとフィジカル・セラピストですから、肉体的・身体的なセラピーを行う人たちですね。  言語聴覚士、ここでちょっと皆さんよく誤解されるのが、言葉だけかなと。発音とか口の動きだけかなと。そういうことではなくて、食育とかもやるんですね。例えば嚥下に関すること、いわゆる喉の動き、そういったところもですね、言語聴覚士がやりますので、ここは言葉のイメージよりもちょっと広目のことをやるというのが言語聴覚士になります。これがメンバーです。  それでは、くれよんではどういった内容を区分分けをしているかというのが大きな5番目になります。ここに五つに区分されています。通園と幼・保、これは幼保通園です。それとゼロ歳児関係と、SSTとかCOM、これはコミュニケーションの略にしていますけど、言語によるコミュニケーションの力を得るクラスですね、そういったものがあります。で、一番のメーンはやっぱり通園グループになります。この五つのグループ、詳細には四つなんですけれども、5歳児になればサポートブックといって保護者と一緒に計画書をつくったりしますので、それを一緒にやるというのも、このゼロ歳児を除いた四つのグループに共通した項目になります。  通園の狙い、これは発達上の課題の改善です。発達上の課題の改善。幼保についてはですね、保育所・幼稚園連携して指導を行うというのが一番の狙いです。ゼロ歳児は親子との関係を深める、SST、心理についてはコミュニケーションの力を高めていく、それもソーシャル・スキルをポイントとしてですね。言語というのは、あくまでも言語中心でやるコミュニケーション力の向上を目指すものです。  対象児、これはもう割愛いたしますので見ていただきたいと思います。時間も割愛します。  形態という項目がありますが、親子参加と書いてありますね。子どもだけじゃないんですね。例えば今の保育所とか幼稚園みたいに、子どもだけが行って子どもだけが何か行動を起こす、そういったことじゃなくて、親御さんと一緒になって見ていきましょうといったものが、ちょっと特色かなと思います。  頻度とかグループ分けについては、下に書いてあるとおりです。ここに親子参加と書いてあるのは、言葉を変えればですね、ペアレント・トレーニングにもつながっていくんですね。よくちまたでいわれるペアレント・トレーニングというのは、親だけなんですね。親御さんだけが子どもに対してどういう接し方、どういうふうに接していくかというトレーニングをやるんですけど、ここは親と子が一緒になってトレーニングしますので、ペアレント・トレーニングのちょっと違った形態じゃないかなというふうに感じております。  なぜかというとですね、くれよんでやる作業というのは、いわゆる週1回とか月1回とかそういったことなんですね。下から二つ目の頻度のところを見ていただくと、毎日じゃないんですよ。となると、多くの場面では家で過ごす、または保育所で過ごすということになりますから、その過ごし方で、やっぱりトレーニングをちょっとやってくださいとか、こういったところに気づいてくださいという必要性があるんですね。だから、そのためにも親御さんと一緒に指導を行っていくというのが一番のメリットになるんじゃないかなというふうに考えています。  では、次のページをお開きください。一日のスケジュールはどんなものかというのを上の段に載せております。例えば、通園グループというのは、基本的に9時45分に始まって1時45分に終わります。幼稚園・保育所グループというのは、いわゆる幼稚園が終わったぐらいかな、1時半に始まって3時半に終わるといったものです。そういうふうに長い時間をやるわけではないんですよね。少なくとも午前中の半分とか午後の半分、またはちょっと昼食を挟んだやり方というのをします。  特に、通園グループというのは、11時45分から12時に食事という側面があるんですね。食べさせるという行動、それも親御さんと一緒に見て食べさせる、食べさせ方というのをやります。これは、親御さんはそのとき食べないんですよ。なら、いつ食べるかというと、その下にですね、自由遊びというところがあります。括弧して母子分離とありますね。その母子分離のときに、親御さんにちょっと昼食を食べてもらいましょうといったことです。もちろんこの昼食というのは、弁当になります。手製の弁当で過ごすということになりますので、くれよんクラブで何かをつくってやっているというわけではございません。  あと、これは全体に通してなんですけれども、課題遊びという項目がありますね。例えば、通園グループは11時45分、幼保グループでは14時20分、課題遊び。これは何かというと、自由遊びというのはイメージがわかりますけれども、課題というのは、これは保育指針にですね、大体五つぐらいの領域というのが載っております。こういったものを中心にやっていきましょうと。保育の現場ではよくやる、いわゆる課題みたいなものですね。学校でいうと教育指針みたいなものになりますけれども、保育指針の中で五つあります。例えば保健、人間関係、環境、言葉、表現──済みません、保健じゃなかった、健康ですね。そういった五つの要素がありますので、その要素に伴って、こういったものをやりましょうと課題提供します。それに伴いまして、子どもがそれを遊びの中で得るような、そういったカリキュラムを組むようにしているところです。  そういった課題遊びが終われば、今度は自由遊びになります。ちょっとそういう要素が入っていますので、自由に子どもさんたちにおもちゃで遊んでいいよという、そういった遊びを行う形になります。これが大体、一日のスケジュールになります。  これは子どもたちに対してなんですけれども、いわゆる保護者に対してはどういった教え方をするか、どういった助言をやっていくかというと、もちろんこのデイリープログラムの中でも行いますが、特に保護者向けの学習会としては、7番にありますように進路学習会、これは教育委員会に来てもらってですね、実際に就学するときにどういった心構え、どういった手続、そして子どもがどういうふうな動き、また助言、どういったものを受けてしまうか、入学に際してですけれども、そういったものを教える進路学習会、それとか生活リズム学習会、そういったものをやっております。それとサポートノートの作成、ことばの教室の見学、そういったもろもろのですね、子どもさんの就学に関しての不安を払拭するための取り組みも行っているところです。  それと次のページ、5ページになりますが、保護者だけではなくて、今度、職員たち、スタッフがどういったかかわり合いをするかというと、機関連携というのがあります。幼稚園・保育所との連携、これが大きな1番です。大きな2番では学校との連携、これは真ん中辺についているところです。それと子育て支援課課内での連携、いわゆる保健関係ですね。母子の絡み、または虐待絡みとの連携が当てはまります。4番目は保育士との連携。それと5番目は発達支援担当者会議ということで、子どもに関するですね、発達に関してのいろんな所管、障がいもあれば学校教育もあります、そういった所管が集まっての連携等をやっております。逐一の説明は省きます。これを読んでいただければわかるように一応工夫しておりますので、確認をしていただければと思っております。  先ほどからですね、いろんなサポートノートとかいろんな計画とか言っておりますが、実際どういった計画をつくっていくかというのが、6ページ以降になります。くれよんクラブに入った子どもたちについては、全て個別支援計画というのをつくります。この個別支援計画が、6ページがその様式になりますが、済みません、ちょっと8ページを見ていただけますかね。一番最後のところです。  8ページがですね、保護者と担当者、いわゆるくれよんクラブの担任がですね、一緒に子どもについての課題を聞き取っております。その聞き取りがですね、一番左の項目によって、身辺自立、体の動き、集団行動、この項目で聞き取りをやります。それと保護者と一緒にですね、どういった課題、どういった手だてケアができますかということをですね、書いていきます。8ページですね。そこで課題の整理を行って、その中から優先を決めます。特にこの子どもについてはどういったところを先にやったほうがいいかという優先順位を決めます。これが一番右側の項目です。1、2、3です。  その優先順位の1番についてなんですけれども、1番に関してを7ページ、これをより具体化させて個別支援計画としております。だから、7ページの一番上の表の一番右側に、順位1と書いてありますね。だから、今のところの1番目の項目をとりあえず計画書として挙げて、それも4カ月でこの順位1番目を克服していきましょうというふうにしております。7ページの一番上の表の一番右が順位、その次に支援機関があります。そして支援内容。で、短期ではどういった到達をしていくかといったものを保護者と一緒に考えます。そして、下のほうにですね、「保護者印・サイン」と書いてありますよね。わかりますか。これは表の真ん中になります。表では真ん中で、何ていうかな、ちょっと黒塗りをしているところに「保護者印・サイン」と書いてあります。ここで一緒につくった上でですね、保護者にサインをもらいます。いわゆるこれは一つの保護者との契約みたいなものですけど、家でこういうことを絶対やってくださいよねと。保護者と一緒につくりましたよね。だから、こういったものを保護者にもお渡ししますし、保護者もくれよんクラブもこれを見て、子どもの個別的な指導に当たっているということになります。これはあくまでも学校とのつなぎにも使いますので、こういったことがいわゆる情報の連携にも資するものになるんじゃないかなというふうに考えているところです。  済みません、ざっと説明いたしましたけれども、不明な点があれば、後ほどの質問のところで補完していきたいと思っております。説明は以上です。 562: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。ありがとうございます。  残念ながらちょっと時間がないので、ただいま執行部の説明がありましたが、どうしてもここだけがちょっとわからなかった、確認しておきたいというところがあればお受けしますが、ありませんでしょうか。  前田委員。 563: ◯委員(前田俊雄君) この支援計画ですけども、就学前から就学とずっと行くじゃないですか。その時々の担当のほうに、ずっとこれは回っていくんですか。 564: ◯委員長(米丸貴浩君) 高瀬子育て支援課長。 565: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) まずはですね、これはこの個別支援計画が何のためにあるかというのがですね、もちろんくれよんクラブでの指導を行うためにあります。それと保護者が基本的に持つためのものです。つまり保護者がですね、学校のほうにこの資料を見せてですね、保護者に依頼していただくといったことで情報の連携ができます。学校もつなぎの一つの資料としても使うんですけれども、主に学校との連携をするときには、例えば保育所から上がったときの保育指針とか、何といいますかね、保育要録ですね。そういった幼稚園のほうにも要録がありますがそういった情報、それに加えて、くれよんクラブと学校が口頭でのですね、やりとりを行うために使います。 566: ◯委員(前田俊雄君) はい、わかりました。 567: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) だから、これがずっとですね、永遠にいくというわけではないです。また、これとは別にサポートブックというのをつくりますから、それは学校のほうに行きます。以上です。 568: ◯委員(前田俊雄君) 結構です。 569: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。よろしいでしょうかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 570: ◯委員長(米丸貴浩君) たくさん聞きたいけれども、また後日にしたいと思います。  そうしたら部長、その他のところはどうしようか、どうしてもきょうでなくてもいいのかな。すくすくのほうは、これはもう皆さんもらったですよね。これを確認すればいいですね。大きく何か変わったところがありますか、すくすくは。  はい、高瀬課長。 571: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) すくすくに関しては毎回同じものです。ただしですね、3ページに、子ども・子育て相談センターというのを前面に打ち出して書いておりますので、その分は、以前は中のほうに溶け込む形で書かれていたんですけれども、打ち出しておりますが、それを一つの特徴と受けとめていただきたいなと思っています。 572: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。  それから、順番は逆になったけど、実施要綱、センターの、これは昨年度からちょっと言っていた分ですよね。できましたということですね。  はい、高瀬課長。 573: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) 3分以内で説明したいと思います。資料はですね、今お手元のA4の横の分で、新旧対照表みたいになっている分です。3分で説明いたします。 574: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、お願いします。 575: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) この表のですね、左側が現行です。現行というのは3月末までです。今は右側の改正後というのを使っております。大きく違っているところがですね、あります。もちろん下線を引いているところが違っているんですけれども、まず4項自体を整理したというのが1点の違いですね。なぜ整理する必要があったかというと、右側の第2条の第1項にですね、いわゆる子ども・子育て世代包括支援センターというのが法的に位置づけられておりますので、その位置づけられた法律を入れております。それが母子保健法の第22条の第1項、ここがちょっと大きな1点目の違いです。  それに伴ってですね、範囲が変わってきております。いわゆるセンターが行う範囲です。それがですね、次のページの第3条です。今まではですね、利用者支援事業の取り組みとしてこのセンターがあったんですが、今度、法律がちゃんと明記されて、それが母子保健法に位置づけられておりますから、それの意図するところも加味する必要がございます。そこで第3条を少し範囲を大きくしたというところです。大きくした範囲のほとんどがですね、母子保健法に規定されているものです。  なおですね、この第3条の1、2、3、4、これにつきましては、国が今ガイドラインをつくっている子育て世代包括支援センターのですね、ガイドライン、それのやるべきことというところの項目に大体呼応しております。大きく違うところがその2点になります。  ちなみに、今、国ではですね、この子育て包括支援センターのガイドラインのいわゆる意見を今集めているところです。後ででも結構ですので、国のですね、「電子政府の総合窓口」というところを開いていただくとですね、いろんな法律のパブリックコメントを求めています。その中で、子育て包括支援センターのガイドラインがあります。それに加えて産前・産後ケアのガイドラインの意見を求めておりますので、いっぱいありますから、「包括」か何かでそのサイト内を検索してください。そうするとたどり着くと思います。ちょっと余談になります。それは4月29日土曜日まで、そういった意見、パブリックコメントを求めておりますから、一度ごらんいただければと思います。  以上です。 576: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、わかりました。  筒井部長、以上ですね。はい、筒井福祉支援部長。 577: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) レジュメにはない分がですね、福祉支援課とこども未来課のほうから報告がございますので、報告させていただいてもよろしいでしょうか。 578: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。それでは説明を、報告をお願いいたします。 579: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 福祉支援課のほうからは2点でございます。ちょっと簡単に説明させていただきます。  一つは、障害者生活支援センターにじ、これはぱれっと館にございます施設ですけれども、そちらの送迎バスがですね、先月3月6日ですけれども、夕方ちょっと事故を起こしてしまいました。不幸中の幸いと言ってはなんですけれども、人身じゃなくて物損で済んでおります。自転車と接触して、自転車の前輪がちょっと壊れたという形で、一応何ですかね、にじの運転手さんとかにじの社会福祉法人の方も迅速に対応していただいて、一応、被害相当額等は既に支払っているところでございます。そして、示談はもうすぐ済むというふうに聞いております。この安全運転についてはですね、またさらなる安全運転をよろしくお願いしますということで、理事長のほうに面会いたしまして注意しているところでございます。  もう1点がですね、喫茶オルゴールですけれども、同じぱれっと館にございます。これが先週の14日をもちまして営業終了したというお知らせでございます。最後はさよならコンサートをして、三、四十名ほどの来客があったということで、盛会のうちに終了したというふうに聞いております。今後のあそこの利用方法等につきましてはですね、障がい者団体の方とかですね、引き続き協議を進めながらですね、しているところであります。決定次第ですね、また御報告させていただくこととなります。  以上、2点でございます。 580: ◯委員長(米丸貴浩君) 引き続き、今福こども未来課長。 581: ◯こども未来課長(今福保幸君) こども未来課から4点御報告がございます。  まず第1点、春日白水保育園園舎の竣工についてであります。着工がおくれて御心配かけておりましたが、後半取り返しまして、3月18日に竣工、同22日に建築確認検査に無事合格し、予定どおり供用を開始しております。現在は駐車場と園庭の整備を行っているところです。 582: ◯委員長(米丸貴浩君) そういうことだったですね。 583: ◯こども未来課長(今福保幸君) はい。こちらが終わりましたら、ぜひ現地視察をお願いしたいと思います。 584: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、見させていただきます。 585: ◯こども未来課長(今福保幸君) 2点目は、今月8日土曜日の夕方6時半から開催しました重大事故防止の研修会でございます。3時間強の研修でしたが、内容は大変充実しておりましたので、あっという間という感じでございました。対象として、市内の全保育所と恵星幼稚園の保育士・幼稚園教諭などが参加、その他、市内の幼稚園、届け出保育施設からも若干名が参加し、全体で325人以上の参加となっております。  3点目は、給食調理業務の委託についてでございます。今年度から委託業者をシダックスに変更しております。まだ給食を提供する際の食器の種類の選択など、細かい点がまだまだなれるのに時間がかかっている状況ですが、味つけや調理の仕方など調理自体は良好で、残食が減っているというふうに報告を受けております。子どもたちはよく食べているということでございます。
    586: ◯委員長(米丸貴浩君) ああ、よかったですね。 587: ◯こども未来課長(今福保幸君) 最後、4点目が、どろんこ会。新しい保育所を新設する予定の社会福祉法人でございますが、こちらが平成28年4月1日付で開園している武蔵野どろんこ保育園、こちらの開園の際に偽装したなどという一部報道があっております。まず3月28日に、東洋経済オンラインニュースで偽装等について報道があっております。また4月11日には、毎日新聞の朝刊、それとTBS、フジテレビで、3月29日に実施されております──これはことしの3月29日です──東京都と西東京市による抜き打ち監査に関して報道があっております。こちらなんですが、東洋経済オンラインニュースの記事は一部事実はあるものの、大半は事実と異なる内容というふうに報告を受けております。裏づけ取材とか事実確認を十分にされないままに報道されたものというふうに理解をしております。一部事実というのは、駒沢どろんこ保育園における児童の見失いとあざの件ですけれども、こちらも既に再発防止策の検討と参考マニュアルの作成、危機管理マニュアルの徹底や職員研修などの対策を講じた上で、保護者説明会が実施をされております。きちっと対応はされているということですね。  それから、抜き打ち監査についてもですね、東京都の報告書を、監査結果の通知を、写しをもらったんですけれども、偽装があったというような指摘はあっておりません。ただ、認可に際しての検査のときと変わっているものがあるので、そこの経緯を報告してくださいという内容で、あと口頭指導が2件あっていたんですが、これも報道に関連したものではありませんでした。  また、東洋経済新報社、オンラインニュースを載せている会社ですけれども、こちらの記事を書いたライター──こっちはフリーのライターなんですね、記事を書いているのが──こちらに対しては、4月6日付で正式に抗議をされております。記事の取り下げと訂正記事の掲載を求める抗議です。  以上、報告4点でございます。 588: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、わかりました。東京都がそうやって監査に入って、何かあればやっぱり指摘が、重大な案件があれば指摘があるはずでしょうからね、それがないということであれば、うちのほうは。 589: ◯副委員長(近藤幸恵君) よろしいですか。 590: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 591: ◯副委員長(近藤幸恵君) 4月11日の分は。毎日新聞朝刊に掲載された分は、どのように受けとめてあるんですか。 592: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 593: ◯こども未来課長(今福保幸君) こちらの4月11日の分については、新しいものが出てきたということではなくて、東京都と西東京市が共同で抜き打ち監査をやったことに関し報道がなされたというふうに理解しております。この監査に関しては、先ほど申し上げましたとおり、特に指摘事項というのはあっておりませんで、その認可時に都が行った改善指導に対して、改善報告をしているんですね。それと現状が異なっているので、その部分の理由と経過を報告してくださいという、それだけにとどまっております。要するに、備品等が入れかわっていますけど、結局、機能は担保されているので、それ自体は問題ないという東京都の解釈でございます。  詳しく言えばですね、開園が28年の4月1日だったんですけど、検査がですね、2月の22日だったですかね、それぐらいの日付で行われております。1カ月以上前なんですね、開園の。それで備品の発注をしておったけど間に合っていないものがあったので、近隣の園で余っているものを借りて、2月の末にそれらが納品されたので、もう要らないものは返したということなんですね。だから、偽装というのには当たらないということでございます。 594: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 595: ◯副委員長(近藤幸恵君) 当然、こういうのが事前に出るというのはちょっと不可解なものもあるんですけどね、これが本当に解決されているということですのでそれはいいですけど、ここって急速に、今120件ぐらいになっていますよね、たしかね。ふえているというところはあるんですけれども、果たして本当に、そのぐらいの資金がおありになるからそうなるんでしょうけれども、120件、急速にふえているという部分に対しては、こういうことがちょっと危惧されるんじゃないかなというのが1点と、それからですね、どろんこ保育園で自然を使った遊びをすると私は認識しているんですけど、そこの中で、春日市にして、春日市って自然が非常にないじゃないですか、田んぼにしてもですね。そういうところ。これはそこのどろんこ保育園のことでしょうけれども、なぜ自然が物すごく少ない春日市にこれを構えるというか、しようとなさっているのかということをお尋ねになりましたか。 596: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 597: ◯こども未来課長(今福保幸君) 自然の中でということなんですけど、園庭を造成されるんですね。1カ所報告を受けている、お聞きしたところでは、会社の駐車場をお借りしてつくっているところもあります。そこもやっぱり造成されて土盛りをして、それも平坦にするのではなくて変化をつけて、子どもたちが自然体験をできるような形で整備をされております。だから、そういった形の整備が春日市でもなされるものというふうに理解をしております。 598: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 599: ◯副委員長(近藤幸恵君) そのように、自然がない春日でもそういうふうな工夫をしながら、自分の園の方針は変えないで運営すると伺っているということでよろしいですね。 600: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 601: ◯こども未来課長(今福保幸君) はい、そのとおりでございます。 602: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいですか。 603: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、わかりました。少し心配はしておりますので、しっかりとそこを、そこそこですね、見ながら、はい、やってほしいかと思っております。 604: ◯委員長(米丸貴浩君) また課長、進展があったら、逐次、委員会のほうに報告をしてくださいね。  はい、今福こども未来課長。 605: ◯こども未来課長(今福保幸君) 法人のほうからも、この件については逐次報告を受けておりますので、また何か新しいものが出てまいりましたら、委員会のほうに御報告したいと思います。 606: ◯委員長(米丸貴浩君) 委員会の不安がないようにしてください。お願いいたします。  部長、以上ですね。 607: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) はい、ありがとうございます。 608: ◯委員長(米丸貴浩君) これで福祉支援部の所管事務調査及び報告を終了いたします。  執行部の皆さんは退席されて結構です。どうもお疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後4時15分                 再開 午後4時17分                ──── ─ ──── ─ ──── 609: ◯委員長(米丸貴浩君) そのほか、委員の皆様から何かございませんでしょうか。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 610: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、次回の委員会は5月30日火曜日、午前10時からとなっております。  以上で本日の市民厚生委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後4時17分...