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  1. 筑紫野市議会 2018-08-29
    平成30年第3回定例会(第1日) 本文 2018-08-29


    取得元: 筑紫野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    1:                 午前10時00分開会 ◯議長(横尾 秋洋君) 皆さん、おはようございます  出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから平成30年第3回筑紫野市議会定例会を開会いたします  会議に先立ち、申し上げます。平成30年7月豪雨におきましては、221名の方が犠牲となり、いまだ9名の方が行方不明となっております本市におきましても、1名の方が犠牲となりました。  また、多くの方々が被害を受けておられます被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、犠牲となられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います 2: ◯議会事務局長(柴田 昭雄君) 皆様、御起立をお願いいたします。黙祷。                    〔黙祷〕 3: ◯議会事務局長(柴田 昭雄君) 黙祷を終わります。皆様、御着席願います 4: ◯議長(横尾 秋洋君) それでは、お手元に配付しております議事日程の順序に従い、本日の会議を進めます       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名について 5: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、10番、阿部靖男議員と15番、田中允議員を指名いたします       ────────────・────・────────────   日程第2.会期の決定について 6: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第2、会期の決定を行います  今定例会の会期は、本日から9月21日までの24日間とし、その間、本会議に本日と8月31日、9月18日、19日及び21日の5日間を当て、残りは休会にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 7: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めますよって、今定例会の会期は24日間と決定いたしました。       ────────────・────・────────────
      日程第3.諸般の報告について 8: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第3、諸般の報告を行います  議長会等関係の報告、一部事務組合議会等開催状況及び監査・検査結果並びに行政視察等の報告につきましては、議員のお手元に資料を配付しております  なお、これらに関する書類については、事務局に保管しておりますので、必要な方はごらんいただきたいと思います  これで諸般の報告を終わります       ────────────・────・────────────   日程第4.諮問第2号 9: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第4、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることの件を議題といたします  職員に議案を朗読させます。事務局。                   〔職員朗読〕 10: ◯議長(横尾 秋洋君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。 11: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 皆様、おはようございます  本日ここに、平成30年第3回筑紫野市議会定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、大変御多用の中、御参集いただき、厚く御礼を申し上げます  まずもって、ことし7月に発生した豪雨災害により、多くのとうとい命が失われたことに対しまして、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます被災された皆様が、一日でも早く安心して生活が送れるよう、復旧復興に全力を尽くしてまいる所存でございます  また、8月5日に行われた高尾川地下河川築造工事発進式におきましては、議員各位に御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます今後も、県及び地元期成会の皆様とともに、事業の早期完了に向けて取り組んでまいります  さて、本定例会では、平成29年度各会計決算の認定13件、条例10件、補正予算4件、人事案件1件、報告3件、その他2件、合計33件の議案を御提案し、審議をお願いするものです。  それでは、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由を御説明申し上げます  人権擁護委員は、人権擁護委員法第6条第1項の規定に基づき、法務大臣が委嘱することになっておりますが、市長は、当該市の議会議員の選挙権を有する住民の中から、議会の意見を聞いて、候補者を推薦することになっております  つきましては、現委員であります寺田恵子氏が、本年12月31日をもって任期満了となり退任されますので、その後任として、青笹祥子氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます  青笹祥子氏は、裏面経歴書のとおり、長く職員として行政に携われ、人格・識見とも人権擁護委員として適任であると存じますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます 12: ◯議長(横尾 秋洋君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 13: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります  ただいまから討論を行います討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 14: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります  これより採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 15: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めますよって、本件は同意することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第5. 認定第1号   日程第6. 認定第2号   日程第7. 認定第3号   日程第8. 認定第4号   日程第9. 認定第5号   日程第10.認定第6号   日程第11.認定第7号   日程第12.認定第8号   日程第13.認定第9号   日程第14.認定第10号   日程第15.認定第11号 16: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第5、認定第1号平成29年度筑紫野市一般会計歳入歳出決算の認定の件から、日程第15、認定第11号平成29年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計歳入歳出決算の認定の件までの11件を一括して議題といたします  執行部に提案理由の説明を求めます。市長。 17: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 それでは、認定第1号から認定第11号までの11件の提案理由を一括して御説明申し上げます  本決算は、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、監査委員の意見をつけまして、議会の認定に付すものでございます  まず、認定第1号平成29年度筑紫野市一般会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入決算額は336億1,969万6,290円、これに対します歳出決算額は326億8,387万4,500円でございますこれを差し引きいたしまし形式収支は9億3,582万1,790円の黒字となっております  次に、認定第2号平成29年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入決算額は110億1,444万9,746円、これに対します歳出決算額は109億9,481万7,516円でございますこれを差し引きいたしまし形式収支は1,963万2,230円の黒字となっております  次に、認定第3号平成29年度筑紫野市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入決算額は1,521万7,047円、これに対します歳出決算額は379万4,786円でございますこれを差し引きいたしまし形式収支は1,142万2,261円の黒字となっております  次に、認定第4号平成29年度筑紫野市奨学資金貸与事業特別会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入歳出決算額ともに717万9,514円となっております  次に、認定第5号平成29年度筑紫野市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入決算額は64億4,869万8,808円で、これに対します歳出決算額は63億7,512万9,528円でございますこれを差し引きいたしまし形式収支は7,356万9,280円の黒字となっております  次に、認定第6号平成29年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入決算額は22億3,116万2,509円、これに対します歳出決算額は21億8,612万4,685円でございますこれを差し引きいたしまし形式収支は4,503万7,824円の黒字となっております  次に、認定第7号平成29年度筑紫野市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入歳出決算額ともに2億2,559万7,183円となっております  次に、認定第8号平成29年度筑紫地区障害支援区分等審査会事業特別会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入歳出決算額ともに1,040万4,626円となっております  次に、認定第9号平成29年度筑紫野市二日市財産特別会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入決算額は315万8,530円、これに対します歳出決算額は297万8,499円でございますこれを差し引きいたしまし形式収支は18万31円の黒字となっております  次に、認定第10号平成29年度筑紫野市御笠財産特別会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入決算額は836万4,097円、これに対します歳出決算額は783万4,878円でございますこれを差し引きいたしまし形式収支は52万9,219円の黒字となっております  次に、認定第11号平成29年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計歳入歳出決算の認定の件でございます  歳入歳出決算額ともに1,918万1,829円となっております  なお、この財産区の決算認定につきましては、二日市財産区は8月20日に、御笠財産区は8月22日に、平等寺山財産区は8月27日に、それぞれの管理会が開催され、同意を得ているところでございます  以上11件、よろしく御審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます 18: ◯議長(横尾 秋洋君) ここで、認定第1号から認定第11号までの11件について、監査委員から審査結果の報告をお願いいたします。代表監査委員。 19: ◯代表監査委員(段上 信章君)〔登壇〕 皆様、おはようございます  平成29年度の決算審査の結果につきまして、御報告申し上げます  お手元の平成29年度筑紫野市一般会計特別会計決算及び基金の運用状況審査意見書の1ページをお開き願います  第1に審査の対象、第2に審査の期間、第3に審査の方法、第4に審査の結果を記載いたしております  審査結果につきましては、第4に記載のとおり、審査に付された各会計の歳入歳出決算及び附属書類は、いずれも法令に規定された様式に従って調製され、かつ決定計数は関係諸帳簿と符合しており、正確であると認められました。また、予算の執行状況につきましても、適正であると認められました。  2ページをお開き願います  第5の決算の概要についてでありますが、この2ページから51ページにかけまして、所要の計数を整理・記載しておりますので、御参照をいただきたいと存じます  次に、52ページをお開き願います  平成29年度筑紫野市基金の運用状況審査意見についてですが、第1に審査の対象、第2に審査の期間、第3に審査の方法、第4に審査の結果を記載いたしております  審査結果につきましては、第4に記載のとおり、審査に付された平成29年度の基金の運用状況を示す書類の計数は、関係諸帳簿等と照合した結果、誤りのないものと認められました、また、基金の運用状況は妥当であると認められました。  第5の基金運用の概要は、この52ページと次の53ページに、所要の計数を整理・記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます  次に、54ページをお開き願います  平成29年度の決算審査におきます概括的な見解を、むすびとしてまとめておりますので、あわせて御報告いたします  一般会計及び特別会計では、本年度も引き続き実質収支黒字決算となっております  一般会計歳入総額は336億1,969万6,000円となり、前年度と比べ6億8,193万6,000円減少しております  その主な要因は、市税、県支出金及び市債等は増加したものの、地方交付税財産収入及び繰入金等で減少したことによるものであります  主たる自主財源である市税は、法人市民税は減収となったものの、個人市民税及び固定資産税都市計画税等の増収により、前年度と比べ2億1,841万4,000円増加しております  市税の徴収率は93.27%と、前年度比で0.56ポイント向上しています  次に、3行ほど繰り下がりまして、一般会計歳出総額ですが、歳出総額は326億8,387万5,000円となり、前年度と比べ2億7,234万2,000円増加しています  その主な要因は、子どものための教育・保育給付事業等の民生費、小学校プール改修事業等の教育費、及び総務費におけます市庁舎建設事業等の増加によるものです。  次に、特別会計ですが、特別会計では、国民健康保険事業特別会計等の各会計とも、一般会計からの繰入金もあり、収支の均衡が保たれ、おおむね安定した事業運営が確保されております  本市の財政状況は、主要財政指標の中で経常収支比率が87.8%と、前年度比で0.4ポイント増加しておりますこれは、義務的経費における扶助費の増加等が影響したものと考えられますまた、市債残高は、前年度に比べ2億4,237万8,000円減少するなど、平成31年度を目標年次とする第二次筑紫野市財政計画目標達成に向け努められております  55ページに移りまして、本市では、将来にわたって活力ある社会を維持していくため、平成27年に筑紫野市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、第五次筑紫野市総合計画と一体的に推進されているところです。  このような行政環境の中、今後の社会保障費関係の増加、公共施設等の総合的・計画的な管理に伴う後年度の財政負担等を考慮しますと、一義的には、国の地方財政対策によるところが大きいわけですが、より一層の効率的、効果的な財政運営が求められます  このため、第二次筑紫野市財政計画を基本として財政状況行政施策との整合性を図り、今後とも引き続き財政規律の確保に努められますようお願いをいたします  以上、平成29年度の筑紫野市一般会計特別会計に係る決算及び基金の運用状況審査報告とさせていただきます       ────────────・────・────────────   日程第16.認定第12号   日程第17.認定第13号 20: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第16、認定第12号平成29年度筑紫野市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定の件、及び日程第17、認定第13号平成29年度筑紫野市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定の件の2件を一括して議題といたします
     執行部に提案理由の説明を求めます。市長。 21: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 認定第12号及び認定第13号の2件の提案理由を一括して御説明申し上げます  本2件は、平成29年度筑紫野市水道事業会計及び下水道事業会計の決算に伴い、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、各会計の剰余金をそれぞれ剰余金処分計算書(案)のとおり処分し、あわせて同法第30条第4項の規定に基づき、各会計決算監査委員の意見をつけて議会の認定に付すものでございます  まず、認定第12号平成29年度筑紫野市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定の件でございます  収益的収支の決算額は、収入総額20億6,623万5,456円、支出総額17億1,718万1,850円で、損益計算書において3億2,254万8,845円の純利益が生じております  なお、当年度、純利益を含む未処分利益剰余金の処分につきましては、減債積立金へ2億2,578万4,000円、建設改良積立金へ9,676万4,000円をそれぞれ積み立てるものでございます  また、資本的収支収入総額3億9,496万9,117円、支出総額8億9,576万5,497円、不足する5億79万6,380円につきましては、損益勘定留保資金等で補填いたしております  次に、認定第13号平成29年度筑紫野市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定の件でございます  収益的収支の決算額は、収入総額24億3,184万7,974円、支出総額21億4,525万6,195円で、損益計算書において2億6,823万5,743円の純利益が生じておりますなお、当年度純利益を含む未処分利益剰余金の処分につきましては、減債積立金へ2億6,823万5,000円積み立て、資本金へ6億1,558万8,118円を組み入れるものでございます  また、資本的収支は、収入総額9億2,454万8,173円、支出総額15億6,273万9,378円、不足する6億3,819万1,205円につきましては、損益勘定留保資金等で補填いたしております  以上2件、よろしく御審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます 22: ◯議長(横尾 秋洋君) ここで、認定第12号及び認定第13号の2件について、監査委員から審査結果の報告をお願いいたします。代表監査委員。 23: ◯代表監査委員(段上 信章君)〔登壇〕 平成29年度の水道事業会計及び下水道事業会計の決算につきまして、その審査結果を御報告申し上げます  お手元の平成29年度筑紫野市公営企業会計決算審査意見書の1ページをお開き願います  第1に審査の対象、第2に審査の期間、第3に審査の方法、第4に審査の結果を記載いたしております  審査結果につきましては、第4に記載のとおり、両会計の決算報告書損益計算書剰余金計算書貸借対照表及びその他決算附属書類等は、いずれも関係法令に準拠して作成され、かつ、その計数は正確であることを認めました。また、平成29年度における経営成績並びに同年度末日現在の財務状況は、適正に表示されていることが認められました。  2ページをお開き願います  第5の決算の概要につきましては、水道事業会計は3ページから26ページにかけまして、下水道事業会計は27ページから49ページにかけまして、所要の計数を整理・記載しておりますので、御参照いただきたいと存じます  次に、14ページをお開き願います  平成29年度の水道事業会計決算審査に関し、概括的な見解を、5のむすびにまとめておりますので、御報告申し上げます  平成29年度水道事業会計の決算では、収入は、営業収益のうち給水収益の16億2,815万4,000円及び営業外収益のうち長期前受金戻入の1億7,565万3,000円などにより、総収益は19億2,648万2,000円となっております  一方、支出は、営業費用のうち原水及び浄水費の8億6,667万円、配水及び給水費の4,820万2,000円及び減価償却費の4億5,508万1,000円などにより、総費用は16億393万3,000円となっております  その結果、本年度の損益収支は3億2,254万9,000円の純利益となり、過年度に引き続き、平成29年度も黒字決算となっております  次の未処分利益剰余金の処分、及び15ページの水道料金収入率等の記載内容は割愛させていただきまして、15ページの4行目からになりますが、本年度の建設改良事業につきましては、第六次拡張計画及び第2期老朽管更新計画に基づき、諸事業が実施されますとともに、また、ライフライン機能強化の観点からも、老朽管の更新事業耐震化事業も計画的に整備が進められております  次に、3行ほど繰り下がりまして、このような経営環境の中、将来にわたり安全な水を安定的・継続的に供給することを目的として、平成27年に「筑紫野市水道ビジョン」が策定されたところです。このビジョンで示す基本理念の実現のため、諸施策の合理的、効果的な計画の推進に努めていただきますようお願いをいたします  水道事業財政状況は、水資源の安定確保のための新設ダムに係る受水費の増加、老朽施設の更新・耐震化などの設備投資額の増大により、今後とも所要の財政負担が見込まれるところです。  このため、将来にわたる安定的な事業継続のための中長期的な経営の基本計画となる経営戦略を策定し、経営基盤強化と財政マネジメントの向上を図られるよう望むものであります  続きまして、38ページをお開き願います  5のむすびは、下水道事業会計に関してですが、平成29年度下水道事業会計の決算では、収入は、営業収益が16億7,412万1,000円、営業外収益が4億6,549万1,000円、及び特別利益の1億5,929万3,000円により、総収益は22億9,890万5,000円となっております  一方、支出は、営業費用のうち流域下水道維持管理負担金の7億7,607万8,000円、減価償却費の8億3,194万7,000円、及び営業外費用の支払利息2億2,651万4,000円などにより、総費用は20億3,067万円となっています  その結果、本年度の損益収支は2億6,823万6,000円の純利益となり、過年度に引き続き平成29年度も黒字決算となっております  次の未処分利益剰余金の処分、及び下水道使用料の収入率等の記載内容は割愛させていただき、8行ほど繰り下がりますが、現在、本市におきましては、御笠川那珂川流域、宝満川流域及び宝満川上流流域の各流域関連公共下水道事業が鋭意進められております  次の本年度の主な事業、及び下水道の整備面積等の記載内容の次の行になりますが、3流域関連の公共下水道全体の整備率は67.8%と向上しております  今後とも、引き続き、未整備区域での下水道整備を計画的に実施し、整備率の向上に努められますとともに、「筑紫野市下水道ストックマネジメント計画」に基づき、老朽化施設等の更新事業の計画的な実施にも努めていただきたいと考えております  また、下水道事業の経営に当たりましては、今後の施設整備への建設投資や流域下水道維持管理負担金の増嵩等を考慮し、平成28年度に策定されました「筑紫野市下水道経営戦略」に基づき、経営基盤強化と財政マネジメントの向上を図られますよう望むものであります  以上、平成29年度筑紫野市公営企業会計の水道事業会計及び下水道事業会計に係る決算の審査報告とさせていただきます       ────────────・────・────────────   日程第18.報告第6号 24: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第18、報告第6号地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく平成29年度筑紫野市健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件を議題といたします  本件に関し、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、執行部から報告願います。市長。 25: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 報告第6号地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく平成29年度筑紫野市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてでございます  本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成29年度決算における健全化判断比率及び資金不足比率につきまして、監査委員の審査に付し、その意見をつけて報告するものでございます  健全化判断比率のうち、実質赤字比率につきましては、実質赤字額がないことから、数値なしという意味であるハイフンで記載しております  次に、連結実質赤字比率についてでありますが、本市においては、全ての会計において実質収支は黒字であり、連結実質赤字額がないことから、実質赤字比率と同様に数値なしとなっております  次に、実質公債費比率についてでありますが、平成29年度の比率は5.5%となり、早期の健全化基準の25%を下回ったものとなっております  次に、将来負担比率についてでありますが、算定結果がマイナスとなったため、数値なしとなっております  最後に、資金不足比率についてでありますが、本市の水道事業会計下水道事業会計、農業集落排水事業特別会計ともに資金不足はありませんので、数値なしとなっております  以上が平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率についての報告でございます 26: ◯議長(横尾 秋洋君) ここで、本件について監査委員から審査結果の報告をお願いします。代表監査委員。 27: ◯代表監査委員(段上 信章君)〔登壇〕 平成29年度の筑紫野市健全化判断比率及び資金不足比率につきまして、その審査結果を御報告申し上げます  お手元の平成29年度筑紫野市健全化判断比率審査意見書及び筑紫野市資金不足比率審査意見書の1ページをお開き願います  まず、健全化判断比率についてですが、第1に審査の対象、第2に審査の期間、第3に審査の方法、第4に審査の結果を記載いたしております  審査結果につきましては、第4に記載のとおり、審査に付された健全化判断比率は、いずれも法令に規定された様式に従って作成され、計数は関係諸帳簿と符合しており、正確であると認められました。  平成29年度の健全化判断比率は、次の表のとおり、(1)の実質赤字比率、及び(2)の連結実質赤字比率は、全会計において赤字は生じていませんでした。また、(3)の実質公債費比率は5.5%と、国が示す早期健全化基準の25.00%を大きく下回っており、(4)の将来負担比率につきましても、将来負担比率は生じていませんでした。  2ページをお開き願います  これらの審査の結果、健全化判断比率については、第5の意見のとおり、特に指摘すべき事項はありませんでした。  次に、3ページをお開き願います  資金不足比率についてですが、第1に審査の対象、第2に審査の期間、第3に審査の方法、第4に審査の結果を記載いたしております  審査結果につきましては、第4に記載のとおり、審査に付された資金不足比率は、いずれも法令に規定された様式に従って作成され、計数は関係諸帳簿と符合しており、正確であると認められました。  各会計における平成29年度の資金不足比率は、表に示しますとおり、農業集落排水事業特別会計水道事業会計及び下水道事業会計の各会計とも資金不足は生じていません。  これらの審査の結果、資金不足比率につきましては、第5の意見のとおり、特に指摘すべき事項はありません。  以上のことから、地方公共団体財政健全化法に基づきます本市の財政状況は、全会計とも健全であると認められます  以上、平成29年度の筑紫野市健全化判断比率及び資金不足比率に関する審査結果の報告とさせていただきます       ────────────・────・────────────   日程第19.報告第7号   日程第20.報告第8号 28: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第19、報告第7号筑紫野市土地開発公社事業等の報告の件、及び日程第20、報告第8号公益財団法人筑紫野市文化振興財団事業等の報告の件の2件を一括して議題といたします  本2件に関し、地方自治法第243条の3第2項の規定により、執行部から報告願います副市長。 29: ◯副市長(藤木 正文君)〔登壇〕 おはようございます  報告第7号及び報告第8号について御報告を申し上げます  まず、報告第7号筑紫野市土地開発公社事業等の報告につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、報告をいたします  お手元の平成29年度事業報告及び決算報告書の1ページをお開き願います  初めに、1の総括についてですが、一般庶務事項といたしましては、理事会を3回開催し、6件の議案について審議がなされ、全て原案のとおり可決されたところです。  役員の異動につきましては、4月に常務理事の選任及び理事1名が就任され、5月には副理事長及び理事1名の計2名が辞任されました。辞任に伴い、副理事長の選任並びに理事2名が就任されました。  次に、2の事業計画の執行状況についてですが、取得については、ナンバー70、教育施設用地事業、面積6,867平方メートルを9,500万円で取得したところです。処分につきましては、ナンバー49、筑紫駅西口土地区画整理事業用地の一部、面積3,208平方メートルを、売却額1億3,737万7,028円で処分しております  次に、3の財務の状況についてでございます。平成29年度は、筑紫駅西口土地区画整理事業の一部の処分を実施しましたが、164万3,591円の当期純損失となり、準備金合計は3億4,073万4,379円となっております  借入金の期末残高につきましては、短期借入金5億8,500万円、前年度比で3,227万2,657円の減となっております  18、19ページをお開きいただきたいと思います  土地の保有状況を掲載しております公有用地、代行用地、代替地、それぞれ保有しておりますが、保有用地残高につきましては、合計で期首残高9億5,139万9,426円に対し、当期増加高9,577万6,089円、当期減少高1億3,330万9,608円となりましたことから、平成29年度期末残高は9億1,386万5,907円となっております  また、監査報告につきまして、23ページに添付をしております本年5月22日に監事による監査が実施され、内容は適正であることの報告を受けております  以上で、平成29年度筑紫野市土地開発公社事業等の報告を終わらせていただきます  次に、報告第8号公益財団法人筑紫野市文化振興財団事業等の報告につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、御報告を申し上げます  お手元の平成29年度事業報告及び決算報告書に基づきまして、御報告をさせていただきます  筑紫野市文化振興財団は、筑紫野市より指定管理者として指定を受け、筑紫野市文化会館の管理運営及び市民の文化芸術の振興に関する事業を実施しているところでございます  まず、文化会館の利用状況でございますが、8ページをお開き願います  合計入場者数は10万2,074人、使用料は2,778万6,200円でございますなお、使用料のうち、公的使用については減免制度がございますその減免額が1,864万3,650円となっておりますので、実質納入額は914万2,550円でございます  次に、3ページ、公演事業の状況でございます  公演事業につきましては、29年度のテーマを「『響き輝く(ひびきかがやく)』~一人ひとりの輝きが広がり、響き合う~」とし、その具体化のため、「第十一回ちくしの寄席立川生志“ふるさと応援”落語会」、「オリザさんと“演劇”をつくる2017・演劇づくりワークショップ(7回)」など、さまざまな事業を実施したところでございます  19ページをお開き願います  公演事業の入場者率でございます。平成29年度は、座席数に対しまして93.1%の入場者率となっております  次に決算の状況でございます27ページをお開き願います  公益財団法人の会計につきましては、公演事業の全てと文化会館の公益目的での貸与に関する公益目的事業会計、文化会館の公益目的外での貸与及び物品販売手数料の収入に関する収益事業等会計、それと、財団の組織運営に関する法人会計に分かれた計算書となっております  合計額の欄で説明いたしますが、金額につきましては、消費税を抜いた額での経理数字となっております  まず、経常収益合計は、28ページの表の6行目の合計欄8,662万2,604円でございます収入の主なものは、筑紫野市からの指定管理受託収益、27ページの記載ですが、合計欄7,752万円でございます  次に、経常費用についてですが、30ページをお開き願います  経常費用合計は、10行目の合計欄8,473万1,266円でございますその主なものは、同じ行の左端に記載の公益目的事業会計の経常費用計5,592万3,281円でございます公演事業及び清掃等に関する委託費、人件費、施設の光熱水費等でございます  収入から支出を差し引きした当期経常増減額は、11行目の合計欄189万1,338円となりますこれが当年度の収支となるものでございます  これに一般正味財産期末残高1,988万7,787円と指定正味財産期末残高1,500万円を加えますと、3,488万7,787円となりまして、この額が文化振興財団の正味財産期末残高となるものでございます  また、監査報告書を51ページに添付させていただいておりますので、後ほど御参照をいただきたいと思います  以上で、平成29年度公益財団法人筑紫野市文化振興財団事業等の報告を終わらせていただきます
          ────────────・────・────────────   日程第21.議案第57号   日程第22.議案第58号   日程第23.議案第59号   日程第24.議案第60号   日程第25.議案第61号   日程第26.議案第62号   日程第27.議案第63号   日程第28.議案第64号   日程第29.議案第65号   日程第30.議案第66号   日程第31.議案第67号   日程第32.議案第68号 30: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第21、議案第57号財産(物品)の取得の件から、日程第32、議案第68号筑紫野市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定の件までの12件を一括して議題といたします  執行部に提案理由の説明を求めます。市長。 31: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 議案第57号から議案第68号まで、12件の提案理由を一括して御説明申し上げます  まず、議案第57号財産(物品)の取得の件でございます  本件は、コミュニティバスの運行に要する車両を購入するため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます  取得する財産は、マイクロバス車両2台。取得の方法は、随意契約。取得金額は、2,996万960円。契約の相手方は、福岡市東区箱崎ふ頭5の4の17、三菱ふそうトラック・バス株式会社、バス事業本部バス販売部九州地区担当部長、舛田忠弘氏でございます  次に、議案第58号筑紫野市公告式条例の一部を改正する条例の制定の件でございます  本件は、平成31年4月から、二日市コミュニティセンター内に、二日市出張所を開設することに伴い、条例の一部を改正するものでございます  次に、議案第59号筑紫野市役所出張所設置条例の一部を改正する条例の制定の件でございます  本件も前号と同様に、二日市出張所を開設することに伴い、条例の一部を改正するものでございます  次に、議案第60号筑紫野市子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます  本件は、第三者行為損害賠償求償事務の手続を軽減するため、条例の一部を改正するものでございます  次に、議案第61号筑紫野市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます  本件も前号と同様に、条例の一部を改正するものでございます  次に、議案第62号筑紫野市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます  本件も前号と同様に、条例の一部を改正するものでございます  次に、議案第63号筑紫野市地域コミュニティ推進条例の一部を改正する条例の制定の件でございます  本件は、「御笠まちづくり振興会」が「御笠まちづくり協議会」に名称を変更することに伴い、条例の一部を改正するものでございます  次に、議案第64号財産(土地)の取得の件でございます  本件は、教育施設の用地を取得するため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます  買収する物件は、筑紫野市紫一丁目574番1、宅地ほか1筆で、面積の合計は6,866.88平方メートル、買収予定金額は9,863万4,953円、買収の相手方は、筑紫野市土地開発公社でございます  次に、議案第65号筑紫野市介護保険条例の一部を改正する条例の制定の件でございます  本件は、介護保険法施行令の改正による引用条項の変更と、地域密着型サービス事業者の指定に係る看護小規模多機能型居宅介護の指定要件の変更のため、条例の一部を改正するものでございます  次に、議案第66号筑紫野市立山家幼稚園保育料徴収条例の全部を改正する条例の制定の件でございます  本件は、筑紫野市立山家幼稚園の入園料及び利用者負担額の上限額を規定するなど、必要な見直しを行うため、条例の全部を改正するものでございます  次に、議案第67号筑紫野市小地区公民館設置補助条例等の一部を改正する条例の制定の件でございます  本件は、公民館が、自助を念頭に自主的に管理運営される施設又は自治組織であることを踏まえ、平成30年5月12日に開催されました平成30年度筑紫野市小地区公民館連絡協議会総会において、「小地区公民館」から「自治公民館」に改称する方針が決議されたことに伴い、条例の一部を改正するものでございます  次に、議案第68号筑紫野市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定の件でございます  本件は、水道利用加入金の額の算出方法のうち、事業用の受水槽給水施設における算出方法を変更するため、条例の一部を改正するものでございます  以上12件、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます       ────────────・────・────────────   日程第33.議案第69号   日程第34.議案第70号   日程第35.議案第71号   日程第36.議案第72号 32: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第33、議案第69号平成30年度筑紫野市一般会計補正予算(第2号)の件から、日程第36、議案第72号平成30年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)の件までの4件を一括して議題といたします  執行部に提案理由の説明を求めます。市長。 33: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 今回の補正予算につきましては、一般会計特別会計を合わせまして、4会計について提案をいたしております  まず、議案第69号平成30年度筑紫野市一般会計補正予算(第2号)についてでございます  補正の主な内容でございますが、歳出予算といたしましては、公共施設等整備基金への積み立てとして4億1,313万円、二日市中学校隣接地の土地購入費として9,863万5,000円、7月豪雨に伴う災害関連予算として、総額11億5,373万2,000円などを増額するものでございます  これに見合いの歳入予算といたしましては、災害復旧費国庫負担金4億2,450万円、災害復旧費県補助金8,845万4,000円、基金繰入金2億9,838万7,000円などを増額するものでございます  このため、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ18億4,776万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ358億6,632万6,000円とするものでございます  また、債務負担行為補正といたしましては、追加の場合で1件、439万3,000円、一部事務組合分として4件、2,446万円を計上いたしております  地方債補正につきましては、変更の場合として、3件の4億307万3,000円を増額し計上いたしております  次に、議案第70号平成30年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます  補正の主な内容でございますが、歳出予算といたしましては、システム構築業務委託料979万9,000円などを増額するものでございますこれに見合いの歳入予算といたしまして、前年度繰越金1,963万1,000円などを増額するものでございます  このため、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,235万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ97億9,152万3,000円とするものでございます  次に、議案第71号平成30年度筑紫野市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます  補正の主な内容でございますが、歳出予算といたしましては、予備費7,244万3,000円などを増額するものでございますこれに見合いの歳入予算といたしまして、前年度繰越金7,356万8,000円などを増額するものでございます  このため、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,776万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億8,218万円とするものでございます  次に、議案第72号平成30年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます  補正の主な内容でございますが、歳出予算といたしましては、広域連合納付金4,351万2,000円などを増額するものでございますこれに見合いの歳入予算といたしましては、前年度繰越金4,503万7,000円を増額するものでございます  このため、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,503万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ23億1,249万8,000円とするものでございます  以上4件、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます       ────────────・────・──────────── 34: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて本日の議事は終了いたしました。  これをもって本日の会議を散会いたしますお疲れさまでした。                 午前11時08分散会       ──────────────────────────────...