筑紫野市議会 2014-02-26
平成26年第1回定例会(第1日) 本文 2014-02-26
1: 午前10時00分開会
◯議長(鹿島 康生君) 皆さん、おはようございます。
出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから平成26年第1回
筑紫野市議会定例会を開会いたします。
お手元に配付しております議事日程の順序に従い、本日の会議を進めます。
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日程第1.
会議録署名議員の指名について
2: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、7番、
宮原議員と17番、
佐藤議員を指名いたします。
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日程第2.会期の決定について
3: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第2、会期の決定を行います。
今定例会の会期は、本日から3月25日までの28日間とし、その間、本会議に本日と28日、3月3日、19日、20日及び25日の6日間を当て、残りは休会にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
4: ◯議長(鹿島 康生君) 御異議なしと認めます。よって、今定例会の会期は28日間と決定いたしました。
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日程第3.平成26年度
施政方針について
5: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第3、平成26年度
施政方針の件を議題といたします。
ただいまから市長の
施政方針演説がありますので、御静聴をお願いいたします。
市長。
6: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。ソチの冬季五輪が閉幕いたしました。日本は、金が1つ、銀が4つ、銅が3つ、合計8つの冬季史上2番目のメダル数を獲得しました。選手のすばらしい活躍に日本中が感動に包まれた17日間でございました。メダルを獲得した選手も、惜しくも逃がした選手も「恩返し」という言葉で、これまで支えてくれた人、また応援してくれた人々への感謝の気持ちを述べてあったことが、とても印象的でありました。
今回の
日本選手団の活躍が、私たちへたくさんの勇気と希望を与えてくれました。これから開催される
パラリンピックでの
日本選手団の活躍にも、期待をいたすところでございます。
さて、本日、平成26年第1回
筑紫野市議会定例会を招集しましたところ、
議員各位におかれましては、
大変お忙しい中に御参集をいただき、厚く御礼を申し上げます。
平成26年度の
予算案並びに関連議案の御審議をお願いするに当たり、私の
市政運営の基本的な考え方と予算の概要及び所信を申し上げ、市民の皆様並びに
議員各位の御理解と御賛同を賜りたいと存じます。
まず冒頭、
東日本大震災の一日も早い復旧・復興を心からお祈り申し上げます。また、昨年の伊豆大島の
記録的豪雨を初めとする災害で亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に対して、心からお見舞いを申し上げます。
国政では、平成24年12月に
衆議院議員総選挙が実施され、政権交代により
安倍政権が誕生し、昨年7月には、
参議院議員通常選挙において、衆参の
ねじれ状態が解消され、
政権運営の安定化が図られました。その結果、
安倍政権発足後の1年数カ月で為替相場は円高が是正され、株価も上昇し、
輸出企業を中心に、企業の業績も改善しております。
さらに、
有効求人倍率の上昇とともに失業率も改善し、個人消費も増加する傾向が見られ、
日本経済は回復の兆しを示しております。
また、6年後の2020年に開催が決まった
東京オリンピック・
パラリンピックも、
日本経済にとって追い風になるものと期待をしているところでございます。
安倍政権の発足当時に掲げられました「円高の是正」、「
デフレ不況からの脱却」、「雇用や所得の拡大を目指す
経済対策」等の
取り組みについては、日本再生に向けて着実に前進しており、前向きに評価をしているところでございます。
一方で、
東日本大震災復興の加速化、
消費税増税に伴う
消費落ち込みへの対応と国家財政の健全化、
TPP交渉、原発停止に伴うエネルギー問題、
貿易赤字対策、中国や韓国との外交、防衛など、課題も山積しております。地方におきましては、景気の回復を感じている
中小企業の数は、まだまだ少数であり、地方で働く方々の賃金の上昇までには至っていない現状もあります。
今後とも、国の
政権運営に対しましては、国民の期待に応え、景気、
雇用対策、教育や
社会保障、外交、そして防災や
震災復興等に全力で取り組んでいただき、国民が安全で安心して暮らせる日本、豊かさを実感できる日本、成長する
国づくりを期待するところでございます。
私は、
市長就任以来、「
行財政改革」、「産業・雇用をつくる」、「生活を守る」、「
共助社会づくり」、「未来をつくる」の5つの柱を
重点施策として取り組んでまいりました。
4年目の
市政運営につきましても、この5つの柱を
重点施策と位置づけ、誠心誠意、全力で
市政運営を担ってまいります。
市長に就任して最初の2年間は、行政の継続性に留意しながら、市役所全体の組織やさまざまな事業の点検や見直しに努めてまいりました。
組織面では、企画部門と財政部門を切り離し、それぞれの役割を明確にした上で、それぞれが切磋琢磨する環境をつくるなど、常に改善を意識する
組織づくりを行ってまいりました。
市職員に対しましては、人材育成、綱紀粛正や
市民サービスの向上のため「朝礼」を実施し、職員の意識改革にも取り組んでまいりました。
就任1年目には、
市役所本館1階ロビーの改修を行い、来庁者にわかりやすい課等の配置に努めてまいりました。「
移動市長室」につきましても、就任1年目から月に1回のペースで実施し、
市長就任3年間で30回の開催となりました。
就任当時から、常に
市民サービスの向上、改善を意識し、市民の方々や地域、各種団体との交流を通して、
市政運営に努めてきたところでございます。
また、
地場産業活性化に向けた「入札制度の改革」や、就労支援のための「
ふるさとハローワーク」の開設など、産業・雇用の創出にも努めてまいりました。
高尾川・鷺田川の
治水対策にも積極的に
取り組み、県との連携を図りながら、地域の安全性の向上に努めております。さらに、防災面では、平成23年度から消防庁舎の改築に着手し、災害時要
援護者支援事業にも取り組んでまいりました。平成24年度には、市内全82行政区で
自主防災組織が発足するなど、地域における
防災意識も高まってまいりました。
未来への投資としては、
子どもたちの安全を守るため、「
小中学校の
耐震化工事」を完了させております。さらに、平成24年2月には「子どもの
読書活動推進計画」を策定して、
子どもたちの自発的な
読書活動を推進してまいりました。
私が市長に就任して2年目の平成24年度は、筑紫野市市制施行40周年の節目の年であり、将来に向かってさらに飛躍する年であったことは、記憶に新しいところでございます。
昨年、就任3年目となる平成25年度は、この2年間の
取り組みを踏まえ、
市民サービスの向上、効率的な
行政運営、市の成長を力強く推し進めてまいりました。
昨年の
取り組みと平成26年度に向けた方針、具体的な事業について、5つの
重点施策に沿って申し上げます。
まず、「生活を守る」についてでございます。第四次
総合計画の政策1、健康でやすらぎのある
福祉社会の形成、政策2、安全で安心して暮らせる
地域社会の構築に該当するものでございます。
昨年は、カミーリヤにおける
健康づくり推進のため、「
ウォーキングコース」及び「
多目的コート」の再整備を行うとともに、
待機児童対策として「
光が丘幼児園」の
増築事業に対し補助金を交付し、70名の
保育児童数の定員の増加を見込んでおります。
また、障害のある
子どもたちを対象として、
夏休み期間中の
居場所づくりを目的とした
タイムケア事業や
太宰府特別支援学校における
放課後活動の場を提供する事業に
取り組みました。
生活を守るための防災に関しましては、昨年は、
地域消防団活動を充実させるため、
二日市分団の
消防団車両の更新、
女性消防団員用の軽可搬ポンプの購入、老朽化した古賀・
立明寺班消防団可
搬ポンプ格納庫の改築を行い、山家3区における新たな防火水槽の整備等も行ったところでございます。また、平成24年度に引き続き、複数の行政区において、災害発生時の対応を地図上で行う災害時図上訓練を実施いたしました。
防災に関しましては、平成25年度から、犯罪の抑止を目的として、警察署との連携を図りながら、
防犯カメラの設置を始めたところでございます。
「生活を守る」ための平成26年度の
取り組みについてでございます。
少子高齢化や
子育て支援、
健康づくりや
障害者福祉などの対策により、市民の皆さんが健康を実感でき、将来への安心へとつながる福祉政策を推進します。
健康ちくしの21第二次計画は、平成27年度の策定に向けて、第二次
地域福祉計画、
高齢者福祉計画・第6期
介護保険事業計画につきましては、平成26年度の策定に向けて取り組んでまいります。
福祉分野におきましては、特に国の政策や将来見通しが重要となってまいりますので、時期を逸することなく計画的な
取り組みを行ってまいります。
子ども・
子育て支援につきましては、
保護者ニーズや教育、保育、
子育て支援のあり方について、国の動向を注視しながら取り組んでまいります。平成26年度は、
二日市保育所の
耐震化工事を行うとともに、
認可保育所の建てかえに対して補助を行うことにより、
保育児童数の定数をさらに増加させます。
なお、「
子ども医療費支給事業」につきましては、市独自で小学校1年生から3年生までの入院費を助成しておりますが、平成26年度から対象となる児童を、さらに小学校6年生まで拡大し、
子育て家庭への経済的な支援を行うことにより、安心して子育てができる環境をつくってまいります。
また、防災に関する
取り組みといたしましては、平成26年度も引き続き、
消防団車両の更新、老朽化した消防団可
搬ポンプ格納庫の改築を行います。災害時には、地域や市民の皆様へいち早く情報を伝えることが重要となります。昨年度は
全国瞬時警報システムを整備いたしましたが、平成26年度は携帯電話や固定電話、
ファクス等に、市独自の
災害情報を配信できるよう
システム整備を充実してまいります。
昨年、筑紫野市においては、
災害警戒本部を11回、
災害対策本部を1回設置しておりますが、災害時の本部体制の充実は、
市民生活を守るために非常に重要な
取り組みとなります。平成26年度は、昨年の
取り組みを踏まえ、
災害警戒本部、
災害対策本部の職員体制、
コミュニティセンターや地域の
自主防災組織、さらに
関係団体との連携強化について、より具体的な
取り組みを進めてまいります。
大規模な地震や豪雨、風水害に対して、行政と地域、
関係団体との連携により、市民の生命、財産を守るという強い決意で、災害に対する備えを行ってまいります。
次に、「未来をつくる」でございます。
総合計画では、政策3、豊かな
自然環境の次世代への継承、政策4、自然と共生したうるおいのある
生活環境の形成、政策5、将来にわたって、いつでも、どこでも、だれでもが学べる
教育環境の整備、政策6、認めあい、共に生きる
人権尊重社会の醸成、政策7、まちの発展と安定した暮らしを支える
都市基盤の充実に該当するものでございます。
山家地区における
産業廃棄物処理施設設置計画に関しましては、現在、福岡県
紛争予防条例に基づく手続が進められているところでございますので、法令遵守の観点から、今後ともその推移、協議状況を十分踏まえながら、市としての対応を行ってまいりたいと考えております。
また、
山神ダム上流域に位置する
最終処分場に関しましては、福岡県に対し、事業者への指導及び
周辺環境モニタリング調査の継続実施を引き続き要請していくとともに、市においても、水質調査を継続し、
関係機関等との連絡、調整を図りながら、
環境保全への監視に努めてまいります。
筑紫野市の未来をつくるための昨年の
取り組みにつきましては、増加する不
登校児童生徒対策として、
児童生徒の相談体制の強化のため、
つくし学級の充実を図るとともに、不
登校対策専任指導員の増員を行っております。さらに、不
登校児童生徒や保護者もしくは教員の相談を受け、他機関と連携し、改善を図るためのスクールソーシャルワーカーを新たに配置いたしました。
文化財保護及び
文化芸術活動につきましては、阿志岐山城跡が平成23年9月に国の指定史跡となり、平成25年度は
特別企画展を開催いたしました。
「未来をつくる」ための
都市基盤の充実についてでございますが、平成22年度に着工した
市道上原田線、平成23年から取り組んでおります
上原田公園の整備につきましては、平成25年度に完了したところでございます。また、
天拝公園への
アクセス道路の整備につきましても、早期完了に向けて取り組んでまいります。
未来をつくるための平成26年度の
取り組みについてでございます。
環境保全、
省エネルギー対策につきましては、昨年に引き続き、第二次筑紫野市
環境基本計画を基本として、
地球温暖化対策実行計画や
筑紫野市役所環境にやさしい
行動計画等により、さらなる
省エネルギー化を図るとともに、
地球温暖化の原因である
温室効果ガスの削減、ごみの減量及び再資源化を進めてまいります。
教育環境の整備についてでございますが、平成24年度から小学校に配置しております図書司書を、平成26年度は中学校まで拡大をし、
読書活動の定着を図ります。また、
天拝小学校の
屋内運動場の
改修工事に向けた
実施設計を行うとともに、安全確認のため、
小中学校、幼稚園の非構造部材の総点検を行います。
筑紫小学校においては、プールが老朽化し、
子どもたちの安全が保たれないと判断いたしましたので、平成26年度に改築をいたします。昨年から議会でも御審議いただいております
共同調理場につきましても、
子どもたちへ安全でおいしい学校給食を提供するため、平成26年度に
改修工事を行います。
また、
小中学校の二次避難所としての機能強化と
子どもたちの
教育環境改善のため、平成26年度中に市内全
小中学校の空調施設を整備いたします。
未来への歴史・文化の継承への
取り組みについてでございますが、平成23年の阿志岐山城跡に続き、昨年、宝満山が
国指定史跡となりましたので、これら2つの史跡の活用について、平成26年度以降、
関係団体との連携を図りながら検討を進めてまいります。
歴史・文化の発信に関しましては、昨年に引き続き、筑紫野市の歴史・文化に関する企画展、講演会、啓発紙の発行をより充実させることにより、市の魅力や特性を市内外へと発信します。
また、
読書活動の推進に関しましては、
市民図書館利用者の利便性を高めるため、祝日の月曜日開館を行ってまいります。
生涯学習の推進及び青少年の健全育成の
取り組みにつきましては、
関係機関、団体との連携を深めながら、学びを通じた
人づくり、
地域づくりを進め、その充実に努めてまいります。
スポーツの振興についても、体育協会を初め、地域の
体育振興会、
スポーツ推進委員など、
関係団体と連携を図りながら、引き続き
取り組みを進めてまいります。
筑紫野市の未来は、全ての市民が平等であることが基本となります。認めあい、共に生きる
人権尊重社会の醸成については、平成23年度に実施した、
同和地区住民の方の生活実態の調査及び市民の同和問題に関する意識調査の分析に基づき、
同和対策事業の成果と課題を整理し、今後の同和行政に反映させたいと考えております。
未来をつくるための
都市基盤の整備についてでございますが、市の長期的な
まちづくりの指針となります
都市計画マスタープランの改定につきましては、平成27年度中の完了を目指して取り組んでまいります。
また、平成21年7月の豪雨により橋脚が沈下した貝尻橋架け替え
改良事業につきましては平成26年度の完了、既に着手しております
宮の森団地の
市道全線舗装工事は平成28年度の完了、危険踏切の解消を目的とした西鉄紫3号踏切の改良は平成27年度の完了を目指し、引き続き取り組んでまいります。
筑紫駅
西口土地区画整理事業につきましては、平成28年度の工事完了を目指し、平成26年度も仮換地の指定の同意を得ながら
取り組みを進めてまいります。また、
区画整理事業の区域外となった区域の「
まちづくり整備事業」につきましても、平成28年度の完了を目指し、
用地買収等、地権者との協議をさらに進めてまいります。
次田・
大門線街路整備を初めとする
JR二日市駅
周辺整備事業につきましては、
関係機関との協議を進め、事業の推進に努めてまいります。
また、橋梁の
長寿命化を進めるため、平成26年度は
五郎山大橋の
補修工事を行い、今後とも計画的に橋梁の維持補修を進めてまいります。さらに、平成26年度は、
天拝公園の
水上ステージの老朽化による
改修工事も予定をしているところでございます。
地域の公共交通についてでございますが、平成19年から検討が進んでおりませんでしたので、既存の鉄道駅やバス路線などの
つながりを重視しながら、市としての
地域公共交通のあり方について検討を進めてまいりたいと考えております。
上水道事業につきましては、市民の生活が豊かで潤いのある
環境づくりを目指すため、未
整備地区への
配水管整備、
老朽管更新による漏水防止及び管路の耐震化に
取り組み、
上水道事業の健全経営に努めてまいります。なお、
柚須原地区の
飲料水供給施設につきましては、老朽化した配水管の更新を平成26年度に行います。
下水道事業でございますが、
むさしケ丘団地の
汚水処理施設については、昨年から
公共下水道への切りかえに向けて取り組んでおり、平成30年度の完了を目指しております。今後とも、
生活環境の改善及び河川等の水質保全のため、
公共下水道事業を計画的に推進し、水洗化の
普及促進に努めてまいります。
これらの道路、河川、橋梁、上水道や下水道などの
都市基盤の整備は、市民の安全を守り、まちの発展と安定した暮らしを支えるために必要なものでございますので、今後とも充実を図ってまいりたいと考えております。
次に、「産業・雇用をつくる」についてでございます。
総合計画では、政策8、まちの活気をはぐくむ産業の振興に該当するものでございます。
昨年は、
次世代就農者の育成を目指すとともに、
地域農業の再生のために、「
青年就農給付金事業」の展開を図っております。商工業の振興につきましては、
経営指導等の
取り組みとして、商工会との連携を図りながら、
中小企業者の経営安定に向けた
融資制度の円滑な運営を図っております。
また、
企業誘致につきましては、昨年も本市において、新たな企業の操業があったところでございますが、福岡県が定める
都市計画区域マスタープランの
工業出荷額では、筑紫野市における新たな
工業系企業の誘致が困難な状況となっておりますので、この問題を解決すべく、早急に県との協議を進めているところでございます。
その一方で、昨年から新たに
企業立地促進法に基づく福岡県
基本計画に参加し、県からの
進出企業の情報収集に努め、受け皿につきましては、市が保有する土地は限られておりますので、民間の土地を活用すべく、
宅地建物取引業協会との連携を始めたところでございます。
「産業・雇用をつくる」ための平成26年度の
取り組みについてでございますが、産業・雇用をつくるためには、
筑紫野インターを中心とした本市の交通の利便性、
福岡都市圏を中心とする市場との近接性、広大な市域などを生かす必要があります。
昨年12月に可決いただいた
企業立地促進条例は、企業が進出するための条件を整えたにすぎません。平成26年度もさらに
企業情報の収集と官と民が連携した
受け皿づくりに努めてまいります。
農業の振興につきましては、
TPP交渉を初めとする
社会情勢の変化により、強い農業への転換、国内外との競争力の強化が急務となっております。一方で、
小規模農家の対策や農業の
担い手育成、
耕作放棄地の発生防止など、目の前の課題も山積しております。
筑紫野市における
農業従事者の意向や
農業経営の実態の把握、
消費者需要に応じた農産物の安定供給を図るため、今後も、福岡県
福岡普及指導センター、
JA筑紫等と連携をとりながら、農業の振興策について、さらに検討を深めてまいります。
農業就業者の育成のための
青年就農給付金、野菜栽培の知識や技術の習得の支援のための
野菜振興対策補助金、
パイプハウス設置補助金などにつきましては、昨年に引き続き取り組んでまいります。
中小企業対策としては、商工会を核とした
経営指導等の
取り組みの促進、
中小企業者の安定経営に向けた
融資制度の円滑な運営を継続して推進いたします。
緊急経済対策の一環としての住宅改修の
補助事業、
住宅用太陽光発電システムなどの設置に対する「
住宅用エコエネルギー導入促進事業」、商工会が実施いたします「
プレミアム付き地域活性化商品券販売事業」につきましては、平成26年度も継続して実施いたします。
観光につきましては、観光入り込み客数の増加を図るため、観光協会などと連携するとともに、
観光誘導サインの整備を実施いたします。
地理的な利便性、市場との近接性、広大な市域を持つ筑紫野市において、農業や
市内企業の発展、新たな
企業進出の可能性は大きいものと考えております。既存産業の充実、拡大、新たな産業の創出により、雇用をつくる施策は、市民の皆さんの所得増加、そして、消費がふえ、さらに企業の業績が改善する、まさに経済の好循環を目指す施策であり、筑紫野市の成長に帰する重要な施策と考えているところでございます。
次に、「
共助社会づくり」でございます。
総合計画では、政策9、市民参加の
まちづくりの推進に該当するものでございます。
今後、筑紫野市が
基礎自治体として発展するためには、「地域の力」が欠かせません。
隣人との「
つながり」が地域を守り、地域との「
つながり」が愛着のある筑紫野市をつくります。
地域の
コミュニティづくりは、災害時の助け合いはもとより、防災や防犯、高齢者の見守り、
健康づくりや子育て、歴史や文化の継承、新たな
地域資源の発掘など、地域の皆様が、それぞれの地域のあり方を、みずからが考える
取り組みであり、まさに、地域主権、住民自治でございます。
昨年の
取り組みについてでございますが、
山家地区、御笠地区は、それぞれ平成23年、平成25年に
コミュニティ運営協議会が発足し、地域の住民の皆様による
まちづくりが進められております。また、
二日市地区、
二日市東地区、山口地区、
筑紫地区、
筑紫南地区については、順次、
コミュニティに関する学習会が開催されており、その支援に努めてまいりました。
「
共助社会づくり」のための平成26年度の
取り組みについてでございますが、「自助」、「共助」、「公助」社会の実現に向けて、引き続き、各行政区の区長の皆さんの御意見を聴きながら、各地域の
コミュニティづくりの学習会の開催や
コミュニティの組織化に向けた支援に努めてまいります。
また、
筑紫コミュニティセンター建設につきましては、平成25年度に着手し、平成26年7月の開館に向けて事業を進めており、(仮称)二日
市東コミュニティセンターにつきましては、平成25年度に基本設計に着手しており、平成26年度の
実施設計を経て、平成27年度末の完成を目指して事業を進めてまいります。
地域の方々や市民の方々への情報発信を強化するため、
各種メディアを積極的に活用するとともに、新たなソーシャルメディアサービスの活用に取り組んでまいります。
最後に、「
行財政改革」についてでございます。第四次
総合計画の政策10、責任ある効率的な行財政の運営に該当するものでございます。
昨年は、職員に対して、常に
市民サービスの向上を意識し、現状をよしとせず、問題意識を持って取り組むよう、継続して庁議等で指示を行うとともに、初めて、再任用職員や女性幹部職員を対象に、私自身が直接講話する職員研修を実施し、市職員の人材育成に力を注いでまいりました。
また、筑紫野市として初めて部長職に女性を登用し、女性の視点を市政に生かす
取り組みも行ったところでございます。
財政面では、平成25年度補正予算により6億円の起債の繰り上げ償還を実施し、市の債務残高の減少に努め、今後の公債費利子負担の軽減を図っております。日常的に費用対効果、コスト、新たな財源の確保を意識することにより、健全な財政運営に努めております。
また、昨年から、ふるさと応援寄附金制度を改善した結果、平成24年度の1年間で21万円であった寄附金が、平成25年4月から12月の9カ月間で、920万円余りと大幅に増加しております。寄附をしていただいた方々に心から感謝申し上げますとともに、いただいた寄附金につきましては、筑紫野市の発展のために有効に活用させていただきたいと考えております。
「
行財政改革」についての平成26年度の
取り組みについてでございます。
市の発展には組織としての力を結集するとともに、個々の市職員の意識改革、職員の能力の向上は欠かせません。
市民サービスの向上のため、今後も引き続き機動的で常に改善を意識する組織機構の検討、信頼される人材づくり、職場づくりに力を注いでまいりたいと考えております。
また、就任以来続けてまいりました「
移動市長室」につきましては、平成26年度も継続して取り組んでまいります。
平成26年度の主な事業といたしましては、第五次
総合計画の計画策定に着手するとともに、マイナンバー制度の導入、コンビニエンスストアにおいて収納できる税目の拡大につきましても、実施に向けて具体的な
取り組みを行ってまいります。
市庁舎の問題につきましては、平成15年度から具体的な検討が中断しておりましたが、昨年から検討を再開し、平成26年度もさらに検討を進めたいと考えております。検討の結果につきましては、適切な時期に、市民の皆様、議会の皆様の御意見を賜りたいと考えております。
また、市が行う事業の目的や事業の効果の検証、評価、そして職員の意識改革のためにも、内部評価委員会及び外部評価委員会につきましては、昨年に引き続き実施してまいります。
財政運営につきましては、スクラップ・アンド・ビルド、費用対効果に留意しつつ、今後も引き続き健全財政の推進に努めてまいります。
人材の育成、健全な財政運営は、筑紫野市の発展、簡素で効率的な
行政運営を行う上での基礎となるべきものでございますので、今後とも、重点的に力を注いでいく分野と考えているところでございます。
続きまして、平成26年度の予算編成について申し上げます。
平成26年度の地方財政計画におきましては、企業業績の回復により地方の税収は増加し、地方交付税、臨時財政対策債などは減少を見込む一方、歳出では
社会保障費の増加などにより、地方自治体の一般財源の規模は、前年度比1%増の約60兆4,000億円とされております。
本市の財政運営におきましては、起債の残高が課題となっておりますが、市債の発行を抑制し、起債償還を進めることにより、いわゆる市の借金は、
市長就任後の2年間で22億円以上減少させ、実質公債費比率、将来負担比率などの財政指標の改善に努めているところでございます。一方で、本市においても高齢化が進み、
社会保障費が右肩上がりの状況の中、筑紫駅
西口土地区画整理事業、
筑紫地区まちづくり整備事業についても、あと数年を要し、さらには、公共施設や道路、橋梁等の老朽化による
改修工事など、歳出の増加要因は山積しております。
平成26年度予算につきましては、国の基調を踏まえ、さきに申し上げました5つの
重点施策を柱に、限られた財源の中で、歳入と歳出のバランスを見ながら、各種事業の見直しを徹底し、市民にとって真に必要な事業の精査に努め、改善すべきは改善し、投資すべきは投資することを念頭に、予算の編成を行ったところでございます。
市長就任以来、国・県の補助金の確保や事業手法の見直しによる市の負担軽減に最大限の努力を行ってまいりました。
今後とも、国の動向を注視し、国、県補助金など、より一層の財源の確保に努めたいと考えているところでございます。
以上、平成26年度に向けた方針、具体的な事業について、5つの
重点施策に沿って申し上げました。
その結果、平成26年度の予算規模は、一般会計、特別会計の総額では、前年度に比べ、約6,000万円減の約496億9,000万円となるものでございます。
内訳でございますが、一般会計につきましては、前年度比で1億円減の約314億7,000万円を予算計上したところでございます。
また、特別会計の合計額では、対前年度比約4,000万円増の約182億2,000万円の予算額を計上しております。
公営企業会計につきましては、水道事業会計約27億3,000万円、
下水道事業会計約38億5,000万円の予算額を計上しております。
今後とも、市民の皆さんの負託に応えるため、筑紫野市の行政の長として、決断すべきは決断をし、市民の皆様が、このまちに生まれてよかった、暮らしてよかった、そして、「ふるさと」として誇りを持って語れるまち「筑紫野」の実現のため、誠心誠意、全力で
市政運営を担っていく所存でございます。
以上、平成26年度の市政執行に対する私の所信と、これら諸施策の内容を申し述べさせていただきました。
市民の皆様、
議員各位の御理解と御協力を改めてお願い申し上げ、私の
施政方針とさせていただきます。
7: ◯議長(鹿島 康生君) しばらく休憩いたします。
午前10時41分休憩
………………………………………………………………………………
午前10時55分再開
8: ◯議長(鹿島 康生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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日程第4.諸般の報告について
9: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第4、諸般の報告を行います。
議長会等関係の報告、一部事務組合議会等の開催状況及び監査・検査結果並びに行政視察等の報告につきましては、議員のお手元に資料を配付しております。
なお、これらに関する書類については事務局に保管しておりますので、必要な方はごらんいただきたいと思います。
これで、諸般の報告を終わります。
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日程第5.諮問第1号
10: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第5、諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることの件を議題といたします。
職員に議案を朗読させます。事務局。
〔職員朗読〕
11: ◯議長(鹿島 康生君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
12: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 本定例会には、条例5件、補正予算10件、新年度予算13件、人事案件5件、報告2件、その他8件、合わせて43件を提案し、御審議をお願い申し上げるものでございます。
それでは、諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
人権擁護委員は、人権擁護委員法第6条第1項の規定に基づき、法務大臣が委嘱することになっておりますが、同条第3項の規定により、市町村長は法務大臣に対し、当該市町村の議会の議員の選挙権を有する住民の中から、議会の意見を聴いて候補者を推薦しなければならないことになっております。
つきましては、現委員であります行武輝征氏が平成26年6月30日をもって任期満了となりますので、その後任として、木村律子氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
木村律子氏は、裏面経歴書のとおり、人格・識見ともに人権擁護委員として適任であると存じますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
13: ◯議長(鹿島 康生君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
14: ◯議長(鹿島 康生君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論をされる方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
15: ◯議長(鹿島 康生君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
16: ◯議長(鹿島 康生君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
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日程第6.同意第1号
17: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第6、同意第1号筑紫野市監査委員の選任の件を議題といたします。
職員に議案を朗読させます。事務局。
〔職員朗読〕
18: ◯議長(鹿島 康生君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
19: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 同意第1号筑紫野市監査委員の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
本件は、現委員であります段上信章氏が、平成26年3月31日をもって任期満了となりますので、引き続き、段上信章氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
段上信章氏は、裏面経歴書のとおり、長く地方自治に携わられ、行政面にも精通しており、監査委員として適任であると存じますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
20: ◯議長(鹿島 康生君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
21: ◯議長(鹿島 康生君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論をされる方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
22: ◯議長(鹿島 康生君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
23: ◯議長(鹿島 康生君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
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日程第7.同意第2号
24: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第7、同意第2号筑紫野市固定資産評価審査委員会委員の選任の件を議題といたします。
職員に議案を朗読させます。事務局。
〔職員朗読〕
25: ◯議長(鹿島 康生君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
26: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 同意第2号筑紫野市固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
筑紫野市固定資産評価審査委員会は、地方税法第423条第1項の規定により、固定資産課税台帳に登録された価格についての不服申し出を審査決定するため、定数3人で構成される委員会で、市の基幹税である固定資産税の評価業務のより一層の適正公正を期するため、中立・独立した第三者機関として設置、運営されているものであります。
つきましては、現委員であります米永隆司氏が平成26年3月11日をもって任期満了となりますので、引き続き、米永隆司氏を委員として選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
米永隆司氏は、裏面経歴書のとおり、固定資産税関係に豊富な知識と経験をお持ちであり、本審査会委員として適任であると存じますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
27: ◯議長(鹿島 康生君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
28: ◯議長(鹿島 康生君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論をされる方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
29: ◯議長(鹿島 康生君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
30: ◯議長(鹿島 康生君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
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日程第8.同意第3号
31: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第8、同意第3号筑紫野市固定資産評価審査委員会委員の選任の件を議題といたします。
職員に議案を朗読させます。事務局。
〔職員朗読〕
32: ◯議長(鹿島 康生君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
33: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 同意第3号筑紫野市固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
本件につきましても、現委員であります中島千春氏が平成26年4月13日をもって任期満了となりますので、引き続き、中島千春氏を委員として選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
中島千春氏は、裏面経歴書のとおり、固定資産税関係に豊富な知識と経験をお持ちであり、本審査会委員として適任であると存じますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
34: ◯議長(鹿島 康生君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
35: ◯議長(鹿島 康生君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論をされる方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
36: ◯議長(鹿島 康生君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
37: ◯議長(鹿島 康生君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
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日程第9.同意第4号
38: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第9、同意第4号筑紫野市二日市財産区管理委員の選任の件を議題といたします。
職員に議案を朗読させます。事務局。
〔職員朗読〕
39: ◯議長(鹿島 康生君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
40: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 同意第4号筑紫野市二日市財産区管理委員の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
本件は、現委員の任期が平成26年3月19日をもって満了となりますので、筑紫野市二日市財産区管理会条例第3条の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
本日、御提案申し上げます7人の委員、萩尾健児氏、林田正義氏、森田陽子氏、井上章氏、廣瀬征一氏、齊木嗣憲氏、畑添和敏氏は皆、再任でございます。
裏面経歴書のとおり、豊富な経験と地域に深いかかわりをお持ちの方々であり、本財産区管理委員として適任であると存じますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
41: ◯議長(鹿島 康生君) 本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
42: ◯議長(鹿島 康生君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論をされる方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
43: ◯議長(鹿島 康生君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
44: ◯議長(鹿島 康生君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。
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日程第10.報告第1号
日程第11.報告第2号
45: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第10、報告第1号専決処分の承認、損害賠償の額を定めることの件及び日程第11、報告第2号専決処分の承認、損害賠償の額を定めることの件の2件を一括して議題といたします。
執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
46: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 報告第1号及び報告第2号の2件を一括して提案理由の御説明を申し上げます。
本2件は、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行っておりますので、同条第3項の規定に基づき、これを報告し、承認を求めるものでございます。
報告第1号の内容につきましては、平成25年8月6日に発生した公用車とバイクの接触事故により、相手方バイクを損傷させたものであります。当事故に伴います損害賠償額について、7万6,407円で示談協議が整いましたので、平成26年2月6日付で専決処分を行ったところでございます。
報告第2号の内容につきましては、平成24年12月16日の
衆議院議員総選挙の投票所として使用した筑紫野市立筑山中学校体育館において発生した事故により、相手方が負傷されたものであります。当事故に伴います損害賠償額について、7,790円で示談協議が整いましたので、平成26年2月13日付で専決処分を行ったところでございます。
以上2件、よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
47: ◯議長(鹿島 康生君) まず、報告第1号専決処分の承認、損害賠償の額を定めることの件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
48: ◯議長(鹿島 康生君) 質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論をされる方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
49: ◯議長(鹿島 康生君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
50: ◯議長(鹿島 康生君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。
次に、報告第2号専決処分の承認、損害賠償の額を定めることの件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。19番、田中議員。
51: ◯19番(田中 允君) 田中允でございます。本件に関し、質疑をさせていただきます。
損害賠償が7,790円という低額にもかかわらず、事故発生から2年が経過しておるわけでございますが、その事情について御説明願います。
あともう一件が、この筑山中学校のこの投票所ですね、その後、どのように改修されたのか、その経過についてお尋ねするものでございます。
以上です。
52: ◯議長(鹿島 康生君) 選挙管理委員会事務局長。
53: ◯選挙管理委員会事務局長(森 敬君)〔登壇〕 田中議員の質疑について御答弁申し上げます。
本件につきましては、当初4週間の、全治4週間という診断書が出ておりましたけれども、当事者の方、宇都宮氏が、予想以上に治療に時間がかかったということがございまして、治療費等の関係書類の提出がありましたのが、昨年の5月中旬でございました。その間、市の顧問弁護士等と、いわゆる過失割合について協議を行いまして、全国市長会の市民総合賠償補償保険の保険会社のほうとその過失割合について協議をしてまいりましたけれども、なかなかその辺の割合についての協議に折り合いがつきませんでした。
また、御本人さんにようやくその賠償額について提示するというのが、昨年8月になっております。賠償額について提示を行いまして、その額について、後日、御承認いただけるかどうかという返答をしていただくようにお願いしておりました。
その後、何度か宇都宮氏と連絡をとりながら、その病症について返答を求めておりましたけれども、ようやく承認されたのが昨年12月末であったということでございます。そこで示談協議がようやく整うということで、12月の定例会に提案するに至りませんで、専決処分を行いまして、本議会に報告をさせていただいたということでございます。
それから、2点目の、その後の学校についてですが、この事件発生後、すぐさま教育委員会のほうに連絡をとりまして、その側溝のふたについては、具体的に言いますと駐車場側になりますけれども、側溝のふたをかぶせていただいたというふうに対応しております。
以上でございます。
54: ◯19番(田中 允君) はい。終わります。
55: ◯議長(鹿島 康生君) これにて質疑を打ち切ります。
ただいまから討論を行います。討論をされる方はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
56: ◯議長(鹿島 康生君) これにて討論を打ち切ります。
これより採決を行います。本件を承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
57: ◯議長(鹿島 康生君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。
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日程第12.議案第1号
日程第13.議案第2号
日程第14.議案第3号
日程第15.議案第4号
日程第16.議案第5号
日程第17.議案第6号
日程第18.議案第7号
日程第19.議案第8号
日程第20.議案第9号
日程第21.議案第10号
日程第22.議案第11号
日程第23.議案第12号
日程第24.議案第13号
58: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第12、議案第1号筑紫野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件から、日程第24、議案第13号市道路線の変更の件まで、13件を一括して議題といたします。
執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
59: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 議案第1号から議案第13号までの13件を一括して提案理由の御説明を申し上げます。
まず、議案第1号筑紫野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、三役が率先して給与を削減することで、職員に対して経費節減の意識を持って
行政運営に当たらせることを目的に、平成26年4月1日から平成27年1月31日までの間、市長の給料月額を5%、副市長の給料月額を3%削減するため、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第2号筑紫野市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、さきの議案第1号と同様の理由により、教育長の給料月額を3%削減するため、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第3号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の件についてでございます。
本件は、辺地に係る公共的施設を整備するための第十次1ケ年計画を策定するため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第4号筑紫野市子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、本年9月から子ども医療費の助成対象者の範囲を拡大するため、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第5号筑紫野市役所出張所設置条例及び筑紫野市
コミュニティ施設等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、筑紫
コミュニティセンターが設置されることに伴い、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第6号小郡市及び筑前町との図書館の相互利用に関する協定の件でございます。
本件は、市民の図書利用の利便性向上のため、小郡市及び筑前町と図書館の相互利用に関する協議を行うことについて、地方自治法第244条の3第3項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第7号平成25年度筑紫野市水道事業会計資本剰余金の処分の件でございます。
本件は、平成25年度筑紫野市水道事業会計資本剰余金の取り崩しについて、地方公営企業法第32条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第8号水道の給水協定の件でございます。
本件は、水道事業の円滑な運営のため筑紫野市と太宰府市との間で締結している水道の給水協定が、平成26年3月31日をもって期限切れとなりますので、更新のため、地方自治法第244条の3第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第9号下水道の排水協定の件でございます。
本件は、
下水道事業の円滑な運営のため筑紫野市と太宰府市との間で締結している下水道の排水協定が、平成26年3月31日をもって期限切れとなりますので、更新のため、地方自治法第244条の3第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第10号筑紫野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定の件でございます。
本件は、筑紫野市都市計画地区計画古賀第1地区の都市計画変更に伴い、条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第11号市道路線の認定の件でございます。
本件は、23の路線について、道路法第8条第1項の規定により市道として認定するため、同条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第12号市道路線の廃止の件でございます。
本件は、道路法第10条第1項の規定により市道路線を廃止するため、同条第3項の規定により準用する同法第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第13号市道路線の変更の件でございます。
本件は、道路法第10条第2項の規定により市道路線を変更するため、同条第3項の規定により準用する同法第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
以上13件、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
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日程第25.議案第14号
日程第26.議案第15号
日程第27.議案第16号
日程第28.議案第17号
日程第29.議案第18号
日程第30.議案第19号
日程第31.議案第20号
日程第32.議案第21号
日程第33.議案第22号
日程第34.議案第23号
60: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第25、議案第14号平成25年度筑紫野市一般会計補正予算(第4号)の制定の件から、日程第34、議案第23号平成25年度筑紫野市
下水道事業会計補正予算(第2号)の件までの10件を一括して議題といたします。
執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
61: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 議案第14号から議案第23号までの10件を一括して提案理由の御説明を申し上げます。
まず、議案第14号平成25年度筑紫野市一般会計補正予算(第4号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしましては、創生振興基金積立金1億9,000万円、国民健康保険事業特別会計繰出金の臨時的なものとして5億6,460万7,000円、
小中学校の空調設備整備として小学校防災機能強化事業3億6,543万6,000円、中学校防災機能強化事業1億6,133万2,000円などの増額や、上原田地区環境整備事業1億6,104万1,000円、
JR二日市駅地区整備事業4億798万1,000円などを減額するものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、公立学校施設整備費国庫補助金1億2,298万2,000円、土地売り払い収入1億7,470万円、前年度繰越金1億3,823万円、公共施設等整備基金繰入金1億9,038万6,000円、文教施設整備事業債2億1,340万円などの増額や都市計画費国庫補助金2億2,715万8,000円、土木債3億1,710万円などを減額するものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,905万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を327億2,924万7,000円とするものでございます。
また、「繰越明許費」につきましては第2表、「債務負担行為の補正」につきましては第3表、「地方債の補正」につきましては第4表のとおりでございます。
次に、議案第15号平成25年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしましては、一般被保険者療養給付費1億円、退職被保険者等療養給付費5,300万円、一般被保険者高額療養費4,400万円などを減額するものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、一般会計繰入金5億6,460万7,000円の増額や、一般被保険者国民健康保険税3億6,435万5,000円、国の財政調整交付金2億8,436万8,000円などを減額するものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億8,586万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を98億1,164万4,000円とするものでございます。
次に、議案第16号平成25年度筑紫野市奨学資金貸与事業特別会計補正予算(第1号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしましては、奨学資金貸付金180万円を減額するものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、一般会計繰入金126万円、入学支度金立替金返還金54万円を減額するものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ180万円を減額し、歳入歳出予算の総額を499万2,000円とするものでございます。
次に、議案第17号平成25年度筑紫野市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしましては、介護給付費準備基金積立金948万3,000円などの増額や、地域密着型介護サービス給付費5,207万5,000円、施設介護サービス給付費3,000万円などを減額するものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、返納金255万円などの増額や介護給付費国庫負担金3,354万8,000円、国の調整交付金2,689万6,000円、介護給付費交付金6,372万4,000円などを減額するものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億9,337万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を54億6,719万5,000円とするものでございます。
次に、議案第18号平成25年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしましては、広域連合納付金361万2,000円、
一般管理事務費113万円などを減額するものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、一般会計繰入金509万9,000円の増額及び特別徴収保険料758万9,000円、普通徴収保険料325万2,000円を減額するものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ574万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を19億9,382万5,000円とするものでございます。
次に、議案第19号平成25年度筑紫野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしましては、農業集落排水施設維持管理費183万円を減額するものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、農業集落排水処理施設使用料20万円の増額及び一般会計繰入金203万円を減額するものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ183万円を減額し、歳入歳出予算の総額を2億2,395万6,000円とするものでございます。
次に、議案第20号平成25年度筑紫野市御笠財産区特別会計補正予算(第1号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしましては、一般管理費61万8,000円、財産管理費74万4,000円を増額するものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、前年度繰越金136万2,000円を増額するものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ136万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を1,043万2,000円とするものでございます。
次に、議案第21号平成25年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計補正予算(第1号)の件でございます。
主な内容は、歳出予算といたしましては、一般管理費100万円、財産管理費680万円を減額するものでございます。
これに見合いの歳入予算といたしましては、立木売り払い収入780万円を減額するものでございます。
このため、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ780万円を減額し、歳入歳出予算の総額を3,744万6,000円とするものでございます。
次に、議案第22号平成25年度筑紫野市水道事業会計補正予算(第2号)の件でございます。
主な内容は、収益的収支では、収入については水道料金の減、加入金の増によるもので、支出については、入札減、不用額による委託料、修繕費、印刷製本費など、事務費の減及び事業確定による固定資産除却費の減によるものであります。
このことから、収益的収入の既決予定額から698万6,000円を増額して17億9,939万4,000円とし、収益的支出の既決予定額から1,250万4,000円を減額して17億3,262万3,000円とするものでございます。
また、資本的収支では、収入については事業確定による企業債、負担金の減によるもの、支出については事業確定による建設改良費の委託料、工事請負費、負担金、固定資産購入費の減によるものであります。
このことから、資本的収入の既決予定額から2億2,558万9,000円を減額して1億9,811万3,000円とし、資本的支出の既決予定額から2億5,166万9,000円を減額して6億9,851万6,000円とするものでございます。
次に、議案第23号平成25年度筑紫野市
下水道事業会計補正予算(第2号)の件でございます。
主な内容は、収益的収支では、収入については事業費確定による受託工事収益、過年度損益修正益の減によるもの、支出については事業確定等による受託事業費、流域下水道維持管理負担金、固定資産除却費の減などによるものでございます。
このことから、収益的収入の既決予定額から1,043万2,000円を減額して18億3,060万円とし、収益的支出の既決予定額から3,869万2,000円を減額して17億5,766万3,000円とするものでございます。
また、資本的収支では、収入については事業確定による企業債、国庫補助金、工事負担金の減、受益者負担金や他会計負担金の増によるもの、支出については事業確定等による
公共下水道整備費の委託料、工事請負費、流域下水道建設負担金、事務費の減などによるものでございます。
このことから、資本的収入の既決予定額から1億4,492万円を減額して10億4,797万2,000円とし、資本的支出の既決予定額から1億1,654万7,000円を減額して16億9,020万4,000円とするものでございます。
以上10件について、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
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日程第35.議案第24号
62: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第35、議案第24号平成26年度筑紫野市一般会計予算の件を議題といたします。
執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
63: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 議案第24号平成26年度筑紫野市一般会計予算の件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
本予算につきましては、歳入歳出の総額を対前年度比0.3%減の314億7,100万円とするものでございます。
歳出予算の主な内容は、民生費につきましては、障害者自立支援事業費、
二日市保育所大規模修繕事業、児童福祉施設整備事業などが増額となったことから、民生費全体では対前年度比6.5%、7億7,924万円の増額となっております。
土木費につきましては、
天拝公園周辺整備事業及び
市道上原田線道路新設
改良事業などの事業終了や
JR二日市駅地区整備事業、筑紫駅
西口土地区画整理事業などの事業費が減額となったことによりまして、対前年度比31.0%、14億3,215万7,000円の減額となっております。
教育費につきましては、
筑紫小学校プール改築事業や
共同調理場施設整備事業の実施などによりまして、対前年度比25.9%、6億850万4,000円の増額となっております。
公債費につきましては、定例償還の元金・利子ともに減少したことによりまして、対前年度比5.6%、1億9,165万5,000円の減額となっております。
次に、歳入予算の主な内容でございますが、市税につきましては、個人市民税は約6,800万円の減を見込んでおりますが、法人市民税は、前年度比約3億3,900万円の増を見込んでいることから、市税全体では前年度比2.3%、2億9,503万3,000円の増額となっております。
次に、地方消費税交付金につきましては、4月1日からの地方消費税の税率引き上げに伴いまして、前年度比で28.3%、2億3,199万2,000円の増額となっております。
地方交付税につきましては、地方財政計画によりまして、前年度比で8.2%、3億3,392万4,000円の減額となっております。
国庫支出金につきましては、前年度比で3.3%、1億7,776万5,000円の減額となっております。
市債につきましては、前年度比16.1%、4億5,776万9,000円の減額となっております。
なお、「債務負担行為」につきましては第2表、「地方債」につきましては第3表のとおりでございます。
また、「一時借入金の最高額」は60億円とし、「歳出予算の流用」につきましては、第5条に規定しているところでございます。よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
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日程第36.議案第25号
日程第37.議案第26号
日程第38.議案第27号
日程第39.議案第28号
日程第40.議案第29号
日程第41.議案第30号
64: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第36、議案第25号平成26年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計予算の件から、日程第41、議案第30号平成26年度筑紫野市農業集落排水事業特別会計予算の件までの6件を一括して議題といたします。
執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
65: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 議案第25号から議案第30号までの6件を一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第25号平成26年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計予算の件についてでございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を対前年度比1.3%減の97億3,676万4,000円とするものでございます。
なお、この会計は、保険給付事業が主なものでございます。
次に、議案第26号平成26年度筑紫野市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を対前年度比1.6%減の675万7,000万円とするものでございます。
なお、この会計は、貸付金の回収や起債の償還が主なものでございます。
次に、議案第27号平成26年度筑紫野市奨学資金貸与事業特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を対前年度比2.7%増の697万2,000円とするものでございます。
なお、この会計は、奨学資金の貸与事業が主なものでございます。
次に、議案第28号平成26年度筑紫野市介護保険事業特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を対前年度比1.8%増の56億8,414万7,000円とするものでございます。
なお、この会計は、介護サービスの給付事業が主なものでございます。
次に、議案第29号平成26年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を対前年度比9.2%増、21億3,835万2,000円とするものでございます。
なお、この会計は、広域連合への納付金が主なものでございます。
次に、議案第30号平成26年度筑紫野市農業集落排水事業特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を対前年度比0.7%減の2億2,566万9,000円とするものでございます。
なお、この会計は、御笠、阿志岐、平等寺、吉木、山口の農業集落排水処理区の施設維持管理と起債の償還が主な事業でございます。
以上6件、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
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日程第42.議案第31号
66: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第42、議案第31号平成26年度筑紫野市土地取得事業特別会計予算の件を議題といたします。
本件は、上村議員、下成議員及び大石議員と利害関係のある事件であります。よって、地方自治法第117条の規定により、ただいま申し上げました3人の議員の退席を求めます。
〔上村和男議員、下成正一議員、大石 泰議員 退席〕
67: ◯議長(鹿島 康生君) 執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
68: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 次に、議案第31号平成26年度筑紫野市土地取得事業特別会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を対前年度比38.8%減の2億8,553万2,000円とするものでございます。
この会計は、筑紫野市土地開発公社経営健全化計画に基づき、土地開発公社先行取得用地の買い戻しに伴う起債の償還のための会計でございます。よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
69: ◯議長(鹿島 康生君) ここで、3人の議員の除斥を解除いたします。
〔上村和男議員、下成正一議員、大石 泰議員 着席〕
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日程第43.議案第32号
日程第44.議案第33号
日程第45.議案第34号
日程第46.議案第35号
日程第47.議案第36号
70: ◯議長(鹿島 康生君) 日程第43、議案第32号平成26年度筑紫野市二日市財産区特別会計予算の件から、日程第47、議案第36号平成26年度筑紫野市
下水道事業会計予算の件までの5件を一括して議題といたします。
執行部に提案理由の説明を求めます。市長。
71: ◯市長(藤田 陽三君)〔登壇〕 議案第32号から議案第36号までの5件を一括して提案理由の御説明を申し上げます。
まず、議案第32号平成26年度筑紫野市二日市財産区特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を対前年度比937.8%増の5,548万1,000円とするものでございます。
この会計は、駐車場の維持管理事業が主なものでございます。
次に、議案第33号平成26年度筑紫野市御笠財産区特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を対前年度比95.6%増の1,774万2,000円とするものでございます。
この会計は、山林育林事業が主なものでございます。
次に、議案第34号平成26年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計予算の件でございます。
本予算につきましては、歳入歳出予算の総額を対前年度比34.4%増の6,079万円とするものでございます。
この会計は、山林育林事業が主なものでございます。
次に、議案第35号平成26年度筑紫野市水道事業会計予算の件でございます。
本予算につきましては、収益的収支において、収入の予定額を20億3,836万7,000円とし、支出の予定額を18億7,950万3,000円とするもので、差し引き1億5,886万4,000円の黒字を見込んでおります。
また、資本的収支においては、収入の予定額3億3,600万2,000円とし、支出の予定額を8億4,589万5,000円とするものでございます。
次に、議案第36号平成26年度筑紫野市
下水道事業会計予算の件でございます。
本予算につきましては、収益的収支において、収入の予定額を22億6,996万9,000円とし、支出の予定額を20億9,451万5,000円とするもので、差し引き1億7,545万4,000円の黒字を見込んでおります。
また、資本的収支においては、収入の予定額を11億2,363万8,000円とし、支出の予定額を17億5,317万6,000円とするものでございます。
以上5件について、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
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72: ◯議長(鹿島 康生君) これにて、本日の議事は終了いたしました。
これをもって、本日の会議を散会いたします。お疲れさまでした。
午後0時00分散会
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