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令和 2年第3回臨時会(第2日 5月22日)

  • 附帯決議(/)
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  1. 久留米市議会 2020-05-22
    令和 2年第3回臨時会(第2日 5月22日)


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    最終取得日: 2021-05-05
    令和 2年第3回臨時会(第2日 5月22日)              令和2年5月22日(金曜日)               会    議    録                  (第2日)              令和2年5月22日(金曜日)                      =午前10時15分開議=   〇出席議員(35名)    1番 小 林 ときこ 君    2番 金 子 むつみ 君    3番 古 賀 としかず 君    4番 轟   照 隆 君    5番 南 島 成 司 君    6番 松 延 洋 一 君    7番 中 村 博 俊 君    8番 堺   太一郎 君    9番 吉 武 憲 治 君
      10番 井 上   寛 君   11番 田 中 貴 子 君   12番 秋 永 峰 子 君   13番 山 田 貴 生 君   14番 田 住 和 也 君   15番 権 藤 智 喜 君   16番 石 井 秀 夫 君   17番 早 田 耕一郎 君   18番 松 岡 保 治 君   19番 原     学 君   20番 原 口 和 人 君   21番 森 﨑 巨 樹 君   22番 太 田 佳 子 君   23番 山 下   尚 君   24番 藤 林 詠 子 君   25番 吉 冨   巧 君   26番 原 口 新 五 君   27番 田 中 良 介 君   28番 市 川 廣 一 君   29番 永 田 一 伸 君   30番 大 熊 博 文 君   31番 石 井 俊 一 君   32番 甲斐田 義 弘 君   34番 佐 藤 晶 二 君   35番 塚 本 弘 道 君   36番 田 中 功 一 君 〇欠席議員(1名)   33番 栗 原 伸 夫 君 〇地方自治法第121条に基づく出席者  市 長              大久保   勉 君  副市長              中 島 年 隆 君  副市長              森     望 君  教育長              井 上 謙 介 君  戦略統括監(兼)秘書室長     國 武 三 歳 君  総合政策部長           黒 岩 竹 直 君  総務部長             楢 原 孝 二 君  協働推進部長           宮 原 義 治 君  健康福祉部長           窪 田 俊 哉 君  子ども未来部長          大久保   隆 君  農政部長             山 口 文 刀 君  商工観光労働部長         吉 田 秀 一 君  教育部長             秦   美 樹 君  総務部次長            境   克 浩 君  財政課長             黒 岩   章 君 〇議会事務局出席者  事務局長             白 石 浩 之 君  次長(兼)総務課長        柴 尾 俊 哉 君  議事調査課長           古 賀 裕 二 君  議事調査課課長補佐(兼)主査   長 内 理 早 君  議事調査課課長補佐(兼)主査   丸 林 憲 二 君 〇議事日程(第2号) 第 1 第52号議案 令和2年度久留米一般会計補正予算(第2号) 第 2 第53号議案 久留米市長等期末手当特例に関する条例 第 3 会議録署名議員指名議事経過 ◎ 開     議 ○議長永田一伸君) 皆さん、おはようございます。  まずもって、開議が15分遅れましたことをおわび申し上げます。  それでは、これより本日の会議を開きます。 ◎ 日程第1~日程第2 ○議長永田一伸君) まず、日程第1、第52号議案、及び日程第2、第53号議案一括議題といたします。  以上の両議案に対する委員会審査の結果報告書は、お手元に配付のとおりであります。  まず、委員長報告を求めます。  16番石井秀夫総務常任委員長。  〔16番石井秀夫総務常任委員長登壇〕 ○総務常任委員長石井秀夫君) 皆さん、おはようございます。  16番、石井秀夫でございます。ただいまから、総務常任委員会委員長報告をさせていただきます。  総務常任委員会における審査経過並びに結果につきまして、御報告を申し上げます。  当委員会は、令和2年5月21日の本会議で付託となりました第52号議案 令和2年度久留米一般会計補正予算(第2号)、及び第53号議案 久留米市長等期末手当特例に関する条例審査に当たるため、執行部出席を求め、それぞれの議案について説明を受け、質疑をいたしました。  慎重審査の結果、第52号議案及び第53号議案につきましては、いずれも原案可決すべきものと決定をいたしました。  なお、可決をされました第52号議案 令和2年度久留米一般会計補正予算(第2号)につきましては、「新型コロナウイルス感染症対策に関する施策が計上されていますが、政策立案に当たって、市長トップダウンだけではなく、組織としてそれぞれの部署収集をしました情報等市役所全体で共有をし、市民が必要な施策を打っていくこと」、そして、「新たな施策の実施において、市議会との議論が十分に行われていない」などの意見が出されましたことから、この議案に対して、附帯決議を付することを委員会として決定をいたしました。  第52号議案に対する附帯決議は、1点目、政策立案に当たっては、市長トップダウンだけではなく、組織としてそれぞれの部署収集をした情報等市役所全体で共有をし、市民が必要な施策を打っていくこと。  2点目、新たな施策において予算の増減を伴うものについては、市議会との議論を十分に行うこと。また、予算措置に当たっては、必要に応じて基金活用事業の見直しによる予算の組替えなどを行うことでございます。  以上をもちまして、総務常任委員会審査報告とさせていただきます。                      =〔降 壇〕= ○議長永田一伸君) 次に、お諮りいたします。  教育民生常任委員長、及び経済常任委員長報告は、申し入れがあっておりませんので、この際、会議規則第39条第3項の規定により、省略することにいたしたいと思います。  これに御異議はありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永田一伸君) 御異議なしと認めます。よって、両委員長報告は、省略することに決定いたしました。  これより委員長、及び委員会報告に対する質疑に入りますが、通告があっておりませんので、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告があっておりますので、討論を許します。  1番小林ときこ議員。(拍手)  〔1番小林ときこ登壇〕 ○1番(小林ときこ君) おはようございます。  1番、日本共産党久留米市議団小林ときこです。私は、第52号議案 令和2年度久留米一般会計補正予算(第2号)について、賛成立場から主なものについて討論いたします。  討論に先立ちまして、新型コロナウイルス感染症によって亡くなられた方に、心よりお悔やみ申し上げます。また、療養中の皆様にお見舞い申し上げます。  医療従事者高齢者等福祉施設関係者、緊急の対応に当たっておられる本市関係職員皆様にも、心からの敬意を表します。  今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急対策を実施するためのものです。私は、補正予算に計上している事業のうち、市民生活支援事業学校教育支援事業について、国の財政措置が不十分な中、本市として独自の財源活用し、支援を行おうとしていることを評価いたします。  まず、市民生活支援事業のうち、ひとり親家庭支援給付金給付事業についてです。  児童扶養手当活用しているひとり親家庭児童約4,600人に対し、1人当たり1万円を給付するというものです。ひとり親世帯の多くは、ふだんから苦しい生活状況ですが、新型コロナウイルス感染症影響で収入が減ったり、子供学校が休校となり食費や光熱費などの支出が増加し、以前よりもさらに厳しい生活を強いられております。  国会では、今月15日、野党共同新型コロナウイルス感染症拡大影響経済的に苦しむひとり親家庭支援する法案を衆議院に共同提出しております。  この法案では、児童扶養手当受給世帯対象に、今年3月から半年間、手当満額支給分と同額を臨時特別給付金として上乗せすることを求めています。  国に対して一層の支援の充実を求める一方で、一刻も早く生活支援を強める必要があるため、本市においては対象となる御家庭に早急に支援給付金が届くよう求めるものです。  ただし今回の措置は、あくまでひとり親家庭に限定されています。金額も1万円です。共働きであっても生活が大変な家庭はどうするのかという課題も残ります。さらに、今後の支援の在り方として、生活が大変な御家庭に対し、例えば生活資金特例貸付けとして緊急小口資金を紹介するだけでなく、感染拡大終息までの一定期間特例措置として、生活保護に結びつけるようにすべきです。
     次に、学校教育支援のうち、登校困難児家庭学習支援事業小学校登校対応総合推進事業についてです。きめ細やかな支援を要する持病や障害を持った児童生徒、不登校などの児童生徒に対する支援は不可欠です。  今回提案された支援事業では、子ども権利条約に基づき、子供権利を持つ主体として認め、画一的な支援とならないような工夫と配慮が必要です。  小学校登校対応総合推進事業では、生徒指導サポーターの増員がなされるとのことです。これまでに、20校に1人ずつ配置されているサポーターに加え、新たに15校に1人ずつ、2か月間配置されることになります。サポーターの人数は十分か、2か月間に区切ることがいいのか、疑問が残ります。推進事業終了の後も、切れ目のない支援をすべきです。  障害のある子供、不登校子供、家にいられない事情のある子供、多様な性を持つ子供、外国にルーツを持つ子供など、きめ細やかな支援を要する子供はたくさんいます。  経済的困難にある子供支援も不可欠です。家庭ストレス増大で高まる虐待リスクへの対応も急務です。子供権利保障の視点に立った対応支援、適切な情報提供とメッセージの発信、全ての子供たちの多様な育ち、学びを保障し、格差を生まない対策を充実させることを強く求めます。  最後に財源についてです。  新型コロナウイルス感染防止対策として、約7億円が提案されました。このうち、本市の必要な一般財源は、国の負担金補助金が6億7,000万円、県の補助金114万円、財源調整基金活用2,780万円、合計7億円としています。  国の地方創生臨時交付金は総額1兆円です。都道府県と市町村の交付割合を5対5とし、人口、財政力感染状況で試算した結果、本市への交付限度額は第1次配分として9億4,000万円となっています。これは、未曾有の危機対応するには、極めて少ないと言わざるを得ません。  交付限度額算定方法は、財政力指数に大きく影響されるものになっており、地域における社会、経済影響が十分考慮されておりません。  本市においては、限られた財源の中で、様々な分野における対策を講じています。感染症終息させるとともに、地域経済の立て直しを図るためには、今後も支援を継続していく必要がありますが、政府から示された交付金の額では、十分な対策を取ることは困難です。  全国知事会は、自治体で自由に使えるものにすべきだと、柔軟に活用できる制度への改善を求めております。最前線で対応に当たっている本市として、必要十分な対策を行うことができるよう、増額も含め、政府対応を求めるよう要望いたします。  同時に本市としては、今後、第2、第3の支援につなげることを見据えて、2020年度本市予算の中で執行見込みのない事業等を全て洗い出し、思い切った財政調整基金活用など、新型コロナウイルス対策に充てるための財源を確保することを求めます。  私たちは、医療現場市民事業者皆さんから寄せられた切実な声を基に、直面する危機から市民の命と暮らし、営業を守り抜く立場から、市長に対する要望書を提出し、積極的提案を行ってまいりました。  感染拡大防止と一日も早い終息に向け、市民関係者皆さんとともに全力を挙げる決意を申し上げ、賛成討論といたします。(拍手)                      =〔降 壇〕= ○議長永田一伸君) これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  まず、第52号議案 令和2年度久留米一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案に対する委員会報告は、可決であります。  本案は、委員会報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長永田一伸君) 起立全員であります。よって、第52号議案は、原案のとおり可決されました。  次に、第53号議案 久留米市長等期末手当特例に関する条例を採決いたします。  本案に対する委員会報告は、可決であります。  本案は、委員会報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長永田一伸君) 起立全員であります。よって、第53号議案は、原案のとおり可決されました。  次に、お諮りいたします。  本議会において議決されました案件で、条項字句数字その他の整理を要するものにつきましては、その処理を議長に委任されたいと思います。  これに御異議はありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長永田一伸君) 御異議なしと認めます。よって、議決されました案件で、条項字句数字その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。 ◎ 日 程 第 3 ○議長永田一伸君) 次に、日程第3、会議録署名議員指名を行います。  8番堺太一郎議員、及び27番田中良介議員指名いたします。 ◎ 閉     会 ○議長永田一伸君) 以上をもって、本議会に付議された案件は、全部終了いたしました。  よって、令和2年第3回市議会臨時会を閉会いたします。                      =午前10時30分  閉会= 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   議  長  永 田 一 伸   議  員  堺   太一郎   議  員  田 中 良 介...