鯖江市議会 2020-11-25
令和 2年12月第427回定例会−11月25日-01号
都市整備部次長 滝 波 栄 治
総務課長 宮 田 幹 夫
教育審議官 木 村 雄 一
…………………………………………………………………………………………
〇職務のため出席したもの
議会事務局長 田 畑 雅 人
議会事務局次長 九 島 隆
議会事務局参事 笠 嶋 忠 輝
議会事務局次長補佐 冨 永 郷 子
議会事務局主任 熊 野 宏 信
…………………………………………………………………………………………
開会 午前10時00分
○議長(帰山明朗君) ただいまから、第427回
鯖江市議会定例会を開会いたします。
御報告します。19番
玉邑哲雄君から都合により欠席の届けが出ております。
本日の
議事日程はお手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。
…………………………………………………………………………………………
△日程第1.
会議録署名議員の指名
○議長(帰山明朗君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第86条の規定により、本
定例会の
会議録署名議員に、5番
山本敏雄君、6番
佐々木一弥君、7番
福原敏弘君、以上3名を指名いたします。
…………………………………………………………………………………………
△日程第2.会期の決定
○議長(帰山明朗君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員会が開かれておりますので、その結果について
委員長から報告を求めます。
議会運営委員長 丹尾廣樹君。
〇
議会運営委員長(
丹尾廣樹君)登壇
◎
議会運営委員長(
丹尾廣樹君) 第427回
定例会の
運営につきまして、去る10月27日、今月18日ならびに本日開催いたしました
議会運営委員会における審議の結果につきまして御報告を申し上げます。
最初に、
新型コロナウイルス感染拡大や県内での感染第3波が懸念される中、本
市議会における今後の対応につきまして審議いたしました。議場での3密を避けるために、9月
定例会と同様、議場での
座席配置を変更するとともに、
代表質問および
一般質問における質問、答弁時間の短縮や休憩時間の設定など、引き続き
感染対策、
感染防止を図ることといたしました。
次に、
今期定例会に付議されます案件は、
補正予算、
条例改正などの
議案15件ならびに請願1件であります。
さて、これらの案件の
審査に要する日程などでありますが、本日は第426回
定例会で
決算特別委員会の閉会中の
継続審査とされました
令和元年度の
一般会計および
特別会計などの決算の
認定についての
議案8件について、
委員長から
委員会における
審査の経過および結果の報告を受け、質疑、討論の上、採決をいたします。
続いて、市長の
施政所信表明ならびに各
議案などに対する
提案理由の説明を行い、その後、
議案第93号
鯖江市長等の給与および
旅費等に関する
条例の一部
改正についてならびに
議案第94号
鯖江市
一般職の職員の給与に関する
条例の一部
改正について、先議の
審査を行います。
付託委員会の
審査の後、
委員長の
審査結果報告、質疑・討論を行い、採決を行う運びであります。
また、
市会案第7号
鯖江市議会の
議員の
議員報酬および
費用弁償等に関する
条例の一部
改正についての
市会案1件を
議会運営委員会から提出し、本日の
会議において審議することで意見の一致を見た次第であります。
明11月26日から12月6日までは休会とし、12月7日、8日および9日に本
会議を開き、各
議案などに対する質疑の後、
代表質問ならびに
一般質問を行うことといたします。
代表質問および
一般質問に対する
発言通告書の
提出期限は、明日の午前9時から11月30日の正午までといたします。各
常任委員会の
審査日程につきましては、12月10日および11日の2日間といたします。また、総合交通・
まちづくり推進特別委員会ならびに議会ICT化推進特別
委員会を12月15日に開催することといたします。12月18日を最終日として本
会議を開き、
委員会における
審査結果の報告を行い、質疑・討論の上、採決を行う運びであります。
以上のとおりの議会日程をもちまして、本
定例会の会期は本日から12月18日までの24日間とすることで、意見の一致を見た次第であります。本
委員会の決定どおり、
議員各位の御賛同と御協力をお願い申しまして、御報告といたします。
○議長(帰山明朗君) お諮りをいたします。
今期定例会の会期は、
議会運営委員長のただいまの報告のとおり、本日から12月18日までの24日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) 御異議なしと認めます。
よって、会期は本日から12月18日までの24日間と決しました。
…………………………………………………………………………………………
△日程第3.諸般の報告
○議長(帰山明朗君) 日程第3、諸般の報告を行います。
お手元に配付してあります議会報告(第4号)をもって報告といたします。
また、
佐々木勝久君が、去る9月27日告示の
鯖江市長選挙に立候補され、公職選挙法第90条の規定により、その立候補届出により
議員の職を辞したものとされました。
これに伴い、
議会運営委員会委員1名が欠員となりましたので、
委員会条例第8条第1項の規定により、閉会中において議長が委員を選任することとし、
議会運営委員会委員に7番
福原敏弘君を選任いたしましたので、併せて報告をいたします。
…………………………………………………………………………………………
△日程第4.請願の受理
○議長(帰山明朗君) 日程第4、請願の受理について報告を行います。
本日までに受理いたしました請願1件については、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり所管の
委員会に付託をいたします。
…………………………………………………………………………………………
△日程第5.
議案の
審査結果(
継続審査)
○議長(帰山明朗君) 日程第5、
議案の
審査結果を議題といたします。
第426回
定例会において
継続審査となりました
議案第78号
令和元
年度鯖江市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてから、
議案第85号
令和元
年度鯖江市
農業集落排水事業会計決算の
認定についてまで、以上8
議案について、決算特別
委員長から
審査の経過ならびに結果について報告を求めます。
決算特別
委員長 石川 修君。
〇決算特別
委員長(石川修君)登壇
◎決算特別
委員長(石川修君)
決算特別委員会の
審査の経過につきまして御報告を申し上げます。
さきの第426回9月
定例会において
決算特別委員会が設置され、付託の上、閉会中の
継続審査となっておりました
議案第78号
令和元
年度鯖江市
一般会計歳入歳出決算の
認定について、
議案第79号
令和元
年度鯖江市国民健康保険事業
特別会計歳入歳出決算の
認定について、
議案第80号
令和元
年度鯖江市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定について、
議案第81号
令和元
年度鯖江市介護保険事業
特別会計歳入歳出決算の
認定について、
議案第82号
令和元
年度鯖江市総合開発事業
特別会計歳入歳出決算の
認定について、
議案第83号
令和元
年度鯖江市
水道事業会計決算の
認定について、
議案第84号
令和元
年度鯖江市
公共下水道事業会計決算の
認定について、
議案第85号
令和元
年度鯖江市
農業集落排水事業会計決算の
認定について、以上、決算関係の
議案8件につきまして、その
審査の概要ならびに結果を御報告申し上げます。
決算の
審査については、去る9月15日、16日に
総務、
産業建設および
教育民生の分科会ごとに決算書および主要な施策の成果に関する説明書に基づいて理事者の説明を受け、監査委員の歳入歳出決算
審査意見書を参考に、慎重に
審査を行いました。
また、今月12日には、総括
審査として
決算特別委員会委員およびオブザーバーとして議長、議会選出監査委員の出席の下で市長、副市長、
教育長をはじめ、関係理事者の出席を求め、各分科会における
審査の概要について、各分科会
委員長よりの報告ならびに質問・質疑通告書に基づく委員からの質疑を行った次第であります。なお、その内容につきましては市民の皆様に向けてユーチューブによる映像の発信を行っていることにより、今回の報告につきましては採決結果のみの御報告といたします。
令和元年度決算関係の
議案8件を採決いたしました結果、
議案第78号から
議案第81号までの4
議案については、いずれも賛成多数により原案のとおり
認定すべきものと、また、
議案第82号から
議案第85号までの4
議案については、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり
認定すべきものと決した次第でございます。
なお、理事者には総括
審査での事項と併せ、各分科会における指摘事項や要望などについても十分に配慮した上で、新年度の当初予算編成への反映や改善などを要請するものであります。また、それらのことを踏まえて、次の3月
定例会での当初予算
審査においては、十分なる説明と資料提供を併せて求めておきます。
以上をもって
決算特別委員会の御報告といたします。
○議長(帰山明朗君) ただいまの報告に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) ないようでありますので、質疑を終結します。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議案第78号
令和元
年度鯖江市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてを採決いたします。決算特別
委員長の報告は
認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(帰山明朗君) 起立多数であります。
よって、
議案第78号は原案のとおり
認定をされました。
次に、
議案第79号
令和元
年度鯖江市国民健康保険事業
特別会計歳入歳出決算の
認定についてを採決いたします。決算特別
委員長の報告は
認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(帰山明朗君) 起立多数であります。
よって、
議案第79号は原案のとおり
認定をされました。
続いて、
議案第80号
令和元
年度鯖江市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定についてを採決いたします。決算特別
委員長の報告は
認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(帰山明朗君) 起立多数であります。
よって、
議案第80号は原案のとおり
認定をされました。
次に、
議案第81号
令和元
年度鯖江市介護保険事業
特別会計歳入歳出決算の
認定についてを採決いたします。決算特別
委員長の報告は
認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(帰山明朗君) 起立多数であります。
よって、
議案第81号は原案のとおり
認定をされました。
次に、
議案第82号
令和元
年度鯖江市総合開発事業
特別会計歳入歳出決算の
認定についてを採決いたします。決算特別
委員長の報告は
認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(帰山明朗君) 起立全員であります。
よって、
議案第82号は原案のとおり
認定をされました。
続いて、
議案第83号
令和元
年度鯖江市
水道事業会計決算の
認定についてを採決いたします。決算特別
委員長の報告は
認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(帰山明朗君) 起立全員であります。
よって、
議案第83号は原案のとおり
認定をされました。
次に、
議案第84号
令和元
年度鯖江市
公共下水道事業会計決算の
認定についてを採決いたします。決算特別
委員長の報告は
認定であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(帰山明朗君) 起立全員であります。
よって、
議案第84号は原案のとおり
認定をされました。
次に、
議案第85号
令和元
年度鯖江市
農業集落排水事業会計決算の
認定についてを採決いたします。決算特別
委員長の報告は
認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(帰山明朗君) 起立全員であります。
よって、
議案第85号は原案のとおり
認定をされました。
…………………………………………………………………………………………
△日程第6.
議案第87号
令和2
年度鯖江市
一般会計補正予算(第8号) から 日程第20.
議案第101号 市道路線の
認定について まで
○議長(帰山明朗君) 日程第6、
議案第87号
令和2
年度鯖江市
一般会計補正予算(第8号)から、日程第20、
議案第101号 市道路線の
認定についてまで、以上15件を一括議題といたします。
理事者の
提案理由の説明を求めます。
佐々木市長。
〇市長(
佐々木勝久君)登壇
◎市長(
佐々木勝久君) おはようございます。第427回
鯖江市議会定例会の開会に当たり、所信の一端を申し述べますとともに、市政
運営に当たっての市政の諸課題および提案いたしました各
議案の概要につきまして御説明申し上げます。
市民の皆様の温かい御支援と御支持によりまして、
鯖江市長として市政運営を担わせていただくことになり1か月半が経過しようとしております。この間、日々、市長という職責の重さを実感すると同時に、「笑顔があふれるめがねのまちさばえ」をつくるという思いを一層強く抱いて職務に当たってまいりました。
牧野前市長が4期16年にわたり市民の「融和と協働」を図りながら尽力された、身の丈に合った財政
運営、市民の目線、生活者の視点に立った施策展開など、評価すべき取組は継承しつつ、経済、福祉、財政の3つをしっかりと回していくために、持続可能な自治体経営を念頭に、全力で「さばえの「まち」を元気に」、「さばえの「ひと」を元気に」してまいります。
私は、本市の最大の魅力であり宝は市民力であり、これからのまちづくりは市民の皆様の声を聴き、対話を大切にし、共に考え、共に汗を流しながら進めていきたいと考えております。そこで、提案型市民主役事業において、市が行うべき新たな事業の提案を市民の皆様から募集し、自ら実施をしていただくなど、より一層市民の皆様にまちづくりに主体的に取り組んでいただけるような仕組みづくりを検討してまいります。
一方、全国の新型コロナウイルスの感染者数が連日過去最多となり、県内におきましても感染拡大注意報が発令される中、最優先で市民の皆様の安全と市内企業の経営を守っていかなければなりません。まずは、現体制の下で私と職員が力を合わせ、知恵を出し、チーム
鯖江でこの危機を乗り越え、さらに、ピンチをチャンスに変えるべく取り組んでまいります。
そのためには、職員はこれまでの考えや仕事の進め方をもう一度ゼロから見直し、変化していく必要があります。就任直後には、部課長職員との個人面談を行い、様々な意見や思いを直接聞き取ったほか、政策
会議につきましても、単なる政策の確認、決定の場ではなく、より意義のあるものとなるよう、これまで以上に部局横断的に活発に意見を交わす場とすることを、全メンバーの意識を統一して実施をしております。
今後も、提案しやすい市長室となるよう心がけ、職員自身が変わる努力と仕事の仕方を変える努力を応援することで、活気あふれる市役所づくりに努めてまいります。そして、私と職員が一体となって市民の皆様の幸せと
鯖江市の発展のために全身全霊で取り組んでまいりますので、
議員各位の御理解、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、当面する諸課題について申し上げます。
初めに、財政状況についてでありますが、今年度、新型コロナウイルス感染症対策を実施したことなどにより、財政調整基金を10億4,000万円余取り崩し、さらに、来年度の歳入につきましても、コロナ禍の影響により、市税や地方消費税交付金の大幅な減収が見込まれています。こうした状況を踏まえ、来年度予算編成方針ではかつてない厳しい方針を示し、現在、各部において当初予算の編成作業を懸命に進めております。
国は、「経済財政
運営と改革の基本方針2020」いわゆる骨太の方針の中で、次世代型行政サービスの強力な推進、変化を加速するための制度・慣行の見直しを進めていくことで、ポストコロナ時代の新しい未来を先取りする社会改革に取り組み、「新たな日常」の実現に向けて、10年かかる変革を一気に進めようとしています。
本市におきましても、厳しい財政状況にあっても、市民サービスのさらなる向上を目指し、「新たな日常」の実現に向けた真に必要な施策を実施するため、職員一人一人が危機感を持ち、知恵を絞り、市民の皆様から頂いた財源を最大限有効活用すべく、全ての事業において、その趣旨や費用対効果を精査するとともに、デジタル技術の活用を図るなど、事業の最適化に一丸となって取り組んでまいります。
一方、コロナ禍の影響により市税等の減収が回復するまでには数年を要すると考えられることから、これまで実施しておりました様々な事業の凍結や廃止、縮小も見込まれ、市民の皆様に大変御不便、御迷惑をおかけすることもあるかと存じます。しかし、このような状況は本市のみならず全国、全世界で発生していることであり、この危機を乗り越えるためには市民の皆様の御協力が必要不可欠となります。非常事態の中、チーム
鯖江でこの難局を乗り越え、「笑顔があふれるめがねのまちさばえ」をつくってまいりたいと考えておりますので、どうか御理解を賜りますようお願い申し上げます。
次に、持続可能な開発目標SDGsの推進につきましては、昨年、内閣府の選定を受けた本市のSDGs未来都市計画に基づき、目標5番の「ジェンダー平等の実現」、「女性活躍推進」を軸として、持続可能なめがねのまちさばえを目指しております。
9月12日にオープンしたさばえSDGs推進センターは、オープン以来、連日、県内外の企業、団体、学校などの皆様に来所またはオンライン等による見学や研修、打合せなどに御利用いただいており、新たなプロジェクトに向けた動きも出てきております。
今月1日には、牧野前市長が本市とSDGs推進に関わる連携協定を締結している国連の友Asia−Pacificの特別顧問に就任されましたので、本市と国連関係機関との架け橋となっていただき、今後の事業展開にお力添えをいただけるものと期待しております。引き続き、男女共同参画、女性活躍推進の地域活動の拠点施設である夢みらい館・さばえとの連携、協働により、本市のジェンダー平等の実現に向けて取組を進めるとともに、「行動する10年」に向けて市民の皆様への啓発に取り組んでまいります。
次に、本市では「めがねのまちさばえ」を全面に打ち出したプロモーション活動により、国内外への認知度向上に努めてまいりました。先月21日には、
鯖江の眼鏡が近畿経済産業局の重点産地育成ブランドに選定され、2025年の大阪・関西万博に向けて、世界に通用するブランド化を目指すことになるなど、大きな成果も生まれております。私自身も
鯖江の認知度が上がったことを実感しており、今後は、その高い認知度を生かし、
鯖江の眼鏡をかけること、
鯖江の漆器を使うこと、
鯖江のまちに住むことがステータスになることを目標に掲げて、「モノ」と「マチ」のブランド化に取り組んでまいります。
次に、行政手続のデジタル化、スマートシティの検討についてでありますが、国においてデジタル庁の設置とともに、デジタル化に向けた多くの情報関連施策や関係法令等の整備が予定されている中、本市におきましても行政手続のオンライン化や市役所事務のデジタル化、人工知能、ロボットの活用など、先を見据えた変革が急務と考えております。
その一つとしまして、来月1日には市役所1階市民ホールに、マイナンバーカードで行政証明書が発行できるマルチコピー機を設置し、土日祝日の発行や待ち時間の短縮に対応してまいります。さらに今後は、オープンデータの取組を継続するとともに、AIやセンサー等ICT技術の活用や各種データ連携により、市民サービスの向上や本市の課題解決につなげる「スマートシティ」の実現にも積極的に取り組むことで、本市の住みよさの向上を目指してまいります。
次に、北陸新幹線についてでありますが、並行在来線の
令和5年春の開業を目指し、準備会社においては社員募集や社名変更の手続を、県並行在来線対策協議会においては準備会社へ引き継ぐ経営計画を策定するため、県と沿線市町間で協議を行っていたさなか、工事が1年半遅延しているとの発表がありました。検証
委員会が改めて示す開業時期や建設費の見込み、その影響を確認する必要がありますので、12月上旬の中間報告を注視し、県や沿線市町と対応を協議してまいります。
また、特急存続につきましては、県が国やJRに要望を続けている在来線への特急の一部乗入れなど、その他の代替策も含め、関西および中京方面への移動利便性が確保されるよう要望してまいりますし、市交通ビジョンに掲げる諸課題の検討も全庁体制で進めてまいります。
なお、交通ビジョンの重要な課題であるコミュニティバスにつきましては、来年度に公共交通再編実施計画および運行契約の期間が満了することから、運行ルートや車両の更新などについて検討を進めてまいります。
次に、コロナ禍への対応についてでありますが、今月から県内273の医療機関で1日当たり3,690件の新型コロナウイルスの検査が可能となり、市内でも25の医療機関で検査が行えるようになりました。身近な医療機関で検査が可能となったことで、感染者の早期発見と適切な治療等による感染拡大防止につながることが期待できることから、新たな受診体制について広く周知をしてまいります。また、今後のワクチンの開発、供給等の動向に注視し、接種が可能になった際には、速やかに市民の皆様への接種が実施できるよう、市医師会と連携して準備を進めてまいります。
次に、コロナ禍で大変厳しい状況下にある
鯖江産眼鏡の消費喚起と新たなファンの獲得や全国の眼鏡小売店と産地との関係強化を目的に、先月1日からスタートした
鯖江産眼鏡のキャッシュバックキャンペーン「さばえめがねをかけよう」につきましては、当初予定をはるかに超える4,300店舗もの全国の眼鏡小売店に御参加をいただく中、
鯖江産眼鏡を購入された方への一律3,000円のキャッシュバックは、今月24日現在で1万3,820件に達しております。NTTドコモ口座に端を発する銀行口座からの不正引き出し事件がキャッシュレス決済への不安を高めたこともあり、眼鏡の購入者数は順調に伸びているものの、購入者のうち申請される方の割合が当初想定よりも低く推移しておりますが、申請環境の改善に取り組み、申請率は日々向上しております。
また、越前漆器につきましても購入緊急支援を8月20日から実施しておりますが、全国の業界誌である観光経済新聞に広告を掲載するなど、全国の温泉や旅館、飲食サービス業者への周知を行ったところ、今月24日現在で申請件数108件、補助金額3,472万円余となっております。引き続き産地を守るため、販売拡大に知恵を絞ってまいります。
一方、市内の飲食・小売業の消費喚起を目的とするプレミアム付商品券「さばえでおトク券」につきましては、販売期間を2回延長するとともに、先月9日からは
鯖江観光協会による対面販売を行った結果、先月23日に1万冊を完売し、今月15日現在、発行総額6,000万円の約6割の商品券が各店舗で利用されております。来月末で利用期間が終了となりますので、取扱店のアンケートを通じて、業種ごとの利用状況や販売、広報手段など事業結果を十分に検証してまいります。
同じく、先月1日からは、県事業「ショッピング・エイドinふくい」を活用し、
鯖江市商店街連合会を中心に市内85店舗が参加してクーポン券の配布やスタンプラリーなどを行う「さばえ元気大作戦」を実施しており、引き続き市内店舗の皆様の御意見をお聞きしながら、必要とされる消費喚起策を検討してまいります。
次に、国民健康保険事業
特別会計についてでありますが、被保険者数の減少およびコロナ禍の影響による所得の減少により、来年度の国保税は今年度より減収となる見込みであり、厳しい予算編成が予想されております。一方で、コロナ禍において、国保に加入されている皆様には、収入が減少し先行きが見えない不安な日々を過ごされている方もおられますので、来年度の税率
改正の可否については、来月、国保
運営協議会にお諮りし、慎重に判断してまいります。
同じく、
令和3年度から5年度までを計画期間とする第8期介護保険事業計画の策定作業を進めておりますが、介護保険料につきましては、介護保険基金を活用することで、できる限り据え置く方向で検討してまいります。
次に、市内の小中学校におきましては、
感染防止対策を徹底しながら学習活動を進めております。秋に延期された体育大会は、グラウンドでの競技と教室待機を交互に行うなど、実施方法を工夫しながら開催しておりますし、修学旅行や遠足につきましては、密を避けるため、バス1台当たりの乗車人数を減らして実施をしております。特に、修学旅行につきましては、国のGoToトラベル等の補助を活用することで、保護者の負担軽減も図りつつ実施しております。今後、インフルエンザの流行期に入ることから、引き続き緊張感を持って感染症対策に万全を期してまいります。
一方、今年度の成人式につきましては、実行
委員会を中心に開催方法を検討してまいりましたが、会場での密を避けるため、例年の地区交流会は行わず、来年1月10日に式典のみを総合体育館で開催することとしました。当日は、参加者の手指消毒、検温、事前の健康管理、会場内外の3密回避、式典時間の短縮など感染症対策の徹底を図ってまいります。
今年に入り、コロナ禍を受け、多くのイベントが中止されてきましたが、先月9日から3日間にわたり「RENEW」が開催されたほか、同じく先月27日から3日間にわたり眼鏡業界において今年初めての展示会となるIOFTが、今月8日には今年初となる誠市が開催されるなど、徐々にではありますが、活気が取り戻されつつあると感じております。コロナ禍の長期化が予測されておりますが、市民の皆様の笑顔を取り戻せるよう、引き続きウィズコロナに対応した各イベントの実施方法を模索してまいります。
また、RENEW実行
委員会が、今年度、国土交通省の地域づくり表彰で最高賞となる国土交通大臣賞を受賞されました。「河和田アートキャンプ」や「ゆるい移住」への参加を契機に本市に移住した若者が主体となった取組が高く評価されたものであり大変うれしく思っております。さらに、今月14日と15日には、移住した若者が空き家を活用してアクセサリーや古本を販売するイベントを開催するなど新たな活動も生まれており、引き続き、これら若者の積極的な活動を応援することで、さらなる関係人口の獲得と移住・定住人口の増加を図ってまいります。
さて、いよいよ本格的な雪のシーズンがやってまいります。気象庁は9月にラニーニャ現象が発生したと見られると発表しましたが、最近では平成29年秋から30年春に発生し、県内に記録的な大雪をもたらしております。福井地方気象台においても、「暖冬でないことはほぼ確実であり、「ラニーニャ=大雪」ではないが、注意は必要」としております。このような中、本市では、今月5日に雪害対策関係行政機関等連絡会を書面
会議にて開催し、雪害対策要綱の見直しや対応の迅速化に向けた本部および基地体制の強化、道路除雪の効率化に向けた機器整備などを行うこととしました。また、立冬の7日には除雪対策本部を設置し、万全な体制を整えたところであります。今後は、冬本番に向けて気象情報に注視し、地域ぐるみの除雪や冬の生活マナーについて啓発を行い、市民の皆様と協働した雪害対策に取り組んでまいります。
次に、主要な事業について申し上げます。
まず、旧早稲田保育所の新子育て支援センターにつきましては、来年4月の開所に向けて、現在、外装工事を行っております。来年2月には内装工事も終え、ボールプールなど室内遊技場を設置してまいりますが、内装には抗ウイルス効果のある壁紙や、クッション性のある床材を使用するなど安全性にも十分配慮いたします。子どもたちが楽しく遊び、保護者同士が交流でき、子育てに関するあらゆる相談に対応できる、そして、皆様に利用していただける子育ての拠点施設となるよう引き続き準備を進めてまいります。
次に、今月より
鯖江警察署と連携した認知症高齢者見守りシール事業を開始いたしました。認知症高齢者の方にQRコードのついたシールを衣服などに貼り付けていただき、行方不明になった際、発見者がQRコードを読み取ることで、家族、市、警察が発見情報を共有できるものです。市民の皆様には、このシールを身につけた高齢者の方を見かけた際には、優しくお声をおかけいただくとともにQRコードの読み取りによる情報提供に御協力をお願いいたします。今後も、認知症の理解と地域での見守りの大切さについて啓発を行い、認知症の人も家族も安心して暮らせるまちづくりを推進してまいります。
次に、県の周遊・滞在型観光推進事業を活用し、平成30年度から改修工事を進めておりましたラポーゼかわだが、来月5日にリニューアルオープンいたします。今年度は、初めて施設を利用される方にも分かりやすく、スムーズに対応できるフロントの整備と魅力ある体験メニューや自主調理などにも対応できる体験棟の整備を行いました。工事期間中、利用者の皆様には何かと御不便、御迷惑をおかけいたしましたが、これまで以上に多くの皆様に御利用いただけるよう知恵と工夫を凝らした
運営に努めてまいります。
また、本市の玄関口であるJR
鯖江駅の観光案内所内にも、ものづくり産業に触れる新たな拠点、「
鯖江駅眼鏡」を先月9日にオープンいたしました。眼鏡職人の作業風景の見学や眼鏡枠の材料を用いた体験コーナー、眼鏡フレームの展示など、見て、触れて、身近に感じられる場となっており、今後も楽しい仕掛けを行ってまいります。
次に、農業振興についてでありますが、今年の米の作柄状況は昨年並みとお聞きしておりますが、現在、コロナ禍の影響で業務用米を中心に価格が下落傾向にあることから、米の生産過剰によるさらなる米価下落を防ぐため、引き続き県農業再生協議会が示す生産数量目標を基に生産調整を継続するとともに、米以外の作物生産に対する国の交付金等を活用することで、農業者の所得確保に努めてまいります。
一方、
鯖江野菜につきましては、吉川ナスは生産量が10月末現在で昨年とほぼ同数の3万4,000個を超え、秀品率は昨年より大きく向上しております。同じく、川島ごぼうにつきましては、長雨と猛暑の影響を受けたもののまずまずの出来であり、さばえ菜花も県民生活協同組合での販売が定着し、安定した注文をいただいております。引き続きより一層安定した収穫、収入が得られる産品となるよう、認知度の向上や販路の確保、生産の振興に努めてまいります。
また、今年7月に
認定新規就農者として
認定した女性果樹生産者が、9月から下新庄
町でブドウやブルーベリーを生産されております。市では本格的な生産、販売に向けて支援するなど、このような新たなチャレンジに対しても応援をしてまいります。
次に、鳥獣害対策についてでありますが、イノシシや猿の相談は例年より減っている一方で、熊が相次いで出没しております。山際電気柵の未整備地区で危険な出没があることから、関係機関との連携を密にし、パトロールや捕獲檻の設置を行っているほか、出没の多い東部地区を中心に区長会の勉強会を実施し、具体的な対策についてお願いしておりますが、事故回避のためには柿などの誘引物の除去が非常に有効であり、所有する皆様の御協力を引き続きお願いいたします。
次に、文化の館の空調設備等改修工事につきましては、9月14日からは全館を休館して進めてまいりました。休館中は、予約本の受渡しのほか、公民館での出張図書館、交流広場等での青空図書館を実施してサービスの維持に努めてまいりましたが、この度、1階部分の工事が完了いたしましたので、明後日の27日から、2階部分を除き利用を再開いたします。全館オープンまで今しばらくお時間をいただくことになりますが、さらなるサービスの充実に努めてまいりますので御理解のほどよろしくお願いいたします。
また、
文化センターの耐震補強および施設改修工事は、予定どおりの工程で進んでおります。今回、耐震補強のほか、トイレの洋式化、ハートフル駐車場やスロープの整備、正面入口の自動ドア化、ホワイエ内装の改修、ホールをはじめとする各部屋の照明のLED化などを行っており、工事完成は来年2月末を予定しております。
なお、
文化センターおよび
環境教育支援センターについて、来年度から
運営を担っていただく
指定管理者の選定の手続を行ってまいりました。施設ごとに選定
委員会を設置し、厳正かつ公平な
審査を行った結果、
文化センターにつきましては特定非営利活動法人カルチャーネットさばえを、
環境教育支援センターにつきましては特定非営利活動法人エコプラザさばえを候補者として選定しました。指定管理期間は引き続き5年間とし、この間には市による外部評価や監査などの実施を通じ、適切な管理・
運営が行われているかをチェックし、利用者の安全確保と満足度向上を図ってまいります。
それでは、本日御提案いたしました主な
議案について、御説明申し上げます。
議案第87号
令和2
年度鯖江市
一般会計補正予算(第8号)について、主なものを申し上げます。今回の
補正予算は、本年度の実績を踏まえた扶助費等の増額や、人事院勧告による給与改定等に伴う人件費、さらには公民館等施設の改修経費の計上が主なものであります。
まず
総務費では、前市長および早期退職者分等の退職手当費に8,296万円余を、企業等の収益減に伴う市税還付金の増加分として1,100万円を計上しました。
民生費では、障がい者の就労支援事業所等の利用増加に伴う施設生活支援事業費に9,400万円を、生活保護者の高齢化に伴う医療扶助等の増加分として1,740万円余を、児童クラブの開所期間の増減や児童クラブの増減、委託料単価の増額改定等により児童クラブ事業費に1,072万円余を計上しました。
教育費では、来年度の教科書更新に対応するため、教師用指導書等の購入経費に673万円余を、県内での修学旅行に対する県からの補助金として1,214万円余を、北中山公民館体育館および高年大学体育館の吊り天井撤去工事費として9,000万円を計上いたしました。
また、職員給与費につきましては、人事院勧告による特別職、
一般職および会計年度任用職員の給与改定に伴い1,065万円余を減額しました。
その他、来年度の予算執行に向けた健康診査等事業、ごみ収集等事業および
指定管理者の選定に伴う債務負担行為を設定しました。
これらの結果、
一般会計の補正額は3億4,340万円で、補正後の予算総額は364億1,080万円となり、昨年度の12月補正後と比べ35.2%の増となりました。
また、
特別会計および企業会計におきましては、国民健康保険事業
特別会計、
後期高齢者医療特別会計、介護保険事業
特別会計および水道事業会計において所要の補正を計上しました。これにより、
特別会計等を含めた
令和2年度の予算総額は564億3,220万円で、昨年度の12月補正後と比べ20.2%の増となりました。
その他の
議案につきましては、それぞれの理由に基づき提案いたしました。
以上、私の市政に対する所信の一端と、今回提案しました
議案について申し上げました。何卒、慎重に御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。
…………………………………………………………………………………………
△日程第21.
議案第93号および
議案第94号に対する質疑
○議長(帰山明朗君) 日程第21、
議案第93号および
議案第94号に対する質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
これより
議案付託を行います。ただいま議題となっております
議案第93号および
議案第94号については、
総務委員会に付託をいたします。
また、あらかじめ時間の延長をいたしておきます。
それでは、
総務委員会において付託
議案の
審査をお願いいたします。
ここで休憩をいたします。
休憩 午前10時55分
再開 午後2時16分
○議長(帰山明朗君) 再開いたします。
…………………………………………………………………………………………
△日程第22.
議案第93号および
議案第94号の
審査結果
○議長(帰山明朗君) 日程第22、
総務委員会に付託いたしました
議案第93号および
議案第94号の
審査結果について、
委員長の報告を求めます。
総務委員長 山本敏雄君。
〇
総務委員長(
山本敏雄君)登壇
◎
総務委員長(
山本敏雄君)
総務委員会に付託を受けました
議案2件について、先ほど行いました
審査の主な概要および結果について御報告いたします。
初めに、
議案第93号
鯖江市長等の給与および
旅費等に関する
条例の一部
改正についてならびに
議案第94号
鯖江市
一般職の職員の給与に関する
条例の一部
改正についての2件は関連があるため一括して
審査いたしました。
これらの
議案は、人事院勧告に基づく
一般職の国家公務員の給与改定に準じ、
鯖江市
一般職の職員についても期末手当の支給月額を年間0.05月分引き下げることとし、また、市長、副市長、
教育長についても、
一般職の職員と同様に期末手当を引き下げるものであるとの理事者の説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。
以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、
議案第93号および
議案第94号は、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、
総務委員会の報告を終わります。
○議長(帰山明朗君) ただいまの
総務委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議案第93号
鯖江市長等の給与および
旅費等に関する
条例の一部
改正についてを採決いたします。本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(帰山明朗君) 起立全員であります。
よって、
議案第93号は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第94号
鯖江市
一般職の職員の給与に関する
条例の一部
改正についてを採決いたします。本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(帰山明朗君) 起立多数であります。
よって、
議案第94号は原案のとおり可決されました。
…………………………………………………………………………………………
△日程第23.公立丹南病院組合議
会議員の補欠選挙
○議長(帰山明朗君) 日程第23、公立丹南病院組合議
会議員の補欠選挙について、当
市議会選出の公立丹南病院組合議
会議員1名が欠員となっておりますので、補欠選挙を行います。
お諮りします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) 御異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選により行うことに決しました。
お諮りします。指名の方法は、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) 異議なしと認めます。よって、議長において指名いたします。
公立丹南病院組合議
会議員に11番 石川 修君を指名します。
お諮りします。ただいま指名しました、11番 石川 修君を公立丹南病院組合議
会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) 御異議なしと認めます。よって、11番 石川 修君が公立丹南病院組合議
会議員に当選いたしました。
会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。
…………………………………………………………………………………………
△日程第24.
市会案第7号
鯖江市議会の
議員の
議員報酬および
費用弁償等に関する
条例の一部
改正について
○議長(帰山明朗君) 日程第24、
市会案第7号
鯖江市議会の
議員の
議員報酬および
費用弁償等に関する
条例の一部
改正についてを議題といたします。
議会運営委員長から
提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長 丹尾廣樹君。
〇
議会運営委員長(
丹尾廣樹君)登壇
◎
議会運営委員長(
丹尾廣樹君)
市会案第7号
鯖江市議会の
議員の
議員報酬および
費用弁償等に関する
条例の一部
改正についての
提案理由を説明させていただきます。
人事院勧告に基づく
一般職の国家公務員の給与改定に伴う特別職の国家公務員の給与改定に準じて、
鯖江市議会議員の報酬改定を行うものでありまして期末手当の支給月額を年間0.05月分引き下げようとするものでございます。何とぞ、
議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げ、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(帰山明朗君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
ただいま議題になっております
市会案第7号につきましては、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会の付託を省略いたします。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(帰山明朗君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
市会案第7号
鯖江市議会の
議員の
議員報酬および
費用弁償等に関する
条例の一部
改正についてを採決します。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(帰山明朗君) 起立全員であります。
よって、
市会案第7号は原案のとおり可決をされました。
以上をもちまして、本日の
議事日程は全て終了いたしました。
次の本
会議は12月7日午前10時から開議することとし、これをもって散会いたします。大変お疲れさまでした。
散会 午後2時25分...