鯖江市議会 > 2019-09-20 >
令和 元年 9月第421回定例会−09月20日-04号

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  1. 鯖江市議会 2019-09-20
    令和 元年 9月第421回定例会−09月20日-04号


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    令和 元年 9月第421回定例会−09月20日-04号令和 元年 9月第421回定例会             第421回鯖江市議会定例会会議録    …………………………………………………………………………………………          令和元年9月20日(金曜日)午前11時00分開議    …………………………………………………………………………………………    〇出席議員(20人)              1番  林 下 豊 彦                           2番  江 端 一 高                           3番  大 門 嘉 和                           4番  空   美 英                           5番  山 本 敏 雄                           6番  佐々木 一 弥                           7番  福 原 敏 弘                           8番  帰 山 明 朗                           9番  佐々木 勝 久                           10番  奥 村 義 則                           11番  石 川   修                           12番  林   太 樹                           13番  遠 藤   隆                           14番  木 村 愛 子
                              15番  平 岡 忠 昭                           16番  丹 尾 廣 樹                           17番  末 本 幸 夫                           18番  水 津 達 夫                           19番  玉 邑 哲 雄                           20番  菅 原 義 信    …………………………………………………………………………………………    〇欠席議員(0人)    …………………………………………………………………………………………    〇説明のため出席したもの  市長         牧 野 百 男                  副市長        中 村 修 一                  教育長        辻 川 哲 也                  総務部長       藤 田 裕 之                  政策経営部長     斉 藤 邦 彦                  健康福祉部長     品 川 善 浩                  産業環境部長     宮 本 昌 彦                  都市整備部長     長谷川 伸 英                  教育委員会事務部長  福 岡 正 義                  会計管理者      金 子 明 祐                  監査委員事務局長   田 中 賢一郎    …………………………………………………………………………………………    〇説明補助者として出席したもの                  都市整備部次長    滝 波 栄 治                  総務課長       小 原 勢津子                  めがねまちさば戦略課長                             服 部 聡 美                  秘書広報課長     高 崎 則 章                  財務政策課長     若 杉 敏 夫                  社会福祉課長     無量小路美夏代                  商工政策課長     乙 坂   薫                  農林政策課長     徳 橋 圭 吾                  土木課長       石 川 晶 康                  教育審議官      鈴 木 和 欣                  教育政策課長     吉 田 和 浩                  生涯学習・スポーツ課長田 畑 雅 人    …………………………………………………………………………………………    〇職務のため出席したもの  議会事務局長     白 崎 光 男                  議会事務局次長    九 島   隆                  議会事務局参事    笠 嶋 忠 輝                  議会事務局次長補佐  上 野 紀 子                  議会事務局主任    熊 野 宏 信    …………………………………………………………………………………………                開議 午前11時00分 ○議長(水津達夫君) 皆さんおはようございます。これより、本日の会議を開きます。  議事に入る前に、去る9月10日に議会等改革推進特別委員会および総合交通ネットワーク構築まちづくり推進特別委員会が開催され、正副委員長が互選されましたので、その氏名を申し上げます。議会等改革推進特別委員会委員長、14番 木村愛子君、副委員長、1番 林下豊彦君、続きまして、総合交通ネットワーク構築まちづくり推進特別委員会委員長、8番 帰山明朗君、副委員長、11番 石川 修君、以上であります。  本日の議事日程はお手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。  議会運営委員会が開かれておりますので、その結果について、委員長から報告を求めます。  議会運営委員長 玉邑哲雄君。            〇議会運営委員長玉邑哲雄君)登壇 ◎議会運営委員長玉邑哲雄君) おはようございます。  第421回定例会の運営につきまして、本日開催いたしました議会運営委員会における審議の結果につきまして御報告申し上げます。  今期定例会に付議されます案件につきまして、理事者より提案されます、前任者の辞任による鯖江農業委員会委員の任命についての人事案件1件を日程に追加し、本日の会議において審議することで意見の一致を見た次第であります。  本委員会決定どおり議員各位の御賛同と御協力をお願い申し上げまして、御報告といたします。    ………………………………………………………………………………………… △日程第1.陳情審査結果 ○議長(水津達夫君) 日程第1、陳情審査結果を行います。  総務委員会に付託しました陳情について、総務委員会審査結果の報告を求めます。  総務委員長 山本敏雄君。             〇総務委員長山本敏雄君)登壇 ◎総務委員長山本敏雄君) 第421回定例会総務委員会陳情審査結果の報告を申し上げます。総務委員会に付託を受けました陳情1件について、9月12日に行いました審査の主な概要および結果について御報告申し上げます。  陳情第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択について、この陳情は、毎年同じ提出者から同時期に提出されているもので、内容も、地方一般財源総額の確保、社会保障予算の確保、トップランナー方式あり方、地域間の財源偏在性の是正、合併市町村財政運営への対応、自治体基金残高地方交付税に反映させることへの阻止などについては昨年と同様の趣旨であります。  そして今回、新たにまち・ひと・しごと創生事業費の継続した財源確保会計年度任用職員処遇改善のための財源確保森林環境譲与税について、森林需要の高い自治体への譲与額の増大、地方交付税法定率を引き上げ、臨時財政対策債に頼らない地方財政の確立の4項目が加わりました。この新たな4項目については、賛同するとの意見が多く出されました。そして、従来の部分において、一部変更してはいるが、昨年と同様に採択すべきとの意見がありました。  一方で、要望項目のうち、合併市町村財政運営への対応について、1999年の改正合併特例法以降、2005年度までに合併した自治体は、合併後10年にわたり旧自治体単位普通交付税を合算する特例が適用され、10年経過後、さらに5年間、段階的に縮減されてはいるものの適用されている。この項目は昨年と同じ項目ではあるが、今年度、特例が終了した後も引き続き対策を求めるという内容であります。  地方交付税の増額が見込まれない中において、市町村合併をしない道を選び、単独で頑張っている鯖江市としては、この特例期間終了後もさらに延長して、市町村を合併した自治体に対し手厚く対応することについて疑問を感じるものである。特例期間終了をもってこのような対応を見直すべきではないかとの意見が多く出されました。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、陳情第1号は賛成多数により趣旨採択すべきものと決しました。  以上、総務委員会に付託を受けました陳情1件の審査結果報告といたします。 ○議長(水津達夫君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(水津達夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(水津達夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  陳情第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択についてを採決いたします。総務委員長報告趣旨採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 多 数) ○議長(水津達夫君) 起立多数であります。  よって、陳情第1号は趣旨採択と決しました。    ………………………………………………………………………………………… △日程第2.議案審査結果 ○議長(水津達夫君) 日程第2、議案審査報告を行います。  先般、所管の委員会に付託いたしました議案第45号 令和年度鯖江一般会計補正予算(第3号)ほかの6件についてを議題とし、各常任委員長から委員会審査結果について報告を求めます。  最初に、総務委員長報告を求めます。  総務委員長 山本敏雄君。             〇総務委員長山本敏雄君)登壇 ◎総務委員長山本敏雄君) 総務委員会に付託を受けました議案2件について、9月12日に行いました審査の主な概要および結果について御報告いたします。  初めに、議案第45号 令和年度鯖江一般会計補正予算(第3号)中、第1表 歳入歳出予算補正歳入全般、歳出、款2総務費、第2表 債務負担行為補正、第3表 地方債補正についてでございます。  まず、一般管理事務諸経費について、これは障がい者の自立、社会参加への意欲を喚起し、安心して長期間働ける場として総務課内にサポートオフィスを設置することとし、鯖江市や教育委員会で不足している法定雇用障がい者数を充足するため、新たに4人を雇用するなどするものであるとの説明がありました。これに対し、委員から、新たに雇用する障がい者の方々にどのような業務をしてもらうよう想定しているのかとの質疑がありました。理事者からは、各課の業務の中で、まずは障がい者の職員にやってもらえる業務を洗い出し、その業務を担ってもらう、サポートしてもらうことにより、各課職員の負担も軽くなるとともに、各課の職員も、その障がい者の職員をサポートし合う体制を考えているとの答弁がありました。  また、委員から、この4名の雇用に際し、障がいの区分を設定して募集するのかとの質疑があり、これに対し、雇用に当たっては応募の門戸を広げておくため、身体障がい、知的障がい、精神障がいという区分を設定して募集することは考えていない。応募があった段階で本人と面談し、その中でできる仕事を見つけていきたい、また、採用する障がい者によっては庁舎のバリアフリー化が必要となってくることも考えられるとの答弁でありました。  次に、財政調整基金積立金1億円について、これは10月から開始される幼児教育保育無償化に伴い、これまで保護者が負担していた保育料および市が一部負担していた保育料相当分も含めて、国・県・市で負担することになったが、本年度に限り、市が負担する部分について臨時交付金として全額が国から交付されることとなった。そのため、今後少子高齢化により増加が予想される扶助費などの財政需要に備えるため積み立てるものであるとの説明でありました。  これに対し、委員から、当初予算で見込んでいなかった緊急を要する施設の整備案件など、さまざまなことが考えられるが、今回貯金に回したということは、現時点で緊急出動的な財政需要がなかったのかとの質疑があり、理事者からは、今回、緊急的なものはなかったが、今後、各課から要求があれば精査をし、緊急的なものは対応していきたいと考えているとの答弁がありました。  また、委員から、財政調整基金積み立ての方針が変わり過ぎであり、ためられる状況であればよいが、何かを削り過ぎて積み立てるのであれば本末転倒である。市民の皆様には、お金がないからできないと言っているのに1億円も積み立てをすることについてはなかなか理解が得られないのではないか。住民からの要望をさまざま言われている中で、それをかなえずに積み上げていくことに対して疑問を感じる。一体どれくらい積み立てようとしているのか、将来的な財政需要の中で、積み立て必要額についての計画性は必要であると考えるが、との質疑があり、これに対し、不慮の災害等への備えや、来年度導入される会計年度任用職員制度への対応、公共施設老朽化に伴う施設改修費、さらにはごみ処理場の改修に伴う負担金の増加など、将来の財産需要の増加に備えるため、一定の基金は確保しておきたい、また、財政調整基金あり方については、今回総合戦略を改定するに当たり、令和年度から6年度に向けた財政収支見通しをあわせて策定し、財政調整基金見通しについても算定していきたいと考えているとの答弁でありました。  次に、持続可能な地域推進事業費2,000万円および夢みらい館・さばえ施設整備費2,200万円について。これは国のSDGs未来都市自治体モデル事業の選定を受けたことにより、国庫補助を活用し、本市の女性活躍推進に関する特集記事新聞紙面への掲載や、国連の友、女性委員会事業として講演会を開催するなど、啓発活動を行うソフト事業、また、輝く女性活動拠点整備事業として、夢みらい館・さばえ1階の交流スペースなどの整備を行うものであるとの説明でありました。  これに対し、委員から、持続可能な地域推進事業の中の地域啓発推進事業が3地区で行われるとのことだが、今年度で終わるのかとの質疑があり、理事者から、モデル事業としては今年度で終了するものであるが、この計画は、来年度以降3年間は国に対し推移を報告するものとされている。来年度以降、内容を精査し、必要と思われるものは財源を確保し、引き続き実施していきたいとの答弁でした。  また、委員から、このソフト事業の経費の多くは啓発やPRに重きを置いているものと思われるが、この事業が終了した後にSDGs認知度のアップをどのような形で検証していくのかという質疑があり、これに対し、SDGs認知度については、学校においては別にお願いして調査することは可能であるが、一般の方に対しては、やはり意識調査などのアンケートを行うことが効果的であると考えている、との答弁がありました。  次に債務負担行為補正のノンステップつつじバス運行業務委託事業について、現在、8台のバスごと事業者に委託し、17路線82便を運行しているが、今年度で全てのバスが契約満了となる。そのため、来年度からも引き続き運行したいと考えており、鯖江地域公共交通再編実施計画の残りの期間である令和年度と3年度の2年分で、単年度当たり1億88万円の限度額を計上したものであるとの説明がありました。  これに対し、委員から、令和元年度の運行業務委託費が8,689万円余に対し、今回の令和年度の単年度で1億円余であり、増額した理由はとの質疑があり、理事者から、現在運行中の2台は3年前からであるが、主力の6台は10年前から運行してきている。10年前と比較すると、労務単価燃料代が大幅に高騰しており、約1.2倍となっている。そのため、現在の運行業者4社から徴取した見積もりを精査し、設計した結果として、今回の債務負担限度額としての要求額となったものであるとの答弁でした。  また、委員から関連して、路線の継続判断はどこかの段階で行わなければならないが、どのような認識であるのかとの質疑があり、理事者から、鯖江地域公共交通再編実施計画計画期間は、基本的に現状維持での形で継続していきたい。この期間中に北陸新幹線という大きな課題を絡めての鯖江市の交通のあり方の中で、コミュニティバスの根本的なあり方、どうするべきなのか、慎重に検討していきたいとの答弁がありました。  続きまして、議案第55号 鯖江印鑑条例の一部改正について。これは住民基本台帳法施行令等が、女性活躍推進の観点から、住民票やマイナンバーカードなどへの旧氏の記載が可能となるよう一部改正されたことにより、印鑑登録証明書においても旧氏を記載するもの。また、性同一性障害性的指向性自認の方々に配慮し、印鑑登録証明書から性別欄を削除するなど、市民サービスの向上を図るものであるとの理事者説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はございませんでした。  以上のような経過を踏まえ採決いたしました結果、議案45号および議案第55号はいずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で総務委員会報告を終わります。
    ○議長(水津達夫君) 次に、産業建設委員長報告を求めます。  産業建設委員長 平岡忠昭君。            〇産業建設委員長平岡忠昭君)登壇 ◎産業建設委員長平岡忠昭君) それでは、産業建設委員会に付託を受けました議案1件について、9月12日に行いました審査の主な概要および結果について御報告申し上げます。  議案第45号 令和年度鯖江一般会計補正予算(第3号)中、第1表 歳入歳出予算補正、歳出、款6農林水産業費、款7商工費、款8土木費について。  まず、農林水産業費についてでありますが、近年、市内のブロッコリー生産量がふえてきたことで、JAたんなんの野菜集出荷場の、出荷の際に必要となる氷をつくる製氷機の能力が不足したため、これを追加で整備するものであるとの説明がありました。それを受けて、委員からは、氷の必要性について質疑があり、製氷機は平成29年度野菜集出荷場整備の際に、先進地を視察し導入を決めたものである。鮮度の落ちやすい作物であるブロッコリーの変色を防ぐなど、鮮度を保つために氷詰め出荷が全国の産地で一般的となっており、鯖江産地としても欠かせないものであるとの答弁でありました。  次に、観光施設管理費めがねまちさばPR看板リニューアル事業についてでありますが、この事業JR鯖江駅前、駅構内南公園球場南側鳥羽ポケットパーク内の4カ所に設置されている看板をリニューアルするものであるとの説明があり、委員からはその目的と効果について質疑がありました。理事者からは、市外の方が鯖江に訪れた際に、ここがめがねのまちであると一目でわかるよう、より分かりやすい看板デザインに一新することで、「めがねまちさばえ」のさらなるPRにつなげたいとの答弁がありました。  これを受け、委員から、以前は鯖江の三大地場産業をPRする看板もあったが、これがなくなった経緯はとの質疑があり、鯖江市の認知度向上のために、鯖江といえば眼鏡フレーム製造の産地であるというイメージを先行させ、その次の段階で他の鯖江の魅力を伝えていくという考えによるものである。実際に県外でのPR活動の際には、「鯖江といえばめがねのまちですね」と話をされる方も多く、そういった中で鯖江市の他の産業や、また、魅力の紹介にもつなげることができているとの答弁がありました。  次に、道路維持補修費幹線道路美化事業についてでありますが、この事業は昨年福井国体の開催に向けて取り組んだ美化活動の継続と集中豪雨冠水対策として、総延長約3キロの路線において、道路排水のための街渠ますに堆積した土砂の除去を行うものであるとの説明に対し、委員から、対象となる路線の選定基準についての質疑がありました。理事者からは、福井国体の際に設定した美化整備重点路線により選定した。その他の路線については日常のパトロールや地元の要望等を鑑み予算内で対応したいとの答弁がありました。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第45号は全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、産業建設委員会報告を終わります。 ○議長(水津達夫君) 次に、教育民生委員長報告を求めます。  教育民生委員長 佐々木一弥君。           〇教育民生委員長佐々木一弥君)登壇 ◎教育民生委員長佐々木一弥君) 教育民生委員会に付託を受けました議案6件につきまして、9月12日に行われました審査の主な概要および結果について御報告を申し上げます。  初めに議案第45号 令和年度鯖江一般会計補正予算(第3号)中、第1表 歳入歳出予算補正、歳出、款3民生費、款10教育費審査についてでありますが、まず、民生費児童福祉費について。10月からの幼児教育保育無償化により、私立保育園については、これまで保育料に含まれていた副食費は園が保護者から実費を徴収することとなり、運営費から除かれるため、減額分として1,620万円となる。私立認定こども園については幼児教育保育無償化後、保育料の収入がなくなることから、副食費実費相当額を差し引き、運営費に2,181万8,000円を加算する。一方、世帯年収360万円未満の子供や同時入所第3子以降の子供については、国の制度により副食費が免除されることになっており、副食費相当額の621万円を運営費に加算するものである。これら3つの合計で1,182万8,000円を計上するものであるとの説明がありました。  これに対し、私立保育園公立保育所も、そしてこども園も、子供がどこへ入所しても無償となることは子供にとっても保護者にとってもよいことである。しかし、現場の保育士の給料には格差があり、保育士の離職も多く、保育行政の質の向上を目指すためにも保育士待遇改善均一化を市独自で検討し、現場や地域の声を取り入れ予算化すべきではないかとの質疑があり、保育士処遇改善負担軽減保育の質の向上については、今年度から新規職員OG保育士が巡回指導する保育指導者巡回事業を開始し、若手職員職場定着を図るとともに、引き続き保育士求人募集を継続し保育士の確保に努めていく。また、来年度からの会計年度任用職員制度への移行による臨時職員処遇改善事務委員の配置、入退園の管理などが可能なICTシステムの導入などによる保育士負担軽減を検討する中で、保育の質の向上を図っていきたいとの答弁がありました。  次に、教育費小学校施設整備費単独について。これは市内12の小学校全てに無線LAN、いわゆるWi−Fiを整備するものであるとの説明があり、これに対し、ITのまち鯖江を掲げる中、今回の補正で学校のIT関係の整備は十分なのか、また、今後の整備計画はあるのかとの質疑があり、無線LAN整備事業については、インターネット環境の整備のため実施し、今回で完了する。小中学校では現在、各教室に電子黒板や教員用タブレットの整備を進めており、今回の事業はその利用環境整備の一環である。今後はパソコン教室の設備の充実などを検討していきたいとの答弁がありました。  続いて、教育費の保健体育費のうち西山公園野球場防球ネット補修工事について。これは先日の台風により、関東地方においてゴルフ場のネットが倒れる被害が生じている。鯖江市内には現在、西山球場、南球場、御幸グラウンドの3カ所に大きなネットが設置されているが、台風時のネットの巻き上げなどは行われているのか、また、近年増加している大きな台風への対策について考えるべき時期が来ているのではないかとの質疑があり、これに対し、3施設のネットはつなぎどめ方式であるため巻き上げは行わない。グラウンドのネットは張った状態で一定の強度で耐えられる基準を満たしていると認識しているが、今後も今回のような規模の台風の発生も想定されるので、千葉県などでの事案に対する知見を踏まえ、風に対する構造的な強度も含め、今後検討していきたいとの答弁がありました。  次に、議案第46号 令和年度鯖江市介護保険事業特別会計予算(第2号)の審査については理事者説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。  次に、議案第56号 鯖江市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についておよび議案第58号 鯖江市幼稚園設置および管理に関する条例の一部改正については、関連があるため一括して審査を行いましたが、理事者説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。  次に、議案第57号 鯖江市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についての審査でありますが、理事者説明を了とし、特段申し上げるべき質疑はありませんでした。  次に、議案第59号 鯖江市文化センター耐震補強工事(建築工事)請負契約の締結についての審査でありますが、災害時の避難所だけでなく、避難時においても地域に開放する地域交流センターとして整備するとの説明だが、これはどういった内容なのか。また、地域のサロンのような使い方をするのであれば、ソファなどの整備がなされるのかとの質疑があり、これに対し、正面玄関を入ったホールまでのスペース、ホワイエについては常時市民が入って休憩できるスペースとしてや、ミニコンサートなどへの貸し切りスペースとしても使用できるよう対応する。また、備品についてはソファやテーブルを別途整備する予定であるとの答弁がありました。さらに、ホール内での車椅子の観覧席については、通常、端のほうや一番上の席が多い。しかし一般の人が観覧する際にはそういった場所を選ぶことは少ない、そういう中、例えば中央の通路あたりに観覧席を設けるなど、車椅子の方が建物内でいろいろな場所に移動できるよう考えてはとの意見があり、これに対し、ホール内の車椅子の観覧席については、現状のままホールの左右の入り口付近を予定しているが、今後、御意見を参考にして検討していきたいとの答弁がありました。  以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、議案第45号、議案第46号、議案第56号から議案第59号までについては、いずれも全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、教育民生委員会報告といたします。 ○議長(水津達夫君) ただいまの各常任委員長報告に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(水津達夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(水津達夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  最初に議案第45号 令和年度鯖江一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。本案に対する各委員長報告はいずれも可決であります。各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(水津達夫君) 起立全員であります。  よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号 令和年度鯖江市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。本案に対する教育民生委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(水津達夫君) 起立全員であります。  よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第55号 鯖江印鑑条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する総務委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(水津達夫君) 起立全員であります。  よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号 鯖江市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(水津達夫君) 起立全員であります。  よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号 鯖江市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(水津達夫君) 起立全員であります。  よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第58号 鯖江市幼稚園設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(水津達夫君) 起立全員であります。  よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号 鯖江市文化センター耐震補強工事(建築工事)請負契約の締結についてを採決いたします。本案に対する教育民生委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                (起 立 全 員) ○議長(水津達夫君) 起立全員であります。  よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。    ………………………………………………………………………………………… △日程第3.議案第60号 鯖江農業委員会委員の任命について ○議長(水津達夫君) 日程第3、議案第60号 鯖江農業委員会委員の任命についてを議題とします。  本件について、地方自治法第117条の規定により、19番 玉邑哲雄君の退場を求めます。              〇19番(玉邑哲雄君)退場 ○議長(水津達夫君) 理事者の提案理由の説明を求めます。  牧野市長。              〇市長(牧野百男君)登壇 ◎市長(牧野百男君) ただいま追加御提案いたしました議案につきまして御説明申し上げます。議案第60号 鯖江農業委員会委員の任命についてでありますが、農業委員会委員の蓑輪昇氏が7月31日をもちまして辞任されましたので、その後任といたしまして玉邑哲雄氏を任命しようとするものであります。  玉邑哲雄氏は人格、識見ともに優れた方であり、適任と考えますので、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水津達夫君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(水津達夫君) ないようでありますので、質疑を終結します。  お諮りいたします。  ただいま議題になっております議案第60号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(水津達夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号については委員会の付託を省略することに決しました。  討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(水津達夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第60号 鯖江農業委員会委員の任命について、本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(水津達夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号は原案のとおり同意することに決しました。  19番、玉邑哲雄君の入場を許可します。              〇19番(玉邑哲雄君)入場    ………………………………………………………………………………………… △日程第4.議員の派遣について ○議長(水津達夫君) 日程第4、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本件につきましては、地方自治法第100条第13項および会議規則第165条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(水津達夫君) 御異議なしと認めます。  よって、配付のとおり派遣することに決しました。  ただいま決しました議員の派遣について、派遣の期間、場所等に変更があった場合の取り扱いについては議長に一任いただきたいと存じます。    ………………………………………………………………………………………… ○議長(水津達夫君) 以上で、今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。  これをもちまして、第421回鯖江市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。                閉会 午前11時45分...