愛南町議会 > 2018-06-22 >
平成30年第2回定例会(第2日 6月22日)

ツイート シェア
  1. 愛南町議会 2018-06-22
    平成30年第2回定例会(第2日 6月22日)


    取得元: 愛南町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    平成30年第2回定例会(第2日 6月22日)            平成30年第2回愛南町議会定例会会議録(第2号)                    招集年月日 平成30年6月22日(金曜)                    招集場所 愛南町役場議場                    開会 6月22日 10時00分宣告 1.議事日程  日程第 1 会議録署名議員の指名  日程第 2 第46号議案 平成30年度愛南町一般会計補正予算(第1号)について  日程第 3 第47号議案 平成30年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計補正予               算(第1号)について  日程第 4 第48号議案 平成30年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)に               ついて  日程第 5 第49号議案 県単独補助土地改良事業(農道)・広見地区の変更につい               て  日程第 6 第50号議案 愛媛県漁業信用基金協会への出資金払戻請求権の放棄につ               いて  日程第 7 第51号議案 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について  日程第 8 発議第 2号 「愛南町」へ高速道路早期延伸を求める意見書について  日程第 9 議員派遣の件  日程第10 閉会中の所管事務調査等申出について
    2.本日の会議に付した事件  議事日程第1から第10 3.出席議員(16名)   1番 金 繁 典 子       2番 石 川 秀 夫   3番 鷹 野 正 志       4番 原 田 達 也   5番 佐々木 史 仁       6番 坂 口 直 樹   7番 山 下 太 三       8番 中 野 光 博   9番 浜 本 元 通      10番 内 倉 長 蔵  11番 宮 下 一 郎      12番 山 下 正 敏  13番 那 須 芳 人      14番 吉 村 直 城  15番 土 居 尚 行      16番 西 口   孝 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者の職氏名    町長          清 水 雅 文    副町長         岡 田 敏 弘    教育長         中 村 維 伯    総務課長        木 原 荘 二    企画財政課長      児 島 秀 之    消防長         若 林 弘 武    会計管理者       本 多 幸 雄    税務課長        浅 海 宏 貴    町民課長        赤 松 邦 彦    農林課長        吉 村 克 己    水産課長        赤 岡 政 典    建設課長        近 田 正 二    商工観光課長      田 中 俊 二    環境衛生課長      嘉喜山   茂    水道課長        金 繁 末 廣    保健福祉課長      浜 田 庄 司    高齢者支援課長     山 田 智 久    学校教育課長      岩 井 正 一    生涯学習課長      清 水 雅 人    防災対策課長      藤 井 裕 久    国保一本松病院事務長  長 田 岩 喜    内海支所長       西 口 源 一    御荘支所長       藤 井   求    一本松支所長      尾 﨑 弘 典    西海支所長       吉 田 潤 一 6.職務のため出席した者の職氏名    事務局長        早 川 和 吉    局長補佐        大間知 伸 一    係長          小 松 一 恵                 午前10時00分 開会 ○議長(宮下一郎) ただいまの出席議員は16名です。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――             ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮下一郎) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、6番、坂口議員と7番、山下太三議員を指名します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第2 第46号議案 平成30年度愛南町一般会計補正予算(第1号)につ                いて ○議長(宮下一郎) 日程第2、第46号議案、平成30年度愛南町一般会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  本案は、提案理由の説明を終えておりますので、これより質疑を受けます。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  鷹野議員。 ○3番(鷹野正志) 25ページ、企画費の結婚・定住促進動画作成委託料、これに263万5,000円予算つけておりますが、その内容とどういった目的なのか、お願いいたします。 ○議長(宮下一郎) 児島企画財政課長。 ○企画財政課長児島秀之) お答えをいたします。  本町はこれまでにも話題になっておりますとおり、未婚率は上昇をしております。直近の国調の調査では、30代前半までの男性は2人に1人、女性は3人に1人という割合で未婚という状況になっております。このような状況を踏まえ、これまでにもやってきておるんですけれども、結婚活動に対する支援については、これからも力を入れていかなければならないと考えております。  その中で、メディアやインターネット、または各種フェアでの会場などで愛南町のことをPRするような、または愛南町で結婚したいというような家族愛等をテーマとしたような動画をつくって、愛南町での結婚についてPRしたいと考えております。  内容につきましては、10分程度の本編の映像を1本、また、ダイジェスト版を動画の時間を変えて4本つくる予定としております。このようなものを予算が許す限り、テレビであったり、また、インターネットホームページ等インターネット、そして松山の銀天街、大街道にありますストリートビジョン、20数カ所のテレビが備わっていると思うんですが、そのようなところで放映をして、愛南町での婚活事業をPRしていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 鷹野議員。 ○3番(鷹野正志) 前回も一般質問にあったように、人口問題、また、愛南町の取り組んでいる子育て支援初め、昨年度から始まった紙おむつ交付事業、そういったことで、少しでも人口減少を歯どめする、またあるいは移住・定住、Iターン・Uターン、そういった新しい事業によりまして、いろいろと新婚等に事業はあるわけであります。  それで、その中にも新婚新生活支援事業ということで、あれは住宅の改築ですとか、また、引っ越し費用、そういった支援もやっているということなんですが、これに対しては実績がなかったということでございます。そこには、やはり理事者側としていい考え方、あるにもかかわらず、ちょっと町民がその辺のアピールというか認識しているか、その辺のいろんな事業、そういったことをですね、やっているよというその広報の場が余りにも少ないから、こういった事業を活用しないんではないかというふうに思っております。  紙おむつに関しては、今年度も増額で当初で組んでおります。そういったことから、この新しい結婚・定住促進動画作成、すごいいい企画だというふうに私も思っておりますが、また、その中にはやっぱり愛南町の特徴、いいとこ、あるいは子育て支援でこういうことをやっているんだというような、そういった愛南町独自のそういった事業を組み入れる必要もあると思うんですが、その辺含めて、もう一度この事業に対する意気込みといいますか、その辺をお聞かせください。 ○議長(宮下一郎) 児島企画財政課長。 ○企画財政課長児島秀之) お答えいたします。  まず初めに、結婚支援住宅改修引っ越し費用の件でございますが、実績が少なかったということで、昨年度は滑り込みで入った1件も含めて昨年度は2件実績がございます。そして、今年度も現在のところ4件相談は受け付けておりますが、まだ申請までは至っておらない状況であります。  鷹野議員御指摘のように、ホームページ等には掲載はしておるんですけれども、住民がよく知らないんではないかということも踏まえて、また今後も広報の方法等については、検討していきたいと考えておりますが、今回のこの動画作成につきましては、これから議会で予算が通りましたら委託会社制作会社と話を詰めていかなければならないんですけれども、今、本課のほうで考えておるのは、結婚とか家族愛とかいうふうなものはいいよねと、愛南町で結婚をしたいよねというふうな家族の触れ合いも含めて、人をテーマとしたような形でPR動画できないかというふうな部分で、一応は考えております。また、その中に当然愛南町の町民の温かさであったり、食であったり、景勝地であったり、入れたらいいんですけど、限りある時間であります。鷹野議員が言われるように、町が今打っておる施策について、どこまでその中で入れていけれるか、今後、また検討をしていきたいと考えます。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 鷹野議員。 ○3番(鷹野正志) もう一点お聞かせください。ページ、29ページ。  コミュニティ助成事業なんですけど、町単独コミュニティ助成補助金が210万ということで、当初500万組んであったと思います。この補正で210万増えた理由、あるいはその内容についてお聞かせください。 ○議長(宮下一郎) 木原総務課長。 ○総務課長(木原荘二) お答えいたします。  従来から宝くじの売り上げ収入を財源として、最高250万円まで、主に祭り用具等の更新あるいは新設等で全額補助を受けるコミュニティ施設整備補助金というのがありました。ただ、全国的にもすごく人気が高くて、愛南町も平成30年度に向けまして3件の申請を行い、1件のみの採択ということで、上段の250万円につきましては、これは中緑地区の唐獅子の頭等の整備費用で予算を組ませていただきました。  そういうことから、町として何とか採択件数が少ないという実態を緩和するために、鷹野議員がおっしゃるように当初予算で5件を想定して500万円の町単独の同事業で1件上限100万円をもとに予算化をさせていただいておりました。  そういうことで、4月に行われました行政協力員総会で新たに町単独コミュニティ助成事業を新設しましたということで募集をしたところ、8件総額710万円の応募がありまして、当初予算の500万円との差額分の210万円を今回補正予算で計上をさせていただいたものであります。  この財源につきましては、合併直後に合併特例債ソフト事業に使用するため積み立てておりました地域活性化基金を全額活用させていただいております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 歳出全般について、質疑ありませんか。  金繁議員。 ○1番(金繁典子) まず25ページ、新婚旅行支援事業補助金についてお伺いします。  新婚旅行の支援を、補助金を出すということなんですけれども、これによって町として得られるものは何でしょうか。愛南町に住む夫婦が、日々安心して暮らせることへの支援のほうが大切だと思うのですけれども、新婚旅行、一過性のもので離婚する場合も多々あります。この新しい事業が目指すものを明確にお知らせください。  そして、新婚旅行、町内を旅行するのでなければ、このお金は全て町外に持ち出されてしまいます。この点についても、地域経済活性化、地域でお金が回る仕組みというのを考えるべきだと思うんですけれども、この点についてもどう考えるかを教えてください。 ○議長(宮下一郎) 児島企画財政課長。 ○企画財政課長児島秀之) お答えいたします。
     新婚旅行支援事業新婚旅行について上限40万円の補助を出すという事業でありますが、これの町として求めるところは、ずばり町の主催する婚活事業への参加者の増加でございます。  まず、婚活事業にどんどん参加をしていただかなければ結婚の機会も少なくなるということで、これからもどんどん婚活事業を打っていきますので、それに参加するための起爆剤としてこの事業を提案をしております。  また、確かに新婚旅行、町内でなければ経済の活性化にならないではないかという御指摘はあろうと思いますが、町内の経済の活性化につきましては、またほかの手だてを考えて、特にこれについては新婚旅行ということで目的をしておりますので、町外に金が落ちても、これについてはやむなしと考えております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 金繁議員。 ○1番(金繁典子) 46ページ、し尿処理補助事業についてお伺いします。  これは、新たにし尿処理施設を5,432万円をかけて建設しようとするものです。3月の議会でこの土地取得200万円について補正予算を組みましたが、今回は事業本体についての補正予算ということだと思います。  で、このし尿処理施設なんですが、現在あるし尿処理施設がわずか2年数か月前、3年足らず前に建てられたとお伺いしました。その当時、建てた当時、この施設は何年使うつもりで建てたんでしょうか。 ○議長(宮下一郎) 嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) この施設につきましては、宇和島広域し尿処理施設が40年の稼働を想定していることから、40年は使用できるということは想定しておりました。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 金繁議員。 ○1番(金繁典子) 40年使うつもりでつくったし尿処理施設が、まだ3年もたたないうちに取り壊し、事務所も取り壊し、また新たに土地を購入してそちらに事務所を建て、施設をつくるということですが、これはこの3年たらずの間に大きな環境変化、事情の変化があったんでしょうか。40年使うつもりでつくったものを3年足らずで使えなくなり、新しいものをつくるというのは、相当の予想外の事情の変化がなければ、新たにまた5,000数百万円も使って建てることについて、住民は納得できないと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(宮下一郎) 嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) この事情につきましては、前回の3月議会でも答弁いたしましたとおりですね、現在、1棟の倉庫ではなかなか業者間の調整がつかないとか、その運搬に業者、1日4回走るということで、なかなか運転手も大変だということであります。  それと、当初からこれも前回も答弁いたしましたけど、できるだけ最初の全く新しい試みでしたので、余計な施設はつくらないという方針でやっておりました。それで、当初から見直しはするつもりで検討して最終的にこういう結果になったということです。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 他に質疑ございませんか。  原田議員。 ○4番(原田達也) 47ページなんですが、下段のほうの経営所得安定対策直接支払推進補助事業、この内容とですね、49ページなんですが、上段の意欲ある愛媛の畜産担い手応援事業、そして同じくそのページの下段のほうの大久保山土地改良事業、この事業の内容について説明をお願いいたします。 ○議長(宮下一郎) 吉村農林課長。 ○農林課長吉村克己) お答えいたします。  まず最初に、経営所得安定対策直接支払推進事業補助金につきましては、今回、産地交付金等の事業の確認等で現場、約6,000筆を毎年確認をしております。そのために、確認をするに当たりまして、今までは紙ベースで確認をしておったのですが、今回につきまして、この249万6,000円でタブレットの3台の購入を考えております。そのタブレットにつきましては、全額国庫補助のほうで賄えるという形になっております。  続きまして、49ページ、意欲ある愛媛の畜産担い手応援事業補助金につきましては、この補助金につきましては県費補助となっております。目的につきましては、愛媛県畜産業の持続発展を支える担い手の確保を図るには、地域の畜産関係が連携し、意欲ある畜産担い手が行う収益向上の実現に向けた取り組みを地域ぐるみで進めることが重要と考えております。  このため、畜産農家を初めとする関係者が連携する畜産クラスター、これはJAが主体となりましたえひめ南畜産クラスター協議会の仕組みを活用し、県内の畜産の担い手収益向上につながる畜産関連施設整備等に対して支援を行い、担い手の確保による地域畜産持続発展と愛媛県の畜産基盤体質強化を図るものということが目的となっております。  今回につきましては、認定農業者の方、1人の方が牛舎の新築を行いたいと、規模拡大ということなんですが、その分につきまして、事業費としまして約4,285万円総事業費ですが、その分で先ほどの事業を活用しまして、県のほうで上限1,500万のうちの3分の1という形で、県のほうで500万の補助、また町といたしましては、畜産えひめ南クラスター協議会の中で、宇和島市、鬼北町、愛南町の中で申し合わせといたしまして、事業費の中の6分の1、250万、今回は250万になりますが、6分の1の補助を出すという形で、750万の補助を牛舎の新築という形で補助を出すという形になっております。  もう一つでありますが、大久保山土地改良事業土地改良補助金につきましては、この補助金につきましては、大久保山土地改良区施設にはなるんですが、法面の崩壊がありましたので、その分の改修事業のための補助金をいただくことと考えております。改修の原因につきましては、平成28年9月、台風16号によりまして、大久保山ダム直下に位置します調整池の山どめ土羽の崩壊及び地山の洗掘がありました。このため、これ以上の崩壊があった場合には調整池が埋没する恐れがありますので、農業用水及び生活用水に支障が生じないために、工事を行うと考えたものであります。  法面の工事概要につきましては、崩壊土羽の復旧が約300平米、水路工が83メートル、幅が3メートルの高さ50センチの水路工事を予定しております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 原田議員。 ○4番(原田達也) 一番最初の経営所得安定対策補助金タブレットの導入ということらしいんですが、今年度、本町及び議会でもタブレットを導入する計画にしておりますが、このタブレットでの併用というのはできないんでしょうか。 ○議長(宮下一郎) 吉村農林課長。 ○農林課長吉村克己) このタブレットにつきましては、直接国からの補助ですので、この用途以外には使用は不可能と考えております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 原田議員、関連かと思って控えておったんですけども、先ほどし尿処理補助金の質問があったんですけども、これ実は3月議会、私、提案いうか質疑いたしました。ところが、事実に反する答弁があって、そして最終日に訂正がありました。その分について、私は質疑を申し上げたんですけども、既に採決された問題だということで、議長は取り上げていただけませんでした。  私は、事実に反する答弁に、それによって採決もなされた。その取り扱いを議長に投げかけた。しかし、議長は取り上げませんでした。それが今回、また補助金いうことで、今回いうか5,400万、あとの分が出とるんですけども、まず1点、これ理事者のほうから私が質問した段階で、吉村直城がごぞごぞ動きよるというような発言が理事者の口から出とるんですけども、その答弁について理事者、言ったと、担当者、副町長、答弁してください。 ○議長(宮下一郎) ちょっと待ってください。  吉村議員、あえてお尋ねをいたします。  ただいまの審議、歳出全般についての予算審議でありますが、何ページを指しておりますか。 ○14番(吉村直城) 45ページの関連ですよ。 ○議長(宮下一郎) 吉村議員、予算の質疑にとどめたいと思いますが、予算審議です。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) そしたら、先ほどの分はまた後ででも結構です。  そしたらですね、この予算の分でこの5,400万、これに絡める土地代の分ですよね、3月議決しましたけども、これはもう金額が出た上で議決しとるんですよね、土地代いうことで。そうでしょう。土地代、話がなかったら、土地代として計上されて、それを議会で議決するわけないじゃないですか。  答弁してください。 ○議長(宮下一郎) 45ページ、し尿処理補助事業に関連する吉村議員の質問に理事者の答弁を求めます。  嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) この土地代及び補助費につきましては、事前に土地所有者とある程度下交渉をしまして、それで補正予算に計上をしております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) それは契約いうことにならんのですか、ある程度下交渉ということは。その前に協議会があったんですよね、協議会にその下交渉がこうこうでこうでいう話は一切ありませんでしたよ。だから、あえて私は質問に踏み込んだんですけども。そやなかったんですか。だから、それがずっと今回、これに尾を引いてきとるわけですよ。で、私はあえて質問しとるんです。 ○議長(宮下一郎) 吉村議員の質問に理事者の答弁を求めます。  嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) その契約ということなんですけど、これにつきましては、通常、確かに言われることも法律にはあります。口約束でも効力は生ずると。しかしながら、通常、土地売買、契約等においては、特約と言われる代金とか引き渡し時期等を定めた契約書により行うことが一般的となっております。  愛南町最終意思決定者は町長であり、職員は契約に関する権限は委任を受けておらず、それで、決済は文書により行うこととなっていることから、町長が意思を決定し、代金引き渡し時期等、必要事項を記載した書面による契約を締結しない限り、契約はできないものと考えております。  このようなことから、今回の契約については、予算成立後に契約を行っております。  以上です。                (発言する者あり) ○議長(宮下一郎) 吉村議員、挙手をもってお願いします。                (発言する者あり) ○議長(宮下一郎) 吉村議員、質問の内容が理事者側に伝わりにくいやもしれません。もう一度発言を許しますので、発言をしてください。  どうぞ。 ○14番(吉村直城) ここで今議長言われたんですけども、議員には回数制限がありますよね。ならばここで休憩動議を出したいんですが。そこで私だけやなくて、納得できるように説明してください。  どうですか、議長。 ○議長(宮下一郎) 吉村議員、まだ発言回数を2回認めますので、発言してください。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 私、何回も言いますように、もう既に議決された問題なんですよね。それは私も重々わかっていますけども、いわゆる事実に反する答弁で、それによって議決を、いわゆる質疑をし、討論はなかったんですけども議決された問題。だから私は、先ほど言いましたように、冒頭言いましたように、議長に投げかけたつもりだったんですけども、最終日の、3月定例議会最終日の初日にですね、初日いうか前半に、冒頭投げかけたつもりだったんですけども、取り上げられませんでした。そして、これで補正が6月にこういう形できとるいうことで、関連で私は申し上げて質問しとるつもりですけども、その辺をもう一回と、それともう一点、これについてですね、理事者、この関連の補助事業あと追加ないんですね。それも答弁してください。 ○議長(宮下一郎) 吉村議員の質問に理事者の答弁を求めます。  嘉喜山環境衛生課長。 ○環境衛生課長(嘉喜山 茂) まず最初に、1点目の件なんですけど、これにつきましては、ちょっと質問の趣旨がよくわからないんですけど、契約については行っております。  それと、関連事業の件ですけど、今後、こういった補助はないものと考えております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) そしたら、答弁が、ありましたいう答弁やった、またこれ何とも言いがたいんですが、議長判断してください。ほんで、かみ合う、かみ合わんという話も出てますけども、だから私が先ほど暫時休憩してわかるように説明してもらえたらという休憩動議も提出させてもらったんですけども、それはそれとして、もう一点、今の次にこう言ったといいました、表現でされましたけど……。 ○議長(宮下一郎) 吉村議員、着席を一度お願いします。  ただいま、吉村議員から休憩の動議が提出をされました。  動議に賛成の方、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(宮下一郎) 会議規則第16条でこの動議は所定の賛成者がありましたので、成立しました。  休憩の動議を議題とし、採決いたします。  お諮りします。  この動議のとおり決することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(宮下一郎) 着席ください。  起立少数であります。  よって、休憩の動議は否決されました。  会議を続けます。  歳出全般について質疑ありませんか。  山下議員。 ○12番(山下正敏) 今の動議は、多分2人以上で成立なんで、これは成立やないんかな。 ○議長(宮下一郎) 動議は成立いたしました。動議に対しての賛否を問うたわけでございます。  会議を続けます。  歳出全般について質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり)
    ○議長(宮下一郎) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 討論なしと認めます。  これより、第46号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(宮下一郎) 着席ください。  起立多数であります。  よって、第46号議案、平成30年度愛南町一般会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第3 第47号議案 平成30年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計補                正予算(第1号)について ○議長(宮下一郎) 日程第3、第47号議案、平成30年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  西口内海支所長。 ○内海支所長(西口源一) 第47号議案、平成30年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計補正予案(第1号)について、提案理由の説明をいたします。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ61万3,000円を増額し、その総額を歳入歳出それぞれ2億4,651万3,000円とするものであります。  それでは、歳出から説明いたしますので89ページをお開きください。  1款1項1目土地取得事業費は、61万3,000円の増額です。人事異動に伴う職員給与費の増額であります。17節公有財産購入費、及び22節補償、補?及び賠償金は契約対象者の変更が発生したことによる予算更正です。  次に、歳入について説明いたしますので、86ページをお開きください。  1款1項1目一般会計繰入金は、一般会計からの繰入金を61万3,000円増額計上です。  以上、第47号議案の説明といたします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(宮下一郎) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 討論なしと認めます。  これより、第47号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(宮下一郎) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第47号議案、平成30年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第4 第48号議案 平成30年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号                )について ○議長(宮下一郎) 日程第4、第48号議案、平成30年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  金繁水道課長。 ○水道課長(金繁末廣) 第48号議案、平成30年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)について、提案説明をいたします。  予算書の1ページをお開きください。  第1条では、総則を定めています。  第2条は、予算第2条に定めた業務の予定量を改めるもので、主要な建設改良事業の既決予定量に711万8,000円を追加して1億1,112万9,000円に改めます。  第3条は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出を補正するもので、収入・支出それぞれ1,380万円追加して、その総額を7億4,880万円とします。  第4条は、予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額のうち、支出を補正するもので、第1款資本的支出の既決予定額に884万6,000円を追加し、その総額を3億5,054万9,000円とします。  これに伴い、収入額が支出額に対して不足する額を2億3,946万2,000円に改め、補?財源を当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,028万7,000円、過年度分損益勘定留保資金2億2,717万5,000円及び減債積立金200万円に改めます。  第5条、予算第6条に定めた議会の議決を経なければ流用できない経費を7,269万4,000円に改めます。第6条は、予算第7条に定めた他会計からの補助金の総額を1億4830万円に改めるものであります。  それでは、収益的収入及び支出の見積基礎により、支出を説明いたしますので、10ページをお開きください。  1款1項1目原水及び浄水費は、職員の人事異動に伴う人件費294万7,000円の増額計上です。2目配水及び給水費は、人件費886万5,000円の減額、4目総係費は1,971万8,000円の増額計上です。人事異動に伴う人件費862万3,000円、研修費3万6,000円及び水利施設整備事業に係る愛媛県への負担金1,105万9,000円であります。  次に、収入を説明いたしますので、9ページをお開きください。  1款2項2目他会計補助金は270万円の減額、3目長期前受け金戻し入れは、無形固定資産にかかる長期前受け金1,650万円の増額計上であります。  続きまして、資本的収入及び支出の見積基礎により、支出を説明しますので、12ページをお開きください。  1款1項1目建設改良費は711万8,000円の増額計上です。委託料は、柏地区国道配水管移設実施設計業務48万6,000円の増額、工事請負費は、高手ポンプ場ポンプ室築造工事512万円及び城辺浄水場No.1ろ過池自動逆洗弁更新工事151万2,000円であります。2目固定資産購入費は、中町浄水場無停電電源装置の更新のため172万8,000円を増額計上しています。  なお、2ページから8ページに、補正予算実施計画書、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表を載せていますので、お目通しをお願いいたします。  以上、第48号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下一郎) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑の方法は、予算書全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 討論なしと認めます。  これより、第48号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(宮下一郎) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第48号議案、平成30年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第5 第49号議案 県単独補助土地改良事業(農道)・広見地区の変更に                ついて ○議長(宮下一郎) 日程第5、第49号議案県単独補助土地改良事業(農道)・広見地区の変更についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  吉村農林課長。 ○農林課長吉村克己) 第49号議案県単独補助土地改良事業(農道)・広見地区の変更について、提案理由の説明をいたします。  本地区は、平成29年度から平成30年度完了予定で県単独補助土地改良事業にて農道新設工事を実施しております。事業内容につきましては、現在受益地水田には農道がなく、耕作等では、田越での営農状況となっておりますので、農道を新たに設置し営農状況の改善を図ることを目的といたしました事業であります。  変更内容といたしましては、裏面事業概要のとおり、事業実施延長につきまして、当初計画230メートルから56メートル減の174メートルへ変更するものであります。  変更理由につきましては、詳細設計に当たり事業費が増額となるため、農道としての利用形態を受益者と協議いたしました変更計画を提案するものであります。  以上の事項から、土地改良法第96条の3第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、第49号議案の提案説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下一郎) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。
                  (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 討論なしと認めます。  これより、第49号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(宮下一郎) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第49号議案県単独補助土地改良事業(農道)・広見地区の変更については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第6 第50号議案 愛媛県漁業信用基金協会への出資金払戻請求権の放棄                について ○議長(宮下一郎) 日程第6、第50号議案、愛媛県漁業信用基金協会への出資金払戻請求権の放棄についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  赤岡水産課長。 ○水産課長(赤岡政典) 第50号議案、愛媛県漁業信用基金協会への出資金払戻請求権の放棄について、提案理由の説明をいたします。  本案は、県内漁業者の金融を円滑にし、経営安定に寄与することを目的に、愛媛県漁業信用基金協会の繰越欠損金を解消するために、本町の出資金を減資し、それに伴い発生する払戻請求権を放棄したく提案するものであります。  漁業を取り巻く状況を説明させていただきます。全国的な漁業情勢は、高齢化による後継者不足や水揚高等の減少を初め、さまざまな問題により厳しさを増しております。  こうした中、将来的にも安定的かつ継続して漁業金融を下支えしていくことを目的に、平成29年4月に全国の19協会が広域合併をし、全国漁業信用基金協会が設立されました。平成31年4月にも二次合併が行われることになっており、収支及び財務状況の悪化が懸念されている愛媛県漁業信用基金におきましても、この合併への参加が必要と考えられています。  しかし、合併には繰越欠損金を持ち込まないこととされており、平成28年度末繰越欠損金の約8億4,000万円が合併参加への阻害要因となっています。  このため、愛媛県漁業信用基金協会は、各自治体を初めとした会員に対し、繰越欠損金解消のための減資及び出資金払戻請求権の放棄を要望しているところです。  本町としても、地域漁業者の経営安定に寄与するため、出資金払戻請求権を放棄したく、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を求めるものです。  それでは、議案をごらんください。  1、放棄する権利の種類は、本町出資金のうち508口、2,540万円に係る払戻請求権です。  2、放棄により利益を受ける者は愛媛県漁業信用基金協会です。  3、放棄の理由は、今、説明したとおりとなっています。  4、放棄の時期は、平成31年3月31日です。  以上、第50号議案の提案説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮下一郎) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  金繁議員。 ○1番(金繁典子) 業界の不振という事情から、この債権を放棄する必要性は一定程度わかります。一方で住民の貴重な税金2,540万円を放棄しなければならないというのは痛恨です。この信用基金協会の経営努力について、具体的に問い合わせなり議論はされましたでしょうか。 ○議長(宮下一郎) 赤岡水産課長。 ○水産課長(赤岡政典) お答えいたします。  基金協会におきましては、今回の繰越欠損金について、真珠貝の大量死であったり、魚価低迷による魚価の経営不振などによる代位弁済の増加により、このような欠損金が発生をしています。  そのことから、平成20年度に経営改善計画、10カ年の経営改善計画を策定し、経営の改善に取り組むとともに、財務基盤の強化に努めてきております。  さらに、今回の繰越欠損金の解消に当たりまして、役員報酬を20%減にしたり、職員給与の削減や管理費の圧縮をしてきております。また、保有する有価証券を売却し、差益を2億400万充当したりをしながら、経営努力を重ねてきております。  そういうことから、今回の各自治体等に対する減資の要望については、仕方ないのかなと考えております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 金繁議員。 ○1番(金繁典子) 一定程度はわかりましたが、私の質問は、経営努力について信用基金協会と具体的に話し合いをされましたかという点です。役員報酬について、20%カットされたということなんですが、平成28年度の決算を見ますと、役員報酬16名いらっしゃいまして、1,296万円支払われています。20%のカットで十分か、16人払う必要があるのか、給与を払っているのは5人です。こういう具体的なことについて、町民の税金を放棄することを100万でも200万でも少なくするために、直接は話し合いをされましたか。 ○議長(宮下一郎) 赤岡水産課長。 ○水産課長(赤岡政典) お答えいたします。  基金協会からは数年前から今回の減資については協議がありまして、説明を何度も受けております。そういった中で、改善計画とかそういった協会の対応について確認をして、今回の減資については各関係機関、出資している関係者ですね、そこらとあわせて納得といいますか、そういった方向で進めるべきであろうということで、今回提案をさせていただいております。  この減資の割合についても、いろいろ討議をしまして、一律でということで減資割合の一律での減資、約32%ですけど、その割合で減資するということで、大方の方向は調整されております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 他に質疑ございませんか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) 32.11%の請求権の放棄ということで、払戻請求権の放棄、いわゆる減資なんですが、減資の場合は出資者一律の減資というのが基本ではないかと思います。最近ではサンパールが9割減資をしたときに、個人株主まで全て9割の減資をしたわけなんですが、今回のこの減資を、請求権の放棄を求めるのは、自治体が中心になっていて、実際、利益を受けられた漁業者であるとか、漁業者個人会員であるとか漁協には求めてないんですよね。それがどういう理由なのか、説明を求めます。 ○議長(宮下一郎) 赤岡水産課長。 ○水産課長(赤岡政典) お答えいたします。  議員言われるとおり、欠損金解消に当たりましては、本来であれば出資責任により出資者全員の負担により減資すべきであると考えます。しかしながら、今回、漁業者等につきましては、現在の欠損金が過去に破綻したものの代位弁済により発生したもので、現在の出資金自体は借り入れの保障をしてもらう場合に出資した額に応じた補償をされるということで、自身の補償を受けるためのものであるということ。そして、それぞれの漁協につきましても、運転資金の借り入れのための保障を受けている組合におきましては、減資により出資、資金繰りが困難となりまして、今回、新聞報道でもされておりますが、県単一漁協への合併協議に深刻な影響を及ぼすのではないかということで、関係者で今回の出資割合、減資割合、減資者の決定に至っております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 土居議員。 ○15番(土居尚行) ちなみに、愛南町内の愛南町以外の出資額というのは幾らになっておるんですか。 ○議長(宮下一郎) 赤岡水産課長。 ○水産課長(赤岡政典) お答えいたします。  今の質問のお答えになるかちょっとはっきりわかりませんが、出資割合としましては、全体の26.2%県を初め市町で出資、そして漁協として17.18%、これは単協と県の漁連とですが、出資いたしております。その他、漁業者が全体の14.64%ですね、その他の法人、加工業者等含めた数では、その他の中で17.96、これには14.64%が含まれますが、出資いたしております。  そして、一番大きい出資者が県の信漁連ですが、そこが38.66%の出資をいたしております。  以上です。 ○議長(宮下一郎) 他に質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 討論なしと認めます。  これより、第50号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(宮下一郎) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第50号議案、愛媛県漁業信用基金協会への出資金払戻請求権の放棄については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第7 第51号議案 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について ○議長(宮下一郎) 日程第7、第51号議案、辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  児島企画財政課長。 ○企画財政課長児島秀之) 第51号議案、辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について、提案理由の説明をいたします。  本案は、辺地に係る公共的施設総合整備計画につきまして、事業内容の変更の必要が生じたため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、議会の議決を求めたく提案するものであります。  それでは、具体的に変更のあった事業内容について説明をいたしますので、議案2ページの次に添付をしております新旧対照表をお開きください。  由良辺地につきまして、その人口を380人に変更し、3、公共施設の整備計画の表中に、小型動力ポンプ・網代の欄を追加、合計の事業費を2,878万2,000円、一般財源も同額とし、そのうち、辺地対策事業債の予定額は2,870万円に変更いたします。  以上、第51号議案の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いをいたします。 ○議長(宮下一郎) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 討論なしと認めます。
     これより、第51号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(宮下一郎) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第51号議案、辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第8 発議第2号 「愛南町」へ高速道路早期延伸を求める意見書につい               て ○議長(宮下一郎) 日程第8、発議第2号、「愛南町」へ高速道路早期延伸を求める意見書についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。  浜本議員。 ○9番(浜本元通) 発議第2号、「愛南町」へ高速道路早期延伸を求める意見書について、上記の意見書を、愛南町議会会議規則第14条の規定により提出する。  平成30年6月22日提出。  提出者、愛南町議会議員、浜本元通、賛成者、愛南町議会議員、石川秀夫、賛成者、愛南町議会議員、鷹野正志、賛成者、愛南町議会議員、原田達也、賛成者、愛南町議会議員、佐々木史仁、賛成者、愛南町議会議員、坂口直樹、賛成者、愛南町議会議員、山下太三、賛成者、愛南町議会議員、中野光博、賛成者、愛南町議会議員、内倉長蔵、賛成者、愛南町議会議員、宮下一郎、賛成者、愛南町議会議員、山下正敏、賛成者、愛南町議会議員、那須芳人、賛成者、愛南町議会議員、吉村直城、賛成者、愛南町議会議員、土居尚行、賛成者、愛南町議会議員、西口孝。  「愛南町」へ高速道路早期延伸を求める意見書  愛南町は、愛媛県の最南端に位置し、地理的、地形的要因により、高速道路を初めとする道路整備がおくれ、産業や経済面での立ちおくれを余儀なくされています。このような中、発生確率が高まる南海トラフ地震発生時には、最大17メートルの大津波が予測され、地盤沈下を伴った長期浸水により、唯一の幹線道路である国道56号の寸断が懸念されています。空港が遠く、鉄道がない愛南町において、災害時などの緊急時に物資輸送を確保するためには、信頼性の高い高速道路ネットワークの構築が急務となっています。  四国横断自動車道、宿毛-内海間の開通により、整備が進められている中村宿毛道路や津島道路とつながり、循環型ネットワークが形成されます。これにより、養殖真鯛や養殖ブリにとどまらず、完全養殖に成功したスマや人工種苗の量産体制の確立に取り組むクロマグロの販路が大幅に拡大し、基幹産業のさらなる発展が期待できます。  また、高速道路ネットワークの整備と相まった地域の豊かな自然や歴史的資源を活かした観光客の受け入れ態勢の強化や、温暖な気候を活かした各種スポーツ大会・合宿を誘致する施設整備等の取り組みにより、交流人口の拡大が望めます。  つきましては、南海トラフ地震に対する備えとして地域防災力を強化し、地域経済活性化を図っていくためには、宿毛-内海間の早期整備が不可欠であることから、ここに次の事項を強く要望します。                    記  1、平成27年度に計画段階評価を進めるための調査箇所に選定され、平成29年度には第2回四国地方小委員会が開催された宿毛-内海間について、今後、迅速な対応により、計画段階評価を早期に完了するとともに、早期の新規事業化を図っていただきたい。  2、宿毛-内海間、愛南町側の概略ルート・構造の検討に当たっては、津波浸水想定区域を回避したルートを検討願いたい。  3、宿毛-内海間の愛南町側のインターチェンジの検討に際しては、平時における地域の産業振興や救急医療の体制強化等はもとより、災害時における避難・救援の活動強化となるなど、各地域の資源を活かせるよう接続性を含め設置位置に十分配慮願いたい。  (1)企業誘致など、地域経済活性化が見込める一本松地区。  (2)地域唯一の第2次救急医療施設である県立南宇和病院が存する城辺地区。  (3)大規模災害時に活動拠点施設としての役割が期待できる御荘地区。  また、防災機能や地域交流機能をあわせ持った休憩施設の設置についても検討してまいりたいので、接続性についても十分配慮願いたい。  4、津島道路、津島岩松IC-内海間については、一日も早い開通に向けた整備促進を図っていただきたい。  5、愛南町の豊かな自然を活かした産業や観光の振興を図っていくためには、高速道路はもとより、その効果を地域の隅々まで波及させる道路の整備を促進するため、道路予算の総額を確保した上で、必要な予算の配分について配慮していただきたい。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成30年6月22日  愛媛県愛南町議会  提出先、国土交通大臣。 ○議長(宮下一郎) 趣旨説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  金繁議員、討論ですか。  金繁議員。 ○議長(宮下一郎) ちょっとお待ちください。議席にお戻りください。  金繁議員、討論、賛成、反対を。 ○1番(金繁典子) 反対の討論をします。 ○議長(宮下一郎) 反対討論を認めます。  賛成者、討論ありませんか。  金繁議員、討論認めます。 ○1番(金繁典子) 「愛南町」へ高速道路早期延伸を求める意見書について、次の理由から反対します。  今回の意見書は、津波浸水想定区域を回避したルートとすること、計画段階評価を早期に完了することとなっています。  しかし、私がさきの3月議会、そして今回、6月議会でも指摘しましたとおり、高速道路は必要と思っている住民の中にも、集落に近接するルートなら要らないとルートへの不安や疑問を持つ住民が多くいます。  ルートについて、住民に説明もせず、その声も聞かないまま住民への生活に大きな影響を及ぼす可能性のあるルートで、早急に計画段階評価を完了するよう求めることは問題だと思います。  道路計画の構想段階において、住民等への積極的な情報提供、透明性の確保とともに、双方向で実質的な対話機会を十分に確保することを定めた国土交通省構想段階における道路計画策定プロセスガイドラインに沿っていないものと考えられます。  討論は以上です。 ○議長(宮下一郎) 金繁議員より反対の討論がありました。  反対の討論はほかにありませんか。  ないようでしたら、賛成討論はありませんか。  山下正敏議員。 ○12番(山下正敏) 私は、賛成の立場で討論をいたします。  この高速道路は、高速道路の要望は、本当に40年、50年も前から愛南町民、ほとんど全員の要望で、長い間積み重ねてきた事実であります。これは、愛南町だけではなくて、国、また四国、愛媛県全体の捉えられる事業であります。  先ほどの反対討論で、高速道路は賛成だがルートが悪い、一部反対、これはそういう議論はありません。総論賛成、各論反対、そういう議論では反対するものではありません。今回、議会としても国土交通省にも要望で行政視察を行うように計画をしております。これは、議会というものは、それまでは合議制でありまして、いろいろな議論構いません。しかし、合議体である以上、決まった以上はその議決を守るのが私は議員としての最低のルール、守る最低のルールだと思います。  以上のルールで、私は賛成の意見とさせていただきます。 ○議長(宮下一郎) 先ほど、私の進行にミスがありました。訂正しておわびします。  反対討論、ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 賛成討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 討論なしと認めます。  これより、発議第2号を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(宮下一郎) 着席ください。  起立多数であります。  よって、発議第2号、「愛南町」へ高速道路早期延伸を求める意見書については、原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。  25分まで、2分間休憩です。書類を配付いたします。               午前11時23分 休憩            ―――――――――――――――――               午前11時25分 再開 ○議長(宮下一郎) 休憩前に引き続き会議を再開します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――               ◎日程第9 議員派遣の件 ○議長(宮下一郎) 日程第9、議員派遣の件を議題とします。  議員派遣の件について、お手元に配付のとおり派遣することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 異議なしと認めます。  よって、議員派遣の件については、お手元に配付しておりますとおり派遣することに決定いたしました。  この際お諮りします。  ただいま決定しました議員派遣の内容につきまして、諸般の事情により変更が生じる場合には、議長に一任を願いたいと思いますが、これに異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 異議なしと認め、そのように決定したいと思います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――         ◎日程第10 閉会中の所管事務調査等申出について ○議長(宮下一郎) 日程第10、閉会中の所管事務調査等申出についてを議題とします。
     各委員長から会議規則第72条の規定によって、お手元に配付しております閉会中の所管事務調査等申出一覧表のとおり申出がありました。  お諮りします。  各委員長からの申出のとおり、議会の運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項は議会運営委員会に、常任委員会及び特別委員会の調査事項については、所管の委員会が閉会中の所管事務調査等を実施することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(宮下一郎) 異議なしと認めます。  よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の所管事務調査等を実施することに決定いたしました。  これで全日程は終了しました。  閉会に当たり、町長より挨拶があります。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 平成30年6月議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  6月15日の開会以来、多数の議案につきまして、慎重なる御審議を賜り、全てに適切な御決定をいただきましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。  今議会におきまして、議員各位からいただきました御意見、御指摘等につきましては、しっかりと受けとめ、今後の町政運営に当たってまいりたいと考えております。  さて、今年も今月3日には、南宇和高校の近畿同窓会でありますあいなん交流会が、また17日には、同じく関東同窓会が開催をされ、ともに出席をさせていただきました。いつもながら、ふるさとを愛する強い思いを持たれた多くの皆様方との交流は、さらなる愛南町づくりに向けての刺激をいただく、貴重な場となっております。先般、完成いたしました、創立110周年記念誌の祝辞にも書かせていただきましたが、両同窓会では、世代を超えた会員各位であるにもかかわらず、宴席になるや東京も大阪も会場は一変、あっという間にふるさと南郡の空気に包まれ、その居心地のよさと一体感には、チーム南高のきずなの強さを痛感するものであります。  さて、先月22日には、千葉県の松戸市議会の政策実行フォーラムから3名の議員が、県との合同庁舎化についてをテーマに視察に見えられました。ちょうど自分も在庁しており、歓迎の挨拶をさせていただきましたが、新庁舎建設に至るまでの経緯を振り返りながら、合同庁舎化の最大のメリットは、平常時の緊密な情報交換はもとより、やはり災害発生時の相互連携による迅速な対応が図れることであるとの話をいたしました。  折しも、今週初めに発生いたしました大阪北部地震により、被災された皆様には心からお見舞いを申し上げます。いつ起こるかわからない南海トラフ地震への備えはもとより、四国地方では5年ぶりに5月の梅雨入りとなり、昨年7月の九州北部豪雨の惨禍も思い起こされるところではありますが、いざというときに公助としての適切な機能が発揮できるよう、引き続き防災力の強化を図っていかなければならないと改めて実感をしているところであります。  また、ただいま議員発議が可決されましたが、愛南町議会として、地域活性化とともに防災、そして医療といったまさに命の道となる高速道路早期延伸について、町民の代表として切なる声を関係機関等に直接届けていただくことは、大きなインパクトがあるものであり、大変心強く意義深いものであると確信をしております。  さて、今年の夏も、全国的に平均気温は高い見込みとの3カ月予報が出ておりますが、海が自慢の愛南町にとりましては、マリンレジャーの最盛期でもあり、地域ごとに開催される夏祭りとともに熱く盛り上がることと思いますが、議員各位におかれましては、何かと体に負担のかかる季節ともなりますので、くれぐれも御自愛をいただき、ますますの御活躍を祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○議長(宮下一郎) これをもって、平成30年第2回愛南町議会定例会を閉会します。             午前11時31分 閉会 上記のとおり会議の次第を記載して、その相違ないこと証するため署名する。        議     長  宮 下 一 郎        会議録署名議員  坂 口 直 樹        会議録署名議員  山 下 太 三...