愛南町議会 > 2010-06-17 >
平成22年第2回定例会(第2日 6月17日)

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  1. 愛南町議会 2010-06-17
    平成22年第2回定例会(第2日 6月17日)


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    平成22年第2回定例会(第2日 6月17日)            平成22年第2回愛南町議会定例会会議録(第2号)                        平成22年6月17日(木)開会 1.議事日程  日程第  1 会議録署名議員の指名  日程第  2 第68号議案 平成22年度愛南町一般会計補正予算(第1号)につい                て  追加日程第1 議長の不信任動議について  日程第  3 第69号議案 平成22年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)について  日程第  4 第70号議案 平成22年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第1号                )について  日程第  5 第71号議案 平成22年度愛南町簡易水道特別会計補正予算(第1号                )について  日程第  6 第72号議案 平成22年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)                について  日程第  7 第73号議案 県単独補助土地改良事業かんがい排水)・上大道地区                の実施について  日程第  8 第74号議案 県単独補助土地改良事業かんがい排水)・瀬戸谷地区                の実施について
     日程第  9 第75号議案 県単独補助土地改良事業かんがい排水)・満倉地区の                実施について  日程第 10 第76号議案 県単独補助土地改良事業かんがい排水)・御在所地区                の実施について  日程第 11 第77号議案 戸籍総合システム機器購入契約について  日程第 12 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について  日程第 13 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について  日程第 14 請願第 2号 「核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書」                採択についての請願について  日程第 15 閉会中の所管事務調査等申出について 2.本日の会議に付した事件  議事日程第1から第15及び追加日程第1 3.出席議員(20名)     1番 佐々木 史 仁 君     2番 草木原 由 幸 君     3番 山 下 太 三 君     4番 中 野 光 博 君     5番 浜 本 元 通 君     6番 宮 下 一 郎 君     7番 山 下 正 敏 君     8番 澤 本   誠 君     9番 那 須 芳 人 君    10番 増 元 久 男 君    11番 脇 田 達 矢 君    12番 飯 田 利 久 君    13番 斎 藤 武 俊 君    14番 畑 田 藤志郎 君    15番 田 口   勝 君    16番 土 居 尚 行 君    17番 西 口   孝 君    18番 浜 田 博 文 君    19番 内 倉 長 蔵 君    20番 吉 村 直 城 君 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者の職氏名    町長          清 水 雅 文 君    副町長         石 川 芳 洋 君    教育長         田 村 茂 雄 君    総務課長        岡 田 敏 弘 君    企画財政課長      那 須 英 治 君    消防長         西 田   茂 君    会計管理者       尾 﨑   弘 君    財産管理課長      中 川 健 一 君    税務課長        楠 木 宇佐美 君    町民課長        浜 田 庄 司 君    農林課長        西 村 信 男 君    水産課長        中 村 維 伯 君    建設課長        岡 野 志 朗 君    商工観光課長      宮 城 辰 彦 君    環境衛生課長      木 原 荘 二 君    水道課長        中 川 治 雄 君    保健福祉課長      児 島 秀 之 君    高齢者支援課長     吉 田 光 男 君    学校教育課長      浜 本 正 恵 君    生涯学習課長      田 原 郁 夫 君    国保一本松病院事務長  田 中 啓一郎 君    内海支所長       金 田 孝 一 君    御荘支所長       吉 田 俊一郎 君    一本松支所長      石 河   浩 君    西海支所長       橋 岡 政 文 君 6.職務のため出席した者の職氏名    事務局長        岡   和三郎 君    係長          鈴 木 洋 文 君    主査          浜 田 晶 子 君                午前10時00分 開会 ○議長(吉村直城君) ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(吉村直城君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、14番、畑田議員と15番、田口議員を指名します。               (「議長」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) もう日程に入りましたので、後にしてください。  審議終了後に。              (「動議です」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 日程に入っておりますので、審議終了後に。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第2 第68号議案 平成22年度愛南町一般会計補正予算(第1号)について ○議長(吉村直城君) 日程第2、第68号議案、平成22年度愛南町一般会計補正予算(第1号)については、提案理由の説明が終わっておりますので、これより質疑を受けます。  質疑の方法は、始めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  那須議員。 ○9番(那須芳人君) それでは、二、三質問をいたします。  まず、21ページの総務費の中の24目住民投票費81万3,000円計上されておりますが、これはせんだっての住民投票条例の否決ということで、自動的に凍結ということになろうかと思います。この部分は次の議会で減額補正されるのかどうか、そう理解してよろしいのかお伺いをいたします。  もう一点は、24ページ、南楽荘費の中の委託料でございますが、測量設計等委託料970万円。それからこれも似たようなもので同じように聞きますが、42ページ一番最後でございますけれども、学校給食費、これは給食センター測量設計等委託料560万円、それぞれ組まれておりますけれども、これの実施計画はいつごろ出て、予算計上されて、着工、完成というその全体のスケジュールがもしおありでしたらお示しをいただきたい。3ヶ月とか半年狂いますよといっても構いませんので、その辺をできましたらお伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(吉村直城君) 石川副町長。 ○副町長(石川芳洋君) それでは、総務費についての御質問からお答えいたします。  那須議員の言われるとおりです。ただ、61号議案、住民投票条例の制定については否決されまして、この61号議案の否決から68号議案の一般会計補正予算(第1号)までの説明までに時間的余裕がなかったために、歳入歳出それぞれ4億6,788万3,000円の追加、それから予算総額の140億9,788万3,000円を原案のまま説明いたしております。  議員の言われるとおり、2款総務費、24目住民投票費81万3,000円は、行使しないとその時点で決めておったんですけれども、次の補正予算減額補正を上程いたしますので、今回の補正予算はこの原案でお許しを願いたいと思っております。 ○議長(吉村直城君) 答弁はだれがしますか。  吉田高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長吉田光男君) 養護老人ホーム南楽荘基本設計の970万円についてですけど、一応、基本設計については予算が決まりましたら早急に取りかかって実施設計込みの今年度中に完成ということでやりたいと思っております。その後、建設については来年度を予定して、23年度以内の完成を目指すということで考えております。  以上でございます。 ○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。 ○学校教育課長(浜本正恵君) お答えいたします。  給食センターにつきましては、前回からこの議会でもいろいろお話が出ております。そういうことで、早急な建設を目指したいと、現在、候補地の検討をいたしております。それの答申が町長に出てその了解を得られた時点で、また議会等に諮っていただきまして、今年度中にこの基本設計を実施したいという考えで、今回の補正予算を計上させていただいております。  以上でございます。 ○議長(吉村直城君) よろしいですか。  那須議員。 ○9番(那須芳人君) 住民投票費の81万3,000円は、今回修正しないでそのままいけるということで理解してよろしいですね。  それでは、同じ21ページなんですが、消防長にお聞きをしたいと存じます。
     防災対策費の中の13節委託料570万円、防災教育教材開発委託料と書かれておりますけれども、私はこれは知らないので、その事業の全体像といったものがありましたらお示しいただきたいのと、それから、歳入のほうでありませんので、全額一般財源だけで賄う必要があるのかどうか。その2点をお聞きをいたします。 ○議長(吉村直城君) 西田消防長。 ○消防長(西田 茂君) ただいまの御質問でございますが、これにつきましては、平成21年3月、愛南町における防災教育の推進に関する協定というのを、愛南町と愛南町教育委員会、そして愛大の防災情報研究センター、それから国土交通省大洲河川国道事務所において協定を結んでおります。  その協定の内容につきましては、愛南町における防災教育の推進について、それぞれの機関がお互いに協力、連携するというものでありまして、その目的達成のために愛南町防災教育連携協力協議会というのをつくっております。さらに細かく事業を進めるために、愛南町防災教育推進懇談会というのをつくっておりますが、今回計上しました事業につきましては、防災教育推進事業の中の一つの事業でありまして、結論から申し上げますと、義務教育の教材となり得る災害体験談集をつくろうと。それとあわせて、ハザードマップを作成しようという、そのためのデータをつくるための委託業務でございます。  財源につきましては、愛媛県で行います新ふるさとづくり総合支援事業、これらの事業額の2分の1、それから補助の限度額が300万円でありますが、昨日、補助金の確定の通知をいただいております。  以上でございます。 ○議長(吉村直城君) 那須議員。 ○9番(那須芳人君) 難しいことをされるのか、半分ぐらいしかわかりませんでしたが、この570万円、この単年度だけで300万円の補助金をいただいて単年度で570万円でやるということで理解してよろしいですか。 ○議長(吉村直城君) 西田消防長。 ○消防長(西田 茂君) 今年度につきましては、一応、570万円ということで、最終的に平成24年度に災害体験談集、これ200ページ程度のものですけれども、これを2,000部、それから、ハザードマップにつきましては、1万3,000部を平成24年度に完成させるということで、22、23、24年度にわたって行うと。総額については、約2,000万円を見込んでおります。  以上でございます。 ○議長(吉村直城君) 那須議員の質疑を終わります。  ほかに御質疑ございませんか。  斎藤議員。 ○13番(斎藤武俊君) 先ほどの南楽荘なんですが、建てかえに対して入所人員の増加ということはできないわけですか。 ○議長(吉村直城君) 吉田高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長吉田光男君) 今現在、検討はしております。それで、検討中ですけど、今現在は70床のうち65人が入所しておりますけど、これをできれば80床まで。まだ県との合議は済んでいないですけど、80床までもっていきたいとは考えております。  以上でございます。 ○議長(吉村直城君) 斎藤議員よろしいですか。  ほかに御質疑ございませんか。  中野議員。 ○4番(中野光博君) 21ページの住民投票費の部分で、一点目の取り扱いについては、ちょっと聞こうと思ったら前の方が聞かれたので確認できたんですが、その部分について、この予算が上がってきたこと自体がちょっと問題ではないかという部分でお伺いします。  反対討論の中でも申し上げたんですが、確認のためにもう一回読み上げさせてもらいますが、自治基本条例の21条の部分、もう一度確認のために読ませてもらいます。  住民の意見表明制度という部分があるんですが、21条です。  町は、町政の基本的な方針その他の重要な事項を定める計画及び条例の立案に当たっては、その案の内容をその他必要な情報を公表し、住民の意見を求めるとともに、その意見に対する町の考え方を公表しなければなりませんとあります。反対討論の中でも申し上げたんですが、この部分で言うと明らかに自治基本条例違反に当たると思われるんですが、町長、副町長、総務課長、この部分に関してどういう解釈をされておるか、認識されておるか見解を伺いたいと思います。 ○議長(吉村直城君) 岡田総務課長。 ○総務課長岡田敏弘君) お答えいたします。  21条にはそのように書いておりますが、その下の22条、住民投票という条文があります。これは、町は、愛南町にかかわる重要事項について、直接住民の意思を確認するため、住民投票の制度を設けることができますというふうに規定されております。  つまり、今回の案件が愛南町にかかわる重要事項であり、直接住民の意思を確認する必要があるというふうに判断いたしましたため、また、今回の庁舎の建築が愛南町全体の住民生活に重大な影響を及ぼすという観点から、住民投票条例を定めたものであります。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 石川副町長。 ○副町長(石川芳洋君) ただいま岡田課長が答えましたように、同意見です。  ただ、21条と22条の関係が、卵が先か鶏が先かという論議になろうかと思います。定義は一緒です。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 清水町長。 ○町長(清水雅文君) お答えいたします。  総務課長が答えたとおりでございます。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 中野議員。 ○4番(中野光博君) これは、自治基本条例はどちらを優先してという話ではなくて、これ全部守れんようなことは上ってないんで、ここの部分に関しては条例を立案するときに、むやみやたらにこれを行使しないようにということで、これは22条はもちろんそうですよ。条例として上げるのは当然結構なわけですが、その前に、まず立案の前に運用する場合において慎重を期していただく。むやみやたらとこういう条例、経費もかかることですから、おもし、縛りのために設けた条例やったように思うんです。だから、これは22条を、条例を上げるのはもっともなことなんですが、21条も踏まえた上でやるべきことという、条例をつくったときのそういう我々認識のように思ったんですが、これは自治基本条例というのは、1条から全部すべてをクリアせんといかんということで、22条あるから21条を無視していいという話とは違うし、これから以降もこういう運用をされるのかどうか、いま一度町長を初め3人、もう一度確認いたしますが、これは条例でありますから、22条はもちろんいいんですが、21条を守らなくていいという話はおかしいんではないですか。 ○議長(吉村直城君) 岡田総務課長。 ○総務課長岡田敏弘君) お答えいたします。  別に21条を守らなくていいという話ではなくて、この案件が愛南町にかかわる重要な事項という解釈、それから、この住民の意志の表明制度ということで規定されております21条は、22条の条例を制定することによってクリアできると、そういう判断です。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 石川副町長。 ○副町長(石川芳洋君) 総務課長の解釈と同じです。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 清水町長。 ○町長(清水雅文君) お答えいたします。  私も全く一緒ですけど、その解釈の仕方によってある程度の違いは出てくるのは、これは当然だと思います。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 中野議員。 ○4番(中野光博君) 今、3人の答弁を聞きますと、えらい見解の相違、認識の違いで、解釈の違いでいつものことであるんですが、反省のかけらも見えませんし、公平公正、それから謙虚さのかけらも見えんのですよね。これは条例だから最低限守って運用していただかないと、だから22条はあくまで当たり前だと言うんですよ。だけどその前に、立案の前に経費もかかることですし、運用を気をつけてくださいという意味でつくった条例、そのような認識をされて本当に残念なのでありますが、いま一度質問いたしますが、今、清水町政、一言申し上げますが、もう開き直りの町政としか言えれんわけですが、いま一度この質問でお願いします。 ○議長(吉村直城君) 清水町長。 ○町長(清水雅文君) お答えいたします。  その質問についても、見解の相違ではないかと思っております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 3人答弁要りますか、中野議員。  石川副町長。 ○副町長(石川芳洋君) 今、おっしゃった町長と一緒です。 ○議長(吉村直城君) 岡田総務課長。 ○総務課長岡田敏弘君) さっきの答弁と同じです。 ○議長(吉村直城君) 以上で中野議員の質疑を終わります。  ほかに御質疑ございませんか。  宮下議員。 ○6番(宮下一郎君) 27ページの4款衛生費、1項保健衛生費、19節の小型合併処理浄化槽設置整備事業補助金について、ちょっとお尋ねします。  PFI浄化槽整備事業の事業開始が22年10月1日に予定しておられるのに、この小型合併層の補助金382万2,000円を計上されたことの意味合いと、このPFIを推進してくのに、相互の重要性の説明を求めます。 ○議長(吉村直城君) 木原環境衛生課長。 ○環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。  今、宮下議員がおっしゃられたとおり、10月からPFI方式によります町営の浄化槽整備を計画しております。ということで、実は当初予算に個人設置型の予算を計上する際に、そういう点を見越して、実際、新設あるいは改造される方が減るのではないかということで、当初、17基分の予算を組んでおりました。そしたら、基本的に新築、改造含めまして、現在既に17基の申請が出てまいりまして、基本的にはあと残り3ヶ月、今までの通年どおり予算が必要になってこようかということで、今回、新築、改造を含めまして15基分の補正予算を計上させていただいたものであります。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 宮下議員。 ○6番(宮下一郎君) 今の説明は、その部分は理解はできるんですが、町がこの10月1日からPFIを推進していくということに、町民が理解されていない結果がこのような早く、半年待てばPFI事業が開始されるという前提の中で待てれないという、このPFIが町民に受け入れられないという結果を感じるんですが、そのような懸念はされておりませんか。 ○議長(吉村直城君) 木原環境衛生課長。 ○環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。  今の宮下議員の質問につきましては、一部、先般議員全員協議会の時にも御説明をさせていただきましたが、現在、公募中でありまして、そのサービスの内容がはっきり決定をしない段階でありますので、PFI事業をしますということの周知がなかなかしにくい部分もございます。その辺、決定しましたらもちろんさせてはいただきますが、業者のほうで10月からこういう事業が始まりますというような説明は新設、改造の場合に十分それぞれ町民の皆様には説明をしていただいておりますので、その辺を踏まえて皆さんが取り組んでいるというような状況ですので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 宮下議員、よろしいですか。  ほかに御質疑ございませんか。  畑田議員。 ○14番(畑田藤志郎君) 30ページの6款農林水産業費の中で、直接予算書には出ていないわけですが、農業委員会の件で御質問いたしたいと思います。  現在、農業委員会では非常に案件が多く、臨時の職員が対応されておるわけですが、いつまで続けられるのか。また、今後も農業委員会、非常に案件も多く上がってくると思います。その中で、事務員を増員されるお考えはあるのかないのか。その点についてお伺いいたします。 ○議長(吉村直城君) 清水町長。 ○町長(清水雅文君) お答えいたします。  その件につきましては、昨日も太田君ですか、私、同級生になるんですけど、前議員からも要望がありまして、その件については前向きに検討するからという返事をしております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 畑田議員。 ○14番(畑田藤志郎君) 太田さんは農業委員会の会長です。  ぜひ、もう一つつけ加えますけれども、昨年の10月に利用権の設定が決定されておったんですが、事務的に非常に忙しいということで、2月まで書類ができてなかったんですよ。本人から私のほうに申請がありまして、どうなっておるんですかというような問い合わせもあったりして、非常に事務処理もおくれているのも現実でございますので、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。 ○議長(吉村直城君) 答弁要りますか。 ○14番(畑田藤志郎君) 答弁要りません。 ○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。  西口議員。 ○17番(西口 孝君) 最初に31ページ、農林水産業費、2項2目19節地域材利用木造住宅建築促進事業補助金500万円とありますが、この地域材、基本的には賛成、非常にいいお考えだと思うんですが、この地域材の定義をどういうふうに考えておられるのか、具体的に大工などとお話をする場合に、材料がこれはどこ産の材料というのが非常に難しいというようなお話なんかも聞くわけですが、そういう点で、どういう目安でこういう地域材、どの範囲を言うとかそういう定義をされておるのかを、まずお伺いしたいと思います。  それから、34ページ、7款1項6目15節の町単観光案内看板設置ですが、これはどういう場所にどういう内容で設置をされるのか、御報告を願いたいと思います。  それからもう一点、38ページ、10款教育費、1項3目諸費、報償金、事業協力員謝礼116万4,000円の内容をお知らせ願います。 ○議長(吉村直城君) 西村農林課長。 ○農林課長(西村信男君) 私のほうからは、地域材の定義についてのお答えをさせていただきます。  今回、木材の需要拡大、木造住宅の建設促進、定住の促進を図るために、町が補助金を出してそういった定住促進、木材の需要拡大を図ろうとしておるところでございまして、地域材の位置づけとしましては、愛南町、鬼北町と西予市、八幡浜市、大洲市と南予の4市5町で生産し加工された木材を地域材として考えておるところでございまして、申請等に当たりましては、その証明書等をつけていただいて申請をしていただくようなことを考えております。  以上です。
    ○議長(吉村直城君) 宮城商工観光課長。 ○商工観光課長(宮城辰彦君) 私のほうから、愛南町観光案内看板設置工事について説明をいたしたいと思います。  高速道路南予延伸、また、今月28日から実施されます一部無料化に伴い、観光客の増加が予想されております。それに伴いまして、愛南町におきまして、愛南町に訪れる観光客に対し、愛南町の観光施設や特産品などをPRするために、宇和島方面からの入り口、また、宿毛方面からの入り口それぞれに観光案内板を設置するものであります。  規模につきましては、高さ4メートル、幅5メートル程度の物を計画いたしております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。 ○学校教育課長(浜本正恵君) お答えいたします。  報償金116万4,000円につきましては、スクールソーシャルワーカー2名の協力員謝礼84万円、スクールガードリーダー1名分32万4,000円でございます。  以上でございます。 ○議長(吉村直城君) 西口議員、よろしいですか。  西口議員。 ○17番(西口 孝君) 地域材の認定に関してですが、南予産の木材を使った場合というふうに受けとめたんですけれども、なかなか愛南町においても、今、製材業もありませんし、ありませんじゃない数少ない中ですし、今すぐ切った材料が、すぐ建築材料として使用できるわけでもありませんので、そういうことでのもちろん地域材使うこととあわせて、もう少し国産材使用、それから町への住宅建築とか大きなくくりでの林業振興、地域振興というふうな観点のお考えを持たれたほうがいいんではないかなというふうに思うわけですけれども、今後、具体的にはどういうふうにされていくのか、一つ研究をしていただきたいと思います。お考えがあればお聞きをしたいと思います。  それから、観光看板ですけれども、2ヶ所ですか、結局。  教育費の諸費の関係、スクールソーシャルワーカーというのは具体的にはどういう仕事をされるんですか。それから、スクールガード何とか言われましたが、そういう具体的な仕事を教えてください。 ○議長(吉村直城君) 西村農林課長。 ○農林課長(西村信男君) お答えいたします。  今回の地域材利用木材住宅につきましては、木材の需要が低迷しておる。また、住宅建設においても少なくなっておるということで、地産地消というか、地域材で木造住宅を建てるということでの、今回の補正をお願いしておるところでございます。大きなくくりでの研究をということでございますが、また、今後検討していきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 宮城商工観光課長。 ○商工観光課長(宮城辰彦君) お答えいたします。  議員の言われるとおり、2ヶ所でございます。 ○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。 ○学校教育課長(浜本正恵君) お答えいたします。  先ほどのスクールソーシャルワーカー、この件でございますが、これはいじめ、不登校、暴力、悩み事、児童虐待、そういうことに関しまして、各学校の子供、保護者、先生方、いろいろな方々の悩み相談を受けると、そのような事業でございます。現在、2名の方をお願いして当たっていただくように考えております。  それから、スクールガードリーダーなんですけれども、これは全国的に学校関係の危機管理の関係で、17年度から始まりまして21年度までの5ヶ年間、県のほうでこの事業を実施してきました。5ヶ年間の事業実施が終わりましたので、今回から各市町におろしますと。そういうことで、国が3分の1、町が3分の1、県が3分の1、3分の1補助の関係で、今回の予算を計上しております。  この仕事につきましては、危機管理、要するに学校関係で危険な場所とか危険なところがあった場合の、その外部からの目で見た指導をしていただくと。この方は、一応、警察OBと警察等と協議いたしまして、人選をして推薦していただき、今までは県のほうで委嘱をしていただいておりました。今回は、まだ要綱等が、現在、参っておりません。こういう事業をするので予算化だけをしてくれということで、先日も県のほうに問い合わせをして細部の要綱についてはまだわかっておりません。  以上であります。 ○議長(吉村直城君) 西口議員、よろしいですか。  宮下議員。 ○6番(宮下一郎君) 先ほど、西口議員からも質問がありましたが、31ページ6款のこの19節地域材利用木造住宅建築促進事業補助金500万についての説明を求めます。  この予算は、町長がスピーディーに予算計上されたことは、私は町長に対して評価をしたいと思っております。ただ、新たにできる補助事業ですが、補助金等検討委員会での協議がなされたのかどうかお伺いをいたします。  それから、去る5月26日でしたか、議員全員協議会で目的などの説明は受けましたが、協議の中でいろんな意見が出て、補助金交付要綱を検討してから後に議会に諮るか、また、ほかの方法をもって議員に知らせるようなニュアンスの課長のお答えがあったかと私は受けとめておるんですが、補助基準の内容が25日に示された資料のままなのか、修正されたものがあるのかどうかお尋ねいたします。  この手順として、担当課でこの要綱案を作成し、町長が認め、施行の指示があれば協議会などには諮らなくてもよいことは承知はしておりますが、5月26日の協議会に出された資料の代案は、この資料ですね、このままでは余りにも不備だと感じます。補助金が資料2の目的に沿って十分に反映され、林業の活性化を図り、関連する産業振興になる制度でなければならないと思っておりますので、細かくちょっと質問させていただきますが、この説明資料の中で床面積が80平方メートルに対して建築基準に満たす構造でおおむね、これはおおむねでいいんですが80平方メートルに対しておおむね何立方メートル木材が使用されるものと概算試算をして予算計上されたのか、どのような試算をして、この500万という数字が出てきたのか説明を求めます。 ○議長(吉村直城君) 西村農林課長。 ○農林課長(西村信男君) お答えいたします。  80平方メートル以上ということなんですけど、この理由といたしましては、誘導居住面積水準という国が示しておるものがございます。それによりますと、一般的な世帯として、2人世帯の場合には75平方メートルの面積になろうかと思いますが、そういったこと、また他の市町の状況等も勘案して、今回80平方メートル以上の木造住宅ということで設定をさせていただいたところでございます。  補助金検討委員会については、諮っておりません。  そして、先般の協議会で説明した内容と以後の検討についてですけれども、補助単価を最高限度50万円を限度としておるということでございまして、再度見直しをさせていただきまして、1立方メートル当たり2万5,000円を考えております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 宮下議員、質疑3回が終わったんですが。 ○6番(宮下一郎君) この件で3回。 ○議長(吉村直城君) 全体でということですので、宮下議員の質疑を終わります。  澤本議員。 ○8番(澤本 誠君) 33ページの商工観光費で、19節の負担金補助及び交付金について、商工観光課長にお尋ねをいたしたいと思います。  当初に、この補助金として180万円が計上されておりますが、今回、新たに一本松祭実行委員会補助金として70万円が計上されております。これは、どういうことでこのような増額な予算が計上されたのか、その点についてまずお伺いいたしたいと思います。 ○議長(吉村直城君) 宮城商工観光課長。 ○商工観光課長(宮城辰彦君) お答えいたします。  当初予算では、昨年同様のイベントとして計画いたいておりました。財源として市町振興助成金80万円と一般財源100万円、計180万円を予算として計上いたしておりました。ことしは5周年記念ということでもありますので、昨年以上の充実を図るイベントとして実施いたしたく、同時進行の形で財源として100%助成の地域活性化センター助成金250万円を充当すべく申請し、4月1日に内示を受けました。その差額70万円を追加計上し、一般財源100万円を減額補正するものであります。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 澤本議員。 ○8番(澤本 誠君) 今の説明では、5年目を迎えると。5周年記念事業ということで説明があったわけですけれども、その面については理解はできますけれども、この事業も平成18年度から開始されて、今回で5年目を迎えておるわけでありますが、当初は合併周辺地区の振興補助金として始めたのが当初の始まりではなかったかと私は記憶しておりますが、その後、19年、20年、21年は、今、課長が申されましたように、補助金と一般財源で180万円を予算計上して執行しておったとこういうふうに記憶しておりますが、ただ、やはり5年たってそういった記念事業というのは、先ほども申しましたように理解できる反面、やはりこの事業について、非常に一地区だけこういったイベントが開催されて、ずっと補助金を出しておるというのはいかがなもんだろうかというような御指摘も、私ども聞いております。  ですから、当初に、当初というのは平成18年なんですけれども、私たちが聞いた範囲では大体3年ぐらいをめどに町の補助金は出して、その後においてはやはり自力でやってもらわなくてはならないように考えておるというふうなことも聞いたことがあるわけであります。  今回のこの補助金は、本当にありがたい制度の補助金であるとは理解しておりますが、他の地区でもこういった活用ができる、割合広範囲に使えるような補助金みたいなので、たくさん他の地区からも、こういう補助金があるんであれば我々のほうにも回してもらいたいというふうな考えを持っておられる方も多いわけでありますが、やはりこれからは、補助金検討委員会等の中でも、やはりこの数字が妥当なものかどうか、いつまでもこの補助金制度を続けていかなという内容の問題であるかどうかというものについて、やはり検討していただきたいというふうな思いがいたしております。それがまず1点であります。  それともう一つは、職員が大変この事業にかかわって、ボランティアなのかあるいは代休制度でやっておられるのかわかりませんが、職員の中からも毎年毎年大変であると、こういうような声も聞いております。そして、また、一部では時間外については超過勤務を支給しておるというふうな話も聞いておりますが、その辺について御答弁を願いたいと思います。 ○議長(吉村直城君) 宮城商工観光課長。 ○商工観光課長(宮城辰彦君) お答えいたします。  検討委員会については、検討委員会が開かれた時に内容について審査をしていただくようにお願いしたいと考えております。  あと、職員の対応でございますが、議員、言われたとおり時間外、それと代休というふうな形で、職員には御迷惑をかけております。  超勤の関係についてなんですけれども、私のほうは事業執行課ではございませんので、内容についてよく把握いたしておりません。もしわかるようであれば、一本松支所長がおりますので、そちらのほうの答弁という形でよろしいでしょうか。 ○議長(吉村直城君) 石河一本松支所長。 ○一本松支所長(石河 浩君) 今の件について、お答えをいたします。  一応、この一本松祭につきましては、びやびや祭りとほかのイベントと同様に、振りかえで対応をさせていただいております。 ○議長(吉村直城君) 澤本議員。 ○8番(澤本 誠君) 私が質問しておるのは。 ○議長(吉村直城君) 澤本議員、これ3回目でいいんですか。 ○8番(澤本 誠君) 今、超過勤務手当の関係について支給しておるかどうかということを聞いておるので、まだ答弁がないですから。 ○一本松支所長(石河 浩君) 私が知っておる範囲では超過勤務はないです。振りかえだけで対応させていただいておると思います。 ○議長(吉村直城君) よろしいですか。  澤本議員。 ○8番(澤本 誠君) はい、よくわかりました。ただ、私は時間外についても支給されておるというふうなことも聞いておりますから、その辺をちょっと確認したわけであります。それでいいです。 ○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。  増元議員。 ○10番(増元久男君) 21ページの15節ですね、工事請負費で直接には関係はないんですけども、行革に取り組んでいく中で、行政機関の簡素化または合理化を図っていくことは大変重要なことであると思っております。これに関係いたしまして、内海支所、内海公民館がDEあい21のほうに移転するということでございますが、移転したために幾らの経費が節減になるのか、大体のところでよろしいですので、その一点だけひとつお答えを願います。 ○議長(吉村直城君) 那須企画財政課長。 ○企画財政課長(那須英治君) 失礼します。  この間まで内海支所長でおりましたので、私のほうからわかっている範囲で答弁をさせてもらいます。  たしか人件費、それから委託料とかそういった関係の分権費合わせまして毎年六百五、六十万円の経費が節減になるというふうに記憶をしております。  以上でございます。 ○議長(吉村直城君)よろしいですか。  ほかに御質疑ございませんか。  脇田議員。 ○11番(脇田達矢君) 41ページの体育施設費について、ちょっとお聞きいたします。  修繕料で54万6,000円と組んでおりますが、これはグラウンドのナイターの修繕料なんでしょうか、ちょっとお聞きいたします。 ○議長(吉村直城君) 田原生涯学習課長。 ○生涯学習課長(田原郁夫君) 今言われたとおり、内海グラウンドの夜間照明の修繕でございます。水銀灯3個と高圧ランプ1個、そして、もう一つ水銀灯1個交換と安定機5台の交換であります。  以上です。 ○議長(吉村直城君) よろしいですか。  脇田議員。 ○11番(脇田達矢君) 今、愛南町でナイターリーグを開催しております。現在使用しておるんですが、やはり大変暗いので、事故があった場合にいけないので、やはりこういうのは早急に取り組んでいただきたいんですが、そういう考えはないでしょうか。 ○議長(吉村直城君) 田原生涯学習課長。 ○生涯学習課長(田原郁夫君) なるべく早く取り組みたいとは思っております。ただ、金額が大きかったので、どうしても補正に計上したのであります。できるだけ早く対応できるように努めたいと思っております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 脇田議員、よろしいですか。  ほかに御質疑ございませんか。  草木原議員。 ○2番(草木原由幸君) 既に同僚議員から質問があった、南楽荘の改築の設計委託料、給食センターの設計委託料についてですが、質疑をいたしましてその答弁を聞きますと、まだ定員も定まっていない、南楽荘におきましては。給食センターにおきましては、どこに移転するかも決まっていない時点で、この予算計上の金額算定はどういうふうな基準に基づいてされたのか伺いたいということと、以前の議会において公共施設建設検討委員会を立ち上げて、これらの施設については検討するというような話を聞いたような覚えがあります。これについてどのような検討がされて、今回に至ったのかということをお聞きしたいと思います。  それともう一点、これも同僚議員の質問にありました、愛南町の自治基本条例についてなんですが、この条例につきましては、この議場におられる方すべて把握され過ぎているぐらい知られていると思うんですが、これは町政の基本理念であり、最高規範であると明記されております。それですが、先ほど中野議員の質問の答弁によりますと、やはり21条が先なのか22条が先なのか、卵が先か鶏が先なのかはっきりしないところがあるような答弁やに受け取りができました。この条例ができた2年後に、住民参画推進条例ですか、この自治基本条例を補完するような条例もできておりまして、その14条に住民の意見表明制度の実施というふうなことで明確に書かれております。これもやはり見解の相違と言われれば理解の仕方もいろいろあるんでしょうが、見解の相違では片づけられる問題ではないと思います。これはやはり、条例の専門家、この条例を創設したときの本当にどういうふうな意味合いを持って創設したのか、そこらあたり、きっちり調べる必要があると思いますが、これにつきまして理事者の考えをお聞きします。 ○議長(吉村直城君) 那須企画財政課長。 ○企画財政課長(那須英治君) お答えをいたします。  予算を二つ上げさせてもらっていますけれども、今回、予算計上するに当たりましてその見積りをコンサルタントのほうから徴集いたしまして、今回、議決をしていただきましたら速やかに契約をさせていただきまして、基本設計等、それぞれの担当課のほうで事業を進めてもらうという段取りで、今回予算計上させていただきました。
     以上でございます。 ○議長(吉村直城君) 岡田総務課長。 ○総務課長岡田敏弘君) お答えいたします。  先ほどの住民の意見表明制度の件ですが、先ほどの中野議員の答弁でもお答えいたしましたように、今回の案件が町の重要事項ということで、この議員が言われるような制定の仕方であれば、住民投票条例を制定したいのですがいかがですかということを聞けということなんでしょうか。そうじゃなくて、今回の場合は、それらも含めて住民投票の条例を制定したと。その中に、この21条の意見表明制度、この先ほどの話がありました想定している部分はヒアリングであったりとかホームページの公開、その部分なんですが、それでは足りないというか、全員に聞きたいということで住民投票を制定したということです。  だから、先ほども言いましたように、この21条の意見表明制度の部分もクリアできているという判断で、住民投票を制定したということです。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 草木原議員。 ○2番(草木原由幸君) 先ほど、建設設計費の関係は、どういう基準をもとにこの金額を出されたのかということをお聞きしたのであって、財政課長が聞かれたことはそれはもう既にわかっておることなんで、その基準をどんなふうにして今の金額が出たのか、どういう基準のもとに見積もりをとったのかという話です。  それと、住民基本条例の関係につきましては、それでもうクリアできておると思って直接住民投票をしたと言われますけど、それちょっと、我々から考えますと乱暴な考えでありますし、それがこの条例に該当するところに合致しておるかどうかというのも、私は疑問に思います。  ですから、もうせんだっての新庁舎建設のこと云々を言っておるんじゃないんですが、今後、運用するに当たって、よくそこらあたり、この条例に合致した運用をしていただかないと、明確に答えれるように、卵が先か鶏が先かわからない部分があるというような答えが出ること自体がおかしいんじゃないですか。ですから、よく研究するとかなんとかの返答がいただければと思うんですが。 ○議長(吉村直城君) 那須企画財政課長。 ○企画財政課長(那須英治君) お答えをいたします。  きのうまでに公共施設の整備検討委員会を4回開催しました。近々、町長のほうには答申という形で出せるというところまでこぎつけてきております。その中で、それぞれの担当課のほうから、大体、例えば南楽荘でしたらこれぐらいの人数でこれぐらいの大きさで、構造はこういう構造にというような形で、担当課のほうから出てきておりますので、その資料をもとにコンサルのほうにお願いして概算で予算計上のための見積りを出してもらったということでございます。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 石川副町長。 ○副町長(石川芳洋君) 草木原議員の御質問にお答えしたいと思います。  今、手元のほうに21条と22条があるんですけれども、21条におきましては町政における公正のことと透明性の向上を図ることを目的として、計画等の作成する過程ということが明記されております。  22条のほうにおきましては、愛南町に携わる重要事項ということで、住民投票をするというような解釈でおりました。卵が先か鶏が先というのは、先ほど条例を見ていない時でしたので、ではなくて明確に住民投票したほうが重要事項であるという解釈に立ちたいと思います。 ○議長(吉村直城君) 草木原議員、設計料のほうはよろしいですか。  草木原議員。 ○2番(草木原由幸君) 課長が言われたのはわかりました。  ただ、先ほどの答弁、転用をどうするかまだ決まっていない。場所をどこにするか決まっていないというような中でのそこの試算はどんなふうにされた。現設を壊すとかそうなってくるとこれは全然違うと思うんですよ。やはり、そこを上手に答えていただきたかったなと思います。  それと、やっぱり自治基本条例につきましては、ここの21条、計画及び条例の立案に当たってはとかいうような文言もあるんですよね。ですから、もっときっちり我々が納得できるような説明をしていただきたい。皆さん、理事者御三方の考えはこうだがって、その考えに私らはちょっと首をかしげるところがあるので、それをしっかりと専門家、上級官庁があるわけなんで、そこらに問い合わせをして、今、言われた御三方の考えで間違いがないのなら、明確に私らにもそういうことだったということを示していただいたらそれでいいわけなんです。 ○議長(吉村直城君) 石川副町長。 ○副町長(石川芳洋君) お答えします。  草木原議員が言われたように、上級機関のほうには今回は問い合わせはしておりません。あくまで町長のほうの重要な事項ということで、解釈を私たちはしております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 一応、3回終わったんですが。 ○2番(草木原由幸君) 問いかけとるのに答えが返ってきていませんので。  ですから、今後もそういうことで運用されるんでしょうか。もう少し専門家なりそういう上級官庁なりに聞かれて、そしてだれも納得できるような説明ができる運用をしていただけるのか、そこらを確認したかったわけです。 ○議長(吉村直城君) それについてどう思いますか。端的に言ってください。  石川副町長。 ○副町長(石川芳洋君) 今回に関しては、町長の決断にこの条例の解釈は間違ってないと判断しております。 ○議長(吉村直城君) 以上で草木原議員の質疑を終わります。  ほかに御質疑ございませんか。  土居議員。 ○16番(土居尚行君) 先ほど同僚議員も言うたんですけど、地域木材の利用という補助金なんですが、木材利用という観点で大変いいことだと思うんですけど、南予の4市5町から産出された原木での確認ということなんですけど、原木は出荷され製材所に行き製品になるわけなんですけど、一つの製材所に南予地域の原木だけということはあり得ないことで、他の地域の原木も入るわけなんですけど、それが製品にされたものが本当に南予産の原木を製材したものなのかどうかという確認はするのかしないのか。もう原木で確認をとったんでいいのか。  また、もしその場合に、そこの確認に、後に不正が発覚したときにどのような対応をせられるのか。  そして、この補助事業なんですけど、いつからの建築物に対して適用を考えているのか。  そして、別のことですけどもう一点、スクールガードリーダーですけど、まだ要綱もできていないということで、まだ人選もそしたらできていないということでしょうか。 ○議長(吉村直城君) 西村農林課長。 ○農林課長(西村信男君) お答えいたします。  原木の確認ということと不正というような話だったと思いますけれども、確認につきましては、補助金の申請等の際に証明書をつけていただくということで考えておるわけですけれども、そういった不正等といった部分については、うちのほうも現在想定をしていなかったところでございますので、それら細かい部分については、今後、検討していきたいというふうに思っております。  いつから適用するのかということでございますが、今回、6月補正で計上させていただいております。決定いただけましたら、補助金の交付要綱を明日にでも公布して、それから実施したいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。 ○学校教育課長(浜本正恵君) お答えいたします。  スクールガードリーダーの件につきましては、先ほどもお答えしましたように、5年間の国の事業で実施いたしまして、今年度、各市町におりてまいりました。そういうことで県のほうの考えといたしましては、引き続きその方にお願いしたらというような話はあります。  ただ、その要綱につきまして、その内容が私ども手元にありません。それから、県のほうにも問い合わせをいたしました。その段階で、まだ国からその要綱がおりてきていないと。私らも内容を見て、大至急送付があり次第こちらのほうに回してくださいというような要望をしております。県の要望としては、引き続きの人選でお願いできるやろかというような下話はありました。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 土居議員。 ○16番(土居尚行君) ここで決定すれば交付を要綱でということなんですけど、私が言っているのは、今、設計段階の家があるとか、これから切り組に入ろうとする家があるとか、それをどこまでさかのぼれるのかということなんですよ。  それと、きょうの段階からの原木の購入しか認めないのか、交付した時からの原木の購入、製品の購入しか認めないのか。これでいきますと、南予地域で出た原木ということですので、これは言えば県外で製材された製品も対象になるということなんでしょうか。  それと、スクールガードリーダー、引き続きということですけど、名前がどの方にお願いするというのが公表できるのであればお願いしたいと思います。 ○議長(吉村直城君) 西村農林課長。 ○農林課長(西村信男君) お答えいたします。  証明書ということで、製材業者からの地域材であるという証明書を考えておるところでございますので、南予地域の製材所といいますのは、社団法人木材協会が証明ができるということでございます。そこでの証明をとっていただいて申請をつけていただくというふうに考えております。  そして、いつからかということでございますが、補助金交付要綱を交付しまして、その日の申請のした日からということで、交付した以降に申請があるものとして考えておるところでございまして、いつから着工した分かということになると、今年度。中には契約した日とか、そういったものが考えられるわけでございます。施主と工務店等が契約した日とか、棟が上がったとか、そういった部分が、今、考えられるんかなというふうに思っておるところでございますので、それらについては、予算をつけていただけましたらすぐに検討して、申請等の要望があれば対応していきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。 ○学校教育課長(浜本正恵君) お答えいたします。  昨年度までは県の事業ということで先ほどお答えしましたが、県のほうに愛南警察署のほうから警察官のOBなど防犯の専門的な方ということで、現在、吉村議長が推薦されて、5年間活動していただいております。  以上であります。 ○議長(吉村直城君) 土居議員。 ○16番(土居尚行君) 農林課長の大変よくわからない答弁を聞いたわけなんですけど、といえば着工と言いますか、今、製品を刻みをかけておるものであっても、その製品について確認書がとれればそれは対象になるというふうに判断していいと、私は課長の答弁の中で解釈したんですが、間違っていればお聞かせ願いたいと思いますのと、先ほど言った県外の製材の部分について、どうも明快な答えがなかったんで、もう一度そこはお聞かせ願いたいと思います。  ちょうど隣の県に合わさっとるこの町なんで、南予産の木材が県外で実は製品にされることは多いんです。梼原とか。大きい物の最近は乾燥施設がないとなかなかその製品が利用できないというのがあって、杉の桁などで乾燥するということになると、梼原の工場とかいうような話もあります。  そこで、南予産の木材を梼原の製材所で加工したものは対象になるのかならないのか明確にそれはしないと、多分これ業者は、大変混乱を来していくのではないかと思います。  それともう一点、先ほど一本松祭の70万円の増額の件で質問がありました。5周年記念ということで、全額補助の予算がとれたのでということで、大変それは喜ばしいことなんですけど、先ほどの質問にもありましたように、これは合併当初の周辺地域、本庁役場がない、設置されない周辺の地域に適用されるという事業であって、1年間の合併のほうでは事業だったんですが、ちょうどたまたま私も地元でありまして、この事業をやりたいということで当時の理事者にお願いを、この申請はできないかというお願いに行きましたら、他の地域からそういう申請が出ていないので、ぜひ、これ本当は1年後のスタートだったんですけど、急遽その年に今年からやってくれと。しかし、条件がございますよと言われました、当時の理事者に。補助金があるというので、地域が努力しないのではいけないし、1年こっきりでやめるのであればやめてくださいということがそのときに強く念を押されまして、そういうことではないし、地域にいる若い者も頑張っていくと。私、これ一本松祭だけに出とるんでこういう形があると思うんですが、これも町長にお聞きしたいんですが、このような形の事業を、今後、各地区でやろうという機運が盛り上がる、それがやっぱりまちづくりに一番大事なことだと思うんですが、そういう機運が盛り上がった時には、こういう事業を他の地域で推し進める考えはありますかどうか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(吉村直城君) 西村農林課長。 ○農林課長(西村信男君) お答えいたします。  証明の関係ですけれども、当初は木材協会が想定しておるわけなんです。農林課としては想定しとったわけですけれども、そういった県外の製材業者が地域材ということになりますが、それも対象としてするということで、理事者も判断をしていただきたいというふうに考えております。それで対応したいというふうに考えます。  証明書の関係、確認時期ですかね、時期につきましては、交付から申請を受けるわけですけれども、証明書がそれ以前の証明であったとしても、対応はできろうかと考えております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 清水町長。 ○町長(清水雅文君) お答えいたします。  私は、今、2回一本松祭に出させてもらいましたが、この一本松祭ができたその趣旨といいますか、聞いておるところでは、松下寿が撤退後地域が大変寂れておると。そういった寂れた地域を元気づけるために、機運を盛り上げるために地域の方々が、有志の方が骨を折ってやっているというように聞いております。こういったお祭り等が他の町村でも機運が盛り上がってきた場合には、私は大いにやるべきだと思っております。活性化のためには絶対必要ですし、今、2回見た中でも雨で日よりは悪かったですけど大変な盛り上がりであったし、地域活性化のためには絶対必要であると思っております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) これで土居議員の質疑を終わります。  ほかに御質疑ございませんか。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  第68号議案、平成22年度愛南町一般会計補正予算(第1号)については、現案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  山下太三議員。 ○3番(山下太三君) 動議を提出いたします。  動議の内容は、吉村議長の不信任動議です。 ○議長(吉村直城君) ただいま、山下太三議員から議長の不信任動議が提出されました。この動議に賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) この動議は、2名以上の賛成者がありますので成立いたしました。  この動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることについて採決をいたします。
     この動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 挙手多数であります。  よって、本動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることは可決されました。  暫時休憩いたします。                午前11時17分 休憩             ―――――――――――――――――                午前11時30分 再開 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――追加日程第1 議長の不信任動議について ○副議長(内倉長蔵君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  追加日程第1、吉村議長の不信任動議についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、吉村議長は退場しております。  趣旨説明を求めます。  山下太三議員。 ○3番(山下太三君) 提案理由の説明を申し上げます。  今年3月8日、平成22年第1回定例会初日に、議長の活動報告が提出されました。それによると、1月29日に香川県三木町議会及びレクザム電子に行政視察に行ったと報告がありました。  そもそも行政視察は、自治法第121条、法第100条第13項、また、愛南町議会会議規則第119条の規定により、「議員を派遣するときは議会の議決でこれを決定する」とあります。  吉村議長は、先般の協議会で会議規則を知っていたと発言しましたが、議会を無視し独断で実施しました。その上、三木町議会には行っておらず、議長交際費で購入し持っていったとされる御荘カキも三木町議会には届いていないことが判明しました。これは行政視察ではありません。平成19年12月25日、全会一致で制定された愛南町の憲法といえる愛南町自治基本条例の第13条には、議員の責務として、「議員は住民の代表者としての自覚を持ち住民の信託にこたえるため、誠実に職務を遂行しなければなりません」と明記されています。愛南町議会が今回の議長の行動を問題なしとするならば、行政の監視役という議会に与えられた責務をみずから放棄するものです。今回のことは住民から監査請求の提出、そして警察への告発という事態に発展しましたが、議長は三木町の駐車場までしか行ってないことを正当化する発言を繰り返し、反省の態度がありません。議会がこの問題にどのような結論を出すのか、住民は注目しております。10日に出された監査報告では、「請求人の請求を認め全額返還の措置を講じること」となっています。愛南町議会の代表で、愛媛県の議長会の会長を務めている吉村議長みずからが法を無視し、公文書に虚偽の報告を行った行為は許されるものではありません。このような議長が議長の席にとどまることを許すことはできません。本来なら自分が起こした不祥事です。みずから議長職を辞任することが議会人として、また、男としてのけじめのつけ方です。理事者には厳しく、身内には甘い議会であっては住民から信頼されません。愛南町議会を町民から信頼され住民の負託にこたえる議会にするため、吉村議長の不信任案を提出いたします。良識ある議員の皆さんの賢明なる御判断を期待して、提案理由の説明といたします。 ○副議長(内倉長蔵君) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○副議長(内倉長蔵君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。  まず始めに、反対討論から認めます。  増元議員。 ○10番(増元久男君) 不信任動議に反対する立場から、討論を行います。  今日、このような事態に至ったことは、まことに残念に思っております。  まず、議長の職務権限とは何かという点から申し上げます。  議長には、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理するほか、議会を代表する等の権限を有しており、具体的な権限は自治法や委員会条例、会議規則等に定められているほか、会議原則その他慣例等によっても認められております。  これを踏まえて、今、問題とされている件について申し上げます。  本町を取り巻く状況は、極めて厳しいものがあります。特に相次ぐ企業の撤退、若者の働く場所が急激に縮小する中、人口の減少に歯どめがかかっておりません。このことについて、議長として常に問題意識を持たれており、今回の(株)レクザムヘの表敬訪問は、誘致企業に対し、一人でも多くのさらなる雇用拡大のお願いであり、議会を代表して行われたものと認識いたしております。  なお、今回の出張手続について疑義が唱えられておりますが、本町の会議規則第119条では議員の派遣が規定されており、これを読み上げますと「自治法第100条第13項により議員を派遣しようとするときは、議会の議決でこれを決定する。ただし、緊急を要する場合は、議長において議員の派遣を決定することができる」となっております。  つまり、議長において、議長たる吉村議員に対して派遣を決定することは、会議規則上、法律上の問題もなく、また、議長の裁量権の範囲内であります。  また、全国町村議会議長会に問い合わせをしたところ、法律上の瑕疵はないとの回答をいただいております。  また、旅費に関しては、確かに本年4月からは規定の改正により実費方式に変更になりましたが、出張した1月の時点では定額旅費方式であり、総務課長も6月4日の議会運営委員会終了後の説明で周知徹底できなかったと認められており、会計管理者においては変更前の旅費支給で対応をしており、任命権者の町長は決済を終えているわけであります。  冒頭申し上げましたように、議長の持つさまざまな権限に基づく今回の行動であり、企業を訪問し、若者等の働く場所、雇用拡大を依頼することは、本町の活性化であります。  また、その議長としてその職務、職責を全うするという、そういう使命に基づいて訪問したわけでございますので、議員各位に置かれましては、町の将来を考えられしっかりと判断されることを願い、本動議への反対討論といたします。  以上。 ○副議長(内倉長蔵君) 次に、賛成討論を認めます。  山下正敏議員。 ○7番(山下正敏君) 私は、賛成の立場で討論をしたいと思います。  詳細については、先ほど山下太三議員が説明をしましたが、本来、議会には議会のルール、会議規則というものがあり、今回の行政視察と称する三木町、レクザムへの訪問は、議会にも諮らずに正規の手続をしていない、議会のルール無視の単独の個人視察であります。どういう目的で、なぜだれにも相談せずに議長一人が視察をしたのか、私は釈然といたしません。  我々議会としては、この点が一番問題であります。非は非と認めて、町民に対して謝罪し責任をとることが、我々町民から選ばれた町民の代表である議員のとるべき姿だと思います。本来、討論とは、町民のために、また、愛南町をよくするために行うものであり、個人のした行動に対して討論をするものではありません。こんな討論は、今回で最後にしたいと思います。  本来の議会の姿を、議会の信頼を取り戻すために、また、開かれた議会にするために、吉村議長の勇気ある決断を期待して賛成討論といたします。  以上。 ○副議長(内倉長蔵君) 反対討論はありませんか。  中野議員。 ○4番(中野光博君) 反対討論をいたします。  どれほどささいな問題であれ、当事者である議長の聞き取り調査をすることもなく、また、特定部署しか知り得ないことも流布され、そして、監査報告提出の前日には結果が町民に流され、余りにも意図されたものではないかと思えるほど不思議なことばかりであります。  賛成する側と全く解釈、見解の相違があります。こういうことが将来の円滑な町政に支障を来すのではないかと危惧するところであります。  よって、議長不信任動議については賛成すべきでないと考え、反対討論といたします。 ○副議長(内倉長蔵君) 賛成討論はありませんか。  那須議員。 ○9番(那須芳人君) 議長の不信任案初めてですので、緊張しておるんでしょうか。えらいことを口走ってしまいましたが、私は、議長不信任案提出の賛同者として賛成の討論をいたします。  先ほど増元議員、反対討論をされましたけれども、問題としているのはレクザム電子への表敬訪問ではありません。三木町への行政視察であります。ですから、このたびの議長による愛南町会議規則を違反する一連の行為と、それを正当化しようとする言動を、間違っていると正々堂々と糾弾できるのか。それとも、一連の違反行為に目をつぶり、議長をかばうのか、今まさに議員一人一人の良識を問われているのでありまして、それを町民は、今、かたずをのんで見ております。  議員がチェックする対象は、理事者側だけではなく、議会に対しても同様であることは言うまでもありません。住民の負託を受けている我々議員は、議員の不祥事に対しては特に厳しくチェックすべきであり、その義務を忘れてしまっては決してならないわけであります。仲間意識の中でかばい立てするかのような言動は、支援をしていただいた支持者への背信であります。  私ども議員は、悪いことははっきり悪いと言えるようでなければ、バッジをつけて議会で幾らいいことを発言しようとも、それは説得力のないむなしいつぶやきとしかとらえられません。それは、支援者から負託を受けた議員の姿でないことは言うまでもないことであります。  また、今回は不信任案を提出していませんけれども、内倉副議長も動議的責任はあります。副議長は、議長の女房役であります。当然、議長の活動予定は把握しているべきであります。事前に議長のいわゆる行政視察らしき行為を知らないでいたとすれば、それは副議長の職務放棄であり、知りながら違法行為を助言しなかったとすれば、それは職責放棄であると言えます。懸命なる判断を御自身でされることを望みます。  以上、私は町民の信頼を取り戻すために不信任案に賛成をいたします。 ○副議長(内倉長蔵君) 反対討論、他にありませんか。  賛成討論はございませんか。  土居議員。 ○16番(土居尚行君) 賛成の立場で討論いたします。  先ほど、議長のこれは職務権限の範囲だというような反対討論がございましたが、議長の職務を正当に遂行しようとすれば、レクザム電子へ訪問して雇用のお願いをするということは、議長一人でなく、副議長、そして所管の産業建設委員会、それなどにお願いをしょうし、一緒に議会へ諮って訪問しませんかというのが議長が権限をより以上に発揮する行動でありますし、三木町の町議会の会議規則を、また会議の議会の運営を勉強しようというのであれば、同じく副議長、そして他の委員会の委員長など同行し、ともに勉強しようではないか議会に諮ってというのが、本来の議長が持っている権限であります。  また、レクザム電子への雇用のお願いをしたことは、町のために大変いいという討論がございましたが、今回の報告書をごらんになられたのか。レクザム電子で雇用のお願いをしたという雇用の雇の字も載っていませんよ。報告書にないものを後で口で言ったから確認せよと言っても、どうして確認するんですか。規則というのは守られるために制定しているのでありまして、破るために制定しているのではありません。  このように議長が、また、議員が権限を行使してはいけないために会議規則というものは制定されているんであります。議長とは、率先して規則を守り指導していく立場です。今回の問題の発端は、会議規則を知りながら議会を無視し、勝手な行動をした、ただその一点です。しかも、自分は駐車場までしか行かず、事務局長だけ訪問させて行政視察をしたと議会へ虚偽の報告をし、出張旅費を受け取った行為は断じて許されるものではありません。  幾ら本人が見解の相違だと弁明しても、三木町議会は行政視察を受けた事実はないと回答をしております。町長が同じような行動をとったときに、議会は許すことができますか。  議長は、就任のあいさつで、公平無私、公のために自分をなくすという言葉を使いましたが、今は公のために自分をなくすという無私ではなく、議会無視、住民無視になっております。  今、愛南町議会が町内外からどのような目で見られているか、言うまでもないと思います。愛南町民の議会に対する信頼を失墜させた吉村議長の責任を、強く追求しなければなりません。  以上の理由で賛成討論といたします。 ○副議長(内倉長蔵君) 他に討論ございませんか。  討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  追加日程第1、吉村議長の不信任動議については、現案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○副議長(内倉長蔵君) 挙手少数であります。  よって、本案は否決されました。  暫時休憩します。                午前11時53分 休憩             ―――――――――――――――――                午後 1時30分 再開 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第3 第69号議案 平成22年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について ○議長(吉村直城君) 休憩を解き再開いたします。  日程第3、第69号議案、平成22年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  浜田町民課長。 ○町民課長(浜田庄司君) 第69号議案、平成22年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ153万3,000円を追加し、その総額を36億2,353万3,000円とするものであります。  それでは、事項別明細書によりまして歳出から説明いたしますので、13ページをお開き願います。  1款総務費、1項総務管理費の1目一般管理費、国保システムの改修委託料153万3,000円であります。システム改修の内容につきましては、企業の倒産やリストラなど勤め先の都合で離職を余儀なくされ、新しい仕事を探している方の国保税軽減措置に対応するためのシステム改修であります。  保険税は前年度所得で算定されるため、収入がなくなる失業者の負担が重くなる問題が指摘されていましたが、地方税法の改正等により、今年度からは前年の給与所得を100分の30とみなして算定することにより、保険税が大幅に軽減されることになります。  次に、歳入について説明をいたしますので、11ページをお開き願います。  10款繰越金に、前年度繰越金153万3,000円を計上しております。このシステム改修に係る経費につきましては、国費(特別調整交付金)のほうで一部賄われる予定でありますか、まだ確定しておりませんので、確定次第、財源更正をしたいと考えております。
     以上が第69号議案の概要であります。よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  第69号議案、平成22年度愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第4 第70号議案 平成22年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第1号)について ○議長(吉村直城君) 日程第4、第70号議案、平成22年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  吉田高齢者支援課長。 ○高齢者支援課長吉田光男君) 第70号議案、平成22年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ431万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億2,731万1,000円とするものであります。  それでは、事項別明細書によりまして歳出から御説明いたしますので、13ページをお開きください。  1款総務費、1項総務管理費は、職員の人事異動による1名増員と職員共済組合負担金の改定に伴うものでありまして、給料等の人件費420万1,000円を追加計上しています。  5款地域支援事業費、2項包括的支援事業・任意事業費も、職員共済組合負担金の改定により共済費を11万円増額するものであります。  次に、歳入について御説明いたしますので、11ページをお開きください。  7款繰入金、1項一般会計繰入金は、人件費の変動に伴う一般事務費431万1,000円を追加計上しております。  以上が第70号議案の提案理由の概要でございます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  第70号議案、平成22年度愛南町介護保険特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第5 第71号議案 平成22年度愛南町簡易水道特別会計補正予算(第1号)について ○議長(吉村直城君) 日程第5、第71号議案、平成22年度愛南町簡易水道特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  中川水道課長。 ○水道課長(中川治雄君) 第71号議案、平成22年度愛南町簡易水道特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明をいたします。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ199万5,000円を追加して、その総額を3億2,749万5,000円とします。  それでは、事項別明細書により歳出から説明いたしますので、13ページをお開きください。  2款事業費、1項1目維持修繕費に199万5,000円追加します。これは、内海・一本松地区の浄水場の水質計器の内蔵部品等の摩耗により、それらの部品の取りかえ修繕等を実施するものです。  続きまして歳入を説明しますので、11ページをお開きください。  7款繰入金、1項1目一般会計繰入金に33万3,000円を追加します。  次に、9款諸収入、11項1目雑入に166万2,000円の追加です。これは、内海地区町道脇田2号線橋梁改修工事に伴う水道管移設補償費です。平成21年度に工事発注して22年度に一部を繰り越しして完了した工事で、全体補償費847万7,000円から、その繰越分に係る681万5,000円を差し引いた額を計上しています。  以上、第71号議案の提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  第71号議案、平成22年度愛南町簡易水道特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 挙手多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第6 第72号議案 平成22年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)について ○議長(吉村直城君) 日程第6、第72号議案、平成22年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  中川水道課長。 ○水道課長(中川治雄君) 第72号議案、平成22年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明をいたします。  予算書の1ページをお開きください。  第2条、業務の予定量は、主な建設改良事業、既決予定量に1億7,375万3,000円を追加して2億4,631万3,000円に改めます。  第3条、3条予算で定めた収益的収入及び支出を補正します。内容は、収入第1款水道事業収益、支出第1款水道事業費用それぞれ507万4,000円追加して、4億8,478万6,000円とします。  次に、第4条、4条予算で定めた資本的収入及び支出を補正するもので、収入第1款資本的収入、既決予定額に1億4,680万円追加して、2億1,157万8,000円に、また、支出第1款資本的支出、既決予定額に1億7,375万3,000円追加して、3億8,543万7,000円とします。  なお、4条予算は、支出に対し収入の不足分が当初予算の1億4,690万6,000円から1億7,385万9,000円に変更になりますので、当年度資本的収支調整額931万9,000円、過年度分損益勘定留保資金1,856万4,000円、当年度分損益勘定留保資金1億4,597万6,000円で補てんするように改めます。  次に、第5条企業債は、起債の目的、上水道老朽管更新事業、限度額5,500万円を4,340万円に改め、今回、緊急遮断弁設置事業を追加して、限度額5,160万円とします。起債の方法、利率、償還の方法はお目通しください。  次に、第6条、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費、既決予定額に31万6,000円追加して6,782万6,000円とします。  次に、第7条、他会計からの補助金は、当初予算の8,931万7,000円から9,439万1,000円に変更になるため、その内訳を収益的収入8,767万4,000円に、資本的収入671万7,000円に改めます。  それでは、補正予算の内容について収益的収入及び支出の見積基礎により、支出から説明をいたします。  19ページをお開きください。  1款水道事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費、同じく2目配水及び給水費、同じく4目総係費それぞれの法定福利費は、職員共済組合負担金の率の改定による予算更正です。また、2目配水及び給水費、4目総係費の給与費については、人事異動による予算更正です。  次に、4目総係費負担金に475万8,000円を追加します。内訳は退職手当調整額分の負担金100万2,000円、県営で実施する大久保山地区基幹水利ストックマネジメント事業負担金375万6,000円です。  続きまして、収入について説明します。18ページです。
     1款水道事業収益、2項営業外収益、2目他会計補助金507万4,000円の追加です。  続きまして、資本的収入及び支出の見積基礎により支出から説明をいたします。21ページをお開きください。  1款資本的支出、1項1目建設改良費、既決予定額に1億7,375万3,000円追加して2億4,631万3,000円とします。そのうち委託料は637万1,000円の計上です。内訳は、緊急遮断弁設置工事に伴う進入道路の登記業務委託料252万8,000円、町道改良等に伴う老朽管更新事業実施設計業務委託料384万3,000円です。工事請負費は1億6,738万2,000円の計上です。内訳は、国庫補助事業の採択を受けて実施します緊急遮断弁設置事業1億4,400万円、町単独事業で実施します老朽管更新事業2,338万2,000円です。  続きまして、収入について説明をいたします。20ページです。  1款資本的収入、1項1目企業債は既決予定額に4,000万円の追加で合計9,500万円です。内訳は上水道老朽管更新事業1,160万円を出資金に振りかえるため1,160万円の減額、緊急遮断弁設置事業5,160万円の計上です。  同じく3項補助金、1目国庫補助金は緊急遮断弁設置事業費補助金4,080万円の計上です。  同じく6項1目出資金は6,600万円の追加です。内訳は、老朽管更新事業として上水道事業債からの振替分1,160万円を含む1,440万円、緊急遮断弁設置事業として5,160万円の計上です。  なお、7ページから8ページに補正予算実施計画書、9ページに資金計画書、10ページから15ページには給与費明細書、16ページから17ページには予定貸借対照表を載せていますのでお目通しください。  以上、第72号議案の提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑の方法は、予算書全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  第72号議案、平成22年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第 7 第73号議案 県単独補助土地改良事業かんがい排水)・上大道地区の実施について  日程第 8 第74号議案 県単独補助土地改良事業かんがい排水)・瀬戸谷地区の実施について  日程第 9 第75号議案 県単独補助土地改良事業かんがい排水)・満倉地区の実施について  日程第10 第76号議案 県単独補助土地改良事業かんがい排水)・御在所地区の実施について ○議長(吉村直城君) お諮りします。  この際、日程第7、第73号議案、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・上大道地区の実施についてから、日程第10、第76号議案、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・御在所地区の実施についてまでの4議案について、続けて提案理由の説明をしたいが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 異議なしと認めます。  これより直ちに議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  西村農林課長。 ○農林課長(西村信男君) ただいま一括上程の許可をいただきました、第73号議案から第76号議案について、提案理由の御説明をさせていただきます。  この事業は、国庫補助事業に採択されない比較的小規模な土地改良事業について、農業経営を合理化し、生産性を向上させるため、県単独補助土地改良事業により実施するものでございます。  本事業の実施に当たりましては、土地改良法第96条の2第2項におきまして、都道府県知事に協議をするには、あらかじめ当該市町村の議会の議決を経て事業計画の概要などを公告する必要があり、議会の議決をいただきたく提案するものであります。  それでは、事業の概要を御説明いたしますので、始めに第73号議案をごらんください。  事業名は、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・上大道地区であります。  事業実施位置につきましては、裏面の図面をごらんください。  上大道池から北へ向かう水路で、図面の赤い部分が施工箇所であり、起点は上大道609番地先から、終点は上大道606番地先まででございます。  現況はコンクリート三方張水路ですが、老朽により破損が著しくて漏水が多く支障を来している状態にあります。工事内容としては、現場打コンクリート水路、延長100メートルを計画しております。  工期は、平成22年8月から平成23年1月まで、事業費は380万円を予定しております。  なお、受益面積は1.3ヘクタール、受益戸数は6戸であります。  次に、第74号議案の概要を御説明いたします。  事業名は、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・瀬戸谷地区でございます。  事業実施位置につきましては、裏面の図面をごらんください。  瀬戸谷池から南へ向かう水路で、図面の赤い部分が施工箇所であり、起点は城辺乙208番2地先から、終点は城辺乙216番1地先まででございます。  現況は土水路であり、老朽による漏水が多く維持管理に多大な労力を費やしている状態であり、工事内容としては、延長220メートルを既製品の角フリューム延長180メートルと、ヒューム管延長40メートルによる水路を計画しております。  工期は、平成22年8月から平成23年1月まで、事業費は390万円を予定しております。  なお、受益面積は1.2ヘクタール、受益戸数は8戸であります。  次に、第75号議案の概要を御説明いたします。  事業名は、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・満倉地区でございます。  事業実施位置については、裏面の図面をごらんください。  惣川から南へ向かう水路で、図面の赤い部分が施工箇所であります。起点は満倉2159番地先から、終点は満倉2190番地先まででございます。  現況はコンクリート水路でありますが、老朽化による漏水が多く維持管理に多大な労力を費やしている状態であります。工事内容としましては、延長520メートルを既製品のベンチフリュームによる水路を計画しております。  工期は、平成22年8月から平成23年1月まで、事業費は730万円を予定しております。  なお、受益面積は3.7ヘクタールで、受益戸数は15戸でございます。  最後に、第76号議案の概要を御説明いたします。  事業名は、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・御在所地区であります。  事業実施位置につきましては、裏面をごらんください。  県道篠山公園線から東側、篠川へ向かうA水路、B水路で、図面の赤い部分が施工箇所であります。A水路の起点は、正木2570番1地先から、終点は正木2579番地先までで、B水路の起点は、正木2557番1地先から、終点は正木2567番1地先までであります。  現況はいずれもコンクリート水路でありますが、老朽化による漏水が多く維持管理に多大な労力を費やしている状態であります。工事内容としましては、A水路は延長230メートルを既製品のベンチフリュームによる水路、B水路は延長170メートルを既製の角フリュームによる水路を計画しております。  工期は、平成22年8月から平成23年1月まで、事業費は450万円を予定しております。  なお、受益面積は4.5ヘクタール、受益戸数は15戸であります。  以上、第73号議案から第76号議案の提案説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いいたします。 ○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。  これより、第73号議案、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・上大道地区の実施についての質疑を受けます。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  第73号議案、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・上大道地区の実施については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 挙手多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、第74号議案、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・瀬戸谷地区の実施についての質疑を受けます。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  第74号議案、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・瀬戸谷地区の実施については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。
     次に、第75号議案、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・満倉地区の実施についての質疑を受けます。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  第75号議案、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・満倉地区の実施については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、第76号議案、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・御在所地区の実施についての質疑を受けます。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  第76号議案、県単独補助土地改良事業かんがい排水)・御在所地区の実施については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第11 第77号議案 戸籍総合システム機器購入契約について ○議長(吉村直城君) 日程第11、第77号議案、戸籍総合システム機器購入契約についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  浜田町民課長。 ○町民課長(浜田庄司君) 第77号議案、戸籍総合システム機器購入契約について提案理由の説明をさせていただきます。  本町の戸籍総合システムは、合併前の平成15年11月に旧5町村で導入したもので、現在、導入後6年半を経過しております。ハードウエアの法定耐用年数は、サーバが5年、端末が4年でありますので、保守部品の供給停止等により、故障時に復旧できない恐れもあり、戸籍ネット全体の安定運用や十分なセキュリティーを確保するため、ハードウエア・機器の更新を行うものであります。  現システムのソフトウエアにつきましては、全国自治体の約6割が採用するものであり、信頼性に優れ運用サポートも充実しておりますので、現段階で変更の必要性はないと考えております。  また、経費の面からも、他のソフトウエアに変更した場合には、多額のデータ変換・データ移行経費等が発生いたしますので、本町総合電算システムのリプレイスと同様に、既存のソフトウエアを継続使用して、ハードウエアのみを更新することで、可能な限りリプレイス経費の抑制に努めるものであります。  裏面をごらんください。今回、更新を行う戸籍システムの機器であります。上段が現況で下段が更新後でございます。  本庁電算室にサーバ一式、そして、本庁町民課と各支所に合わせて端末が10台、プリンターが5台であります。  これまで、サーバと端末間で戸籍データの送受信を行っておりましたが、今回の機器更新とあわせて、アプリケーションサーバを新たに設置して、そのサーバに端末の機能を集約することで、端末のコスト削減とネットワークセキュリティーのさらなる強化を図っております。  本事業の実施に当たりましては、同一的な情報を有しております既存の住民基本台帳システムとのデータ連携が必要となります。また、先ほど説明申し上げましたように、既存ソフトウエアの継続使用を伴うため、ソフトウエアの保守業者以外の業者から機器の購入を行った場合、一つのシステムで、ハードとソフトの保守業者が異なる状況となり、システムに不都合が生じたとき迅速に故障原因の特定ができず、サービス停止という最悪の事態を招く懸念があります。  以上の理由から、入札審査会での審査・承認を受け、既存の戸籍及び住民基本台帳システムの構造・機能等にも精通し、今年度、本システムのソフトウエア保守管理を行っている同一業者との契約により、本事業を行おうとするものであります。  議案書、表のほうをごらんください。  この事業の予定価格が700万円を超えておりますので、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定によりまして、議会の議決をいただきたく提案するものであります。  契約の内容につきましては、1の契約の目的は、戸籍総合システム機器購入で、2の契約方法は、随意による契約であります。3の契約額は、1,900万5,000円で、4の契約の相手方は、宇和島市錦町3番22号、(株)デンケン、代表取締役社長、廣瀬了であります。  納期につきましては、議会議決の日から、平成22年11月30日までとしております。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  御質疑ございませんか。  那須議員。 ○9番(那須芳人君) これのリプレイスの中でまた同一業者と、ハードは富士ゼロックスですね。富士ゼロックス、今までのとおりですね。 ○議長(吉村直城君) 浜田町民課長。 ○町民課長(浜田庄司君) お答えします。  メーカーについては今までと同じであります。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 那須議員。 ○9番(那須芳人君) それで、全国で60%のシェアを持っていると言われましたけれど、愛媛県の20市町の中では30%のシェアでありますね。前も私、聞きましたけどれども、保守業務委託もあわせてのことでありましたら、以前に故障した場合にすぐに来れなかったという輝かしい実績も持っているところでありますので、私は、果たしてどうなのかなというふうに思いますが、本契約に当たって、入札業者は何業者入られたんでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(吉村直城君) 浜田町民課長。 ○町民課長(浜田庄司君) お答えいたします。  先ほど、説明させていただきましたように、本システムの保守を行っております業者に委託するということで、(株)デンケン1社でございます。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 那須議員。 ○9番(那須芳人君) 随意契約ということですからそうなんでしょうけれども、果たしてそれでよかったのか。経費は一度見直しでして、今のままで本当にいいのか、新たに変えたほうがいいのかという部分は、私は再度検証する必要があると思いますよ。近隣のほかの市町でもやっているわけですから、それは何か経費的にメリットがあるのか、あるいはサービスでメリットがあるのか、いろんな理由があると思いますけれども、実際、愛媛県の中でも愛媛県以外でもやっているんですから。やっぱり、今のままでこのデンケンを使ったほうがいいという絶対的なものがあるのか、それともほかにリプレイスを見直しをして比べた結果、やっぱりデンケンがいいというのか、どちらなんでしょうかね。やったんですかね。 ○議長(吉村直城君) 浜田町民課長。 ○町民課長(浜田庄司君) ほかとの比較というのは特に行っておりません。今回の業者の選定に当たりましては、先ほど説明させていただきましたように、一応、同一業者、ソフトの保守をしている業者との契約というのが一番コスト的に抑制できるということで選定をしております。  そして、ほかの市町の状況でございますが、南予近隣でも、今回、うちと同じような形で戸籍の関係でもハードの耐用年数が切れるという状況になっておりまして、私のほうで確認したところでは、ほぼうちと同じような方法でリプレイスを行っております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 那須議員、よろしいですか。  浜田議員。 ○18番(浜田博文君) 課長、先ほど信頼にすぐれたといわれましたけど、どこでそういうふうに契約の相手方に物すごく信頼をされたのか、ちょっとそこをお答え願います。 ○議長(吉村直城君) 浜田町民課長。 ○町民課長(浜田庄司君) 先ほど、私のほうから信頼があるという説明をさせていただきましたのは、戸籍システムのソフトウエアのほうでございます。先ほど、那須議員のほうからもありましたけれども、今のゼロックスのシステムにつきましては、全国の約6割の自治体が使用しているものであります。それとあわせて、本町で今まで使用する中で特に問題もなく、ふぐあいもなく使っておりますので、そういう面で信頼できるというふうに申し上げさせていただきました。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 浜田議員。 ○18番(浜田博文君) 確認させていただきますが、そのゼロックスが優秀、信頼できるということで、デンケンが信頼できるという意味じゃないんですね。どうですか。 ○議長(吉村直城君) 浜田町民課長。 ○町民課長(浜田庄司君) 私が先ほど申し上げましたのは、ソフトウエアに対して信頼ができるという形で説明をさせていただいたと理解しております。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 浜田議員、よろしゅうございますか。  ほかに御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  第77号議案、戸籍総合システム機器購入契約については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 挙手多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第12 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(吉村直城君) 日程第12、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  清水町長
    ○町長(清水雅文君) 諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦については人事案件でありますので、私の方から提案理由の説明を申し上げます。  本町では、現在、7名の方々が人権擁護委員として、法務省から委嘱を受け活動しております。  そのうち御荘菊川の時岡トヨミ氏につきましては、今年9月30日で3年間の任期満了となります。  人権擁護委員は法務省から行政委嘱を受けて、人権思想の高揚と人権侵犯事件の調査や通報を担当いたしますが、これらの協力活動は、ほとんど無報酬で行っております。  委員の推薦に当たりましては、人権擁護委員法に基づき、議会の推薦同意を得た上で法務省に推薦し、一定の審査を経て正式に法務省から委嘱されることになっております。  時岡トヨミ氏は、現在4期目でありますが、宇和島人権擁護委員協議会の子ども人権委員として御活躍される一方、日々の人権擁護活動にも積極的に御協力をいただいておりまして、広く社会の実情にも通じており、地域住民の信望も厚く、温厚誠実にして人格高潔な方でございますので、人権擁護活動の職務を全うしていただけるものと確信をしております。  以上、諮問第1号の提案説明とさせていただきます。御審議をいただきまして、同意を賜りますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦については、議会の意見としてこれを適任とすることにしたいが、これに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。  よって、本案についての議会の意見は、適任とすることに決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第13 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(吉村直城君) 日程第13、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文君) 諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦についても、私の方から提案理由の説明を申し上げます。  先ほど、諮問第1号で申し上げたとおり、委員の推薦に当たりましては、人権擁護委員法に基づき、議会の推薦同意を得た上で法務省に推薦し、一定の審査を経て正式に法務省から委嘱されることになっております。  旧西海町の橋岡濟隆氏が今年9月30日付で任期満了をもって退任されますので、後任候補者として、同じ旧西海町の中野照文氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により提案するものであります。  中野照文氏は、広く社会の実情に通じており、地域住民の信望も厚く、温厚誠実にして人格高潔な方でございますので、人権擁護活動の職務を全うしていただけるものと確信をしております。  以上、諮問第2号提案説明とさせていただきます。御審議いただきまして、同意を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦については、議会の意見としてこれを適任とすることにしたいが、これに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。  よって、本案についての議会の意見は、適任とすることに決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第14 請願第2号 「核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書」採択              についての請願について ○議長(吉村直城君) 日程第14、請願第2号、委員会付託しておりました「核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書」採択についての請願についてを議題といたします。  委員長の報告を求めます。  飯田総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(飯田利久君) 愛南町議会議長 吉村 直城 殿  総務文教常任委員会 委員長 飯田 利久  請願審査報告書  本委員会に付託された請願を審査した結果、下記のとおり決定したので会議規則第93条第1項の規定により報告いたします。                     記  1.審査日時、2.場所、3.委員の出席者、4.委員の欠席者、5.町当局の出席者は記載のとおりです。  6.審査の結果等  件名、「核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書」採択についての請願。  審査結果、不採択。  以上です。 ○議長(吉村直城君) 委員長報告が終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を受けます。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論はありませんか。  西口議員、討論は反対討論ですか。 ○17番(西口 孝君) 私は、不採択に反対の立場で討論をいたします。  毎年同じような請願が提出をされて、同じように不採択になっているわけでありますが、日々情勢は変化をしているわけであります。決して同じではありません。特に今年は、核不拡散防止条約(NPT)再検討会議がことし5月、先月でありますがニューヨークの国連本部で開かれ、非常に遅々とした歩みではありますけれども核兵器廃絶を目指しての国際交渉を開始する端緒ができつつあります。5年ごとでありまして、次の開催年2015年の会議において、核廃絶に向けての行程表(ロードマップ)策定に取り組む可能性が見えてきたと言われています。  こうした前向きの変化を引き起こす力は、各国の国民の運動と声によるもので、今回のNPT再検討会議に向けて、日本より署名650万筆、それから5,000人の市民がニューヨークへ参加をしております。この愛媛県からも150人の方がその要請行動に参加をされております。そうした運動の一環として、この愛南町からも政府に対して意見書を出す運動を進めているところであります。  愛南町には、現在、被爆手帳を持たれた方が7名おられます。この方々は、年々高齢化が進み、原爆症の発症を日々心配をされながら暮らしておられます。こうした方々の気持ちは、愛南町からも国に対して届けていかなくてはなりません。先般、本請願提出に際しても愛南町民も同席をしての要請でありました。決してよそごとではありません。そうした方々に寄り添う気持ちを持つかどうかであります。  以上の観点から、不採択を撤回し意見書が提出できますように、議員の方々の格段の御配慮をお願い申し上げまして、反対の討論といたします。 ○議長(吉村直城君) 反対討論がありました。  賛成討論はありますか。  草木原議員。 ○2番(草木原由幸君) 私は、賛成の立場で討論いたします。  この請願の趣旨については、日本国民の強い願いであることは言うまでもありません。しかしながら、本会議は委員長報告のとおり、報告文の紹介はなかったんですが、そこに記載されているとおり非核の意思を明確に既に示しており、同内容の請願は何年も続いて同議員より提案され、いずれも不採択となっております。  先ほど、ことしは違うと推薦議員は言われました。我々から見ますと、さほど変わっておりません。そういう状況であると考えられますので、改めて本議会が意見書を提出する必要はないと考え、不採択に賛成いたします。 ○議長(吉村直城君) 賛成、反対それぞれ討論がありました。  ほかに討論ありますか。  那須議員。 ○9番(那須芳人君) 飯田委員長、委員会の意見、すっぱ抜いて言われましたので、合併後、既に非核平和の町宣言決議を行い、本町議会として意志は示しており、改めて意見書を提出する必要はないと考えるというふうに報告書が出ておりますけれども、私はむしろ、非核平和の町宣言決議をしているからこそ毎年でも毎年でも、しつこいようにこの核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書は出すべきだというふうに思います。  以上であります。 ○議長(吉村直城君) ほかに討論ありますか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。  委員長報告は不採択です。この請願は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  (賛成者挙手) ○議長(吉村直城君) 挙手多数であります。  よって、請願第2号、「核兵器全面禁止廃絶国際条約締結を求める意見書」採択についての請願については、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎日程第15 閉会中の所管事務調査等申出について
    ○議長(吉村直城君) 日程第15、閉会中の所管事務調査等申出についてを議題といたします。  各委員長より会議規則第72条の規定により、お手元に配付のとおり、閉会中の所管事務調査等の申出がありました。  お諮りします。  各委員長からの申出のとおり、閉会中の所管事務調査等を実施することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(吉村直城君) 異議なしと認めます。  よって、お手元に配付した申出のとおり、閉会中の所管事務調査等を実施することに決定いたしました。  閉会に当たり、町長よりあいさつがあります。  清水町長。 ○町長(清水雅文君) 平成22年6月議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  議員各位におかれましては、6月10日の初日以来、慎重に御審議を賜り、住民投票条例議案を除いてお認めいただきお礼申し上げます。  自治基本条例にもうたわれておりますように、町の重要案件について町民の皆様の意思を確認できる最善の方法である住民投票が認められなかったので、今後、私の在任期間中には庁舎建設の是非についての議論はできないものというように理解をしております。結果として、新庁舎建設は行わないこととなりますので、よろしくお願いしたいと思います。  なお、6月10日、議会初日におきまして、草木原議員の一般質問の答弁の中で、報道機関に対し不適切発言ととられかねない発言につきまして、申しわけなくおわびを申し上げます。  以上、甚だ簡単ですが、6月議会定例会閉会に当たってのあいさつとさせていただきます。 ○議長(吉村直城君) これをもって、平成22年第2回愛南町議会定例会を閉会いたします。                午後 2時25分 閉会 上記のとおり会議の次第を記載して、その相違ないこと証するため署名する。        議     長  吉 村 直 城        副  議  長  石 川 芳 洋        会議録署名議員  畑 田 藤志郎        会議録署名議員  田 口   勝...