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  1. 今治市議会 2015-09-18
    平成27年第5回定例会(第5日) 本文 2015年09月18日開催


    取得元: 今治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    検索結果 検索やり直し 使い方 (新しいタブが開きます) 2015年09月18日 平成27年第5回定例会(第5日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 33 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯松岡一誠議長 選択 2 : ◯古川孝利総務委員長 選択 3 : ◯松岡一誠議長 選択 4 : ◯山岡健一教育厚生委員長 選択 5 : ◯松岡一誠議長 選択 6 : ◯谷口芳史産業環境委員長 選択 7 : ◯松岡一誠議長 選択 8 : ◯木村文広建設水道委員長 選択 9 : ◯松岡一誠議長 選択 10 : ◯中村卓三地域振興対策等特別委員長 選択 11 : ◯松岡一誠議長 選択 12 : ◯松岡一誠議長 選択 13 : ◯山本五郎議員 選択 14 : ◯松岡一誠議長 選択 15 : ◯森 京典議員 選択 16 : ◯松岡一誠議長 選択 17 : ◯寺井政博議員 選択 18 : ◯寺井政博議員 選択 19 : ◯松岡一誠議長 選択 20 : ◯寺井政博議員 選択 21 : ◯松岡一誠議長 選択 22 : ◯長野和幸副市長 選択 23 : ◯松岡一誠議長 選択 24 : ◯寺井政博議会運営委員長 選択 25 : ◯松岡一誠議長 選択 26 : ◯松岡一誠議長 選択 27 : ◯菅 良二市長 選択 28 : ◯松岡一誠議長 選択 29 : ◯松岡一誠議長 選択 30 : ◯古川孝利総務委員長 選択 31 : ◯松岡一誠議長 選択 32 : ◯菅 良二市長 選択 33 : ◯松岡一誠議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: ◯松岡一誠議長 おはようございます。ただいま出席議員33名であります。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員に、24番中村卓三議員、25番福本琢美議員を指名いたします。  次に、日程2、付議事件番号1、議案第96号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第2号)」ないし付議事件番号25、陳情第17号「『公開討論会』開催について愛媛県知事に『意見書』提出を求める要望について」、以上25件を一括して議題といたします。  この際、各委員長の報告を求めます。  まず、総務副委員長にお願いいたします。 2: ◯古川孝利総務委員長 総務委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。  去る11日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第96号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第2号)」について、委員から、個人番号カード交付事務費で国庫補助金88万2,000円が計上されている。これは人件費2名分ということであるが、雇用期間はいつからいつまでかとの質問があり、理事者から、事務補助としてのアルバイト職員2名であり、雇用期間は1月から3月までの3カ月であるとの答弁がありました。  次に、議案第97号「今治市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について」、委員から、第三者に関する情報の開示に反対の意思を表示した意見書が提出されてから2週間をおかなければならないとあるが、この期間はどういうことが想定されるのかという質問があり、理事者から、第三者が個人情報保護審査会に不服申し立てをする待機期間であるとの答弁がありました。  次に、議案第108号「財産の取得について(業務システム用機器)」について、委員から、5年に1回の更新ということであるが、平成21年度と今回とでは金額は余り変わらないのかとの質問があり、理事者から、平成21年度に購入してから5年の耐用年数と2年の保証期間の追加で延命化を図り、今年度の更新となっている。前回は3億7,692万9,000円だったものが、今年度は、技術革新とともに機器も安くなっていることから約75%の2億8,601万6,400円であるとの答弁がありました。  次に、請願、陳情についてご報告いたします。  請願第24号「集団的自衛権行使を具体化する『安全保障関連法案』の撤回を求める意見書提出の要望について」であります。集団的自衛権については、いろいろな意見がある。我々も市民の代表として意見書を出すわけであるが、安全保障関連法案に反対というほど市民の方々から意見を聞いているわけではない。また、他の委員から、他国防衛を目的とした集団的自衛権は、昨年7月に閣議決定された3要件によって行使できないものと思っているから不採択という意見が出され、採決の結果、不採択と決定しました。  次に、請願第25号「日本政府に『核兵器全面禁止・廃絶国際条約』の締結のための行動を求める意見書提出の要望について」であります。核兵器全面禁止は、今治市もスローガンを掲げており、趣旨はわからないわけではないが、周辺諸国のいろいろな問題がある中で意見書を出すことに疑問を感じているので不採択という意見が出され、採決の結果、不採択と決定しました。  次に、請願第26号「安全保障法案2法案の廃案を求める意見書提出の要望について」であります。戦後70年が経過し、世界の、またアジアの安全環境の変化、国際状況の変化による法整備は必要である。今回の安全保障法案は戦争防止法案の性格があるのではないかと思っている。自衛隊の海外派遣が無制限な派遣になると心配されているが、3原則により歯どめがかかっているため不採択との意見が出され、採決の結果、不採択と決定しました。  次に、陳情第16号「伊方原発の再稼働を認めないよう愛媛県知事に意見書提出を求める要望について」であります。四国電力株式会社の取り組み姿勢を受けた地元の理解の状況を引き続き注視し、それらを踏まえ総合的に判断したいという知事の答弁もあることから継続審査という意見と、八幡浜市は再稼働賛成を表明し、周囲の自治体が賛成、再稼働しようとしているときに本市が反対ということはできないので、不採択という意見が出され、採決の結果、継続審査と決定しました。  次に、陳情第17号「『公開討論会』開催について愛媛県知事に『意見書』提出を求める要望について」であります。知事は、各方面から意見を聞き、国の動向も注視しながら対応していると思う。知事みずからの判断に委ねるべきであると思うから不採択という意見が出され、採決の結果、不採択と決定しました。
     次に、陳情第18号「伊方原発の再稼働を行わないことを求める意見書提出の要望について」であります。陳情第16号と同じく、四国電力株式会社の取り組み姿勢等を注視しながら総合的に判断したいため継続審査という意見と、陳情第16号と同じく不採択という意見が出され、採決の結果、継続審査と決定しました。  次に、陳情第19号「地方財政の充実・強化を求める意見書提出の要望について」であります。地方財政の充実・強化、これは当然お願いしなければならないものであり、国もこれ以上借金を重ねてもいけないので採択との意見が出され、採決の結果、全会一致により採択と決定しました。  以上で、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。 3: ◯松岡一誠議長 次に、教育厚生委員長にお願いいたします。 4: ◯山岡健一教育厚生委員長 教育厚生委員会に付託されました案件について、審査の結果及び概要についてご報告いたします。  去る11日に委員会を開催し、理事者の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案第116号「専決処分について」は、全会一致により原案を承認することに、その他の付託議案につきましては、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第96号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第2号)」の中の歳出10款教育費、今治西高等学校文化体育後援会補助金の審査において、委員から、補助金を出すということで、その使い方について、今治市がある程度チェックはされているのかとの質問があり、理事者から、終了後に補助金の使い道等について報告をいただいているとの答弁がありました。  次に、議案第102号「今治市認定こども園条例等の一部を改正する条例制定について」の審査において、委員から、今回の改正で島嶼部は全て認定こども園になるが、島嶼部以外のところについてはこのような考え方はないのかとの質問があり、理事者から、島嶼部の地域的な特性から、伯方地域には保育所と幼稚園があり、宮窪地域は認定こども園だけがあり、他の地域については保育所しかないということで、地域によって保育体制がばらばらであったので、これを統一しようとするものであり、陸地部については、私立であるが幼稚園の数もそれなりにあり、幼稚園機能としては十分需要は満たしていると考えられるので、当面考えていないとの答弁がありました。  また委員から、保育所の入所基準により入れない条件の人もいたと思うが、今回、認定こども園になることにより入れることになるので、園児の数はふえるのかとの質問があり、理事者から、伯方地域については幼稚園と保育所があったので、その条件に応じてどちらかへ入っていたが、大三島地域については、条件により保育所に入れないお子さんが何人かいたようであり、今回、認定こども園になることで、幼稚園と保育所の機能をあわせ持つことになるため、子供が行けるようになったという声を聞いているとの答弁がありました。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。 5: ◯松岡一誠議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。 6: ◯谷口芳史産業環境委員長 それでは、産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果をご報告いたします。  去る14日、委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要をご報告申し上げます。  議案第96号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第2号)」の中のキウイフルーツ営農再開支援事業費について、委員から、ことし4月に香川県高松市でかいよう病が発生しているが、愛媛県内では昨年発生してからどのようになっているのかとの質問があり、理事者から、キウイフルーツかいよう病の被害は愛媛県内で17園地、192アールで発生している。今治市では今のところ報告はないとの答弁がありました。  次に、バイオディーゼル燃料自家給油施設整備工事について、委員から、今治市の場合、バイオディーゼル燃料への取り組みは最初の段階だと思う。公民館等で一般家庭から出た油を回収することで、市民の方々にリサイクル、環境についての認識を深めてもらうことは大事なことであるが、今後の展望をどのように考えているのかとの質問があり、理事者から、家庭からの使用済みてんぷら油の回収を進めることがごみの減量にもつながるため、自治会による公民館での回収の拡大を図り、事業所からの回収の普及、啓発にも力を入れてまいりたい。また、バイオディーゼル燃料を入れた車両で今治市内の資源ごみを回収することにより、資源循環の仕組みを構築し、地産地消の環境にやさしい市民参加の取り組みとして今後も進めてまいりたいとの答弁がありました。  他の委員より、回収は有料か無料かとの質問があり、理事者から、愛媛県がポイント制度を設けており、家庭から出された使用済みてんぷら油の量に応じてポイントがつくような形である。ポイントが自治会へたまっていき、割引券として使用できることになっている。回収については、2年前に要綱を設置しているが、当時手を挙げてくれる自治会がなかった。今回のバイオディーゼル燃料自家給油施設整備事業を契機として、複数の自治会より申し出があったとの答弁がありました。また、民間の企業、会社がタンク、給油機を自前で買い、バイオディーゼル燃料消費に協力するということになれば、運動を推進するため設置費の補助をするような考えがあるのかとの質問があり、理事者から、今後の検討とさせていただきたいとの答弁がありました。  また委員から、年度の削減目標もなしに、機具を寄附していただけるから事業をするといった場当たり的な事業スタートはいかがなものかという意見と、予算を上げる場合にはしっかりと計画を立てて、詳しい説明をしてもらいたいとの要望がありました。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。 7: ◯松岡一誠議長 次に、建設水道委員長にお願いいたします。 8: ◯木村文広建設水道委員長 建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。  去る14日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第105号「今治市給水条例の一部を改正する条例制定について」及び議案第106号「今治市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について」の審査において、委員から、決算委員会でも指摘されている有収率の改善について、どのような考えを持っているのかとの質問があり、理事者から、有収率を上げるということは、水道事業者の大事な役割であると考えており、いろいろな調査をしているが、まだ原因がつかめていない。今後もその原因を明らかにするよう努めていくとの答弁がありました。  次に、委員から、今回の水道料金の改定は、家庭用と業務用を上げ、工業用は上げないが、どういった理由でそのように決めたのかとの質問があり、理事者から、水道事業経営審議会の提言の一つに、公平性の高い口径別の水道料金を目指すというのがあり、その方向に近づけるために、現在低く抑えられている家庭用と業務用の水道料金を上げるという判断をしたとの答弁がありました。  次に、委員から、水道事業の経営改善のための人員の削減についてどう思うかとの質問があり、理事者から、経営改善と人材育成は相反するところがある。技術の継承は大事であり、どうやって後継技術者を育てていくかは今後の課題にさせてほしいとの答弁がありました。  また委員から、水道事業経営審議会より提言された「3年ごとに料金を見直す」「総括原価方式により算定する」「資産維持率を2%に抑える」「将来的に口径別料金体系を目指す」の4つの基本方針については、委員会の了承を求めておいた方が今後の事業運営のためになるのではないかとの意見があり、委員会として、その4つの基本方針を了承した次第であります。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わらせていただきます。 9: ◯松岡一誠議長 次に、地域振興対策等特別委員長にお願いいたします。 10: ◯中村卓三地域振興対策等特別委員長 地域振興対策等特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果及び経過をご報告いたします。  去る15日に委員会を開催し、関係理事者当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第96号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第2号)」の中で、地方航路運航費補助金に関しまして、芸予汽船株式会社の経常損失に対する補助金の各自治体の負担割合は利用客数で案分して算出されるとの説明について、委員から、具体的にどう計算するのかと質問があり、利用客を出発港と到着港とでそれぞれ50%で計算するとの答弁がありました。  また、今治市の負担割合の推移について質問があり、平成26年度分が29%で、平成25年度、23.46%、平成24年度、35.56%と毎年利用人数によって変わっているとの答弁がありました。  さらに、第三セクターの経営状況について、検査や監査をする体制はどのようになっているのかとの質問があり、会社から役員会において中間決算や決算の説明を受け、改善点等があれば役員として提案するなどのチェックを行っているとの答弁がありました。  以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。 11: ◯松岡一誠議長 以上で、各委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。                  午前10時25分                 ──────────                  午前10時37分 12: ◯松岡一誠議長 会議を再開いたします。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、許可いたします。  34番山本五郎議員。 13: ◯山本五郎議員 議案第105号「今治市給水条例の一部を改正する条例制定について」並びに議案第106号「今治市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について」、一括して討論をさせていただきます。  討論の趣旨は、さきの9月8日に質疑を行いましたが、今回の水道料金の値上げは、今治市水道事業経営審議会の答申に基づくものだと答弁をしています。この審議会は、平成26年に開催をし、水道料金のあり方を審議してきました。3年ごとに料金の見直しをするそうですが、「値下げの答申をしたことがありますか」と問うと、「ない」との答弁でございました。  来年4月からの値上げは、家庭用で平均給水世帯数6万728件に対し、税込み18億4,400円の給水収益となり、8,400万円の増収見込みとされています。業務用は6,103件で、税込み8億3,000万円の給水収益で、4,100万円の増収になると答弁をされています。そして家庭用では、平均的な家庭で1カ月当たり20立方メートルの使用水量で、水道料金は月額2,611円から2,862円となり、差し引き251円の増、年間3,000円程度の負担増になると答弁をされています。さらに、この値上げで、平成28年度は4億5,500万円の純利益を見込み、平成29年度は4億1,800万円、平成30年度は3億7,500万円の純利益を見込むが、将来にわたって安定的、永続的に維持更新していくためには毎年5億円から6億円の純利益が必要になると見解が示されました。  今治市民の所得は低下し、諸物価は値上がり、さらに非正規労働者、不安定雇用のアルバイト、臨時、パート労働者が増大しています。しかも、高い国民健康保険税や介護保険料、後期高齢者医療保険料、市県民税、固定資産税、私のところにも、こうした税金を滞納し、支払いできないが、何とかならないかとの相談があります。しかし、ほとんど減額されず、分納になり、むなしい、つらい思いをしなければなりません。アベノミクスがまだ地方に波及されていないとも言いますが、アベノミクスは庶民の生活実態から破綻したと見るべきでしょう。公共料金等は受益者負担では解決できないものがあります。市民の全体の担税能力を考慮していくよう申し上げます。  次に、請願第24号「集団的自衛権行使を具体化する『安全保障関連法案』の撤回を求める意見書提出の要望について」並びに請願第26号「安全保障法案2法案の廃案を求める意見書提出の要望について」、これらは、提出団体は違うものの、内容については同趣旨であり、一括し、討論を行います。  私は、きょう早朝、哀れみを伴う、怒り心頭に発し、発言原稿を起こしました。全国民が見守る中、騒然とした光景の中、17日、安全保障関連法案、いわゆる戦争法案を審議してきた参議院の特別委員会は大混乱の中、強行採決されました。本来、法案の審議に役立てるべき公聴会が終わった後、質疑を打ち切り、採決を強行しようとした委員長の議事運営は、国会のルールを完全に踏みにじった乱暴なものであります。  戦争法案は、提出から4カ月、参議院で2カ月、審議すればするほど、法案の憲法違反の内容が明らかになり、安倍首相自身が、集団的自衛権の行使を容認する立法事実さえ説明できなくなり、自衛隊の統合幕僚監部の内部文書などで法案を先取りした軍の暴走が明らかになるなど、文字どおりぼろぼろの状態であります。戦争法案に反対する国民世論は広がり、どの世論調査でも国民の過半数が戦争法案に反対し、今国会での成立には6割、7割が反対をしています。強行採決に次ぐ強行採決、しかも、111回にも及ぶ審議の中断は戦争法案を推進する道理のなさが明らかになり、国会の中でも外でも反対世論がますます広がりを見せ、安倍政権が恐れたため、強行採決を行ったものであります。特別委員会での暴力的な採決には全く道理はなく、このまま本会議に持ち込み成立させるなどということは、絶対に認めるわけにはいきません。  考えてもみてください。戦後70年、広島市や長崎市に原爆が投下され、二十数万人の人々が一瞬のうちにとうとい命を奪われ、日本では300万人の人々が、アジア諸国では2,000万人のとうとい人の命が無残にもなくなり、もう二度と再び戦争を起こしてはならないとの決意が日本国憲法に結実をされているのです。そして70年、今、憲法を解釈改憲の名で、集団的自衛権の行使で、日本がどこの国からも攻められていないのに、アメリカの仕掛けた戦争に参戦するなどということが許されるのでしょうか。  戦争法案の質疑を打ち切り、採決したと称する与党の暴挙は、激しい雨の中、国会周辺に多くの人々が詰めかけ、「強行採決絶対反対」「戦争法案直ちに廃案」の声をとどろかせる中で行われました。とりわけ8月30日には「戦争法案廃案!安倍政権退陣!国会10万人・全国100万人行動」では、日本列島が騒然とする歴史的な行動が展開されました。私ども日本共産党の今治市委員会でも、9月に入り、連日街頭宣伝を続けています。連日連夜、全国で反対行動を繰り広げた国民の怒りの声を踏みにじった安倍政権の責任は重大であります。憲法の平和主義も立憲主義も民主主義も破壊する法律は、存続そのものが許されません。国民の怒りをさらに広げ、憲法違反の法律を許さないためにも採択を求めるものであります。  請願第25号「日本政府に『核兵器全面禁止・廃絶国際条約』の締結のための行動を求める意見書提出の要望について」であります。ことしは戦後70年、先ほども申し上げましたように、広島市や長崎市に原爆が投下され、一瞬のうちに二十数万人の人々のとうとい命が奪われました。こうした悲惨な戦争を二度と繰り返してはならないとの思いから憲法が制定されました。唯一の被爆国である日本は、核兵器の非人道性を告発し、核兵器禁止・廃絶を求める国際的な役割を果たさなければなりません。ところが、今、政府は、安全保障関連法案なる戦争法案を採決することで、アメリカの仕掛けた戦争に一緒になって戦争をする憲法違反の集団的自衛権の行使を求めようとしています。一方、世界の流れは、核兵器の非人道性を告発し、核兵器の禁止と廃絶を求める方向へと流れを前進させ、現在では日本を含む159カ国が賛同をしています。今、日本政府に核兵器全面禁止・廃絶の国際条約の締結のため、行動を起こす意見書提出の要望の採択を求めるものであります。  陳情第17号「『公開討論会』開催について愛媛県知事に『意見書』提出を求める要望について」であります。委員長報告は不採択でありますが、採択を求めるものであります。福島第一原発事故で、日本政府は十分な対応をしていません。今も11万人もの人々がふるさとを離れ、避難生活を余儀なくされています。原発事故が一度起これば、現在の科学をして防ぎようのないものであり、安全神話は崩れたにもかかわらず、今また、原発の再稼働が言われています。  原子力規制委員会は、伊方原発3号機について新基準に適合したとしましたが、田中原子力規制委員長は、規制基準を満たしたからといって絶対に安全であることを意味しないと述べ、合格は安全の確認ではないことを認めています。四国電力株式会社は、過酷事故が起きた場合、最短で19分で炉心が溶融し、1.5時間後に原子炉圧力容器が破損するとしています。使用済み核燃料の処理方法もいまだ確立をしていません。さらに、事故を想定した防災、避難計画は自治体任せとなっており、規制基準の対象外とされています。  ことし2月から3月に行われた愛媛新聞の世論調査によれば、県民の69.3%が再稼働に否定的であり、30.8%が肯定的となっています。原発の安全性については、「不安」と「やや不安」が89.5%にもなっています。国や電力会社は、世界で一番厳しい規制基準を満たした原発は安全だと言うなら、正々堂々と公開討論会に応じるべきではないでしょうか。さらに、2006年にプルサーマル問題が焦点になったとき、愛媛県は、容認・推進派の研究者3名と慎重・反対派の研究者3名とで公開討論会を松山市と伊方町で開催したところ、1,800人が参加をし、当時の加戸知事も「大変勉強になりました」とコメントをしています。今、この公開討論会開催が県民に求められているのではないでしょうか。ぜひ採択を求めるものであります。  以上です。 14: ◯松岡一誠議長 以上で、山本五郎議員の討論は終わりました。  次に、14番森京典議員。 15: ◯森 京典議員 私は、請願第24号「集団的自衛権行使を具体化する『安全保障関連法案』の撤回を求める意見書提出の要望について」と請願第26号「安全保障法案2法案の廃案を求める意見書提出の要望について」、この2つについて、採択に反対する討論を行います。  先日来、この法案の審議がされておりますし、そのための公開討論会などもずっとテレビで見せていただきました。公述人の皆さんの発言は論理的であり、わかりやすいとも思いましたが、もう少し国を守るという観点での意見が欲しかったと感じております。  それから、法案審議の際に、例えば、ここまでできて、ここまでしない具体例を挙げろとかいったことを求められた場合も多々ありましたけど、こういったことをここまで全部さらしてしまえば、手の内を敵国にさらすことそのものでありまして、そんなことができようもないということは理解すべきでありますし、そのことをピンポイントで追及するなどというのは、余りにもこそくでありますし、なおかつ、敵対国に対してその国のための利益を供与するような発言だと私は思っております。  この安全保障関連法案について、いろいろ考えている中で1つ、目にとまった記事がありますので、紹介させていただきたいと思います。これは「安保法制反対者が語らない『奴隷の平和』」という古森義久、産経新聞のワシントン駐在客員特派員のリポートですけど、はしょって紹介させていただきます。  「いまの日本では、『平和』という言葉が暴力的な効果をも発揮するようである。より正確に述べるならば、『平和』が日本の国民や国家を守ろうとする努力を破壊する政治的武器に使われる、という印象なのだ。朝日新聞などが扇動する安保法制関連法案への反対運動での『この国を再び戦争に巻き込む』という類の主張が例証である。同法案は平和を崩し、戦争を求めるのだという虚構の非難が放たれる。集団的自衛権解禁への賛成側は平和の敵と断じられる。個々の政治家の片言隻句を軍国主義とか好戦主義と攻撃する乱暴さは暴力的という表現まで連想させる。一方、原爆と終戦の8月の日本では平和は国民の心から真に祈られるといえよう。平和の恩恵と戦争の惨禍を語ることは貴重である。だがその種の言葉が『日本の平和主義』という域まで進むとなると、その『平和』を政策として点検することも欠かせなくなる。日本でとくに8月に語られる『平和』は、単に『戦争のない状態』を指すといえよう。平和の内容が決して論じられないからだ。戦争さえなければ、他国に支配された『奴隷の平和』でもよいのか。自由も人権も民主主義もない平和でもよいのか。」  少し飛ばします。「単に戦争のない状態の平和を守るには絶対に確実な方法がある。外部からの軍事力の威嚇や攻撃にすぐ降伏することだ。相手の要求に従えば、この平和は保たれる。尖閣諸島も中国に提供すれば、戦争の危険は去るわけだ。だが安保法制反対派もここまでは語らない。そのかわり戦争には侵略と自衛の区別をつけず、全て邪悪として排する。日本は現行憲法でも自衛戦争の権利は有しているのに、反対派は日本の自衛のための防衛力や抑止力の整備さえも認めないようなのだ。」  少し飛ばします。「どんな戦争も否定しようとする日本の一部の認識が、国際的にいかに異端かがわかるだろう。それでも安保法制法案は自衛ではない戦争はきわめて明確に排している。だが、その趣旨に賛成する側はあたかも平和自体に反対するかのようなぬれぎぬを着せられるのだ。」という記事です。  現時点、特に南シナ海で起こっているような事態は、中国は、完全に南シナ海を軍事拠点化しているようにも映ります。マラッカ海峡を抜けてきた我が国のタンカーはそこからどう進めばいいのでしょうか。そのために我が国はどのような対処をしなければいけないのか。それは考えなければいけないと思います。  私は、この古森氏のいう「奴隷の平和」など絶対に嫌でありますし、これを求めるべきではないと思っております。かといって、自衛のためといえども、戦争、戦闘行為はしたくありません。避けなければなりません。軍事力を増強し、覇権主義を増大し続ける国に対して、日本が一国で、自衛で、果たしてその抑止力がきくでしょうか。自衛のための戦争を避けるためにも、そういった意味では信頼できる諸国と協調して、そういう戦闘行為をとめて、平和を続けていかなければならないと思っております。そのような意味から、この法案の早期実現を求めるものであり、この2つの請願に対して断固反対するものであります。  以上です。 16: ◯松岡一誠議長 以上で、森京典議員の討論は終わりました。  以上で通告による討論は終わりました。他に討論はありませんか。  29番寺井政博議員。 17: ◯寺井政博議員 私も森京典議員と同じく、請願第24号並びに請願第26号について、不採択とすべきとの立場で討論をさせていただきます。  先ほど山本五郎議員の討論がございました。私は、この2法案については、戦争抑止法案、戦争防止法案と考えております。理由は、先ほど森京典議員からも紹介がありましたが、日本人誰もが戦争は望んでいないと考えております。この平和をいつまでも他の国とともに続けていきたい、この考えであることには間違いがないと考えております。  ただ、残念ながら日本を取り巻く環境、諸国、この国々の中には日本の領土を脅かし、また日本の領土を不法占拠し、日本の国民を虐げている国々が現実にあります。そのような脅威の中で日本が一国で守ることができるでしょうか。信頼のおける国と手をつないで、そういうふらちな国から暴挙を受けないようにするのは、現在の政府として当然の措置であろうと考えております。  この法案を戦争法案と勝手に名づけ、廃案に追い込もう、反対しようとしている人々は、日本に脅威を与えようとしている国々に利するための行動としか思えません。どこの国民でしょうか。現在、国会では、多分午前10時から始まっていると思うのですが、参議院での審議が始まっていると思います。昨日の特別委員会での採決の状況、山本五郎議員からも指摘がありましたが、暴力国会です。どちらが暴力、誰が暴力を振るったのかは、きのうのテレビを見ていれば一目瞭然であります。暴力反対、戦争反対と言いながら、やっていることは、暴力賛成、戦争反対、人殺しのための行動としか思えません。  そして、先ほどの討論の中で、ほとんどの国民が反対をしていると。この請願の中にもございますが、一部恣意的に日本をおとしめようとする目的を持って報道をする報道機関があることは、残念ながら事実であります。そのような報道機関が恣意的な設問をし、国民を欺いた質問をすれば、ある程度数字は違ってまいります。しかしながら、直近の調査では、マスコミ報道によりますと、50%を超えた方が理解を示している。この戦争法案が日本を平和に保つ法案であると理解が進んでいるとも報道されております。  このような昨日の委員会、本日の国会も荒れると思いますが、反対をして引き延ばして、廃案に追い込むということだけの目的、またいたずらに「すぐに戦争が始まる」「この法案を通せば戦争が始まります。あなたの息子さんが徴兵制でとられますよ。いいんですか。あなたの息子さんを戦争に行かせていいんですか」と。はっきりと政府は、憲法上からも徴兵制はあり得ないと断言しているものを「あなたの子供たちを戦場に送っていいんですか」と。いたずらに不安をあおるだけで、この安全保障関連法案の対案を一切示さず、反対のための反対、これに終始する今の日本共産党、民主党を初め日本における野党と言われている方々の行動は亡国の行動でしかないと私は断言できると思います。国民の不安をあおり、間違った方向に導くような請願、これには良識ある今治市議会、しっかりと不採択の結論を出していただきたいとこのように思います。  以上で終わります。                ( 発言する者あり ) 18: ◯寺井政博議員 議長。 19: ◯松岡一誠議長 寺井政博議員。 20: ◯寺井政博議員 戦争法案に賛成というふうに聞こえたのなら、言い間違いです。安全保障関連法案に賛成です。 21: ◯松岡一誠議長 以上で、寺井政博議員の討論は終わりました。  他に討論はありませんか。                 ( な   し )  他に討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決は、付議事件番号の順序により適宜一括して行いますから、ご了承願います。  番号1、議案第96号「平成27年度今治市一般会計補正予算(第2号)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。
     次に、番号2、議案第97号「今治市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について」ないし番号9、議案第104号「今治市営スポーツランド条例の一部を改正する条例制定について」、以上8件を一括して採決いたします。以上8件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上8件は原案のとおり可決されました。  次に、番号10、議案第105号「今治市給水条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第105号は原案のとおり可決されました。  次に、番号11、議案第106号「今治市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第106号は原案のとおり可決されました。  次に、番号12、議案第107号「金星川排水ポンプ場等整備工事請負契約の締結について」ないし番号16、議案第111号「今治市過疎地域自立促進計画の変更について」、以上5件を一括して採決いたします。以上5件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上5件は原案のとおり可決されました。  次に、番号17、議案第116号「専決処分について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を承認することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第116号は原案のとおり承認されました。  次に、番号18、報告第8号「専決処分について」ないし番号20、報告第10号「今治市新型インフルエンザ等対策行動計画について」、以上3件の報告はいずれも受理いたします。  次に、番号21、陳情第19号「地方財政の充実・強化を求める意見書提出の要望について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、陳情第19号は採択することに決定いたしました。  次に、番号22、請願第24号「集団的自衛権行使を具体化する『安全保障関連法案』の撤回を求める意見書提出の要望について」を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたしますから、お間違えのないようお願いいたします。本件は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立少数と認めます。よって、請願第24号は不採択と決定いたしました。  次に、番号23、請願第25号「日本政府に『核兵器全面禁止・廃絶国際条約』の締結のための行動を求める意見書提出の要望について」を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたしますので、お間違えのないようお願いいたします。本件は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立少数と認めます。よって、請願第25号は不採択と決定いたしました。  次に、番号24、請願第26号「安全保障法案2法案の廃案を求める意見書提出の要望について」を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたしますので、お間違えのないようお願いいたします。本件は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立少数と認めます。よって、請願第26号は不採択と決定いたしました。  次に、番号25、陳情第17号「『公開討論会』開催について愛媛県知事に『意見書』提出を求める要望について」を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたしますから、お間違えのないようお願いいたします。本件は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立少数と認めます。よって、陳情第17号は不採択と決定いたしました。  次に、日程3、付議事件番号32、議案第117号「平成26年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」及び付議事件番号33、報告第11号「健全化判断比率等について」を議題といたします。  当局からの提案理由の説明を求めます。 22: ◯長野和幸副市長 それでは、本日ご提案申し上げました議案の説明を申し上げます。  まず初めに、さきにお配りしてございます議案のうち1枚物の議案をごらんいただいたらと思います。  議案第117号「平成26年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」でございます。決算書等の関係書類につきましては、さきにお配りしてございますが、地方自治法第233条第3項の規定によりまして、平成26年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて認定に付するものでございます。  続きまして、同じくさきにお配りしてございます報告第11号「健全化判断比率等について」をごらんいただいたらと思います。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定によりまして、平成26年度決算に係る健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率を別冊のとおり監査委員の意見をつけて報告するものでございます。健全化判断比率及び法非適用企業の各特別会計における資金不足比率につきましては、下に掲げているとおりでございます。  以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 23: ◯松岡一誠議長 以上で当局の説明は終わりました。  これより議題に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これにて質疑を終結いたします。  番号33、報告第11号「健全化判断比率等について」の報告は受理いたします。  次に、日程4、付議事件番号26、発議第6号「特別委員会の設置について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 24: ◯寺井政博議会運営委員長 ただいま議題となりました発議第6号「特別委員会の設置について」、議会運営委員会を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。  内容でございますが、お手元に配付のとおり8名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託事項にあります議案第112号「平成26年度今治市水道事業決算の認定について」、議案第113号「平成26年度今治市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」、議案第114号「平成26年度今治市工業用水道事業決算の認定について」、議案第115号「平成26年度今治市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」、議案第117号「平成26年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」以上5件を付託の上、審査を行おうとするものであります。期間につきましては、本日平成27年9月18日より審査終了まででございます。  以上で、提案理由の説明を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 25: ◯松岡一誠議長 以上で、説明は終わりました。  これより議題に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議第6号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、これにて討論を終結いたします。  これより、番号26、発議第6号「特別委員会の設置について」を採決いたします。本件は、原案のとおり、決算特別委員会を設置し、これに決算に関する議案を付託の上、審査することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、発議第6号は原案のとおり可決されました。  次に、日程5、付議事件番号27、「決算特別委員会委員の選任」を行います。  お諮りいたします。  同特別委員は、お手元に印刷配付の別紙一覧表のとおりそれぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおりの議員を決算特別委員に選任することに決定いたしました。  委員会審査のため、暫時休憩いたします。                  午前11時24分                 ──────────                  午前11時39分 26: ◯松岡一誠議長 会議を再開いたします。  この際、ご報告いたします。  決算特別委員会において委員長及び副委員長を互選の結果、委員長に越智豊議員、副委員長に藤原秀博議員が選任されました。  次に、日程6、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。  総務副委員長及び決算特別委員長から、現在、委員会において審査中の番号28、議案第112号「平成26年度今治市水道事業決算の認定について」ないし番号32、議案第117号「平成26年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」、番号34、陳情第16号「伊方原発の再稼働を認めないよう愛媛県知事に意見書提出を求める要望について」及び番号35、陳情第18号「伊方原発の再稼働を行わないことを求める意見書提出の要望について」、以上7件については、会議規則第109条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。  これより適宜一括して採決を行います。  番号28、議案第112号「平成26年度今治市水道事業決算の認定について」ないし番号32、議案第117号「平成26年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」、以上5件は、いずれも委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上5件は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  次に、番号34、陳情第16号「伊方原発の再稼働を認めないよう愛媛県知事に意見書提出を求める要望について」は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、陳情第16号は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  次に、番号35、陳情第18号「伊方原発の再稼働を行わないことを求める意見書提出の要望について」は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、陳情第18号は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  次に、日程7、付議事件番号36、議案第118号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 27: ◯菅 良二市長 議案第118号「人権擁護委員候補者の推薦について」、ご説明申し上げます。人権擁護委員のうち、馬越晴通委員、日浅正恵委員の任期が平成27年12月31日をもちまして満了いたします。馬越晴通委員、日浅正恵委員の両氏につきましては、引き続き人権擁護委員候補者として人権擁護委員法の規定によりまして、議会のご意見をお聞きし、法務大臣に推薦をいたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 28: ◯松岡一誠議長 以上で当局の説明は終わりました。  これより議題に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第118号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。
     番号36、議案第118号「人権擁護委員候補者の推薦について」を採決いたします。本件は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第118号は原案に同意することに決定いたしました。  発議案配付のため、暫時休憩いたします。                  午前11時46分                 ──────────                  午前11時47分 29: ◯松岡一誠議長 会議を再開いたします。  お諮りいたします。  先ほど総務副委員長から、発議第7号「地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について」が提出されました。  この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、この際、発議第7号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  発議第7号「地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 30: ◯古川孝利総務委員長 ただいま議題となりました発議第7号「地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について」、総務委員会として議案を提出しておりますので、総務委員会を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。  提案理由の説明は、意見書の朗読をもってかえさせていただきます。                 ( 朗   読 )  以上で、提案理由の説明を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 31: ◯松岡一誠議長 以上で、説明は終わりました。  これより議題に対する質疑に入ります。ご質疑ありませんか。                 ( な   し )  別にご質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議第7号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  これより討論に入ります。ご意見ありませんか。                 ( な   し )  別にご意見なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、発議第7号「地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について」を採決いたします。本件は、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、発議第7号は原案のとおり可決されました。  以上で日程の全てを議了いたしました。  閉会に当たり、市長から挨拶があります。 32: ◯菅 良二市長 9月定例会の閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。  今議会におきましては、一般会計補正予算を初め提案いたしました議案につきまして、熱心にご審議をいただき、全て滞りなく議決を賜ることができました。まことにありがとうございます。本会議、委員会で皆様からいただきましたご意見、ご要望につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。なお、本日提案させていただきました平成26年度決算認定議案につきましても、決算特別委員会におきまして、幅広い視点でご審議いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  先ほど、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出を古川総務副委員長から発議していただきました。漏れなく全員がご賛同いただけたこと、大変力強く思っております。まさに今治市の心が1つになっていることを実感いたしました。私どももしっかりと頑張っていかなければと思いを新たにしたところでございます。  さて、今月10日、北関東や東北の記録的な豪雨により、鬼怒川の堤防が決壊して、広範囲に家屋が浸水した茨城県を初めとする5県では、多数の避難者が出る大規模な浸水被害となりました。被災した範囲が余りにも広く、一たび寸断されたライフラインの復旧は困難をきわめる状況でございます。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々におかれましては、一日も早く落ち着いた暮らしが戻りますことを切に願っております。  振り返れば、11年前でございました。新居浜市、西条市を中心とした豪雨によりまして、死者4名を出す大きな土砂災害が発生いたしました。そして、昨年8月にも広島市における大規模な土砂災害で多くの犠牲者が出ました。極端な気象現象はもはや想定外とは言えず、蒼社川を初めとして、大小さまざまな河川を抱える本市においても、あらゆる事態を念頭に置き、豪雨災害に対する備えを怠らないよう、改めて肝に銘じたところでございます。  今回の災害においては、自治体が出す避難指示のタイミングのずれが住民の避難判断のおくれにつながり、ひいては大きな人的被害の原因となった可能性が指摘されております。行政による勧告や指示の出し方はもちろん、住民の受けとめ方、特に今回の、目前に広がる刻一刻と増す水位に驚くだけでなく、なぜみずから身を守る行動を早めにとれなかったのかといった課題も重要な検証テーマであると思っております。  一方で、このたびの災害だけでなく、広島市のときもそうでありましたし、もちろん東日本大震災のときもそうでありました。自衛隊員の士気の高さには敬服するばかりでございます。大変風がありました。電線もあります。そして、その中を見事な操縦技術、電信柱にたたずむ人、ベランダに出て救いを求める人、一人一人救出している姿をテレビで拝見しながら、本当にこういった方々に私たちが守られている。改めて隊員の皆様の心意気、とうとい使命感に感謝申し上げたいと思っております。  ちょうど今、波止浜地区を皮切りに市政懇談会「市長と語ろう」で各地区を回らせていただいております。市民の皆様の生の声をお聞かせいただく中で、防災に関すること、とりわけ災害時における情報の伝達の仕方についての関心がとても高く、幾度となく関連するご質問やらご意見をいただいております。過去に全国で起きた大規模な災害の教訓として、避難の情報をどう発信し、いかに伝えるかは大きな課題であり続けてまいりました。内閣府では昨年4月、土砂災害警戒避難ガイドラインを9年ぶりに改定し、市町村が災害時に空振りを恐れず、避難勧告や指示を出すことを基本原則としたことに合わせ、本市においても地域防災計画や水防計画の見直しを行っております。災害に対する備えに最終形はなく、現在進めております防災拠点施設や防災行政無線の整備などハード面の対策に加えて、指定緊急避難場所や指定避難所、防災マップ、ハザードマップなど災害情報の提供や、市政出前講座、防災教育等、ソフト面の対策を通して、住民の防災意識の向上を図ってまいる所存でございます。  さて、いよいよ明日からシルバーウィークに突入いたしますが、桜井海浜ふれあい広場サッカー場において、9月20日の日曜日には、FC今治が四国リーグ優勝をかけた天王山の決戦に臨みます。私もサイクリングで駆けつけたいと思っております。また、21日から23日までは、小学校4年生から6年生によるフットサル大会「EXILE CUP(エグザイルカップ)2015」の決勝大会に全国各地の予選を勝ち抜いた小学生が集い、熱戦を繰り広げます。連休明けの26日からは、2015紀の国わかやま国体・わかやま大会が開幕いたします。10月に入りますと、2日から4日まで瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ、25日には、瀬戸内しまなみ海道サイクリング今治大会と、まさにスポーツの秋本番となります。  去る11日には、本市から、わかやま国体に出場する20種目80名余りの選手、監督の壮行激励会が体育関係者並びに議員の皆様の代表として議長、副議長、教育厚生委員長のご臨席もいただく中で開催されました。あわせて、現在、庁舎本館玄関前に設置いたしております、えひめ国体までの残日数を表示したカウントダウンボードのお披露目もいたしました。私も開会式に合わせて和歌山県入りし、白浜町で開催されるソフトテニスに出場する愛媛県選手団はもちろん、我が今治市役所、そして、今治市出身の選手の激励にも駆けつけたいと思っております。選手の皆様におかれましては、日ごろ鍛えられた実力を遺憾なく発揮し、悔いのない立派な成績を収めていただきますことを心から祈念申し上げます。  そして、10月31日には、今議会で議決をいただきました今治市営スポーツパークが供用を開始することから、こけら落としイベントとして、平成27年度愛媛県高等学校新人体育大会でのソフトテニス競技が行われます。今回の主役であります高校1年生は、2年後のえひめ国体ではソフトテニス競技少年男子・女子の部の主力選手になると思いますので、ぜひとも今治市からたくさんの選手が出て、好成績を残していただきたいと期待いたしております。  最後になりますが、議会と理事者が両輪となって、明日につながるまちづくりを目指すことをお願い申し上げ、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。 33: ◯松岡一誠議長 以上で、挨拶は終わりました。  これをもって今定例会を閉会いたします。                午後 0時07分 閉 会 発言が指定されていません。 Copyright (c) Imabari City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...