今治市議会 2007-03-08
平成19年第2回定例会(第1日) 本文 2007年03月08日開催
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発言者一覧 選択 1 :
◯加藤 明議長 選択 2 :
◯越智 忍市長 選択 3 :
◯加藤 明議長 選択 4 :
◯藤原明生助役 選択 5 :
◯加藤 明議長 選択 6 :
◯桑村隆雄議員 選択 7 :
◯加藤 明議長 選択 8 :
◯桑村隆雄議員 選択 9 :
◯加藤 明議長 選択 10 : ◯矢野
巧企画振興部長 選択 11 :
◯長野和幸新
都市調整部長 選択 12 :
◯越智 忍市長 選択 13 :
◯加藤 明議長 選択 14 :
◯山本五郎議員 選択 15 :
◯加藤 明議長 選択 16 :
◯山本五郎議員 選択 17 :
◯加藤 明議長 選択 18 : ◯赤根
晃健康福祉部長 選択 19 : ◯廣川
匡総務調整部長 選択 20 :
◯長野和幸新
都市調整部長 選択 21 :
◯越智 忍市長 選択 22 :
◯加藤 明議長 選択 23 :
◯山本五郎議員 選択 24 :
◯加藤 明議長 選択 25 :
◯山本五郎議員 選択 26 : ◯廣川
匡総務調整部長 選択 27 :
◯山本五郎議員 選択 28 :
◯加藤 明議長 選択 29 :
◯山本五郎議員 選択 30 : ◯廣川
匡総務調整部長 選択 31 :
◯山本五郎議員 選択 32 :
◯加藤 明議長 選択 33 :
◯山本五郎議員 選択 34 : ◯廣川
匡総務調整部長 選択 35 :
◯山本五郎議員 選択 36 :
◯加藤 明議長 選択 37 :
◯山本五郎議員 選択 38 :
◯加藤 明議長 選択 39 :
◯加藤 明議長 選択 40 :
◯越智絹恵総務企画委員長 選択 41 :
◯加藤 明議長 選択 42 : ◯渡辺文喜教育厚生委員長 選択 43 :
◯加藤 明議長 選択 44 :
◯越智利典産業環境委員長 選択 45 :
◯加藤 明議長 選択 46 : ◯堀田順人建設水道委員長 選択 47 :
◯加藤 明議長 選択 48 :
◯越智 豊新都市開発等整備特別委員長 選択 49 :
◯加藤 明議長 選択 50 :
◯藤原明生助役 選択 51 :
◯加藤 明議長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:
◯加藤 明議長 ただいま出席議員33名であります。
これより第2回今治市議会定例会を開会いたします。
市長から今期議会招集のあいさつがあります。
2:
◯越智 忍市長 本日、第2回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かとご多忙の中、ご参集賜りまして、開会の運びとなりましたことを厚く御礼を申し上げます。
ただいまから、平成19年度の各会計予算を初めとする諸議案につきましてご審議をいただくわけでございますけれども、この機会に、市政運営につきまして私の所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
さて、昨年は、待望久しかった瀬戸内しまなみ海道が全線開通をするという、今治市にとりましてまさしく記念すべき年でございました。
そうした中、年末には、国におきまして地方分権改革推進法が成立をいたしまして、いよいよ地方分権改革の第2ステージがスタートいたしております。国の方針でございます骨太の方針2006におきまして、10年間というスパンでもって、財政の健全化あるいは日本の成長力、競争力の強化、また安全・安心の確保といったものが掲げられております。
地方財政につきましても、引き続き、健全財政化を推し進めるため、地方公務員人件費の大幅な削減や地方単独事業のさらなる削減など、歳出の見直しが継続されることとなっております。三位一体の改革に伴いまして、地方財政計画と決算との乖離の一体的是正が続けざまに進められております中、所得税と住民税の税率構造が改正されることによりまして、平成19年度において、国から地方へ3兆円規模の税源移譲が行われますことは、ご案内のとおりでございます。
こうしたことから、本市の財政におきましても、市税収入の増加が見込まれますものの、地方交付税等の大幅な落ち込みが見込まれまして、その影響は想像以上に大きいものがございます。本年で合併から3年目を迎えたばかりではございますが、合併に伴います財政的な特例措置がなされますけれども、特定財源や一般財源の総額は減少し続けておりまして、歳入不足が深刻化している状況にございます。また一方では、人件費や公債費などが増加をいたしておりまして、依然として、厳しい財政運営を余儀なくされております。
これは当市だけではなくて、他の市町あるいは県におきましても同じことでございますが、お金がない中で、いかに既存の政策に手を加え、アイデアを出し、そして工夫をしながら、市民生活の安定を図っていくかが求められております。
私は市長就任以来、職員にもお願いをいたしていることでございますが、常々市民の目線に立って物を考え、行動するように心がけております。その上で、どういった改革、どういった改善ができるのかを考え、行財政の改革に取り組むようにいたしております。これまでにも、民間活力を活用いたします指定管理者制度の拡充やアウトソーシングの推進等に努めてまいりました。今後は、市が関与いたしております財団法人等の見直しやあちらこちらで開催されておりますイベント等の調整を図るなど、全市的な観点でもって、その統廃合にも取り組んでまいる所存でございます。いま一度、気を引き締めて、進めてまいりました改革をさらに進展させてまいりますので、ご理解、ご支援のほどをお願い申し上げたいと思います。
こうした中、新今治市は、新しい総合計画のもと、「ゆとり彩りものづくり みんなで奏でる 海響都市 いまばり」を将来像としまして、産業振興と交流が響き合う海の都のまちづくり、次代を担う人材育成を行い自己実現が可能なまちづくり、及び地域特性を活かしてみんなで創る多彩で魅力的なまちづくりの3つの施策の大綱にまとめまして、その実現を目指して、新たなスタートを切っております。
そこで、その施策の大綱に沿いまして、今年度の主要な事業について申し述べたいと思います。
1つは、産業振興と交流が響き合う海の都のまちづくりでございます。
本市の海事都市構想への取り組みが全国レベルで注目を集めまして、本年2月より、国土交通省の交通政策審議会海事分科会の臨時委員に、今治市長として就任をさせていただいております。国の海事政策を策定する場でもございますので、地元今治市民の皆さんの声を反映できると期待をしているところでございます。昨年、外航海運の諸課題を話し合う場として設立をされました今治市外航海運協議会の協議を通じて浮かび上がってまいりました、船舶運航管理者の育成機関の必要性などの課題につきましても、その窮状を訴えてまいりたいと思っております。
また、引き続き、冊子やリーフレットを活用し、次代を担う小中学生を対象とした見学会や講演会など、海事関連の啓発事業を実施いたしますとともに、ホームページの機能拡充も図りながら、情報発信に努め、海事都市についての理解を深めてまいりたいと考えております。
さらに、海事産業の一大集積地であります海事都市今治を内外に発信する場といたしまして、海事博覧会の開催につきまして調査研究を始めてまいりたいと考えております。本年6月にノルウェーで開催されます、伝統ある国際海事博覧会ノルシップ2007について、より一層の海事都市推進のためとして、市内海事関係団体からも要請がございますことから、この視察を通じまして、グローバルな造船、海運における先端的な取り組みを実地調査するとともに、現地の要人等関係者との意見交換をする中で、関連するイベントの本市への誘致へ向けた可能性を探るきっかけともいたしたいと考えているところでございますので、議員各位を初めとする皆様方のご理解を賜りたいと存じます。
次に、今治港周辺の活性化、ひいては中心市街地のにぎわいにつなげていくための取り組みでございますけれども、みなと再生プロジェクト事業をより具体化をしてまいりたいと思います。新しく発足いたしましたみなと再生委員会におきまして、さまざまな立場からいろんなアイデアを出していただきまして、本年度中を目途に、実現できるプランとして、基本構想を取りまとめていきたいと思っております。あわせまして、中心市街地全般を視野に入れました、中心市街地の活性化に向けた基礎調査も実施することにいたしております。
次に、造船技術者の初任者研修に多大な成果を挙げております今治地域造船技術センターにおきまして、中級者を対象とした高度な研修を始めることとなっておりまして、造船技術者の底上げがなされるものと期待をいたしております。引き続き、積極的な支援を行ってまいりたいと思います。
そうした状況にありまして、造船量日本一を誇ります本市の造船所におきましては、船舶の大型化への対応が急務となってきております。本年は、造船振興計画に基づきまして、伯方港、波止浜港にございます2カ所の造船所について、設備拡張のための土地造成工事に着手をし、早期完成に努めてまいります。
また、港湾の整備におきましては、重要港湾今治港では、富田地区の防波堤、北浜地区の小型船だまり、大新田地区のふるさと海岸の施設整備について、地方港湾の古江港では、航路の整備について、早期完成に向け、引き続き、事業の進捗を図ってまいります。
次に、全線供用開始されました瀬戸内しまなみ海道と四国縦貫自動車道とを結びます今治小松自動車道の早期完成に向けまして、整備を促進してまいりますと同時に、喜田村新谷線や日吉川側道線などの主要幹線道路の早期供用に向けました重点的整備も図りまして、市街地と周辺部の幹線道路ネットワークの強化を図ってまいります。
次に、新都市第1地区の産業用地についてでございますが、ご案内のとおり、昨年、2区画について分譲が完了いたしました。本年度も引き続き、企業立地促進条例に基づく優遇措置も講じながら、本市の次代を担う産業を展開する企業の誘致、あるいは市内企業の事業拡大用地の提供等、産業の多様化、高度化を目指しまして、都市再生機構、愛媛県とも連携を図りながら、積極的に誘致活動を展開してまいりたいと存じます。
一方、地方の自立が言われる中、地場産業の振興が地域経済と雇用の安定に大きく寄与するものと認識をいたしておりますけれども、個人消費の低迷に加え、輸入製品が急増するなど、大変厳しい状況に直面をいたしております。そのため、地元に根ざした地場産業がこれまで培ってまいりましたノウハウや技術力、あるいは産地集積の強みなども生かしまして、新技術の導入や新商品の開発、そして海外への展開も図りながら、新しい分野にも進出していくことが求められておりまして、引き続き、その支援を行ってまいります。
JAPANブランド育成支援事業でございますが、今治商工会議所が事業主体となって、昨年は、タオルのブランドマーク作成や新商品開発において成果を上げることができました。本年は、国内外の新たな市場調査や広報戦略を中心に、今治タオルの産地ブランド構築に努めるなど、国際競争力の強化に積極的に取り組むことといたしておりまして、引き続き、強力に支援をしてまいりたいと考えております。
あわせまして、今治地域地場産業振興センターでは、いまばりタオルブティックにおいて、通信販売やネットショップを拡充し、今治タオル産地の情報発信を推進してまいりますとともに、首都圏における百貨店等との連携によりまして、計画的、戦略的な販売開拓を実施いたしまして、今治タオルの国内ブランドとしてのイメージの確立を図ってまいります。
さらに、次代を担う新たな産業の展開を目指すためのインキュベーション施設整備でございますけれども、当該事業は、前段において、何よりも支援組織が不可欠でございまして、その適否が結果を左右することから、金融機関の支援を受ける中で、インキュベーション・マネジャーの設置、育成等のソフト面の充実に努めてまいりましたが、その能力の充実を図ることができたとの判断から、このたび、今治地域地場産業振興センター内に施設を整備し、新しい産業の創出、支援に向けました第一歩を踏み出したいと考えているところでございます。
並行いたしまして、セミナーの開催を通じた新産業の発掘に努めますとともに、市内の中小企業等が行います新製品、新技術の開発や新産業の事業化などの積極的な事業活動に対しまして、引き続き、支援を行ってまいります。また、産学官の連携や異業種交流によるネットワークの形成に努めまして、異業種間での情報の共有や共同の研究を促進し、地域産業のなお一層の活性化も図ってまいります。
次に、食と農のまちづくりに関する施策を効果的に実施いたしますために、地域農業振興計画、地産地消振興計画、有機農業振興計画及び食育振興計画、この4つの基本計画並びに主要計画を早期に策定をいたしたいと思っております。策定中におきましても、安全な食べ物の生産と安定供給体制の確立を図りますために、食育モデル事業の実施や学校給食の充実、五、六歳児を対象とした体験型料理教室の開催など、引き続き、食育の推進を図ってまいります。また、本年度から始まります農業の経営所得安定対策への対応を図りますために、担い手の育成や新規就農者に対する支援、農業生産法人への支援も講じてまいりまして、地産地消の推進に努めてまいりたいと思います。
農業基盤の整備につきましては、基盤整備促進事業や老朽ため池整備事業などの多様な農業農村整備事業、県営土地改良事業に対します県営事業負担金などに、所要の予算を計上いたしております。
さらに、農地、水、農村の自然環境や景観を守るため、農地や農業用施設の適切な保全管理及び環境保全型農業を共同で取り組まれる団体に対する支援を行いますほか、有害鳥獣の被害対策を実施される農業生産者に対する助成も行いまして、地域農業の振興を図ってまいります。
水産業の振興といたしましては、水産業共同利用施設を整備されます漁業協同組合に対する支援によりまして、漁業経営の強化を図ってまいりますとともに、漁礁や保護育成礁の設置を進め、稚魚の放流も継続するなど、引き続き、漁業資源の保護に努めてまいります。水産業基盤の整備につきましては、漁港の整備を初め、燃油の高騰対策としての漁船給油施設や放置艇収容施設の整備の進捗を図ってまいります。
次に、今治新都市整備事業につきましては、今後は、お示しをいたしております土地利用見直し案に基づきまして、都市再生機構、愛媛県及び関係機関とともに、議会の皆様とも十分協議をしながら、事業を遂行してまいりたいと考えております。つきましては、新都市事業の見直しに必要な都市計画法等の法定手続に向けました諸準備に取りかかりたいと思っております。
第1地区への大型商業施設の立地につきましては、さきの議会で表明をいたしましたように、市全体の経済効果、市財政の負担軽減等を総合的に勘案し、推進すべきものと決断をいたしたところでございます。今回、市が土地開発公社の先行取得用地を再取得する議案を提案いたしておりますが、議決をいただきました後、早急に分譲手続に入りたいと考えているところでございますので、ご理解賜りますようにお願いいたします。
ご懸念をいただいております中心商店街の活性化につきましては、先ほど申し上げました、みなと再生計画、中心市街地活性化調査を初めとする諸施策の推進について、引き続き、関係者の皆さん方への働きかけの努力を続けますとともに、これら施策推進のための専任組織を設置するなど、今後とも積極的、集中的に取り組んでまいる所存でございますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
次に、観光事業におきまして、全線開通いたしました瀬戸内しまなみ海道沿線の本市の貴重な観光資源を広域的にとらえ、尾道市とも連携を図りながら、キャラバン隊を派遣いたしますほか、観光案内用DVDの活用等によります広報宣伝等も実施することによりまして、国内外に広くアピールし、情報発信を図ってまいります。
本年は、全国的に人気の高いテレビアニメ「サザエさん」のオープニング映像で、本市の観光名所などを紹介し、しまなみ海道や海事都市今治の知名度の向上を図ってまいりたいと思っております。また、今治地方観光協会と連携を図りながら、ボランティアガイドの養成や観光セミナーの開催、周遊バス方式による定期観光バスの運行も継続をいたしまして、訪れる観光客の利便性の向上、受け入れ体制づくりにも努めてまいりますほか、全国フィルムコミッション連絡協議会への加盟や観光カレンダーの作成などを通じまして、全国に向けた情報発信を行ってまいります。
さらに、本年度は、日本マーチングリーグに昇格して初めての大会となります瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチを初め、バラ祭りよしうみ2007開催事業などの市民参加型の観光イベントやサイクリング大会、市民のまつりなどの各種イベントを開催いたしまして、全国へ広くPRしてまいります。
次に、市域の中でも、特にしまなみ海道沿いの島嶼部におきましては、多くの歴史文化遺産や体験型地域資源が点在いたしておりますが、現在これらを一体的に取りまとめる機能が形成されていないために、包括的な情報発信や旅行客、エージェント等からの問い合わせに的確な対応ができてない状況にございます。こうした中、地域の活性化や島おこしに情熱的に取り組む団体が立ち上がり、情報発信はもとより、観光客の受け入れや、さらなる地域観光資源の発掘等にも積極的に取り組もうとする機能が整いつつありますので、その自立を促すため、市といたしましても積極的な支援を行い、これら地域の振興を図ってまいりたいと考えているところでございます。
そのほか、広報活動の推進を図るために、本市のホームページを充実させてまいりますとともに、自主財源確保の面から、バナー広告の掲載を始めたいと思っております。
2つには、次代を担う人材育成を行い自己実現が可能なまちづくりでございます。
子育て支援におきまして、ファミリー・サポート・センターやつどいの広場等を通じまして、引き続き、地域に密着した子育て支援の環境づくりを進めてまいりますとともに、保育所におきましては、土曜午後保育や一時預かり保育の拡充を図るなど、多様化する保育ニーズに対応してまいります。また、放課後児童クラブの活動におきましては、各クラブにエアコンを設置するなど、快適な環境にも配慮しながら、拡充、強化を図ってまいります。
学校教育におきましては、昨年、本市で発生いたしました、いじめによる痛ましい事件にかんがみまして、このような事件が二度と起こらないよう、いじめ対策の充実に一層力を入れてまいります。いじめに対する迅速かつ適切な対応がとれますように、対策協議会を設けまして、いじめ、不登校対策のネットワークづくりに取り組むなど、小中学校の連携強化も図りながら、教育相談の充実、命を大切にする教育や心の教育の充実も図ってまいります。
加えまして、嘱託講師の派遣によりますきめ細かい指導を拡充いたしますとともに、外国人英語指導助手や学校支援ボランティア等の地域の人材を活用いたしまして、小学校における英語教育の推進や教育活動の充実にも努めるほか、小中学校図書館の情報化に向けた準備も進めてまいります。
また、児童生徒の安全確保対策といたしまして、地域と連携をしながら、子供に声をかけることや、地域全体で見守る体制の充実に努めますとともに、青色防犯灯の設置を推進いたしまして、小中学校周辺の防犯対策にも力を入れてまいります。
小中学校の施設整備につきましては、児童生徒の安全確保のため、校舎や屋内運動場等の新築、改築、補強等を順次実施いたしまして、教育環境の整備を進めてまいります。
次に、市民が共におこすまちづくり事業費補助金におきまして、複数団体が協力して進める継続的な事業に対しまして、新たに協働推進事業枠を設けることといたしております。
次に、新今治市のまちづくりの指針となります今治市民憲章を制定させていただきまして、広報等を通じまして、また本庁舎内に市民憲章碑を設置するなど、広く市民の皆様へ周知をしてまいりたいと思っております。
次に、総合計画の効率的、効果的な実施と事業成果の向上を図るとともに、行政評価の導入によります一層効率的な行政運営を行ってまいりますため、事務事業評価に取り組みまして、問題点の洗い出しや課題の認識を行い、事業の評価、点検を行ってまいりたいと考えております。
また、女性の意見がより市の施策や方針に反映されるよう、各種委員会への女性の登用を進めますとともに、意識の啓発にも努め、男女が生き生きと伸びやかに暮らせる男女共同参画社会づくりを推進してまいります。
さらに、地域活動の拠点となります集会所の施設整備を進め、コミュニティ活動を育成することによりまして、地域連携の強化を図ってまいります。
本年度は、人権に関する市民意識調査を実施いたしまして、これまでの取り組みの成果と今後の課題を把握し、より一層、人権意識の高揚が図られるよう、効果的な施策の実施に結びつけてまいりたいと考えております。
文化財の保護につきましては、国宝の奈良原山経塚出土品を顕彰するための調査報告書のほか、資料整理を進めてまいりました妙見山古墳の報告書も作成することといたしております。加えて、県指定の天然記念物でございます蛇越池の植物の保全に向けまして、湿地の環境調査を行い、適切な保全管理計画の指針を作成いたしたいと考えております。
生涯学習の推進につきましては、活動拠点となる公民館の施設整備を進めてまいります。
スポーツの振興につきましては、体育施設の整備を進めてまいりますとともに、体育施設の予約システムを導入しまして、施設利用者の利便性、市民サービスの向上を図り、快適なスポーツ環境づくりに努めてまいります。
3つには、地域特性を活かしてみんなで創る多彩で魅力的なまちづくりでございます。
交通安全施設等整備事業の進捗を図りまして、人に優しいまちづくりを推進してまいります。
防災対策につきましては、大地震などの大規模災害発生の際に、混乱なく行動ができますよう、市民の皆様の防災意識の啓発を図りながら、自助共助の精神を育むために、引き続き、自主防災組織を育成し、拡充、強化を図ってまいります。また、市のホームページに防災情報を迅速に掲載していくためのシステムを構築いたしまして、市民の皆様への情報提供の充実にも努めることといたしております。
非常備消防につきましては、計画的な施設、設備の整備を図ってまいります。
次に、障害者福祉におきましては、タイムケア事業において、心身障害学童の受け入れを土曜日、日曜日にも拡充いたしますほか、在宅障害者が情報機器やインターネットを活用し、在宅で就労するための訓練等を支援するバーチャル工房支援事業に対する助成も新たに行うことといたしております。
高齢者福祉におきましては、65歳以上の高齢者に対する公衆浴場無料入浴開放日を月2回に拡充いたしますほか、高年齢者を活用した子育て支援事業の導入準備を行います、今治市シルバー人材センターに対する支援を行いますなど、高齢者が生き生きと暮らせるよう、高齢者の方々の健康保持及び生活安定に努めてまいります。また、後期高齢者医療制度の本格導入に向けまして、愛媛県後期高齢者医療広域連合に対する負担金を計上いたしましたほか、地域密着型サービス小規模多機能型居宅介護の拠点整備を進めてまいります。
このほか、今治市歯科医師会が実施をしておられます休日歯科診療所の運営に対しまして新たに助成を行いまして、医療体制の充実も図ってまいりますとともに、マタニティマークの入った品物を妊婦さんに携帯をしていただくことによりまして、妊産婦を思いやる環境づくりの一助としてまいりたいと存じます。
だれもが適正な負担で安心して医療が受けられるよう、国民健康保険財政の健全性維持に努めてまいりますとともに、介護保険事業につきましても円滑に推進をし、健全で安定した介護保険財政の維持に努めてまいります。加えて、新たに介護予防の効率的な実施のため、介護予防サービス計画の作成等を行います介護予防支援事業にも取り組んでまいります。
次に、地籍情報システムの統合に向けまして、ソフトの導入やデータの統合等を進めてまいりますほか、自転車等の放置の防止に関する条例を制定させていただきまして、放置自転車等の整理、処分等によります良好な生活環境の確保を図ってまいりたいと存じます。
また、長期にわたり事業に着手をされていない都市計画道路を見直し、合併に伴う交通計画課題の検討を行いますため、総合都市交通体系調査を実施し、資料づくりに着手をいたします。
公営住宅につきましては、本格的な少子高齢化や人口減少などの社会情勢の著しい変化の中、適切な維持管理によります良質なストックの形成に努めまして、市民ニーズにこたえてまいりたいと思っております。
市民の皆さんの生活交通手段であります生活交通バス路線及び離島航路につきましては、事業者に対するさらなる経営改善を求めながら、必要な支援を行い、公共交通ネットワークの維持を図ってまいります。
次に、本年は総合的な環境政策を推進するため、市民アンケートを実施する中で、市民、事業者、行政の役割や今後の望ましい環境について検討をし、環境基本計画の策定に取り組みます。
市民の皆様のご協力をいただきながら、排出抑制のリデュース、再利用のリユース、再資源化のリサイクル、この3R運動を引き続き推進してまいりますが、排出抑制につきましては、本年10月1日から、粗大ごみ戸別収集を有料化いたしまして、ごみ処理費用の負担の公平性も確保してまいります。再資源化につきましては、これも本年10月1日から、事業系再生資源ごみのクリーンセンター施設への受け入れを実施いたしまして、資源化の向上を図ってまいります。また、自治会等の団体が実施をいたしますごみ減量等に関する調査研究に対する支援制度を創設いたしております。
現在、本市では、4カ所のクリーンセンターが稼働をいたしておりますけれども、昨年策定をいたしましたごみ処理基本計画に基づきまして、これらを集約し、整備していくというプランを進めております。本年は、今治クリーンセンターの老朽化に伴います新施設の建設候補地を選定してまいりますが、循環型社会の形成を見据えた、適切な施設整備に努めてまいりたいと思っております。一方、沖浦の最終処分場につきましては、現在、生活環境影響調査を実施しておりますけれども、環境衛生施設の管理運営につきましては、今後とも最善を尽くしてまいります。
このほか、金星川排水ポンプ場や唐子排水ポンプ場など、河口のポンプ場施設の改良などにも所要の予算を計上いたしております。
それから、景観法に基づきまして、海事都市、ものづくりのまちにふさわしい、地域固有の景観形成を進めるための景観計画の策定に努めますとともに、都市緑地法に基づきまして、緑豊かなまちづくりを推進していくための指針となります緑の基本計画の策定にも取り組んでまいります。
ことしの秋には、今治城築城・開町400年祭記念事業といたしまして進めてまいりました、鉄御門の再建整備が完成を見ることになります。日本最高格式の枡形門、藤堂高虎公の時代の石積み工法を再現するなど、できる限り、史実に基づいた再建整備を図っておりますので、市民の皆さんを初め、多くの方々に訪れていただきまして、ぜひ鑑賞をしていただきたいと思っております。
西部丘陵公園につきましては、これまで防災や基礎的なインフラを除き、一時休止をしてきたところでございますけれども、新都市の土地利用見直しに伴いまして、今後は、既に造成済みの区域については早期開園に向けた事業の進捗を図ります一方で、豊富な自然との共生を基本とする全体整備に向けた計画案の取りまとめに取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
緑化重点地区総合整備事業につきましては、市民の皆さんのご意見、ご提言を生かしながら、憩いの場として、またバリアフリーにも配慮をした整備を進めてまいりますほか、藤山健康文化公園につきましては、まちづくり交付金事業によります整備の進捗を図ってまいります。
また、墓地、墓園の充実を図りまして、市民の皆さんのご要望にこたえられますよう、大谷墓園の第2次整備を順次進めてまいります。
公共下水道、特定環境保全公共下水道及び農業集落排水施設の整備並びに浄化槽の設置など、地域の実態に応じた下水道の整備を図りまして、快適な生活環境づくりに努めてまいります。
水道事業におきましては、現在策定中の今治市水道事業基本計画に基づきまして、将来の水需要の予測、施設の更新及び整備計画の策定を進めてまいります。一方で、本年は、水道料金の統一に向けました段階的な調整を図ってまいりたいと考えております。
安全・安心な水の確保に向けましては、水道施設のクリプトスポリジウム対策に対応した馬越浄水場の膜ろ過施設整備や、安定給水するための来島・小島海底送水管及び馬島への送水施設整備に着手をいたしますとともに、各事業所の老朽管や送配水設備の更新にも所要の予算を計上いたしております。
また、FAO、国連食糧農業機関発行の書籍にもアジアモデル林として紹介されております、今治、朝倉、玉川の水源の森はもちろん、引き続き、水源涵養機能を重視した民有林や公有林の整備を進めてまいります。
以上、私の所信の一端を申し述べたわけでございますが、この結果、平成19年度の当初予算額でございますが、一般会計は662億4,000万円、特別会計は約687億7,000万円、そして企業会計の約68億3,000万円を合わせまして、全会計の予算総額は約1,418億4,000万円となった次第でございます。
今後は、総合計画に基づきまして、今治市を持続的に発展させ、ゆとりと彩りのあるまちづくりを、市民の皆様、行政が一体となって実現するための施策を積極的に推進してまいる所存でございます。国から地方へ税源移譲が推し進められております中、このことをむしろ合併効果を最大限に生かすチャンスととらえ、地域資源を守り、地域特性を生かした個性あるまちづくりに結びつけてまいりたいと存じます。
最後になりましたが、合併によりまして市域が拡大し、自治体としての規模はもちろん、事務、事業が大幅に増大いたしております。そこで、地方分権改革によります自治体自体の役割と責任におきましても、組織運営面における自主性、自立性を拡大することが求められております。こういった状況のもと、新今治市の政策を展開していく上において、マネジメント機能や行政運営能力の強化を図る目的で、また今回の地方自治法の改正によります副市長制導入の趣旨にかんがみまして、副市長を2人制とし、多種多様な行政ニーズに的確に対応してまいりたいと考えております。
今後とも、行政情報を積極的に公開いたしますとともに、市議会の皆様方のご支援、ご協力をいただきながら、市民の皆様の建設的かつ率直な意見をお聞きする、市民参加の開かれた市政に心がけ、各種施策を推進してまいります。
ここにおきまして、国会及び県会の諸先生方、国、県、その他関係機関、そして市議会議員を初め、市民の皆様方の変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げまして、開会のごあいさつとさせていただきます。
なお、提案いたしております各案件の詳細につきましては、後ほど助役の方から説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
3:
◯加藤 明議長 この際、議会活動状況についてご報告いたします。
報告事項はお手元に配付の議会日誌のとおりであります。ご一覧願います。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程はお手元に配付の日程表のとおりであります。
日程1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に29番森昭左議員、30番井出健司議員を指名いたします。
次に、日程2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
会期は本日より3月27日までの20日間とし、その間の会議日程はお手元に配付の会議日程表のとおり運営いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う)
ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次に、日程3、付議事件番号1、議案第2号「平成18年度今治市一般会計補正予算(第4号)」ないし付議事件番号18、報告第2号「専決処分について」、以上18件を一括して議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
4:
◯藤原明生助役 それでは、平成18年度関係の補正予算案など18件について、提案理由の説明を申し上げます。
便宜上、一般議案の方から説明をさせていただきたいと思いますので、薄い方の白い議案書の1ページをお開きいただいたらと思います。
議会第2回、議案第12号「今治市監査委員条例の一部を改正する条例制定について」でございます。地方自治法の一部改正に伴いまして、監査委員の定数条項を削除しようとするものでございます。なお、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。
5ページをお願いいたします。議案第13号「今治市副市長の定数を定める条例制定について」でございます。地方自治法の一部改正に伴いまして、副市長の定数を2人と定めようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
9ページをお願いいたします。議案第14号「宮浦雨水ポンプ場建設工事の委託の変更について」でございます。平成17年9月27日及び平成18年3月8日に議決をいただきまして、日本下水道事業団に委託して工事を進めておりますが、受託者において入札の結果、落札差金が生じましたために、委託金額を3億6,400万円から2億7,200万円に減額しようとするものでございます。なお、仮協定につきましては、去る1月15日にさせていただいてございます。
11ページをお願いいたします。議案第15号「財産の取得について(新都市整備事業用地)」でございます。下に掲げておりますように、今治新都市第1地区16街区6画地にかかります9,066.96平方メートル、及び新都市第2地区40街区の1画地にかかります6万3,137.59平方メートルにつきまして、随意契約により買収予定価格21億1,276万4,792円で今治市土地開発公社から買い戻そうとするものでございます。ただし、面積につきましては換地処分により増減が生じることがございます。買収予定価格については、今治市土地開発公社が当該土地を買収した日から今治市がこれを買収する日までの経費及び利息相当額を加算するものといたしてございます。なお、参考として、位置図を掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
15ページをお願いいたします。議案第16号「市道の認定について」でございます。道路法第8条の規定によりまして、下の表のように、平山8号延長線を市道に認定しようとするものでございます。道路新設改良事業に伴うものでございます。なお、参考として、箇所図等を掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
19ページをお願いいたします。議案第17号「市営土地改良事業の施行の変更について(朝倉 古谷下地区)」でございます。市営土地改良事業を変更することについて、土地改良法第96条の3第1項の規定によりまして、議会の議決を求めようとするものでございます。去る平成15年12月19日に議決をいただきまして、基盤整備促進事業を施工いたしてございますが、農道延長の減少及び用排水路の工法変更に伴いまして、事業費が減少いたしましたため、概算事業費を4億3,000万円から3億3,990万円に減額しようとするものでございます。なお、参考として、工事概要等を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
23ページをお願いいたします。議案第18号「簡易水道事業特別会計への繰入額の変更について(平成18年度)」でございます。簡易水道事業特別会計の補正措置に伴いまして、一般会計から簡易水道事業特別会計への繰入額を1億1,452万9,000円以内から1億2,152万9,000円以内に増額しようとするものでございます。
25ページをお願いいたします。報告第2号「専決処分について」でございます。地方自治法第180条第1項の規定によりまして、次のとおり専決処分をさせていただきましたので、同条第2項の規定により、報告するものでございます。
27ページをお願いいたします。専決第2号「地方自治法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定について」でございます。地方自治法の一部改正に伴いまして、字句を整理させていただいたものでございます。助役を副市長に、吏員を職員に改め、収入役を削ろうとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行し、収入役に関する改定規定は、この条例施行の際、現に在職する収入役の任期中は適用しないこととさせていただいてございます。
43ページをお願いいたします。専決第3号「今治市障害児通園(デイサービス)事業施設条例及び今治市交通災害遺児福祉手当支給条例の一部を改正する条例制定について」でございます。学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴いまして、字句の整理をさせていただいたものでございます。盲学校、聾学校若しくは養護学校を特別支援学校に改めようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
以上で一般議案の説明を終わらせていただきまして、予算の説明に移らせていただきます。
青い冊子の方の補正予算書の1ページをお願いいたします。
議案第2号「平成18年度今治市一般会計補正予算(第4号)」でございます。
第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億6,707万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算総額を697億6,075万8,000円にしようとするものでございます。
説明の便宜上、歳出の方から説明をさせていただきたいと思います。
12ページをお願いいたします。歳出の総括表を掲げてございます。今回の補正は、総務費を初め、民生費、消防費などの決算見込み、あるいは国の補正等に伴うものや基金への積み立てなどを主な内容といたしてございます。補正額に対する財源内訳は右のページに掲げておりますが、特定財源の割合は84.5%となってございます。
20ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。以下、人件費を含め、決算見込み、国、県の内示及び精算に伴う補正につきましては、主なものを除き、説明を省略させていただきたいと思いますので、ご了解をいただいたらと思います。
まず、総務費、総務管理費の財産管理費及び支所費でございます。本市の光通信ネットワークを活用し、本庁及び支所の電話設備のIP化、内線化を図りまして、通信経費の節減、市民サービスの向上に努めてまいりますほか、本庁、支所庁舎及び市民会館の耐震診断を行おうとするものでございます。財源は、合併市町村補助金でございます。また、新都市第2地区37街区2画地を含む市有地売払収入を財源といたしまして、財政調整基金に3億2,255万6,000円を積み増しさせていただこうとするものでございます。これによりまして、18年度末の基金残高は約89億2,000万円になる見込みでございます。
次に、総務諸費でございます。ETC車載器設置費補助金を増額補正いたしますほか、中山間地域等直接支払交付金に係る県補助金精算返納金を計上させていただいてございます。財源は、合併市町村補助金と受益者からの返還金でございます。
次に、戸籍住民基本台帳費でございます。外国人登録システムを統合し、一元化を図るとともに、関連するシステムとの連携も図ろうとするものでございます。財源は、合併市町村補助金でございます。
次に、民生費、社会福祉費の社会福祉総務費でございます。寄附金相当額を地域福祉基金へ積み立てようとするものでございます。
次に、心身障害者(児)福祉費、それから22ページになりますが、児童福祉費の児童福祉施設費、そして衛生費、保健衛生費の保健衛生総務費でございますが、障害者自立支援法の施行に伴います、事業の洗いかえをさせていただいてございます。財源は、国・県支出金でございます。
22ページの方へお願いいたします。児童福祉費の保育所費でございます。保育所の耐震診断を行おうとするものでございます。財源は、合併市町村補助金でございます。
次に、衛生費、清掃費のごみ処理費でございます。市域の拡大に合わせまして、ごみ指定袋の配送用車両を購入しようとするものでございます。財源は、合併市町村補助金でございます。
24ページをお願いいたします。労働費、労働諸費でございます。今治コンピュータ・カレッジ運営費補助金でございますが、収支不足額を補てんしようとするものでございます。
農林水産業費、農業費の農業総務費でございます。自然災害農作物被害対策事業費補助金でございますが、昨年11月に、ひょうによる被害があったかんきつの樹体の腐敗防止及び回復対策として、農協に対する支援を行おうとするものでございます。財源は、県支出金でございます。
26ページをお願いいたします。消防費の災害対策費でございます。自主防災組織の活動用資機材の購入費を増額補正しようとするものでございます。財源は、合併市町村補助金でございます。
次に、教育費、教育総務費の教育諸費でございます。第79回選抜高等学校野球大会に、今治西高等学校が出場されますので、その支援のため、所要の予算を計上させていただいてございます。
28ページをお願いいたします。公民館費でございます。公民館の耐震診断を行おうとするものでございます。財源は、合併市町村補助金でございます。
次に、諸支出金、普通財産取得費の土地取得費でございます。波方町山あちら市有地に係る用地を土地開発基金から買い戻そうとするものでございます。
恐れ入りますが、11ページに返っていただいたらと思います。
歳入の総括を掲げてございます。補正財源の主なものは国庫補助金と不動産売払収入でございます。なお、歳入につきましては、歳出のところでご説明申し上げた部分、あるいは決算見込みに合わせたものや洗いかえを行うものにつきましては、説明を省略させていただいたらと思います。
14ページをお願いいたします。歳入の明細を掲げてございます。
16ページの方へお願いいたします。下の方、19款繰越金でございますが、今回の補正に伴い、3,105万円を増額いたしまして、補正後の充当額は26億8,643万円となっております。
6ページに返っていただいたらと思います。6ページ、第2表、繰越明許費の補正でございます。このページから8ページに掲げております各事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。事業の進捗に当たり、国の補正に伴って着手が年度後半にずれ込んだことや、用地補償交渉に時間を費やしたことなどによりまして、やむを得ず、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。
9ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為の補正でございます。越智郡陸地部土地開発公社の清算に伴う債務の引き継ぎによりまして、葉山臨海土地造成事業分の今治市土地開発公社の借入金に係る債務保証につきまして、期間、限度額を設定させていただこうとするものでございます。
10ページをお願いいたします。第4表、地方債の補正でございます。ここに掲げておりますとおり、今回の補正に伴いまして、それぞれの事業に係る起債の借入限度額を変更しようとするものでございます。
次に、35ページをお願いいたします。議案第3号「平成18年度今治市墓園事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,842万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を2億9,062万円にしようとするものでございます。
46ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、墓園墓地管理料及び預金利子相当額を、大谷墓園墓地管理基金に積み立てるほか、墓地の使用許可に伴いまして、長期債を繰り上げ償還しようとするものでございます。
次に、49ページをお願いいたします。議案第4号「平成18年度今治市診療所特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,062万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を8,084万2,000円にしようとするものでございます。
60ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、国の補正に伴いまして、医療器具の購入費を計上いたしましたほか、医薬材料費を増額補正しようとするものでございます。財源は、合併市町村補助金でございます。
次に、63ページをお願いいたします。議案第5号「平成18年度今治市鈍川せせらぎ交流館特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,449万3,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を1億7,059万3,000円にしようとするものでございます。
74ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、鈍川せせらぎ交流館基金へ預金利子相当額を積み立てる一方、本特別会計は本年度でもって廃止をいたしますので、この際に可能な長期債の繰り上げ償還をしようとするものでございます。財源は、基金繰入金でございます。
次に、77ページをお願いいたします。議案第6号「平成18年度今治市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ700万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を2億6,609万5,000円にしようとするものでございます。
88ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、決算見込みに合わせまして、関前地区の簡易水道施設の維持修繕料など、所要の予算を計上させていただいてございます。
次に、91ページをお願いいたします。議案第7号「平成18年度今治市港湾事業特別会計補正予算(第3号)」でございます。
92ページをお願いいたします。第1表、繰越明許費の補正でございます。ここに掲げております各事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。事業の進捗に当たり、地元との工程調整に不測の日数を要したことなどによりまして、やむを得ず、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。
右側の93ページをお願いいたします。議案第8号「平成18年度今治市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,250万円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を79億2,053万3,000円にしようとするものでございます。
106ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、国の内示変更や事業の精算に合わせた予算の洗いかえをさせていただいてございます。財源は市債、受益者負担金及び受託事業収入でございます。
98ページに返っていただきたいと思います。第2表、繰越明許費の補正でございます。ここに掲げております各事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。事業の進捗に当たり、関連工事との調整や支障物件の移設に日数を費やしたことなどによりまして、やむを得ず、繰り越しさせていただこうとするものでございます。
右側の99ページをお願いいたします。第3表、債務負担行為の補正でございます。伯方浄化センター建設事業につきましては、平成17年度において債務負担行為の設定をさせていただいておりましたが、汚泥脱水設備の変更に伴い、やむを得ず、完成期限の延長が必要となったため、改めて本年度において、期間、限度額を設定させていただこうとするものでございます。
100ページをお願いします。第4表、地方債の補正でございます。ここに掲げておりますとおり、今回の補正に伴いまして、それぞれの事業に係る起債の借入限度額を変更しようとするものでございます。
次に、111ページをお願いいたします。議案第9号「平成18年度今治市小規模下水道特別会計補正予算(第3号)」でございます。
112ページをお願いいたします。第1表、繰越明許費の補正でございます。ここに掲げております各事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。事業の進捗に当たり、工法の調整や地元との工程調整に不測の日数を要したことなどによりまして、やむを得ず、繰り越しさせていただこうとするものでございます。
次に、右側の113ページをお願いいたします。議案第10号「平成18年度今治市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,006万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を208億585万円にしようとするものでございます。
124ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、決算見込みによる高額療養費等の増額補正や、平成17年度の療養給付費等、国庫負担金の確定に伴う精算返納金などの所要の予算を計上させていただいてございます。財源は国・県支出金でございます。
次に、127ページをお願いいたします。議案第11号「平成18年度今治市介護保険特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額からそれぞれ4億3,649万7,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を126億4,260万円にしようとするものでございます。
138ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、医療保険制度の改定に伴う介護保険事務システムの改修費のほか、決算見込みによる保険給付費、介護予防事業費、平成17年度の国庫負担金の確定に伴う精算返納金、そして介護給付費準備基金への積立金を計上させていただいてございます。財源は国・県支出金及び支払基金交付金などでございます。
132ページに返っていただいたらと思います。第2表、繰越明許費の補正でございます。介護保険運営事務費につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。事業の進捗に当たり、国の補正に伴って、着手が年度後半にずれ込んだことによりまして、やむを得ず、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。
なお、一般・特別会計の主要な事業につきましては、別冊の予算説明資料に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
以上で、平成18年度関係の議案の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
5:
◯加藤 明議長 以上で、当局の説明は終わりました。
これより議題に対する質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
6:
◯桑村隆雄議員 議長。
7:
◯加藤 明議長 4番桑村隆雄議員。
8:
◯桑村隆雄議員 議案第2号「平成18年度今治市一般会計補正予算」についてのうち、合併市町村補助金について質疑を行いますので、ご答弁のほどよろしくお願いをいたします。
合併市町村補助金は、合併に伴う合併関連事業を対象として、合併後3年間に限り配分されるとあります。合併市町村補助金は、10分の10で3年間交付される総額は11億4,000万円と試算がされており、平成18年度で全額申請済みとのことですが、平成16年度、平成17年度、平成18年度別の件数と補助金額、及び平成18年度申請のうち、繰越明許費に係る件数と補助金額についてお尋ねをいたします。
次に、議案第15号「財産の取得について(新都市整備事業用地)」として、今治新都市第1地区16街区6画地と今治新都市第2地区40街区1画地の土地取得についてであります。
大型ショッピングセンター立地を前提として推進することとしている今治新都市第1地区16街区6画地は、商工会議所を初め、今治街づくりを考える会の反対の声のある中、出された意見として、市民、関係者との協議を十分に行うことが必要ではないか、性急過ぎるのではないか、市民の意見を聞きながら進めるとの方針に反するのではないか等々の意見がある中で、中心市街地のまちづくりを具体的にどのように進めていくかの答えが出ていないこの時期になぜ取得するのか。また、第1地区16街区6画地は、買収予定価格21億1,276万4,792円のうち、当該土地の取得価格と利息相当額及び土地開発公社からの買収時期について、さらには今後の公募予定としている造成後の土地価格と面積についてお尋ねをいたします。
以上であります。
9:
◯加藤 明議長 答弁を求めます。
10: ◯矢野
巧企画振興部長 桑村隆雄議員さんの議案第2号「平成18年度今治市一般会計補正予算」の合併市町村補助金についてのご質疑にお答えいたします。
合併市町村補助金につきましては、合併した市町村において、地域内の交流、連携、一体性の強化のために必要な事業であって、合併により付加的に必要となる事業に対して補助されるものでございます。
議員さんご発言のとおり、今治市における補助金の額は11億4,000万円と算定されてございます。当市におきましても厳しい財政状況の中、この補助制度の趣旨にのっとり、合併後の一体感の醸成を図るなど、諸事業に取り組んできておるところでございます。
議員さんお尋ねの平成16年度からの補助金申請に係る各年度の件数、金額についてでございますが、平成16年度は5事業、6,100万円、平成17年度は25事業、5億7,720万円、今年度は26事業に対しまして5億180万円となっております。なお、今年度申請分のうち、6事業、1億3,819万5,000円につきましては、繰越分として整理をさせていただいております。
以上でございます。
11:
◯長野和幸新
都市調整部長 桑村議員さんのご質疑にお答えいたします。
まず、財産の取得議案の提出時期についてでございます。
新都市第1地区16街区6画地につきましては、新都市用地として市が取得する土地を、市にかわって土地開発公社が先行取得した土地でございます。今回、この区画整理前の1筆ごとにあった土地が、一団の土地として第1地区16街区6画地に仮換地決定されたこの時期に市が買い戻そうとするものでございます。12月議会におきまして、当該土地を市が公社から買収することの債務負担予算を議決いただき、また2月の新都市特別委員会におきましては、大型商業施設立地については総合的な判断から市の立地方針を了承するとの意見の集約や、その後の議員協議会への報告も経て、当該土地の早期の利用決定、処分へ向けて、今議会で、12月議会で議決いただきました債務負担行為予算の執行議案として提案させていただいているものでございます。
次に、第1地区16街区6画地にかかります従前地の土地開発公社による取得価格は、用地費と補償費を合わせて6億6,060万792円でございます。また、土地取得から平成19年度末までの利息は、8,116万629円と計算されております。また、この契約時期につきましては、当議案可決日をもちまして、本契約となることになります。
次に、今後分譲予定となる造成後の土地価格、面積についてでございます。これまで大型商業施設用地につきましては、約10ヘクタールになる予定であると申し上げてまいりましたが、土地の有効利用を図るため、また地元部落からの既存市道の幹線道路への接道要望もございまして、敷地の背後、すなわち幹線道路対面の敷地のり面側に幅員10メートルの連絡用道路を計画しているところでございます。このため、平場面積としましては、当初予定の約10ヘクタールから、約1.4ヘクタール減少して、約8.6ヘクタールとなる見込みでございます。また、連絡用道路、のり面敷地を含みます、今後分譲対象となる全体面積につきましては、約12.2ヘクタール程度となる予定でございまして、この用地価格は現在協議調整中ではございますが、約38億円前後となる見込みでございます。
以上でございます。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
12:
◯越智 忍市長 桑村議員の財産の取得につきましてのご質疑に、私の方からもお答えをさせていただきます。
詳細につきましては部長から答弁をいたしたとおりでございますけれども、当該議案につきましては、新都市事業区域への大型商業施設の立地に関係いたしますので、私の方からもお答えさせていただいたらと思いますが、当該地域への大型商業施設の立地につきましては、議会冒頭のごあいさつでも申し上げましたとおり、今治市全体の経済効果、市財政の負担軽減等を総合的に勘案しまして、決断した次第でございまして、今回提案をいたしております財産の取得議案は、こういった方向に沿って、事務手続を進めるものでございますので、ご理解を賜りますようにお願い申し上げたいと思います。
以上です。
13:
◯加藤 明議長 以上で答弁は終わりました。
再質疑はありませんか。
( な し )
再質疑なしと認めます。
以上で桑村隆雄議員の質疑を終わります。
他にご質疑ありませんか。
14:
◯山本五郎議員 議長。
15:
◯加藤 明議長 34番山本五郎議員。
16:
◯山本五郎議員 質疑を行いたいと思います。
議案第2号「平成18年度今治市一般会計補正予算」についてであります。
歳入と歳出において、補正予算で目につくのが、民生費の減額補正であります。歳出3款1項2目心身障害者(児)福祉費のうち扶助費1億6,555万5,000円の減、4款1項1目保健衛生総務費のうち20節扶助費454万9,000円の減、歳入においては、14款1項1目の民生費国庫負担金のうち1節の心身障害者(児)福祉費9,147万9,000円の減、14款2項2目民生費国庫補助金のうち児童福祉施設費162万6,000円の減、同じく3目1節の保健衛生総務費の190万円の減、さらに15款1項1目のうち2節心身障害者(児)福祉費2,365万5,000円の減、さらに児童福祉施設費が81万2,000円の減、衛生費県補助金も216万6,000円の減、民生費委託金の3,812万2,000円の減。このように、以上挙げたものはいずれも心身障害者(児)に関する補正で、歳出では計1億7,010万4,000円の減、歳入では1億5,976万円となっています。なぜこのような減額が生じたのか、こうした補正の原因について、何か法改正あるいは制度上の改正があったのかどうか、お伺いをいたしたいと思います。
次に、議案第13号では、これも地方自治法の改正に伴い、副市長の設置についてですが、第161条、副知事・助役の設置及びその定数について、都道府県に副知事を、市町村に副市町村長を置く。ただし、条例で置かないことができるとし、第2項では、定数は条例で定めるとしています。そして市の副市長の定数を2とすることを提案しています。合併で行政事務が多く、複雑になってきているという思いがしますが、行政改革集中改革プランによりますと、職員の定数の適正化として、職員の新規採用を定年退職者の半数程度に抑制することを基本として、平成17年度からの5カ年計画で、平成17年度職員数1,802人を、平成21年度には120人、6.7%削減するというふうにしています。一方では職員を削減しながら、一方では副市長を2名とする。
質疑の第1は、副市長を2名とする根拠はどこにあるのか、お伺いをいたしたいと思います。質疑の第2は、愛媛県下の各市は副市長の定数を何人としているのか、また類似団体の市は何人とされているのか、お伺いをいたしたいと思います。質疑の第3は、副市長の職務の内容と分担、さらに権限と処遇について、あるいは任期についてお伺いをいたしたいと思います。
次に、議案第15号「財産の取得について(新都市整備事業用地)」であります。
今治新都市第1地区16街区6画地9,066.96平方メートルは、今問題となっている大型ショッピングセンター誘致の用地を指しています。これはさきの12月議会において、債務負担行為補正として用地取得費6億6,500万円行っています。まさに市民との話し合いがつかないで、そして市が一方的にショッピングセンターを誘致していく。こういうことでこの取得を行っていいものかどうか、問題になるわけです。さらに、この財産取得によって、大型ショッピングセンター用地10ヘクタールの持ち分区分は、結果としてどうなるのか、お伺いをいたしたいと思います。
以上でございます。
17:
◯加藤 明議長 答弁を求めます。
18: ◯赤根
晃健康福祉部長 山本五郎議員さんのご質疑のうち、一般会計補正予算の民生費の減額補正につきましてお答え申し上げます。
何か法改正等があったのかというお尋ねでございますが、民生費の補正のうち、まず、心身障害者(児)福祉費の扶助費の減額補正につきましては、平成18年度から施行されております障害者自立支援法、これが昨年の10月から全面施行をされたことによります予算の組み替え、それと18年度の実績に合わせました精算によるものでございます。
予算の組み替えにつきましては、9月までの従来のサービス体系から新しいサービス体系がスタートいたしました。これまで障害別に提供されておりましたサービスが一元化をされまして、障害福祉サービス等の新しい事業体系に応じた予算に組み替えをしたものでございます。また、これに合わせまして、これまでの実績に応じました決算見込みを精査いたしました結果、1億6,555万5,000円の減額となったものでございます。
保健衛生総務費の扶助費につきましても、先ほどの心身障害者(児)福祉費と同様に、自立支援法の全面施行に合わせまして、10月以降の支出の見込み額を民生費に組み替えた結果、454万9,000円の減額となったものでございます。
なお、歳入につきましても、やはり自立支援法の全面施行に伴いまして、国庫支出金、県支出金、歳出予算に合わせまして、合計で1億5,976万円の組み替え及び減額をさせていただこうとするものでございます。
ご理解をいただきますようにお願いいたします。以上でございます。
19: ◯廣川
匡総務調整部長 山本五郎議員さんのご質疑のうち、議案第13号「今治市副市長の定数を定める条例制定について」にお答えをいたします。
質疑の第1、副市長を2名にする根拠でございますが、12月議会での答弁と重複をいたしますが、合併後、市域が拡大されたことに伴い、自治体としての規模や事務、事業が大幅に拡大化、複雑化したこと。また、地方分権改革における自治体自身の自主性、自立性の推進が強く求められている中で、市長は政策方針決定にできるだけ専念をし、2人の副市長が分担をして、政策及び企画を着実に執行していく体制を整え、今後ますます増大すると予想される行政課題に柔軟に、的確に、かつ迅速に対応していくことを目的といたしております。
質疑の第2、県下の各市、類似団体の定数についてでございますが、まず県内の状況を申し上げますと、西条市が昨年12月議会で既に2人制を決定しております。また松山市、四国中央市、西予市がこの3月議会で副市長2人制の条例案を提案したようでございます。また類似団体を調査しますと、類似団体16団体のうち11団体が副市長2人制を予定しております。
質疑の第3、副市長の職務の内容、分担、権限、処遇、任期についてでございますが、副市長の職務及び権限といたしましては、市長を補佐することはもちろんでございますが、それに加えまして、事務の執行権、特に予算の執行に係る副市長の権限を従来よりも強化する方法などを現在検討中でございます。また2人制における職務の分担につきましては、行政組織機構に合わせ分担する方法や、特命事項を指定して分担する方法もございますが、これも他市を参考にしながら検討中でございます。副市長の処遇と任期についてでございますが、給与は条例の規定をそのまま適用することになり、任期は地方自治法第163条の規定によりまして4年と定められております。
以上でございます。
20:
◯長野和幸新
都市調整部長 山本議員さんの議案第15号「財産の取得について(新都市整備事業用地)」のご質疑にお答えいたします。
今議会に提案させていただいております財産取得による大型商業施設用地の持ち分区分についてのお尋ねでございます。
大型商業施設立地予定地の面積につきましては、先ほど桑村議員にお答えしましたとおり、平場面積としましては約8.6ヘクタールとなる見込みでございます。また連絡用道路、のり面、緑地を含みます全体面積としましては約12.2ヘクタール程度となる予定でございまして、このうち市の持ち分が約2.7ヘクタール、機構の持ち分が残ります約9.5ヘクタールとなる予定でございます。面積につきましては、現段階の検討中の数値でございます。今後、事業実施計画等によりまして変更される場合もございますので、あらかじめご了承をいただいたらと思います。
以上でございます。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
21:
◯越智 忍市長 山本議員ご質疑のうち、今治市副市長の定数を定める条例制定につきまして、私の方からもお答えをさせていただきます。
詳細につきましては、ただいま総務調整部長が答弁をいたしたとおりでございますけれども、議会冒頭の市政方針でも触れさせていただきましたように、合併によりまして市域が大幅に拡大をしたこと、また自治体としての規模はもちろんでございますけれども、事務、事業が大幅に増大し、早急に解決しなければならない行政課題も山積をいたしておること、また地方分権への大きな流れの中でもって、自治体自身がその役割や責任におきまして、自主性、自立性をしっかりと確立することが急務となってきております。
こうした中で、マネジメント機能や行政運営能力の一層の強化を図りますために、副市長の定数を2人とし、多種多様なニーズに的確に対応していく必要があるものと考えておりますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。
以上です。
22:
◯加藤 明議長 以上で答弁は終わりました。
再質疑はありませんか。
23:
◯山本五郎議員 議長。
24:
◯加藤 明議長 山本議員。
25:
◯山本五郎議員 副市長の設置のかわりに、従来の助役や収入役、これがなくなる。任期中については在任を行うことができるということになっているようですけれども、それでは従来、助役や収入役の業務、これを引き続き、副市長が行っていくというようにすれば、呼称の変更だけと、こういうふうに受け取れるわけですけれども、それでいいのでしょうか。
26: ◯廣川
匡総務調整部長 山本議員さんの再質疑についてお答えをいたします。
従来とどこがどう変わっていくのかというふうなことでございますが、今回の地方自治法の改正、以前の第167条の規定によりますと、従来の助役の職務といたしまして、市長を補佐し、補助機関たる職員の担任する事務を監督するという規定がございました。今回の法改正によりますれば、従来の職務に加えまして、市長の命を受けて、政策、企画をつかさどり、また市長の事務の一部につき、委任を受け、みずからの権限と責任において事務が処理できることというのが明確化されておるわけでございますので、やはり役割というのは違ってくるだろうというふうに考えております。
27:
◯山本五郎議員 議長。
28:
◯加藤 明議長 山本議員。
29:
◯山本五郎議員 それじゃ、副市長についてですけれども、副市長の任命に当たっては議会の同意を得なければならないのかどうか。この点についてお伺いをいたしたいと思います。
30: ◯廣川
匡総務調整部長 現の助役は、自治法改正に伴いまして、名称が副市長になりますので、同意は必要ございませんが、新しく選任する場合は、議会の同意が必要でございます。
31:
◯山本五郎議員 議長。
32:
◯加藤 明議長 山本議員。
33:
◯山本五郎議員 先ほどのいろいろの答弁の中から、合併後、事務が非常に、大幅に増大をしてきたという問題、あるいはこれからの地方分権に基づく、地方自治体での業務の充実を行っていくというふうに言われました。これについて言えば、職員も同じなんです。職員もそれだけの業務がふえますし、そしてそれを処理しなければならないというのが、たとえ副市長であっても同じだと思います。ところが、副市長はそういう2名にして、職員については定年退職をさせて、採用はその半分という形で、一方では、民営化だとか、委託だとか、こういう形でどんどんと合理化をしていくという方向があるわけです。こういう形では、市民も納得することができない。必ず副市長2名と、こういうならば、批判が強まってくるというふうに私は思うわけです。
愛媛県下の市においても、新居浜市は副市長は置いてないというふうに聞いております。努力次第で副市長が1名であってもいいのではないか、あるいは置かなくてもできるのではないか、このように考えますけれども、この点についてはどのようにお考えになるでしょうか。
34: ◯廣川
匡総務調整部長 確かに職員の数につきましては、厳しい市民の方々のご批判のもとにございますので、人員の削減につきまして鋭意取り組んでおるところでございます。まだまだ多過ぎるという声もあるようでございますが、それなりに合併の中で職員もしっかり頑張ってもらっているというふうに認識をしております。
限られた職員、それをどう力を結集してやっていくかという、そういったものが今後求められてきておるわけでございますが、市長が答弁をしましたとおり、いわゆるマネジメント機能の充実や行政運営能力という、残された、限られた人数をどう生かして、市民の負託にこたえていくかということのためにも、こうしたものが必要ではないかと考えておりますので、ご理解をお願いしたらと思います。
35:
◯山本五郎議員 議長。
36:
◯加藤 明議長 山本議員。
37:
◯山本五郎議員 私は、副市長の2名の選任については、市は市の考えがあるだろうと思います。だけれども、今の状況のもとで2人にするのは、余りにも財政難の状況のもとで、あるいは市政を運営していく中で、不適切だというふうに思いますので、私の見解を述べて、質疑を終わりたいと思います。
38:
◯加藤 明議長 以上で山本五郎議員の質疑を終わります。
他にご質疑ありませか。
( な し )
他にご質疑なしと認めます。
これをもって、議題に対する質疑を終結いたします。
これより、付議事件番号1、議案第2号「平成18年度今治市一般会計補正予算(第4号)」ないし付議事件番号17、議案第18号「簡易水道事業特別会計への繰入額の変更について(平成18年度)」、以上17件の委員会付託を行います。
以上17件は、お手元に配付の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたしたいと思います。
付託事項についてご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う)
ご異議なしと認めます。よって、委員会付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。
委員会審査のため、暫時休憩いたします。
午前11時37分
──────────
午後 1時58分
39:
◯加藤 明議長 会議を再開します。
この際、委員長の報告を求めます。
まず、総務企画委員長にお願いいたします。
40:
◯越智絹恵総務企画委員長 ご指名によりまして、総務企画委員会に付託されました案件について、審査の結果をご報告いたします。
先刻、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、付託議案はいずれも全会一致により原案を可決することに決定した次第であります。
以上、簡単でございますが、委員長報告を終わります。
41:
◯加藤 明議長 次に、教育厚生委員長にお願いいたします。
42: ◯渡辺文喜教育厚生委員長 ご指名によりまして、教育厚生委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。
先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により可決することに決定した次第でございます。
以上、簡単ではございますが、委員長報告とさせていただきます。
43:
◯加藤 明議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。
44:
◯越智利典産業環境委員長 ご指名によりまして、産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。
先刻、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査をいたしました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。
45:
◯加藤 明議長 次に、建設水道委員長にお願いいたします。
46: ◯堀田順人建設水道委員長 ご指名によりまして、建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。
先刻、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上、簡単でございますが、委員長報告を終わります。
47:
◯加藤 明議長 次に、新都市開発等整備特別委員長にお願いいたします。
48:
◯越智 豊新都市開発等整備特別委員長 ご指名によりまして、新都市開発等整備特別委員会に付託されました案件の審査の結果をご報告申し上げます。
先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました案件につきましては、いずれも賛成者多数により原案を可決することに決定しました。
以上、簡単でございますが、委員長報告にさせていただきます。
49:
◯加藤 明議長 以上で、委員長の報告は終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
( な し )
別にご質疑なしと認めます。
これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
ご意見ありませんか。
( な し )
別にご意見なしと認めます。
これにて討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決は、付議事件番号の順序により、適宜一括して行いますから、ご了承願います。
番号1、議案第2号「平成18年度今治市一般会計補正予算(第4号)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 起立多数 )
起立多数と認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
次に、番号2、議案第3号「平成18年度今治市墓園事業特別会計補正予算(第1号)」ないし番号10、議案第11号「平成18年度今治市介護保険特別会計補正予算(第2号)」、以上9件を一括して採決をいたします。以上9件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 起立全員 )
起立全員と認めます。よって、以上9件は原案のとおり可決されました。
次に、番号11、議案第12号「今治市監査委員条例の一部を改正する条例制定について」採決をいたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 起立全員 )
起立全員と認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
次に、番号12、議案第13号「今治市副市長の定数を定める条例制定について」採決をいたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 起立多数 )
起立多数と認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
次に、番号13、議案第14号「宮浦雨水ポンプ場建設工事の委託の変更について」採決をいたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 起立全員 )
起立全員と認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
次に、番号14、議案第15号「財産の取得について(新都市整備事業用地)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 起立多数 )
起立多数と認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
次に、番号15、議案第16号「市道の認定について」ないし番号17、議案第18号「簡易水道事業特別会計への繰入額の変更について(平成18年度)」、以上3件を一括して採決いたします。以上3件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 起立全員 )
起立全員と認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。
次に、番号18、報告第2号「専決処分について」の報告は受理いたします。
次に、日程4、付議事件番号19、議案第19号「平成19年度今治市一般会計予算」ないし付議事件番号69、議案第69号「海事都市推進土地造成事業特別会計への繰入れについて(平成19年度)」、以上51件を一括して議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
50:
◯藤原明生助役 それでは、平成19年度関係の一般会計を初めといたします予算案が20件、条例案が24件、その他の議案が7件、合わせて51件につきまして提案理由をご説明申し上げます。
便宜上、一般議案の方から説明をさせていただきます。
分の厚い方の議案書、1ページをお開きいただいたらと思います。
議案第39号「今治市職員賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例制定について」でございます。今治市消防団員等公務災害補償条例の一部改正に伴いまして、所要の改正をしようとするものでございます。
4ページをお願いいたします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。左側が改正後、右側が改正前を示してございます。賞じゅつ金授与の要件となる消防団員等の障害等級ごとの障害につきましては、今治市消防団員等に係る損害補償の支給等に関する規則を引用しようとするものでございます。なお、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。
右側の5ページをお願いいたします。議案第40号「今治市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。人事院の給与勧告にかんがみ、国家公務員の扶養手当等の改定が行われましたので、本市職員の扶養手当等につきましても、これに準じて改定しようとするものでございます。
8ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。扶養親族たる子、父母等に係る扶養手当につきましては1人につき6,000円とし、管理職手当につきましては限度額を改定しようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
右側の9ページをお願いいたします。議案第41号「今治市特別会計条例の一部を改正する条例制定について」でございます。介護予防支援事業特別会計を設置するとともに、診療所特別会計、雑用水道事業特別会計及び鈍川せせらぎ交流館特別会計を廃止し、一般会計に統合しようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
15ページをお願いいたします。議案第42号「今治市基金条例の一部を改正する条例制定について」でございます。鈍川せせらぎ交流館特別会計及び雑用水道事業特別会計の廃止に伴いまして、鈍川せせらぎ交流館基金及び雑用水道事業基金に積み立てまたは処分する額を定める会計を一般会計に変更しようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
21ページをお願いいたします。議案第43号「今治市手数料条例の一部を改正する条例制定について」でございます。国土調査成果に関する一筆座標値交付手数料、街区基準点等座標値交付手数料、街区基準点等網図交付手数料、道路台帳の写し交付手数料及び道路幅員証明手数料を定めようとするものでございます。
24ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第2条でございますが、手数料を当該各号に掲げる額としようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
右側の25ページをお願いいたします。議案第44号「今治城条例の一部を改正する条例制定について」でございます。売店を廃止しようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
31ページをお願いいたします。議案第45号「今治市吉海郷土文化センター条例の一部を改正する条例制定について」でございます。有料施設として、第一展示室を設置しようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
37ページをお願いいたします。議案第46号「今治市営体育館条例の一部を改正する条例制定について」、それから43ページの議案第47号「今治市営スポーツランド条例の一部を改正する条例制定」につきましては、関連がございますので一括して説明させていただきます。これらの条例は、北浦小学校、伊方小学校及び有津小学校を廃止することに伴いまして、それぞれの屋内運動場を市営体育館として、それぞれの学校運動場を市営スポーツランドとして、管理しようとするものでございます。
45ページをお願いいたします。附則の第2項でございますが、この条例に関連いたしまして、今治市立学校運動場夜間照明施設条例の有津小学校、北浦小学校及び伊方小学校の運動場夜間照明施設の項を削ろうとするものでございます。なお、これらの条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
49ページをお願いいたします。議案第48号「今治市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。粗大ごみ及び事業系再生資源の処理手数料を定めるとともに、必要な所要の改正をしようとするものでございます。
54ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第12条でございますが、家庭系の粗大ごみにつきましては、市民の皆様に粗大ごみ処理券を買っていただき、見やすい箇所に所定の枚数を貼付した上で排出していただくこととなります。別表第1に手数料を掲げてございますが、家庭系の粗大ごみを市が収集、運搬及び処分する場合は、品目ごとに600円以内で規則で定める額とし、事業系の再生資源を市の処理施設へ自己搬入する場合は、10キログラムまでごとに50円としようとするものでございます。なお、この条例は平成19年10月1日から施行しようとするものでございます。
57ページをお願いいたします。議案第49号「今治市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例制定について」でございます。
59ページをお願いいたします。この条例は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第9条の3の規定に基づきまして、一般廃棄物処理施設の設置及び変更に係る届け出に際し、市長が実施した生活環境影響調査の結果を記載した書類の縦覧手続、及び生活環境保全上の見地からの意見書の提出方法を定めることによりまして、利害関係を有する者に意見書を提出する機会を付与することを目的とするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
61ページをお願いいたします。議案第50号「今治市緑化条例の一部を改正する条例制定について」でございます。
64ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第11条でございますが、緑豊かな環境づくりを推進するための象徴として、市の木をくすのきに、市の花をつつじに定めようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
右側の65ページをお願いいたします。議案第51号「今治市さざなみ渡船条例の一部を改正する条例制定について」でございます。津島-幸間の旅客運賃を100円から200円に改定するとともに、その他所要の改正をしようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
73ページをお願いいたします。議案第52号「今治市自転車等の放置の防止に関する条例制定について」でございます。
75ページをお願いいたします。この条例は、自転車等の放置の防止に関し必要な事項を定めることによりまして、市民生活の安全、街の美観及び都市機能の維持を図り、もって市民の良好な生活環境を確保することを目的とするものでございます。市長、市民、鉄道事業者等の責務について規定するとともに、公共の場所における自転車等の放置の禁止、目的を達成するための放置禁止区域の指定、撤去及び保管した自転車等の措置、また自転車等を廃棄物として認定し、ただちに廃棄処分することができるなどの規定を設けてございます。また、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律第8条の規定に基づきまして、今治市自転車等駐車対策協議会を置こうとするものでございます。なお、この条例は平成19年7月1日から施行しようとするものでございます。
79ページをお願いいたします。議案第53号「今治市公園条例の一部を改正する条例制定について」でございます。新都市2号公園を設置するとともに、吹揚公園の売店を廃止しようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
85ページをお願いいたします。議案第54号「今治市鴨池海岸公園条例制定について」でございます。鴨池海岸公園の設置及び管理に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
91ページをお願いいたします。議案第55号「今治市漁港管理条例の一部を改正する条例制定について」でございます。宗方港務所、盛港務所及び友浦港務所に係る切符売場使用料並びに大浜地区遊漁船保管施設使用料を定めようとするものでございます。
93ページをお願いいたします。附則の第3項でございますが、この条例に関連いたしまして、今治市大浜地区船舶陸上保管施設条例は廃止しようとするものでございます。なお、この条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
97ページをお願いいたします。議案第56号「今治市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について」でございます。道路法施行令の一部を改正する政令の施行に伴いまして、バイク、自転車等の駐輪施設の設置に係る道路占用料を定めるなど、所要の改正をしようとするものでございます。なお、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。
105ページをお願いいたします。議案第57号「今治市営住宅条例の一部を改正する条例制定について」でございます。朝倉下団地の移転に伴いまして、同団地の位置を改正しようとするものでございます。なお、この条例は別に規則で定める日から施行しようとするものでございます。
109ページをお願いいたします。議案第58号「今治市下水道条例の一部を改正する条例制定について」、115ページの議案第59号「今治市特定環境保全公共下水道条例の一部を改正する条例制定について」、それから123ページの議案第60号「今治市小規模下水道条例の一部を改正する条例制定について」、以上3件につきましては、関連がございますので一括して説明をさせていただきます。下水道使用料の料金体系を統合した上で、それぞれの使用料を改定させていただくとともに、椋名生活排水処理区の供用開始に伴いまして、所要の改正をしようとするものでございます。なお、これらの条例は平成19年4月1日から施行し、改正後の条例の規定は、椋名地区を除き、平成19年6月1日以後に算定する使用料について適用しようとするものでございます。
135ページをお願いいたします。議案第61号「今治市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について」、それから139ページの議案第62号「今治市小規模下水道事業受益者分担に関する条例の一部を改正する条例制定について」、以上2件については関連がございますので一括して説明させていただきます。大西処理区及び椋名生活排水処理区の供用開始に伴いまして、大西負担区及び椋名負担区に係る負担金及び分担金を追加しようとするものでございます。なお、これらの条例は平成19年4月1日から施行しようとするものでございます。
143ページをお願いいたします。議案第63号「今治市民憲章の制定について」でございます。市民がともに手をとり合い、よりよいまちづくりを目指して、145ページに掲げておりますとおり、今治市民憲章を制定しようというものでございます。
145ページをお願いいたします。重要な事項でございますので、この際、朗読をさせていただきます。
今治市民憲章。わたくしたちは、しまなみの美しい海と緑豊かな山を愛し、郷土の歴史と文化を大切にする今治市民です。市民がともに手をとりあい、よりよいまちづくりをめざして、ここに市民憲章を定めます。自然に感謝し、水や緑を大切にして住みよいまちをつくります。歴史と伝統に学び、豊かな心をはぐくみます。働く喜びをもち、活力あふれるまちをつくります。健康な心とからだをつくり、いきいきと暮らします。みんなが仲良く助け合い、心ふれあうまちをつくります。以上です。
次に、147ページをお願いいたします。議案第64号から157ページの議案第69号までは、一般会計から特別会計への繰り入れについての議案でございますので、説明は省略をさせていただいたらと思います。
次に、159ページをお願いいたします。参考といたしまして、ここに掲げておりますとおり、寄附の申し込みをいただき、採納させていただきましたので、ご報告申し上げるものです。
以上で一般議案の説明を終わらせていただきまして、予算の方に移らせていただきます。
青い冊子の平成19年度の一般会計予算書の1ページをお開きいただいたらと思います。
これから、一般会計、特別会計及び企業会計の説明をさせていただくわけでございますが、それに先立ちまして、予算編成の総括的な説明を少しさせていただいたらと思います。
本年度の当初予算編成は、経常的、継続的経費につきましては、前年度当初予算をベースとし、さらなる経費の節減、合理化を図るため、物件費について項目別に一律に削減率を定めて縮減を行いますとともに、投資的経費につきましては、枠計上分の単独事業について前年度当初予算の2割減を上限として削減に努めております。なお、公共施設の管理運営においては、ご案内の指定管理者制度の活用等による経費節減に努める一方で、合併後における行政需要、中でも施設の老朽化に伴います維持修繕等の必要な経費につきましては、可能な限り、予算措置を行っております。全会計では1,418億3,870万7,000円を計上し、前年度と比べますと、30億9,444万4,000円、2.2%の増加で、緊縮型予算となっている次第でございます。
一般会計予算の概要でございますが、本市におきましても、歳入の根幹となります市税につきましては、個人市民税で税源移譲により所得割税率がフラット化いたしますほか、定率減税が廃止され、公的年金控除の見直し等による税制改正に伴う増収も見込まれるなど、全体としては増収になるものと見込んでおります。またその反面、地方交付税等におきましては、それ以上の減額が見込まれますことから、歳入不足は深刻化している状況でございます。また、財政基盤強化への対応といたしましては、引き続き、人件費、物件費及び補助金等の縮減を図りますとともに、市債借入額や繰出金の抑制にも努めたところでございます。
説明に入ります前に、一言お断りを申し上げておいたらと思います。当初予算でございますので、何分膨大な内容となってございます。人件費などの義務的経費や経常的な経費、継続的な事業につきましては、極力説明を省略させていただきまして、主要な事業を中心に説明させていただきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
それでは、議案第19号「平成19年度今治市一般会計予算」でございます。
第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を662億4,000万円に定めようとするものでございます。
便宜上、歳出の方から説明をさせていただいたらと思います。
10ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。前年度と比べまして、全体で4億円、0.6%の増加でございます。これは土木費や農林水産業費などが事業の終息等により減少いたしておりますが、教育費が小中学校の施設整備などに伴い、また総務費が海事都市推進土地造成事業特別会計への繰出金や退職手当の増加等により、大幅に増加したことによるものでございます。特定財源につきましては、国・県支出金などを合わせまして、170億5,183万円で、予算額に占める割合は25.7%となっております。
それでは、科目別に順次ご説明を申し上げます。
56ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。まず、議会費でございます。議会活動のための経費でございますが、議員報酬、政務調査費及び議会の運営費などに所要の予算を計上いたしております。
58ページをお願いいたします。総務費、総務管理費の一般管理費でございます。前年に比べまして18.7%と大幅に増加いたしておりますが、これは主に定年退職手当の増加によるものでございます。市民が共におこすまちづくり事業費補助金においては、複数団体が協力して進める協働推進事業枠を新設いたしますほか、今治市民憲章制定に伴いまして、市民憲章碑を設置しようとするものでございます。
62ページをお願いいたします。下の方の文書広報費でございます。本市のホームページにおいて防災情報をリアルタイムで掲載するためのシステムを構築いたしますほか、バナー広告を掲載することにより、自主財源の確保にも取り組みます。財源は諸収入でございます。
70ページをお願いいたします。交通安全対策費でございます。自転車等の放置の防止に関する条例制定に伴いまして、放置自転車等の整理、処分を進めながら、市民の皆さんの意識向上を図り、自転車等の放置防止に努めてまいります。財源は手数料でございます。
72ページをお願いいたします。企画費でございます。みなと再生プロジェクト事業に係る基本構想の早期策定に努めると同時に、中心市街地の活性化に向けた基礎調査を実施いたします。また、事務事業の評価点検に基づいた行政評価制度の導入に取り組むほか、引き続き、海事都市今治の情報発信に努めてまいります。
74ページをお願いいたします。地区住民センター費でございます。コミュニティ活動育成費補助金でございますが、今治寿太鼓保存会及び今治校区自治会に対する助成をしようとするものでございます。財源は自治総合センター助成金でございます。
76ページをお願いいたします。コミュニティ事業費でございます。県道拡幅に伴う岡村集会所など早期建てかえに努めるほか、山之内集会所や古谷集会所の建てかえなどを支援しようとするものでございます。財源は基金繰入金でございます。
下の方のイベント推進費でございます。本年度から、日本マーチングリーグの加盟大会となります、瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチやサイクリング大会などの各種イベントを、引き続き、推進してまいります。
78ページをお願いいたします。総務諸費でございます。しまなみ振興パイロット事業費補助金でございますが、しまなみ海道沿いの3島の地域活性化、島おこしを目標に設立されました瀬戸内しまなみコンシェルジュ運営委員会の自立を支援しようとするものでございます。
80ページをお願いいたします。下の方の徴税費の賦課徴収費でございます。地番図データの更新等も図りながら、地籍情報を1つのシステムに統合しようとするものでございます。
86ページをお願いいたします。選挙費の参議院議員選挙臨時啓発費及び参議院議員選挙費でございます。7月28日に任期満了を迎えます参議院議員選挙の執行経費を計上いたしております。財源は全額、県支出金でございます。
次に、92ページをお願いいたします。民生費、社会福祉費の社会福祉総務費でございます。人権に関する市民意識調査を実施いたしまして、人権啓発の推進に生かしてまいります。
96ページをお願いいたします。障害者(児)福祉費でございます。心身障害学童の放課後対策として、タイムケア事業において、土曜日、日曜日の受け入れを拡充いたしますほか、障害者の情報機器等を活用した在宅就労を支援するバーチャル工房支援事業、心身障害者共同作業所などを運営する障害者団体に対する支援なども引き続き行ってまいります。財源は国・県支出金でございます。
98ページをお願いいたします。老人福祉費でございます。高年齢者の就業機会確保対策として、子育て支援事業の導入に向けた準備が行われます今治市シルバー人材センターに対する支援を行いますほか、65歳以上の高齢者に対する公衆浴場無料入浴開放日を月2回に拡充いたします。また、地域密着型のサービス拠点として、小規模多機能型居宅介護拠点の整備を進めるほか、後期高齢者医療制度の本格導入に向けまして、愛媛県後期高齢者医療広域連合に対する負担金を計上いたしてございます。財源は国庫支出金でございます。
108ページをお願いいたします。児童福祉費の児童福祉総務費でございます。ファミリー・サポート・センターやつどいの広場などの活動を通じまして、引き続き、地域に密着した子育て支援の場を提供してまいります。財源は国庫支出金でございます。
110ページをお願いいたします。児童育成費でございます。児童クラブ活動においては、小学校1校に児童クラブを新設いたしますとともに、各クラブにエアコンを設置してまいります。財源は、県支出金と保護者からの負担金でございます。
次に、120ページをお願いいたします。衛生費、保健衛生費の保健衛生総務費でございます。救急医療施設運営費においては、今治市歯科医師会診療所における休日歯科診療に対する助成を行いますほか、母子保健事業においては、妊婦さんへの思いやりをマークにしたマタニティマークを使った品物を母子手帳交付時に贈呈しようとするものでございます。
126ページをお願いいたします。環境衛生費でございます。引き続き、公衆浴場の設備改善に対する支援を行ってまいります。
130ページをお願いいたします。環境保全費でございます。環境基本条例に基づき、市民意識アンケート調査などを通じた意見の把握にも努めながら、環境基本計画の策定に取り組んでまいります。
134ページをお願いいたします。清掃費の清掃総務費でございます。資源ごみ集団回収奨励金につきましては、単価を1キログラム当たり5円から3円に下げさせていただきますが、自治会等の団体が実施するごみ減量等に対する調査研究に対し、新たに助成をすることといたしてございます。
136ページをお願いいたします。ごみ処理費でございます。本年4月1日から大島地区の軟質プラスチックの分別収集を開始いたしますほか、10月1日からは粗大ごみの戸別収集を有料化させていただくとともに、事業系再生資源ごみをクリーンセンター施設へ受け入れることといたしてございます。財源は、使用料及び手数料などでございます。また、今治クリーンセンターの老朽化に伴います、ごみ処理施設の建設候補地の選定に努めてまいります。
140ページをお願いいたします。一般廃棄物最終処分場費でございます。沖浦最終処分場の生活環境影響調査に係る経費を計上いたしております。
142ページをお願いいたします。し尿処理費でございます。浄化槽の設置に対する助成によりまして、普及促進を図ってまいります。財源は、国・県支出金でございます。
144ページをお願いいたします。上水道費の上水道施設費でございます。馬越浄水場の膜ろ過施設建設に伴いまして、水質安全対策として、水道事業会計に対する出資金を計上いたしております。財源は市債でございます。
154ページをお願いいたします。農林水産業費、農業費の食と農のまちづくり推進費でございます。食と農のまちづくり条例を受けまして、施策を効果的に行うため、基本計画及び主要計画の策定に取り組んでまいりますほか、減農薬栽培等の環境保全型農業に共同で取り組む活動組織に対し助成することといたしてございます。財源は県支出金でございます。
156ページをお願いいたします。農地費でございます。区画整理や農道、ため池、水路などの整備を行う基盤整備促進事業、老朽ため池整備事業のほか、県営土地改良事業に対する県営事業負担金などに、所要の予算を計上いたしてございます。財源は、県支出金、市債と分担金でございます。そのほか、農地、農業用施設の適切な管理に共同で取り組む活動組織に対して助成しようとするものでございます。財源は、県支出金と諸収入でございます。
160ページをお願いします。林業費の林業総務費でございます。農業生産者被害対策費補助金でございますが、有害鳥獣の被害対策として、電気柵や防護柵等の設置費に対し助成しようとするものでございます。
164ページをお願いします。水産業費の水産業振興費でございます。漁業経営の合理化、近代化のための共同利用施設の整備に関する助成のほか、燃油高騰対策として、漁船給油施設の整備に対する助成も行うことといたしております。財源は、県支出金と市債でございます。また、保護育成礁を設置する増殖場整備事業、漁礁を設置する特定漁場整備事業などに、所要の予算を計上いたしております。財源は、国・県支出金、市債と分担金でございます。
168ページをお願いいたします。漁港建設費でございます。桜井漁港及び宮窪漁港につきましては、整備の進捗を図ってまいりますとともに、大浜漁港の放置艇収容施設の整備や田の尻漁港の消波ブロック設置につきましては早期完成に努めてまいります。財源は国・県支出金と市債でございます。
170ページをお願いします。商工費の商工振興費でございます。今治地域地場産業振興センターにつきましては、今治タオルブティックにおいてネットショップや通信販売の拡充を図るとともに、首都圏の百貨店との連携による販路拡大にも取り組んでまいります。一方、セミナー開催を通じた新産業の発掘や異業種間交流によるネットワーク形成に努めると同時に、新製品、新技術の開発や新産業の事業化を促進するため、中小企業等に対する支援を引き続き行ってまいります。本年度は、新産業を支援育成していくインキュベーション事業の充実を図るため、センター内にインキュベーション施設を整備することといたしております。さらに、今治商工会議所が取り組まれておりますJAPANブランド育成支援事業、あるいは今治地域造船技術センターが実施されております造船技術者養成のための実地研修などのさまざまな取り組みに対する支援を行ってまいります。そのほか、企業立地促進条例に基づきます所要の奨励金を計上いたしてございます。
172ページをお願いいたします。観光費でございます。観光宣伝事業の一環として、テレビアニメ「サザエさん」のオープニング映像で、本市の観光名所などを紹介するほか、大島准四国の記念事業を盛り込んだバラ祭りよしうみ2007開催事業などの観光イベント事業や、おんまくまつりなどの市民のまつりの振興も引き続き行ってまいります。また、今治地方観光協会とも連携し、定期観光バスの運行や観光ボランティアの養成等により、観光客の利便性向上や受け入れ体制の充実を図ってまいりますとともに、首都圏への観光キャラバン隊派遣や松山市での観光PR、観光物産展の開催などにも取り組み、観光情報を全国へ発信してまいります。そのほか、まちづくり交付金事業によりまして、鴨池公園の施設整備を進めてまいります。財源は国庫支出金と市債でございます。
184ページをお願いいたします。土木費、道路橋りょう費の道路改良事業費でございます。公共道路改良事業及び交通安全施設等整備事業に係る各路線につきまして、事業の進捗を図ってまいります。財源は国・県支出金と市債でございます。
188ページをお願いいたします。河川費の河川総務費でございます。河口の排水ポンプ場施設の改良工事などに、所要の予算を計上いたしております。財源は市債でございます。
190ページをお願いします。都市計画費の都市計画総務費でございます。都市緑地法に基づく緑の基本計画及び景観法に基づく景観計画、これらの策定に着手いたしますほか、引き続き、長期未着手の都市計画道路見直しに向けまして、総合都市交通体系の立案に取り組んでまいります。
194ページをお願いいたします。新都市整備費でございます。今治新都市整備事業につきましては、土地利用見直し案に基づきまして、新都市事業の計画変更に必要な資料作成など、法定手続に向けた諸準備に取りかかってまいります。そうしたことから、土地区画整理事業負担金や水道事業会計に対する上水道整備費負担金などに、所要の予算を計上させていただいております。財源は、諸収入でございます。
196ページをお願いします。街路事業費でございます。大坪通土橋線につきましては、渋滞緩和に向けた4車線化に取り組むとともに、九王地区のまちづくり交付金事業により、鴨池線の整備を進めてまいります。財源は国庫支出金と市債でございます。
200ページをお願いいたします。公園事業費でございます。緑化重点地区に位置づけられました森見公園を初めとする各公園、及び宮脇地区のまちづくり交付金事業によります藤山健康文化公園につきましては、早期整備に向け、事業の進捗を図ってまいります。財源は、国庫支出金と市債でございます。一方、防災や基礎的インフラを除き、一時休止しておりました今治西部丘陵公園につきましては、新都市の土地利用見直しに伴いまして、既に造成済みの区域につきましては早期開園に向け、事業の進捗を図りますとともに、豊富な自然と共生できる都市のシンボル的な総合公園として、具体的な計画案の取りまとめを行うことといたしてございます。財源は、国庫支出金と市債でございます。
204ページをお願いいたします。住宅費の住宅管理費でございます。東門団地及び上浦神田団地の外壁改修工事、菊間北浜5、6団地のベランダ防水工事など、住宅の整備を図ってまいりますとともに、今治小松自動車道の整備に伴う朝倉下団地の建てかえの早期完成に努めてまいります。財源は国庫支出金、市債と財産収入でございます。
212ページをお願いいたします。消防費の消防施設整備費でございます。県道拡幅に伴う岡村消防詰所の建てかえの早期完成に努めてまいりますほか、消防ポンプ自動車や小型動力ポンプつき積載車を計画的に購入するなど、非常備消防施設の整備も図ってまいります。財源は県支出金、市債と財産収入でございます。
216ページをお願いいたします。教育費でございます。教育総務費と222ページの小学校費、それから226ページの中学校費でございます。ここで義務教育関係の予算につきまして、総括的に申し上げたらと思います。
まず、いじめや不登校への迅速かつ適切な対応がとれますように、関係機関や専門家の指導、助言のもと、対策協議会を設置いたしますとともに、嘱託講師の派遣によるきめ細かい指導も拡充するなど、教育相談やいじめ対策の充実を図ってまいります。財源は県支出金でございます。
また、外国人英語指導助手の活用による小学校における英語教育の推進や学校支援ボランティアの活用による教育活動の充実にも努めてまいります。財源は県支出金でございます。
このほか、小中学校の学校図書の情報化に向けた準備を進めてまいりますとともに、小中学校周辺の防犯対策として、青色防犯灯の設置を進めてまいります。
次に、伯方中学校の校舎及び屋内運動場の建設及び県道今治丹原線の拡幅に伴います、乃万小学校の校舎及びプールの改修等工事につきましては、早期完成に向けて工事の進捗を図ってまいりますほか、西中学校校舎の耐震補強工事や桜井小学校屋内運動場の屋根改修工事を施行いたします。今後とも、校舎等の改築、改修を進めてまいりますため、今年度は宮窪小学校及び大西中学校の校舎建設に向けた実施設計を初め、南中学校の校舎及び日吉小学校など、7校の屋内運動場の耐震診断及び補強設計にも着手いたします。財源は国・県支出金、市債、基金繰入金及び財産収入でございます。
232ページをお願いいたします。社会教育費の社会教育総務費でございます。今治小松自動車道の建設に伴います、朝倉下沖集会所の移転工事に所要の予算を計上いたしてございます。財源は財産収入と基金繰入金でございます。
238ページをお願いいたします。文化財保護費でございます。今年度は国宝奈良原山経塚出土品の顕彰事業として、報告書を作成するとともに、考古学上、貴重な前方後円墳である妙見山古墳についても報告書を作成することといたしてございます。また、県指定天然記念物である蛇越池の湿地植物の保全に向け、環境調査等を行い、適切な保存、管理に努めてまいります。財源は県支出金でございます。
240ページをお願いいたします。公民館費でございます。中央公民館の外壁タイル改修工事や小西地域住民学習センターのトイレ新設及び駐車場整備工事などに所要の予算を計上いたしておりますほか、宮脇地区のまちづくり交付金事業によりまして、大西公民館の実施設計を行い、施設の整備を図ってまいります。財源は国庫支出金、市債と基金繰入金でございます。
244ページをお願いいたします。図書館費でございます。宮脇地区のまちづくり交付金事業によりまして、大西図書館の実施設計を行い、施設整備を行ってまいります。財源は国庫支出金と市債でございます。
254ページをお願いいたします。保健体育費の体育施設費でございます。中央体育館の屋根防水工事を施行するなど、スポーツ施設の充実に努めるとともに、体育施設の予約システムを導入いたしまして、市民サービスの向上も図ってまいります。財源は基金繰入金と地域活性化センター助成金でございます。
256ページをお願いいたします。学校給食費でございます。清水調理場の床改修工事を施行するなど、調理施設の計画的な整備により、安全衛生の充実、給食の資質向上等を図ってまいります。財源は市債でございます。
262ページをお願いいたします。公債費でございますが、元金、利子合わせまして97億8,059万2,000円を計上いたしてございます。財源は県支出金、減債基金からの繰入金と諸収入で、合わせて7億2,166万7,000円でございます。
次に、諸支出金でございます。旧松山地方法務局伯方出張所の建物を購入しようとするものでございます。
以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、恐れ入ります、9ページに返っていただいたらと思います。
歳入でございます。9ページ、歳入の総括を掲げてございます。歳入総額に占める財源構成でございますが、主な一般財源であります市税、地方交付税が60.3%、次いで市債が8.2%、国庫支出金が7.6%となってございます。
12ページをお願いいたします。歳入の明細を掲げてございます。市税全体を205億5,500万円と見込んでおります。まず、個人市民税でございますが70億5,509万4,000円と見込み、前年度より17億2,088万4,000円の増加となってございます。これは主に、所得割税率のフラット化や定率減税の廃止によるものに加え、景気回復に伴う自然増等も見込んでいることによるものでございます。法人市民税につきましては25億6,746万1,000円と見込み、前年度より1億3,937万6,000円の増加となってございます。これは業種間では差異はあるものの、景気が緩やかな回復基調にあると想定し、見込んだことによるものでございます。この結果、市民税全体で96億2,255万5,000円となりまして、前年度より18億6,026万円の増加と見込んでございます。
次に、固定資産税でございますが94億4,139万7,000円と見込み、前年度より1,902万4,000円の増加となっております。これは主に、地元企業の設備投資に伴う家屋や償却資産の増収によるものでございます。
次に、軽自動車税でございますが、売り上げの伸びが見られますので、2,221万2,000円の増収を見込んでございます。
14ページをお願いいたします。市たばこ税でございますが、税率の改正により、279万1,000円の増収を見込んでございます。
次に、入湯税でございますが、前年度の実績を見込み、計上させていただいております。
次に、地方譲与税でございます。自動車重量譲与税、地方道路譲与税、特別とん譲与税につきましては、国の見込み額に基づき、交付基準により見込んでございます。なお、所得譲与税につきましては、所得税から個人住民税への税源移譲に伴い、平成18年度をもって廃止されることとされております。
次に、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、それから16ページになりますが、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、自動車取得税交付金につきましては、国及び県の見込み額に基づき、交付基準により見込んでございます。
16ページをお願いいたします。中ほどの地方特例交付金でございますが、本年度は児童手当における制度拡充に伴う地方負担の増加を補てんするとともに、減税補てん特例交付金が平成18年度をもって廃止されることに伴う経過措置として交付される財源で、地方財政計画なども参考に計上させていただいてございます。
次に、地方交付税でございますが、地方財政計画などを参考に、普通交付税174億5,000万円、特別交付税19億1,000万円を合わせまして193億6,000万円と見込み、前年度より15億7,000万円の減少となっております。これは主に、税源移譲等により市税が増収となることに伴うものでございます。
以下、交通安全対策特別交付金、分担金及び負担金、国・県支出金などにつきましては、部分的ではございますが、歳出のところで説明させていただきましたので、説明を省略させていただいたらと思います。
恐れ入ります、6ページに返っていただいたらと思います。6ページ、第2表、債務負担行為でございます。今治クリーンセンター施設運転管理費、平成19年度分に係る今治新都市土地区画整理事業負担金のうち都市再生機構が立替施行する経費相当額、及び乃万小学校施設整備事業の各事項につきまして、それぞれ期間及び限度を定めさせていただこうとするものでございます。
右側の7ページ、第3表、地方債でございます。ここに掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。
以上をもちまして、一般会計の説明を終わらせていただきまして、引き続き、特別会計の方へ移らせていただきます。
特別会計予算書1ページをお願いいたします。議案第20号「平成19年度今治市用地取得特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を10億3,400万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、土地開発公社経営健全化計画の一環として、土地開発公社から新都市事業用地を買い戻しますとともに、それぞれの用地先行取得事業債に係る元金及び利子を計上させていただいております。財源は市債でございます。
4ページをお願いいたします。第2表、地方債でございます。新都市用地先行取得事業につきまして、この表のとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。
次に、13ページをお願いいたします。議案第21号「平成19年度今治市有線テレビ放送事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1億7,420万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、波方CATVの管理運営費のほか、今年度は放送設備のデジタル化対応工事を施行するなど、所要の予算を計上いたしてございます。財源は分担金及び負担金、諸収入などでございます。
次に、33ページをお願いいたします。議案第22号「平成19年度今治市墓園事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1億9,650万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、大谷墓園墓地の管理費のほか、第2次大谷墓園整備事業の第2期工事として、造成、植栽工事を施行するなど、所要の予算を計上いたしてございます。財源は市債と基金、預金利子でございます。
36ページをお願いいたします。第2表、地方債でございます。墓園整備事業につきまして、この表のとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。
次に、49ページをお願いいたします。議案第23号「平成19年度今治市船舶交通特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1億8,300万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、せきぜん渡船の運航費などでございます。財源は県支出金と諸収入でございます。
次に、67ページをお願いいたします。議案第24号「平成19年度今治市簡易水道事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を2億8,960万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、簡易水道施設及び飲料水供給施設の管理費などでございます。財源は分担金及び負担金、受託事業収入などでございます。
89ページをお願いいたします。議案第25号「平成19年度今治市港湾事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を27億4,500万円に定めようとするものでございます。
94ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、港湾施設の管理費のほか、建設費などに所要の予算を計上してございます。国・県支出金及び市債など、11億6,502万2,000円が特定財源となってございます。
102ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。ここから110ページの方へ送っていただきまして、総務費、総務管理費の荷役機械管理費でございます。ガントリークレーンなどの荷役機械施設の老朽化が進んでおりますため、維持修繕料等に所要の予算を計上いたしております。財源は市債でございます。
次に、建設費、建設総務費でございます。県営港湾整備事業に対する県営事業負担金などに所要の予算を計上いたしてございます。財源は市債でございます。
112ページをお願いいたします。公共港湾建設費でございます。今治港、古江港及び井ノ口港の港湾改修事業、また今治港の港湾補修事業や海岸保全事業の進捗を図ってまいります。財源は国・県支出金と市債でございます。
92ページに返っていただきたいと思います。92ページ、第2表、地方債でございます。この表に掲げてございますように、各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。
次に、123ページをお願いいたします。議案第26号「平成19年度今治市地方卸売市場特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を5,440万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、市場の管理運営費などでございます。財源は市場管理に係る受託事務収入及び基金繰入金などでございます。
141ページをお願いいたします。議案第27号「平成19年度今治市鉱泉供給事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,570万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、玉川鉱泉の管理費などでございます。財源は基金、預金利子と手数料でございます。
155ページをお願いいたします。議案第28号「平成19年度今治市下水道事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を76億5,200万円に定めようとするものでございます。
162ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、公共下水道及び特定環境保全公共下水道の施設管理費、業務費のほか、建設費などに所要の予算を計上いたしてございます。国・県支出金及び市債など、30億881万6,000円が特定財源となっております。
168ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。
172ページに移っていただきまして、建設費、建設総務費でございます。大西地区の公共下水道について、事業計画の認可変更に向けた準備経費を計上させていただいております。
174ページをお願いいたします。下水道建設費でございます。今治、波方、大西の各地区に係る公共下水道事業、今治、吉海、伯方、上浦の各地区に係る特定環境保全公共下水道事業について、事業計画に基づき、拡大整備を進めてまいります。財源は国庫支出金、市債及び受託事業収入などでございます。
158ページに返っていただいたらと思います。第2表、債務負担行為でございます。北部浄化センター建設事業につきまして、期間及び限度額を定めさせていただこうとするものでございます。
右側の159ページでございますが、第3表、地方債でございます。この表に掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。
187ページをお願いいたします。議案第29号「平成19年度今治市小規模下水道特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を23億200万円に定めようとするものでございます。
194ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、農業・漁業集落排水施設及びコミュニティプラントの施設管理費、業務費のほか、農業集落排水施設の建設費などに所要の予算を計上いたしております。国・県支出金及び市債など、13億1,965万9,000円が特定財源となってございます。
200ページをお願いいたします。歳出の明細でございます。ここから204ページに移っていただきまして、建設費でございます。朝倉下、九和、鴨部、南浦・名駒、宮窪、大下の各地区に係る農業集落排水施設建設事業、及び吉海、宮窪地区に係る浄化槽整備推進事業について、事業計画に基づき整備を進めてまいります。財源は国・県支出金及び市債などでございます。
190ページに返っていただきたいと思います。第2表、債務負担行為でございます。宮窪地区汚水処理場建設事業につきまして、期間及び限度額を定めさせていただこうとするものでございます。
右側の191ページでございます。第3表、地方債でございます。この表に掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。
次に、215ページをお願いいたします。議案第30号「平成19年度今治市駐車場特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を3,400万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、駐車場の管理運営費などでございます。財源は基金、預金利子と諸収入でございます。
次に、229ページをお願いいたします。議案第31号「平成19年度今治市海事都市推進土地造成事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を5億7,000万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、造船振興計画に基づきまして、所要の手続を経て、伯方地区及び波止浜地区の土地造成工事を施行させていただこうとするものでございます。財源につきましては、全額、一般会計からの繰入金でございます。
232ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為でございます。波止浜地区及び伯方地区の造船振興土地造成事業につきまして、期間及び限度額を定めさせていただこうとするものでございます。
次に、245ページをお願いいたします。議案第32号「平成19年度今治市国民健康保険特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を209億9,000万円に定めようとするものでございます。
250ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。前年度に比べまして14億200万円の増加となっております。財源につきましては、一般財源が77億260万2,000円で、予算に占める割合は36.7%となっております。本年度は保険財政共同安定化事業の創設に伴います共同事業拠出金の大幅な増加が見込まれておりますけれども、国保財政は年々厳しさを増しております。そうした中、被保険者の負担軽減を図るため、一般会計からの繰り入れ、国民健康保険財政調整基金の取り崩し、また繰越金を充当するなど、可能な限りの措置によりまして、医療分の保険税額を低く抑えるよう努めておりますが、国の方針や所得の状況等も見ながら、保険税率の見直しも視野に入れ、国保財政の再検討をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
次に、275ページをお願いいたします。議案第33号「平成19年度今治市老人保健特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を194億2,600万円に定めようとするものでございます。
280ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。前年度に比べまして7億5,500万円の減少となっておりますが、これは主に、老人保健対象年齢が段階的に引き上げられることにより受給者数が減少していることや、給付割合の引き下げによるものでございます。予算の主なものは医療給付費でございます。財源につきましては、医療保険の各保険者からの拠出金と国、県、市がそれぞれ負担することとなってございます。
次に、295ページをお願いいたします。議案第34号「平成19年度今治市介護保険特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を130億300万円に定めようとするものでございます。
300ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。前年度に比べまして8,400万円の減少となっておりますが、これは主に保険給付費の減少によるものでございます。財源につきましては、65歳以上の高齢者の保険料、40歳から64歳までの医療保険加入者に係る各保険者からの拠出金と国、県、市でそれぞれ負担することとなってございます。予算の主なものは保険給付費でございます。在宅サービスや施設サービスなどの介護サービス費でございます。また、地域支援事業におきまして、要支援、要介護になるおそれのある方に対する介護予防事業や、包括的支援事業などに取り組んでまいります。
次に、321ページをお願いいたします。議案第35号「平成19年度今治市介護予防支援事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を8,200万円に定めようとするものでございます。予算の主なものは介護予防支援事業でございますが、要介護認定で要支援1、2と認定された方を対象とした介護予防ケアプランの作成に取り組んでまいります。財源につきましてはサービス収入などでございます。
335ページをお願いいたします。議案第36号「平成19年度今治市交通災害共済特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を2,110万円に定めようとするものでございます。予算の主なものは共済見舞金でございます。財源は基金、預金利子でございます。
以上で、一般・特別会計の説明は終わらせていただきますが、一部の事業につきましては、別冊の予算説明資料に掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
それでは続きまして、水道事業会計の方へ移らせていただきます。
黄色い冊子の予算書1ページをお願いいたします。議案第37号「平成19年度今治市水道事業会計予算」でございます。
まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。給水戸数、年間総配水量、1日平均配水量、主要な建設改良事業は、記載のとおりでございます。
第3条の収益的収支でございますが、収入総額は38億9,165万5,000円を、支出総額は37億6,976万5,000円を予定いたしてございます。
2ページをお願いいたします。第4条の資本的収支でございますが、収入総額は12億6,435万円を、支出総額は30億3,255万5,000円を、それぞれ予定いたしております。これによりまして、不足額につきましては過年度分損益勘定留保資金及び消費税資本的収支調整額で補てんすることといたしてございます。
第5条の債務負担行為でございますが、馬越浄水場整備事業に係る期間を平成19年度から平成20年度まで、限度額を8億5,000万円に定めさせていただこうとするものでございます。
右側の3ページをお願いいたします。第6条の企業債でございますが、借入限度額を3億6,500万円に定めさせていただこうとするものでございます。
第7条の一時借入金でございますが、借入限度額を1億円に定めようとするものでございます。
第8条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費4億6,368万8,000円、交際費10万円を予定いたしてございます。
第9条の他会計からの補助金につきましては、一般会計から減価償却費及び企業債利息に充てるための3億2,110万6,000円、及び今治市水源の森基金への積立金の一部に充てるための1,500万円を予定いたしてございます。
4ページをお願いいたします。第10条のたな卸資産の購入限度額でございますが、1,750万円を予定いたしてございます。
6ページをお願いいたします。実施計画を掲げてございます。
右側の7ページでございますが、収益的支出でございます。予算の主な内容でございますが、営業費用といたしまして、浄水場及び水質検査センターの管理費、下水道工事に伴う配水管移設工事、給水切替工事などの施設工事費、原価償却費、水源調査や森林の間伐施業に対する支援などの水源対策費などを予定してございます。営業外費用といたしましては、企業債利息を初め、水利調整関連の負担金などを予定してございます。
8ページをお願いいたします。資本的収入でございますが、企業債を初め一般会計からの出資金、国・県支出金、他会計補助金のほか、消火栓新設などの工事負担金を計上いたしてございます。
右側の9ページをお願いいたします。資本的支出でございますが、クリプトスポリジウム対策としての拡張事業費、配水管布設工事費、簡易水道施設費、企業債償還金、今治市水源の森基金積立金などを予定してございます。なお、予定いたしております建設工事の一覧表、箇所図につきましては、54ページ以降に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
84ページをお願いいたします。議案第38号「平成19年度今治市工業用水道事業会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。給水事業箇所数、1日契約水量、総給水量は、記載のとおりでございます。
第3条の収益的収支でございますが、収入総額は2,370万7,000円、支出総額は2,348万7,000円を予定してございます。
第4条の資本的収支でございますが、収入総額はございません。
右側の85ページでございますが、支出総額140万円を予定してございます。
第5条の一時借入金でございますが、借入限度額を500万円に定めようとするものでございます。
以上、長時間にわたりましたが、これをもちまして、本日ご提案申し上げましたすべての議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
51:
◯加藤 明議長 以上で当局の説明は終わりました。
3月13日定刻から本会議を開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午後 3時24分 散 会
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